JPH0941239A - 綜絖枠の着脱装置および着脱方法 - Google Patents

綜絖枠の着脱装置および着脱方法

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JPH0941239A
JPH0941239A JP21003695A JP21003695A JPH0941239A JP H0941239 A JPH0941239 A JP H0941239A JP 21003695 A JP21003695 A JP 21003695A JP 21003695 A JP21003695 A JP 21003695A JP H0941239 A JPH0941239 A JP H0941239A
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JP
Japan
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arm
locking
heddle frame
attaching
frame
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Application number
JP21003695A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Furuta
哲也 古田
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 綜絖枠と開口駆動部への着脱を円滑且つ容易
に行う事ができ、なおかつ複雑な機構を必要としない綜
絖枠の着脱を可能にすること。 【解決手段】 積極開口方式の織機における開口駆動機
構によって駆動される駆動腕3に連結する2個のフック
31によって係止される2個の係止部22を下端両側に
配設した綜絖枠2において、横方向の開口311を備え
た前記フック31によって係止された前記係止部22の
横方向の離脱を阻止する2個の錠止部材32の揺動を可
能にする動きを発生する1個の駆動源4と、該1個の駆
動源4の動きを往復動として連絡する連絡部材5と、前
記2個の錠止部材に対向して配設され前記連絡部材の往
復動に基づく揺動運動によって前記2個の錠止部材の揺
動を制御する2個の揺動部材6とから成る伝達部材とか
ら成る綜絖枠の着脱装置および着脱方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、綜絖枠を織機に取
り付けまたは取り外しするための綜絖枠の着脱装置およ
び着脱方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積極開口式の織機においては、前後に複
数枚の綜絖枠がそれぞれ駆動腕を介して開口駆動機構に
連結しており、開口駆動機構に駆動された各綜絖枠は所
定のパターンに沿って上下動するように構成されてい
る。例えば織機品種の変更等による機替え作業時には、
変更前の綜絖枠から駆動腕を外し、綜絖枠を入れ換え、
入れ換えた綜絖枠をまた駆動腕に連結する作業が行われ
る。
【0003】この駆動腕の連結部の構造は様々なものが
提案されているが、第1の従来装置(特開昭59−15
7350号)は、駆動腕上端のフックとフック近傍に設
けられた錠止部材を用い着脱が容易でかつ連結の信頼性
も高い優れた連結構造であった。
【0004】このような連結構造を持つ駆動腕と綜絖枠
との連結を着脱するための第2の従来装置(特開平6−
294039号)は、図5に示すように綜絖枠110の
下方に設けられたフレーム160に経糸方向と平行な第
一の軸線132について回動駆動される第一のレバー1
30を架設し、第一のレバー130の先端には経糸方向
と平行な第二の軸線142について第一のレバー130
とは独立に回動駆動される第二のレバー140を架設
し、第二のレバー140の先端には経糸方向に延在する
押圧バー144を架設し、図5に示すように第二のレバ
ー140の回動に続く第一のレバー130の回動により
綜絖枠支持ロッド120の錠止部材123が押圧バー1
44に押されて錠止が外れてさらに綜絖枠支持ロッド1
20が押し倒されることで綜絖枠110から離脱するよ
うになっていた。
【0005】また、綜絖枠110の取付けは、レバー1
53の回動により押圧ロッド154が綜絖枠支持ロッド
120を押し戻して係合片112とフック122を嵌合
させることで行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
第2の従来装置は、着脱のためのリンク構造が複雑であ
り、着脱機構を設けるために比較的大きなスペースを織
機内に必要とする。また、綜絖枠下端において連結され
る綜絖枠支持ロッドを傾斜させて綜絖枠の着脱がおこな
われるので、特に綜絖枠を織機に取り付ける際に綜絖枠
の上下位置が少しでもずれていると回動される綜絖枠支
持ロッド先端のフックと綜絖枠下端の突出部との嵌合が
うまくいかず、突出部の上下位置の調整も綜絖枠支持ロ
ッドが傾斜しているために困難であって綜絖枠支持ロッ
ドと綜絖枠下端の連結部の連結が円滑に行われないおそ
れがあるという問題があった。
【0007】そこで本発明者は、1個の駆動源の動きを
前記2個の錠止部材に伝達して揺動させ、横方向の開口
を備えたフックによって係止された前記係止部の横方向
の移動を可能にして、綜絖枠の着脱を可能にするという
本発明の第1の技術的思想に着眼するとともに、錠止部
材を揺動させロック状態が解除された水平な状態におい
て係止部のフックおよび錠止部材上における横方向の移
動と綜絖枠の上下方向の移動とによって綜絖枠を着脱す
るという本発明の第2の技術的思想に着眼し、さらに研
究開発を重ねて、綜絖枠と開口駆動部への着脱を円滑且
つ容易に行う事ができ、なおかつ複雑な機構を必要とし
ない綜絖枠の着脱を可能にするという目的を達成する本
発明に到達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の綜絖枠の着脱装置は、開口駆動装置によ
って駆動される駆動腕に連結する横方向の開口を備えた
フックによって係止される係止部を下端両側に配設した
綜絖枠において、前記フックによって係止された前記係
止部の横方向の離脱を阻止する錠止部材を揺動させる揺
動部と、前記係止部が前記フックから離脱可能であると
きに前記駆動腕を直立状態に維持する維持部と、少なく
とも前記揺動部を駆動する駆動部と、から成るものであ
る。
【0009】上記構成より成る第1発明の綜絖枠の着脱
装置は、前記綜絖枠の下端両側に配設した前記係止部が
前記開口駆動装置によって駆動される駆動腕に連結する
横方向の開口を備えたフックによって係止され、前記係
止部が前記フックから離脱可能であるときに前記維持部
によって前記駆動腕が直立状態に維持され、前記係止部
の横方向の離脱を阻止する前記錠止部材が前記駆動部に
よって駆動される前記揺動部によって揺動される。
【0010】本発明(請求項2に記載の第2発明)の綜
絖枠の着脱方法は、開口駆動装置によって駆動される駆
動腕に連結する横方向の開口を備えたフックによって係
止される係止部を下端両側に配設した綜絖枠において、
前記フックによって係止された前記係止部の横方向の離
脱を阻止する錠止部材を揺動させロック状態を解除する
とともに前記駆動腕を直立状態に維持し、前記綜絖枠の
前記フックおよび前記錠止部材上における横方向の移動
と前記綜絖枠の上下方向の移動とによって綜絖枠を着脱
するものである。
【0011】上記構成より成る第2発明の綜絖枠の着脱
方法は、前記綜絖枠の下端両側に配設した前記係止部が
前記開口駆動装置によって駆動される駆動腕に連結する
横方向の開口を備えたフックによって係止され、前記フ
ックによって係止された前記係止部の横方向の離脱を阻
止する錠止部材を揺動させロック状態を解除するととも
に前記駆動腕を直立状態に維持し、前記綜絖枠の前記フ
ックおよび前記錠止部材上における横方向の移動と前記
綜絖枠の上下方向の移動とによって綜絖枠を着脱するも
のである。
【0012】本発明(請求項3に記載の第3発明)の綜
絖枠の着脱装置は、前記第1発明において、前記揺動部
が、前後方向に延在し前記錠止部材と係合する係合部材
であり、前記維持部が、前記駆動腕を挾んで前後方向に
前記係合部材と平行に延在する押圧部材であり、前記係
合部材は、前記押圧部材と連結した腕部材によって、前
記錠止部材を解除して前記駆動腕を直立状態に維持する
第1位置と、前記錠止部材および前記駆動腕に係合しな
い第2位置とに駆動されるものである。
【0013】上記構成より成る第3発明の綜絖枠の着脱
装置は、前記綜絖枠の下端両側に配設した前記係止部が
前記開口駆動装置によって駆動される駆動腕に連結する
横方向の開口を備えたフックによって係止され、前記係
止部が前記フックから離脱可能であるときに前記駆動腕
を挾んで前後方向に前記係合部材と平行に延在する押圧
部材である前記維持部によって前記駆動腕が直立状態に
維持され、前記係止部の横方向の離脱を阻止する前記錠
止部材が前記駆動部によって駆動される該錠止部材と係
合して前後方向に延在する前記係合部材である前記揺動
部によって揺動される。前記係合部材は、前記押圧部材
と連結した腕部材によって、前記錠止部材を解除して前
記駆動腕を直立状態に維持する第1位置と、前記錠止部
材および前記駆動腕に係合しない第2位置とに駆動され
るものである。
【0014】本発明(請求項4に記載の第4発明)の綜
絖枠の着脱装置は、前記第3発明において、腕部材が、
複数枚織機前後方向に並設される綜絖枠の左右どちらか
片側の前記駆動腕の全てを挾んで一対に設けられ、前記
係合部材及び押圧部材は一対の腕部材の間に延在するも
のである。
【0015】上記構成より成る第4発明の綜絖枠の着脱
装置は、前記綜絖枠の下端両側に配設した前記係止部が
前記開口駆動装置によって駆動される駆動腕に連結する
横方向の開口を備えたフックによって係止され、前記係
止部が前記フックから離脱可能であるときに複数枚織機
前後方向に並設される綜絖枠の左右どちらか片側の前記
駆動腕の全てを挾んで一対に設けられ前記腕部材の間に
前記係合部材及び押圧部材が延在する前記維持部によっ
て前記駆動腕が直立状態に維持され、前記係止部の横方
向の離脱を阻止する前記錠止部材が前記駆動部によって
駆動される該錠止部材と係合して前後方向に延在する前
記係合部材である前記揺動部によって揺動される。前記
係合部材は、前記押圧部材と連結した腕部材によって、
前記錠止部材を解除して前記駆動腕を直立状態に維持す
る第1位置と、前記錠止部材および前記駆動腕に係合し
ない第2位置とに駆動されるものである。
【0016】本発明(請求項5に記載の第5発明)の綜
絖枠の着脱装置は、前記第4発明において、前記一対の
腕部材、係合部材、押圧部材からなる着脱装置は、綜絖
枠の左右の連結部に一対に設けられ互いに織機左右方向
に延在する連結棒で連結され、前記結合棒の織機左右方
向の摺動によって一対の着脱装置が協同して駆動される
ものである。
【0017】上記構成より成る第5発明の綜絖枠の着脱
装置は、前記綜絖枠の下端両側に配設した前記係止部が
前記開口駆動装置によって駆動される駆動腕に連結する
横方向の開口を備えたフックによって係止され、前記係
止部が前記フックから離脱可能であるときに複数枚織機
前後方向に並設される綜絖枠の左右どちらか片側の前記
駆動腕の全てを挾んで一対に設けられ前記腕部材の間に
前記係合部材及び押圧部材が延在する前記維持部によっ
て前記駆動腕が直立状態に維持され、前記係止部の横方
向の離脱を阻止する前記錠止部材が前記駆動部によって
駆動される該錠止部材と係合して前後方向に延在する前
記係合部材である前記揺動部によって揺動される。前記
係合部材は、前記押圧部材と連結した腕部材によって、
前記錠止部材を解除して前記駆動腕を直立状態に維持す
る第1位置と、前記錠止部材および前記駆動腕に係合し
ない第2位置とに駆動されるものである。前記一対の腕
部材、係合部材、押圧部材からなる着脱装置は、綜絖枠
の左右の連結部に一対に設けられ互いに織機左右方向に
延在する連結棒で連結され、前記結合棒の織機左右方向
の摺動によって一対の着脱装置が協同して駆動されるも
のである。
【0018】
【発明の効果】上記構成および作用の第1発明の綜絖枠
の着脱装置は、前記駆動腕が直立状態に維持され、前記
綜絖枠の下端両側に配設した前記係止部が横方向の開口
を備えた前記フックから離脱可能であるときに、前記錠
止部材が揺動されるので、前記綜絖枠の開口駆動部への
着脱を、前記駆動腕およびフックを動かすことなく容易
且つ円滑に行う事ができるという効果を奏する。
【0019】上記構成および作用の第2発明の綜絖枠の
着脱方法は、横方向の開口を備えた前記フックによって
係止された前記係止部の横方向の離脱を阻止する錠止部
材を揺動させロック状態を解除するとともに前記駆動腕
を直立状態に維持し、前記綜絖枠の前記フックおよび前
記錠止部材上における横方向の移動と前記綜絖枠の上下
方向の移動とによって綜絖枠を着脱するので、前記綜絖
枠の開口駆動部への着脱を、前記駆動腕およびフックを
動かすことなく容易且つ円滑に行う事ができるという効
果を奏する。
【0020】上記構成および作用の第3発明の綜絖枠の
着脱装置は、前記第1発明の効果に加え、前記係合部材
が、前記押圧部材と連結した腕部材によって、前記錠止
部材を解除して前記駆動腕を直立状態に維持する第1位
置と、前記錠止部材および前記駆動腕に係合しない第2
位置とに駆動されるので、前記綜絖枠の開口駆動部への
着脱を、一層容易に行う事ができるという効果を奏す
る。
【0021】上記構成および作用の第4発明の綜絖枠の
着脱装置は、一端において織機前後方向一対の腕部材の
間に延在し前記錠止部材と係合する前記係合部材に直角
に連結するとともに、他端において織機前後方向一対の
腕部材の間に延在する前記押圧部材と直角に連結した前
記一対の腕部材の揺動によって、全ての綜絖枠の前記係
合部の前記開口駆動機構の前記フックへの一括した着脱
を一層確実に行うことが出来るという効果を奏する。
【0022】上記構成および作用の第5発明の綜絖枠の
着脱装置は、前記一対の腕部材、係合部材、押圧部材か
らなる着脱装置が、綜絖枠の左右の連結部に一対に設け
られ、互いに織機左右方向に延在する前記連絡部材を構
成する連結棒で連結され、前記連結棒の織機左右方向の
摺動によって一対の着脱装置が協同して駆動されるの
で、1個の駆動源によって前記駆動腕およびフックを動
かすことなく容易、円滑且つ確実に行う事ができるとい
う効果を奏する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を用いて説明する。
【0024】(実施形態)本実施形態の綜絖枠の着脱装
置および着脱方法は、図1ないし図4に示すように積極
開口方式の織機における開口駆動機構によって駆動され
る駆動腕3に連結する2個のフック31によって係止さ
れる2個の係止部22を下端両側に配設した綜絖枠2に
おいて、横方向の開口311を備えた前記フック31に
よって係止された前記係止部22の横方向の離脱を阻止
する2個の錠止部材32の揺動を可能にする動きを発生
する1個の駆動源4と、該1個の駆動源4の動きを往復
動として連絡する連絡部材5と、前記2個の錠止部材に
対向して配設され前記連絡部材の往復動に基づく揺動運
動によって前記2個の錠止部材の揺動を制御する2個の
揺動部材6とから成る伝達部材とから成るものである。
【0025】前記綜絖枠2は、図1ないし図4に示すよ
うに前後方向に4枚並設されており、それぞれの下端左
右に連結金具21を有しており、該連結金具21の下部
には係合部としての六角形断面の突出部22が形成され
ている。図示しない開口駆動装置に下端において連結棒
30を介して接続している駆動腕3は前記突出部22に
上端のフック31の横方向の開口に嵌合させる。本実施
形態においては、一例として綜絖枠を4枚並設して着脱
する例について説明したが、必要に応じて任意の枚数の
綜絖枠を並設して着脱することが出来る。
【0026】前記錠止部材32が、図1ないし図4に示
すように前記フック31の開口311に対向して配設さ
れた前記係止部に係合する一端322と後述する係合部
材に係合するローラ321を備えた部材より成り、前記
突出部22と前記フック31との嵌合を錠止することで
綜絖枠2に左右で連結され、開口駆動装置から伝えられ
る開口運動が駆動腕3を介して綜絖枠2に伝達される。
なお、錠止部材32は、ばね33によって錠止方向(前
記フック31の開口311を閉じる方向)に付勢されて
いる。
【0027】前記揺動部材6が、図1ないし図4に示す
ように織機の前後方向に延在し前記錠止部材と係合する
係合部材61と、一端において前記係合部材61と直角
に連結し前記係合部材61を前記錠止部材32と係合し
前記錠止部材32の解除状態を維持する第一位置と前記
錠止部材32と係合しない第二位置とに移動させる織機
前後方向に軸支された腕部材60と、前記腕部材60の
他端に直角に連結し前記係合部材61が前記第一位置に
あるときに前記駆動腕3を押圧する位置まで前記腕部材
60によって移動させられる前記係合部材61と前記駆
動腕3を挾んで平行に織機前後方向に延在する押圧部材
62とから成るものである。
【0028】図2に示すように、並設された綜絖枠2に
連結された右側の4本の駆動腕3を挾むようにして織機
本体に固定された軸63において前後方向に軸支された
L字型の腕部材60が一対設けられており、前記腕部材
60の一端には前記駆動腕3の前記錠止部材32に係合
するように一対の腕部材60の間に前後方向に延在する
前記係合部材61が連結されている。
【0029】前記係合部材61は、図3および図4に示
すように上面に前記錠止部材32の一端のローラ321
と係合する平滑な係合面を有する所定厚さの角柱によっ
て構成され、ボルトによって前記腕部材の一端に交換可
能に固着されている。前記腕部材60の他端で前記駆動
腕3を挾んで反対側の位置には一対の腕部材60の間に
前記方向に延在する円形断面を有する棒体の前記押圧部
材62が設けられている。以上説明した構造は、図1中
前記綜絖枠2の左側においても同様に設けられている。
【0030】また、図1および図4に示すように左右両
側の腕部材60のうち前側の方は前記押圧部材62と連
結している端部において前記連結棒5によって連結され
ており、両端の連結部は回動可能となっている。該連結
棒5の途中には連結棒5を左右方向に移動させる駆動源
4としてのシリンダが、図3に示すように前記腕部材6
0を揺動可能に支持するブラケット40を介して機台フ
レームに固着されている。
【0031】上記構成よりなる本実施形態の綜絖枠の着
脱装置および着脱方法の作用について以下説明する。機
替え等で綜絖枠2を取り外しするときは、織機上方にお
いて図示しない搬送台車のアタッチメントに綜絖枠2を
連結した後、作業者はファンクションパネルやその他の
場所に適当に設けられる連結解除スイッチを押す。
【0032】該連結解除スイッチが押されると前記シリ
ンダ4は、図3に示すように前記連結棒5を右方向に摺
動させる。前記連結棒5が右方向に摺動することで左側
の押圧部材62は、右方向に引かれ、右側の押圧部材6
2は、右方向に押されるので、その結果左右の前記腕部
材6は前記軸63を中心として反時計回りに回動する。
【0033】図3に示すように、前記腕部材60の軸6
3を中心とした回動によって前記係合部材61が、前記
駆動腕3の前記錠止部材32に当接し、前記ばね33の
付勢力に抗して前記錠止部材32は解除方向に回動され
る。前記錠止部材32の解除方向の回動は、ある位置で
爪34によって規制される。
【0034】前記錠止部材32の回動が規制されると同
時に前記押圧部材62が前記駆動腕3の左側面に当接
し、その後前記シリンダ4が前記連結棒5の移動を停止
させ、その位置を維持し、前記係合部材61と前記押圧
部材62に挾持されて前記駆動腕3は動かされることな
く直立状態で保持される。
【0035】前記駆動腕3が直立に保持されている状態
で、作業者は前記綜絖枠2を右方向にずらすことで前記
駆動腕3の前記フック31と前記連結金具21の前記突
出部22の嵌合が外され、図示しない搬送台車によって
上方に持ち去られる。このとき、前記駆動腕3は動かす
ことなく直立保持されているので、嵌合を外す際に駆動
腕3が一緒に回動してしまうことがなく作業は円滑に行
われることができる。
【0036】機仕掛け時には図示しない搬送台車のアタ
ッチメントから前記綜絖枠2が前記駆動腕3の前記フッ
ク31の右側に前記綜絖枠2の前記連結金具21が位置
するように吊り下げられる。作業者は左方向に前記綜絖
枠2を押して前記フック31に前記突出部22を嵌合さ
せる。
【0037】この時前記突出部22と前記フック31の
上下位置が多少ずれていても前記駆動腕3は直立状態で
保持されているので、作業者は容易にその位置を合わせ
て嵌合させることが可能である。装着する全ての前記綜
絖枠2について前記突出部22と前記フック31の嵌合
が済んだら、作業者はファンクションパネルやその他の
場所に適当に設けられる前記連結スイッチを押す。
【0038】前記連結スイッチが押されると前記シリン
ダ4は、前記連結棒5を左方向に摺動させる。前記連結
棒5の摺動によって取り外しの時とは逆に図4に示すよ
うに前記腕部材60は時計方向に回動されて、前記錠止
部材32と前記係合部材61の当接が外れ、前記錠止部
材32は、前記ばね33の付勢力によって錠止位置まで
回動し、前記突出部22を前記フック31内に錠止す
る。
【0039】以上で前記綜絖枠2と前記開口駆動装置と
の連結は完了し、前記係合部材61が前記錠止部材32
から離れた後に前記シリンダ4は前記連結棒5の摺動を
停止させ、着脱装置は、前記駆動腕3と係合しない位置
で待機する。
【0040】すなわち本実施形態の綜絖枠の着脱方法
は、前記錠止部材32を揺動させロック状態を解除して
水平な状態において、前記綜絖枠2を下方向に移動させ
た後、前記綜絖枠2を前記フック31および前記錠止部
材32上を横方向左方に移動させて前記係止部22を前
記フック31内に介挿して前記綜絖枠2を装着するとと
もに、前記綜絖枠2を前記フック31および前記錠止部
材31上を横方向右方に移動させて前記フック31内に
介挿された前記係止部22を離脱させた後、前記綜絖枠
2の上方向に移動させて前記綜絖枠2を離脱させるもの
である。
【0041】上記作用を奏する本実施形態の綜絖枠の着
脱装置および着脱方法は、前記綜絖枠2の着脱時に前記
係合部材61によって前記駆動腕3の前記錠止部材32
が解除位置に変位させられるとともに、前記係合部材6
1と前記押圧部材62によって前記駆動腕3が直立状態
で挾持されるので、前記綜絖枠2の着脱が円滑に行われ
るとともに前記係合部材61と前記押圧部材62の駆動
が両部材と接続する前記腕部材60によって一体的に行
われるので構造が簡単であるという効果を奏する。
【0042】また本実施形態の綜絖枠の着脱装置および
着脱方法は、前記駆動腕3を挾んで一対に設けられた前
記腕部材60の間に前記係合部材61と前記押圧部材6
2が織機前後に延在しており、前後に並設された複数枚
の前記綜絖枠2と前記駆動腕3の前記綜絖枠2の片側の
連結を一対の腕部材60の回動で一度に解除し且つ前記
綜絖枠2の片側の全ての前記駆動腕3を動かすこと無く
直立状態に保持することができるという効果を奏する。
【0043】また本実施形態の綜絖枠の着脱装置および
着脱方法は、前記一対の腕部材60、前記係合部材6
1、前記押圧部材62が、前記綜絖枠2の連結部に対応
して織機左右一対に設けられて互いに織機左右方向に延
在する前記連結棒5で連結されているので、該連結棒5
を左右方向に駆動するただ一つの駆動源を構成するシリ
ンダによって前記に並設された複数枚の前記綜絖枠2と
前記駆動腕3の連結を全て解除し且つ全ての前記駆動腕
3を動かすことなく直立状態に保持することができると
いう効果を奏する。
【0044】また本実施形態の綜絖枠の着脱装置および
着脱方法は、前記綜絖枠2の着脱時に前記駆動腕3が上
述のように直立状態で保持されるので、作業は格別の注
意を必要とせずに円滑に行われることができ、かつその
構造は簡単で織機内にしめるスペースも少なくて済むと
いう効果を奏する。
【0045】また本実施形態の綜絖枠の着脱装置および
着脱方法は、前後に複数枚並設された前記綜絖枠2の前
記駆動腕3との連結を一度に着脱することができるの
で、作業性はより向上するという効果を奏する。
【0046】また本実施形態の綜絖枠の着脱装置および
着脱方法は、前記綜絖枠2の左右においての前記駆動腕
の連結をただ一つの駆動源としてのシリンダ4の駆動に
よって一度に着脱することができるので、作業性がさら
に向上するとともに、前記腕部材60の駆動が前記連結
棒5の左右方向の移動によって行われるので、連結解除
時の前記駆動腕3の直立状態での保持を一層確実にする
こができるという効果を奏する。
【0047】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明はそれに限定するものでは無く、特許請
求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業
者が認識することが出来る本発明の技術的思想に反しな
い限り、変更および付加が可能である。
【0048】上述の実施形態においては、構造簡単化の
観点より1個の連結棒5によって前後の腕部材に連結す
る例について説明したが、本発明は、前記実施形態に限
定されるものではなく、例えば次のように具体化するこ
とが可能である。 (1) 前記連結棒5は前後の腕部材60のそれぞれに
設けられてもよい。この場合左右の着脱装置1と連結棒
5によって枠が形成されて装置全体の形態保持性が向上
する。 (2) 前記腕部材60は、前後一対でなくどちらか一
方または前後方向中央に1個だけ設けて、前記係合部材
61や前記押圧部材8の一端を自由端にしておいてもよ
い。 (3) 前記腕部材60は前記係合部材61や前記押圧
部材62を2部材で構成し、軸63において回動可能と
してその相対位置を調節できるようにしてもよい。ただ
この場合には当然ながら前記綜絖枠2の着脱時にはその
回動はなんらかの形で規制されなければならない。ま
た、前記押圧部材62や前記係合部材61が前記駆動腕
3や前記錠止部材32との係合具合を調節できるように
前記腕部材60に例えばスライド溝を用いて位置調整可
能に取り付けられてもよい。 (4) 前記押圧部材62と前記駆動腕3との当接面に
緩衝材を設けてもよい。また、当接面において前記駆動
腕3が嵌合するような溝を設けてもよい。この場合は前
記駆動腕3の織機前後方向の移動を規制して保持状態が
一層安定する。 (5) 前記腕部材6の前記軸63は無くてもよいが、
着脱装置の形態保持の面からは設けたほうがより好まし
い。 (6) 前記駆動源4をシリンダーによって構成する以
外に、電動モータその他の駆動装置によって構成しても
よい。 (7) 前記実施形態において、シリンダに近接スイッ
チ他を取り付けて係合ブロックが上がっている時は、織
機を駆動することが出来ないような態様を採用すること
が出来る。 (8) 前記実施形態において、腕部材の駆動は、単一
のシリンダによって行ったが、これに限らず左右別々の
シリンダその他の駆動装置によって行っても良いもので
ある。 (9) 本発明において、前記維持部は、駆動腕付近に
固定されたガイド部材によって構成しても良いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体を示す正面図である。
【図2】本実施形態の錠止部材と腕部材を示す図1中A
−A線に沿う断面図である。
【図3】本実施形態の腕部材および錠止部材が揺動した
状態を示す拡大部分正面図である。
【図4】本実施形態の綜絖枠が錠止部材によって錠止さ
れた状態を示す拡大部分正面図である。
【図5】従来装置を示す斜視図である。
【図6】従来装置における綜絖枠を離脱させる時の状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
2 綜絖枠 22 錠止部 3 駆動腕 31 フック 32 錠止部材 311 開口 4 駆動源 5 連絡部材 6 揺動部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口駆動装置によって駆動される駆動腕
    に連結する横方向の開口を備えたフックによって係止さ
    れる係止部を下端両側に配設した綜絖枠において、 前記フックによって係止された前記係止部の横方向の離
    脱を阻止する錠止部材を揺動させる揺動部と、 前記係止部が前記フックから離脱可能であるときに前記
    駆動腕を直立状態に維持する維持部と、 少なくとも前記揺動部を駆動する駆動部と、から成るこ
    とを特徴とする綜絖枠の着脱装置。
  2. 【請求項2】 開口駆動装置によって駆動される駆動腕
    に連結する横方向の開口を備えたフックによって係止さ
    れる係止部を下端両側に配設した綜絖枠において、 前記フックによって係止された前記係止部の横方向の離
    脱を阻止する錠止部材の揺動させロック状態を解除する
    とともに前記駆動腕を直立状態に維持し、 前記綜絖枠の前記フックおよび前記錠止部材上における
    横方向の移動と前記綜絖枠の上下方向の移動とによって
    綜絖枠を着脱することを特徴とする綜絖枠の着脱方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記揺動部が、前後方向に延在し前記錠止部材と係合す
    る係合部材であり、 前記維持部が、前記駆動腕を挾んで前後方向に前記係合
    部材と平行に延在する押圧部材であり、 前記係合部材は、前記押圧部材と連結した腕部材によっ
    て、前記錠止部材を解除して前記駆動腕を直立状態に維
    持する第1位置と、前記錠止部材および前記駆動腕に係
    合しない第2位置とに駆動されることを特徴とする綜絖
    枠の着脱装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 腕部材が、複数枚織機前後方向に並設される綜絖枠の左
    右どちらか片側の前記駆動腕の全てを挾んで一対に設け
    られ、前記係合部材及び押圧部材は一対の腕部材の間に
    延在することを特徴とする綜絖枠の着脱装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記一対の腕部材、係合部材、押圧部材からなる着脱装
    置は、綜絖枠の左右の連結部に一対に設けられ互いに織
    機左右方向に延在する連結棒で連結され、前記結合棒の
    織機左右方向の摺動によって一対の着脱装置が協同して
    駆動されることを特徴とする綜絖枠の着脱装置。
JP21003695A 1995-07-25 1995-07-25 綜絖枠の着脱装置および着脱方法 Withdrawn JPH0941239A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09209242A (ja) * 1995-12-27 1997-08-12 Lindauer Dornier Gmbh 織機における切離し装置付きシャフト継手

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