JPH0938376A - 洗濯機用補助具及び該補助具を用いた洗濯方法 - Google Patents

洗濯機用補助具及び該補助具を用いた洗濯方法

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JPH0938376A
JPH0938376A JP7212823A JP21282395A JPH0938376A JP H0938376 A JPH0938376 A JP H0938376A JP 7212823 A JP7212823 A JP 7212823A JP 21282395 A JP21282395 A JP 21282395A JP H0938376 A JPH0938376 A JP H0938376A
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JP
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washing
water
washing machine
clothes
auxiliary
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Application number
JP7212823A
Other languages
English (en)
Inventor
Suikou Murakami
穂幸 村上
Satoru Nakamura
哲 中村
Kiyoshi Sarada
潔 皿田
Hajime Suzuki
肇 鈴木
Tomoya Kawaguchi
智也 川口
Ryosuke Hirano
良祐 平野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウールやドライ物等の衣類の洗濯時の布傷み
を防止する。 【解決手段】 洗濯槽31の中に載置して用いる洗濯機
用補助具(衣類置台)10は、多数の通水穴を有する円
盤状部材と、該部材の外縁周に形成されるリブとから構
成される。この補助具10は全体が水に浮くような素材
で形成されているため、洗濯槽31内に水が注水された
とき、衣類が上に載置された状態で図の破線の位置に浮
上する。回転翼32が回転されると上下方向の水流が発
生し、水流は補助具10の通水穴を上から下に抜ける。
この水流の力で補助具10は下に沈み込む。また、回転
翼32の回転を停止し水流が弱まると、補助具10は浮
上する。この繰り返しにより、衣類に対して押し洗いが
行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機による洗い
やすすぎに利用される洗濯機用補助具及び該補助具を用
いた洗濯方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布傷みの発生し易い衣類を洗濯機
にて洗濯する場合、いわゆる洗濯ネットが一般に用いら
れている。また、洗濯機には、ウール製品や薄物等の布
傷みを生じ易い衣類を洗濯するために、弱い水流でデリ
ケートに洗いやすすぎを行なう洗濯コースが設けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗濯ネ
ットを用いても、衣類が該ネット内で移動し擦れ合った
り、ネットの網目を介して回転翼が直接衣類に接触した
りするため、布傷みは完全には防止できない。また、洗
濯機において水流を弱くしても、同様に布傷みを防止す
る効果は充分ではない。更に、近年、ドライマーク衣類
を家庭で洗濯することが可能なドライ物専用の洗剤も商
品化されているが、この種の衣類は布傷みや型崩れが起
きないように注意して洗濯する必要があるため、従来の
洗濯機で洗濯することは極めて困難である。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的は、洗い及びすすぎ時の
衣類の布傷みや型崩れを格段に防止することができる洗
濯機用補助具及び該補助具を用いた洗濯方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された第1の発明は、洗濯機の洗濯槽内に置かれ、
その上面に洗濯物を載置して洗い又はすすぎに使用され
る洗濯機用補助具であって、複数の開口部を有する板状
部材と、洗濯槽内に置いたときに該板状部材が洗濯槽底
部の回転翼から所定間隔を保って支持されるべく該板状
部材の下面に形成される支持部材とを備えることを特徴
としている。
【0006】ここで、支持部材は、例えば板状部材の外
縁周全体又は一部分に形成したリブ状の突起、或いは該
板状部材の中央部に形成したポール状の脚部とし、その
高さを板状部材が回転翼に接触しないような寸法に定め
る。
【0007】なお、後述の理由により、この洗濯機用補
助具は水に浮くように構成されることが好ましい。具体
的には、板状部材や支持部材自体をその比重が水よりも
小さい素材、例えば軽量プラスチックで形成するか、或
いは板状部材の下面に発砲スチロール等から成る浮きを
取付ける。
【0008】上記課題を解決するために成された第2の
発明は、洗濯機の洗濯槽内に置かれ、その上面に洗濯物
を載置して洗い又はすすぎに使用される洗濯機用補助具
であって、複数の開口部を有する板状部材と、洗濯槽内
に置いたときに洗濯槽底部の回転翼と接触するべく該板
状部材の下面に形成される1箇所以上の突起部とを備え
ることを特徴としている。
【0009】なお、上記第1及び第2の発明に係る洗濯
機用補助具における板状部材は二つ以上の部材から成
り、蝶番状部材により連結されて1枚の板状部材を形成
し、必要に応じて折畳むことが可能とされることが好ま
しい。また、板状部材に形成される開口部は中央部より
周辺部の開口率を大きくすることがより好ましい。
【0010】上記課題を解決するために成された第3の
発明は、洗濯物がその内部に収納され、洗濯槽内に入れ
て洗い又はすすぎに使用される洗濯機用補助具であっ
て、 a)複数の開口部を有する上面部材と、 b)複数の開口部を有する下面部材と、 c)前記上面部材と前記下面部材との間に取付けられ、変
形容易で且つ水を通さないか又は水を通しにくい素材か
ら成る筒状部材と、 d)前記上面部材に貼着された浮き部材と、 を備えることを特徴としている。
【0011】なお、第3の発明に係る洗濯機用補助具で
は、後述の理由により、下面部材の下面に通水性を有す
る緩衝部材を、下面部材の上面に衣類を押さえるための
押さえ部材を設けることが好ましい。
【0012】上記課題を解決するために成された第4の
発明は、洗濯物がその内部に収納され、洗濯槽内に入れ
て洗い又はすすぎに使用される洗濯機用補助具であっ
て、 a)水を通す上面部材と、 b)水を通さないか又は水を通しにくく、且つ回転翼と衝
突したときに大きな音を生じない素材から成る下面部材
と、 c)前記上面部材と前記下面部材との間に取付けられ、変
形容易で且つ水を通す筒状部材と、 d)前記上面部材に貼着された浮き部材と、 を備えることを特徴としている。
【0013】ここで、例えば、上面部材はプラスチック
から成る枠に張られたネットとし、筒状部材もネットを
素材とする。
【0014】上記課題を解決するために成された第5の
発明は、上記第1乃至第4の発明に係る洗濯機用補助具
のいずれかを使用して洗いやすすぎを行なうための洗濯
方法であって、いずれかの洗濯機用補助具及び洗濯物を
洗濯槽内に載置し、該洗濯槽内に少なくとも該洗濯機用
補助具及び洗濯物全体が水に漬かる程度の注水を行な
い、該洗濯槽内の水流が強水流と弱水流又は水流の停止
とが交互に生じるように回転翼の回転を制御することを
特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の発明に係る洗濯機用補助具
は洗濯槽内に置かれ、その上部に衣類が丁寧に折畳まれ
た状態で載置される。洗濯槽内に水が注水され、所定の
水量の水が洗濯槽内に溜まったあと回転翼が回転される
と、回転翼が上下方向の水流を発生し、板状部材の開口
部を上から下に水流が通過する。この水流が衣類中を通
るときに洗い(又はすすぎ)が行なわれる。
【0016】回転翼が回転している間、上方からの水流
の力により衣類は板状部材に押付けられ、始めに載置さ
れた状態に維持される。すなわち、衣類の型崩れは生じ
ない。注水が行なわれている間或いは回転翼が停止され
ている間水流の力は弱くなるが、このときも衣類が板状
部材の上に緩やかに固定されることが望ましい。この補
助具自体が水に浮くようにされていれば、水流の力が作
用しないときには、補助具は衣類を上に載置したまま水
中で浮上する。すなわち、浮力により衣類を板状部材の
上面に緩やかに固定する力が働き、衣類が板状部材から
離れて型崩れすることを防止できる。
【0017】第2の発明に係る洗濯機用補助具は洗濯槽
内に置かれ、その上部に衣類が丁寧に折畳まれた状態で
載置される。洗濯槽内に水が注水され、所定の水量の水
が洗濯槽内に溜まったあと回転翼が回転されると、突起
部が回転する回転翼に衝突し、その反動により補助具が
衣類を上に載置したまま水中で浮上する。しかしなが
ら、板状部材の開口部を上から下に通過する水流の力に
より補助具には沈もうとする力が働くため、結果的に補
助具は浮沈を繰り返すことになる。このとき、衣類中を
通る水によって洗い(又はすすぎ)が行なわれる。
【0018】これらの洗濯機用補助具は、板状部材の上
に衣類が安定的に保持されるために、板状部材が洗濯槽
の内径に近い大きさを有することが好ましい。しかし、
一般に、脱水槽を兼用する洗濯槽の上端内側にはバラン
スリングが取付けられているため、その内径は小さくな
っている。このため、板状部材が撓みにくい素材から成
るときには、補助具を洗濯槽内へ入れることは極めて困
難である。そこで、補助具を洗濯槽の中に入れるときに
は折畳んで小さい状態とし、洗濯槽の中に入れた後に広
げて適切な位置に置くことができる構成とすることが好
ましい。
【0019】また、洗濯槽内の水流は回転翼に近い中心
部分程強くなる。一方、板状部材の上の衣類を均一に洗
うためには、複数の開口部を通過する水量がそれぞれ極
力等しい方が好ましい。そこで、水流が弱い周辺部すな
わち洗濯槽の内周壁に近い部分では開口部の開口面積を
大きくし、水流が強い中央部の開口面積は小さくするこ
とにより、全体の水量の強さをバランスさせることがで
きる。
【0020】第3の発明に係る洗濯機用補助具におい
て、衣類はその補助具の中に収納され、洗濯槽内に載置
される。洗濯槽内に水が注水されると、上面部材の周囲
に貼着された浮き部材の浮力により、補助具全体が水位
の上昇に伴って浮上する。所定の水量の水が洗濯槽内に
溜まったあと回転翼が回転されると、回転翼により上下
方向の水流が発生し、上面部材の開口部を通して上から
補助具内に入った水が衣類中を通過し下面部材の開口部
を通して下へ抜ける。このときの水流により洗い(又は
すすぎ)が行なわれる。筒状部材は水を通しにくいため
水は上から下へ抜けるのみであり、また浮き部材の作用
により補助具の上下の位置関係は維持されつつ水平方向
に回転するだけであるから、補助具内の衣類は攪拌され
ず型崩れは殆ど生じない。
【0021】また、この補助具の下面部材がプラスチッ
ク等で形成されている場合、回転翼が回転する際に衝突
して音が発生する可能性がある。しかしながら、下面板
状部材の下面に例えば厚手のネット等の緩衝部材を取付
けることにより、発生する音を小さくすることができ
る。
【0022】更に、下面板状部材の上面に取付けた例え
ばゴムバンド等の押さえ部材を用いて衣類を緩やかに固
定すれば、衣類の型崩れをより防止することができる。
【0023】第4の発明に係る洗濯機用補助具におい
て、衣類はその補助具の中に収納され、洗濯槽内に載置
される。洗濯槽内に水が注水されると、上面部材に貼着
された浮き部材の浮力により、補助具全体が水位の上昇
に伴って浮上する。所定の水量の水が洗濯槽内に溜まっ
たところで回転翼が回転されると、回転翼により上下方
向の水流が発生し、上面部材のネット網目を通して上か
ら入った水が衣類中を通過し筒状部材のネット網を通し
て側面へ抜ける。このときの水流により洗い(又はすす
ぎ)が行なわれる。このとき浮き部材の作用により補助
具の上下の位置関係は維持されつつ水平方向に回転する
だけであるから、補助具内の衣類は攪拌されず型崩れは
殆ど生じない。
【0024】以上のような洗濯機用補助具を用いて洗い
又はすすぎを行なう洗濯方法において、強水流が生じる
ように回転翼が回転されるときには、水流の力により水
中の補助具及び衣類は洗濯槽の底部方向に沈み込む。こ
のとき、補助具があるため、回転翼は直接洗濯物には接
触せず水流のみが衣類中を通過する。また、弱水流が生
じるように回転翼が回転されるか又は回転が停止される
ときには、補助具は衣類とともに洗濯槽の底部から離れ
浮上する。このとき、当然衣類中を通る水流は弱くなる
か殆ど無くなる。このような水流の切換えによって、衣
類に対して丁度手で押し洗いを行なっているのと同様の
洗い効果が生じる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、第1乃至第4の発明に係
る洗濯用補助具によれば、洗濯を行なうに際し、衣類が
洗濯槽内で攪拌されることも直接回転翼と摩擦すること
も無くなり、水流によって押し洗い(又はすすぎ)が行
なわれる。このため、ドライマーク衣類、ウール製品等
の布傷みを生じ易い衣類の洗濯が洗濯機で簡便に、且つ
布傷みや型崩れが殆ど無しに行なうことができる。
【0026】特に、本発明に係る洗濯用補助具を用いた
洗濯方法によれば、押し洗いが効果的に行なわれるた
め、布傷みや型崩れを防止しつつ、充分な洗浄(又はす
すぎ)効果を得ることができる。
【0027】
【実施例】
[実施例1]まず、本発明に係る洗濯機用補助具の第1
の実施例(以下「実施例1」という)である衣類置台を
図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は、実施例1
の衣類置台10の断面図及び斜視図、図3は該衣類置台
10を洗濯槽内に載置したときの状態を説明するための
洗濯機の断面図である。
【0028】衣類置台10において、多数の通水穴13
を有する円盤状部材11の外縁周部にはリブ12が形成
される。リブ12の高さは、洗濯槽31内に衣類置台1
0が載置されたとき円盤状部材11下面が回転翼32に
接触しないように定められる。円盤状部材11はほぼ中
央で2つに分割され、蝶番14により折畳むことができ
るように(図1の2点鎖線参照)連結される。また、衣
類置台10の比重が水よりも小さくなるように、円盤状
部材11やリブ12には軽量プラスチック等の素材が用
いられる。更に、円形の通水穴13の径は円盤状部材1
1の中心部程小さく外側程大きく形成される。
【0029】上記構成の衣類置台10を用いて洗い(又
はすすぎ)を行なう際の動作は次の通りである。洗濯槽
31内に衣類置台10を置き(実線の位置)、その上に
洗濯すべき衣類を載置する。洗濯槽31内に注水を行な
うと、洗濯槽31の周壁に形成されている脱水孔を通し
て外槽30へも水が流れ込み、水位は上昇する。衣類置
台10の比重は水よりも小さいため、水位上昇に伴い衣
類置台10は衣類を上に載置したまま浮き上がる(破線
の位置)。すなわち、衣類は下側から衣類置台10に押
上げられる状態で水面付近に保持される。
【0030】所定水位迄の水が外槽30内に溜まったあ
と、回転翼32が回転されることにより洗いが実行され
る。このとき、モータ33の回転は、モータプーリ3
4、ベルト35、主プーリ36及び動力切換え機構37
を介して回転翼32へ伝達される。
【0031】回転翼32の具体的な回転制御については
後述するが、回転翼32は回転と停止とが交互に繰り返
し行なわれるように制御される。回転翼32が回転され
ると、通水穴13を通した上から下への水流が発生す
る。この水流の力により、リブ12の下端が洗濯槽31
底部に接触する程度迄衣類置台10は下方に沈み込む。
回転翼32が停止され水流が緩やかになると、衣類置台
10は再び上方に浮上する。従って、回転翼32の回転
及び停止が適度な間隔で交互に行なわれると、衣類置台
10は衣類を上に載置したまま図3中の両端矢印のよう
に水中で上下に移動する。水流が通水穴13を上から下
に通過する際にその水は衣類を通過し(図3中の矢印参
照)、これにより衣類の押し洗い(又はすすぎ)が行な
われる。
【0032】衣類全体を均一に押し洗いするためには、
衣類置台10のどの位置でも同程度の量の水が通水穴1
3を通過することが望ましい。そこで、回転翼32によ
る水流が強い中心部では通水穴13の径を小さくし、水
流が弱い外周部では通水穴13の径を大きくすることに
より、水流が中心部に偏ることを防止し衣類全体を均等
な力で押し洗いすることができる。
【0033】なお、一般に、脱水槽を兼用した洗濯槽3
1の上端内側には洗濯槽31のバランスをとるためのバ
ランスリング38が取り付けられているため、洗濯槽3
1上端の内径はその下側の内径よりも小さくなってい
る。このため、洗濯槽31の内径に近い径を有する衣類
置台10を、そのまま洗濯槽31の中に入れることは困
難である。そこで、始め二つに折畳んだ状態で洗濯槽3
1の中に入れ、その中で広げて洗濯槽31の底部に載置
する。
【0034】[実施例2]次に、第2の実施例(以下
「実施例2」という)の衣類置台を説明する。図4及び
図5は実施例2の衣類置台10の断面図及び斜視図、図
6は該衣類置台10を洗濯槽に載置したときの状態を説
明するための洗濯機の断面図である。実施例2では、実
施例1のリブ12の代わりに回転翼32の中央部に接触
する脚部15が設けられる。
【0035】実施例2の衣類置台10の洗濯時の機能及
び動作は、上記実施例1とほぼ同様である。この衣類置
台10が洗濯槽31内に載置されるとき、脚部15は回
転翼32のほぼ回転中心上に位置し、回転翼32の回転
時すなわち下方向の水流によって該衣類置台10が沈み
込むときには、脚部15の下端は回転翼32の中心部と
接触する。
【0036】なお、実施例2の衣類置台10において
も、実施例1の如く一部分が折畳めるようにすることに
より洗濯槽31内に入れ易くするようにしても良い。ま
た、例えば円盤状部材11を軟質のポリエチレン樹脂等
で形成し、洗濯槽31に入れる際に撓めるようにしても
良い。但し、この場合には、洗濯槽31の底部に設置し
た際に、円盤状部材11の外縁部分が自重又は衣類の重
みにより撓んで回転翼32に衝突することを防止する必
要がある。そのため、円盤状部材11の外縁周の一部を
更に外側に若干伸張させる構造とし、洗濯槽31の下部
内側に該伸張された部分が保持されるような突起を形成
し、円盤状部材11の外縁部分を支持するようにするこ
とが好ましい。また、洗濯槽31の内部に案内溝を形成
するようにしても良い。
【0037】[実施例3]続いて、第3の実施例(以下
「実施例3」という)の衣類置台を説明する。図7及び
図8は実施例3の衣類置台10の断面図及び斜視図、図
9は該衣類置台10を洗濯槽に載置したときの状態を説
明するための洗濯機の断面図である。実施例3では、実
施例1のリブ12や実施例2の脚部15の代わりに円盤
状部材11の中心を外れた下面に1箇所以上の突起部1
6が設けられる。また、円盤状部材11の外縁周に切欠
部17が形成される。
【0038】突起部16は、回転翼32が回転する際に
該回転翼32に接触する位置に形成される。切欠部17
は、衣類置台10が水流に伴って回転することを防止す
るため、洗濯槽31の内側の循環水路等の突出部に嵌合
する位置に設けられる。
【0039】実施例3の衣類置台10の洗濯時の機能及
び動作は、実施例1、2とは相違する。すなわち、実施
例1及び2の衣類置台10は水流及び衣類置台の浮力に
より水中で上下方向に移動する。一方、この実施例3の
衣類置台10では、回転翼32が回転する際に突起部1
6に衝突し、その反動で衣類置台10は上方に浮上す
る。しかし、上方からの水流により衣類置台10を下方
へ押下げようとする力が加わっているから、すぐに衣類
置台10は沈み込む。従って、回転翼32が回転する間
に衣類置台10は浮沈を繰り返し、このときに通水穴1
3を通過する水によって衣類は押し洗い(又はすすぎ)
される。
【0040】[実施例4]上記実施例1乃至3は円盤状
部材11の上に衣類を載置する補助具であるが、以下の
第4及び5の実施例(以下それぞれ「実施例4」「実施
例5」という)は衣類をその内部に収納する袋状の補助
具である。図10及び図11は本発明に係る洗濯機用補
助具の実施例4の衣類洗濯袋20の断面図及び斜視図、
図12は該衣類洗濯袋20を洗濯槽内に載置したときの
状態の説明図である。
【0041】この衣類洗濯袋20は、外縁周に中空部が
形成された上部円盤状部材21、下部円盤状部材23及
び筒状部材24から成る。上部円盤状部材21及び下部
円盤状部材23は硬質プラスチック等の変形しにくい素
材から成り、筒状部材24は柔らかく変形し易いが水を
通しにくい布やビニールシート等の素材から成る。いず
れの円盤状部材21、23にも通水穴13が形成され
る。
【0042】上部円盤状部材21の中空部には発砲スチ
ロール等のリング状の浮き22が粘着されており、これ
により上部円盤状部材21に浮力が与えられ、衣類洗濯
袋20全体が水中で浮上するとともに水中で上下が逆さ
まになることを防止できる。更に、下部円盤状部材23
の下側にはネット布等水を良く通す緩衝材25が取付け
られる。この緩衝材25は、洗い(又はすすぎ)時に下
部円盤状部材23が回転翼32と衝突したときの音を和
らげるためのものである。また、筒状部材24の内側に
は、下部円盤状部材23に衣類を緩やかに固定するため
のゴムバンド26が設けられる。なお、筒状部材24の
側面には、衣類を出し入れするための開閉可能な収納口
27が設けられる。
【0043】上記構成の衣類洗濯袋20を用いて洗い
(又はすすぎ)を行なう際の動作は次の通りである。衣
類洗濯袋20の中に衣類をゴムバンド26で固定し、洗
濯槽31の中に載置する。洗濯槽31内に注水を行なう
と、浮き22の浮力によって衣類洗濯袋20は図12の
ように浮上する(破線の位置)。所定水位迄の水が外槽
30内に溜まったあと、回転翼32が回転されることに
より洗い(又はすすぎ)が実行される。
【0044】回転翼32が回転すると、実施例1と同様
に、二つの円盤状部材21、23の通水穴13を通して
水が上から下へ通過し、その水流の力により衣類洗濯袋
20は沈み込む。回転翼32が停止され水流が緩やかに
なると、衣類洗濯袋20は再び上方に浮上する。従っ
て、回転翼32の回転及び停止が適当な間隔で交互に行
なわれると、衣類洗濯袋20は図12中の両端矢印のよ
うに水中で上下に移動する。筒状部材24は水が通りに
くい(又は全く通らない)ため、水は上下方向にのみ移
動し、この水流により衣類の押し洗い(又はすすぎ)が
行なわれる。なお上述の如く、衣類洗濯袋20が沈んで
一時的に洗濯槽31の底部又は回転翼32に衝突して
も、緩衝材25の作用により大きな音は発生しない。
【0045】また、下部円盤状部材23は変形しにくい
ため、衣類に回転翼32が接触する可能性は低いが、通
水穴13から衣類が若干はみ出した場合でも、緩衝材2
5が設けられていれば、衣類に回転翼32が直接当たる
ことを避けることができる。
【0046】なお、筒状部材24を蛇腹状で且つ内部に
収納した衣類を二つの円盤状部材21、23で軽く挟み
込みような弾性構造とすることにより、衣類を押さえる
ためのゴムバンド26は不要となる。
【0047】更に、二つの円盤状部材21、23は、上
記の如き実施例以外に、プラスチック等から成る円形枠
にネットを張る構成としても良い。
【0048】[実施例5]図13は実施例5の衣類洗濯
袋の断面図である。この衣類洗濯袋20の構造は実施例
4に類似しているが、実施例5では、上部円盤状部材2
1及び筒状部材24はネット布等の水を通す素材、下部
円盤状部材23は布又はビニールシート等の緩衝効果が
期待でき且つ水を通しにくい素材から成る。二つの円盤
状部材21、23はいずれも変形しにくい構造とするた
め、プラスチック等から成る円形枠にネットや布を張る
ようにする。また、実施例4と同様に、上部円盤状部材
21の外縁周には発砲スチロール等のリング状の浮き2
2が取付けられる。
【0049】実施例5の衣類洗濯袋20は実施例4と同
様の効果を有するが、水は上部円盤状部材21のネット
網目から袋内に入り、筒状部材24のネット網目から側
面に抜ける。この水流により、衣類洗濯袋20内の衣類
の押し洗い(又はすすぎ)が行なわれる。
【0050】下部円盤状部材23は変形しにくくネット
のように衣類がはみ出ることも無いため、衣類に回転翼
32が直接当たることを避けることができるとともに、
回転翼32との衝突音も殆ど発生しない。
【0051】なお、以上説明した衣類置台や衣類洗濯袋
は一例であり、本発明の趣旨に沿った形で適宜形状を変
更したり素材を変更することができる。
【0052】[洗濯機の実施例]さて、続いて、本発明
に係る洗濯機用補助具を利用してドライマーク衣類等の
洗い(又はすすぎ)を行なうための洗濯機の構成及び動
作を説明する。図14はこのような洗濯機の電気系ブロ
ック構成図である。主としてマイクロコンピュータから
構成される制御部40に対し、操作部41からキー入力
信号が、水位センサ43から水位検知信号が入力され
る。制御部40は運転プログラムを格納したメモリを有
しており、操作部41からのキー入力を受け、対応する
運転プログラムに従って、モータ33を駆動するモータ
駆動部44、給水電磁弁45及び排水電磁弁46等の運
転又は動作を制御する。また、キー入力信号に応じて表
示部42に表示を行なう。
【0053】上記構成の洗濯機の動作は次の通りであ
る。操作部41には、洗濯する衣類の繊維の種類(布
質)や汚れの程度等に合わせて洗い時間や水流の強さが
予め決められている洗濯コースを選択するための洗濯コ
ース入力キーが設けられる。洗濯コース入力キーでは、
例えば、「標準洗濯コース」、特に汚れの酷い衣類を洗
濯するための「しっかり洗濯コース」、ウール製品やド
ライマーク衣類等布傷みし易い衣類を洗濯するための
「ドライ洗濯コース」等の選択が可能である。
【0054】このコース選択キーの操作によりドライ洗
濯コースが選択された場合の処理動作について図15の
処理フローチャートに沿って説明する。ドライマーク指
定の衣類は布傷みや色落ちが生じ易いため、洗剤が直接
衣類に接触しないようにすることが望ましい。そこでド
ライコースでは、まず操作者により洗剤が洗濯槽31に
投入される(ステップS10)。次いで、操作者によ
り、例えば実施例1の如き衣類置台10が洗濯槽31内
に置かれ、その上に衣類が載置される(ステップS1
1)。ドライ洗濯コースが選択されスタートキーが操作
されると(ステップS12)、制御部40は給水電磁弁
45を開き、洗濯槽31への注水を開始する(ステップ
S13)。水位センサ43からの検知信号に基づき、洗
濯槽31内の水位が所定の洗い水位に到達したとき、給
水電磁弁45が閉じられ注水は停止される(ステップS
14)。
【0055】次いで、制御部40はモータ駆動部44を
制御して回転翼32を回転させ、洗いを実行する(ステ
ップS15)。洗い運転時には、回転翼32の回転によ
り衣類置台10を下方に沈み込ませるような水流の力を
生じさせ、それが所定時間維持される状態と、水流を弱
めるか又は停止することにより衣類置台10が浮上する
状態とを交互に作り出すことが必要となる。そのため、
具体的には、例えばモータ33のオン/オフを1.5秒
/3秒の周期で繰り返すような回転制御が行なわれる。
この場合、回転翼32が回転し始めてから約0.5秒後
に衣類置台10が沈み込む程度の強さの水流となるか
ら、約1秒間は衣類置台10が殆ど洗濯槽31の底部に
位置し、衣類への上方からの水流の力の作用が継続す
る。
【0056】なお、この際、回転翼32の回転方向すな
わち衣類に作用する水流の方向を交互に逆転させること
により、押し洗いに加え緩やかな揉み洗いが行なわれる
ことになり、洗いやすすぎの効果が一層高まる。
【0057】洗い運転終了後、制御部40は排水電磁弁
46を開き洗濯槽31内の排水を行なう(ステップS1
6)。洗いのときのみならず、すすぎ時にも上記と同様
のステップS11〜S16の処理によりドライマーク衣
類等に好適なすすぎが実行される。
【0058】勿論、洗剤を投入したあと若干の水を注入
し、洗剤を溶かしてから衣類置台をセットするようにし
ても良い。また、注水後に衣類置台をセットしても構わ
ないが、セットの容易性を考えると図15の処理手順が
より好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1による洗濯機用補助具の断面図。
【図2】 実施例1による洗濯機用補助具の斜視図。
【図3】 実施例1による洗濯機用補助具を洗濯槽内に
載置したときの状態を説明するための洗濯機の断面図。
【図4】 実施例2による洗濯機用補助具の断面図。
【図5】 実施例2による洗濯機用補助具の斜視図。
【図6】 実施例2による洗濯機用補助具を洗濯槽内に
載置したときの状態を説明するための洗濯機の断面図。
【図7】 実施例3による洗濯機用補助具の断面図。
【図8】 実施例3による洗濯機用補助具の斜視図。
【図9】 実施例3による洗濯機用補助具を洗濯槽内に
載置したときの状態を説明するための洗濯機の断面図。
【図10】 実施例4による洗濯機用補助具の断面図。
【図11】 実施例4による洗濯機用補助具の斜視図。
【図12】 実施例4による洗濯機用補助具を洗濯槽内
に載置したときの状態を説明するための洗濯機の断面
図。
【図13】 実施例5による洗濯機用補助具の断面図。
【図14】 本発明に係る洗濯機用補助具を利用して洗
濯を行なうための洗濯機の電気系ブロック構成図。
【図15】 図14の洗濯機におけるドライ洗濯コース
の処理動作の制御フローチャート。
【符号の説明】
10…衣類置台 11…円盤状部材 12…リブ 13…通水穴 14…蝶番 15…脚部 16…突起部 17…切欠部 20…衣類洗濯袋 21…上部円盤状部材 22…リング状浮き 23…下部円盤状部材 24…筒状部材 25…緩衝材 26…ゴムバンド 31…洗濯槽 32…回転翼 33…モータ 40…制御部 41…操作部 44…モータ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 肇 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川口 智也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 平野 良祐 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機の洗濯槽内に置かれ、その上面に
    洗濯物を載置して洗い又はすすぎに使用される洗濯機用
    補助具であって、複数の開口部を有する板状部材と、洗
    濯槽内に置いたときに該板状部材が洗濯槽底部の回転翼
    から所定間隔を保って支持されるべく該板状部材の下面
    に形成される支持部材とを備えることを特徴とする洗濯
    機用補助具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗濯機用補助具におい
    て、水に浮くように構成されることを特徴とする洗濯機
    用補助具。
  3. 【請求項3】 洗濯機の洗濯槽内に置かれ、その上面に
    洗濯物を載置して洗い又はすすぎに使用される洗濯機用
    補助具であって、複数の開口部を有する板状部材と、洗
    濯槽内に置いたときに洗濯槽底部の回転翼と接触するべ
    く該板状部材の下面に形成される1箇所以上の突起部と
    を備えることを特徴とする洗濯機用補助具。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の洗濯機用補助
    具において、前記板状部材は二つ以上の部材から成り、
    蝶番状部材により連結されて1枚の板状部材を形成しつ
    つ折畳むことが可能とされることを特徴とする洗濯機用
    補助具。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の洗濯機用
    補助具において、前記板状部材に形成される開口部は該
    板状部材の中央部より周辺部の開口率が大きいことを特
    徴とする洗濯機用補助具。
  6. 【請求項6】 洗濯物がその内部に収納され、洗濯機の
    洗濯槽内に入れて洗い又はすすぎに使用される洗濯機用
    補助具であって、 a)複数の開口部を有する上面部材と、 b)複数の開口部を有する下面部材と、 c)前記上面部材と前記下面部材との間に取付けられ、変
    形容易で且つ水を通さないか又は水を通しにくい素材か
    ら成る筒状部材と、 d)前記上面部材に貼着された浮き部材と、 を備えることを特徴とする洗濯機用補助具。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の洗濯機用補助具におい
    て、前記下面部材の下面に通水性を有する緩衝部材を設
    けることを特徴とする洗濯機用補助具。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の洗濯機用補助具に
    おいて、前記下面部材の上面に衣類を押さえるための押
    さえ部材を設けることを特徴とする洗濯機用補助具。
  9. 【請求項9】 洗濯物がその内部に収納され、洗濯機の
    洗濯槽内に入れて洗い又はすすぎに使用される洗濯機用
    補助具であって、 a)水を通す上面部材と、 b)水を通さないか又は水を通しにくく、且つ回転翼と衝
    突したときに大きな音を生じない素材から成る下面部材
    と、 c)前記上面部材と前記下面部材との間に取付けられ、変
    形容易で且つ水を通す筒状部材と、 d)前記上面部材に貼着された浮き部材と、 を備えることを特徴とする洗濯機用補助具。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9記載のいずれかの洗濯
    機用補助具を使用して洗いやすすぎを行なうための洗濯
    方法であって、いずれかの洗濯機用補助具及び洗濯物を
    洗濯槽内に載置し、該洗濯槽内に少なくとも該洗濯機用
    補助具及び洗濯物全体が水に漬かる程度の注水を行な
    い、該洗濯槽内において強水流と弱水流又は水流の停止
    とが交互に生じるように回転翼の回転を制御することを
    特徴とする洗濯機用補助具を用いた洗濯方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021005832A1 (ja) * 2019-07-10 2021-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯器具、およびそれを備える洗濯機
CN112717173A (zh) * 2021-01-21 2021-04-30 黄明清 一种麻醉科用物品循环消毒设备

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