JPH0937709A - 冷凍魚肉すり身の解凍処理方法 - Google Patents
冷凍魚肉すり身の解凍処理方法Info
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- JPH0937709A JPH0937709A JP7211360A JP21136095A JPH0937709A JP H0937709 A JPH0937709 A JP H0937709A JP 7211360 A JP7211360 A JP 7211360A JP 21136095 A JP21136095 A JP 21136095A JP H0937709 A JPH0937709 A JP H0937709A
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- Fish Paste Products (AREA)
Abstract
質の低下を招くことがなく、迅速な解凍が可能な冷凍魚
肉すり身の解凍処理方法を得る。 【解決手段】 冷凍魚肉すり身の塊を大まかに粗砕し、
更にこれを略均一に破砕した後に、昇温解凍するもので
ある。
Description
の原料に用いられる冷凍魚肉すり身を解凍する処理方法
に関するものである。特に、冷凍魚肉すり身の解凍に際
しても解凍されたすり身の品質の低下を招くことがな
く、迅速な解凍が可能な解凍処理方法に関するものであ
る。
示す説明図である。図に示す通り、一般に魚肉練製品
は、原料魚を採肉して水晒し、脱水,裏漉しをおこなっ
た魚肉すり身に、食塩を加えて攪拌・混合(所謂、「塩
ズリ」)を行ったものの中に、調味料,澱粉,水等を加
えて成形、加熱して製造する。原料となる魚について
は、グチ,クロカワカジキ,オキギス,エソ,ワラズ
カ,スケソウダラ等が用いられるが、底引き漁獲量の低
減によって、現在の練製品原料はスケソウダラや冷凍さ
れたすり身が原料の主流となっている。
凍中に変性し易いため、練製品原料として貯蔵すること
が不可能であったが、5%程度の砂糖類を魚肉に添加す
ることによって冷凍変性を防止することが分かり、冷凍
変性に影響する水溶性酵素蛋白と塩類を除去する水晒し
工程との組み合わせによって、その技術が確立されたも
のである。
明図である。図に示す通り、冷凍魚肉すり身は、原料魚
を採肉して、肉の約5倍量の水で4〜5回水晒し、水溶
性タンパクと塩類をできるだけ除き、圧搾,脱水,裏漉
しの後に、砂糖を5〜10%,多リン酸塩0.2%を加
えて混ぜ合せ、10kgをポリエチレンフィルムに包装
し、接触式凍結装置で約−35℃で急速に凍結し、これ
を−15〜−25℃で保存している。
り身は解凍されないと塩ズリができないため、当然、冷
凍魚肉すり身は解凍されてから使用される。解凍方法は
自然解凍,高周波解凍,加温加圧解凍等の方法がある
が、冷凍魚肉すり身は10kgの冷凍パンになっている
ため、容易に解凍されず、解凍装置を用いても部分的な
解凍にならざるを得なくなり、部分的な冷凍魚肉すり身
の品質の低下を招き、結果として、練製品の品質の低下
や不安定化を招いていた。
もすり身の品質の低下を招くことがなく、迅速な解凍が
可能な冷凍魚肉すり身の解凍処理方法を得ることを目的
とする。
発明に係る冷凍魚肉すり身の解凍処理方法では、冷凍魚
肉すり身の塊を昇温・解凍する処理方法において、前記
冷凍魚肉すり身の塊を大まかに粗砕し、更にこれを略均
一に破砕した後に、昇温・解凍するものである。
肉すり身の解凍処理方法では、請求項1に記載された冷
凍魚肉すり身の解凍処理方法において、前記冷凍魚肉す
り身の塊を、20mm以下の大きさに略均一に破砕する
ものである。
肉すり身の解凍処理方法では、請求項2に記載された冷
凍魚肉すり身の解凍処理方法において、前記冷凍魚肉す
り身の塊を、10〜3mm程度の大きさに略均一に破砕
するものである。
身の塊を大まかに粗砕し、更にこれを略均一に破砕した
後に、昇温・解凍するものであるため、冷凍魚肉すり身
の解凍に際してもすり身の品質の低下を招くことがな
く、迅速な解凍が可能となる。
存温度で冷凍された10kgの塊(約40×30×5c
m)である。これを先ず大まかに粗砕し、更にこれを略
均一に破砕し、小さくなったところで、必要な昇温・解
凍を行うために、外部が完全に解凍されているのに、内
部は固まったままという状態がなくなり、破砕の大きさ
が小さければ小さいほど解凍が速く行われ、且つ、均一
に行われる。解凍が均一に行われるために、解凍された
すり身の品質の低下が少なく、例えば練製品の原料とし
て、後続の塩ズリ工程が良好に行われる。
るための破砕の大きさは、略均一な解凍が行われる大き
さに揃っていればよく、目安としては20mm以下程度
の大きさで揃っていれば、室温程度の温度で自然解凍を
行っても、表面と内部との品質の差が現われ難い。ま
た、好ましくは10〜3mm程度の大きさに揃っていれ
ば、自然解凍では短時間で解凍することができ、また、
温風や熱線の照射等の強制的な解凍にも攪拌が行われる
ため表面と内部との品質の差が現われ難い。
砕処理は、冷凍品を砕く能力のある機器で行えば良い。
この機器は冷凍品を砕く能力のある機器であればどのよ
うなものでも良い。粗砕処理及びその後の破砕処理は略
均一に砕かれるならば、粗砕とその後の破砕とを一つの
装置で行うこともできるし、複数の装置で段階的に砕く
こともできる。例えばボーンカッター(例えば、MKボ
ーンカッター;増幸産業(株)社製),フローズンカッ
ター(例えば、湘南産業(株)社製)で冷凍魚肉すり身
を大まかに破断した後に、チョッパー(例えば、MKチ
ョッパー;増幸産業(株)社製)でほぼ均一に細かく砕
いてミンチする、又は、フレーカーグラインダ((株)
日本キャリア社製)ですり身を直接細かく砕くことによ
り、大きさの揃った冷凍魚肉すり身破砕物が得られる。
温中で解凍させながら行っても良いが、操作中に冷凍魚
肉すり身の表面で解凍が起こり、品質に差が生じるおそ
れがあるため、10℃以下の品質変化の起こり難い温度
で粗砕粗砕及びその後の破砕操作を行った後に、昇温・
解凍することが好ましい。
身は、昇温・解凍される。この場合、互いに不均一に重
なり合わないように均一に広げたり、温度が均一になる
ように混合しながら、昇温・解凍が行われる。
法を含んだ魚肉練製品の製造方法の一実施例の工程を示
す説明図である。図に示す通り、助宗冷凍魚肉すり身S
A級(10kg)を約20mm程度のフレーク状にボー
ンカッタ(増幸産業(株)社製)で破断して粗砕し、こ
れを更にチョッパー(増幸産業(株)社製)で7mm目
のそぼろ状に細砕した。
ットに均一に広げ、20〜25℃の室温に放置し、時々
攪拌して温度の均一化を図りながら、自然解凍した。こ
のときに要した時間は20〜30分であった。尚、比較
として、同じ助宗冷凍魚肉すり身SA級(10kg)を
冷凍パンのまま破砕せず、20〜25℃の室温に放置し
解凍を行った。このときに要した時間は6〜8時間であ
った。
gを加え、カッティングミキサーで常法通りに、食塩を
加えて攪拌・混合し、更に、澱粉,調味料,澱粉,水等
を加えて攪拌・混合した(塩ズリ)。塩ズリが終わった
すり身を折径45mmのケーシングに詰め35℃温水中
で40分間坐りを行った後、80℃30分間加熱を行っ
たものと、直接80℃30分間加熱を行ったものとの魚
肉練製品を得た。
ルのテストを行った。比較として冷凍パンを自然解凍し
たものでも同様にケーシング製品を作成して用いた。具
体的な計測は、ケーシング蒲鉾を13mm厚に切断した
後、乾燥しないよう20〜25℃に放置してコンディシ
ョニングした後、レオロメータ(飯尾電気社製)でゲル
強度を測定した。結果を次の表1に示す。
り身の塊を大まかに粗砕し、更にこれを略均一に破砕し
た後に、昇温・解凍するものであるため、冷凍魚肉すり
身の解凍に際してもすり身の品質の低下を招くことがな
く、迅速な解凍が可能となる。
るための破砕の大きさは、略均一な解凍が行われる大き
さに揃っていればよく、通常は20mm以下程度の大き
さに揃っていれば、室温程度の温度で自然解凍を行って
も、表面と内部との品質の差が現われ難い。また、好ま
しくは10〜3mm程度の大きさに揃っていれば、自然
解凍では短時間で解凍することができ、また、高周波解
凍,加温加圧解凍等の強制的な解凍にも表面と内部との
品質の差が現われ難い等の効果を有する。
だ魚肉練製品の製造方法の一実施例の工程を示す説明図
である。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷凍魚肉すり身の塊を昇温・解凍する処
理方法において、 前記冷凍魚肉すり身の塊を大まかに粗砕し、更にこれを
略均一に破砕した後に、昇温・解凍することを特徴とす
る冷凍魚肉すり身の解凍処理方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載された冷凍魚肉すり身の
解凍処理方法において、 前記冷凍魚肉すり身の塊を、20mm以下の大きさに略
均一に破砕することを特徴とする冷凍魚肉すり身の解凍
処理方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載された冷凍魚肉すり身の
解凍処理方法において、 前記冷凍魚肉すり身の塊を、10〜3mmの大きさに略
均一に破砕することを特徴とする冷凍魚肉すり身の解凍
処理方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21136095A JP3630337B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 冷凍魚肉すり身の解凍処理方法 |
| PCT/JP1996/002113 WO1997004671A1 (fr) | 1995-07-28 | 1996-07-26 | Procede de decongelation de viande de poisson broyee et congelee |
| US09/000,366 US7306820B2 (en) | 1995-07-28 | 1996-07-26 | Method for thawing frozen ground fish meat |
| GB9801725A GB2321002B (en) | 1995-07-28 | 1996-07-26 | Method for thawing frozen ground fish meats |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21136095A JP3630337B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 冷凍魚肉すり身の解凍処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0937709A true JPH0937709A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3630337B2 JP3630337B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=16604687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21136095A Expired - Fee Related JP3630337B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 冷凍魚肉すり身の解凍処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3630337B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP21136095A patent/JP3630337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3630337B2 (ja) | 2005-03-16 |
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