JPH0946565A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH0946565A
JPH0946565A JP7196615A JP19661595A JPH0946565A JP H0946565 A JPH0946565 A JP H0946565A JP 7196615 A JP7196615 A JP 7196615A JP 19661595 A JP19661595 A JP 19661595A JP H0946565 A JPH0946565 A JP H0946565A
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image
area
signal
accumulation mode
field
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JP7196615A
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Inventor
Toshihiko Yokoyama
敏彦 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画領域と静止画領域とが混在する画像を入
力する場合に、静止画領域の画像の解像度が低下した
り、動画領域の画像にぶれが生ずることを防止する。 【解決手段】 動き検出器108で被写体が動いている
ことを検出すると、CCD103のモードをフィールド
蓄積モードに切り替え、切り替え器113を切り替え器
112側に切り替える。動き領域検出器110は、画像
メモリ111に記憶されたフレーム画像信号とフィール
ド蓄積モード用画像処理回路106からのフィールド画
像信号との差分処理によって動画領域と静止画領域とを
分離し、静止画領域では遅延回路(DL)107a側が
選択され、動画領域では遅延回路107b側が選択され
るような選択信号を切り替え器112に送る。この結
果、静止画領域ではフレーム画像信号が出力され、動画
領域ではフィールド画像信号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画領域と静止画
領域とが混在する画像を適切に入力することのできる画
像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDなどの固体撮像素子は、フィール
ド蓄積モード(動画モード)およびフレーム蓄積モード
(静止画モード)の2モードのいずれかで使用される。
これら2つのモードについて、図5を参照して説明す
る。図5は、フィールド蓄積モードおよびフレーム蓄積
モードにおけるCCDの電荷蓄積量を示すタイムチャー
トである。図5(a)のフィールド蓄積モードにおいて
は、NTSC放送方式の飛び越し(インターレース)走
査に合わせて、隣り合うODDフィールドおよびEVE
Nフィールドの上下2ラインの信号電荷が1フィールド
期間(1/60秒)毎に加算されて読み出される。この
フィールド蓄積モードでは、全画素が1フィールド期間
に読み出されるために、各画素信号間が時間的にずれな
い。従って、フィールド蓄積モードは通常動画の入力に
使用される。しかし、その一方でフィールド蓄積モード
では、隣り合う上下2ラインの信号電荷を加算するため
に、全ライン数の約半分の250〜350本の垂直解像
度しか得られない。
【0003】一方、図5(b)のフレーム蓄積モードに
おいては、隣接する2ラインの信号電荷がそれぞれ2フ
ィールド期間の露光時間で1フィールド期間ずらして独
立に読み出される。このフレーム蓄積モードでは、上下
2ラインの信号電荷が加算されることによって混合され
ないために水平解像度とほぼ同等の480本程度の垂直
解像度が得られる。しかし、フレーム蓄積モードでは、
ODDフィールドとEVENフィールドとの読み出しが
1フィールド期間ずれるので、動画などの被写体が動く
画像を撮像するとぶれが生ずる。従って、フレーム蓄積
モードは、主に静止画の入力に使用される。
【0004】また、上記のように画素混合されないフレ
ーム蓄積モードにおいては、レンズからCCDに到る途
中の光線の光軸を例えば0.5画素単位ずつずらして画
像情報をサンプリングした後、メモリに記憶されたこれ
ら画像情報を合成することによって、CCDの画素数を
増やすことなくさらに高解像度の静止画像を得ることの
できるいわゆる「画素ずらし方式」を採用することがで
きる。
【0005】図6に、フィールド蓄積モードとフレーム
蓄積モードとの2モードで画像を入力でき、フレーム蓄
積モードで画素ずらし方式を採用をした従来の画像入力
装置を示す。この画像入力装置では、動画像を撮像する
場合にはフィールド蓄積モードを用い、静止画像を撮像
する場合には解像度を確保するためにフレーム蓄積モー
ドを用いる。そして、シーンや被写体の動作に応じて適
時に両モードを瞬時に切り替えて入力された画像を出力
する。
【0006】図6において、被写体からの光は、レンズ
101および平行平板ガラス(PP、パラレルプレー
ト)102を通り、CCD103に入射し、電気信号に
変換される。平行平板ガラス102は、PP駆動部11
5によって制御されるXモータ201およびYモータ2
02に駆動されることによって、CCD103の撮像面
上での光線の結像位置を(X,Y)方向にそれぞれ0.
5画素単位でずらし制御する(ここで、Xは横方向の座
標、Yは縦方向の座標を表すものとする)。具体的に示
すと、レンズ101を通る光線は、CCD103の撮像
面上において、 (0,0):(基準位置,基準位置) (1,0):(基準位置+0.5画素,基準位置) (0,1):(基準位置,基準位置+0.5画素) (1,1):(基準位置+0.5画素,基準位置+0.
5画素) の4つの結像位置をとるように制御される。
【0007】タイミングジェネレータ(TG)116に
よってモードに応じて駆動制御されるCCD103の出
力は、自動利得制御(AGC)部104に入力される。
AGC部104に供給されたCCD103の出力は、所
定のゲインで増幅され一定のレベルに調節されてからA
D変換器(ADC)105に出力され、AD変換器10
5においてディジタル値に変換される。ディジタル値に
変換されたCCD103の出力信号は、フィールド蓄積
モード用画像処理回路106および画像メモリ111が
接続されたフレーム蓄積モード用画像処理回路109に
供給され、これら回路106、109において画像処理
された後、切り替え器113からいずれか一方が出力さ
れる。画像メモリ111は、フレーム蓄積モードにおい
て動きのある被写体を撮像したときのぶれをなくすため
に用いられ、フレーム蓄積モードでは画像メモリ111
でフリーズされた画像が出力される。
【0008】モード切り替え入力部117は、切り替え
器113、タイミングジェネレータ116およびPP駆
動部115にモード切り替え信号を出力する。また、タ
イミングジェネレータ116は、フィールド蓄積モード
用画像処理回路106およびフレーム蓄積モード用画像
処理回路109に、水平同期信号(H)と垂直同期信号
(V)とクロック信号(CLK)とをそれぞれ供給す
る。これによって、フィールド蓄積モード用画像処理回
路106およびフレーム蓄積モード用画像処理回路10
9では、水平同期および垂直同期が行われる。
【0009】図6の装置において、フィールド蓄積モー
ドが選択された場合には、モード切り替え入力部117
は、平行平板ガラス102が(0,0)の位置に固定さ
れるような信号をPP駆動部115に供給する。また、
モード切り替え入力部117は、CCD103をフィー
ルド蓄積モードで駆動する信号をタイミングジェネレー
タ116に出力し、さらに切り替え器113をフィール
ド蓄積モード用画像処理回路106側に切り替える。こ
れによって、切り替え器113からはフィールド画像処
理された動画信号が出力される。
【0010】次に、フレーム蓄積モードが選択された場
合には、モード切り替え入力部117は、CCD103
をフレーム蓄積モードで駆動する信号をタイミングジェ
ネレータ116に出力し、さらに切り替え器113をフ
レーム蓄積モード用画像処理回路109側に切り替え
る。また、モード切り替え入力部117は、平行平板ガ
ラス102を通過する光線のCCD103の撮像面上で
の結像位置が(0,0)→(1,0)→(0,1)→
(1,1)の順番で移動するような信号をPP駆動部1
15に供給する。そして、各結像位置で蓄積された信号
電荷が1フレーム期間ごとに次々読み出されて画像情報
として記憶され、最後に4つの結像位置から得られた画
像情報が合成されることによって、切り替え器113か
らはフレーム画像処理された高解像度の静止画像信号が
得られる。
【0011】例えば、合成された静止画像信号の画像出
力の順番は、 (0,0),(1,0),(0,0),(1,0),…… (0,1),(1,1),(0,1),(1,1),…… (0,0),(1,0),(0,0),(1,0),…… (0,1),(1,1),(0,1),(1,1),…… : : : : となる。つまり、画素ずらし方式を採用したフレーム蓄
積モードでは、データ量がフィールド蓄積モードに比べ
て4倍になり、解像度がフィールド蓄積モードに比べて
水平および垂直ともに約2倍になる。
【0012】以上説明したように、CCDのフィールド
蓄積モードとフレーム蓄積モードとを適宜切り替えると
ともに、フレーム蓄積モードに画素ずらし方式を採用す
ることによって、動画像および高解像度の静止画像をそ
れぞれに適した条件で入力することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
画像入力装置においては、動画領域のみの画像または静
止画領域のみの画像を撮像するときには何らの不都合も
生じないものの、動画領域と静止画領域とが混在する画
像を撮像するとき、フィールド蓄積モードを用いると静
止画領域の画像の解像度が低下してしまい、フレーム蓄
積モードを用いると動画領域の画像にぶれが生じてしま
っていた。そのため、上述の画像入力装置では、常に高
画質の画像を入力することができないという問題があっ
た。
【0014】そこで、本発明の目的は、CCDなどの撮
像手段のモードをフィールド蓄積モードとフレーム蓄積
モードとの間で切り替えることのできる画像入力装置に
おいて、動画領域と静止画領域とが混在する場合であっ
ても、静止画領域の画像の解像度が低下したり、動画領
域の画像にぶれが生ずることのない高画質の画像を入力
することのできる画像入力装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1の発明は、1フィールド期間ごとに全ライ
ンの画素を走査して読み出すフィールド蓄積モードと、
1フィールド期間ごとに1ラインおきの画素をインター
レース走査して読み出すフレーム蓄積モードとの2つの
モードで画像を入力する撮像手段を有する画像入力装置
において、前記撮像手段から入力された画像を動画領域
と静止画領域とに分離し、動画領域については前記フィ
ールド蓄積モードで画像処理された画像信号を出力し、
静止画領域については前記フレーム蓄積モードで画像処
理された画像信号を出力するように構成されている。
【0016】また、請求項2の発明は、前記撮像手段か
ら入力された画像中に動画領域があるかないかを検出
し、動画領域がある場合には前記撮像手段を前記フィー
ルド蓄積モードで動作させるように構成されていること
を特徴とする。
【0017】また、請求項3の発明は、前記フィールド
蓄積モードで画像処理された信号と、記憶手段に記憶さ
れた前記フレーム蓄積モードで画像処理された信号とを
比較することによって、前記撮像手段から入力された画
像を動画領域と静止画領域とに分離するように構成され
ていることを特徴とする。
【0018】また、請求項4の発明は、前記フィールド
蓄積モードで画像処理された信号と、この信号を所定期
間だけ遅延させた信号とを比較することによって、前記
撮像手段から入力された画像を動画領域と静止画領域と
に分離するように構成されていることを特徴とする。
【0019】また、請求項5の発明は、動画領域と静止
画領域とを指定する外部からの領域選択信号によって、
前記撮像手段から入力された画像を動画領域と静止画領
域とに分離するように構成されていることを特徴とす
る。
【0020】また、請求項6の発明は、前記フレーム蓄
積モードにおいて、前記撮像手段の撮像面に結像する光
線の光軸を、前記撮像手段の撮像面内の任意の一方向お
よびこれと垂直な方向の少なくともいずれか一方の方向
に微小単位ずつずらすことによって画像が入力されるこ
とを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1の発明によると、動画領域については
フィールド蓄積モードで画像処理された画像信号が出力
され、静止画領域についてはフレーム蓄積モードで画像
処理された画像信号が出力されるので、動画領域と静止
画領域とが混在する画像を入力する場合であっても、静
止画領域の画像の解像度が低下したり、動画領域の画像
にぶれが生ずることがない。
【0022】また、請求項2の発明によると、動画領域
がある場合には撮像手段のモードがフィールド蓄積モー
ドに切り替えられるので、動画領域と静止画領域とが混
在する画像を入力するときにはフィールド蓄積モードで
の画像入力が行われる。
【0023】また、請求項3の発明によると、フィール
ド蓄積モードで画像処理された信号と、記憶手段に記憶
されたフレーム蓄積モードで画像処理された信号とが比
較されることによって、撮像手段から入力された画像を
動画領域と静止画領域とに分離することができる。
【0024】また、請求項4の発明によると、フィール
ド蓄積モードで画像処理された信号を2つ用いてそれら
を比較するので、高い精度で動画領域と静止画領域とを
分離することができる。
【0025】また、請求項5の発明によると、外部から
の指定によって任意に動画領域と静止画領域とを分離す
ることができる。
【0026】また、請求項6の発明によると、フレーム
蓄積モードにおいて画素ずらし方式で画像を入力するの
で、解像度の高い高精細な静止画像を入力することがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態につき図
面を参照して説明する。
【0028】図1に、フィールド蓄積モードとフレーム
蓄積モードとの2モードで画像を入力でき、フレーム蓄
積モードで画素ずらし方式を採用をした本発明の第1実
施形態の画像入力装置を示す。
【0029】図1において、被写体からの光は、レンズ
101および平行平板ガラス(PP、パラレルプレー
ト)102を通り、CCD103に入射し、電気信号に
変換される。平行平板ガラス102は、PP駆動部11
5によって制御されるXモータ201およびYモータ2
02に駆動されることによって、CCD103の撮像面
上での光線の結像位置を(X,Y)方向にそれぞれ0.
5画素単位でずらし制御する(ここで、Xは横方向の座
標、Yは縦方向の座標を表すものとする)。つまり、C
CD103の撮像面に結像する光線の光軸を、CCD1
03の撮像面内の水平方向および垂直方向に0.5画素
単位ずつずらすことによって画像が入力される。具体的
に示すと、レンズ101を通る光線は、CCD103の
撮像面上において、 (0,0):(基準位置,基準位置) (1,0):(基準位置+0.5画素,基準位置) (0,1):(基準位置,基準位置+0.5画素) (1,1):(基準位置+0.5画素,基準位置+0.
5画素) の4つの結像位置をとるように制御される。
【0030】タイミングジェネレータ(TG)116に
よってモードに応じて駆動制御されるCCD103の出
力は、自動利得制御(AGC)部104に入力される。
AGC部104に供給されたCCD103の出力は、所
定のゲインで増幅され一定のレベルに調節されてからA
D変換器(ADC)105に出力され、AD変換器10
5においてディジタル値に変換される。ディジタル値に
変換されたCCD103の出力信号は、フィールド蓄積
モード用画像処理回路106および画像メモリ111が
接続されたフレーム蓄積モード用画像処理回路109に
供給され、これら回路106、109において画像処理
された後、動き領域検出器110に出力される。動き領
域検出器110は、2つの回路106、109で画像処
理された画像信号から、例えば差分を求め差分の大きな
領域を動画領域と判断することにより、動画領域と静止
画領域とを区別する。そして、その結果は選択信号とし
て切り替え器112に送られ、静止画領域では遅延回路
(DL)107a側が選択され、動画領域では遅延回路
107b側が選択されるように切り替え器112が制御
される。
【0031】また、フィールド蓄積モード用画像処理回
路106およびフレーム蓄積モード用画像処理回路10
9の出力信号は、遅延回路107a、107bにそれぞ
れ入力される。そして、2つの回路106、109から
の信号は、遅延回路107a、107bで動き領域検出
器110からの選択信号とタイミングを合わせられて切
り替え器112にそれぞれ供給され、いずれか一方が切
り替え器113に供給される。また、フレーム蓄積モー
ド用画像処理回路109の出力信号は切り替え器113
にも供給される。
【0032】フィールド蓄積モード用画像処理回路10
6からの画像信号は、動きのある被写体であるか静止し
た被写体であるかを検出する動き検出器108に送ら
れ、その検出結果は、フィールド蓄積モードとフレーム
蓄積モードとの切り替え信号としてタイミングジェネレ
ータ116およびPP駆動部115に供給されるととも
に、切り替え器112からの信号と遅延回路107bか
らの信号との選択信号として切り替え器113に供給さ
れる。画像メモリ111は、上述の画素ずらし方式によ
って0.5画素ずらした複数のフレーム画像を合成する
ために用いられる。
【0033】タイミングジェネレータ116は、フィー
ルド蓄積モード用画像処理回路106およびフレーム蓄
積モード用画像処理回路109に、水平同期信号(H)
と垂直同期信号(V)とクロック信号(CLK)とをそ
れぞれ供給する。これによって、フィールド蓄積モード
用画像処理回路106およびフレーム蓄積モード用画像
処理回路109では、水平同期および垂直同期が行われ
る。
【0034】次に、図1の装置の動作について説明す
る。図1の装置において、被写体が静止していることを
動き検出器108が検出すると、動き検出器108は、
タイミングジェネレータ116にフレーム蓄積モードへ
の切り替えを指示するとともに、平行平板ガラス102
を通過する光線のCCD103の結像面上における結像
位置が(0,0)→(1,0)→(0,1)→(1,
1)の順番で移動するようにPP駆動部115を制御す
る。そして、各結像位置で蓄積された信号電荷が1フレ
ーム期間ごとに次々読み出されて画像情報として記憶さ
れ、最後に4つの結像位置から得られた画像情報がメモ
リ111で合成される。さらに、動き検出器108は、
切り替え器113を遅延回路107b側に切り替える。
これによって、切り替え器113からはフレーム画像処
理された高解像度の静止画像信号が出力される。
【0035】例えば、合成された静止画像信号の画像出
力の順番は、 (0,0),(1,0),(0,0),(1,0),…… (0,1),(1,1),(0,1),(1,1),…… (0,0),(1,0),(0,0),(1,0),…… (0,1),(1,1),(0,1),(1,1),…… : : : : となる。つまり、画素ずらし方式を採用したフレーム蓄
積モードでは、データ量がフィールド蓄積モードに比べ
て4倍になり、解像度がフィールド蓄積モードに比べて
水平および垂直ともに約2倍になる。
【0036】次に、被写体が動き出すと、動き検出器1
08がその被写体が動いていることを検出する。動き検
出器108は、タイミングジェネレータ116にフィー
ルド蓄積モードへの切り替えを指示するとともに、PP
駆動部115を制御して平行平板ガラス102を(0,
0)の結像位置に固定する。その結果、フィールド蓄積
モード用画像処理回路106からはフィールド画像処理
された動画信号が出力される。また、動き検出器108
は、切り替え器113を切り替え器112側に切り替え
る。
【0037】同時に、動き領域検出器110は、フィー
ルド蓄積モード用画像処理回路106の出力信号とフレ
ーム蓄積モード用画像処理回路109を介したメモリ1
11の出力信号との差分を求め、差分の大きな領域を動
画領域と判断し、その結果を切り替え器112に選択信
号として与える。従って、切り替え器113は、画素ず
らし方式によってメモリ111に記憶されたフレーム画
像処理された画像信号を静止画領域の画像信号として出
力し、フィールド蓄積モード用画像処理回路106でフ
ィールド画像処理された画像信号を動画領域の画像信号
として出力する。
【0038】図2に、被写体が動く場合の画像出力の例
を示す。図2(A)は、画素ずらし方式を採用したフレ
ーム蓄積モードで文字原稿を撮像した場合の高解像度の
静止画像出力である。ここで、黒い被写体が右上から画
面内に移動してきた場合には、図2(B)に矢印で示す
ような動きベクトルを動き検出器108で検出し、CC
D103のモードがフィールド蓄積モードに変更され
る。それと同時に動き領域検出器110が動作し、図2
(C)に示すように、図2(B)の画像および図2
(A)の画像の差分の絶対値と、定数Kとの大小関係に
よって画像を動画領域と静止画領域とに分割する。この
結果に基づき出力画像を切り替えることによって図2
(B)に示す画像が得られる。
【0039】以上説明したように、本実施形態の画像入
力装置によると、画像の中に動画領域と静止画領域とが
混在していても、動画領域にはフィールド画像処理した
信号を出力し、静止画領域にはフレーム画像処理した信
号を出力することになるので、静止画領域の画像の解像
度が低下したり、動画領域の画像にぶれが生ずることが
なく、高画質の画像を入力することが可能になる。ま
た、画素ずらし方式を採用しているので、フレーム蓄積
モードで高解像度の静止画像を得ることができる。
【0040】本実施形態では、動き領域検出器110で
差分演算を行って動画領域と静止画領域とを判別した
が、動き領域検出器110で画像相関や輪郭抽出などの
方法を行ってもよい。また、動き領域検出器110を用
いずに、外部からの制御走査によって動画領域と静止画
領域とを判別してもよい。
【0041】次に、本発明の第2実施形態について図3
を参照して説明する。
【0042】図3は、本実施形態の画像入力装置の概略
構成を示すブロック図である。図3の画像入力装置は、
フィールド蓄積モード用画像処理回路106の出力信号
がフィールドメモリ(MEM)200に入力され、その
出力が動き領域検出器110に入力される点、およびフ
レーム蓄積モード用画像処理回路109の出力信号が動
き領域検出器110に入力されない点のみ、図1で説明
した第1実施形態の画像入力装置と異なる。従って、本
実施形態では、これらに関連する箇所以外の説明を省略
する。
【0043】図3において、フィールドメモリ200
は、フィールド蓄積モード用画像処理回路106からの
フィールド画像処理された信号を1フィールド期間だけ
遅延させて動き領域検出器110に供給する。また、動
き領域検出器110には、フィールド蓄積モード用画像
処理回路106から直接的にフィールド画像処理された
信号が供給される。そして、動き領域検出器110は、
これら2つの入力信号の差分を求め、差分値の大きな領
域を動画領域と判断し、その結果を切り替え器112の
選択信号として出力する。つまり、本実施形態では、動
き領域検出器110が2つのフィールド画像処理された
信号に基づいて動画領域と静止画領域とを区別するの
で、高い精度で動画領域と静止画領域とを分離すること
ができる。従って、最終的に得られる画像の画質がさら
に向上する。
【0044】次に、本発明の第3実施形態について図4
を参照して説明する。
【0045】図4は、本実施形態の画像入力装置の概略
構成を示すブロック図である。図4の画像入力装置は、
動き領域検出器110がなくし、その代わりに外部から
の信号入力によって動画領域と静止画領域とを区別する
領域選択信号発生器118を設けた点、およびタイミン
グジェネレータ116から領域選択信号発生器118に
水平同期信号(H)と垂直同期信号(V)とクロック信
号(CLK)とを供給する点のみ、図1で説明した第1
実施形態の画像入力装置と異なる。従って、本実施形態
では、これらに関連する箇所以外の説明を省略する。
【0046】図4において、領域選択信号発生器118
には、画面のどこの領域を動画領域とするか、或いは静
止画領域とするかの領域選択信号が操作卓から外部入力
として供給される。領域選択信号発生器118は、入力
された領域選択信号をタイミングジェネレータ116か
らの水平同期信号(H)、垂直同期信号(V)およびク
ロック信号(CLK)に従って切り替え器112の選択
信号として出力する。つまり、本実施形態の画像入力装
置では、外部からの制御操作で動画領域を任意に決定す
ることができ、外部で設定された領域についてはフィー
ルド画像処理された動画信号を出力し、その他の領域に
ついてはフレーム画像処理された高精細な静止画信号を
出力することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
動画領域についてはフィールド蓄積モードで画像処理さ
れた画像信号が出力され、静止画領域についてはフレー
ム蓄積モードで画像処理された画像信号が出力されるの
で、動画領域と静止画領域とが混在する画像を入力する
場合であっても、静止画領域の画像の解像度が低下した
り、動画領域の画像にぶれが生ずることがない。従っ
て、常に高画質の画像を入力することが可能になる。ま
た、フレーム蓄積モードで画素ずらし方式を行うことに
よって、高解像度で高精細な静止画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の画像入力装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態において、被写体が動く
場合の画像出力の例を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態の画像入力装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態の画像入力装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図5】フィールド蓄積モードおよびフレーム蓄積モー
ドについて説明するための図である。
【図6】従来の画像入力装置の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
101 レンズ 102 平行平板ガラス(PP) 103 CCD 104 自動利得制御(AGC)部 105 AD変換器(ADC) 106 フィールド蓄積モード用画像処理回路 107a、107b 遅延回路(DL) 108 動き検出器 109 フレーム蓄積モード用画像処理回路 110 動き領域検出器 111 画像メモリ 112、113 切り替え器 115 PP駆動部 116 タイミングジェネレータ(TG) 201 Xモータ 202 Yモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フィールド期間ごとに全ラインの画素
    を走査して読み出すフィールド蓄積モードと、1フィー
    ルド期間ごとに1ラインおきの画素をインターレース走
    査して読み出すフレーム蓄積モードとの2つのモードで
    画像を入力する撮像手段を有する画像入力装置におい
    て、 前記撮像手段から入力された画像を動画領域と静止画領
    域とに分離し、動画領域については前記フィールド蓄積
    モードで画像処理された画像信号を出力し、静止画領域
    については前記フレーム蓄積モードで画像処理された画
    像信号を出力するように構成されていることを特徴とす
    る画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段から入力された画像中に動
    画領域があるかないかを検出し、動画領域がある場合に
    は前記撮像手段を前記フィールド蓄積モードで動作させ
    るように構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記フィールド蓄積モードで画像処理さ
    れた信号と、記憶手段に記憶された前記フレーム蓄積モ
    ードで画像処理された信号とを比較することによって、
    前記撮像手段から入力された画像を動画領域と静止画領
    域とに分離するように構成されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記フィールド蓄積モードで画像処理さ
    れた信号と、この信号を所定期間だけ遅延させた信号と
    を比較することによって、前記撮像手段から入力された
    画像を動画領域と静止画領域とに分離するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像入力装置。
  5. 【請求項5】 動画領域と静止画領域とを指定する外部
    からの領域選択信号によって、前記撮像手段から入力さ
    れた画像を動画領域と静止画領域とに分離するように構
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記フレーム蓄積モードにおいて、前記
    撮像手段の撮像面に結像する光線の光軸を、前記撮像手
    段の撮像面内の任意の一方向およびこれと垂直な方向の
    少なくともいずれか一方の方向に微小単位ずつずらすこ
    とによって画像が入力されることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の画像入力装置。
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