JPH0950098A - 写真用ロールフィルムの計尺加工装置及び計尺加工方法 - Google Patents

写真用ロールフィルムの計尺加工装置及び計尺加工方法

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JPH0950098A
JPH0950098A JP20090195A JP20090195A JPH0950098A JP H0950098 A JPH0950098 A JP H0950098A JP 20090195 A JP20090195 A JP 20090195A JP 20090195 A JP20090195 A JP 20090195A JP H0950098 A JPH0950098 A JP H0950098A
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roller
film
cutter
motor shaft
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JP20090195A
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Yoshihiko Aida
芳彦 合田
Takashi Ito
孝 伊藤
Shinichiro Suzuki
真一郎 鈴木
Makoto Saito
誠 齋藤
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺のフィルムロールから写真用ロールフィ
ルムを擦り傷やカブリ等の傷害を受けることなく、高速
で計尺カットできる計尺装置及び方法の提供。 【構成】 逐次搬送される長尺の写真フィルムを計尺カ
ットする加工装置及び加工方法において、カッターと該
カッターの上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた
該カッターからの送り出しローラとより成る計尺部の、
前記計尺ローラを第1の駆動モータ軸に軸着し、前記送
り出しローラ軸にヒステリシスクラッチ又はパウダーク
ラッチ等の伝達トルク制限手段を介して第2の駆動モー
タ軸を駆動連結し、更に、前記第1の駆動モータ軸に設
けた一方向クラッチを介して該第1の駆動モータ軸と前
記第2の駆動モータ軸とが駆動連結されていると共に前
記計尺部に設けた第1のループボックス内の空気圧を制
御することを特徴とする写真用ロールフィルムの計尺加
工装置及び計尺加工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長尺の写真用フィルムか
ら写真用ロールフィルムの所定長さに計尺カットする計
尺加工装置及び加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の写真用ロールフィルムの製造に当
たっては特願平1−319772や特願平4−2696
02に見られ、例えば図11の概略図に示されるような
送り込みローラ103、ダンサーローラ装置130、計
尺ローラ221、カッター230、送り出しローラ24
3、第2のループボックス250、複数のスプールホル
ダー305を等配置したターンテーブル301、フィル
ムとスプールの締結機構、巻き取り機構等が設けられ、
長尺の写真用フィルムから写真用ロールフィルムの所定
長さが計尺カットされ巻き取られパトローネ等のカート
リッジに収納されて回収されるようにしてある。
【0003】第1のループボックス111は計尺ローラ
221と送り込みローラ103との間の逐次の送り量の
差を吸収するためにダンサーローラ機構130等が構成
されている。
【0004】また、計尺ローラで計尺を開始したフィル
ム先端部が第2のループボックス250の上部の搬送路
を通過しスプールSとの締結位置に到達し、締結動作を
行っている最中もフィルムの計尺が行われており、フィ
ルム計尺長が前記計尺ローラ221と前記締結位置との
間の距離よりも長いときは、フィルムは前記第2のルー
プボックス250内でループ状に蓄えられる。
【0005】計尺が完了すると、フィルム先端部はスプ
ールホルダー305上のスプールSと共に締結位置から
巻き取り位置にターンテーブル301によって移動す
る。この移動中にフィルム後端部が計尺部のカッター2
30にてカットされる。
【0006】このとき、フィルムの後端部が計尺部20
0のカッター230内にある状態でフィルムの巻き取り
を行うとフィルムに傷等がついて破損する。そのため、
計尺部200の送り出しローラ243を駆動して該フィ
ルムの後端部を巻取り前に第2のループボックス250
内に払い出してやる必要がある。
【0007】そのとき、計尺ローラ221は停止してお
り、送り出しローラ243のみ駆動させることになる。
従って、計尺ローラ221と送り出しローラ243とは
それぞれ単独で駆動モータを持つようにしてある。
【0008】また、計尺ローラ221が停止している間
にも第1のループボックス111の上流側にある送り込
みローラ103はフィルムの供給を続けており、例えば
ダンサーローラ機構130によるループが定位置に下が
った所で一旦停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の計尺加工装置や加工方法では次のような問題があ
る。
【0010】(1)生産性向上のため、フィルムの搬送
速度を上げると間欠送り部の加減速度が増加し、これに
伴いバックテンションの変動が大きくなり搬送上の許容
バックテンションを上回ることにより傷害が発生する。
その傷害としては具体的に、計尺長のばらつき、パーフ
ォレーションの穴の破壊、フィルム面の擦り傷となって
表れる。
【0011】特に、感光材料で周期的にパーフォレーシ
ョンのない部分を持つフィルムでは、送りスプロケット
が使用できず、押えローラでフィルムを挟持して送る事
になり高速搬送によるテンション変動により搬送中に所
定量以上のテンションがかかると計尺ローラとフィルム
がスリップし計尺量がばらつく。
【0012】(2)計尺中に計尺ローラと送り出しロー
ラの周速を制御することは非常に困難であり、フィルム
の計尺動作中に計尺ローラと送り出しローラの間でフィ
ルムのたるみ、あるいは張りが生じその結果、フィルム
がカッターと接触してスリキズが発生したり、フィルム
に過大な張力が発生し、パーフォレーションが破れたり
等フィルムの品質上問題となる。
【0013】そのため、計尺ローラに対して送り出しロ
ーラの周速をわずかに増速しておき、送り出しローラの
押さえローラのフィルムへの接触圧を減少させ該ローラ
とフィルムとの間で滑るようにすれば機械的には動作可
能であるが、スリキズの発生等フィルムの品質上問題で
あり、ローラの摩耗も促進されてしまう。
【0014】一方、計尺ローラと送り出しローラの駆動
モータの形式を揃え、電気的に計尺ローラと送り出しロ
ーラの周速を制御することは可能であるが、機械慣性の
大きい計尺ローラに合わせてモータを選定することにな
り、コスト的に負担が大きくなる。
【0015】本発明は写真用フィルムに擦り傷やかぶり
等の傷害を与えることなく、該フィルムを高速で計尺巻
き取りが行える写真用ロールフィルムの計尺加工装置及
び計尺加工方法を提供することを課題目的にする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(6)の何れか1項によって達成される。
【0017】(1) 逐次搬送される長尺の写真フィル
ムを計尺カットする加工装置において、計尺部の計尺ロ
ーラとその上流側の送り込みローラとの間に、前記両ロ
ーラの前記フィルムの送り量の差に基づいて形成される
該フィルムのループを収容させる第一のループボックス
を設け、該ループが形成されるタイミングに合わせて前
記第一のループボックス内のサクションの減圧度を制御
することを特徴とする写真用ロールフィルムの計尺加工
装置。
【0018】(2) 逐次搬送される長尺の写真フィル
ムを計尺カットする加工装置において、カッターと該カ
ッターの上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該
カッターからの送り出しローラとより成る計尺部の、該
送り出しローラが一定トルク以上のトルクを伝達しない
ようにした伝達トルク制限手段を介して駆動される駆動
手段を有することを特徴とする写真用ロールフィルムの
計尺加工装置。
【0019】(3) 逐次搬送される長尺の写真フィル
ムを計尺カットする加工方法において、カッターと該カ
ッターの上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該
カッターからの送り出しローラとより成る計尺部の、該
送り出しローラの無負荷時の周速を該計尺ローラの周速
より大きくし、負荷時には両ローラの周速を同速にした
ことを特徴とする写真用ロールフィルムの計尺加工方
法。
【0020】(4) 逐次搬送される長尺の写真フィル
ムを計尺カットする加工装置において、カッターと該カ
ッターの上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該
カッターからの送り出しローラとより成る計尺部の、該
送り出しローラが一定トルク以上のトルクを伝達しない
ようにした伝達トルク制限手段を介して駆動される駆動
手段を有すると共に無負荷時の該送り出しローラの周速
を該計尺ローラの周速より大きくしたことを特徴とする
写真用ロールフィルムの計尺加工装置。
【0021】(5) 逐次搬送される長尺の写真フィル
ムを計尺カットする加工装置において、カッターと該カ
ッターの上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該
カッターからの送り出しローラとより成る計尺部の、前
記計尺ローラを第1の駆動モータ軸に軸着し、前記送り
出しローラ軸に一定トルク以上のトルクを伝達しないよ
うにした伝達トルク制限手段を介して第2の駆動モータ
軸を駆動連結し、更に、前記第1の駆動モータ軸に設け
た一方向クラッチを介して該第1の駆動モータ軸と前記
第2の駆動モータ軸とが駆動連結されていることを特徴
とする写真用ロールフィルムの計尺加工装置。
【0022】(6) 逐次搬送される長尺の写真フィル
ムを計尺カットする加工方法において、カッターと該カ
ッターの上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該
カッターからの送り出しローラとより成る計尺部の、前
記計尺ローラを第1の駆動モータ軸に軸着し、前記送り
出しローラ軸に一定トルク以上のトルクを伝達しないよ
うにした伝達トルク制限手段を介して第2の駆動モータ
軸を駆動連結し、更に、前記第1の駆動モータ軸に設け
た一方向クラッチを介して該第1の駆動モータ軸と前記
第2の駆動モータ軸とを駆動連結し、無負荷時に前記送
り出しローラの周速が前記計尺ローラの周速より大きく
なるようにし、計尺時には第2の駆動モータは停止させ
た状態で、前記計尺ローラ及び送り出しローラを前記第
1の駆動モータによって駆動し、1方向クラッチが噛合
った状態で駆動伝達し前記フィルムの過負荷防止とたる
み防止を行い、送り出し時には第1の駆動モータを停止
させ前記第2の駆動モータによって送り出しローラのみ
を駆動するように制御することを特徴とする写真用ロー
ルフィルムの計尺加工方法。
【0023】尚、本明細書では、駆動モータ軸とはモー
タのロータ軸とそれを軸継ぎ手で同心に連結した軸を言
うが、軸継ぎ手は電磁クラッチのようなクラッチであっ
てもよい。更に駆動モータ軸から歯車や駆動伝達ベルト
を介して直接連結された軸も駆動モータ軸と定義する。
【0024】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を作用を含めて
詳細に説明するが、本発明の態様はこれに限定されるも
のではない。
【0025】先ず、本発明の計尺加工装置を用いた写真
用ロールフィルムの製造装置の概要を図1の側面図をも
とにして説明する。
【0026】フィルム送り込み部100で、長尺フィル
ムの長巻きロールは元巻繰り出し部から引き出され、穿
孔部106によって必要なパーフォレーションの加工が
なされ、送り込みローラ103及びその押さえローラ1
04によって第1のループボックス111に送り込ま
れ、更に、プリンター部140にてサイドマークや駒番
号等がプリントされた後、計尺ローラ221より計尺部
200に入る。
【0027】計尺部200では計尺ローラ221及び送
り出しローラ243によってロールフィルムに必要な所
定長さのフィルムが送られ該計尺フィルムの先頭部は第
2のループボックス250の上部に設けられている搬送
路を通って、巻取り部300のターレット301に等配
分に設けてあるホルダー305に保持されているスプー
ルSに締結される。そして計尺フィルムの長さが上記搬
送路の長さよりも長いときはループとなって前記第2の
ループボックスに収容される。それでも後端部はまだ計
尺部のカッター部230に残って停止し、前記所定の長
さにカットされるのを待っている。
【0028】一方、前記ターレット301上のホルダー
305の計尺フィルムを締結機構310によって締結し
たスプールSはターレット301の回転により次の巻取
りステーションに移り巻取り機構320によって巻取り
を開始する。このとき、フィルムFの後端部がカットさ
れた後もカッター230の中に留まったままにしておく
と巻き取り時に無理にカッター230からフィルムFを
引っ張り出すことになり、フィルムに傷をつけることが
ある。これを防止するに当たり、カットが終わるやいな
や前記送り出しローラ243の駆動を行いカッター23
0内のフィルム後端部を前記第2のループボックス25
0内に払い出すように送り出してしまう。
【0029】このようにして、カッター230内の後端
部のフィルムFが第2のループボックス250内に送り
出されると、すぐに後続のフィルムFの計尺が始まり、
以上のプロセスを繰り返す。
【0030】スプールSに巻き取られたフィルムFは受
け渡しターレット330によってカートリッジCを装着
したターレット350に移され該カートリッジC内に装
填され遮光された状態で回収口360にて回収される。
【0031】ここで、パーフォレーションの不要なロー
ルフィルム又はパーフォレーションが必要なフィルムで
も穿孔を別の工程で行う場合は前記穿孔部106は省く
ことができる。同様にサイドマークや駒番号等のプリン
トが不要なロールフィルム又は該プリントが必要なフィ
ルムでも該プリントを別の工程で行う場合は前記プリン
ター部130は省くことができる。
【0032】このように穿孔部106やプリンター部1
40を省いた状態にして第1のループボックス111を
中心にしてその上流及び下流を連結した部分側断面図が
図2である。この図2及び図3,図4のグラフを用いて
請求項1の実施例について説明する。
【0033】計尺ローラ221が計尺を開始する前に第
1のループボックス111内のフィルムFは該ループボ
ックス111の上流に設けた送り込みローラ103の駆
動により、元巻繰り出し部101から繰り出されループ
を形成し、そのループの先端部は最下部まで下降した位
置にある。この位置にセンサー115が設けてある。計
尺ローラが計尺を開始すると共に該ループボックス11
1内のフィルムループ量は減少するため、該ループ量に
応じて前記送り込みローラ103は駆動回転し、その速
度はループ先端の位置があまり変動しないようにプログ
ラムして変速できるようにすることができる。
【0034】しかし、ここでは、先ず一例として、計尺
ローラだけ作動させ、送り込みローラの駆動を停止した
ままにするプログラムを設定したときの、作用について
のべる。
【0035】即ち、該ループボックスの底部とループ先
端で形成される空間は、ガイドローラ223,224と
共に計尺ローラ221の回転作動によるループ先端の加
速上昇に伴い増加する。そのため、該空間の圧力は減少
し、フィルムFはバックテンションを大きく受けること
になる。そこで、該空間が一定の圧力になるように前記
計尺ローラ221及び/又は送り込みローラ103の設
定された速度カーブに応じて該第1のループボックス1
11内をブロアー112で減圧している吸気口にある圧
力調整弁113の開口量を変化させるようにしてある。
【0036】尚、フィルムFにパーフォレーションがあ
るときは、それにかみ合う歯222が計尺ローラ221
に設けられている。また、周期的にパーフォレーション
のない部分を持つフィルムの計尺では、計尺ローラ22
1に押さえローラを設けてフィルムFを挟持して搬送さ
せるようにしてある。
【0037】この場合の計尺ローラ221の速度カーブ
は図3に示すように前半を一定の加速度で上昇し、後半
を前半と対称に一定の減速度で下降している。一方、第
1のループボックス111内のフィルムと該ループボッ
クス111の内面との間の空間の空気圧が減圧され過ぎ
ないように、圧力調整弁113の開口の大きさが制御さ
れ図3のような圧力カーブにした結果、フィルムFのバ
ックテンションカーブも非常に変動幅の少なく小さい値
を示している。従ってこのようなバックテンションの低
く変動幅の小さい第1のループボックス111の設置に
よりフィルム搬送は高速度で傷害を受ける事なく安定し
て達成できるようになる。
【0038】これに対して、圧力調整弁の開口を制御し
ない場合は、図4のカーブに示すようにループボックス
内の減圧量が増えて絶対圧が下がると共にテンションの
大きさも変動幅も大きく、高速度でのフィルム搬送は擦
り傷やカブリやパーフォレーションの破損等の傷害が発
生し易くなり高速での安定搬送の目的を達成できなくな
る。
【0039】以上と同様に、計尺ローラと送り込みロー
ラの両方を作動させてループ変化をさせた場合でも、そ
のループ変化に対応してループボックス内の空気圧を、
前記圧力調整弁の開度の大きさで調節し、バックテンシ
ョンが大きくならないようにプログラムすることが可能
になる。
【0040】また、プログラムの代わりに前記ループの
各先端位置を検知しながら、その検知信号によって前記
減圧弁の開度の大きさの調節を行って第1のループボッ
クス111内の空気圧を調節し、フィルムFのバックテ
ンションが大きくならないようにプログラムすることも
可能になる。
【0041】次に請求項2,3,4,5,6の実施例に
ついて、図1の他に図5に示す計尺部の側断面図及び図
6に示す計尺部の水平断面図を用いて説明する。
【0042】軸228に同心に止められた計尺ローラ2
21は計尺部200の本体フレーム211に固定して設
けた軸受けブラケット213にボールベアリングを介し
て回転可能に軸支されている。一方、前記本体フレーム
211に固定して設けたブラケット212に取り付けた
第1のモータ226のロータ軸はクラッチ227を介し
て前記軸228に同心に連結されている。そして該軸2
28には一方向クラッチ225Aを介してプーリ225
が設けられている。
【0043】また、軸249に同心に止められた送り出
しローラ243は計尺部200の別の本体フレーム21
6に固定して設けた軸受けブラケット217に回転可能
に軸支されている。また、該軸249に例えばヒステリ
シスクラッチ又はパウダークラッチを用いた伝達トルク
制限手段245を介して軸244を同心に連結し、該軸
244が、本体フレーム211に固定して設けた軸受け
ブラケット215にボールベアリングを介して回転可能
に軸支されている。一方、前記本体フレーム211に固
定して設けたブラケット214に取り付けた第2のモー
タ247のロータ軸はクラッチ248を介して前記軸2
44に同心に連結されている。また、前記軸244には
プーリ246が同心に固定され、該プーリ246と前記
計尺ローラ221を固定した軸228に一方向クラッチ
225Aを介して同心に取り付けられたプーリ225と
はエンドレスの駆動ベルト229によって駆動連結され
ている。
【0044】計尺ローラ221と送り出しローラ243
との間には上刃231と下刃232とから成るカッター
230が設けられている。そして両ローラの間のフィル
ムの通路は開閉可能なガイドシュートで繋がれカッター
230の間をフィルムFが安全に通過できるようにして
ある。また、送り出しローラ243とスプールSのフィ
ルム締結位置、即ち、スプールホルダー305の位置と
の間には第2のループボックス250が設けられ、該ル
ープボックス250の両サイドの側壁251には上方及
び下方への複数の空気の吹き出し口252,253が設
けられている。
【0045】フィルムのカット後、計尺部200のカッ
ター230から計尺済みフィルムの後端部は前記送り出
しローラ243によって速やかに前記ループボックス2
50の中に払い出される。それと共に、前記スプールホ
ルダー305はターレット301の回動により次のステ
ーションの巻取り位置306に移動し、スプールSに締
結されたフィルムFは巻き取りを開始する。
【0046】巻き取り位置306に、移動したフィルム
Fは、巻取中はエアーノズル312により、ループボッ
クス250の傾斜部255に押しつけられる。これによ
り、フィルムFに対してバックテンションが発生し、ス
プールに巻きゆるみを発生させることなく均一に巻取る
ことができる。なお、ループボックス250において、
傾斜部255等フィルムの感光面が接触する部分は、画
面を逃げて幅方向両側の縁辺部のみで接触するようにし
てあり、また、表面は鏡面状に仕上げられていて、フィ
ルムの画面部にスリキズ等を発生することは無い。
【0047】計尺部200の動作について説明する。
【0048】計尺搬送の作動開始信号を受けると、クラ
ッチ227として例えば電磁クラッチが通電されると第
1のモータ226の回転が計尺ローラ221の軸228
に伝達され、一方向クラッチ225Aを介してプーリ2
25,246及び駆動ベルト229によって軸244に
回転が伝達され、前述の伝達トルク制限手段245を介
して送り出しローラ243が回転駆動される。無負荷時
には送り出しローラ243の周速は計尺ローラ221の
周速より0.5〜5%程度も大きくしてあり、計尺送り
時、即ち負荷動作時には上記連結駆動においてはトルク
制限手段が働き両ローラは同一の周速となり、フィルム
Fとローラの間でスリップを生ずることなく、従って該
フィルムFが傷害を受ける事なく安全に搬送される。以
上が請求項2〜4の一実施例である。
【0049】この状態で計尺送りが終わり、クラッチ
(例えば電磁クラッチ)227が切れ計尺ローラの回転
が停止しカッター230が作動してフィルムがカットさ
れると、クラッチ(例えば電磁クラッチ)248が通電
され、第2のモータ247の駆動が該クラッチによって
送り出しローラ243を固定した軸249を直結して回
転させ、カッター230内に残されたフィルムFの後端
部を第2のループボックス250内に払い出す。勿論、
前記電磁クラッチ227,248は省き、第1、第2の
モータ226,247をオンオフさせて作動させること
も可能である。
【0050】このとき、一方向クラッチ225Aの作用
により駆動ベルト229によってプーリ225が回転し
ても軸228への駆動伝達が行われず計尺ローラは停止
したままとなり後続のフィルムFが計尺のため搬送を開
始することはない。
【0051】以上、第1の駆動モータ226と第2の駆
動モータ247の駆動タイミングは図7の速度一時間線
図のようになる。この場合は、ロータ軸が電磁クラッチ
を介さないで直接、軸接手によって連結されている場合
を示す。即ち、1サイクル毎にモータをオン,オフさせ
る方式について示す。
【0052】即ち、第2駆動モータ247の運転は、計
尺カッター231が上昇しフィルムFを第2のループボ
ックス250に送り出せる状態になったら直ちに、駆動
が開始され、第1駆動モータ226の駆動によりの位
置で計尺開始後、一方向クラッチにより、の位置で計
尺ローラ221の速度に送り出しローラ243の速度が
合致したら、前記第2駆動モータ247の運転は停止さ
れるようにしてある。
【0053】以上が請求項5及び請求項6の一実施例で
ある。
【0054】尚、本実施例は先ず、スプールSへのフィ
ルム巻取りを単独で行い、その後でその巻取り物をカー
トリッジCに装填する場合について説明したが、これに
限定することなく、あらかじめカートリッジCにスプー
ルSが組み込まれた状態でのフィルム計尺から巻取の工
程に同様に適用できる。
【0055】そのとき、図8の平面図及び図9の側面図
に示すように、スプールSは受けピン501と巻取駆動
軸502によって保持されると共に、カートリッジCは
支軸511の周りにばね513で付勢されるカートリッ
ジ押え部材512によってネスト521に保持すること
になるが、巻き取るとき、該カートリッジ押え部材51
2を図10のように押圧部材531の突き上げにより、
ゆるめ量dが0.1〜1mm程度になるようにゆるめる
ことにより、スプールSとカートリッジCの接触力が低
減でき、スプールSとカートリッジCの接触によるスプ
ールSとカートリッジCの削れやそれによる粉の発生を
防止することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明により高速搬送
されるフィルムがそのアキュームレータの中で、張力変
動を受けることが大きく軽減されるようになり、写真用
ロールフィルムが高速で、過度の応力歪みを伴いパーフ
ォレーションの破れやそれによるカブリ等の傷害を受け
ることなく安定して生産できるようになった。
【0057】また、パーフォレーションの無いフィルム
は従来擦り傷やカブリの他にスリップによる計尺不良が
あったが本発明によりそのような傷害は解消された。
【0058】請求項2〜4の発明により高速搬送される
フィルムが計尺部においてフィルムと送り出しローラ間
にスリップを起こさせることなく、従って擦り傷やカブ
リ等を伴なうことなく正確な計尺搬送が安定して可能に
なった。
【0059】また、請求項5〜6の発明によって高速時
の正確な安定した計尺駆動と払い出し駆動が簡単な構造
の装置及び方法によって行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計尺加工装置を用いた写真用ロールフ
ィルムの製造装置の概要を示す側面図。
【図2】第1のループボックス及びその近傍を示す部分
側断面図。
【図3】本発明の実施例における第1のループボックス
内のフィルムテンション及び空気圧変動の経時変化を示
すグラフ。
【図4】本発明の処置を行わない場合の第1のループボ
ックス内のフィルムテンション及び空気圧変動の経時変
化を示すグラフ。
【図5】本発明の実施例における計尺部の側断面図。
【図6】本発明の実施例における計尺部の水平断面図。
【図7】第1,第2駆動モータの速度一時間線図。
【図8】カートリッジ組込型スプールへの巻取を示す平
面図。
【図9】カートリッジ組込型スプールへのフィルム係止
時の状態を示す側面図。
【図10】カートリッジ組込型スプールへのフィルム巻
取時の状態を示す側面図。
【図11】従来の写真用ロールフィルムの製造装置の概
要を示す側面図。
【符号の説明】
100 フィルム送り込み部 103 送り込みローラ 104 押さえローラ 111 第1のループボックス 112 ブロアー 113 圧力調整弁 200 計尺部 211,216 本体フレーム 212,214 ブラケット 213,215,217 軸受けブラケット 225,246 プーリ 225A 一方向クラッチ 221 計尺ローラ 226,247 駆動モータ 227,248 クラッチ 228,244,249 軸 229 エンドレス駆動ベルト 230 カッター 243 送り出しローラ 245 伝達トルク制限手段 250 第2のループボックス 251 側壁 255 傾斜部 300 巻取り部 252,253 吹き出し口 305 スプールホルダー 306 巻取り位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 誠 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逐次搬送される長尺の写真フィルムを計
    尺カットする加工装置において、計尺部の計尺ローラと
    その上流側の送り込みローラとの間に、前記両ローラの
    前記フィルムの送り量の差に基づいて形成される該フィ
    ルムのループを収容させる第一のループボックスを設
    け、該ループが形成されるタイミングに合わせて前記第
    一のループボックス内のサクションの減圧度を制御する
    ことを特徴とする写真用ロールフィルムの計尺加工装
    置。
  2. 【請求項2】 逐次搬送される長尺の写真フィルムを計
    尺カットする加工装置において、カッターと該カッター
    の上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該カッタ
    ーからの送り出しローラとより成る計尺部の、該送り出
    しローラが一定トルク以上のトルクを伝達しないように
    した伝達トルク制限手段を介して駆動される駆動手段を
    有することを特徴とする写真用ロールフィルムの計尺加
    工装置。
  3. 【請求項3】 逐次搬送される長尺の写真フィルムを計
    尺カットする加工方法において、カッターと該カッター
    の上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該カッタ
    ーからの送り出しローラとより成る計尺部の、該送り出
    しローラの無負荷時の周速を該計尺ローラの周速より大
    きくし、負荷時には両ローラの周速を同速にしたことを
    特徴とする写真用ロールフィルムの計尺加工方法。
  4. 【請求項4】 逐次搬送される長尺の写真フィルムを計
    尺カットする加工装置において、カッターと該カッター
    の上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該カッタ
    ーからの送り出しローラとより成る計尺部の、該送り出
    しローラが一定トルク以上のトルクを伝達しないように
    した伝達トルク制限手段を介して駆動される駆動手段を
    有すると共に無負荷時の該送り出しローラの周速を該計
    尺ローラの周速より大きくしたことを特徴とする写真用
    ロールフィルムの計尺加工装置。
  5. 【請求項5】 逐次搬送される長尺の写真フィルムを計
    尺カットする加工装置において、カッターと該カッター
    の上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該カッタ
    ーからの送り出しローラとより成る計尺部の、前記計尺
    ローラを第1の駆動モータ軸に軸着し、前記送り出しロ
    ーラ軸に一定トルク以上のトルクを伝達しないようにし
    た伝達トルク制限手段を介して第2の駆動モータ軸を駆
    動連結し、更に、前記第1の駆動モータ軸に設けた一方
    向クラッチを介して該第1の駆動モータ軸と前記第2の
    駆動モータ軸とが駆動連結されていることを特徴とする
    写真用ロールフィルムの計尺加工装置。
  6. 【請求項6】 逐次搬送される長尺の写真フィルムを計
    尺カットする加工方法において、カッターと該カッター
    の上流側に設けた計尺ローラと下流側に設けた該カッタ
    ーからの送り出しローラとより成る計尺部の、前記計尺
    ローラを第1の駆動モータ軸に軸着し、前記送り出しロ
    ーラ軸に一定トルク以上のトルクを伝達しないようにし
    た伝達トルク制限手段を介して第2の駆動モータ軸を駆
    動連結し、更に、前記第1の駆動モータ軸に設けた一方
    向クラッチを介して該第1の駆動モータ軸と前記第2の
    駆動モータ軸とを駆動連結し、無負荷時に前記送り出し
    ローラの周速が前記計尺ローラの周速より大きくなるよ
    うにし、計尺時には前記計尺ローラ及び送り出しローラ
    を前記第1の駆動モータによって駆動し、前記フィルム
    の過負荷防止とたるみ防止を行い、定尺カット後の送り
    出し時には前記第2の駆動モータによって送り出しロー
    ラのみを駆動するように制御することを特徴とする写真
    用ロールフィルムの計尺加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103140555A (zh) * 2010-09-28 2013-06-05 Adeka株式会社 阻燃性涂敷材用水系聚氨酯树脂组合物、及涂敷该组合物而成的涂敷品

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