JPH0943248A - 検体搬送システム - Google Patents
検体搬送システムInfo
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- JPH0943248A JPH0943248A JP19090295A JP19090295A JPH0943248A JP H0943248 A JPH0943248 A JP H0943248A JP 19090295 A JP19090295 A JP 19090295A JP 19090295 A JP19090295 A JP 19090295A JP H0943248 A JPH0943248 A JP H0943248A
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Abstract
を図り,処理分散して搬送制御及びシステム構築の柔軟
性を高めた検体搬送システムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 検体101と,ラック102と,搬送ラ
イン103と,第1コード読み取り手段131aを備え
たスタートストッカー104と,各種分析装置111a
等と,統括制御手段121とを備え,第1コード読み取
り手段131aは,スタートストッカー104に保持さ
れている選択投入対象ラック群について,検体識別コー
ド及びラック識別コードを順次読み取って統括制御手段
121に報知し,統括制御手段121は,選択投入対象
ラック群の依頼データ及び各種分析装置111a等の負
荷情報に基づいて搬送ラインに投入すべきラックを選択
する。
Description
散して設置されている各種分析装置に搬送して自動的に
検査する検体搬送システムに係り,特に,高度に省力化
・合理化が行えると共に,正確で確実な検査を行うこと
ができ,また,投入すべき検体を当該システムの負荷状
況に基づいて選択し,また,該投入検体に応じて当該シ
ステムが成し得る最適の搬送経路を選択して検査処理の
高速化を図り,更には,処理分散して搬送制御の柔軟性
及びシステム構築の柔軟性を高めた検体搬送システムに
関する。
ば,特開昭63−52061号公報で開示された検体検
査自動化ラインシステムがある。図12は本従来例の構
成図である。
自動仕分機により,載置された検体収納ラックを幹線搬
送路に投入し,投入された検体収納ラックの番号・行先
を読取装置で読み取って記憶部に記憶する。また制御装
置では,各種分析装置からの状態信号と記憶部の読取デ
ータに基づいて,自動仕分機上で待機している検体収納
ラックの内から適切なラックを選定し,幹線搬送路に投
入させる。投入された検体収納ラックは支線搬送路を介
して検査すべき各種分析装置まで自動的に到達し,検査
が自動的に行われる。
は,上記第1の従来例を改良した検体検査システムとし
て,検体の検査項目毎に検査の至急度情報を記憶し,検
体を各種分析装置に送る時に,この至急度情報に基づい
て検体をどの各種分析装置に投入させるべきかを決定す
るようにし,また,各種分析装置から自動仕分機への戻
り搬送路を設けて,複数回にわたり検体を各種分析装置
に搬送することを可能として,至急検体の待ち行列を最
小化すると共に,検体の効率の良い分配を可能とするも
のが開示されている。
1及び第2の従来の検体搬送システムの何れのシステム
にあっても,搬送制御は,本質的にシーケンシャルな定
型的処理に基づくものであり,検体の種類が多様化し,
検査すべき検査項目も多様化している今日,処理を定型
的にしか組み込めない従来の検体搬送システムでは,そ
の都度,サブ的な定型処理を追加したり変更したりする
必要があり,柔軟に対処できないという問題や,システ
ムが複雑になるという問題があった。
検査項目について検査する場合などでは,一部の各種分
析装置に対して検体収納ラックの投入が集中してしま
い,該各種分析装置を使用する搬送経路がボトルネック
となって,本来備えている検体搬送システムの処理能力
を十分に発揮できないという問題点が発生していた。
要する検査などについては,上記第2の従来例の検体搬
送システムによっても,自動仕分機において,至急度に
応じた検体収納ラックの投入を行うためには,最も簡単
であると思われるFIFO(First In First Out)制御
機構では対処できず,特別な機構が必要であり搬送制御
用の装置コストが増大するという問題点が発生してい
た。
において,多様な検査項目に対処するには,搬送路及び
戻り搬送路が形成するループ経路に繰り返し何回も投入
する必要があり,例えば各種分析装置が何台も設置され
た大規模システムでは1回のループ経路を搬送するだけ
でも相当の時間を要し,結果として,高速処理が実現で
きない,また緊急の要請に答えることができないという
問題点が発生していた。
よって不定期な特別の処理を行う場合には,高速処理が
望めないことから,結局,人手によって各種分析装置に
直接割り込み投入するという方法が,最速に処理できる
ことから,実用的な方法となり,結果として,検体搬送
システムの最大のニーズである省力化・合理化を図れな
いという致命的な問題点も発生していた。
システムの何れのシステムにおいても,バーコード読み
取り機構を搬送ライン上に設置しているため,検体また
はラックが搬送ラインに一旦投入された後でなければ検
体またはラックの識別コードを読み取ることができず,
このため,検体の測定項目依頼情報を取得できるタイミ
ングが検体またはラック投入後となり,偏った依頼情報
を持つ検体またはラックが一時期に集中した場合には,
搬送ライン上で渋滞を引き起こすという問題を招いてい
た。
ンに検体バッファまたはラックバッファを設け,一旦搬
送ラインに投入した検体またはラックを各種分析装置に
到達する前で一時的に保持して搬送ライン上の渋滞を回
避する手法が提案されているが,該バッファの容量にも
限界があり,本質的に搬送ライン上の渋滞を回避し得る
手法とは言えない。
れたものであって,血液,尿等の検体を分散して設置さ
れている各種分析装置に搬送して,自動的に検査する検
体搬送システムにおいて,緊急処理等の不定期な特別処
理に対しても高速な処理を実現でき,結果として,高度
に省力化・合理化を図り得る検体搬送システムを提供す
ることを目的としている。
類や,多様な検査項目に対しても柔軟に対応でき,不定
期な特別処理に対して,人手によらず正確で確実な検査
を行うことができる検体搬送システムを提供することで
ある。
を当該システムが保有する各種分析装置の負荷状況に基
づいて選択し,搬送ライン上で渋滞を引き起こすことな
く検査処理の高速化を図り得る検体搬送システムを提供
することである。
の種類,検査項目または緊急度等に応じて,当該システ
ムが成し得る最適の搬送経路を選択して,搬送経路にボ
トルネックを生じることなく,検査処理の高速化を図り
得る検体搬送システムを提供することである。
ムの概念を導入して,不定期な特別処理に対しても処理
の優先順位を設定する等,僅かなシステム設計の変更の
みで対処でき,搬送制御の柔軟性を高めた検体搬送シス
テムを提供することである。
に,本発明の請求項1に係る検体搬送システムは,読み
取り可能な検体識別コードの付された検体と,所定数の
前記検体をひとまとめにして含み,読み取り可能なラッ
ク識別コードの付されたラックと,前記検体識別コード
及び前記ラック識別コードを読み取る第1コード読み取
り手段を備え,当該検体搬送システムに投入すべき前記
ラックを複数個保持するスタートストッカーと,前記ラ
ックを所定方向に搬送する搬送ラインと,前記搬送ライ
ンに接続され,前記検体識別コードに対応して与えられ
る検査項目の内,所定項目について分析を行う各種分析
装置と,当該検体搬送システムに供給される前記検体及
びまたは前記ラックの検査項目等の依頼データ及び分析
結果データを統括し,前記ラックの搬送制御を行う統括
制御手段とを具備し,前記第1コード読み取り手段は,
前記スタートストッカーに保持されているラックの内,
所定数のラック(以下,選択投入対象ラック群という)
について,前記検体識別コード及び前記ラック識別コー
ドを順次読み取って前記統括制御手段に報知し,前記統
括制御手段は,前記選択投入対象ラック群の依頼データ
及び前記各種分析装置の負荷情報に基づいて,前記選択
投入対象ラック群から前記搬送ラインに投入するラック
を選択するものである。
は,請求項1記載の検体搬送システムにおいて,前記ス
タートストッカーは,それぞれ所定数のラックを保持す
る複数のFIFO(First In First Out)形式のストッ
カーを具備し,前記第1コード読み取り手段は,各スト
ッカーの最も早く保持された最旧ラックについて,当該
第1コード読み取り手段を移動させることにより,前記
検体識別コード及び前記ラック識別コードを順次読み取
るものである。
は,請求項2記載の検体搬送システムにおいて,前記ス
タートストッカーの各ストッカーは,検査項目に基づい
たグループとして分類されている。
は,請求項1,2または3記載の検体搬送システムにお
いて,前記スタートストッカーは,前記搬送ラインの投
入口に設置され,前記統括制御手段により選択されたラ
ックのラック識別コードを読み取る第2コード読み取り
手段と,前記第1コード読み取り手段で検体識別コード
を読み取れなかった検体を保有するラック及び前記第2
コード読み取り手段でラック識別コードを読み取れなか
ったラックを退避する退避ストッカーとを備えるもので
ある。
は,請求項1,2,3または4記載の検体搬送システム
において,前記検体搬送システムは,前記搬送ラインと
前記各種分析装置とを接続する接続手段であって,前記
搬送ライン上のラックを選択的に取り込み,接続する各
種分析装置に供給する接続ユニットを具備し,前記接続
ユニットは,前記搬送ライン上のラックの選択的取込
み,並びに接続する各種分析装置へのラックの供給を制
御する接続制御手段を具備し,前記接続制御手段は,接
続する各種分析装置と相互に信号の授受を行う信号伝達
手段を介して接続され,前記統括制御手段と相互にデー
タの授受を行うデータ通信手段を介して接続され,前記
各種分析装置は,前記統括制御手段と相互にデータの授
受を行うデータ通信手段を介して接続されるものであ
る。
は,請求項1,2,3,4または5記載の検体搬送シス
テムにおいて,前記統括制御手段は,前記ラック識別コ
ードをキーとし,少なくとも該ラックが含む検体の検体
識別コード及び該検体のラック内位置情報を保持するラ
ック情報データベースと,前記検体識別コードをキーと
し,少なくとも該検体について行うべき検査項目の情報
を保持する検体情報データベースとを具備し,前記統括
制御手段は,前記選択投入対象ラック群について,前記
第1コード読み取り手段により読み取られた前記検体識
別コード及び前記ラック識別コードをキーとして,前記
ラック情報データベース及び前記検体情報データベース
を参照して得られた依頼データ,並びに,前記各種分析
装置の負荷情報に基づいて,前記選択投入対象ラック群
から前記搬送ラインに投入するラックを選択するもので
ある。
は,請求項5または6記載の検体搬送システムにおい
て,前記検体搬送システムは,前記各ストッカーの入り
口に接続され,前記ラックを移動する移動ラインと,前
記移動ライン上のラックのラック識別コードまたは該ラ
ックが保有する検体の検体識別コードを,当該第3コー
ド読み取り手段の移動によって該ラックを一旦停止させ
て読み取る第3コード読み取り手段と,前記統括制御手
段と相互にデータの授受を行うデータ通信手段を介して
接続され,前記移動ラインの移動制御によって前記ラッ
クを前記ストッカーに仕分けする仕分制御手段とを備え
る仕分機を具備するものである。
は,請求項5,6または7記載の検体搬送システムにお
いて,前記接続ユニットは,前記搬送ラインから供給さ
れるラックのラック識別コードを読み取る第4コード読
み取り手段と,前記統括制御手段または前記接続制御手
段により設定された数までラックを保持するバッファ部
とを具備するものである。
は,請求項8記載の検体搬送システムにおいて,前記第
4コード読み取り手段は,前記ラックのラック識別コー
ドを読み取る際に,当該コード読み取り手段の移動によ
って,前記搬送ライン上のラックを一旦停止させ,前記
接続制御手段は,読み取ったラック識別コードに基づき
前記ラック情報データベースを参照して,当該接続ユニ
ットに接続する前記各種分析装置に対して該ラックを供
給すべきか否かを判断し,供給すべき場合には該ラック
を前記バッファ部の最後部に取り込み,供給すべきでな
い場合には前記第4コード読み取り手段の元の位置への
移動によって,該ラックを前記搬送ライン上に戻すもの
である。
は,請求項8または9記載の検体搬送システムにおい
て,前記接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッフ
ァ部が保持するラックについて,接続する各種分析装置
の分析所要時間を予測し,前記各種分析装置の分析所要
時間に基づき,各種分析装置のバッファ数を設定または
再設定するものである。
は,請求項8または9記載の検体搬送システムにおい
て,前記接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッフ
ァ部が保持するラックのラック識別コードを前記統括制
御手段に報知し,前記統括制御手段は,前記各種分析装
置毎に報知されたラック識別コードに基づき該各種分析
装置における分析所要時間を予測し,該分析所要時間に
基づき該各種分析装置のバッファ数を設定または再設定
するものである。
は,請求項8,9,10または11記載の検体搬送シス
テムにおいて,前記統括制御手段は,前記選択投入対象
ラック群の依頼データ,前記各種分析装置の設定または
再設定されたバッファ数或いは該各種分析装置に固有の
処理可能なラック数,検体数または分析回数の最大値,
並びに,前記バッファ部が保持するラックのラック識別
コードに基づいて,前記選択投入対象ラック群から前記
搬送ラインに投入するラックを選択するものである。
は,請求項8,9,10または11記載の検体搬送シス
テムにおいて,前記接続制御手段は,当該接続ユニット
内のバッファ部が保持するラックのラック識別コードを
前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前記
各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づき
該各種分析装置における検査項目毎の分析すべき検体数
を算出し,前記統括制御手段は,各種分析装置それぞれ
の前記分析すべき検体数に基づいて,前記選択投入対象
ラック群から前記搬送ラインに投入するラックを選択す
るものである。
は,請求項8,9,10または11記載の検体搬送シス
テムにおいて,前記接続制御手段は,当該接続ユニット
内のバッファ部が保持するラックのラック識別コードを
前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前記
各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づき
該各種分析装置における検査項目毎の分析回数を算出
し,前記統括制御手段は,各種分析装置それぞれの前記
分析回数に基づいて,前記選択投入対象ラック群から前
記搬送ラインに投入するラックを選択するものである。
は,請求項8,9,10または11記載の検体搬送シス
テムにおいて,前記接続制御手段は,当該接続ユニット
内のバッファ部が保持するラックのラック識別コードを
前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前記
各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づき
該各種分析装置における分析所要時間を予測し,前記統
括制御手段は,各種分析装置それぞれの前記分析所要時
間に基づいて,前記選択投入対象ラック群から前記搬送
ラインに投入するラックを選択するものである。
は,請求項8,9,10,11,12,13,14また
は15記載の検体搬送システムにおいて,前記接続制御
手段は,当該接続ユニット内のバッファ部が保持するラ
ックのラック識別コードを前記統括制御手段に報知し,
前記統括制御手段は,前記各種分析装置毎に報知された
ラック識別コードに基づき該各種分析装置における検査
項目毎の分析すべき検体数を算出し,前記統括制御手段
は,少なくとも1以上の共通の検査項目について分析を
行う複数の各種分析装置を1群と見なし,該共通検査項
目について分析を要するラックを該1群の各種分析装置
に供給するに際し,該1群の各種分析装置それぞれの前
記分析すべき検体数に基づいて分配を行うものである。
は,請求項8,9,10,11,12,13,14また
は15記載の検体搬送システムにおいて,前記接続制御
手段は,当該接続ユニット内のバッファ部が保持するラ
ックのラック識別コードを前記統括制御手段に報知し,
前記統括制御手段は,前記各種分析装置毎に報知された
ラック識別コードに基づき該各種分析装置における検査
項目毎の分析回数を算出し,前記統括制御手段は,少な
くとも1以上の共通の検査項目について分析を行う複数
の各種分析装置を1群と見なし,該共通検査項目につい
て分析を要するラックを該1群の各種分析装置に供給す
るに際し,該1群の各種分析装置それぞれの前記分析回
数に基づいて分配を行うものである。
は,請求項8,9,10,11,12,13,14また
は15記載の検体搬送システムにおいて,前記接続制御
手段は,当該接続ユニット内のバッファ部が保持するラ
ックのラック識別コードを前記統括制御手段に報知し,
前記統括制御手段は,前記各種分析装置毎に報知された
ラック識別コードに基づき該各種分析装置における分析
所要時間を予測し,前記統括制御手段は,少なくとも1
以上の共通の検査項目について分析を行う複数の各種分
析装置を1群と見なし,該共通検査項目について分析を
要するラックを該1群の各種分析装置に供給するに際
し,該1群の各種分析装置それぞれの前記分析所要時間
に基づいて分配を行うものである。
は,請求項6,7,8,9,10,11,12,13,
14または15記載の検体搬送システムにおいて,前記
ラック情報データベースは,ラック識別コードに応じた
処理の優先順位情報を保持し,前記統括制御手段による
投入ラックの選択またはラックの分配は,該ラックの処
理優先順位情報を考慮して行われるものである。
は,読み取り可能な検体識別コードの付された検体を搬
送するために,読み取り可能なラック識別コードの付さ
れたラックに該検体を所定数分ひとまとめに載置して行
うラック方式を採用している。また,統括制御手段は,
当該検体搬送システムに供給される検体及びまたはラッ
クの検査項目等の依頼データ及び分析結果データを統括
すると共に,ラックの搬送制御を行うようにしている。
トストッカーに保持されているラックの内,所定数のラ
ック(以下,選択投入対象ラック群という)について,
検体識別コード及びラック識別コードを順次読み取って
統括制御手段に報知し,統括制御手段は,選択投入対象
ラック群の依頼データ及び各種分析装置の負荷情報に基
づいて,選択投入対象ラック群からラックを選択して,
順次,搬送ラインに投入するようにしている。
ラックが一時期に集中した場合でも,依頼データ及び各
種分析装置の負荷情報に基づいて,搬送ラインに投入す
べきラックを選択するので,搬送ライン上で渋滞を引き
起こすことなく,結果として,検体処理の高速化を図る
ことができる。
は,スタートストッカーを,それぞれ所定数のラックを
保持する複数のFIFO形式のストッカーを備えて構成
し,各ストッカーの最も早く保持された最旧ラックにつ
いて,第1コード読み取り手段を移動させながら検体識
別コード及びラック識別コードを順次読み取るようにし
ている。このように,複数のFIFO形式のストッカー
によってスタートストッカーを具現することにより,コ
ード読み取りやラック投入の制御がより容易となる。
は,スタートストッカーの各ストッカーを,検査項目に
基づいたグループとして分類して構成するのが望まし
い。これにより,当該検体搬送システムの取り扱うラッ
クの管理が容易となる。
は,スタートストッカーにおいて,搬送ラインの投入口
に第2コード読み取り手段を設置し,統括制御手段によ
り選択されたラックのラック識別コードを読み取るよう
にし,第1コード読み取り手段で検体識別コードを読み
取れなかった検体を保有するラック及び第2コード読み
取り手段でラック識別コードを読み取れなかったラック
については,退避ストッカーに退避するようにしてい
る。
かった検体を保有するラックやラック識別コードを読み
取れなかったラックについては,退避ストッカーに退避
されて,自動的に排除されるので,このようなラックに
よって検体搬送システムの搬送制御が乱されることが無
くなる。
は,搬送ラインと各種分析装置との接続手段として接続
ユニットを具備し,搬送ライン上のラックを選択的に取
り込み,接続する各種分析装置に供給するようにしてい
る。また,接続ユニットには,搬送ライン上のラックの
選択的取込み,並びに接続する各種分析装置へのラック
の供給を制御する接続制御手段を具備しており,該接続
制御手段は,接続する各種分析装置と相互に信号の授受
を行う例えばRS232C等の信号伝達手段を介して接
続され,また,統括制御手段と相互にデータの授受を行
う例えばイーサネット等のデータ通信手段を介して接続
され,更に,各種分析装置は,統括制御手段と相互にデ
ータの授受を行う例えばイーサネット等のデータ通信手
段を介して接続されている。
に対応して与えられる検査項目の内,所定項目について
分析を行う各種分析装置を,当該検体搬送システムの各
所に設置することにより,分析処理についての分散処理
システムを実現し,また同時に,各種分析装置に接続さ
れる接続ユニットによって,各種分析装置へのラックの
選択的な供給制御若しくはその地点における搬送制御を
行うことにより,搬送制御についての分散処理システム
をも実現している。
かなラックの搬送制御を統括制御手段によって行い,一
方,各種分析装置が搬送ラインに接続される地点では,
より細かいラックの搬送制御を接続制御手段によって行
うこととしているので,統括制御手段にかかる処理の負
担が軽減され,例えば,新たに各種分析装置を追加した
り,或いは,各種分析装置を変更する等の場合には,該
各種分析装置に接続ユニットを付加または変更して搬送
ラインと接続すればよく,また,統括制御手段において
は,データベース等のシステム仕様を具現している部分
の追加または変更等で対処でき,システム構築における
柔軟性を高めた検体搬送システムを実現することが可能
となる。
ットの接続制御手段によって局所的に行うので,緊急処
理等の不定期な特別処理に対しても総括制御手段に負担
をかけることなく,接続制御手段により個別に,柔軟
に,また的確に処理でき,検体搬送システム全体として
矛盾を生じることもないので,結果として,高速な処理
を実現でき,また,人手を煩わせることなく高度に省力
化・合理化を図ることができる。
は,統括制御手段に,ラック識別コードをキーとし,少
なくとも該ラックが含む検体の検体識別コード及び該検
体のラック内位置情報を保持するラック情報データベー
スと,検体識別コードをキーとし,少なくとも該検体に
ついて行うべき検査項目の情報を保持する検体情報デー
タベースとを備えた構成とし,統括制御手段は,選択投
入対象ラック群について,第1コード読み取り手段によ
り読み取られた検体識別コード及びラック識別コードを
キーとして,ラック情報データベース及び検体情報デー
タベースを参照して得られた依頼データ,並びに,各種
分析装置の負荷情報に基づいて,選択投入対象ラック群
から搬送ラインに投入するラックを選択するようにして
いる。
検体情報データベースにより,当該検体搬送システムが
保有するラック及び検体に関する情報について,一元的
な管理が可能となり,分析結果情報データベース等の当
該検体搬送システムの他のデータベースとのネットワー
ク等による連携によって,システムの拡張性が保証され
る。
えば緊急処理に対処するためには,ラック情報データベ
ースが表形式であれば,新たに項目を追加して,また接
続制御ユニットの接続制御手段が行う制御シーケンスに
新たな判断処理を追加する等によって対処でき,搬送制
御の柔軟性を高めた検体搬送システムを実現できる。
は,仕分機を具備し,各ストッカーの入り口に接続され
ている移動ライン上のラックについて,ラック識別コー
ドまたは該ラックが保有する検体の検体識別コードを,
第3コード読み取り手段の移動によって該ラックを一旦
停止させて読み取り,統括制御手段と相互にデータの授
受を行うデータ通信手段を介して接続されている仕分制
御手段により,移動ライン上でラックを移動制御してス
トッカーに仕分けるようにしている。
ている検査項目グループを意識しながら,人手によって
ラックを仕分けする必要が無くなり,更に高度に省力化
された検体搬送システムを実現できる。
は,接続ユニットにおいて,第4コード読み取り手段に
よって,搬送ラインから供給されるラックのラック識別
コードを読み取り,統括制御手段または接続制御手段に
より設定された数まで,バッファ部にラックを保持する
ようにしている。
置の処理能力及びラックの投入状況等に応じて最大バッ
ファ数を設定すれば,搬送ライン上にラックが滞ること
なく,スムーズな搬送制御が可能となる。また最大バッ
ファ数は,統括制御手段内に設定されるパラメータとし
て取り扱い,コンソール等の入力手段によってユーザが
設定できるようにしても良い。
じて,接続制御手段が単独で最大バッファ数を再設定す
ることとすれば,緊急処理やマニュアル投入に対応して
任意にバッファ数を設定することが可能となり,不定期
な特別の処理に柔軟に対応できると共に,当該検体搬送
システムの他の部分に対して及ぼす影響を低減でき,検
体搬送システムの全体的な処理能力を維持したまま,不
定期な特別の処理を行うことができる。
は,第4コード読み取り手段は,ラックのラック識別コ
ードを読み取る際に,当該第4コード読み取り手段の移
動によって,搬送ライン上のラックを一旦停止させ,接
続制御手段は,読み取ったラック識別コードに基づきラ
ック情報データベースを参照して,当該接続ユニットに
接続する各種分析装置に対して該ラックを供給すべきか
否かを判断し,供給すべき場合には該ラックをバッファ
部の最後部に取り込み,供給すべきでない場合には第4
コード読み取り手段の元の位置への移動によって,該ラ
ックを搬送ライン上に戻すようにしている。
断は,例えば,該各種分析装置が行う分析項目について
分析することとなっている該ラック内の検体数を算出
し,該各種分析装置に固有の所定数以上であれば供給
し,所定数未満であれば供給しないようにするものであ
る。これにより,各種分析装置により測定を要しないラ
ックについては,搬送ライン上でそのまま素通りさせ
て,測定不要ラックのバイパス機能を実現でき,無駄な
迂回によって該ラックの処理時間を長引かせることな
く,また,各種分析装置に不要な負荷を課することなく
搬送制御することができ,結果として,検体搬送システ
ム全体の処理効率を向上させることができる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックについて,接続する各種分析装置の
分析所要時間を予測し,各種分析装置の分析所要時間に
基づき,各種分析装置に対するバッファ数を設定または
再設定するようにしている。
ば,バッファ部が保持するラックについて,ラック識別
コードに基づきラック情報データベースを参照し,該ラ
ックに含まれる検体について検体情報データベースを参
照することにより,当該各種分析装置が処理すべき検査
項目毎の検体数または分析回数が算出でき,検査項目毎
に予測される単位処理時間を掛け合わせ,これらの総和
をとって得られる時間を分析所要時間とすることが考え
られる。
の分析所要時間を予測して,例えば各種分析装置が過負
荷状態にあると判断した場合には,接続ユニットのバッ
ファ数をより少ない数に再設定することにより,統括制
御手段によることなく独立して,該各種分析装置が当該
検体搬送システムの搬送経路におけるボトルネックとな
ることを回避できる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックのラック識別コードを統括制御手段
に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知され
たラック識別コードに基づき該各種分析装置における分
析所要時間を予測し,該分析所要時間に基づき該各種分
析装置に対するバッファ数を設定または再設定するよう
にしている。
のラック識別コードを統括制御手段に報知することによ
り,統括制御手段は各種分析装置の分析所要時間を予測
して,各種分析装置毎に負荷状態を的確に把握すること
が可能となり,例えばある各種分析装置が過負荷状態に
あると判断した場合には,該接続ユニットのバッファ数
をより少ない数に再設定することにより,該各種分析装
置が当該検体搬送システムの搬送経路におけるボトルネ
ックとなることを回避でき,検体搬送システム全体の検
査処理の高速化を図ることが可能となる。
では,統括制御手段は,選択投入対象ラック群の依頼デ
ータ,各種分析装置の設定または再設定されたバッファ
数或いは該各種分析装置に固有の処理可能なラック数,
検体数または分析回数の最大値,並びに,バッファ部が
保持するラックのラック識別コードに基づいて,選択投
入対象ラック群から搬送ラインに投入するラックを選択
するようにしている。
択を行うことにより,検体搬送システムが備える各種分
析装置の負荷状況及びシステム全体の負荷状況に応じた
運用が可能となり,ボトルネックを回避して,検体搬送
システム全体の検査処理の高速化を図ることができる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックのラック識別コードを統括制御手段
に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知され
たラック識別コードに基づき該各種分析装置における検
査項目毎の分析すべき検体数を算出し,統括制御手段
は,各種分析装置それぞれの分析すべき検体数に基づい
て,選択投入対象ラック群から搬送ラインに投入するラ
ックを選択するようにしている。
のラック識別コードを統括制御手段に報知することによ
り,統括制御手段は,各種分析装置における検査項目毎
の分析すべき検体数を算出して,あるラックを搬送ライ
ン上に投入した場合に,各種分析装置における該ラック
の検査終了時間を予測でき,例えば,該ラックが所有す
る検体の種類,検査項目,或いは,該ラックに課せられ
ている緊急度等に応じて,選択投入対象ラック群から何
れのラックを投入すべきかを適格に判断することができ
るので,検査処理の高速化を図ることが可能となる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックのラック識別コードを前記統括制御
手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知
されたラック識別コードに基づき該各種分析装置におけ
る検査項目毎の分析回数を算出し,統括制御手段は,各
種分析装置それぞれの分析回数に基づいて,選択投入対
象ラック群から搬送ラインに投入するラックを選択する
ようにしている。
体について複数回の分析回数を要するものについては,
検体数の評価だけでは正確な負荷判断はできない。そこ
で,請求項14に係る検体搬送システムでは,統括制御
手段において,各種分析装置における検査項目毎の分析
回数を算出して,あるラックを搬送ライン上に投入した
場合に,各種分析装置における該ラックの検査終了時間
を予測することとしている。これにより,より正確な負
荷状況の判断が可能となり,選択投入対象ラック群から
何れのラックを投入すべきかを適格に判断して,検査処
理の高速化を図ることが可能となる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックのラック識別コードを統括制御手段
に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知され
たラック識別コードに基づき該各種分析装置における分
析所要時間を予測し,統括制御手段は,各種分析装置そ
れぞれの分析所要時間に基づいて,選択投入対象ラック
群から搬送ラインに投入するラックを選択するようにし
ている。
のラック識別コードを統括制御手段に報知することによ
り,統括制御手段は,各種分析装置の分析所要時間を予
測して,あるラックを搬送ライン上に投入した場合に,
該ラックがその後とり得る各搬送経路について検査終了
時間を予測でき,例えば,該ラックが所有する検体の種
類,検査項目,或いは,該ラックに課せられている緊急
度等に応じて,選択投入対象ラック群から何れのラック
を投入すべきかを適格に判断することができるので,検
査処理の高速化を図ることが可能となる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックのラック識別コードを統括制御手段
に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知され
たラック識別コードに基づき該各種分析装置における検
査項目毎の分析すべき検体数を算出し,統括制御手段
は,少なくとも1以上の共通の検査項目について分析を
行う複数の各種分析装置を1群と見なし,該共通検査項
目について分析を要するラックを該1群の各種分析装置
に供給するに際し,該1群の各種分析装置それぞれの分
析すべき検体数に基づいて分配を行うようにしている。
のラック識別コードを統括制御手段に報知することによ
り,統括制御手段は,各種分析装置における検査項目毎
の分析すべき検体数を算出して,搬送ライン上にあるラ
ックを各種分析装置に投入した場合に,該ラックの検査
終了時間を予測でき,例えば,該ラックが所有する検体
の種類,検査項目,或いは,該ラックに課せられている
緊急度等に応じて,該1群の各種分析装置の内何れの各
種分析装置に供給すべきかを判断することができるの
で,当該検体搬送システムが採り得る最適の搬送経路を
選択して,搬送経路にボトルネックを生じることなく検
査処理の高速化を図ることが可能となる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックのラック識別コードを前記統括制御
手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知
されたラック識別コードに基づき該各種分析装置におけ
る検査項目毎の分析回数を算出し,統括制御手段は,少
なくとも1以上の共通の検査項目について分析を行う複
数の各種分析装置を1群と見なし,該共通検査項目につ
いて分析を要するラックを該1群の各種分析装置に供給
するに際し,該1群の各種分析装置それぞれの分析回数
に基づいて分配を行うようにしている。
体について複数回の分析回数を要するものについては,
検体数の評価だけでは正確な負荷判断はできない。そこ
で,請求項8に係る検体搬送システムでは,統括制御手
段において,各種分析装置における検査項目毎の分析回
数を算出して,搬送ライン上にあるラックを各種分析装
置に投入した場合に,該ラックの検査終了時間を予測す
ることとしている。これにより,より正確な負荷判断が
可能となり,当該検体搬送システムが採り得る最適の搬
送経路を選択して,搬送経路にボトルネックを生じるこ
となく検査処理の高速化を図ることが可能となる。
では,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッファ
部が保持するラックのラック識別コードを統括制御手段
に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知され
たラック識別コードに基づき該各種分析装置における分
析所要時間を予測し,統括制御手段は,少なくとも1以
上の共通の検査項目について分析を行う複数の各種分析
装置を1群と見なし,該共通検査項目について分析を要
するラックを該1群の各種分析装置に供給するに際し,
該1群の各種分析装置それぞれの分析所要時間に基づい
て分配を行うようにしている。
のラック識別コードを統括制御手段に報知することによ
り,統括制御手段は,各種分析装置の分析所要時間を予
測して,搬送ライン上にあるラックについて,該ラック
がその後とり得る各搬送経路について検査終了時間を予
測でき,例えば,該ラックが所有する検体の種類,検査
項目,或いは,該ラックに課せられている緊急度等に応
じて,該1群の各種分析装置の内何れの各種分析装置に
供給すべきかを判断することができるので,当該検体搬
送システムが採り得る最適の搬送経路を選択して,搬送
経路にボトルネックを生じることなく検査処理の高速化
を図ることが可能となる。
では,ラック情報データベースに,ラック識別コードに
応じた処理の優先順位情報を保持し,統括制御手段によ
る投入ラックの選択またはラックの分配において,該ラ
ックの処理優先順位情報を考慮して行うようにしてい
る。
力手段によって,該ラックが「緊急である」,「何時ま
でに分析結果を入手したい」,或いは「通常処理で可で
ある」等の処理時間に関する情報を入力すれば,それに
応じた優先順位情報が自動的に登録され,例えば,緊急
処理に対応した優先順位情報を保持するラックであれ
ば,統括制御手段は該ラックを再先に投入すべきラック
として選択して,また,そのラックが保持する依頼デー
タ,並びに搬送ライン上でそのラックより下流にある各
種分析装置の分析所要時間等に基づいて,最速処理可能
な搬送経路を選択して,搬送制御を行うことができる。
について,図面を参照して詳細に説明する。図1は,本
発明の一実施例に係る検体搬送システムの全体構成図で
ある。
システムは,検体識別バーコード(読み取り可能な検体
識別コード)の付された検体101を搬送するために,
ラック識別バーコード(読み取り可能なラック識別コー
ド)の付されたラック102に,例えば検体10本をひ
とまとめに載置するラック方式を採用している。
ムは,搬送ライン103,スタートストッカー104,
コンソール105(入力手段),各種分析装置111a
及び111b,接続ユニット112a及び112b,タ
ーンテーブル114,ターミナルストッカー116,並
びに,ホスト計算機121(請求項にいう統括制御手
段)を備えて構成されている。
式のストッカーを複数個具備して構成され,各ストッカ
ーへのラック102の投入は,当該検体搬送システムが
取り扱う検査項目に応じて行われるのが望ましい。尚,
検査項目とストッカーの対応が1対1対応とならない場
合には,検査項目のより上位の概念で予めグループ化
し,該グループ対応で投入するようにしても良い。ま
た,検査項目毎,或いはグループ毎に仕分ける方法とし
ては,人手による方法,またはスタートストッカー10
4の前段に設置される後述の自動仕分機(図示せず)に
よる方法がある。
3上の分岐点または方向転換点に設置され,ホスト計算
機121の制御指示に基づき,当該ターンテーブル11
4上に載置されたラックを回転させて,搬送方向を転換
するものである。尚,載置されるラック102の識別
は,当該ターンテーブル114の投入口直前の搬送ライ
ン103上に設置されているバーコードリーダによっ
て,該ラック102のラック識別コードを読み取ること
により行われる。
02内の全ての検体について行われるべき全検査項目の
分析が終了したラックを,順次蓄積していくストッカー
である。
ムの入力手段であって,スタートストッカー104にラ
ック102を投入する際に,緊急度(優先レベル)等の
付属情報を入力する場合などに使用されるものである。
またコンソール105は,当該検体搬送システムの各構
成要素(各種分析装置や分注機等)毎に,データや制御
コマンド等の入力手段として構成しても良い。
テムに供給される検体101及びラック102の検査項
目等の依頼データ及び分析結果データを統括すると共
に,ラック102の当該検体搬送システムにおける搬送
制御を行うものである。例えば,DECpcXL PC
I(UNIXオペレーティングシステム)をCPU12
2とし,ハードディスク及び光ディスク等を具備する構
成で実現される。尚,ホスト計算機121は,後述する
ラック情報データベース124及び検体情報データベー
ス123等の各種データベースの管理,並びにデータ通
信手段161を通信媒体として構成されるLANの通信
制御,等の機能も果たす。
体識別コードに対応して与えられる検査項目の内,所定
項目について分析を行うものであり,例えば,血清,血
漿または尿等についてグルコース,電解質または生化学
項目等の分析を行うものである。各種分析装置111a
及び111bは,装置単独で,或いは後述する接続ユニ
ット112a及び112bを介して,搬送ライン103
に接続される。尚,各種分析装置111a及び111b
は,ホスト計算機121と相互にデータの授受を行うべ
く,例えばイーサネット等のLAN(データ通信手段1
61)を介して接続されている。
れぞれ搬送ライン103と各種分析装置111a及び1
11bとを接続する接続手段であって,搬送ライン10
3上のラック102を選択的に取り込み,各種分析装置
111a及び111bの処理状況に応じて,ラック10
3を各種分析装置111a及び111bに供給するもの
である。
は,搬送ライン103上のラック102の選択的取込
み,並びに接続する各種分析装置111a及び111b
へのラック102の供給を制御する接続制御手段113
a及び113bを具備している。
は,接続する各種分析装置111a及び111bと相互
に信号の授受を行うべく,例えばRS232C等の信号
伝達手段162a及び162bを介して接続され,ま
た,ホスト計算機121と相互にデータの授受を行うべ
く,例えばイーサネット等のLAN(データ通信手段1
61)を介して接続されている。従って,接続制御手段
113a及び113bは,後述するラック102のバッ
ファ機能や移動機能を実現する制御機構の他に,上記L
ANとのインタフェース及びRS232Cインタフェー
ス等も備えるものである。
ような構成により,分析処理についての分散処理システ
ムを実現し,また同時に,各種分析装置111a及び1
11bに接続される接続ユニット112a及び112b
によって,各種分析装置111a及び111bへのラッ
クの選択的な供給制御,若しくはその地点における搬送
制御を行うことにより,搬送制御についての分散処理シ
ステムをも実現している。
実施例の検体搬送システムにおける各構成要素の具体例
について,図を参照しながら詳細に説明する。
く,血清,血漿または尿等の入った試験管201であっ
て,試験管201には,ラベル属性203とバーコード
204とが記載されている検体ラベル202が貼付され
ている。バーコード204は検体識別コードであって,
その内容は,例えば,日付(2桁),受付番号(4
桁),容器種別(2桁)及び容器シーケンス(1桁)で
構成される9桁のコードである。また,ラベル属性20
3としては,ID,氏名,受付番号,検体種別,緊急マ
ーク,特記事項等が記載される。
示すような東亜医用電子製のSYSMEXラック210
を使用する。試験管201を10本まで搭載可能な構成
であり,当該ラックの搬送方向に対して垂直となる側面
には,ラックラベル211が貼付されている。
ク情報データベース124及び検体情報データベース1
23について,図3を参照して説明する。検体情報デー
タベース123は,図3(a)に示す如く,検体識別コ
ードをキーとし,少なくとも該検体の種別,行うべき検
査項目,優先レベルの情報を保持する。検体識別コード
は,検体ラベル202に記載されているバーコード20
4に該当するものである。また優先レベルは,コンソー
ル105等の入力手段により設定されるものである。
3(b)に示す如く,ラック識別コードをキーとし,少
なくとも該ラックが含む検体のラック内位置情報を,位
置1から位置10に対応した検体識別コードとして保持
する。ラック識別コードは,ラックラベル211に記載
されているバーコードに該当するものである。尚,優先
レベルについて,ここでは検体情報データベース123
内に検体識別コード毎に付加される項目として構成した
が,ラック情報データベース124内でラック識別コー
ド毎に付加する構成,或いは両方のデータベース123
及び124で保持する構成としても良い。
びラック情報データベース124の構成により,本実施
例の検体搬送システムが取り扱う検体101及びラック
102に関する情報について,一元的な管理が可能とな
る。また,分析結果を保持する分析結果情報データベー
ス等の,当該検体搬送システムにおいて構成される他の
データベースとのネットワーク等による連携,或いは,
リレーショナルなデータベースシステムを構築すること
により,システムの拡張性も保証されることとなる。
処理に対しては,本実施例のように検体情報データベー
ス123及びラック情報データベース124を表形式と
した場合には,項目「優先レベル」を付加した構成とす
ることにより対処可能である。尚,優先レベルを考慮し
たラックの搬送制御及び分配制御については,後述す
る。
図4及び図5を参照して説明する。図4は本実施例で使
用するスタートストッカー104の斜視図であり,図5
は構成図である。
ートストッカー104は,緊急投入口104−1,FI
FO形式のストッカー104−2及び104−3,緊急
投入口104−1並びに各ストッカー104−2及び1
04−3の最前列のラックのラック識別コードを131
a−1〜131a−3の位置に移動して読み取るバーコ
ードリーダー131a(請求項にいう第1コード読み取
り手段),搬送ライン103の投入口に設置されたバー
コードリーダー131b(第2コード読み取り手段),
並びに,バーコードリーダー131a及び131bで読
み取りエラーの発生したラックをストックする待避スト
ッカー104−4を備えて構成されている。
は,緊急投入口104−1並びに各ストッカー104−
2及び104−3へのラック102の投入は,人手によ
って行われることを前提としているが,各ストッカー1
04−2及び104−3の切り分けは,当該検体搬送シ
ステムが取り扱う検査項目或いは検体の種類に応じて行
われるのが望ましい。
104−2,グルコース分析についてはストッカー10
4−3に,或いは,血液の検体についてはストッカー1
04−2,尿の検体の分析についてはストッカー104
−3に,といった具合である。尚,検体搬送システムが
取り扱う検査項目等とストッカーの対応が1対1対応と
ならない場合には,検査項目のより上位の概念で予めグ
ループ化し,該グループ対応で投入するようにしても良
い。
の選択方法については,各種分析装置111a等及び接
続ユニット112a等の構造に関わるので,接続ユニッ
ト112a等のバッファ部141のバッファ数の設定及
び再設定方法と併せて説明する。
て図6及び図7を参照して説明する。図6は本実施例で
使用するターミナルストッカー116の斜視図であり,
図7は構成図である。
ッカー116は,バーコードリーダー734,並びに,
ストッカー116a及び116bを備えて構成されてい
る。ストッカー116a及び116bには,ラック10
2内の全ての検体について,当該検体搬送システムによ
って行われるべき全検査項目の分析が終了したラック
を,順次蓄積していく。
4’に移動することによって搬送されてくるラック10
2を停止させるストッパーの機能も有しており,該位置
734’において,ラック102のラック識別コードを
読み取り,ホスト計算機121の制御の下,所定の分類
法に基づいてストッカー116aまたは116bに仕分
けする。尚,所定の分類法には,検査項目や検体の種類
等に基づく分類がある。
て説明する。図8は,第1具体例に係る接続ユニット1
12aの構成図であり,バーコードリーダー132(請
求項にいう第4コード読み取り手段),バッファ部14
1,第1フィーダ部842,第2フィーダ部843及び
接続制御手段113aを備えて構成されている。
的な処はバッファ部141の形状である。即ち,先に取
り込まれたラックの検体並び方向の側面と,次に取り込
まれるラックの検体並び方向の側面が接するように,ラ
ックを保持する構成であり,移動制御が最も簡単とされ
るFIFO形式のバッファである。
3上のラック102の選択的取込み,バッファ部141
の最大バッファ数の設定及び変更,並びに,接続する各
種分析装置111aへのラック102の供給等を制御す
る。また接続制御手段113aは,接続する各種分析装
置111aと相互に信号の授受を行うため,RS232
Cの信号伝達手段162aを介して接続され,また,ホ
スト計算機121と相互にデータの授受を行うため,イ
ーサネットのLAN(データ通信手段161)を介して
接続されている。従って,接続制御手段113aは,L
ANとのインタフェース及びRS232Cインタフェー
ス等も備える。
ン103に投入するラック102の選択方法について,
図5を参照して説明する。先ず,緊急投入口104−1
に設置されたラック102については,バーコードリー
ダー131aによって該ラックのラック識別コードが読
み取られ,ホスト計算機121に報知される。ホスト計
算機121では,該ラックの依頼データ,該依頼データ
について処理可能な各種分析装置111a等のバッファ
数或いは処理可能なラック数,検体数または分析回数の
最大値,並びに,バッファ部141が現時点で保持して
いるラックのラック識別コード等々に基づき,搬送先の
各種分析装置を決定して,搬送ライン103に該ラック
を投入する。
3に設置されたラックについては,バーコードリーダー
131aを131a−2,131a−3の位置に移動し
て,ストッカー104−2及び104−3の最前列にあ
るラックについてラック識別コードが読み取られ,ホス
ト計算機121に報知される。ホスト計算機121で
は,該ラック群の依頼データ,該依頼データについて処
理可能な各種分析装置111a等のバッファ数或いは処
理可能なラック数,検体数または分析回数の最大値,並
びに,バッファ部141が現時点で保持しているラック
のラック識別コードに基づいて,該ラック群から搬送ラ
イン103に投入すべきラックを選択すると共に,搬送
先の各種分析装置を決定している。
クの搬送先である各種分析装置の決定は,ホスト計算機
121により,当該検体搬送システムの運用・稼働状況
等によって行われる。これにより,検体搬送システムが
備える各種分析装置の負荷状況及びシステム全体の負荷
状況に応じた運用が可能となり,ボトルネックを回避し
て,検体搬送システム全体の検査処理の高速化を図るこ
とができる。
の判断は,例えば次のような方法が採られる。つまり,
図8において,該各種分析装置111aの接続制御手段
113aに,接続ユニット112a内のバッファ部14
1が現時点で保持しているラックのラック識別コードを
ホスト計算機121に報知させ,ホスト計算機121が
各種分析装置111aの分析所要時間を予測する方法で
ある。
は,バッファ部141が保持するラック群について,ラ
ック識別コードに基づきラック情報データベース124
を参照し,該ラックに含まれる検体について検体情報デ
ータベース123を参照することにより,各種分析装置
111aが処理すべき検査項目毎の検体数または分析回
数を算出し,検査項目毎に予め設定されている単位処理
時間を掛け合わせ,これらの総和をとって得られる時間
を分析所要時間とする方法がある。
分析装置111a等における検査項目毎の分析すべき検
体数を算出して,あるラックを搬送ライン上に投入した
場合に,各種分析装置111aにおける該ラックの検査
終了時間を予測でき,例えば,該ラックが所有する検体
の種類,検査項目,或いは,該ラックに課せられている
緊急度等に応じて,選択投入対象ラック群から何れのラ
ックを投入すべきかを適格に判断することができるの
で,検査処理の高速化を図ることが可能となる。
ファ部141のバッファ数の設定または再設定の方法に
ついて説明する。図8において,バッファ部141の最
大バッファ数の設定は,ホスト計算機121により,当
該検体搬送システムの運用・稼働状況等によって設定さ
れるものである。またホスト計算機121は,各種分析
装置の処理能力及びラック102の投入状況等に応じて
最大バッファ数を再設定する。これにより,搬送ライン
103上にラック102が滞ることなく,スムーズな搬
送制御が可能となる。また,この最大バッファ数を,ホ
スト計算機121内で設定されるパラメータとして取り
扱い,コンソール105によってユーザが設定できるよ
うにしても良い。
の再設定は,接続ユニット112aの処理状況に応じ
て,接続制御手段113aが単独で行うようにすること
も可能である。例えば,緊急処理や後述のマニュアル投
入に対応して,局所的に最大バッファ数を再設定するこ
とが可能であれば,不定期な特別の処理に柔軟に対応で
きると共に,当該検体搬送システムの他の部分に対して
及ぼす影響を低減でき,検体搬送システムの全体的な処
理能力を低下させることなく,不定期な特別の処理を行
うことができる。
バッファ数の再設定は,ホスト計算機121の制御下で
行うべきである。つまり,ホスト計算機121が許可す
る場合にのみ,接続制御手段113aによる再設定が行
えるよう許容/禁止フラグ等を具備するのが望ましい。
ッファ数の再設定の方法としては,バッファ部141が
保持するラック群について,接続する各種分析装置11
1aの分析所要時間を予測し,該分析所要時間に基づき
バッファ数を設定する方法もある。
は,投入ラック選択におけるものと同様に,バッファ部
141が保持するラック群について,ラック識別コード
に基づきラック情報データベース124を参照し,該ラ
ックに含まれる検体について検体情報データベース12
3を参照することにより,各種分析装置111aが処理
すべき検査項目毎の検体数または分析回数を算出し,検
査項目毎に予め設定されている単位処理時間を掛け合わ
せ,これらの総和をとって得られる時間を分析所要時間
とする方法がある。
て,例えば,各種分析装置111aが過負荷状態にある
と判断した場合には,接続制御手段113aにより,接
続ユニット112aのバッファ数141をより少ない数
に再設定すれば,後に続くラックは,同一の検査項目を
分析する他の各種分析装置に回されて,各種分析装置1
11aにラックが滞ってボトルネックとなることを回避
できる。
して,接続制御手段113aがバッファ部141に保持
されているラック群のラック識別コードをホスト計算機
121にデータ通信手段161を介して報知し,ホスト
計算機121により再設定することとしても良い。即
ち,ホスト計算機121は,報知されたラック識別コー
ドに基づいて各種分析装置111aにおける分析所要時
間を予測し,該分析所要時間に基づき接続ユニット11
2aの最大バッファ数を再設定する。
手段113aがバッファ部141に保持されるラック群
のラック識別コードをホスト計算機121に報知すれ
ば,ホスト計算機121は,各種分析装置の分析所要時
間を予測して,各種分析装置毎に負荷状態を的確に把握
することが可能となり,例えばある各種分析装置が過負
荷状態にあると判断した場合には,該接続ユニットのバ
ッファ数をより少ない数に再設定することにより,該各
種分析装置が当該検体搬送システムの搬送経路における
ボトルネックとなることを回避できる。
詳述するラックの局所的な分配処理において考慮すれ
ば,検体搬送システム全体の検査処理の高速化を図るこ
とが可能となる。尚,本実施例の検体搬送システムの基
調は,分散処理システムにあることから,ラック102
の局所的な搬送制御については,可能な限り接続ユニッ
ト112a等の接続制御手段113aに分担させ,シス
テム全体の統括的な制御のみをホスト計算機121が司
るように構成するのが望ましい。
続制御手段113aによって,ラック102の移動,蓄
積及び供給等の制御がどのようにして行われるかについ
て説明する。
32’に移動することによって搬送ライン103上のラ
ック102を一旦停止させ,該ラック102のラック識
別コードを読み取る。当該接続ユニット112aが接続
する各種分析装置111aが,他の各種分析装置とグル
ープ(群)を形成している場合には,該ラック102を
バッファ部141に取り込むか否かの判断は,後述する
ホスト計算機121の分配処理に委ねられ,グループを
形成していない場合には,接続制御手段113aが該ラ
ック102をバッファ部141に取り込むか否かを判断
する。
の取込み判断は,先ず,該ラック102のラック識別コ
ードをキーとしてラック情報データベース124及び検
体情報データベース123にアクセスし,ラック102
中に各種分析装置111aによって検査すべき検体が含
まれているか否かを判断し,次に,バッファ部141が
ホスト計算機121または接続制御手段113aにより
設定または再設定された最大バッファ数に達しているか
否かを判断することによって行われる。
バッファ数に達していないときに,バッファ部141に
ラック102が取り込まれることになる。また,そうで
ないときには,バーコードリーダーを位置132’から
元の位置132に移動することにより,ラック102は
そのまま搬送ライン103上を移動することとなる。
て検査を要しないラックについては,搬送ライン103
上をそのまま素通りさせて,「測定不要ラックのバイパ
ス機能」を実現でき,無駄な迂回によって該ラックの処
理時間を長引かせることなく,また,各種分析装置に不
要な負荷を課することなく搬送制御することができ,更
に,同一検査項目についての複数台接続による負荷配分
並行運転が可能となると同時に,相互にバックアップ運
転が可能となり,検体搬送システム全体の処理効率を向
上させることができる。
べきか否かの判断を,各種分析装置111aが検査すべ
き検体の有無によって行うのでなく,装置に固有のラッ
ク内検体数によって行うようにしても良い。つまり,接
続制御手段113aは,各種分析装置111aが行う分
析項目について分析することとなっている該ラック内の
検体数を算出し,該各種分析装置111aに固有の所定
数以上であれば供給せず,また所定数未満であれば供給
することとして,他の各種分析装置に委ねるようにする
ものである。これにより,例えば各種分析装置113a
の処理能力に応じた前記固有数を設定することとすれ
ば,検体搬送システム全体として適切な負荷分配が可能
となり,処理効率を向上させることができる。
ックが蓄積されていくと同時に,バッファ部141で
は,取り込まれた順に,即ちFIFO順に,第1フィー
ダ部842に対してラック102を押し出すことによっ
て,ラック102を供給する。
を各種分析装置111aの分析動作に同期して順次移動
させる。この時,接続制御手段111aは,第1フィー
ダ部842上にあるラック102のラック識別コードに
基づき,ラック情報データベース124及び検体情報デ
ータベース123を参照して,各種分析装置111aの
分析対象のラック102内の各検体について分析が必要
か否かを判断し,分析不要の検体については所定の分析
位置に停止しないようにラック102の移動制御を行
う。これにより,測定不要な検体について飛ばす,「測
定不要検体のジャンプ機能」を実現でき,当該各種分析
装置における分析処理を高速化できる。
02に含まれる検体101の検体識別コードを読み取る
別のバーコードリーダーを設ける場合には(図示せ
ず),第1フィーダ部842上のラック102を各種分
析装置111aの動作に同期して移動させると同時に,
別のバーコードリーダーによって検体識別コードを順次
読み取るようにし,接続制御手段113aにより,読み
取った検体識別コードをキーとして検体情報データベー
ス123を参照して,ラック102内の各検体について
分析が必要か否かを判断することとしても,「測定不要
検体のジャンプ機能」を実現でき,当該各種分析装置に
おける分析処理を高速化できる。
合には,第1フィーダ部842の移動動作を他の構成要
素部分によるラック搬送と切り放して行い得るエマージ
ェンシイ(緊急)モードを設けるようにしても良い。非
常に高い緊急度で処理を要する場合など,不測の事態は
必然的に発生するものであり,いかなる自動化を実現し
たとしても,これに対処し得ない場合が生じることもあ
り得る。通常動作を行うモードとは別のラック単位のエ
マージェンシイモードを具備することにより,このよう
な不測の事態にも的確に対処することが可能となる。
842上にラック1個分のスペースが生じると,すぐに
第1フィーダ部842に対してラック102を押し出
し,また,ラック102内の検体の相互間隔と,ラック
の終端に位置する検体とそれに続くラックの先端に位置
する検体の相互間隔が等しくなるようラック102を形
成しているので,ラックが数珠繋ぎ式に第1フィーダ部
842に供給される限り,間断無く各種分析装置111
aは処理を行うことができ,処理効率を向上させること
ができる。
終了したラック102は,第2フィーダ部843によっ
て,搬送ライン103上に押し戻され,次の各種分析装
置またはターミナルストッカー116へと移動する。
続ユニット112aにおいて,バッファ部141と第2
フィーダ部843とを隔てる壁部に,マニュアル投入部
を設け,該マニュアル投入部の範囲も各種分析装置11
1aのサンプリングポイントとし得る構造となってい
る。つまり,該マニュアル投入部に人手によってラック
または検体を載置し,システムの搬送制御による検体測
定とは独立または並行して,マニュアルによる割り込み
測定を可能としている。
割り込み測定を行う場合には,切換スイッチ等によっ
て,第1フィーダ部842上のラックについて分析を行
う第1モードとは独立して,マニュアル投入部上のラッ
クについて分析を行う第2モードに各種分析装置の動作
を遷移させ,システムの搬送制御による検体測定とは独
立した分析を行うこととなる。
は独立して,ラックまたは検体単位でマニュアル投入し
得る第2モードを具備することにより,上述のような不
測の事態に的確に対処することが可能となる。また,S
TAT(マニュアル操作による緊急割込測定),再検処
理(検体搬送システム内で測定が終了した検体について
の再度の測定),コントロール測定(患者検体ではな
く,分析装置の精度管理のために行われる概値検体測
定),オフライン測定(システム管理外のコンピュータ
に登録されていない検体の測定)等においても有効であ
り,より柔軟な検体搬送システムの実現が可能となる。
括制御手段は,該各種分析装置を稼働休止状態にあると
みなして,同等の検査項目について分析し得る他の各種
分析装置に該分析を委ね,接続制御手段により,ラック
のバッファ部への取り込みを禁止して,ラックをバイパ
スさせるように制御して,第1モードに復帰後,該各種
分析装置を元の状態から再開させるようにすることも可
能である。
ト112bの構成図であり,バーコードリーダー133
(請求項にいう第4コード読み取り手段),ターンテー
ブル115,バッファ部151,第1フィーダ部95
2,第2フィーダ部953及び接続制御手段113bを
備えて構成されている。
的な処はバッファ部151の形状である。即ち,先に取
り込まれたラックの検体並び方向に垂直の側面と,次に
取り込まれたラックの検体並び方向に垂直の側面が接す
るように,ラックを保持する構成であり,移動制御が最
も簡単とされるFIFO形式のバッファである。
12aと第2具体例の接続ユニット112bの使い分け
は,当該検体搬送システムが具備すべき各種分析装置の
構造やシステムレイアウトによる制約等に従って行わ
れ,両者を組み合わせることにより,より柔軟なシステ
ム設計が可能となる。
る,バッファ部151の最大バッファ数の設定及び再設
定の方法,測定不要ラックのバイパス機能,測定不要検
体のジャンプ機能,ラック単位のエマージェンシイモー
ド等は,第1具体例の接続ユニット112aと同様であ
る。
先ずバーコードリーダー133の位置133’への移動
によってラック102のラック識別コードを読み取り,
次にターンテーブル115を介してラック102の取込
みまたは搬送ライン103上の移動が行われる。第1具
体例の接続ユニット112aと同様の取込み判断によ
り,取り込む場合にはターンテーブル115を90
[度]回転させて接続ユニット112bのバッファ部1
51の方向に移動方向を転換する。また,取り込まない
場合には,ターンテーブル115をそのままとして搬送
ライン103上を移動させる。
おいても,バッファ部151と第1フィーダ部952と
を隔てる壁部に厚みを持たせて,第1具体例と同様に,
マニュアル投入部を設け,通常動作を行う第1モードと
は独立して,ラックまたは検体単位でマニュアル投入し
得る第2モードを具備することも可能である。
理〕次に,ホスト計算機121が行うラック102の局
所的な分配処理について説明する。図10は,ホスト計
算機121が1グループ(1群)とみなす3台の各種分
析装置に対して行われるラックの局所的な分配処理の説
明図である。
各種分析装置1001a〜1001cを,任意の共通の
検査項目について分析を行う1グループ(1群)とみな
していると仮定する。
置1001a〜1001cそれぞれの分析すべき検体数
に基づいて分配する方法である。先ず,各接続制御手段
1003a〜1003cは,接続ユニット1002a〜
1002c内のバッファ部1011a〜1011cが保
持しているラックのラック識別コードを,ホスト計算機
121に報知する。次に,ホスト計算機121は,各種
分析装置1001a〜1001c毎に報知されたラック
識別コードに基づき,各種分析装置1001a〜100
1cにおける検査項目毎の分析すべき検体数を算出す
る。
析装置1001a〜1001cそれぞれの分析回数に基
づいて分配する方法である。先ず,各接続制御手段10
03a〜1003cは,接続ユニット1002a〜10
02c内のバッファ部1011a〜1011cが保持し
ているラックのラック識別コードを,ホスト計算機12
1に報知する。次に,ホスト計算機121は,各種分析
装置1001a〜1001c毎に報知されたラック識別
コード及び該各種分析装置の仕様に基づき,各種分析装
置1001a〜1001cにおける検査項目毎の分析回
数を算出する。
の算出処理は,例えば接続制御手段1003a〜100
3cまたはホスト計算機121が保持するタイマによる
タイマ割り込み等によって所定時間おきに行われている
ものとする。当該1グループとみなされている各種分析
装置1001a〜1001cの共通検査項目について分
析を要するラック102を認識した際には,ホスト計算
機121は,その時点での各種分析装置1001a〜1
001cそれぞれの分析すべき検体数または分析回数に
基づいて,該ラック102の搬送先を決定して分配を行
うようにしている。
分析装置1001a〜1001cそれぞれにおいて予測
される分析所要時間に基づいて分配する方法である。先
ず,各接続制御手段1003a〜1003cは,第1の
方法と同様に,バッファ部1011a〜1011cが保
持しているラックのラック識別コードをホスト計算機1
21に報知する。次に,ホスト計算機121は,各種分
析装置1001a〜1001c毎に報知されたラック識
別コードに基づき,各種分析装置1001a〜1001
cにおける分析所要時間を予測する。
は,例えば接続制御手段1003a〜1003cまたは
ホスト計算機121が保持するタイマによるタイマ割り
込み等によって所定時間おきに行われているものとす
る。当該1グループとみなされている各種分析装置10
01a〜1001cの共通検査項目について分析を要す
るラック102を認識した際には,ホスト計算機121
は,その時点で各種分析装置1001a〜1001cに
おいて予測される分析所要時間に基づいて,該ラック1
02の搬送先を決定して分配を行うようにしている。
て,接続ユニット1002a〜1002cが行うラック
102の取り込みに際しては,先に述べた判断処理を伴
うが,構築される検体搬送システムの特性に応じて,分
配または判断処理の何れかを優先させるように構成して
もよい。
11cが保持するラックのラック識別コードをホスト計
算機121に報知することにより,ホスト計算機121
は,各種分析装置1001a〜1001cにおける検査
項目毎の分析すべき検体数または分析回数を算出,或い
は分析所要時間を予測して,搬送ライン103上にある
ラック102を各種分析装置1001a〜1001cに
投入した場合の該ラック102の検査終了時間を予測で
き,例えば,ラック102が所有する検体101の種
類,検査項目等に応じて,該1群の各種分析装置の内何
れの各種分析装置に供給すべきかを判断することができ
るので,当該検体搬送システムが採り得る最適の搬送経
路を選択して,搬送経路にボトルネックを生じることな
く検査処理の高速化を図ることが可能となる。
ック識別コードに応じた処理の優先順位情報を保持する
場合には,ホスト計算機121によるラックの分配処理
においてラックの処理優先順位情報を考慮して行われ
る。
力手段105によって,ラック102が「緊急であ
る」,「何時までに分析結果を入手したい」,或いは
「通常処理で可である」等の処理時間に関する情報を入
力すれば,それに応じた優先順位情報が自動的に登録さ
れる。例えば,緊急処理に応じた優先順位情報を保持す
るラック102であれば,ホスト計算機121は,その
ラック102が保持する依頼データ,並びに搬送ライン
103上でそのラック102より下流にある各種分析装
置1001a〜1001c毎に算出された検体数,分析
回数または予測された分析所要時間に基づいて,最速処
理可能な搬送経路を選択して,搬送制御を行うことがで
きることとなる。
図11に示す。上述のように,FIFO形式の各ストッ
カーへの投入は,当該検体搬送システムが取り扱う検査
項目に応じて行われるのが望ましく,スタートストッカ
ー104の前段に自動仕分機を設置して構成することに
より,システムの省力化を更に図ることができる。
5本のフィーダ部1103−1〜1103−5を備えた
スタートストッカー1103の前段に,仕分機1102
を備えた構成である。尚,第1〜第5フィーダ部110
3−1〜1103−5は,FIFO形式のストッカーに
相当しており,バーコードリーダー131a(第1コー
ド読み取り手段)は,各フィーダ部の最前列のラックの
ラック識別コードを,位置131a−1〜131a−5
に移動して読み取る。
ーダ部1103−1〜1103−5の入り口に接続され
ラック102を移動させる移動ラインと,移動ライン上
のラック102のラック識別コード及び該ラックが保有
する検体の検体識別コードを,当該バーコードリーダー
の移動によって該ラックを一旦停止させて読み取るバー
コードリーダー131c(請求項にいう第3コード読み
取り手段)と,ホスト計算機121と相互にデータの授
受を行うデータ通信手段161を介して接続され,移動
ラインの移動制御によってラック102を第1〜第5フ
ィーダ部1103−1〜1103−5に仕分けする仕分
制御手段とを具備して構成されている。尚,第1〜第5
フィーダ部1103−1〜1103−5には,それぞれ
所定の検査項目が予め割り当てられている。
取られたラック識別コード及び検体識別コードに基づい
て,ホスト計算機121は,該ラックの検査項目を認識
した後,該ラック102を移動ラインを介して移動さ
せ,第1〜第5フィーダ部1103−1〜1103−5
の内,該当するフィーダ部に仕分けする。また,搬送ラ
イン103への投入ラックの選択方法は,前述のものと
同等である。
以上,本実施例の検体搬送システムについて,構成要素
等の特徴的説明に付随してそれぞれの効果を述べたが,
検体搬送システム全体としても以下のような効果を奏す
る。つまり,検体搬送システム全体の大まかなラック1
02の搬送制御をホスト計算機121によって行い,一
方,各種分析装置111a等が搬送ライン103に接続
される地点では,より細かいラック102の搬送制御を
接続制御手段113a等によって行うこととしているの
で,ホスト計算機121にかかる処理の負担が軽減さ
れ,例えば,新たに各種分析装置を追加したり,或い
は,各種分析装置を変更する等の場合には,該各種分析
装置に接続ユニットを付加または変更して搬送ライン1
03と接続すればよく,また,ホスト計算機121にお
いては,データベース等のシステム仕様を具現している
部分の追加または変更等で対処でき,システム構築にお
ける柔軟性を高めた検体搬送システムを実現することが
可能となる。
続ユニット112a等の接続制御手段113a等によっ
て局所的に行うので,緊急処理等の不定期な特別処理に
対してもホスト計算機121に負担をかけることなく,
接続制御手段113a等により個別に,柔軟に,また的
確に処理でき,検体搬送システム全体として矛盾を生じ
ることもないので,結果として,高速な処理を実現で
き,また,人手を煩わせることなく高度に省力化・合理
化を図ることができる。
に係る検体搬送システムによれば,ラック方式を採用
し,統括制御手段は,当該検体搬送システムに供給され
る検体及びまたはラックの検査項目等の依頼データ及び
分析結果データを統括すると共に,ラックの搬送制御を
行い,一方で,第1コード読み取り手段は,スタートス
トッカーに保持されているラックの内,所定数のラック
(以下,選択投入対象ラック群という)について,検体
識別コード及びラック識別コードを順次読み取って統括
制御手段に報知し,統括制御手段は,選択投入対象ラッ
ク群の依頼データ及び各種分析装置の負荷情報に基づい
て,選択投入対象ラック群からラックを選択して,順
次,搬送ラインに投入することとしたので,偏った依頼
情報を持つ検体またはラックが一時期に集中した場合で
も,依頼データ及び各種分析装置の負荷情報に基づい
て,搬送ラインに投入すべきラックを選択して,搬送ラ
イン上で渋滞を引き起こすことがなく,結果として,検
体の搬送処理の高速化を図り得る検体搬送システムを提
供することができる。
よれば,スタートストッカーを,それぞれ所定数のラッ
クを保持する複数のFIFO形式のストッカーを備えて
構成し,各ストッカーの最も早く保持された最旧ラック
について,第1コード読み取り手段を移動させながら検
体識別コード及びラック識別コードを順次読み取ること
としたので,コード読み取りやラック投入の制御がより
容易となり,検体の搬送処理を効率的に行うことの可能
な検体搬送システムを提供することができる。
よれば,スタートストッカーの各ストッカーを,検査項
目に基づいたグループとして分類して構成することとし
たので,当該検体搬送システムの取り扱うラックの管理
が容易となり,検体の搬送処理を効率的に行うことの可
能な検体搬送システムを提供することができる。
よれば,スタートストッカーにおいて,搬送ラインの投
入口に第2コード読み取り手段を設置し,統括制御手段
により選択されたラックのラック識別コードを読み取る
ようにし,第1コード読み取り手段で検体識別コードを
読み取れなかった検体を保有するラック及び第2コード
読み取り手段でラック識別コードを読み取れなかったラ
ックについては,退避ストッカーに退避されて,自動的
に排除されるので,このようなラックによって検体搬送
システムの搬送制御が乱されることが無くなる。
よれば,搬送ラインと各種分析装置との接続手段として
接続ユニットを具備して,搬送ライン上のラックを選択
的に取り込み,接続する各種分析装置に供給し,また,
接続ユニットには,搬送ライン上のラックの選択的取込
み,並びに接続する各種分析装置へのラックの供給を制
御する接続制御手段を具備して,該接続制御手段を,接
続する各種分析装置と相互に信号の授受を行う信号伝達
手段を介して接続し,また,統括制御手段と相互にデー
タの授受を行うデータ通信手段を介して接続し,更に,
各種分析装置を,統括制御手段と相互にデータの授受を
行うデータ通信手段を介して接続する構成として,分析
処理についての分散処理システム並びに搬送制御につい
ての分散処理システムを実現し,検体搬送システム全体
の大まかなラックの搬送制御を統括制御手段によって行
い,一方,各種分析装置が搬送ラインに接続される地点
では,より細かいラックの搬送制御を接続制御手段によ
って行うこととしているので,統括制御手段にかかる処
理の負担が軽減され,例えば,新たに各種分析装置を追
加したり,或いは,各種分析装置を変更する等の場合に
は,該各種分析装置に接続ユニットを付加または変更し
て搬送ラインと接続すればよく,また,統括制御手段に
おいては,データベース等のシステム仕様を具現してい
る部分の追加または変更等で対処でき,システム構築に
おける柔軟性を高めた検体搬送システムを提供すること
ができる。
ットの接続制御手段によって局所的に行うので,緊急処
理等の不定期な特別処理に対しても総括制御手段に負担
をかけることなく,接続制御手段により個別に,柔軟
に,また的確に処理でき,検体搬送システム全体として
矛盾を生じることもないので,結果として,高速な処理
を実現でき,また,人手を煩わせることなく高度に省力
化・合理化を図ることができる。
よれば,統括制御手段にラック情報データベース及び検
体情報データベースとを備えた構成としたので,当該検
体搬送システムが保有するラック及び検体に関する情報
について,一元的な管理が可能となり,分析結果情報デ
ータベース等の当該検体搬送システムの他のデータベー
スとのネットワーク等による連携によって,システムの
拡張性を保証し,更に,搬送制御の柔軟性を高めた検体
搬送システムを提供することができる。
よれば,仕分機を具備し,各ストッカーの入り口に接続
されている移動ライン上のラックについて,ラック識別
コードまたは該ラックが保有する検体の検体識別コード
を,第3コード読み取り手段の移動によって該ラックを
一旦停止させて読み取り,統括制御手段と相互にデータ
の授受を行うデータ通信手段を介して接続されている仕
分制御手段により,移動ライン上でラックを移動制御し
てストッカーに仕分けることとしたので,ストッカー毎
に割り当てられている検査項目グループを意識しなが
ら,人手によってラックを仕分けする必要が無くなり,
更に高度に省力化された検体搬送システムを提供するこ
とができる。
よれば,接続ユニットにおいて,第4コード読み取り手
段によって,搬送ラインから供給されるラックのラック
識別コードを読み取り,統括制御手段または接続制御手
段により設定された数まで,バッファ部にラックを保持
することとしたので,例えば,統括制御手段により,各
種分析装置の処理能力及びラックの投入状況等に応じて
最大バッファ数を設定すれば,搬送ライン上にラックが
滞ることなく,スムーズな搬送制御が可能となり,また
例えば,接続ユニットの処理状況に応じて,接続制御手
段が単独で最大バッファ数を再設定することとすれば,
緊急処理やマニュアル投入に対応して任意にバッファ数
を設定することが可能となり,不定期な特別の処理に柔
軟に対応できると共に,当該検体搬送システムの他の部
分に対して及ぼす影響を低減でき,検体搬送システムの
全体的な処理能力を維持したまま,不定期な特別の処理
を行い得る検体搬送システムを提供することができる。
よれば,第4コード読み取り手段は,ラックのラック識
別コードを読み取る際に,当該第4コード読み取り手段
の移動によって,搬送ライン上のラックを一旦停止さ
せ,接続制御手段は,読み取ったラック識別コードに基
づきラック情報データベースを参照して,当該接続ユニ
ットに接続する各種分析装置に対して該ラックを供給す
べきか否かを判断し,供給すべき場合には該ラックをバ
ッファ部の最後部に取り込み,供給すべきでない場合に
は第4コード読み取り手段の元の位置への移動によっ
て,該ラックを搬送ライン上に戻すこととし,接続制御
手段が行う供給すべきか否かの判断を,例えば,該各種
分析装置が行う分析項目について分析することとなって
いる該ラック内の検体数を算出し,該各種分析装置に固
有の所定数以上であれば供給し,所定数未満であれば供
給しないようにすることとすれば,各種分析装置により
測定を要しないラックについては,搬送ライン上でその
まま素通りさせて,測定不要ラックのバイパス機能を実
現でき,無駄な迂回によって該ラックの処理時間を長引
かせることなく,また,各種分析装置に不要な負荷を課
することなく搬送制御することができ,結果として,検
体搬送システム全体の処理効率を向上させ得る検体搬送
システムを提供することができる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックについて,接続する各種分析装
置の分析所要時間を予測し,各種分析装置の分析所要時
間に基づき,各種分析装置に対するバッファ数を設定ま
たは再設定することとし,例えば各種分析装置が過負荷
状態にあると判断した場合には,接続ユニットのバッフ
ァ数をより少ない数に再設定することにより,統括制御
手段によることなく独立して,該各種分析装置が当該検
体搬送システムの搬送経路におけるボトルネックとなる
ことを回避できる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックのラック識別コードを統括制御
手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知
されたラック識別コードに基づき該各種分析装置におけ
る分析所要時間を予測し,該分析所要時間に基づき該各
種分析装置に対するバッファ数を設定または再設定する
こととしたので,統括制御手段は各種分析装置の分析所
要時間を予測して,各種分析装置毎に負荷状態を的確に
把握することが可能となり,例えばある各種分析装置が
過負荷状態にあると判断した場合には,該接続ユニット
のバッファ数をより少ない数に再設定することにより,
該各種分析装置が当該検体搬送システムの搬送経路にお
けるボトルネックとなることを回避でき,検体搬送シス
テム全体の検査処理の高速化を図得る検体搬送システム
を提供することができる。
によれば,統括制御手段は,選択投入対象ラック群の依
頼データ,各種分析装置の設定または再設定されたバッ
ファ数或いは該各種分析装置に固有の処理可能なラック
数,検体数または分析回数の最大値,並びに,バッファ
部が保持するラックのラック識別コードに基づいて,選
択投入対象ラック群から搬送ラインに投入するラックを
選択することとしたので,検体搬送システムが備える各
種分析装置の負荷状況及びシステム全体の負荷状況に応
じた運用が可能となり,ボトルネックを回避して,検体
搬送システム全体の検査処理の高速化を図り得る検体搬
送システムを提供することができる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックのラック識別コードを統括制御
手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知
されたラック識別コードに基づき該各種分析装置におけ
る検査項目毎の分析すべき検体数を算出し,統括制御手
段は,各種分析装置それぞれの分析すべき検体数に基づ
いて,選択投入対象ラック群から搬送ラインに投入する
ラックを選択することとしたので,統括制御手段は,各
種分析装置における検査項目毎の分析すべき検体数を算
出して,あるラックを搬送ライン上に投入した場合に,
各種分析装置における該ラックの検査終了時間を予測で
き,例えば,該ラックが所有する検体の種類,検査項
目,或いは,該ラックに課せられている緊急度等に応じ
て,選択投入対象ラック群から何れのラックを投入すべ
きかを適格に判断することができるので,検査処理の高
速化を図り得る検体搬送システムを提供することが可能
となる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックのラック識別コードを前記統括
制御手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に
報知されたラック識別コードに基づき該各種分析装置に
おける検査項目毎の分析回数を算出し,統括制御手段
は,各種分析装置それぞれの分析回数に基づいて,選択
投入対象ラック群から搬送ラインに投入するラックを選
択することとし,1検体について複数回の分析回数を要
するシングルマルチ型の各種分析装置に対しても,より
正確な負荷状況の判断が可能となり,選択投入対象ラッ
ク群から何れのラックを投入すべきかを適格に判断し
て,検査処理の高速化を図ることが可能な検体搬送シス
テムを提供することができる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックのラック識別コードを統括制御
手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知
されたラック識別コードに基づき該各種分析装置におけ
る分析所要時間を予測し,統括制御手段は,各種分析装
置それぞれの分析所要時間に基づいて,選択投入対象ラ
ック群から搬送ラインに投入するラックを選択すること
としたので,統括制御手段は,各種分析装置の分析所要
時間を予測して,あるラックを搬送ライン上に投入した
場合に,該ラックがその後とり得る各搬送経路について
検査終了時間を予測でき,例えば,該ラックが所有する
検体の種類,検査項目,或いは,該ラックに課せられて
いる緊急度等に応じて,選択投入対象ラック群から何れ
のラックを投入すべきかを適格に判断することができる
ので,検査処理の高速化を図り得る検体搬送システムを
提供することができる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックのラック識別コードを統括制御
手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知
されたラック識別コードに基づき該各種分析装置におけ
る検査項目毎の分析すべき検体数を算出し,統括制御手
段は,少なくとも1以上の共通の検査項目について分析
を行う複数の各種分析装置を1群と見なし,該共通検査
項目について分析を要するラックを該1群の各種分析装
置に供給するに際し,該1群の各種分析装置それぞれの
分析すべき検体数に基づいて分配を行うこととしたの
で,統括制御手段は,各種分析装置における検査項目毎
の分析すべき検体数を算出して,搬送ライン上にあるラ
ックを各種分析装置に投入した場合に,該ラックの検査
終了時間を予測でき,例えば,該ラックが所有する検体
の種類,検査項目,或いは,該ラックに課せられている
緊急度等に応じて,該1群の各種分析装置の内何れの各
種分析装置に供給すべきかを判断することができるの
で,当該検体搬送システムが採り得る最適の搬送経路を
選択して,搬送経路にボトルネックを生じることなく検
査処理の高速化を図り得る検体搬送システムを提供する
ことができる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックのラック識別コードを前記統括
制御手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に
報知されたラック識別コードに基づき該各種分析装置に
おける検査項目毎の分析回数を算出し,統括制御手段
は,少なくとも1以上の共通の検査項目について分析を
行う複数の各種分析装置を1群と見なし,該共通検査項
目について分析を要するラックを該1群の各種分析装置
に供給するに際し,該1群の各種分析装置それぞれの分
析回数に基づいて分配を行うこととしたので,1検体に
ついて複数回の分析回数を要するシングルマルチ型の各
種分析装置に対しても,より正確な負荷判断が可能とな
り,当該検体搬送システムが採り得る最適の搬送経路を
選択して,搬送経路にボトルネックを生じることなく検
査処理の高速化を図り得る検体搬送システムを提供する
ことができる。
によれば,接続制御手段は,当該接続ユニット内のバッ
ファ部が保持するラックのラック識別コードを統括制御
手段に報知し,統括制御手段は,各種分析装置毎に報知
されたラック識別コードに基づき該各種分析装置におけ
る分析所要時間を予測し,統括制御手段は,少なくとも
1以上の共通の検査項目について分析を行う複数の各種
分析装置を1群と見なし,該共通検査項目について分析
を要するラックを該1群の各種分析装置に供給するに際
し,該1群の各種分析装置それぞれの分析所要時間に基
づいて分配を行うこととしたので,統括制御手段は,各
種分析装置の分析所要時間を予測して,搬送ライン上に
あるラックについて,該ラックがその後とり得る各搬送
経路について検査終了時間を予測でき,例えば,該ラッ
クが所有する検体の種類,検査項目,或いは,該ラック
に課せられている緊急度等に応じて,該1群の各種分析
装置の内何れの各種分析装置に供給すべきかを判断する
ことができるので,当該検体搬送システムが採り得る最
適の搬送経路を選択して,搬送経路にボトルネックを生
じることなく検査処理の高速化を図り得る検体搬送シス
テムを提供することができる。
によれば,ラック情報データベースに,ラック識別コー
ドに応じた処理の優先順位情報を保持し,統括制御手段
による投入ラックの選択またはラックの分配において,
該ラックの処理優先順位情報を考慮して行うこととした
ので,例えば,緊急処理に対応した優先順位情報を保持
するラックであれば,統括制御手段は該ラックを再先に
投入すべきラックとして選択して,また,そのラックが
保持する依頼データ,並びに搬送ライン上でそのラック
より下流にある各種分析装置の分析所要時間等に基づい
て,最速処理可能な搬送経路を選択して,搬送制御を行
うことができる。
体構成図である。
はラックの斜視図である。
図であり,図3(b)はラック情報データベースの構成
説明図である。
である。
である。
図である。
図である。
る。
る。
3台の各種分析装置に対して行われるラックの局所的な
分配処理の説明図である。
構成図である。
ードリーダー(コード読み取り手段) 141,151 バッファ部 161 データ通信手段 162a,162b 信号伝達手段 201 試験管 202 検体ラベル 203 ラベル属性 204 バーコード 210 SYSMEXラック 211 ラックラベル 104a 緊急投入口 104b,104c,104d ストッカー 842,952 第1フィーダ部 843,953 第2フィーダ部 1001a〜1001c 各種分析装置 1002a〜1002c 接続ユニット 1003a〜1003c 接続制御手段 1004a〜1004c バーコードリーダー(コード
読み取り手段) 1011a〜1011c バッファ部 1101 仕分制御手段 1102 仕分機 1103 スタートストッカー 1103−1〜1103−5 フィーダ部
Claims (19)
- 【請求項1】 読み取り可能な検体識別コードの付され
た検体と,所定数の前記検体をひとまとめにして含み,
読み取り可能なラック識別コードの付されたラックと,
前記検体識別コード及び前記ラック識別コードを読み取
る第1コード読み取り手段を備え,当該検体搬送システ
ムに投入すべき前記ラックを複数個保持するスタートス
トッカーと,前記ラックを所定方向に搬送する搬送ライ
ンと,前記搬送ラインに接続され,前記検体識別コード
に対応して与えられる検査項目の内,所定項目について
分析を行う各種分析装置と,当該検体搬送システムに供
給される前記検体及びまたは前記ラックの検査項目等の
依頼データ及び分析結果データを統括し,前記ラックの
搬送制御を行う統括制御手段と,を有し,前記第1コー
ド読み取り手段は,前記スタートストッカーに保持され
ているラックの内,所定数のラック(以下,選択投入対
象ラック群という)について,前記検体識別コード及び
前記ラック識別コードを順次読み取って前記統括制御手
段に報知し,前記統括制御手段は,前記選択投入対象ラ
ック群の依頼データ及び前記各種分析装置の負荷情報に
基づいて,前記選択投入対象ラック群から前記搬送ライ
ンに投入するラックを選択することを特徴とする検体搬
送システム。 - 【請求項2】 前記スタートストッカーは,それぞれ所
定数のラックを保持する複数のFIFO(First In Fir
st Out)形式のストッカーを有し,前記第1コード読み
取り手段は,各ストッカーの最も早く保持された最旧ラ
ックについて,当該第1コード読み取り手段を移動させ
ることにより,前記検体識別コード及び前記ラック識別
コードを順次読み取ることを特徴とする請求項1記載の
検体搬送システム。 - 【請求項3】 前記スタートストッカーの各ストッカー
は,検査項目に基づいたグループとして分類されている
ことを特徴とする請求項2記載の検体搬送システム。 - 【請求項4】 前記スタートストッカーは,前記搬送ラ
インの投入口に設置され,前記統括制御手段により選択
されたラックのラック識別コードを読み取る第2コード
読み取り手段と,前記第1コード読み取り手段で検体識
別コードを読み取れなかった検体を保有するラック及び
前記第2コード読み取り手段でラック識別コードを読み
取れなかったラックを退避する退避ストッカーと,を有
することを特徴とする請求項1,2または3記載の検体
搬送システム。 - 【請求項5】 前記検体搬送システムは,前記搬送ライ
ンと前記各種分析装置とを接続する接続手段であって,
前記搬送ライン上のラックを選択的に取り込み,接続す
る各種分析装置に供給する接続ユニットを有し,前記接
続ユニットは,前記搬送ライン上のラックの選択的取込
み,並びに接続する各種分析装置へのラックの供給を制
御する接続制御手段を有し,前記接続制御手段は,接続
する各種分析装置と相互に信号の授受を行う信号伝達手
段を介して接続され,前記統括制御手段と相互にデータ
の授受を行うデータ通信手段を介して接続され,前記各
種分析装置は,前記統括制御手段と相互にデータの授受
を行うデータ通信手段を介して接続されることを特徴と
する請求項1,2,3または4記載の検体搬送システ
ム。 - 【請求項6】 前記統括制御手段は,前記ラック識別コ
ードをキーとし,少なくとも該ラックが含む検体の検体
識別コード及び該検体のラック内位置情報を保持するラ
ック情報データベースと,前記検体識別コードをキーと
し,少なくとも該検体について行うべき検査項目の情報
を保持する検体情報データベースと,を有し,前記統括
制御手段は,前記選択投入対象ラック群について,前記
第1コード読み取り手段により読み取られた前記検体識
別コード及び前記ラック識別コードをキーとして,前記
ラック情報データベース及び前記検体情報データベース
を参照して得られた依頼データ,並びに,前記各種分析
装置の負荷情報に基づいて,前記選択投入対象ラック群
から前記搬送ラインに投入するラックを選択することを
特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の検体搬
送システム。 - 【請求項7】 前記検体搬送システムは,前記各ストッ
カーの入り口に接続され,前記ラックを移動する移動ラ
インと,前記移動ライン上のラックのラック識別コード
または該ラックが保有する検体の検体識別コードを,当
該第3コード読み取り手段の移動によって該ラックを一
旦停止させて読み取る第3コード読み取り手段と,前記
統括制御手段と相互にデータの授受を行うデータ通信手
段を介して接続され,前記移動ラインの移動制御によっ
て前記ラックを前記ストッカーに仕分けする仕分制御手
段と,を備える仕分機を有することを特徴とする請求項
5または6記載の検体搬送システム。 - 【請求項8】 前記接続ユニットは,前記搬送ラインか
ら供給されるラックのラック識別コードを読み取る第4
コード読み取り手段と,前記統括制御手段または前記接
続制御手段により設定された数までラックを保持するバ
ッファ部と,を有することを特徴とする請求項5,6ま
たは7記載の検体搬送システム。 - 【請求項9】 前記第4コード読み取り手段は,前記ラ
ックのラック識別コードを読み取る際に,当該コード読
み取り手段の移動によって,前記搬送ライン上のラック
を一旦停止させ,前記接続制御手段は,読み取ったラッ
ク識別コードに基づき前記ラック情報データベースを参
照して,当該接続ユニットに接続する前記各種分析装置
に対して該ラックを供給すべきか否かを判断し,供給す
べき場合には該ラックを前記バッファ部の最後部に取り
込み,供給すべきでない場合には前記第4コード読み取
り手段の元の位置への移動によって,該ラックを前記搬
送ライン上に戻すことを特徴とする請求項8記載の検体
搬送システム。 - 【請求項10】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックについて,接続する
各種分析装置の分析所要時間を予測し,前記各種分析装
置の分析所要時間に基づき,各種分析装置のバッファ数
を設定または再設定することを特徴とする請求項8また
は9記載の検体搬送システム。 - 【請求項11】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックのラック識別コード
を前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前
記各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づ
き該各種分析装置における分析所要時間を予測し,該分
析所要時間に基づき該各種分析装置のバッファ数を設定
または再設定することを特徴とする請求項8または9記
載の検体搬送システム。 - 【請求項12】 前記統括制御手段は,前記選択投入対
象ラック群の依頼データ,前記各種分析装置の設定また
は再設定されたバッファ数或いは該各種分析装置に固有
の処理可能なラック数,検体数または分析回数の最大
値,並びに,前記バッファ部が保持するラックのラック
識別コードに基づいて,前記選択投入対象ラック群から
前記搬送ラインに投入するラックを選択することを特徴
とする請求項8,9,10または11記載の検体搬送シ
ステム。 - 【請求項13】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックのラック識別コード
を前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前
記各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づ
き該各種分析装置における検査項目毎の分析すべき検体
数を算出し,前記統括制御手段は,各種分析装置それぞ
れの前記分析すべき検体数に基づいて,前記選択投入対
象ラック群から前記搬送ラインに投入するラックを選択
することを特徴とする請求項8,9,10または11記
載の検体搬送システム。 - 【請求項14】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックのラック識別コード
を前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前
記各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づ
き該各種分析装置における検査項目毎の分析回数を算出
し,前記統括制御手段は,各種分析装置それぞれの前記
分析回数に基づいて,前記選択投入対象ラック群から前
記搬送ラインに投入するラックを選択することを特徴と
する請求項8,9,10または11記載の検体搬送シス
テム。 - 【請求項15】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックのラック識別コード
を前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前
記各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づ
き該各種分析装置における分析所要時間を予測し,前記
統括制御手段は,各種分析装置それぞれの前記分析所要
時間に基づいて,前記選択投入対象ラック群から前記搬
送ラインに投入するラックを選択することを特徴とする
請求項8,9,10または11記載の検体搬送システ
ム。 - 【請求項16】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックのラック識別コード
を前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前
記各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づ
き該各種分析装置における検査項目毎の分析すべき検体
数を算出し,前記統括制御手段は,少なくとも1以上の
共通の検査項目について分析を行う複数の各種分析装置
を1群と見なし,該共通検査項目について分析を要する
ラックを該1群の各種分析装置に供給するに際し,該1
群の各種分析装置それぞれの前記分析すべき検体数に基
づいて分配を行うことを特徴とする請求項8,9,1
0,11,12,13,14または15記載の検体搬送
システム。 - 【請求項17】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックのラック識別コード
を前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前
記各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づ
き該各種分析装置における検査項目毎の分析回数を算出
し,前記統括制御手段は,少なくとも1以上の共通の検
査項目について分析を行う複数の各種分析装置を1群と
見なし,該共通検査項目について分析を要するラックを
該1群の各種分析装置に供給するに際し,該1群の各種
分析装置それぞれの前記分析回数に基づいて分配を行う
ことを特徴とする請求項8,9,10,11,12,1
3,14または15記載の検体搬送システム。 - 【請求項18】 前記接続制御手段は,当該接続ユニッ
ト内のバッファ部が保持するラックのラック識別コード
を前記統括制御手段に報知し,前記統括制御手段は,前
記各種分析装置毎に報知されたラック識別コードに基づ
き該各種分析装置における分析所要時間を予測し,前記
統括制御手段は,少なくとも1以上の共通の検査項目に
ついて分析を行う複数の各種分析装置を1群と見なし,
該共通検査項目について分析を要するラックを該1群の
各種分析装置に供給するに際し,該1群の各種分析装置
それぞれの前記分析所要時間に基づいて分配を行うこと
を特徴とする請求項8,9,10,11,12,13,
14または15記載の検体搬送システム。 - 【請求項19】 前記ラック情報データベースは,ラッ
ク識別コードに応じた処理の優先順位情報を保持し,前
記統括制御手段による投入ラックの選択またはラックの
分配は,該ラックの処理優先順位情報を考慮して行われ
ることを特徴とする請求項6,7,8,9,10,1
1,12,13,14または15記載の検体搬送システ
ム。
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|---|---|---|---|
| JP19090295A JP3579515B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 検体搬送システム |
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