JPH107666A - アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 - Google Patents
アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法Info
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- JPH107666A JPH107666A JP8159709A JP15970996A JPH107666A JP H107666 A JPH107666 A JP H107666A JP 8159709 A JP8159709 A JP 8159709A JP 15970996 A JP15970996 A JP 15970996A JP H107666 A JPH107666 A JP H107666A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
−ヒドロキシイミノ酢酸エステルのオキシム基を工業的
により有利にアシル化する方法を提供すること。 【解決手段】2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルと酸無水物とを、
塩基触媒の存在下に反応させる2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステル
の製造法。
−ヒドロキシイミノ酢酸エステルのオキシム基を工業的
により有利にアシル化する方法を提供すること。 【解決手段】2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−ヒドロキシイミノ酢酸エステルと酸無水物とを、
塩基触媒の存在下に反応させる2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−アシロキシイミノ酢酸エステル
の製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セフェム系抗生物
質の側鎖中間体の製造法に関し、さらに詳しくは、セフ
ェム系抗生物質を製造するための中間体である下記一般
式〔III〕で示されるアミノチアゾリル酢酸誘導体を
下記一般式〔I〕で示される2−ヒドロキシイミノ酢酸
エステル誘導体から製造する方法に関するものである。
質の側鎖中間体の製造法に関し、さらに詳しくは、セフ
ェム系抗生物質を製造するための中間体である下記一般
式〔III〕で示されるアミノチアゾリル酢酸誘導体を
下記一般式〔I〕で示される2−ヒドロキシイミノ酢酸
エステル誘導体から製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2−ヒドロキシイミノ酢酸エステル誘導
体〔I〕は、その構造中にアミノ基とオキシム基の二つ
の反応基を有する。一方で、種々のセフェム系抗生物質
を製造するためにはオキシム基のみを保護すること、ま
たはアミノ基のみを保護すること、あるいはオキシム基
を保護した後アミノ基に異なる保護基を導入する等によ
り、様々な誘導体とすることが必要である。かかる観点
から、アミノ基またはオキシム基のみを選択的にアシル
化することは極めて重要である。従来、2−ヒドロキシ
イミノ酢酸エステル誘導体〔I〕をアシル化する際、ア
ミノ基をアシル化することなしにオキシム基を選択的に
アシル化する方法としては、例えば、2−ヒドロキシイ
ミノ酢酸エステル誘導体〔I〕をアルキル金属、金属ア
ルコキシド、金属水素化物等の強塩基下、酸ハロゲン化
物を反応させる方法(特開平7−97368号公報)、
2−ヒドロキシイミノ酢酸エステル誘導体〔I〕に塩基
の存在下、酢酸イソプロペニルを反応させる方法(特開
平8−41041号公報)等が知られている。しかし、
前者は強塩基、酸ハロゲン化物等を用いる激しい条件下
で行う上、強塩基を基質に対し当量以上用いねばなら
ず、後者はアシル化剤の種類が限定されていることまた
アシル化剤の価格面などから工業的には必ずしも充分な
ものとは言いがたいものであった。
体〔I〕は、その構造中にアミノ基とオキシム基の二つ
の反応基を有する。一方で、種々のセフェム系抗生物質
を製造するためにはオキシム基のみを保護すること、ま
たはアミノ基のみを保護すること、あるいはオキシム基
を保護した後アミノ基に異なる保護基を導入する等によ
り、様々な誘導体とすることが必要である。かかる観点
から、アミノ基またはオキシム基のみを選択的にアシル
化することは極めて重要である。従来、2−ヒドロキシ
イミノ酢酸エステル誘導体〔I〕をアシル化する際、ア
ミノ基をアシル化することなしにオキシム基を選択的に
アシル化する方法としては、例えば、2−ヒドロキシイ
ミノ酢酸エステル誘導体〔I〕をアルキル金属、金属ア
ルコキシド、金属水素化物等の強塩基下、酸ハロゲン化
物を反応させる方法(特開平7−97368号公報)、
2−ヒドロキシイミノ酢酸エステル誘導体〔I〕に塩基
の存在下、酢酸イソプロペニルを反応させる方法(特開
平8−41041号公報)等が知られている。しかし、
前者は強塩基、酸ハロゲン化物等を用いる激しい条件下
で行う上、強塩基を基質に対し当量以上用いねばなら
ず、後者はアシル化剤の種類が限定されていることまた
アシル化剤の価格面などから工業的には必ずしも充分な
ものとは言いがたいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況下、2
−ヒドロキシイミノ酢酸エステル誘導体〔I〕のオキシ
ム基を工業的により有利にアシル化する方法の開発が望
まれていた。
−ヒドロキシイミノ酢酸エステル誘導体〔I〕のオキシ
ム基を工業的により有利にアシル化する方法の開発が望
まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討の結果オキシム基のみを非常に
穏和な条件で選択的にアシル化する方法を見いだし本発
明に至った。
を解決するため鋭意検討の結果オキシム基のみを非常に
穏和な条件で選択的にアシル化する方法を見いだし本発
明に至った。
【0005】すなわち本発明は、一般式〔I〕 (式中、R1 は、アルキル基、アルケニル基、アラルキ
ル基、ベンゾイルアルキル基またはアリール基を示す。
ここでアラルキル基、ベンゾイルアルキル基、アリール
基のベンゼン環部分、およびアルキル基、アルケニル基
は、1個以上の低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルキルチオ基またはフェニル
基で置換されていてもよい。)で示される2−ヒドロキ
シイミノ酢酸エステル誘導体と一般式〔II〕 (式中、R2 およびR3 は、同一または相異なり、アル
キル基、アラルキル基またはアリール基を示す。ここで
アラルキル基、アリール基のベンゼン環部分、およびア
ルキル基は、1個以上の低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子またはニトロ基で置換されていても
よい。)で示される酸無水物とを、イミダゾール類また
は4−ジアルキルアミノピリジンの存在下に反応させる
ことを特徴とする一般式〔III〕 (式中、R1 およびR2 は、前記と同じ意味を表わ
す。)で示されるアミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法
を提供するものである。
ル基、ベンゾイルアルキル基またはアリール基を示す。
ここでアラルキル基、ベンゾイルアルキル基、アリール
基のベンゼン環部分、およびアルキル基、アルケニル基
は、1個以上の低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルキルチオ基またはフェニル
基で置換されていてもよい。)で示される2−ヒドロキ
シイミノ酢酸エステル誘導体と一般式〔II〕 (式中、R2 およびR3 は、同一または相異なり、アル
キル基、アラルキル基またはアリール基を示す。ここで
アラルキル基、アリール基のベンゼン環部分、およびア
ルキル基は、1個以上の低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子またはニトロ基で置換されていても
よい。)で示される酸無水物とを、イミダゾール類また
は4−ジアルキルアミノピリジンの存在下に反応させる
ことを特徴とする一般式〔III〕 (式中、R1 およびR2 は、前記と同じ意味を表わ
す。)で示されるアミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法
を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いる一般式〔I〕で示される2−ヒドロキシ
イミノ酢酸エステル誘導体および一般式〔III〕で示
されるアミノチアゾリル酢酸誘導体のR1 としては、例
えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、t−ブチル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチ
ル、ノニル、デシル等のアルキル基、メトキシメチル、
エトキシメチル等のアルコキシアルキル基、トリクロロ
エチル等のハロアルキル基、メチルチオエチル等のアル
キルチオアルキル基、メタンスルホニルエチル等のアル
キルスルホニルアルキル基等の置換基を有していてもよ
い炭素数1〜12のアルキル基;プロペニル、アリル、
ヘキセニル等のアルケニル基、フェニルプロペニル等の
フェニル置換アルケニル基、ジメチルへキセニル等のア
ルキル置換アルケニル基等の炭素数3〜12のアルケニ
ル基、ベンジル、メチルベンジル、ジメチルベンジル、
エトキシベンジル、ニトロベンジル、アミノベンジル、
ジフェニルベンジル、ジ−t−ブチルヒドロキシベンジ
ル、フェニルエチル、トリチル等の置換基を有していて
もよい炭素数7〜20のアラルキル基、フェナシル等の
ベンゾイルアルキル基、フェニル、トルイル、ジイソプ
ロピルフェニル、キシリル、トリクロロフェニル、イン
ダニル等の置換基を有していてもよい炭素数6〜12の
アリール基等が挙げられる。
本発明で用いる一般式〔I〕で示される2−ヒドロキシ
イミノ酢酸エステル誘導体および一般式〔III〕で示
されるアミノチアゾリル酢酸誘導体のR1 としては、例
えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、t−ブチル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチ
ル、ノニル、デシル等のアルキル基、メトキシメチル、
エトキシメチル等のアルコキシアルキル基、トリクロロ
エチル等のハロアルキル基、メチルチオエチル等のアル
キルチオアルキル基、メタンスルホニルエチル等のアル
キルスルホニルアルキル基等の置換基を有していてもよ
い炭素数1〜12のアルキル基;プロペニル、アリル、
ヘキセニル等のアルケニル基、フェニルプロペニル等の
フェニル置換アルケニル基、ジメチルへキセニル等のア
ルキル置換アルケニル基等の炭素数3〜12のアルケニ
ル基、ベンジル、メチルベンジル、ジメチルベンジル、
エトキシベンジル、ニトロベンジル、アミノベンジル、
ジフェニルベンジル、ジ−t−ブチルヒドロキシベンジ
ル、フェニルエチル、トリチル等の置換基を有していて
もよい炭素数7〜20のアラルキル基、フェナシル等の
ベンゾイルアルキル基、フェニル、トルイル、ジイソプ
ロピルフェニル、キシリル、トリクロロフェニル、イン
ダニル等の置換基を有していてもよい炭素数6〜12の
アリール基等が挙げられる。
【0007】一般式〔II〕で示される酸無水物のR2
またはR3 としては、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、t−ブチル、アミル、ヘプチル、ノ
ニル、クロロメチル、トリクロロメチル、トリフロロメ
チル等の置換基を有していてもよい炭素数1〜12のア
ルキル基、ベンジル、メチルベンジル、ジメチルベンジ
ル、エトキシベンジル、ニトロベンジル、フェニルベン
ジル、フェニルエチル等の置換基を有していてもよい炭
素数7〜15のアラルキル基、フェニル、トルイル、キ
シリル、メトキシフェニル、クロロフェニル、ニトロフ
ェニル等の炭素数6〜12のアリール基等が挙げられ
る。かかる酸無水物〔II〕の好適なものとしては、例
えば酢酸、プロピオン酸、n−酪酸、イソ酪酸、ヘキサ
ン酸、吉草酸、安息香酸、トルイル酸等の酸無水物、混
合酸無水物が例示される。
またはR3 としては、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、t−ブチル、アミル、ヘプチル、ノ
ニル、クロロメチル、トリクロロメチル、トリフロロメ
チル等の置換基を有していてもよい炭素数1〜12のア
ルキル基、ベンジル、メチルベンジル、ジメチルベンジ
ル、エトキシベンジル、ニトロベンジル、フェニルベン
ジル、フェニルエチル等の置換基を有していてもよい炭
素数7〜15のアラルキル基、フェニル、トルイル、キ
シリル、メトキシフェニル、クロロフェニル、ニトロフ
ェニル等の炭素数6〜12のアリール基等が挙げられ
る。かかる酸無水物〔II〕の好適なものとしては、例
えば酢酸、プロピオン酸、n−酪酸、イソ酪酸、ヘキサ
ン酸、吉草酸、安息香酸、トルイル酸等の酸無水物、混
合酸無水物が例示される。
【0008】酸無水物〔II〕の使用量は、2−ヒドロ
キシイミノ酢酸エステル〔I〕に対して通常、0.9当
量以上用い、場合によっては溶媒を兼ねて大過剰量用い
てもよいが、好ましくは0.9〜2当量倍程度である。
本発明では酸無水物〔II〕を過剰量使用してもオキシ
ム基のアシル化が選択的に進行する。
キシイミノ酢酸エステル〔I〕に対して通常、0.9当
量以上用い、場合によっては溶媒を兼ねて大過剰量用い
てもよいが、好ましくは0.9〜2当量倍程度である。
本発明では酸無水物〔II〕を過剰量使用してもオキシ
ム基のアシル化が選択的に進行する。
【0009】本発明にはイミダゾール類または4−ジア
ルキルアミノピリジン類が触媒として用いられるが、イ
ミダゾール類としては例えば、1−メチルイミダゾー
ル、1,2−ジメチルイミダゾール、1−アリルイミダ
ゾール、1−フェニルイミダゾール、1−ベンジルイミ
ダゾール、5−クロロ−1−メチルイミダゾール等が挙
げられ、とりわけ1−メチルイミダゾールが好適であ
り、4−ジアルキルアミノピリジン類としては例えば、
4−ジメチルアミノピリジン、4−ベンジルメチルアミ
ノピリジン、4−ピロリジノピリジン等が挙げられ、と
りわけ4−ジメチルアミノピリジンが好適であり、これ
らの触媒は単独で、または混合して用いられる。また、
本発明の反応に影響を及ぼさない範囲で他の塩基触媒と
の併用も可能である。イミダゾール類または4−ジアル
キルアミノピリジン類の使用量は、2−ヒドロキシイミ
ノ酢酸エステル誘導体〔I〕に対して、好ましくは0.
001当量〜1当量倍程度であり、より好ましくは0.
01当量〜0.1当量倍程度である。
ルキルアミノピリジン類が触媒として用いられるが、イ
ミダゾール類としては例えば、1−メチルイミダゾー
ル、1,2−ジメチルイミダゾール、1−アリルイミダ
ゾール、1−フェニルイミダゾール、1−ベンジルイミ
ダゾール、5−クロロ−1−メチルイミダゾール等が挙
げられ、とりわけ1−メチルイミダゾールが好適であ
り、4−ジアルキルアミノピリジン類としては例えば、
4−ジメチルアミノピリジン、4−ベンジルメチルアミ
ノピリジン、4−ピロリジノピリジン等が挙げられ、と
りわけ4−ジメチルアミノピリジンが好適であり、これ
らの触媒は単独で、または混合して用いられる。また、
本発明の反応に影響を及ぼさない範囲で他の塩基触媒と
の併用も可能である。イミダゾール類または4−ジアル
キルアミノピリジン類の使用量は、2−ヒドロキシイミ
ノ酢酸エステル誘導体〔I〕に対して、好ましくは0.
001当量〜1当量倍程度であり、より好ましくは0.
01当量〜0.1当量倍程度である。
【0010】本発明では溶媒を使用することができ、溶
媒としては以下の反応に不活性な溶媒が挙げられる。か
かる溶媒としては例えば、ヘキサン、トルエン、ベンゼ
ン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジエチルエーテル、メ
チルイソブチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、アセトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン、酢酸エチル、ニトロメタン、ニトロベンゼン、
アセトニトリル、ベンゾニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリック
トリアミド、ジメチルスルホキシド等の脂肪族炭化水素
系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒、ハロゲン化炭化水素系
溶媒、非プロトン性極性溶媒が挙げられ、これらは単独
または混合して使用される。その使用量については特に
制限はないが、通常、2−ヒドロキシイミノ酢酸エステ
ル誘導体〔I〕に対して、1〜50重量倍、好ましくは
1〜10重量倍程度である。
媒としては以下の反応に不活性な溶媒が挙げられる。か
かる溶媒としては例えば、ヘキサン、トルエン、ベンゼ
ン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジエチルエーテル、メ
チルイソブチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、アセトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン、酢酸エチル、ニトロメタン、ニトロベンゼン、
アセトニトリル、ベンゾニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリック
トリアミド、ジメチルスルホキシド等の脂肪族炭化水素
系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒、ハロゲン化炭化水素系
溶媒、非プロトン性極性溶媒が挙げられ、これらは単独
または混合して使用される。その使用量については特に
制限はないが、通常、2−ヒドロキシイミノ酢酸エステ
ル誘導体〔I〕に対して、1〜50重量倍、好ましくは
1〜10重量倍程度である。
【0011】反応温度は通常0℃〜100℃の範囲で目
的を達することができるが、好ましくは10℃〜50℃
である。反応時間は特に制限されないが、通常、2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステル誘導体〔I〕の消失した時
点、あるいは減少が停止した時点を反応の終点とするこ
とができる。反応終了後、通常の分離手段、例えば濾
過、抽出、濃縮等の操作により目的のアミノチアゾリル
酢酸誘導体〔III〕を収率よく得ることができ、必要
に応じてカラムクロマトグラフィー、再結晶などによっ
て精製することもできる。
的を達することができるが、好ましくは10℃〜50℃
である。反応時間は特に制限されないが、通常、2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステル誘導体〔I〕の消失した時
点、あるいは減少が停止した時点を反応の終点とするこ
とができる。反応終了後、通常の分離手段、例えば濾
過、抽出、濃縮等の操作により目的のアミノチアゾリル
酢酸誘導体〔III〕を収率よく得ることができ、必要
に応じてカラムクロマトグラフィー、再結晶などによっ
て精製することもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、セフェム系抗生物質の
側鎖中間体として有用な、オキシム基が保護された2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アシルオキ
シイミノ酢酸エステル(アミノチアゾリル酢酸誘導体
〔III〕)を優れた選択率で、収率よく製造すること
ができる。
側鎖中間体として有用な、オキシム基が保護された2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アシルオキ
シイミノ酢酸エステル(アミノチアゾリル酢酸誘導体
〔III〕)を優れた選択率で、収率よく製造すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0014】(実施例1)(Z)−2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ル22.4g(100mmol)、1−メチルイミダゾ
ール0.2g(3mmol)、トルエン27gの混合液
に、無水酢酸11.6g(110mmol)を40℃で
滴下し、その後3時間同温度で攪拌した。反応終了後、
反応液を濃縮し、濾過した後濾収物をトルエンで洗浄
し、減圧乾燥することによって、(Z)−2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−アセチルオキシイミ
ノ酢酸エチル(24.8g、単離収率95.9%)を得
た。この反応の選択率は98%(高速液体クロマトグラ
フィーによる分析値)であった。
アゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチ
ル22.4g(100mmol)、1−メチルイミダゾ
ール0.2g(3mmol)、トルエン27gの混合液
に、無水酢酸11.6g(110mmol)を40℃で
滴下し、その後3時間同温度で攪拌した。反応終了後、
反応液を濃縮し、濾過した後濾収物をトルエンで洗浄
し、減圧乾燥することによって、(Z)−2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−アセチルオキシイミ
ノ酢酸エチル(24.8g、単離収率95.9%)を得
た。この反応の選択率は98%(高速液体クロマトグラ
フィーによる分析値)であった。
【0015】(実施例2)1−メチルイミダゾール0.
2g(3mmol)を用いる代わりに4−ジメチルアミ
ノピリジン0.4g(3mmol)を用いる以外は実施
例1と同様にして、(Z)−2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)−2−アセチルオキシイミノ酢酸エチル
を単離収率97.4%で得た。この反応における目的物
の選択率は98%であった。
2g(3mmol)を用いる代わりに4−ジメチルアミ
ノピリジン0.4g(3mmol)を用いる以外は実施
例1と同様にして、(Z)−2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)−2−アセチルオキシイミノ酢酸エチル
を単離収率97.4%で得た。この反応における目的物
の選択率は98%であった。
【0016】(実施例3〜5)実施例1に於いて、無水
酢酸に代えて表1に示す種々の酸無水物を110 mmol
用い、反応時間を代える以外は実施例1と同様にして、
(Z)−2−(2−t−アミノチアゾール−4−イル)
−2−アシルオキシイミノ酢酸エチルを得、その結果を
表1に示した。
酢酸に代えて表1に示す種々の酸無水物を110 mmol
用い、反応時間を代える以外は実施例1と同様にして、
(Z)−2−(2−t−アミノチアゾール−4−イル)
−2−アシルオキシイミノ酢酸エチルを得、その結果を
表1に示した。
【0017】(比較例1〜2)実施例1に於いて、1−
メチルイミダゾールにかえて表2に示す塩基触媒を3m
mol用い、反応時間を代える以外は実施例1と同様に
して反応を行い、その結果を表2に示した。
メチルイミダゾールにかえて表2に示す塩基触媒を3m
mol用い、反応時間を代える以外は実施例1と同様に
して反応を行い、その結果を表2に示した。
【表1】
【表2】
Claims (3)
- 【請求項1】一般式〔I〕 (式中、R1 は、アルキル基、アルケニル基、アラルキ
ル基、ベンゾイルアルキル基またはアリール基を示す。
ここでアラルキル基、ベンゾイルアルキル基、アリール
基のベンゼン環部分、およびアルキル基、アルケニル基
は、1個以上の低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アルキルチオ基、またはフェニ
ル基で置換されていてもよい。)で示される2−ヒドロ
キシイミノ酢酸エステル誘導体と一般式〔II〕 (式中、R2 およびR3 は、同一または相異なり、アル
キル基、アラルキル基またはアリール基を示す。ここで
アラルキル基、アリール基のベンゼン環部分、およびア
ルキル基は、1個以上の低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子またはニトロ基で置換されていても
よい。)で示される酸無水物とを、イミダゾール類また
は4−ジアルキルアミノピリジンの存在下に反応させる
ことを特徴とする一般式〔III〕 (式中、R1 およびR2 は、前記と同じ意味を表わ
す。)で示されるアミノチアゾリル酢酸誘導体の製造
法。 - 【請求項2】イミダゾール類が、1−メチルイミダゾー
ルであり、4−ジアルキルアミノピリジンが4−ジメチ
ルアミノピリジンである請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】イミダゾール類または4−ジアルキルアミ
ノピリジンの使用量が、一般式〔I〕で示される2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステルに対して、0.001〜1
当量倍である請求項1または2記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159709A JPH107666A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159709A JPH107666A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107666A true JPH107666A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15699586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8159709A Pending JPH107666A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | アミノチアゾリル酢酸誘導体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107666A (ja) |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP8159709A patent/JPH107666A/ja active Pending
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