JPH0950239A - 金属表面画像への部分樹脂乗せ法 - Google Patents
金属表面画像への部分樹脂乗せ法Info
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- JPH0950239A JPH0950239A JP22956995A JP22956995A JPH0950239A JP H0950239 A JPH0950239 A JP H0950239A JP 22956995 A JP22956995 A JP 22956995A JP 22956995 A JP22956995 A JP 22956995A JP H0950239 A JPH0950239 A JP H0950239A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金属板の表面に画像を表現し,その画像を含む
任意の形状プロフィル部分の上にのみ透明樹脂を乗せ,
硬化処理をして凸レンズ形の合成樹脂被覆として金属板
と一体に成形する。 【解決手段】金属板の表面に画像を表現し,画像を形成
する任意の形状プロフィルに外接する金属板表面をエッ
チングにて所定の深さ迄除去してプロフィルの縁に段差
を付けた後,画像部に硬化性透明樹脂液を乗せ,硬化処
理して画像部を含む任意の形状プロフィル(円,楕円,
矩形等)の上に合成樹脂を乗せて硬化させ,形状プロフ
ィル部のみを覆う凸レンズ形の合成樹脂被覆として金属
板と一体に成形し,用途により被覆のある部分のみをプ
レスで抜き出して単品のバッジ,銘板等を製作するか被
覆の無い部分に追加装飾を施して金属板と一体な合成樹
脂の部分被覆のある案内板等として使用する。
任意の形状プロフィル部分の上にのみ透明樹脂を乗せ,
硬化処理をして凸レンズ形の合成樹脂被覆として金属板
と一体に成形する。 【解決手段】金属板の表面に画像を表現し,画像を形成
する任意の形状プロフィルに外接する金属板表面をエッ
チングにて所定の深さ迄除去してプロフィルの縁に段差
を付けた後,画像部に硬化性透明樹脂液を乗せ,硬化処
理して画像部を含む任意の形状プロフィル(円,楕円,
矩形等)の上に合成樹脂を乗せて硬化させ,形状プロフ
ィル部のみを覆う凸レンズ形の合成樹脂被覆として金属
板と一体に成形し,用途により被覆のある部分のみをプ
レスで抜き出して単品のバッジ,銘板等を製作するか被
覆の無い部分に追加装飾を施して金属板と一体な合成樹
脂の部分被覆のある案内板等として使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属板に施した画像
を形成する形状プロフィル部全体に凸形の硬化樹脂被覆
を一体に成形して製作するバッジ,銘板等の新しい量産
製作法とそれによる製品に関する。
を形成する形状プロフィル部全体に凸形の硬化樹脂被覆
を一体に成形して製作するバッジ,銘板等の新しい量産
製作法とそれによる製品に関する。
【0002】また従来不可能である装飾用金属板上の画
像の一部分のみに任意の形状の凸形透明樹脂被覆を一体
に成形した装飾板・案内板等の製造方法に関する。
像の一部分のみに任意の形状の凸形透明樹脂被覆を一体
に成形した装飾板・案内板等の製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の硬化性樹脂を乗せた金属板の小形
銘板,バッジ等の製作では先ず所定の画像表現と彩色工
程を終えたのち打抜きプレスでその外形に合わせて打抜
き,バラバラになった部材へ手作業で1個宛樹脂乗せし
た後硬化するのが通常の作業工程であった。 最近では
樹脂板または金属箔の素材に樹脂乗せ製作を量産する場
合には,特公昭52−37492に記載されている様
に,先ず大形の樹脂板又は金属箔に画像彩色したものを
作業用台紙に粘着剤で仮に固定し,その後プレス機に打
抜き型をセットしてストロークを微調整し,台紙を残し
て彩色した板のみを打抜き,台紙上の打抜きカスを台紙
から除去して製品のみを台紙上に残す。 次に位置決め
と吐出量設定を自動化したデイスペンサーを用いて樹脂
乗せおよび硬化作業を行う様になったが,打抜き型の製
作のコストが嵩み,製品だけを台紙上に残す打抜き作業
も可成りの熟練が必要であった。 しかし或る程度以上
の厚みを有する金属板では,上記の様な製品だけを台紙
上に残す打抜きは技術的に不可能なので,予め単品でプ
レス抜きした製品を別に用意した治具兼取付け具の所定
位置に1個ずつ並べて自動機により樹脂乗せする方法で
作業する外は無かった。
銘板,バッジ等の製作では先ず所定の画像表現と彩色工
程を終えたのち打抜きプレスでその外形に合わせて打抜
き,バラバラになった部材へ手作業で1個宛樹脂乗せし
た後硬化するのが通常の作業工程であった。 最近では
樹脂板または金属箔の素材に樹脂乗せ製作を量産する場
合には,特公昭52−37492に記載されている様
に,先ず大形の樹脂板又は金属箔に画像彩色したものを
作業用台紙に粘着剤で仮に固定し,その後プレス機に打
抜き型をセットしてストロークを微調整し,台紙を残し
て彩色した板のみを打抜き,台紙上の打抜きカスを台紙
から除去して製品のみを台紙上に残す。 次に位置決め
と吐出量設定を自動化したデイスペンサーを用いて樹脂
乗せおよび硬化作業を行う様になったが,打抜き型の製
作のコストが嵩み,製品だけを台紙上に残す打抜き作業
も可成りの熟練が必要であった。 しかし或る程度以上
の厚みを有する金属板では,上記の様な製品だけを台紙
上に残す打抜きは技術的に不可能なので,予め単品でプ
レス抜きした製品を別に用意した治具兼取付け具の所定
位置に1個ずつ並べて自動機により樹脂乗せする方法で
作業する外は無かった。
【0004】また案内板や看板の様に大形画像の場合そ
の画像主要部又は矢印等の目立たせたい所だけに凸形に
樹脂乗せしたいというニーズがあるが,従来は別途成形
加工した透明樹脂製部材を透明接着剤で貼り付ける以外
には方法が無かった。
の画像主要部又は矢印等の目立たせたい所だけに凸形に
樹脂乗せしたいというニーズがあるが,従来は別途成形
加工した透明樹脂製部材を透明接着剤で貼り付ける以外
には方法が無かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】厚さ約0.2mm程度
以上の厚めの金属板への樹脂乗せ作業は,従来必ず画像
を表現した金属板を形状プロフィルにより予めプレスで
打ち抜き,これを別に製作した位置決めの治具に手作業
で1個宛搭載する作業が必要であり,その為の治具製作
費用と手作業工程が製品の生産性を阻害し価格を押し上
げていた。 この発明はこれらの治具の製作と手作業を
追放するのを第一の課題とし,これに附随して画像の一
部分のみに自動機で樹脂乗せをする新しい方法の開発を
課題としている。 さらに少量多品種の案内板,銘板等
は,前述の様に画像主要部や矢印等への樹脂部材を別途
製作して接着する場合には,金型や樹脂の切削に要する
費用が高価になりすぎて商用には難しく対応しにくいの
が現状であった。
以上の厚めの金属板への樹脂乗せ作業は,従来必ず画像
を表現した金属板を形状プロフィルにより予めプレスで
打ち抜き,これを別に製作した位置決めの治具に手作業
で1個宛搭載する作業が必要であり,その為の治具製作
費用と手作業工程が製品の生産性を阻害し価格を押し上
げていた。 この発明はこれらの治具の製作と手作業を
追放するのを第一の課題とし,これに附随して画像の一
部分のみに自動機で樹脂乗せをする新しい方法の開発を
課題としている。 さらに少量多品種の案内板,銘板等
は,前述の様に画像主要部や矢印等への樹脂部材を別途
製作して接着する場合には,金型や樹脂の切削に要する
費用が高価になりすぎて商用には難しく対応しにくいの
が現状であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明において先ず金属製のバッジ,銘板等を量産
する場合について説明すると,大形金属板に写真製版処
理でこれらのバッジ,銘板等を多数整列して面付け製版
し,これに従来公知の方法で陽極酸化または印刷,箔押
し等の画像表現処理を行う。つぎにバッジ,銘板などの
形状プロフィル部のみを透明としその他の部分を不透明
としたエッチング版を造り,これを用いて従来公知の方
法で形状プロフィル部分に外接する金属板表面を一定の
深さにエッチングで除去して金属地肌とし,形状プロフ
ィル部が段差で浮き上がった様にする。次いでXY方向
に位置決め移動が出来る自動デイスペンサーに金属板を
セットして製品となる画像部分に所定量の樹脂乗せを行
う。この場合画像形状プロフィルの境界部はエッチング
によるシャープな段差を形成する事が重要で段差部の角
がR状となつたり,だれが有ってはならない。 次いで
樹脂の種類に合わせた硬化作業を行う。樹脂乗せと硬化
が完了した金属板は形状プロフィルに合わせた簡易な打
抜き形を用いたトランスファープレス等で製品を1個宛
金属板から打ち抜き,バッジや銘板が完成する。
に,本発明において先ず金属製のバッジ,銘板等を量産
する場合について説明すると,大形金属板に写真製版処
理でこれらのバッジ,銘板等を多数整列して面付け製版
し,これに従来公知の方法で陽極酸化または印刷,箔押
し等の画像表現処理を行う。つぎにバッジ,銘板などの
形状プロフィル部のみを透明としその他の部分を不透明
としたエッチング版を造り,これを用いて従来公知の方
法で形状プロフィル部分に外接する金属板表面を一定の
深さにエッチングで除去して金属地肌とし,形状プロフ
ィル部が段差で浮き上がった様にする。次いでXY方向
に位置決め移動が出来る自動デイスペンサーに金属板を
セットして製品となる画像部分に所定量の樹脂乗せを行
う。この場合画像形状プロフィルの境界部はエッチング
によるシャープな段差を形成する事が重要で段差部の角
がR状となつたり,だれが有ってはならない。 次いで
樹脂の種類に合わせた硬化作業を行う。樹脂乗せと硬化
が完了した金属板は形状プロフィルに合わせた簡易な打
抜き形を用いたトランスファープレス等で製品を1個宛
金属板から打ち抜き,バッジや銘板が完成する。
【0007】次に看板・案内板等の大形画像の一部分の
みに樹脂乗せするには,まず樹脂乗せする画像部分と樹
脂乗せしない画像部分の両方に染色等で画像表現を行
い,次いで樹脂乗せする画像部分に外接する金属板表面
を所定の厚みだけエッチングで除去する。 次にエッチ
ングで露出した金属地肌部分に必要な染色彩色等の処理
と表面仕上げを行い,次にエッチングによる段差を全周
に有し島状に浮上った画像の樹脂乗せ部分に所定量の樹
脂を手作業又はデイスペンサーで乗せ,次に樹脂の種類
に合った硬化処理をして完成する。但し画像の樹脂乗せ
する部分と樹脂乗せしない画像部分とが直接に隣接しな
いように画像位置の配慮が必要である。
みに樹脂乗せするには,まず樹脂乗せする画像部分と樹
脂乗せしない画像部分の両方に染色等で画像表現を行
い,次いで樹脂乗せする画像部分に外接する金属板表面
を所定の厚みだけエッチングで除去する。 次にエッチ
ングで露出した金属地肌部分に必要な染色彩色等の処理
と表面仕上げを行い,次にエッチングによる段差を全周
に有し島状に浮上った画像の樹脂乗せ部分に所定量の樹
脂を手作業又はデイスペンサーで乗せ,次に樹脂の種類
に合った硬化処理をして完成する。但し画像の樹脂乗せ
する部分と樹脂乗せしない画像部分とが直接に隣接しな
いように画像位置の配慮が必要である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を要約すると,
アルミニウム板等の金属板の表面にマスキングを施した
後エッチングにより部分的に凸部を形成し,その凸部又
は凸部に囲まれた部分に流動可能な軟らかい樹脂を表面
張力を利用して選択的に乗せ,この樹脂を硬化させて部
分的に樹脂乗せ加工を行うもので,以下実例により説明
する。
アルミニウム板等の金属板の表面にマスキングを施した
後エッチングにより部分的に凸部を形成し,その凸部又
は凸部に囲まれた部分に流動可能な軟らかい樹脂を表面
張力を利用して選択的に乗せ,この樹脂を硬化させて部
分的に樹脂乗せ加工を行うもので,以下実例により説明
する。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参考にして説明する。
図1は金属板に円形の形状プロフィルを有する樹脂乗
せ銘板を製作する方法についての説明図である。 先ず
厚さ0.2〜数mm程度の厚手のアルミニウム板1に陽
極酸化皮膜2を形成させ,これに写真製版した画像を使
用した公知の染色技術で画像を含む形状プロフィル3を
アルミニウム板の表面に多数割付けて染色により表現し
た状況を示し,穴4はプレス打抜き用ガイドピン穴であ
る。この状態でアルミニウム板表面全体に感光レジスト
5を塗布乾燥し,形状プロフィルに囲まれた部分6のみ
を透明にしその他の部分7を不透明にしたエッチング版
8を重ねて露光し現像すれば画像を含む形プロフィル部
の上のみにレジストが残る。このアルミニウム板をエッ
チング液に浸漬し形状プロフィル部以外を約50μmの
深さにエッチングする。之を水洗しレジストを除去する
と形状プロフィル部だけが島の様に50μmだけ高くな
った状況となる。本発明の方法では樹脂乗せする部分は
エッチングで形成された段差で囲まれており,エッチン
グの段差部は周知の様にエッジ部が直角またはオーバエ
ッチによる鋭角をなしているので段差が僅少であっても
面積に対する樹脂乗せの量が適正であればエッジ部から
流れ出すことは無い。実験の結果では樹脂の粘度にもよ
るが,エッチングによる段差が50μm程度以上あれば
所定画像部への樹脂乗せに必要かつ十分であることが分
った。 次にこの基板をXYの位置決め制御で任意のピ
ッチ毎に移動停止可能な自動デイスペンサー(図示せ
ず)上に水平に設置し,デイスペンサーには樹脂乗せに
使用する樹脂を充填し,形状プロフィル部の面積に応じ
た吐出を割付けのピッチに合せて順次行って樹脂乗せし
てゆく。アルミニウム板上の全所定箇所に樹脂乗せが完
了したならば表面の樹脂を硬化させる。 樹脂の硬化は
使用した樹脂の種類によりその方法が異なるがウレタン
又はアクリル系及びその混合の場合は主にUV(紫外
線)照射が使用され,エポキシ系の樹脂の場合は赤外線
又は熱風乾燥による熱硬化が主用されるが之等は樹脂メ
ーカの推奨する方法によればよい。 樹脂硬化が終われ
ば銘板部分を金属板からプレスで抜き取ればよいがこの
実施例では同時に1個又は数個の製品が打ち抜ける簡易
な小形の抜き型を形状プロフィルに合せて製作し,トラ
ンスファープレス等により金属板を移動させ,ガイドピ
ン穴を利用して位置決めをしながら銘板を打抜いてゆき
製品が完成となる。
図1は金属板に円形の形状プロフィルを有する樹脂乗
せ銘板を製作する方法についての説明図である。 先ず
厚さ0.2〜数mm程度の厚手のアルミニウム板1に陽
極酸化皮膜2を形成させ,これに写真製版した画像を使
用した公知の染色技術で画像を含む形状プロフィル3を
アルミニウム板の表面に多数割付けて染色により表現し
た状況を示し,穴4はプレス打抜き用ガイドピン穴であ
る。この状態でアルミニウム板表面全体に感光レジスト
5を塗布乾燥し,形状プロフィルに囲まれた部分6のみ
を透明にしその他の部分7を不透明にしたエッチング版
8を重ねて露光し現像すれば画像を含む形プロフィル部
の上のみにレジストが残る。このアルミニウム板をエッ
チング液に浸漬し形状プロフィル部以外を約50μmの
深さにエッチングする。之を水洗しレジストを除去する
と形状プロフィル部だけが島の様に50μmだけ高くな
った状況となる。本発明の方法では樹脂乗せする部分は
エッチングで形成された段差で囲まれており,エッチン
グの段差部は周知の様にエッジ部が直角またはオーバエ
ッチによる鋭角をなしているので段差が僅少であっても
面積に対する樹脂乗せの量が適正であればエッジ部から
流れ出すことは無い。実験の結果では樹脂の粘度にもよ
るが,エッチングによる段差が50μm程度以上あれば
所定画像部への樹脂乗せに必要かつ十分であることが分
った。 次にこの基板をXYの位置決め制御で任意のピ
ッチ毎に移動停止可能な自動デイスペンサー(図示せ
ず)上に水平に設置し,デイスペンサーには樹脂乗せに
使用する樹脂を充填し,形状プロフィル部の面積に応じ
た吐出を割付けのピッチに合せて順次行って樹脂乗せし
てゆく。アルミニウム板上の全所定箇所に樹脂乗せが完
了したならば表面の樹脂を硬化させる。 樹脂の硬化は
使用した樹脂の種類によりその方法が異なるがウレタン
又はアクリル系及びその混合の場合は主にUV(紫外
線)照射が使用され,エポキシ系の樹脂の場合は赤外線
又は熱風乾燥による熱硬化が主用されるが之等は樹脂メ
ーカの推奨する方法によればよい。 樹脂硬化が終われ
ば銘板部分を金属板からプレスで抜き取ればよいがこの
実施例では同時に1個又は数個の製品が打ち抜ける簡易
な小形の抜き型を形状プロフィルに合せて製作し,トラ
ンスファープレス等により金属板を移動させ,ガイドピ
ン穴を利用して位置決めをしながら銘板を打抜いてゆき
製品が完成となる。
【0010】図2は別の実施例としてアルミニウム製看
板又は案内板等の大形画像の一部分のみに直接樹脂乗せ
をする場合の案内板の外観例を示す。図において9は化
粧室の案内板の画像表現をした状況で男子及び女子のシ
ルエット部分10と矢印部分11及び背景部分12と枠
13から成り,この内10と11の画像部分の上のみに
凸形に樹脂乗せして視認性を向上させようとする例であ
る。 先ずアルミニウム板1に陽極酸化皮膜を生成さ
せ,これに感光レジストを塗布して乾燥し表面を被覆す
る。次に染色用写真版をこれに重ねて感光させ現像し
て,画像10と11及び13の部分のレジストのみを剥
離し画像部分を露出させここへ染料液への浸漬又は刷毛
塗り等の公知の染色技術で染色する。染色が終わればア
ルミニウム板に残ったレジストを全部剥離し封孔処理を
した後,再度感光レジストを全面に塗布乾燥し,これに
エッチング版を重ねて露光現像すると,今度は画像1
0,11及び13の部分にのみレジスト皮膜が残って背
景部分12は陽極酸化皮膜が露出する。 この状態でエ
ッチング液に浸漬し,露出した12部分の表面をエッチ
ングして50μm程度の厚さだけ除去する。 水洗,乾
燥ののち12部分に再度陽極酸化皮膜を生成させ,これ
を所定の背景色に染色して封孔する。次に板表面に残っ
たレジストを全部除去し水洗乾燥の後板を水平に保持
し,手作業又はデイスペンサーにて10及び11の部分
に樹脂乗せし,樹脂の硬化を行って製品が完成する。
板又は案内板等の大形画像の一部分のみに直接樹脂乗せ
をする場合の案内板の外観例を示す。図において9は化
粧室の案内板の画像表現をした状況で男子及び女子のシ
ルエット部分10と矢印部分11及び背景部分12と枠
13から成り,この内10と11の画像部分の上のみに
凸形に樹脂乗せして視認性を向上させようとする例であ
る。 先ずアルミニウム板1に陽極酸化皮膜を生成さ
せ,これに感光レジストを塗布して乾燥し表面を被覆す
る。次に染色用写真版をこれに重ねて感光させ現像し
て,画像10と11及び13の部分のレジストのみを剥
離し画像部分を露出させここへ染料液への浸漬又は刷毛
塗り等の公知の染色技術で染色する。染色が終わればア
ルミニウム板に残ったレジストを全部剥離し封孔処理を
した後,再度感光レジストを全面に塗布乾燥し,これに
エッチング版を重ねて露光現像すると,今度は画像1
0,11及び13の部分にのみレジスト皮膜が残って背
景部分12は陽極酸化皮膜が露出する。 この状態でエ
ッチング液に浸漬し,露出した12部分の表面をエッチ
ングして50μm程度の厚さだけ除去する。 水洗,乾
燥ののち12部分に再度陽極酸化皮膜を生成させ,これ
を所定の背景色に染色して封孔する。次に板表面に残っ
たレジストを全部除去し水洗乾燥の後板を水平に保持
し,手作業又はデイスペンサーにて10及び11の部分
に樹脂乗せし,樹脂の硬化を行って製品が完成する。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので,以下に記載される様な効果を有する。
いるので,以下に記載される様な効果を有する。
【0012】銘板やバッジ等を樹脂乗せして多量生産す
る場合,最も原価のかかる要素は形抜きの多数個取りの
プレス型,型で打ち抜きした半製品を並べる樹脂乗せ用
治具の製作費及び治具へ半製品を位置及び向きを合せて
並べる手作業の工数等である。この発明の方法ではエッ
チングを作業に取入れることにより高価な多数個取りの
抜き型と樹脂乗せ用の並べ治具が不要となり,殆ど手作
業は不要となった。また従来の工程には無かったエッチ
ング工程が取入れられているが,比較的安価なエッチン
グ用写真製版が追加されるのみでエッチング作業自体は
アルミの場合はアルマイト部分のエッチング作業となる
が,一般的にはエツチング仕様の皮膜工程の他の製品と
一緒に流せばよく特別の設備や材料は何等必要がなく,
最終的に樹脂乗せ仕様のバツジや銘板の製作原価が大幅
に削減出来,アルミニウムのアルマイト処理付の銘板と
全く同様に処理が行なえる。
る場合,最も原価のかかる要素は形抜きの多数個取りの
プレス型,型で打ち抜きした半製品を並べる樹脂乗せ用
治具の製作費及び治具へ半製品を位置及び向きを合せて
並べる手作業の工数等である。この発明の方法ではエッ
チングを作業に取入れることにより高価な多数個取りの
抜き型と樹脂乗せ用の並べ治具が不要となり,殆ど手作
業は不要となった。また従来の工程には無かったエッチ
ング工程が取入れられているが,比較的安価なエッチン
グ用写真製版が追加されるのみでエッチング作業自体は
アルミの場合はアルマイト部分のエッチング作業となる
が,一般的にはエツチング仕様の皮膜工程の他の製品と
一緒に流せばよく特別の設備や材料は何等必要がなく,
最終的に樹脂乗せ仕様のバツジや銘板の製作原価が大幅
に削減出来,アルミニウムのアルマイト処理付の銘板と
全く同様に処理が行なえる。
【0013】大形の画像に部分的に樹脂乗せする場合,
従来は別に型を用いて成型するか,機械加工で成型した
透明樹脂部品を透明接着剤で貼りつけるのが製作法であ
った。 この場合図形の大小や形状が異なる場合等はそ
の都度金型が必要で高価な処理となり,一般的に普及す
るには問題があった。 この発明の方法ではこれらの樹
脂部品を別途製作する必要がなく,大幅に工程が簡略化
されて樹脂乗せによるコストアップを最少限に押えうる
うえ,接着部からの浮き,はがれ等の恐れがなく耐久性
も向上される。 また樹脂乗せに必要となるエッチング
は画像の立体感を増し画像の高級化にも寄与できる。
従来は別に型を用いて成型するか,機械加工で成型した
透明樹脂部品を透明接着剤で貼りつけるのが製作法であ
った。 この場合図形の大小や形状が異なる場合等はそ
の都度金型が必要で高価な処理となり,一般的に普及す
るには問題があった。 この発明の方法ではこれらの樹
脂部品を別途製作する必要がなく,大幅に工程が簡略化
されて樹脂乗せによるコストアップを最少限に押えうる
うえ,接着部からの浮き,はがれ等の恐れがなく耐久性
も向上される。 また樹脂乗せに必要となるエッチング
は画像の立体感を増し画像の高級化にも寄与できる。
【0014】また図3に示す様に凸状に樹脂乗せした部
分では文字,模様,図形が立体的に且つ光沢を持って拡
大して見えるレンズ効果があるので特に視認効果を高め
製品の高級感に寄与する事が出来る。
分では文字,模様,図形が立体的に且つ光沢を持って拡
大して見えるレンズ効果があるので特に視認効果を高め
製品の高級感に寄与する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により多数個取りの樹脂乗せ銘板
等を製作する金属板の説明用鳥観図である。
等を製作する金属板の説明用鳥観図である。
【図2】本発明の部分樹脂乗せ法を用いて製作した装飾
案内板の外観例を示す正面図である。
案内板の外観例を示す正面図である。
【図3】本発明の樹脂乗せ法を用いて製作した樹脂乗せ
バッジ,樹脂乗せ銘板等の断面図を示す。
バッジ,樹脂乗せ銘板等の断面図を示す。
1.アルミニウム板 2.陽極酸化皮膜 3.画像を形成する形状プロフィル 4.ガイドピン穴 5.感光レジスト 6.写真製版の透明部分 7.写真製版の不透明部分 8.エッチング版 9.化粧室案内板 10.シルエット部分 11.矢印部分 12.背景部分 13.枠 14.乗せた樹脂
Claims (3)
- 【請求項1】 金属板の表面に文字,模様,図形等の画
像を表現し,樹脂乗せを必要とする画像部分を形成する
形状プロフィルの外周縁に外接する金属板表面を所定の
深さにエッチングして樹脂乗せする形状プロフィル部分
を樹脂乗せしない部分に対して島状に段差をつけ,次に
金属板を水平に保持しながら樹脂乗せする部分に選択的
に適量の硬化性透明樹脂の粘稠液を注ぎ,該粘稠液を硬
化処理して画像の必要箇所のみを覆う凸形の樹脂被覆を
金属板と一体に成形したことを特徴とする装飾用金属板
の製作方法及び製品。 - 【請求項2】 請求項1の部分的樹脂乗せ加工法により
樹脂乗せ硬化の後,樹脂乗せした部分とこれに外接する
エッチング部分との境界からプレス機等により打抜き,
樹脂被覆のある部分のみを製品として取出すことによ
り,樹脂乗せしたバッジ・銘板等を量産製作する方法及
び製品。 - 【請求項3】 金属板表面に請求項1の方法により画像
を表現生成した後先ず樹脂乗せする画像を構成する形状
プロフィル部分の外側にエッチングによる島状の段差を
付け,次に前工程で金属表面をエッチングにより除去し
た部分に染色や印刷,箔押し等で追加画像を施し,最後
に樹脂乗せする部分に樹脂乗せと硬化を施すことによ
り,金属板全体を一つの纏まった画像を表現する製品に
仕上げ,かつ凸形の部分的樹脂乗せ被覆部分は金属板と
一体に成形された装飾用金属板の製作方法及び製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22956995A JPH0950239A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 金属表面画像への部分樹脂乗せ法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22956995A JPH0950239A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 金属表面画像への部分樹脂乗せ法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950239A true JPH0950239A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16894237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22956995A Pending JPH0950239A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 金属表面画像への部分樹脂乗せ法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950239A (ja) |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP22956995A patent/JPH0950239A/ja active Pending
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