JPH0941129A - Au蒸着装置の防着部品 - Google Patents

Au蒸着装置の防着部品

Info

Publication number
JPH0941129A
JPH0941129A JP21267995A JP21267995A JPH0941129A JP H0941129 A JPH0941129 A JP H0941129A JP 21267995 A JP21267995 A JP 21267995A JP 21267995 A JP21267995 A JP 21267995A JP H0941129 A JPH0941129 A JP H0941129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor deposition
electroless plating
masking jig
plating film
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP21267995A
Other languages
English (en)
Inventor
Munetaka Mashima
宗位 真嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP21267995A priority Critical patent/JPH0941129A/ja
Publication of JPH0941129A publication Critical patent/JPH0941129A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemically Coating (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Au蒸着装置を使用してCD−ROM基板に
Au蒸着膜を形成するに際し、Au蒸着膜を付着させな
い個所に使用する防着部品を提供する。 【解決手段】 マスキング治具2などの防着部品基体表
面にP:5〜9重量%を含有し、残りがNiおよび不可
避不純物からなる組成のNi基合金無電解メッキ膜を形
成し、さらに必要に応じて上記Ni基合金無電解メッキ
膜の上に白金族金属の電気メッキ層を形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、Au蒸着装置を
使用してCD−ROM基板にAu蒸着膜を形成するに際
し、Au蒸着膜を付着させたくない個所に使用する防着
部品(例えば、マスキング治具、シールドリング、シャ
ッターなど)に関するものであり、特にAu蒸着装置の
マスキング治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−ROM(メモリー専用コン
パクトディスク)は、CD−ROM基板の表面に反射膜
としてAu蒸着膜を形成して作製することは良く知られ
ているところであり、そのためのAu蒸着装置は、図1
に示されるように、Au蒸着装置の容器(図示せず)の
内壁にAu蒸着膜が付着するのを防止するためのシール
ドリング5、CD−ROM基板1の表面にリング状のA
u蒸着膜4を形成してCD−ROMを作製したのち新し
いCD−ROM基板1と交換する時にAuターゲットか
ら発生した活性Au金属7の流れを一時遮断するための
シャッター6などを有している。
【0003】上記Au蒸着装置を用いてCD−ROM基
板1の表面にリング状のAu蒸着膜4を形成するには、
図1に示されるように、CD−ROM基板1の上にマス
キング治具2を載置した状態でAu蒸着装置のシールド
リング5内に設置し、Auターゲット3から発生した活
性Au金属7をCD−ROM基板1に蒸着させる。
【0004】上記CD−ROM基板1に載置するマスキ
ング治具2はCuまたはCu合金で作られており、この
マスキング治具2は、図2の斜視図に示されるように、
円板状の中央遮蔽板21とリング状の外周遮蔽板22を
有しており、中央遮蔽板21とリング状外周遮蔽板22
とは同心円状にかつ中央遮蔽板21と外周遮蔽板22の
間にリング状開口23を形成するように取り付けられて
いる。上記中央遮蔽板21は、外周胴24から伸びた支
持腕25により支柱26を介して支持されている。かか
る構造のマスキング治具2をCD−ROM基板1の上に
載置してCD−ROM基板1の表面にリング状のAu蒸
着膜4を形成すると、載置したマスキング治具2の表面
にも当然Au蒸着膜4は形成される。このマスキング治
具2の表面に形成されたAu蒸着膜4は回収するが、そ
の回収方法として(イ)サンドブラストによる回収方
法、(ロ)マスキング治具の表面にアルミニウム膜を形
成しておき、このアルミニウム膜をNaOH水溶液によ
り溶解することによりアルミニウム膜の上に形成された
Au蒸着膜を回収する方法、(ハ)表面に白金族金属
(Pt,Rh,Ir,Ruなど)の電気メッキ層を形成
したマスキング治具を使用し、このマスキング治具の表
面に蒸着したAuを市販の金剥離剤を用いて回収する方
法、などが知られている。
【0005】これらの方法により蒸着したAuを回収除
去したマスキング治具は再利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブラスト処理
による回収方法は、何度も繰り返し回収を行うと、精密
な寸法精度および水平度が要求されるマスキング治具が
変形したり寸法が小さくなったりして使用寿命が極めて
短くなり、高価なマスキング治具を長期間再利用するに
は好ましくない。また、ブラスト処理粉からのAu回収
はマスキング治具のCuまたはCu合金も含まれている
ために、回収に多くの工程を必要とするので効率が悪
い。
【0007】一方、マスキング治具の表面にアルミニウ
ム膜を蒸着等により形成し、その上にAuを蒸着する方
法では、Au蒸着膜を回収してマスキング治具を再利用
するたびにアルミニウム膜を形成する必要があり、また
回収の際のNaOH溶液への浸漬によりCu素地が腐食
するという欠点があった。
【0008】したがって、現在では白金族金属の電気メ
ッキ層を形成したマスキング治具を使用し、Au蒸着の
マスキング治具を市販の金剥離剤とKCNとNaOHを
溶解した水溶液に温度:50℃以下に保ちながら浸漬
し、蒸着したAuをシアン錯体として回収する上記
(ハ)の方法が最も多く使用されている。しかし白金族
金属の電気メッキ層は下地の形状に応じてメッキ層の厚
さが著しく異なり、均一な白金族金属の電気メッキ層を
得ることは困難であった。
【0009】例えば、CuまたはCu合金製マスキング
治具の表面にピンホールまたは鋭角部分があると、その
部分の白金族金属の電気メッキ層は極端に薄くなり、こ
のメッキ層の薄い部分からCuまたはCu合金製マスキ
ング治具本体が溶解腐食し、マスキング治具の再利用で
きる回数が減少するという課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
長期間再利用可能なマスキング治具を得るべく研究を行
った結果、P:5〜9重量%を含有し、残りがNiおよ
び不可避不純物からなる組成のNi基合金無電解メッキ
膜(以下、Ni−P無電解メッキ膜という)は、マスキ
ング治具本体の表面にピンホールまたは鋭角部分があっ
ても、その部分のNi−P無電解メッキ膜の厚さが薄く
なることはなく、格別な注意を払わなくても全体に均一
な膜厚が得られ、しかもNi−P無電解メッキ膜はシア
ン化錯体を作り難く、耐食性にも優れており、このNi
−P無電解メッキ膜を形成したマスキング治具は従来の
白金族金属の電気メッキ膜を形成したマスキング治具と
比べて再利用回数が大幅に増加するという知見を得たの
である。
【0011】この発明は、かかる知見に基づいてなされ
たものであって、(1) CuまたはCu合金製マスキ
ング治具基体に、Ni−P無電解メッキ膜を形成してな
るマスキング治具に特徴を有するものである。
【0012】このNi−P無電解メッキは上記Au蒸着
装置のマスキング治具だけでなく、Au蒸着装置の各種
防着部品の表面に形成することにより防着部品の再利用
回数を増加させることができる。
【0013】従って、この発明は、(2) Cuまたは
Cu合金製防着部品基体の表面にNi−P無電解メッキ
膜を形成してなる防着部品に特徴を有するものである。
【0014】上記Ni−P無電解メッキ膜は、Au蒸着
膜に対する密着性が悪いため、マスキング治具に付着し
たAu蒸着膜の厚さが100μmを越えるようになると
Au蒸着膜が剥離してCD−ROM基体表面に落下し、
パーティクル発生の原因となることがあった。
【0015】したがって、Auに対する密着性が優れか
つ耐食性に優れた白金族金属電気メッキ層を上記Ni−
P無電解メッキ膜の上に形成しておくと、一層すぐれた
マスキング治具となる。
【0016】したがって、この発明は、(3) 上記
(1)記載のマスキング治具のNi−P無電解メッキ膜
の上に、さらに白金族金属の電気メッキ層を形成したマ
スキング治具、(4) 上記(2)記載の防着部品のN
i−P無電解メッキ膜の上に、さらに白金族金属の電気
メッキ層を形成した防着部品、に特徴を有するものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施例1 CD−ROM製造用Cu製マスキング治具基体の表面に
表1に示される厚さを有するNi−P無電解メッキ膜を
形成し、さらに必要に応じて上記Ni−P無電解メッキ
膜の上に表1に示される厚さの白金族金属電気メッキ層
を形成することにより本発明マスキング治具1〜6を作
製した。
【0018】さらに、上記CD−ROM製造用Cu製マ
スキング治具基体の表面に直接白金族金属電気メッキ層
を形成することにより従来マスキング治具1〜2を作製
した。
【0019】これら本発明マスキング治具1〜6および
従来マスキング治具1〜2を使用してCD−ROM基体
表面にAu蒸着膜を形成することによりCD−ROMを
形成し、本発明マスキング治具1〜6および従来マスキ
ング治具1〜2の表面に1mmのAu蒸着膜が付着した時
点でこれらマスキング治具を市販の金剥離剤(小島化学
製、GSシリーズ)を溶解した金剥離液(液温:30
℃)に5時間浸漬し、Auを回収するとともにマスキン
グ治具を再生し再利用し、本発明マスキング治具1〜6
および従来マスキング治具1〜2を再生しても寸法精度
および変形することなく再利用しうる回数(以下、再利
用回数という)を測定し、その結果を表1に示した。
【0020】
【表1】
【0021】実施例2 CD−ROM製造用Cu製シールドリング基体内面に表
2に示される厚さのNi−P無電解メッキ膜を形成し、
さらに必要に応じて上記Ni−P無電解メッキ膜の上に
表2に示される厚さの白金族金属電気メッキ層を形成す
ることにより本発明シールドリング1〜6を作製し、さ
らに上記シールドリング基体内面に直接白金族金属電気
メッキ層を形成することにより従来シールドリング1〜
2を作製した。
【0022】これら本発明シールドリング1〜6および
従来シールドリング1〜2について実施例1と同様にし
てAuを回収し、それぞれのシールドリングが寸法精度
および変形することなく再利用しうる回数を測定し、そ
の結果を表2に示した。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】表1および表2に示される結果から、N
i−P無電解メッキ膜を形成した本発明マスキング治具
1〜6は、Ni−P無電解メッキ膜を形成しない従来マ
スキング治具1〜2に比べて再利用回数が大幅に増加す
ることがわかり、またNi−P無電解メッキ膜を形成し
た本発明シールドリング1〜6はNi−P無電解メッキ
膜のない従来シールドリング1〜2と比較して再利用回
数が大幅に増加することがわかる。
【0025】上述のように、この発明のAu蒸着装置の
防着部材は、Ni−P無電解メッキ膜が形成されている
ので再利用回数が大幅に増加し、コストの削減に大いに
貢献しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】Au蒸着装置の構造を示す断面概略図である。
【図2】マスキング治具の斜視図である。
【符号の説明】
1 CD−ROM基板 2 マスキング治具 3 Auターゲット 4 Au蒸着膜 5 シールドリング 6 シャッター 7 活性Au金属 21 中央遮蔽板 22 外周遮蔽板 23 リング状開口 24 外周胴 25 支持腕 26 支柱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防着部品基体の表面にP:5〜9重量%
    を含有し、残りがNiおよび不可避不純物からなる組成
    のNi基合金無電解メッキ膜(以下、Ni−P無電解メ
    ッキ膜という)を形成してなることを特徴とするAu蒸
    着装置の防着部品。
  2. 【請求項2】 上記Ni−P無電解メッキ膜の上に、さ
    らに白金族金属の電気メッキ層を形成してなることを特
    徴とする請求項1記載のAu蒸着装置の防着部品。
  3. 【請求項3】 マスキング治具基体の表面にNi−P無
    電解メッキ膜を形成してなることを特徴とするAu蒸着
    装置のマスキング治具。
  4. 【請求項4】 上記Ni−P無電解メッキ膜の上に、さ
    らに白金族金属の電気メッキ層を形成してなることを特
    徴とする請求項3記載のAu蒸着装置のマスキング治
    具。
JP21267995A 1995-07-28 1995-07-28 Au蒸着装置の防着部品 Withdrawn JPH0941129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21267995A JPH0941129A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 Au蒸着装置の防着部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21267995A JPH0941129A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 Au蒸着装置の防着部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0941129A true JPH0941129A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16626622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21267995A Withdrawn JPH0941129A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 Au蒸着装置の防着部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0941129A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5559699B2 (ja) 金属微細構造体を製作する方法およびこの方法により得られる微細構造体
JP4744790B2 (ja) 蒸着用マスク、蒸着用マスクフレーム組立体及びこれらの製造方法
US20040079033A1 (en) Abrasive article and manufacturing method thereof
EP0790327B1 (en) Deposition-preventing part for physical vapor deposition apparatuses
GB1282530A (en) Production of protective layers on cobalt-based alloys
US4454014A (en) Etched article
JP2021534324A (ja) 薄い高純度コーティング層を有するスパッタトラップ、及びその製造方法
US3378469A (en) Electroforming technique and structure for reflecting mirrors
JPH05230628A (ja) 金属膜形成装置、金属膜形成装置における金属材回収方法
JPH0941129A (ja) Au蒸着装置の防着部品
JPH1136061A (ja) 物理蒸着装置のマスキング治具
KR101249590B1 (ko) 수 반응성 Al 복합 재료, 수 반응성 Al 막, 이 Al 막의 제조 방법, 및 성막실용 구성 부재
JPH1018021A (ja) 物理蒸着装置の防着部品
JPH0841624A (ja) 蒸着用治具及び蒸着用治具の再生方法
KR20100136558A (ko) 수 반응성 Al 복합 재료, 수 반응성 Al 막, 이 Al 막의 제조 방법, 및 성막실용 구성 부재
JPS63250498A (ja) 耐食構造を有するマグネシウム合金部材
JP3534989B2 (ja) 成膜装置用構成部品
US3839012A (en) Metal particulate production
JPH10259471A (ja) 蒸着用治具及び該蒸着用治具からの貴金属回収方法
JP4210193B2 (ja) 金属部品の製造方法
EP0158379A1 (en) Master suitable for the manufacture of electroplated copies
JPH11106918A (ja) 薄膜形成用治具
TW200914384A (en) Molding die of molding glass and recycling method thereof
IE51854B1 (en) Method of fabricating a metallic pattern on a substrate
JPH0987841A (ja) 薄膜製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001