JPH0940855A - ポリカーボネート樹脂組成物 - Google Patents
ポリカーボネート樹脂組成物Info
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- JPH0940855A JPH0940855A JP19751095A JP19751095A JPH0940855A JP H0940855 A JPH0940855 A JP H0940855A JP 19751095 A JP19751095 A JP 19751095A JP 19751095 A JP19751095 A JP 19751095A JP H0940855 A JPH0940855 A JP H0940855A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 永久帯電防止性を有し、且つ、機械的性質、
熱安定性及び成形性に優れたポリカーボネート樹脂組成
物を提供する。 【解決手段】 芳香族ポリカーボネート樹脂98〜50
重量%、エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合
物を含むジカルボン酸成分とグリコール成分とから形成
されたハードセグメントと、アルキレングリコール成分
及び/又はビスフェノールのアルキレンオシド付加物成
分から形成されたソフトセグメントとからなるポリエス
テルエーテル2〜50重量%及び有機スルホン酸塩型帯
電防止剤0〜10重量%からなるポリカーボネート樹脂
組成物。
熱安定性及び成形性に優れたポリカーボネート樹脂組成
物を提供する。 【解決手段】 芳香族ポリカーボネート樹脂98〜50
重量%、エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合
物を含むジカルボン酸成分とグリコール成分とから形成
されたハードセグメントと、アルキレングリコール成分
及び/又はビスフェノールのアルキレンオシド付加物成
分から形成されたソフトセグメントとからなるポリエス
テルエーテル2〜50重量%及び有機スルホン酸塩型帯
電防止剤0〜10重量%からなるポリカーボネート樹脂
組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリカーボネート
樹脂組成物に関し、更に詳しくは永久帯電防止性を有す
るポリカーボネート系樹脂組成物に関するものである。
樹脂組成物に関し、更に詳しくは永久帯電防止性を有す
るポリカーボネート系樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂は機械的性質に優
れ、電機・電子機器分野、自動車分野、機械分野、医療
分野、等多くの分野において幅広く用いられている。し
かしながらポリカーボネート樹脂は電気抵抗率が高く、
帯電し易いために静電気に起因する様々な障害が起こり
うる。例えば、樹脂成形品が静電気帯電すると、表面に
埃や塵が付着して外観を損ね商品価値を低下させたり、
電撃現象を生じて、その取扱いに支障をきたしたりする
などの欠点を有している。又、電機・電子部品において
は、誤操作を引き起こすこともあり、機能上重大な問題
を引き起こす場合もある。そのため、帯電防止機能を有
し、且つその機能の永続的な維持が可能な、いわゆる永
久帯電防止性材料の開発が望まれて来た。
れ、電機・電子機器分野、自動車分野、機械分野、医療
分野、等多くの分野において幅広く用いられている。し
かしながらポリカーボネート樹脂は電気抵抗率が高く、
帯電し易いために静電気に起因する様々な障害が起こり
うる。例えば、樹脂成形品が静電気帯電すると、表面に
埃や塵が付着して外観を損ね商品価値を低下させたり、
電撃現象を生じて、その取扱いに支障をきたしたりする
などの欠点を有している。又、電機・電子部品において
は、誤操作を引き起こすこともあり、機能上重大な問題
を引き起こす場合もある。そのため、帯電防止機能を有
し、且つその機能の永続的な維持が可能な、いわゆる永
久帯電防止性材料の開発が望まれて来た。
【0003】従来から、高分子材料に帯電防止性を付与
するには、帯電防止剤を表面に塗布する方法、各種の低
分子量帯電防止剤を樹脂に練り込む方法が一般的に行わ
れている。しかし、これらの方法では帯電防止性能は十
分ではなく、水洗や表面の拭き取り処理を行うと、帯電
防止性が消滅すること、練り込み成分が表面にブリード
アウトして素材としての品質が低下すること、及び帯電
防止性が経時変化して性能変化を生じること等の問題が
あった。
するには、帯電防止剤を表面に塗布する方法、各種の低
分子量帯電防止剤を樹脂に練り込む方法が一般的に行わ
れている。しかし、これらの方法では帯電防止性能は十
分ではなく、水洗や表面の拭き取り処理を行うと、帯電
防止性が消滅すること、練り込み成分が表面にブリード
アウトして素材としての品質が低下すること、及び帯電
防止性が経時変化して性能変化を生じること等の問題が
あった。
【0004】他方、樹脂に持続的な帯電防止機能、即
ち、永久帯電防止性を付与させる方法としては、ポリエ
ーテルエステルアミドを使用することが知られている。
しかし、ポリカーボネート樹脂にポリエーテルエステル
アミドを配合して混練、成形すると混練あるいは成形時
の温度が高いため、成形品が着色したり、シルバー等の
発生で外観不良を発生しやすいという問題点があった。
また、ポリエーテルエステルアミドは他の熱可塑性樹脂
との相溶性が悪いため、層状剥離が起きたり、衝撃強度
が劣ったりして、望ましい機械的性質を有する樹脂組成
物を得ることが困難であるという問題があった。
ち、永久帯電防止性を付与させる方法としては、ポリエ
ーテルエステルアミドを使用することが知られている。
しかし、ポリカーボネート樹脂にポリエーテルエステル
アミドを配合して混練、成形すると混練あるいは成形時
の温度が高いため、成形品が着色したり、シルバー等の
発生で外観不良を発生しやすいという問題点があった。
また、ポリエーテルエステルアミドは他の熱可塑性樹脂
との相溶性が悪いため、層状剥離が起きたり、衝撃強度
が劣ったりして、望ましい機械的性質を有する樹脂組成
物を得ることが困難であるという問題があった。
【0005】このため、特開昭60−23435号公報
は、ポリエーテルエステルアミドにカルボキシル基を含
有する変性ビニル系重合体を相溶化剤として使用する方
法を開示しており、特開平2−70739号公報は、ヒ
ドロキシル基を有するビニル単量体を共重合成分とする
ゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂を相溶化剤として使用
する方法を提案している。しかし、これらの方法によっ
て相溶性の問題は改良されているものの多量の相溶化剤
の添加が必要であり、他の熱可塑性樹脂2種だけを混練
したものに比べ帯電防止性が低下するという欠点があっ
た。
は、ポリエーテルエステルアミドにカルボキシル基を含
有する変性ビニル系重合体を相溶化剤として使用する方
法を開示しており、特開平2−70739号公報は、ヒ
ドロキシル基を有するビニル単量体を共重合成分とする
ゴム変性スチレン系熱可塑性樹脂を相溶化剤として使用
する方法を提案している。しかし、これらの方法によっ
て相溶性の問題は改良されているものの多量の相溶化剤
の添加が必要であり、他の熱可塑性樹脂2種だけを混練
したものに比べ帯電防止性が低下するという欠点があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、、永
久帯電防止性を有し、且つ、機械的性質、熱安定性及び
成形性に優れたポリカーボネート樹脂組成物を提供する
ことにある。
久帯電防止性を有し、且つ、機械的性質、熱安定性及び
成形性に優れたポリカーボネート樹脂組成物を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、 〔A〕芳香族ポリカーボネート樹脂 98〜50重量% 〔B〕エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物を含むジカルボン酸とグ リコールとから形成されたハードセグメントと、アルキレングリコール及び/又 はビスフェノールのアルキレンオシド付加物から形成されたソフトセグメントと からなるポリエステルエーテル 2〜50重量% 及び〔C〕有機スルホン酸塩型帯電防止剤 0〜10重量% からなるポリカーボネート系樹脂組成物に存する。
解決するためになされたものであり、その要旨は、 〔A〕芳香族ポリカーボネート樹脂 98〜50重量% 〔B〕エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物を含むジカルボン酸とグ リコールとから形成されたハードセグメントと、アルキレングリコール及び/又 はビスフェノールのアルキレンオシド付加物から形成されたソフトセグメントと からなるポリエステルエーテル 2〜50重量% 及び〔C〕有機スルホン酸塩型帯電防止剤 0〜10重量% からなるポリカーボネート系樹脂組成物に存する。
【0008】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明における、〔A〕芳香族ポリカーボネート樹脂は、種
々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲンとを反応
させるホスゲン法、またはジヒドロキシジアリール化合
物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反
応させるエステル交換法によって得られる重合体または
共重合であり、代表的なものとしては、2,2ービス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノール
A)から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられ
る。
明における、〔A〕芳香族ポリカーボネート樹脂は、種
々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲンとを反応
させるホスゲン法、またはジヒドロキシジアリール化合
物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反
応させるエステル交換法によって得られる重合体または
共重合であり、代表的なものとしては、2,2ービス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノール
A)から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられ
る。
【0009】上記ジヒドロキシジアリール化合物として
は、ビスフェノールAの他、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)メタン、1,1’−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、、2,2’−(4−ヒドロキシフェニル)
ブタン、 2,2’−(4−ヒドロキシフェニル)オク
タン 、 ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタ
ン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)プロパン、1,1’−ビス(4−ヒドロキシ−3
−第3ブチルフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4
−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,
2’−ビス(4−ヒドロキシ−3,5ジブロモフェニ
ル)プロパン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキ
シアリール)アルカン類、1,1’−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロペンタン、1,1’−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、のようなビス
(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4’−
ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4’ジヒドロキ
シ−3,3’−ジメチルジフェニルエーテルのようなジ
ヒドロキシジアリールエーテル類、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシ−
3,3’−ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒ
ドロキシジアリールスルフィド類、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシ
−3,3’−ジメチルジフェニルスルホキシドのような
ジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキ
シ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホンのようなジ
ヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
は、ビスフェノールAの他、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)メタン、1,1’−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、、2,2’−(4−ヒドロキシフェニル)
ブタン、 2,2’−(4−ヒドロキシフェニル)オク
タン 、 ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタ
ン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)プロパン、1,1’−ビス(4−ヒドロキシ−3
−第3ブチルフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4
−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,
2’−ビス(4−ヒドロキシ−3,5ジブロモフェニ
ル)プロパン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキ
シアリール)アルカン類、1,1’−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロペンタン、1,1’−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、のようなビス
(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4’−
ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4’ジヒドロキ
シ−3,3’−ジメチルジフェニルエーテルのようなジ
ヒドロキシジアリールエーテル類、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシ−
3,3’−ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒ
ドロキシジアリールスルフィド類、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシ
−3,3’−ジメチルジフェニルスルホキシドのような
ジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキ
シ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホンのようなジ
ヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
【0010】これらは単独で、または2種以上混合して
使用されるが、これらの他にピペラジン、ジピペリジ
ル、ハイドロキノン、レゾルシン、4,4’ージヒドロ
キシジフェニル等を混合使用しても良い。ポリカーボネ
ート樹脂の分子量は、流動性と強度とのバランスの点か
ら、14,000〜50,000であるのが好ましく、
より好ましくは18、000〜30,000である。ポ
リカーボネート樹脂の本発明の組成物に対する割合は5
0〜98重量%であり、好ましくは60〜95重量%で
ある。
使用されるが、これらの他にピペラジン、ジピペリジ
ル、ハイドロキノン、レゾルシン、4,4’ージヒドロ
キシジフェニル等を混合使用しても良い。ポリカーボネ
ート樹脂の分子量は、流動性と強度とのバランスの点か
ら、14,000〜50,000であるのが好ましく、
より好ましくは18、000〜30,000である。ポ
リカーボネート樹脂の本発明の組成物に対する割合は5
0〜98重量%であり、好ましくは60〜95重量%で
ある。
【0011】本発明における〔B〕ポリエステルエーテ
ルとしては、ハードセグメントとソフトセグメントとか
らなる。ハードセグメントとしては、エステル形成性ス
ルホン酸アルカリ金属塩化合物を含むジカルボン酸成分
とグリコール成分とから形成されるポリエステルからな
る。エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物は
ジカルボン酸成分の1成分であり、エステル形成性スル
ホン酸アルカリ金属塩化合物以外のジカルボン酸、グリ
コール成分と共にポリエステルを形成するものである。
エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物の具体
例としては、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−
カリウムスルホイソフタル酸、及びそれらのエステル形
成性誘導体、たとえばジメチルエステル、ジエチルエス
テル、ジフェニルエステル等が挙げられる。これらの
内、好ましいものは、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸及びそのエステル形成性誘導体である。
ルとしては、ハードセグメントとソフトセグメントとか
らなる。ハードセグメントとしては、エステル形成性ス
ルホン酸アルカリ金属塩化合物を含むジカルボン酸成分
とグリコール成分とから形成されるポリエステルからな
る。エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物は
ジカルボン酸成分の1成分であり、エステル形成性スル
ホン酸アルカリ金属塩化合物以外のジカルボン酸、グリ
コール成分と共にポリエステルを形成するものである。
エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物の具体
例としては、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−
カリウムスルホイソフタル酸、及びそれらのエステル形
成性誘導体、たとえばジメチルエステル、ジエチルエス
テル、ジフェニルエステル等が挙げられる。これらの
内、好ましいものは、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸及びそのエステル形成性誘導体である。
【0012】エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩
化合物は、ジカルボン酸成分全体に対して1〜50モル
%である。1モル%よりも少ないとポリカーボネート樹
脂組成物の帯電防止性が不十分なものとなり、50モル
%より多いと、ポリエステルセグメントを形成する際の
重合が極めて困難になる。帯電防止性と重合性のバラン
スの点より、好ましくは2〜40モル%であり、より好
ましくは3〜35モル%である。
化合物は、ジカルボン酸成分全体に対して1〜50モル
%である。1モル%よりも少ないとポリカーボネート樹
脂組成物の帯電防止性が不十分なものとなり、50モル
%より多いと、ポリエステルセグメントを形成する際の
重合が極めて困難になる。帯電防止性と重合性のバラン
スの点より、好ましくは2〜40モル%であり、より好
ましくは3〜35モル%である。
【0013】エステル形成性スルホン酸アルカリ金属以
外のジカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフ
タル酸、フタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニ
ルジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、ドデカンジオン酸、トリメシン酸、トリメリット
酸、及びこれらのエステル形成性誘導体が挙げられる。
これらのジカルボン酸成分は、それぞれ単独で、あるい
は、2種以上混合して用いてもよい。
外のジカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフ
タル酸、フタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニ
ルジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、ドデカンジオン酸、トリメシン酸、トリメリット
酸、及びこれらのエステル形成性誘導体が挙げられる。
これらのジカルボン酸成分は、それぞれ単独で、あるい
は、2種以上混合して用いてもよい。
【0014】本発明におけるグリコール成分としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサメチレングリコール、ジエチレングリコ
ール等が挙げられる。これらは、各々単独で用いてもよ
く、2種以上を混合して用いてもよい。これら脂肪族グ
リコールと共に他のジオール類又は多価アルコール類、
例えば、シクロヘキサンジメタノール、キシリレングリ
コール、2,2’ービス(4ーヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2’ービス(4ーヒドロキシー3,5ージ
ブロモフェニル)プロパン、2,2’ービス(4ーヒド
ロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2’ービス
(4ーヒドロキシエトキシー3,5ージブロモフェニ
ル)プロパン、グリセリン、ペンタエリスリトールなど
を混合して用いてもよい。
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサメチレングリコール、ジエチレングリコ
ール等が挙げられる。これらは、各々単独で用いてもよ
く、2種以上を混合して用いてもよい。これら脂肪族グ
リコールと共に他のジオール類又は多価アルコール類、
例えば、シクロヘキサンジメタノール、キシリレングリ
コール、2,2’ービス(4ーヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2’ービス(4ーヒドロキシー3,5ージ
ブロモフェニル)プロパン、2,2’ービス(4ーヒド
ロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2’ービス
(4ーヒドロキシエトキシー3,5ージブロモフェニ
ル)プロパン、グリセリン、ペンタエリスリトールなど
を混合して用いてもよい。
【0015】本発明におけるソフトセグメントは、アル
キレングリコール成分及び/又はビスフェノールのアル
キレンオシド付加物成分から形成される。アルキレング
リコール成分としては、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、チオジエチレングリコール等の脂肪族グリコールが
挙げられる。特に好ましくは、エチレングリコールであ
る。これらは、2種以上混合して用いることができる。
キレングリコール成分及び/又はビスフェノールのアル
キレンオシド付加物成分から形成される。アルキレング
リコール成分としては、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、チオジエチレングリコール等の脂肪族グリコールが
挙げられる。特に好ましくは、エチレングリコールであ
る。これらは、2種以上混合して用いることができる。
【0016】これらの脂肪族グリコール類と共に他のジ
オール類または多価アルコール類、例えばシクロヘキサ
ンジメタノール、キシリレングリコール、2,2’ービ
ス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン、2,2’ービ
ス(4ーヒドロキシー3,5ージブロモフェニル)プロ
パン、2,2’ービス(4ーヒドロキシエトキシフェニ
ル)プロパン、2,2’ービス(4ーヒドロキシエトキ
シー3,5ージブロモフェニル)プロパン、グリセリ
ン、ペンタエリスリトールなどを混合して用いることが
できる。
オール類または多価アルコール類、例えばシクロヘキサ
ンジメタノール、キシリレングリコール、2,2’ービ
ス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン、2,2’ービ
ス(4ーヒドロキシー3,5ージブロモフェニル)プロ
パン、2,2’ービス(4ーヒドロキシエトキシフェニ
ル)プロパン、2,2’ービス(4ーヒドロキシエトキ
シー3,5ージブロモフェニル)プロパン、グリセリ
ン、ペンタエリスリトールなどを混合して用いることが
できる。
【0017】ビスフェノールのアルキレンオキシド付加
物成分は、ビスフェノール類にアルキレンオキサイドが
付加反応してなる成分である。ビスフェノール類として
は、ビスフェノールA、ビスフェノールS、臭素化ビス
フェノールA、4,4’−ビス(ヒドロキシフェニル)
スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキ
シド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、 ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)アミン等が挙げられる。好ましくはビ
スフェノールAである。
物成分は、ビスフェノール類にアルキレンオキサイドが
付加反応してなる成分である。ビスフェノール類として
は、ビスフェノールA、ビスフェノールS、臭素化ビス
フェノールA、4,4’−ビス(ヒドロキシフェニル)
スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキ
シド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、 ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)アミン等が挙げられる。好ましくはビ
スフェノールAである。
【0018】アルキレンオキシドとしては、エチレンオ
キサイド(EO)及び/またはプロピレンオキサイド
(PO)が挙げられ、EOとPOを併用する場合はラン
ダム付加でも、ブロック付加でもよい。好ましくはEO
である。アルキレンオキシドの付加モル数はビスフェノ
ール類1モルに対して2〜80モル、好ましくは10〜
50モルである。
キサイド(EO)及び/またはプロピレンオキサイド
(PO)が挙げられ、EOとPOを併用する場合はラン
ダム付加でも、ブロック付加でもよい。好ましくはEO
である。アルキレンオキシドの付加モル数はビスフェノ
ール類1モルに対して2〜80モル、好ましくは10〜
50モルである。
【0019】アルキレングリコール及びビスフェノール
類のアルキレンオキシド付加物から形成されたソフトセ
グメントにおける、アルキレングリコールとビスフェノ
ール類のアルキレンオキシド付加物との割合は、任意に
選択できる。ビスフェノール類のアルキレンオキシド付
加物の割合が増えると、耐熱性は向上し、アルキレング
リコールの割合が増えると、帯電防止性が向上する。
類のアルキレンオキシド付加物から形成されたソフトセ
グメントにおける、アルキレングリコールとビスフェノ
ール類のアルキレンオキシド付加物との割合は、任意に
選択できる。ビスフェノール類のアルキレンオキシド付
加物の割合が増えると、耐熱性は向上し、アルキレング
リコールの割合が増えると、帯電防止性が向上する。
【0020】アルキレングリコールおよび/又はビスフ
ェノール類のアルキレンオキシド付加物から形成された
重合体であるソフトセグメントの数平均分子量は400
〜40,000であり、400未満では帯電防止性が不
十分となり、40,000を超えると反応性が低下し、
得られる組成物の帯電防止性も低下する。帯電防止性と
反応性のバランスの点より、ソフトセグメントの数平均
分子量は、好ましくは1,000〜30,000であ
り、より好ましくは2,000〜25,000である。
ェノール類のアルキレンオキシド付加物から形成された
重合体であるソフトセグメントの数平均分子量は400
〜40,000であり、400未満では帯電防止性が不
十分となり、40,000を超えると反応性が低下し、
得られる組成物の帯電防止性も低下する。帯電防止性と
反応性のバランスの点より、ソフトセグメントの数平均
分子量は、好ましくは1,000〜30,000であ
り、より好ましくは2,000〜25,000である。
【0021】ソフトセグメントのポリエステルエーテル
に対する割合は、10〜90重量%である。10重量%
未満では、帯電防止性が不十分であり、90重量%を越
えると、ポリカーボネート樹脂組成物の耐熱性、機械的
性質が低下する。帯電防止性と耐熱性、機械的性質との
バランスの点より好ましくは20〜90重量%である。
に対する割合は、10〜90重量%である。10重量%
未満では、帯電防止性が不十分であり、90重量%を越
えると、ポリカーボネート樹脂組成物の耐熱性、機械的
性質が低下する。帯電防止性と耐熱性、機械的性質との
バランスの点より好ましくは20〜90重量%である。
【0022】本発明における〔B〕ポリエステルエーテ
ルのポリカーボネート樹脂組成物に対する割合は、2〜
50重量%である。50重量%より多いと耐熱性、機械
的性質の低下が起こり、2重量%より少ないと帯電防止
性が十分でない。耐熱性、機械的性質及び帯電防止性の
バランスの点より好ましくは3〜30重量%である。
ルのポリカーボネート樹脂組成物に対する割合は、2〜
50重量%である。50重量%より多いと耐熱性、機械
的性質の低下が起こり、2重量%より少ないと帯電防止
性が十分でない。耐熱性、機械的性質及び帯電防止性の
バランスの点より好ましくは3〜30重量%である。
【0023】本発明における〔B〕ポリエステルエーテ
ルの製造は、従来から知られているポリエステルエーテ
ルの製造方法に従って行われる。例えば、ジカルボン酸
成分のアルキルエステルとグリコール成分とを適当な触
媒(例えばチタン化合物等)の存在下でエステル交換を
行い、ハードセグメント部分を製造する。次いで、ソフ
トセグメント成分であるアルキレングリコール及び/又
はビスフェノールのアルキレンオキシド付加物からなる
重合体を添加、減圧下で重縮合反応を行う方法が挙げら
れる。或いは、あらかじめ製造しておいたポリエステル
オリゴマーにソフトセグメント成分を反応させる方法、
比較的高分子量のポリエステルをソフトセグメントの存
在下、解重合させながら反応させる方法等が挙げられ
る。こうした反応において、少量の酸化防止剤を重合系
に添加することは、得られるポリマーの熱安定性の点で
好ましい。
ルの製造は、従来から知られているポリエステルエーテ
ルの製造方法に従って行われる。例えば、ジカルボン酸
成分のアルキルエステルとグリコール成分とを適当な触
媒(例えばチタン化合物等)の存在下でエステル交換を
行い、ハードセグメント部分を製造する。次いで、ソフ
トセグメント成分であるアルキレングリコール及び/又
はビスフェノールのアルキレンオキシド付加物からなる
重合体を添加、減圧下で重縮合反応を行う方法が挙げら
れる。或いは、あらかじめ製造しておいたポリエステル
オリゴマーにソフトセグメント成分を反応させる方法、
比較的高分子量のポリエステルをソフトセグメントの存
在下、解重合させながら反応させる方法等が挙げられ
る。こうした反応において、少量の酸化防止剤を重合系
に添加することは、得られるポリマーの熱安定性の点で
好ましい。
【0024】ポリエステルエーテルの溶液粘度ηrelは
1.2〜8.0であり、好ましくは1.0〜5.0であ
る。ポリエステルエーテルの溶液粘度は、1,1,2,
2−テトラクロロエタン/フェノール=1/1(重量
比)の混合溶媒を用いて、温度30℃、溶液濃度0.5
g/100ccで測定され、溶液粘度ηrelは、溶液の
滴下秒数/混合溶媒の滴下秒数で求められる。
1.2〜8.0であり、好ましくは1.0〜5.0であ
る。ポリエステルエーテルの溶液粘度は、1,1,2,
2−テトラクロロエタン/フェノール=1/1(重量
比)の混合溶媒を用いて、温度30℃、溶液濃度0.5
g/100ccで測定され、溶液粘度ηrelは、溶液の
滴下秒数/混合溶媒の滴下秒数で求められる。
【0025】本発明のポリカ−ボネ−ト系樹脂組成物に
おいて,〔C〕有機スルホン酸塩型帯電防止剤を配合す
ることにより、比較的少量のポリエステルエーテルの配
合であっても永久帯電防止性に優れ、耐熱性、機械的性
質にも優れた組成物が得られる。
おいて,〔C〕有機スルホン酸塩型帯電防止剤を配合す
ることにより、比較的少量のポリエステルエーテルの配
合であっても永久帯電防止性に優れ、耐熱性、機械的性
質にも優れた組成物が得られる。
【0026】本発明における有機スルホン酸塩型帯電防
止剤としては、一般式(1)で示される化合物である。 R−SO3M (1) 式(1)において、Rは、炭素数1〜32の、直鎖また
は分岐の脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基であ
り,好ましくは炭素数8〜28の、直鎖または分岐の脂
肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基である。芳香族炭
化水素基としては、フェニル基、ナフチル基等が挙げら
れ、アルキル基等の置換基を有していてもよい。Mは、
アルカリ金属、アルカリ土類金属、ホスホニウムイオ
ン、アンモニウムイオン、カルボニウムイオン等であ
る。Mとしては、好ましくはアルカリ金属であり、最も
好ましくはナトリウムイオンである。
止剤としては、一般式(1)で示される化合物である。 R−SO3M (1) 式(1)において、Rは、炭素数1〜32の、直鎖また
は分岐の脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基であ
り,好ましくは炭素数8〜28の、直鎖または分岐の脂
肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基である。芳香族炭
化水素基としては、フェニル基、ナフチル基等が挙げら
れ、アルキル基等の置換基を有していてもよい。Mは、
アルカリ金属、アルカリ土類金属、ホスホニウムイオ
ン、アンモニウムイオン、カルボニウムイオン等であ
る。Mとしては、好ましくはアルカリ金属であり、最も
好ましくはナトリウムイオンである。
【0027】一般式(1)で示される有機スルホン酸塩
型帯電防止剤の具体例としては、n−ヘキシルスルホン
酸ナトリウム、n−ドデシルスルホン酸ナトリウム、n
−オクタデシルスルホン酸ナトリウム、ドデシルスルホ
ン酸カリウム等のアルキルスルホン酸塩型帯電防止剤、
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、ステアリルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、オクチルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム等のアルキル
ベンゼンスルホン酸金属塩型帯電防止剤、オクチルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム、ドデシルナフタレンスル
ホン酸ナトリウム、ドデシルナフタレンスルホン酸カリ
ウム等のアルキルナフタレンスルホン酸金属塩型帯電防
止剤が挙げられる。
型帯電防止剤の具体例としては、n−ヘキシルスルホン
酸ナトリウム、n−ドデシルスルホン酸ナトリウム、n
−オクタデシルスルホン酸ナトリウム、ドデシルスルホ
ン酸カリウム等のアルキルスルホン酸塩型帯電防止剤、
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、ステアリルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、オクチルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム等のアルキル
ベンゼンスルホン酸金属塩型帯電防止剤、オクチルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム、ドデシルナフタレンスル
ホン酸ナトリウム、ドデシルナフタレンスルホン酸カリ
ウム等のアルキルナフタレンスルホン酸金属塩型帯電防
止剤が挙げられる。
【0028】有機スルホン酸塩型帯電防止剤は、1種又
は2種以上混合して用いてもよい。有機スルホン酸塩型
帯電防止剤のポリカーボネート樹脂組成物に対する割合
は、0〜10重量%である。10重量%をこえるとポリ
カーボネート系樹脂の機械的性質が大幅に低下する。帯
電防止性と機械的性質のバランスの点より、好ましくは
0.1〜10重量%であり、より好ましくは0.5〜5
重量%である。上述したように、ポリカーボネート樹脂
に特定のポリエーテルエステルを所定量配合した組成
物、あるいは、こうした組成物に有機スルホン酸塩型帯
電防止剤を所定量配合してなる組成物は、帯電防止性、
機械的性質、耐熱性等において優れている。
は2種以上混合して用いてもよい。有機スルホン酸塩型
帯電防止剤のポリカーボネート樹脂組成物に対する割合
は、0〜10重量%である。10重量%をこえるとポリ
カーボネート系樹脂の機械的性質が大幅に低下する。帯
電防止性と機械的性質のバランスの点より、好ましくは
0.1〜10重量%であり、より好ましくは0.5〜5
重量%である。上述したように、ポリカーボネート樹脂
に特定のポリエーテルエステルを所定量配合した組成
物、あるいは、こうした組成物に有機スルホン酸塩型帯
電防止剤を所定量配合してなる組成物は、帯電防止性、
機械的性質、耐熱性等において優れている。
【0029】本発明の樹脂組成物は、上記成分〔A〕
〔B〕〔C〕以外に、必要に応じ、組成物の特性を阻害
しない範囲で、周知の種々の添加剤、例えばガラス繊
維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、炭素繊維、鉱物繊
維、金属繊維、セラミックスウイスカー等の補強剤、酸
化チタン、シリカ、アルミナ、カーボンブラック、炭酸
カルシュウム等の充填剤、パラフィンワックス、ポリエ
チレンワックス、蜜鑞、シリコンオイル等の離型剤、各
種可塑剤、そして、ヒンダードフェノール系、亜燐酸セ
ステル系、硫黄含有エステル化合物系等の酸化防止剤、
ハロゲン化合物、燐酸化合物等の難燃剤、紫外線吸収剤
あるいは耐候性付与剤、染料、顔料、発泡剤等を含有し
ても良く、また、PET、PBT等のポリエステル系樹
脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロ
ンMXD6等の各種ナイロン、各種ナイロンエラストマ
ー、ポリスチレン、ABS、AS、MS等のスチレン系
樹脂、各種アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンープロピレン共重合体等のオレフィン系樹
脂、そして、エラストマーとして、イソブチレンーイソ
プレンゴム、スチレンーブタジエンゴム、エチレンープ
ロピレンゴム、アクリル系エラストマー、アイオノマー
樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカプロラクタム、等を含有
しても良い。
〔B〕〔C〕以外に、必要に応じ、組成物の特性を阻害
しない範囲で、周知の種々の添加剤、例えばガラス繊
維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、炭素繊維、鉱物繊
維、金属繊維、セラミックスウイスカー等の補強剤、酸
化チタン、シリカ、アルミナ、カーボンブラック、炭酸
カルシュウム等の充填剤、パラフィンワックス、ポリエ
チレンワックス、蜜鑞、シリコンオイル等の離型剤、各
種可塑剤、そして、ヒンダードフェノール系、亜燐酸セ
ステル系、硫黄含有エステル化合物系等の酸化防止剤、
ハロゲン化合物、燐酸化合物等の難燃剤、紫外線吸収剤
あるいは耐候性付与剤、染料、顔料、発泡剤等を含有し
ても良く、また、PET、PBT等のポリエステル系樹
脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロ
ンMXD6等の各種ナイロン、各種ナイロンエラストマ
ー、ポリスチレン、ABS、AS、MS等のスチレン系
樹脂、各種アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンープロピレン共重合体等のオレフィン系樹
脂、そして、エラストマーとして、イソブチレンーイソ
プレンゴム、スチレンーブタジエンゴム、エチレンープ
ロピレンゴム、アクリル系エラストマー、アイオノマー
樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカプロラクタム、等を含有
しても良い。
【0030】本発明の樹脂組成物の製造は、前記の各成
分〔A〕〔B〕及び〔C〕、並びに必要に応じて用いら
れる各種添加成分を配合し、混練りすることによって得
ることができる。配合は通常用いられる方法、例えば、
リボンブレンダー、ヘンセルミキサー、ドラムブレンダ
ー等で行われる。溶融混練りには各種押出機、ブラベン
ダープラストグラフ、ラボプラストミル、ニーダー、バ
ンバリーミキサー等が使われる。溶融混練りに際しての
加熱温度は、通常220〜300℃程度である。混練り
時の分解を抑制する為、前記の酸化防止剤を用いるのが
好ましい。
分〔A〕〔B〕及び〔C〕、並びに必要に応じて用いら
れる各種添加成分を配合し、混練りすることによって得
ることができる。配合は通常用いられる方法、例えば、
リボンブレンダー、ヘンセルミキサー、ドラムブレンダ
ー等で行われる。溶融混練りには各種押出機、ブラベン
ダープラストグラフ、ラボプラストミル、ニーダー、バ
ンバリーミキサー等が使われる。溶融混練りに際しての
加熱温度は、通常220〜300℃程度である。混練り
時の分解を抑制する為、前記の酸化防止剤を用いるのが
好ましい。
【0031】本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、
既知の種々の成形方法、例えば、射出成形、中空成形、
押出成形、圧縮成形、カレンダー成形、回転成形等によ
り、電機・電子機器分野、自動車分野、機械分野、医療
分野等の成形品が得られる。最終成形品を得る成形に当
たって、樹脂温度を220〜300℃程度にコントロー
ルするのが好ましい。
既知の種々の成形方法、例えば、射出成形、中空成形、
押出成形、圧縮成形、カレンダー成形、回転成形等によ
り、電機・電子機器分野、自動車分野、機械分野、医療
分野等の成形品が得られる。最終成形品を得る成形に当
たって、樹脂温度を220〜300℃程度にコントロー
ルするのが好ましい。
【0032】以下、本発明を実施例により更に詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【実施例】実施例中の「部」は「重量部」を示す。尚、
実施例及び比較例の樹脂組成物は射出成形によって成形
片を成形した後、下記の試験方法により性能評価を行っ
た。
実施例及び比較例の樹脂組成物は射出成形によって成形
片を成形した後、下記の試験方法により性能評価を行っ
た。
【0033】1)帯電防止性 帯電防止性は表面固有抵抗値の測定により評価を行っ
た。ウルトラ・ハイ・レジスタンス・メータ(アドバン
テスト社製)を使用し、ASTM D−257に従い、
試験片(直径10cm、厚さ3mmの円盤)を、温度2
3℃、湿度50%の条件に3日以上放置して状態調後、
表面固有抵抗値を測定した。値が小さい方が帯電防止性
が良好である。
た。ウルトラ・ハイ・レジスタンス・メータ(アドバン
テスト社製)を使用し、ASTM D−257に従い、
試験片(直径10cm、厚さ3mmの円盤)を、温度2
3℃、湿度50%の条件に3日以上放置して状態調後、
表面固有抵抗値を測定した。値が小さい方が帯電防止性
が良好である。
【0034】2)永久帯電防止性 上記の帯電防止性評価を行った試験片を水洗処理した
後、温度23℃、湿度50%の条件に3日以上放置し、
状態調後、水洗処理品の表面固有抵抗値を測定した。水
洗処理無しの表面固有抵抗値が低く、且つ水洗処理品の
表面固有抵抗値が低いまま維持されていれば永久帯電防
止性に優れた材料と言える。なお、水洗処理は内径8m
mのホースから水道水を5L/minの流量で流しつ
つ、そのホースの直下15cmに置いた成形試験片に、
水道水が垂直の角度で40秒間均一にかかる様に動かし
ながら行った。その後、その試験片に脱塩水を振りか
け、簡単に置換洗浄した。
後、温度23℃、湿度50%の条件に3日以上放置し、
状態調後、水洗処理品の表面固有抵抗値を測定した。水
洗処理無しの表面固有抵抗値が低く、且つ水洗処理品の
表面固有抵抗値が低いまま維持されていれば永久帯電防
止性に優れた材料と言える。なお、水洗処理は内径8m
mのホースから水道水を5L/minの流量で流しつ
つ、そのホースの直下15cmに置いた成形試験片に、
水道水が垂直の角度で40秒間均一にかかる様に動かし
ながら行った。その後、その試験片に脱塩水を振りか
け、簡単に置換洗浄した。
【0035】3)機械的性質 曲げ強度、曲げ弾性率は、ASTM D790によって
測定した。 4)熱的性質 荷重たわみ温度(HDT)は、ASTM D−648に
準じて、断面;6.4mm×12.7mmの角柱状試験
片について、高荷重18.5kgf/cm2よって測定
した。この値が高い方が、耐熱性が良好である。 5)外観(不良現象、色調変化) 外観は、連続成形した成形試験片を目視により、不良現
象(シルバーストリーク等)と、色調変化の有無を観察
して評価した。評価は次の基準によった。○は良好(不
良現象が無い)、△は若干不良、×は不良(不良現象が
多い)を示す。
測定した。 4)熱的性質 荷重たわみ温度(HDT)は、ASTM D−648に
準じて、断面;6.4mm×12.7mmの角柱状試験
片について、高荷重18.5kgf/cm2よって測定
した。この値が高い方が、耐熱性が良好である。 5)外観(不良現象、色調変化) 外観は、連続成形した成形試験片を目視により、不良現
象(シルバーストリーク等)と、色調変化の有無を観察
して評価した。評価は次の基準によった。○は良好(不
良現象が無い)、△は若干不良、×は不良(不良現象が
多い)を示す。
【0036】実施例及び比較例で用いた原料の詳細は次
の通りである。 a)ポリカーボネート樹脂PC(三菱エンジニアリング
プラスチックス(株)製、ユーピロンS−3000、粘
度平均分子量21,000) b)有機スルホン酸塩型帯電防止剤R−SO3Na(日鉱
石油化学工業(株)アトレー1030) c)熱安定剤(旭電化(株)製の商品名アデカスタブP
EP−36)
の通りである。 a)ポリカーボネート樹脂PC(三菱エンジニアリング
プラスチックス(株)製、ユーピロンS−3000、粘
度平均分子量21,000) b)有機スルホン酸塩型帯電防止剤R−SO3Na(日鉱
石油化学工業(株)アトレー1030) c)熱安定剤(旭電化(株)製の商品名アデカスタブP
EP−36)
【0037】〔実施例−1〕攪拌機、温度計、メタノー
ル溜出管を取り付けた反応器に、テレフタル酸ジメチル
(DMT)125部、イソフタル酸ジメチル(DMI)
125部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル
(SDM)50部、エチレングリコール(EG)185
部、酢酸ナトリウム3.8部、酢酸亜鉛0.24部
(2.5%EG溶液)、及び三酸化アンチモン0.24
部(1.0%EG溶液)を仕込み、攪拌しながら徐々に
昇温した。所定量のメタノールが留出した後(内温22
0℃)フェニルホスホン酸0.24部を加えて攪拌し
た。得られた反応生成物に、分子量4000のポリエチ
レングリコール(PEG)700部、及び1,3,5−
トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン1.5部を仕
込んだ。次いで、内温約220℃のオートクレーブを攪
拌しながら、約30分で250℃まで昇温しつつ、圧力
1mmHg 以下まで減圧した。その温度で2時間反応
させた後、窒素ガスで常圧まで復圧させた。その後、オ
ートクレーブ低部の細孔よりポリマーを取り出し、ペレ
ット化した。得られたポリマーの溶液粘度ηrelは2.
700であった。得られたポリマーをポリエーテルエス
テルAとする。
ル溜出管を取り付けた反応器に、テレフタル酸ジメチル
(DMT)125部、イソフタル酸ジメチル(DMI)
125部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル
(SDM)50部、エチレングリコール(EG)185
部、酢酸ナトリウム3.8部、酢酸亜鉛0.24部
(2.5%EG溶液)、及び三酸化アンチモン0.24
部(1.0%EG溶液)を仕込み、攪拌しながら徐々に
昇温した。所定量のメタノールが留出した後(内温22
0℃)フェニルホスホン酸0.24部を加えて攪拌し
た。得られた反応生成物に、分子量4000のポリエチ
レングリコール(PEG)700部、及び1,3,5−
トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン1.5部を仕
込んだ。次いで、内温約220℃のオートクレーブを攪
拌しながら、約30分で250℃まで昇温しつつ、圧力
1mmHg 以下まで減圧した。その温度で2時間反応
させた後、窒素ガスで常圧まで復圧させた。その後、オ
ートクレーブ低部の細孔よりポリマーを取り出し、ペレ
ット化した。得られたポリマーの溶液粘度ηrelは2.
700であった。得られたポリマーをポリエーテルエス
テルAとする。
【0038】10重量部の上記ポリエーテルエステル
A、88重量部のポリカーボネート樹脂、2重量部の有
機スルホン酸塩型帯電防止剤R−SO3Na及び0.3重
量部の熱安定剤をタンブラーで10分間ブレンドした。
ブレンド物を、2軸押出機を用い、シリンダー温度27
0℃で溶融混練り、ペレット化を行った。得られたペレ
ットを乾燥した後、270℃で射出成形を行い、物性評
価用試験片を得た。調湿後の表面固有抵抗値は8.9×
109Ω/cm2であった。水洗処理品の表面固有抵抗
値は7.5×1010Ω/cm2を示した。機械的性質
を測定した結果、曲げ弾性率は22800Kgf/cm2、
曲げ強度は880Kgf/cm2であった。HDT(18.
5Kgf/cm2荷重)は125℃であった。また、成形品
外観を観察したところ不良現象(シルバーストリークの
発生等)と色調変化は認められず良好であった。
A、88重量部のポリカーボネート樹脂、2重量部の有
機スルホン酸塩型帯電防止剤R−SO3Na及び0.3重
量部の熱安定剤をタンブラーで10分間ブレンドした。
ブレンド物を、2軸押出機を用い、シリンダー温度27
0℃で溶融混練り、ペレット化を行った。得られたペレ
ットを乾燥した後、270℃で射出成形を行い、物性評
価用試験片を得た。調湿後の表面固有抵抗値は8.9×
109Ω/cm2であった。水洗処理品の表面固有抵抗
値は7.5×1010Ω/cm2を示した。機械的性質
を測定した結果、曲げ弾性率は22800Kgf/cm2、
曲げ強度は880Kgf/cm2であった。HDT(18.
5Kgf/cm2荷重)は125℃であった。また、成形品
外観を観察したところ不良現象(シルバーストリークの
発生等)と色調変化は認められず良好であった。
【0039】〔実施例−2〕15重量部の前記ポリエー
テルエステルA、85重量部のポリカーボネート樹脂、
0.3重量部の熱安定剤を、実施例1と同様にブレンド
し、2軸押出機を用いて溶融混練り、ペレット化を行っ
た。この射出成形試験片の調湿後の表面固有抵抗値は
5.0×1010Ω/cm2であり、水洗処理品品の表
面固有抵抗値は8.1×1010Ω/cm2であった。
機械的性質を測定した結果、曲げ弾性率は21000Kg
f/cm2、曲げ強度は780Kgf/cm2であった。HD
T(18.5Kgf/cm2荷重)は119℃であった。成
形品外観に、不良現象(シルバーストリークの発生等)
と色調変化は認められず良好であった。
テルエステルA、85重量部のポリカーボネート樹脂、
0.3重量部の熱安定剤を、実施例1と同様にブレンド
し、2軸押出機を用いて溶融混練り、ペレット化を行っ
た。この射出成形試験片の調湿後の表面固有抵抗値は
5.0×1010Ω/cm2であり、水洗処理品品の表
面固有抵抗値は8.1×1010Ω/cm2であった。
機械的性質を測定した結果、曲げ弾性率は21000Kg
f/cm2、曲げ強度は780Kgf/cm2であった。HD
T(18.5Kgf/cm2荷重)は119℃であった。成
形品外観に、不良現象(シルバーストリークの発生等)
と色調変化は認められず良好であった。
【0040】〔実施例−3〜8、比較例−1〜3〕実施
例1と同様にして、第1表に示す種々のポリエステルエ
ーテルを製造した。第1表において、TPAはテレフタ
ル酸ユニットを、IPAはイソフタル酸ユニット、SD
Mはナトリウムスルホイソフタル酸ユニット、EGはエ
チレングリコールユニットを示す。得られたポリエステ
ルエーテルの組成及びの溶液粘度を第1表に示す。これ
らのポリエステルエーテルをそれぞれ用い、実施例1と
同様な方法で、ブレンドし、2軸押出機を用いて溶融混
練し、ペレット化を行った。得られたペレットを用い
て、射出成形により試験片を得、各種の物性評価を行っ
た。結果を第2表に示す。
例1と同様にして、第1表に示す種々のポリエステルエ
ーテルを製造した。第1表において、TPAはテレフタ
ル酸ユニットを、IPAはイソフタル酸ユニット、SD
Mはナトリウムスルホイソフタル酸ユニット、EGはエ
チレングリコールユニットを示す。得られたポリエステ
ルエーテルの組成及びの溶液粘度を第1表に示す。これ
らのポリエステルエーテルをそれぞれ用い、実施例1と
同様な方法で、ブレンドし、2軸押出機を用いて溶融混
練し、ペレット化を行った。得られたペレットを用い
て、射出成形により試験片を得、各種の物性評価を行っ
た。結果を第2表に示す。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂組成物
は、良好且つ恒久的な帯電防止性を有し、しかもベース
ポリマー本来の持つ機械的性質の低下が少なく、熱的性
質にも優れ、溶融熱安定性も良好である。本発明のポリ
カーボネート樹脂組成物からなる成形品は、静電気帯電
により表面に埃や塵が付着しにくく、外観に優れ商品価
値を高め、また、誤操作を引き起こす等の機能上問題や
電撃現象による帯電トラブルが生じにくく、電機・電子
機器分野、自動車分野、機械分野、医療分野、等多くの
分野において幅広く使用することができる。
は、良好且つ恒久的な帯電防止性を有し、しかもベース
ポリマー本来の持つ機械的性質の低下が少なく、熱的性
質にも優れ、溶融熱安定性も良好である。本発明のポリ
カーボネート樹脂組成物からなる成形品は、静電気帯電
により表面に埃や塵が付着しにくく、外観に優れ商品価
値を高め、また、誤操作を引き起こす等の機能上問題や
電撃現象による帯電トラブルが生じにくく、電機・電子
機器分野、自動車分野、機械分野、医療分野、等多くの
分野において幅広く使用することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ポリエステルエーテルの溶液粘度ηrelは
1.0〜8.0であり、好ましくは1.2〜5.0であ
る。ポリエステルエーテルの溶液粘度は、1,1,2,
2−テトラクロロエタン/フェノール=1/1(重量
比)の混合溶媒を用いて、温度30℃、溶液濃度0.5
g/100ccで測定され、溶液粘度ηrelは、溶液の
滴下秒数/混合溶媒の滴下秒数で求められる。
1.0〜8.0であり、好ましくは1.2〜5.0であ
る。ポリエステルエーテルの溶液粘度は、1,1,2,
2−テトラクロロエタン/フェノール=1/1(重量
比)の混合溶媒を用いて、温度30℃、溶液濃度0.5
g/100ccで測定され、溶液粘度ηrelは、溶液の
滴下秒数/混合溶媒の滴下秒数で求められる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】本発明の樹脂組成物は、上記成分〔A〕
〔B〕〔C〕以外に、必要に応じ、組成物の特性を阻害
しない範囲で、周知の種々の添加剤、例えばガラス繊
維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、炭素繊維、鉱物繊
維、金属繊維、セラミックスウイスカー等の補強剤、酸
化チタン、シリカ、アルミナ、カーボンブラック、炭酸
カルシュウム等の充填剤、パラフィンワックス、ポリエ
チレンワックス、蜜鑞、シリコンオイル等の離型剤、各
種可塑剤、そして、ヒンダードフェノール系、亜燐酸エ
ステル系、硫黄含有エステル化合物系等の酸化防止剤、
ハロゲン化合物、燐酸化合物等の難燃剤、紫外線吸収剤
あるいは耐候性付与剤、染料、顔料、発泡剤等を含有し
ても良く、また、PET、PBT等のポリエステル系樹
脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロ
ンMXD6等の各種ナイロン、各種ナイロンエラストマ
ー、ポリスチレン、ABS、AS、MS等のスチレン系
樹脂、各種アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンープロピレン共重合体等のオレフィン系樹
脂、そして、エラストマーとして、イソブチレンーイソ
プレンゴム、スチレンーブタジエンゴム、エチレンープ
ロピレンゴム、アクリル系エラストマー、アイオノマー
樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカプロラクタム、等を含有
しても良い。
〔B〕〔C〕以外に、必要に応じ、組成物の特性を阻害
しない範囲で、周知の種々の添加剤、例えばガラス繊
維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、炭素繊維、鉱物繊
維、金属繊維、セラミックスウイスカー等の補強剤、酸
化チタン、シリカ、アルミナ、カーボンブラック、炭酸
カルシュウム等の充填剤、パラフィンワックス、ポリエ
チレンワックス、蜜鑞、シリコンオイル等の離型剤、各
種可塑剤、そして、ヒンダードフェノール系、亜燐酸エ
ステル系、硫黄含有エステル化合物系等の酸化防止剤、
ハロゲン化合物、燐酸化合物等の難燃剤、紫外線吸収剤
あるいは耐候性付与剤、染料、顔料、発泡剤等を含有し
ても良く、また、PET、PBT等のポリエステル系樹
脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロ
ンMXD6等の各種ナイロン、各種ナイロンエラストマ
ー、ポリスチレン、ABS、AS、MS等のスチレン系
樹脂、各種アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンープロピレン共重合体等のオレフィン系樹
脂、そして、エラストマーとして、イソブチレンーイソ
プレンゴム、スチレンーブタジエンゴム、エチレンープ
ロピレンゴム、アクリル系エラストマー、アイオノマー
樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカプロラクタム、等を含有
しても良い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】〔実施例1〕攪拌機、温度計、メタノール
溜出管を取り付けた反応器に、テレフタル酸ジメチル
(DMT)125部、イソフタル酸ジメチル(DMI)
125部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル
(SDM)50部、エチレングリコール(EG)185
部、酢酸ナトリウム3.8部、酢酸亜鉛0.24部
(2.5%EG溶液)、及び三酸化アンチモン0.24
部(1.0%EG溶液)を仕込み、攪拌しながら徐々に
昇温した。所定量のメタノールが留出した後(内温22
0℃)フェニルホスホン酸0.24部を加えて攪拌し
た。得られた反応生成物に、分子量4000のポリエチ
レングリコール(PEG)700部、及び1,3,5−
トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン1.5部を仕
込んだ。次いで、内温約220℃のオートクレーブを攪
拌しながら、約30分で250℃まで昇温しつつ、圧力
1mmHg 以下まで減圧した。その温度で2時間反応
させた後、窒素ガスで常圧まで復圧させた。その後、オ
ートクレーブ低部の細孔よりポリマーを取り出し、ペレ
ット化した。得られたポリマーの溶液粘度ηrelは2.
700であった。得られたポリマーをポリエーテルエス
テルAとする。
溜出管を取り付けた反応器に、テレフタル酸ジメチル
(DMT)125部、イソフタル酸ジメチル(DMI)
125部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル
(SDM)50部、エチレングリコール(EG)185
部、酢酸ナトリウム3.8部、酢酸亜鉛0.24部
(2.5%EG溶液)、及び三酸化アンチモン0.24
部(1.0%EG溶液)を仕込み、攪拌しながら徐々に
昇温した。所定量のメタノールが留出した後(内温22
0℃)フェニルホスホン酸0.24部を加えて攪拌し
た。得られた反応生成物に、分子量4000のポリエチ
レングリコール(PEG)700部、及び1,3,5−
トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン1.5部を仕
込んだ。次いで、内温約220℃のオートクレーブを攪
拌しながら、約30分で250℃まで昇温しつつ、圧力
1mmHg 以下まで減圧した。その温度で2時間反応
させた後、窒素ガスで常圧まで復圧させた。その後、オ
ートクレーブ低部の細孔よりポリマーを取り出し、ペレ
ット化した。得られたポリマーの溶液粘度ηrelは2.
700であった。得られたポリマーをポリエーテルエス
テルAとする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】10重量部の上記ポリエーテルエステル
A、88重量部のポリカーボネート樹脂、2重量部の有
機スルホン酸塩型帯電防止剤R−SO3Na及び0.3重
量部の熱安定剤をタンブラーで10分間ブレンドした。
ブレンド物を、2軸押出機を用い、シリンダー温度27
0℃で溶融混練り、ペレット化を行った。得られたペレ
ットを乾燥した後、270℃で射出成形を行い、物性評
価用試験片を得た。調湿後の表面固有抵抗値は8.9×
10 9 Ω/cm2であった。水洗処理品の表面固有抵抗値
は7.5×10 10 Ω/cm 2 を示した。機械的性質を測
定した結果、曲げ弾性率は22800Kgf/cm2、曲げ
強度は880Kgf/cm2であった。HDT(18.5Kg
f/cm2荷重)は125℃であった。また、成形品外観
を観察したところ不良現象(シルバーストリークの発生
等)と色調変化は認められず良好であった。
A、88重量部のポリカーボネート樹脂、2重量部の有
機スルホン酸塩型帯電防止剤R−SO3Na及び0.3重
量部の熱安定剤をタンブラーで10分間ブレンドした。
ブレンド物を、2軸押出機を用い、シリンダー温度27
0℃で溶融混練り、ペレット化を行った。得られたペレ
ットを乾燥した後、270℃で射出成形を行い、物性評
価用試験片を得た。調湿後の表面固有抵抗値は8.9×
10 9 Ω/cm2であった。水洗処理品の表面固有抵抗値
は7.5×10 10 Ω/cm 2 を示した。機械的性質を測
定した結果、曲げ弾性率は22800Kgf/cm2、曲げ
強度は880Kgf/cm2であった。HDT(18.5Kg
f/cm2荷重)は125℃であった。また、成形品外観
を観察したところ不良現象(シルバーストリークの発生
等)と色調変化は認められず良好であった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】〔実施例2〕15重量部の前記ポリエーテ
ルエステルA、85重量部のポリカーボネート樹脂、
0.3重量部の熱安定剤を、実施例1と同様にブレンド
し、2軸押出機を用いて溶融混練り、ペレット化を行っ
た。この射出成形試験片の調湿後の表面固有抵抗値は
5.0×10 10 Ω/cm2であり、水洗処理品品の表面
固有抵抗値は8.1×10 10 Ω/cm2であった。機械
的性質を測定した結果、曲げ弾性率は21000Kgf/
cm2、曲げ強度は780Kgf/cm2であった。HDT
(18.5Kgf/cm2荷重)は119℃であった。成形
品外観に、不良現象(シルバーストリークの発生等)と
色調変化は認められず良好であった。
ルエステルA、85重量部のポリカーボネート樹脂、
0.3重量部の熱安定剤を、実施例1と同様にブレンド
し、2軸押出機を用いて溶融混練り、ペレット化を行っ
た。この射出成形試験片の調湿後の表面固有抵抗値は
5.0×10 10 Ω/cm2であり、水洗処理品品の表面
固有抵抗値は8.1×10 10 Ω/cm2であった。機械
的性質を測定した結果、曲げ弾性率は21000Kgf/
cm2、曲げ強度は780Kgf/cm2であった。HDT
(18.5Kgf/cm2荷重)は119℃であった。成形
品外観に、不良現象(シルバーストリークの発生等)と
色調変化は認められず良好であった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】〔実施例3〜8、比較例1〜3〕実施例1
と同様にして、第1表に示す種々のポリエステルエーテ
ルを製造した。第1表において、TPAはテレフタル酸
ユニットを、IPAはイソフタル酸ユニット、SDMは
ナトリウムスルホイソフタル酸ユニット、EGはエチレ
ングリコールユニットを示す。得られたポリエステルエ
ーテルの組成及びの溶液粘度を第1表に示す。これらの
ポリエステルエーテルをそれぞれ用い、実施例1と同様
な方法で、ブレンドし、2軸押出機を用いて溶融混練
し、ペレット化を行った。得られたペレットを用いて、
射出成形により試験片を得、各種の物性評価を行った。
結果を第2表に示す。
と同様にして、第1表に示す種々のポリエステルエーテ
ルを製造した。第1表において、TPAはテレフタル酸
ユニットを、IPAはイソフタル酸ユニット、SDMは
ナトリウムスルホイソフタル酸ユニット、EGはエチレ
ングリコールユニットを示す。得られたポリエステルエ
ーテルの組成及びの溶液粘度を第1表に示す。これらの
ポリエステルエーテルをそれぞれ用い、実施例1と同様
な方法で、ブレンドし、2軸押出機を用いて溶融混練
し、ペレット化を行った。得られたペレットを用いて、
射出成形により試験片を得、各種の物性評価を行った。
結果を第2表に示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 〔A〕芳香族ポリカーボネート樹脂 98〜50重量% 〔B〕エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物を含むジカルボン酸成分 とグリコール成分とから形成されたハードセグメントと、アルキレングリコール 成分及び/又はビスフェノールのアルキレンオシド付加物成分から形成されたソ フトセグメントとからなるポリエステルエーテル 2〜50重量% 及び〔C〕有機スルホン酸塩型帯電防止剤 0〜10重量% からなるポリカーボネート系樹脂組成物
- 【請求項2】 エステル形成性スルホン酸アルカリ金属
塩化合物が、ジカルボン酸成分全体に対して1〜50モ
ル%であることを特徴とする請求項1に記載のポリカー
ボネート樹脂組成物。 - 【請求項3】 アルキレングリコール及び/又はビスフ
ェノールのアルキレンオシド付加物からなるソフトセグ
メントのポリエステルエーテルに対する割合が10〜9
0重量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載
のポリカーボネート樹脂組成物。 - 【請求項4】 アルキレングリコール及び/又はビスフ
ェノールのアルキレンオシド付加物から形成されたソフ
トセグメントの数平均分子量が400〜40,000で
あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
載のポリカーボネート樹脂組成物。 - 【請求項5】 有機スルホン酸塩型帯電防止剤が、0.
1〜10重量%であることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。 - 【請求項6】 有機スルホン酸塩型帯電防止剤が、一般
式(1)で示される有機スルホン酸塩型帯電防止剤であ
ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
のポリカーボネート樹脂組成物。 R−SO3M (1) (式中、Rは炭素数1〜32の、直鎖または分岐の脂肪
族炭化水素基又は芳香族炭化水素基であり、Mはアルカ
リ金属、アルカリ土類金属、ホスホニウムイオン又はア
ンモニウムイオンである。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19751095A JPH0940855A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19751095A JPH0940855A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940855A true JPH0940855A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16375677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19751095A Pending JPH0940855A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0940855A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6316586B1 (en) | 2000-08-15 | 2001-11-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Copolyether composition and processes therefor and therewith |
| US6331606B1 (en) | 2000-12-01 | 2001-12-18 | E. I. Du Pont De Nemours And Comapny | Polyester composition and process therefor |
| US6479619B1 (en) | 2001-03-15 | 2002-11-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Sulfoisophthalic acid solution process therewith |
| JP2006335880A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤組成物及び帯電防止性熱可塑性樹脂組成物 |
| CN1315923C (zh) * | 2003-01-24 | 2007-05-16 | 西巴特殊化学品控股有限公司 | 抗静电组合物 |
| JP2013112773A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Toyobo Co Ltd | 溶融成形用熱可塑性樹脂組成物および成形品 |
| KR20190065721A (ko) * | 2017-12-04 | 2019-06-12 | 주식회사 휴비스 | 친수성 폴리에스테르계 수지 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP19751095A patent/JPH0940855A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6316586B1 (en) | 2000-08-15 | 2001-11-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Copolyether composition and processes therefor and therewith |
| US6331606B1 (en) | 2000-12-01 | 2001-12-18 | E. I. Du Pont De Nemours And Comapny | Polyester composition and process therefor |
| US6479619B1 (en) | 2001-03-15 | 2002-11-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Sulfoisophthalic acid solution process therewith |
| CN1315923C (zh) * | 2003-01-24 | 2007-05-16 | 西巴特殊化学品控股有限公司 | 抗静电组合物 |
| JP2006335880A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 熱可塑性樹脂用帯電防止剤組成物及び帯電防止性熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2013112773A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Toyobo Co Ltd | 溶融成形用熱可塑性樹脂組成物および成形品 |
| KR20190065721A (ko) * | 2017-12-04 | 2019-06-12 | 주식회사 휴비스 | 친수성 폴리에스테르계 수지 |
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