JPH0948772A - アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 - Google Patents
アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法Info
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- JPH0948772A JPH0948772A JP8128297A JP12829796A JPH0948772A JP H0948772 A JPH0948772 A JP H0948772A JP 8128297 A JP8128297 A JP 8128297A JP 12829796 A JP12829796 A JP 12829796A JP H0948772 A JPH0948772 A JP H0948772A
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
−ヒドロキシイミノ酢酸エステルのオキシム基を工業的
により有利にアシル化する方法を提供すること。 【解決手段】2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルと酸無水物とを、
塩基触媒の存在下に反応させる2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステル
の製造法。
−ヒドロキシイミノ酢酸エステルのオキシム基を工業的
により有利にアシル化する方法を提供すること。 【解決手段】2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルと酸無水物とを、
塩基触媒の存在下に反応させる2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステル
の製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セフェム系抗生物
質の側鎖中間体の製造法に関し、さらに詳しくは、本発
明は抗菌性を有するセファロスポリン誘導体を製造する
ための中間体である2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−アシロキシイミノ酢酸誘導体の製造法に関
するものである。
質の側鎖中間体の製造法に関し、さらに詳しくは、本発
明は抗菌性を有するセファロスポリン誘導体を製造する
ための中間体である2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−アシロキシイミノ酢酸誘導体の製造法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルは、その構造
中にアミノ基とオキシム基の二つの反応基を有する。一
方で、種々のセフェム系抗生物質を製造するためにはオ
キシム基のみを保護すること、またはアミノ基のみを保
護すること、あるいはオキシム基を保護した後アミノ基
に異なる保護基を導入する等により、様々な誘導体とす
ることが必要である。かかる観点から、アミノ基または
オキシム基のみを選択的にアシル化することは極めて重
要である。 従来、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルをアシル化
する際、アミノ基をアシル化することなしにオキシム基
を選択的にアシル化する方法としては、例えば、2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシ
イミノ酢酸エチルをフェニルリチウム、ナトリウムエト
キシド等の強塩基下、酸ハロゲン化物を反応させる方法
(特開平7−97368号公報)、2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルとカリウムアリレートを作用させて2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸ア
リルのカリウム塩を調製した後、酸ハロゲン化物と反応
させる方法(特開昭61−145170号公報)が知ら
れている。 しかし、前者は強塩基、酸ハロゲン化物等
を用いる激しい条件下で行う上、強塩基を基質に対し当
量以上用いねばならず、後者はエステル交換を行ってか
らのアシル化という煩雑な操作が必要であった。
ル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルは、その構造
中にアミノ基とオキシム基の二つの反応基を有する。一
方で、種々のセフェム系抗生物質を製造するためにはオ
キシム基のみを保護すること、またはアミノ基のみを保
護すること、あるいはオキシム基を保護した後アミノ基
に異なる保護基を導入する等により、様々な誘導体とす
ることが必要である。かかる観点から、アミノ基または
オキシム基のみを選択的にアシル化することは極めて重
要である。 従来、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルをアシル化
する際、アミノ基をアシル化することなしにオキシム基
を選択的にアシル化する方法としては、例えば、2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシ
イミノ酢酸エチルをフェニルリチウム、ナトリウムエト
キシド等の強塩基下、酸ハロゲン化物を反応させる方法
(特開平7−97368号公報)、2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルとカリウムアリレートを作用させて2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸ア
リルのカリウム塩を調製した後、酸ハロゲン化物と反応
させる方法(特開昭61−145170号公報)が知ら
れている。 しかし、前者は強塩基、酸ハロゲン化物等
を用いる激しい条件下で行う上、強塩基を基質に対し当
量以上用いねばならず、後者はエステル交換を行ってか
らのアシル化という煩雑な操作が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況下、2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキ
シイミノ酢酸エステルのオキシム基を工業的により有利
にアシル化する方法の開発が望まれていた。
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキ
シイミノ酢酸エステルのオキシム基を工業的により有利
にアシル化する方法の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討の結果オキシム基のみを非常に
穏和な条件で選択的にアシル化する方法を見いだし、種
々検討を重ね本発明に至った。
を解決するため鋭意検討の結果オキシム基のみを非常に
穏和な条件で選択的にアシル化する方法を見いだし、種
々検討を重ね本発明に至った。
【0005】すなわち本発明は、一般式〔I〕 (式中、R1 は、置換基を有していてもよい炭素数1〜
8のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数3〜
8のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数7
〜20のアラルキル基、ベンゾイルアルキル基、または
置換基を有していてもよいアリール基を示す。)で示さ
れる2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステルと一般式〔II〕 (式中、R2 およびR3 は、同一または相異なり、置換
基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基、置換
基を有していてもよい炭素数7〜15のアラルキル基、
または置換基を有していてもよいフェニル基を示す。)
で示される酸無水物とを、塩基触媒の存在下に反応させ
ることを特徴とする一般式〔III〕 (式中、R1 およびR2 は、前記と同じ意味を表わ
す。)で示される2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステルの製造法を提
供するものである。
8のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数3〜
8のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数7
〜20のアラルキル基、ベンゾイルアルキル基、または
置換基を有していてもよいアリール基を示す。)で示さ
れる2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステルと一般式〔II〕 (式中、R2 およびR3 は、同一または相異なり、置換
基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基、置換
基を有していてもよい炭素数7〜15のアラルキル基、
または置換基を有していてもよいフェニル基を示す。)
で示される酸無水物とを、塩基触媒の存在下に反応させ
ることを特徴とする一般式〔III〕 (式中、R1 およびR2 は、前記と同じ意味を表わ
す。)で示される2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステルの製造法を提
供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いる一般式〔I〕で示される2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸
エステルのR1 としては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、t−ブチル等のアルキル基、メ
トキシメチル、エトキシメチル等のアルコキシアルキル
基、トリクロロエチル等のハロアルキル基、メチルチオ
エチル等のアルキルチオアルキル基、メタンスルホニル
エチル等のアルキルスルホニルアルキル基等の置換基を
有していてもよい炭素数1〜8のアルキル基;プロペニ
ル、アリル、ヘキセニル等のアルケニル基、フェニルプ
ロペニル等のフェニル置換アルケニル基、ジメチルへキ
セニル等のアルキル置換アルケニル基等の炭素数3〜8
のアルケニル基、ベンジル、メチルベンジル、ジメチル
ベンジル、エトキシベンジル、ニトロベンジル、アミノ
ベンジル、ジフェニルベンジル、ジ−t−ブチルヒドロ
キシベンジル、フェニルエチル、トリチル等の置換基を
有していてもよい炭素数7〜20のアラルキル基、フェ
ナシル等のベンゾイルアルキル基、フェニル、トルイ
ル、ジイソプロピルフェニル、キシリル、トリクロロフ
ェニル、インダニル等の置換基を有していてもよい炭素
数6〜12のアリール基等が挙げられる。
本発明で用いる一般式〔I〕で示される2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸
エステルのR1 としては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、t−ブチル等のアルキル基、メ
トキシメチル、エトキシメチル等のアルコキシアルキル
基、トリクロロエチル等のハロアルキル基、メチルチオ
エチル等のアルキルチオアルキル基、メタンスルホニル
エチル等のアルキルスルホニルアルキル基等の置換基を
有していてもよい炭素数1〜8のアルキル基;プロペニ
ル、アリル、ヘキセニル等のアルケニル基、フェニルプ
ロペニル等のフェニル置換アルケニル基、ジメチルへキ
セニル等のアルキル置換アルケニル基等の炭素数3〜8
のアルケニル基、ベンジル、メチルベンジル、ジメチル
ベンジル、エトキシベンジル、ニトロベンジル、アミノ
ベンジル、ジフェニルベンジル、ジ−t−ブチルヒドロ
キシベンジル、フェニルエチル、トリチル等の置換基を
有していてもよい炭素数7〜20のアラルキル基、フェ
ナシル等のベンゾイルアルキル基、フェニル、トルイ
ル、ジイソプロピルフェニル、キシリル、トリクロロフ
ェニル、インダニル等の置換基を有していてもよい炭素
数6〜12のアリール基等が挙げられる。
【0007】一般式〔II〕で示される酸無水物のR2
またはR3 としては、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、t−ブチル、アミル、ヘキシル、ク
ロロメチル、トリクロロメチル等の置換基を有していて
もよい炭素数1〜6のアルキル基、ベンジル、メチルベ
ンジル、ジメチルベンジル、エトキシベンジル、ニトロ
ベンジル、フェニルベンジル、フェニルエチル等の置換
基を有していてもよい炭素数7〜15のアラルキル基、
フェニル、トルイル、キシリル、メトキシフェニル、ク
ロロフェニル、ニトロフェニル等の炭素数6〜12のア
リール基等が挙げられる。かかる酸無水物としては、例
えば酢酸、プロピオン酸、吉草酸、安息香酸、トルイル
酸の酸無水物、混合酸無水物等が例示される。
またはR3 としては、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、t−ブチル、アミル、ヘキシル、ク
ロロメチル、トリクロロメチル等の置換基を有していて
もよい炭素数1〜6のアルキル基、ベンジル、メチルベ
ンジル、ジメチルベンジル、エトキシベンジル、ニトロ
ベンジル、フェニルベンジル、フェニルエチル等の置換
基を有していてもよい炭素数7〜15のアラルキル基、
フェニル、トルイル、キシリル、メトキシフェニル、ク
ロロフェニル、ニトロフェニル等の炭素数6〜12のア
リール基等が挙げられる。かかる酸無水物としては、例
えば酢酸、プロピオン酸、吉草酸、安息香酸、トルイル
酸の酸無水物、混合酸無水物等が例示される。
【0008】酸無水物〔II〕の使用量は、2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ
酢酸エステル〔I〕に対して好ましくは0.9当量以上
用い、場合によっては溶媒を兼ねて大過剰量用いてもよ
いが、より好ましくは0.9〜2当量倍程度である。本
発明では酸無水物を過剰量使用してもオキシム基のアシ
ル化が選択的に進行する。
アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ
酢酸エステル〔I〕に対して好ましくは0.9当量以上
用い、場合によっては溶媒を兼ねて大過剰量用いてもよ
いが、より好ましくは0.9〜2当量倍程度である。本
発明では酸無水物を過剰量使用してもオキシム基のアシ
ル化が選択的に進行する。
【0009】本発明の反応は、通常、2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エ
ステル〔I〕と酸無水物〔II〕とを、塩基触媒の存在
下で溶媒を用いて実施される。
チアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エ
ステル〔I〕と酸無水物〔II〕とを、塩基触媒の存在
下で溶媒を用いて実施される。
【0010】本発明に用いられる塩基触媒としては、ア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸物、重炭酸
物、水酸化物、酸化物等の無機塩基が挙げられ、好まし
くは、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、重炭酸カリウム等が挙げられる。塩基触媒の使用量
は、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステル〔I〕に対して、通常、
0.001〜10当量倍程度てあるが、好ましくは0.
01〜1当量倍程度である。
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸物、重炭酸
物、水酸化物、酸化物等の無機塩基が挙げられ、好まし
くは、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、重炭酸カリウム等が挙げられる。塩基触媒の使用量
は、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステル〔I〕に対して、通常、
0.001〜10当量倍程度てあるが、好ましくは0.
01〜1当量倍程度である。
【0011】本発明において、溶媒を使用する場合、か
かる溶媒としては例えば、ヘキサン、トルエン、ベンゼ
ン、クロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジエチルエーテル、メ
チルイソブチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、アセトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン、酢酸エチル、ニトロメタン、ニトロベンゼン、
アセトニトリル、ベンゾニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリ
アミド、ジメチルスルホキシド等の脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、非プロトン性極性
溶媒等の反応に不活性な溶媒の単独または混合物が使用
される。その使用量については特に限定はないが、一般
的にその使用量は2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステル〔I〕に対し
1〜6重量倍程度である。また、溶媒の代わりに酸無水
物〔II〕を過剰量用いてもよく、その場合にも反応は
選択的に進行する。
かる溶媒としては例えば、ヘキサン、トルエン、ベンゼ
ン、クロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジエチルエーテル、メ
チルイソブチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、アセトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン、酢酸エチル、ニトロメタン、ニトロベンゼン、
アセトニトリル、ベンゾニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリ
アミド、ジメチルスルホキシド等の脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、非プロトン性極性
溶媒等の反応に不活性な溶媒の単独または混合物が使用
される。その使用量については特に限定はないが、一般
的にその使用量は2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステル〔I〕に対し
1〜6重量倍程度である。また、溶媒の代わりに酸無水
物〔II〕を過剰量用いてもよく、その場合にも反応は
選択的に進行する。
【0012】反応温度は、通常、約−50℃〜約100
℃の範囲で目的を達することができるが、好ましくは約
10℃〜約50℃である。反応時間は特に制限されず、
原料が消失した時点を反応の終点とすることができる。
反応終了後、通常の分離手段、例えば濾過、抽出、濃縮
等の操作により2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−アシルイミノ酢酸エステル〔III〕を収率
よく得ることができ、必要に応じてカラムクロマトグラ
フィー、再結晶などによって精製することもできる。
℃の範囲で目的を達することができるが、好ましくは約
10℃〜約50℃である。反応時間は特に制限されず、
原料が消失した時点を反応の終点とすることができる。
反応終了後、通常の分離手段、例えば濾過、抽出、濃縮
等の操作により2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−アシルイミノ酢酸エステル〔III〕を収率
よく得ることができ、必要に応じてカラムクロマトグラ
フィー、再結晶などによって精製することもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、セフェム系抗生物質の側鎖中
間体として有用な2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステルを、非常に穏
和な条件で極めて優れた純度、収率で得ることができる
ことから工業的に有利な製造法である。
間体として有用な2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステルを、非常に穏
和な条件で極めて優れた純度、収率で得ることができる
ことから工業的に有利な製造法である。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0015】(実施例1)(Z)−2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸カリウム(0.7
g)、トルエン50mlの混合液に、無水酢酸(5.2
g)を40℃にて滴下し、7時間同温で撹拌する。反応
終了後、反応液をサンプリングし、液体クロマトグラフ
ィーの内部標準法で分析した結果、反応収率は99%で
ある。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、トルエンで洗
浄し乾燥することにより(Z)−2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸エチル
エステルを得る。1 H−NMR δppm(DMSO−d6 ):1.40
(3H,t,J=7.1Hz),2.24(3H,
s),4.48(2H,d, J =7.1Hz),
7.38(1H,s),7.50(2H,s)
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸カリウム(0.7
g)、トルエン50mlの混合液に、無水酢酸(5.2
g)を40℃にて滴下し、7時間同温で撹拌する。反応
終了後、反応液をサンプリングし、液体クロマトグラフ
ィーの内部標準法で分析した結果、反応収率は99%で
ある。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、トルエンで洗
浄し乾燥することにより(Z)−2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸エチル
エステルを得る。1 H−NMR δppm(DMSO−d6 ):1.40
(3H,t,J=7.1Hz),2.24(3H,
s),4.48(2H,d, J =7.1Hz),
7.38(1H,s),7.50(2H,s)
【0016】(実施例2)(Z)−2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸水素ナトリウム(0.
4g)、酢酸エチル50mlの混合液に、無水酢酸
(5.2g)を40℃にて滴下し、20時間同温で撹拌
する。反応終了後、反応液をサンプリングし、液体クロ
マトグラフィーの内部標準法で分析した結果、反応収率
は96%である。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、酢
酸エチルで洗浄し乾燥することにより(Z)−2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミ
ノ酢酸エチルエステルを得る。
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸水素ナトリウム(0.
4g)、酢酸エチル50mlの混合液に、無水酢酸
(5.2g)を40℃にて滴下し、20時間同温で撹拌
する。反応終了後、反応液をサンプリングし、液体クロ
マトグラフィーの内部標準法で分析した結果、反応収率
は96%である。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、酢
酸エチルで洗浄し乾燥することにより(Z)−2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミ
ノ酢酸エチルエステルを得る。
【0017】(実施例3)(Z)−2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸カリウム(0.7
g)、トルエン50mlの混合液に、無水プロピオン酸
(6.5g)を40℃にて滴下し、7時間同温で撹拌す
る。反応終了後、反応液をサンプリングし、液体クロマ
トグラフィーの内部標準法で分析した結果、反応収率は
97%である。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、トル
エンで洗浄し乾燥することにより(Z)−2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−プロパノイルオキシ
イミノ酢酸エチルエステルを得る。
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸カリウム(0.7
g)、トルエン50mlの混合液に、無水プロピオン酸
(6.5g)を40℃にて滴下し、7時間同温で撹拌す
る。反応終了後、反応液をサンプリングし、液体クロマ
トグラフィーの内部標準法で分析した結果、反応収率は
97%である。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、トル
エンで洗浄し乾燥することにより(Z)−2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−プロパノイルオキシ
イミノ酢酸エチルエステルを得る。
【0018】(実施例4)(Z)−2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸カリウム(0.7
g)、トルエン50mlの混合液に、無水安息香酸(1
1.3g)を40℃にて滴下し、7時間同温で撹拌す
る。反応終了後、反応液をサンプリングし、液体クロマ
トグラフィーの内部標準法で分析した結果、反応収率は
95%である。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、トル
エンで洗浄し乾燥することにより(Z)−2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−ベンゾイルオキシイ
ミノ酢酸エチルエステルを得る。
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ルエステル(10.8g)、炭酸カリウム(0.7
g)、トルエン50mlの混合液に、無水安息香酸(1
1.3g)を40℃にて滴下し、7時間同温で撹拌す
る。反応終了後、反応液をサンプリングし、液体クロマ
トグラフィーの内部標準法で分析した結果、反応収率は
95%である。反応液を濃縮した後沈殿を濾取し、トル
エンで洗浄し乾燥することにより(Z)−2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−ベンゾイルオキシイ
ミノ酢酸エチルエステルを得る。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式〔I〕 (式中、R1 は、置換基を有していてもよい炭素数1〜
8のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数3〜
8のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数7
〜20のアラルキル基、ベンゾイルアルキル基、または
置換基を有していてもよいアリール基を示す。)で示さ
れる2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステルと一般式〔II〕 (式中、R2 およびR3 は、同一または相異なり、置換
基を有していてもよい炭素数1〜6のアルキル基、置換
基を有していてもよい炭素数7〜15のアラルキル基、
または置換基を有していてもよいアリール基を示す。)
で示される酸無水物とを、塩基触媒の存在下に反応させ
ることを特徴とする一般式〔III〕 (式中、R1 およびR2 は、前記と同じ意味を表わ
す。)で示される2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステルの製造法。 - 【請求項2】塩基触媒が、カリウムまたはナトリウムの
炭酸塩あるいは重炭酸塩である請求項1記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8128297A JPH0948772A (ja) | 1995-05-26 | 1996-05-23 | アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12804095 | 1995-05-26 | ||
| JP7-128040 | 1995-05-26 | ||
| JP8128297A JPH0948772A (ja) | 1995-05-26 | 1996-05-23 | アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948772A true JPH0948772A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=26463826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8128297A Pending JPH0948772A (ja) | 1995-05-26 | 1996-05-23 | アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948772A (ja) |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP8128297A patent/JPH0948772A/ja active Pending
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