JPH0944820A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッド - Google Patents
磁気抵抗効果型磁気ヘッドInfo
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- JPH0944820A JPH0944820A JP7197208A JP19720895A JPH0944820A JP H0944820 A JPH0944820 A JP H0944820A JP 7197208 A JP7197208 A JP 7197208A JP 19720895 A JP19720895 A JP 19720895A JP H0944820 A JPH0944820 A JP H0944820A
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- magnetoresistive
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気抵抗効果型磁気ヘッドの電極間に突発的に
印加される静電圧による磁気抵抗効果素子部の破壊を防
止し、高密度磁気記録再生に最適な、信頼性の高い、製
造時の歩留まりの良好な磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提
供すること。 【構成】基板上に、一対の磁気シールド層3、10と、
磁気抵抗効果素子部6と、この磁気抵抗効果素子部にセ
ンス電流を流し、信号による電圧変化を検出するための
一対の電極9、9’とを配置し、この一対の電極9、
9’の一方と一対の磁気シールド層3、10の一方の間
に誘電体13’を設けてコンデンサを構成し、その容量
を5pFから100μFとした磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド。コンデンサに代えて、磁気抵抗効果素子部の抵抗値
より大きな抵抗値の抵抗を設けてもよい。
印加される静電圧による磁気抵抗効果素子部の破壊を防
止し、高密度磁気記録再生に最適な、信頼性の高い、製
造時の歩留まりの良好な磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提
供すること。 【構成】基板上に、一対の磁気シールド層3、10と、
磁気抵抗効果素子部6と、この磁気抵抗効果素子部にセ
ンス電流を流し、信号による電圧変化を検出するための
一対の電極9、9’とを配置し、この一対の電極9、
9’の一方と一対の磁気シールド層3、10の一方の間
に誘電体13’を設けてコンデンサを構成し、その容量
を5pFから100μFとした磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド。コンデンサに代えて、磁気抵抗効果素子部の抵抗値
より大きな抵抗値の抵抗を設けてもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等の
磁気記録装置に使用される磁気ヘッドで、磁気記録媒体
に記載された信号を磁気抵抗効果を利用して検出する再
生専用の磁気抵抗効果型磁気ヘッドに関する。
磁気記録装置に使用される磁気ヘッドで、磁気記録媒体
に記載された信号を磁気抵抗効果を利用して検出する再
生専用の磁気抵抗効果型磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体に記録された信号を強磁性
体に特有の磁気抵抗効果を利用して検出する再生専用の
磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、一般に、特開昭62−4
0610号に記載のように、基板上に少なくとも一対の
磁気シールド層と、横バイアス磁界を印加するための軟
磁性バイアス膜と、磁区構造を制御するための磁区制御
手段とを持つ磁気抵抗効果素子部と、さらにこの磁気抵
抗効果素子部にセンス電流を流し、信号電圧を検出する
ための電極とを有する。
体に特有の磁気抵抗効果を利用して検出する再生専用の
磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、一般に、特開昭62−4
0610号に記載のように、基板上に少なくとも一対の
磁気シールド層と、横バイアス磁界を印加するための軟
磁性バイアス膜と、磁区構造を制御するための磁区制御
手段とを持つ磁気抵抗効果素子部と、さらにこの磁気抵
抗効果素子部にセンス電流を流し、信号電圧を検出する
ための電極とを有する。
【0003】一方、特開昭61−77114号には、上
記磁気シールド層を等電位となるように繋ぎ、磁気シー
ルド層間で発生する静電的な放電を防ぐような構造の磁
気抵抗効果型磁気ヘッドが開示されている。また、特開
平2−94103号には、磁気抵抗効果素子の中心電位
を感知し、この中心電位を基準の電位に常に維持するよ
うなフィードバック手段を設けた磁気抵抗効果素子の保
護回路が開示されている。
記磁気シールド層を等電位となるように繋ぎ、磁気シー
ルド層間で発生する静電的な放電を防ぐような構造の磁
気抵抗効果型磁気ヘッドが開示されている。また、特開
平2−94103号には、磁気抵抗効果素子の中心電位
を感知し、この中心電位を基準の電位に常に維持するよ
うなフィードバック手段を設けた磁気抵抗効果素子の保
護回路が開示されている。
【0004】さらに、特開平6−103508号には、
磁気抵抗効果型磁気ヘッドと並列にダイオード又は抵抗
体を接続するか又は磁気抵抗効果型磁気ヘッドを形成す
る磁気抵抗効果素子と並列に、この磁気抵抗効果素子よ
り小さい抵抗値の抵抗体を接続した磁気ディスク装置が
開示されている。さらにまた、特開平6−60338号
には、磁気抵抗効果型ヘッドの端子間にある値以上の静
電圧が加わると、端子間を短絡する保護回路を持つ磁気
記憶装置が開示されている。
磁気抵抗効果型磁気ヘッドと並列にダイオード又は抵抗
体を接続するか又は磁気抵抗効果型磁気ヘッドを形成す
る磁気抵抗効果素子と並列に、この磁気抵抗効果素子よ
り小さい抵抗値の抵抗体を接続した磁気ディスク装置が
開示されている。さらにまた、特開平6−60338号
には、磁気抵抗効果型ヘッドの端子間にある値以上の静
電圧が加わると、端子間を短絡する保護回路を持つ磁気
記憶装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの各種製造工程、すなわち素子、ヘッドの製造、組
立て工程等では、磁気抵抗効果素子部の両端の電極間に
色々な要因により突発的に静電圧が印加される場合があ
り、この静電圧の大きさによっては当該ヘッドの磁気抵
抗効果素子部の破壊が生じた。このような静電気による
磁気抵抗効果型磁気ヘッドの破壊は、磁気抵抗効果素子
部が薄膜の積層体で、通常では低いと考えられるような
静電圧でも非常に高密度の電流が容易に流れるという磁
気抵抗効果磁気ヘッド特有の構造による現象と考えられ
る。
ッドの各種製造工程、すなわち素子、ヘッドの製造、組
立て工程等では、磁気抵抗効果素子部の両端の電極間に
色々な要因により突発的に静電圧が印加される場合があ
り、この静電圧の大きさによっては当該ヘッドの磁気抵
抗効果素子部の破壊が生じた。このような静電気による
磁気抵抗効果型磁気ヘッドの破壊は、磁気抵抗効果素子
部が薄膜の積層体で、通常では低いと考えられるような
静電圧でも非常に高密度の電流が容易に流れるという磁
気抵抗効果磁気ヘッド特有の構造による現象と考えられ
る。
【0006】上記従来技術は、いずれもこのような磁気
抵抗効果素子部に突発的に印加される静電気に対する対
策は十分になされていないという問題があった。すなわ
ち、特開昭62−40610号に記載の従来技術は、磁
気抵抗効果型磁気ヘッドを開示するものであって、上記
静電気に対する対策は全く記載されていない。
抵抗効果素子部に突発的に印加される静電気に対する対
策は十分になされていないという問題があった。すなわ
ち、特開昭62−40610号に記載の従来技術は、磁
気抵抗効果型磁気ヘッドを開示するものであって、上記
静電気に対する対策は全く記載されていない。
【0007】また、特開昭61−77114号に記載の
従来技術は、磁気シールド層間で発生する静電気につい
ての対策を示すもので、シールド層と磁気抵抗効果素子
部に突発的に印加される静電気に対しての対策は何も記
載されていないという問題があった。また、特開平2−
94103号に記載の従来技術は、シールド層に電位差
が生じるとシールド層と磁気抵抗効果素子部の間に放電
が生じることに対する対策がなされていないという問題
があった。
従来技術は、磁気シールド層間で発生する静電気につい
ての対策を示すもので、シールド層と磁気抵抗効果素子
部に突発的に印加される静電気に対しての対策は何も記
載されていないという問題があった。また、特開平2−
94103号に記載の従来技術は、シールド層に電位差
が生じるとシールド層と磁気抵抗効果素子部の間に放電
が生じることに対する対策がなされていないという問題
があった。
【0008】また、特開平6−103508号に記載の
従来技術は、抵抗体の抵抗値が磁気抵抗効果素子より小
さいので、再生時に磁気抵抗効果素子に流れる電流が小
さくなり、十分な出力が得られないという問題があっ
た。また、ダイオードは素子中に作り込んでおらず、製
造途中で一方向ダイオードを接続したとしても、静電気
の特性が逆のときには効果がないという問題があった。
従来技術は、抵抗体の抵抗値が磁気抵抗効果素子より小
さいので、再生時に磁気抵抗効果素子に流れる電流が小
さくなり、十分な出力が得られないという問題があっ
た。また、ダイオードは素子中に作り込んでおらず、製
造途中で一方向ダイオードを接続したとしても、静電気
の特性が逆のときには効果がないという問題があった。
【0009】また、特開平6−60338号に記載の従
来技術は、磁気抵抗効果素子部の保護回路として、ダイ
オードやコンデンサ等を開示しているが、このダイオー
ドは、破壊電圧である300mVより小さい電圧で作動
するものである。また、コンデンサの容量については記
載されていないが、ダイオードの電圧から推定すると、
1pF程度、大きく見積もっても2〜3pF程度であ
る。ダイオードもコンデンサもこの程度の数量のもので
は、上記の突発的に印加される静電圧に対しての効果が
不十分であるという問題があった。
来技術は、磁気抵抗効果素子部の保護回路として、ダイ
オードやコンデンサ等を開示しているが、このダイオー
ドは、破壊電圧である300mVより小さい電圧で作動
するものである。また、コンデンサの容量については記
載されていないが、ダイオードの電圧から推定すると、
1pF程度、大きく見積もっても2〜3pF程度であ
る。ダイオードもコンデンサもこの程度の数量のもので
は、上記の突発的に印加される静電圧に対しての効果が
不十分であるという問題があった。
【0010】本発明の目的は、高密度磁気記録再生に最
適な、信頼性の高い、製造時の歩留まりの良好な磁気抵
抗効果型磁気ヘッドを提供することにある。
適な、信頼性の高い、製造時の歩留まりの良好な磁気抵
抗効果型磁気ヘッドを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、基板上に、
上部、下部一対の磁気シールド層と、磁気抵抗効果素子
部と、この磁気抵抗効果素子部にセンス電流を流し、信
号による電圧変化を検出するための一対の電極とを設
け、一対の電極の一方と一対の磁気シールド層の一方の
間に、所定以上の電流を流す電子素子を設けるようにし
たものである。
に、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、基板上に、
上部、下部一対の磁気シールド層と、磁気抵抗効果素子
部と、この磁気抵抗効果素子部にセンス電流を流し、信
号による電圧変化を検出するための一対の電極とを設
け、一対の電極の一方と一対の磁気シールド層の一方の
間に、所定以上の電流を流す電子素子を設けるようにし
たものである。
【0012】なお、以上の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
は、電極と磁気シールド層の間に所定のコンデンサ又は
抵抗の1種類を設けてもよいし、1つの磁気抵抗効果型
磁気ヘッドにこれらの複数種類を設けても差し支えな
い。
は、電極と磁気シールド層の間に所定のコンデンサ又は
抵抗の1種類を設けてもよいし、1つの磁気抵抗効果型
磁気ヘッドにこれらの複数種類を設けても差し支えな
い。
【0013】また、上記のコンデンサは、容量を10p
F〜10μFの範囲とすることがより好ましい。さら
に、コンデンサ部の容量が5pF以上で、コンデンサ部
の容量とリードライトICの容量との和が50pF以下
とすることが高速転送を行うために最も好ましい。
F〜10μFの範囲とすることがより好ましい。さら
に、コンデンサ部の容量が5pF以上で、コンデンサ部
の容量とリードライトICの容量との和が50pF以下
とすることが高速転送を行うために最も好ましい。
【0014】また、本発明の磁気記録装置は、磁気記録
媒体、この磁気記録媒体に記録されたデータを読み出す
ための磁気抵抗効果型磁気ヘッド、磁気記録媒体と磁気
抵抗効果型磁気ヘッドの相対的位置を移動させるための
駆動手段、データの読み出しを行うための再生手段及び
これらを制御するための制御手段を有し、この磁気抵抗
効果型磁気ヘッドとして、上記の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドを用いるようにしたものである。
媒体、この磁気記録媒体に記録されたデータを読み出す
ための磁気抵抗効果型磁気ヘッド、磁気記録媒体と磁気
抵抗効果型磁気ヘッドの相対的位置を移動させるための
駆動手段、データの読み出しを行うための再生手段及び
これらを制御するための制御手段を有し、この磁気抵抗
効果型磁気ヘッドとして、上記の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドを用いるようにしたものである。
【0015】
【作用】電極間に所定のコンデンサ、抵抗又は双方向ダ
イオードを設けるか、或は電極と磁気シールド層の間に
所定のコンデンサ又は抵抗を設けることにより、上記電
極間に突発的に静電気が印加された場合でも、静電気の
一部又は全てが抵抗や双方向ダイオードに分流するか、
コンデンサに蓄電される結果になり、磁気抵抗効果素子
を流れる電流密度は大幅に低下する。そのため、静電気
による磁気抵抗効果型磁気ヘッドの破壊はなくなり、高
密度磁気記録再生に適した、信頼性の高い磁気抵抗効果
型磁気ヘッドを良好な歩留まりで製造することができ
る。さらに、この作用は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁
気ディスク装置に組み込んだ場合にも有効である。
イオードを設けるか、或は電極と磁気シールド層の間に
所定のコンデンサ又は抵抗を設けることにより、上記電
極間に突発的に静電気が印加された場合でも、静電気の
一部又は全てが抵抗や双方向ダイオードに分流するか、
コンデンサに蓄電される結果になり、磁気抵抗効果素子
を流れる電流密度は大幅に低下する。そのため、静電気
による磁気抵抗効果型磁気ヘッドの破壊はなくなり、高
密度磁気記録再生に適した、信頼性の高い磁気抵抗効果
型磁気ヘッドを良好な歩留まりで製造することができ
る。さらに、この作用は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁
気ディスク装置に組み込んだ場合にも有効である。
【0016】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳しく説明す
る。 〈実施例1〉図1は本発明の第1の実施例の磁気抵抗効
果型磁気ヘッドの平面図であり、図2はそのA−A’線
断面図である。この磁気抵抗効果型磁気ヘッド14の構
造は次ぎの通りである。アルミナ−チタンカーバイト等
の絶縁体からなる基板1上に、平坦化用の厚付けされた
アルミナ等の下地絶縁層2を介して、一対の磁気シール
ド層3、10(1〜4μm厚)と、ギャップ長を形成す
るアルミナ、シリカ等からなる絶縁層4、5(0.05
〜0.2μm厚)と、媒体対抗面側に所定の形状の横バ
イアス磁界印加用の軟磁性バイアス膜、非磁性の高抵抗
伝導体及び磁気抵抗効果膜等からなる磁気抵抗効果素子
部6と、この磁気抵抗効果素子部6の磁区構造を制御す
るための磁区制御用バイアス膜7と、Ta/Au/Ta
等の導体層からなる電極9と、さらに、これらの保護を
目的とした絶縁層11と、電極端子パッド12が形成さ
れている。一方、媒体抵抗面と反対の電極9間には、磁
気抵抗効果素子部6と同様な構成材からなる、所定の抵
抗値となるように所定の形状に加工された抵抗部13が
形成されている。
る。 〈実施例1〉図1は本発明の第1の実施例の磁気抵抗効
果型磁気ヘッドの平面図であり、図2はそのA−A’線
断面図である。この磁気抵抗効果型磁気ヘッド14の構
造は次ぎの通りである。アルミナ−チタンカーバイト等
の絶縁体からなる基板1上に、平坦化用の厚付けされた
アルミナ等の下地絶縁層2を介して、一対の磁気シール
ド層3、10(1〜4μm厚)と、ギャップ長を形成す
るアルミナ、シリカ等からなる絶縁層4、5(0.05
〜0.2μm厚)と、媒体対抗面側に所定の形状の横バ
イアス磁界印加用の軟磁性バイアス膜、非磁性の高抵抗
伝導体及び磁気抵抗効果膜等からなる磁気抵抗効果素子
部6と、この磁気抵抗効果素子部6の磁区構造を制御す
るための磁区制御用バイアス膜7と、Ta/Au/Ta
等の導体層からなる電極9と、さらに、これらの保護を
目的とした絶縁層11と、電極端子パッド12が形成さ
れている。一方、媒体抵抗面と反対の電極9間には、磁
気抵抗効果素子部6と同様な構成材からなる、所定の抵
抗値となるように所定の形状に加工された抵抗部13が
形成されている。
【0017】この磁気抵抗効果型磁気ヘッド14は、磁
気記録媒体に書かれた信号を再生する場合には、電極9
から磁気抵抗効果素子部6にセンス電流を流し、信号磁
束による磁気抵抗効果素子部6の抵抗の変化を電圧変化
として電極9から検出する。従ってこの電圧変化、すな
わち出力は、磁気抵抗効果素子部6に流れるセンス電流
に応じて増減するが、センス電流は電極9間に設けられ
た抵抗部13にも分流する。但し、抵抗部13と磁気抵
抗効果素子部6とは並列に構成されていて、抵抗部13
の抵抗値を磁気抵抗効果素子部6の抵抗値の100倍に
設定したため、分流によるセンス電流の損失はほとんど
無視できる。後述のような静電破壊に対する効果とこの
センス電流の損失との兼ね合いから、抵抗部13の抵抗
値は磁気抵抗効果素子部6の抵抗値の5倍〜100倍が
よい。
気記録媒体に書かれた信号を再生する場合には、電極9
から磁気抵抗効果素子部6にセンス電流を流し、信号磁
束による磁気抵抗効果素子部6の抵抗の変化を電圧変化
として電極9から検出する。従ってこの電圧変化、すな
わち出力は、磁気抵抗効果素子部6に流れるセンス電流
に応じて増減するが、センス電流は電極9間に設けられ
た抵抗部13にも分流する。但し、抵抗部13と磁気抵
抗効果素子部6とは並列に構成されていて、抵抗部13
の抵抗値を磁気抵抗効果素子部6の抵抗値の100倍に
設定したため、分流によるセンス電流の損失はほとんど
無視できる。後述のような静電破壊に対する効果とこの
センス電流の損失との兼ね合いから、抵抗部13の抵抗
値は磁気抵抗効果素子部6の抵抗値の5倍〜100倍が
よい。
【0018】一方、この磁気抵抗効果型磁気ヘッド14
の電極9間に突発的に静電気による電位差が生じた場合
には、静電気は上記抵抗部13がないと当然磁気抵抗効
果素子部6を流れることになる。その際に流れる電流値
の大きさによっては磁気抵抗効果素子部6はジュール熱
のため溶断するか、エレクトロマイグレーションにより
断線する恐れがある。しかし、本実施例のように電極9
間が上記抵抗部13によって短絡されていれば、静電気
はこの抵抗部13に分流されることになり、瞬間的に磁
気抵抗効果素子部6を流れる静電気量は大幅に低減さ
れ、磁気抵抗効果素子部6は破壊を免れる結果になる。
の電極9間に突発的に静電気による電位差が生じた場合
には、静電気は上記抵抗部13がないと当然磁気抵抗効
果素子部6を流れることになる。その際に流れる電流値
の大きさによっては磁気抵抗効果素子部6はジュール熱
のため溶断するか、エレクトロマイグレーションにより
断線する恐れがある。しかし、本実施例のように電極9
間が上記抵抗部13によって短絡されていれば、静電気
はこの抵抗部13に分流されることになり、瞬間的に磁
気抵抗効果素子部6を流れる静電気量は大幅に低減さ
れ、磁気抵抗効果素子部6は破壊を免れる結果になる。
【0019】本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド14
の動作原理は以上説明した通りであるが、この磁気抵抗
効果型磁気ヘッド14によれば、電極9間に突発的に印
加される静電気による磁気抵抗効果型磁気ヘッドの破壊
に対して大きな効果があり、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上できる。さら
に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁気ディス
ク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
の動作原理は以上説明した通りであるが、この磁気抵抗
効果型磁気ヘッド14によれば、電極9間に突発的に印
加される静電気による磁気抵抗効果型磁気ヘッドの破壊
に対して大きな効果があり、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上できる。さら
に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁気ディス
ク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
【0020】〈実施例2〉図3は本発明の第2の実施例
の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの平面図、図4はそのB−
B’線断面図である。本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの構造は、上述した実施例1の構造とほとんど同様
であるが、図4に示したように、電極9間に抵抗の代わ
りにコンデンサ部15を磁気抵抗効果素子部6と並列の
電気回路を構成するように形成したものである。コンデ
ンサ部15は、Ti酸化膜からなる誘電体の上下に金属
膜を設けてある。誘電体は、Ti酸化膜の他に、Al酸
化膜等を用いてもよい。また、金属膜の代わりにカーボ
ン膜を用いてもよい。
の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの平面図、図4はそのB−
B’線断面図である。本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの構造は、上述した実施例1の構造とほとんど同様
であるが、図4に示したように、電極9間に抵抗の代わ
りにコンデンサ部15を磁気抵抗効果素子部6と並列の
電気回路を構成するように形成したものである。コンデ
ンサ部15は、Ti酸化膜からなる誘電体の上下に金属
膜を設けてある。誘電体は、Ti酸化膜の他に、Al酸
化膜等を用いてもよい。また、金属膜の代わりにカーボ
ン膜を用いてもよい。
【0021】本実施例による磁気抵抗効果型磁気ヘッド
14の動作原理もほとんど実施例1の磁気抵抗効果型磁
気ヘッド14と同様である。本実施例では電極9間に抵
抗の代わりにコンデンサ部15を設けているために、直
流のセンス電流に対しては全く影響はない。しかし、電
極9間に瞬間的に掛かる静電気の場合には、上記コンデ
ンサ部15に一時的に静電荷が蓄積されることになり、
磁気抵抗効果素子部6を瞬間的に流れる静電気量は大幅
に低減される。上記コンデンサ部15に一時的に蓄積さ
れる電荷量は、コンデンサ部15の容量が大きいほど多
いので、静電気に対する磁気抵抗効果素子部6の保護の
点からコンデンサ部15の容量は5pF以上がよい。コ
ンデンサ部の容量があまり大きいとその形状があまりに
も大きくなるので、5pF〜100μFの範囲が好まし
く、10pF〜10μFの範囲がより好ましい。さら
に、コンデンサ部の容量が5pF以上で、コンデンサ部
の容量とリードライトICの容量との和が50pF以下
とすることが後述する高速転送を行うために最も好まし
い。これによって磁気抵抗効果素子部6は破壊を免れる
ことになる。
14の動作原理もほとんど実施例1の磁気抵抗効果型磁
気ヘッド14と同様である。本実施例では電極9間に抵
抗の代わりにコンデンサ部15を設けているために、直
流のセンス電流に対しては全く影響はない。しかし、電
極9間に瞬間的に掛かる静電気の場合には、上記コンデ
ンサ部15に一時的に静電荷が蓄積されることになり、
磁気抵抗効果素子部6を瞬間的に流れる静電気量は大幅
に低減される。上記コンデンサ部15に一時的に蓄積さ
れる電荷量は、コンデンサ部15の容量が大きいほど多
いので、静電気に対する磁気抵抗効果素子部6の保護の
点からコンデンサ部15の容量は5pF以上がよい。コ
ンデンサ部の容量があまり大きいとその形状があまりに
も大きくなるので、5pF〜100μFの範囲が好まし
く、10pF〜10μFの範囲がより好ましい。さら
に、コンデンサ部の容量が5pF以上で、コンデンサ部
の容量とリードライトICの容量との和が50pF以下
とすることが後述する高速転送を行うために最も好まし
い。これによって磁気抵抗効果素子部6は破壊を免れる
ことになる。
【0022】このように本実施例による磁気抵抗効果型
磁気ヘッド14の効果は、実施例1の磁気抵抗効果型磁
気ヘッド14の効果とほとんど同様であり、磁気抵抗効
果型磁気ヘッドの信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上
できると同時に、この効果はこの磁気抵抗効果磁気ヘッ
ドを磁気ディスク装置に組み込んだ場合にも期待でき
る。
磁気ヘッド14の効果は、実施例1の磁気抵抗効果型磁
気ヘッド14の効果とほとんど同様であり、磁気抵抗効
果型磁気ヘッドの信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上
できると同時に、この効果はこの磁気抵抗効果磁気ヘッ
ドを磁気ディスク装置に組み込んだ場合にも期待でき
る。
【0023】なお、上記の高速転送について説明する。
高速転送を行う上で高周波の伝達が行えなくてはならな
い。特に電極間にコンデンサを設けた場合、その点を考
慮しなければならない。その点について検討を加える。
磁気ヘッドの端子とリ−ドライトICとの距離が長いと
静電容量やインダクタンスがふえてしまい、共振点の低
下を招く。一般的に共振周波数は装置での最大使用周波
数の2倍以上が望ましい。例えば3.5インチディスク
装置において、磁気ヘッドの端子とリ−ドライトICと
の距離を42mm以下に押さえてインダクタンスを30
nH、静電容量を20pFとした場合、転送速度が12
MB/sならば、最大使用周波数はその4.5倍の54
MHzであり、共振周波数はその2倍の108MHz以
上が望ましい。図12はこれらの値を用いて磁気ヘッド
の静電容量とリードライトICの入力容量の和と共振周
波数の関係を計算した結果である。これより、共振周波
数を108MHz以上とするためには静電容量は50p
F以下が必要であり、ヘッドの静電容量とリードライト
ICの入力容量の和は50pF以下でなければならな
い。また、磁気ヘッドの容量が30pFならリードライ
トICの入力容量は20pF以下でなければならない。
高速転送を行う上で高周波の伝達が行えなくてはならな
い。特に電極間にコンデンサを設けた場合、その点を考
慮しなければならない。その点について検討を加える。
磁気ヘッドの端子とリ−ドライトICとの距離が長いと
静電容量やインダクタンスがふえてしまい、共振点の低
下を招く。一般的に共振周波数は装置での最大使用周波
数の2倍以上が望ましい。例えば3.5インチディスク
装置において、磁気ヘッドの端子とリ−ドライトICと
の距離を42mm以下に押さえてインダクタンスを30
nH、静電容量を20pFとした場合、転送速度が12
MB/sならば、最大使用周波数はその4.5倍の54
MHzであり、共振周波数はその2倍の108MHz以
上が望ましい。図12はこれらの値を用いて磁気ヘッド
の静電容量とリードライトICの入力容量の和と共振周
波数の関係を計算した結果である。これより、共振周波
数を108MHz以上とするためには静電容量は50p
F以下が必要であり、ヘッドの静電容量とリードライト
ICの入力容量の和は50pF以下でなければならな
い。また、磁気ヘッドの容量が30pFならリードライ
トICの入力容量は20pF以下でなければならない。
【0024】〈実施例3〉図5は本発明の第3の実施例
の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの平面図、図6はそのC−
C’線断面図である。本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの構造は上述した実施例1の構造とほぼ同様である
が、基板1としてSi等の半導体を使用し、図6に示し
たように電極9間に抵抗の代わりに、半導体上に形成し
たダイオード17を磁気抵抗効果素子部6と並列の電気
回路を構成するように接続したものである。このダイオ
ードは、Siの基板に、イオン打ち込みと熱拡散により
N+P+領域を形成し、熱酸化膜の絶縁膜を形成し、配線
して製造する。
の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの平面図、図6はそのC−
C’線断面図である。本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの構造は上述した実施例1の構造とほぼ同様である
が、基板1としてSi等の半導体を使用し、図6に示し
たように電極9間に抵抗の代わりに、半導体上に形成し
たダイオード17を磁気抵抗効果素子部6と並列の電気
回路を構成するように接続したものである。このダイオ
ードは、Siの基板に、イオン打ち込みと熱拡散により
N+P+領域を形成し、熱酸化膜の絶縁膜を形成し、配線
して製造する。
【0025】本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド14
の動作原理も実施例1の磁気抵抗効果型磁気ヘッド14
と同様である。本実施例では電極9間にダイオード17
を設けているので直流のセンス電流に対しては全く影響
はない。しかし、電極9間に瞬間的に静電気が掛かった
場合には、静電気の電圧がダイオード17のスレッシュ
電圧以上になるとダイオード17間が短絡されるので、
磁気抵抗効果素子部6にはダイオード17のスレッシュ
電圧以上の静電気は流れない。これによって磁気抵抗効
果素子部6は瞬間的に掛かる静電気による破壊を免れる
ことになる。従って、このダイオード17のスレッシュ
電圧は磁気抵抗効果素子部6を破壊する恐れのある0.
5V以上とすればよい。
の動作原理も実施例1の磁気抵抗効果型磁気ヘッド14
と同様である。本実施例では電極9間にダイオード17
を設けているので直流のセンス電流に対しては全く影響
はない。しかし、電極9間に瞬間的に静電気が掛かった
場合には、静電気の電圧がダイオード17のスレッシュ
電圧以上になるとダイオード17間が短絡されるので、
磁気抵抗効果素子部6にはダイオード17のスレッシュ
電圧以上の静電気は流れない。これによって磁気抵抗効
果素子部6は瞬間的に掛かる静電気による破壊を免れる
ことになる。従って、このダイオード17のスレッシュ
電圧は磁気抵抗効果素子部6を破壊する恐れのある0.
5V以上とすればよい。
【0026】このように本実施例による磁気抵抗効果型
磁気ヘッド14の効果も、実施例1の磁気抵抗効果型磁
気ヘッド14とほとんど同様であり、磁気抵抗効果型磁
気ヘッドの信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上でき
る。と同時に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを
磁気ディスク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
磁気ヘッド14の効果も、実施例1の磁気抵抗効果型磁
気ヘッド14とほとんど同様であり、磁気抵抗効果型磁
気ヘッドの信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上でき
る。と同時に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを
磁気ディスク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
【0027】〈実施例4〉図7は本発明の第4の実施例
の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。この磁気
抵抗効果型磁気ヘッドの構成は次ぎの通りである。アル
ミナ−チタンカーバイト等の絶縁体からなる基板1上
に、平坦化用の厚付けされたアルミナ等からなる下地絶
縁層2を介して、一対の磁気シールド層3、10(1〜
4μm厚)と、ギャップ長を形成するアルミナ、シリカ
等からなる絶縁層4、5(0.05〜0.2μm厚)
と、媒体対抗面側に所定の形状の横バイアス磁界印加用
の軟磁性バイアス膜、非磁性の高抵抗導伝体膜及び磁気
抵抗効果膜等からなる磁気抵抗効果素子部6と、Ta/
Au/Ta等の導体層からなる電極9、9’が形成され
ている。この電極8、9は媒体対抗面と反対の場所で積
層され、この電極間には誘電体15’が入っており、電
極間の距離と面積によりコンデンサを形成している。本
実施例の場合は、その容量は50pFとした。
の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。この磁気
抵抗効果型磁気ヘッドの構成は次ぎの通りである。アル
ミナ−チタンカーバイト等の絶縁体からなる基板1上
に、平坦化用の厚付けされたアルミナ等からなる下地絶
縁層2を介して、一対の磁気シールド層3、10(1〜
4μm厚)と、ギャップ長を形成するアルミナ、シリカ
等からなる絶縁層4、5(0.05〜0.2μm厚)
と、媒体対抗面側に所定の形状の横バイアス磁界印加用
の軟磁性バイアス膜、非磁性の高抵抗導伝体膜及び磁気
抵抗効果膜等からなる磁気抵抗効果素子部6と、Ta/
Au/Ta等の導体層からなる電極9、9’が形成され
ている。この電極8、9は媒体対抗面と反対の場所で積
層され、この電極間には誘電体15’が入っており、電
極間の距離と面積によりコンデンサを形成している。本
実施例の場合は、その容量は50pFとした。
【0028】このコンデンサは磁気抵抗効果素子部6と
並列の電気回路を構成するようになる。よって、電極
9、9’間に瞬間的に静電気が掛かると、コンデンサに
一時的に静電荷が蓄積され、磁気抵抗効果素子部6を瞬
間的に流れる静電気量は大幅に低減される。本実施例の
ように、電極を素子積層方向にその一部を重ねることに
より、コンデンサの容量を大きくすることができる。
並列の電気回路を構成するようになる。よって、電極
9、9’間に瞬間的に静電気が掛かると、コンデンサに
一時的に静電荷が蓄積され、磁気抵抗効果素子部6を瞬
間的に流れる静電気量は大幅に低減される。本実施例の
ように、電極を素子積層方向にその一部を重ねることに
より、コンデンサの容量を大きくすることができる。
【0029】このように本実施例による磁気抵抗効果型
磁気ヘッドの効果も、実施例1の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドとほとんど同様であり、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上できる。と同時
に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁気ディス
ク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
磁気ヘッドの効果も、実施例1の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドとほとんど同様であり、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上できる。と同時
に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁気ディス
ク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
【0030】〈実施例5〉図8は本発明の他の実施例に
よる磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。この磁
気抵抗効果型磁気ヘッドの構造は、上述した実施例4の
構造とほとんど同様であるが、図8に示したように積層
された電極9、9’間に高抵抗材を挿入して抵抗13’
を形成し、この抵抗が磁気抵抗効果素子部6と並列の電
気回路を構成するようにしたものである。
よる磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。この磁
気抵抗効果型磁気ヘッドの構造は、上述した実施例4の
構造とほとんど同様であるが、図8に示したように積層
された電極9、9’間に高抵抗材を挿入して抵抗13’
を形成し、この抵抗が磁気抵抗効果素子部6と並列の電
気回路を構成するようにしたものである。
【0031】この磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、磁気記
録媒体に書かれた信号を再生する場合には、電極9、
9’から磁気抵抗効果素子部7にセンス電流を流し、信
号磁束による磁気抵抗効果素子部7の抵抗の変化を電圧
変化としてこの電極9、9’から検出する。従ってこの
電圧変化、すなわち出力は、磁気抵抗効果素子部7に流
れるセンス電流に応じて増減するが、センス電流は電極
8、9間に設けられた抵抗部13’にも分流する。但
し、抵抗部13’と磁気抵抗効果素子部6とは並列に構
成されていて、抵抗部13’の抵抗値を磁気抵抗効果素
子部6の抵抗値の5倍に設定したので、分流によるセン
ス電流の損失はほとんど無視できる。
録媒体に書かれた信号を再生する場合には、電極9、
9’から磁気抵抗効果素子部7にセンス電流を流し、信
号磁束による磁気抵抗効果素子部7の抵抗の変化を電圧
変化としてこの電極9、9’から検出する。従ってこの
電圧変化、すなわち出力は、磁気抵抗効果素子部7に流
れるセンス電流に応じて増減するが、センス電流は電極
8、9間に設けられた抵抗部13’にも分流する。但
し、抵抗部13’と磁気抵抗効果素子部6とは並列に構
成されていて、抵抗部13’の抵抗値を磁気抵抗効果素
子部6の抵抗値の5倍に設定したので、分流によるセン
ス電流の損失はほとんど無視できる。
【0032】一方、この磁気抵抗効果型磁気ヘッドの電
極9、9’間に突発的に静電気による電位差が生じた場
合には、静電気は抵抗部13’がないと当然磁気抵抗効
果素子部6を流れることになる。その際に流れる電流値
の大きさによっては当該磁気抵抗効果素子部6はジュー
ル熱のため溶断するか、エレクトロマイグレーションに
より断線する恐れがある。しかし、本実施例のように電
極9、9’間が抵抗部13’によって短絡されていれ
ば、静電気は抵抗部13’に分流されることになり、瞬
間的に磁気抵抗効果素子部6を流れる静電気量は大幅に
低減され、磁気抵抗効果素子部6は破壊を免れる結果に
なる。
極9、9’間に突発的に静電気による電位差が生じた場
合には、静電気は抵抗部13’がないと当然磁気抵抗効
果素子部6を流れることになる。その際に流れる電流値
の大きさによっては当該磁気抵抗効果素子部6はジュー
ル熱のため溶断するか、エレクトロマイグレーションに
より断線する恐れがある。しかし、本実施例のように電
極9、9’間が抵抗部13’によって短絡されていれ
ば、静電気は抵抗部13’に分流されることになり、瞬
間的に磁気抵抗効果素子部6を流れる静電気量は大幅に
低減され、磁気抵抗効果素子部6は破壊を免れる結果に
なる。
【0033】このように本実施例による磁気抵抗効果型
磁気ヘッドの効果も、実施例1の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドとほとんど同様であり、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上できる。と同時
に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁気ディス
ク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
磁気ヘッドの効果も、実施例1の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドとほとんど同様であり、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の信頼性を大幅に改善でき、歩留を向上できる。と同時
に、この効果は当該磁気抵抗効果型ヘッドを磁気ディス
ク装置に組み込んだ場合にも期待できる。
【0034】〈実施例6〉図9は本発明の第6の実施例
による磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。実施
例4の場合、電極9、9’間でコンデンサを形成してい
たのに対し、本実施例は磁気シールド層3と電極9’及
び磁気シールド層10と電極9間に誘電体15’を設け
てコンデンサを形成している。本実施例では、コンデン
サの容量はいずれも50pFとした。本実施例の方が実
施例4よりも構造上の段差が小さい分、狭ギャップ化に
適している。また、電極間そのものにコンデンサが形成
されないため、磁気シールド層3、10の形状等により
容量設定の柔軟性が高く、磁気シールド層3と電極9’
の静電容量と磁気シールド層10と電極9の静電容量と
を異なった値に設定することもできる。動作の原理は実
施例4と同様である。
による磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。実施
例4の場合、電極9、9’間でコンデンサを形成してい
たのに対し、本実施例は磁気シールド層3と電極9’及
び磁気シールド層10と電極9間に誘電体15’を設け
てコンデンサを形成している。本実施例では、コンデン
サの容量はいずれも50pFとした。本実施例の方が実
施例4よりも構造上の段差が小さい分、狭ギャップ化に
適している。また、電極間そのものにコンデンサが形成
されないため、磁気シールド層3、10の形状等により
容量設定の柔軟性が高く、磁気シールド層3と電極9’
の静電容量と磁気シールド層10と電極9の静電容量と
を異なった値に設定することもできる。動作の原理は実
施例4と同様である。
【0035】〈実施例7〉図10は本発明の第7の実施
例の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。実施例
1、5が電極9、9’間で抵抗を形成していたのに対
し、本実施例はシールド3と電極9’及びシールド10
と電極9間に、磁気抵抗効果素子部6の抵抗値の10倍
の抵抗値の抵抗を設けている。本実施例の方が実施例5
よりも構造上の段差が小さい分、狭ギャップ化に適して
いる。また、電極間そのものに抵抗が形成されないた
め、シールド3、4の形状等により抵抗値設定の柔軟性
が高く、シールド3と電極9’の抵抗値とシールド10
と電極9の抵抗値とを異なった値に設定することもでき
る。動作の原理は実施例5と同様である。
例の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの斜視図である。実施例
1、5が電極9、9’間で抵抗を形成していたのに対
し、本実施例はシールド3と電極9’及びシールド10
と電極9間に、磁気抵抗効果素子部6の抵抗値の10倍
の抵抗値の抵抗を設けている。本実施例の方が実施例5
よりも構造上の段差が小さい分、狭ギャップ化に適して
いる。また、電極間そのものに抵抗が形成されないた
め、シールド3、4の形状等により抵抗値設定の柔軟性
が高く、シールド3と電極9’の抵抗値とシールド10
と電極9の抵抗値とを異なった値に設定することもでき
る。動作の原理は実施例5と同様である。
【0036】なお、以上の各実施例では、電極間にコン
デンサ、抵抗又は双方向ダイオードの1種類を設ける
か、或は電極と磁気シールド層の間にコンデンサ又は抵
抗を設けていたが、1つの磁気抵抗効果型磁気ヘッドに
これらの複数種類を設けても差し支えない。
デンサ、抵抗又は双方向ダイオードの1種類を設ける
か、或は電極と磁気シールド層の間にコンデンサ又は抵
抗を設けていたが、1つの磁気抵抗効果型磁気ヘッドに
これらの複数種類を設けても差し支えない。
【0037】〈実施例8〉図11は、本発明の磁気ディ
スク装置の一実施例の模式図である。ヘッド・ディスク
・アッセンブリ33中に、複数枚の磁気ディスク31が
スピンドル軸に取り付けられており、媒体駆動系(モー
タ)34により高速回転される。この磁気ディスク31
の磁気記録面に対して上記いずれかの実施例で製造した
磁気抵抗効果型磁気ヘッド14が配置されており、その
1個は、サーボヘッドとして作用する。磁気抵抗効果型
磁気ヘッド14は、ヘッド駆動系35によりアクチュエ
ータ32を介して磁気ディスクの略半径方向に移動され
る。さらに、本装置には、磁気抵抗効果型磁気ヘッド1
4を用いて、データの記録再生を行う記録再生系36、
その信号を処理する信号処理系37、これら及び上記各
駆動系を制御するための制御系38、上位装置とのデー
タのやり取りを行う装置I/F部39等が設けられてい
る。
スク装置の一実施例の模式図である。ヘッド・ディスク
・アッセンブリ33中に、複数枚の磁気ディスク31が
スピンドル軸に取り付けられており、媒体駆動系(モー
タ)34により高速回転される。この磁気ディスク31
の磁気記録面に対して上記いずれかの実施例で製造した
磁気抵抗効果型磁気ヘッド14が配置されており、その
1個は、サーボヘッドとして作用する。磁気抵抗効果型
磁気ヘッド14は、ヘッド駆動系35によりアクチュエ
ータ32を介して磁気ディスクの略半径方向に移動され
る。さらに、本装置には、磁気抵抗効果型磁気ヘッド1
4を用いて、データの記録再生を行う記録再生系36、
その信号を処理する信号処理系37、これら及び上記各
駆動系を制御するための制御系38、上位装置とのデー
タのやり取りを行う装置I/F部39等が設けられてい
る。
【0038】図13は上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
磁気ディスク装置での実装図である。磁気抵抗効果型磁
気ヘッドは書き込みを行うインダクティブヘッドと複合
化されスライダー22に搭載されている。スライダー2
2は支持体23に支えられ、磁気ディスク21の上に保
持される。支持体23にはスライダー22からの電気信
号を伝達する伝送線路25が形成されている。伝送線路
25の一端はスライダー22の電極端子であり、もう一
方はインダクティブヘッドへ書き込み信号を送ったり、
磁気抵抗効果型磁気ヘッドからの再生信号を受け取るリ
ードライトIC26である。3.5インチディスクでは
この伝送線路15の長さは42mm以下であり、2.5
インチ以下の装置では30mm以下となっている。ま
た、本実施例のリードライトIC26の入力容量は20
pF以下であり、10MB/s以上の高速転送を実現す
ることができる。
磁気ディスク装置での実装図である。磁気抵抗効果型磁
気ヘッドは書き込みを行うインダクティブヘッドと複合
化されスライダー22に搭載されている。スライダー2
2は支持体23に支えられ、磁気ディスク21の上に保
持される。支持体23にはスライダー22からの電気信
号を伝達する伝送線路25が形成されている。伝送線路
25の一端はスライダー22の電極端子であり、もう一
方はインダクティブヘッドへ書き込み信号を送ったり、
磁気抵抗効果型磁気ヘッドからの再生信号を受け取るリ
ードライトIC26である。3.5インチディスクでは
この伝送線路15の長さは42mm以下であり、2.5
インチ以下の装置では30mm以下となっている。ま
た、本実施例のリードライトIC26の入力容量は20
pF以下であり、10MB/s以上の高速転送を実現す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの両端の電極間に突発的に静電気が印加された場合
でも、磁気抵抗効果素子部を流れる電流は瞬間的に大幅
に低下するので、磁気抵抗効果素子部は静電気による破
壊を免れる。従って、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの信頼
性を大幅に改善でき、その製造の歩留まりの向上が可能
である。さらにまた、上記作用は当該磁気抵抗効果型ヘ
ッドを磁気ディスク装置に組み混んだ場合にも期待で
き、同様の効果がある。
ッドの両端の電極間に突発的に静電気が印加された場合
でも、磁気抵抗効果素子部を流れる電流は瞬間的に大幅
に低下するので、磁気抵抗効果素子部は静電気による破
壊を免れる。従って、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの信頼
性を大幅に改善でき、その製造の歩留まりの向上が可能
である。さらにまた、上記作用は当該磁気抵抗効果型ヘ
ッドを磁気ディスク装置に組み混んだ場合にも期待で
き、同様の効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの平面図。
ッドの平面図。
【図2】図1に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッドのA−
A’線断面図。
A’線断面図。
【図3】本発明の第2の実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの平面図。
ッドの平面図。
【図4】図3に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッドのB−
B’線断面図。
B’線断面図。
【図5】本発明の第3の実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの平面図。
ッドの平面図。
【図6】図5に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッドのC−
C’線断面図。
C’線断面図。
【図7】本発明の第4の実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの斜視図。
ッドの斜視図。
【図8】本発明の第5の実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの斜視図。
ッドの斜視図。
【図9】本発明の第6の実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの斜視図。
ッドの斜視図。
【図10】本発明の第7の実施例の磁気抵抗効果型磁気
ヘッドの斜視図。
ヘッドの斜視図。
【図11】本発明の磁気ディスク装置の一実施例の模式
図。
図。
【図12】本発明を説明するための共振周波数とヘッ
ド、ICの容量の和の関係図。
ド、ICの容量の和の関係図。
【図13】本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気デ
ィスク装置での実装図。
ィスク装置での実装図。
1…基板 2…下地絶縁層 3、10…磁気シールド層 4、5、11…絶縁層 6…磁気抵抗効果素子部 7…磁区制御用バイアス膜 9、9’…電極 12…電極端子パッド 13、13’…抵抗部 14…磁気抵抗効果型磁気ヘッド 15…コンデンサ部 15’…誘電体 16…絶縁層 17…ダイオード 21、31…磁気ディスク 22…スライダー 23…支持体 25…伝送線路 26…リードライトIC 32…アクチュエータ 33…ヘッド・ディスク・アッセンブリ 34…媒体駆動系 35…ヘッド駆動系 36…記録再生系 37…信号処理系 38…制御系 39…装置I/F部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大津 孝佳 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】基板上に、上部、下部一対の磁気シールド
層と、磁気抵抗効果素子部と、該磁気抵抗効果素子部に
センス電流を流し、信号による電圧変化を検出するため
の一対の電極とを有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドにお
いて、上記一対の電極の一方と上記一対の磁気シールド
層の一方の間に、磁気抵抗効果素子部に流れる電流より
も大きな電流が電極に流れたときに、シールドに電流を
流す電子素子を設けたことを特徴とする磁気抵抗効果型
磁気ヘッド。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7197208A JPH0944820A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
| KR1019960032150A KR970012322A (ko) | 1995-08-02 | 1996-08-01 | 자기 저항 효과형 자기 헤드 |
| CN96109280A CN1147668A (zh) | 1995-08-02 | 1996-08-01 | 磁阻式磁头 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7197208A JPH0944820A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944820A true JPH0944820A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16370628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7197208A Pending JPH0944820A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0944820A (ja) |
| KR (1) | KR970012322A (ja) |
| CN (1) | CN1147668A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10247307A (ja) * | 1997-03-04 | 1998-09-14 | Fujitsu Ltd | 磁気ヘッド及び磁気記憶装置 |
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