JPH0952805A - 2,6−ジクロロベンゾニトリルマイクロカプセル化除草製剤 - Google Patents

2,6−ジクロロベンゾニトリルマイクロカプセル化除草製剤

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JPH0952805A
JPH0952805A JP7224577A JP22457795A JPH0952805A JP H0952805 A JPH0952805 A JP H0952805A JP 7224577 A JP7224577 A JP 7224577A JP 22457795 A JP22457795 A JP 22457795A JP H0952805 A JPH0952805 A JP H0952805A
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JP
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dichlorobenzonitrile
diclovenil
methylolated
urea
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JP7224577A
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English (en)
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Yutaka Igari
裕 猪狩
恂 ▲直▼木
Jun Naoki
Seigo Koura
誠呉 小浦
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NIPPON SHOKUBUTSU CHIYOUSETSUZAI KENKYU KYOKAI
Agro Kanesho Co Ltd
Kureha Corp
Original Assignee
NIPPON SHOKUBUTSU CHIYOUSETSUZAI KENKYU KYOKAI
Agro Kanesho Co Ltd
Kureha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2,6−ジクロロベンゾニトリルをマイクロ
カプセル化してなる低発性除草製剤を提供する。 【解決手段】 2,6−ジクロロベンゾニトリルを芯物
質とし、メチロール化尿素および/またはメチロール化
メラミンをカチオニック尿素樹脂とアニオニック界面活
性剤の存在下重縮合してなるアミノプラスト樹脂を膜材
としてなる2,6−ジクロロベンゾニトリルマイクロカ
プセル化除草製剤。 【効果】 アミノプラスト樹脂を膜材としてマイクロカ
プセル化することにより、ジクロベニルは外的環境から
隔離された状態となり、揮散性が抑制され、また、徐放
性も付与されるため、長期に亘り除草効果が持続する。
さらに、この結果除草効果を落とすことなくジクロベニ
ル投下量を減少させることが可能であり、環境への負荷
も減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2,6−ジクロロ
ベンゾニトリル(以下、ジクロベニルと略記する)をマ
イクロカプセル化してなる低揮発性ジクロベニル除草製
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジクロベニルは一年生のイネ科植
物および広葉雑草に卓効を示し、休耕田、麦畑、果樹
園、牧草地などの農耕地および公園、運動場、鉄道など
の非農耕地に、多くの場合水和剤の形態で、広く使用さ
れている。しかし、ジクロベニルは蒸気圧が高くガス化
し易くガス体で土壌中を移動すると言われ(農薬ハンド
ブック ’94年版 419頁)、土壌の種類、有機質
分および水分等によりその除草効果の発現が影響され、
また薬害を引き起こすと言った問題点がある。さらに、
ジクロベニルは蒸気圧が高いため揮散し易く効果の持続
性に欠けると言う問題もある。このため、水和剤から粒
剤に剤型を変更して揮散防止を図ることも行われいる
が、粒剤でも揮散防止が充分とは言いがたく、また他の
薬剤との現地混用が困難である。従って、散布時の揮散
性が抑制され、かつ、他の薬剤との混用が容易な液体製
剤が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
に除草効果には優れているがその蒸気圧の高さの故、効
果の持続性に欠けるジクロベニルをマイクロカプセル化
することにより揮散性を防止したジクロベニルの製剤を
提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、ジクロベニ
ルの揮散性を抑制する手段として特定の膜剤よりなるカ
プセル化剤とすることにより、その卓越した効果を維持
したまま効果の持続性を達成することに成功したもので
ある。即ち、本発明は、ジクロベニルを芯物質とし、メ
チロール化尿素および/またはメチロール化メラミンを
カチオニック尿素樹脂とアニオニック界面活性剤の存在
下重縮合してなるアミノプラスト樹脂を膜材とする低揮
発性マイクロカプセル化除草製剤であり、また芯物質と
してのジクロベニルを50〜90%、好ましくは75〜
85%含有するマイクロカプセル化製剤である。以下、
本発明を詳しく説明する。
【0005】本発明製剤の有効成分であるジクロベニル
は常温で高揮発性の固体であり、これをマイクロカプセ
ル化するためには、予め粒径を20μm以下、望ましく
は10μm以下に整える。このためには、ジェットミル
等の乾式粉砕器やサンドミルやダイノミル等の湿式粉砕
器で粉砕する。若しくはジクロベニルを水系混合液に分
散した状態で湿式粉砕する。
【0006】この粒径の調製されたジクロベニルを、水
溶性カチオニック尿素樹脂とアニオニック界面活性剤の
存在する水系媒体中に分散させ、これに生成マイクロカ
プセルの芯物質ジクロベニルが50〜90%、好ましく
は75〜85%となるよう膜材としてのメチロール化尿
素および/またはメチロール化メラミンおよび酸触媒、
例えばクエン酸、硫酸等を加えてpHを3.6〜6に調
整し30〜60℃で重縮合させるこにより、ジクロベニ
ルを芯物質とし、アミノプラスト樹脂を膜材とするマイ
クロカプセルが得られる。ここで言うメチロール化尿素
およびメチロール化メラミンは、1〜数個のメチロール
基が尿素またはメラミンに結合したものであり、特公平
2−29642号公報に記載されている尿素ホルムアル
デヒド樹脂プレポリマーおよびメラミンホルムアルデヒ
ド樹脂プレポリマーを意味する。また、カチオニック尿
素樹脂は、尿素ホルムアルデヒドプレポリマーに例えば
テトラエチレンペンタミン、ジアミノエタノールなどの
カチオニックな変性剤を加えて縮重合させたものであ
る。カチオニック尿素樹脂の市販品としては例えばユー
ラミンP1500(三井東圧社製)がある。アニオニッ
ク界面活性剤としては例えばドデシルベンゼンスルホン
酸ソーダをあげることができる。
【0007】上記の方法によってマイクロカプセル化す
ることにより、目的マイクロカプセルは水系スラリーと
して得られる。ジクロベニルの含有量は流通コストの面
からは高濃度であることが望ましいが、希釈等のハンド
リングする上からは10〜40%が望ましい。このスラ
リーは、必要に応じて水酸化ナトリウム水溶液やアンモ
ニア水溶液を加えてpHを4〜7に調整し、さらに界面
活性剤、沈降防止剤、凝固点降下剤、消泡剤などを添加
混合して低揮発性製剤とする。沈降防止剤としては、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、キサンタンガム、マグネシウム・
アルミニウムシルケイト等の鉱物微粉末を単独または2
種以上混合して用いることができる。界面活性剤として
は、アニオン系およびノニオン系界面活性剤が主として
使用できる。アニオン系界面活性剤としては、ポリアル
キレングリコールジサルフェートのナトリウム塩、アル
キルナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスル
ホン酸塩ホルマリン縮合物、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ラウリル硫酸エス
テル塩等が挙げられる。また、ノニオン系界面活性剤と
してはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルアリールフェニルエーテル等が挙げられ
る。これら界面活性剤は単独で用いてもよいし、2種以
上を混合して用いてもよい。凝固点降下剤としては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール等の多価アル
コール等が挙げられる。消泡剤としてはシリコン系化合
物が挙げられる。以下、実施例を挙げて本発明を詳しく
説明する。なお、実施例中「部」は重量部を意味する。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施例1 (マイクロカプセルの製造)カチオニック尿素樹脂とし
てユーラミンP−1500TM(三井東圧社製)20g、
水260gおよびトリエタノールアミン1gの混合物を
25%クエン酸溶液でpH4.5に調整した後、10%
ネオペレックスTM水溶液(アルキルベンゼンスルホン酸
ソーダ水溶液 花王社製)3gを加えて分散用母液とし
た。これに平均径3μmに粉砕したジクロベニル150
gを上記分散液に攪拌しながら添加し、M4Fプレポリ
マー(メラミン1モルに対しホルムアルデヒドが4モル
反応したメチロール化メラミン)50gとU1.8Fプ
レポリマー(尿素1モルに対しホルムアルデヒドが1.
8モル反応したメチロール化尿素)25gを加え、温度
を50℃に上げるとともに、25%クエン酸水溶液でp
Hを3.8に調整した。30分後に水210mlを加え
そのまま48時間攪拌を続け、さらに20%水酸化ナト
リウム水溶液でpHを6.5に調整し、本発明のジクロ
ベニル20部含有するマイクロカプセルを得た。
【0009】実施例2 (除草製剤)実施例1で得たマイクロカプセル750g
に1%ケルザンTM(ザンサンガム輸入元 三晶株式会
社)、NewcolTM240(ポリアルキレングルコー
ルサルフェートのナトリウム塩、有効成分30%、日本
乳化剤社製)33.3gおよび水を加え、2時間攪拌
し、ジクロベニルを有効成分とするマイクロカプセル除
草製剤を得た。
【0010】試験例1 本発明のマイクロカプセル化除草製剤および比較のため
のジクロベニル粒剤の、揮散度を知るために、下記方法
により試験した。試験方法 濾紙をシャーレに敷き、そ
の上に実施例2で得た本発明のマイクロカプセル化除草
製剤および市販のジクロベニル粒剤を放置し、経時的に
残存量を測定した。結果を表1に示す。 試験条件 室温(25〜35℃)
【0011】
【表1】 この結果は、比較的気温の高い条件下での試験ではある
が、本発明のマイクロカプセル化製剤は市販粒剤と比較
して揮散性がかなり抑制されている。
【0012】試験例2 実施例2の本発明製剤の除草効果および残効性を知るた
めの試験を実施した。試験は春期スギナ優先圃場にお
き、市販品のジクロベニル水和剤およびジクロベニル粒
剤を比較対象として実施した。 処理時期 スギナ生育期・・・草丈30〜40cm 評価方法 薬剤処理前のスギナ被度を100%、完全枯
死を0%とし、生育期と後発生のスギナを達観評価し
た。結果を表2に示す。
【0013】
【表2】
【0014】この結果から、本発明製剤は、生育期のス
ギナの枯死後の残効性が水和剤比べ大幅に優れており、
粒剤に対しても優れている。また、11ヵ月後の調査か
ら、マイクロカプセル化することにより粒剤の1/2〜
2/3にジクロベニルの散布量を減少させることが可能
であると見られる。
【0015】
【発明の効果】ジクロベニルをアミノプラスト樹脂を膜
材としてマイクロカプセル化することにより、ジクロベ
ニルは外的環境から隔離された状態となり、揮散性が抑
制され、また、徐放性も付与されるため、長期に亘り除
草効果が持続する。さらに、この結果除草効果を落とす
ことなくジクロベニル投下量を減少させることが可能で
あり、環境への負荷も減少する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲直▼木 恂 埼玉県春日部市中央7丁目7番7号 呉羽 化学春日部荘202号 (72)発明者 小浦 誠呉 東京都清瀬市上清戸2丁目5番37号 コー ポ中村206号室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2,6−ジクロロベンゾニトリルを芯物
    質とし、メチロール化尿素および/またはメチロール化
    メラミンをカチオニック尿素樹脂とアニオニック界面活
    性剤の存在下重縮合してなるアミノプラスト樹脂を膜材
    とする2,6−ジクロロベンゾニトリルマイクロカプセ
    ル化除草製剤。
  2. 【請求項2】 メチロール化尿素および/またはメチロ
    ール化メラミンをカチオニック尿素樹脂とアニオニック
    界面活性剤の存在下重縮合してなるアミノプラスト樹脂
    を膜材とし、2,6−ジクロロベンゾニトリルを芯物質
    として50〜90%含有するマイクロカプセルを10〜
    40%含むスラリーである請求項1の除草製剤。
JP7224577A 1995-08-10 1995-08-10 2,6−ジクロロベンゾニトリルマイクロカプセル化除草製剤 Pending JPH0952805A (ja)

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