JPH09391U - 風呂の逆流防止装置 - Google Patents
風呂の逆流防止装置Info
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- JPH09391U JPH09391U JP53997U JP53997U JPH09391U JP H09391 U JPH09391 U JP H09391U JP 53997 U JP53997 U JP 53997U JP 53997 U JP53997 U JP 53997U JP H09391 U JPH09391 U JP H09391U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 給湯器側から浴槽への湯の落とし込みを水道
水圧で行い、浴槽側と給湯器側の縁切りを確実に行う。 【構成】 給湯器側から浴槽への給湯通路に縁切り室16
を設ける。縁切り室には給湯器側に通じる弁孔通路24
と、弁孔41と、浴槽側に通じる通路45を設ける。逆止弁
26の下側に大気開放弁27を設ける。大気開放弁27は鍔33
と係合片40の係合で逆止弁26により保持される構成と
し、鍔33と係合片40の間に隙間43を設ける。弁42側にパ
イロット弁孔36を設け、パイロット弁36は逆止弁26の胴
部32の下端に設けた弁37で開閉する。逆止弁26はスプリ
ング44の上方付勢力によって弁孔通路24を閉鎖する。湯
の落とし込み時には給湯水圧で逆止弁26を押し下げ、弁
42で弁孔41を閉鎖し、パイロット弁孔36を弁37で閉鎖し
た状態で行う。湯の落とし込み停止時にはスプリング44
の上向き力により逆止弁26を上方移動し、パイロット弁
孔36を開けてから弁42を上方移動する。
水圧で行い、浴槽側と給湯器側の縁切りを確実に行う。 【構成】 給湯器側から浴槽への給湯通路に縁切り室16
を設ける。縁切り室には給湯器側に通じる弁孔通路24
と、弁孔41と、浴槽側に通じる通路45を設ける。逆止弁
26の下側に大気開放弁27を設ける。大気開放弁27は鍔33
と係合片40の係合で逆止弁26により保持される構成と
し、鍔33と係合片40の間に隙間43を設ける。弁42側にパ
イロット弁孔36を設け、パイロット弁36は逆止弁26の胴
部32の下端に設けた弁37で開閉する。逆止弁26はスプリ
ング44の上方付勢力によって弁孔通路24を閉鎖する。湯
の落とし込み時には給湯水圧で逆止弁26を押し下げ、弁
42で弁孔41を閉鎖し、パイロット弁孔36を弁37で閉鎖し
た状態で行う。湯の落とし込み停止時にはスプリング44
の上向き力により逆止弁26を上方移動し、パイロット弁
孔36を開けてから弁42を上方移動する。
Description
【0001】
本考案は、給湯器の湯を浴槽に落とし込んで風呂の自動湯張りを行う給湯通路 に設けられて、浴槽側から給湯器側への逆流防止を行う風呂の逆流防止装置に関 するものである。
【0002】
周知のように、風呂の給湯システムは、給湯器の給湯管を分岐させてその一方 を風呂釜の追い焚き循環管路に接続し、給湯器の湯を前記分岐管と追い焚き循環 管路を通して浴槽に落とし込み、風呂の自動湯張りを行うもので、通常、この風 呂の給湯システムには、風呂側の水が給湯器側に逆流するのを防止する逆流防止 装置が備えられている。
【0003】 図4にはかつての逆流防止装置を備えた風呂の給湯システムが示されている。 同図において、浴槽1には循環ポンプ2で浴槽1内の湯水を吸引して追い焚き熱 交換器3を通して浴槽1に戻す追い焚き循環管路4が設けられており、給湯器側 には冷水管5から供給される水を給湯熱交換器6で加熱し、この加熱によって得 られた湯を所望の場所に送り込む給湯管7が設けられている。この給湯管7と追 い焚き循環管路4は、電磁弁10と、逆流防止手段としてのホッパー11と、逆止弁 12とを介して接続されており、浴槽1の湯張り時には給湯管7から電磁弁10、ホ ッパー11、逆止弁12を順に通って追い焚き循環管路4から浴槽1内に湯を落とし 込むようにしている。ホッパー11は給湯管7と追い焚き循環管路4とを完全に縁 切りし、浴槽1側の湯水が給湯管7側に逆流するのを完全に遮断している。
【0004】
しかし、このかつての逆流防止装置は、ホッパー11によって構成されているた め、給湯器側の湯を追い焚き循環管路4側に供給する際に、電磁弁10側の水道圧 力が逆止弁12側の管路に直接加わらず、このため、湯張りスピードが遅くなり、 湯張り完了までに時間が長くかかるという不便があった。
【0005】 本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、 水道水圧を利用して湯張りを行うことができ、しかも、浴槽側の湯水が給湯管側 に逆流するのを完全に防止することができる風呂の逆流防止装置を提供すること にある。
【0006】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 第1の考案は、給湯器で作り出した湯を浴槽に導く給湯通路に設けられ、前記給 湯器側と浴槽側との縁切りを行う風呂の逆流防止装置において、前記逆流防止装 置は縁切り室を備え、この縁切り室の下方にはオーバーフロー管を内蔵した排水 室が一体的に連接されており、前記縁切り室の上部側には給湯器側からの湯が流 入する流入弁口が、下部側には排水室に連通する大気弁口が、側部側には縁切り 室を通る湯を浴槽側へ流出する流出口がそれぞれ設けられ、縁切り室内には前記 流入弁口を開閉する逆止弁と、該逆止弁の下部側に配置され前記大気弁口を開閉 する大気開放弁と、前記逆止弁を上方へ付勢して流入弁口を閉じるスプリングと が収容され、前記大気開放弁は前記逆止弁に上下相対移動の遊び間隙を介し保持 されて逆止弁に連動し逆止弁の上方移動によっての逆止弁による流入弁口の閉鎖 および大気開放弁による大気弁口の開放と、逆止弁の下方移動によっての逆止弁 による流入弁口の開放および大気開放弁による大気弁口の閉鎖とを行う構成とし 、前記大気開放弁には排水室と縁切り室とを連通するパイロット弁孔が形成され 、前記逆止弁の下端側には前記パイロット弁孔を開閉するパイロット弁が設けら れ、前記逆止弁の下方移動によってパイロット弁によるパイロット弁孔の閉鎖が 行われ、逆止弁の前記遊び間隙内での上方移動によってパイロット弁によるパイ ロット弁孔の開放が前記大気開放弁の開放前に行われる構成としたことをもって 課題を解決する手段としている。
【0007】 また第2の考案は、給湯器で作り出した湯を浴槽に導く給湯通路に設けられ、 前記給湯器側と浴槽側との縁切りを行う風呂の逆流防止装置において、前記逆流 防止装置は縁切り室を備え、この縁切り室の上方には給湯器側の給湯通路に連通 するメイン弁室が一体的に連接され、該メイン弁室には縁切り室に通じる通路の 開閉を行うメイン開閉弁が配設され、前記縁切り室の上部側にはメイン弁室側か らの湯が流入する流入弁口が、下部側には大気に連通する大気弁口が、側部側に は縁切り室を通る湯を浴槽側へ流出する流出口がそれぞれ設けられ、縁切り室内 には前記流入弁口を開閉する逆止弁と、該逆止弁の下部側に配置され前記大気弁 口を開閉する大気開放弁と、前記逆止弁を上方へ付勢して流入弁口を閉じるスプ リングとが収容され、前記大気開放弁は前記逆止弁に上下相対移動の遊び間隙を 介し保持されて逆止弁に連動し逆止弁の上方移動によっての逆止弁による流入弁 口の閉鎖および大気開放弁による大気弁口の開放と、逆止弁の下方移動によって の逆止弁による流入弁口の開放および大気開放弁による大気弁口の閉鎖とを行う 構成とし、前記大気開放弁内には大気に連通するパイロット弁孔が形成され、前 記逆止弁の下端側には前記パイロット弁孔を開閉するパイロット弁が設けられ、 前記逆止弁の下方移動によってパイロット弁によるパイロット弁孔の閉鎖が行わ れ、逆止弁の前記遊び間隙内での上方移動によってパイロット弁によるパイロッ ト弁孔の開放が前記大気開放弁の開放前に行われる構成としたことをもって課題 を解決する手段としている。
【0008】 さらに第3の考案は、前記第1又は第2の考案の構成を備えたものにおいて、 大気開放弁は逆止弁に上下方向の摺動が自在の嵌合部を有して保持されており、 その保持部は逆止弁の流入弁口閉鎖部の下側近傍位置に設けられている構成をも って課題を解決する手段としている。
【0009】 さらに第4の考案は、前記第1又は第2又は第3の考案の構成を備えたものに おいて、大気開放弁は逆止弁に上下方向の摺動が自在の嵌合部を有して保持され ており、その保持部は、大気開放弁に張り出し形成された鍔の下面を逆止弁から 伸張した係合片で係合保持する構成としたこともって課題を解決する手段として いる。
【0010】 さらに第5の考案は、給湯器で作り出した湯を浴槽に導く給湯通路に設けられ 、前記給湯器側と浴槽側との縁切りを行う風呂の逆流防止装置において、前記逆 流防止装置は縁切り室を備え、この縁切り室の上部側には給湯器側からの湯が流 入する流入弁口が、下部側には大気に通じる大気弁口が、側部側には縁切り室を 通る湯を浴槽側へ流出する流出口がそれぞれ設けられ、縁切り室内には前記流入 弁口を開閉する逆止弁と、該逆止弁の下部側に配置され前記大気弁口を開閉する 大気開放弁と、前記逆止弁を上方へ付勢して流入弁口を閉じるスプリングとが収 容され、前記逆止弁には前記流入弁口の閉鎖部の下側位置に中心軸状の胴部と、 この胴部の外側に張り出してほぼ縁切り室の側壁に沿って下方へ伸張するスカー ト状の壁板とが設けられ、このスカート状の壁板の内側には前記胴部側に張り出 す係合片が固定形成され、前記大気開放弁の上部には外側に張り出す鍔が形成さ れ、この鍔の下側に上下相対移動を可能にする遊び間隙を介して前記係合片が係 合されて大気開放弁は逆止弁に保持されており、この鍔と係合片との係合によっ て大気開放弁は逆止弁に連動し逆止弁の上方移動によっての逆止弁による流入弁 口の閉鎖および大気開放弁による大気弁口の開放と、逆止弁の下方移動によって の逆止弁による流入弁口の開放および大気開放弁による大気弁口の閉鎖とを行う 構成とし、前記大気開放弁には縁切り室内を大気に連通するパイロット弁孔が形 成され、前記逆止弁の胴部の下端側には前記パイロット弁孔を開閉するパイロッ ト弁が設けられ、前記逆止弁の下方移動によってパイロット弁によるパイロット 弁孔の閉鎖が行われ、逆止弁の前記遊び間隙内での上方移動によってパイロット 弁によるパイロット弁孔の開放が前記大気開放弁の開放前に行われる構成とした ことをもって課題を解決する手段としている。
【0011】
上記構成の本考案において、浴槽への給湯を開始すると、給湯器側の湯が縁切 り室の流入弁口に入り込み、給湯の水圧によって逆止弁がスプリングの付勢力に 抗して下降し、流入弁口が開かれると共に、この逆止弁に連動して大気開放弁が 大気弁口を閉じるので、給湯される湯には水道直圧がかかり、縁切り室に入り込 んだ湯は流出口から出て浴槽内に落とし込まれる。
【0012】 浴槽への湯の落とし込みを停止すると、逆止弁に給湯の水圧の印加が解消され るので、逆止弁はスプリングの上方への付勢力によって上方へ移動するが、この 上方移動の開始時には、逆止弁の上面と下面には縁切り室内の同じ水圧がかかっ ているので、逆止弁はスプリングの付勢力によって大気開放弁との保持部に形成 され遊び間隙区間を迅速に上方移動し、この逆止弁の上方移動と一体的にパイロ ット弁も上方へ移動する結果、パイロット弁孔は大気に開放される。
【0013】 このパイロット弁孔の開放により、大気が縁切り室内に入り込み、大気開放弁 を縁切り室内の水圧によって大気弁口に押し付ける圧力と大気開放弁を押し上げ ようとする大気圧との差圧(水圧が大気圧よりも大の差圧)が解消される結果、 逆止弁が前記大気開放弁に対して遊び間隙区間を相対上方移動した後に、大気開 放弁は逆止弁に係合保持されて迅速に上方へ移動して大気弁口が開放され、浴槽 側と給湯管側の縁切りが行われる。また、流入弁口は逆止弁によって閉鎖される 。
【0014】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の説明にお いて、従来例と同一の部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略する 。図1には本考案に係る風呂の逆流防止装置の一実施例が自動風呂釜のシステム 構成例で示され、また、図2には同実施例における逆流防止装置の弁機構部の拡 大詳細図が示されている。これらの図において、逆流防止装置は、メイン弁室15 と、縁切り室16と、排水室17と、吐出弁室18とを備えている。
【0015】 メイン弁室15の入口通路20は給湯通路の上流側の管9を介して給湯器21の給湯 管7に連通されている。メイン弁室15の底壁22からは弁座23として機能する筒壁 が突設されており、この弁座23の上側には弁孔通路24の入口側を開閉するメイン 開閉弁として機能するパイロット電磁弁25が配設されている。
【0016】 縁切り室16はメイン弁室15の下方位置に一体的に連接して設けられており、こ の縁切り室16には第1の逆止弁26と大気開放弁27とが設けられている。
【0017】 第1の逆止弁26は縁切り室16の内壁面に沿って上下移動が自在の弁体28を有し ており、この弁体28の上部側にはOリング等のシール部材30が装着されており、 このシール部材30は前記弁孔通路24の出口側に設けられている傾斜壁面31に当接 し、弁体28の上下移動により弁孔通路24の出口の流入弁口を開閉するようになっ ている。この弁体28の中心部には下方に突設した中心軸状の胴部32を備えており 、この胴部32には外側に張り出す鍔33を備えた筒部材34が上下摺動自在に遊嵌さ れている。この筒部材34は底部から筒壁が前記胴部32に沿って上方に伸張形成さ れ、後述する弁体28のスカート状の壁板39の水平方向の張り出し面70の裏面(下 面)近傍位置まで伸張させた筒壁の先端側から鍔33を外に広がるように張り出し 形成している。この筒部材34の底壁35の中心部にはパイロット弁孔36が形成され ている。このパイロット弁孔36は前記弁体28の胴部32の下端面と対向しており、 この下端面にはパイロット弁として機能する弁37が設けられ、この弁37によりパ イロット弁孔36の開閉が行われるようになっている。
【0018】 前記弁体28のシール部材30の形成部(流入弁口の閉鎖部)の下側位置には胴部 32の外側に弁孔通路24に対して直交する方向に張り出してからほぼ縁切り室16の 側壁に沿って下方へ伸張するスカート状の壁板39が設けられ、この壁板39からは 該壁板39に固定された係合片40が内側の胴部32に向け前記鍔33の下面と対向する ように鍔33の下側位置まで伸張させて突設されている。この係合片40は弁体28が 上方移動するときに、鍔33の下側に係合し、弁体28と連動して筒部材34を上方に 引き上げる構成となっている。
【0019】 前記筒部材34の底壁35の下端面側には縁切り室16と排水室17とを連通する大気 弁口としての弁孔41を開閉する弁42が設けられている。本実施例では、弁孔41を 形成する筒部外径D(図3参照)よりも筒部材34の底壁35および弁42の外径dは 小さく形成され、これにより、弁42側に後述する旋回状の水流の上向きの力を受 けにくくしてある。弁体28の下方移動によって弁孔41は弁42によって閉じられ、 このとき、図3に示すように、前記係合片40と鍔33の間には遊び間隙として機能 する隙間43が形成される。この隙間43は係合片40側と鍔33側との上下方向の相対 移動を可能とするものである。前記係合片40と縁切り室16の底壁間にはスプリン グ44が配設されており、常時はこのスプリング44の復元力によって弁体28は上方 に付勢され、弁孔通路24の出口側をシール部材30で閉止しており、この状態で弁 孔41は開放されている。なお、パイロット弁孔36を内部に持つ弁42およびこの弁 42を一体的に保持する筒部材34の部分は弁孔41を開閉する大気開放弁27を構成し ている。
【0020】 本実施例では、鍔33は大気開放弁27の上部側、つまり、筒部材34の上部側に設 けられ、また、係合片40も可能な限り上側、つまり、弁体28のシール部材装着部 の下側近傍位置に設けられ、鍔33と係合片40の係合による保持部(第1の逆止弁 による大気開放弁27の係合による保持部)を縁切り室16の底面から上方へ離れた 位置となるように設けている。
【0021】 前記吐出弁室18は上部室46と下部室47を有して縁切り室16の隣側に配置され、 縁切り室16の側壁から横方向に伸びる通路45によって縁切り室16と上部室46との 連通が図られている。この通路45の入口は縁切り室16を通る湯を浴槽側へ流出す る流出口として機能する。上部室46と下部室47の隔壁48には弁孔50が形成されて おり、この弁孔50の入口側には負圧閉止弁51が設けられており、この負圧閉止弁 51と上部室46の頂壁52間には圧縮状のスプリング53が介設されており、このスプ リング53の付勢力を受けて弁孔50は負圧閉止弁51によって閉鎖されている。一方 、下部室47には弁孔50の出口側を開閉する第2の逆止弁54が設けられており、こ の第2の逆止弁54と下部室47の底部間には同様に圧縮状のスプリング55が介設さ れており、このスプリング55の付勢力によって弁孔50の出口側は第2の逆止弁54 によって閉鎖されている。前記下部室47は給湯通路の下流側を構成する湯張り管 56を介して追い焚き循環管路4に接続されている。
【0022】 前記縁切り室16と弁孔41を介して連通する排水室17の底面側からはガイド軸57 が上方に向けて突設されており、このガイド軸57にフロート58が摺動自在に嵌め 込まれている。そしてこのフロート58にはマグネット(図示せず)が取りつけら れ、排水室17の壁面にはリードスイッチ(図示せず)が設けられ、フロート58が 浮力を受けて予め設定された水位まで上昇したときに、フロート58側のマグネッ トとリードスイッチとが対向し、リードスイッチから循環ポンプ2を起動するオ ン信号が出力されるようになっており、このフロート58側のマグネットと前記リ ードスイッチにより水位スイッチが形成されている。また、排水室17の底壁側か らは上方に突出するオーバーフロー管60が設けられており、排水室17の水位がオ ーバーフロー管60の上端を越えたときに、そのオーバーフローの水(湯)がオー バーフロー管60を通して外に排出されるようになっている。
【0023】 また、排水室17の底壁には排水管61の入口側が連通されており、排水管61の出 口側は追い焚き循環管路4の戻り管59、つまり、循環ポンプ2の吸い込み側の管 路に接続されている。そして、排水管61には第3の逆止弁62と第1の制御開閉弁 として機能する電磁弁63が設けられている。また、前記排水管61の出口側の接続 部よりも浴槽1側寄りの戻り管59には第2の制御開閉弁としての電動二方弁64が 設けられている。なお、図中、65は流量センサ、66は水量制御弁、67は浴槽1内 の水位を圧力によって検出する水位センサ(圧力センサ)、68は追い焚き湯水の 流れを検出する追い焚き流水スイッチをそれぞれ示している。
【0024】 本実施例の風呂の逆流防止装置は上記のように構成されており、次にその動作 を説明する。まず、パイロット電磁弁25の開動作により弁孔通路24の入口側が開 かれると、給湯管7側から供給されてくる湯は弁孔通路24に入り込み、その水圧 により、弁体28をスプリング44の付勢力に抗して下方に押し下げ、弁孔通路24の 出口側の流入弁口を開く。この弁体28の下方への押しつけ移動に連動する弁37の 下方移動によってパイロット弁孔36が閉じられ、同様に弁孔41は弁42の下方移動 によって閉じられ、縁切り室16と排水室17との連通が遮断される。この連通遮断 により、縁切り室16に入り込む湯は水道圧によって負圧閉止弁51を押し上げて弁 孔50に入り込み、さらに第2の逆止弁54をスプリング55の付勢力に抗して下方に 押し下げて弁孔50の出口側が開かれる結果、湯は弁孔50から下部室47に入り込み 、さらに湯張り管56を通って追い焚き循環管路4に入り込み、この追い焚き循環 管路の往管69と戻り管59の両側から浴槽1内に水道圧によって落とし込まれる。
【0025】 この浴槽1への湯張りの水位が設定水位となったときに、パイロット電磁弁25 の弁の閉止動作によって弁孔通路24の入口側が閉止される結果、弁体28を下方に 押しつける力よりもスプリング44の上方への付勢力が打ち勝ち、弁体28が上昇移 動を開始する。このとき、弁42が形成されている筒部材34の鍔33と弁体28側の係 合片40との間には図3に示す如く隙間43が形成されているので、まず弁体28は係 合片40が鍔33に係止するまで上昇移動し、この弁体28の上昇移動により弁37も連 動して上方移動する結果、パイロット弁孔36が最初に開かれる。
【0026】 そうすると、排水室17側の大気がパイロット弁孔36を通って縁切り室16に入り 込む結果、縁切り室16は大気圧となり、縁切り室16内の水圧を利用した弁42によ る弁孔41の押しつけ閉止力が解除される。スプリング44の復元力を受けて弁体28 がさらに上昇し続けると、係合片40は鍔33に係合し、筒部材34が弁体28と一体的 に上方移動するので、弁42も一体的に上方移動し、弁孔41が完全に開放され、弁 孔通路24の出口側は第1の逆止弁26のシール部材30によって閉じられる。
【0027】 このとき、縁切り室内に満たされていた湯は弁孔41から排水室17側に入り込む が、このとき、フロート58が浮力を受けて設定位置まで上昇すると、リードスイ ッチからオン信号が出力されて電磁弁63が開けられ、電動二方弁64が閉められて 循環ポンプ2の起動が行われるので、排水室17内に溜まった水は排水管61を通っ た後、循環ポンプ2により強制的に追い焚き循環管路4の往管69側から浴槽1内 に排水される。
【0028】 また、パイロット電磁弁25の閉動作と同時に負圧閉止弁51はスプリング53の付 勢力によって弁孔50の入口側を閉止し、排水室17側の空気が縁切り室16を通って 弁孔50に入り込むのを防止する。また、第2の逆止弁54もパイロット電磁弁25の 閉動作と同時にスプリング55の付勢力によって弁孔50の出口側を閉じ、追い焚き 循環管路3側から汚水が弁孔50を経て縁切り室16側に入り込むのを防止する。
【0029】 上記実施例では、縁切り室16を大気に開放するときには、まず、弁体28の隙間 43内での上方遊び移動に連動して弁37を上方移動させてパイロット弁孔36を開け 、縁切り室16を大気圧にしてから係合片40と鍔33とを係合させて弁42を上方移動 させて弁孔41を開放するようにしたものであるから、小さい復元力のスプリング 44を用いて弁孔41の開放を行うことができる。このパイロット弁孔36と弁37を設 けない構成とした場合には、弁42を開けるとき、縁切り室16は大気圧の排水室17 に比べ高い水圧力となっているので、この圧力差によって弁42は下方に押されて 弁孔41を閉じる方向に作用し、弁孔41を開くときにはその圧力差に打ち勝つ強い 復元力を持ったスプリング44を使用しなければならないが、そうすると、パイロ ット電磁弁25を開けて湯張りを行うとき、弁孔通路24に入り込んだ湯の水圧を利 用して弁42を押し下げ、弁孔41を閉じることができないという問題が生じるが、 本実施例のように、パイロット弁孔36と弁37を設け、最初にパイロット弁孔36を 開いて前記圧力差をなくし、それから弁孔41を開けるようにしたことにより、ス プリング44の復元力を小さくすることができ、前記スプリング44の復元力を強く することによって生じる問題を解消することができる。
【0030】 さらに、本実施例では、筒部材34を弁42側から上方へ伸張し、その伸張先端側 に鍔33を設けて、鍔33と弁体28側の係合片40との係合保持位置を弁体28のシール 部材装着部の下側近傍位置にして、縁切り室16の底面から上方へ離れた位置とし ているので、浴槽への湯の落とし込み中に、縁切り室16を通る水流の押し上げ力 によって弁42が開かれるのを確実に防止することができる。
【0031】 すなわち、浴槽への湯の落とし込み中には、図3の破線で示すように、弁孔通 路24側から縁切り室16に入った水流が縁切り室16の側壁に沿って底面側に向かい 、さらに底面側から上向きに向かう旋回状の水流が生じ、この旋回状の上向きの 水流を鍔33側に受けて弁42が開かれるという不具合(大気開放弁27は弁37の部分 で押さえられているが、この押さえの面積が小さいと、この押さえ部を支点とし て傾動等し、弁孔41が開かれる現象が生じる)を発生する場合が生じるが、本実 施例の如く、鍔33と係合片40との係合保持部を縁切り室16の底面から上方に離れ た位置にすることで、旋回状の水流の勢いが弱まった位置で上向きの水流の力を 受けることになるので、水圧による下向きの押し付け力に対し前記上向きの水流 の押し上げ力は十分小さな力となり、この旋回状の水流押し上げ力によって弁42 が開くことはなく、浴槽への湯の落とし込み動作においては、弁42を確実に閉止 状態に維持することが可能となる。
【0032】 しかも、本実施例では、スカート状の壁板39から内側に向けて突設した係合片 40によって鍔33の水流受圧面(鍔33の下面)が鍔33の下側に位置する係合片40に よって水流の上向きの力が直接鍔33に当たらないようにガードされるので、より 確実に鍔33に水流の上向きの力が作用するのを防止できるので、弁42が上向き水 流の力を受けて開かれるという現象をより確実に防止することが可能となる。
【0033】 さらに、本実施例では、弁体28のシール部(閉鎖部)であるシール部材30の下 側に外側へ張り出してから下方へ伸張するスカート状の壁板39が設けられている ので、この弁孔通路24に直交している張り出し部の面70が下向きの水流を受ける 受圧面として機能するので、湯張りの落とし込みが小さい水量であっても、弁体 28を下方に押し付ける大きな力を受けることとなり、これにより、少ない落とし 込み水量であっても、即座に弁体28を押し下げて弁42により弁孔41を閉鎖して縁 切り室16内に水道水圧がかかる状態にすることができるので、浴槽への湯の落と し込み時には、直ちに水道水圧による湯の落とし込み態勢を整えて浴槽への湯の 落とし込みを迅速に行うことができることになる。
【0034】 さらに、本実施例では、縁切り室16と吐出弁室18の上部室46とを連通する通路 45を弁孔通路24の出口側閉止面よりも下方位置に設けたので、湯張りを行うとき 、第1の逆止弁26を水道圧によって容易に下方に押し下げることができる。この 通路45を第1の逆止弁26の閉止面よりも上方側に設けると、通路45の上部側に淀 み部分が生じ、通路45内の圧力が高くなり、この圧力が第1の逆止弁26を閉鎖す る方向に作用するので、パイロット電磁弁25を開いて給湯器側の湯が弁孔通路24 に入り込んだときに、その湯の水道圧によって第1の逆止弁26、つまり、弁体28 を下方に押し下げるのが困難になるが、本実施例のように、通路45を第1の逆止 弁26の閉止面よりも下方位置に設けることにより、通路45内に淀み部分が生じな くなり、したがって、通路45側から第1の逆止弁26を閉止する方向の力も発生し ないので、湯張り時には湯の水道圧力によって第1の逆止弁26を容易に下方に押 し下げることが可能となり、湯張り動作を円滑に行うことが可能となる。
【0035】 さらに、吐出弁室に負圧閉止弁51を設けたものであるから、パイロット電磁弁 25を閉じて湯張りの通水を停止するとき、この負圧閉止弁51を閉めて湯張り管56 内に空気が入り込むのを防止することができ、これにより、この湯張り管56に水 位センサ67を設けた場合に、この水位センサ67が湯張り管56内に入り込んだ空気 によって浴槽の水位検出に誤動作を生じるという問題を防止することができる。
【0036】 さらに、浴槽1を器具(給湯装置)よりも上方に設けた場合、例えば、給湯装 置を家庭の1階に設け、浴槽1を家庭の2階に設けたような場合においても、浴 槽1側の汚水は第2の逆止弁54によって縁切り室16側に入り込むのが防止され、 衛生上安全である。この場合、第1の逆止弁26と第2の逆止弁54に故障が生じ、 浴槽1側の汚水が縁切り室16側に入り込んだとしても、この汚水は縁切り室16か ら排水室17に入り込み、フロート58が所定の水位に上昇するとリードスイッチか らオン信号が出力されて循環ポンプ2の起動と、電動二方弁64の閉動作と、電磁 弁63の開動作が行われる結果、排水室17に溜まった汚水は循環ポンプ2により強 制的に追い焚き循環管路4の往管69を通して浴槽1側に戻されることとなり、浴 槽1側の汚水が給湯器側に逆流することはない。さらに、この場合、停電等によ り循環ポンプ2の起動ができない場合においても、排水室17に溜まった汚水の水 位がオーバーフロー管60の上端開口を越えたときにはそのオーバーフロー管60か ら外に排出されるので、いずれの場合にも、縁切り室16内で下水側と上水側の縁 切りが確実に行われ、浴槽1側の汚水が上水側の給湯器側に逆流することは完璧 に防止される。
【0037】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り 得るものである。
【0038】
本考案は、浴槽への湯の落とし込み時には、給湯の水圧を受けて逆止弁を下方 へ押し下げ、この逆止弁の下方への移動に連動して大気開放弁が一体的に下方移 動して縁切り室に設けた大気弁口を閉鎖するように構成したものであるから、こ の大気弁口の閉鎖により縁切り室内に水道水圧がかかる状態にでき、これにより 、水道水圧でもって、給湯器側から浴槽への湯の落とし込みを迅速に行うことが 可能となる。
【0039】 また、浴槽への湯の落とし込みを行わないときには、スプリングの上方への付 勢力によって逆止弁を上方へ押し上げて縁切り室の流入弁口を閉鎖し、また、前 記逆止弁の上方移動に連動して大気開放弁を上方へ移動して縁切り室の大気弁口 を開放し、浴槽側と給湯器側とを縁切りするようにしたので、浴槽側からの汚水 が逆流したとしても、その浴槽側の汚水が縁切りされて給湯器側へ流れ込むのを 防止できる。この場合、たとえ、逆止弁が故障したとしても、縁切り室内に逆流 する浴槽側の汚水は開放されている大気弁口から排出されるので、水道が断水し て給湯側の通路が負圧化したとしても、浴槽側の汚水が給湯器側に入り込むのを 確実に防止することができ、衛生上、安全である。
【0040】 また、本考案では、逆止弁によって大気開放弁を上下相対移動の遊び間隙を介 し保持するように構成したので、浴槽への湯の落とし込み終了時に、この遊び間 隙を利用して逆止弁を上方移動し、大気開放弁が大気弁口を開放する前に大気開 放弁のパイロット弁孔を開放して縁切り室を大気圧にし、その後に大気開放弁を 前記逆止弁と連動して上方へ移動し、大気弁口を開放するようにしたので、逆止 弁および大気開放弁を上方へ押し上げるスプリングを小さい力、すなわち、小さ い復元力のものとすることができ、これにより、湯の落とし込みの開始時に、小 さい給湯圧力でもって、すなわち、少ない落とし込み水量であっても確実に逆止 弁を下方へ押し下げて流入弁口の開放と大気弁口の閉鎖を行うことができるとい う効果が得られる。
【0041】 特に、逆止弁の弁体から外側に張り出してスカート状の壁板を設けた構成のも のにあっては、その外側に張り出す面の部分が給湯水圧を受ける受圧面として機 能するので、より大きな逆止弁の押し下げ力を得ることができ、これにより、少 ない落とし込み水量であっても確実に逆止弁を押し下げて流入弁口の開放を行い 、大気開放弁による大気弁口の閉鎖を確実に、かつ、迅速に行うことができると いう優れた効果が得られる。
【0042】 さらに、逆止弁によって大気開放弁を保持する保持部を逆止弁の流入弁口閉鎖 部の下側近傍位置、すなわち、縁切り室の底面から上方に離れた位置に設けた構 成にあっては、湯の落とし込み動作中における縁切り室内で、大気開放弁が縁切 り室底面側から上方に向かう旋回状の上向きの水流の力を受けたとしても、その 上向きの水流がは縁切り室の底面から離れた位置にあるので、水流の勢いが弱く なった位置で前記上向きの水流の力を受けることになるので、その上向きの水流 の力を受けて大気開放弁が大気弁口を開く方向に動かされるということを防止で き、湯の落とし込みの全期間にかけて大気弁口の閉鎖を確実に維持することがで きる。
【0043】 また,逆止弁による大気開放弁の保持部を、大気開放弁に張り出し形成された 鍔の下面を逆止弁から伸張した係合片で係合する構成とすることにより、前記湯 の落とし込み中の縁切り室内における前記旋回状の上向きの水流は逆止弁側の係 合片でガードされ、直接大気開放弁の受圧面として機能する鍔に作用するのを抑 制することができるので、この旋回状水流の上向きの力が大気開放弁の鍔に作用 して大気弁口が開かれるという不具合を防止できる。
【0044】 さらに、縁切り室の上側にメイン弁室を一体的に連接することにより、逆止弁 とメイン開閉弁の弁機構がユニット化されるので逆流防止装置のコンパクト化が 達成でき装置の設置等の取り扱いも容易となる。
【0045】 さらに、縁切り室の下側に排水室を一体的に連接することにより、縁切り室か らの排水を受け止めて床面等に排水されるのを防止でき、排水室に受け止めた湯 水を浴槽側へ排水するシステムを構築するのが容易となる。
【図1】本考案に係る風呂の逆流防止装置の一実施例を
自動風呂釜のシステム中で示す構成図である。
自動風呂釜のシステム中で示す構成図である。
【図2】同実施例における風呂の逆流防止装置の弁機構
部の詳細説明図である。
部の詳細説明図である。
【図3】同実施例における通水時における大気開放弁の
動作状態の説明図である。
動作状態の説明図である。
【図4】かつての風呂の逆流防止装置を自動風呂釜のシ
ステム中で示す説明図である。
ステム中で示す説明図である。
1 浴槽 15 メイン弁室 16 縁切り室 17 排水室 25 パイロット電磁弁 26 第1の逆止弁 27 大気開放弁 32 胴部 36 パイロット弁孔 37 弁(パイロット弁) 42 弁 44 スプリング
Claims (5)
- 【請求項1】 給湯器で作り出した湯を浴槽に導く給湯
通路に設けられ、前記給湯器側と浴槽側との縁切りを行
う風呂の逆流防止装置において、前記逆流防止装置は縁
切り室を備え、この縁切り室の下方にはオーバーフロー
管を内蔵した排水室が一体的に連接されており、前記縁
切り室の上部側には給湯器側からの湯が流入する流入弁
口が、下部側には排水室に連通する大気弁口が、側部側
には縁切り室を通る湯を浴槽側へ流出する流出口がそれ
ぞれ設けられ、縁切り室内には前記流入弁口を開閉する
逆止弁と、該逆止弁の下部側に配置され前記大気弁口を
開閉する大気開放弁と、前記逆止弁を上方へ付勢して流
入弁口を閉じるスプリングとが収容され、前記大気開放
弁は前記逆止弁に上下相対移動の遊び間隙を介し保持さ
れて逆止弁に連動し逆止弁の上方移動によっての逆止弁
による流入弁口の閉鎖および大気開放弁による大気弁口
の開放と、逆止弁の下方移動によっての逆止弁による流
入弁口の開放および大気開放弁による大気弁口の閉鎖と
を行う構成とし、前記大気開放弁には排水室と縁切り室
とを連通するパイロット弁孔が形成され、前記逆止弁の
下端側には前記パイロット弁孔を開閉するパイロット弁
が設けられ、前記逆止弁の下方移動によってパイロット
弁によるパイロット弁孔の閉鎖が行われ、逆止弁の前記
遊び間隙内での上方移動によってパイロット弁によるパ
イロット弁孔の開放が前記大気開放弁の開放前に行われ
る構成としたことを特徴とする風呂の逆流防止装置。 - 【請求項2】 給湯器で作り出した湯を浴槽に導く給湯
通路に設けられ、前記給湯器側と浴槽側との縁切りを行
う風呂の逆流防止装置において、前記逆流防止装置は縁
切り室を備え、この縁切り室の上方には給湯器側の給湯
通路に連通するメイン弁室が一体的に連接され、該メイ
ン弁室には縁切り室に通じる通路の開閉を行うメイン開
閉弁が配設され、前記縁切り室の上部側にはメイン弁室
側からの湯が流入する流入弁口が、下部側には大気に連
通する大気弁口が、側部側には縁切り室を通る湯を浴槽
側へ流出する流出口がそれぞれ設けられ、縁切り室内に
は前記流入弁口を開閉する逆止弁と、該逆止弁の下部側
に配置され前記大気弁口を開閉する大気開放弁と、前記
逆止弁を上方へ付勢して流入弁口を閉じるスプリングと
が収容され、前記大気開放弁は前記逆止弁に上下相対移
動の遊び間隙を介し保持されて逆止弁に連動し逆止弁の
上方移動によっての逆止弁による流入弁口の閉鎖および
大気開放弁による大気弁口の開放と、逆止弁の下方移動
によっての逆止弁による流入弁口の開放および大気開放
弁による大気弁口の閉鎖とを行う構成とし、前記大気開
放弁内には大気に連通するパイロット弁孔が形成され、
前記逆止弁の下端側には前記パイロット弁孔を開閉する
パイロット弁が設けられ、前記逆止弁の下方移動によっ
てパイロット弁によるパイロット弁孔の閉鎖が行われ、
逆止弁の前記遊び間隙内での上方移動によってパイロッ
ト弁によるパイロット弁孔の開放が前記大気開放弁の開
放前に行われる構成としたことを特徴とする風呂の逆流
防止装置。 - 【請求項3】 大気開放弁は逆止弁に上下方向の摺動が
自在の嵌合部を有して保持されており、その保持部は逆
止弁の流入弁口閉鎖部の下側近傍位置に設けられている
請求項1又は請求項2記載の風呂の逆流防止装置。 - 【請求項4】 大気開放弁は逆止弁に上下方向の摺動が
自在の嵌合部を有して保持されており、その保持部は、
大気開放弁に張り出し形成された鍔の下面を逆止弁から
伸張した係合片で係合保持する構成としたことを特徴と
する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の風呂の逆
流防止装置。 - 【請求項5】 給湯器で作り出した湯を浴槽に導く給湯
通路に設けられ、前記給湯器側と浴槽側との縁切りを行
う風呂の逆流防止装置において、前記逆流防止装置は縁
切り室を備え、この縁切り室の上部側には給湯器側から
の湯が流入する流入弁口が、下部側には大気に通じる大
気弁口が、側部側には縁切り室を通る湯を浴槽側へ流出
する流出口がそれぞれ設けられ、縁切り室内には前記流
入弁口を開閉する逆止弁と、該逆止弁の下部側に配置さ
れ前記大気弁口を開閉する大気開放弁と、前記逆止弁を
上方へ付勢して流入弁口を閉じるスプリングとが収容さ
れ、前記逆止弁には前記流入弁口の閉鎖部の下側位置に
中心軸状の胴部と、この胴部の外側に張り出してほぼ縁
切り室の側壁に沿って下方へ伸張するスカート状の壁板
とが設けられ、このスカート状の壁板の内側には前記胴
部側に張り出す係合片が固定形成され、前記大気開放弁
の上部には外側に張り出す鍔が形成され、この鍔の下側
に上下相対移動を可能にする遊び間隙を介して前記係合
片が係合されて大気開放弁は逆止弁に保持されており、
この鍔と係合片との係合によって大気開放弁は逆止弁に
連動し逆止弁の上方移動によっての逆止弁による流入弁
口の閉鎖および大気開放弁による大気弁口の開放と、逆
止弁の下方移動によっての逆止弁による流入弁口の開放
および大気開放弁による大気弁口の閉鎖とを行う構成と
し、前記大気開放弁には縁切り室内を大気に連通するパ
イロット弁孔が形成され、前記逆止弁の胴部の下端側に
は前記パイロット弁孔を開閉するパイロット弁が設けら
れ、前記逆止弁の下方移動によってパイロット弁による
パイロット弁孔の閉鎖が行われ、逆止弁の前記遊び間隙
内での上方移動によってパイロット弁によるパイロット
弁孔の開放が前記大気開放弁の開放前に行われる構成と
したことを特徴とする風呂の逆流防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53997U JPH09391U (ja) | 1997-01-25 | 1997-01-25 | 風呂の逆流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53997U JPH09391U (ja) | 1997-01-25 | 1997-01-25 | 風呂の逆流防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09391U true JPH09391U (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=11476562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53997U Pending JPH09391U (ja) | 1997-01-25 | 1997-01-25 | 風呂の逆流防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09391U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112943974A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-11 | 王强 | 一种适用于热水器的防串水的管阀装置 |
-
1997
- 1997-01-25 JP JP53997U patent/JPH09391U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112943974A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-11 | 王强 | 一种适用于热水器的防串水的管阀装置 |
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