JPH0945575A - セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents
セラミック電子部品の製造方法Info
- Publication number
- JPH0945575A JPH0945575A JP7199330A JP19933095A JPH0945575A JP H0945575 A JPH0945575 A JP H0945575A JP 7199330 A JP7199330 A JP 7199330A JP 19933095 A JP19933095 A JP 19933095A JP H0945575 A JPH0945575 A JP H0945575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baking
- holder
- conductive paste
- ceramic electronic
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 12
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 8
- 239000010410 layer Substances 0.000 abstract description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 2
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract 1
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 9
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N Magnesium oxide Chemical compound [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 238000005979 thermal decomposition reaction Methods 0.000 description 4
- 229910052878 cordierite Inorganic materials 0.000 description 2
- JSKIRARMQDRGJZ-UHFFFAOYSA-N dimagnesium dioxido-bis[(1-oxido-3-oxo-2,4,6,8,9-pentaoxa-1,3-disila-5,7-dialuminabicyclo[3.3.1]nonan-7-yl)oxy]silane Chemical compound [Mg++].[Mg++].[O-][Si]([O-])(O[Al]1O[Al]2O[Si](=O)O[Si]([O-])(O1)O2)O[Al]1O[Al]2O[Si](=O)O[Si]([O-])(O1)O2 JSKIRARMQDRGJZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 description 2
- 229910052863 mullite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003985 ceramic capacitor Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000007751 thermal spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セラミック電子部品の部品本体の外表面の一
部上に外部電極を形成するため、導電ペーストを付与し
た部品本体を、焼付け用ホルダ上に粘着層を介して保持
した状態で、焼付け工程に付すとき、粘着層と導電ペー
ストとの接触部分で発生しやすい急燃焼や急発熱が外部
電極に悪影響を及ぼして特性や外観の不良を招くことを
防止する。 【解決手段】 導電ペースト13に接しない状態で部品
本体12の外表面に接するように、たとえば半球状とさ
れた突出部分14を有する焼付け用ホルダ11を用い
る。部品本体12は、導電ペースト13に接しない状態
で、突出部分14に粘着層15を介して接着されること
によって、焼付け用ホルダ11に保持され、焼付け工程
に付される。焼付け工程において、導電ペースト13は
粘着層15に接触することがない。
部上に外部電極を形成するため、導電ペーストを付与し
た部品本体を、焼付け用ホルダ上に粘着層を介して保持
した状態で、焼付け工程に付すとき、粘着層と導電ペー
ストとの接触部分で発生しやすい急燃焼や急発熱が外部
電極に悪影響を及ぼして特性や外観の不良を招くことを
防止する。 【解決手段】 導電ペースト13に接しない状態で部品
本体12の外表面に接するように、たとえば半球状とさ
れた突出部分14を有する焼付け用ホルダ11を用い
る。部品本体12は、導電ペースト13に接しない状態
で、突出部分14に粘着層15を介して接着されること
によって、焼付け用ホルダ11に保持され、焼付け工程
に付される。焼付け工程において、導電ペースト13は
粘着層15に接触することがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セラミック電子
部品の製造方法に関するもので、特に、セラミック電子
部品の外部電極の焼付け工程の改良に関するものであ
る。
部品の製造方法に関するもので、特に、セラミック電子
部品の外部電極の焼付け工程の改良に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】この発明にとって興味あるセラミック電子
部品の製造方法が、本件出願人によって特願平6−17
7525号として出願された特許出願に開示されてい
る。この先願では、特にセラミック電子部品の外部電極
を形成するため、部品本体の外表面上に付与された導電
ペーストを焼き付ける工程が示されている。
部品の製造方法が、本件出願人によって特願平6−17
7525号として出願された特許出願に開示されてい
る。この先願では、特にセラミック電子部品の外部電極
を形成するため、部品本体の外表面上に付与された導電
ペーストを焼き付ける工程が示されている。
【0003】すなわち、図6に示すように、焼付け工程
での焼付け温度に耐え得る材料からなる平板状の焼付け
用ホルダ1が用意される。焼付け用ホルダ1の一方主面
上には、全面にわたって粘着剤を含む粘着層2が形成さ
れている。他方、外部電極となるべき導電ペースト(図
示せず。)が各々の外表面の一部上に付与された複数個
の部品本体3が用意される。これら部品本体3は、互い
に接触しないように粘着層2を介して焼付け用ホルダ1
上に接着されることによって位置決めされる。このよう
にして焼付け用ホルダ1によって保持された状態で、複
数個の部品本体3は、その外表面上に付与された導電ペ
ーストを焼き付けるため、焼付け工程に付される。この
焼付け工程において、粘着層2に含まれる粘着剤は、燃
焼または熱分解に基づき除去される。
での焼付け温度に耐え得る材料からなる平板状の焼付け
用ホルダ1が用意される。焼付け用ホルダ1の一方主面
上には、全面にわたって粘着剤を含む粘着層2が形成さ
れている。他方、外部電極となるべき導電ペースト(図
示せず。)が各々の外表面の一部上に付与された複数個
の部品本体3が用意される。これら部品本体3は、互い
に接触しないように粘着層2を介して焼付け用ホルダ1
上に接着されることによって位置決めされる。このよう
にして焼付け用ホルダ1によって保持された状態で、複
数個の部品本体3は、その外表面上に付与された導電ペ
ーストを焼き付けるため、焼付け工程に付される。この
焼付け工程において、粘着層2に含まれる粘着剤は、燃
焼または熱分解に基づき除去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した導電ペースト
には、導電を確保するための金属粉に加えて、ガラスフ
リットやワニスが配合されている。他方、上述した粘着
剤は、燃焼や熱分解の生じやすい材質を含んでいる。そ
の結果、導電ペーストに含まれるワニスの成分やその比
率によっては、導電ペーストと粘着層2との接触部分で
急燃焼や急発熱を生じることがある。このように、急燃
焼や急発熱が生じると、導電ペーストの焼付けにより得
られた外部電極に、亀裂やボイドが発生したり、外観不
良を招いたりすることがある。特に、亀裂やボイドが発
生すると、その後に実施されることのあるめっき処理に
おいて、めっき液が外部電極を通して部品本体の内部に
しみ込むことがあり、その結果、得られたセラミック電
子部品の絶縁抵抗のような特性を低下させてしまう。
には、導電を確保するための金属粉に加えて、ガラスフ
リットやワニスが配合されている。他方、上述した粘着
剤は、燃焼や熱分解の生じやすい材質を含んでいる。そ
の結果、導電ペーストに含まれるワニスの成分やその比
率によっては、導電ペーストと粘着層2との接触部分で
急燃焼や急発熱を生じることがある。このように、急燃
焼や急発熱が生じると、導電ペーストの焼付けにより得
られた外部電極に、亀裂やボイドが発生したり、外観不
良を招いたりすることがある。特に、亀裂やボイドが発
生すると、その後に実施されることのあるめっき処理に
おいて、めっき液が外部電極を通して部品本体の内部に
しみ込むことがあり、その結果、得られたセラミック電
子部品の絶縁抵抗のような特性を低下させてしまう。
【0005】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な外部電極の形成のための導電ペーストの焼付け工程に
おいて、粘着剤による悪影響を受けないように改良され
た、セラミック電子部品の製造方法を提供しようとする
ことである。
な外部電極の形成のための導電ペーストの焼付け工程に
おいて、粘着剤による悪影響を受けないように改良され
た、セラミック電子部品の製造方法を提供しようとする
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、セラミック
電子部品のための部品本体を用意し、この部品本体の外
表面の一部上に導電ペーストを付与し、この導電ペース
トを焼き付けることにより外部電極とする、各工程を備
える、セラミック電子部品の製造方法に向けられるもの
であって、上述した技術的課題を解決するため、次のよ
うな構成を備えることを特徴としている。
電子部品のための部品本体を用意し、この部品本体の外
表面の一部上に導電ペーストを付与し、この導電ペース
トを焼き付けることにより外部電極とする、各工程を備
える、セラミック電子部品の製造方法に向けられるもの
であって、上述した技術的課題を解決するため、次のよ
うな構成を備えることを特徴としている。
【0007】すなわち、この発明では、焼付け用ホルダ
として、焼付け工程での焼付け温度に耐え得る材料から
なるとともに、前記導電ペーストに接しない状態で前記
部品本体の外表面に接する形状とされた突出部分を有
し、この突出部分の少なくとも部品本体の外表面に接す
る領域に粘着剤を含む粘着層が形成された、そのような
焼付け用ホルダが用意される。そして、焼付け工程は、
前記導電ペーストに接しない状態で、前記焼付け用ホル
ダの前記突出部分に前記粘着層を介して前記部品本体の
外表面を接着することによって部品本体を焼付け用ホル
ダで保持しながら実施される。
として、焼付け工程での焼付け温度に耐え得る材料から
なるとともに、前記導電ペーストに接しない状態で前記
部品本体の外表面に接する形状とされた突出部分を有
し、この突出部分の少なくとも部品本体の外表面に接す
る領域に粘着剤を含む粘着層が形成された、そのような
焼付け用ホルダが用意される。そして、焼付け工程は、
前記導電ペーストに接しない状態で、前記焼付け用ホル
ダの前記突出部分に前記粘着層を介して前記部品本体の
外表面を接着することによって部品本体を焼付け用ホル
ダで保持しながら実施される。
【0008】この発明において、焼付け用ホルダは、そ
の少なくとも表面が前記導電ペーストと反応しにくい材
質で構成されるのが好ましい。
の少なくとも表面が前記導電ペーストと反応しにくい材
質で構成されるのが好ましい。
【0009】
【発明の効果】このように、この発明によれば、焼付け
用ホルダに突出部分が設けられ、この突出部分の存在に
より、粘着剤を含む粘着層に導電ペーストが接しない状
態で、導電ペーストの焼付けを行なうことができる。し
たがって、導電ペーストと粘着剤との接触部分で生じる
ことのあった急燃焼や急発熱を防止でき、また、粘着剤
の燃焼や熱分解による影響も導電ペーストに及ぼされに
くくなる。その結果、導電ペーストの焼付けによって形
成された外部電極において、亀裂やボイドが発生するこ
とを防止でき、得られたセラミック電子部品の特性不良
や外観不良を招きにくくすることができる。
用ホルダに突出部分が設けられ、この突出部分の存在に
より、粘着剤を含む粘着層に導電ペーストが接しない状
態で、導電ペーストの焼付けを行なうことができる。し
たがって、導電ペーストと粘着剤との接触部分で生じる
ことのあった急燃焼や急発熱を防止でき、また、粘着剤
の燃焼や熱分解による影響も導電ペーストに及ぼされに
くくなる。その結果、導電ペーストの焼付けによって形
成された外部電極において、亀裂やボイドが発生するこ
とを防止でき、得られたセラミック電子部品の特性不良
や外観不良を招きにくくすることができる。
【0010】この発明において用いられる焼付け用ホル
ダの少なくとも表面が、導電ペーストと反応しにくい材
質で構成されていると、たとえ導電ペーストが焼付け用
ホルダと接触した状態で焼付け工程が実施されても、導
電ペーストに焼付け用ホルダの影響が及ぼされにくくな
り、上述した外観不良等をさらに生じにくくすることが
できる。
ダの少なくとも表面が、導電ペーストと反応しにくい材
質で構成されていると、たとえ導電ペーストが焼付け用
ホルダと接触した状態で焼付け工程が実施されても、導
電ペーストに焼付け用ホルダの影響が及ぼされにくくな
り、上述した外観不良等をさらに生じにくくすることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
よるセラミック電子部品の製造方法において用いられる
焼付け用ホルダ11を示す斜視図である。図2には、図
1に示した焼付け用ホルダ11の拡大断面図が示され、
併せてこの焼付け用ホルダ11によってセラミック電子
部品のための部品本体12が保持された状態が示されて
いる。
よるセラミック電子部品の製造方法において用いられる
焼付け用ホルダ11を示す斜視図である。図2には、図
1に示した焼付け用ホルダ11の拡大断面図が示され、
併せてこの焼付け用ホルダ11によってセラミック電子
部品のための部品本体12が保持された状態が示されて
いる。
【0012】この実施形態による製造方法を実施するに
あたり、まず、複数個の部品本体12が用意される。図
示の部品本体12は、たとえば積層セラミックコンデン
サのためのものを意図しているが、この発明は、その
他、EMI除去フィルタのようなフィルタ、サーミス
タ、コイル、抵抗器、多層回路部品、等の種々のセラミ
ック電子部品のための部品本体に適用することができ
る。
あたり、まず、複数個の部品本体12が用意される。図
示の部品本体12は、たとえば積層セラミックコンデン
サのためのものを意図しているが、この発明は、その
他、EMI除去フィルタのようなフィルタ、サーミス
タ、コイル、抵抗器、多層回路部品、等の種々のセラミ
ック電子部品のための部品本体に適用することができ
る。
【0013】これら部品本体12の外表面の一部、より
具体的には、両端部上には、外部電極となるべき導電ペ
ースト13が付与される。この導電ペースト13は焼き
付けられることにより外部電極とされるが、この焼付け
工程を実施するため、焼付け用ホルダ11が用いられ
る。焼付け用ホルダ11は、全体として板状であり、焼
付け工程での焼付け温度に耐え得る材料からなり、より
好ましくは、導電ペースト13と反応しにくい材質で構
成される。たとえば、アルミナ、ジルコニア、ムライ
ト、マグネシア、コージェライト、等が、焼付け用ホル
ダ11のための材質として有利に用いられる。
具体的には、両端部上には、外部電極となるべき導電ペ
ースト13が付与される。この導電ペースト13は焼き
付けられることにより外部電極とされるが、この焼付け
工程を実施するため、焼付け用ホルダ11が用いられ
る。焼付け用ホルダ11は、全体として板状であり、焼
付け工程での焼付け温度に耐え得る材料からなり、より
好ましくは、導電ペースト13と反応しにくい材質で構
成される。たとえば、アルミナ、ジルコニア、ムライ
ト、マグネシア、コージェライト、等が、焼付け用ホル
ダ11のための材質として有利に用いられる。
【0014】焼付け用ホルダ11の一方主面上には、複
数個の半球状の突出部分14が分布される。また、焼付
け用ホルダ11の、突出部分14が設けられた主面上に
は、全面にわたって、粘着剤からなる粘着層15が形成
される。粘着層15に含まれる粘着剤としては、300
℃〜600℃程度の温度範囲で燃焼または熱分解するも
のが用いられる。たとえば、アクリル系樹脂を主体とし
た粘着剤あるいは接着剤、または基材を有しない形式の
両面粘着テープ、等が有利に用いられる。
数個の半球状の突出部分14が分布される。また、焼付
け用ホルダ11の、突出部分14が設けられた主面上に
は、全面にわたって、粘着剤からなる粘着層15が形成
される。粘着層15に含まれる粘着剤としては、300
℃〜600℃程度の温度範囲で燃焼または熱分解するも
のが用いられる。たとえば、アクリル系樹脂を主体とし
た粘着剤あるいは接着剤、または基材を有しない形式の
両面粘着テープ、等が有利に用いられる。
【0015】各部品本体12は、導電ペースト13に接
しない状態で、焼付け用ホルダ11の各突出部分14に
粘着層15を介してその外表面を接着することによっ
て、焼付け用ホルダ11に保持される。焼付け用ホルダ
11の突出部分14は、このように部品本体12を保持
したとき、焼付け用ホルダ11が導電ペースト13に接
することがなく、また、隣り合う部品本体12の導電ペ
ースト13同士が接することがないような形状、寸法お
よび間隔を有している。
しない状態で、焼付け用ホルダ11の各突出部分14に
粘着層15を介してその外表面を接着することによっ
て、焼付け用ホルダ11に保持される。焼付け用ホルダ
11の突出部分14は、このように部品本体12を保持
したとき、焼付け用ホルダ11が導電ペースト13に接
することがなく、また、隣り合う部品本体12の導電ペ
ースト13同士が接することがないような形状、寸法お
よび間隔を有している。
【0016】上述のように、焼付け用ホルダ11に保持
された部品本体12は、次いで、焼付け工程に付され、
導電ペースト13が焼き付けられて、外部電極とされ
る。この焼付け工程において、粘着層15は燃焼や熱分
解に基づき消失されるが、導電ペースト13は粘着層1
5に接触していないので、粘着層15の導電ペースト1
3に接する部分で生じ得る急燃焼や急発熱が生じず、前
述したような特性不良や外観不良の発生を有利に防止す
ることができる。
された部品本体12は、次いで、焼付け工程に付され、
導電ペースト13が焼き付けられて、外部電極とされ
る。この焼付け工程において、粘着層15は燃焼や熱分
解に基づき消失されるが、導電ペースト13は粘着層1
5に接触していないので、粘着層15の導電ペースト1
3に接する部分で生じ得る急燃焼や急発熱が生じず、前
述したような特性不良や外観不良の発生を有利に防止す
ることができる。
【0017】図3は、図2に相当する図であって、この
発明の他の実施形態において用いられる焼付け用ホルダ
11aを示している。図3において、図2に示した部分
に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説
明を省略する。図3を参照して、焼付け用ホルダ11a
は、基材16とその突出部分14が設けられた側の主面
上に形成されたコーティング層17とをもって構成され
る。粘着層15は、コーティング層17上に形成され
る。この焼付け用ホルダ11aでは、コーティング層1
7において、ジルコニア、ムライト、マグネシア、コー
ジェライト、等の材質を用いることによって、導電ペー
スト13と反応しにくい性質をこのコーティング層17
によって確保しながら、基材16において、アルミナ、
ニッケル、等の材質を用いることによって、焼付け用ホ
ルダ11a全体としての機械的強度および耐熱性のさら
なる改善を図ろうとしている。また、基材16において
特にニッケルを用いると、焼付け用ホルダ11aの熱容
量を小さくすることができる。
発明の他の実施形態において用いられる焼付け用ホルダ
11aを示している。図3において、図2に示した部分
に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説
明を省略する。図3を参照して、焼付け用ホルダ11a
は、基材16とその突出部分14が設けられた側の主面
上に形成されたコーティング層17とをもって構成され
る。粘着層15は、コーティング層17上に形成され
る。この焼付け用ホルダ11aでは、コーティング層1
7において、ジルコニア、ムライト、マグネシア、コー
ジェライト、等の材質を用いることによって、導電ペー
スト13と反応しにくい性質をこのコーティング層17
によって確保しながら、基材16において、アルミナ、
ニッケル、等の材質を用いることによって、焼付け用ホ
ルダ11a全体としての機械的強度および耐熱性のさら
なる改善を図ろうとしている。また、基材16において
特にニッケルを用いると、焼付け用ホルダ11aの熱容
量を小さくすることができる。
【0018】上述したコーティング層17は、たとえば
溶射により形成され、その厚みは、100〜200μm
程度に選ばれる。図4は、図2に相当する図であって、
この発明のさらに他の実施形態において用いられる焼付
け用ホルダ11bを示している。図4において、図2に
示した部分に相当する要素には同様の参照符号を付し、
重複する説明を省略する。
溶射により形成され、その厚みは、100〜200μm
程度に選ばれる。図4は、図2に相当する図であって、
この発明のさらに他の実施形態において用いられる焼付
け用ホルダ11bを示している。図4において、図2に
示した部分に相当する要素には同様の参照符号を付し、
重複する説明を省略する。
【0019】図4を参照して、焼付け用ホルダ11bで
は、粘着層15aは、部品本体12の外表面に接する限
られた領域にのみ形成されている。粘着層15aに含ま
れる粘着剤としては、前述した粘着層15の場合と同
様、300℃〜600℃程度の温度範囲で燃焼または熱
分解する、たとえば、アクリル系樹脂を主体とした粘着
剤あるいは接着剤、または基材を有しない形式の両面粘
着テープ、等が有利に用いられる。
は、粘着層15aは、部品本体12の外表面に接する限
られた領域にのみ形成されている。粘着層15aに含ま
れる粘着剤としては、前述した粘着層15の場合と同
様、300℃〜600℃程度の温度範囲で燃焼または熱
分解する、たとえば、アクリル系樹脂を主体とした粘着
剤あるいは接着剤、または基材を有しない形式の両面粘
着テープ、等が有利に用いられる。
【0020】この焼付け用ホルダ11bによれば、導電
ペースト13に粘着層15aが接することをより完璧に
防止できるとともに、焼付け工程において燃焼または熱
分解されなければならない粘着剤の量をより少なくする
ことができるので、部品本体12および導電ペースト1
3に及ぼされ得る粘着剤による種々の影響を極めて小さ
くすることができ、前述した特性不良や外観不良を招く
可能性を極めて低くすることができる。
ペースト13に粘着層15aが接することをより完璧に
防止できるとともに、焼付け工程において燃焼または熱
分解されなければならない粘着剤の量をより少なくする
ことができるので、部品本体12および導電ペースト1
3に及ぼされ得る粘着剤による種々の影響を極めて小さ
くすることができ、前述した特性不良や外観不良を招く
可能性を極めて低くすることができる。
【0021】なお、図4に示したように、限られた領域
にのみ形成された粘着層15aは、図3に示したコーテ
ィング層17を形成した焼付け用ホルダ11aに適用さ
れてもよい。以上説明した実施形態では、焼付け用ホル
ダ11、11aまたは11bに設けられた突出部分14
は、半球状をなしていたが、このような突出部分は、外
部電極となる導電ペーストに接しない状態で部品本体の
外表面に接する形状とされている限り、どのような形状
であってもよい。また、突出部分の形状は、適用される
セラミック電子部品の部品本体の形状、あるいは、その
外表面上に形成される外部電極の形状や位置、等によっ
ても、変更されることもある。
にのみ形成された粘着層15aは、図3に示したコーテ
ィング層17を形成した焼付け用ホルダ11aに適用さ
れてもよい。以上説明した実施形態では、焼付け用ホル
ダ11、11aまたは11bに設けられた突出部分14
は、半球状をなしていたが、このような突出部分は、外
部電極となる導電ペーストに接しない状態で部品本体の
外表面に接する形状とされている限り、どのような形状
であってもよい。また、突出部分の形状は、適用される
セラミック電子部品の部品本体の形状、あるいは、その
外表面上に形成される外部電極の形状や位置、等によっ
ても、変更されることもある。
【0022】図5には、この発明のさらに他の実施形態
において用いられる焼付け用ホルダ11cが示されてい
る。この焼付け用ホルダ11cは、格子状の突出部分1
4aを有している。このように、突出部分の形状は任意
であり、たとえば、畝状に延びる形状にされてもよい。
において用いられる焼付け用ホルダ11cが示されてい
る。この焼付け用ホルダ11cは、格子状の突出部分1
4aを有している。このように、突出部分の形状は任意
であり、たとえば、畝状に延びる形状にされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるセラミック電子部
品の製造方法において用いられる焼付け用ホルダ11を
示す斜視図である。
品の製造方法において用いられる焼付け用ホルダ11を
示す斜視図である。
【図2】図1に示した焼付け用ホルダ11の一部を拡大
して示す断面図であり、併せてこの焼付け用ホルダ11
によって保持されている部品本体12を示している。
して示す断面図であり、併せてこの焼付け用ホルダ11
によって保持されている部品本体12を示している。
【図3】図2に相当する図であって、この発明の他の実
施形態において用いられる焼付け用ホルダ11aを示し
ている。
施形態において用いられる焼付け用ホルダ11aを示し
ている。
【図4】図2に相当する図であって、この発明のさらに
他の実施形態において用いられる焼付け用ホルダ11b
を示している。
他の実施形態において用いられる焼付け用ホルダ11b
を示している。
【図5】この発明のさらに他の実施形態において用いら
れる焼付け用ホルダ11cを示す、図1に相当の図であ
る。
れる焼付け用ホルダ11cを示す、図1に相当の図であ
る。
【図6】この発明にとって興味ある焼付け用ホルダ1を
部品本体2とともに示す断面図である。
部品本体2とともに示す断面図である。
11,11a,11b,11c 焼付け用ホルダ 12 部品本体 13 導電ペースト 14,14a 突出部分 15,15a 粘着層
Claims (2)
- 【請求項1】 セラミック電子部品のための部品本体を
用意し、前記部品本体の外表面の一部上に導電ペースト
を付与し、前記導電ペーストを焼き付けることにより外
部電極とする、各工程を備える、セラミック電子部品の
製造方法において、 前記焼付け工程での焼付け温度に耐え得る材料からな
り、前記導電ペーストに接しない状態で前記部品本体の
外表面に接する形状とされた突出部分を有し、前記突出
部分の少なくとも前記部品本体の外表面に接する領域に
粘着剤を含む粘着層が形成された、そのような焼付け用
ホルダを用意する工程をさらに備え、 前記焼付け工程は、前記導電ペーストに接しない状態
で、前記焼付け用ホルダの前記突出部分に前記粘着層を
介して前記部品本体の外表面を接着することによって前
記部品本体を前記焼付け用ホルダで保持しながら実施さ
れることを特徴とする、セラミック電子部品の製造方
法。 - 【請求項2】 前記焼付け用ホルダは、その少なくとも
表面が前記導電ペーストと反応しにくい材質で構成され
ている、請求項1に記載のセラミック電子部品の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199330A JPH0945575A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | セラミック電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199330A JPH0945575A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | セラミック電子部品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0945575A true JPH0945575A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16406010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7199330A Pending JPH0945575A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | セラミック電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0945575A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008153310A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具、電極形成装置及び電極形成方法 |
| JP2009016428A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具及び被粘着物の離脱方法 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7199330A patent/JPH0945575A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008153310A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具、電極形成装置及び電極形成方法 |
| JP2009016428A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具及び被粘着物の離脱方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0945575A (ja) | セラミック電子部品の製造方法 | |
| JP2000182883A (ja) | 積層セラミック電子部品の製造方法 | |
| JPH0945574A (ja) | セラミック電子部品の製造方法 | |
| JPH09246125A (ja) | チップ型電子部品の製造方法 | |
| JP3082575B2 (ja) | セラミック電子部品の製造方法 | |
| US5916395A (en) | Method for fabricating ceramic electronic parts | |
| JP3092455B2 (ja) | 電子部品のメッキ下地電極形成方法 | |
| JP3255799B2 (ja) | 電子部品の製造方法 | |
| JP2001298255A (ja) | 厚膜印刷基板の製造方法 | |
| JPH0432297A (ja) | 多層配線基板及びその製造方法 | |
| JP3436020B2 (ja) | チップ状部品の製造方法 | |
| JP2804662B2 (ja) | ヒータおよびヒータの製造方法 | |
| JPWO2018088191A1 (ja) | セラミック基板及びセラミック基板の製造方法 | |
| JPS5826481Y2 (ja) | 正特性サ−ミスタ | |
| JPH05145220A (ja) | 導体膜および導体膜の製造方法 | |
| JP2685890B2 (ja) | チツプ部品の電極形成方法 | |
| JPH10172806A (ja) | 温度センサ及びその製造方法 | |
| JPH04164306A (ja) | 電子部品の端子電極形成方法 | |
| JPH097881A (ja) | 電子部品の製造方法 | |
| JPS6172660A (ja) | 膜の形成方法 | |
| JPS62264613A (ja) | 積層セラミツクコンデンサ | |
| JPH10189391A (ja) | 固体複合部品の製造方法 | |
| JPH02114623A (ja) | セラミック素体の電極形成方法 | |
| JP2002171064A (ja) | 多層配線基板の製造方法 | |
| JPH0636601Y2 (ja) | 回路基板 |