JPH0937615A - 移植機 - Google Patents

移植機

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JPH0937615A
JPH0937615A JP19340995A JP19340995A JPH0937615A JP H0937615 A JPH0937615 A JP H0937615A JP 19340995 A JP19340995 A JP 19340995A JP 19340995 A JP19340995 A JP 19340995A JP H0937615 A JPH0937615 A JP H0937615A
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JP
Japan
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seedling
soil
planting
seedlings
cylinder
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Pending
Application number
JP19340995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Shimazumi
和夫 島隅
Akio Hamada
浜田  昭夫
Kenkichi Nosaka
健吉 野坂
Masashi Izuhara
政司 出原
Yasushi Fukutaka
恭史 福高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0937615A publication Critical patent/JPH0937615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植付筒に対して苗供給装置を前方に位置変更
することで移植機の車体を短くすることが容易にできる
ようにし、また、植付筒部分で土付苗を崩さないように
することで苗植付を適切に行えるようにする。 【解決手段】 苗供給装置30から土付苗38が供給さ
れる植付筒50の上部に、土付苗38を受け入れる受入
口60を形成し、該受入口60を植付筒50下部の苗保
持位置に対して前方に偏心して形成し、苗供給装置30
による土付苗38の供給位置を受入口60の前縁近傍に
配置するとともに、受け入れた土付苗38を苗保持位置
に案内する案内面52を受入口60の前縁より後下方傾
斜状に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜の苗を畑地の
畝等に植え付ける移植機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移植機には、走行車体の後部に備
えた苗供給装置から土付苗が供給される植付筒を備え、
該植付筒は、土付苗を受け入れる受入口を上部に有し、
該受入口より受け入れた土付苗を植付筒の下部で保持す
るとともに畝に土付苗を植え付けるようにしたものがあ
り(例えば特開平5−284821号公報参照)、この
移植機は、植付筒を上下昇降自在に備えて、上昇した際
に、土付苗が育苗された苗トレイより苗供給装置の苗取
出爪によって土付苗を取り出し、植付筒の略真上まで移
送して土付苗を落下供給し、該苗は、受入口より受け入
れられてそのまま下方に落下して植付筒の下部において
保持され、下降した際に畝に苗を植え付ける。
【0003】また、植付筒の前方に、畝の上面に敷設し
たマルチフィルムに植付用の孔をあける穿孔手段を備え
たものがあり、該穿孔手段には、マルチフィルムに回転
刃を押し当てることで該フィルムを穿孔するもの(例え
ば特開平6─38639号公報参照)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種移植機は、例え
ば一列の畝に苗を植え付けた後に枕地において180°
旋回して隣の畝に苗を植え付けるようにしているため、
この旋回の取り回し等をし易くするために移植機全体の
車長を短くすることが要請されている。そのため、苗供
給装置及び植付筒をやや前方に位置変更することで車長
を短くすることが考えられるが、植付筒は、例えば走行
車体や植付筒を昇降させるための装置等との位置関係、
その他の構造的な取り合い等から前方に位置変更するの
が困難(多大な設計変更が必要)であり、また苗供給装
置のみを前方に位置変更すると植付筒との位置関係も変
更されることとなり、従来のように植付筒の略真上より
苗を供給するようにすると、苗供給装置の苗取出爪によ
る苗トレイから植付筒までの苗移送距離が変更されるた
め、これもまた多大な設計変更を伴うこととなり、この
ように車長を短くすることは困難であった。
【0005】そして、苗供給装置より植付筒に土付き苗
を供給する際に、略真上より土付苗を落下させているた
め、苗の保持位置で衝突して土部分が崩れたり、土付苗
が傾いた状態で保持されたりするという問題があり、こ
のため、植付時に苗が傾いたりすることとなり苗植付に
支障を来す恐れがあった。また、マルチフィルムに植付
用の孔を穿ける穿孔手段は、回転刃を使用するものであ
るため、フィルムに孔を穿ける際に切り屑が回転刃の回
転に巻き込まれて畝土特に苗の植付位置に紛れ込んでし
まう恐れがあり、屑が紛れ込んだままであると苗の育成
にも支障を来す恐れがある。また、回転刃が回転するこ
とにともない回転させるための駆動装置が必要となりま
た構造も複雑となることからコストアップの原因となっ
ている。
【0006】よって本発明は、上記問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が上記目的を達成
するために講じた技術的手段は、走行車体12の後部に
備えた苗供給装置30から土付苗38が供給される植付
筒50を備え、該植付筒50は、土付苗38を受け入れ
る受入口60を上部に有しており、該受入口60より受
け入れた土付苗38を植付筒50の下部で保持するとと
もに畝14に土付苗38を植え付けるようにした移植機
において、前記受入口60を植付筒50下部の苗保持位
置に対して前方に偏心して形成し、苗供給装置30から
の土付苗38の供給位置を受入口60の前縁近傍に配置
するとともに、受け入れた土付苗38を苗保持位置に案
内する案内面52を受入口60の前縁より後下方傾斜状
に形成することを特徴としている。
【0008】これによれば、例えば苗供給装置30を前
方に位置変更して土付苗38の植付筒50への供給位置
が前方に配置されたとしても、植付筒50の受入口60
を苗保持位置に対して前方に偏心させることで対応で
き、移植機の車長を短くすることが容易に可能となる。
しかも苗38の供給位置を受入口60の前縁近傍に配置
して、前縁より後下方傾斜状の案内面52を形成するこ
とで、受入口60より受け入れた苗38は案内面52上
を滑るように案内されて苗38の保持位置へと導かれる
ようになり、土部分の崩れはなくなる。
【0009】そして、本発明は、案内面52は、受け入
れた土付苗38を前傾き姿勢より直立姿勢に姿勢変更さ
せるべく、後方凸状に弯曲形成することを特徴としてい
る。これによれば、土付苗38が前向きに傾いた姿勢よ
り案内面上をすべり落ちるにしたがい姿勢を直立状態と
することができ、苗保持位置においては確実に直立姿勢
で保持されて適切な苗植付が可能となる。
【0010】また、本発明は、畝14上面に敷設したマ
ルチフィルムMに、植付筒50による土付苗38の植付
位置に対応して植付用孔を穿孔する上下昇降自在な穿孔
手段69を植付筒50の前方に備え、該穿孔手段69
は、下降することでマルチフィルムM上面を押圧する押
圧筒74と、更に下降することで押圧された部分の内周
を穿孔する穿孔筒75とを有し、該穿孔筒75は、押圧
筒74に対して摺動自在に嵌挿されることを特徴として
いる。
【0011】これによれば、穿孔手段69を下降するこ
とで、押圧筒74でフィルムM上面を押さえ、更なる下
降で、押圧筒74に対して穿孔筒75が下方に摺動して
フィルムMを押し切る。したがって孔を穿ける際に畝1
4に切り屑等が紛れ込むことはほとんどなく、また、特
別な駆動装置等を必要としないため構造の簡素化を図っ
てコストダウンできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図3に示す野菜移植機11は、走
行車体12の後部に操縦ハンドル13を有する歩行型で
あって、畝14を跨いでその長手方向に走行しつつ、土
付苗38をマルチフィルムMで覆われた畝14に所定間
隔で植え付けるものである。
【0013】走行車体12は、前部に架台16を有し、
該架台16上にはエンジン17が搭載され、このエンジ
ン17はボンネット18で覆われており、架台16の後
部にはミッションケース19が固定され、該ミッション
ケース19の後部に角パイプ等で形成された主フレーム
15の前部が固定され、後部は上向きに曲がっていて操
縦ハンドル13の取付部とされている。なお、このミッ
ションケース19にエンジン17の動力が伝動されてい
る。
【0014】ミッションケース19内からの動力は、左
右側方に突出する車輪伝動軸20と、この車輪伝動軸2
0よりも後方に設けられて左右側方に突出する第1PT
O軸21と、後上方に突出する第2PTO軸22の3系
統で取り出すようになっている。車輪伝動軸20の左右
端には軸心回りに上下揺動する伝動ケース23を介して
左右の駆動輪24(後輪)を支持して、伝動ケース23
内の巻掛伝動体25により駆動輪24を駆動可能にして
いる。この駆動輪24は畝14間の溝内を転動する。ま
た、走行車体12の前部には、左右一対の前輪26、畝
高さ検出ローラ27が備えられている。
【0015】走行車体12の後部には、移植作業部29
が設けられている。この移植作業部29は、苗供給装置
30と、該苗供給装置30から供給される土付苗38を
植付筒50によって畝14に植え付ける植付装置31
と、苗38が植付けられる位置に予めマルチフィルムM
に植付用の孔を穿けるマルチフィルム穿孔装置32等を
有している。苗供給装置30は第2PTO軸22の回転
動力により駆動され、植付装置31及びマルチ穿孔装置
32は第1PTO軸21の回転動力により駆動される。
【0016】苗供給装置30は、主フレーム15上に装
着されており、土付苗38が育苗されたポット部37が
縦横に多数配設された苗トレイ36を横方向及び縦方向
に移送する苗搬送装置35と、この苗トレイ36から、
植付装置31に対して所定の苗取出位置にて苗取出爪4
1により土付苗38を一つずつ取り出して、図1に示す
軌跡Xを描きながら該土付苗38を植付装置31上方ま
で移送した後に植付筒50内に落とし込んで装入する苗
取出装置40とからなっている。なお、苗トレイ36は
樹脂製で可撓性を有し、縦横に多数配列したポット部3
7が背面に突出して備えられており、各ポット部37に
土付苗38が育苗されている。
【0017】この苗供給装置30の動力受入軸42に
は、第2PTO軸22に連結された伝動軸43がユニバ
ーサルジョイントを介して連結されて、該伝動軸43か
らの動力により上記した動作が繰り返される。前記植付
装置31及びマルチフィルム穿孔装置32は、図1及び
図4に示すように、ミッションケース19の第1PTO
軸21に上下揺動自在に支持された装置フレーム28上
に備えられている。この装置フレーム28は、角パイプ
状の左右フレーム28L,28Rと、これら左右フレー
ム28L,28Rの後端部分を連結する連結フレーム2
8Aとから主構成されている。右フレーム28Rの前端
部と左フレーム28Lの前端部とに設けられたベアリン
グ28Bに第1PTO軸21が挿通支持されている。
【0018】装置フレーム28に固定の左右のベアリン
グ68には、駆動軸63を回転自在に支持している。こ
の駆動軸63の左端部にはスプロケット64が設けら
れ、このスプロケット64と、第1PTO軸21の左端
部に設けたスプロケット65とには伝動チェン66が巻
回されて、エンジン17の回転動力を駆動軸63に伝動
するようになっており、駆動軸63からの動力が植付装
置31とマルチ穿孔装置32とに伝達されるようになっ
ている。したがって、植付装置31とマルチ穿孔装置3
2とを同一の駆動軸63で駆動することで、装置の簡素
化、コスト低減を図っている。なお、スプロケット6
4,65及び伝動チェン66はチェンケース67で覆わ
れている。
【0019】また、装置フレーム28の後部には鎮圧・
覆土ローラ33が設けられており、装置フレーム28の
後端部は主フレーム15に吊持されており、畝14の高
さに追従して装置フレーム28が上下揺動可能となされ
ている。前記植付装置31は、苗供給装置30から供給
される土付苗38を畝14に所定間隔で植付けるべく畝
14に対して突き刺し運動される植付筒50と、この植
付筒50を上下昇降動かつ前後動させる揺動リンク機構
45とから主構成されている。揺動リンク機構45は、
下端側が前後揺動自在となるように上端部が装置フレー
ム28に軸支された第1平行リンク46を備え、この第
1平行リンク46の下端部に揺動プレート48を枢結
し、この揺動プレート48に第2平行リンク47の前端
部を枢結し、この第2平行リンク47の後端部に植付筒
50を枢結している。また、第2平行リンク47の上側
リンク47aに、装置フレーム28に設けた左右方向の
駆動軸63に設けたクランクアーム49の先端部を枢結
している。
【0020】したがって、第1PTO軸21からの動力
により駆動軸63を介してクランクアーム49が回転す
ることで、第1、第2平行リンク46,47により植付
筒50が上下に昇降しながら前後にも移動し、略楕円形
の軌跡Yを描くようになっており、走行しながら植付筒
50を畝14に突き刺す際において、植付筒50が圃場
に対して略前方移動のないようになっている。
【0021】植付筒50は、図2に示すように、その上
部が土付苗38の受入口60を有する案内筒部51であ
り、下部には、取付ピン56を支点に前後方向で開閉自
在となる前後対のオープナ53を備えている。該オープ
ナ53は、開閉リンク54の動作で屈折リンクピン55
によって開閉可能としている。そして、受入口60より
受け入れた土付苗38をこのオープナ53の下部で保持
するとともに植付筒50の軌跡Yの下死点にて畝14に
突入して該畝14に植付穴を形成し、オープナ53と装
置フレーム28とに枢結された連動具61によって前後
に開いて該植付穴に土付苗38を植付け得るようになっ
ている。なお、前後対のオープナ53は、連動具61が
作用していない際には常に閉鎖するように引張バネ58
によって付勢されている。また、オープナ53の開閉リ
ンク54には、オープナ53の開度を制限するストッパ
ボルト59を設けている。
【0022】案内筒部51の受入口60は、図2に示す
ように、平面視略方形状に形成しており、オープナ53
による苗保持位置よりも前方に偏心して形成している。
即ち、オープナ53における前後方向の中心線αに対し
て受入口60における前後方向の中心線βが前方に位置
するように形成している。そして、この受入口60の前
縁より下方が後下方傾斜状に形成して土付苗38を下方
へと案内する案内面52となっており、この案内面52
は、受入口60前縁よりやや後方に凸状に弯曲してい
る。
【0023】このような植付筒50に土付苗38を供給
する際には、前述した苗供給装置30における苗取出爪
41が、上昇した植付筒50の受入口60前縁近傍に土
付苗38を移送し、この受入口60に土付苗38を若干
前傾き姿勢で落とし込むようになっており、該土付苗3
8は案内面52上を滑り落ちるようになされている。そ
して、この案内面52上を滑り落ちる土付苗38は、案
内面52を弯曲形成していることから、前傾き姿勢より
直立姿勢へと姿勢変更可能となっている。
【0024】そして、土付苗38は、案内面52上を滑
り落ちることで、苗保持位置に衝突して土崩れをおこす
ことはほとんどなく、また、苗38を直立姿勢で保持す
ることが可能となるため、植え付けの際にも直立姿勢で
植え付けて適切な植え付けが行える。なお、案内面52
は、受入口60を苗保持位置に対して前方に偏心させて
いるため比較的緩斜面となり、土付苗38が下方に滑り
落ちる勢いがより緩やかとなり土崩れを防ぐことができ
る。
【0025】また、このように受入口60を苗保持位置
に対して前方に偏心させることにより、これに伴って苗
供給装置30全体を植付筒50に対してやや前方に位置
変更することができ、移植機11全体としてその車長を
短くすることが可能であるとともに、苗供給装置30に
よる苗供給位置を受入口60の前縁近傍に配置すること
でもさらに苗供給装置30を前方に位置変更することが
できるようになり移植機の車長を短くすることができる
ようになっている。したがって、このように車長を短く
して移植機旋回時の取り回し等をしやすくすることが可
能となる。
【0026】植付筒50の後方側にはスクレーパー手段
62が設けられており、植付筒50が畝14に突入され
て苗38を植え付けた後に揺動リンク機構45によって
上昇移動される際に、オープナー53の外側面及び内側
面に付着した土をかき落とすようになっている。前記マ
ルチフィルム穿孔装置32は、図4〜7に示すように、
植付筒50の前方に配置してマルチフィルムMに植付用
の孔を穿ける穿孔手段69と、該穿孔手段69を上下昇
降自在とする昇降リンク機構70とからなっている。
【0027】昇降リンク機構70は、駆動軸63に設け
られた平面カム73により上下揺動される平行リンク7
1を有しており、該平行リンク71はその前端部が装置
フレーム28に枢結され、後端部に穿孔手段69を枢着
している。そして、平行リンク71の上側リンク71a
には、カムローラ72が枢着されている。該カムローラ
72は平面カム73の外周を転動するようになされてお
り、穿孔手段69の自重、又は引張バネ等の付勢手段に
より、カムローラ72をカム73の外周に押しつける方
向に付勢している。
【0028】平面カム73の周方向一部には凹陥部73
aが形成されており、この凹陥部73aにカムローラ7
2が落ち込むことで、穿孔手段69が下動して、マルチ
フィルムMに植付用の孔を穿孔するようになっている。
また、カム73は、マルチフィルムMを穿孔した後即座
に穿孔手段69を上昇させるように形成されているとと
もに、凹陥部73aを除く他の部分は、穿孔手段69を
上昇限の待機位置で保持するべく駆動軸63軸心からの
距離が略一定の外周形状に形成されている。
【0029】前記穿孔手段69は、昇降リンク機構70
により下降した際に、マルチフィルムMを押さえつける
押圧筒74と、さらに下降して押圧筒74により押さえ
つけた部分の内周に孔を穿ける穿孔筒75とを有してい
る。押圧筒74及び穿孔筒75は、夫々円筒状に形成し
ており、押圧筒74に穿孔筒75が摺動自在に嵌挿され
ており、両者74、75は、弾持手段83を介して弾性
的に(相互摺動可能に)接続されている。穿孔筒75
は、押圧筒74より上下に長く形成されて平行リンク7
1の後端部に枢結した支持部82の下端に固設されてお
り、穿孔筒75の下端縁には、鋸歯形状の穿孔刃75b
を形成している。一方、押圧筒74の下端縁は、マルチ
フィルムMを押さえる押圧面74bとなっている。
【0030】弾持手段83は、穿孔筒75の外側面より
外方に向けて突出した突出片75aと、押圧筒74の外
側面より外方に向けて突出した突出片74aとにわたっ
て取り付けられ、両突出片74a、75aの少なくとも
一方に摺動自在とされたボルト又は頭付ピン等の連結具
77と、該連結具77に外嵌した圧縮バネ78よりな
り、圧縮バネ78により押圧筒74と穿孔筒75とが筒
軸方向に離反されるよう付勢され、連結具77によりこ
の離反の限界を規制するようになっている。このように
弾持手段83により離反状態となっている際に、穿孔筒
75における穿孔刃75bは、押圧筒74の押圧面74
bよりも上方に位置し、すなわち、穿孔刃75bが押圧
筒74内部に納められるようになり、弾持手段83に抗
して両筒74、75を互いに近づける方向に摺動するこ
とで、穿孔刃75bが押圧筒74の押圧面74bより下
方に突出するようになっている。
【0031】なお、穿孔筒75の筒軸心位置には、突刺
針80が設けられている。この突刺針80は、穿孔筒7
5の上部開口を塞ぐ蓋体81に、或いは穿孔筒75の側
壁にピン等を介して固定、又は着脱自在に設けられ、穿
孔刃75bにより切断したフィルムの屑84をこの突刺
針80により突き刺して取り除くようにしている。この
ような穿孔装置32により、マルチフィルムMに植付用
の孔を穿けるには、図7に示すように、昇降リンク機構
70により穿孔手段69を下降させ、押圧筒74下端縁
の押圧面74bをマルチフィルムMに押し当てる(図7
(a)参照)。そして、更に穿孔手段69を下降させる
と、押圧筒74はフィルムMを押さえた状態のまま下降
せず、穿孔筒75が弾持手段83に抗して下降し、押圧
筒74により押さえつけた部分の内周を穿孔刃75bに
より押し切るようになり、さらに、突刺針80により押
し切られた部分のフィルムの屑84を突き刺して保持す
るようになる。(図7(b)参照)。その後、昇降リン
ク機構70により穿孔手段69が上昇すると、フィルム
屑84が突刺針80に保持された状態で持ち上げられ、
穿孔筒75の穿孔刃75bは再び弾持手段83により押
圧筒74内に納められ、この動作が繰り返される。
【0032】この穿孔手段69は、昇降リンク機構70
による下降動作によりマルチフィルムMを押し切るた
め、切断された屑84が土に紛れることはほとんどな
く、したがって、この植付用孔を穿けた部分に屑が紛れ
て植え付ける苗38の育成に支障を来すことはなくな
る。また、上下昇降による穿孔であるため、例えば穿孔
刃を回転させるような装置を必要とせず、また、構造の
簡素化が可能となってコストダウンを図ることができ
る。
【0033】また、マルチフィルムMの穿孔時以外にお
いては、穿孔刃75bは押圧筒74内に納められてお
り、外部のものにこの穿孔刃75bが触れて傷つけたり
することがないようにしている。本発明は、上記実施形
態に限ることなく、例えば植付筒50に形成した案内面
52を弯曲状ではなく、直平面状に形成する等適宜設計
変更可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、苗供給装置を前方に位
置変更して土付苗の植付筒への供給位置が前方に配置さ
れたとしても、苗供給装置自体の多大の設計変更等がな
くとも植付筒の受入口を苗保持位置に対して前方に偏心
させることで対応でき、移植機の車長を短くすることが
容易に可能となる。そして、苗供給装置により供給され
る土付苗の受け入れ位置を受入口の前縁近傍に配置する
とともに、受け入れた土付苗を苗保持位置に案内する案
内面を受入口の前縁より後下方傾斜状に形成しているた
め、受入口より受け入れた苗は案内面上を滑るように案
内されて苗の保持位置へと導かれるようになり、土部分
の崩れは少なくなり、苗の植え付けを良好に行うことが
できる。
【0035】そして、本発明は、案内面を土付苗が前傾
き姿勢より直立姿勢に姿勢変更させるように後方凸状に
弯曲形成しているため、土付苗が前向きに傾いた姿勢よ
り案内面上をすべり落ちるにしたがい姿勢を直立状態と
することができ、苗保持位置においては確実に直立姿勢
で保持されて直立姿勢での苗植え付けができる。また、
本発明は、マルチフィルムに植付用孔を穿孔する穿孔手
段が、下降することでマルチフィルム上面を押圧し、更
に下降することで押圧された部分の内周を穿孔するよう
にしており、簡単な構造で、また、屑が苗の植え付け部
分に紛れることがないようにして、苗の育成に支障がな
いようにしている。また、特別な駆動機構等を必要とせ
ず、構造を簡素化することができ、コストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の側面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態における植付筒を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図3】本発明の実施の形態における移植機の全体側面
図である。
【図4】本発明の実施の形態における苗植付装置とマル
チフィルム穿孔装置を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるマルチフィルム穿
孔装置を示す側面図である。
【図6】本発明の実施の形態における穿孔手段の側断面
図である。
【図7】本発明の実施の形態における穿孔手段の作用図
である。
【符号の説明】
11 移植機 12 走行車体 14 畝 38 土付苗 40 苗供給装置 50 植付筒 52 案内面 60 受入口 69 穿孔手段 74 押圧筒 75 穿孔筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出原 政司 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 福高 恭史 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体(12)の後部に備えた苗供給
    装置(30)から土付苗(38)が供給される植付筒
    (50)を備え、該植付筒(50)は、土付苗(38)
    を受け入れる受入口(60)を上部に有しており、該受
    入口(60)より受け入れた土付苗(38)を植付筒
    (50)の下部で保持するとともに畝(14)に土付苗
    (38)を植え付けるようにした移植機において、 前記受入口(60)を植付筒(50)下部の苗保持位置
    に対して前方に偏心して形成し、苗供給装置(30)か
    らの土付苗(38)の供給位置を受入口(60)の前縁
    近傍に配置するとともに、受け入れた土付苗(38)を
    苗保持位置に案内する案内面(52)を受入口(60)
    の前縁より後下方傾斜状に形成することを特徴とする移
    植機。
  2. 【請求項2】 案内面(52)は、受け入れた土付苗
    (38)を前傾き姿勢より直立姿勢に姿勢変更させるべ
    く、後方凸状に弯曲形成することを特徴とする請求項1
    に記載の移植機。
  3. 【請求項3】 畝(14)上面に敷設したマルチフィル
    ム(M)に、植付筒(50)による土付苗(38)の植
    付位置に対応して植付用孔を穿孔する上下昇降自在な穿
    孔手段(69)を植付筒(50)の前方に備え、該穿孔
    手段(69)は、下降することでマルチフィルム(M)
    上面を押圧する押圧筒(74)と、更に下降することで
    押圧された部分の内周を穿孔する穿孔筒(75)とを有
    し、該穿孔筒(75)は、押圧筒(74)に対して摺動
    自在に嵌挿されることを特徴とする請求項1に記載の移
    植機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010086421A (ko) * 2001-03-16 2001-09-12 이계호 모종이식장치

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KR20010086421A (ko) * 2001-03-16 2001-09-12 이계호 모종이식장치

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