JPH09511533A - 顆粒状漂白組成物 - Google Patents

顆粒状漂白組成物

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JPH09511533A JP7524041A JP52404195A JPH09511533A JP H09511533 A JPH09511533 A JP H09511533A JP 7524041 A JP7524041 A JP 7524041A JP 52404195 A JP52404195 A JP 52404195A JP H09511533 A JPH09511533 A JP H09511533A
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Abstract

(57)【要約】 有効酸素の供給源、キレート化剤のような安定剤をケイ酸のアルカリ金属塩と共に含んでなる顆粒状の洗濯組成物を開示する。このような組成物により、漂白活性が長時間にわたって保持される洗浄溶液を生成することができる。場合によっては、上記組成物は、更に汚れ懸濁剤を含むことができ、洗浄溶液のpHを9.5以下に保持することによって、粒状汚れ(粘土)に対するクリーニング性能を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 顆粒状漂白組成物 技術分野 本発明は、ソーキング条件下での布帛のクリーニングに関する。更に具体的に は、布帛のソーキング用の顆粒状組成物であって、長時間のソーキングにより布 帛のクリーニングおよび/または消毒に最適性能を示すものが記載される。 背景技術 典型的にはソーキング条件で用いる目的で処方された組成物は、長時間の後に もその漂白能力を保持しているのが望ましい。これは、乳幼児のナプキンのよう な汚れの酷い布帛の消毒および/またはクリーニングなどの用途では更に望まし い。このような用途には、ペルオキシヒドラート化合物を用いることが当該技術 分野では知られている。このペルオキシヒドラート化合物は、溶液状態では酸化 剤である過酸化水素を放出する。 しかしながら、長時間のソーキングの後に使用するように設計された組成物で のこのようなペルオキシヒドラート化合物の使用は、洗浄溶液でのこれらの漂白 剤が比較的不安定であるため限定されていた。実際に、洗浄溶液中でのこのよう な漂白剤は比較的不安定であるため、この洗浄溶液は汚れの酷い布帛のクリーニ ングおよび/または消毒に要する長時間にわたってその漂白活性を保持しない。 事実、このようなペルオキシヒドラート化合物によって生成した過酸化水素は、 水道水にしばしば見られる鉄、銅およびマンガンのような重金属のイオンの存在 によって、また洗浄溶液中の糞便や尿のような汚れなどの汚れたナプキンによっ て提供されるバクテリアや有機物質の存在によって、速やかに分解される。 実際に、このような重金属イオンの存在は、顆粒状ソーキング組成物の使用条 件では不可避である。この問題を解決するため、米国特許第4,405,482 号明細書には、顆粒状組成物でのキレート化剤、すなわちジエチレントリアミノ 五酢酸および硫酸マグネシウムのような安定剤の使用が開示されている。硫酸マ グネシウムは、顆粒状組成物で得られた洗浄溶液中で過酸化水素を安定化させ、 水を硬水にするのであり、ジエチレントリアミン五酢酸は、過酸化水素の酸化作 用によってそれ自身では分解しない金属イオンを中和するのである。 しかしながら、更に長時間の漂白効果を示すソーキング条件で用いられる顆粒 状組成物の開発のため弛まぬ努力が払われている。 従って、本発明の目的は、有効酸素の供給源を含んでなる顆粒状組成物を提供 することにより、この組成物を水に溶解したときに生成する有効酸素の経時的分 解を減少させることである。 ケイ酸のアルカリ金属塩またはその混合物を、有効酸素の供給源を含んでなる 顆粒状のソーキング組成物に添加することにより、これを用いて得られる洗浄溶 液で起こる有効酸素の分解が減少することを見いだした。更に具体的には、有効 酸素の供給源とキレート化剤のような安定剤を、ケイ酸のアルカリ金属塩、例え ばケイ酸ナトリウムと共に含んでなる顆粒状組成物は、ケイ酸ナトリウムを含ま ないこと以外は同じ組成物と比較して長時間の後でも漂白能が保持される溶液を 生成することを見いだした。換言すれば、顆粒状組成物でキレート化剤のような 他の安定剤の他にケイ酸のアルカリ金属塩を使用することにより、24時間以上 活性が大きいままであり、かつ長時間の衛生状態および/またはクリーニングお よび/または漂白能を提供し、多様な水供給品質によりまたは汚れの酷い布帛、 例えば乳幼児のナプキンと関する汚れによって、余り影響を受けない洗浄溶液が 提供される。 もう一つの利点は、有効酸素の供給源を漂白活性剤と共に含んでなる組成物で も、ケイ酸のアルカリ金属塩の有効酸素の分解を減少させる効果が見られたこと である。 発明の開示 本発明による組成物は、有効酸素の供給源とジエチレントリアミノ五酢酸とを 含んでなる顆粒状組成物である。この組成物は、更にケイ酸のアルカリ金属塩ま たはその混合物を含んでなる。 本発明は、さらにケイ酸のアルカリ金属塩またはその混合物の、有効酸素の供 給源を含んでなる顆粒状洗濯組成物での使用により、この組成物の水への溶解に より生成した有効酸素の経時的分解が減少することも包含している。 本発明は、さらに有効酸素の供給源による布帛の処理方法において、この有効 酸素の供給源とケイ酸のアルカリ金属塩またはその混合物とを含んでなる顆粒状 組成物を水に溶解し、布帛をこの希釈組成物に浸漬したままにした後、洗浄して 乾燥させるか、すすいで乾燥させる方法も包含する。 発明を実施するための最良の形態 本発明による組成物は、第一の本質的成分として、有効酸素の供給源を含む。 「有効酸素の供給源」とは、ここでは活性酸素を放出するペルオキシ化合物また はその混合物を意味する。このペルオキシ化合物は、過酸化水素または過酸化水 素の任意の付加化合物、または有機ペルオキシ酸またはその混合物であることが できる。過酸化水素の付加化合物とは、第二の化合物であって、例えば無機塩、 尿素または有機カルボン酸塩などの付加化合物を提供するものに過酸化水素を付 加させることによって形成される化合物を意味する。過酸化水素の付加化合物の 例としては、無機のペルヒドラート塩、過酸化水素が有機カルボン酸塩、尿素お よび過酸化水素が包接化している化合物と共に形成する化合物が挙げられる。 無機ペルヒドラート塩の例としては、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩およ び過ケイ酸塩が挙げられる。この無機ペルヒドラート塩は、通常はアルカリ金属 塩である。 過炭酸、過ホウ酸またはそれらの混合物のアルカリ金属塩は、本発明による組 成物に包含される好ましい無機ペルヒドラート塩である。本発明で用いられる過 炭酸の好ましいアルカリ金属塩は、過炭酸ナトリウムである。過炭酸ナトリウム は、結晶性固形物として市販されている。ほとんどの市販の材料は低濃度の重金 属イオン封鎖剤、例えばEDTA、1−ヒドロキシエチリデン、1,1−ジホス ホン酸(HEDP)またはアミノーホスホネートを含み、これらは製造工程中に 取り込まれる。本発明で用いられる好ましい過ホウ酸のアルカリ金属塩は、過ホ ウ酸ナトリウムである。本発明のためには、過炭酸塩または過ホウ酸塩はこれ以 上保護を行なうことなく洗剤組成物に取り込むことができる。 過炭酸塩の製造に用いられる炭酸ナトリウムに含まれる重金属は、反応混合物 に金属イオン封鎖剤を加えることによって制御することができるが、この過炭酸 塩は生成物の他成分中の不純物として含まれる重金属から保護するのが好ましい 。生成物中の鉄、銅およびマンガンの総濃度は25ppmを超過せず、好ましく は20ppm未満とし、その保管中に過炭酸塩の安定性に許容できないほどの悪 影響が起こらないようにすべきであることが分かった。 本発明による組成物は、有効酸素の供給源を総組成物の10重量%〜80重量 %、好ましくは15重量%〜50重量%、更に好ましくは20重量%〜45重量 %含んでいる。本発明の組成物を通常の条件下で用いて洗浄溶液を生成させる場 合、すなわち本発明による組成物15〜70gを水約7リットルに溶解させると きには、この洗浄溶液は、有効酸素を洗浄溶液の総量の0.3重量%〜11重量 %、好ましくは0.45重量%〜7重量%、更に好ましくは0.6重量%〜6. 2重量%含んでいる。「有効酸素」とは、ここでは洗浄液中の過酸化水素を還元 することによって放出される活性酸素を意味する。この過酸化水素は、それ自身 は活性酸素を放出するペルオキシ化合物によって放出されるものであるが、ここ では利用可能な酸素の供給源という名称で一般的に定義する。 第二の本質的化合物として、本発明の組成物は、キレート化剤のような安定剤 としてジエチレントリアミノ五酢酸を含んでいる。このキレート化剤は、洗浄溶 液中の遊離の重金属イオンの濃度の制御を助けるので、本発明の組成物の有効酸 素の供給源によって放出される過酸化水素の速やかな分解が回避される。他の適 当なアミノカルボキシレートキレート化剤、例えばエチレンジアミン四酢酸塩( EDTA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ニトリロ三酢酸 塩、エチレンジアミン四プロピオン酸塩、トリエチレンテトラアミン六酢酸塩、 およびエタノールジグリシン、これらのアルカリ金属アンモニウムおよび置換ア ンモニウム塩、またはそれらの混合物を、本発明の組成物に用いることもできる 。更に好適キレート化剤としては、エチレンジアミン−N,N′−二コハク酸( EDDS)またはそのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは置 換アンモニウム塩、またはそれらの混合物が挙げられる。特に好適なEDDS化 合物は、遊離酸型、およびナトリウムまたはマグネシウム塩またはそれらの錯体 である。さらに、他の適当なキレート化剤は、アミノアルキレンポリ(アルキレ ンホスホネート)、アルカリ金属エタン−1−ヒドロキシジホスホネート、ニト リロトリメチレンホスホネート、エチレンジアミンテトラメチレンホスホネート 、およびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートなどの有機ホスホネ ートであってもよい。これらホスホネート化合物は、その酸型またはその金属ア ルカリ塩の形態のいずれで存在することもできる。有機ホスホネート化合物が含 まれるときには、そのマグネシウム塩の形態であるのが好ましい。 本発明による組成物は、キレート化剤を組成物の総量の0.01重量%〜5重 量%、好ましくは0.05重量%〜2重量%、更に好ましくは0.1重量%〜1 重量%含んでいる。 第三の本質的化合物としては、本発明の組成物は更にケイ酸のアルカリ金属塩 またはその混合物も含んでいる。本発明で用いられる好ましいケイ酸のアルカリ 金属塩はケイ酸ナトリウムである。本発明の組成物を溶解したとき、洗浄溶液中 に生成した有効酸素の分解は、この洗浄溶液中にケイ酸ナトリウムが少なくとも 40ppm存在することによって減少することを見いだした。従って、本発明は 、ケイ酸のアルカリ金属塩またはその混合物を組成物総量の0.5重量%〜15 重量%、好ましくは1重量%〜10重量%、更に好ましくは2重量%〜7重量% 含んでいる。 このケイ酸のアルカリ金属塩の結晶性形態並びに非晶質形態、またはその混合 物などの任意の種類のケイ酸のアルカリ金属塩を、本発明の組成物で用いること ができる。本発明では、ケイ酸ナトリウムの結晶性形態並びに非晶質形態または その混合物を用いるのが好ましい。 本発明に従って用いられるケイ酸ナトリウムの好適な結晶性形態は、粒状式(g ranular formula)の結晶性の層状ケイ酸塩、またはその混合物である。 NaMSixO2x+1・yH2O (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0 〜20の数である。)この種類の結晶性の層状ケイ酸ナトリウムはEP−A−1 64514号明細書に開示されており、その製造法はDE−A−3417649 号およびDE−A−3742043号明細書に開示されている。本発明のために は、上記一般式中のxの値は2、3または4であり、好ましくは2である。更に 好ましくは、Mはナトリウムであり、yは0であり、この式の好ましい例はNa2 Si2O5のa、b、gおよびd形態を含んでいる。これらの材料は、Hoechst A G、西ドイツ国からそれぞれNaSKS−5、NaSKS−7、NaSKS−1 1およびNaSKS−6として発売されている。最も好ましい材料はd−Na2 Si2O5、すなわちNaSKS−6である。結晶性の層状ケイ酸塩は、乾燥した 混合固形物としても、または他の成分を有する凝集体の固形成分としても配合さ れる。 本発明で用いられるケイ酸ナトリウムの適当な非晶質形態は、下記の一般式ま たはその混合物を有する。 NaMSixO2x+1 (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数である)本発明 で用いるのに好ましいものは、非晶質形態のSi2O5Na2Oである。 本発明で用いられる他の好適なケイ酸塩のアルカリ金属塩は、下記の経験式を 有するアルミノケイ酸塩などである。 Mz(zAlO2・ySiO2) (式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムであ り、zは約0.5〜約2であり、yは1である。)この材料は、無水アルミノケ イ酸塩1g当たりCaCO3硬度の少なくとも約50mg当量のマグネシウムイ オン交換容量を有する。好ましいアルミノケイ酸塩は、下記の式を有するゼオラ イトである。 Nazi(AlO2)z(SiO2)yu・xH2O (式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約 0.5の範囲にあり、xは約15〜約264の整数である) 有用なアルミノケイ酸塩イオン交換材料は市販されている。これらのアルミノ ケイ酸塩は、構造が結晶性または非晶質であることができ、天然に存在するアル ミノケイ酸塩であることもまたは合成によって誘導することもできる。アルミノ ケイ酸塩イオン交換材料の製造法は、Krummelらに1976年10月12日に発 行された米国特許第3,985,669号明細書に開示されている。本発明で用 いられる好ましい合成の結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、Zeolite A 、Zeolite P(B)およびZeo1ite Xの名称で発売されている。特に好ましい態様で は、結晶性のアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、下記の式を有する。 Na12i(AlO2)12(SiO2)12u・xH2O (式中、xは20〜30、特に約27である)この材料はZeolite Aとして知ら れている。好ましくは、アルミノケイ酸塩の粒度は、直径が約0.1〜10ミク ロンである。 本発明で用いられる他の好適なケイ酸塩は、Mg3(OH)4Si2O5などのケ イ酸マグネシウムである。 本発明による組成物は、過酸化水素を部分的に安定化させ、組成物を用いる洗 浄溶液中の水を硬水にするマグネシウム化合物を含んでいる。本発明の組成物は 、好ましくはマグネシウム化合物、例えば硫酸マグネシウムを組成物総量の0. 1重量%〜5重量%、好ましくは0.5重量%〜3重量%含んでいる。 当然のことながら、本発明による組成物は、アルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩お よび硫酸塩のような無機充填剤塩を含むことができる。このような充填剤、例え ば重炭酸ナトリウムは、後記のように酸性化剤として作用することもできる。従 って、重炭酸ナトリウムおよび硫酸ナトリウムが、本発明で用いられる好ましい 充填剤材料である。 本発明によれば、組成物中に含まれる成分によって汚れの除去、クリーニング 、脱臭、増白、漂白および/または消毒を行なう組成物を製造することが可能に なる。従って、本発明による組成物は、蛍光増白剤、オレフィンおよびワックス などの防塵剤、酵素、他のキレート化剤、分散剤、界面活性剤、再付着防止剤、 汚れ懸濁剤、ビルダー、フタロシアニンスルホン酸Znのような光活性化漂白剤 、染料、移染防止剤、顔料および香料などの任意成分を含むことができる。この 任意成分は、所望により様々な量で添加することができる。 実際に、本発明で特に好ましいものは、長時間の漂白特性、すなわちこの組成 物を水に溶解したときに提供される長時間の有効な漂白作用の他に、靴下などの 泥/粘土を含む汚れで汚れた布帛に良好なクリーニング性能も提供する組成物で ある。従って、本発明の組成物は、汚れ懸濁剤も含むことができる。本発明の組 成物で用いられる「再付着防止剤」の名称でも当該技術分野で知られている好適 な汚れ懸濁剤としては、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよび ヒドロキシエチルセルロースのようなセルロース誘導体、ホモ−またはコ−ポリ マー性のポリカルボン酸またはそれらの塩、およびポリアミノ化合物が挙げられ る。この種類のポリマーとしては、ポリアクリル酸塩、および無水マレイン酸と エチレン、メチルビニルエーテル、アクリル酸またはメタクリル酸とのコポリマ ーが挙げられ、無水マレイン酸はEP−A−137669号明細書に詳述されて いるコポリマーの少なくとも20モル%を構成している。他の有用なポリマー性 材料は、ポリエチレングリコール、特に分子量が1000〜10000、更に好 ましくは2000〜8000のものである。 従って、本発明の組成物は、汚れ懸濁剤またはその混合物を、組成物総量の2 0重量%まで、好ましくは3重量%〜15重量%、更に好ましくは5重量%〜1 4重量%、最も好ましくは7重量%〜14重量%含んでいる。 最適であるが極めて好ましい成分として、本発明による組成物は酸性化剤も含 んでいる。この酸性化剤の目的は、洗浄溶液中に含まれる有効酸素の供給源およ び任意のアルカリ性化合物によって生じるアルカリ度を制御することである。こ の系は、無水の酸性化剤またはその混合物を含み、これは無水形態で生成物に配 合し、酸化環境で良好な安定性を有する必要がある。本発明で用いられる好適な 無水の酸性化剤は、クエン酸、コハク酸、アジピン酸、グルタル酸、3−ケトグ ルタル酸、シトラマル酸、酒石酸およびマレイン酸のようなカルボン酸、または それらの塩またはそれらの混合物である。他の好適な酸性化剤としては、重炭酸 ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、およびケイ酸が挙げられる。本発明で用い られる好ましい酸性化系は、クエン酸および/またはクエン酸ナトリウム、およ び場合によっては重炭酸塩を含んでいる。酸性化系として極めて好ましいものは 、クエン酸である。実際、クエン酸は無水の形態で市販されており、これはビル ダ ーおよびキレート化剤としても作用し、これは生物学的分解性である。本発明に よる組成物は、無水のクエン酸を組成物総量の20重量%まで、好ましくは5% 〜15%、最も好ましくは約10%含んでいる。 本発明の組成物、特に洗浄溶液のpHを制御し、それを9.5以下に保持する 目的で汚れ懸濁剤をさらに含んでなるものを処方することによって、この組成物 は泥/粘土を含む汚れのクリーニング性能を高めることができることを見いだし た。従って、本発明により用いられる好ましい組成物は、酸性化剤系を含み、有 効酸素の供給源、ケイ酸および含まれている場合には炭酸塩のアルカリ金属塩の 酸性化剤系に対する重量比は4より小さく、好ましくは3.5より小さい。 任意であるが極めて好ましい成分は、ペルオキシカルボン酸漂白剤、または普 通は漂白活性剤と呼ばれているその前駆体であって、小球状の(prilled)または 凝集した形態で添加するのが好ましい。この種の好適な化合物の例は、英国特許 GB1586769号およびGB2143231号明細書に開示されており、小 球上の形態へのそれらの形成法は、公表された欧州特許出願EP−A−6252 3号明細書に記載されている。このような化合物の好ましい例は、テトラアセチ ルエチレンジアミン(TAED)、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシ ベンゼンスルホン酸ナトリウム、米国特許第4,818,425号明細書などに 記載されているジペルオキシドデカン酸、米国特許第4,259,201号明細 書などに記載されているペルオキシアジピン酸のノニルアミド、および欧州特許 出願第91870207.7号明細書などに記載されているn−ノナノイルオキ シベンゼンスルホン酸塩(NOBS)およびアセチルトリエチルクエン酸塩(A TC)である。また、置換または未置換ベンゾイルカプロラクタム、オクタニル カプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラクタム、デ カノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ホルミルカプロラク タム、アセチルカプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタノ イルカプロラクタム、ペンタノイルカプロラクタムからなる群から選択されるN −アシルカプロラクタムも特に好ましい。本発明の組成物は、上記の漂白活性剤 の一つまたはその混合物を含むことができる。 本発明の組成物に用いられる漂白活性剤の好ましい混合物は、n−ノナノイル オキシベンゼンスルホン酸塩(NOBS)を、ジアシルペルオキシドを生成する 傾向は低いが洗浄液に主として過酸を放出する第二の漂白活性剤と共に含んでい る。この第二の漂白活性剤としては、テトラアセチルエチレンジアミン(TAE D)、アセチルトリエチルクエン酸塩(ATC)、アセチルカプロラクタム、ベ ンゾイルカプロラクタムなど、またはその混合物が挙げられる。この漂白活性剤 の混合物は、本発明の組成物、特に汚れ懸濁剤も含んでいるものを処方して、洗 浄溶液のpHを9.5以下にする本発明の態様で好ましく用いられる。実際に、 n−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸塩および上記第二の漂白活性剤を含ん でなる漂白活性剤の混合物をも含む上記の本発明の組成物は、粒状汚れ(粘土) クリーニング性能を高め、同時にジアシルペルオキシドに感受性の汚れ(例えば 、β−カロテン)および過酸に感受性の汚れ(例えば、体の汚れ)に対して良好 な性能を示すことを見いだした。 従って、本発明の一態様では、組成物は、n−ノナノイルオキシベンゼンスル ホン酸塩を組成物総量の3重量%を上回る量、好ましくは4重量%〜10重量% 、更に好ましくは5重量%〜7重量%、および上記の第二の漂白活性剤またはそ の混合物を組成物総量の0.5重量%を上回る量、好ましくは2重量%〜8重量 %、更に好ましくは5重量%〜7重量%含むことができる。 本発明による組成物は、乾式混合、噴霧乾燥、乾燥凝集、および造粒、および それらの組み合わせなどの当該技術分野で周知の様々な方法によって製造するこ とができる。 本発明による組成物は、様々な嵩密度を有する、通常の顆粒生成物からいわゆ る「濃縮した」生成物(すなわち、嵩密度が600g/リットルを上回るもの) までのものを製造することができる。 本発明は、有効酸素の供給源を含む顆粒状組成物において、ケイ酸のアルカリ 金属塩またはその混合物を使用することによって、この組成物を水に溶解したと きに生成する有効酸素の経時的分解を減少させることも包含する。 「有効酸素の分解を減少させる」とは、本発明では、本発明の組成物を用いて 上記洗浄溶液を生成させるときには、ケイ酸のアルカリ金属塩を含まないこと以 外は同じ組成のものと比較して、24時間後に測定した場合にも、洗浄溶液中の 有効酸素の量が高いことを意味している。アルカリ金属塩の有効酸素の分解を減 少させるケイ酸の効果、すなわち洗浄中を通じてより高濃度の有効酸素を保持す る現象は、ヨウ化物およびチオ硫酸塩を滴定薬としておよび澱粉を指示薬として 用いる標準的な間接酸化還元滴定を用いて測定することができる。この方法は、 文献に記載されており、例えば、「Analisi Chimica Quantitativa,Emilio Bot tari,Arnaldo Liberti,1983,p.308」を参照されたい。 本発明は、有効酸素の供給源、ケイ酸のアルカリ金属塩、および場合によって は炭酸塩を含んでなる洗濯組成物での酸性化系の使用であって、有効酸素の供給 源、ケイ酸および含まれている場合には炭酸塩のアルカリ金属塩に対する上記酸 性化系の重量比が4を下回るようにすることによって、この組成物を水に溶解し て得られる希釈組成物(洗浄溶液)のpHを9.5以下に保持し、これによって 泥/粘土を含む汚れに対するクリーニング性能を改良することも包含する。好ま しい態様では、上記組成物は、汚れ懸濁剤および/またはキレート化剤、および /または漂白活性剤も含んでいる。更に好ましい態様では、上記組成物は、漂白 活性剤の混合物であって、n−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸塩および第 二の漂白活性剤を含み、この第二の漂白活性剤がテトラアセチルエチレンジアミ ン、アセチルトリエチルクエン酸塩、アセチルカプロラクタム、ベンゾイルカプ ロラクタム、またはその混合物の群から選択されるものである混合物を含んでお り、好ましくは上記組成物はn−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸塩を組成 物総量の3重量%を上回る量および上記第二の漂白活性剤を組成物総量の0.5 重量%を上回る量含んでいる。 本発明は、有効酸素の供給源で布帛を処理する方法において、この有効酸素の 供給源、およびケイ酸のアルカリ金属塩またはその混合物を含んでなる顆粒状組 成物を水で希釈し、布帛をこの希釈組成物(洗浄溶液)に浸漬させた後、すすぎ を行なって乾燥させ、または洗浄して乾燥させる方法も包含する。 「洗浄する」とは、本発明では、本発明の布帛の処理法によって行なう浸漬工 程の後に洗浄工程を行なうことができ、この洗浄工程は、自動洗濯機による洗浄 および/または手洗いを含むことを意味している。 本発明の組成物は、乳幼児の浸出物で汚染された乳幼児のナプキン、下着およ び衣類の処理に用いるのに特に好適である。 それぞれの処方物によっては、この組成物は、泥/粘土汚れで汚染された靴下 および下着および衣類の処理に用いるのにも特に好適である。本発明の組成物は 、高温および低温の水での長時間の浸漬したときに用いるのにも特に好適である 。 実験データー 1) A部 下記の組成物を、表記の成分を表記の比率で用いて作成する。 2) B部 上記の組成物を、それぞれ上記組成物を用いて生成した洗浄溶液に含まれる有 効酸素の量に関して評価した。 実験は、現実的な浸漬条件を模して行なった。このために、硬水(17g/u sガロン)、およびEMPA研究所からの血液、ワイン、コーヒー、草、および 皮脂の綿布上での汚れ標準品を用いた。 洗浄溶液は、組成物1、2、3および4のそれぞれ30gを水7リットルに溶 解することによって調製した。これらの洗浄溶液は60℃で調製し、約25℃の 周囲温度で24時間保持した。洗浄溶液のそれぞれに残っている有効酸素含量を 、1時間、6時間、16時間および24時間の時間に測定した。 洗浄溶液に残っている有効酸素含量の測定に用いた方法は、ヨウ化物およびチ オ硫酸塩を滴定薬としておよび澱粉を指示薬として用いる標準的な間接酸化還元 滴定であった。 下表に、ケイ酸ナトリウムを含むおよび含まない上記組成物について得られた 、これらの組成物を用いて上記洗浄溶液を調整した後様々な時間に洗浄溶液に保 持されている有効酸素(AvO2)の%に関する結果を示す。 これらの結果は、過炭酸塩およびケイ酸ナトリウムを含む組成物(組成物2) は、ケイ酸ナトリウムを含まないこと以外は同じ組成物(組成物1)と比較して 、有効酸素の量が、長時間の浸漬時間、例えば24時間の後でも高い洗浄溶液を 生じることができることを示している。これは、ケイ酸ナトリウムを用いること によって、洗浄溶液中で生成した有効酸素の分解が減少し、これによって長時間 の後にもこの洗浄溶液の漂白能が保持されることを明確に示している。組成物2 および3で得られた結果は、同等なものである。実際に、ケイ酸ナトリウムはキ レート化剤のような他の既知の安定剤と比較すると、同様な利益が得られる。し かしながら、洗浄/浸漬溶液を調製する目的で設計された組成物に、キレート化 剤、 例えばジエチレントリアミノ五酢酸および硫酸マグネシウムのような他の安定剤 に加えて、ケイ酸ナトリウムを添加すると、この洗浄溶液中の有効酸素は24時 間後には最初の有効酸素の88%までに保持される。これは、本発明の組成物の 使用に伴う全般的に改良された性能、例えば更に良好な消毒および/またはクリ ーニングを表している。 実施例 本発明による組成物の他の例は、下記の通りである。下記の組成物を、表記の 成分を表記の比率で用いて作成する。 上記の組成物は、浸漬溶液を生成させるのに用いると、市販の製品と比較して 全般的に改良された性能を示す。これらの組成物は、クリーニング、脱臭、漂白 、消毒および/または汚れ除去に関して有効である。例えば、組成物5は、布帛 (例えば、下着および/または衣類)を処理するため浸漬条件で用いると、粒状 汚れ(粘土)、ジアシルペルオキシドに感受性の汚れ(例えばβ−カロテン)お よび過酸に感受性の汚れ(例えば、シャツのカラー、体の汚れ)に対して最適の 性能を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C11D 7/54 9546−4H C11D 7/54 (72)発明者 フレイジア,エリー マーリー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 スプリング、グローブ、アベニュ、5299

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 有効酸素の供給源およびジエチレントリアミノ五酢酸を含んでなる顆粒 状組成物であって、前記組成物が更にケイ酸のアルカリ金属塩またはその混合物 を含んでなることを特徴とする顆粒状組成物。 2. 前記の有効酸素の供給源を組成物総量の10重量%〜80重量%、好ま しくは15重量%〜50重量%、更に好ましくは20重量%〜45重量%含んで なる、請求の範囲第1項に記載の組成物。 3. 前記の有効酸素の供給源が、活性酸素を放出するペルオキシ化合物、ま たはその混合物、好ましくは過炭酸、過ホウ酸またはそれらの混合物のアルカリ 金属塩、更に好ましくは過炭酸ナトリウムまたは過ホウ酸ナトリウムまたはそれ らの混合物である、請求の範囲第1項または第2項に記載の組成物。 4. 前記のケイ酸のアルカリ金属塩を、組成物総量の0.5重量%〜15重 量%、好ましくは1重量%〜10重量%、更に好ましくは2重量%〜7重量%含 んでなる、請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の組成物。 5. 前記ケイ酸のアルカリ金属塩がケイ酸ナトリウムである、請求の範囲第 1〜4項のいずれか1項に記載の組成物。 6. 前記ケイ酸ナトリウムが、非晶質形態、結晶性形態、またはそれらの混 合物である、請求の範囲第5項に記載の組成物。 7. 前記の非晶質形態のケイ酸ナトリウムが、一般式 NaMSixO2x+1 (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数である)または その混合物である、請求の範囲第6項に記載の組成物。 8. 前記の結晶性形態のケイ酸ナトリウムが、顆粒式 NaMSixO2x+1・yH2O (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0 〜20の数である)を有する結晶性の層状ケイ酸塩、またはその混合物である、 請求の範囲第6項に記載の組成物。 9. 前記ケイ酸ナトリウムが、式 Nazi(AlO2)z(SiO2)yu・xH2O (式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約 0.5の範囲にあり、xは約15〜約264の整数である)を有するゼオライト である、請求の範囲第6項に記載の組成物。 10. 前記組成物が更に硫酸マグネシウムを含んでなる、請求の範囲第1〜 9項のいずれか1項に記載の組成物。 11. 前記組成物が、更に汚れ懸濁剤またはその混合物を組成物総量の20 重量%まで、好ましくは3重量%〜15重量%、更に好ましくは5重量%〜14 重量%含んでなる、請求の範囲第1〜10項のいずれか1項に記載の組成物。 12. 前記組成物が、更に酸性化剤系を含んでなり、この酸性化剤系が好ま しくはクエン酸および/またはクエン酸ナトリウムおよび場合によっては重炭酸 塩を含んでなる、請求の範囲第1〜11項のいずれか1項に記載の組成物。 13. 有効酸素の供給源、ケイ酸のアルカリ金属塩および含まれる場合には 炭酸塩の前記の酸性化剤系に対する重量比が4より小さく、好ましくは3.5よ り小さい、請求の範囲第12項に記載の組成物。 14. 前記組成物が、更に漂白活性剤またはその混合物を含んでなる、請求 の範囲第1〜13項のいずれか1項に記載の組成物。 15. 前記組成物がn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネートおよび第二 の漂白活性剤を含んでなり、前記第二の漂白活性剤がテトラアセチルエチレンジ アミン、アセチルトリエチルシトレート、アセチルカプロラクタム、ベンゾイル カプロラクタムまたはまたはそれらの混合物の群から選択され、好ましくは前記 組成物はn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネートを組成物総量の3重量%を 上回る量、および前記第二の漂白活性剤を組成物総量の0.5重量%を上回る量 で含んでなる、請求の範囲第14項に記載の組成物。 16. 有効酸素の供給源を含んでなる顆粒状洗濯組成物であって、ケイ酸の アルカリ金属塩またはその混合物を用いることにより、前記組成物を水に溶解し たときに生成する、有効酸素の経時的分解を減少させることを特徴とする、使用 。 17. 前記組成物が、更にキレート化剤、汚れ懸濁剤、漂白活性剤、酸性化 剤系、またはそれらの混合物を含んでなる、顆粒状の洗濯組成物における、請求 の範囲第16項に記載のケイ酸のアルカリ金属塩の使用。 18. 有効酸素の供給源、ケイ酸のアルカリ金属塩および場合によっては炭 酸塩を含んでなる洗濯組成物における酸性化剤系の使用であって、有効酸素の供 給源、ケイ酸のアルカリ金属塩および含まれる場合には炭酸塩の前記の酸性化剤 系に対する重量比が4より小さいことにより、前記組成物を水に溶解することに よって得られる希釈組成物(洗浄溶液)のpHを9.5以下に保持することによ って、泥/粘土を含む汚れのクリーニング性能を改良することを特徴とする、使 用。 19. 洗濯組成物であって、前記組成物が更にキレート化剤、汚れ懸濁剤、 漂白活性剤またはそれらの混合物を含んでなる、請求の範囲第18項に記載の酸 性化系の使用。 20. 洗濯組成物であって、前記組成物がn−ノナノイルオキシベンゼンス ルホネートおよび第二の漂白活性剤を含んでなり、前記第二の漂白活性剤がテト ラアセチルエチレンジアミン、アセチルトリエチルシトレート、アセチルカプロ ラクタム、ベンゾイルカプロラクタム、またはそれらの混合物の群から選択され 、好ましくは前記組成物がn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネートを組成物 総量の3重量%を上回る量、および前記の第二の漂白活性剤を組成物総量の0. 5 重量%を上回る量で含んでなる、請求の範囲第19項に記載の酸性化剤系の使用 。 21. 有効酸素の供給源による布帛の処理法において、前記の有効酸素の供 給源およびケイ酸のアルカリ金属塩またはその混合物を含んでなる顆粒状組成物 を水で希釈し、前記の布帛を前記希釈組成物中で浸漬した後、洗浄して乾燥させ 、またはすすぎを行なって乾燥させることを特徴とする、方法。
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