JPH0952041A - 横型1軸反応器 - Google Patents
横型1軸反応器Info
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- JPH0952041A JPH0952041A JP20697595A JP20697595A JPH0952041A JP H0952041 A JPH0952041 A JP H0952041A JP 20697595 A JP20697595 A JP 20697595A JP 20697595 A JP20697595 A JP 20697595A JP H0952041 A JPH0952041 A JP H0952041A
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- Japan
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- horizontal
- stirring blade
- reactor
- liquid
- viscosity
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粘稠な液体の物質移動を伴う処理に適した横
型1軸反応器を提供する。 【解決手段】 本発明は、端部円板9、9′と該端部円
板間に配設された複数個の中空円板11を回転方向と逆
方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根13によって、所定間
隔に連結固定し、且つ、両端部円板の中央部を回転軸
8、8′で支持した構造を有する横型1軸反応器であっ
て、攪拌羽根13を複数の開口を有する材料で形成する
ことを特徴とする横型1軸反応器である。
型1軸反応器を提供する。 【解決手段】 本発明は、端部円板9、9′と該端部円
板間に配設された複数個の中空円板11を回転方向と逆
方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根13によって、所定間
隔に連結固定し、且つ、両端部円板の中央部を回転軸
8、8′で支持した構造を有する横型1軸反応器であっ
て、攪拌羽根13を複数の開口を有する材料で形成する
ことを特徴とする横型1軸反応器である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘稠な液体の物質
移動を伴う処理を行うのに適した横型1軸反応器に関す
るものであり、更に詳しくは広い粘度領域において優れ
た性能を有する横型1軸反応器に関するものである。
移動を伴う処理を行うのに適した横型1軸反応器に関す
るものであり、更に詳しくは広い粘度領域において優れ
た性能を有する横型1軸反応器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル、ポリカーボネート等のエ
ステル交換を使用したポリマーの連続重合やポリマー中
の揮発物の除去、ポリマーへの気体成分の吸収等の粘稠
な液体の物質移動を伴う処理では、低沸点成分の液中で
の拡散が効率に密接に関与する事が知られており、被処
理物質の液深を低下させるために横型の反応器がよく使
用されている。横型反応器には1軸と2軸の2タイプが
存在し、横型1軸反応器は安価であるが適用粘度領域が
2軸タイプよりも狭く、横型2軸反応器は使用できる粘
度領域が広くとれるものの、高価であるという欠点を有
する。従って、安価に制作できる横型1軸反応器の使用
可能な粘度領域の拡大が求められている。
ステル交換を使用したポリマーの連続重合やポリマー中
の揮発物の除去、ポリマーへの気体成分の吸収等の粘稠
な液体の物質移動を伴う処理では、低沸点成分の液中で
の拡散が効率に密接に関与する事が知られており、被処
理物質の液深を低下させるために横型の反応器がよく使
用されている。横型反応器には1軸と2軸の2タイプが
存在し、横型1軸反応器は安価であるが適用粘度領域が
2軸タイプよりも狭く、横型2軸反応器は使用できる粘
度領域が広くとれるものの、高価であるという欠点を有
する。従って、安価に制作できる横型1軸反応器の使用
可能な粘度領域の拡大が求められている。
【0003】この為、横型1軸反応器に使用する攪拌翼
の形状が数多く検討されており、この過程で、端部円板
と該端部円板間に配設された複数個の中空円板を回転方
向と逆方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根によって、所定
間隔に連結固定し、且つ、両端部円板の中央部を回転軸
で支持した構造を有する横型1軸反応器も提案されてい
る(特願平7―146286号)。
の形状が数多く検討されており、この過程で、端部円板
と該端部円板間に配設された複数個の中空円板を回転方
向と逆方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根によって、所定
間隔に連結固定し、且つ、両端部円板の中央部を回転軸
で支持した構造を有する横型1軸反応器も提案されてい
る(特願平7―146286号)。
【0004】この形の1軸反応器は回転構造の中央に攪
拌軸が存在しないため、液粘度上昇に伴う軸周囲での液
の共廻りが防止され、一方で、攪拌翼によって液を汲み
上げ、回転と共に自由表面を形成しつつ落下させるこ
と、及び、容器胴壁に液膜を形成させることによって大
きな比表面積を達成することができる優れた横型1軸反
応器であるが、その構造上、液粘度が低下すると液膜形
成能力が低下し、比表面積が減少することにより効率が
悪化するという欠点を有しており、その改善が求められ
ていた。
拌軸が存在しないため、液粘度上昇に伴う軸周囲での液
の共廻りが防止され、一方で、攪拌翼によって液を汲み
上げ、回転と共に自由表面を形成しつつ落下させるこ
と、及び、容器胴壁に液膜を形成させることによって大
きな比表面積を達成することができる優れた横型1軸反
応器であるが、その構造上、液粘度が低下すると液膜形
成能力が低下し、比表面積が減少することにより効率が
悪化するという欠点を有しており、その改善が求められ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、端部
円板と該端部円板間に配設された複数個の中空円板を回
転方向と逆方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根によって、
所定間隔に連結固定し、且つ、両端部円板の中央部を回
転軸で支持した構造を有する横型1軸反応器の特徴を有
しつつ、更に適用粘度を特に低粘度側に拡大した横型1
軸反応器を提供することにある。
円板と該端部円板間に配設された複数個の中空円板を回
転方向と逆方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根によって、
所定間隔に連結固定し、且つ、両端部円板の中央部を回
転軸で支持した構造を有する横型1軸反応器の特徴を有
しつつ、更に適用粘度を特に低粘度側に拡大した横型1
軸反応器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意検討した結果本発明に到達した。
即ち本発明は、端部円板9、9′と該端部円板間に配設
された複数個の中空円板11を回転方向と逆方向に傾斜
又は湾曲した攪拌羽根13によって、所定間隔に連結固
定し、且つ、両端部円板9、9′の中央部を回転軸8で
支持した構造を有する横型1軸反応器であって、攪拌羽
根を複数の開口を有する材料で形成することを特徴とす
る横型1軸反応器である。
課題を解決すべく鋭意検討した結果本発明に到達した。
即ち本発明は、端部円板9、9′と該端部円板間に配設
された複数個の中空円板11を回転方向と逆方向に傾斜
又は湾曲した攪拌羽根13によって、所定間隔に連結固
定し、且つ、両端部円板9、9′の中央部を回転軸8で
支持した構造を有する横型1軸反応器であって、攪拌羽
根を複数の開口を有する材料で形成することを特徴とす
る横型1軸反応器である。
【0007】本発明の横型1軸反応器では、端部円板
9、9′間に配設された複数個の中空円板11を回転方
向と逆方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根13によって連
結固定することにより、ホールドアップを高めても翼先
端部と容器胴壁1で形成される空間部により撹拌回転と
共に液が汲み上げられ、次いで重力により自由液膜を形
成しつつ落下し、且つ、攪拌羽根13によって容器内壁
1の気相部分に液が塗布されるため反応液の表面積は大
きく保たれ、その結果として高い物質移動速度、生産性
が維持される。
9、9′間に配設された複数個の中空円板11を回転方
向と逆方向に傾斜又は湾曲した攪拌羽根13によって連
結固定することにより、ホールドアップを高めても翼先
端部と容器胴壁1で形成される空間部により撹拌回転と
共に液が汲み上げられ、次いで重力により自由液膜を形
成しつつ落下し、且つ、攪拌羽根13によって容器内壁
1の気相部分に液が塗布されるため反応液の表面積は大
きく保たれ、その結果として高い物質移動速度、生産性
が維持される。
【0008】本発明の横型1軸反応器では、回転軸8、
8′を有する端部円板9、9′を中空円板11を介して
攪拌羽根13で連結固定しているため、攪拌羽根13の
内部に回転軸8、8′が存在せず、液粘度が上昇した場
合に特に問題となる軸周りの滞留部分が発生しない。
8′を有する端部円板9、9′を中空円板11を介して
攪拌羽根13で連結固定しているため、攪拌羽根13の
内部に回転軸8、8′が存在せず、液粘度が上昇した場
合に特に問題となる軸周りの滞留部分が発生しない。
【0009】本発明において、中空円板11と端部円板
9、9′を連結固定する攪拌羽根13は複数の開孔を有
する材料で構成される。この様にすることにより処理液
の粘度が低下した場合でも大きな物質移動速度を得るこ
とができ、適用粘度を引き下げることが可能となる。こ
の様な複数の開孔を有する材料としては、金網、パンチ
ングプレートがある。複数の開孔は、攪拌羽根の一部、
若しくは全体に設けることができ、開孔部を有する攪拌
羽根と開孔を有しない攪拌羽根とを組み合せて用いるこ
とができる。
9、9′を連結固定する攪拌羽根13は複数の開孔を有
する材料で構成される。この様にすることにより処理液
の粘度が低下した場合でも大きな物質移動速度を得るこ
とができ、適用粘度を引き下げることが可能となる。こ
の様な複数の開孔を有する材料としては、金網、パンチ
ングプレートがある。複数の開孔は、攪拌羽根の一部、
若しくは全体に設けることができ、開孔部を有する攪拌
羽根と開孔を有しない攪拌羽根とを組み合せて用いるこ
とができる。
【0010】本発明における複数の開孔を有する材料と
して、金網を用いる場合、攪拌回転によって発生する捻
り力に耐える必要があり、枠状の補強部材と共に用いる
ことが好ましい。
して、金網を用いる場合、攪拌回転によって発生する捻
り力に耐える必要があり、枠状の補強部材と共に用いる
ことが好ましい。
【0011】本発明において、使用する金網の目開きは
1000メッシュよりも大きい開孔を有するものが好ま
しい。開孔の大きさがこれよりも細かくなると金網に付
着した処理液の流動が阻害され、表面更新が出来にくく
なるため、効率の低下や長期滞留による処理液の劣化を
引き起こすので好ましくない。
1000メッシュよりも大きい開孔を有するものが好ま
しい。開孔の大きさがこれよりも細かくなると金網に付
着した処理液の流動が阻害され、表面更新が出来にくく
なるため、効率の低下や長期滞留による処理液の劣化を
引き起こすので好ましくない。
【0012】本発明において、攪拌羽根13の材料とし
てパンチングプレートを用いる場合、パンチング開口径
は0.1〜10mmが好ましい。開孔径がこれ以上小さ
くなると工作に大きな労力が必要となり、また、開口を
通しての液の移動が阻害されるので好ましくない。開口
径がこれ以上大きくなると、容器胴壁1と攪拌羽根13
で形成される空間に低粘度液を保持し回転と共に汲み上
げる事が出来なくなり好ましくない。また、攪拌羽根1
3の面積に占める開口の割合は30%以上とすることが
好ましい。この様な開口の作成方法としては特に制限は
なく、例えば、打ち抜き、ドリル削孔等を用いることが
できる。
てパンチングプレートを用いる場合、パンチング開口径
は0.1〜10mmが好ましい。開孔径がこれ以上小さ
くなると工作に大きな労力が必要となり、また、開口を
通しての液の移動が阻害されるので好ましくない。開口
径がこれ以上大きくなると、容器胴壁1と攪拌羽根13
で形成される空間に低粘度液を保持し回転と共に汲み上
げる事が出来なくなり好ましくない。また、攪拌羽根1
3の面積に占める開口の割合は30%以上とすることが
好ましい。この様な開口の作成方法としては特に制限は
なく、例えば、打ち抜き、ドリル削孔等を用いることが
できる。
【0013】本発明において、攪拌羽根13の材料とし
てパンチングプレートを用いる場合、パンチング開口径
と反応液の粘度によって異なる効果が得られる。即ち、
反応液粘度が3000ポイズより高い場合、5mmより
大きいパンチング開口を有する材料で攪拌羽根13を構
成することにより、攪拌回転によって生じる反応液と攪
拌羽根13の相対速度差により開口を通って攪拌羽根1
3の裏側に反応液が流動し、攪拌羽根13の表面での液
の滞留を防止すると共に羽根の裏側に液溜まりを形成
し、これが重力によって自由液膜を形成しながら落下す
ることにより表面積が増加し、反応速度が速くなる。こ
の効果は適用粘度の引き上げに有効である。また、反応
液粘度が100ポイズよりも低い場合、5mmより小さ
い開口を有する材料で攪拌羽根13を構成することによ
り、反応液の比表面積が増加し、反応速度が大きくな
る。この効果は反応液粘度が低いほど顕著であり、適用
粘度の引き下げに有効である。
てパンチングプレートを用いる場合、パンチング開口径
と反応液の粘度によって異なる効果が得られる。即ち、
反応液粘度が3000ポイズより高い場合、5mmより
大きいパンチング開口を有する材料で攪拌羽根13を構
成することにより、攪拌回転によって生じる反応液と攪
拌羽根13の相対速度差により開口を通って攪拌羽根1
3の裏側に反応液が流動し、攪拌羽根13の表面での液
の滞留を防止すると共に羽根の裏側に液溜まりを形成
し、これが重力によって自由液膜を形成しながら落下す
ることにより表面積が増加し、反応速度が速くなる。こ
の効果は適用粘度の引き上げに有効である。また、反応
液粘度が100ポイズよりも低い場合、5mmより小さ
い開口を有する材料で攪拌羽根13を構成することによ
り、反応液の比表面積が増加し、反応速度が大きくな
る。この効果は反応液粘度が低いほど顕著であり、適用
粘度の引き下げに有効である。
【0014】本発明において、処理液の粘度に応じて攪
拌羽根13に使用する材料を選択することは好ましい。
即ち、処理液の粘度が低い場合には細かい目開きの金網
を用いて攪拌羽根13を形成し、処理液の粘度が高まる
に伴い、開口径の大きいパッチングプレートを用いて攪
拌羽根を形成することにより横型1軸反応器の適用粘度
域を大幅に拡大することができる。
拌羽根13に使用する材料を選択することは好ましい。
即ち、処理液の粘度が低い場合には細かい目開きの金網
を用いて攪拌羽根13を形成し、処理液の粘度が高まる
に伴い、開口径の大きいパッチングプレートを用いて攪
拌羽根を形成することにより横型1軸反応器の適用粘度
域を大幅に拡大することができる。
【0015】本発明において、横型1軸反応器を構成す
る端部円板9、9′は反応器の鏡部分の液の滞留を防止
する目的で多数の開口を有するものが好ましい。かかる
形状としては例えば多数の切り欠きを有する円板、中心
部から伸びた複数の支持板を有する中空円板が好ましく
用いられる。
る端部円板9、9′は反応器の鏡部分の液の滞留を防止
する目的で多数の開口を有するものが好ましい。かかる
形状としては例えば多数の切り欠きを有する円板、中心
部から伸びた複数の支持板を有する中空円板が好ましく
用いられる。
【0016】本発明において、横型1軸反応器の攪拌羽
根13は、先端に回転方向と逆方向に延在し、容器胴壁
1と小間隙を保持する尾翼14を有することができる。
かかる尾翼14の設置は容器胴壁1への液膜の塗布と反
応液の汲み上げ性を向上させる効果を有する。
根13は、先端に回転方向と逆方向に延在し、容器胴壁
1と小間隙を保持する尾翼14を有することができる。
かかる尾翼14の設置は容器胴壁1への液膜の塗布と反
応液の汲み上げ性を向上させる効果を有する。
【0017】以下、本発明の横型1軸反応器の1例を図
面によって説明する。
面によって説明する。
【0018】図1は本発明に用いられる横型1軸反応器
を示す断面図、図2及び図3はそれぞれ図1のA―Aお
よびB―B矢視図である。
を示す断面図、図2及び図3はそれぞれ図1のA―Aお
よびB―B矢視図である。
【0019】図において、1は円筒状の容器胴壁、2は
該胴壁を取り巻く加熱装置、3、4は処理液の入口と出
口、5、6は両側部の側壁(鏡板)である。7は入り口
3側の側壁5に近接した位置でその内端部を回転軸8に
固定された複数個の羽根で、回転方向Rに対し逆方向に
湾曲(以下中心部又は軸心から見た場合を指す)して延
び、且つ回転軸方向の羽根面Fが側壁5に対し液を掻き
上げ塗布するように傾斜している。他端にも同じ様な羽
根7′が設けられている。
該胴壁を取り巻く加熱装置、3、4は処理液の入口と出
口、5、6は両側部の側壁(鏡板)である。7は入り口
3側の側壁5に近接した位置でその内端部を回転軸8に
固定された複数個の羽根で、回転方向Rに対し逆方向に
湾曲(以下中心部又は軸心から見た場合を指す)して延
び、且つ回転軸方向の羽根面Fが側壁5に対し液を掻き
上げ塗布するように傾斜している。他端にも同じ様な羽
根7′が設けられている。
【0020】9、9′は回転軸8、8′に支持されかつ
羽根7、7′の内部側に設けた切り欠き円板状の端部円
板で、外周部に多数の切り欠き開口10、10′が設け
られ入り口3からの或いは出口4への液配分を適切に行
えるようにしてある。
羽根7、7′の内部側に設けた切り欠き円板状の端部円
板で、外周部に多数の切り欠き開口10、10′が設け
られ入り口3からの或いは出口4への液配分を適切に行
えるようにしてある。
【0021】11は端部円板(切り欠き円板)9、9′
の間に攪拌羽根13を介して所定間隔に配列支持された
中空円板であり、12は中空円板11の開口部である。
の間に攪拌羽根13を介して所定間隔に配列支持された
中空円板であり、12は中空円板11の開口部である。
【0022】攪拌羽根13は中空円板11の外周部に一
定間隔で固定され中空円板11を相互に連結する多数の
開口を有する板状体から構成されるが、図2及び3に示
す如く回転方向Rと逆方向に傾斜すると共に先端が容器
胴壁1に近接しており、攪拌羽根13と容器胴壁1とで
形成される空間Sで液を掻き上げ胴壁1を塗布する作用
を有している。
定間隔で固定され中空円板11を相互に連結する多数の
開口を有する板状体から構成されるが、図2及び3に示
す如く回転方向Rと逆方向に傾斜すると共に先端が容器
胴壁1に近接しており、攪拌羽根13と容器胴壁1とで
形成される空間Sで液を掻き上げ胴壁1を塗布する作用
を有している。
【0023】図4の(イ)、(ロ)はこのような攪拌羽
根13の数種の例を示したものであり、(イ)は金網、
(ロ)はパンチングプレートであり、黒い円の部分が開
口部である。
根13の数種の例を示したものであり、(イ)は金網、
(ロ)はパンチングプレートであり、黒い円の部分が開
口部である。
【0024】更にこれら攪拌羽根13の先端にはこの塗
布分配作用を効果的に行うため容器胴壁1に近接して回
転方向Rと逆方向に延びる尾翼14が設けられている。
この尾翼14は攪拌羽根13の回転方向R側の面からで
きるだけ突出しないようにする。
布分配作用を効果的に行うため容器胴壁1に近接して回
転方向Rと逆方向に延びる尾翼14が設けられている。
この尾翼14は攪拌羽根13の回転方向R側の面からで
きるだけ突出しないようにする。
【0025】更に尾翼14は本実施例の如く、軸方向に
沿って中空円板11で形成される各室全部に設けても或
いは処理液の粘度に応じて一部に設けてもよい。
沿って中空円板11で形成される各室全部に設けても或
いは処理液の粘度に応じて一部に設けてもよい。
【0026】尚、中空円板11、攪拌羽根13、尾翼1
4の各々と容器胴壁1との間隙は10mm以下、好まし
くは5〜8mmにするのがよく、また入口側の羽根7と
側壁5との間隙は3mm以下とし、出口側の羽根7′と
側板5′との間隙は10mm以下とするのが好ましい。
更に端部円板(切り欠き円板)9、9′面に羽根7、
7′を結合し一体化したものにすることもできる。
4の各々と容器胴壁1との間隙は10mm以下、好まし
くは5〜8mmにするのがよく、また入口側の羽根7と
側壁5との間隙は3mm以下とし、出口側の羽根7′と
側板5′との間隙は10mm以下とするのが好ましい。
更に端部円板(切り欠き円板)9、9′面に羽根7、
7′を結合し一体化したものにすることもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、広い粘度領域で優れた
性能を有する横型1軸反応器を得ることができる。
性能を有する横型1軸反応器を得ることができる。
【0028】
【実施例】以下、ポリカーボネートの重合を例にあげて
本発明を詳細に説明する。なお実施例中の%及び部は特
に断らない限り重量%または重量部である。また、本発
明は実施例によって使用対応になんらの制限を受けるも
のではない。
本発明を詳細に説明する。なお実施例中の%及び部は特
に断らない限り重量%または重量部である。また、本発
明は実施例によって使用対応になんらの制限を受けるも
のではない。
【0029】[実施例1]2,2―ビス(4―ヒドロキ
シフェニル)プロパン1モルに対し1.01モルの割合
でジフェニルカーボネートを攪拌機を備えた溶融槽に仕
込み、窒素置換後150℃で溶解し、該溶融混合液を1
50℃に保った原料貯槽に移送した。
シフェニル)プロパン1モルに対し1.01モルの割合
でジフェニルカーボネートを攪拌機を備えた溶融槽に仕
込み、窒素置換後150℃で溶解し、該溶融混合液を1
50℃に保った原料貯槽に移送した。
【0030】次いで、精留塔を備え、内温を240℃、
内圧を10Torrに維持した堅型攪拌槽に該溶融混合
液を60kg/時間の割合で連続的に供給すると共に、
2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル)プロパン1モ
ルに対し0.00002当量のビスフェノールAジナト
リウム塩(0.000012重量部に相当)を重合触媒
として連続供給し、生成したフェノールを精留塔より除
去しつつ反応を行った。得られた反応物をギヤポンプを
用いて連続的に抜き出した。得られた反応物の重合度は
固有粘度を測定することで求めた。固有粘度[η]は
0.7g/dlの反応物塩化メチレン溶液をウベローデ
粘度系を用いて測定する事で求めた。その結果[η]=
0.16のプレポリマーが得られた。
内圧を10Torrに維持した堅型攪拌槽に該溶融混合
液を60kg/時間の割合で連続的に供給すると共に、
2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル)プロパン1モ
ルに対し0.00002当量のビスフェノールAジナト
リウム塩(0.000012重量部に相当)を重合触媒
として連続供給し、生成したフェノールを精留塔より除
去しつつ反応を行った。得られた反応物をギヤポンプを
用いて連続的に抜き出した。得られた反応物の重合度は
固有粘度を測定することで求めた。固有粘度[η]は
0.7g/dlの反応物塩化メチレン溶液をウベローデ
粘度系を用いて測定する事で求めた。その結果[η]=
0.16のプレポリマーが得られた。
【0031】次いで該プレポリマーを内温を270℃、
内圧を1Torrに保った5rpmで回転する本発明の
横型1軸反応器に連続的に供給した。尚、該横型1軸反
応器は切り欠き円板9、9′と中空円板11で区切られ
た8個のセクションを有し、反応液供給側の4セクショ
ンは300メッシュの金網で構成された攪拌羽根13を
備えており、これより下流(反応液抜き出し側)側の4
セクションはSUS316製金属板に8mmの直径のパ
ンチングを総開口面積が35%となるように削孔したパ
ンチングプレートで構成された攪拌羽根13を備えてい
る。また、攪拌羽根13と容器胴壁との間隙は7mmに
設計されてる。発生するフェノールを系外に除去しつつ
更に重合させることにより[η]=0.45のポリカー
ボネートを連続的に得た。横型1軸反応器の入り側の反
応液の粘度は270℃において30ポイズに相当し、抜
き出し反応液粘度は270℃において14000ポイズ
に相当した。この間の平均重合速度△[η]/△tで表
して0.3(1/時間)であった。
内圧を1Torrに保った5rpmで回転する本発明の
横型1軸反応器に連続的に供給した。尚、該横型1軸反
応器は切り欠き円板9、9′と中空円板11で区切られ
た8個のセクションを有し、反応液供給側の4セクショ
ンは300メッシュの金網で構成された攪拌羽根13を
備えており、これより下流(反応液抜き出し側)側の4
セクションはSUS316製金属板に8mmの直径のパ
ンチングを総開口面積が35%となるように削孔したパ
ンチングプレートで構成された攪拌羽根13を備えてい
る。また、攪拌羽根13と容器胴壁との間隙は7mmに
設計されてる。発生するフェノールを系外に除去しつつ
更に重合させることにより[η]=0.45のポリカー
ボネートを連続的に得た。横型1軸反応器の入り側の反
応液の粘度は270℃において30ポイズに相当し、抜
き出し反応液粘度は270℃において14000ポイズ
に相当した。この間の平均重合速度△[η]/△tで表
して0.3(1/時間)であった。
【0032】[比較例1]横型1軸反応器の攪拌羽根を
全て開口を有しないSUS316製の金属板で構成した
以外は実施例1と同様にして操作した。その結果、横型
1軸反応器の平均重合速度は0.21(1/時間)であ
った。
全て開口を有しないSUS316製の金属板で構成した
以外は実施例1と同様にして操作した。その結果、横型
1軸反応器の平均重合速度は0.21(1/時間)であ
った。
【図1】本発明の横型1軸反応器の断面図を示す。
【図2】図1の横型1軸反応器のA―A矢視図を示す。
【図3】図1の横型1軸反応器のB―B矢視図を示す。
【図4】攪拌羽根13の具体例を示す。
【図5】羽根7および7′の正面図を示す。
【図6】端部円板9の正面図を示す。
【図7】中空円板11の正面図を示す。
1:容器胴壁 2:加熱装置 3:処理液の入口 4:処理液の出口 5:側壁 6:側壁 7、7′:羽根 8、8′:回転軸 9、9′:端部円板(切り欠き円板) 10、10′:切り欠き開口 11:中空円板 12:中空円板の開口部 13:攪拌羽根 14:尾翼 15:パンチングプレートの開口部 F:羽根面 S:攪拌羽根13と容器胴壁1とで形成される空間 R:回転方向 (イ)攪拌羽根を金網で構成した例 (ロ)攪拌羽根をパンチングプレートで構成した例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗山 康彦 山口県岩国市日の出町2番1号 帝人株式 会社岩国研究センター内
Claims (4)
- 【請求項1】 端部円板と該端部円板間に配設された複
数個の中空円板を回転方向と逆方向に傾斜又は湾曲した
攪拌羽根によって、所定間隔に連結固定し、且つ、両端
部円板の中央部を回転軸で支持した構造を有する横型1
軸反応器であって、攪拌羽根を複数の開口を有する材料
で形成することを特徴とする横型1軸反応器。 - 【請求項2】 攪拌羽根を、1000メッシュより大き
い開孔のサイズを有する金網で構成することを特徴とす
る請求項1に記載の横型1軸反応器。 - 【請求項3】 攪拌羽根を、パンチングプレートで構成
することを特徴とする請求項1に記載の横型1軸反応
器。 - 【請求項4】 攪拌羽根が、先端に回転方向と逆方向に
延在し、容器胴壁と小間隙を保持する尾翼を有すること
を特徴とする請求項1〜4に記載の横型1軸反応器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20697595A JPH0952041A (ja) | 1995-08-14 | 1995-08-14 | 横型1軸反応器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20697595A JPH0952041A (ja) | 1995-08-14 | 1995-08-14 | 横型1軸反応器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952041A true JPH0952041A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16532103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20697595A Pending JPH0952041A (ja) | 1995-08-14 | 1995-08-14 | 横型1軸反応器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0952041A (ja) |
-
1995
- 1995-08-14 JP JP20697595A patent/JPH0952041A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |