JPH0946061A - 扉の開閉機構 - Google Patents
扉の開閉機構Info
- Publication number
- JPH0946061A JPH0946061A JP19732295A JP19732295A JPH0946061A JP H0946061 A JPH0946061 A JP H0946061A JP 19732295 A JP19732295 A JP 19732295A JP 19732295 A JP19732295 A JP 19732295A JP H0946061 A JPH0946061 A JP H0946061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- main body
- force
- convex portion
- closing mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来機構に比べ、部品点数を増やすことな
く、着脱容易であり、扉開放状態でも、その操作性・安
全性を損なうことのない、操作感覚の優れた回転式扉の
開閉機構を提供すること。 【構成】 軸により本体に対して回転する形で開閉する
扉の開閉機構であって、前記本体に設けた凹部と前記扉
に設けた凸部とによりロック機構を構成し、前記扉に設
けた凸部を、ロック解除状態では、その先端が本体側面
壁と接触する位置に設けたことを特徴とする扉の開閉機
構。
く、着脱容易であり、扉開放状態でも、その操作性・安
全性を損なうことのない、操作感覚の優れた回転式扉の
開閉機構を提供すること。 【構成】 軸により本体に対して回転する形で開閉する
扉の開閉機構であって、前記本体に設けた凹部と前記扉
に設けた凸部とによりロック機構を構成し、前記扉に設
けた凸部を、ロック解除状態では、その先端が本体側面
壁と接触する位置に設けたことを特徴とする扉の開閉機
構。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等における操
作部,デバイス挿入部等に装着する回転式扉の開閉機構
に関するものである。
作部,デバイス挿入部等に装着する回転式扉の開閉機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、回転式扉の開閉機構の構成例
を、図2に示す。この回転式扉の開閉機構では、扉2の
側面に設けた回転軸5によって扉2と本体1とを軸合
し、この回転軸5を中心として、取っ手3の操作によ
り、扉2が回転する。従って、ロック状態では、扉2の
外面と本体1の外面は同一面であり、ロック解除状態で
は、扉2は本体1の外面より突出した形で、装置内部を
開口する。また、本体1側には凸部7を、扉2側には爪
11を突設して、ロック機構を構成している。このロッ
ク機構の作用について、図6,図7を用いて説明する。
図6,図7は、爪11が上述の本体1側の凸部7を通過
する際の状況を示しており、図6は凸部頂点の通過前、
図7は通過後を示している。扉2を回転させると、爪1
1の先端に設けた半円部11aが本体1側の凸部7の半
円部7aに接触し、爪11に押圧力を発生する(図6)。
ここでは、双方の先端が半円形であるため、両凸部を避
けるように爪11が撓む、すなわち、弾性変形を生じ
る。更に、扉2を回転させ本体1側の凸部7の半円部を
乗り越える(図7)と、弾性体の変位前の形状に戻ろうと
する力(以下、「弾性反力」という)によって、爪11は変
形前の状態に戻り、爪11の先端11aが凸部7aに係
って扉2をロックする。ロックを解除する際には、上述
のロック動作の逆動作を行えばよい。なお、これに関連
する公知例としては、例えば、実開昭59-158370号 公報
等が挙げられる。
を、図2に示す。この回転式扉の開閉機構では、扉2の
側面に設けた回転軸5によって扉2と本体1とを軸合
し、この回転軸5を中心として、取っ手3の操作によ
り、扉2が回転する。従って、ロック状態では、扉2の
外面と本体1の外面は同一面であり、ロック解除状態で
は、扉2は本体1の外面より突出した形で、装置内部を
開口する。また、本体1側には凸部7を、扉2側には爪
11を突設して、ロック機構を構成している。このロッ
ク機構の作用について、図6,図7を用いて説明する。
図6,図7は、爪11が上述の本体1側の凸部7を通過
する際の状況を示しており、図6は凸部頂点の通過前、
図7は通過後を示している。扉2を回転させると、爪1
1の先端に設けた半円部11aが本体1側の凸部7の半
円部7aに接触し、爪11に押圧力を発生する(図6)。
ここでは、双方の先端が半円形であるため、両凸部を避
けるように爪11が撓む、すなわち、弾性変形を生じ
る。更に、扉2を回転させ本体1側の凸部7の半円部を
乗り越える(図7)と、弾性体の変位前の形状に戻ろうと
する力(以下、「弾性反力」という)によって、爪11は変
形前の状態に戻り、爪11の先端11aが凸部7aに係
って扉2をロックする。ロックを解除する際には、上述
のロック動作の逆動作を行えばよい。なお、これに関連
する公知例としては、例えば、実開昭59-158370号 公報
等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の、従来の機構に
ついては、以下に示す5つの問題がある。以下、図およ
び計算式を用いて詳しく説明する。第1の問題は、扉2
の開閉時(ロックおよびロック解除をする際)、扉2の取
っ手部3に大きな力をかける必要があることである。小
型電子機器では、寸法的制限から取っ手3が小さくなる
ことと、ロック爪の反発力が大きくなることから、爪先
等でこじ開けると、女性のマニュキア剥がれ,傷つけ等
が発生する可能性がある。以下、発生する力について説
明する。図5に示す如く、本体1には爪11の軌跡上に
ロック用の凸部7を突設しており、扉2の回転時、爪1
1は図6に示した如き動作を行う。その際、爪11を撓
ませるときに発生する力、すなわち、前項で説明した弾
性反力をGとすると、以下に示す力が必要となる。
ついては、以下に示す5つの問題がある。以下、図およ
び計算式を用いて詳しく説明する。第1の問題は、扉2
の開閉時(ロックおよびロック解除をする際)、扉2の取
っ手部3に大きな力をかける必要があることである。小
型電子機器では、寸法的制限から取っ手3が小さくなる
ことと、ロック爪の反発力が大きくなることから、爪先
等でこじ開けると、女性のマニュキア剥がれ,傷つけ等
が発生する可能性がある。以下、発生する力について説
明する。図5に示す如く、本体1には爪11の軌跡上に
ロック用の凸部7を突設しており、扉2の回転時、爪1
1は図6に示した如き動作を行う。その際、爪11を撓
ませるときに発生する力、すなわち、前項で説明した弾
性反力をGとすると、以下に示す力が必要となる。
【0004】図6において、 G:弾性反力 θ:爪11と凸部7の接触面における接線と本体壁との
角度 μ:接触面の動摩擦係数 F:扉2の回転に必要な力(以下、「回転力」という) とすると、扉2が爪11に弾性変形を生ぜしめながら移
動するため、弾性反力Gにより、凸部7の半円部7aと
の接線方向に a=Gsinθ ・・・・(1) の力が発生する。また、爪11は凸部7と接触しながら
移動するため、垂直抗力 b=Gcosθ ・・・・(2) により、摩擦力 c=μGcosθ ・・・・(3) が発生する。従って、凸部7の通過には、式(1)の力
a,式(3)の力cより、 d=G(sinθ+μcosθ) ・・・・(4) の力dが、弾性反力Gによって発生し、回転方向とは反
対向きに加わる。すなわち、扉2の開閉には回転力Fと
は別に、凸部7の通過に式(4)に示す力dを必要として
いた。このときの、必要な力と扉角度の関係を、図12
に示す。なお、ここでは、扉を完全に開いたときの角度
を0°としている。
角度 μ:接触面の動摩擦係数 F:扉2の回転に必要な力(以下、「回転力」という) とすると、扉2が爪11に弾性変形を生ぜしめながら移
動するため、弾性反力Gにより、凸部7の半円部7aと
の接線方向に a=Gsinθ ・・・・(1) の力が発生する。また、爪11は凸部7と接触しながら
移動するため、垂直抗力 b=Gcosθ ・・・・(2) により、摩擦力 c=μGcosθ ・・・・(3) が発生する。従って、凸部7の通過には、式(1)の力
a,式(3)の力cより、 d=G(sinθ+μcosθ) ・・・・(4) の力dが、弾性反力Gによって発生し、回転方向とは反
対向きに加わる。すなわち、扉2の開閉には回転力Fと
は別に、凸部7の通過に式(4)に示す力dを必要として
いた。このときの、必要な力と扉角度の関係を、図12
に示す。なお、ここでは、扉を完全に開いたときの角度
を0°としている。
【0005】また、この凸部の通過に必要な力dに含ま
れる弾性反力Gは、 I:断面二次モーメント E:ヤング係数 δ:撓み(凸部の高さ) h:爪断面の短い方の寸法 k:爪断面の長い方の寸法 t:爪の高さ を表わすものとすると、次式が成立する。 I=(hk3)/12 δ=(Gt3)/(3EI) ∴G=(Ehk3)/(4t3) ・・・・(5) 式(5)より、弾性反力Gは爪11の高さtの三乗に反比
例する。本従来例に係る小扉では、爪11も小さく、高
さtも低い、従ってdの力は極めて大きい。
れる弾性反力Gは、 I:断面二次モーメント E:ヤング係数 δ:撓み(凸部の高さ) h:爪断面の短い方の寸法 k:爪断面の長い方の寸法 t:爪の高さ を表わすものとすると、次式が成立する。 I=(hk3)/12 δ=(Gt3)/(3EI) ∴G=(Ehk3)/(4t3) ・・・・(5) 式(5)より、弾性反力Gは爪11の高さtの三乗に反比
例する。本従来例に係る小扉では、爪11も小さく、高
さtも低い、従ってdの力は極めて大きい。
【0006】第2の問題は、扉2のロック動作時に大き
な衝突音が発生することである。扉2の閉まる直前、爪
11は図7に示した如き動作を行う、そのため、以下に
示す力が扉に加わる。 (1)扉2の回転力F (2)爪11の弾性反力による、扉2の回転方向と同じ向
きに加わる力 e=G(sinθ−μcosθ) ・・・・(6) 図6において、図5と同様に弾性反力と摩擦力 a=Gsinθ ・・・・(1) c=μGcosθ ・・・・(3) が発生する。ただし、凸部7の傾斜方向が図6と反対向
きであるため、式(1)に示す力aも反対向きとなる。ま
た、動摩擦係数<1ため、互いの力の大きさはa>cと
なる、従って、 e=G(sinθ−μcosθ) ・・・・(6) の力eが弾性反力Gによって発生し、回転方向と同じ向
きに加わる。
な衝突音が発生することである。扉2の閉まる直前、爪
11は図7に示した如き動作を行う、そのため、以下に
示す力が扉に加わる。 (1)扉2の回転力F (2)爪11の弾性反力による、扉2の回転方向と同じ向
きに加わる力 e=G(sinθ−μcosθ) ・・・・(6) 図6において、図5と同様に弾性反力と摩擦力 a=Gsinθ ・・・・(1) c=μGcosθ ・・・・(3) が発生する。ただし、凸部7の傾斜方向が図6と反対向
きであるため、式(1)に示す力aも反対向きとなる。ま
た、動摩擦係数<1ため、互いの力の大きさはa>cと
なる、従って、 e=G(sinθ−μcosθ) ・・・・(6) の力eが弾性反力Gによって発生し、回転方向と同じ向
きに加わる。
【0007】(3)問題点1で記した凸部右側半円部を通
過するのに要した力 d=G(sinθ+μcosθ) ・・・・(4) 図6,図7に示す如く、凸部7の左右半円部が隣接して
いるため、右側半円部を通過するのに要した力が、その
まま左側半円部通過時にも必要となる。以上の3つの力
によって、段差部6へ衝突するため大きな衝突音が発生
する。第3の問題は、ロック解除状態において扉2がが
たつくことである。ロックを解除し、開閉途中および扉
2が完全に開いた状態では、ロック機構がないので固定
できない。この対策として、扉2が開いた状態の位置に
ロックを設け、扉2を固定する方式があるが、この方式
では、ロックが増えることにより機構が複雑となり、か
つ、回転途中は有効でないため、十分な対策とはいえな
かった。
過するのに要した力 d=G(sinθ+μcosθ) ・・・・(4) 図6,図7に示す如く、凸部7の左右半円部が隣接して
いるため、右側半円部を通過するのに要した力が、その
まま左側半円部通過時にも必要となる。以上の3つの力
によって、段差部6へ衝突するため大きな衝突音が発生
する。第3の問題は、ロック解除状態において扉2がが
たつくことである。ロックを解除し、開閉途中および扉
2が完全に開いた状態では、ロック機構がないので固定
できない。この対策として、扉2が開いた状態の位置に
ロックを設け、扉2を固定する方式があるが、この方式
では、ロックが増えることにより機構が複雑となり、か
つ、回転途中は有効でないため、十分な対策とはいえな
かった。
【0008】第4の問題は、扉2を開放状態で装置を使
用すると扉2が操作の妨げとなり、また、最悪の場合、
破壊する可能性があることである。小型電子機器のこの
種の小扉は、次のような部位の蓋として使用するのが一
般的である。 (1)スイッチ類 (2)データ通信のためのコネクタ (3)PCカードのスロット この内(2)については扉2を常に開放状態で使用し、
(3)については差し込むカードによって開放状態で使用
する場合が生じてくる。従来、このような小型電子機器
の扉2は、前述の状態での操作性,他の物体との衝突な
どに対する対策が考慮されていなかったので、次のよう
な問題が生じていた。以下、特に破壊の可能性が高い携
帯型電子機器を例に取り説明する。
用すると扉2が操作の妨げとなり、また、最悪の場合、
破壊する可能性があることである。小型電子機器のこの
種の小扉は、次のような部位の蓋として使用するのが一
般的である。 (1)スイッチ類 (2)データ通信のためのコネクタ (3)PCカードのスロット この内(2)については扉2を常に開放状態で使用し、
(3)については差し込むカードによって開放状態で使用
する場合が生じてくる。従来、このような小型電子機器
の扉2は、前述の状態での操作性,他の物体との衝突な
どに対する対策が考慮されていなかったので、次のよう
な問題が生じていた。以下、特に破壊の可能性が高い携
帯型電子機器を例に取り説明する。
【0009】携帯型電子機器は、携帯しての移動中に、
必要な時に何時でも操作できることを特徴としており、
この特徴を生かしながらPCカードを使用すると、扉2
を開放状態で操作、すなわち、扉2が本体外面より突出
した状態で装置をすることになる。しかしながら、扉2
が本体外面より突出していると、操作の妨げとなった
り、手やその他の物体が衝突し、扉2が破壊する可能性
が非常に高い。更に、図2に示した従来例の如く、携帯
型電子機器の特徴上、小型軽量化を達成するため、薄型
の装置となることが多い。このような装置の扉2は、そ
の構造上、扉2が本体下部より突出した構造の物が多
く、この状態で卓上に置くと扉2を破壊する可能性が高
かった。
必要な時に何時でも操作できることを特徴としており、
この特徴を生かしながらPCカードを使用すると、扉2
を開放状態で操作、すなわち、扉2が本体外面より突出
した状態で装置をすることになる。しかしながら、扉2
が本体外面より突出していると、操作の妨げとなった
り、手やその他の物体が衝突し、扉2が破壊する可能性
が非常に高い。更に、図2に示した従来例の如く、携帯
型電子機器の特徴上、小型軽量化を達成するため、薄型
の装置となることが多い。このような装置の扉2は、そ
の構造上、扉2が本体下部より突出した構造の物が多
く、この状態で卓上に置くと扉2を破壊する可能性が高
かった。
【0010】第5の問題は、扉2の着脱が困難であるこ
とである。使用頻度の高い場所や操作状況に応じて、扉
2を取外して使用する場合には対応できない。また、組
立て時においても、取付けによけいな工数がかかる。従
来例に示した構造の取付け方式について説明すると、ま
ず、片方の回転軸5を本体1の軸穴10に挿入し、その
後、扉2に弾性変形を生じせしめながら他方の回転軸5
を軸穴10に挿入することにより取り付ける。取外し
は、上述の逆作業を行えばよい。しかしながらこの方式
は、扉全体に弾性変形を行わせるため大きな力が必要で
ある。というのは、前述の力を受けた扉2が圧壊しない
ように、構造上剛性を強くするため、取外しに大きな外
力を加えることになるからである。従って、着脱が容易
ではなかった。
とである。使用頻度の高い場所や操作状況に応じて、扉
2を取外して使用する場合には対応できない。また、組
立て時においても、取付けによけいな工数がかかる。従
来例に示した構造の取付け方式について説明すると、ま
ず、片方の回転軸5を本体1の軸穴10に挿入し、その
後、扉2に弾性変形を生じせしめながら他方の回転軸5
を軸穴10に挿入することにより取り付ける。取外し
は、上述の逆作業を行えばよい。しかしながらこの方式
は、扉全体に弾性変形を行わせるため大きな力が必要で
ある。というのは、前述の力を受けた扉2が圧壊しない
ように、構造上剛性を強くするため、取外しに大きな外
力を加えることになるからである。従って、着脱が容易
ではなかった。
【0011】なお、本明細書中で説明する扉の開閉機構
は、電子機器等の小型の扉2に採用されており、指先で
操作するのが一般的であるが、指先は人間の部位の中で
もかなり敏感な所であり、優れた感覚受容器である。そ
のため、扉2の操作感覚は極めて重要となる。また、扉
2の開放状態での位置も、装置の操作性および安全性に
大きく関係していることに注意が必要である。本発明は
上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、従来の技術における上述の如き問題を解消し、従
来機構に比べ、部品点数を増やすことなく、着脱容易で
あり、扉開放状態でも、その操作性・安全性を損なうこ
とのない、操作感覚の優れた回転式扉の開閉機構を提供
することにある。
は、電子機器等の小型の扉2に採用されており、指先で
操作するのが一般的であるが、指先は人間の部位の中で
もかなり敏感な所であり、優れた感覚受容器である。そ
のため、扉2の操作感覚は極めて重要となる。また、扉
2の開放状態での位置も、装置の操作性および安全性に
大きく関係していることに注意が必要である。本発明は
上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、従来の技術における上述の如き問題を解消し、従
来機構に比べ、部品点数を増やすことなく、着脱容易で
あり、扉開放状態でも、その操作性・安全性を損なうこ
とのない、操作感覚の優れた回転式扉の開閉機構を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、軸
により本体に対して回転する形で開閉する扉の開閉機構
であって、前記本体に設けた凹部と前記扉に設けた凸部
とによりロック機構を構成し、前記扉に設けた凸部を、
ロック解除状態では、その先端が本体側面壁と接触する
位置に設けたことを特徴とする扉の開閉機構によって達
成される。なお、請求項2に記載の発明では、上記構成
要件に加えて、回転軸用の案内溝を、ロック機構の一方
である前記本体に設けた凹部と共用としている。更に、
請求項2に記載の発明では、上述の扉に設けた凸部と本
体に設けた凹部の角を半円形とし、回転軸の断面形状を
長円形としたものである。
により本体に対して回転する形で開閉する扉の開閉機構
であって、前記本体に設けた凹部と前記扉に設けた凸部
とによりロック機構を構成し、前記扉に設けた凸部を、
ロック解除状態では、その先端が本体側面壁と接触する
位置に設けたことを特徴とする扉の開閉機構によって達
成される。なお、請求項2に記載の発明では、上記構成
要件に加えて、回転軸用の案内溝を、ロック機構の一方
である前記本体に設けた凹部と共用としている。更に、
請求項2に記載の発明では、上述の扉に設けた凸部と本
体に設けた凹部の角を半円形とし、回転軸の断面形状を
長円形としたものである。
【0013】
【作用】本発明に係る扉の開閉機構においては、ロック
解除時、取っ手を開扉方向に操作すると、回転軸を支点
としたモーメントの作用により、前記扉に設けた凸部の
本体に設けた凹部通過に要する力が取っ手では極めて小
さくなる。また、上述の凸部が凹部へさしかかると、弾
性反力の作用により、ロック方向へ力が発生し、扉を付
勢する。すなわち、ロック動作終盤になると、扉は自ら
閉まる。上述の如く、ロック動作に要する力が扉に設け
た凸部の弾性反力によって発生するロック方向の力のみ
であるため、本体と扉との衝突音が小さい。また、ロッ
ク解除状態では、弾性反力により凸部は本体側面壁に押
圧され、扉を摩擦により静止状態で固定する。すなわ
ち、開閉途中および扉が完全に開いている状態において
も、扉はがたつくことなく、かつ、操作状況に応じ任意
の角度で固定可能になる。
解除時、取っ手を開扉方向に操作すると、回転軸を支点
としたモーメントの作用により、前記扉に設けた凸部の
本体に設けた凹部通過に要する力が取っ手では極めて小
さくなる。また、上述の凸部が凹部へさしかかると、弾
性反力の作用により、ロック方向へ力が発生し、扉を付
勢する。すなわち、ロック動作終盤になると、扉は自ら
閉まる。上述の如く、ロック動作に要する力が扉に設け
た凸部の弾性反力によって発生するロック方向の力のみ
であるため、本体と扉との衝突音が小さい。また、ロッ
ク解除状態では、弾性反力により凸部は本体側面壁に押
圧され、扉を摩擦により静止状態で固定する。すなわ
ち、開閉途中および扉が完全に開いている状態において
も、扉はがたつくことなく、かつ、操作状況に応じ任意
の角度で固定可能になる。
【0014】更に、扉の開放時、扉は本体内部に位置す
るため、本体外面への突出量は従来とは比較にならない
程小さい、従って、扉に意図しない外力が加わる可能性
は極めて低い。また、この突出している部分も本体側面
であるため、扉を開放した状態で、本体を卓上などに置
いても破壊の可能性はない。また、扉を着脱させる際
も、回転軸の断面が長円形であるため、所定の角度のと
きのみ着脱可能で、不用意に扉が外れることがない。ま
た、案内溝と凹部を共用しているため、構造が単純で外
観を損なうこともない。以上の作用により、扉の操作感
覚および機能,装置の操作性および安全性が向上する。
るため、本体外面への突出量は従来とは比較にならない
程小さい、従って、扉に意図しない外力が加わる可能性
は極めて低い。また、この突出している部分も本体側面
であるため、扉を開放した状態で、本体を卓上などに置
いても破壊の可能性はない。また、扉を着脱させる際
も、回転軸の断面が長円形であるため、所定の角度のと
きのみ着脱可能で、不用意に扉が外れることがない。ま
た、案内溝と凹部を共用しているため、構造が単純で外
観を損なうこともない。以上の作用により、扉の操作感
覚および機能,装置の操作性および安全性が向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る扉の開閉
機構を左下方から見た斜視図で、図3,図4は、図1に
示した機構の扉取付け後の断面図を示している。なお、
図3は扉閉鎖状態、図4は扉開放状態を示している。ま
た、図8は、扉開閉途中の凸部動作詳細図、図9はロッ
ク時の凸部動作詳細図、図10は扉各部位の位置関係を
示す図、図11は扉取付けの際の詳細図を、それぞれ、
示している。
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る扉の開閉
機構を左下方から見た斜視図で、図3,図4は、図1に
示した機構の扉取付け後の断面図を示している。なお、
図3は扉閉鎖状態、図4は扉開放状態を示している。ま
た、図8は、扉開閉途中の凸部動作詳細図、図9はロッ
ク時の凸部動作詳細図、図10は扉各部位の位置関係を
示す図、図11は扉取付けの際の詳細図を、それぞれ、
示している。
【0016】本実施例に係る扉の開閉機構は、本体1と
扉2の2部品から構成されており、本体1は回転軸用の
穴10,凹部8,段差部6,側面壁9を有し、扉2は取
っ手3,凸部4,回転軸5を有する。扉2は側面に設け
た回転軸5によって本体1に軸合され、取っ手3を上下
に操作することにより、回転軸5を中心に回転運動を行
う。凸部4は扉回転時において、先端が本体側面壁9と
接触する位置に設けられており、ロック解除状態では常
に弾性変形が生じている。また、本体1の凹部8は、ロ
ック状態において、上述の凸部4が位置する場所に設け
られており、扉2が回転し、凸部4が凹部8に収まると
ロックが完了する。なお、凸部4の弾性反力は、後で説
明する計算式によって算出されたGの力を持つ。
扉2の2部品から構成されており、本体1は回転軸用の
穴10,凹部8,段差部6,側面壁9を有し、扉2は取
っ手3,凸部4,回転軸5を有する。扉2は側面に設け
た回転軸5によって本体1に軸合され、取っ手3を上下
に操作することにより、回転軸5を中心に回転運動を行
う。凸部4は扉回転時において、先端が本体側面壁9と
接触する位置に設けられており、ロック解除状態では常
に弾性変形が生じている。また、本体1の凹部8は、ロ
ック状態において、上述の凸部4が位置する場所に設け
られており、扉2が回転し、凸部4が凹部8に収まると
ロックが完了する。なお、凸部4の弾性反力は、後で説
明する計算式によって算出されたGの力を持つ。
【0017】次に、ロック解除動作の詳細について、図
10を参照しながら説明する。図10において、 W:取っ手でのロック動作に必要な力 y:凸部でのロック動作に必要な力 m:取っ手と回転軸との距離 n:凸部と回転軸との距離 を表わすものとし、モーメントのつりあいを考えると、
次式が成立する。 mW=ny ∴W=(n/m)y ・・・・(7) 取っ手3は扉2の下部に位置し、凸部4はロックを考慮
した回転軸5近傍に位置するため、m>nとなる。故に n/m<1 ・・・・(8) となり、凸部4でのロック動作力yは、取っ手3ではn
/mと小さい。従って、小さな力でロック解除動作が可
能となる。
10を参照しながら説明する。図10において、 W:取っ手でのロック動作に必要な力 y:凸部でのロック動作に必要な力 m:取っ手と回転軸との距離 n:凸部と回転軸との距離 を表わすものとし、モーメントのつりあいを考えると、
次式が成立する。 mW=ny ∴W=(n/m)y ・・・・(7) 取っ手3は扉2の下部に位置し、凸部4はロックを考慮
した回転軸5近傍に位置するため、m>nとなる。故に n/m<1 ・・・・(8) となり、凸部4でのロック動作力yは、取っ手3ではn
/mと小さい。従って、小さな力でロック解除動作が可
能となる。
【0018】次に、ロック動作の詳細について、図9を
参照しながら説明する。図9において、凸部4は側面壁
9を通過する時、弾性変形を生じている、そのためロッ
ク動作終盤の半円形の凹部8にさしかかると、図6と同
様に、 e=G(sinθ−μcosθ) ・・・・(6) の力がロック方向に発生する。また、凸部4におけるロ
ック動作に必要な力は図10において X:扉2の重量 Q:扉2の重心 v:扉2の重心から回転軸5までの距離 を表わすものとし、モーメントのつりあいを考えると、
次式が成立する。 ny=vX ∴y=(vX)/n ・・・・(9)
参照しながら説明する。図9において、凸部4は側面壁
9を通過する時、弾性変形を生じている、そのためロッ
ク動作終盤の半円形の凹部8にさしかかると、図6と同
様に、 e=G(sinθ−μcosθ) ・・・・(6) の力がロック方向に発生する。また、凸部4におけるロ
ック動作に必要な力は図10において X:扉2の重量 Q:扉2の重心 v:扉2の重心から回転軸5までの距離 を表わすものとし、モーメントのつりあいを考えると、
次式が成立する。 ny=vX ∴y=(vX)/n ・・・・(9)
【0019】爪11の弾性反力で発生する式(6)で示さ
れるロック方向の力eによってロック動作を行うとする
と、e=yより、次式が成立する。 G(sinθ−μcosθ)=(vX)/n ∴G=(vX)/n(sinθ−μcosθ) ・・・・(10) 故に凸部4に式(10)を満足するGなる弾性反力が発生
するように設定すれば、扉2はロック動作終盤、扉自ら
閉まる。上述の如く、ロック動作力が弾性反力によって
発生したロック方向の力のみであるため、本体1と扉2
の衝突音は従来例に比べ小さい。
れるロック方向の力eによってロック動作を行うとする
と、e=yより、次式が成立する。 G(sinθ−μcosθ)=(vX)/n ∴G=(vX)/n(sinθ−μcosθ) ・・・・(10) 故に凸部4に式(10)を満足するGなる弾性反力が発生
するように設定すれば、扉2はロック動作終盤、扉自ら
閉まる。上述の如く、ロック動作力が弾性反力によって
発生したロック方向の力のみであるため、本体1と扉2
の衝突音は従来例に比べ小さい。
【0020】次に、ロック解除状態の詳細について図8
を参照しながら説明する。図8において、ロック解除状
態である開閉途中および扉2が完全に開いている状態で
は、凸部4は側面壁9に押圧され弾性変形を生じる。こ
れにより、弾性反力Gが発生し側面壁9を押圧する。こ
の状態で扉2が回転しようとすると、弾性反力Gによ
り、凸部4と側面壁9との接触面に摩擦力 i=μG ・・・・(11) が発生し回転を妨げる。従ってロック解除状態では、摩
擦力により扉2は静止固定され、ロック解除時において
もがたつくことはない、また、操作状況に応じて任意の
角度に静止固定できる。なお、扉2を開閉するには、摩
擦力を上まわる力を加えればよい。
を参照しながら説明する。図8において、ロック解除状
態である開閉途中および扉2が完全に開いている状態で
は、凸部4は側面壁9に押圧され弾性変形を生じる。こ
れにより、弾性反力Gが発生し側面壁9を押圧する。こ
の状態で扉2が回転しようとすると、弾性反力Gによ
り、凸部4と側面壁9との接触面に摩擦力 i=μG ・・・・(11) が発生し回転を妨げる。従ってロック解除状態では、摩
擦力により扉2は静止固定され、ロック解除時において
もがたつくことはない、また、操作状況に応じて任意の
角度に静止固定できる。なお、扉2を開閉するには、摩
擦力を上まわる力を加えればよい。
【0021】次に、扉2の開閉について図3,図4を参
照しながら説明する。本体1の軸穴10および扉の軸5
は、ロック解除時、扉上部が装置内部に入り込み、更
に、扉2が完全に開放された状態では、扉2の突出部
は、取っ手部3のみとなるような位置に設けられてい
る。また、本体1に設けた段差部6は、ロック時、扉2
のストッパとしての役割をなす。そのため、ロックを解
除すると扉上部は本体内側へ、扉下部は外側へ、軸5を
支点とした回転運動を行う。その後、扉2の下部が本体
1の上部枠へ衝突し運動を停止する。この扉2が完全に
開放された状態では、本体外面の突出は扉下部、すなわ
ち、必要最低限の取っ手部3のみである。従って扉2が
装置操作の妨げとなったり、誤って破壊する可能性もな
い。
照しながら説明する。本体1の軸穴10および扉の軸5
は、ロック解除時、扉上部が装置内部に入り込み、更
に、扉2が完全に開放された状態では、扉2の突出部
は、取っ手部3のみとなるような位置に設けられてい
る。また、本体1に設けた段差部6は、ロック時、扉2
のストッパとしての役割をなす。そのため、ロックを解
除すると扉上部は本体内側へ、扉下部は外側へ、軸5を
支点とした回転運動を行う。その後、扉2の下部が本体
1の上部枠へ衝突し運動を停止する。この扉2が完全に
開放された状態では、本体外面の突出は扉下部、すなわ
ち、必要最低限の取っ手部3のみである。従って扉2が
装置操作の妨げとなったり、誤って破壊する可能性もな
い。
【0022】次に、扉2の着脱について図11を参照し
ながら説明する。扉2の回転軸5の断面は長円形であ
り、また、本体凹部8は段部6から軸穴10まで設けて
いる。凹部8と回転軸5は、扉2がロック状態と完全に
開いた状態において外れることがない角度に設定してお
り、T部は回転軸5が通過する際、接触する高さとして
いる。 図10において p:回転軸5の短い方の寸法 q:回転軸5の長い方の寸法 r:凹部8の幅 s:軸穴10の直径 を表わすものとすると、以下の関係にある。 p≒r (12) q≒s r<q 以上の設定により、扉2は以下に示すように取付けられ
る。
ながら説明する。扉2の回転軸5の断面は長円形であ
り、また、本体凹部8は段部6から軸穴10まで設けて
いる。凹部8と回転軸5は、扉2がロック状態と完全に
開いた状態において外れることがない角度に設定してお
り、T部は回転軸5が通過する際、接触する高さとして
いる。 図10において p:回転軸5の短い方の寸法 q:回転軸5の長い方の寸法 r:凹部8の幅 s:軸穴10の直径 を表わすものとすると、以下の関係にある。 p≒r (12) q≒s r<q 以上の設定により、扉2は以下に示すように取付けられ
る。
【0023】扉2を所定角度、すなわち、回転軸5のq
部寸法部と、本体凹部8の傾斜が平行になるように傾
け、凹部8に沿って差し込む。その後、回転軸5に弾性
変形を生じせしめながら押し込み、T部を通過させ、軸
穴10に収納する。扉2を取り外すには、上記動作の逆
動作を行えばよい。従って、回転中は扉2が外れる方向
に力が加わることはなく、かつ、凹部8と回転軸5の角
度を合わせることで容易に着脱可能である、また、式
(12)の関係により回転がスムーズであり、案内溝であ
る凹部8もロック状態では、扉2によって覆われるた
め、外観を損なうことはない。図13に、本実施例に示
した扉の開閉機構における操作に必要な力を示した。図
12に示した従来技術のそれと比較すると、本実施例に
係る扉の開閉機構の優れた点が明確になる。
部寸法部と、本体凹部8の傾斜が平行になるように傾
け、凹部8に沿って差し込む。その後、回転軸5に弾性
変形を生じせしめながら押し込み、T部を通過させ、軸
穴10に収納する。扉2を取り外すには、上記動作の逆
動作を行えばよい。従って、回転中は扉2が外れる方向
に力が加わることはなく、かつ、凹部8と回転軸5の角
度を合わせることで容易に着脱可能である、また、式
(12)の関係により回転がスムーズであり、案内溝であ
る凹部8もロック状態では、扉2によって覆われるた
め、外観を損なうことはない。図13に、本実施例に示
した扉の開閉機構における操作に必要な力を示した。図
12に示した従来技術のそれと比較すると、本実施例に
係る扉の開閉機構の優れた点が明確になる。
【0024】上記実施例によれば、扉開閉時、取っ手操
作に必要な力は極めて小さくなる。また、ロック動作終
盤になると、扉は自ら閉まる。そして、本体と扉との衝
突音が小さくなるという効果が得られる。また、ロック
解除状態では、扉を摩擦により静止状態で固定する。す
なわち、開閉途中および扉が完全に開いている状態にお
いても、扉はがたつくことなく、かつ、操作状況に応じ
任意の角度で固定可能になる。更に、扉の開放時、扉は
本体内部に位置するため、本体外面への突出量が小さく
なり、扉に意図しない外力が加わる可能性は極めて低く
なる。また、この突出している部分も本体側面であるた
め、扉を開放した状態で、本体を卓上などに置いても破
壊の可能性はない。以上の作用により、扉の操作感覚お
よび機能,装置の操作性および安全性が向上する。な
お、上記実施例は本発明の一例を示したものであり、本
発明はこれに限定されるべきものではないことは言うま
でもないことである。
作に必要な力は極めて小さくなる。また、ロック動作終
盤になると、扉は自ら閉まる。そして、本体と扉との衝
突音が小さくなるという効果が得られる。また、ロック
解除状態では、扉を摩擦により静止状態で固定する。す
なわち、開閉途中および扉が完全に開いている状態にお
いても、扉はがたつくことなく、かつ、操作状況に応じ
任意の角度で固定可能になる。更に、扉の開放時、扉は
本体内部に位置するため、本体外面への突出量が小さく
なり、扉に意図しない外力が加わる可能性は極めて低く
なる。また、この突出している部分も本体側面であるた
め、扉を開放した状態で、本体を卓上などに置いても破
壊の可能性はない。以上の作用により、扉の操作感覚お
よび機能,装置の操作性および安全性が向上する。な
お、上記実施例は本発明の一例を示したものであり、本
発明はこれに限定されるべきものではないことは言うま
でもないことである。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、従来機構に比べ、部品点数を増やすことなく、着
脱容易であり、扉開放状態でも、その操作性・安全性を
損なうことのない、操作感覚の優れた回転式扉の開閉機
構を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
より詳細には、ロック解除時、モーメントの作用によ
り、動作に必要な力を従来の扉に比べ小さくでき、ロッ
ク時動作終盤になると扉が自ら閉まり、かつ、衝突音も
従来品に比べ小さくできる。ロック解除状態においては
凸部と側面壁との摩擦により、どのような角度であって
も静止固定でき、扉ががたつかない。更に本体外面への
突出量も極めて小さい。また、扉の着脱も容易である。
れば、従来機構に比べ、部品点数を増やすことなく、着
脱容易であり、扉開放状態でも、その操作性・安全性を
損なうことのない、操作感覚の優れた回転式扉の開閉機
構を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
より詳細には、ロック解除時、モーメントの作用によ
り、動作に必要な力を従来の扉に比べ小さくでき、ロッ
ク時動作終盤になると扉が自ら閉まり、かつ、衝突音も
従来品に比べ小さくできる。ロック解除状態においては
凸部と側面壁との摩擦により、どのような角度であって
も静止固定でき、扉ががたつかない。更に本体外面への
突出量も極めて小さい。また、扉の着脱も容易である。
【図1】本発明の一実施例に係る扉の開閉機構の斜視図
である。
である。
【図2】従来の扉の開閉機構の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図1に示した実施例の扉取付け後の断面図(扉
ロック状態)である。
ロック状態)である。
【図4】図1に示した実施例の扉取付け後の断面図(扉
開放状態)である。
開放状態)である。
【図5】図2に示した従来例の扉取付け後の断面図であ
る。
る。
【図6】従来例におけるロック動作の詳細を示す説明図
(その1)である。
(その1)である。
【図7】従来例におけるロック動作の詳細を示す説明図
(その2)である。
(その2)である。
【図8】実施例に係る、ロック動作の詳細を示す説明図
(その1)である。
(その1)である。
【図9】実施例に係る、ロック動作の詳細を示す説明図
(その2)である。
(その2)である。
【図10】実施例における、扉各部位の位置関係を示す
図である。
図である。
【図11】実施例における、扉取付けの詳細説明図であ
る。
る。
【図12】従来例に係る、扉の回転に必要な力と扉角度
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図13】実施例に係る、扉の回転に必要な力と扉角度
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
1 本体 2 扉 3 取っ手 4 扉凸部 5 回転軸 6 段差部 7 本体凸部 8 凹部 9 側面壁 10 軸穴 11 爪
Claims (3)
- 【請求項1】 軸により本体に対して回転する形で開閉
する扉の開閉機構であって、前記本体に設けた凹部と前
記扉に設けた凸部とによりロック機構を構成し、前記扉
に設けた凸部を、ロック解除状態では、その先端が本体
側面壁と接触する位置に設けたことを特徴とする扉の開
閉機構。 - 【請求項2】 前記扉に設けた凸部を回転軸の近傍に設
け、かつ、回転軸用の案内溝を、ロック機構の一方であ
る前記本体凹部と共用としたことを特徴とする請求項1
記載の扉の開閉機構。 - 【請求項3】 前記扉に設けた凸部と本体に設けた凹部
の角をいずれも半円形とし、更に、前記回転軸の断面形
状を長円形としたことを特徴とする請求項1または2記
載の扉の開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19732295A JPH0946061A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 扉の開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19732295A JPH0946061A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 扉の開閉機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0946061A true JPH0946061A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16372537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19732295A Pending JPH0946061A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 扉の開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0946061A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09205286A (ja) * | 1996-01-26 | 1997-08-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 防災受信機 |
| JP2006266444A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Toto Ltd | 破損防止機構 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP19732295A patent/JPH0946061A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09205286A (ja) * | 1996-01-26 | 1997-08-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 防災受信機 |
| JP2006266444A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Toto Ltd | 破損防止機構 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20050073156A1 (en) | Door latch structure for a vehicle | |
| JP3125548B2 (ja) | ケースカバーのロック装置 | |
| JP7778638B2 (ja) | 車両用ハンドル | |
| JPH0122764Y2 (ja) | ||
| JP3130795B2 (ja) | 容 器 | |
| JP3141305B2 (ja) | リッドのロック装置 | |
| JPH0633175Y2 (ja) | カバー開閉装置 | |
| JP2722956B2 (ja) | モジュラーコネクタ | |
| JP3715860B2 (ja) | リッドの開閉操作装置 | |
| JP2747265B2 (ja) | 保護蓋付電子機器の蓋体係止解除構造 | |
| JPH0856080A (ja) | ケース用折りたたみスタンド | |
| JPH0626706Y2 (ja) | 自動車の小物入れロック構造 | |
| CN216210402U (zh) | 一种相机保护装置 | |
| JP2722957B2 (ja) | モジュラーコネクタ | |
| JP4630609B2 (ja) | 係止構造 | |
| JPH0358498A (ja) | 操作部品の保護カバー取り付け構造 | |
| JPH1090770A (ja) | 蓋体のロック機構 | |
| JP4003144B2 (ja) | 保護具付き錠前 | |
| JP4365076B2 (ja) | ドアロック装置 | |
| JP3184452B2 (ja) | シフトロック解除ボタン操作用の開口の開閉蓋構造 | |
| JPS5846201Y2 (ja) | 扉の開閉装置 | |
| JP3142053B2 (ja) | 車両用ロック装置 | |
| JPH11307952A (ja) | 回転式ドアパネル | |
| JPH072923Y2 (ja) | 扉のロック装置 | |
| JPH11163547A (ja) | 蓋体構造及び蓋体開閉システム |