JPH0935543A - ケーブル - Google Patents

ケーブル

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JPH0935543A
JPH0935543A JP20896495A JP20896495A JPH0935543A JP H0935543 A JPH0935543 A JP H0935543A JP 20896495 A JP20896495 A JP 20896495A JP 20896495 A JP20896495 A JP 20896495A JP H0935543 A JPH0935543 A JP H0935543A
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JP
Japan
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cable
insulator
water
wire
cavity
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Pending
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JP20896495A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yamada
裕一 山田
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KANEKO CODE KK
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KANEKO CODE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中を移動する機器が、接続されているケー
ブルで進路妨害を受けたり、そのケーブルがからまった
りしないように、水に浮くケーブルを提供する。 【構成】 チューブ状の絶縁体1b上に電線心線2を巻
きつけ、その上に中空状に外被絶縁体1aを押出成形
し、内部の空洞3a,3bによりケーブルの見掛け上の
比重を1より小さくなるように構成したケーブル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中で使用する機器用
のケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のケーブルは図5に示すよう
に、電線心線2を外被としての絶縁体1で覆ったもので
あり、ケーブルの重量と、外形が等体積の水の重量との
比、すなわちケーブルの見掛け上の比重が1より大き
い。一例としてリモートコントロールで操作するプール
清掃機など、水中で使用する機器に動力、制御信号を伝
達する従来技術の構造のケーブルを接続した場合、ケー
ブルが水に沈むため、機器が水中移動の際進路を妨害し
たり、からまったりする不都合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水中を移動
する機器が、接続されているケーブルで進路妨害を受け
たり、そのケーブルがからまったりする不都合を解決す
るための、水に浮くケーブルの提供を目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】電線心線2を被覆する絶
縁体1bと、その外部に空洞3bを形成するように絶縁
体1aを押出成形することにより、ケーブルの重量と、
外形が等体積の水の重量との比、すなわちケーブルの見
掛け上の比重が1より小さくなるように構成して、水に
浮くことを可能とする手段を講じたものである。
【0005】
【作用】本発明は、上記の手段を講ずることにより、見
掛け上1より小さい比重を有するケーブルは水に浮くの
で、これを接続した水中で使用する機器、例えばプール
清掃機がリモートコントロールでプールの全床面,壁面
を自由に移動するように操作しても、機器の移動がケー
ブルによって妨害されたり、またケーブルがからまって
しまうことがなく、従来の不都合が解消される。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例についてさらに詳細
に説明する。
【0007】図1は本発明のケーブルの実施例の断面図
を示す。本発明の課題を解決するための手段に述べたよ
うに、ケーブルの見掛け上の比重を1より小さくするた
めの条件を以下に説明する。便宜上、ケーブルの単位長
(1m=100cm)について考えることとし、使用す
る記号(単位)説明は次の通りである。 Da(cm):絶縁体1aの外径 Sab(cm):絶縁体1a,絶縁体1bの合計の断
面積 ρab(g/cm):絶縁体1a,絶縁体1bの材料
の密度 Ww(g):全電線心線2の合計重量 Wc(g):ケーブル単位長(1m)の重量 W(4℃)(g):ケーブル単位長(1m)と外径が同
一の4℃の水の重量 ρ(4℃)(g/cm):4℃の水の密度(=1g/
cm) Sc:ケーブルの見掛け上の比重 上述の記号により関係式を記述すれば Wc=Sab×100×ρab+Ww 式1 W(4℃)=(π/4)(Da)×100×ρ(4℃) 式2 Sc=Wc/W(4℃) 式3 Sc<1の場合、本発明の目的が実現可能である。
【0008】実施の数値例を次に示す。 Da=1.6cm,Sab=0.68cm,ρab=
1.4g/cm Ww=97.4g,W(4℃)=201g,Wc=19
3g 上記の数値を式1〜式3で求め、Scを計算すればSc
=0.96となり本ケーブルは水に浮くことが可能であ
る。
【0009】図2は他の実施例の断面図を示す。図2の
ケーブルは、中心部に電線心線2を有する構造のため、
曲げた場合でも偏平になりにくい特徴がある。ケーブル
の見掛け上の比重を1より小さくするための条件を以下
に説明する。便宜上、ケーブルの単位長(1m=100
cm)について考えることとし、図1と同じ記号説明は
省略し、新しい記号(単位)説明は次の通りである。 Sabc(cm):絶縁体1a,1b,1cの合計の
断面積 ρabc(g/cm):絶縁体1a,1b,1cの材
料の密度 上述の記号により関係式を記述すれば Wc=Sabc×100×ρabc+Ww 式4 Sc=Wc/W(4℃)<1の場合、本発明の目的が実
現可能である。
【0010】実施の数値例を次に示す。 Da=1.7cm,Sabc=0.88cm,ρab
c=1.4g/cm Ww=97.4g,W(4℃)=227g,Wc=22
0g 上記の数値を式1〜式4で求め、Scを計算すればSc
=0.97となり本ケーブルは水に浮くことが可能であ
る。
【0011】図3は他の実施例の断面図を示す。図2の
ケーブルは、押出成形用に特別型のノズル,ダイスを必
要とし、電線心線の構成が変った場合、都度ノズル,ダ
イスを変更する事が必要である。図3は、この問題点を
除き、特別のノズル,ダイスを使用せずチューブ状絶縁
体1b上に電線心線2を巻きつけ、通常の円形のノズ
ル,ダイスを使用して外被の絶縁体1aを押出成形可能
としたものである。ケーブルの見掛け上の比重を1より
小さくするための条件を以下に説明する。便宜上、ケー
ブルの単位長(1m=100cm)について考えること
とし、使用する記号(単位)説明は次の通りである。 Da(cm):絶縁体1aの外径 Db(cm):絶縁体1bの外径 Sa(cm):絶縁体1aの断面積 Sb(cm):絶縁体1bの断面積 ρa(g/cm):絶縁体1aの材料の密度 ρb(g/cm):絶縁体1bの材料の密度 Wa(g):絶縁体1aの単位長(1m=100cm)
の重量 Wb(g):絶縁体1bの単位長(1m=100cm)
の重量 とすれば Wa=Sa×100×ρa 式5 Wb=Sb×100×ρb 式6 次に電線心線の重量を求める。 W(g):電線心線素線単位長(1m=100cm)の
重量 とし、この電線心線素線2をチューブ絶縁体1bの外周
に、よりピッチP(cm)で巻いた場合の状況を、正面
図図6a,側面断面図図6b電線心線素線の展開図図6
cに示す。図6a,図6b、図6cにおいて、記号(単
位)説明は次の通りである。 d(cm):電線心線素線の直径 Dc(cm):層心径(ピッチダイヤメータ) P(cm):よりピッチ(より1回当りのより線中心軸
の長さ) x(cm):より1回当りの電線心線素線の中心軸の長
さ とすると Dc=Db+d 式7 従って、ケーブル単位長(1m=100cm)に対し
て、より込まれている1本の電線心線素線2の長さをl
(cm)とすれば 従って、絶縁体1b上に巻かれている電線心線2の本数
をn本とし、ケーブル単位長(1m)に巻込まれている
全電線心線2の合計重量をWw(g)とすれば 従って Wc(g):ケーブル単位長(1m)の重量は Wc=Wa+Wb+Ww Sc=Wc/W(4℃)<1の場合、本発明の目的が実
現可能である。
【0012】実施の数値例を次に示す。 Da=2.3cm,Db=1.4cm,Sa=0.69
cm,Sb=1.04cm ρa=ρb=1.4g/cm,Wa=96.8g/c
,Wb=145.1g/cm W=22.7g,P=4cm,d=0.35cm,Dc
=1.75cm,n=4 W(4℃)=415.3g,Wc=396.3g 上記の数値を式5〜式11、式3で求め、Scを計算す
れば Sc=0.95 となり本ケーブルは水に浮くことが可能である。
【0013】図4は他の実施例の断面図を示す。図3の
ケーブルは、チューブ状絶縁体1b上に電線心線2を巻
きつける製造作業工程が必要である。図4はこの巻きつ
け工程を必要とせず、複数(図4の例では2本)のチュ
ーブと電線心線2とを組合わせた上に外被としての絶縁
体1aを中空状に押出成形するので、チューブ状絶縁体
上に電線心線を巻きつける工程を省略できる利点があ
る。この場合、ケーブルの見掛け上の比重を1より小さ
くするための条件を以下に説明する。使用する記号はす
べて図3の場合のものがそのまま使用することができ
る。ただし、チューブ絶縁体1bは2本なので Wb=(Sb×100×ρb)×2 となる。また図1の場合と同様に Ww(g):全電線心線2の合計重量 とすればケーブル単位長(1m=100cm)の重量W
c(g)は Wc=Wa+Wb+Ww =Sa×100×ρa+2(Sb×100×ρb)+Ww 式12 ケーブルの見掛け上の比重Sc=Wc/W(4℃)<1
の場合、本発明の目的が実現可能である。
【0014】実施の数値例を次に示す。 Da=1.8cm,Db=0.8cm,Sa=0.53
4cm,Sb=0.22cm ρa=ρb=1.4g/cm Ww=97.4g,W(4℃)=254.5g,Wc=
233.8g 上記の数値を式5〜式12で求め、Scを計算すれば Sc=0.92 となり本ケーブルは水に浮くことが可能である。
【0015】図1〜図4の説明数式において、水は4℃
の密度ρ(4℃)=1g/cmとして説明、計算を行
った。水温が上昇した場合、水は膨張して体積を増す
が、概略の計算には、20℃における体膨張率(0.2
1×10−3)で傾向を推定できる。水温が上昇すれ
ば,水の密度は減少し、ケーブルの浮力は減少するので
水温が25℃になったと仮定して、ケーブルの浮力減少
の程度を推定してみる。4℃でV(4℃)cmの容積
の水が、25℃で容積V(25℃)cmになったとす
れば V(25℃)/V(4℃)=1+0.21×10−3×(25−4) =1.00441 従って、25℃での水の密度ρ(25℃)≒1/1.0
0441=0.9956g/cm 従って、25℃の水の場合は、4℃の水の場合よりもケ
ーブルの浮力は、99.56%(0.44%減)とな
る。従って、4℃の水の場合のケーブルの見掛け上の比
重が0.96〜0.97程度以下であれば、水温が25
℃程度に上昇しても、浮力減少分は、約0.5%程度で
あり、十分浮力は保持可能と判断できる。
【0016】
【製造工程実施例】図1の場合、通常電線製造で行われ
る4本の電線心線を撚り合わせる「カッド撚り」したも
のの上に、断面形状に示すようなノズル,ダイスで絶縁
体1a,1bを押出成形する。図2の場合、図1と同様
「カッド撚り」電線心線の上に、断面形状に示すような
ノズル,ダイスで絶縁体1a,1b,1cを押出成形す
る。図3の場合、あらかじめチューブ状の絶縁体1b上
に電線心線n本(図3では4本)をより合わせておき、
別工程でこの上に絶縁体1aを中空状に押出成形する。
図4の場合、チューブ状の絶縁体1bを複数本(図4の
場合は2本)と、対よりした電線心線を組合せ、その上
に絶縁体1aを中空状に押出成形する。
【0017】
【発明の効果】本発明により、水中を移動する機器、例
えばリモートコントロールプール清掃機が、接続されて
いるケーブルで進路妨害を受けたり、そのケーブルがか
らまったりせず、自由に操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電線心線が中空状の外被の内側面にある本発明
の一実施例を示すケーブルの断面図。
【図2】電線心線が中心部にある本発明の一実施例を示
すケーブルの断面図。
【図3】チューブ状の絶縁体の周囲に電線心線を巻きつ
け、その上に外被を押出成形した本発明の一実施例を示
すケーブルの断面図。
【図4】2本のチューブ状絶縁体と電線心線を組合せた
上に外被を押出成形した本発明の一実施例を示すケーブ
ルの断面図。
【図5】従来のケーブルの一例の断面図。
【図6a】絶縁体の上に電線心線1本をピッチPで巻き
つけた状態を示す正面図。
【図6b】図6aの側面断面図。
【図6c】図6aの電線心線の展開図。
【符号の説明】
1……(1a,1b,1c)絶縁体 2……電線心線 3……(3a,3b)空洞

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線心線(2)を被覆する絶縁体(1
    b)と、その外部に、空洞(3b)を形成するように絶
    縁体(1a)を押出成形したケーブルにおいてケーブル
    の重量と、外形が等体積の水の重量との比、すなわちケ
    ーブルの見掛け上の比重が1よりも小さくなるように構
    成して、水に浮くようにしたことを特徴としたケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 中心部の電線心線(2)を被覆する絶縁
    体(1b)と、その外周に連絡梁部の絶縁体(1c)を
    介して、空洞(3b)を形成するように外被として絶縁
    体(1a)を押出成形したことを特徴とする「請求項
    1」記載のケーブル。
  3. 【請求項3】 内部空洞(3a)を構成する方法とし
    て、チューブ状の絶縁体(1b)を使用し、電線心線
    (2)をその周上に巻きつけ、その上に空洞(3b)を
    形成するように、外被として絶縁体(1a)を中空状に
    押出成形したことを特徴とする「請求項1」記載のケー
    ブル。
  4. 【請求項4】 内部空洞(3a)を有する絶縁体(1
    b)として複数のチューブを使用し、これと電線心線
    (2)を組合せた上に、空洞(3b)を形成するように
    外被として絶縁体(1a)を中空状に押出成形したこと
    を特徴とする「請求項1」記載のケーブル。
JP20896495A 1995-07-14 1995-07-14 ケーブル Pending JPH0935543A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476614B1 (ko) * 1996-04-23 2005-07-11 넥쌍 도체둘레에절연성재료의셀형절연체를제조하는방법및장치와이러한절연체를구비하는동축케이블
JP2016024114A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 積水化学工業株式会社 管路内への診断装置挿入器具
CN113096874A (zh) * 2021-03-09 2021-07-09 安徽渡江电缆集团有限公司 一种带有轻型铠装的水密浮力型硅橡胶电力电缆
CN116131197A (zh) * 2023-04-18 2023-05-16 山东汇泰信聚海洋科技有限公司 一种海洋工程建筑用电缆安装装置及使用方法

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