JPH0948805A - オレフィンの気相重合方法 - Google Patents
オレフィンの気相重合方法Info
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Abstract
定化及び重合の安定化。 【解決手段】 Ti、Mgおよびハロゲンを必須成分と
して含有するチーグラー型触媒用固体成分を不飽和炭化
水素モノマーで予備重合処理した後、25℃でのB型粘
度計での測定粘度が10〜200センチポイズである不
活性溶媒でスラリーとし、気相重合反応器に供給してオ
レフィンを重合する。
Description
された固体触媒成分を用いることにより、高い触媒活性
でかつ運転安定性、触媒の定量供給性の良いポリオレフ
ィンの気相重合法を実現するものである。
ことは特公昭47−13962のように溶剤回収をする
必要がないという点でコスト的により安価な製造方法で
ある。その際の触媒供給方法としては触媒を粉体状でフ
ィードするのが一般的で、特公昭52−45750には
固体触媒を定量的に供給する方法が記載されている。し
かしこの方法は固体触媒の粉体性状によって供給の安定
性が左右される問題があった。それらを改良する方法と
して、特開平4−91107にはスラリー状態にした予
備重合触媒を反応器に供給することが記載されている。
しかしスラリー溶媒が低粘度の為、触媒が沈降して触媒
の定量供給ができないおそれがあった。
する課題は、オレフィンの気相重合における触媒の安定
供給と重合安定化を同時に達成することである。
決すべく検討されたものである。即ち(1)Ti、Mg
およびハロゲンを必須成分として含有するチーグラー型
触媒用固体成分(A1)を不飽和炭化水素モノマーで予
備重合処理した後、25℃でのB型粘度計での測定粘度
が10〜200センチポイズである不活性溶媒(A2)
でスラリー(A3)とし、気相重合反応器に供給してオ
レフィンを重合することを特徴とするオレフィンの気相
重合方法及び(2)(A3)のスラリー粘度が25℃で
のB型粘度計での測定粘度が50〜2000センチポイ
ズであることを特徴とするオレフィンの気相重合方法を
提供するものである。
を必須成分として含有する固体成分である。ここで「必
須成分として含有する」ということは、挙示の三成分の
外に合目的的な他元素を含んでいてもよいこと、これら
の元素はそれぞれが合目的的な任意の化合物として存在
してもよいこと、ならびにこれら元素は相互に結合した
ものとして存在してもよいこと、を示すものである。チ
タン、マグネシウムおよびハロゲンを含む固体成分その
ものは公知である。本発明では、このような固体成分と
しては公知のものを使用できる。例えば、特開昭53−
45688号、同54−3894号、同54−3109
2号、同54−39483号、同54−94591号、
同54−118484号、同54−131589号、同
55−75411号、同55−90510号、同55−
90511号、同55−127405号、同55−14
7507号、同55−155003号、同56−186
09号、同56−70005号、同56−72001
号、同56−86905号、同56−90807号、同
56−155206号、同57−3803号、同57−
34103号、同57−92007号、同57−121
003号、同58−5309号、同58−5310号、
同58−5311号、同58−8706号、同58−2
7732号、同58−32604号、同58−3260
5号、同58−67703号、同58−117206
号、同58−127708号、同58−183708
号、同58−183709号、同59−149905
号、同59−149906号各公報等に記載のものが使
用される。また、これらのものをタングステンやモリブ
デン化合物で処理したものなども挙げられる。
となるマグネシウム化合物としては、マグネシウムハラ
イド、ジアルコキシマグネシウム、アルコキシマグネシ
ウムハライド、マグネシウムオキシハライド、ジアルキ
ルマグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウ
ム、マグネシウムのカルボン酸塩等があげられる。これ
らのマグネシウム化合物の中でもマグネシウムハライ
ド、ジアルコキシマグネシウム、アルコキシマグネシウ
ムハライドが好ましい。ハライドのハロゲンは塩素およ
び臭素が代表的であり、またアルコキシは低級アルコキ
シが代表的である。
般式Ti(OR1 )4-n Xn (ここでR1 は炭化水素残
基であり、好ましくは炭素数1〜10程度のものであ
り、Xはハロゲンを示し、nは0≦n≦4の数を示
す。)で表わされる化合物があげられる。具体例として
は、TiCl4 、TiBr4 、Ti(OC2 H5 )Cl
3 、Ti(OC2 H5 )2 Cl2 、Ti(OC2 H5 )
3 Cl、Ti(O−iC3 H 7 )Cl3 、Ti(O−n
C4 H9 )Cl3 、Ti(O−nC4 H9 )2 Cl2、
Ti(OC2 H5 )Br3 、Ti(OC2 H5 )(OC
4 H9 )2 Cl、Ti(O−nC4 H9 )3 Cl、Ti
(O−C2 H5 )Cl3 ,Ti(O−iC4 H 9 )2 C
l2 、Ti(OC5 H11)Cl3 、Ti(OC6 H13)
Cl3 、Ti(OC2 H5 )4 、Ti(O−nC
3 H7 )4 、Ti(O−nC4 H9 )4 、Ti(O−i
C4 H9 )4 、Ti(O−nC6 H13)4 、Ti(O−
nC8 H17)4、Ti〔OCH2 CH(C2 H5 )C4
H9 〕4 、などが挙げられる。
ンを示す)に、後述する電子供与体を反応させた分子化
合物を用いることもできる。そのような分子化合物の具
体例としては、TiCl4 ・CH3 COC2 H5 、Ti
Cl4 ・CH3 CO2 C2 H 5 、TiCl4 ・C6 H5
NO2 、TiCl4 ・CH3 COCl、TiCl4 ・C
6 H5 COCl、TiCl4 ・C6 H5 CO2 C
2 H5 、TiCl4 ・ClCOC2 H5 、TiCl4 ・
C4 H4 O、等があげられる。これらのチタン化合物の
中でも好ましいものは、TiCl4 、Ti(OC
2 H5 )4 、Ti(OC4 H 9 )4 、Ti(OC
4 H9 )Cl3 等である。
こで、R2 は炭化水素残基であり、好ましくは炭素数1
〜10程度のものであり、Xはハロゲンを示し、pは0
≦p≦3の数を示す。)で表わされるチタン化合物も使
用可能である。そのようなチタン化合物の具体例として
は、TiCl3 、TiBr3 、Ti(OCH3 )C
l 2 、Ti(OC2 H5 )Cl2 等がある。さらに、ジ
シクロペンタジエニルジクロロチタニウム、ジシクロペ
ンタジエニルジメチルチタニウム、ビスインデニルジク
ロロチタニウム等のチタノセン化合物の使用も可能であ
る。
および(または)チタンのハロゲン化合物から供給され
るのが普通であるが、他のハロゲン源、例えばアルミニ
ウムのハロゲン化物やケイ素のハロゲン化物、リンのハ
ロゲン化物といった公知のハロゲン化剤から供給するこ
ともできる。また、電子供与体としてのエステル(詳細
後記)をそのアシルハライド(例えばフタル酸クロライ
ド)の形で使用して、そのハロゲンをハロゲン源として
利用することもできる。触媒成分中に含まれるハロゲン
はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素またはこれらの混合物で
あってもよく、特に塩素が好ましい。
り任意のものでありうるが、一般的には、次の範囲内が
好ましい。チタン化合物の使用量は、使用するマグネシ
ウム化合物の使用量に対してモル比で1×10-4〜10
00の範囲内がよく、好ましくは0.01〜10の範囲
内である。ハロゲン源としてそのための化合物を使用す
る場合は、その使用量はチタン化合物および(または)
マグネシウム化合物がハロゲンを含む、含まないにかか
わらず、使用するマグネシウムの使用量に対してモル比
で1×10-2〜1000、好ましくは0.1〜100、
の範囲内である。電子供与性化合物を使用するときの使
用量は、上記のマグネシウム化合物の使用量に対してモ
ル比で1×10-3〜10、好ましくは0.01〜5、の
範囲内である。
ウム源およびハロゲン源、更には必要により電子供与体
等を用いて、例えば以下の様な製造法により製造され
る。 (イ)ハロゲン化マグネシウムとチタン含有化合物と必
要に応じて電子供与体とを接触させる方法。 (ロ)アルミナまたはマグネシウムをハロゲン化リン化
合物で処理し、それにハロゲン化マグネシウム、電子供
与体、チタンハロゲン含有化合物を接触させる方法。 (ハ)ハロゲン化マグネシウムとチタンテトラアルコキ
シドおよび特定のポリマーケイ素化合物を接触させて得
られる固体成分に、チタンハロゲン化合物および(また
は)ケイ素のハロゲン化合物を接触させる方法。 このポリマーケイ素化合物としては、下式で示されるも
のが適当である。
化水素残基、qはこのポリマーケイ素化合物の粘度が1
〜100センチストークス程度となるような重合度を示
す。) これらのうちでは、メチルハイドロジエンポリシロキサ
ン、エチルハイドロジエンポリシロキサン、フェニルハ
イドロジエンポリシロキサン、シクロヘキシルハイドロ
ジエンポリシロキサン、1,3,5,7−テトラメチル
シクロテトラシロキサン、1,3,5,7,9−ペンタ
メチルシクロペンタシロキサン、などが好ましい。
アルコキシドおよび電子供与体で溶解させて、ハロゲン
化剤またはチタンハロゲン化合物で析出させた固体成分
に、チタン化合物を接触させる方法。 (ホ)グリニャール試薬等の有機マグネシウム化合物を
ハロゲン化剤、還元剤等と作用させた後、これに必要に
応じて電子供与体とチタン化合物を接触させる方法。 (ヘ)アルコキシマグネシウム化合物にハロゲン化剤お
よび(または)チタン化合物を電子供与体の存在もしく
は不存在下に接触させる方法。
しくは0〜100℃程度、である。接触方法としては、
回転ボールミル、振動ミル、ジェットミル、媒体攪拌粉
砕機などによる機械的な方法、不活性希釈剤の存在下
に、攪拌により接触させる方法などがあげられる。この
とき使用する不活性希釈剤としては、脂肪族または芳香
族の炭化水素およびハロ炭化水素、ポリシロキサン等が
あげられる。これらの接触に際しては、本発明の効果を
損なわない限りにおいて、上記の成分以外のその他の成
分、たとえばメチルハイドロジエンポリシロキサン、ホ
ウ酸エチル、アルミニウムトリイソプロポキシド、三塩
化アルミニウム、四塩化ケイ素、四価のチタン化合物、
三価のチタン化合物等を共存させることも可能である。
このようにして、チタン、マグネシウムおよびハロゲン
を必須成分として含有するチーグラー触媒用固体成分
(A1)が得られる。
1)は、前記Ti、Mg、Clからなる固体成分を少く
とも1つの不飽和炭化水素モノマーで予備重合したもの
である。予備重合に使用する不飽和炭化水素モノマーと
しては、オレフィンである。そのようなエチレン性不飽
和化合物の具体例としては、エチレン、プロピレン、1
−ブテン、2−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、
2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1
−ヘキセン、2−ヘキセン、3−ヘキセン、2−メチル
−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチ
ル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、2,3−
ジメチル−1−ブテン、3,3−ジメチル−1−ブテ
ン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デ
セン、1−ウンデセン、1−ドデカン、1−トリデカ
ン、1−テトラデカン、1−ペンタデカン、1−ヘキサ
デカン、1−ヘプタデカン、1−オクタデカン、1−ノ
ナデカン、スチレン、α−メチル−スチレン、ジビニル
ベンゼン、1,2−ブタジエン、イソプレン、ヘキサジ
エン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、
1,4−ペンタジエン、ヘキサジエン、1,2−ヘプタ
ジエン、1,4−ヘプタジエン、1,5−ヘプタジエ
ン、1,6−ヘプタジエン、ジシクロペンタジエン、4
−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4
−ヘキサジエン、1,9−デカジエン、1,3−テトラ
デカジエン等があげられる。これらは、有機アルミニウ
ム化合物と共に固体成分と接触させて重合するのがふつ
うである。
には次の条件を用いる。重合温度としては0〜100℃
が好ましく、10〜90℃がより好ましい。重合量とし
ては、固体成分1gあたり0.001〜50gのオレフ
ィン類を重合させることが好ましく、0.1〜10gの
オレフィン類を重合させることがより好ましい。予備重
合時に使用することがある有機アルミウム化合物成分と
しては、チーグラー型触媒の有機アルミニウム化合物と
して一般的に知られているものが使用できる。具体例と
しては、後述する有機アルミニウム化合物、の説明の項
に示す化合物が使用できる。
量は、固体成分(A)のなかのTi成分に対してAl/
Ti(モル比)で0.2〜20が好ましく、0.5〜1
0がより好ましい。重合法も特に制限はないが、一般的
には、スラリー重合法、気相重合法を使用して行われ、
連続重合、回分重合いずれでもよい。特にスラリー重合
が好ましい。スラリー重合の場合の溶媒としては、一般
にブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキ
サン、ベンゼン、トルエン等の沸点が150℃以下の炭
化水素が用いられる。
共存させてもよい。所定量のオレフィンを重合して得ら
れた予備重合工程後の固体触媒成分(A1)は、予備重
合で溶媒を使用したときはその溶媒を除去し25℃での
B型粘度計での測定粘度が10〜200センチポイズの
不活性溶媒(A2)でスラリーとされる。
る不活性溶媒(A2)は潤滑油や流動パラフィンが用い
ることができるが、これに限定されるものではない。例
えば直鎖及び分岐型不活性飽和炭化水素を用いることが
できるかかる不活性溶媒(A2)の粘度はB型粘度計
(東京計器製)での25℃における測定値が、好ましく
は10〜200センチポイズ、より好ましくは20〜1
50センチポイズである。
(A1)を不活性溶媒(A2)と混合して固体触媒成分
スラリー(A3)とする。予備重合をスラリー法で行っ
たときは、使用した溶媒を遠心分離法、濾過法、傾斜法
あるいは乾燥によって除去し、不活性溶媒(A2)を加
える。本発明において、予備重合に使用した溶媒の除去
とは、厳密な意味ではなく、予備重合体を含む固体触媒
成分が湿潤し、あるいは溶媒にしたされる程度に溶媒を
伴っていてもよい。
触媒成分を乾燥して一度粉体状とした後、不活性溶媒
(A2)によりスラリー化する方が本発明効果を発現す
る上で好ましい。その理由は触媒の細孔が完全に不溶性
溶媒(A2)によって置き変わるためと推定される。該
予備重合スラリー成分(A3)の粘度はB型粘度計での
25℃における測定値が好ましくは50〜2000セン
チポイズ、より好ましくは100〜1000センチポイ
ズである。固体触媒スラリー成分(A3)中の固体触媒
成分の濃度に特に制約はないが5〜45wt%が好まし
く、25〜40wt%がより好ましい。
供給される。気相重合反応器への供給は、ポンプで昇圧
してノズルより噴霧することもでき、また、窒素等の不
活性ガスあるいはヘキサン等のパラフィンを気相又は液
相のキャリアーとして気相重合反応器へ吹き込むことも
できる。供給位置は、気相重合反応器が流動床方式の場
合には、流動床下部に供給するのが一般的である。供給
は、連続的あるいは間歇的いずれでもよいが連続的に供
給するのが望ましい。
機アルミニウム化合物は、具体的には、一般式R7 3-p
AlXp またはR8 3-q Al(OR9 )q (ここで、R
7 およびR8 は各々同一または異なってもよい炭素数1
〜20程度の炭化水素残基または水素原子、R9 は炭化
水素残基、Xはハロゲン、pおよびqはそれぞれ0≦p
<3、0<q<3の数、である)で表されるものがあ
る。具体的には(イ)トリアルキルアルミニウム、たと
えば、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウム、トリオクチルアルミニウムおよびトリデシルア
ルミニウムなど、(ロ)アルキルアルミニウムハライ
ド、たとえば、ジエチルアルミニウムモノクロライド、
ジイソブチルアルミニウムモノクロライド、エチルアル
ミニウムセスキクロライドおよびエチルアルミニウムジ
クロライドなど、(ハ)ジアルキルアルミニウムハイド
ライド、たとえば、ジエチルアルミニウムハイドライド
およびジブチルアルミニウムハイドライドなど、(ニ)
アルミニウムアルコキシド、たとえば、ジエチルアルミ
ニウムエトキシドおよびジエチルアルミニウムフェノキ
シなど、があげられる。中でもトリアルキルアルミニウ
ムが好ましく、特に炭素数1〜4の炭化水素基を有する
ものが好ましい。
内および(または)各群内で2種以上併用することがで
きる。たとえば、トリエチルアルミニウムとジエチルア
ルミニウムアルコキシドの併用、ジエチルアルミニウム
モノクロライドとジエチルアルミニウムエトキシドの併
用、エチルアルミニウムジクロライドとジエチルアルミ
ニウムエトキシドの併用、トリエチルアルミニウムとジ
エチルアルミニウムエトキシドとジエチルアルミニウム
モノクロライドの併用等、があげられる。
件を用いる。反応器の型式は気相流動床反応器、攪拌翼
付き反応器等が好ましいが、気相流動床反応器が特に好
ましい。重合温度は10〜100℃が好ましく、50℃
〜90℃がより好ましい。重合圧力は流動層の流動状態
にもよるが、1〜50kg/cm2 が好ましく、5〜3
0kg/cm2 がより好ましい。気相流動層におけるガ
ス空塔速度は製品ポリマーの性状にもよるが、5cm/
s〜120cm/sが好ましく、30cm/s〜90c
m/sがより好ましい。
チレン性不飽和炭化水素化合物で、具体例としては、エ
チレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、3−
メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−
ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、
1−オクテン、1−ノネン、1−デセン等があげられ
る。また、これらの不飽和炭化水素と共に、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン等を共重合させても良い。また分子量制御の為に
水素を共存させても良い。
るが本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 <実施例1> 〔固体触媒成分(A1)の製造〕充分に窒素置換した攪
拌翼付10リットルのステンレス鋼製オートクレーブに
脱水および脱酸素したn−ヘプタン1.91を導入し、
次いでMgCl2 2.6モル、Ti(O−nC4 H9 )
4 を5.4モル導入し、90℃で1.5時間反応させ
た。反応終了後、40℃に温度を下げ、次いでメチルヒ
ドロポリシロキサン(20センチストークスのもの)を
393ミリリットル導入し、4時間反応させた。生成し
た固体成分をn−ヘプタンで洗浄した。ついで充分に窒
素置換した攪拌翼付10リットルのステンレス鋼製オー
トクレーブに、上記で合成した固体成分に、さらにn−
ヘプタンを加えて5リットルにした。ついで、25℃
で、エチルアルミニウムジクロリド0.30モルを20
分で滴下し、さらにSiCl4 9.7モルを20分で滴
下して3時間反応させた後、90℃に昇温してさらに3
時間反応させた。反応生成物は、n−ヘプタンで充分洗
浄した。次いで、反応生成物の固体成分100グラムを
とりエチルアルミニウムジクロリド0.36モル(25
wt%ヘプタン溶液)を滴下し、35℃で2時間反応さ
せた。反応生成物はn−ヘプタンで充分洗浄し、減圧乾
燥した。このもののTi担持率は4.70wt%であっ
た。充分に窒素置換した攪拌翼付10リットルのステン
レス鋼製オートクレーブに、充分に精製したn−ヘプタ
ン5リットルおよび上記で得た固体触媒成分100グラ
ム導入し、さらにトリイソブチルアルミニウム20グラ
ムを導入した。次いで、水素を1.5kg/cm2 Gま
で導入した後、80℃にてエチレンを150グラム/時
間の速度で2時間導入した。生成物をn−ヘプタンで充
分洗浄し、減圧乾燥して固体触媒成分(A1)とした。
なお、エチレンの重合量は、3.7グラム/グラム固体
成分であった。この固体触媒成分(A1)の平均粒径は
35.7ミクロンであった。
不活性溶媒(A2)としてエッソ社クリストール352
を用いた。(25℃における粘度120センチポイ
ズ)。充分にN2 置換したフラスコ中で不純物を取り除
いたクリストール352 687gに固体触媒成分(A
1)を370g加え重量濃度で35wt%になるように
固体触媒スラリー(A3)を調整し、2時間攪拌した。
該スラリー触媒の粘度をB型粘度計で測定したところ、
25℃において660センチポイズであった。
ンの共重合を反応圧力18kg/cm2 G、反応温度8
5℃、流動層内のガス空塔速度0.60m/sで実施し
た。有機アルミニウムはトリイソブチルアルミニウムを
使用した。反応器に固体触媒スラリー(A3)をN2 ガ
スをキャリヤガスとして供給し、エチレン共重合体を得
た。触媒活性は固体触媒成分(A1)当たり2300で
あった。3日間連続運転した結果、安定運転が実施でき
た。
例1と同様で、固体触媒スラリー(A3)としてエッソ
社クリストール102(25℃における粘度30センチ
ポイズ)を用いた。スラリー触媒調整法、スラリー濃
度、重合法は実施例1と同様である。該スラリー触媒の
粘度は実施例1と同様の条件で、170センチポイズで
あった。重合した結果、触媒活性は固体触媒スラリー
(A3)中の固体触媒成分(A1)当たり2100であ
った。3日間連続運転した結果、安定運転が実施でき
た。
体触媒成分(A1)を特公昭52−45750記載の装
置を用いN2 ガスをキャリヤガスとして粉体のままフィ
ードした。触媒活性は固体触媒成分(A1)当たり12
00であった。反応を開始して10日目に流動床下部の
温度が上がり、反応を停止した。反応器を開放した結果
ポリマーの溶融した固まりが発見された。また触媒フィ
ードも度々停止した。
不活性触媒(A2)にイソペンタン(粘度0.20セン
チポイズ)を用いて固体触媒成分(A1)をスラリー化
した触媒をN2 ガスをキャリヤガスとしてフィードし
た。フィード開始後12時間で触媒フィードチューブが
詰まり、触媒フィードができなくなった。
ソ社クリストール352でスラリー濃度が重量比で50
wt%になるように調整した。(スラリー粘度は25℃
において3500センチポイズであった)これを実施例
と同一の重合条件に触媒をN2 ガスをキャリヤガスとし
てフィードしたところ、36日間で触媒フィードチュー
ブが詰まり、触媒フィードができなくなった。
Claims (2)
- 【請求項1】 Ti、Mgおよびハロゲンを必須成分と
して含有するチーグラー型触媒用固体成分(A1)を不
飽和炭化水素モノマーで予備重合処理した後、25℃で
のB型粘度計での測定粘度が10〜200センチポイズ
である不活性溶媒(A2)でスラリー(A3)とし、気
相重合反応器に供給してオレフィンを重合することを特
徴とするオレフィンの気相重合方法。 - 【請求項2】 (A3)のスラリー粘度が25℃でのB
型粘度計での測定粘度が50〜2000センチポイズで
あることを特徴とする請求項第1項記載のオレフィンの
気相重合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19858195A JP3706412B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | オレフィンの気相重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19858195A JP3706412B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | オレフィンの気相重合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948805A true JPH0948805A (ja) | 1997-02-18 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH11158212A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-15 | Toho Titanium Co Ltd | オレフィン類重合用固体触媒成分及び触媒 |
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1995
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| JPH11158212A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-15 | Toho Titanium Co Ltd | オレフィン類重合用固体触媒成分及び触媒 |
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