JPH09509704A - 紡糸装置 - Google Patents
紡糸装置Info
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- JPH09509704A JPH09509704A JP8520070A JP52007096A JPH09509704A JP H09509704 A JPH09509704 A JP H09509704A JP 8520070 A JP8520070 A JP 8520070A JP 52007096 A JP52007096 A JP 52007096A JP H09509704 A JPH09509704 A JP H09509704A
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- D01D5/06—Wet spinning methods
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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Abstract
(57)【要約】
本発明は湿式/乾式アミン酸化物法を操作するための紡糸装置に関し、この装置はフィラメントを押出す紡糸開孔部を有する紡糸ノズルと;押出フィラメントを紡糸開孔部から出た直後に冷却しうる送風装置と;紡糸浴液の容器と;紡糸浴液中に取付けられて押出フィラメントを束ねる束ねユニットと;紡糸浴液表面からの紡糸ノズルの間の距離として規定される空隙部とを備え、束ねユニットは紡糸浴液に対する垂線に関しフィラメント間の角度(α)が最高45°となるような紡糸ノズルからの距離を有し、さらに関係式0.1+0.005l≦0.7・d0・(h−1)/hが満たされ、ここでd0は紡糸ノズルにおける紡糸開孔部と隣接開孔部との間の距離(mm)であり、hは束ねユニットと紡糸ノズルとの間の距離(mm)であり、lは空隙部(mm)であり、ここで0.4mm≦d0≦2mmおよび0mm<l<60mmとする。
Description
【発明の詳細な説明】
紡糸装置
本発明は、紡糸口金を使用する乾式/湿式紡糸法によりアミン酸化物法を行う
ための紡糸装置に関し、この装置はフィラメントを押出すための紡糸穴と紡糸浴
液を含有する容器と、紡糸浴液中に設けられて押出フィラメントを束ねるための
束ね手段と、紡糸浴液の表面に対する紡糸口金の距離として規定される空隙部と
を備える。
一般的に、乾式/湿式紡糸法の技術は、たとえば紡糸口金のような形成用具を
通してドープをこのドープに対し非沈澱性である媒体(たとえば空気もしくは不
活性ガス)中に押出して、紡糸口金を使用する場合はフィラメントを生成させ、
この媒体中で延伸させ、次いで紡糸浴液(沈澱浴)中に案内してフィラメントを
凝固させることよりなっている。
一般的に、アミン酸化物法は第三アミン酸化物を使用するセルロース成形体の
製造を意味する。この方法においては、セルロースを第三アミン酸化物と水との
混合物に溶解させ、この溶液を形成用具により成形すると共に水性沈澱浴中に案
内してセルロースを沈澱させる。アミン酸化物としては主としてN−メチルモル
ホリン−N−オキサイド(NMMO)が使用される。他のアミン酸化物はたとえ
ばEP−A−0 553 070号に記載されている。成形可能なセルロース溶
液の製造方法はEP−A−0 356 419号から公知である。
乾式/湿式紡糸法によるアミン酸化物法の操作は、たとえばDE−A−291
3 589号から公知である。
本出願人のWO 93/19230号およびWO 95/04173号からア
ミン酸化物法の有利な実施形態およびセルロース繊維を製造するための装置が知
られ、第三アミン酸化物におけるセルロースの溶液を熱い状態で成形すると共に
、成形溶液をガス媒体(空気)を介し沈澱浴中に導入して内部に含有されたセル
ロースを沈澱させ、熱い成形溶液を冷却した後に沈澱浴中へ導入する。冷却は成
形の直後に行われ、好ましくは空気をセルロース成形体に対し水平方向に送風す
る。この発明の方法によれば、セルロース溶液を高いフィラメント密度で紡糸し
て、紡糸口金から押出された後の個々のフィラメント間の付着を防止することが
できる。
DD−A−218 121号も、第三アミン酸化物におけるセルロース溶液か
らセルロース繊維を製造するための乾式/湿式紡糸法に関するものである。この
方法によっても、セルロース溶液を空隙部(すなわち紡糸口金と紡糸浴液の表面
との間の空間)中に紡糸し、延伸させ、次いで水性沈澱浴中に案内する。DD−
A−218 121号には、紡糸前にポリアルキレンエーテルをセルロース溶液
に添加する場合、紡糸安全性にマイナスの作用を及ぼさずに空隙部を減少させう
ると述べられている。小さい空隙部は、新たに押出された個々のフィラメント間
の付着危険性が減少するため有利である。
EP−A−0 574 870号には、第三アミン酸化物におけるセルロース
の溶液を処理するための乾式/湿式紡糸法が記載されており、小さい空隙部の利
点を指摘している。この特許出願の説明によれば、この紡糸法は小さい空隙部と
単位面積当り多数の紡糸穴とを用いて行うことができる。これら条件にも拘らず
、紡糸操作に際し個々のフィラメント間の付着を防止することができる。紡糸フ
ィラメントと紡糸浴液との紡糸ファネルにおける接触を行うことが推奨される。
紡糸浴液をこの紡糸ファネル中にフィラメントに対し並行流として案内する。紡
糸ファネルの軸線は紡糸口金の平面に対し実質的に垂直であり、紡糸浴液の流れ
を上方から下方向に指向させ、この流れは一般に紡糸浴液の重力落下から生ずる
。
EP−A−0 574 870号によれば、新たに押出されたフィラメントの
引抜もしくは延伸は、紡糸ファネルを流過する紡糸浴液により実質的にその延伸
速度まで加速される。
この公知の紡糸装置は、紡糸ファネルのファネル管がその比較的小さい直径に
基づき全部分に対し通過案内させるべきフィラメント束に関し上限値を設定する
という欠点を有する。さらに、この上限値はこの方法を工業規模で実現するには
不充分な低レベルに設定される。したがって本出願人の経験によれば、EP−A
−0 574870号に例示されたように6mmの直径を用いれば、100本以
下のフィラメントよりなるフィラメント束しかファネル中に案内することができ
ない。何故なら、紡糸浴液もファネル中に輸送せねばならないからである。この
ことは、この種の紡糸ファネルを使用する場合は100個以下の紡糸穴を有する
紡糸口金しか使用しえないことを意味する。
他方、数千個という紡糸穴を有する幅広な紡糸口金を使用する場合(たとえば
本出願人のオーストリア特許AT−B 397,392号に記載)、ファネル管
は好適には一層幅広にせねばならず、したがって一層多量の紡糸浴液を放出する
と共に循環させねばならない。この高い紡糸浴液の処理量は紡糸浴に乱流をもた
らして乾式/湿式紡糸法を妨げる。
GB−A−1,017,855号には合成ポリマーを乾式/湿式紡糸する装置
が記載され、この場合も紡糸ファネルの使用を推奨しており、ここに紡糸浴液を
押出繊維に対し並行流として流動させる。紡糸口金は紡糸浴表面の約0.5cm
上方に位置する。
本発明の目的は、複雑な装置なしに良好な紡糸性(高い紡糸安全性)を達成し
て乾式/湿式紡糸法によるアミン酸化物法を行いうる紡糸装置を提供することに
ある。良好な紡糸性は、できるだけ高い最大最終延伸(最小タイター)を繊維が
破断する前に達成することを意味する。紡糸性に関する他の指標は、技術的補助
を必要とする紡糸欠陥部の発生なしに紡糸が可能である時間長さである。さらに
、高い穴密度を有する紡糸口金を用いる場合にも、空隙部における新たに押出さ
れたフィラメントの付着を防止せねばならず、できるだけ一定のタイター(低い
タイター変動)を達成せねばならない。
フィラメントを押出すための紡糸穴を有する紡糸口金と、
押出フィラメントを紡糸穴から供給された直後に冷却しうる送風装置と、
紡糸浴液を含有する容器と、
紡糸浴液中に設けられて押出フィラメントを束ねるための束ね手段と、
紡糸浴液の表面に対する紡糸口金の距離として規定される空隙部と
を備える乾式/湿式紡糸法によるアミン酸化物法を行うための本発明による紡糸
装置は、
束ね手段が紡糸浴液の表面に対する垂線に関しフィラメントにより形成される角
度(α)を45°以下にするような前記紡糸口金からの距離に位置し;
関係式
0.1+0.005l≦0.7・d0・(h−1)/hが満たされ、式中d0は前
記紡糸口金における紡糸穴と隣接紡糸穴との間の距離(mm)であり、hは紡糸
口金に対する束ね手段の距離(mm)であり、lは空隙部(mm)であり、さら
に
0.4mm≦d0≦2mm、および
0mm<l<60mm
であることを特徴とする。
本発明の目的は、用いる紡糸装置を上記2つの基準(角度αが45°を越えな
いこと;上記不等式が満足されること)が満たされるよう設計することにより達
成されることが示された。高い穴密度を有する紡糸口金を使用する場合、新たに
押出されたフィラメントを紡糸穴により供給された直後に冷却することが必要で
ある。この冷却は当業者に公知である(たとえば本出願人のWO 95/041
73号参照)。
本発明による紡糸装置の好適実施形態は、束ね手段をフィラメントが束ねられ
るだけでなく偏向される偏向手段として設計することを特徴とする。
フィラメントを偏向させる際に回転しないような偏向手段を設けることが有利
であると判明した。すなわち、この実施形態によれば、回転しうるロールもしく
はシリンダを設けない。これは、引裂かれたフィラメントが偏向手段の周囲に絡
まるのを防止してアミン酸化物法の操作を容易化させるよう作用する。
本発明による紡糸装置の他の好適実施形態は、角度αが20°を越えないこと
を特徴とする。乾式/湿式紡糸法における紡糸安全性については、空隙部におけ
る引抜角度αができるだけ小さく、好ましくは20°を越えないことが極めて重
要であることも示された。すなわち、紡糸口金と紡糸浴表面との間の空間におけ
る個々のフィラメント間の付着危険性を最小化しうると共に紡糸安全性を増大さ
せることができる。
さらに本発明は乾式/湿式紡糸法によるアミン酸化物法を行うための紡糸装置
に関するものであって、この装置は
フィラメントを押出すための紡糸穴を有する紡糸口金と、押出フィラメントを紡
糸穴から供給された直後に冷却しうる送風装置と、
紡糸浴液を含有する容器と、
紡糸浴液中に設けられて押出フィラメントを束ねると共に偏向させる偏向手段と
、
紡糸浴液に対する紡糸口金の距離として規定される空隙部と
を備え、偏向手段がフィラメントを偏向させる際に回転しないよう設計されたこ
とを特徴とする。
本発明による紡糸装置の他の適する実施形態は、紡糸口金が:
冷却用ガスの供給部を中心に有するほぼ回転対称のノズル本体と、
セルロース溶液のための供給部と、
紡糸穴を有する環状紡糸挿入体と、
冷却用ガス流を紡糸穴から押出されるフィラメントの方向に偏向させて冷却用ガ
ス流がほぼ直角にフィラメントに衝突するようにした邪魔板と
を備えることよりなっている。
この実施形態はずっと高い穴密度での紡糸を可能にすると同時に、新たに押出
されたフィラメントの空隙部における付着を効果的に防止することができる。
冷却用空気を送風して環状フィラメント束の冷却を行うことは、本出願人のW
O 95/04173号から公知である。
本発明による紡糸装置の他の好適実施形態は、紡糸浴液を含有する容器がこの
容器を紡糸口金に対し接近離間して垂直方向に移動させうる(すなわち距離lを
変化させうる)上昇装置に接続され、さらに束ね手段を距離hがこの移動にも拘
らず一定に保たれるよう配置することよりなっている。
第1図、第2図および第3図よりなる図面により本発明の実施例につき説明す
る。図面は、本発明による関係式の適切なパラメータを含む乾式/湿式紡糸法の
一般例を示す。
第1図において、参照符号1は紡糸浴液の容器を示し、紡糸浴液の表面を参照
符号1aで示す。紡糸操作に際しドープを紡糸口金3を通して押出し、押出フィ
ラメント4、5を空隙部lを介して紡糸浴液中に引抜き、ここで凝固させる。非
回転性の円筒バーである偏向手段2にて凝固フィラメントを束ね、偏向させ、次
いで斜め上方向へ延伸する。空隙部lとは、紡糸浴液の表面1aに対する紡糸口
金3の底部の距離と規定される。紡糸浴液の表面に対し垂直なフィラメントによ
り形成される上記角度はαにより示される。
参照符号4は、紡糸口金3における紡糸穴により形成された環状リングの最外
縁部に位置する紡糸穴からの供給フィラメントを示す。d1は、紡糸穴により形
成された環状リングを外部に対し制限する円の半径(mm)である。d0はこの
紡糸穴からその隣接紡糸穴5までの距離を示し、それぞれの場合2個の隣接紡糸
穴の各中心間の距離を示す。hは紡糸口金7に対する偏向手段2の距離であり、
lは空隙部である。第1図に記載した実施例によれば、容器1はこの容器1を垂
直方向に移動させうる上昇装置(図示せず)に位置し、したがって簡単な方法で
空隙部lの寸法を変化させうる。
偏向手段2を容器1に固定しないことが特に有利であると判明したが、ただし
容器1を移動させうると同時に距離hを一定に保つこともできる。この簡単な方
法で空隙部lを変化させうると共に距離hを一定に保つことができる。これは、
本発明による紡糸装置を調整する際の実質的な簡単化を示す。第2図および第3
図は本発明による紡糸装置のこれら実施例を示す。
第2図は実質的に第1図の紡糸装置を示し、同じ参照符号により同じ手段を示
す。非回転性の偏向手段2を容器1には接続されない剛性アーム6により固定手
段7に接続して、容器1を上昇もしくは下降させる際に手段7が同時に移動しな
いようにする。手段7はたとえば壁部とすることができる。第2図には容器1の
2つの位置を示し、下側位置を点線で示す。容器1を上昇および下降させるため
の装置については図示しない。第2図から明らかなように、容器1を上昇および
下降させることにより空隙部を短縮もしくは伸長させると共に距離hを一定に保
つことができる。
第3図は本発明による紡糸装置の他の実施例を示す。この実施例においては偏
向手段2を剛性アーム9により基礎に固定する。アーム9は、容器1に設けられ
た適する出口11まで上昇する。液体が該容器1から損失されないよう防止する
ため、封止用ジャケット10を設け、これは容器1が図示しない装置により下降
する際に簡単に折り畳まれる。
以下、実施例1、2、3および4により本発明を一層詳細に説明する。実施例
1および2はセルロース溶液の紡糸性に対する角度αの作用を示す。実施例4は
紡糸性に対する非回転性偏向手段の有利な作用を示す。実施例1
実質的に第1図に対応する紡糸装置を使用したが、束ね手段としてはEP−A
−0 574 879号による紡糸ファネルを使用した。紡糸口金としては、W
0 95/04173号(参考のためここに引用する)に記載されたものを使用
した。この公知の紡糸口金(穴の個数:3690;穴直径:100μm;ノズル
の外径(穴の最外列)d1:145mm)は、中心に冷却用ガスの供給部を有す
るほぼ回転対称のノズル本体と、セルロース溶液(セルロース13.5%;温度
120℃)の供給部と、紡糸穴を有する精密金属の環状深絞り紡糸挿入体(この
紡糸挿入体はタブ状部分を有する)と、紡糸穴から押出されるセルロース フィ
ラメント(出量:0.025g/min)に冷却用ガス流を指向させて冷却用ガ
ス流(24m3/h)が押出セルロース フィラメントに対し実質的に直角に衝
突するようにした邪魔板とを備える。紡糸挿入体における紡糸穴は互いにほぼ同
一間隔で離間される(穴/穴−距離d0:1000μm)。
空隙部lは15mmの長さを有した。空隙部における空気は24.5℃の温度
と空気1kg当り水4.5gの水分含有量とを有した。
数回の紡糸試験を行い、その際ファネルの束ね点(円筒管とファネル自身との
境界)から紡糸口金表面までの距離hを変化させて関係式
0.1+0.005l≦0.7・d0・(h−1)/h(l=15およびd0=1
000)が満たされるようにすると共に空隙部lを不変に保つた。各試験におい
て、達成しうる最高の最終延伸(すなわち繊維の破断時におけるフィラメントの
最大延伸速度)を測定した。その結果を第1表に示す:
第1表から見られるように、約40°の角度まで最終延伸速度の減少および紡
糸性の低下は観察しえない。しかしながら、45°の角度から上昇すると最大の
最終延伸速度は顕著に減少する。約61°の角度にて、溶液はもはや紡糸しえな
い。実施例2
第2図に対応する紡糸装置を使用し、ここでもWO 95/04173号に記
載されたも(穴の個数:28 392;穴直径:10μm;ノズルの外径(穴の
最外列)d1:155mm;穴/穴−距離d0:500μm)を紡糸口金として使
用した。
使用したセルロース溶液は13.5%のセルロースを含有すると共に120℃
の温度を有した。出量は0.025g/minとした。空隙部lは20mmの長
さを有した。空隙部における空気は12℃の温度と空気1kg当り水5gの水分
含有量とを有した。
フィラメントを円筒状の非回転バー2にて偏向させると共に紡糸浴から斜め上
方向へ延伸した。
空隙部lを不変に保ちながら距離hをここでも変化させ、最大の最終延伸速度
および角度αを測定した。その結果を第2表に示す:
第2表から見られるように、角度αを13°〜34°の範囲で変化させても最
大の最終延伸速度は減少しない。しかしながら、角度αを46°まで増大させる
と最終延伸速度(すなわち紡糸性)は著しく減少する。距離hをさらに減少させ
る(すなわち角度αを増大させる)と、溶液はもはや紡糸しえなくなる。実施例3
実施例2に記載したと同じ紡糸装置を使用したが、ただし空隙部lを30mm
にて一定に保った。距離hをこの場合も変化させた。所定の条件下における溶液
の紡糸安全性を、紡糸欠陥部(フィラメント破断、フィラメント相互間の極端な
付着)の発生により決定した。
15分間より長い時間にわたり実質的に紡糸欠陥部が発生しない場合、紡糸安
全性は高い。15分間以内に紡糸欠陥部が生ずる場合、工業規模での紡糸は連続
的な技術捕助を与える場合のみ可能である。
次いで紡糸安全性を時間指標により規定した。下表3において、「<15mi
n」の指標は紡糸性が良好であることを意味する(実質的に15分間以内に紡糸
欠陥部が発生しない)。たとえば「<10min」の指標は、紡糸を開始してか
ら10分間未満で既に紡糸の中断を必要とする多量の紡糸欠陥部が発生すること
を意味する。
第3表から見られるように、115mmの距離hまで紡糸性は良好である。し
かしながら、hをずっと小さく選択すると本発明により規定された関係式はもは
や満たされず、紡糸性は著しく低下する。これは最後の2つの試験の場合である
。この紡糸特性の低下は、この実施例で明かに45°未満の角度αにて既に生ず
る。実施例4
アミン酸化物法によりセルロース繊維を製造するためのパイロットプラントに
おいて、フィラメントを本発明による紡糸装置の紡糸浴にて偏向させる方法を多
くの個々の試験で検査した。
多くの設計(平滑表面もしくはリブ付き表面を有するガラス棒を含むロール)
を有する回転対称の回転性偏向手段を試験した。これら試験にて、偏向手段がそ
れ自身の軸線を中心として回転すると直ちにフィラメントは短時間内で偏向ロー
ルの周囲に絡み付くことが反復して見られた。この絡み付きの理由は、明かに紡
糸浴にて繊維がしばしば破断し、回転する偏向ロールにより集められ、偏向ロー
ルにより引摺られ、さらに他のフィラメントの引摺りにより絡み付きを増大させ
ることにある。この過程で紡糸フィラメントは、偏向手段に絡み付いたフィラメ
ントを最終製品の悪化を意味する機械的介入により除去せねばならないので劣化
する。
回転性偏向ロールを使用する場合、紡糸過程は偏向手段に絡み付いた繊維を除
去すべく30分間未満で中断せねばならないことが示された。
偏向手段の回転を、たとえばこの手段を剛性手段として設計すると共に他のパ
ラメータを維持することにより阻止すれば、実質的に絡み付きは生じない。この
ようにして、連続紡糸法を数時間にわたり維持しうることが示された。したがっ
て、回転性偏向手段の使用は回避せねばならない。満足しうる操作を保証するに
は、できれば全ての偏向手段を非回転性手段として設計する必要がある。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B
Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES
,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,
KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M
D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL
,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,
TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 シェレンプフ、クリストフ
オーストリア国 アー−4701 バート シ
ャーラーバッハ シュティフターシュトラ
ーセ 24
(72)発明者 フィルゴ、ハインリッヒ
オーストリア国 アー−4840 フェックラ
ブルック オーバーシュタットグリース
7/4
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. フィラメントを押出すための紡糸穴を有する紡糸口金と、 前記押出フィラメントを紡糸穴から供給された直後に冷却しうる送風装置と、 紡糸浴液を含有する容器と、 前記紡糸浴液中に設けられて前記押出フィラメントを束ねるための束ね手段と、 前記紡糸浴液の表面に対する前記紡糸口金の距離として規定される空隙部と を備える乾式/湿式紡糸法によるアミン酸化物法を行うための紡糸装置において 、前記束ね手段は前記紡糸浴液の表面に対する垂線に関しフィラメントにより形 成される角度(α)が45°を越えないような前記紡糸口金からの距離に位置し 、 関係式 0.1+0.005l≦0.7・d0・(h−1)/hが満たされ、式中d0は前 記紡糸口金における紡糸穴と隣接紡糸穴との間の距離(mm)であり、hは前記 紡糸口金に対する前記束ね手段の距離(mm)であり、lは前記空隙部(mm) であり、さらに 0.4mm≦d0≦2mm、および 0mm<l<60mm であることを特徴とする紡糸装置。 2. 前記束ね手段(2)が、フィラメント(4;5)を束ねるだけでなく偏向 をも行う偏向手段(2)として設計されたことを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の紡糸装置。 3. 前記偏向手段(2)が、フィラメント(4;5)を偏向させる際に回転し ないよう設計されたことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の紡糸装置。 4. 前記角度(α)が20°を越えないことを特徴とする請求の範囲第1〜3 項のいずれか一項に記載の紡糸装置。 5. フィラメントを押出すための紡糸穴を有する紡糸口金と、 前記押出フィラメントを紡糸穴から供給された直後に冷却しうる送風装置と、 紡糸浴液を含有する容器と、 前記紡糸浴液中に設けられて前記押出フィラメントを束ねると共に偏向させるた め束ね手段と、 前記紡糸浴液の表面に対する紡糸口金の距離として規定される空隙部と を備える乾式/湿式紡糸法によるアミン酸化物法を行うための紡糸装置において 、前記偏向手段(2)はフィラメント(4;5)を偏向させる際に回転しないよ う設計されたことを特徴とする紡糸装置。 6. 前記紡糸口金が: ガスを冷却するための供給部を中心に有する実質的に回転対称のノズル体と、 セルロース溶液のための供給部と、 紡糸穴を有する環状紡糸挿入体と、 冷却用ガス流を紡糸穴から押出されるフィラメントの方向に偏向させて冷却用ガ ス流が実質的に直角にフィラメントに衝突するようにした邪魔板と を備えることを特徴とする請求の範囲第1〜5項のいずれか一項に記載の紡糸装 置。 7. 紡糸浴液を含有する前記容器がこの容器を紡糸口金に対し接近離間して垂 直方向に移動させうる上昇装置に接続され(したがって距離lは変化する)、さ らに前記束ね手段は距離hを前記移動にも拘らず一定に保つよう配置されたこと を特徴とする請求の範囲第1〜6項のいずれか一項に記載の紡糸装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| AT0239194A ATA239194A (de) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | Vorrichtung zur durchführung eines trocken-/nassspinnverfahrens |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09509704A true JPH09509704A (ja) | 1997-09-30 |
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ID=3533492
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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