JPH0950547A - 運転記録装置 - Google Patents

運転記録装置

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Publication number
JPH0950547A
JPH0950547A JP7204815A JP20481595A JPH0950547A JP H0950547 A JPH0950547 A JP H0950547A JP 7204815 A JP7204815 A JP 7204815A JP 20481595 A JP20481595 A JP 20481595A JP H0950547 A JPH0950547 A JP H0950547A
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JP
Japan
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recording
data
vehicle
traveling
sensor
Prior art date
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Application number
JP7204815A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kusano
俊明 草野
Kazuya Sako
和也 佐古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両の動作状態を記録する運転記録装置の提供
により運転技術の評価と事故時の状況分析に寄与するこ
とを課題とする。 【解決手段】走行中の車両の動作状態を検出して信号を
出力する動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段の
出力する信号を走行データとして記録媒体に記録する記
録手段とからなる運転記録装置に於いて、前記動作状態
検出手段が出力した信号に基づき、前記車両が所定の状
態にある時のみ、前記記録手段の記録動作を行わせる記
録制限手段を設けたことを特徴とする運転記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の動作記憶装
置に係り、特に事故に至る一定時間の車両の動作状態を
記録する運転記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年車両による交通事故は増加する傾向
にある。交通事故においては、事故後の運転者の証言や
車両の破損状況によって推測し、事前のデータによらず
事故後の状況、例えばブレーキによって残ったタイヤス
リップの痕跡や衝突時の車体破損の状態等を参考にして
事故原因を解析しており正確な状況が掴みにくい。そこ
で、車両の運転状態等を常時メモリに記憶しておき此の
記憶内容に基づいて事故処理を行うことが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
メモリ機能の容量には限度があったり、又コストの面に
おいても実現性に欠けるところが多い、そこで本発明は
実現性に富んだ車両の運転記録装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な問題を
解決するために、車両の動作状態を検出して信号を出力
する動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段の出力
する信号を走行データとして記録媒体に記録する記録手
段とからなる運転記録装置に於いて、 前記動作状態検
出手段が出力した信号に基づき、前記車両が所定の状態
にある時のみ、前記記録手段の記録動作を行わせる記録
制限手段を設けたことを特徴とする。
【0005】又、前記記録制限手段は、前記動作状態検
出手段の出力する所定の信号に基づき、車両が走行状態
になったことを検知すると前記記録手段の走行データの
記録動作の開始を行い、その後車両が衝突したことを検
知すると、前記記録手段の走行データの記録動作の終了
を行って、前記開始から前記終了までの間の走行データ
のみ前記記録媒体に記憶保持させるものであることを特
徴とする。
【0006】又、前記記録制限手段は、前記走行データ
の記録タイミングから次の記録タイミングまでの記録間
隔時間を設定する記録時間設定手段を備え、前記記録手
段の走行データの記録動作に於いて、該記録時間設定手
段の記録間隔時間に基づき、前記走行データを記憶後、
前記記録間隔時間経過するまで次の走行データの記録を
禁止するものであることを特徴とする。
【0007】又、前記記録制限手段は、前記記憶手段に
より過去に記憶していた複数の走行データ間の物理量の
差が所定量より小さいと判断すると、前記各走行データ
のうち、少なくとも1つの走行データの記憶を削除する
ものであることを特徴とする。又、前記走行データは、
日時を示すカレンダデータをヘッダとして構成されてな
ることを特徴とする。
【0008】又、前記カレンダデータは、車両に装着さ
れた日時を示すタイマに基づいて作成されてなることを
特徴とする。又、前記記録媒体は車両のバッテリを電源
として電力が供給されると共に、前記バッテリとは異な
るバックアップ電源が前記バッテリと並列に接続されて
なることを特徴とする。
【0009】又、前記記録媒体に外部接続端子が設けら
れ、前記外部接続端子を介して走行データが外部へ出力
されてなることを特徴とする。又、前記記録媒体に記憶
された走行データと、予め記憶した優良運転判定基準デ
ータとを比較し、比較結果に基づいて優劣判定を行う判
定手段を有することを特徴とする。
【0010】又、前記判定手段は、前記比較結果に基づ
き、危険操縦箇所が有る場合には、当該車両の運転者に
対して危険操縦箇所に応じた警告を与える警告手段を有
することを特徴とする。
【0011】
【作用】以上の様な手段により本発明によれば、事故処
理に必要な事故直前の車両の走行記録データのみを提供
するため、データ容量を制約することができる。又、記
憶された走行記録データと、優良運転判定基準データと
を比較し、運転の優劣判定を行ったり当該車両の運転者
に対して危険操縦箇所の操作に警告を与えることができ
る。
【0012】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。1は時計で、搭載車両に装着された時計装置の出
力、又は他の装置の時計機能の出力、又は運転記録装置
20自らが作成した時計機能の出力より記録データのカ
レンダデータとして使用する。2はエンジンの始動或い
は停止を行うイグニッションキー(スイッチ)で、此の
スイッチのON−OFFを検出して運転記録装置20の
動作の開始を行う。
【0013】3はクラッチのON−OFFセンサで、ク
ラッチが動作状態にあるか非動作状態かを検出する。4
はアクセル開度センサで、アクセルの踏み込み度合いを
検出する。アクセルペタルの踏み込みはワイヤ等によっ
て気化器のスロットルバルブを開閉する仕組みになって
いる。従ってスロットルバルブの開度センサからの出力
信号によって検出することができる。
【0014】5は車速センサで、スピードメータに入力
される電気信号(パルス信号)を検出して車両の速度を
記録する。6はブレーキセンサで、ブレーキが動作状態
か非動作状態かを検出する。この検出にはブレーキラン
プスイッチのON−OFF状態を検出する。7はウイン
カで、ウインカが動作したかどうかを検知するセンサで
ある。ウインカランプ回路に電圧が印加されたかどうか
を調べることで検知することができる。
【0015】8はギヤ位置を検知するセンサで、トラン
スミッションからインストルメントパネルに表示される
ギヤ位置表示ランプの電気信号を利用して検知すること
ができる。尚、前記ギヤ位置表示ランプの電気信号から
ではなく、オートマチックトランスミッションを制御す
るEUCからの電気信号を入力することでも可能であ
る。
【0016】9はハンドル角度の検出センサで、直進時
のハンドル角度を0として、右にハンドルを切れば+電
位の、左にハンドルを切れば−電位の電圧が回転角度に
応じた電圧が発生するようになっている。10はライト
のON−OFFを検知するセンサで、前照灯、車幅灯、
ストップ灯等の回路から検知することができる。11は
ABS(Antilock Brake Syste
m)コントローラの動作を検出するものでABS装置の
動作、非動作の検出を行う。12は衝撃センサ(エアバ
ック動作センサ)によって検出される車両の減速度を示
す出力レベルが所定値以上になったことを検知すると、
運転記録装置20の記録動作を停止させる。
【0017】運転記録装置20には、上記の各種センサ
が接続されており、これらのセンサからの信号を入力し
て処理し、車両の走行状態のデータとして記録する。1
3はセンサを接続するために緩衝動作等を行う入力イン
タフェイスで、デジタル系のセンサとマイクロコンピュ
ータ(マイコン)とを接続し、又アナログ系のセンサと
アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)14とを接
続している。
【0018】14はマイコンでセンサからの信号を入力
して処理し、動作記憶手段やRAM等の記録媒体16等
を制御して車両の走行状況を記憶しデータとして記録す
る。17は出力インターフェイスで、動作記憶手段、記
録媒体16からの出力を外部の機器に読み取るためのI
/O端子19とを接続する出力インターフェイスで、緩
衝動作等を行う。18はバックアップ電源で、車両エン
ジンが停止したり事故で電源が切断された時のデータを
保持するための電源を内蔵している。19はI/O端子
で、記録媒体3に記録されたデータを読出すためのコネ
クタである。
【0019】21は電源スイッチで、上述したイグニッ
ションキー2と同じものであり車載バッテリ22のON
−OFFを行う。この他イグニッションキー2とは異な
る専用スイッチとして構成してもよい。22は車載バッ
テリで通常運転記録装置は車載バッテリによって動作す
る。しかし、車載バッテリの電源が切断されたりした場
合にはバックアップ電源18によって記憶を保持するこ
とができる。
【0020】尚、各種センサから電気的信号には、例え
ば車速センサ5は車輪の回転数を示すパルス信号がデジ
タル系の信号として出力され、又アクセル開度センサ4
の動作信号はアナログ系の信号で出力される。従ってデ
ジタル信号はそのままマイコン15に入力されるがアナ
ログ系信号はA/D変換器14を介してアナログ信号を
デジタル信号に変換しマイコン15に入力され処理され
る。
【0021】次に各センサから入力信号についての具体
例について図2のチャート図により詳細に説明する。図
2は車両が走行中に対象物を発見してから対象物に衝突
するまでの例を挙げて図示している。即ち、a−b−c
は時間軸でa−bは対象物kを発見してから初動操作を
行うまでの空走時間であり、b−cは初動操作が行われ
た後の各センサからの信号をチャート図にしたもので、
〜までは信号が入力された各センサ名を表してい
る。はブレーキ操作で、a地点で対象物kを発見し、
bでブレーキを踏むとc地点で対象物kに衝突して速度
は0km/hとなる。この間ABS未装着車はブレーキ
によって車輪が固定された地点にはブレーキのスリップ
跡が残る。但し、ABS装着車についてはABSの動作
によって間欠的にブレーキが懸けられるためにブレーキ
の痕跡は殆ど残ることはない。
【0022】は車両の速度を記録したもので、a点で
は100km/hの速度で走行していたが対象物kを発
見してb点でブレーキが踏み込まれて速度が減少しc点
では40km/hまで減速したが対象物kに衝突して0
km/hとなった。はABS装置の動作を表し、ブレ
ーキが踏み込まれたb点より制動と解除の動作を繰り返
して車輪の固定を防止している。
【0023】はハンドル操作の軌跡を表している。即
ち、a点では直進状態で進行して居たがb点でブレーキ
操作しハンドルは左にきり、暫くして右に、又左に、繰
り返しハンドル操作を行ってc点(衝突時)には右にハ
ンドルをきって停止したことを表示している。はライ
トが点灯されていたかどうかを表示している。ここでは
ライトは点灯していない状態を表している。はウイン
カが動作していたかどうかを表している。尚、この場合
c点の直前にウインカを動作させている。
【0024】はオートマチック車のトランスミッショ
ンのギヤ位置を表しており、a点ではドライブレンジの
ギヤ位置にあって走行中、b点でブレーキを懸けたため
にギヤレンジが1速にシフトダウンしてc点に至ってい
る。は記憶動作の状況を示している。即ち、イグニッ
ションスイッチをONすることで記録動作を開始し、対
象物kに衝突したc点で記録動作を停止して記録を保持
する。は該運転記録装置の電源供給動作を示したもの
で、通常の走行時には車載のバッテリを電源として供給
しているが、衝突の衝撃によって衝撃センサからの出力
レベルが所定値以上になったことを検知する(c点)
と、前記動作記録手段への走行データの記録動作を終了
して、前記開始から前記終了までの間の走行データのみ
前記動作記録手段に記憶保持させるために電源はバック
アップ電源に切り換わる。
【0025】このように本実施例の運転記録装置におい
ては、該運転記録装置が衝突の瞬間から過去に逆上っ
て、一定時間の車両の動作状態を記憶保持し、又そのデ
ータを図1に示すI/O19より読み出して、再現でき
るようになっている。次に、本実施例のマイコン15の
処理動作に付いて、図3及び図4のフローチャートによ
り説明する。マイコン15の処理動作は、例えば、該車
両のイグニッションキー2をONする(或いは装置の電
源を投入する)ことによって動作を開始する。
【0026】ステップS1では、初期設定を行う。即
ち、従来のメモリ(記録媒体)をクリアにして、カレン
ダデータをヘッダとするために、時計1からの入力をセ
ットしてステップS2に移る。但し、イグニッションキ
ー2がONしてから衝突までの走行データは保持された
ままである。ステップS2では、イグニッションキー2
がONになっているかどうかを検出し、イグニッション
キー2がONになっておればステップS3へ移る。イグ
ニッションキー2がOFFの場合はステップS2に戻り
イグニッションキー2がONになるまで待機する。
【0027】ステップS3では衝撃センサの入力が所定
値入力されているかどうかを検出し、衝撃センサからの
入力信号が所定値以上で入力している場合は、ステップ
S4に移ってメモリ記録を停止してこれまでの走行デー
タを保持させてステップS2へ戻る。又、衝撃センサの
入力信号のレベルが所定値以下の時には、ステップS5
に移って記録ステップ時間が1分経過したかどうかを検
知する。尚この記録ステップ時間は1分に限らずタイミ
ングをとるためのもので、例えば1sec単位で記録す
ることができ2、5、10、60sec単位と変更する
ことが可能である。
【0028】従って、所定の時間が経過しておればステ
ップS6へ移り、経過していなければステップS3に戻
って所定の時間が経過するまで待つ。ステップS6では
記録メモリアドレスが最終番地であるかどうかを検出し
て最終番地であればステップS7へ移る。ステップS6
で記録メモリアドレスが最終番地で無ければステップS
8に移ってメモリ記録を開始する。ステップS7では記
録メモリアドレスが最終番地であるために、アドレスが
先頭番地になるようにセットして、ステップS8へ移り
メモリ記録を開始する。
【0029】次に、図4に移ってステップS9では、各
データの変動をチェックし、ステップS10に移る。ス
テップS10では、1アドレス前のデータと比較し同じ
かどうかをチェックして、同じであればステップS12
へ移る。1アドレス前のデータと同じで無ければステッ
プS11で新しいアドレスへデータを記録し、ステップ
S13へ移る。
【0030】ステップS12では、1アドレス前のデー
タへ上書き記録してステップS13へ移る。ステップS
13ではデータ出力コマンドスイッチの入力があったか
どうかを検出して、入力が有ればステップS14へ、入
力が無ければステップS2へ戻る。 ステップS14で
は、ヘッダである時計カレンダデータの古いものからデ
ータの出力を行いステップS15に移り、出力の完了を
確認する。出力が完了していなければ完了するまでデー
タの出力を行い出力が完了すればステップS2に戻つて
処理動作を完了して次の処理に待機する。
【0031】このように本実施例によれば、車両のイグ
ニッションキーがONになったことを検知すると動作記
憶手段が動作し、記録する時間間隔を可変することが可
能な記録間隔変更手段が動作する。例えば、1secの
間隔を3secの間隔で記録することができる。又、ス
テップS9〜ステップS12では記録したデータを基準
とし、データの変動を常に監視する監視プログラム手段
が働いて、データの変動差が小さいことを検知した時に
は、変動差が小さくなったデータの始点と終点を残し、
途中のデータを削除して、記録有効メモリ量を増大する
ことが出来る。
【0032】又、ステップS13〜ステップS15では
運転記録装置に記憶されたデータは、外部接続端子によ
って読み取ることが出来るようになっており車両走行の
状況を逆上ってデータとして読み出し解析することが可
能である。次に図5により図3のステップS8でメモリ
記録を開始するデータアドレスについて説明する。
【0033】記録するデータのデータアドレスはカレン
ダデータ4bitを先頭に車速データ8bit、ステア
リング(ハンドル回転角度)センサ8bit、アクセル
開度データ4bit、ABSコントローラデータ8bi
t、ギヤ位置データ(AT車の場合はロックアップギヤ
位置)3bit、ウインカデータ2bit、ブレーキデ
ータ1bit、クラッチデータ1bit、ライトデータ
1bit、危険bitデータ3bit、データENDb
it2bitの順にアドレスが決められて記録される。
カレンダデータからデータENDまでが1フレームとな
り、各フレームの間隔は記憶時間設定手段により任意に
設定することができる。
【0034】又、記憶手段により過去に記憶していた複
数の1フレーム分の走行データ間の物理量の差が所定量
より小さいと判断すると、各1フレーム分の走行データ
のうち、少なくとも1フレーム分の走行データの記録を
削除し、記録有効メモリ量を増大することができる。即
ち、図6に示す図は、記録を開始してから20番目まで
の各1フレームを表しており、例えば(1)から(6)
のフレームまでは1sec毎の間隔で記憶したデータ
で、(3)から(5)までは1フレームデータ内の全体
の内容に変化が少ないと判断してデータの記録を削除し
ている。(15)及び(16)も同様の記録削除がなさ
れている。又、(6)(9)(12)の間は記録時間を
可変したところでフレーム間の時間間隔は3secの時
間間隔となっている。
【0035】記録を開始して20secで衝突をしたと
仮定すると(20)のフレームで記録は停止している
が、衝突直前の20sec前までの日時、時間、車速の
変化、ステアリングの操作状況、アクセルペダルの踏み
込み状況、ABS装置の制御状況、ギヤ切り換えの状
態、ウインカの出し方、ブレーキの制御状況、クラッチ
の状態、ライトの点滅、危険と判断される箇所がどれほ
ど有るか等、衝突に至る自動車の運転操作状況をデータ
で読みだすことができる。
【0036】本例では基本的に、イグニッションキーO
N(運転開始)から衝突等の事故が発生せず、イグニッ
ションキーをOFFにして記録装置の電源をOFFに
(運転終了)すると、この間の走行データは削除され
る。以上のように、衝突前のデータのみを保持する。或
いは時間間隔を長くして記録或いは前のデータに変化が
無いと削除することにより、走行データ記録のための容
量を節約できる。又、カレンダデータは元々備えられた
時計から作成されるので構成が簡略化される。更に電源
はバックアップされているので事故後のデータも確実に
記録される。尚、本例ではイグニッションキーによって
走行状態を検出しているが、これに限らず車速センサや
エンジン回転数センサに基づいて検出してもよい。又、
車両の衝突を衝撃センサで検出しているが画像処理にて
行うようにしても良い。
【0037】次に危険操縦箇所が有る場合には、当該車
両の運転者に対して危険操縦箇所の操作に警告を与える
ことができる警告手段の場合にマイコン15が処理する
動作について図7のフローチャートにより説明する。マ
イコン15の処理動作は、該車両のイグニッションキー
がONになったことを検知すると動作を開始する。
【0038】ステップS31では、ステアセンサのデー
タに大きな変動が無いかどうかを検出する。変動大と検
知されると、ステップS33に移って危険bit1を設
定してステップS34に移る。ステップS31でステア
センサのデータに大きな変動が無いと検知するとステッ
プS32に移り危険bit1を解除してステップS34
に移る。
【0039】ステップS34では、アクセルデータに変
動が無いかどうかを検出する。そして、変動を検知した
時にはステップS36に移って、危険bit2を設定し
ステップS37に移る。ステップS34でアクセルデー
タに変動が無いと検知した時にはステップS35で危険
bit2を解除してステップS37に移る。ステップS
37では、速度データに大きな変化がないかどうかを検
出する。そして、大きな変動を検出するとステップS3
9に移って危険bit3を設定してステップS40へ移
る。速度データに大きな変化がない時には、危険bit
3を解除してステップS40に移る。ステップS40で
は、危険bitが1個設定されたかどうかを検出し、1
個の危険bitが設定されている時には、ステップS4
2で短い警告音(ピーッ)を発生させ処理を完了する。
【0040】ステップS40で危険bitが2個以上設
定されていると、ステップS41に移って危険bitが
2個以上設定されていると検出されるとステップS43
で長い警告音(ピーーーッ)を発生させ処理を完了す
る。又、ステップS41で2個以上無い(危険bitが
1個も設定されていない)時には、ステップS44で警
告音の発生は解除して処理を完了する。尚、上述した変
動量は、優良な運転の場合の変動量に応じたものであ
り、急ハンドル、急発進、急加速を検出するに見合った
値である。
【0041】このようにステアセンサからのデータ、ア
クセル開度センサからのデータ、又速度データの変化を
比較して、大きな変動があって危険と見做す時には、危
険bitを設定して、短い警告音を発生したり、危険b
itが多く設定され大変危険な運転状況にあると判断す
れば長い警告音を発生して運転者に安全運転を行うよう
に警告音や音声合成によって注意を促す。以上の機能を
運転記録と共に行うことで機能の向上を図ることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上の様に本発明においては、車両の運
転状態をデータとして記録する際に、事故処理に必要な
衝突に至るまでの操作状態のみを記録するので、記録媒
体の容量を節約できる。又無駄にコストアップすること
なく確実に走行データを保持することができる。しか
も、運転操作に危険と考えられるデータが入力されると
その都度運転者に安全運転を行うように警告音や音声合
成によって注意を促すことによって自動車の安全運転に
寄与するため、機能向上が図られ実用性のある運転記録
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図
【図2】本発明に於けるセンサデータを示すタイムチャ
ート図
【図3】マイコン15の処理動作を示すフローチャート
図A
【図4】マイコン15の処理動作を示すフローチャート
図B
【図5】記憶データの構成を示すデータ配置図
【図6】記憶データの構成と順列を示す図
【図7】マイコン15の警告動作の処理動作を示すフロ
ーチャート図
【符号の説明】
1・・・・・・時計 2・・・・・・イグニッションキー 3・・・・・・クラッチセンサ 4・・・・・・アクセル開度センサ 5・・・・・・車速センサ 6・・・・・・ブレーキセンサ 7・・・・・・ウインカセンサ 8・・・・・・ギヤ位置センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の動作状態を検出して信号を出力す
    る動作状態検出手段と、 前記動作状態検出手段の出力する信号を走行データとし
    て記録媒体に記録する記録手段とからなる運転記録装置
    に於いて、 前記動作状態検出手段が出力した信号に基づき、前記車
    両が所定の状態にある時のみ、前記記録手段の記録動作
    を行わせる記録制限手段を設けたことを特徴とする運転
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録制限手段は、前記動作状態検出
    手段の出力する所定の信号に基づき、車両が走行状態に
    なったことを検知すると前記記録手段の走行データの記
    録動作の開始を行い、その後車両が衝突したことを検知
    すると、前記記録手段の走行データの記録動作の終了を
    行って、前記開始から前記終了までの間の走行データの
    み前記記録媒体に記憶保持させるものであることを特徴
    とする請求項1記載の運転記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録制限手段は、前記走行データの
    記録タイミングから次の記録タイミングまでの記録間隔
    時間を設定する記録時間設定手段を備え、前記記録手段
    の走行データの記録動作に於いて、該記録時間設定手段
    の記録間隔時間に基づき、前記走行データを記憶後、前
    記記録間隔時間経過するまで次の走行データの記録を禁
    止するものであることを特徴とする請求項1記載の運転
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録制限手段は、前記記憶手段によ
    り過去に記憶していた複数の走行データ間の物理量の差
    が所定量より小さいと判断すると、前記各走行データの
    うち、少なくとも1つの走行データの記憶を削除するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の運転記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記走行データは、日時を示すカレンダ
    データをヘッダとして構成されてなることを特徴とする
    請求項1記載の運転記録装置。
  6. 【請求項6】 前記カレンダデータは、車両に装着され
    た日時を示すタイマに基づいて作成されてなることを特
    徴とする請求項5記載の運転記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は車両のバッテリを電源と
    して電力が供給されると共に、前記バッテリとは異なる
    バックアップ電源が前記バッテリと並列に接続されてな
    ることを特徴とする請求項1記載の運転記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体に外部接続端子が設けら
    れ、前記外部接続端子を介して走行データが外部へ出力
    されてなることを特徴とする請求項1記載の運転記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体に記憶された走行データ
    と、予め記憶した優良運転判定基準データとを比較し、
    比較結果に基づいて優劣判定を行う判定手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の運転記録装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、前記比較結果に基づ
    き、危険操縦箇所が有る場合には、当該車両の運転者に
    対して危険操縦箇所に応じた警告を与える警告手段を有
    することを特徴とする請求項9記載の運転記録装置。
JP7204815A 1995-08-10 1995-08-10 運転記録装置 Pending JPH0950547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7204815A JPH0950547A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 運転記録装置

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