JPH09392U - 逆流防止装置 - Google Patents

逆流防止装置

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JPH09392U
JPH09392U JP54097U JP54097U JPH09392U JP H09392 U JPH09392 U JP H09392U JP 54097 U JP54097 U JP 54097U JP 54097 U JP54097 U JP 54097U JP H09392 U JPH09392 U JP H09392U
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valve
check valve
passage
valve hole
hot water
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JP54097U
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Inventor
武雄 山口
潔 江塚
Original Assignee
株式会社ガスター
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯器側から浴槽への湯張り時における逆止
弁の開弁応答性に優れた逆流防止装置を提供する。 【構成】 逆止弁収容室16の上部に給湯器側からの湯を
室内に導入する弁孔通路24を設ける。逆止弁収容室16の
底壁には吸気弁孔41を設け、逆止弁収容室16の側部に出
口の通路45を設ける。逆止弁収容室16内には弁孔通路24
の開閉を行う逆止弁26と大気弁孔41の開閉を行う大気開
放弁42を収容する。逆止弁26と大気開放弁42は連結し、
逆止弁26の開閉動作と大気開放弁42の閉開動作を連動さ
せる。弁体28の上部側には先細末広がり錐状の錐体部29
を設け、この錐体部29の根元側にシール部材30を装着す
る。シール部材30が逆止弁用弁座31を閉鎖している状態
で、錐体部29は弁孔通路24内に挿入される構成とする。
出口の通路45は大気開放弁42の閉動作位置以下の下方に
形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給湯器の湯を浴槽に落とし込む給湯通路上に設けられて浴槽側から 給湯器側への逆流を防止する逆流防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、風呂の給湯システムは、給湯器の給湯管を分岐させてその一方 を風呂釜の追い焚き循環管路に接続し、給湯器の湯を前記分岐管と追い焚き循環 管路を通して浴槽に落とし込み、風呂の自動湯張りを行うもので、通常、この風 呂の給湯システムには、風呂側の水が給湯器側に逆流するのを防止する逆流防止 装置が備えられている。
【0003】 図4にはかつての逆流防止装置を備えた風呂の給湯システムが示されている。 同図において、浴槽1には循環ポンプ2で浴槽1内の湯水を吸引して追い焚き熱 交換器3を通して浴槽1に戻す追い焚き循環管路4が設けられており、給湯器側 には冷水管5から供給される水を給湯熱交換器6で加熱し、この加熱によって得 られた湯を所望の場所に送り込む給湯管7が設けられている。この給湯管7と追 い焚き循環管路4は、電磁弁10と、逆流防止手段としてのホッパー11と、逆止弁 12とを介して接続されており、浴槽1の湯張り時には給湯管7から電磁弁10、ホ ッパー11、逆止弁12を順に通って追い焚き循環管路4から浴槽1内に湯を落とし 込むようにしている。ホッパー11は給湯管7と追い焚き循環管路4とを完全に縁 切りし、浴槽1側の湯水が給湯管7側に逆流するのを完全に遮断している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このかつての逆流防止装置は、ホッパー11によって構成されているた め、給湯器側の湯を追い焚き循環管路4側に供給する際に、電磁弁10側の水道圧 力が逆止弁12側の管路に直接加わらず、このため、湯張りスピードが遅くなり、 湯張り完了までに時間が長くかかるという不便があった。
【0005】 本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、 水道水圧を利用して好適に湯張りを行うことができ、浴槽側の湯水が給湯管側に 逆流するのを確実に防止することができる逆流防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 第1の考案は、給湯器側から浴槽へ湯を供給する給湯通路上に設けられ、浴槽側 から給湯器側への逆流を防止する逆止弁内蔵の逆流防止装置において、前記逆止 弁は前記給湯通路に介設された逆止弁収容室内に配設されており、逆止弁収容室 には給湯器側からの湯を導入する弁孔通路が設けられ、この弁孔通路の終端側に は逆止弁用弁座が設けられており、前記逆止弁は弁体にシール部材を配設したも のから成り、この弁体の先端側には先細の末広がり錐状をした錐体部が形成され 、この錐体部の根元側外周面には前記逆止弁用弁座に当接して弁孔通路を閉鎖す るシール部材が配設され、このシール部材配設部近傍の錐体部の根元からは前記 弁孔通路に対して直交する方向に張り出す張り出し壁が逆止弁収容室の室内空間 に伸張して設けられ、前記シール部材が逆止弁用弁座に当接している状態でシー ル部材よりも先端側の錐体部は前記弁孔通路内に挿入されて弁孔通路は逆止弁収 容室内に向かうにつれて通路断面が狭幅化されており、前記逆止弁と逆止弁収容 室の壁面間には逆止弁のシール部材を弁孔通路の逆止弁用弁座へ圧接付勢するス プリングが介設され、このスプリングの付勢力によって逆止弁を付勢して弁孔通 路を閉鎖し、浴槽への湯の供給時には給湯圧力によって逆止弁を押し下げ弁孔通 路を開き逆止弁収容室の出口から浴槽側へ湯を送出する構成としたことをもって 課題を解決する手段としている。
【0007】 また第2の考案は、前記第1の考案の構成を備えたものにおいて、弁孔通路は 逆止弁収容室の上部側に設けられ、逆止弁収容室の底壁側には弁孔通路と対向す る位置に大気に通じる吸気弁孔が設けられ、逆止弁収容室内には逆止弁の下側に 前記吸気弁孔を開閉する大気開放弁が前記逆止弁に連結されて逆止弁に連動して の上下移動が自在に設けられ、逆止弁の上方移動によって逆止弁による弁孔通路 の閉鎖と大気開放弁による吸気弁孔の開放を行い、逆止弁の下方移動によって逆 止弁による弁孔通路の開放と大気開放弁による吸気弁孔の閉鎖とを行う構成とし たことをもって課題を解決する手段としている。
【0008】 さらに第3の考案は、前記第2の考案の構成を備えたものにおいて、逆止弁収 容室の出口に連接されて浴槽側へ給湯の湯を送出する通路は大気開放弁による吸 気弁孔の閉鎖位置以下の下方側に設けられている構成をもって課題を解決する手 段としている。
【0009】
【作用】
上記構成の本考案において、給湯器側から浴槽への湯の落とし込みが開始する と、給湯器側からの湯は弁孔通路に入り込み、この給湯圧力を受けて、逆止弁は スプリングの付勢力に抗して逆止弁を押し下げる結果、給湯器側からの湯は弁孔 通路から逆止弁収容室内に入り込む。
【0010】 この湯の入り込みに際し、弁孔通路内に挿入されている逆止弁の弁体の錐体部 が先細の末広がり錐状をしているので、弁孔通路の断面は逆止弁収容室に向かう につれて狭幅になる結果、弁孔通路を通る水流は、逆止弁収容室に向かうにつれ 流速が速くなり勢いを増して逆止弁用弁座とシール部材間の隙間に入り込むので 、逆止弁はこの水流の勢いを受けて急激に弁孔通路を開方向に移動する。
【0011】 そして、弁孔通路から逆止弁収容室に入り込む水流は前記弁孔通路に対してほ ぼ直交する方向に張り出し形成されている逆止弁の張り出し壁に衝突し、この衝 突力を受けて逆止弁は弁孔通路の開方向に押し下げ移動されることとなり、前記 錐体部による水流の加速作用と水流の張り出し壁への衝突作用とが相俟って逆止 弁は湯張り開始時に急加速状態で即座に弁孔通路を開放することとなり、湯張り 開始時の逆止弁の開動作の応答性を高めてより好適な水道水圧を利用しての湯張 りが可能となるものである。
【0012】 また、この逆止弁の急加速の弁孔通路の開動作に連動して大気開放弁による吸 気弁孔の閉鎖が迅速に行われることで、湯張り開始時における逆止弁収容室から 吸気弁孔を通しての排水水量を小さくでき、排水による水の無駄が削減されるも のとなる。
【0013】 湯張り動作が停止すると、逆止弁はスプリングの付勢力によって付勢方向に移 動し、弁孔通路を閉鎖し、この逆止弁の移動に連動して大気開放弁は吸気弁孔を 開放するので、逆止弁収容室内は吸気弁孔から空気が入り込むことで、大気圧と なり、給湯器側と浴槽側とが縁切りされ、たとえ逆止弁が故障したとしても、浴 槽側から給湯器側への逆流が防止されるものとなる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の説明にお いて、従来例と同一の部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略する 。図1には本考案に係る逆流防止装置の一実施例が自動風呂釜のシステム構成と 共に示され、また、図2には同実施例における逆流防止装置の弁機構部の拡大詳 細図が示されている。これらの図において、逆流防止装置は、逆止弁収容室16に 形成され、この逆止弁収容室16にメイン弁室15と、排水室17と、吐出弁室18とが 一体的に連接されてユニット状に形成されている。なお、この実施例では逆止弁 収容室16は給湯器側と浴槽側とを縁切りする縁切り室としての機能を兼備する。
【0015】 メイン弁室15の入口通路20は給湯通路の上流側の管9を介して給湯器21の給湯 管7に連通されている。逆止弁収容室16の上面壁(メイン弁室15の底壁)22から は弁座23として機能する筒壁が上方へ突設されており、この弁座23の上側には弁 孔通路24の入口側を開閉するメイン開閉弁として機能するパイロット電磁弁25が 配設されている。
【0016】 逆止弁収容室16はメイン弁室15の下方位置に設けられており、この逆止弁収容 室16には第1の逆止弁26と大気開放弁27とが設けられている。
【0017】 第1の逆止弁26は逆止弁収容室16の内壁面に沿って上下移動が自在の弁体28を 有ており、この弁体28の先端側(上部側)にはOリング等のシール部材30が装着 されており、このシール部材30は前記弁孔通路24の出口側(終端側)に設けられ ている傾斜壁面31に当接し、弁体28の上下移動により弁孔通路24の出口を開閉す るようになっている。この傾斜壁面31は、逆止弁用弁座31として機能するもので ある。
【0018】 前記弁体28の先端側(上部側)には先細の末広がり錐状をした錐体部29が形成 されており、この錐体部29の根元側外周面に前記シール部材30が装着されており 、このシール部材30が前記逆止弁用弁座31に当接した状態で、図2に示す如く、 錐体部29の先端側は弁孔通路24内に挿入されて、弁孔通路24は逆止弁収容室16に 向かうにつれて通路断面が狭幅化されている。シール部材30の装着部の下方近傍 の錐体部29の根元からは弁孔通路24に対して直交する方向に張り出す張り出し壁 39が逆止弁収容室16の上部側の室内空間に伸張形成されている。
【0019】 前記弁体28の中心部には下方に突設した胴部32を備えており、この胴部32には 鍔33を備えた筒部材34が上下摺動自在に遊嵌されており、この筒部材34の底壁35 の中心部にはパイロット弁孔36が形成されている。このパイロット弁孔36は前記 弁体28の胴部32の下端面と対向しており、この下端面には弁37が設けられ、この 弁37によりパイロット弁孔36の開閉が行われるようになっている。前記弁体28の 周壁側からは係合片40が内側に向けて突設されており、この係合片40は弁体28が 上方移動するときに、鍔33に係合し、弁体28と連動して筒部材34を上方に引き上 げる構成となっている。
【0020】 前記筒部材34の底壁35の下端面側には逆止弁収容室16と排水室17とを連通する 吸気弁孔として機能する弁孔41を開閉する大気開放弁として機能する弁42が設け られており、弁体28の下方移動によって弁孔41は弁42によって閉じられ、このと き、図3に示すように、前記係合片40と鍔33の間には隙間43が形成される。前記 係合片40と逆止弁収容室16の底壁間にはスプリング44が配設されており、常時は このスプリング44の復元力によって弁体28は上方に付勢され、弁孔通路24の出口 側の逆止弁用弁座31をシール部材30で閉止しており、この状態で弁孔41は開放さ れている。
【0021】 前記吐出弁室18は上部室46と下部室47を有して逆止弁収容室16の隣側に配置さ れ、逆止弁収容室16の出口から横方向に伸びる通路45によって逆止弁収容室16と 上部室46との連通が図られている。上部室46と下部室47の隔壁48には弁孔50が形 成されており、この弁孔50の入口側には負圧閉止弁51が設けられており、この負 圧閉止弁51と上部室46の頂壁52間には圧縮状のスプリング53が介設されており、 このスプリング53の付勢力を受けて弁孔50は負圧閉止弁51によって閉鎖されてい る。一方、下部室47には弁孔50の出口側を開閉する第2の逆止弁54が設けられて おり、この第2の逆止弁54と下部室47の底部間には同様に圧縮状のスプリング55 が介設されており、このスプリング55の付勢力によって弁孔50の出口側は第2の 逆止弁54によって閉鎖されている。前記下部室47は給湯通路の下流側を構成する 湯張り管56を介して追い焚き循環管路4に接続されている。なお、通路45は図2 に示す如く、大気開放弁42による吸気弁孔41の閉鎖位置以下の下方(低位)に設 けられている。
【0022】 前記逆止弁収容室16と弁孔41を介して連通する排水室17の底面側からはガイド 軸57が上方に向けて突設されており、このガイド軸57にフロート58が摺動自在に 嵌め込まれている。そしてこのフロート58にはマグネット(図示せず)が取りつ けられ、排水室17の壁面にはリードスイッチ(図示せず)が設けられ、フロート 58が浮力を受けて予め設定された水位まで上昇したときに、フロート58側のマグ ネットとリードスイッチとが対向し、リードスイッチから循環ポンプ2を起動す るオン信号が出力されるようになっており、このフロート58側のマグネットと前 記リードスイッチにより水位スイッチが形成されている。また、排水室17の底壁 側からは上方に突出するオーバーフロー管60が設けられており、排水室17の水位 がオーバーフロー管60の上端を越えたときに、そのオーバーフローの水(湯)が オーバーフロー管60を通して外に排出されるようになっている。
【0023】 また、排水室17の底壁には排水管61の入口側が連通されており、排水管61の出 口側は追い焚き循環管路4の戻り管59、つまり、循環ポンプ2の吸い込み側の管 路に接続されている。そして、排水管61には第3の逆止弁62と第1の制御開閉弁 として機能する電磁弁63が設けられている。また、前記排水管61の出口側の接続 部よりも浴槽1側寄りの戻り管59には第2の制御開閉弁としての電動二方弁64が 設けられている。なお、図中、65は流量センサ、66は水量制御弁、67は浴槽1内 の水位を圧力によって検出する水位センサ(圧力センサ)、68は追い焚き湯水の 流れを検出する追い焚き流水スイッチをそれぞれ示している。
【0024】 本実施例は上記のように構成されており、次にその動作を説明する。まず、パ イロット電磁弁25の開動作により弁孔通路24の入口側が開かれると、給湯管7側 から供給されてくる湯は弁孔通路24に入り込み、その水圧により、弁体28をスプ リング44の付勢力に抗して下方に押し下げ、弁孔通路24の出口側を開く。
【0025】 この第1の逆止弁13による弁孔通路24の出口の開動作に際し、弁孔通路24に挿 入されている弁体28の錐体部29は先細の末広がり錐状になっており、通路断面が 逆止弁収容室16に向かうにつれて狭幅になることから、逆止弁収容室16内に入り 込む水流は、この錐体部29に沿って流れることにより加速され、水流の勢いが増 大され、この勢いの強められた水流の力が錐体部29に作用することで、弁体28は この水流の加速作用により急加速状態で下降開始する。そして、シール部材30と 逆止弁用弁座31の隙間を通った勢いのついた水流は弁体28の張り出し壁39に衝突 する結果、弁体28はこの衝突力を受けて下方への移動をさらに加速する。このよ うに、本実施例では、前記錐体部29の末広がり斜面による加速作用と、張り出し 壁39への衝突作用との相乗効果によって、弁体28は湯張り開始が開始されるや否 や急加速状態で下降して弁孔通路24の出口を開放する。
【0026】 この弁体28の下方への移動により、弁37も下方へ一体的に移動してパイロット 弁孔36が閉じられ、同様に弁孔41は弁42の下方移動によって閉じられ、逆止弁収 容室16と排水室17との連通が遮断される。この連通遮断により、逆止弁収容室16 に入り込む湯は水道圧によって負圧閉止弁51を押し上げて弁孔50に入り込み、さ らに第2の逆止弁54をスプリング55の付勢力に抗して下方に押し下げて弁孔50の 出口側が開かれる結果、湯は弁孔50から下部室47に入り込み、さらに湯張り管56 を通って追い焚き循環管路4に入り込み、この追い焚き循環管路の往管69と戻り 管59の両側から浴槽1内に水道圧によって落とし込まれる。
【0027】 この浴槽1への湯張りの水位が設定水位となったときに、パイロット電磁弁25 の弁の閉止動作によって弁孔通路24の入口側が閉止(閉鎖)される結果、弁体28 を水圧により下方に押しつける力よりもスプリング44の上方への付勢力が打ち勝 ち、弁体28が上昇移動を開始する。このとき、弁42が形成されている筒部材34の 鍔33と弁体28側の係合片40との間には図3に示す如く隙間43が形成されているの で、まず弁体28は係合片40が鍔33に係止するまで上昇移動し、この弁体28の上昇 移動により弁37も連動して上方移動する結果、パイロット弁孔36が最初に開かれ る。
【0028】 そうすると、排水室17側の大気がパイロット弁孔36を通って逆止弁収容室16に 入り込む結果、逆止弁収容室16は大気圧となり、逆止弁収容室16内の水圧を利用 した弁42による弁孔41の押しつけ閉止力が解除される。スプリング44の復元力を 受けて弁体28がさらに上昇し続けると、係合片40は鍔33に係合し、筒部材34が弁 体28と一体的に上方移動するので、弁42も一体的に上方移動し、弁孔41が完全に 開放され、弁孔通路24の出口側は第1の逆止弁26のシール部材30によって閉じら れる。このとき、逆止弁収容室内に満たされていた湯は弁孔41から排水室17側に 入り込むが、このとき、フロート58が浮力を受けて設定位置まで上昇すると、リ ードスイッチからオン信号が出力されて電磁弁63が開けられ、電動二方弁64が閉 められて循環ポンプ2の起動が行われるので、排水室17内に溜まった水は排水管 61を通った後、循環ポンプ2により強制的に追い焚き循環管路4の往管69側から 浴槽1内に排水される。
【0029】 また、パイロット電磁弁25の閉動作と同時に負圧閉止弁51はスプリング53の付 勢力によって弁孔50の入口側を閉止し、排水室17側の空気が逆止弁収容室16を通 って弁孔50に入り込むのを防止する。また、第2の逆止弁54もパイロット電磁弁 25の閉動作と同時にスプリング55の付勢力によって弁孔50の出口側を閉じ、追い 焚き循環管路3側から汚水が弁孔50を経て逆止弁収容室16側に入り込むのを防止 する。
【0030】 上記実施例では、逆止弁収容室16を大気に開放するときには、まず、弁体28の 上方移動に連動して弁37を上方移動させてパイロット弁孔36を開け、逆止弁収容 室16を大気圧にしてから係合片40と鍔33とを係合させて弁42を上方移動させて弁 孔41を開放するようにしたものであるから、小さい復元力のスプリング44を用い て弁孔41の開放を行うことができる。このパイロット弁孔36と弁37を設けない構 成とした場合には、弁42を開けるとき、逆止弁収容室16は排水室17に比べ高い圧 力となっているので、この圧力差によって弁42は下方に押されて弁孔41を閉じる 方向に作用し、弁孔41を開くときにはその圧力差に打ち勝つ強い復元力を持った スプリング44を使用しなければならないが、そうすると、パイロット電磁弁25を 開けて湯張りを行うとき、弁孔通路24に入り込んだ湯の水圧を利用して弁42を押 し下げ、弁孔41を閉じることができないという問題が生じるが、本実施例のよう に、パイロット弁孔36と弁37を設け、最初にパイロット弁孔36を開いて前記圧力 差をなくし、それから弁孔41を開けるようにしたことにより、スプリング44の復 元力を小さくすることができ、前記スプリング44の復元力を強くすることによっ て生じる問題を解消することができる。
【0031】 また、本実施例では、弁体28の先端側(上部側)を先細の末広がり錐状にした 錐体部29に形成し、この錐体部29を弁孔通路24の出口の閉鎖状態で、弁孔通路24 内に挿入する構成とし、かつ、シール部材30の下側近傍の錐体部29の根元からは 弁孔通路24に対して直交する方向の張り出し壁39を設けたものであるから、湯張 りの開始時に、弁孔通路24から前記弁体28の錐体部29に沿って流れる水流の加速 作用と、弁孔通路24から逆止弁収容室16内に入り込む加速水流の前記張り出し壁 39への衝突作用により、弁体28は急加速(急発進)状態で下降するので、湯張り の水量が少ない場合であっても、弁体28を迅速に、かつ、確実に押し下げて水道 水圧による湯張りを好適に行うことが可能となる。
【0032】 さらに、前記の如く、湯張り開始時に、弁体28は水流の加速作用と張り出し壁 39への衝突作用により大きな押し下げ力を受けて急加速状態で下降するので、湯 張り開始後、短時間のうちに大気開放弁42が下降して吸気弁孔41を閉鎖するので 、第1の逆止弁13により逆止弁用弁座31の弁口が開けられて逆止弁収容室16内に 張り込んだ給湯の湯が大気開放弁42によって吸気弁孔41が閉鎖されるまでの間に 吸気弁孔41から排出される水量を少なくでき、排水室17に入り込む無駄な排出水 量を削減することが可能となる。このことから、排水室17を省略した場合におい ても、湯張り開始時に吸気弁孔41から外部へ排出される水量を少なくできること で、床面等に多量の水が排出される不具合を防止できる。
【0033】 さらに、本実施例では、逆止弁収容室16と吐出弁室18の上部室46とを連通する 通路45を弁孔通路24の出口側閉止面よりも下方位置に設けたので、湯張りを行う とき、第1の逆止弁26を水道圧によって容易に下方に押し下げることができる。 この通路45を第1の逆止弁26の閉止面よりも上方側に設けると、通路45の上部側 に淀み部分が生じ、通路45内の圧力が高くなり、この圧力が第1の逆止弁26を閉 鎖する方向に作用するので、パイロット電磁弁25を開いて給湯器側の湯が弁孔通 路24に入り込んだときに、その湯の水道圧によって第1の逆止弁26、つまり、弁 体28を下方に押し下げるのが困難になるが、本実施例のように、通路45を第1の 逆止弁26の閉止面よりも下方であって大気開放弁42の閉止位置以下の低位位置に 設けることにより、通路45内に淀み部分が生じなくなり、したがって、通路45側 から第1の逆止弁26を閉止する方向の力も発生しないので、湯張り時には湯の水 道圧力によって第1の逆止弁26を容易に下方に押し下げることが可能となり、湯 張り動作をより一層円滑に行うことが可能となる。
【0034】 さらに、吐出弁室に負圧閉止弁51を設けたものであるから、パイロット電磁弁 25を閉じて湯張りの通水を停止するとき、この負圧閉止弁51を閉めて湯張り管56 内に空気が入り込むのを防止することができ、これにより、この湯張り管56に水 位センサ67を設けた場合に、この水位センサ67が湯張り管56内に入り込んだ空気 によって浴槽の水位検出に誤動作を生じるという問題を防止することができる。
【0035】 さらに、浴槽1を器具(給湯装置)よりも上方に設けた場合、例えば、給湯装 置を家庭の1階に5け、浴槽1を家庭の2階に設けたような場合においても、浴 槽1側の汚水は第2の逆止弁54によって逆止弁収容室16側に入り込むのが防止さ れ、衛生上安全である。この場合、第1の逆止弁26と第2の逆止弁54に故障が生 じ、浴槽1側の汚水が逆止弁収容室16側に入り込んだとしても、この汚水は逆止 弁収容室16から排水室17に入り込み、フロート58が所定の水位に上昇するとリー ドスイッチからオン信号が出力されて循環ポンプ2の起動と、電動二方弁64の閉 動作と、電磁弁63の開動作が行われる結果、排水室17に溜まった汚水は循環ポン プ2により強制的に追い焚き循環管路4の往管69を通して浴槽1側に戻されるこ ととなり、浴槽1側の汚水が給湯器側に逆流することはない。さらに、この場合 、停電等により循環ポンプ2の起動ができない場合においても、排水室17に溜ま った汚水の水位がオーバーフロー管60の上端開口を越えたときにはそのオーバー フロー管60から外に排出されるので、いずれの場合にも、逆止弁収容室16内で下 水側と上水側の縁切りが確実に行われ、浴槽1側の汚水が上水側の給湯器側に逆 流することは完璧に防止される。
【0036】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り 得るものである。
【0037】
【考案の効果】
本考案は、逆止弁の弁体の先端側に先細の末広がり錐状の錐体部を形成し、給 湯器側から逆止弁収容室内に入り込む弁孔通路の基端側に設けた逆止弁用弁座の 弁口を閉鎖している状態で、前記錐体部を弁孔通路内に挿入する構成としたので 、給湯器側から浴槽への湯張りの給湯が開始されて、その給湯の湯が弁孔通路か ら逆止弁収容室に入り込む際には、通路断面が逆止弁収容室側に向かうにつれて 狭幅となることで、流速が加速され、水流の勢いが増大して逆止弁の弁体に作用 することとなる。しかも、前記錐体部の根元側には前記弁孔通路にほぼ直交する 張り出し壁が形成されているので、前記加速された水流がこの受圧面として機能 する張り出し壁に衝突することとなり、前記水流が錐体部を通るときの流速の加 速作用と、張り出し壁への水流の衝突作用の相乗効果により、弁体(逆止弁)を 押し下げる大きな力が得られ、これにより、湯張りの開始時に、逆止弁を急加速 (急発進)状態で押し下げて弁孔通路を確実に開放し、湯張り開始時の応答性の 良い逆止弁の開弁動作によって、水道水圧による湯張りを好適に行うことが可能 となる。
【0038】 また、前記の如く、水流が錐体部を通るときの流速の加速作用と、弁孔通路か ら逆止弁収容室内に入り込む水流の前記張り出し壁への衝突作用との相乗効果に より大きな逆止弁の押し下げ力が得られるので、湯張り水量が少ない場合であっ ても、確実に応答性良く逆止弁を押し下げて弁孔通路を開放して湯張り動作を円 滑に、かつ、確実に行うことができるという効果が得られる。
【0039】 さらに、弁孔通路を逆止弁収容室の上側に形成し、吸気弁孔を逆止弁収容室の 底壁に形成し、吸気弁孔を開閉する大気開放弁を逆止弁の下側に連結して、逆止 弁による弁孔通路の開放と大気開放弁による吸気弁孔の閉鎖とを連動させて行う 構成とする場合、前記の如く、本発明では湯張り開始時に、前記錐体部を通る水 流の加速作用と弁孔通路から逆止弁収容室に入り込む加速水流の前記張り出し壁 への衝突作用との相乗効果によって、逆止弁の押し下げ力を大きくし、逆止弁を 急加速状態で押し下げ動作が行われる結果、逆止弁に連動して下降する大気開放 弁によって吸気弁孔を即座に閉鎖できるので、逆止弁によって弁孔通路が開けら れてから大気開放弁によって吸気弁孔が閉じられるまでの時間が極めて短時間と なり、これにより、弁孔通路が開けられてから吸気弁孔が閉じられるまでの間に 逆止弁収容室内に入り込む湯が吸気弁孔から排出される水量を少なくでき、これ に伴い、湯張り開始時に吸気弁孔から排出される水量の無駄を効果的に削減する ことが可能となる。
【0040】 さらに、逆止弁収容室の出口から浴槽側へ送出される給湯の通路を前記大気開 放弁による吸気弁孔の閉鎖位置以下の下方側に設ける構成とすることにより、湯 張り開始時に、逆止弁の前記張り出し壁の受圧面の位置水頭よりも前記逆止弁収 容室の出口側の通路の位置水頭が低くなるので、湯張り開始時に、その通路側の 滞留水の水頭圧力が逆止弁の下降移動を妨げる抗力として作用するのを防止でき るので、逆止弁収容室の出口側の通路の滞留水の水頭圧力に影響を受けずに逆止 弁を前記の如く急加速状態で押し下げて弁孔通路を開放し、少ない湯張り水量で あっても確実に逆止弁を押し下げて湯張りを行うことができると共に、前記逆止 弁の急加速による押し下げ移動に連動させて大気開放弁を素早く下降し、吸気弁 孔を即座に閉鎖してこの吸気弁孔からの無駄な水量の排出を防止できるという効 果を助長することができるという優れた効果を奏する。
【0041】 さらに、本発明においては、湯張りの停止中は、弁孔通路を逆止弁で閉鎖して いるので、浴槽側の汚水が給湯器側の上水通路側に逆流するのを防止できる。こ の場合、たとえ、逆止弁が故障し、かつ、給湯器側の水道が断水等を起こして給 湯器側が負圧化しても、逆止弁収容室に大気に通じる吸気弁孔が設けられて給湯 停止中にはその吸気弁孔が開放状態に維持されるので、給湯器側と浴槽側との縁 切りが確実に行われ、浴槽側から給湯器側への汚水の逆流を確実に防止すること が可能となり、万が一、浴槽側の汚水が逆止弁収容室まで逆流したとしても、そ の逆流した汚水は吸気弁孔から逆止弁収容室の外へ排出されるので、給湯器側へ の汚水の逆流は生ぜず、衛生上安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る逆流防止装置の一実施例を自動風
呂釜のシステムと共に示す構成図である。
【図2】同実施例における逆流防止装置のユニットの内
部構成の詳細説明図である。
【図3】同実施例における逆流防止装置の一動作状態の
説明図である。
【図4】かつての逆流防止装置を含む自動風呂釜のシス
テム説明図である。
【符号の説明】
16 逆止弁収容室 24 弁孔通路 26 第1の逆止弁 28 弁体 29 錐体部 31 逆止弁用弁座 39 張り出し壁 41 吸気弁孔 42 大気開放弁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器側から浴槽へ湯を供給する給湯通
    路上に設けられ、浴槽側から給湯器側への逆流を防止す
    る逆止弁内蔵の逆流防止装置において、前記逆止弁は前
    記給湯通路に介設された逆止弁収容室内に配設されてお
    り、逆止弁収容室には給湯器側からの湯を導入する弁孔
    通路が設けられ、この弁孔通路の終端側には逆止弁用弁
    座が設けられており、前記逆止弁は弁体にシール部材を
    配設したものから成り、この弁体の先端側には先細の末
    広がり錐状をした錐体部が形成され、この錐体部の根元
    側外周面には前記逆止弁用弁座に当接して弁孔通路を閉
    鎖するシール部材が配設され、このシール部材配設部近
    傍の錐体部の根元からは前記弁孔通路に対して直交する
    方向に張り出す張り出し壁が逆止弁収容室の室内空間に
    伸張して設けられ、前記シール部材が逆止弁用弁座に当
    接している状態でシール部材よりも先端側の錐体部は前
    記弁孔通路内に挿入されて弁孔通路は逆止弁収容室内に
    向かうにつれて通路断面が狭幅化されており、前記逆止
    弁と逆止弁収容室の壁面間には逆止弁のシール部材を弁
    孔通路の逆止弁用弁座へ圧接付勢するスプリングが介設
    され、このスプリングの付勢力によって逆止弁を付勢し
    て弁孔通路を閉鎖し、浴槽への湯の供給時には給湯圧力
    によって逆止弁を押し下げ弁孔通路を開き逆止弁収容室
    の出口から浴槽側へ湯を送出する構成とした逆流防止装
    置。
  2. 【請求項2】 弁孔通路は逆止弁収容室の上部側に設け
    られ、逆止弁収容室の底壁側には弁孔通路と対向する位
    置に大気に通じる吸気弁孔が設けられ、逆止弁収容室内
    には逆止弁の下側に前記吸気弁孔を開閉する大気開放弁
    が前記逆止弁に連結されて逆止弁に連動しての上下移動
    が自在に設けられ、逆止弁の上方移動によって逆止弁に
    よる弁孔通路の閉鎖と大気開放弁による吸気弁孔の開放
    を行い、逆止弁の下方移動によって逆止弁による弁孔通
    路の開放と大気開放弁による吸気弁孔の閉鎖とを行う構
    成とした請求項1記載の逆流防止装置。
  3. 【請求項3】 逆止弁収容室の出口に連接されて浴槽側
    へ給湯の湯を送出する通路は大気開放弁による吸気弁孔
    の閉鎖位置以下の下方側に設けられている請求項2記載
    の逆流防止装置。
JP54097U 1997-01-25 1997-01-25 逆流防止装置 Pending JPH09392U (ja)

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