JPH0946156A - 弾性表面波素子およびその製造方法 - Google Patents
弾性表面波素子およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0946156A JPH0946156A JP21409595A JP21409595A JPH0946156A JP H0946156 A JPH0946156 A JP H0946156A JP 21409595 A JP21409595 A JP 21409595A JP 21409595 A JP21409595 A JP 21409595A JP H0946156 A JPH0946156 A JP H0946156A
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- JP
- Japan
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- acoustic wave
- surface acoustic
- sio
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- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、圧電基板ウエハから個々に切
り離した弾性表面波素子単体の状態で、SiO2保護膜
を形成することで、弾性表面波素子の周波数調整工程の
簡略化と製造工程全般における工程数の削減を行うこと
にある。 【構成】圧電基板ウエハ上にフォトリソ技術を用いて形
成された弾性表面波素子を、ダイシング、ダイスボンデ
ィング、ワイヤーボンディングの工程を経て組み立てら
れた個々の弾性表面波素子の状態で、蒸着源に回転機構
を有する固形石英ブロックを使用した電子ビーム照射方
式の蒸着技術によって、弾性表面波素子表面の少なくと
も電極部にSiO2保護膜を均一に蒸着する。また、S
iO2保護膜を蒸着する際に、SiO2保護膜の膜厚を周
波数に置き換えてリアルタイムに管理することによっ
て、弾性表面波素子の周波数調整も同時に行うことがで
きる。
り離した弾性表面波素子単体の状態で、SiO2保護膜
を形成することで、弾性表面波素子の周波数調整工程の
簡略化と製造工程全般における工程数の削減を行うこと
にある。 【構成】圧電基板ウエハ上にフォトリソ技術を用いて形
成された弾性表面波素子を、ダイシング、ダイスボンデ
ィング、ワイヤーボンディングの工程を経て組み立てら
れた個々の弾性表面波素子の状態で、蒸着源に回転機構
を有する固形石英ブロックを使用した電子ビーム照射方
式の蒸着技術によって、弾性表面波素子表面の少なくと
も電極部にSiO2保護膜を均一に蒸着する。また、S
iO2保護膜を蒸着する際に、SiO2保護膜の膜厚を周
波数に置き換えてリアルタイムに管理することによっ
て、弾性表面波素子の周波数調整も同時に行うことがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】弾性表面波素子の周波数調整とS
iO2保護膜形成に関する。
iO2保護膜形成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術では、圧電基板上に櫛形電極と
反射器から構成される弾性表面波素子を、圧電基板ウエ
ハの状態でSiO2を蒸着し弾性表面波素子の電極保護
膜を形成していた。また、周波数調整においても圧電基
板ウエハ単位でおおよその調整を行った後、特性仕様に
応じて圧電基板ウエハから弾性表面波素子を個々に切り
離した段階で細かな周波数調整を行っていた。
反射器から構成される弾性表面波素子を、圧電基板ウエ
ハの状態でSiO2を蒸着し弾性表面波素子の電極保護
膜を形成していた。また、周波数調整においても圧電基
板ウエハ単位でおおよその調整を行った後、特性仕様に
応じて圧電基板ウエハから弾性表面波素子を個々に切り
離した段階で細かな周波数調整を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧電基板ウエ
ハの状態でSiO2保護膜処理を施すと、その後の製造
工程における弾性表面波素子内のワイヤーボンディング
接続部分は、SiO2保護膜のために、ワイヤーボンデ
ィング処理ができなくなってしまう不具合が生じること
から、ワイヤーボンデイング部分はSiO2保護膜を行
わないマスキングなどの工夫と手間が掛かってしまう。
一方、周波数調整においては、圧電基板ウエハの状態で
おおよその周波数調整を、ドライエッチング加工を用い
てバッチ処理することで、周波数調整と周波数測定とが
リアルタイムに行うことが困難で高価であった。また、
SiO2保護膜の形成と周波数調整をそれぞれ別の工程
で行う必要があり、多くの工程と時間と手間が必要なの
が現状であった。
ハの状態でSiO2保護膜処理を施すと、その後の製造
工程における弾性表面波素子内のワイヤーボンディング
接続部分は、SiO2保護膜のために、ワイヤーボンデ
ィング処理ができなくなってしまう不具合が生じること
から、ワイヤーボンデイング部分はSiO2保護膜を行
わないマスキングなどの工夫と手間が掛かってしまう。
一方、周波数調整においては、圧電基板ウエハの状態で
おおよその周波数調整を、ドライエッチング加工を用い
てバッチ処理することで、周波数調整と周波数測定とが
リアルタイムに行うことが困難で高価であった。また、
SiO2保護膜の形成と周波数調整をそれぞれ別の工程
で行う必要があり、多くの工程と時間と手間が必要なの
が現状であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】固形石英ブロックに電子
ビームを照射させてSiO2を蒸着することで、弾性表
面波素子の少なくとも電極部にSiO2保護膜を均一に
蒸着することができる。弾性表面波素子を個々に切り離
した段階で、個々に切り離された弾性表面波素子の少な
くとも電極部にSiO2保護膜を施すことにより、弾性
表面波素子全面の電極保護膜を形成することができる。
また、電極保護膜を形成すると同時に弾性表面波素子を
リアルタイムで周波数調整が行うことができる。
ビームを照射させてSiO2を蒸着することで、弾性表
面波素子の少なくとも電極部にSiO2保護膜を均一に
蒸着することができる。弾性表面波素子を個々に切り離
した段階で、個々に切り離された弾性表面波素子の少な
くとも電極部にSiO2保護膜を施すことにより、弾性
表面波素子全面の電極保護膜を形成することができる。
また、電極保護膜を形成すると同時に弾性表面波素子を
リアルタイムで周波数調整が行うことができる。
【0005】
【背景】SiO2によるSiO2保護膜は、弾性表面波素
子を構成する櫛形電極部分の交差指での異質物による電
極間ショート等を保護する保護膜として施されるが、そ
の保護膜処理には全体的な保護膜厚みなど良質なSiO
2保護膜が要求される。また、このSiO2保護膜形成は
作業性の難易性の問題から圧電基板ウエハの段階でバッ
チ処理されている。しかし、圧電基板ウエハの段階でS
iO2保護膜形成処理を行うことで、組立工程における
ワイヤーボンディング接続箇所を除いてSiO2保護膜
形成を行わなければならないという工夫と手間が必要に
なる。
子を構成する櫛形電極部分の交差指での異質物による電
極間ショート等を保護する保護膜として施されるが、そ
の保護膜処理には全体的な保護膜厚みなど良質なSiO
2保護膜が要求される。また、このSiO2保護膜形成は
作業性の難易性の問題から圧電基板ウエハの段階でバッ
チ処理されている。しかし、圧電基板ウエハの段階でS
iO2保護膜形成処理を行うことで、組立工程における
ワイヤーボンディング接続箇所を除いてSiO2保護膜
形成を行わなければならないという工夫と手間が必要に
なる。
【0007】そこで本発明では、従来では圧電基板ウエ
ハの状態でバッチ処理していたSiO2保護膜形成を、
SiO2保護膜形成のための蒸着方法を変えることによ
り、圧電基板ウエハの状態から個々の弾性表面波素子に
切り離した状態で、容器に組み込んだ体裁の弾性表面波
素子の少なくとも電極部(櫛形電極、反射器電極)にS
iO2保護膜を蒸着することにより工程の改善を行うも
のである。
ハの状態でバッチ処理していたSiO2保護膜形成を、
SiO2保護膜形成のための蒸着方法を変えることによ
り、圧電基板ウエハの状態から個々の弾性表面波素子に
切り離した状態で、容器に組み込んだ体裁の弾性表面波
素子の少なくとも電極部(櫛形電極、反射器電極)にS
iO2保護膜を蒸着することにより工程の改善を行うも
のである。
【0008】本発明で用いる蒸着手法は、回転するルツ
ボに固形の石英ブロックを供給し、その固形石英ブロッ
クに電子ビームを照射することにより、はじき飛ばされ
たSiO2によって弾性表面波素子のSiO2保護膜加工
が行われる。従来の蒸着方法では、ルツボに供給される
蒸着源が経時変化と共に蒸着源の組成が変化してしまう
が、本発明の手法では、蒸着源の経時変化による組成変
化が殆どなく、必要な時に必要な量だけを蒸着すること
ができることから、蒸着されたSiO2保護膜が極めて
良質であるという利点がある。
ボに固形の石英ブロックを供給し、その固形石英ブロッ
クに電子ビームを照射することにより、はじき飛ばされ
たSiO2によって弾性表面波素子のSiO2保護膜加工
が行われる。従来の蒸着方法では、ルツボに供給される
蒸着源が経時変化と共に蒸着源の組成が変化してしまう
が、本発明の手法では、蒸着源の経時変化による組成変
化が殆どなく、必要な時に必要な量だけを蒸着すること
ができることから、蒸着されたSiO2保護膜が極めて
良質であるという利点がある。
【0009】一方、周波数調整においても一般的には圧
電基板ウエハ単位のドライエッチングでバッチ処理が行
われていた。しかし、圧電基板ウエハ単位で周波数調整
を行うと、圧電基板ウエハの中心部分と端部での周波数
調整のバラツキが発生したり、例えば中間周波フィルタ
等、弾性表面波素子の仕様の厳しい製品では、圧電基板
ウエハから個々の弾性表面波素子に切り離し容器に組立
た後、改めて個々にドライエッチングと周波数測定を繰
り返した周波数調整を行うといった工程が必要不可欠で
もあった。周波数調整においても、既に記述したSiO
2保護膜形成と兼ね合わせることで、大変安易な方法で
リアルタイムに周波数調整が行えるよう改善が図れた。
電基板ウエハ単位のドライエッチングでバッチ処理が行
われていた。しかし、圧電基板ウエハ単位で周波数調整
を行うと、圧電基板ウエハの中心部分と端部での周波数
調整のバラツキが発生したり、例えば中間周波フィルタ
等、弾性表面波素子の仕様の厳しい製品では、圧電基板
ウエハから個々の弾性表面波素子に切り離し容器に組立
た後、改めて個々にドライエッチングと周波数測定を繰
り返した周波数調整を行うといった工程が必要不可欠で
もあった。周波数調整においても、既に記述したSiO
2保護膜形成と兼ね合わせることで、大変安易な方法で
リアルタイムに周波数調整が行えるよう改善が図れた。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従ってこの発明の実施例を
説明する。なお、各図において同一の符号は同様の対象
を示すものとする。 (弾性表面波素子)図1に本発明の平面図を示す。圧電
基板1上に第1の横結合弾性表面波素子20と第2の横
結合弾性表面波素子21を縦続接続して構成される弾性
表面波素子2の表面に、蒸着源である固形石英ブロック
5に電子ガン34から発射した電子ビーム6を照射させ
て、はじき飛ばされたSiO230を弾性表面波素子2
の少なくとも電極部に均一に蒸着し、SiO2保護膜3
を形成する。SiO2膜3は弾性表面波素子2の表面に
蒸着することにより、弾性表面波素子2を構成する電極
部7を保護することができる。
説明する。なお、各図において同一の符号は同様の対象
を示すものとする。 (弾性表面波素子)図1に本発明の平面図を示す。圧電
基板1上に第1の横結合弾性表面波素子20と第2の横
結合弾性表面波素子21を縦続接続して構成される弾性
表面波素子2の表面に、蒸着源である固形石英ブロック
5に電子ガン34から発射した電子ビーム6を照射させ
て、はじき飛ばされたSiO230を弾性表面波素子2
の少なくとも電極部に均一に蒸着し、SiO2保護膜3
を形成する。SiO2膜3は弾性表面波素子2の表面に
蒸着することにより、弾性表面波素子2を構成する電極
部7を保護することができる。
【0011】また、弾性表面波素子2の表面の少なくと
も電極部にSiO2保護膜3を蒸着する際、SiO2保護
3膜蒸着量をリアルタイムに周波数カウンタで計測する
ことにより、弾性表面波素子2の周波数調整も同時に、
かつ容易に行うことができる。
も電極部にSiO2保護膜3を蒸着する際、SiO2保護
3膜蒸着量をリアルタイムに周波数カウンタで計測する
ことにより、弾性表面波素子2の周波数調整も同時に、
かつ容易に行うことができる。
【0012】図4に弾性表面波素子2を製造する従来の
工程の一例と、本発明の工程の一例を表示した工程図を
示す。従来の工程では、工程図にもある通り「5.Si
O2成膜」→「6.フォトリソ(パターン化)」→
「7.プロービング」→「8.f調ドライエッチ」と、
圧電基板ウエハ4の状態でSiO2保護膜3を形成し、
ドライエッチングで周波数調整を行っていた。
工程の一例と、本発明の工程の一例を表示した工程図を
示す。従来の工程では、工程図にもある通り「5.Si
O2成膜」→「6.フォトリソ(パターン化)」→
「7.プロービング」→「8.f調ドライエッチ」と、
圧電基板ウエハ4の状態でSiO2保護膜3を形成し、
ドライエッチングで周波数調整を行っていた。
【0013】しかし、従来のこの方法では既に背景で記
述しているように、「11.ワイヤーボンディング(W
/B)」の工程でボンディングする箇所はSiO2保護
膜3を事前に蒸着することができないため、図2に示す
圧電基板ウエハ4の平面図と、圧電基板ウエハ4上にフ
ォトリソ技術で加工された弾性表面波素子2の部分拡大
図に示すようにボンディング箇所を除いてSiO2保護
膜3をつけなければならない工程が必要になってしま
う。
述しているように、「11.ワイヤーボンディング(W
/B)」の工程でボンディングする箇所はSiO2保護
膜3を事前に蒸着することができないため、図2に示す
圧電基板ウエハ4の平面図と、圧電基板ウエハ4上にフ
ォトリソ技術で加工された弾性表面波素子2の部分拡大
図に示すようにボンディング箇所を除いてSiO2保護
膜3をつけなければならない工程が必要になってしま
う。
【0014】本発明により、図4の「本発明の工程」図
で示すとおり、従来の工程の「5.SiO2成膜」→
「6.フォトリソ(パターン化)」→までの全ての工程
を削除することができた。
で示すとおり、従来の工程の「5.SiO2成膜」→
「6.フォトリソ(パターン化)」→までの全ての工程
を削除することができた。
【0015】従来では圧電基板ウエハ4の状態の弾性表
面波素子2で処理していた工程を、個々に切り離した弾
性表面波素子2で処理加工することができる。本発明の
工程に示す様に「7.ワイヤーボンディング(W/
B)」までの工程で組立られた弾性表面波素子2を個々
に「8.個別f調+SiO2保護膜成膜(形成)」する
ことができる。なお、個別周波数調整については、Si
O2保護膜3の膜厚を周波数に置き換えてリアルタイム
に管理することによって、弾性表面波素子の周波数調整
も行うことができる。
面波素子2で処理していた工程を、個々に切り離した弾
性表面波素子2で処理加工することができる。本発明の
工程に示す様に「7.ワイヤーボンディング(W/
B)」までの工程で組立られた弾性表面波素子2を個々
に「8.個別f調+SiO2保護膜成膜(形成)」する
ことができる。なお、個別周波数調整については、Si
O2保護膜3の膜厚を周波数に置き換えてリアルタイム
に管理することによって、弾性表面波素子の周波数調整
も行うことができる。
【0016】なお、弾性表面波素子の表面に蒸着するS
iO2保護膜は、弾性表面波素子全体にSiO2保護膜を
蒸着しても良いが、弾性表面波素子の少なくとも電極部
にSiO2保護膜を蒸着しても同一の効果が得られるも
のである。
iO2保護膜は、弾性表面波素子全体にSiO2保護膜を
蒸着しても良いが、弾性表面波素子の少なくとも電極部
にSiO2保護膜を蒸着しても同一の効果が得られるも
のである。
【0017】(弾性表面波素子の製造方法)図3は本発
明の製造方法の一例を示す概略図である。一般的に圧電
振動子等に電極を構成するために用いられる蒸着機の原
理に準じた蒸着方法ではあるが、蒸着ルツボ33に回転
機構を有する固形の石英ブロック5を格納し、電子ガン
34から発射した電子ビーム6を照射して、はじき飛ば
されたSiO230によってSiO2保護膜3を形成する
ことに特徴がある。なお、蒸着処理は高真空の雰囲気中
で処理される。
明の製造方法の一例を示す概略図である。一般的に圧電
振動子等に電極を構成するために用いられる蒸着機の原
理に準じた蒸着方法ではあるが、蒸着ルツボ33に回転
機構を有する固形の石英ブロック5を格納し、電子ガン
34から発射した電子ビーム6を照射して、はじき飛ば
されたSiO230によってSiO2保護膜3を形成する
ことに特徴がある。なお、蒸着処理は高真空の雰囲気中
で処理される。
【0018】圧電基板ウエハ4上にフォトリソ技術を用
いて形成された弾性表面波素子2を、図4に示す「本発
明の工程」の「7.ワイヤーボンディング(W/B)」
までの製造工程により個々に容器35に組み込まれた弾
性表面波素子2を、蒸着治具31に弾性表面波素子2の
表面を下方に向けて置き、弾性表面波素子2の表面(S
iO2保護膜3形成面)に向かって下方よりSiO230
を蒸着する。なお、SiO230が蒸着される弾性表面
波素子2のすぐ下には、弾性表面波素子2の表面の少な
くとも電極部にSiO230が蒸着されるようマスク3
2が配置されている。
いて形成された弾性表面波素子2を、図4に示す「本発
明の工程」の「7.ワイヤーボンディング(W/B)」
までの製造工程により個々に容器35に組み込まれた弾
性表面波素子2を、蒸着治具31に弾性表面波素子2の
表面を下方に向けて置き、弾性表面波素子2の表面(S
iO2保護膜3形成面)に向かって下方よりSiO230
を蒸着する。なお、SiO230が蒸着される弾性表面
波素子2のすぐ下には、弾性表面波素子2の表面の少な
くとも電極部にSiO230が蒸着されるようマスク3
2が配置されている。
【0019】SiO2保護膜3は、回転機構を有するル
ツボ33に、固形の石英ブロック5を格納し、固形の石
英ブロック5に向けて放射された電子ガン34から発射
した電子ビーム6によってはじき飛んだSiO230に
よって形成される。
ツボ33に、固形の石英ブロック5を格納し、固形の石
英ブロック5に向けて放射された電子ガン34から発射
した電子ビーム6によってはじき飛んだSiO230に
よって形成される。
【0020】電子ガン34から発射した電子ビーム6の
照射される固形石英ブロック5面は、回転機構を有する
ルツボ33の回転機構によって、絶えず新鮮な面が提供
されている。
照射される固形石英ブロック5面は、回転機構を有する
ルツボ33の回転機構によって、絶えず新鮮な面が提供
されている。
【0021】一方、固形石英ブロック5を格納するルツ
ボ33と電子ビーム6の発生源である電子ガン34は大
変高温になるために、弾性表面波素子2のSiO2保護
膜3形成および、SiO2保護膜3面による周波数調整
の熱に対する影響を考慮する上で、弾性表面波素子2と
の距離を50cm程度離した機構となっている。固形石
英ブロック5を格納するルツボ33と弾性表面波素子2
とが十分距離があることで、弾性表面波素子2すぐ下に
位置するマスク32でのSiO230の入射は、弾性表
面波素子2の蒸着面に対しほぼ垂直に蒸着することが可
能である。
ボ33と電子ビーム6の発生源である電子ガン34は大
変高温になるために、弾性表面波素子2のSiO2保護
膜3形成および、SiO2保護膜3面による周波数調整
の熱に対する影響を考慮する上で、弾性表面波素子2と
の距離を50cm程度離した機構となっている。固形石
英ブロック5を格納するルツボ33と弾性表面波素子2
とが十分距離があることで、弾性表面波素子2すぐ下に
位置するマスク32でのSiO230の入射は、弾性表
面波素子2の蒸着面に対しほぼ垂直に蒸着することが可
能である。
【0022】固形石英ブロック5に電子ビーム6を照射
し、はじき飛ばされたSiO230の粒子にO2が不足し
ている場合には、図には記載していないが、蒸着機自体
に別途O2供給ができる様なO2供給口を備えた機構とな
っている。
し、はじき飛ばされたSiO230の粒子にO2が不足し
ている場合には、図には記載していないが、蒸着機自体
に別途O2供給ができる様なO2供給口を備えた機構とな
っている。
【0023】弾性表面波素子2を保持する蒸着治具31
構造は、ターレット方式でも、インライン方式の蒸着機
でも応用することができる。
構造は、ターレット方式でも、インライン方式の蒸着機
でも応用することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明により、弾性表面波素子を圧電基
板ウエハの状態から個々に切り離して、SiO2保護膜
形成、周波数調整を行うことができることで、特性仕様
の厳しい弾性表面波素子の製造対応にも、工程の大幅な
削減、品質、精度の安定化、歩留まりの改善を図ること
ができた。
板ウエハの状態から個々に切り離して、SiO2保護膜
形成、周波数調整を行うことができることで、特性仕様
の厳しい弾性表面波素子の製造対応にも、工程の大幅な
削減、品質、精度の安定化、歩留まりの改善を図ること
ができた。
【図1】本発明の弾性表面波素子の平面図を示した図で
ある。
ある。
【図2】圧電基板ウエハの平面図と圧電基板ウエハ上に
構成される弾性表面波素子の部分拡大図である。
構成される弾性表面波素子の部分拡大図である。
【図3】本発明の製造方法の一例を示す概略図である。
【図4】従来の工程の一例と、本発明の工程の一例を示
した工程図である。
した工程図である。
1 圧電基板 2 弾性表面波素子 3 SiO2保護膜 4 圧電基板ウエハ 5 固形石英ブロック 6 電子ビーム 7 電極部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 41/22 7259−5J H03H 9/25 H03H 9/145 7259−5J 9/64 9/25 H01L 41/08 C 9/64 41/22 Z
Claims (3)
- 【請求項1】圧電基板上に構成される弾性表面波素子の
表面にSiO2保護膜を形成する弾性表面波素子におい
て、 蒸着ルツボの固形石英ブロックに電子ビームを照射し、
SiO2保護膜を弾性表面波素子の表面に蒸着すること
により所定の周波数に合わせ、かつ弾性表面波素子の少
なくとも電極部にSiO2保護膜が形成されていること
を特徴とする弾性表面波素子。 - 【請求項2】該SiO2保護膜の保護膜蒸着厚みを加減
することにより、リアルタイムに周波数調整を行うこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の弾性表面波素
子。 - 【請求項3】圧電基板ウエハ上に、フォトリソ技術を用
いて形成された弾性表面波素子のSiO2保護膜を形成
する弾性表面波素子に、電極を形成する工程と、該圧電
基板ウエハから弾性表面波素子を個々に切断する工程
と、容器にダイスボンディングしワイヤーボンディング
する工程と、該電極上にSiO2保護膜を周波数を監視
しながら形成する工程から成る弾性表面波素子の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21409595A JPH0946156A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 弾性表面波素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21409595A JPH0946156A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 弾性表面波素子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0946156A true JPH0946156A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16650149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21409595A Pending JPH0946156A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 弾性表面波素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0946156A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002217672A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-08-02 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波装置およびそれを用いた通信機装置 |
| WO2005069486A1 (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 弾性境界波装置 |
| JP2011528878A (ja) * | 2008-07-23 | 2011-11-24 | エムエスゲー リトグラス アクチエンゲゼルシャフト | 電子音響部品に誘電体層を形成する方法および電子音響部品 |
| US10954591B2 (en) | 2009-07-23 | 2021-03-23 | Msg Lithoglas Ag | Method for producing a structured coating on a substrate, coated substrate, and semi-finished product having a coated substrate |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21409595A patent/JPH0946156A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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