JPH0938529A - 静電粉体塗装装置 - Google Patents

静電粉体塗装装置

Info

Publication number
JPH0938529A
JPH0938529A JP21394695A JP21394695A JPH0938529A JP H0938529 A JPH0938529 A JP H0938529A JP 21394695 A JP21394695 A JP 21394695A JP 21394695 A JP21394695 A JP 21394695A JP H0938529 A JPH0938529 A JP H0938529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
jig
section
powder coating
electrostatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21394695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2780017B2 (ja
Inventor
Susumu Nihongi
進 二本木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIFU KK
Original Assignee
EIFU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EIFU KK filed Critical EIFU KK
Priority to JP7213946A priority Critical patent/JP2780017B2/ja
Publication of JPH0938529A publication Critical patent/JPH0938529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2780017B2 publication Critical patent/JP2780017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータのアーマチュア(ワーク)のスロット
2dに均一な塗膜を形成し、生産性を向上させる。 【解決手段】 ワークが、加熱脱脂部11において高周
波誘導加熱により加熱脱脂され、非塗装部であるワーク
の回転軸に治具装着部13でマスキング治具3が装着さ
れ、粉体塗料静電付着部14で粉体塗料が静電付着さ
れ、キュアリング部17でこの粉体塗料が溶融されるこ
とによって塗膜が形成され、治具除去部19でマスキン
グ治具3が取り外され、アウトコンベア27から装置外
部へ排出される。粉体塗料静電付着部14内を搬送され
る過程で、ワークは自転するので、粉体塗料静電付着部
を通過する過程で均一な粉体塗料層が形成される。取り
外されたマスキング治具3は治具返送部20により治具
装着部13へ返送され、再使用に供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばモータの
アーマチュア等のような各種ワークの部分的な塗装手段
として用いられ、粉体塗料を帯電させてワークの表面に
静電的に塗着させる静電粉体塗装装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】モータのアーマチュアは、磁性体金属板
を積層したコアに、励磁コイルを巻装するためのスロッ
トが円周方向等間隔で形成されており、このスロット内
には絶縁塗装が施される。このような塗装には、従来、
ホットスプレー式及び流動浸漬法による塗装装置が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
れば、例えばワークが上記アーマチュアの場合、コアの
各スロット内に均一な塗膜が形成されにくく、このため
アーマチュアの回転バランスが悪く、生産性の向上も困
難であるといった問題が指摘されている。したがって、
本発明が解決しようとする主な技術的課題は、複雑な形
状のワークに均一な塗膜を形成することができ、生産性
を向上させることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る静電粉体塗装装置は、エアレイトされた粉
体塗料に帯電させてワークの表面に静電付着させる粉体
塗料静電付着部と、前記ワークの表面に静電付着した粉
体塗料層を加熱溶融し定着させるキュアリング部と、前
記粉体塗料静電付着部及びキュアリング部を順次経由し
て前記ワークを非間欠状態で連続的に搬送するワーク搬
送路と、前記粉体塗料静電付着部へ送られるワークの非
塗装部にマスキング治具を装着する治具装着部と、前記
ワーク搬送路上で前記粉体塗料静電付着部を通過するワ
ークに回転を与える回転付与部とを備えるものである。
【0005】なお、上記において「非間欠状態で連続的
に搬送する」とは、例えばスクリュコンベアやベルトコ
ンベア等による搬送のように、多数のワークを適当な間
隔で連続的に順次搬送して行く状態を言う。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態にお
いては、前記回転付与部は、キュアリング部を通過する
ワークにも回転を与えるものである。また、典型的に
は、ワーク搬送路はワークの中心軸の非塗装部に装着さ
れた前記マスキング治具を介して前記ワークを支持する
一対の搬送スクリュによる送り機構からなるものであ
り、前記回転付与部は前記搬送スクリュに支持されたマ
スキング治具との摩擦によってこのマスキング治具を介
して前記ワークに回転力を与えるガイド部材からなるも
のである。また、治具装着部の前には、ワークの残留油
脂を気化させる加熱脱脂部が配置される。また、キュア
リング部を通過したワークの非塗装部から前記マスキン
グ治具を取り外す治具除去部と、この治具除去部から前
記マスキング治具を治具装着部へ返送する治具返送部と
を備える。
【0007】
【作用】まずワークは、その非塗装部に治具装着部によ
ってマスキング治具が装着され、ワーク搬送路によって
粉体塗料静電付着部及びキュアリング部を順次経由して
ワーク排出部へ搬送される。粉体塗料静電付着部を通過
する過程で、ワークには、マスキング治具によってマス
キングされた非塗装部以外の表面に、帯電した粉体塗料
が静電付着される。粉体塗料静電付着部を搬送される過
程で、ワークは回転付与部により回転を与えられるの
で、粉体塗料の静電付着による粉体塗料層が全周均一に
形成される。前記粉体塗料層は、ワークが次のキュアリ
ング部を通過する過程で加熱溶融してワーク表面に定着
され、塗膜を形成する。このとき、キュアリング部を通
過する際にもワークに回転を与えることによって、粉体
塗料層の溶融による塗膜の形成が均質に行われる。
【0008】一対の搬送スクリュによる送り機構からな
るワーク搬送路の場合、ワークは、その中心軸の非塗装
部に装着されたマスキング治具を介して前記搬送スクリ
ュ上に支持され、螺子推進力によって安定的に搬送され
る。この場合、回転付与部は搬送過程にあるワークの中
心軸に装着されたマスキング治具との摩擦によって、こ
のマスキング治具に自転力を与えるガイド部材からな
り、ワークは搬送過程でこのマスキング治具を介して自
動的に回転されるので、ワークを回転させるための駆動
装置を必要としない。
【0009】治具装着部の前に配置された加熱脱脂部
は、ワークに付着した油脂を加熱により揮発し除去する
ので、キュアリング部において形成される塗膜の定着性
が向上する。特に、ワークの塗装部が多数の板の積層体
であるような場合に、積層された板の間に残留する油脂
も確実に除去することができる。
【0010】キュアリング部を通過して塗装を終了した
ワークは、治具除去部によって非塗装部からマスキング
治具が取り外され、装置外部へ排出される。取り外され
たマスキング治具は、治具返送部により治具装着部へ返
送され、再使用に供することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の好ましい一実施例に係る静
電粉体塗装装置1の全体構成を概略的に示すものであ
り、図2は、この静電粉体塗装装置1により塗装される
ワーク2を示すものである。まず図2に示すワーク2に
ついて説明すると、具体的にはこのワーク2は、小型D
Cモータのアーマチュアであり、磁性体金属板を多数積
層した円筒状のコア2aと、このコア2aの軸心部から
軸方向両側へ突出した回転軸2b,2c(なお、回転軸
2b,2cは互いに一体である)からなり、コア2aに
は、励磁コイルを巻装するための多数のスロット2dが
円周方向等間隔で形成されている。静電粉体塗装装置1
による絶縁塗装は、図中点々を付した部分、すなわちコ
ア2aにおける軸方向両端面及び各スロット2dの内面
と、回転軸2b,2cにおけるコア2a側の外周面に施
される。
【0012】図1に示すように、この実施例による静電
粉体塗装装置1は、加熱脱脂部11と、第一クーリング
タワー12と、治具装着部13と、粉体塗料静電付着部
14と、ワーク外周クリーナ15と、治具クリーナ16
と、キュアリング部17と、第二クーリングタワー18
と、治具除去部19がワーク搬送方向に直線的に並んで
配置されており、これら加熱脱脂部11〜治具除去部1
9を順次経由してワーク搬送路が設けられている。ま
た、治具装着部13と治具除去部19は治具返送部20
を介して互いに連続的に設けられている。
【0013】加熱脱脂部11〜治具除去部19を順次経
由するワーク搬送路は、ワーク供給部であるインコンベ
ア21と、加熱脱脂部11を通って第一クーリングタワ
ー12内に達する第一搬送スクリュ23と、第一クーリ
ングタワー12の内部に設けられたチェーン122と、
治具装着部13、粉体塗料静電付着部14、ワーク外周
クリーナ15及びキュアリング部17を通って第二クー
リングタワー18内に達する第二搬送スクリュ25と、
第二クーリングタワー18の内部に設けられたチェーン
182と、ワーク排出部であるアウトコンベア27と、
インコンベア21と第一搬送スクリュ23の間でワーク
搬送路を連続させるピックアップハンドラ22と、第一
クーリングタワー12のチェーン122と第二搬送スク
リュ25の間でワーク搬送路を連続させる第一トラバー
サ24と、第二クーリングタワー18のチェーン182
とアウトコンベア27の間でワーク搬経路を連続させる
第二トラバーサ26からなる。加熱脱脂部11、第一ク
ーリングタワー12及び第一搬送スクリュ23は、加熱
脱脂側フレーム28に配置されており、治具装着部13
〜治具除去部19、治具返送部20及び第二搬送スクリ
ュ25は、塗装側フレーム29に配置されている。
【0014】加熱脱脂側フレーム28の上面には、加熱
制御盤281が設けられると共に、加熱脱脂部11を密
封的に覆う防塵カバー282を着脱自在に取り付けるこ
とができ、前面には装置点検用の扉283が設けられて
いる。また、塗装側フレーム29の上面には、塗装制御
盤291が設けられると共に、治具装着部13、粉体塗
料静電付着部14、ワーク外周クリーナ15、キュアリ
ング部17及び治具除去部19をそれぞれ密封的に覆う
防塵カバー292を着脱自在に取り付けることができ、
前面には装置点検用の扉293が設けられている。
【0015】また、ピックアップハンドラ22によるイ
ンコンベア21からのワーク2の供給動作から、塗装が
完了したワーク2がアウトコンベア27へ排出されるま
での一連の動作は、内部シーケンス回路によって、ステ
ップバイステップで動作するシーケンス制御が行われて
いる。
【0016】以下、この実施例による静電粉体塗装装置
1の各部の概略構成及び作用を、ワーク2の搬送方向に
沿って順に説明する。
【0017】インコンベア21は、加熱脱脂側フレーム
28の外部にあって、図示されていない前工程で化学洗
浄されたワーク2を整列させて加熱脱脂部11へ移送す
るためのもので、図3に示すように、無段変速仕様のモ
ータにより駆動され耐摩耗性の高いトランジロンベルト
からなるコンベア本体211と、このコンベア本体21
1上を移送されるワーク2のコア2aの軸方向両側に位
置するように固定的に配置されワーク2を整列させるた
めの一対の案内レール212と、コンベア本体211の
先端からのワーク2の落下を防止するストッパ213
と、このストッパ213によってワーク2がコンベア本
体211上に所定の個数溜まった時点でこれを検出する
ワーク検出センサ(図示省略)とを備える。すなわち、
このインコンベア21においては、化学洗浄工程から出
て来たワーク2は、順次コンベア本体211上で案内レ
ール212に案内されながら移送され、ストッパ213
によって順次停止し、所定の個数だけ溜まると、前記ワ
ーク検出センサからの検出信号によって前工程(化学洗
浄工程)を停止させるようになっている。
【0018】ピックアップハンドラ22は、インコンベ
ア21上のワーク2を、加熱脱脂部11内を通る第一搬
送スクリュ23上へ順次供給するもので、図3に示すよ
うに、インコンベア21における搬送方向先端位置でス
トッパ213に当接している最も前にあるワーク2の回
転軸2b,2cをつかみ、第一搬送スクリュ23の基端
位置で前記回転軸2b,2cを釈放するエアシリンダ駆
動式のチャック221と、このチャック221を図中矢
印Vで示すようにインコンベア21の搬送方向先端位置
と第一搬送スクリュ23の基端位置との間で往復移動さ
せる位置決め移動部(図示省略)とを備える。
【0019】第一搬送スクリュ23は、図4に示すよう
に、ワーク搬送方向に互いに平行にかつ水平に架設され
可変速モータで回転される一対のスクリュシャフト23
1を備えており、インコンベア21からピックアップハ
ンドラ22によって供給されるワーク2は、その回転軸
2b,2cを前記両スクリュシャフト231の螺旋溝2
31a,231a上に横架支持され、その回転によって
連続搬送される。ここで、スクリュシャフト231は後
述する高周波誘導加熱法による加熱脱脂部11の内部を
通るため、ワーク2と共に誘導加熱されることがないよ
うに、ガラス繊維で補強されたエポキシ樹脂等の非誘導
体からなる。
【0020】加熱脱脂部11は、加熱脱脂側フレーム2
8の外部に設置された高周波発振器111と、前記加熱
脱脂側フレーム28内に配置された発振コイル112と
を備える。この加熱脱脂部11内では、第一搬送スクリ
ュ23は、図5に示すように前記発振コイル112で囲
まれた空間を経由して延在されている。したがって、第
一搬送スクリュ23によって搬送される磁性体からなる
ワーク2は、発振コイル112を約50秒かけて通過す
る過程で誘導加熱されるので、塗装の阻害となる油脂類
が気化・放散される。特に、薄い金属板を多数積層した
構造のコア2aは、通常の化学洗浄では、各金属板間に
残留する油脂を完全に除去することは困難であるが、こ
の高周波誘導加熱によれば、このような積層金属板間の
残留油脂類を揮発させて有効に除去することができる。
加熱脱脂部11を通過したワーク2は、次の第一クーリ
ングタワー12へ搬送される。
【0021】第一クーリングタワー12は、加熱脱脂部
11において誘導加熱された高温のワーク2を空冷によ
り冷却させるもので、図1及び図6に示すように、ケー
シング121と、このケーシング121内を循環移動さ
れる互いに平行な一対のチェーン122と、各チェーン
122に所定間隔で互いに対応するように設けられてワ
ーク2におけるコア2aの軸方向両側の回転軸2b,2
cと掛合するブラケット123と、ケーシング121の
上端部に設けられた冷却ファン124とを備える。加熱
脱脂部11で誘導加熱され脱脂されたワーク2は、第一
搬送スクリュ23によって第一クーリングタワー12の
ケーシング121内に到達すると、第一搬送スクリュ2
3とほぼ垂直に交差するように経由する前記チェーン1
22上のブラケット123によって、回転軸2b,2c
を掛合され、このチェーン122の循環移動によりケー
シング121による冷却室内を搬送される。そしてこの
搬送過程で、冷却ファン124により空冷され、後述す
るエポキシ粉体塗料の軟化点以下の温度まで冷却され
る。
【0022】冷却されたワーク2は、チェーン122に
よる第一クーリングタワー12内の循環移動経路におけ
る所定の位置に達した時点で、第一トラバーサ24によ
って第一クーリングタワー12、ひいては加熱脱脂側フ
レーム28から、塗装側フレーム29へ向けて搬送され
る。この第一トラバーサ24は、前記チェーン122上
の各ブラケット123から、図7に示すように仮置コン
ベア244上に受け渡されて整列したワーク2の回転軸
2b,2cを持ち上げるヘッド241と、治具装着部1
3のステーション131上に支持されたワークの回転軸
2b,2cをこの回転軸2b,2cに後述の工程によっ
て装着されたマスキング治具3を介して持ち上げるヘッ
ド242と、両ヘッド241,242を同時に昇降及び
水平移動させて、図中一点鎖線で示すように、仮置コン
ベア244の搬送方向先端位置と治具装着部13のステ
ーション131との間及びこのステーション131と第
二搬送スクリュ25の基端との間で位置決め往復移動さ
せるためのシリンダ243及び図示されていないリニア
駆動部とからなる。
【0023】なお、ワーク2が仮置コンベア244上に
所定の個数を超えて溜まった場合には、ワーク検出セン
サ(図示省略)がこれを検知し、前工程(加熱脱脂及び
冷却工程)を停止させるようになっている。
【0024】治具装着部13は、ワーク2を第一トラバ
ーサ24によって搬送されるワーク2を受け取り、その
回転軸2b,2cを支持するVブロック状の一対のステ
ーション131と、図8に示すように、このステーショ
ン131の両側から、前記回転軸2b,2cの非塗装外
周面にそれぞれマスキング治具3を差し込み装着する一
対のチャックヘッド132と、マスキング治具3の装着
方向への移動を直進案内する一対のリニアボールガイド
部材133と、このリニアボールガイド133内におけ
るマスキング治具3の有無を検出してマスキング治具3
が検出されなかった場合に駆動を停止させるための治具
検出センサ(図示省略)とを備える。マスキング治具3
は、金属製の軸部3aの軸方向両端に円錐状の鍔部3
b,3cが形成されると共に、軸方向一端(鍔部3b
側)に回転軸挿入用の穴3dが形成された構造を有する
ものであって、穴3dの長さによって、回転軸2b用
と、回転軸2c用がある。装着側の鍔部3bはエラスト
マ等の弾性体で形成されており、これによって、回転軸
2b又は2cに対する挿入を容易にすると共に回転軸2
b,2cの外周面への粉体塗料の侵入を確実に防止する
ことができる。
【0025】すなわち、第一トラバーサ24の一方のヘ
ッド241によって、第一クーリングタワー12側の仮
置コンベア244から治具装着部13のステーション1
31にワーク2が移載されると、このステーション13
1の両側へ突出したワーク2の回転軸2b,2cに、チ
ャックヘッド132,132によってそれぞれマスキン
グ治具3が装着される。マスキング治具3が装着された
ワーク2は、第一トラバーサ24の他方のヘッド242
によって、粉体塗料静電付着部14へ延びる第二搬送ス
クリュ25の基端へ移載され、この時の搬送動作によっ
て同時に、前記一方のヘッド241が、前記仮置コンベ
ア244から、次の治具未装着のワーク2をステーショ
ン131上へ移載する。このようにして、順次ワーク2
の搬送とマスキング治具3の装着が行われる。
【0026】第二搬送スクリュ25は、図9及び図10
に示すように、ワーク搬送方向に互いに平行にかつ水平
に架設され無段変速仕様のモータで回転される第一搬送
スクリュ23と同様の一対のスクリュシャフト251
と、このうち一方のスクリュシャフト251の外側にあ
ってワーク2に装着されたマスキング治具3の非装着側
(ワーク2と反対側)の円錐状鍔部3cの中央凸部と接
触可能な回転付与部であるガイド部材252とを備え
る。スクリュシャフト251は、粉体塗料静電付着部1
4内を通る部分は導体金属製となっていて、その表面に
ハードクロムめっき処理及びバフ仕上が施され、極めて
滑らかな表面性状とすることによって、粉体塗料静電付
着部14内での粉体塗料の付着を極力防止しており、ま
た、後述する高周波誘導加熱法によるキュアリング部1
7内を通る部分は、ワーク2と共に誘導加熱されること
がないように、第一搬送スクリュ23と同様、ガラス繊
維で補強されたエポキシ樹脂等の非誘導体からなる。ま
た、スクリュシャフト251はワーク2の回転軸2b,
2cに装着されたマスキング治具3の軸部3aを支持す
るものであり、したがって、回転軸2b,2cを直接支
持する第一搬送スクリュ23のスクリュシャフト231
の間隔よりも広い間隔で架設されている。
【0027】すなわち、治具装着部13のステーション
131から第一トラバーサ24によって第二搬送スクリ
ュ25の基端に移載されたワーク2は、その回転軸2
b,2cに装着されたマスキング治具3を介して両スク
リュシャフト251の螺旋溝251a,251a上に横
架支持され、その回転によって連続搬送される。また、
両スクリュシャフト251に回転を与えると、ワーク2
は前記螺旋溝251aの螺子推進力によって軸方向へ搬
送されるのと同時に、回転方向の摩擦によってスクリュ
シャフト251の軸心に対して直交する方向に変位され
るので、一方のマスキング治具3における円錐状鍔部3
cの軸心の頂部3c’がガイド部材252と接触する。
このため、前記マスキング治具3は、スクリュシャフト
251との摩擦力が作用する軸部3aの外周面と、ガイ
ド部材252との摩擦力が作用する鍔部3cの軸心の頂
部3c’とによって、回転軸2b,2cの軸心を中心と
するトルクを生じ、ワーク2は、第二搬送スクリュ25
上を搬送されるのに伴って、前記トルクにより回転軸2
b,2cの周りで自転される。
【0028】粉体塗料静電付着部14は、図11に示す
ように、上端を開放したケース141と、このケース1
41内の所定の高さに横架された電極板142と、この
電極板142の上に固定された多孔板143と、ケース
141の下部に開設され乾燥空気が送風される送気孔1
44と、電極板142にケーブル145aを介して接続
された高圧発生器145と、多孔板143上のチャンバ
149に粉体塗料(例えばエポキシ樹脂粉末)4を供給
する粉体塗料供給管146と、チャンバ149内の粉体
塗料4の量を検出するレベルセンサ147と、ケース1
41の上端開口に対向配置されエア吸引による余剰粉体
塗料回収部31(図1参照)に接続されたフード148
とを備える。第二搬送スクリュ25は、チャンバ149
内(ケース141とフード148との間)を通ってい
る。高圧発生器145は、0〜58kVの範囲で印加電
圧を可変することができる。
【0029】すなわち、この粉体塗料静電付着部14
は、高圧発生器145で発生させた高電圧を電極板14
2に印加することによって、多孔板143を介して粉体
塗料4を帯電させると共に、送気孔144から所定の圧
力でケース141内に乾燥空気を送り込むことによっ
て、帯電した粉体塗料4をエアレイトすると、多孔板1
43側からフード148へ向けて上昇する気流によって
浮遊する粉体塗料4の粒子が、同一符号の電荷によって
互いに反斥し合うので、チャンバ149内にほぼ均一に
分布する。一方、第二搬送スクリュ25上にマスキング
治具3を介して支持されつつ搬送されるワーク2は、こ
れらマスキング治具3及び第二搬送スクリュ25を介し
てアースされている。したがってワーク2には、チャン
バ149を通過する過程で、マスキング治具3によるマ
スキング部分以外の表面に、帯電した粉体塗料4がクー
ロンの法則によって静電付着する。ワーク2に付着せず
にその上側へ通過した余剰粉体塗料は、フード148を
介して塗装側フレーム29外部の余剰粉体塗料回収部3
0(図1参照)にいったん回収され、リサイクル使用さ
れる。
【0030】チャンバ149内の粉体塗料4の量はレベ
ルセンサ147によって常時検出されており、その検出
値に基づいて、粉体塗料供給管146からの粉体塗料4
の補給が行われる。このため、チャンバ149内の粉体
塗料4は常に一定レベルに維持され、ワーク2への粉体
塗料4の付着が安定的に行われる。また、チャンバ14
9内で粉体塗料4をエアレイトするために送気孔144
から送風される空気としては、塗装側フレーム29外部
の冷凍式エアドライヤ31(図1参照)で除湿されると
共にこのエアドライヤ31内のマイクロフィルタにより
濾過された清浄な乾燥空気が供給される。
【0031】先に述べたように、第二搬送スクリュ25
によって粉体塗料静電付着部14のチャンバ149内を
搬送される過程で、ワーク2は、マスキング治具3とガ
イド部材252との接触によって回転軸2b,2cを中
心に回転されているので、粉体塗料4の静電付着が全周
均一に行われ、そのコア2aに円周方向等間隔で設けら
れた各スロット2d内での粉体塗料層の形成も極めて均
一に行われる。しかもワーク2の回転は他の回転装置等
によって付与されるものではないので、省エネルギとな
る。この回転は、例えばマスキング治具3の鍔部の外周
面をスクリュ受台253と接触させる等、他の方法によ
っても与えることができる。
【0032】また、図12に示すように、チャンバ14
9内を搬送される過程でコア2aの外周に形成される粉
体塗料層4aが次第に厚くなると、これによってスロッ
ト2dの狭い開口部2d’が一層狭められるので、粉体
塗料4がスロット2d内に入りにくくなるが、コア2a
の外周に静電付着される粉体塗料層4aは、前記チャン
バ149内に配置されたスクレーパ(図示省略)によっ
て常に除去されるようになっており、このため、スロッ
ト2dの内部での粉体塗料4の付着効率が向上される。
【0033】ワーク外周クリーナ15は、図13に示す
ように、下端が開放されたケーシング151と、このケ
ーシング151内に設けられた複数のローラ152でケ
ーシング151の内室を循環移動されると共にその水平
な移動経路下部がケーシング151の下端開放部から露
出して第二搬送スクリュ25上のワーク2のコア2a外
周面に接触される合成樹脂製の無端ベルト153と、前
記移動経路上部でこの無端ベルト153の外側に配置さ
れたコレクタ154と、ワーク2のコア2aの外径寸法
に応じて無端ベルト153の接触高さを調節するための
シリンダ155及び手動ハンドル156からなる。
【0034】コレクタ154は、開口を無端ベルト15
3の表面に向けて対向されたカバー154aと、このカ
バー154a内に配置されて無端ベルト153の表面の
粉体塗料を掻き落とす回転ブラシ154bと、無端ベル
ト153の表面に向けて圧縮空気を吹き付けるエアノズ
ル154cと、無端ベルト153の表面から除去された
粉体塗料を吸引する吸気口154dからなるものであ
る。エアノズル154cに供給される圧縮空気は、先に
説明した冷凍式エアドライヤ31によって除湿されると
共に清浄化される。吸気口154dは、帯電した粉体塗
料が静電付着することがないように導電性材料からなる
ダクトホースを介して、先に述べた余剰粉体塗料回収部
30に接続されている。
【0035】すなわち、第二搬送スクリュ25によって
粉体塗料静電付着部14のチャンバ149を通過したワ
ーク2のコア2aの外周面には、ある程度の粉体塗料が
静電的に付着しているが、この粉体塗料は、ワーク2が
ワーク外周クリーナ15の下側を搬送される過程で接触
する無端ベルト153に転写され、除去される。無端ベ
ルト153に付着した粉体塗料は、コレクタ154内の
回転ブラシ154bによる掻き落とし及びエアノズル1
54cからの圧縮空気によって除去され、カバー154
a内から吸気口154dを介して余剰粉体塗料回収部3
0にいったん吸引回収され、リサイクル使用される。
【0036】治具クリーナ16は、図14に示すよう
に、ワーク2の回転軸2b,2cに装着されたマスキン
グ治具3の外周面に対向するように配置された複数のエ
アノズル161と、このエアノズル161に圧縮空気を
分岐供給するマニホールド162とからなる。また、こ
の治具クリーナ16に供給される圧縮空気も、冷凍式エ
アドライヤ31によって除湿されると共に清浄化され
る。マスキング治具3は、粉体塗料が静電付着しにくい
材料で製作されているが、ある程度の粉体塗料の付着は
避けられないため、粉体塗料静電付着部14は、このマ
スキング治具3がワーク2と共にキュアリング部17へ
搬入される前に、前記粉体塗料を圧縮空気の吹き付けに
より除去するものである。これによって、マスキング治
具3の表面に後述するキュアリングによってバリが形成
されるのを防止し、このマスキング治具3を繰り返し使
用に供することができる。
【0037】キュアリング部17は、先に述べた加熱脱
脂部11と同様の構成を有する。すなわち塗装側フレー
ム29の外部に設置された高周波発振器171と、前記
塗装側フレーム29内に配置された発振コイル172と
を備え、このキュアリング部17内では、第二搬送スク
リュ25は、図15に示すように前記発振コイル172
で囲まれた空間を経由して延在されている。したがっ
て、第二搬送スクリュ25によって搬送される磁性体か
らなるワーク2は、発振コイル172を通過する過程で
誘導加熱されるので、その表面に静電付着している熱硬
化性のエポキシ樹脂粉末からなる粉体塗料層は、加熱に
よってその粒子がいったん溶融され互いに融着するゲル
化過程を経て高分子化され、熱硬化反応により架橋硬化
し、絶縁塗膜となって定着される。
【0038】第二クーリングタワー18は、キュアリン
グ部17によって誘導加熱された高温のワーク2を空冷
により冷却させるもので、先に述べた第一クーリングタ
ワー12と同様の構成を有する。すなわち図1に示すよ
うに、ケーシング181と、このケーシング181内を
循環移動される互いに平行な一対のチェーン182と、
図16に示すように、各チェーン182に所定間隔で互
いに対応するように設けられてワーク2の両側のマスキ
ング治具3,3と掛合するブラケット183と、ケーシ
ング181の上端部に設けられた冷却ファン184とを
備える。キュアリング部17で誘導加熱されたワーク2
は、第二搬送スクリュ25によって第二クーリングタワ
ー18のケーシング181内に到達すると、第二搬送ス
クリュ25とほぼ垂直に交差するように経由する前記チ
ェーン182上のブラケット183によって、各マスキ
ング治具3の軸部3aを掛合され、このチェーン182
の循環移動によってケーシング181による冷却室内を
搬送される。そしてこの搬送過程で、冷却ファン184
により空冷され、ほぼ常温まで冷却される。
【0039】なお、ワーク2の表面のうち、回転軸2
b,2cのコアa近傍部分を除く表面には、マスキング
治具3によって、もとより粉体塗料は付着しておらず、
また、コア2aの外周面に付着した粉体塗料は、上述の
ようにワーク外周クリーナ15によって除去されるた
め、絶縁塗膜は、コア2aにおける軸方向両端面及び各
スロット2dの内面と、回転軸2b,2cにおけるコア
2a側の外周面にのみ形成される。そして、各スロット
2dの内面に形成された絶縁塗膜は均一な厚さであるた
め、モータのアーマチュアとして組み込まれたこのワー
ク2の回転バランスが著しく向上される。
【0040】冷却されたワーク2は、チェーン182に
よる第二クーリングタワー18内の循環移動経路におけ
る所定の位置に達した時点で、第二トラバーサ26によ
って第二クーリングタワー18から治具除去部19へ、
更にこの治具除去部19からアウトコンベア27へ移載
される。第二トラバーサ26は、先に述べた第一トラバ
ーサ24と同様の構成を備えるものであって、すなわ
ち、ワーク2を治具除去部19に移載するヘッドとこの
治具除去部19からアウトコンベア27に移載するヘッ
ドが一体的に搬送動作を行うようになっている(図示省
略)。
【0041】治具除去部19は、先に説明した治具装着
部13と構造的には同様であって、図17に示すよう
に、ワーク2を第二トラバーサ26によって搬送される
ワーク2を受け取り、そのコア2aの両側のマスキング
治具3,3を支持する一対のVブロック状のステーショ
ン191と、このステーション191の両側にあって、
ワーク2の回転軸2b,2cからマスキング治具3を引
き抜く一対のチャックヘッド192と、マスキング治具
3の引き抜き方向への移動を案内する一対のリニアボー
ルガイド部材193とを備える。
【0042】すなわち、第二トラバーサ26の一方のヘ
ッドによって、第二クーリングタワー18側から治具除
去部19のステーション191にワーク2が移載される
と、このステーション191の両側へ突出したマスキン
グ治具3を、チャックヘッド192が掛合してワーク2
の回転軸2b,2cから引き抜く。マスキング治具3が
除去されたワーク2は、第二トラバーサ26の他方のヘ
ッドによって、アウトコンベア27の基端へ移載され、
この時の搬送動作によって同時に、前記一方のヘッドに
よって、マスキング治具3が装着された次のワーク2が
ステーション191上へ移載される。このようにして、
順次ワーク2の搬送とマスキング治具3の除去が行われ
る。
【0043】マスキング治具3が除去されたワーク2
は、ワーク排出部のアウトコンベア27(図1及び図1
8参照)を介して次の工程へ移送される。アウトコンベ
ア27に代えて、傾斜した一対のレールからなるシュー
タを用い、このシュータ上をワーク2が転がりながら下
りて行くようにしても良い。
【0044】治具除去部19においてワーク2から引き
抜かれたマスキング治具3は、治具返送部20によって
治具装着部13へ返送され、再使用される。この治具返
送部20は、図18に示すように、治具除去部19のリ
ニアボールガイド部材193及び治具装着部13のリニ
アボールガイド部材133に対して直角、言い換えれば
第二搬送スクリュ25によるワーク搬送路と平行に配置
された一対のリターンコンベア201(図では片側のリ
ターンコンベアのみ示す)と、各リターンコンベア20
1の上側に互いに平行に配置されたガイドレール202
と、治具除去部19のリニアボールガイド部材193の
中心線とガイドレール202の中心線との交点P1 に位
置する鉛直軸の周りに90°往復旋回して前記リニアボ
ールガイド部材193の外端部193a及びガイドレー
ル202の一端部202aに交互に対接される送出側旋
回レール203と、治具装着部13のリニアボールガイ
ド部材133の中心線とガイドレール202の中心線と
の交点P2 に位置する鉛直軸の周りに90°往復旋回し
て前記リニアボールガイド部材133の外端部133a
及びガイドレール202の他端部202bに交互に対接
される受入側旋回レール204とを備える。
【0045】すなわち、まず治具返送部20の送出側旋
回レール203の一端部203aは治具除去部19のリ
ニアボールガイド部材193の外端部193aと対接し
て直線的に連続した移動経路を形成しており、ワーク2
の回転軸2b,2cから引き抜かれた両側のマスキング
治具3は、それぞれチャックヘッド192(図17参
照)によって前記リニアボールガイド部材193から送
出側旋回レール203まで、マスキング治具3は、ワー
ク2に対する非装着側の鍔部3cを先頭にして移動され
る。次に、この送出側旋回レール203は90°旋回し
て前記一端部203aがリターンコンベア201のガイ
ドレール202の一端部202aと対接され、このガイ
ドレール202と直線的に連続した移動経路を形成す
る。このとき送出側旋回レール203によって方向転換
されたマスキング治具3は、ワーク2に対する装着側の
鍔部3bがガイドレール202へ向いており、前記チャ
ックヘッド192によってリターンコンベア201上へ
押し出される。
【0046】リターンコンベア201上へ押し出された
マスキング治具3は、このリターンコンベア201の駆
動によって、装着側の鍔部3bを先頭にして、ガイドレ
ール202に案内されながらその他端部202bへ向け
て移動される。このとき、受入側旋回レール204の一
端部204aはガイドレール202の他端部202bと
対接して直線的に連続した移動経路を形成しており、マ
スキング治具3は、この受入側旋回レール204へ受け
入れられる。次に、受入側旋回レール204は90°旋
回して、ガイドレール202の延長方向を向いていた他
端部204bが治具装着部13のリニアボールガイド部
材133の外端部133aに対接され、このリニアボー
ルガイド部材133と直線的に連続した移動経路を形成
する。このとき受入側旋回レール204によって方向転
換されたマスキング治具3は、ワーク2に対する装着側
の鍔部3bが治具装着部13、言い換えればワーク2へ
の挿入方向を向いており、第一トラバーサ24によって
ワーク2が治具装着部13のステーション131に移載
される装着タイミングまで待機される。
【0047】治具除去部19によるワーク2からのマス
キング治具3の引き抜きから治具装着部13によるワー
ク2へのマスキング治具3の装着に至る一連のリターン
動作は、両側で同期して行われる。
【0048】なお、本発明は、図示の一実施例によって
限定的に解釈されるべきものではない。例えばワーク搬
送路を構成するスクリュ、チェーンあるいはその他細部
の構造等は種々の変更が可能であり、例えば粉体塗料静
電付着部14及びキュアリング部17を経由するワーク
搬送路は、搬送スクリュ以外の、例えばチェーンやベル
ト等による搬送形態とすることもでき、この場合は先に
述べたように、例えばマスキング治具3の鍔部の外周面
をスクリュ受台253と接触させる等の方法によってワ
ーク2に回転を与えることができる。また、図示の実施
例ではワーク供給部としてインコンベア2を有し、ワー
ク排出部としてアウトコンベア27を有するが、これら
供給・排出形態も、特に限定されない。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る静電粉体塗装装置による
と、次のような効果が実現される。 (1) 静電粉体塗装によるワーク表面の部分的な塗膜の形
成を均一に行うことができる。 (2) ワークの非塗装部に装着されたマスキング治具が、
ワークの塗装完了後に治具装着部へ返送され循環使用さ
れるので、コストを低減することができる。 (3) ワーク搬送路によって粉体塗料静電付着部を搬送さ
れる過程で、ワークが自転するため、均一な塗膜が形成
され、製品の品質が向上する。 (4) 静電粉体塗装されるワークが、加熱脱脂により完全
に油脂分を除去されるので、塗膜の定着性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例に係る静電粉体塗装
装置の全体構成を概略的に示すもので、(A)は平面
図、(B)は正面図である。
【図2】上記実施例装置により塗装されるワークを示す
斜視図である。
【図3】上記実施例装置におけるインコンベア、ピック
アップハンドラ及び第一搬送スクリュの一部を示す説明
図である。
【図4】上記第一搬送スクリュの一部を示す平面図であ
る。
【図5】上記実施例装置における加熱脱脂部を示す説明
図である。
【図6】上記実施例装置における第一クーリングタワー
の内部を部分的に示す説明図である。
【図7】上記実施例装置における第一トラバーサを示す
説明図である。
【図8】上記実施例装置における治具装着部及びこれに
よってワークに装着されるマスキング治具を示す説明図
である。
【図9】上記実施例装置における第二搬送スクリュを示
す説明図である。
【図10】上記第二搬送スクリュによるワーク搬送状態
を示す説明図である。
【図11】上記実施例装置における粉体塗料静電付着部
を示す説明図である。
【図12】上記粉体塗料静電付着部によるワーク表面の
粉体塗料付着状態を示す説明図である。
【図13】上記実施例装置におけるワーク外周クリーナ
を示す説明図である。
【図14】上記実施例装置における治具クリーナを示す
説明図である。
【図15】上記実施例装置におけるキュアリング部を示
す説明図である。
【図16】上記実施例装置における第二クーリングタワ
ーの内部を部分的に示す説明図である。
【図17】上記実施例装置における治具除去部を示す説
明図である。
【図18】上記実施例装置における治具返送部を治具除
去部及び治具装着部と共に示す説明図である。
【符号の説明】
2 ワーク 3 マスキング治具 4 粉体塗料 11 加熱脱脂部 13 治具装着部 14 粉体塗料静電付着部 17 キュアリング部 19 治具除去部 20 治具返送部 21 インコンベア 22 ピックアップハンドラ(ワーク搬送路) 23 第一搬送スクリュ(ワーク搬送路) 24 第一トラバーサ(ワーク搬送路) 25 第二搬送スクリュ(ワーク搬送路) 252 ガイド部材(回転付与部) 26 第二トラバーサ(ワーク搬送路) 27 アウトコンベア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアレイトされた粉体塗料に帯電させて
    ワークの表面に静電付着させる粉体塗料静電付着部と、 前記ワークの表面に静電付着した粉体塗料層を加熱溶融
    し定着させるキュアリング部と、 前記粉体塗料静電付着部及びキュアリング部を順次経由
    して前記ワークを非間欠状態で連続的に搬送するワーク
    搬送路と、 前記粉体塗料静電付着部へ送られるワークの非塗装部に
    マスキング治具を装着する治具装着部と、 前記ワーク搬送路上で前記粉体塗料静電付着部を通過す
    るワークに回転を与える回転付与部と、を備えることを
    特徴とする静電粉体塗装装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 回転付与部が、ワーク搬送路上で粉体塗料静電付着部及
    びキュアリング部を通過するワークに回転を与えるもの
    であることを特徴とする静電粉体塗装装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、 ワーク搬送路がワークの中心軸の非塗装部に装着された
    前記マスキング治具を介して前記ワークを支持する一対
    の搬送スクリュによる送り機構からなり回転付与部が前
    記搬送スクリュに支持されたマスキング治具との摩擦に
    よってこのマスキング治具を介して前記ワークに回転力
    を与えるガイド部材からなることを特徴とする静電粉体
    塗装装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの記載におい
    て、 治具装着部の前に、ワークの残留油脂を気化させる加熱
    脱脂部が配置されたことを特徴とする静電粉体塗装装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかの記載におい
    て、 キュアリング部を通過したワークの非塗装部から前記マ
    スキング治具を取り外す治具除去部と、 この治具除去部から前記マスキング治具を治具装着部へ
    返送する治具返送部とを備えることを特徴とする静電粉
    体塗装装置。
JP7213946A 1995-08-01 1995-08-01 静電粉体塗装装置 Expired - Fee Related JP2780017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213946A JP2780017B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 静電粉体塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213946A JP2780017B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 静電粉体塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0938529A true JPH0938529A (ja) 1997-02-10
JP2780017B2 JP2780017B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=16647674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7213946A Expired - Fee Related JP2780017B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 静電粉体塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2780017B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257727A (ja) * 1997-03-13 1998-09-25 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 粉体塗装方法、および電機子コアの製造方法
JP2002153802A (ja) * 2000-11-16 2002-05-28 Inoac Corp 塗装方法及び搬送用ローラの製造方法
JP2003010737A (ja) * 2001-06-29 2003-01-14 Yoshino Kosakusho:Kk 高周波誘導加熱式の粉体塗装装置
US6578474B1 (en) 1998-11-25 2003-06-17 Surfcoat Co., Ltd. Printing or coating method and printing or coating device
KR100505206B1 (ko) * 1997-06-11 2005-10-19 가부시끼가이샤에이후 정전분체 도장장치
JP2011194282A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Asmo Co Ltd 静電粉体塗装装置、静電粉体塗装方法及び電機子部品の製造方法
JP2011194281A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Asmo Co Ltd 静電粉体塗装装置、静電粉体塗装方法及び電機子部品の製造方法
JP2015196112A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 株式会社東芝 成膜装置
JP2016064330A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 ソマール株式会社 粉体塗装システム
CN109127271A (zh) * 2018-08-08 2019-01-04 河南飞龙(芜湖)汽车零部件有限公司 一种排气歧管涂油烘干机
CN110124900A (zh) * 2019-05-31 2019-08-16 广东省机械研究所 一种电枢粉末涂覆保护套
JP2022130942A (ja) * 2021-02-26 2022-09-07 本田技研工業株式会社 マスキング装置及びマスキング方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100936973B1 (ko) 2008-09-19 2010-01-15 얼라이드레이테크놀로지 주식회사 근적외선 분체도장 경화장치 및 그 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193560A (ja) * 1984-03-15 1985-10-02 Nippon Denko Kk 自動静電塗装機に於ける被塗装物の回転移動装置
JPS616713A (ja) * 1984-06-20 1986-01-13 Iwatsu Electric Co Ltd 製版機の定着温度制御装置
JPS62247084A (ja) * 1986-04-18 1987-10-28 Kobe Steel Ltd 塗装性に優れたリン酸塩処理電気亜鉛メツキ鋼板
JPS6422027A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Plasma doping system
JPH05169247A (ja) * 1991-12-21 1993-07-09 Nippondenso Co Ltd アルミニウム製熱交換器の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193560A (ja) * 1984-03-15 1985-10-02 Nippon Denko Kk 自動静電塗装機に於ける被塗装物の回転移動装置
JPS616713A (ja) * 1984-06-20 1986-01-13 Iwatsu Electric Co Ltd 製版機の定着温度制御装置
JPS62247084A (ja) * 1986-04-18 1987-10-28 Kobe Steel Ltd 塗装性に優れたリン酸塩処理電気亜鉛メツキ鋼板
JPS6422027A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Plasma doping system
JPH05169247A (ja) * 1991-12-21 1993-07-09 Nippondenso Co Ltd アルミニウム製熱交換器の製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257727A (ja) * 1997-03-13 1998-09-25 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 粉体塗装方法、および電機子コアの製造方法
KR100505206B1 (ko) * 1997-06-11 2005-10-19 가부시끼가이샤에이후 정전분체 도장장치
US6578474B1 (en) 1998-11-25 2003-06-17 Surfcoat Co., Ltd. Printing or coating method and printing or coating device
JP2002153802A (ja) * 2000-11-16 2002-05-28 Inoac Corp 塗装方法及び搬送用ローラの製造方法
JP2003010737A (ja) * 2001-06-29 2003-01-14 Yoshino Kosakusho:Kk 高周波誘導加熱式の粉体塗装装置
JP2011194281A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Asmo Co Ltd 静電粉体塗装装置、静電粉体塗装方法及び電機子部品の製造方法
JP2011194282A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Asmo Co Ltd 静電粉体塗装装置、静電粉体塗装方法及び電機子部品の製造方法
JP2015196112A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 株式会社東芝 成膜装置
US9724710B2 (en) 2014-03-31 2017-08-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Film coating apparatus
JP2016064330A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 ソマール株式会社 粉体塗装システム
CN109127271A (zh) * 2018-08-08 2019-01-04 河南飞龙(芜湖)汽车零部件有限公司 一种排气歧管涂油烘干机
CN110124900A (zh) * 2019-05-31 2019-08-16 广东省机械研究所 一种电枢粉末涂覆保护套
CN110124900B (zh) * 2019-05-31 2023-11-07 广东省机械研究所有限公司 一种电枢粉末涂覆保护套
JP2022130942A (ja) * 2021-02-26 2022-09-07 本田技研工業株式会社 マスキング装置及びマスキング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2780017B2 (ja) 1998-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2987619B2 (ja) 静電粉体塗装装置
JP2780017B2 (ja) 静電粉体塗装装置
US5928711A (en) Method for applying liquid barrier coatings onto a plurality of parts
US8597735B2 (en) Electrostatic powder coating method and electrostatic powder coating apparatus
CN113275174A (zh) 一种基于视觉监测装置的自动升降式喷涂置及其喷涂方法
US5617800A (en) System for cleaning fixtures utilized in spray painting
US4867099A (en) Method of electrostatically spray coating edge-supported substrates
JP4191764B2 (ja) 電気的な絶縁部材を付与するための方法
US6827780B2 (en) Method and apparatus for powder coating hollow objects
JP4609785B2 (ja) 鋼製ワークの塗装装置並びに鋼製ワークの塗装方法
JPH10257727A (ja) 粉体塗装方法、および電機子コアの製造方法
JPH10314658A (ja) 粉体塗装方法、および電機子コアの製造方法
JP2003190844A (ja) 静電粉体塗装方法及び装置
EP0046175A1 (en) Elastomeric-coated roll and method and apparatus for making the same
JPH0832318B2 (ja) 中空筒状体の回転搬送方法
JP2005013931A (ja) 粉体塗装装置
US20070039632A1 (en) Apparatus and methods for in-line cleaning of contaminant-coated hangers
US5357687A (en) Method and apparatus for drying/curing rigid cylindrical and flexible belt substrates
JPH06285397A (ja) 静電粉体塗装装置
CN112295766B (zh) 一种高压静电喷涂机械
JP3508920B2 (ja) 自動車エンジンのピストン又はピストンリングの印刷又は塗装装置
JP2005013932A (ja) 粉体塗装装置
CN219003470U (zh) 一种全自动喷粉设备
JPH0681656U (ja) 塗装装置
JP4344527B2 (ja) 回転電機の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980317

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees