JPH09512835A - 不能症の治療用の二環式複素環式化合物 - Google Patents
不能症の治療用の二環式複素環式化合物Info
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- JPH09512835A JPH09512835A JP8518108A JP51810896A JPH09512835A JP H09512835 A JPH09512835 A JP H09512835A JP 8518108 A JP8518108 A JP 8518108A JP 51810896 A JP51810896 A JP 51810896A JP H09512835 A JPH09512835 A JP H09512835A
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Abstract
(57)【要約】
ヒトを含めた雄性動物における勃起機能不全の治療的または予防的処置用薬剤の製造のための、ある種の5−アリールピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン、6−アリールピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−オン、2−アリールキナゾリン−4−オン、2−アリールプリン−6−オンおよび2−アリールピリド[3,2−d]ピリミジン−4-オンまたはその薬学的に許容しうる塩、或いはそれらを含有する薬剤組成物の使用;該処置用の薬剤組成物;並びに該薬剤組成物によるまたはそれらによる該動物の該処置の方法。
Description
【発明の詳細な説明】
不能症の治療用の二環式複素環式化合物
本発明は、不能症の治療のためのある種のピラゾロ[4,3−d]ピリミジン
−7−オン、ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−オン、キナゾリン−4−
オン、プリン−6−オンおよびピリド[3,2−d]ピリミジン−4−オンの使
用に関する。
不能症は、文字通り、雄における性交力の欠如として定義することができ、陰
茎勃起若しくは射精または両方の不能に関与しうる。更に詳しくは、勃起不能症
または機能不全は、性交に十分な勃起の不能または持続不能として定義すること
ができる。その有病率は、加齢に伴い増加して、50才までに男性集団の2〜7
%、そして55〜80才で18〜75%であると言われている。例えば、米国だ
けでも、不能男性は1000万人に達し、大多数は、心因的原因よりもむしろ器
質的原因の問題に悩まされている。
ヒトの場合の充分に管理された臨床試験の報告は少ないし且つ経口投与された
薬物の効力は低い。多数の種々の薬物が陰茎勃起を引き起こすことが示されたが
、それらは、陰茎中に直接、例えば、尿道内または海綿体内(i.c.)注射後に有
効でしかなく、しかも勃起機能不全に対しては認められていない。現行の医学的
処置は、血管作動性物質の i.c. 注射に基いており、そして単独でかまたは組み
合わせでのフェノキシベンザミン、フェントラミン、パラベリンおよびプロスタ
グランジンE1によって良い結果が主張されているが、しかしながら、陰茎の痛
み、プリアピスムおよび線維症が、若干のこれら薬剤の i.c. 投与に関係してい
る。カリウムチャンネルオープナー(KCO)および血管作動性腸ポリペプチド
(VIP)もまた、i.c. で活性であることが示されたが、費用および持続性の
問題が、それらの開発を制限することがあった。代わりの i.c. 経路は、陰茎に
適用するトリニトログリセリン(GTN)パッチの使用であり、それは有効であ
ることが示されたが、患者にもパートナーにも副作用を生じる。
一般的な代わりの薬理学的介入として、様々な陰茎プロテーゼが、勃起機能を
助けるのに用いられてきた。短期間の成功率は良いが、感染および虚血による問
題が、特に、糖尿病患者の場合、この種類の処置を最先の治療法ではなくむしろ
最終的選択にする。
本発明の化合物は、サイクリックアデノシン3’,5’−一リン酸ホスホジエ
ステラーゼ(cAMP PDE)への阻害とは対照的に、サイクリックグアノシ
ン3’,5’−一リン酸ホスホジエステラーゼ(cGMP PDE)の強力な阻
害剤である。この選択的酵素阻害は、上昇したcGMP濃度をもたらし、それが
順に、前記化合物についてそれぞれ WO-A-93/06104号、WO-A-93/07149号、WO-A-
93/12095号、WO-A-94/00453号および WO-A-94/05661号で既に開示された有用性
、すなわち、持続性、非持続性および変形(プリンズメタル)アンギナ、高血圧
症、肺高血圧症、うっ血性心不全、アテローム性動脈硬化症、低血管開存性の状
態、例えば、経皮経管冠動脈形成後(PTCA後)、末梢血管疾患、発作、気管
支炎、アレルギー性喘息、慢性喘息、アレルギー性鼻炎、緑内障、および腸運動
性の障害を特徴とする疾患、例えば、過敏性腸症候群(IBS)の治療における
の根拠を提供する。
意外にも、ここで、これらの開示された化合物は、勃起機能不全の治療におい
て有用であることが判った。更に、該化合物は経口投与することができ、それに
よって、i.c. 投与に関係した不都合を未然に防ぐことができる。したがって、
本発明は、ヒトを含めた雄性動物における勃起機能不全の治療的または予防的処
置用薬剤の製造のための、式(I)
(式中、R1はメチルまたはエチルであり;
R2はエチルまたはn−プロピルであり;そして
R3およびR4は、それぞれ独立して、Hであるか、またはC1−C6アルキルで
あって、場合により、C5−C7シクロアルキルによって若しくはモルホリノによ
って置換される)
を有する化合物;
式(II)
(式中、R1はC1−C6アルキルであり;
R2はH;メチルまたはエチルであり;そして
R3はC2−C4アルキルであり;
R4はH;C1−C4アルキルであって、場合により、NR5R6、CN、CON
R5R6またはCO2R7によって置換される;C2−C4アルケニルであって、場合
により、CN、CONR5R6またはCO2R7によって置換される;C2−C4アル
カノイルてあって、場合により,NR5R6によって置換される;SO2NR5R6
;CONR5R6;CO2R7またはハロであり;
R5およびR6は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;また
はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基
、モルホリノ基、4−(NR8)−1−ピペラジニル基若しくは1−イミダゾリ
ル基を形成し、ここにおいて、前記基は、場合により、1個または2個のC1−
C4アルキル基によって置換され;
R7はHまたはC1−C4アルキルであり;そして
R8はH;C1−C3アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルである)
を有する化合物;
式(III)
(式中、R1はH;C1−C4アルキル;C1−C4アルコキシまたはCONR5R6
であり;
R2はHまたはC1−C4アルキルであり;
R3はC2−C4アルキルであり;
R4はH;C2−C4アルカノイルであって、場合により、NR7R8によって置
換される;(ヒドロキシ)C2−C4アルキルであって、場合により、NR7R8に
よって置換される;CH=CHCO2R9;CH=CHCONR7R8;CH2CH2
CO2R9;CH2CH2CONR7R8;SO2NR7R8;SO2NH(CH2)nNR7
R8またはイミダゾルであり;
R5およびR6は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;また
はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基
、モルホリノ基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し、ここに
おいて、前記基はいずれも、場合により、CONR5R6によって置換され;
R9はHまたはC1−C4アルキルであり;
R10はH;C1−C3アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルであり;
そして
nは2、3または4であり;
但し、R1がH、C1−C4アルキルまたはC1−C4アルコキシである場合、R4は
Hではないという条件付きである)
を有する化合物;
式(IV)
(式中、R1はC1−C4アルキルであり;
R2はC2−C4アルキルであり;
R3はHまたはSO2NR4R5であり;
R4およびR5は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ
基、ピペリジノ基、モルホリノ基または4−(NR6)−1−ピペラジニル基を
形成し;そして
R6はHまたはC1−C3アルキルである)
を有する化合物;または
式(v)
(式中、R1はH;C1−C4アルキル;CNまたはCONR4R5であり;
R2はC2−C4アルキルであり;
R3はSO2NR6R7;NO2;NH2;NHCOR8;NHSO2R8またはN(
SO2R8)2であり;
R4およびR5は、それぞれ独立して、HおよびC1−C4アルキルから選択され
;
R6およびR7は、それぞれ独立して、HおよびC1−C4アルキルから選択され
、場合により、CO2R9、OH、ピリジル、5−イソキサゾリン−3−オニル、
モルホリノまたは1−イミダゾリジン−2−オニルによって置換され;またはそ
れらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モ
ル
ホリノ基、1−ピラゾリル基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形
成し、ここにおいて、前記基はいずれも、場合により、C1−C4アルキル、CO2
R9、NH2およびOHから選択される1個または2個の置換基によって置換さ
れていてよく;
R8はC1−C4アルキルまたはピリジルであり;
R9はHまたはC1−C4アルキルであり;そして
R10はH;C1−C4アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルである)
を有する化合物;または
その薬学的に許容しうる塩、或いはそれらを含有する薬剤組成物の使用に関する
。
上記定義において、特に断らない限り、3個またはそれ以上の炭素原子を有す
るアルキル基およびアルコキシ基、並びに4個の炭素原子を有するアルケニル基
およびアルカノイル基は、直鎖であってよいしまたは分岐状鎖であってよい。ハ
ロは、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを意味する。
本発明の化合物は、一つまたはそれ以上の不斉中心を有していてよく、したが
って、それらは鏡像異性体またはジアステレオマーとして存在することができる
。更に、アルケニル基を有する式(II)および(III)の若干の化合物は、シス
異性体またはトランス異性体として存在しうる。それぞれの場合において、本発
明は、混合物および単独の個々の異性体両方を包含する。
本発明の化合物は、更に、互変異性体の形で存在することがあり、そして本発
明は、混合物および単独の個々の互変異性体両方を包含する。
塩基性中心を有する本発明の化合物の薬学的に許容しうる塩は、例えば、塩酸
、臭化水素酸、硫酸およびリン酸などの無機酸によって、有機カルボン酸によっ
てまたは有機スルホン酸によって生成される無毒性酸付加塩である。本発明の化
合物は、更に、塩基との薬学的に許容しうる金属塩、特に、無毒性アルカリ金属
塩を提供することができる。例としては、ナトリウム塩およびカリウム塩がある
。適当な薬学的塩に関する論評については、J.Pharm.Sci.,1977年,66,1 を参
照されたい。
好ましい群の化合物は、R3がH;メチルまたはエチルであり;R4がC1−C6
アルキルであり、場合により、シクロヘキシルによってまたはモルホリノによっ
て置換され;そしてR1およびR2が、式(I)について前に定義された通りであ
る式(I);R1がN−プロピルであり;R2がHまたはメチルであり;R3がエ
チルまたはn−プロピルであり;R4がH;CONR5R6またはCO2R7によっ
て置換されたエチル;CONR5R6またはCO2R7によって置換されたビニル;
NR5R6によって置換されたアセチル;SO2NR5R6;CONR5R6;CO2R7
またはブロモであり;R5およびR6が、それらが結合している窒素原子と一緒
になって、モルホリノ基、4−(NR8)−1−ピペラジニル基または2,4−
ジメチル−1−イミダゾリル基を形成し;R7がHまたはt−ブチルであり;そ
してR8がメチルまたは2−ヒドロキシエチルである式(II);R1がH;メチル
;メトキシまたはCONR5R6であり;R2がHまたはメチルであり;R3がエチ
ルまたはn−プロピルであり;R4がH;アセチルであって、場合により、NR7
R8によって置換される;NR7R8によって置換されたヒドロキシエチル;CH
=CHCO2R9;CH=CHCONR7R8;CH2CH2CO2R9;SO2NR7R8
;SO2NH(CH2)3NR7R8または1−イミダゾリルであり;R5およびR6
が、それぞれ独立して、Hまたはエチルであり;R7およびR8が、それらが結合
している窒素原子と一緒になって、ピペリジノ基、4−カルバモイルピペリジノ
基、モルホリノ基または4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し;R9が
Hまたはt−ブチルであり;そしてR10がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチ
ルであり;但し、R1がH、メチルまたはメトキシである場合、R4はHではない
という条件付きである式(III);R1およびR2が、それぞれ独立して、エチル
またはn−プロピルであり;R4およびR5が、それらが結合している窒素原子と
一緒になって、4−(NR6)−1−ピペラジニル基を形成し;そしてR3および
R6が、式(IV)について前に定義された通りである式(IV);および、R1がH
;n−プロピル;CNまたはCONH2であり;R2がエチルであり;R3がSO2
NR6R7;NO2;NH2;NHCOCH(CH3)2;NHSO2CH(CH3)2
;NHSO2(3−ピリジル)またはN[SO2(3−ピリジル)]2であり;R6
がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチルであり;R7が、メチルであって、場
合により、2−ピリジルまたは5−イソキサゾリン−3−オニルによって置換さ
れるか;またはエチルであって、OH、CO2CH2CH3、モルホリノまたは1
−
イミダゾリジン−2−オニルによって2−置換され;またはR6およびR7が、そ
れらが結合している窒素原子と一緒になって、(4−CO2R9)ピペリジノ基、
5−アミノ−3−ヒドロキシ−1−ピラゾリル基または4−(NR10)−1−ピ
ペラジニル基を形成し;R9がHまたはエチルであり;そしてR10がH;メチル
または2−ヒドロキシエチルである式(V)を有する化合物である。
特に好ましい群の化合物は、R1がメチル;CONH2またはCONHCH2C
H3であり;R2がHであり;R3がエチルまたはn−プロピルであり;R4がH;
アセチル;1−ヒドロキシ−2−(NR7R8)エチル;CH=CHCO2(CH3
)3;CH=CHCONR7R8;SO2NR7R8または1−イミダゾリルであり;
R7およびR8が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4−(NR10
)−1−ピペラジニル基を形成し;そしてR10がメチルまたは2−ヒドロキシエ
チルであり;但し、R1がメチルである場合、R4はHではないという条件付きで
ある式(III);R1がn−プロピルであり;R2がエチルであり;そしてR3が1
−ピペラジニルスルホニルまたは4−メチル−1−ピペラジニルスルホニルであ
る式(IV);および、R1がn−プロピルまたはCNであり;R2がエチルであり
;R3がSO2NR6R7;NHSO2CH(CH3)2;NHSO2(3−ピリジル)
またはN[SO2(3−ピリジル)]2であり;R6がHまたはメチルであり;R7
がメチル;またはCO2CH2CH3;モルホリノ若しくは1−イミダゾリジン−
2−オニルによって2−置換されたエチルであり;またはR6およびR7が、それ
らが結合している窒素原子と一緒になって、(4−CO2R9)ピペリジノ基若し
くは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し;R9がHまたはエチルであ
り;そしてR10がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチルである式(V)を有す
る化合物である。
本発明の特に好ましい一つ一つの化合物としては、
1−エチル−5−[5−(n−ヘキシルスルファモイル)−2−n−プロポキ
シフェニル]−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]
ピリミジン−7−オン;
1−エチル−5−(5−ジエチルスルファモイル−2−n−プロポキシフェニ
ル)−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジ
ン−7−オン;
5−[5−(N−シクロヘキシルメチル−N−メチルスルファモイル)−2−
n−プロポキシフェニル]−1−エチル−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H
−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン;
6−(5−ブロモ−2−n−プロポキシフェニル)−3−メチル−1−n−プ
ロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−オ
ン;
3−メチル−6−(5−モルホリノスルホニル−2−n−プロポキシフェニル
)−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]ピリ
ミジン−4−オン;
6−[5−(2−カルボキシビニル)−2−n−プロポキシフェニル]−3−
メチル−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]
ピリミジン−4−オン;
6−[5−(2−t−ブトキシカルボニルビニル)−2−n−プロポキシフェ
ニル]−3−メチル−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[
3,4−d]ピリミジン−4−オン;
3−メチル−6−[5−(2−モルホリノカルボニルビニル)−2−n−プロ
ポキシフェニル]−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3
,4−d]ピリミジン−4−オン;
3−メチル−6−[5−(2−モルホリノカルボニルエチル)−2−n−プロ
ポキシフェニル]−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3
,4−d]ピリミジン−4−オン;
2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニ
ルスルホニル]フェニル}−8−メチルキナゾリン−4−(3H)−オン;
2−{5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニルスルホニル]
−2−n−プロポキシフェニル}−8−メチルキナゾリン−4(3H)−オン;
8−メチル−2−{5−[2−(4−メチル−1−ピペラジニルカルボニル)
エテニル]−2−n−プロポキシフェニル}キナゾリン−4(3H)−オン;
8−カルバモイル−2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル
)
−1−ピペラジニルスルホニル]フェニル}キナゾリン−4(3H)−オン;
8−エチルカルバモイル−2−(2−n−プロポキシフェニル)キナゾリン−
4(3H)−オン;
2−[2−エトキシ−5−(4−エトキシカルボニルピペリジノスルホニル)
フェニル]−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−
オン;
2−[5−(4−カルボキシピペリジノスルホニル)−2−エトキシフェニル
]−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニ
ルスルホニル]フェニル}−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン
−4(3H)−オン;および
2−{2−エトキシ−5−[(ビス−3−ピリジルスルホニル)アミノ]フェ
ニル}−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン
がある。
式(I)、(II)、(III)、(IV)および(V)を有する化合物およびそれ
らの薬学的に許容しうる塩、それらの製造法、それらのcGMP PDEおよび
cAMP PDE阻害活性を測定する in vitro 試験法、それらの薬剤組成物、
並びにヒト用途の投与経路は、本明細書中に援用される WO-A-93/06104号、WO-A
-93/07149号、WO-A-93/12095号、WO-A-94/00453号および WO-A-94/05661号でそ
れぞれ記載されている。
予備研究は、弛緩によって陰茎勃起を引き起こすヒト海綿体のサイクリックヌ
クレオチドPDEを単離し且つ特性決定するために行われた。基質特異性、活性
剤に対する応答および阻害剤感受性の研究は、ヒト海綿体が3種類の異なるPD
E酵素を有することとを実証した。方法
新鮮冷凍ヒト陰茎は、IIAM(ペンシルバニア)から得られた。組織を室温
で融解させ、海綿体を陰茎から切取って約2〜4gの組織とし、そして下記の単
離プロトコルを行った。組織は、250mMスクロース、1mM EDTA、0
.5mM PMSFおよび20mM HEPES含有、pH7.2氷冷等張緩衝
液
(35ml)中で荒く切刻まれ、そしてその混合物に、シルバーセン(Silverse
n)ミキサー/乳化装置による短時間(1分間)の処理を施した。ホモジナイザ
ー管を用いてテフロン乳棒によってホモジネートを調製し、そして4℃において
100,000xgで60分間の遠心分離によって可溶性部分を調製した。高速
上澄み10mlを、1mM EDTA、0.5mM PMSFおよび20mM
HEPES含有、pH7.2緩衝液(クロマトグラフィー用緩衝液)によって平
衡されたファーマシア・モノ(Pharmacia Mono)Q陰イオン交換カラム(ベッド
容量1ml)に加えた。次に、カラムを5ベッド容量のクロマトグラフィー用緩
衝液によって洗浄した後、0〜500mM NaCl(全容量35ml)の連続
勾配を用いてPDEを溶離させ且つ1mlフラクションを集めた。
カラムフラクションのPDE活性について、500nM cGMPまたは50
0nM cAMPを基質として用いて検定した。cAMP PDE活性は、1μ
M未標識cGMPの存在下でも測定され、そして選択されたフラクションのPD
E活性を、10mM CaCl2およびウシ脳カルモジュリン10単位/mlの
存在下で測定した。適当なフラクションをプールし且つ実験の間中4℃で貯蔵し
た。
阻害実験は、一貫して500nMの基質濃度を用いて行われた。阻害剤は全て
DMSO中に溶解させ、そして濃度−反応曲線は、半対数グラフ上で3x10-1
0〜1x10-4Mの範囲に対して作成された。IC50値は、S字形曲線を用いて
生物統計学のアルゴリズムを適用して計算された。結果
ヒト海綿体可溶性PDEは、3種類の異なる活性フラクションに分離した。第
一のフラクションI(溶出順で示される)は、存在する主要PDEであり且つc
GMPに対して基質として極めて選択的である。このフラクションは、カルシウ
ム/カルモジュリンによる刺激に対して感受性でないことが判り、PDEVと分
類された。フラクションIIは、cGMPおよびcAMPを加水分解し、その活性
はcGMPの存在下で刺激され、そしてPDEIIと分類されるが、フラクション
III はcAMP選択的であり、そしてこの活性はcGMPの存在下で阻害され、
PDEIII活性と一致する。
組織中に存在するこれらのPDEイソ酵素を更に特性決定するために、種々の
阻害剤を用いて実験を行った。フラクションIおよびIIを用いる阻害実験は、c
GMPを基質として用いたが、フラクションIII 実験はcAMPを用いた。これ
らの実験は、フラクションIがPDEVに該当することを確証したが、フラクシ
ョンIII は、明らかにPDEIIIと確認され;フラクションII(PDEII)は試
験された阻害剤全てに対して相対的に感受性ではなかった。
要約すると、上記研究は、ヒト海綿体組織中の3種類のDPEイソ酵素を確認
した。優先的に存在するPDEはcGMP特異的PDEVであるが、cGMPに
刺激されるcAMP PDEIIおよびcGMPに阻害されるcAMP PDEII I
もまた存在する。
本発明の化合物は、in vitro で試験され、そしてcGMP特異的PDEVの強
力で且つ選択的阻害剤であることが判った。したがって、海綿体組織の弛緩およ
び結果として起こる陰茎勃起は、本発明の化合物のPDE阻害プロフィールによ
って、前記組織中のcGMP濃度が上昇することによって媒介されると考えられ
る。
本発明の化合物は、主として勃起機能不全または雄性機能不全の治療に対して
考えられているが、それらは、陰核障害に関係したオルガスム機能不全を含めた
雌性機能不全並びに早産および月経困難症の治療にも有用でありうる。
概して、ヒトの場合、本発明の化合物の経口投与は、最も好都合であり且つ i
.c. 投与に関係した不都合を避ける好ましい経路である。典型的なヒトに対する
好ましい投薬計画は、5〜75mgの化合物を1日3回である。受容者に嚥下障
害があるかまたは経口投与後の薬物吸収に欠陥がある場合、薬物は非経口によっ
て、例えば、舌下または口腔に投与することができる。
獣医学的用途に対して、本発明の化合物またはその無毒性塩は、通常の獣医学
的慣例にしたがって適当に許容しうる製剤として投与され、そして獣医が、具体
的な雄性動物にとって最も適当である投薬計画および投与経路を決定するであろ
う。
したがって、本発明は、ヒトを含めた雄性動物における勃起機能不全の治療的
または予防的処置のための薬剤組成物であって、式(I)、(II)、(III)、
(IV)若しくは(V)を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩を、薬学
的に許容しうる希釈剤または担体と一緒に含む上記薬剤組成物を包含する。
更に、ヒトを含めた雄性動物における勃起機能不全の治療的または予防的処置
のための薬剤組成物の製造方法であって、式(I)、(II)、(III)、(IV)
若しくは(V)を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩を、薬学的に許
容しうる希釈剤または担体と一緒に製剤化することを含む上記方法を提供する。
本発明は、更に、ヒトを含めた雄性動物の勃起機能不全を治療するまたは予防
する処置方法であって、有効量の式(I)、(II)、(III)、(IV)若しくは
(V)を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩、或いはそれらを含有す
る薬剤組成物によって該雄性動物を処置することを含む上記方法を提供する。
【手続補正書】
【提出日】1997年5月26日
【補正内容】
請求の範囲を次のとおり補正する。
『1. 式(I)
(式中、R1はメチルまたはエチルであり;
R2はエチルまたはn−プロピルであり;そして
R3およびR4は、それぞれ独立して、Hであるか、またはC1−C6アルキルで
あって、場合により、C5−C7シクロアルキルによって若しくはモルホリノによ
って置換される)
を有する化合物;
式(II)
(式中、R1はC1−C6アルキルであり;
R2はH;メチルまたはエチルであり;そして
R3はC2−C4アルキルであり;
R4はH;C1−C4アルキルであって、場合により、NR5R6、CN、CON
R5R6またはCO2R7によって置換される;C2−C4アルケニルであって、場合
により、CN、CONR5R6またはCO2R7によって置換される;C2−C4アル
カノイルであって、場合により、NR5R6によって置換される;SO2NR5R6
;CONR5R6;CO2R7またはハロであり;
R5およびR6は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;また
はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基
、モルホリノ基、4−(NR8)−1−ピペラジニル基若しくは1−イミダゾリ
ル基を形成し、ここにおいて、前記基は、場合により、1個または2個のC1−
C4アルキル基によって置換され;
R7はHまたはC1−C4アルキルであり;そして
R8はH;C1−C3アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルである)
を有する化合物;
式(III)
(式中、R1はH;C1−C4アルキル;C1−C4アルコキシまたはCONR5R6
であり;
R2はHまたはC1−C4アルキルであり;
R3はC2−C4アルキルであり;
R4はH;C2−C4アルカノイルであって、場合により、NR7R8によって置
換される;(ヒドロキシ)C2−C4アルキルであって、場合により、NR7R8に
よって置換される;CH=CHCO2R9;CH=CHCONR7R8;CH2CH2
CO2R9;CH2CH2CONR7R8;SO2NR7R8;SO2NH(CH2)nNR7
R8またはイミダゾリルであり;
R5およびR6は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;また
はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基
、モルホリノ基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し、ここに
おいて、前記基はいずれも、場合により、CONR5R6によって置換され;
R9はHまたはC1−C4アルキルであり;
R10はH;C1−C3アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルであり;
そして
nは2、3または4であり;
但し、R1がH、C1−C4アルキルまたはC1−C4アルコキシである場合、R4は
Hではないという条件付きである)
を有する化合物;
式(IV)
(式中、R1はC1−C4アルキルであり;
R2はC2−C4アルキルであり;
R3はHまたはSO2NR4R5であり;
R4およびR5は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ
基、ピペリジノ基、モルホリノ基または4−(NR6)−1−ピペラジニル基を
形成し;そして
R6はHまたはC1−C3アルキルである)
を有する化合物;または
式(v)
(式中、R1はH;C1−C4アルキル;CNまたはCONR4R5であり;
R2はC2−C4アルキルであり;
R3はSO2NR6R7;NO2;NH2;NHCOR8;NHSO2R8またはN(
SO2R8)2であり;
R4およびR5は、それぞれ独立して、HおよびC1−C4アルキルから選択され
;
R6およびR7は、それぞれ独立して、HおよびC1−C4アルキルから選択され
、場合により、CO2R9、OH、ピリジル、5−イソキサゾリン−3−オニル、
モルホリノまたは1−イミダゾリジン−2−オニルによって置換され;またはそ
れらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モ
ルホリノ基、1−ピラゾリル基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を
形成し、ここにおいて、前記基はいずれも、場合により、C1−C4アルキル、C
O2R9、NH2およびOHから選択される1個または2個の置換基によって置換
されていてよく;
R8はC1−C4アルキルまたはピリジルであり;
R9はHまたはC1−C4アルキルであり;そして
R10はH;C1−C4アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルである)
を有する化合物;または
それらの薬学的に許容しうる塩の少なくとも一種を有効成分として含有する、ヒ
トを含めた雄性動物における勃起機能不全の治療的または予防的処置用の薬剤組
成物。
2. R3がH;メチルまたはエチルであり;R4がC1−C6アルキルであり、
場合により、シクロヘキシルによってまたはモルホリノによって置換され;そし
てR1およびR2が、請求項1で前に定義された通りである式(I)を有する化合
物;R1がN−プロピルであり;R2がHまたはメチルであり;R3がエチルまた
はn−プロピルであり;R4がH;CONR5R6またはCO2R7によって置換さ
れたエチル;CONR5R6またはCO2R7によって置換されたビニル;NR5R6
によって置換されたアセチル;SO2NR5R6;CONR5R6;CO2R7または
ブロモであり;R5およびR6が、それらが結合している窒素原子と一緒になって
、モルホリノ基、4−(NR8)−1−ピペラジニル基または2,4−ジメチル
−
1−イミダゾリル基を形成し;R7がHまたはt−ブチルであり;そしてR8がメ
チルまたは2−ヒドロキシエチルである式(II)を有する化合物;R1がH;メ
チル;メトキシまたはCONR5R6であり;R2がHまたはメチルであり;R3が
エチルまたはn−プロピルであり;R4がH;アセチルであって、場合により、
NR7R8によって置換される;NR7R8によって置換されたヒドロキシエチル;
CH=CHCO2R9;CH=CHCONR7R8;CH2CH2CO2R9;SO2N
R7R8;SO2NH(CH2)3NR7R8または1−イミダゾリルであり;R5およ
びR6が、それぞれ独立して、Hまたはエチルであり;R7およびR8が、それら
が結合している窒素原子と一緒になって、ピペリジノ基、4−カルバモイルピペ
リジノ基、モルホリノ基または4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し;
R9がHまたはt−ブチルであり;そしてR10がH;メチルまたは2−ヒドロキ
シエチルであり;但し、R1がH、メチルまたはメトキシである場合、R4はHで
はないという条件付きである式(III)を有する化合物;R1およびR2が、それ
ぞれ独立して、エチルまたはn−プロピルであり;R4およびR5が、それらが結
合している窒素原子と一緒になって、4−(NR6)−1−ピペラジニル基を形
成し;そしてR3およびR6が、請求項1で前に定義された通りである式(IV)を
有する化合物;またはR1がH;n−プロピル;CNまたはCONH2であり;R2
がエチルであり;R3がSO2NR6R7;NO2;NH2;NHCOCH(CH3)2
;NHSO2CH(CH3)2;NHSO2(3−ピリジル)またはN[SO2(3
−ピリジル)]2であり;R6がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチルであり;
R7が、メチルであって、場合により、2−ピリジルまたは5−イソキサゾリン
−3−オニルによって置換されるか;またはエチルであって、OH、CO2CH2
CH3、モルホリノまたは1−イミダゾリジン−2−オニルによって2−置換さ
れ;またはR6およびR7が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、(
4−CO2R9)ピペリジノ基、5−アミノ−3−ヒドロキシ−1−ピラゾリル基
または4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し;R9がHまたはエチルで
あり;そしてR10がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチルである式(V)を有
する化合物、を有効成分として含有する請求項1に記載の薬剤組成物。
3. R1がメチル;CONH2またはCONHCH2CH3であり;R2がHで
あり;R3がエチルまたはn−プロピルであり;R4がH;アセチル;1−ヒドロ
キシ−2−(NR7R8)エチル;CH=CHCO2(CH3)3;CH=CHCO
NR7R8;SO2NR7R8または1−イミダゾリルであり;R7およびR8が、そ
れらが結合している窒素原子と一緒になって、4−(NR10)−1−ピペラジニ
ル基を形成し;そしてR10がメチルまたは2−ヒドロキシエチルであり;但し、
R1がメチルである場合、R4はHではないという条件付きである式(III)を有
する化合物;R1がn−プロピルであり;R2がエチルであり;そしてR3が1−
ピペラジニルスルホニルまたは4−メチル−1−ピペラジニルスルホニルである
式(IV)を有する化合物;またはR1がn−プロピルまたはCNであり;R2がエ
チルであり;R3がSO2NR6R7;NHSO2CH(CH3)2;NHSO2(3−
ピリジル)またはN[SO2(3−ピリジル)]2であり;R6がHまたはメチル
であり;R7がメチル;またはCO2CH2CH3;モルホリノ若しくは1−イミダ
ゾリジン−2−オニルによって2−置換されたエチルであり;またはR6および
R7が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、(4−CO2R9)ピペ
リジノ基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し;R9がHまた
はエチルであり;そしてR10がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチルである式
(V)を有する化合物、を有効成分として含有する請求項2に記載の薬剤組成物
。
4. 式(I)、(II)、(III)、(IV)または(V)を有する化合物が、
1−エチル−5−[5−(n−ヘキシルスルファモイル)−2−n−プロポキ
シフェニル]−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]
ピリミジン−7−オン;
1−エチル−5−(5−ジエチルスルファモイル−2−n−プロポキシフェニ
ル)−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジ
ン−7−オン;
5−[5−(N−シクロヘキシルメチル−N−メチルスルファモイル)−2−
n−プロポキシフェニル]−1−エチル−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H
−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン;
6−(5−ブロモ−2−n−プロポキシフェニル)−3−メチル−1−n−プ
ロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−オ
ン;
3−メチル−6−(5−モルホリノスルホニル−2−n−プロポキシフェニル
)−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]ピリ
ミジン−4−オン;
6−[5−(2−カルボキシビニル)−2−n−プロポキシフェニル]−3−
メチル−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]
ピリミジン−4−オン;
6−[5−(2−t−ブトキシカルボニルビニル)−2−n−プロポキシフェ
ニル]−3−メチル−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[
3,4−d]ピリミジン−4−オン;
3−メチル−6−[5−(2−モルホリノカルボニルビニル)−2−n−プロ
ポキシフェニル]−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3
,4−d]ピリミジン−4−オン;
3−メチル−6−[5−(2−モルホリノカルボニルエチル)−2−n−プロ
ポキシフェニル]−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3
,4−d]ピリミジン−4−オン;
2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニ
ルスルホニル]フェニル}−8−メチルキナゾリン−4−(3H)−オン;
2−{5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニルスルホニル]
−2−n−プロポキシフェニル}−8−メチルキナゾリン−4(3H)−オン;
8−メチル−2−{5−[2−(4−メチル−1−ピペラジニルカルボニル)
エテニル]−2−n−プロポキシフェニル}キナゾリン−4(3H)−オン;
8−カルバモイル−2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル
)−1−ピペラジニルスルホニル]フェニル}キナゾリン−4(3H)−オン;
8−エチルカルバモイル−2−(2−n−プロポキシフェニル)キナゾリン−
4(3H)−オン;
2−[2−エトキシ−5−(4−エトキシカルボニルピペリジノスルホニル)
フェニル]−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−
オン;
2−[5−(4−カルボキシピペリジノスルホニル)−2−エトキシフェニル
]−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン;
2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニ
ルスルホニル]フェニル}−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン
−4(3H)−オン;または
2−{2−エトキシ−5−[(ビス−3−ピリジルスルホニル)アミノ]フェ
ニル}−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン
を有効成分として含有する請求項2または請求項3に記載の薬剤組成物。
5. 式(I)、(II)、(III)、(IV)若しくは(V)を有する化合物ま
たはそれらの薬学的に許容しうる塩の有効量を、薬学的に許容しうる希釈剤また
は担体と一緒に含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の薬剤組成物。
6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)、(II)、(III)、(I
V)若しくは(V)を有する化合物またはそれらの薬学的に許容しうる塩の少な
くとも一種を有効成分として含有する、ヒトを含めた雌性動物の雌性機能不全、
早産または月経困難症の治療的または予防的処置のための薬剤組成物。』
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ヒトを含めた雄性動物における勃起機能不全の治療的または予防的処置 用薬剤の製造のための、式(I) (式中、R1はメチルまたはエチルであり; R2はエチルまたはn−プロピルであり;そして R3およびR4は、それぞれ独立して、Hであるか、またはC1−C6アルキルで あって、場合により、C5−C7シクロアルキルによって若しくはモルホリノによ って置換される) を有する化合物; 式(II) (式中、R1はC1−C6アルキルであり; R2はH;メチルまたはエチルであり;そして R3はC2−C4アルキルであり; R4はH;C1−C4アルキルであって、場合により、NR5R6、CN、CON R5R6またはCO2R7によって置換される;C2−C4アルケニルであって、場合 により、CN、CONR5R6またはCO2R7によって置換される;C2−C4アル カノイルであって、場合により、NR5R6によって置換される;SO2NR5R6 ;CONR5R6;CO2R7またはハロであり; R5およびR6は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;また はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基 、モルホリノ基、4−(NR8)−1−ピペラジニル基若しくは1−イミダゾリ ル基を形成し、ここにおいて、前記基は、場合により、1個または2個のC1− C4アルキル基によって置換され; R7はHまたはC1−C4アルキルであり;そして R8はH;C1−C3アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルである) を有する化合物; 式(III) (式中、R1はH;C1−C4アルキル;C1−C4アルコキシまたはCONR5R6 であり; R2はHまたはC1−C4アルキルであり; R3はC2−C4アルキルであり; R4はH;C2−C4アルカノイルであって、場合により、NR7R8によって置 換される;(ヒドロキシ)C2−C4アルキルであって、場合により、NR7R8に よって置換させる;CH=CHCO2R9;CH=CHCONR7R8;CH2CH2 CO2R9;CH2CH2CONR7R8;SO2NR7R8;SO2NH(CH2)nNR7 R8またはイミダゾイルであり; R5およびR6は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり; R7およびR8は、それぞれ独立して、HまたはC1−C4アルキルであり;また はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基 、モルホリノ基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し、ここに お いて、前記基はいずれも、場合により、CONR5R6によって置換され; R9はHまたはC1−C4アルキルであり; R10はH;C1−C3アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルであり; そして nは2、3または4であり; 但し、R1がH、C1−C4アルキルまたはC1−C4アルコキシである場合、R4は Hではないという条件付きである) を有する化合物; 式(IV) (式中、R1はC1−C4アルキルであり; R2はC2−C4アルキルであり; R3はHまたはSO2NR4R5であり; R4およびR5は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ 基、ピペリジノ基、モルホリノ基または4−(NR6)−1−ピペラジニル基を 形成し;そして R6はHまたはC1−C3アルキルである) を有する化合物;または 式(v) (式中、R1はH;C1−C4アルキル;CNまたはCONR4R5であり; R2はC2−C4アルキルであり; R3はSO2NR6R7;NO2;NH2;NHCOR8;NHSO2R8またはN( SO2R8)2であり; R4およびR5は、それぞれ独立して、HおよびC1−C4アルキルから選択され ; R6およびR7は、それぞれ独立して、HおよびC1−C4アルキルから選択され 、場合により、CO2R9、OH、ピリジル、5−イソキサゾリン−3−オニル、 モルホリノまたは1−イミダゾリジン−2−オニルによって置換され;またはそ れらが結合している窒素原子と一緒になって、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モ ルホリノ基、1−ピラゾリル基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を 形成し、ここにおいて、前記基はいずれも、場合により、C1−C4アルキル、C O2R9、NH2およびOHから選択される1個または2個の置換基によって置換 されていてよく; R8はC1−C4アルキルまたはピリジルであり; R9はHまたはC1−C4アルキルであり;そして R10はH;C1−C4アルキルまたは(ヒドロキシ)C2−C3アルキルである) を有する化合物;または その薬学的に許容しうる塩、或いはそれらを含有する薬剤組成物の使用。 2. R3がH;メチルまたはエチルであり;R4がC1−C6アルキルであり、 場合により、シクロヘキシルによってまたはモルホリノによって置換され;そし てR1およびR2が、請求項1で前に定義された通りである式(I)を有する化合 物での;R1がN−プロピルであり;R2がHまたはメチルであり;R3がエチル またはn−プロピルであり;R4がH;CONR5R6またはCO2R7によって置 換されたエチル;CONR5R6またはCO2R7によって置換されたビニル;NR5 R6によって置換されたアセチル;SO2NR5R6;CONR5R6;CO2R7ま たはブロモであり;R5およびR6が、それらが結合している窒素原子と一緒にな って、モルホリノ基、4−(NR8)−1−ピペラジニル基または2,4−ジメ チル−1−イミダゾリル基を形成し;R7がHまたはt−ブチルであり;そして R8がメチルまたは2−ヒドロキシエチルである式(II)を有する化合物での; R1がH;メチル;メトキシまたはCONR5R6であり;R2がHまたはメチルで あり;R3がエチルまたはn−プロピルであり;R4がH;アセチルであって、場 合により、NR7R8によって置換される;NR7R8によって置換されたヒドロキ シエチル;CH=CHCO2R9;CH=CHCONR7R8;CH2CH2CO2R9 ;SO2NR7R8;SO2NH(CH2)3NR7R8または1−イミダゾリルであり ;R5およびR6が、それぞれ独立して、Hまたはエチルであり;R7およびR8が 、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピペリジノ基、4−カルバモ イルピペリジノ基、モルホリノ基または4−(NR10)−1−ピペラジニル基を 形成し;R9がHまたはt−ブチルであり;そしてR10がH;メチルまたは2− ヒドロキシエチルであり;但し、R1がH、メチルまたはメトキシである場合、 R4はHではないという条件付きである式(III)を有する化合物での;R1およ びR2が、それぞれ独立して、エチルまたはn−プロピルであり;R4およびR5 が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4−(NR6)−1−ピペ ラジニル基を形成し;そしてR3およびR6が、請求項1で前に定義された通りで ある式(IV)を有する化合物での;およびR1がH;n−プロピル;CNまたは CONH2であり;R2がエチルであり;R3がSO2NR6R7;NO2;NH2;N HCOCH(CH3)2;NHSO2CH(CH3)2;NHSO2(3−ピリジル) またはN[SO2(3−ピリジル)]2であり;R6がH;メチルまたは2−ヒド ロキシエチルであり;R7が、メチルであって、場合により、2−ピリジルまた は5−イソキサゾリン−3−オニルによって置換されるか;またはエチルであっ て、OH、CO2CH2CH3、モルホリノまたは1−イミダゾリジン−2−オニ ルによって2−置換され;またはR6およびR7が、それらが結合している窒素原 子と一緒になって、(4−CO2R9)ピペリジノ基、5−アミノ−3−ヒドロキ シ−1−ピラゾリル基または4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し;R9 がHまたはエチルであり;そしてR10がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチ ルである式(V)を有する化合物での請求項1に記載の使用。 3. R1がメチル;CONH2またはCONHCH2CH3であり;R2がHで あり;R3がエチルまたはn−プロピルであり;R4がH;アセチル;1−ヒドロ キシ−2−(NR7R8)エチル;CH=CHCO2(CH3)3;CH=CHCO NR7R8;SO2NR7R8または1−イミダゾリルであり;R7およびR8が、そ れらが結合している窒素原子と一緒になって、4−(NR10)−1−ピペラジニ ル基を形成し;そしてR10がメチルまたは2−ヒドロキシエチルであり;但し、 R1がメチルである場合、R4はHではないという条件付きである式(III)を有 する化合物での;R1がn−プロピルであり;R2がエチルであり;そしてR3が 1−ピペラジニルスルホニルまたは4−メチル−1−ピペラジニルスルホニルで ある式(IV)を有する化合物での;およびR1がn−プロピルまたはCNであり ;R2がエチルであり;R3がSO2NR6R7;NHSO2CH(CH3)2;NHS O2(3−ピリジル)またはN[SO2(3−ピリジル)]2であり;R6がHまた はメチルであり;R7がメチル;またはCO2CH2CH3;モルホリノ若しくは1 −イミダゾリジン−2−オニルによって2−置換されたエチルであり;またはR6 およびR7が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、(4−CO2R9 )ピペリジノ基若しくは4−(NR10)−1−ピペラジニル基を形成し;R9が Hまたはエチルであり;そしてR10がH;メチルまたは2−ヒドロキシエチルで ある式(V)を有する化合物での請求項2に記載の使用。 4. 式(I)、(II)、(III)、(IV)または(V)を有する化合物が、 1−エチル−5−[5−(n−ヘキシルスルファモイル)−2−n−プロポキ シフェニル]−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d] ピリミジン−7−オン; 1−エチル−5−(5−ジエチルスルファモイル−2−n−プロポキシフェニ ル)−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジ ン−7−オン; 5−[5−(N−シクロヘキシルメチル−N−メチルスルファモイル)−2− n−プロポキシフェニル]−1−エチル−3−メチル−1,6−ジヒドロ−7H −ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン; 6−(5−ブロモ−2−n−プロポキシフェニル)−3−メチル−1−n−プ ロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−オ ン; 3−メチル−6−(5−モルホリノスルホニル−2−n−プロポキシフェニル ) −1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミ ジン−4−オン; 6−[5−(2−カルボキシビニル)−2−n−プロポキシフェニル]−3− メチル−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3,4−d] ピリミジン−4−オン; 6−[5−(2−t−ブトキシカルボニルビニル)−2−n−プロポキシフェ ニル]−3−メチル−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[ 3,4−d]ピリミジン−4−オン; 3−メチル−6−[5−(2−モルホリノカルボニルビニル)−2−n−プロ ポキシフェニル]−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3 ,4−d]ピリミジン−4−オン; 3−メチル−6−[5−(2−モルホリノカルボニルエチル)−2−n−プロ ポキシフェニル]−1−n−プロピル−1,5−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[3 ,4−d]ピリミジン−4−オン; 2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニ ルスルホニル]フェニル}−8−メチルキナゾリン−4−(3H)−オン; 2−{5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニルスルホニル] −2−n−プロポキシフェニル}−8−メチルキナゾリン−4(3H)−オン; 8−メチル−2−{5−[2−(4−メチル−1−ピペラジニルカルボニル) エテニル]−2−n−プロポキシフェニル}キナゾリン−4(3H)−オン; 8−カルバモイル−2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル )−1−ピペラジニルスルホニル]フェニル}キナゾリン−4(3H)−オン; 8−エチルカルバモイル−2−(2−n−プロポキシフェニル)キナゾリン− 4(3H)−オン; 2−[2−エトキシ−5−(4−エトキシカルボニルピペリジノスルホニル) フェニル]−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)− オン; 2−[5−(4−カルボキシピペリジノスルホニル)−2−エトキシフェニル ]−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン; 2−{2−エトキシ−5−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニ ルスルホニル]フェニル}−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン −4(3H)−オン;および 2−{2−エトキシ−5−[(ビス−3−ピリジルスルホニル)アミノ]フェ ニル}−8−n−プロピルピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン から選択される請求項2または請求項3に記載の使用。 5. ヒトを含めた雄性動物における勃起機能不全の治療的または予防的処置 のための薬剤組成物であって、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)、 (II)、(III)、(IV)若しくは(V)を有する化合物またはその薬学的に許 容しうる塩を、薬学的に許容しうる希釈剤または担体と一緒に含む上記薬剤組成 物。 6. ヒトを含めた雄性動物の勃起機能不全を治療するまたは予防する処置方 法であって、有効量の請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)、(II)、 (III)、(IV)若しくは(V)を有する化合物またはその薬学的に許容しうる 塩、或いはそれらを含有する薬剤組成物によって該雄性動物を処置することを含 む上記方法。 7. 雌性機能不全、早産または月経困難症の治療的または予防的処置用薬剤 の製造のための、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)、(II)、(II I)、(IV)若しくは(V)を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩、 或いはそれらを含有する薬剤組成物の使用。 8. ヒトを含めた雌性動物の雌性機能不全、早産または月経困難症を治療す るまたは予防する処置方法あって、有効量の請求項1〜4のいずれか1項に記載 の式(I)、(II)、(III)、(IV)若しくは(V)を有する化合物またはそ の薬学的に許容しうる塩、或いはそれらを含有する薬剤組成物によって該雌性動 物を処置することを含む上記方法。
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