JPH09503200A - C反応性タンパク質断片から誘導されたオリゴペプチド - Google Patents

C反応性タンパク質断片から誘導されたオリゴペプチド

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JPH09503200A JP7505414A JP50541495A JPH09503200A JP H09503200 A JPH09503200 A JP H09503200A JP 7505414 A JP7505414 A JP 7505414A JP 50541495 A JP50541495 A JP 50541495A JP H09503200 A JPH09503200 A JP H09503200A
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Abstract

(57)【要約】 本発明はC反応性タンパク質(以下CRP)の断片から誘導されたオリゴペプチド、及び免疫調節剤としてのその用途、更に心臓血管系及び炎症性疾患の治療におけるその用途に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 C反応性タンパク質断片から誘導されたオリゴペプチド 本発明はC反応性タンパク質(本明細書ではCRP)の断片から誘導されたオ リゴペプチド、及び免疫調節剤としてのその用途、更に心臓血管系及び炎症性疾 患の治療におけるその用途に関する。 CRPは、一般にその血中濃度の非常に低いタンパク質であり、この濃度は炎 症の過程により2,000倍ほどまで上昇する〔J.J.Morley 及びI.Kushner, Am.N.Y.Acad.Sci.,389,406-418(1989)〕。F.A.Robeyら(J.Biol.Chem. ,262,No.15,7053-7057(1987))は、タフトシンの配列に非常に類似した3つ のCRPテトラペプチド配列を開示している。この化学合成されたテトラペプチ ドは、貧食細胞性白血球とスーパーオキシドの産生を刺激し、タフトシン同様に 単核細胞を誘導してインターロイキン1を産生させる。タフトシンのように、3 つのCRPテトラペプチドは in vivoでプロテアーゼにより迅速に代謝されて不 活化される。 驚くべきことに、このCRPテトラペプチド断片の化学的に修飾されたアナロ グが、免疫調節活性を有し、かつ心臓血管系及び炎症性疾患の治療、例えば、敗 血症性ショックの治療において有用であることが認められている。 したがって、本発明は、式(I): A1−A2−A3−A4 (I) 〔式中、A1は、トレオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、サルコシン、 アラニン、グリシン及び(C2-6)アシル−グリシンよりなる群から選択されるア ミノ酸残基であるか、又は存在せず; A2は、場合により少なくとも1つの(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)ア シル基によりNα−置換されているロイシン、イソロイシン、 バリン、リシン及びオルニチン、並びにプロリンよりなる群から選択されるアミ ノ酸残基であるか、あるいは存在せず; A3は、プロリン、ロイシン、イソロイシン及びバリンよりなる群から選択され るアミノ酸残基であり; A4は、場合によりC末端位でアミド化されているアルギニン、ロイシン及びグ ルタミンよりなる群から選択されるアミノ酸残基であるか、又はアグマチン残基 であるか、又は存在しない(但し、A1、A2及びA4のただ1つのみが存在しな いことができ;該化合物は、上記アミノ酸残基及びアグマチン残基の側鎖基が、 場合により(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)アシルよりなる群から選択さ れる1つ以上の基により置換されていてもよいことを更に特徴とし;そして該ア ミノ酸残基のそれぞれは、Cα位でD−又はL−型であるか、あるいは可能なジ アステレオマー又はエナンチオマーの1つの型であってもよい)〕で示されるオ リゴペプチド、及びその薬学的に許容しうる酸又は塩基との塩に関する。 本発明の化合物の好ましい群は、A1が、グリシン、トレオニン、ロイシン、 イソロイシン、バリン、サルコシン、アラニン、(C2-6)アシル−グリシンより なる群から選択されるアミノ酸残基であるか、又は存在せず;A2が、(C1-6)ア ルキル、ベンジル又は(C2-6)アシル基によりNα−置換されているリシンより なる群から選択されるアミノ酸残基であり;A3が、プロリンであり;A4が、場 合によりC末端位でアミド化されているグルタミン、ロイシン、アルギニンであ るか、又はアグマチン残基であるか、又は存在しない(該化合物は、該アミノ酸 残基及びアグマチン残基の側鎖基が、場合により(C1-6)アルキル、ベンジル又 は(C2-6)アシルよりなる群から選択される1つ以上の置換基により置換されて いてもよいことを更に特徴とし;そして該アミノ酸残基のそれぞれは、Cα位 でD−又はL−型であるか、あるいは可能なジアステレオマー又はエナンチオマ ーの1つの型であってもよい)、式(I)の化合物、及びその薬学的に許容しう る酸又は塩基との塩である。 (C1-6)アルキルとしては、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチ ル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、3−メチル−ペンチル、n− ヘキシル基及びその関連する位置異性体のような群が意図される。(C2-6)アシ ルとしては、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、ペンタノイル、ヘ キサノイル及びその関連する位置異性体のような群が意図される。 本発明の別の目的は、免疫調節剤としての、及び敗血症性ショックなどの心臓 血管系及び炎症性疾患の治療における式(I)のオリゴペプチドの用途に関する 。 一般式(I)の化合物は、当業者に公知の、固相又は溶液中の両方でのペプチ ド合成法を利用して調製される〔例えば、Merrifield,R.B.,Biochemistry,3 ,1385(1964)を参照〕。他に記載がなければ、アミノ酸残基は、Cα位のL−立 体配置で使用されることが意図される。 好ましくは、本合成は、選択されたアミノ酸から出発して、所望のアミノ酸の 段階的付加によりオリゴペプチドを組み立てながら、溶液中で行う。いずれにせ よ、予め構成されたジ−又はトリペプチド単位を使用することもできる。オリゴ ペプチドの合成は、任意のアミノ酸から出発してN末端又はC末端の両方向に進 められるとしても、N末端方向で行うのが好ましい。アミノ酸又は必要ならば予 め構成されたジ−もしくはトリペプチドは、そのまま、あるいはカルボキシ基を 例えばtert−ブチル(tBu)基でエステル化することにより、又は/及びアミ ン基を例えばベンジルオキシカルボニル(Z)でアミド化することにより保護さ れた適切な誘導体 の形で、そして適切には側鎖基を例えば2,2,5,7,8−ペンタメチル−ク ロマン−6−スルホニル(Pmc)、tert−ブチルオキシカルボニル(Boc) 又はトリフルオロ酢酸(TFA)で保護された誘導体の形で使用されてよい。こ れらの保護は、ペプチド化学における当業者には周知の方法により行う。 いずれにせよ、上述の保護された誘導体は、市販もされている。α−アミノ部 分の保護基は、有利には次のアミノ酸との縮合の前に、例えば中程度の強酸(例 えば、トリフルオロ酢酸)による酸分解により、又は脱保護するアミノ酸及び存 在するならば他のものを考慮して選択される気体水素若しくは水素供与体、例え ば、ギ酸又はその塩、トリエチルシラン、アルカリ中のヒドラジンなどを使用し た、適切なパラジウム触媒の存在下での接触水素化分解により、脱離される。次 に、次のアミノ酸残基との縮合が行われるが、このような残基では反応に関与し ない部分が適切に保護されている。 このような縮合は、幾つかの公知方法の1つにより行われてよい。詳細には、 例えばスクシンイミド(Su)、フッ化物(F)のような活性エステル、又はベ ンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス−(ジメチルアミノ)−ホスホニ ウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)、ブロモ−トリス−ピロリジウム− ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBroP)、ジシクロヘキシル カルボジイミド(DCC)などのような縮合剤を、場合により1−ヒドロキシ− ベンゾトリアゾール(HOBT)、4−ジメチル−アミノ−ピリジン(DMAP )、トリエチルアミン(TEA)、N−メチル−モルホリン、N−メチル−イミ ダゾールなどのような触媒の存在下で使用してよい。 アミノ酸のNα−アルキル−誘導体は、低温で、選択的還元剤であるシ アノ水素化ホウ素(acianoborohydride)の存在下で、極性溶媒、好ましくはメタ ノール中で、適切なアルデヒドでの処理により得られる。 アミドの形でC末端位を有する式(I)のオリゴペプチドを得ようとすれば、 そのような部分を有する市販のアミノ酸を出発物質として使用するか、あるいは C末端アミノ酸をHOBTアンモニウム塩で、又はA4がアグマチン残基である ときにはアグマチン自体でアミド化することができる。 A1及び/又はA2がアシル化アミノ酸残基である式(I)の化合物は、低温で 、DMAPのような触媒の存在下で、適切なアシル無水物で処理することにより 得られる。あるいは、市販のNα−アシル−アミノ酸残基を使用することができ る。 生じた生成物は、適切な溶媒から結晶化により、又は必要であれば逆相クロマ トグラフィーやイオン交換クロマトグラフィーのような公知のクロマトグラフィ ー法により、精製することができる。 以下に、本発明の幾つかの修飾オリゴペプチドの調製例を提供する。 アミノ酸誘導体、保護された断片及び修飾オリゴペプチドのHPLC分析は、 下記の実験条件で行った。: カラム: リクロソルブRP−18(Lichrosorb RP-18); 温度: 25℃(他に記載がなければ) 流速: 1.5ml/分 検出装置: ジャスコ875−UV(Jasco 875-UV)(230nm) 溶離液A: 90%水、10%アセトニトリル、0.1%トリフルオロ酢 酸(TFA) 溶離液B: アセトニトリル、0.1%TFA 溶離液C: 水、0.1%TFA 濃度勾配: (I): A中0〜40%B(20’)から、A中80% B(10’)まで (II): C中0〜50%A(20’)から、100%A (3’)まで、A中40%B(20’)まで 他に記載がなければ、全ての合成工程は室温で行う。 アミノ酸の組成と比は、6M のHClで110℃で22時間加水分解後、ベッ クマン.システム・ゴールド(Beckman SYSTEM GOLD)アミノ酸分析機により測定 した。 更に明瞭にするために、以下の実施例に使用する略語の意味を下記にリストす る: BDHA−C1: 塩化ベンジルジメチルヘキサデシルアンモニウム Boc: tert−ブチルオキシカルボニル (Boc)20: ジ−tert−ブチル−ジカルボネート BOP: ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス−(ジメチル アミノ)−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート BSA: N,O−ビス(トリメチルシリル)−アセトアミド DCC: ジシクロヘキシルカルボジイミド DMAP: 4−ジメチルアミノ−ピリジン DMF: ジメチルホルムアミド F: フッ化物 HOBT: 1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール Pmc: 2,2,5,7,8−ペンタメチル−クロマン−6−スルホニ ル PyBrop: ブロモ−トリス−ピロリジニウム−ホスホニウムヘキサ フルオロホスフェート tBu: tert−ブチル TBAF: テトラブチルアンモニウムフルオリド TEA: トリエチルアミン TFA: トリフルオロ酢酸 Su: スクシンイミド Z: ベンジルオキシカルボニル 実施例1 H−Sar−Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH A〕 ジクロロエタン60ml中のZ−Arg(Pmc)−OH6.9g(12 mmol)のスラリーに、N,N−ジメチルホルムアミド−ジ−tert−ブチル−アセ タール8.64ml(36mmol)を50℃で60分間添加した。添加終了後、この 反応混合物を撹拌しながら50℃で40分間維持し、次に5%炭酸水素ナトリウ ム水溶液20mlを添加した。ジクロロエタンを真空下で留去して、水相を酢酸エ チル100mlで希釈した。有機相を分離し、5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗 浄し、そして中性になるまで塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄した。次に有機相 を脱水して溶媒を真空下で留去し、生じた粗生成物をシリカゲルカラム(溶離液 :酢酸エチル/n−ヘキサン(6:4))で精製した。Z−Arg(Pmc)− OtBu3.4gを得た(HPLC、濃度勾配(I):保持時間32分;純度9 9%)。 B〕 メタノール80ml中のA〕の化合物3.385g(5.36mmol)の溶 液に水3ml中のギ酸アンモニウム1.416g(21.44mmol)とPdスポン ジ(約1g)を添加した。この反応混合物を室温で約2時間穏やかに撹拌した。 触媒を濾過後、溶媒を真空下で留去し、残渣を酢酸エチルにとって5%炭酸水素 ナトリウム水溶液で洗浄し、 次いで中性になるまで水で洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去して H−Arg(Pmc)−OtBu・HCOOH2.88gを得た(HPLC、濃 度勾配(I):保持時間23.40分;純度99.3%)。 C〕 B〕の化合物をDMF/塩化メチレン(1:1)30mlに溶解した。別 にZ−Pro−OH 1.403g(5.63mmol)をDMF/塩化メチレン( 1:1)20mlに溶解して、BOP(2.49g、5.63mmol)、HOBT( 0.76g、5.63mmol)及びTEA(1.56ml、11.26mmol)を添加 した。この2つの溶液を混合して、生じた反応混合物を1時間撹拌した。次に溶 媒を真空下で留去して、残渣を酢酸エチルにとって5%炭酸水素ナトリウムで洗 浄し、中性になるまで水で洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去し、 残渣をエチルエーテルで粉砕してZ−Pro−Arg(Pmc)−OtBu3. 71gを得た(HPLC、濃度勾配(I):保持時間29.49分;純度99. 6%)。 D〕 メタノール50ml中のC〕の化合物3.709g(5.08mmol)の溶 液にPd/C350mgを窒素下で添加し、続いて非常にゆっくりトリエチルシラ ン4ml(24mmol)を添加した。約2時間後、反応混合物を濾過して溶媒を真空 下で留去して、H−Pro−Arg(Pmc)−OtBu3.01gを得た(H PLC、濃度勾配(I):保持時間24.25分;純度99.56%)。 E〕 D〕の化合物(2.375g、4mmol)をDMF/塩化メチレン(容量 比1:1)20mlに溶解した。Z−Lys(Boc)−OH(1.826g、4 .8mmol)を同一混合物20mlに溶解し、次にBOP(2.12g、4.8mmol )、HOBT(0.648g、4.8mmol)及 びTEA(1.33ml、9.6mmol)を添加した。2つの溶液を混合してこの反 応混合物を撹拌しながら1時間放置し、次にC〕に記載されたように処理した。 残渣をエチルエーテルで粉砕してZ−Lys(Boc)−Pro−Arg(Pm c)−OtBu3.64gを得た。 F〕 メタノール70ml中のE〕の化合物3.64g(3.8mmol)の溶液に 、水3ml中のギ酸アンモニウム1.321g(20mmol)と新鮮Pdスポンジ約 1gを添加した。次にB〕に記載された方法により、H−Lys(Boc)−P ro−Arg(Pmc)−OtBu3.27gを得た。 G〕 Z−Sar−OH(0.196g、0.88mmol)をDMF/塩化メチ レン(容量比1:1)4mlに溶解し、順にBOP(0.39g、0.88mmol) 、HOBT(0.119g、0.88mmol)、TEA(0.24ml、1.76mm ol)及び同一混合物4mlに溶解したF〕の化合物(0.694g、0.8mmol) を添加した。この溶液を撹拌しながら1時間放置した。次に溶媒を真空下で留去 し、残渣を酢酸エチルにとって5%炭酸水素ナトリウム、2.5%硫酸水素カリ ウムで洗浄して、中性になるまで水で洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下 で留去して、残渣をエチルエーテルで粉砕してZ−Sar−Lys(Boc)− Pro−Arg(Pmc)−OtBu 0.746gを得た。 H〕 G〕の化合物(0.746g、0.726mmol)を95%TFA水溶液 10mlに溶解した。75分後反応混合物を水で希釈して真空下で溶媒を留去した 。残渣を水にとり、エチルエーテルで洗浄して凍結乾燥した。生じた生成物を逆 相置換クロマトグラフィーにより精製した。生成物をTFA水溶液(0.1容量 %)3mlに溶解して、予めTFA(0.1容量%)を含有する水で平衡化したV YDAC−C18カラム (250×10mm)に流速0.5ml/分で充填した。次にカラムを、TFA(0 .1容量%)を含有する50mMのBDHA−C1水溶液で流速0.5ml/分で溶 出した。溶出約1時間後、置換物が溶出するまで0.5mlフラクションを集めた 。このフラクションをHPLCにより分析して、純粋な生成物を含有するフラク ションを合わせて凍結乾燥した。Z−Sar−Lys−Pro−Arg−OH 0.2gを得た(HPLC、濃度勾配(I):保持時間11.04分;純度>9 5%)。 I〕 H〕の化合物(0.2g、0.28mmol)を85%ギ酸(5ml)に溶解 して新鮮Pdスポンジを添加した。この反応混合物を穏やかに撹拌しながら10 0分間放置した。触媒を濾過後、反応混合物を水で希釈して凍結乾燥した。生成 物をS−セファロースF/Fカラム(16×200mm)のイオン交換クロマトグ ラフィー(pH5で酢酸アンモニウムの0.015M から0.15M の濃度勾配で 、300分で3 ml/分で溶出)により精製した。集めたフラクションをHPLC により分析して、純粋な生成物を含有するフラクションを合わせて更に凍結乾燥 して、標題生成物0.1gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間7.30分、純度>99% FAB−MS: m/z−471amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Lys) 8.06; d(1H;NH-Arg) 7.17; m(1H; Cα- Pro) 4.63; m(1H;Cα-Lys) 4.32÷4.24; q(1H;Cα-Arg)3.79; m(1H;Cδ-Pro) 3. 70; s(2H;Cα-Sar) 3.05; t(3H;Cα-Arg) 3.03; t(2H;Cε-Lys) 2.75; s(3H;CH3 -Sar) 2.24; m(4H;Cβ+γ-Pro)1.99÷1.85; s(6H;CH3COO-) 1.81; m(10H; Cβ +γ-Arg;Cβ+γ+δ-Lys) 1.72÷1.29. 実施例2 H−(D)Ala−Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH Z−(D)Ala−OH0.122g(0.55mmol)と実施例1のF〕の化 合物0.434g(0.5mmol)から出発して、実質的に実施例1のG〜I〕に 記載されたように処理して標題生成物0.089gを得た。HPLC: 濃度勾 配(II)保持時間9.59分、純度>99% FAB−MS: m/z−471amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Lys) 8.12; d(1H;NH-Arg) 7.17; m(1H; Cα- Pro) 4.60; m(1H;Cα-Lys) 4.31÷4.25; q(1H;Cα-Arg)3.78; m(2H;Cδ-Pro) 3. 70; q(1H;Cα-Ala) 3.31; t(2H;Cδ-Arg) 3.03; t(2H;Cε-Lys) 2.74; m(14H; C β+γ-Arg;Cβ+γ-Pro;Cβ+γ+δ-Lys)2.09÷1.28; s(6H;CH3COO-)1.80; d (3H;CH3-Ala) 1.12. 実施例3 Ac−Gly−Lys−Pro−Arg−OH・AcOH Ac−Gly−OH(0.09g、0.77mmol)と実施例1のF〕の化合物 (0.607g、0.7mmol)から出発して、実施例1のG〜H〕に記載された 方法により標題生成物0.116gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間13.06分、純度>99% FAB−MS: m/z−499amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Lys) 8.15; t(1H;NH-Gly) 8.11; d(1H;NH-Ar g) 7.47; m(1H;Cα-Pro) 4.59÷4.48; m(1H;Cα-Lys)4.33÷4.25;m(5H;Cα-Arg; Cα-Gly;Cδ-Pro) 3.84÷3.59; t(2H;Cδ-Arg) 3.01; t(2H;Cε-Lys) 2.70; m(1 4H; Cβ+γ-Arg;Cβ+γ-Pro;Cβ+γ+δ-Lys) 2.03÷1.28; s(3H;CH3COO-) 1 .85; s(3H;CH3-CO-NH) 1.72. 実施例4 H−Gly−(Et)Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH A〕 実施例1のF〕の化合物(0.96g、1.1mmol)をメタノール8ml に溶解して、シアノ水素化ホウ素ナトリウム0.071g(1.12mmol)を添 加した。この反応混合物を−15℃に冷却してアセトアルデヒド0.062ml( 1.12mmol)を添加した。60分後反応混合物から溶媒を真空下で留去して、 残渣を水にとってpH3になるまでHClを添加した。沈殿物を濾過してpH3のH Clで洗浄した。70%がH−(Et)Lys(Boc)−Pro−Arg(P mc)−OtBu、26%がジアルキル化副生物である白色固体0.825gを 得た。 B〕 Z−Gly−OH(0.994g、4.75mmol)をDMF/塩化メチ レン(容量比4:6)3mlに溶解し、順にPyBrop(2.21g、4.75 mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(2.4ml、14.25mmol)及び同一混 合物6mlに溶解したA〕で得られた固体を添加した。この反応混合物を撹拌しな がら80分間放置した。次に溶媒を真空下で留去して、残渣を酢酸エチルにとり 、5%炭酸水素ナトリウム、2.5%硫酸水素カリウムで洗浄し、中性になるま で水で洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去した。60%のZ−Gl y−(Et)Lys(Boc)−Pro−Arg(Pmc)−OtBuを含有す る混合物0.95gを得た。 C〕 B〕の化合物0.75gから出発して、実施例1のH〕に記載されたよ うに処理して、Z−Gly−(Et)Lys−Pro−Arg−OH 0.12 5gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間12分;純度94% D〕 C〕の化合物を、CM−セファデックスC−25(CM-Sephadex C-25) カラム(16×200mm)のイオン交換クロマトグラフィー (pH6で酢酸アンモニウムの0.02M から0.2M の濃度勾配で、270分で 3 ml/分で溶出)により精製した。集めたフラクションをHPLCにより分析し て、純粋な生成物を含有するフラクションを合わせて更に凍結乾燥して、Z−G ly−(Et)Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH(ITF1931) 0.1gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間12分;純度97.5% FAB−MS: m/z−619amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): t(1H;NH-Gly) 7.46; m(5H;CH-アリール) 7.37; d(1H;NH-L ys) 7.24; m(1H; Cα-Lys) 5.19; s(2H;Cα-Arg) 5.05; m(1H;Cα-Pro) 4.23; m (2H;Cα-Gly) 3.92; m(1H;Cα-Arg) 3.81; m(2H;Cδ-Pro) 3.58; m(2H;CH2-Et) 3.46; m(2H; Cδ-Arg) 2.99; m(2H;Cε-Lys) 2.65; m(4H;Cβ- 及び Cγ-Pro) 2 .03÷1.76; m(19H; Cβ- 及び Cγ-Lys及び-Arg,及び Cδ-Lys) 1.69÷1.19; s (6H;CH3COO-) 1.66; t(3H;CH3-Et) 1.04. E〕 D〕の化合物を実施例1のI〕に記載されたように処理した。標題生成 物0.089gを得た。 HPLC: カラム温度:60℃;濃度勾配(II)保持時間7.39分、 純度>99% FAB−MS: m/z−485amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H; Nα-Arg) 7.12; m(0.8H;Cα-Pro) 5.24; m(0.2 H;Cα-Pro) 4.43; m(1H;Cα-Lys) 4.28÷4.16; m(1H;Cα-Arg)3.81; m(1H;Cδ-P ro e CH2-N) 3.70÷3.16; s(2H;Cα-Gly) 3.41; t(2H;Cδ-Arg) 3.03; t(2H;Cε -Lys) 2.75; m(4H;Cβ+γ−Pro) 2.12÷1.75; s(6H;CH3COO-) 1.79; m(10H; C β+ -Arg; Cβ+γ+δ-Lys) 1.70÷1.14; t(2.4H;C*H3-CH2) 0.98; t(0.6H;C* H3-CH2) 0.89. 実施例5 Ac−Lys−Pro−Arg−OH・TFA A〕 実施例1のF〕の化合物(0.3g、0.34mmol)を塩化メチレン1 mlに溶解した。この溶液を−20℃に冷却して、DMAP(0.048g、0. 38mmol)と無水酢酸(0.035ml、0.38mmol)を添加した。30分後こ の溶液を5%炭酸水素ナトリウム水溶液と飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した 。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去し、Ac−Lys(Boc)−Pro− Arg(Pmc)−OtBu 0.28gを得た。 B〕 A〕の化合物(0.28g、0.324mmol)を実施例1のH〕に記載 されたように処理した。標題生成物0.085gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間13.64分;純度>99% FAB−MS: m/z−442amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(0.15H;NH-Lys) 8.45; d(0.85H;NH-Lys) 8.21; d(1H ;NH-Arg) 8.09; m(1H;Cα-Pro) 4.55÷4.45; m(1H;Cα-Lys)4.43÷4.33; m(1H;C α-Arg) 4.21÷4.11; m(2H;Cδ-Pro) 3.77÷3.47; q(2H;Cδ-Arg) 3.13; m(2H;C ε-Lys) 2.78; m(14H;C β+γ-Arg;Cβ+γ-Pro;Cβ+γ+δ-Lys) 2.18÷1.28 ; s(6H;C*H3COO- 及びC*H3-CO-NH)1.84. 実施例6 H−Gly−(D)Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH A〕 Z−(D)Lys(Boc)−OH 0.544g(1.43mmol)と 実施例1のD〕の化合物0.772g(1.3mmol)から出発して、実施例1の G〕に記載されたように処理して、Z−(D)Lys(Boc)−Pro−Ar g(Pmc)−OtBu 1.2gを得た。 B〕 A〕の化合物(1.2g、1.29mmol)をメタノール30mlに溶解し て、この溶液に水0.3ml中のギ酸アンモニウム0.325g(5.16mmol) と新鮮Pdスポンジ約0.2gを添加した。2時間後、触媒を濾過して溶媒を真 空下で留去した。残渣を酢酸エチル50mlにとり、5%炭酸水素ナトリウム水溶 液で洗浄し、中性になるまで水で洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留 去して、H−(D)Lys(Boc)−Pro−Arg(Pmc)−OtBu・ HCOOH1.19gを得た。 C〕 Z−Gly−OH 0.229g(1. 43mmol)とB〕の化合物1.119g(1.29mmol)から出発して、実施例 1のG〜I〕の方法により標題生成物0.23gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間9.53分、純度>99% FAB−MS: m/z−457amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Lys) 8.12; d(0.6H;NH-Arg) 7.37; d(0.4H;N H-Arg) 7.27; m(0.6H;Cα-Pro) 4.80; m(0.4H;Cα-Pro)4.61; m(1H;Cα-Lys) 4. 34÷4.15; q(0.6H;Cα-Arg)3.95; t(0.4H;Cα-Arg)3.81; m(2H;Cδ-Pro) 3.58÷ 3.35; s(0.4H;Cα-Gly) 3.26; s(0.6H;Cα-Gly) 3.11; t(2H;Cδ-Arg) 3.05; m( 2H;Cε-Lys) 2.71; m(14H; Cβ+γ-Arg;Cβ+γ-Pro;Cβ+γ+δ-Lys) 2.11÷ 1.13; s(6H;CH3COO-) 1.79. 実施例7 H−Gly−Lys−Pro−Arg−NH2・3AcOH A〕 Z−Arg(Pmc)−OH(2.87g、5mmol)をDMF15mlに 溶解して、次にHOBTアンモニウム塩0.837g(5.5mmol)を添加し、 この反応混合物を0℃に冷却した。DCC 1.135g(5.5mmol)の添加 後、反応混合物を室温にして撹拌しながら300 分間維持した。ジシクロヘキシル尿素を濾過後、溶媒を真空下で留去し、残渣を 酢酸エチル25mlにとり、5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、次に中性に なるまで水で洗浄した。有機相を脱水し、溶媒を真空下で留去し、残渣をエチル エーテル/n−ヘキサンから結晶化させた。Z−Arg(Pmc)−NH2 2. 8gを得た〔HPLC(20分間でA中のB20〜60%の濃度勾配):保持時 間15.7分;純度98%〕。 B〕 メタノール50ml中のA〕の化合物1.045g(1.82mmol)の溶 液にPd/C 150mgを窒素下で添加し、続いて非常にゆっくりトリエチルシ ラン2ml(12mmol)を添加した。120分後、反応混合物を濾過して溶媒を真 空下で留去して、H−Arg(Pmc)−NH2 0.8gを得た〔HPLC( 20分間でA中のB20〜60%の濃度勾配):保持時間8.6分;純度98. 5%〕。 C〕 Z−Pro−OH(0.499g、2mmol)とB〕の化合物(0.8g 、1.82mmol)から出発して、実質的に実施例1のG〕に記載されたよう に処理して、Z−Pro−Arg(Pmc)−NH2 1.2gを得た。この化 合物をメタノール25mlに溶解して、10%Pd/C 100mgを添加し、次に トリエチルシラン1.52ml(9.1mmol)を非常にゆっくり添加した。130 分後反応混合物を濾過して溶媒を真空下で留去し、H−Pro−Arg(Pmc )−NH2 0.955gを得た。 D〕 Z−Lys(Boc)−OH 0.745g(1.96mmol)とC〕の 化合物0.955g(1.78mmol)から出発して、C〕に記載されたように処 理してH−Lys(Boc)−Pro−Arg(Pmc)−NH2 1.19g を得た。 E〕 Z−Gly−OH 0.385g(1.71mmol)とD〕の化合 物1.19g(1.55mmol)から出発して、実施例1のG〜I〕に記載された ように処理して、粗生成物を得て、次にこれを16×200mmのCM−52セル ロースカラムでのイオン交換クロマトグラフィー(pH7で酢酸アンモニウムの0 .025M から0.30M の濃度勾配で240分で2ml/分で溶出)により精製 した。集めたフラクションをHPLCにより分析して純粋なフラクションを合わ せて更に凍結乾燥して、標題生成物0.283gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間4.7分;純度99.3% FAB−MS: m/z−456amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(0.2H; Nα-Arg) 8.89; m(1.8H;Nα-Lys及びNα-Arg ) 8.16÷8.03; s(0.2H;NH2-Arg) 7.77; s(0.8H;NH2-Arg) 7.76; s(0.8H;NH2-Arg ) 7.07; s(0.2H;NH2-Arg) 7.00; m(1H;Cα-Pro)4.61÷4.50; m(1H;Cα-Lys) 4.4 7÷4.34; m(1H;Cα-Arg)4.26÷4.15; m(2H;Cδ-Pro) 3.77÷3.54; s(2H;Cα-Gly ) 3.13; m(2H;Cδ-Arg) 3.06; t(2H;Cε-Lys) 2.67; m(14H; Cβ+γ-Arg;Cβ+ γ-Pro;Cβ+γ+δ-Lys) 2.12÷1.26; s(9H;CH3COO-) 1.77. 実施例8 H−Gly−Lys−Pro−Agm・3AcOH A〕 Z−Lys−OH(0.84g、3mmol)を、1M 水酸化ナトリウム3 mlとジオキサン3mlよりなる溶液6mlに溶解して、次にエチル−チオール−トリ フルオロアセテート0.57ml(4.5mmol)を添加した。この反応混合物を撹 拌しながら40℃で約7時間維持し、次に溶媒を真空下で留去し、残渣を5%炭 酸水素ナトリウム40mlにとった。水相を酢酸エチルで洗浄し、pH2にして酢酸 エチルで抽出した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去して、油状物としてZ −Lys(TFA)−OH1gを 得た(HPLC、濃度勾配(I):保持時間19.7分;純度96%)。 B〕 H−Pro−OtBu−HCl(0.283g、1.364mmol)をD MF/塩化メチレン(1:1)9mlに溶解した。A〕の化合物(0.565g、 1.5mmol)を同一混合物9mlに溶解し、次にBOP(0.66g、1.5mmol )、HOBT(0.202g、1.5mmol)及びTEA(0.63ml、4.5mm ol)を添加した。この2つの溶液を合わせて、生じた混合物を30分間撹拌し、 次いで実施例1のG〕に記載されたように処理して、油状物としてZ−Lys− (TFA)−Pro−OtBu 0.725gを得た(HPLC、濃度勾配(I ):保持時間26.12分;純度95.5%)。 C〕 メタノール20ml中のB〕の化合物0.725g(1.36mmol)の溶 液に水0.1mlに溶解したギ酸アンモニウム0.26g(4.1mmol)と新鮮P dスポンジ約0.2gを添加した。2時間後、触媒を濾過して溶媒を真空下で留 去した。残渣を酢酸エチル40mlにとり、5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄 し、中性になるまで水で洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去して、 H−Lys(TFA)−Pro−OtBu−HCOOH 0.5gを得た(HP LC、濃度勾配(I):保持時間16.24分;純度95%)。 D〕 C〕の化合物をDMF/塩化メチレン(1:1)10mlに溶解した。Z −Gly−OH(0.291g、1.4mmol)を同一混合物10mlに溶解し、次 にBOP(0.615g、1.4mmol)、HOBT(0.188g、1.4mmol )及びTEA(0.39ml、2.8mmol)を添加した。この2つの溶液を合わせ て、生じた混合物を60分間撹拌し、次いで実質的に実施例1のG〕の方法で処 理した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去して油状残渣を得て、これをシリ カゲルカラムのクロマト グラフィー(溶離液:酢酸エチル/n−ヘキサン(9:1))に付して、Z−G ly−Lys(TFA)−Pro−OtBu 0.588gを得た(HPLC、 濃度勾配(I):保持時間24.51分;純度99.3%)。 E〕 D〕の化合物を、予め0℃に冷却した37%HCl 15mlに溶解した 。0℃で8分後、反応混合物を水15mlで希釈して溶媒を真空下で留去した。残 渣を水にとり、エチルエーテルで洗浄し、凍結乾燥して、Z−Gly−Lys( TFA)−Pro−OH 0.531gを得た(HPLC、濃度勾配(I):保 持時間17.69分;純度95%)。 F〕 E〕の化合物(0.53g、1mmol)を酢酸エチル5mlに溶解して、N −ヒドロキシスクシンイミド0.138g(1.2mmol)を添加し、反応混合物 を−20℃に冷却した。次にDCC 0.248g(1.2mmol)を添加した。 反応混合物を室温で90分間放置し、次に沈殿物を濾過して溶媒を留去した。Z −Gly−Lys(TFA)−Pro−OSu 0.625gを得た。炭酸水素 ナトリウム(0.115g、1.09mmol)を水22mlに溶解し、続いて硫酸ア グマチン(0.498g、2.18mmol)とN−メチル−イミダゾール(0.0 87ml、1.09mmol)を添加した。この溶液にZ−Gly−Lys(TFA) −Pro−OSu 0.57g(0.91mmol)を添加した。この反応混合物を 撹拌しながら30分間室温で維持し、次に混合物をpH3にして酢酸エチルで洗浄 した。水相を凍結乾燥した。Z−Gly−Lys(TFA)−Pro−Agm 0.58gを得た。 G〕 F〕の化合物を水35mlに溶解して、pH12.7になるまで1M水酸化 ナトリウムを添加した。30分後、1M のHClによりpHを7にして、水相を凍 結乾燥した。生じた残渣を無水エタノールにとり、この塩を 濾過して、この溶液から溶媒を真空下で留去した。実施例1のH〕に記載された 方法で、得られた生成物を逆相置換クロマトグラフィーにより精製した。Z−G ly−Lys−Pro−Agm 0.251gを得た(HPLC、濃度勾配(I ):保持時間10.77分、純度97.5%)。 H〕 実質的に実施例1のI〕に記載されたように、G〕の化合物を処理した 。標題化合物0.229gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間10.93分;純度98.5% FAB−MS: m/z−413amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): t(0.2H; Nα-Agm) 8.54; d(1H;Nα-Lys)8.10; t(0.8H ;Nα-Agm) 7.96; q(0.8H;Cα-Pro) 4.55; q(0.2H;Cα-Pro) 4.41; m(1H;Cα-Lys ) 4.28÷4.22; m(2H;Cδ-Pro) 3.75÷3.34; m(6H;Cα-Gly; C α+δ-Agm) 3.21 ÷2.93; t(2H;Cε-Lys) 2.67; m(14H; Cβ+γ-Agm;Cβ+γ-Pro;Cβ+γ+δ-L ys) 2.11÷1.25; s(9H;CH3COO-)1.76. 実施例9 H−Gly−Lys−Pro−OH・AcOH A〕 Z−Lys(Boc)−OH(1.487g、3.8mmol)をDMF/ 塩化メチレン(容量比1:1)15mlに溶解して、順にBOP(1.72g、3 .8mmol)、HOBT(0.52g、3.8mmol)、TEA(1.08ml、7. 8mmol)及び同一混合物15mlに溶解したH−Pro−OtBu(0.623g 、3mmol)を添加した。この溶液を撹拌しながら1時間放置した。次に溶媒を真 空下で留去して、残渣を酢酸エチルにとり、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、2 .5%硫酸水素カリウム水溶液で洗浄し、中性になるまで水で洗浄した。有機相 を脱水して 溶媒を真空下で留去して、残渣をエチルエーテルで粉砕してZ−Lys(Boc )−Pro−OtBu 1.6gを得た。 B〕 A〕の化合物(1.59g、2.9mmol)をメタノール20mlに溶解し て、生じた溶液に、水0.6mlに溶解したギ酸アンモニウム(0.731g、1 1.6mmol)と新鮮Pdスポンジ(約0.5g)を添加した。2時間後、触媒を 濾過して、溶媒を真空下で留去した。残渣を酢酸エチル50mlにとり、5%炭酸 水素ナトリウム水溶液で洗浄し、中性になるまで水で洗浄した。有機相を脱水し て溶媒を真空下で留去して、H−Lys(Boc)−Pro−OtBu−HCO OH 1.119gを得た。 C〕 Z−Gly−OH(0.762g、3.64mmol)をDMF/塩化メチ レン(容量比1:1)15mlに溶解して、順にBOP(1.61g、3.64mm ol)、HOBT(0.491g、3.64mmol)、TEA(1.01ml、7.2 8mmol)及び同一混合物15mlに溶解したH−Lys(Boc)−Pro−Ot Bu(1.119g、2.8mmol)を添加した。この反応混合物をA〕に記載さ れたように処理した。Z−Gly−Lys(Boc)−Pro−OtBu 1. 16gを得た。 D〕 C〕の化合物(0.746g、0.726mmol)を95%TFA水溶液 20mlに溶解した。1時間後、反応混合物を水で希釈して、溶媒を真空下で留去 した。残渣を水にとり、エチルエーテルで洗浄して凍結乾燥した。生じた生成物 を置換逆相クロマトグラフィーにより精製した。この生成物をTFA(0.1容 量%)を含有する水溶液3mlに溶解して、予めTFA(0.1容量%)を含有す る水で平衡化したVYDAC C18カラム(250×10mm)に流速0.5ml /分で充填した。次にこのカラムを0.5ml/分で、TFA(0.1容量%)を含 有する50mMBDHA− C1水溶液で溶出した。約1時間の溶出後、置換物が溶出するまで0.5mlフラ クションを集めた。このフラクションをHPLCにより分析して、純粋な生成物 を含有するフラクションを合わせて凍結乾燥した。Z−Gly−Lys−Pro −OH0.325gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間11.48分;純度HPLC>95% E〕 D〕の化合物(0.325g、0.59mmol)を85%ギ酸5mlに溶解 して、新鮮Pdスポンジを添加した。この反応混合物を穏やかに撹拌しながら約 1時間放置した。触媒を濾過後、ギ酸を水で希釈して凍結乾燥した。この生成物 をS−セファロースF/Fカラム(16×200mm)のイオン交換クロマトグラ フィー(pH5で酢酸アンモニウムの0.015M から0.15M の濃度勾配で5 時間で3 ml/分で溶出)により精製した。集めたフラクションをHPLCで分析 して、純粋な生成物を含有するフラクションを合わせて更に凍結乾燥して、標題 生成物0.165gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間3.97分;純度:>99% FAB−MS: m/z−301amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H; Nα-Lys) 8.17; m(1H;Cα-Pro) 4.60; m(1H;C α-Lys) 4.14; m(2H;Cδ-Pro) 3.61; s(2H;Cα-Gly) 3.12; t(2H;Cε-Lys) 2.73 ; m(10H; Cβ+γ+δ-Lys;Cβ+γ-Pro)2.62÷1.40; s(3H; CH3COO-) 1.88. 実施例10 H−(Et)Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH A〕 実施例4のA〕の化合物0.4gを、予めクロロホルム/メタノール( 容量比9/1)で平衡化したローバー・リクロプレップSi60 (Lobar LiChroprep Si 60)カラム、40〜63μm(31×2.5cm)のシリカゲ ルクロマトグラフィーにより精製した。次にこのカラムを流速8ml/分で同一混 合物で溶出した。純粋な生成物を含有するフラクションを合わせて、溶媒を真空 下で留去した。H−(Et)LyS(Boc)−Pro−Arg(Pmc)−O tBu 0.28gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間28.5分;純度>99% B〕 A〕の化合物(0.28g、0.33mmol)を95%TFA水溶液6ml に溶解した。70分後、反応混合物を水で希釈して、溶媒を真空下で留去した。 残渣を水にとり、エチルエーテルで洗浄して凍結乾燥した。生成物をCM−セフ ァデックスC−25(CM-Sephadex C-25)カラム(16×200mm)のイオン交 換クロマトグラフィー(pH6で酢酸アンモニウムの0.02M から0.2M の濃 度勾配で270分で3 ml/分で溶出)により精製した。集めたフラクションをH PLCにより分析して、純粋な生成物を含有するフラクションを合わせて更に凍 結乾燥して、標題生成物0.14gを得た。 HPLC: (カラム温度:60℃)濃度勾配(II)保持時間7.15 分;純度>99% FAB−MS: m/z−428amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Arg) 7.15; m(1H;Cα-Pro) 4.30; q(1H;Cα- Arg) 3.79; m(2H;Cδ-Pro) 3.64; m(1H;Cα-Lys) 3.41; m(2H; Cδ-Arg) 3.02; m(2H;Cε-Lys) 2.75; q(2H;CH2-Et) 2.44; m(14H;Cβ-及び Cγ-Pro,Lys 及び -Arg,Cδ-Lys) 2.11÷1.21; s(6H;CH3COO-)1.80; t(3H;CH3-Et) 0.97, 実施例11 (Et)2Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH A〕 実施例4のA〕の化合物0.425gをメタノール7mlに溶解して、シ アノ水素化ホウ素ナトリウム0.063g(1mmol)を添加した。この反応混合 物を−15℃に冷却して、アセトアルデヒド0.155ml(2.5mmol)を添加 した。90分後、反応混合物から溶媒を真空下で留去して、残渣を水でスラリー 化してHClを添加してpH3にした。生じた沈殿物を濾過して、塩酸でpH3で洗 浄した。(Et)2Lys(Boc)−Pro−Arg(Pmc)−OtBu 0.4gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間30.3分;純度>98% B〕 A〕の化合物(0.4g、0.455mmol)を実施例10のB〕のよう に処理した。標題生成物0.14gを得た。 HPLC: (カラム温度:60℃)濃度勾配(II)保持時間11.08 分;純度>99% FAB−MS: m/z−456amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Arg) 7.08; m(1H;Cα-Pro) 4.21; m(3H;Cα- Arg及び Cδ-Pro) 3.98÷3.65; m(1H;Cα-Lys) 3.54; m(2H;Cδ-Arg) 3.03; m(2 H;Cε-Lys) 2.75; (2H;CH2-Et) 2.38; m(2H;CH2-Et) 2.36: m(4H; Cβ-及び Cγ -Pro) 2.18÷1.81; s(6H;CH3COO-) 1.76; m(10H; Cβ-及び Cγ-Lys及び -Arg及 びCδ-Lys)1.74÷1.33; t(6H;CH3-Et) 0.96. 実施例12 H−Gly−(Et)Lys−Pro−Leu−OH・AcOH A〕 実施例9のA〕の化合物(5.33g、10mmol)を、Pd/Cの 存在下で無水エタノール130mlに溶解した。次に無水エタノール20mlに溶解 したアセトアルデヒド(0.745ml、12mmol)を30分で滴下して、続いて トリエチルシラン(9.56ml、60mmol)を60分で滴 下した。75分後、触媒を濾過して、溶媒を真空下で留去した。この油状残渣を 無水エチルエーテル50mlに溶解して、HClで飽和した酢酸エチル3mlを添加 した。生じた沈殿物を濾過して、真空下で乾燥した。H−(Et)Lys(Bo c)−Pro−OtBu−HCl 4.25gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間19.83分;純度>98% B〕 Z−Gly−OH(3.78g、18mmol)をDMF12mlと塩化メチ レン67mlの混合物に溶解した。この溶液を−15℃に冷却してDCC(1.8 6g、9.03mmol)を添加した。15分後、反応混合物を濾過して、塩化メチ レン40mlに溶解したA〕の化合物(2.8g、6.02mmol)に添加した。N −メチル−モルホリン(0.66ml、6.02mmol)の添加後、反応混合物を3 5℃で60分間維持した。溶媒を真空下で留去して、残渣を酢酸エチルにとり、 5%炭酸水素ナトリウム水溶液と2.5%硫酸水素カリウム水溶液で洗浄した。 有機相を脱水して溶媒を真空下で留去した。Z−Gly−(Et)Lys(Bo c)−Pro−OtBu3.7gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間28.60分;純度:94% C〕 B〕の化合物(3.7g、6mmol)を95%TFA水溶液15mlに溶解 した。15分後、反応混合物をエチルエーテル中にゆっくり注ぎ入れ、生じた沈 殿物を濾過して真空下で乾燥した。Z−Gly−(Et)Lys−Pro−OH 2.9gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間14.93分;純度:94% D〕 C〕の化合物(1g、1.73mmol)をジオキサン/0.5M水酸化ナ トリウム水溶液(容量比1/1)6.92mlに溶解した。この溶液を0℃に冷却 して(Boc)2O(0.415g、1.903mmol)を添加 した。この反応混合物を室温でpH12で45分間維持した。溶媒を真空下で留去 して、残渣を水にとりエチルエーテルで洗浄した。水相をpH3になるまで酸性に して、酢酸エチル30mlで抽出した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去した 。Z−Gly(Et)Lys(Boc)−Pro−OH 0.96gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間23.04分;純度92% E〕 D〕の化合物(0.281g、0.5mmol)をDMF/塩化メチレン( 1:1)4mlに溶解して、BOP(0.221g、0.5mmol)、HOBT(0 .067g、0.5mmol)、TEA(0.219ml、1.57mmol)及びH−L eu−OtBu・HCl(0.117g、0.525mmol)を添加した。次に実 施例1のC〕の方法で処理した。Z−Gly−(Et)Lys(Boc)−Pr o−Leu−OtBu 0.365gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間29.86分;純度>99% F〕 E〕の化合物(0.365g、0.5mmol)から出発して、実質的に実 施例1のH〜I〕に記載されたように処理して、標題生成物0.155gを得た 。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間6.3分;純度98% FAB−MS: m/z−442amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (20OMHz;DMSO): d(1H;NH-Leu) 6.93; m(1H;Cα-Lys) 5.23; m(1H;Cα- Pro) 4.15; m(1H;Cα-Leu) 3.84; m(6H;Cα-Gly,Cδ-Pro及び CH2-Et) 3.72÷3. 03; m(2H;Cε-Lys) 2.75; m(4H;Cβ-及び Cγ-Pro)2.17÷1.77; s(3H;CH3COO-) 1.85; m(9H;Cβ-及び Cγ-Lys及び -Leu, Cδ-Lys) 1.68÷1.05; t(3H;CH3-Et)0 .96; d(3H;CH3-Leu)0.88; d(3H;CH3-Leu) 0.86. 実施例13 H−Gly−(Et)Lys−Pro−Agm・3AcOH A〕 実施例12のD〕の化合物(0.425g、0.75mmol)、N−ヒド ロキシスクシンイミド(0.103g、0.9mmol)、DCC(0.186g、 0.9mmol)から出発して、順に炭酸ナトリウム(0.095g、0.9mmol) 、硫酸アグマチン(0.411g、1.8mmol)及びN−メチル−イミダゾール (0.072ml、0.9mmol)を添加して、実質的に実施例8のF〕の方法で処 理した。Z−Gly−(Et)Lys(Boc)−Pro−Agm 0.5gを 得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間20.6分;純度85% B〕 A〕の化合物(0.5g、0.74mmol)から出発して、実施例1のH 〜I〕に記載されたように処理して、標題生成物0.169gを得た。 HPLC: カラム温度:60℃;濃度勾配(II)保持時間13.87 分;純度>99% FAB−MS: m/z−441amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): t(1H;NH-Agm) 7.98; m(1H;Cα-Lys) 5.26; m(1H;Cα- Pro) 4.15; m(10H; Cα-Gly,Cα-Agm,Cδ-Pro,Cδ-Agm及びCH2-Et) 3.65 ÷2.91 ; m(2H;Cε-Lys) 2.66; m(14H; Cβ-及びCγ-Lys,-Pro 及び -Agm,及び Cδ-Lys ) 2.18÷1.16; s(9H;CH3OO-)1.76; t(3H;CH3-Et) 0.99. 実施例14 H−Gly−(Et)Lys−Pro−OH・2AcOH 実施例12のC〕の化合物(0.2g、0.347mmol)から出発して、実施 例1のI〕に記載されたように処理して、標題生成物0.085 gを得た。 HPLC: (カラム温度:60℃);濃度勾配(II)保持時間9.32 分;純度>99% FAB−MS: m/z−329amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): m(1H; Cα-Lys) 5.16; m(1H;Cα-Pro) 4.05; m(6H;C α-Gly及び Cδ-Pro及び CH2-Et)3.87 ÷2.92; m(2H;Cε-Lys)2.67; m(4H;Cβ- 及び Cγ-Pro) 2.10÷l.65; s(6H;CH3COO-) 1.78; m(6H;Cβ+γ+δ-Lys) 1.59 ÷1.24; t(1.3H;CH3-Et) 1.06; t(1.7H;CH3-Et) 1.02. 実施例15 H−Leu−(Et)Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH A〕 実施例12のA〕の化合物(0.732g、1.5mmol)を窒素下でア セトニトリル8mlに溶解した。次にBSA 0.733ml(3mmol)、Z−Le u−F (L.A.Carpino,E.M.E.Mansour,D.Sadat-Aalaee,J.Org.Chem.,19 91,56,2611-2614)1.6g(6mmol)及びアセトニトリル2mlに溶解したTB AF 0.094g(0.3mmol)を添加した。この反応混合物を撹拌しながら 240分間室温で維持した。次に溶媒を真空下で留去して、残渣を酢酸エチルに とり、5%炭酸水素ナトリウムで洗浄し、中性になるまで2.5%硫酸水素カリ ウムで洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去し、残渣を、予めヘキサ ン/酢酸エチル(容量比7/3)で平衡化したローバー・リクロプレップSi6 0(Lobar LiChroprep Si 60)カラム、40〜63mm(44×3.7cm)を使用 するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。このカラムを同一混合物で 16ml/分で溶出した。純粋な生成物を含有するフラクションを集めて溶媒を真 空下で留去した。Z−Leu− (Et)Lys(Boc)−Pro−OtBu 0.5gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間31.5分;純度94% B〕 A〕の化合物(0.5g、0.74mmol)を実施例12のC〜D〕に記 載されたように処理した。Z−Leu−(Et)Lys(Boc)−Pro−O H 0.43gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間31.5分;純度>98% C〕 B〕の化合物(0.43g、0.695mmol)を1,2−ジメトキシエ タン9mlに溶解して、N−ヒドロキシスクシンイミド(0.128g、1.11 2mmol)を添加し、−20℃に冷却後、DCC(0.215g、1.042mmol )を添加した。15分後、反応混合物を濾過して、生じた溶液に、DMF/0. 15M のKCl水溶液(容量比2/1)21mlに溶解したH−Arg−OHを添 加した。この反応混合物を撹拌しながら110分間室温で維持した。次に溶媒を 真空下で留去して、残渣を更に無水エタノールにとり、濾過した。Z−Leu− (Et)Lys(Boc)−Pro−Arg−OH 0.455gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間24.38分;純度84% D〕 C〕の化合物を実施例1のH〕に記載されたように処理して、Z−Le u−(Et)Lys−Pro−Arg−OH・TFA(ITF1929)を得た 。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間17.63分;純度98% FAB−MS: m/z−676amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): t(1H;NHε-Arg) 7.77; d(1H;NH-Leu) 7.68; m(5H;CH-アリール ) 7.37; d(1H; NH α-Arg) 7.34; m(1H;Cα-Lys) 5.15; s(2H;CH2-z) 5.03; m(1H;Cα-Leu) 4.42; m(1H;Cα-Pro) 4.26; m(1H;Cα-Arg) 3.99; m(4H;Cδ-Pr o及び CH2-Et) 3.68 ÷3.18; m(2H;Cδ-Arg) 3.11; m(2H; CHε-Lys) 2.74; m(17H; Cβ及び Cγ-Leu,-Lys,-Pro及び -Arg,及 び Cδ-Lys) 2.18÷1.19; t(3H;CH3-Et) 1.12; d(6H;CH3-Leu) 0.89. E〕 D〕の化合物(0.341g、0.44mmol)を、実施例1のI〕に記 載されたように処理した。標題生成物0.06gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間29.13分;純度97% FAB−MS: m/z−541amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Arg) 7.10; m(1H;Cα-Lys) 5.20; m(1H;Cα- Pro) 4.19; m(1H;Cα-Arg) 3.81; m(5H;Cα-Lys,CH2-Et及び Cδ-Pro) 3.66÷3. 10; m(2H;Cδ-Arg) 3.03; m(2H;Cε-Lys) 2.74; m(17H; Cβ及び Cγ-Leu,-Lys, -Pro及び -Arg,及び Cδ-Lys)2.10÷1.18; s(6H;CH3COO-) 1.77; t(3H;CH3-Et) 1.03; d(3H;CH3-Leu) 0.89; d(3H;CH3-Leu) 0.87. 実施例16 H−Gly−(isoBu)Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH A〕 実施例9のB〕の化合物(2.38g、5.95mmol)をメタノール3 4mlに溶解して、酢酸20.4mlを添加した。この反応混合物を−20℃に冷却 して、イソブチルアルデヒド(1.36ml、14.87mmol)を滴下後、シアノ 水素化ホウ素ナトリウム(0.748g、11.9mmol)を添加した。この反応 混合物を撹拌しながら100分間室温で維持した。次に溶媒を真空下で留去して 、残渣を酢酸エチルにとり、5%炭酸ナトリウム、pH2.5のHClで洗浄し、 中性になるまで水で洗浄した。有機相を脱水して溶媒を真空下で留去した。H− (isoBu)Lys(Boc)−Pro−OtBu2.65gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間22.85分;純度97% B〕 A〕の化合物(2.2g、4.8mmol)とZ−Gly−F(4.2g、 20mmol)から出発して、実質的に実施例15のA〜D〕に記載されたように操 作して、標題生成物0.2gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間12.58分;純度>98% FAB−MS: m/z−513amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Arg) 7.09; m(1H;Cα-Lys) 5.25; m(0.3H;C α-Pro) 4.43; m(0.7H;Cα-Pro) 4.16; m(3H;Cα-Arg及び Cδ-Pro) 3.83÷3.56 ; m(2H;Cα-Gly) 3.38; m(4H;CH2-iBu及び Cδ-Arg) 3.09÷2.93; m(2H;Cε-Lys ) 2.75; m(15H; Cβ-及び Cγ-Lys,-Pro 及び -Arg,C δ-Lys及び CH-iBu) 2.13 ÷1.16; s(6H;CH3COO-) 1.79; d(2.1H;CH3-iBu) 0.81; d(3H;CH3-iBu) 0.76; d (0.9H;CH3-iBu) 0.69. 実施例17 H−Gly−(isoBut)Lys−Pro−OH・AcOH 実施例16のA〕で得られた化合物(0.455g、1mmol)とフッ化Z−G ly(0.84g、4mmol)から出発して、実質的に実施例15のA〕と次に実 施例10のB〕に記載されたように操作して、標題生成物0.172gを得た。 HPLC: (カラム温度:60℃)、濃度勾配(II)保持時間 23.48分;純度>98% FAB−MS: m/z−357amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): m(1H; Cα-Lys) 5.13; m(0.3H;Cα-Pro) 4.30; m(0.7 H;Cα-Pro) 4.00; m(4H;Cα-Gly及び Cδ-Pro) 3.68÷3.31; m(2H;CH 2-iBu) 3. 03; m(2H;C-Lys) 2.81 ÷2.61; m(11H; Cβ及び Cγ-Lys及び -Pro,Cδ-Lys及 び CH-iBu) 2.05 ÷1.24; s(3H;CH3COO-) 1.86; d(2.IH;CH3-iBu) 0.82; d(3H;CH3-iBu) 0.77; d(0.9H; CH3-iBu) 0.69. 実施例18 H−Gly−(Bzl)Lys−Pro−Arg−OH・2AcOH 実施例9のB〕の化合物(1.36g、3mmol)とベンズアルデヒド(0.5 46ml、5.4mmol)から出発して、実質的に実施例16のA〜B〕の方法によ り、標題生成物0.395gを得た。 HPLC: 濃度勾配(II)保持時間27.85分;純度>99% FAB−MS: m/z−546amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): m(6H;CH-アリール 及び NH-Arg) 7.39 ÷6.97; m(0.7H;C α-Lys) 5.42; m(0.3H;Cα-Lys) 4.93; m(2H;Cα-Pro及び Cα-Arg) 4.65÷4.42 ; m(4H;Cα-Gly及び Cδ-Pro) 4.00÷3.43; m(2H;CH2-アリール) 3.30; m(2H; Cδ-A rg) 3.03; m(2H;Cε-Lys)2.75; m(14H; Cβ-及び Cγ-Lys,-Pro 及び -Arg,及び Cδ-Lys) 2.29÷1.14; s(6H;CH3COO-) 1.79. 実施例19 H−Gly−Pro−Pro−Arg−OH・AcOH A〕 H−Pro−OtBu・HCl(0.315g、1.5mmol)とZ−P ro−OH(0.397g、1.59mmol)から出発して、実質的に実施例1の C〜D〕の方法で処理した。H−Pro−Pro−OtBu 0.4gを得た。 HPLC: 濃度勾配(I)保持時間11.38分;純度93% B〕 Z−Gly−OH(0.333g、1.59mmol)とA〕の化合物(0 .4g、1.5mmol)から出発して、実質的に実施例1のG−H〕の方法で処理 して、Z−Gly−Pro−Pro−OH 0.6gを得 た。HPLC: 濃度勾配(I)保持時間14.81分;純度>98% C〕 B〕の化合物を実質的に実施例15のC〜D〕に記載されたように処理 した。標題生成物0.045gを得た。 HPLC: (カラム温度:60℃)濃度勾配(II)保持時間12.06 分;純度>98% FAB−MS: m/z−426amu 〔M+H〕+ 1H-NMR (200MHz;DMSO): d(1H;NH-Arg) 7.34; m(0.2H;Cα-Pro) 4.73; m(0.8H; Cα-Pro) 4.61; m(0.2H;Cα-Pro) 4.39; m(0.8H;Cα-Pro) 4.33; m(7H;Cα-Arg 及び -Gly,及び2Cδ-Pro) 3.83÷3.26; m(2H;Cδ-Arg)3.00; m(12H; Cβ-及び C γ-Pro及び -Arg) 2.22 ÷1.26; s(3H;CH3COO-) 1.83. 本発明の化合物が、免疫調節、心臓血管及び抗炎症活性を有することが示され た。特に、これらは敗血症性ショックに対する治療薬として有用であることが示 された。この活性は、下記の薬理学的試験により測定した。 体重20〜22gのBALB/c系雌性マウスに、生理溶液0.5ml中のLP S(リポ多糖・血清型0127:B8、シグマ(Sigma))1mg/マウスを腹腔内に 接種した。次にマウスを10匹ずつの群に分けて、LPS投与の20及び120 分後、各群に本発明の幾つかの代表化合物62.5μg/マウスを腹腔内に接種し た。マウスの1群はLPSのみで処理してこれを対照とした。 少なくとも4日間マウスをモニターした。 結果を下記の表に記載した。 麻酔したラットの左冠動脈の閉鎖により誘導された虚血後の心臓保護作用を評 価することを目的とする試験を、実質的にC.Clarkら、Journ.Exp.Methods,3 ,357,1980 に記載されたように行い、本発明の化合物の心臓血管作用を検討し た。冠動脈の閉鎖は、とりわけ低酸素血症、不整脈を含む心電図のパターンを変 化させる多くの事象を引き起こし、最終的に実験動物の死を引き起こすことは公 知である。 この試験では、12匹ずつの群に分けたチャールズ・リバー(Charles River) 雄性ラットをネンブタール(65mg/kg 腹腔内投与)で麻酔して、心電図を連続 的にモニターするため心電計を接続した。次にラットを開胸して、心膜の切開後 、縫合糸を左冠動脈の周りに回して元の所に近付けた。10分の回復後、心電図 の変化が記録されなければ、ラットに食塩水に溶解又は懸濁した予め決定された 用量の本発明の化合物を静脈内投与した。1群のラット(対照)には食塩水を静 脈内投与した。5分後、左冠動 脈を結紮して結紮を30分間続けた。 代表的実験において、用量0.4μg/kgでさえ、心室性頻脈(VT)、心室細 動(VF)及び死亡率の有意な低下が観察された。特に、実施例4の化合物を3 μg/kgで投与した時、結紮から最初の18分間における死亡率が、対照に比べて 約80%低下し、またVTとVFが約50%減少した。 本発明の目的はまた、免疫調節剤としての、及び心臓血管系及び炎症性疾患の 治療における新規オリゴペプチドの用途であり、この医薬組成物を含むこの用途 に関連した全ての工業的側面に関する。このような医薬組成物の例は、錠剤、糖 衣錠、フィルムコーティング錠、シロップ剤及びバイアル瓶(経口投与及び筋肉 内又は静脈内投与の両者に適している)である。このような組成物は、活性成分 を単独で、又は一般的な薬学的に許容しうる担体及び賦形剤と組合せて含有する 。 活性成分の用量は、治療上の必要に応じて1日に1回又は数回投与することの できる使用化合物に応じて、広い範囲で変化しうる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1995年10月16日 【補正内容】 明細書 C反応性タンパク質断片から誘導されたオリゴペプチド 本発明はC反応性タンパク質(本明細書ではCRP)の断片から誘導されたオ リゴペプチド、及び免疫調節剤としてのその用途、更に心臓血管系及び炎症性疾 患の治療におけるその用途に関する。 CRPは、一般にその血中濃度の非常に低いタンパク質であり、この濃度は炎 症の過程により2,000倍ほどまで上昇する〔J.J.Morley 及びI.Kushner, Am.N.Y.Acad.Sci.,389,406-418(1989)〕。F.A.Robeyら(J.Biol.Chem. ,262,No.15,7053-7057(1987))は、タフトシンの配列に非常に類似した3 つのCRPテトラペプチド配列を開示している。この化学合成されたテトラペプ チドは、貧食細胞性白血球とスーパーオキシドの産生を刺激し、タフトシン同様 に単核細胞を誘導してインターロイキン1を産生させる。タフトシンのように、 3つのCRPテトラペプチドは in vivoでプロテアーゼにより迅速に代謝されて 不活化される。 驚くべきことに、このCRPテトラペプチド断片の化学的に修飾されたアナロ グが、免疫調節活性を有し、かつ心臓血管系及び炎症性疾患の治療、例えば、敗 血症性ショックの治療において有用であることが認められている。 したがって、本発明は、式(I): A1−A2−A3−A4 (I) 〔式中、A1は、トレオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、サルコシン、 アラニン、グリシン及び(C2-6)アシル−グリシンよりなる群から選択されるア ミノ酸残基であるか、又は存在せず; A2は、少なくとも1つの(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)アシル基によ りNα−置換されているロイシン、イソロイシン、バリン、リシ ン、オルニチンよりなる群から選択されるアミノ酸残基であり; A3は、プロリン、ロイシン、イソロイシン及びバリンよりなる群から選択され るアミノ酸残基であり; A4は、場合によりC末端位でアミド化されているアルギニン、ロイシン及びグ ルタミンよりなる群から選択されるアミノ酸残基であるか、又はアグマチン残基 であるか、又は存在しない(但し、A1、A2及びA4のただ1つのみが存在しな いことができ;該化合物は、上記アミノ酸残基及びアグマチン残基の側鎖基が、 場合により(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)アシルよりなる群から選択さ れる1つ以上の基により置換されていてもよいことを更に特徴とし;そして該ア ミノ酸残基のそれぞれは、Cα位でD−又はL−型であるか、あるいは可能なジ アステレオマー又はエナンチオマーの1つの型であってもよい)〕で示されるオ リゴペプチド、及びその薬学的に許容しうる酸又は塩基との塩に関する。 本発明の化合物の好ましい群は、A1が、グリシン、トレオニン、ロイシン、 イソロイシン、バリン、サルコシン、アラニン、(C2-6)アシル−グリシンより なる群から選択されるアミノ酸残基であるか、又は存在せず;A2が、(C1-6)ア ルキル、ベンジル又は(C2-6)アシル基によりNα−置換されているリシンより なる群から選択されるアミノ酸残基であり;A3が、プロリンであり;A4が、場 合によりC末端位でアミド化されているグルタミン、ロイシン、アルギニンであ るか、又はアグマチン残基であるか、又は存在しない(該化合物は、該アミノ酸 残基及びアグマチン残基の側鎖基が、場合により(C1-6)アルキル、ベンジル又 は(C2-6)アシルよりなる群から選択される1つ以上の置換基により置換されて いてもよいことを更に特徴とし;そして該アミノ酸残基のそれぞれは、Cα位 請求の範囲 1.式(I): A1−A2−A3−A4 〔式中、A1は、グリシン、トレオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、サ ルコシン、アラニン、(C2-6)アシル−グリシンよりなる群から選択されるアミ ノ酸残基であるか、又は存在せず; A2は、少なくとも1つの(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)アシル基によ りNα−置換されているロイシン、イソロイシン、バリン、リシン、オルニチン よりなる群から選択されるアミノ酸残基であり; A3は、プロリン、ロイシン、イソロイシン及びバリンよりなる群から選択され るアミノ酸残基であり; A4は、場合によりC末端位でアミド化されているアルギニン、ロイシン及びグ ルタミンよりなる群から選択されるアミノ酸残基であるか、又はアグマチン残基 であるか、又は存在しない(但し、A1、A2及びA4のただ1つのみが存在しな いことができ;該化合物は、該アミノ酸残基及びアグマチン残基の側鎖基が、場 合により(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)アシルよりなる群から選択され る1つ以上の置換基により置換されていてもよいことを更に特徴とし;そして該 アミノ酸残基のそれぞれは、側鎖を有する炭素原子でD−又はL−型であるか、 あるいは可能なジアステレオマー又はエナンチオマーの1つの型であってもよい )〕で示されるオリゴペプチド、及びその薬学的に許容しうる酸又は塩基塩。 2.A1が、グリシン、サルコシン、アラニン、(C2-6)アシル−グリシンよりな る群から選択されるアミノ酸残基であるか、又は存在せず;A2が、リシン、及 び場合により(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)ア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 38/16 AED A61K 37/04 ABE C07K 5/083 AED (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 マルクッチ,ファブリッツォ イタリア国、イ―20099 セスト・エッ セ・ジオヴァンニ、ヴィア・ジ・カルドゥ ッシ、125 (72)発明者 グローモ,ジャンニ イタリア国、イ―20099 セスト・エッ セ・ジオヴァンニ、ヴィア・ジ・カルドゥ ッシ、125 (72)発明者 マスカーニ,パオロ イタリア国、イ―20099 セスト・エッ セ・ジオヴァンニ、ヴィア・ジ・カルドゥ ッシ、125 (72)発明者 ビノリ,マッシモ イタリア国、イ―20099 セスト・エッ セ・ジオヴァンニ、ヴィア・ジ・カルドゥ ッシ、125 (72)発明者 カペレッティ,シルヴァーナ イタリア国、イ―20099 セスト・エッ セ・ジオヴァンニ、ヴィア・ジ・カルドゥ ッシ、125

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): A1−A2−A3−A4 〔式中、A1は、グリシン、トレオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、サ ルコシン、アラニン、(C2-6)アシル−グリシンよりなる群から選択されるアミ ノ酸残基であるか、又は存在せず; A2は、場合により少なくとも1つの(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)ア シル基によりNα−置換されているロイシン、イソロイシン、バリン、リシン、 オルニチンよりなる群から選択されるアミノ酸残基であるか、又はプロリン残基 であるか、又は存在せず; A3は、プロリン、ロイシン、イソロイシン及びバリンよりなる群から選択され るアミノ酸残基であり; A4は、場合によりC末端位でアミド化されているアルギニン、ロイシン及びグ ルタミンよりなる群から選択されるアミノ酸残基であるか、又はアグマチン残基 であるか、又は存在しない(但し、A1、A2及びA4のただ1つのみが存在しな いことができ;該化合物は、該アミノ酸残基及びアグマチン残基の側鎖基が、場 合により(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)アシルよりなる群から選択され る1つ以上の置換基により置換されていてもよいことを更に特徴とし;そして該 アミノ酸残基のそれぞれは、側鎖を有する炭素原子でD−又はL−型であるか、 あるいは可能なジアステレオマー又はエナンチオマーの1つの型であってもよい )〕で示されるオリゴペプチド、及びその薬学的に許容しうる酸又は塩基塩。 2.A1が、グリシン、サルコシン、アラニン、(C2-6)アシル−グリシンよりな る群から選択されるアミノ酸残基であるか、又は存在せず;A2が、リシン、及 び場合により(C1-6)アルキル、ベンジル又は(C2-6)ア シル基によりNα−置換されているリシンよりなる群から選択されるアミノ酸残 基であり;A3が、プロリンであり;A4が、アルギニン、場合によりC末端位で アミド化されているアルギニンであるか、又はアグマチン残基である(該化合物 は、該アミノ酸残基及びアグマチン残基の側鎖基が、場合により(C1-6)アルキ ル、ベンジル又は(C2-6)アシルよりなる群から選択される1つ以上の置換基に より置換されていてもよいことを更に特徴とし;そして該アミノ酸残基のそれぞ れは、Cα位でD−又はL−型であるか、あるいは可能なジアステレオマー又は エナンチオマーの1つの型であってもよい)、請求の範囲第1項記載のオリゴペ プチド、及びその薬剤学的に許容しうる酸又は塩基塩。 3.A1が、グリシンであり、A2が、Nα−エチル−リシンであり、A3が、プ ロリンであり、そしてA4が、アルギニンである、請求の範囲第1項記載のオリ ゴペプチド、及びその薬学的に許容しうる酸又は塩基塩。 4.A1が、存在せず、A2が、Nα−アセチル−リシンであり、A3が、プロリ ンであり、そしてA4が、アルギニンである、請求の範囲第1項記載のオリゴペ プチド、及びその薬剤学的に許容しうる酸又は塩基塩。 5.A1が、グリシンであり、A2が、Nα−エチル−リシンであり、A3が、プ ロリンであり、そしてA4が、存在しない、請求の範囲第1項記載のオリゴペプ チド、及びその薬学的に許容しうる酸又は塩基塩。 6.治療薬としての請求の範囲第1項〜第5項記載の化合物。 7.心臓血管系薬としての請求の範囲第6項記載の化合物。 8.抗炎症薬としての請求の範囲第6項記載の化合物。 9.敗血症性ショックの治療のための治療薬としての請求の範囲第6項記 載の化合物。 10.薬剤学的に許容しうる賦形剤と共に、請求の範囲第1項記載のオリゴペプチ ドを含む医薬組成物。
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