JPH0936333A - 半導体装置内のコンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置内のコンデンサ及びその製造方法

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JPH0936333A
JPH0936333A JP8212172A JP21217296A JPH0936333A JP H0936333 A JPH0936333 A JP H0936333A JP 8212172 A JP8212172 A JP 8212172A JP 21217296 A JP21217296 A JP 21217296A JP H0936333 A JPH0936333 A JP H0936333A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセス及び所要面積に要する経費を低減
し、高い実装密度を達成することのできる半導体装置、
特にDRAM記憶装置におけるコンデンサ及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】 互いに間隔をおいて配設され、接続パタ
ーン9により互いに電気的に接続されている複数の素子
を含む電極パターン10を形成し、電極パターン10の
素子及び接続パターン9を全体として少なくとも1020
cm-3のドーピング濃度を有するp導電材料から形成す
る。電極パターンの素子を互いに上下に又は並列に配設
する。異方性エッチングによる開口8、70を含むp-
ドープ層とp+ドープ層が交互する層列を深鍋形に形成
する。少なくとも開口8、70の縁領域内に層列を接続
し、接続パターン9を形成するp+領域を形成する。引
続きp-ドープ層をp+ドープ層に対して選択的にエッチ
ングし、コンデンサ誘電体11を析出し、対向電極を1
2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続パターンによ
り上下に電気的に接続され互いに間隔をおいて配設され
ている複数の素子を含む電極パターン、コンデンサ誘電
体及び対向電極を有する半導体装置、特にDRAM記憶
装置内のコンデンサに関する。更に本発明は半導体装置
内のコンデンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの集積回路はコンデンサを必要とす
る。ダイナミックメモリセルの典型的な例の他にアナロ
グ−ディジタル変換器又はディジタル−アナログ変換器
及びフィルタ回路が考えられる。特に集積密度を高め又
はチップ面を節約しなければならないことからパターン
の微細化にはコンデンサの大きな所要面積を削減する措
置が必要となる。この場合典型的な例としてはダイナミ
ック半導体記憶装置があり、その際通常使用される1ト
ランジスタメモリセルに必要な面積はメモリ世代からメ
モリ世代へ記憶密度が増すにつれて削減される。同時に
記憶コンデンサの最小容量は維持されなければならな
い。
【0003】ダイナミック半導体記憶装置の場合1トラ
ンジスタメモリセルは1個の読出しトランジスタと1個
のコンデンサを含む。読出しトランジスタをワード線を
介して操作することにより、コンデンサ内に記憶された
情報即ち電荷はビット線を介して読出される。電荷の確
実な蓄積及び読出された情報の同時識別のため記憶コン
デンサは最小容量を有していなければならない。記憶コ
ンデンサの容量に対する下限は従来20fFとされてい
る。このコンデンサ容量を達成するには誘電体の厚さを
できるだけ薄くまたコンデンサの面積をできるだけ大き
くしなければならない。
【0004】読出しトランジスタもコンデンサも1Mビ
ットのメモリ世代まではプレーナデバイスとして形成さ
れてきたが、4Mビットまでのメモリ世代からはコンデ
ンサがトレンチ内に配設されている(トレンチキャパシ
タ)装置が知られている。このコンデンサの電極はトレ
ンチの表面に沿って配設される。全体として基板の表面
のプレーナ配置に比べてコンデンサの有効面積は拡大さ
れている。
【0005】コンデンサの所要面積をそのままにするか
又は削減した場合にコンデンサの容量を拡大するもう1
つの可能性は、コンデンサを積層コンデンサとして形成
することにある。その際ワード線の上方にポリシリコン
からなるパターン、例えば冠状パターン又は円筒状パタ
ーンが形成され、基板と接触化される。このポリシリコ
ンパターンはコンデンサ誘電体及びコンデンサ板、いわ
ゆるセル板を備えられているメモリの節を形成する。こ
の構想は論理プロセスと両立できるという利点がある。
【0006】コンデンサに対しては基板表面の上方の自
由空間を利用できる。その際隣接するメモリセルのパタ
ーンが互いに分離されている限り全てのセル面をポリシ
リコンパターンにより覆うことができる。これに関して
はフィン形積層キャパシタ及びクラウン形積層キャパシ
タが公知である。
【0007】欧州特許出願公開第0415530号明細
書から記憶コンデンサとして積層コンデンサを有する半
導体記憶装置が公知である。積層コンデンサは、ほぼ並
列に上下に配設されており少なくとも側方の支柱を介し
て互いに接続されている複数のポリシリコン層を有する
ポリシリコンパターンを含んでいる。この側方にある支
柱はポリシリコン層により形成され、引続きこの層は逆
エッチングされ、上下に配設されているポリシリコン層
を接続するほぼ垂直に配設されたウェブが残留するよう
にされる。パターンは、ポリシリコン層とそれに対して
選択エッチング可能の酸化ケイ素層とを交互に基体の表
面上に析出し、これらの層をパターン化し、少なくとも
パターンの側面に側方の支柱を形成し、酸化ケイ素層を
選択エッチング除去することにより形成される。その際
ポリシリコンパターンは砒素をドープされる。引続き熱
酸化により酸化ケイ素がコンデンサ誘電体として形成さ
れ、その上にドープされたポリシリコンからなるセル板
が析出される。
【0008】米国特許第5240871号明細書から上
下に重ねられた電極層を有するコンデンサが公知であ
り、このコンデンサではポリシリコン層上に種々に迅速
にエッチング可能な絶縁層が塗布され、引続きそれらの
層を支柱の骨格が生じるようにパターン化及びエッチン
グが行われる。その後ドープされたポリシリコンが、こ
れに引続き窒化ケイ素層が析出され、その後にセル板の
形成が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、プロ
セス及び所要面積の費用を低減し、高い実装密度を達成
することのできる半導体記憶装置内のコンデンサを提供
することにある。更にこのようなコンデンサの製造方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの課題は、本発明
の請求項1記載の特徴を有するコンデンサ及び請求項6
記載の特徴を有するコンデンサの製造方法により解決さ
れる。
【0011】本発明の重要な利点は、この装置において
コンデンサを横にした場合の厚さ又はコンデンサを立て
た場合の幅が公知のコンデンサの場合よりも少ないこと
にある。20fFの必要最小セル容量のコンデンサに対
しては厚さが薄く面積が小さいことを要求されるので、
本発明によるコンデンサは特にDRAM半導体装置で使
用することができる。この種のコンデンサにより、その
所要面積に関しても一層厳しい要件を課せられる将来の
DRAM世代のメモリ容量も実現できるとみなされる。
それには一層の面積を減少させた場合層の数を増加する
ことだけが必要となる。更にコンデンサの厚さ又は幅を
層の厚さ及び誘電体の厚さを減らすことにより減少させ
ることができる。更に本発明によるコンデンサは、その
電極パターンがpチャネルトランジスタでは接触孔によ
りトランジスタのドレインと直接接続できるという利点
を有する。しかしまた電極パターンを他の回路素子と接
触化する別の方法も可能である。例えばnチャネル選択
トランジスタの場合電極パターンとトランジスタのドレ
インとの接触化は、例えばタンタル、チタン、窒化チタ
ンからなる金属中間層又はシリコン層又は接触孔充填材
(例えばタングステン)を介して行うことができる。
【0012】本発明方法は公知の方法に比べて必要な処
理工程が少なくてすみ、しかもこれに伴う他の観点から
の損失を見込まなくてもよいという重要な利点を有す
る。
【0013】半導体装置内のコンデンサは、互いに間隔
をおいて配設され接続パターンにより互いに上下に電気
的に接続されている複数の素子を含む電極パターンを有
するように形成されており、その際電極パターンの素子
及び上記の接続パターンは全体として1020cm-3以上
のドーピング濃度を有するp導電性材料からなってい
る。その際この電極パターンの素子は平面的に上下又は
並列に配設することができる。接続パターンは少なくと
も一縁で素子の面に対して直角方向に延びている。また
電極パターンの素子は深鍋形に形成されて互いに入り組
んでおり、その際接続パターンは深鍋形の範囲の内部で
コンデンサ装置の支持体及び素子の1つの底面部分又は
複数の底面部分と接続されている。接続パターンが棒状
の支柱素子として深鍋形の電極パターン内の中心に形成
可能であると有利である。
【0014】本発明によるコンデンサの製造方法では支
持装置の表面上にまずp+層を含むベース層を形成し、
その上に引続き低ドープp導電層と高ドープp導電層が
交互する層列を施す。その後この層列は、少なくともベ
ース層のp+層にまで達する開口が形成されるように異
方性にエッチングされる。その後少なくとも開口の縁領
域内にこの層列を接続するp+導電領域を形成する。引
続き層列の低ドープp導電層をp+層に対して選択的に
エッチングし、誘電体を析出し、対向電極を形成する。
【0015】その際ベース層はp+層だけを含むか又は
その下にある酸化物及び/又は窒化物層を有するp+
を含むように形成可能である。コンデンサの所望のパタ
ーンに応じて開口内のp+領域は斜方向のイオン(ホウ
素イオン)注入により又はp+導電材料の被着により形
成される。その際重要なことは、この層列がその後の選
択的エッチングのためにエッチング作用を低ドープp材
上に限定できるように完全にはp+領域により覆われな
いである。
【0016】選択エッチングはアルカリ性エッチング
剤、例えばエチレンジアミン−ピロカテコール溶液又は
水酸化カリウム溶液により行われる。低ドープp導電層
の材料の選択エッチング後に誘電体例えばONO誘電体
を施し、引続き導電材料を対向電極として同形析出す
る。
【0017】ベース層を絶縁物の平坦化された表面上に
形成できる。絶縁物中にその下にある接続面に対する接
触孔が設けられている限り、この接触孔を同様にベース
層のp+材料で充填することができる。電極パターンの
この垂直な接触化の他に横方向の接続部を介しての接触
化も可能である。またベース層及びその後の電極パター
ンは絶縁層又はシリコン層のトレンチ内に形成できる。
場合によってはベース層のp+部分層の下に酸化ケイ素
層及び/又は窒化ケイ素層が設けられる。
【0018】本発明によるコンデンサの製造は、p+
ープシリコンのエッチング率が低ドープシリコンに比べ
てアルカリ性エッチング溶液中で極めて低いという認識
に基づく。ザイデル(H.Seidel)その他による
刊行物「アルカリ溶液中の結晶シリコンの異方性エッチ
ング(Anisotropic Etching of
Crystalline Silicon in A
lkaline Solutions)」(J.Ele
ctrochem.Soc.第137巻、第11号、1
990年11月、第3626〜3632頁参照)による
と、エチレンジアミン−ピロカテコール溶液中でpドー
プシリコンのエッチング率は1019cm-3の濃度まで一
定であるがその後激しく降下する。2・1020cm-3
濃度ではエッチング率は1019cm-3でのエッチング率
の僅かに1000分の1だけ低い。
【0019】
【実施例】本発明を図面及び実施例に基づき以下に詳述
する。
【0020】図1のaにはその表面に絶縁層1を有する
支持装置が示されている。絶縁層1の下には例えばトラ
ンジスタのような半導体装置の他の素子が配設可能であ
る。絶縁層1内には同一平面内に接触孔2が設けられて
おり、この接触孔2は金属化材で充填されている。充填
材としてはタングステン、タンタル、チタン、窒化チタ
ン又はドープされたポリシリコンが用意される。nドー
プポリシリコンの場合その表面に金属製中間層が生じる
ようにこれをシリル化する必要がある。金属の導電材で
満たされた接触孔2は形成すべき電極パターンの接続端
子を形成する。支持装置の絶縁層1としては例えばBP
SG(ホウ燐ケイ酸ガラス)のようなガラス層を備えて
いてもよく、このガラス層はガラスの流動化による平坦
な表面が得られるという利点を供する。しかし例えばC
MPのような化学研磨工程により平坦化された絶縁層を
備えることも可能である。
【0021】引続き絶縁層1及び接触孔2の表面上にこ
の例では高ドープp導電層であるベース層3が形成され
る。ドーピング濃度は後に使用されるエッチング溶液の
選択により調整され、従ってエッチング率が極めて低く
なるように選択されるべきである。例えばエチレンジア
ミン−ピロカテコール溶液には>1020cm-3のホウ素
濃度を選択すると有利である。ベース層3の厚さは例え
ば300nmであってもよい。引続きベース層3の高ド
ープp導電層上にp-層及びp+層が交互する層列を施
す。その際高ドープ層5及び7はベース層3の高ドープ
p導電層に相応してドープされる。低ドープp導電層4
及び6は選択的に作用するエッチング剤に関して高いエ
ッチング率を可能にするドーピング濃度を有する。例え
ば上述のエチレンジアミン−ピロカテコール溶液ではホ
ウ素ドーピングは約1019cm-3又はそれ以下の濃度と
なる。
【0022】層の厚さは低ドープp導電層が高ドープp
導電層よりも厚くなるように選択される。例えばp-
4及び6は30nm、p+層5及び7は10nmの厚さ
である。
【0023】層3〜7は同形に析出される。可能な析出
方法は低圧での蒸気相からの化学析出、特に高温壁又は
低温壁−LPCVD(液相蒸着法)又は分子線エピタキ
シーがある。層列は同じ反応容器内でその場で施されて
もよい。更にp-ドープ層4及び6にはp+ドープポリシ
リコン層3、5及び7と比較して異なるプロセスパラメ
ータを使用する必要がある。
【0024】引続き図1のbには図示されていないマス
クを形成し、それにより層列3〜7を異方性にエッチン
グし、1個又は複数個の開口8を形成する。エッチング
剤としては水酸化カリウムが使用される。この図では開
口8は支持装置の絶縁層1までエッチング除去されてい
る。それにより切断された島が形成され、そこにそれぞ
れコンデンサを形成することができる。しかし必ずしも
開口8をベース層3のp+導電層までエッチングする必
要はない。ベース層3を完全にエッチング除去しない場
合大表面のコンデンサ装置が形成される。ポリシリコン
層列のパターン化は積層が平面図でみて丸形か角形にな
るように行われる(図4参照)。
【0025】次の工程で開口8の縁領域内に層列3〜7
を接続する高ドープp導電領域が形成される。それには
BF2イオンの斜方向注入が例えば垂直線に対し8°の
角度で行われる。或はまた図1のb内に示されている開
口の別の側面もホウ素イオンを注入することが可能であ
る。この注入はホウ素イオンの射出下にある開口の縁領
域内に低ドープp導電層4及び6の境界領域を高ドープ
する作用をし、その際ドーピング濃度は通常のp+ポリ
シリコン層のドーピングに相当する。引続き注入された
ホウ素イオンの活性化を確実にするために熱処理工程が
行われ、即ちポリシリコン層4又は6の相応する格子部
分が覆われる。この場合高ドープ領域から低ドープ領域
への拡散が行われないようにする必要がある。この熱処
理工程はRTA(Rapid Thermal Ann
ealing=迅速焼き戻し)法により行われると有利
である。選択される温度は約850〜900℃である。
【0026】図1のcは熱処理工程後生じたパターンを
示すものである。開口8内にホウ素イオンを斜方向に注
入することにより各開口の縁領域内にp+層3、5及び
7を互いに接続するp+領域9が形成される。この実施
例ではp+領域は左向きの“E”の形をしている。領域
9に向き合う開口8の縁領域はそれに対して最初に形成
された層列3〜7を保持し、従って低ドープ層4及び6
は開口に対して露出している。
【0027】開口8を形成する異方性エッチング工程で
平面図で丸形にパターン化された層列が形成されると、
領域9は厚みを減らして積層の周囲の一定部分を覆う。
長方形の積層の場合積層の一辺だけ又は積層の二辺の縁
をp+ドープすることが可能となり、それにより領域9
が積層の一辺だけに存在するか又は積層の二辺を角形に
覆う。このように形成された積層の直径又は幅は約1μ
mである。図4のa、bは図1のcによりパターン化及
びドープされた積層の実施例を示すものである。注入が
行われた方向はそれぞれ矢印で示されている。図4に示
された例では形成すべきコンデンサにとって極めて安定
なパターンが生じる。
【0028】次の工程でアルカリ性エッチング剤で装置
を等方性に選択エッチングする。エッチング溶液として
は例えばエチレンジアミン−ピロカテコール溶液が対象
となる。選択ドーピングではアルカリ性エッチング溶液
は低ドープp導電層が100:1〜1000:1の選択
率でp+ドープ層よりも強くエッチングされるという特
徴を有する。このエッチング工程後に図2のaのパター
ンが生じ、その際支柱パターンが生じるように上下に接
続されているp+ドープ領域が僅かに残っている。この
パターンは10と符号付けられている。
【0029】図2のbによる次の工程でコンデンサ誘電
体11が同形に析出される。この誘電体11は酸化ケイ
素及び/又は窒化ケイ素から形成されてもよいが、第1
の酸化ケイ素層、窒化ケイ素層及び第2の酸化ケイ素層
からなるONO誘電体層からなると有利である。コンデ
ンサ誘電体の層厚は合わせて約10nmに備えられてい
る。しかし形成すべき高い容量に対してコンデンサ誘電
体の厚さは薄く例えば3nmに選択可能である。
【0030】コンデンサ誘電体11上に同形析出により
例えばp+導電性ポリシリコンであるコンデンサの対向
電極12を形成する(図2のc)。析出方法としては既
に層列の形成に使用されてきたのと同様の方法が対象と
なる。
【0031】対向電極12を半導体技術で一般的な方法
で場合によってはパターン化及び接触化してもよい。
【0032】図3はコンデンサの第2の実施例を示すも
のであるが、その際コンデンサはメモリコンデンサとし
てDRAM半導体装置内に備えられている。その際支持
装置は絶縁層1の下方に記憶容量用の選択トランジスタ
を含んでいる。基板20内にはフィールド酸化物領域2
1を用いて絶縁領域が形成されている。絶縁領域は共通
のソース領域22を有する2つの選択トランジスタ30
又は40を含んでいる。ソース領域22の両側にチャネ
ル領域が延びており、このチャネル領域は断面が全面的
に絶縁されているワード線としてのゲート32又は42
により制御される。フィールド酸化物21に向かってこ
れらのトランジスタはそれぞれドレイン領域31又は4
1を有する。選択トランジスタ及びコンデンサからなる
メモリセルの各ドレイン領域は絶縁層1内の接触孔2を
介してコンデンサの電極パターンと接続されている。例
えばトランジスタ30のドレイン31は第1のコンデン
サK1の電極パターン33とまたトランジスタ40のド
レイン41はコンデンサK2の電極パターン43と接続
されている。電極パターン33又は43は図1及び図2
の実施例とは異なり、支持層の絶縁層1内の接触孔2を
まず自己整合された重複接触部として各トランジスタの
ドレイン領域に対して形成し、その後接触孔2を充填す
るp+ドープベース層を同形析出により形成するように
して形成される。図3の実施例ではソース領域22、ド
レイン領域31及び41はp+ドープ領域としてpチャ
ネル選択トランジスタに相応して設けられている。nチ
ャネル選択トランジスタの場合には接触孔2は例えばタ
ングステン、タンタル、チタン、窒化チタン又はケイ化
物のような金属の導電材料からなる中間層を有していな
ければならない。フィールド酸化物領域21の上方には
隣接するメモリセル用のワード線23が配設されてい
る。ワード線23、32及び42は高ドープポリシリコ
ン又はポリサイドからなると有利である。ソース領域2
2は自己整合された重複する接触部によりタングステン
又はポリサイドからなるビット線50と接触化されてい
る。図3の記憶装置内の全てのコンデンサはいわゆるセ
ル板の形の共有の対向電極34を有している。
【0033】図5はいわゆる深鍋形装置として形成され
ているコンデンサのもう1つの実施例を示すものであ
る。例えば金属を充填された接触孔2を有する支持層の
絶縁層1上にまず絶縁層60を形成し、この層を引続き
パターン化し、絶縁層1又は充填された接触孔2上にま
で達する開口70を形成する。同形析出により上記の方
法でまず高ドープp導電ポリシリコンからなるベース層
61及びそれに引続いて低ドープ及び高ドープp導電層
が交互する層列を施す。低ドープ層を62、64及び6
6と符号付けし、一方高ドープ層を63及び65と符号
付ける。まず層61〜66の深鍋形に入り組んでいるパ
ターンが形成され、その際後から施された層は最初に施
された層よりも小さい底面及び縁寸法を有する。マスク
法及び引続いての異方性エッチング工程により層列の中
心にベース層61上にまで達する開口70を形成する。
従って底面領域内の層列は露出している(図5のa参
照)。
【0034】その後この開口70を高ドープp導電材料
で少なくとも部分的に充填する。これは層63及び65
の場合に相応して実施可能である。或は層の縁の高さに
比べて開口が十分大きい場合斜方向イオン注入が選択さ
れる。或はまた開口の形成及びこの開口をp+材料で満
たすには、マスク及びその後の一又は複数の注入工程に
よりマスク開口を通して規定された層列の底部の範囲に
+原子をドーピングする。複数の注入工程を最大ドー
ピング濃度がそれぞれp-層領域内にあるようにすると
有利である。底部範囲にはマスクの開口により一定のp
+支柱が生じる。
【0035】p+ドープ領域63、65は少なくとも1
20cm-3のドーピング濃度を有し、一方低ドープp-
領域62、64及び66はせいぜい1019cm-3のドー
ピング濃度を有する。引続きp+ドープ層からの拡散が
行われないように熱処理工程例えばRTA工程を実施す
る。引続きパターンをアルカリエッチング溶液中で選択
的に等方性エッチングする。その際p+ドープ層はその
まま残留し、一方p-ドープ層はエッチング除去され
る。その際エッチング処理の選択率は十分高く、従って
図5のbの燭台の形と類似する支持パターンが生じる。
図1及び図2の実施例とは異なり中央の高ドープp導電
領域71は層列の底面部分内で開口70が完全に満たさ
れるように形成される。この析出には既に説明した同形
析出により行い、これに続いてパターン化が行われる。
従って領域71は図5のaに見られる層列61〜66を
その底面領域内で接続する。
【0036】図5のcに基づき引続き例えばONO誘電
体としての誘電体73及び例えばp+ドープポリシリコ
ンからなる対向電極74を同形析出により形成する。誘
電体73及び対向電極74は引続きパターン化可能であ
る。
【0037】図3の実施例において所望の場合には同形
析出によりベース層を接触孔2内にも析出してもよい。
更に図5に示されている形式のコンデンサをシリコン基
板内に配設し、電極パターンをトレンチの縁に例えばD
RAM装置の選択トランジスタのような半導体装置と接
続することも可能である。この場合対向電極74は公知
のトレンチコンデンサの場合のように連続するセル板と
して形成してもよい。このコンデンサがシリコン基板内
にトレンチコンデンサとして配設されている場合p基板
にベース領域をトレンチ領域の高ドーピングにより形成
するのに十分である。nドープ基板内においては、ベー
ス層61の高ドープp導電層を絶縁層により基板と絶縁
するようにする。この種の層は酸化ケイ素及び/又は窒
化ケイ素からなっていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】a〜cは本発明による半導体装置におけるコン
デンサの第1の実施例の各工程の断面図。
【図2】a〜cは第1の実施例の図1の工程に引続き行
われる工程の断面図。
【図3】本発明による半導体装置におけるコンデンサの
第2の実施例の概略断面図。
【図4】図1のc工程でパターン化された積層コンデン
サのaは丸形の概略平面図、bは角形の概略平面図。
【図5】a〜cは本発明による半導体装置におけるコン
デンサの第3の実施例の工程の断面図。
【符号の説明】
1 絶縁層 2、接触孔 3、61 ベース層 4、6、62、64、66 低ドープ領域 5、7、63、65 高ドープ領域 8、70 開口 9 接続パターン(p+領域) 10、33、43 電極パターン 11、73 コンデンサ誘電体 12、34、74 対向電極(p+ドープポリシリコ
ン) 20 基板 30、40 選択トランジスタ 21 フィールド酸化物領域(絶縁領域) 22 ソース領域 23、32、42 ワード線 31、41 ドレイン領域 71 支柱素子 K1 第1コンデンサ K2 第2コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンノ メルツナー ドイツ連邦共和国 82008 ウンターハツ ヒング ウツヴエーク 10 (72)発明者 ウオルフガング ヘンライン ドイツ連邦共和国 82008 ウンターハツ ヒング ルートヴイツヒ‐トーマ‐シユト ラーセ 60

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔をおいて配設され接続パター
    ン(9)により互いに上下に電気的に接続されている複
    数の素子を含んでいる電極パターン(10)、コンデン
    サ誘電体(11)及び対向電極(12)を有する半導体
    装置内のコンデンサにおいて、電極パターン(10)の
    素子及び接続パターン(9)が全て少なくとも1020
    -3のドーピング濃度を有するp導電材料からなること
    を特徴とする半導体装置内のコンデンサ。
  2. 【請求項2】 電極パターン(10)の素子が互いに上
    下に又は並列に配設されていることを特徴とする請求項
    1記載のコンデンサ。
  3. 【請求項3】 電極パターン(10)の素子が深鍋形に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のコンデ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 接続パターン(9)が深鍋形の電極パタ
    ーン(10)内に配設されている支柱素子(71)を含
    んでおり、この支柱素子が基板及び電極パターン(1
    0)の底部と接続されていることを特徴とする請求項3
    記載のコンデンサ。
  5. 【請求項5】 電極パターン(10)の複数の素子が深
    鍋形に入り組んでおり、深鍋形の電極パターン内の棒状
    の支柱素子(71)が素子の底部を互いに接続すること
    を特徴とする請求項3又は4記載のコンデンサ。
  6. 【請求項6】 半導体装置内のコンデンサを製造するた
    め以下の工程、 支持装置の表面上に高ドープされたp導電層(3、6
    1)を含むベース層を形成し、 高ドープp導電層(3、61)の表面上に交互に低ドー
    プp導電層と高ドープp導電層とからなる層列(4〜
    7;62〜66)を施し、 この層列を異方性エッチングにより少なくともベース層
    (3、61)にまで達する開口(8;70)の形成下に
    パターン化し、 少なくともこの開口の縁領域内に層列を接続する高ドー
    プp導電領域(9)を形成し、 層列の低ドープp導電層を高ドープp導電層に対して選
    択的にエッチングし、 コンデンサ誘電体(11)を同形に析出し、 コンデンサ誘電体(11)上に導電層(12)を同形に
    析出するを特徴とする半導体装置内のコンデンサの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 ベース層を、半導体領域を浅くドーピン
    グすることにより又はドープされた半導体材料を析出す
    ることにより形成される高ドープp導電層(3、61)
    を用いて形成することを特徴とする請求項6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 ベース層を高ドープp導電層より前に施
    される酸化物層及び/又は窒化物層を用いて形成するこ
    とを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 ベース層を支持層の平坦化された表面上
    に施すことを特徴とする請求項6ないし8の1つに記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 開口(8)内の高ドープp導電領域を
    斜方向イオン注入により低ドープ及び高ドープp導電層
    からなる層列に形成することを特徴とする請求項6ない
    し9の1つに記載の方法。
  11. 【請求項11】 フッ化ホウ素イオンを注入することを
    特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 開口(70)内の高ドープp導電領域
    を高ドープp導電材料の被着により形成することを特徴
    とする請求項6ないし9の1つに記載の方法。
  13. 【請求項13】 高ドープp導電領域の形成後熱処理工
    程を行うことを特徴とする請求項6ないし12の1つに
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 選択的エッチングを等方性にアルカリ
    エッチング剤により行うことを特徴とする請求項6ない
    し13の1つに記載の方法。
  15. 【請求項15】 エッチング剤としてエチレンジアミン
    −ピロカテコール溶液又は水酸化カリウム溶液を使用す
    ることを特徴とする請求項6ないし13の1つに記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 コンデンサ誘電体(11)として酸化
    ケイ素及び/又は窒化ケイ素を同形析出することを特徴
    とする請求項6ないし15の1つに記載の方法。
  17. 【請求項17】 層列を上下又は並列に施すことを特徴
    とする請求項6ないし16の1つに記載の方法。
  18. 【請求項18】 層列を深鍋形に入れ組むことを特徴と
    する請求項6ないし16の1つに記載の方法。
  19. 【請求項19】 コンデンサ誘電体(11)上に高ドー
    プp導電材料からなる対向電極(12)を形成すること
    を特徴とする請求項6ないし18の1つに記載の方法。
  20. 【請求項20】 接続パターン(9)が少なくとも素子
    の縁に配設されており、素子の表面に対して直角に延び
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンデン
    サ。
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