JPH095329A - がん患者血液中のnca90糖形態の特異的測定 - Google Patents
がん患者血液中のnca90糖形態の特異的測定Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者におけるがん、特に乳がん、結腸がんお
よび肺がんならびに白血病の進行または経過の診断およ
び監視を支援するための改良された方法を得る。 【解決手段】 患者から得られる血液試料、例えば血清
試料中のNCA90の量を特異的に測定することによ
る。
よび肺がんならびに白血病の進行または経過の診断およ
び監視を支援するための改良された方法を得る。 【解決手段】 患者から得られる血液試料、例えば血清
試料中のNCA90の量を特異的に測定することによ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、がんの診断ならび
にがん患者における病状および治療の経過の監視に関す
る。より詳細には、本発明は、血液中のがんマーカーN
CA50/90の90kDa 糖形態の特異的測定に関す
る。
にがん患者における病状および治療の経過の監視に関す
る。より詳細には、本発明は、血液中のがんマーカーN
CA50/90の90kDa 糖形態の特異的測定に関す
る。
【0002】
【従来の技術】非特異性交叉反応抗原(NCA)は、が
ん胎児性抗原(CEA)遺伝子ファミリーに属する、配
列および構造的に関連したタンパク質のグループ、すな
わち免疫グロブリン超遺伝子ファミリーのサブファミリ
ーである(文献1〜4で考察)。染色体19の長い腕の
上でコード化されて、CEA遺伝子ファミリーは、約2
9個の遺伝子からなり(文献2〜4)、二つの主なサブ
グループ、すなわちCEAサブグループと、妊娠特異性
β糖タンパク質(PSβG)サブグループとに分けられ
る。CEAサブグループは、12個の遺伝子および偽遺
伝子を含み(文献4、5)、CEA(CD66e)、胆
汁糖タンパク質(BGP、CD66a)、NCA50/
90(CD66c)、NCA95(CGM6、CD66
b)、CGM1(CD66d)(文献6)およびCGM
7(文献7)を含む。現在までに、CEA、BGP、N
CA50/90およびNCA95遺伝子のタンパク質産
物のみが同定され、生化学的に特性決定されている。P
SβGサブグループは、約11個の独特に転写された遺
伝子を含む(文献4、8、9)。最近、第三のサブグル
ープに属する6個のさらなる遺伝子のグループが記載さ
れたが、これらの遺伝子産物の発現度および組織分布は
知られていない(文献5、10)。報告によると、CE
A遺伝子ファミリーのメンバーは、顆粒球−内皮細胞の
付着、細菌ふさへの付着において機能し、タイプIコラ
ーゲンへの結合に補助的な役割を演じるかもしれない
(文献2、4で考察)。
ん胎児性抗原(CEA)遺伝子ファミリーに属する、配
列および構造的に関連したタンパク質のグループ、すな
わち免疫グロブリン超遺伝子ファミリーのサブファミリ
ーである(文献1〜4で考察)。染色体19の長い腕の
上でコード化されて、CEA遺伝子ファミリーは、約2
9個の遺伝子からなり(文献2〜4)、二つの主なサブ
グループ、すなわちCEAサブグループと、妊娠特異性
β糖タンパク質(PSβG)サブグループとに分けられ
る。CEAサブグループは、12個の遺伝子および偽遺
伝子を含み(文献4、5)、CEA(CD66e)、胆
汁糖タンパク質(BGP、CD66a)、NCA50/
90(CD66c)、NCA95(CGM6、CD66
b)、CGM1(CD66d)(文献6)およびCGM
7(文献7)を含む。現在までに、CEA、BGP、N
CA50/90およびNCA95遺伝子のタンパク質産
物のみが同定され、生化学的に特性決定されている。P
SβGサブグループは、約11個の独特に転写された遺
伝子を含む(文献4、8、9)。最近、第三のサブグル
ープに属する6個のさらなる遺伝子のグループが記載さ
れたが、これらの遺伝子産物の発現度および組織分布は
知られていない(文献5、10)。報告によると、CE
A遺伝子ファミリーのメンバーは、顆粒球−内皮細胞の
付着、細菌ふさへの付着において機能し、タイプIコラ
ーゲンへの結合に補助的な役割を演じるかもしれない
(文献2、4で考察)。
【0003】NCA50/90遺伝子の産物は、グリコ
シルホスファチジルイノシトール結合を介して細胞膜に
付着した約34kDa のポリペプチドである。CEA遺伝
子ファミリーの他のメンバーと同様に、NCA分子のペ
プチド骨格は、一連のジスルフィド結合した免疫グロブ
リン(Ig)様の領域からなる。NCA50/90は、
そのような三つのIg様領域、すなわちアミノ酸108
〜110個のN末端領域、アミノ酸92〜96個のC区
域様領域(A領域と呼ぶ)、そしてアミノ酸86個の第
二のC区域様領域(B領域と呼ぶ)を含む。34kDa ポ
リペプチドの翻訳後グリコシル化の結果、50kDa の見
かけ分子量を有する変性ポリペプチド(NCA50;5
0kDa 糖形態)および90kDa の見かけ分子量を有する
変性ポリペプチド((NCA90;90kDa 糖形態)が
得られる(文献1〜4)。
シルホスファチジルイノシトール結合を介して細胞膜に
付着した約34kDa のポリペプチドである。CEA遺伝
子ファミリーの他のメンバーと同様に、NCA分子のペ
プチド骨格は、一連のジスルフィド結合した免疫グロブ
リン(Ig)様の領域からなる。NCA50/90は、
そのような三つのIg様領域、すなわちアミノ酸108
〜110個のN末端領域、アミノ酸92〜96個のC区
域様領域(A領域と呼ぶ)、そしてアミノ酸86個の第
二のC区域様領域(B領域と呼ぶ)を含む。34kDa ポ
リペプチドの翻訳後グリコシル化の結果、50kDa の見
かけ分子量を有する変性ポリペプチド(NCA50;5
0kDa 糖形態)および90kDa の見かけ分子量を有する
変性ポリペプチド((NCA90;90kDa 糖形態)が
得られる(文献1〜4)。
【0004】歴史的に、NCA組織発現の検査は、二つ
の並列的な検査方法、すなわち、ポリクローナルおよび
モノクローナル抗体の使用による免疫組織化学的方法
と、NCA mRNA発現の検査による分子的方法に沿
って進められてきた。正常組織および悪性組織における
発現NCA mRNAをノーザンブロットハイブリダイ
ゼーションによって検査した研究施設もある。この技術
を用いて、NCA mRNAは、正常な肺組織(文献1
1、12)、悪性の肺(文献11)、結腸(文献13〜
15)、乳房(文献15)ならびに慢性骨髄性白血病に
関連する増殖細胞(文献15)中に証明された。あるい
はまた、免疫組織化学的分析を利用して、正常な結腸
(文献13〜16)、悪性の乳房(文献17)、肺(文
献19)、結腸(文献16)および膵臓細胞系統(文献
19)におけるNCAの発現が実証された。
の並列的な検査方法、すなわち、ポリクローナルおよび
モノクローナル抗体の使用による免疫組織化学的方法
と、NCA mRNA発現の検査による分子的方法に沿
って進められてきた。正常組織および悪性組織における
発現NCA mRNAをノーザンブロットハイブリダイ
ゼーションによって検査した研究施設もある。この技術
を用いて、NCA mRNAは、正常な肺組織(文献1
1、12)、悪性の肺(文献11)、結腸(文献13〜
15)、乳房(文献15)ならびに慢性骨髄性白血病に
関連する増殖細胞(文献15)中に証明された。あるい
はまた、免疫組織化学的分析を利用して、正常な結腸
(文献13〜16)、悪性の乳房(文献17)、肺(文
献19)、結腸(文献16)および膵臓細胞系統(文献
19)におけるNCAの発現が実証された。
【0005】CEA遺伝子ファミリーメンバーの発現ベ
クターへの分子クローニングは、抗CEAおよび抗NC
Aモノクローナル抗体特異性およびNCA50/90組
織分布の分析に使用するための貴重な手段を提供した。
Barnett らは、NCA50/90およびCEA遺伝子を
コード化するcDNAをクローニングし、発現させた
(文献20、21)。これらの試薬を使用して、他のC
EA遺伝子ファミリーメンバーと交叉反応しない、NC
A50/90の50kDa および90kDa の両糖形態に特
異性の抗体であるMAb228の特異性が特性決定され
た(文献22)。
クターへの分子クローニングは、抗CEAおよび抗NC
Aモノクローナル抗体特異性およびNCA50/90組
織分布の分析に使用するための貴重な手段を提供した。
Barnett らは、NCA50/90およびCEA遺伝子を
コード化するcDNAをクローニングし、発現させた
(文献20、21)。これらの試薬を使用して、他のC
EA遺伝子ファミリーメンバーと交叉反応しない、NC
A50/90の50kDa および90kDa の両糖形態に特
異性の抗体であるMAb228の特異性が特性決定され
た(文献22)。
【0006】最近の研究は、NCA50/90の血清お
よび血漿測定には、慢性の骨髄性またはリンパ球性白血
病(文献23)ならびに乳がん、結腸がんまたは肺がん
(文献22)の患者の管理に臨床的用途がありうること
を示唆した。欧州特許公開第549,974号、第62
1,480号および第628,820号を参照するこ
と。これらの研究は、NCA50/90の50kDa およ
び90kDa の両糖形態に特異性のMAb(MAb22
8)を使用するELISAを用いるものであった。現在
公式化されているように、このELISAとは、NCA
50/90の両糖形態に対するMAb228の特異性に
より、患者試料中のNCA50/90を「トータル」で
測定する。そのようなものであるため、この検定は、悪
性疾患の際にNCA50/90のどちらの糖形態が循環
中で優位を占めるかを判断することはできない。
よび血漿測定には、慢性の骨髄性またはリンパ球性白血
病(文献23)ならびに乳がん、結腸がんまたは肺がん
(文献22)の患者の管理に臨床的用途がありうること
を示唆した。欧州特許公開第549,974号、第62
1,480号および第628,820号を参照するこ
と。これらの研究は、NCA50/90の50kDa およ
び90kDa の両糖形態に特異性のMAb(MAb22
8)を使用するELISAを用いるものであった。現在
公式化されているように、このELISAとは、NCA
50/90の両糖形態に対するMAb228の特異性に
より、患者試料中のNCA50/90を「トータル」で
測定する。そのようなものであるため、この検定は、悪
性疾患の際にNCA50/90のどちらの糖形態が循環
中で優位を占めるかを判断することはできない。
【0007】他の研究施設が、NCA50/90の正常
組織発現および悪性組織発現を研究した。Robbins ら
(文献24)は、ヒトCEA遺伝子ファミリーメンバー
でトランスフェクトしたマウス細胞系統を使用して、モ
ノクローナル抗体のパネルの特異性を決定した。Robbin
s は、B6.2と呼ばれるNCA特異性MAbを使用し
て、試験したほぼすべての乳房および肺の腫瘍がNCA
を発現するということを免疫組織化学的に実証した。Ba
ranov ら(文献25)は、正常な結腸粘膜および結腸腺
がんにおけるNCA50の正確な限局化を実証した。Ba
ranov らは、間接免疫ペルオキシダーゼ電子顕微鏡技術
およびNCA50/90の50kDa 糖形態に特異性のモ
ノクローナル抗体を使用して、正常なヒト結腸の先端面
および先端面に関連する微小水疱中にNCA50の存在
を検出した。さらには、NCA50は、杯細胞の内部成
分として、隣接する微小水疱どうしの空間にも検出さ
れ、成熟した柱状の上皮細胞の管腔面と関連することが
わかった。これらの研究は、正常な肺および結腸組織中
に検出可能な量のNCA50/90を実証したが、正常
な検体および悪性の検体におけるNCA50/90糖形
態の相対分布に関して成果は得られなかった。
組織発現および悪性組織発現を研究した。Robbins ら
(文献24)は、ヒトCEA遺伝子ファミリーメンバー
でトランスフェクトしたマウス細胞系統を使用して、モ
ノクローナル抗体のパネルの特異性を決定した。Robbin
s は、B6.2と呼ばれるNCA特異性MAbを使用し
て、試験したほぼすべての乳房および肺の腫瘍がNCA
を発現するということを免疫組織化学的に実証した。Ba
ranov ら(文献25)は、正常な結腸粘膜および結腸腺
がんにおけるNCA50の正確な限局化を実証した。Ba
ranov らは、間接免疫ペルオキシダーゼ電子顕微鏡技術
およびNCA50/90の50kDa 糖形態に特異性のモ
ノクローナル抗体を使用して、正常なヒト結腸の先端面
および先端面に関連する微小水疱中にNCA50の存在
を検出した。さらには、NCA50は、杯細胞の内部成
分として、隣接する微小水疱どうしの空間にも検出さ
れ、成熟した柱状の上皮細胞の管腔面と関連することが
わかった。これらの研究は、正常な肺および結腸組織中
に検出可能な量のNCA50/90を実証したが、正常
な検体および悪性の検体におけるNCA50/90糖形
態の相対分布に関して成果は得られなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】今や、予想外にも、正常
組織中に両方の糖形態が発現するが、NCA50/90
の90kDa 糖形態が優勢的に血流中に分泌されることが
見いだされた。したがって、本発明は、患者の血流中に
分泌されるNCA50/90遺伝子によって発現される
ヒトタンパク質を測定する方法であって、患者から得ら
れた血液試料中でNCA90を特異的に測定することを
含む方法を提供する。さらには、NCA90の血中レベ
ルが正常人およびがん患者のNCA50/90の血中レ
ベルのいずれとも相関することがわかったため、血液中
に特異的なNCAの検出は、NCA50/90の測定が
臨床的価値があることが見いだされているがんの診断お
よび監視において改善された利用性を提供する。したが
って、本発明は、血液、例えば血清または血漿中で優位
を占めるNCA糖形態の特異的検出に基づき、より多大
な臨床的利用性がある第二世代診断検定の基礎を提供す
る。
組織中に両方の糖形態が発現するが、NCA50/90
の90kDa 糖形態が優勢的に血流中に分泌されることが
見いだされた。したがって、本発明は、患者の血流中に
分泌されるNCA50/90遺伝子によって発現される
ヒトタンパク質を測定する方法であって、患者から得ら
れた血液試料中でNCA90を特異的に測定することを
含む方法を提供する。さらには、NCA90の血中レベ
ルが正常人およびがん患者のNCA50/90の血中レ
ベルのいずれとも相関することがわかったため、血液中
に特異的なNCAの検出は、NCA50/90の測定が
臨床的価値があることが見いだされているがんの診断お
よび監視において改善された利用性を提供する。したが
って、本発明は、血液、例えば血清または血漿中で優位
を占めるNCA糖形態の特異的検出に基づき、より多大
な臨床的利用性がある第二世代診断検定の基礎を提供す
る。
【0009】より詳細には、本発明は、がんの症候を示
す患者(すなわち症候性患者)における種々のがん、例
えば乳がん、結腸がんおよび肺がんならびに白血病の診
断を支援する方法であって、患者から得られた血液試料
中でNCA90の量を特異的に測定する段階と、そのよ
うな測定した量を、正常な個体群における血中NCA9
0の平均量と比較する段階とを含み、有意に増大した量
のNCA90が患者の血液中に存在することが、患者に
おけるがんの指標になるところの方法を提供する。この
方法およびがんを示唆する他の情報を用いて、医師は診
断に際して支援を受ける。
す患者(すなわち症候性患者)における種々のがん、例
えば乳がん、結腸がんおよび肺がんならびに白血病の診
断を支援する方法であって、患者から得られた血液試料
中でNCA90の量を特異的に測定する段階と、そのよ
うな測定した量を、正常な個体群における血中NCA9
0の平均量と比較する段階とを含み、有意に増大した量
のNCA90が患者の血液中に存在することが、患者に
おけるがんの指標になるところの方法を提供する。この
方法およびがんを示唆する他の情報を用いて、医師は診
断に際して支援を受ける。
【0010】本発明はまた、がんの診断を受けた患者に
おける種々のがん、例えば乳がん、結腸がんおよび肺が
んならびに白血病の経過または進行を監視する方法を提
供する。一連の特異性免疫検定を一定期間にわたって実
施して、そのような患者から得られた血液試料中でNC
A90のレベルの変化を特異的に測定し、NCA血中レ
ベルの変化を病状の変化と相関させる。より詳細には、
一般に、血中NCA90レベルの増大は病状の悪化を示
し、血中NCA90レベルの減少は病状の改善を示す。
診断を受けた患者が、がんの治療、例えば放射線治療、
化学治療、手術などを受けて、臨床的に検出可能な疾患
を除去していた場合、血中NCA90レベルの増大は疾
病の再発の可能性を示す。
おける種々のがん、例えば乳がん、結腸がんおよび肺が
んならびに白血病の経過または進行を監視する方法を提
供する。一連の特異性免疫検定を一定期間にわたって実
施して、そのような患者から得られた血液試料中でNC
A90のレベルの変化を特異的に測定し、NCA血中レ
ベルの変化を病状の変化と相関させる。より詳細には、
一般に、血中NCA90レベルの増大は病状の悪化を示
し、血中NCA90レベルの減少は病状の改善を示す。
診断を受けた患者が、がんの治療、例えば放射線治療、
化学治療、手術などを受けて、臨床的に検出可能な疾患
を除去していた場合、血中NCA90レベルの増大は疾
病の再発の可能性を示す。
【0011】図1は、ELISAおよび免疫沈降による
正常組織中のNCA50/90遺伝子産物の検出を示
す。ELISA検定(CA 228 ELISA)を使
用して全NCA50/90タンパク質を測定し、免疫沈
降−ウエスタンブロット技術を使用して特異性のNCA
50/90糖形態を検出することにより、正常人の肺、
脾臓、肝臓、結腸、胎盤、心臓、乳房、筋肉および脳の
組織中のNCA50/90遺伝子産物の存在を試験し
た。これらの手法は、実施例の「材料および方法」に詳
細に説明する。これらの手法はいずれも、NCA50/
90遺伝子の50kDa および90kDa の両糖形態に対し
て特異性であり、他のCEA遺伝子ファミリーメンバー
とは非交叉反応性であるモノクロナール抗体であるMA
b228を用いるものであった。ELISAにより、種
々の組織中に検出されるNCA50/90タンパク質の
量を、組織タンパク質1mgあたりのNCA50/90の
ngとして記録する。免疫沈降およびウエスタンブロッテ
ィングによる特異性NCA50/90糖形態の検出は、
以下の定性尺度を用いて表示する。「−」:NCA糖形
態は検出されず。「+/−」:極微量のNCA糖形態を
検出。「+」:有意量のNCA糖形態を検出。
正常組織中のNCA50/90遺伝子産物の検出を示
す。ELISA検定(CA 228 ELISA)を使
用して全NCA50/90タンパク質を測定し、免疫沈
降−ウエスタンブロット技術を使用して特異性のNCA
50/90糖形態を検出することにより、正常人の肺、
脾臓、肝臓、結腸、胎盤、心臓、乳房、筋肉および脳の
組織中のNCA50/90遺伝子産物の存在を試験し
た。これらの手法は、実施例の「材料および方法」に詳
細に説明する。これらの手法はいずれも、NCA50/
90遺伝子の50kDa および90kDa の両糖形態に対し
て特異性であり、他のCEA遺伝子ファミリーメンバー
とは非交叉反応性であるモノクロナール抗体であるMA
b228を用いるものであった。ELISAにより、種
々の組織中に検出されるNCA50/90タンパク質の
量を、組織タンパク質1mgあたりのNCA50/90の
ngとして記録する。免疫沈降およびウエスタンブロッテ
ィングによる特異性NCA50/90糖形態の検出は、
以下の定性尺度を用いて表示する。「−」:NCA糖形
態は検出されず。「+/−」:極微量のNCA糖形態を
検出。「+」:有意量のNCA糖形態を検出。
【0012】図2は、ELISAおよび免疫沈降による
正常人、非悪性疾病患者およびがん患者の血清中のNC
A50/90遺伝子産物の検出を示す。「材料および方
法」に記載するようにして、CA 228 ELISA
および免疫沈降−ウエスタンブロッティングにより、正
常人、非悪性疾病患者およびがん患者の血清中のNCA
50/90遺伝子産物の存在を判定した。各疾病タイプ
の患者の数を示す。疾病のタイプごとに、CA 228
ELISAの結果を、最低の患者値から最高の患者値
までの範囲として記録する。また、免疫沈降−ウエスタ
ンブロッティングによって特異性のNCA50/90糖
形態について陽性であった患者血清試料の数を示す。
正常人、非悪性疾病患者およびがん患者の血清中のNC
A50/90遺伝子産物の検出を示す。「材料および方
法」に記載するようにして、CA 228 ELISA
および免疫沈降−ウエスタンブロッティングにより、正
常人、非悪性疾病患者およびがん患者の血清中のNCA
50/90遺伝子産物の存在を判定した。各疾病タイプ
の患者の数を示す。疾病のタイプごとに、CA 228
ELISAの結果を、最低の患者値から最高の患者値
までの範囲として記録する。また、免疫沈降−ウエスタ
ンブロッティングによって特異性のNCA50/90糖
形態について陽性であった患者血清試料の数を示す。
【0013】図3は、患者試料から免疫沈降させたNC
A90の定量に使用する標準曲線を示す。図3は、NC
A90血清が免疫沈降する定量に使用される典型的な標
準曲線を表す。以下に記載するように、肺組織ホモジネ
ートの三つの連続希釈溶液中のNCA90の量を電気泳
動、免疫エレクトロブロッティングおよび比重走査によ
って測定した。結果を、4回の独立した測定の平均±1
SDとしてプロットする。標準曲線の範囲は0.017
ng〜1.44ngである。
A90の定量に使用する標準曲線を示す。図3は、NC
A90血清が免疫沈降する定量に使用される典型的な標
準曲線を表す。以下に記載するように、肺組織ホモジネ
ートの三つの連続希釈溶液中のNCA90の量を電気泳
動、免疫エレクトロブロッティングおよび比重走査によ
って測定した。結果を、4回の独立した測定の平均±1
SDとしてプロットする。標準曲線の範囲は0.017
ng〜1.44ngである。
【0014】図4は、正常な被検者およびがん患者にお
ける血清CA228(全NCA50/90)の値とNC
A90の値との比較を示す。以下に記載するように、E
LISAおよび免疫エレクトロブロッティングにより、
正常な被検者10人およびがん患者9人のパネルの血清
中のCA228およびNCA90のレベルを測定した。
すべてのがん患者は、担当医により、臨床的に活性の疾
病に罹患した状態にあると診断されていた。
ける血清CA228(全NCA50/90)の値とNC
A90の値との比較を示す。以下に記載するように、E
LISAおよび免疫エレクトロブロッティングにより、
正常な被検者10人およびがん患者9人のパネルの血清
中のCA228およびNCA90のレベルを測定した。
すべてのがん患者は、担当医により、臨床的に活性の疾
病に罹患した状態にあると診断されていた。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を構成するにあたり、正常
な組織、正常な血清、がん患者の血清および非悪性疾病
患者の血清中にNCA50/90のどちらの糖形態が存
在するかを決定するための研究を実施した。以下の実施
例にさらに詳細に報告するように、正常な組織中ではN
CA50/90の両糖形態が発現するが、循環中には9
0kDa糖形態しか検出されない。アセトン抽出した正常
なヒト組織調製物に対して実施したCA 228 EL
ISAは、多量のNCA50/90(組織1mgあたり)
を肺の中で同定し、より少量のNCA50/90を脾
臓、肝臓、結腸、胎盤、心臓および乳房の組織中で同定
した。これらの組織調製物中の特異性NCA50/90
糖形態の発現を、Affigel 10に接合した抗NCA50/
90特異性MAb(MAb228)を用いる免疫沈降お
よび、エレクトロブロッティングののち、ポリクローナ
ルウサギ抗CEA抗血清を用いる検出によって測定し
た。正常な肺、脾臓、肝臓、結腸および胎盤の抽出物
は、NCA50/90の両糖形態を発現した。白血病ま
たは乳がん、肺がんもしくは結腸がんの患者48人の血
清のMAb228−Affigel 免疫沈降は、すべての試料
において90kDa 糖形態の存在のみを検出した。さらに
は、感染性または非悪性疾病患者7人および正常な被検
者10人の血清中で、免疫沈降によってNCA90だけ
が検出された。免疫沈降させたすべての患者試料におい
て、免疫沈降によって同定された90kDa 糖形態の量
が、ELISAによって測定された全NCA50/90
の血清レベルと正相関していた。
な組織、正常な血清、がん患者の血清および非悪性疾病
患者の血清中にNCA50/90のどちらの糖形態が存
在するかを決定するための研究を実施した。以下の実施
例にさらに詳細に報告するように、正常な組織中ではN
CA50/90の両糖形態が発現するが、循環中には9
0kDa糖形態しか検出されない。アセトン抽出した正常
なヒト組織調製物に対して実施したCA 228 EL
ISAは、多量のNCA50/90(組織1mgあたり)
を肺の中で同定し、より少量のNCA50/90を脾
臓、肝臓、結腸、胎盤、心臓および乳房の組織中で同定
した。これらの組織調製物中の特異性NCA50/90
糖形態の発現を、Affigel 10に接合した抗NCA50/
90特異性MAb(MAb228)を用いる免疫沈降お
よび、エレクトロブロッティングののち、ポリクローナ
ルウサギ抗CEA抗血清を用いる検出によって測定し
た。正常な肺、脾臓、肝臓、結腸および胎盤の抽出物
は、NCA50/90の両糖形態を発現した。白血病ま
たは乳がん、肺がんもしくは結腸がんの患者48人の血
清のMAb228−Affigel 免疫沈降は、すべての試料
において90kDa 糖形態の存在のみを検出した。さらに
は、感染性または非悪性疾病患者7人および正常な被検
者10人の血清中で、免疫沈降によってNCA90だけ
が検出された。免疫沈降させたすべての患者試料におい
て、免疫沈降によって同定された90kDa 糖形態の量
が、ELISAによって測定された全NCA50/90
の血清レベルと正相関していた。
【0016】NCA50/90の90kDa 糖形態のみが
循環中に見いだされるという発見は、血液中のNCA9
0糖形態の特異的測定により、悪性度の検出および監視
により高い感度および特異性を示すNCAがんマーカー
検定の基礎を提供する。
循環中に見いだされるという発見は、血液中のNCA9
0糖形態の特異的測定により、悪性度の検出および監視
により高い感度および特異性を示すNCAがんマーカー
検定の基礎を提供する。
【0017】血液(例えば血清または血漿)NCA90
レベルの測定には本質的にいかなる方法を用いてもよ
い。通常、このような測定は、一方がNCA50および
CEAファミリーの他の関連メンバー(例えばNCA9
5、CEA、BGP、PSGおよびNCA2)の除外に
対してNCA90を認識し、他方がNCA90と特異的
または非特異的に結合することができる2種の抗体試薬
を用いるサンドイッチ免疫検定法によって実施される。
検定の形式および必要な抗体試薬の調製方法は、当業者
が選択することができる。適当な抗体試薬は、標識、例
えば酵素標識することもできるし、固定化、例えばマイ
クロタイタ板上に被覆したり、プラスチックまたは磁気
のビーズまたは粒子に結合することもでき、全免疫グロ
ブリン、例えばIgGもしくはIgMまたはフラグメン
ト、例えばFab、Fab′およびF(ab′)2 フラ
グメントもしくはその集合体からなることができる。
レベルの測定には本質的にいかなる方法を用いてもよ
い。通常、このような測定は、一方がNCA50および
CEAファミリーの他の関連メンバー(例えばNCA9
5、CEA、BGP、PSGおよびNCA2)の除外に
対してNCA90を認識し、他方がNCA90と特異的
または非特異的に結合することができる2種の抗体試薬
を用いるサンドイッチ免疫検定法によって実施される。
検定の形式および必要な抗体試薬の調製方法は、当業者
が選択することができる。適当な抗体試薬は、標識、例
えば酵素標識することもできるし、固定化、例えばマイ
クロタイタ板上に被覆したり、プラスチックまたは磁気
のビーズまたは粒子に結合することもでき、全免疫グロ
ブリン、例えばIgGもしくはIgMまたはフラグメン
ト、例えばFab、Fab′およびF(ab′)2 フラ
グメントもしくはその集合体からなることができる。
【0018】好ましくは、NCA90特異性抗体試薬
は、当該技術で理解されているような適当な免疫原、例
えばNCA90含有免疫原混合物、例えば精製した脾臓
抽出物もしくは腫瘍細胞;NCA90発現性トランスフ
ェクタント細胞系統(欧州特許公開第346,702号
公報);従来の免疫原性担持分子に結合した合成ペプチ
ドを含み、そのぺプチドが、NCA90の独特のエピト
ープを包含するアミノ酸配列を有する免疫原接合体など
を用いる宿主動物の免疫化によって調製される。モノク
ローナル抗体を含む抗体試薬が一般に好ましい。
は、当該技術で理解されているような適当な免疫原、例
えばNCA90含有免疫原混合物、例えば精製した脾臓
抽出物もしくは腫瘍細胞;NCA90発現性トランスフ
ェクタント細胞系統(欧州特許公開第346,702号
公報);従来の免疫原性担持分子に結合した合成ペプチ
ドを含み、そのぺプチドが、NCA90の独特のエピト
ープを包含するアミノ酸配列を有する免疫原接合体など
を用いる宿主動物の免疫化によって調製される。モノク
ローナル抗体を含む抗体試薬が一般に好ましい。
【0019】受け入れられる疾病診断および監視方法の
他のタイプと同様に、本発明の方法は、がんの診断を受
けたすべての患者に対して有効なわけではないことが理
解されよう。むしろ、医師はNCA90の血中値を他の
診断値および臨床的観察結果と組み合わせて利用して、
がんの発症を診断し、さらには、個々の患者ごとに治療
の経路を考案する。また、NCA90の血中レベルの監
視が、個々の患者ごとの治療の経路の進行を監視するた
めの手段を提供すると考えられる。
他のタイプと同様に、本発明の方法は、がんの診断を受
けたすべての患者に対して有効なわけではないことが理
解されよう。むしろ、医師はNCA90の血中値を他の
診断値および臨床的観察結果と組み合わせて利用して、
がんの発症を診断し、さらには、個々の患者ごとに治療
の経路を考案する。また、NCA90の血中レベルの監
視が、個々の患者ごとの治療の経路の進行を監視するた
めの手段を提供すると考えられる。
【0020】
【実施例】次に、以下の実施例によって本発明を説明す
るが、これによって本発明を限定することはない。
るが、これによって本発明を限定することはない。
【0021】実施例 材料および方法 抗体および精製タンパク質 モノクローナル抗体228.2(IgG1 、k)(AT
CCHB11204)はNCA50/90に対して特異
性である。これは、CEA、BGP、NCA95または
PSβGとは交叉反応しない。この抗体の製造、精製お
よび特異性はすでに記載されている(文献22)。Affi
gel への接合に使用されるクロマトグラフィー精製した
マウスIgGは、Zymed Laboratories社(米国カリフォ
ルニア州サンフランシスコ)から購入した(カタログ番
号02−6502)。ウエスタンブロットの第一の対照
抗体として使用したウサギIgG(カタログ番号I−5
006)、ウエスタンブロットにおける免疫複合体を検
出するのに使用した、アルカリホスファターゼに接合し
たヤギ抗ウサギIgGおよび市販のウエスタンブロット
における免疫複合体を検出するのに使用したヤギ抗マウ
スIgG−アルカリホスファターゼ接合体(カタログ番
号A−1418)は、Sigma Chemical社(米国ミズーリ
州セントルイス)から購入した。ウエスタンブロットに
第一の抗体として使用した精製ウサギ抗ヒトCEAは、
Dako社(米国カリフォルニア州Carpinteria )から購入
した(コード番号A−115)。
CCHB11204)はNCA50/90に対して特異
性である。これは、CEA、BGP、NCA95または
PSβGとは交叉反応しない。この抗体の製造、精製お
よび特異性はすでに記載されている(文献22)。Affi
gel への接合に使用されるクロマトグラフィー精製した
マウスIgGは、Zymed Laboratories社(米国カリフォ
ルニア州サンフランシスコ)から購入した(カタログ番
号02−6502)。ウエスタンブロットの第一の対照
抗体として使用したウサギIgG(カタログ番号I−5
006)、ウエスタンブロットにおける免疫複合体を検
出するのに使用した、アルカリホスファターゼに接合し
たヤギ抗ウサギIgGおよび市販のウエスタンブロット
における免疫複合体を検出するのに使用したヤギ抗マウ
スIgG−アルカリホスファターゼ接合体(カタログ番
号A−1418)は、Sigma Chemical社(米国ミズーリ
州セントルイス)から購入した。ウエスタンブロットに
第一の抗体として使用した精製ウサギ抗ヒトCEAは、
Dako社(米国カリフォルニア州Carpinteria )から購入
した(コード番号A−115)。
【0022】患者試料 本実験に使用した正常な血清試料は、Bayer 社(米国ニ
ューヨーク州Tarrytown )のDiagnostics Business Gro
upの健康な試験志願者および米国ニューヨーク州Valhal
laのHudson Valley Blood Service からの提供であっ
た。米国テキサス州ヒューストンのM. D. Anderson Can
cer CenterのHerbert Fritsche博士および米国コネチカ
ット州StamfordのDianon Systems社が、乳がん、肺がん
または結腸がんの患者から血清試料の提供があった。白
血病患者からの血清は、Oncology/Hematology Consulta
nts (米国テネシー州メンフィス)から得た。
ューヨーク州Tarrytown )のDiagnostics Business Gro
upの健康な試験志願者および米国ニューヨーク州Valhal
laのHudson Valley Blood Service からの提供であっ
た。米国テキサス州ヒューストンのM. D. Anderson Can
cer CenterのHerbert Fritsche博士および米国コネチカ
ット州StamfordのDianon Systems社が、乳がん、肺がん
または結腸がんの患者から血清試料の提供があった。白
血病患者からの血清は、Oncology/Hematology Consulta
nts (米国テネシー州メンフィス)から得た。
【0023】この実験に使用したすべてのがん患者試料
は、担当医師が診療および医療記録に基づいて疾病が活
性であると診断した患者から得た。
は、担当医師が診療および医療記録に基づいて疾病が活
性であると診断した患者から得た。
【0024】組織抽出物の調製 アセトン抽出した凍結乾燥ヒト組織を、Calzyme Chemic
al Co.(米国カリフォルニア州San Luis Obispo )から
得た。ヒト心臓組織は、American Biochemicals 社(米
国カリフォルニア州サンディエゴ)から購入した。アセ
トン粉末100mgを、50mM HEPES(pH7.
4)、0.2%NP−40、0.5mM pefablock (Bo
ehringer Mannheim 社、米国インディアナ州インディア
ナポリス)(カタログ番号1429−868)、1μM
ロイペプチン(Boehringer Mannheim社、カタログ番号
1017−101)、1μM ペプスタチン(Boehringer
Mannheim 社、カタログ番号600−160)および1
mM EDTAからなる低温の均質化緩衝剤5mlに溶解し
た。次いで、溶液が均質になるまで粉末を氷上でpolytr
on均質化した(約2〜4分)。さらに5分間インキュベ
ートしたのち、ホモジネートを5,000rpm および4
℃で5分間遠心した。上澄み液を捕集し、アリコート
し、−80℃で貯蔵した。Pierce社のBCAタンパク質
検定を製造業者(Pierce社、米国イリノイ州Rockford)
の指示にしたがって使用して、組織ホモジネート中の全
タンパク質を測定した。
al Co.(米国カリフォルニア州San Luis Obispo )から
得た。ヒト心臓組織は、American Biochemicals 社(米
国カリフォルニア州サンディエゴ)から購入した。アセ
トン粉末100mgを、50mM HEPES(pH7.
4)、0.2%NP−40、0.5mM pefablock (Bo
ehringer Mannheim 社、米国インディアナ州インディア
ナポリス)(カタログ番号1429−868)、1μM
ロイペプチン(Boehringer Mannheim社、カタログ番号
1017−101)、1μM ペプスタチン(Boehringer
Mannheim 社、カタログ番号600−160)および1
mM EDTAからなる低温の均質化緩衝剤5mlに溶解し
た。次いで、溶液が均質になるまで粉末を氷上でpolytr
on均質化した(約2〜4分)。さらに5分間インキュベ
ートしたのち、ホモジネートを5,000rpm および4
℃で5分間遠心した。上澄み液を捕集し、アリコート
し、−80℃で貯蔵した。Pierce社のBCAタンパク質
検定を製造業者(Pierce社、米国イリノイ州Rockford)
の指示にしたがって使用して、組織ホモジネート中の全
タンパク質を測定した。
【0025】NCA50/90ELISA NCA50/90ELISA(CA 228と呼ぶ)を
前記(23)のように実施した。簡潔に述べると、96
ウェルのImmulon プレート(Dynatech社、米国バージニ
ア州Chantilly )4枚に、0.1M NaHCO3 中5
μg/mlのMAb228.2(pH9.0)をウェルあたり
50μl 塗布し、4℃で一夜インキュベートした。次
に、25mM トリス(pH7.5)、150mM NaC
l、0.05% Tween-20、0.1% NaN3 (TB
ST)および5%ウシ血清アルブミン(BSA、画分
V、Sigma 社、カタログ番号A−7030)を含有する
緩衝剤をウェルあたり200μl 添加することにより、
ウェル中の未反応のサイトをブロックした。プレートを
37℃で1時間ブロックした。プレートをTBSTで6
回洗浄し、25mM HEPES(pH7.0)、250mM
NaCl、100μg/mlマウスIgG、2.5%BS
A、50μg/mlゲンタマイシンおよび0.1%NaN3
(試料希釈剤)中で1:51に希釈したNCA50/9
0検定溶液の患者試料50μl を各ウェルに加えた。次
に、プレートを37℃で2時間インキュベートした。洗
浄したのち、50mM HEPES(pH7.0)、150
mM NaCl、1mM MgCl6 ・H2 O、0.1mM
ZnCl2 、1%BSA、50μg/ml ゲンタマイシン
および0.1%NaN3 (接合体希釈剤)中で2.5μ
g/mlに希釈したヤギ抗CEA−アルカリホスファターゼ
接合体の溶液50μl を各ウェルに加えた。37℃で1
時間インキュベートし、TBST中で洗浄したのち、1
Xジエタノールアミン基質緩衝剤中リン酸p−ニトロフ
ェニル(Pierce社、カタログ番号34074)1mg/ml
の溶液50μl を各ウェルに加え、37℃で30分間イ
ンキュベートした。1N NaOH100μl を各ウェ
ルに加えることによって反応を終了させた。Thermomax
マイクロプレートリーダ(Molecular Devices 社、米国
カリフォルニア州Sunnyvale )を用いて、405nmでの
吸光度マイナス490nmでの吸光度を測定した。非線形
スプライン曲線あてはめプログラムを使用する、検定標
準曲線との比較により、各試料中のNCA50/90の
量を測定した。
前記(23)のように実施した。簡潔に述べると、96
ウェルのImmulon プレート(Dynatech社、米国バージニ
ア州Chantilly )4枚に、0.1M NaHCO3 中5
μg/mlのMAb228.2(pH9.0)をウェルあたり
50μl 塗布し、4℃で一夜インキュベートした。次
に、25mM トリス(pH7.5)、150mM NaC
l、0.05% Tween-20、0.1% NaN3 (TB
ST)および5%ウシ血清アルブミン(BSA、画分
V、Sigma 社、カタログ番号A−7030)を含有する
緩衝剤をウェルあたり200μl 添加することにより、
ウェル中の未反応のサイトをブロックした。プレートを
37℃で1時間ブロックした。プレートをTBSTで6
回洗浄し、25mM HEPES(pH7.0)、250mM
NaCl、100μg/mlマウスIgG、2.5%BS
A、50μg/mlゲンタマイシンおよび0.1%NaN3
(試料希釈剤)中で1:51に希釈したNCA50/9
0検定溶液の患者試料50μl を各ウェルに加えた。次
に、プレートを37℃で2時間インキュベートした。洗
浄したのち、50mM HEPES(pH7.0)、150
mM NaCl、1mM MgCl6 ・H2 O、0.1mM
ZnCl2 、1%BSA、50μg/ml ゲンタマイシン
および0.1%NaN3 (接合体希釈剤)中で2.5μ
g/mlに希釈したヤギ抗CEA−アルカリホスファターゼ
接合体の溶液50μl を各ウェルに加えた。37℃で1
時間インキュベートし、TBST中で洗浄したのち、1
Xジエタノールアミン基質緩衝剤中リン酸p−ニトロフ
ェニル(Pierce社、カタログ番号34074)1mg/ml
の溶液50μl を各ウェルに加え、37℃で30分間イ
ンキュベートした。1N NaOH100μl を各ウェ
ルに加えることによって反応を終了させた。Thermomax
マイクロプレートリーダ(Molecular Devices 社、米国
カリフォルニア州Sunnyvale )を用いて、405nmでの
吸光度マイナス490nmでの吸光度を測定した。非線形
スプライン曲線あてはめプログラムを使用する、検定標
準曲線との比較により、各試料中のNCA50/90の
量を測定した。
【0026】マウスIgGおよびMAb228のAffige
l 10への接合 精製したマウスIgG(Zymed Laboratories社、カタロ
グ番号02−6502)およびMAb228を0.1M
HEPES(pH8.0)中で1.5mg/ml の濃度に希
釈した。タンパク質測定のために各溶液から少量のアリ
コートを採取した。Affigel 10(BioRad Laboratories
社、米国カリフォルニア州Richmond、カタログ番号15
3−6046)約2mlを2本のポリプロピレン12×7
5キャップ付き培養管のぞれぞれに入れ、低温の脱イオ
ン水中、5000rpm および4℃で3分間遠心すること
により、3回洗浄した。最初の遠心ののち、Affigel 溶
液を加えるか、管から取り出すかして、各管に充満した
ゲル約1.0mlを得た。最後の洗浄ののち、Affigel ペ
レットから上澄み液を取り出した。1.5mg/ml抗体溶
液2ml(3.0mg)を充満したAffigel 1.0mlに加え
ることにより、接合を実施した。穏やかに撹拌すること
によってAffigel を抗体溶液に再懸濁させ、4℃で4時
間揺動した。接合インキューベートののち、各管を25
00rpm および4℃で5分間遠心して、IgG−Affige
l 接合体をペレット化した。タンパク質測定のために上
澄み液の少量のアリコートを採取した。IgG−Affige
l 接合体を再懸濁させ、4℃で貯蔵した。接合前アリコ
ート中のタンパク質の量マイナス接合後抗体溶液中のタ
ンパク質の量をBCAタンパク質検定(Pierce社)で定
量することにより、Affigel に接合した抗体の量を測定
した。通常、この接合プロトコルの結果、ゲル1mlあた
り1.25〜1.5mgのAbが得られた。
l 10への接合 精製したマウスIgG(Zymed Laboratories社、カタロ
グ番号02−6502)およびMAb228を0.1M
HEPES(pH8.0)中で1.5mg/ml の濃度に希
釈した。タンパク質測定のために各溶液から少量のアリ
コートを採取した。Affigel 10(BioRad Laboratories
社、米国カリフォルニア州Richmond、カタログ番号15
3−6046)約2mlを2本のポリプロピレン12×7
5キャップ付き培養管のぞれぞれに入れ、低温の脱イオ
ン水中、5000rpm および4℃で3分間遠心すること
により、3回洗浄した。最初の遠心ののち、Affigel 溶
液を加えるか、管から取り出すかして、各管に充満した
ゲル約1.0mlを得た。最後の洗浄ののち、Affigel ペ
レットから上澄み液を取り出した。1.5mg/ml抗体溶
液2ml(3.0mg)を充満したAffigel 1.0mlに加え
ることにより、接合を実施した。穏やかに撹拌すること
によってAffigel を抗体溶液に再懸濁させ、4℃で4時
間揺動した。接合インキューベートののち、各管を25
00rpm および4℃で5分間遠心して、IgG−Affige
l 接合体をペレット化した。タンパク質測定のために上
澄み液の少量のアリコートを採取した。IgG−Affige
l 接合体を再懸濁させ、4℃で貯蔵した。接合前アリコ
ート中のタンパク質の量マイナス接合後抗体溶液中のタ
ンパク質の量をBCAタンパク質検定(Pierce社)で定
量することにより、Affigel に接合した抗体の量を測定
した。通常、この接合プロトコルの結果、ゲル1mlあた
り1.25〜1.5mgのAbが得られた。
【0027】免疫沈降法 免疫沈降の前に、組織モホジネートを、100mM Na
H2 PO4 (pH7.4)、500mM NaClおよび2
%Chaps 洗浄剤(Sigma Chemical社)を含有する試料希
釈溶液中で1.7mg/mlに希釈した。筋肉(1.2mg/
ml)および脳(0.8mg/ml)の組織調製物は、希釈せ
ずに使用した。IgG−Affigel ビーズを、PBS中、
2500rpm で3〜5分間遠心することにより、3回洗
浄した。ペレット化したゲルを等量のPBSに再懸濁さ
せて50%の最終濃度にした。MAb228−Affigel
接合体および対照マウスIgG−Affigel 接合体の両方
を用いて各試料および組織ホモジネートを免疫沈降させ
た。未希釈の患者血清または希釈した組織ホモジネート
50μl 、試料希釈剤50μl および50%IgG−Af
figel スラリー30μl を1.5mlのEppendorf 遠心管
に加えることによって免疫沈降を実施した。穏やかに揺
動しながら4℃で4時間インキュベートしたのち、沈殿
物を、100mM NaH2 PO4 (pH7.4)、0.1
%SDS、300mM NaClおよび2%Chaps を含有
する洗浄緩衝剤0.5ml中で3回洗浄した。最後の洗浄
ののち、免疫沈殿物を、ジチオトレイトール(DTT)
を含有しない2×SDS−PAGE試料緩衝剤(以下を
参照)25μl 中に再懸濁させた。試料を−20℃で貯
蔵した。
H2 PO4 (pH7.4)、500mM NaClおよび2
%Chaps 洗浄剤(Sigma Chemical社)を含有する試料希
釈溶液中で1.7mg/mlに希釈した。筋肉(1.2mg/
ml)および脳(0.8mg/ml)の組織調製物は、希釈せ
ずに使用した。IgG−Affigel ビーズを、PBS中、
2500rpm で3〜5分間遠心することにより、3回洗
浄した。ペレット化したゲルを等量のPBSに再懸濁さ
せて50%の最終濃度にした。MAb228−Affigel
接合体および対照マウスIgG−Affigel 接合体の両方
を用いて各試料および組織ホモジネートを免疫沈降させ
た。未希釈の患者血清または希釈した組織ホモジネート
50μl 、試料希釈剤50μl および50%IgG−Af
figel スラリー30μl を1.5mlのEppendorf 遠心管
に加えることによって免疫沈降を実施した。穏やかに揺
動しながら4℃で4時間インキュベートしたのち、沈殿
物を、100mM NaH2 PO4 (pH7.4)、0.1
%SDS、300mM NaClおよび2%Chaps を含有
する洗浄緩衝剤0.5ml中で3回洗浄した。最後の洗浄
ののち、免疫沈殿物を、ジチオトレイトール(DTT)
を含有しない2×SDS−PAGE試料緩衝剤(以下を
参照)25μl 中に再懸濁させた。試料を−20℃で貯
蔵した。
【0028】電気泳動およびエレクトロブロッティング 本質的にすでに記載された(文献26,27)ようにし
て電気泳動およびウエスタンブロッティングを実施し
た。精製したタンパク質または免疫沈降物を、190mM
トリス(pH6.8)、4%SDS、2mM EDTA、2
0%グリセロールおよび0.004%ブロモフェノール
ブルーを含有する等量の2×SDS−PAGE試料緩衝
剤に溶解し、水浴中で5分間煮沸した。4〜20%の勾
配のゲル(Daiichi-Enprotech 、米国マサチューセッツ
州Natick)上、ゲルあたり25〜40mAで3〜4時間電
気泳動を実施した。半乾燥エレクトロブロッティング装
置(Integrated Separations Systems-Enprotech、米国
マサチューセッツ州Natick)およびISSタンパク質エ
レクトロブロッティング緩衝剤(Integrated Separatio
ns Systems-Enprotech、カタログ番号SS11020
4)を使用して、0.2ミクロンPVDF膜(BioRad)
上にタンパク質をエレクトロブロットした。膜1cm2 あ
たり1mAの定電圧で45分間エレクトロブロッティング
を実施した。次に、ブロットした膜を、3%BSAを含
有するPBS、1μg/mlのウサギIgGもしくはウサギ
抗ヒトCEA(第一の抗体)および1:5000に希釈
したヤギ抗ウサギIgG−アルカリホスファターゼで順
次に処理した。5−ブロモ−4−クロロ−3−インドイ
ルホスフェートおよびニトロブルーテトラゾリウム(B
CIP−NBT、Sigma 社、カタログ番号B−565
5)を製造業者の指示どおりに添加することにより、結
合した免疫複合体を視覚化した。
て電気泳動およびウエスタンブロッティングを実施し
た。精製したタンパク質または免疫沈降物を、190mM
トリス(pH6.8)、4%SDS、2mM EDTA、2
0%グリセロールおよび0.004%ブロモフェノール
ブルーを含有する等量の2×SDS−PAGE試料緩衝
剤に溶解し、水浴中で5分間煮沸した。4〜20%の勾
配のゲル(Daiichi-Enprotech 、米国マサチューセッツ
州Natick)上、ゲルあたり25〜40mAで3〜4時間電
気泳動を実施した。半乾燥エレクトロブロッティング装
置(Integrated Separations Systems-Enprotech、米国
マサチューセッツ州Natick)およびISSタンパク質エ
レクトロブロッティング緩衝剤(Integrated Separatio
ns Systems-Enprotech、カタログ番号SS11020
4)を使用して、0.2ミクロンPVDF膜(BioRad)
上にタンパク質をエレクトロブロットした。膜1cm2 あ
たり1mAの定電圧で45分間エレクトロブロッティング
を実施した。次に、ブロットした膜を、3%BSAを含
有するPBS、1μg/mlのウサギIgGもしくはウサギ
抗ヒトCEA(第一の抗体)および1:5000に希釈
したヤギ抗ウサギIgG−アルカリホスファターゼで順
次に処理した。5−ブロモ−4−クロロ−3−インドイ
ルホスフェートおよびニトロブルーテトラゾリウム(B
CIP−NBT、Sigma 社、カタログ番号B−565
5)を製造業者の指示どおりに添加することにより、結
合した免疫複合体を視覚化した。
【0029】Pharmacia LKB UltroScan XL走査比重計を
用いて膜のバンド染色強度(ピーク面積)を測定した。
用いて膜のバンド染色強度(ピーク面積)を測定した。
【0030】NCA90の定量 試料のNCA90ピーク区域を、既知のNCA90濃度
の肺組織ホモジネートの連続希釈溶液の場合の標準曲線
と比較することにより、患者血清50μl 中に存在する
NCA90の量を測定した。簡潔に述べると、免疫沈降
させていない肺組織ホモジネート(CA 228 EL
ISAによる測定でNCA50/90濃度が既知のも
の)の連続希釈溶液を電気泳動に付し、前記のようにP
VDF膜の上に免疫ブロットした。組織希釈溶液の全N
CA50/90濃度に、NCA90である全NCA50
/90の%値(ブロットの比重測定走査から得た)を乗
じることにより、各肺組織希釈溶液中のNCA90濃度
を測定した。そして、NCA90ピーク面積に対してプ
ロットしたNCA90濃度のログを使用して標準曲線を
構成した(代表的な標準曲線を図3に示す)。次に、N
CA90ピーク面積を標準曲線と比較することにより、
患者血清試料50μl 中のNCA90の量を定量化し
た。結果に20を乗じて、血清1mlあたりのNCA90
の濃度を測定し、その結果を1mlあたりのNCA90の
ngとして記録した。
の肺組織ホモジネートの連続希釈溶液の場合の標準曲線
と比較することにより、患者血清50μl 中に存在する
NCA90の量を測定した。簡潔に述べると、免疫沈降
させていない肺組織ホモジネート(CA 228 EL
ISAによる測定でNCA50/90濃度が既知のも
の)の連続希釈溶液を電気泳動に付し、前記のようにP
VDF膜の上に免疫ブロットした。組織希釈溶液の全N
CA50/90濃度に、NCA90である全NCA50
/90の%値(ブロットの比重測定走査から得た)を乗
じることにより、各肺組織希釈溶液中のNCA90濃度
を測定した。そして、NCA90ピーク面積に対してプ
ロットしたNCA90濃度のログを使用して標準曲線を
構成した(代表的な標準曲線を図3に示す)。次に、N
CA90ピーク面積を標準曲線と比較することにより、
患者血清試料50μl 中のNCA90の量を定量化し
た。結果に20を乗じて、血清1mlあたりのNCA90
の濃度を測定し、その結果を1mlあたりのNCA90の
ngとして記録した。
【0031】結果 正常な組織におけるNCA50/90の発現 広範囲な生化学的特性決定にもかかわらず、主としてN
CA50/90特異性試薬の欠如により、NCA50/
90正常な組織発現についてはほとんど知られていな
い。正常組織におけるNCA50/90の発現を検査す
るため、ELISA検定(CA 228 ELISA)
および免疫沈降プロトコルの両方を用いた。両方法と
も、グリコシル化NCA50およびNCA90遺伝子産
物のいずれに対して特異的であり、他のCEA遺伝子フ
ァミリーメンバーと交叉反応しないモノクロナール抗体
MAb228(文献22)を使用する。CA 228
ELISAを使用して、肺、脾臓、肝臓、結腸、胎盤、
心臓のアセトン粉末抽出物および乳房組織のホモジネー
ト中にNCA50/90を検出した。筋肉および脳組織
抽出物中にはNCA50/90は検出されなかった(図
1)。興味深いことに、NCA50/90は筋肉組織中
には見いだされず、心臓組織抽出物中に検出された。さ
らには、脾臓は、他の器官の大部分よりも多量のNCA
50/90をタンパク質1mgあたり含有することがわか
った。これらの発見の両方に可能な説明は、心臓および
脾臓の組織中に検出されるNCA50/90が、NCA
50/90を発現することが知られる、組織の処理の際
にそれらの器官中に存在していた血液中の顆粒球(文献
23、28〜30)から誘導されるということである。
図1の表に示すELISAの結果は、肺、脾臓および肝
臓の組織が最も多量の全NCA50/90を組織タンパ
ク質1mgあたり含有するということを実証する。
CA50/90特異性試薬の欠如により、NCA50/
90正常な組織発現についてはほとんど知られていな
い。正常組織におけるNCA50/90の発現を検査す
るため、ELISA検定(CA 228 ELISA)
および免疫沈降プロトコルの両方を用いた。両方法と
も、グリコシル化NCA50およびNCA90遺伝子産
物のいずれに対して特異的であり、他のCEA遺伝子フ
ァミリーメンバーと交叉反応しないモノクロナール抗体
MAb228(文献22)を使用する。CA 228
ELISAを使用して、肺、脾臓、肝臓、結腸、胎盤、
心臓のアセトン粉末抽出物および乳房組織のホモジネー
ト中にNCA50/90を検出した。筋肉および脳組織
抽出物中にはNCA50/90は検出されなかった(図
1)。興味深いことに、NCA50/90は筋肉組織中
には見いだされず、心臓組織抽出物中に検出された。さ
らには、脾臓は、他の器官の大部分よりも多量のNCA
50/90をタンパク質1mgあたり含有することがわか
った。これらの発見の両方に可能な説明は、心臓および
脾臓の組織中に検出されるNCA50/90が、NCA
50/90を発現することが知られる、組織の処理の際
にそれらの器官中に存在していた血液中の顆粒球(文献
23、28〜30)から誘導されるということである。
図1の表に示すELISAの結果は、肺、脾臓および肝
臓の組織が最も多量の全NCA50/90を組織タンパ
ク質1mgあたり含有するということを実証する。
【0032】正常な組織中に発現するNCA50/90
の特定の糖形態を検出するため、MAb228−Affige
l またはマウスIgG−Affigel (対照)を用いてアセ
トン粉末抽出物および乳房組織ホモジネートの調製物を
免疫沈降させたたのち、電気泳動を実施し、ウサギ抗C
EAまたはウサギIgG抗体調製物(対照)のいずれか
を用いて免疫ブロットした。
の特定の糖形態を検出するため、MAb228−Affige
l またはマウスIgG−Affigel (対照)を用いてアセ
トン粉末抽出物および乳房組織ホモジネートの調製物を
免疫沈降させたたのち、電気泳動を実施し、ウサギ抗C
EAまたはウサギIgG抗体調製物(対照)のいずれか
を用いて免疫ブロットした。
【0033】組織抽出物またはホモジネートからのNC
A50/90免疫沈降の結果を図1の表にまとめる。
肺、脾臓、肝臓、結腸および胎盤は、NCA50/90
の両方の糖形態を発現した。心臓および乳房の組織はN
CA90のみを発現したが、筋肉および脳は、かろうじ
て検出可能な量のNCA90しか有していなかった。心
臓、乳房、筋肉および脳の組織中にNCA50を検出で
きないことは、これらの組織中のこの糖形態の欠如を意
味するか、そうでなければ、免疫沈降によるNCA50
検出の感度限界が組織タンパク質1mgあたり全NCA5
0/90約10ngであることを示唆している。
A50/90免疫沈降の結果を図1の表にまとめる。
肺、脾臓、肝臓、結腸および胎盤は、NCA50/90
の両方の糖形態を発現した。心臓および乳房の組織はN
CA90のみを発現したが、筋肉および脳は、かろうじ
て検出可能な量のNCA90しか有していなかった。心
臓、乳房、筋肉および脳の組織中にNCA50を検出で
きないことは、これらの組織中のこの糖形態の欠如を意
味するか、そうでなければ、免疫沈降によるNCA50
検出の感度限界が組織タンパク質1mgあたり全NCA5
0/90約10ngであることを示唆している。
【0034】がん患者血清中のNCA50/90の発現 MAb228免疫沈降実験は、正常な肺、脾臓、肝臓、
結腸および胎盤の組織抽出物中でのNCA50および9
0の両糖形態の発現を実証したが、心臓、乳房、筋肉お
よび脳の組織中にはNCA90だけが見いだされた。が
ん患者の血清中に見いだされるNCA50/90の糖形
態を決定するため、肺がん患者12人、結腸がん患者1
3人、乳がん患者12人および白血病患者11人からの
血清を、マウスIgG−Affigel (対照として)または
MAb228−Affigel によって免疫沈降させたのち、
ウサギIgG(対照)またはウサギ抗CEA抗体のいず
れかで免疫検出した。図2の表に示すように、試験した
がん患者試料の100%(48/48)が彼らの血清中
で90kDa 糖形態のみを発現した。免疫ブロット染色の
強さによって決まる患者血清からのNCA90の半定量
的免疫沈降は、ELISAによって測定された血清中の
全NCA50/90のレベル(データは提示せず)と正
相関していた。血清中のNCA90発現の排他性は、全
NCA50/90の血清濃度にかかわらず確認された。
臨床的に高い濃度(>35ng/ml )または低い濃度(<
35ng/ml )のNCA50/90を含む試料は、90kD
a の糖形態のみを発現した。
結腸および胎盤の組織抽出物中でのNCA50および9
0の両糖形態の発現を実証したが、心臓、乳房、筋肉お
よび脳の組織中にはNCA90だけが見いだされた。が
ん患者の血清中に見いだされるNCA50/90の糖形
態を決定するため、肺がん患者12人、結腸がん患者1
3人、乳がん患者12人および白血病患者11人からの
血清を、マウスIgG−Affigel (対照として)または
MAb228−Affigel によって免疫沈降させたのち、
ウサギIgG(対照)またはウサギ抗CEA抗体のいず
れかで免疫検出した。図2の表に示すように、試験した
がん患者試料の100%(48/48)が彼らの血清中
で90kDa 糖形態のみを発現した。免疫ブロット染色の
強さによって決まる患者血清からのNCA90の半定量
的免疫沈降は、ELISAによって測定された血清中の
全NCA50/90のレベル(データは提示せず)と正
相関していた。血清中のNCA90発現の排他性は、全
NCA50/90の血清濃度にかかわらず確認された。
臨床的に高い濃度(>35ng/ml )または低い濃度(<
35ng/ml )のNCA50/90を含む試料は、90kD
a の糖形態のみを発現した。
【0035】非悪性疾病の患者の血清におけるNCA5
0/90の発現 がん患者血清からのNCA50/90糖形態の免疫沈降
は、患者の血清中の90kDa 糖形態のみの存在を明らか
にした。感染性かつ非悪性の疾病の患者の血清中に存在
するNCA50/90種を検査するため、A型肝炎ウイ
ルス感染、B型肝炎ウイルス感染、肝硬変、大腸炎およ
び肺の疾患をもつ患者からの血清を、マウスIgG−Af
figel およびMAb228−Affigel で免疫沈降させ
た。図2にまとめる結果は、これらの感染性かつ非悪性
の疾病の患者の血清中にNCA90糖形態のみが検出さ
れることを明らかに実証する。この患者集団のCA 2
28ELISA値は、27.6〜49.3ng/ml の範囲
であった。二つの患者試料(いずれも肝炎患者)が、3
5ng/ml である正常値の上限を超える血清NCA50/
90濃度を有していた。これらの試料の両方で、90kD
a 糖形態のみが検出された。
0/90の発現 がん患者血清からのNCA50/90糖形態の免疫沈降
は、患者の血清中の90kDa 糖形態のみの存在を明らか
にした。感染性かつ非悪性の疾病の患者の血清中に存在
するNCA50/90種を検査するため、A型肝炎ウイ
ルス感染、B型肝炎ウイルス感染、肝硬変、大腸炎およ
び肺の疾患をもつ患者からの血清を、マウスIgG−Af
figel およびMAb228−Affigel で免疫沈降させ
た。図2にまとめる結果は、これらの感染性かつ非悪性
の疾病の患者の血清中にNCA90糖形態のみが検出さ
れることを明らかに実証する。この患者集団のCA 2
28ELISA値は、27.6〜49.3ng/ml の範囲
であった。二つの患者試料(いずれも肝炎患者)が、3
5ng/ml である正常値の上限を超える血清NCA50/
90濃度を有していた。これらの試料の両方で、90kD
a 糖形態のみが検出された。
【0036】正常な被検者の血清におけるNCA50/
90糖形態の発現 同様に、正常な被検者からの血清試料10個をMAb2
28媒介免疫沈降および免疫ブロッティングに付した。
試験したすべての正常な血清試料中にNCA90糖形態
だけが検出された(図2)。これらの試料のCA 22
8 ELISA値は13.4〜49.4ng/ml の範囲で
あった。患者3人は、35ng/ml を超える濃度の血清N
CA50/90を有していた。3人とも、90kDa 糖形
態のみを血清中に有していた。これらの結果は、正常な
被検者が、悪性疾病患者および非悪性疾病患者と同様
に、正常な肺、結腸および肝臓の組織中に50kDa およ
び90kDa の両糖形態を有するにもかかわらず、循環中
にNCA50/90の90kDa 糖形態のみを有すること
を明らかに実証した。
90糖形態の発現 同様に、正常な被検者からの血清試料10個をMAb2
28媒介免疫沈降および免疫ブロッティングに付した。
試験したすべての正常な血清試料中にNCA90糖形態
だけが検出された(図2)。これらの試料のCA 22
8 ELISA値は13.4〜49.4ng/ml の範囲で
あった。患者3人は、35ng/ml を超える濃度の血清N
CA50/90を有していた。3人とも、90kDa 糖形
態のみを血清中に有していた。これらの結果は、正常な
被検者が、悪性疾病患者および非悪性疾病患者と同様
に、正常な肺、結腸および肝臓の組織中に50kDa およ
び90kDa の両糖形態を有するにもかかわらず、循環中
にNCA50/90の90kDa 糖形態のみを有すること
を明らかに実証した。
【0037】正常な個人ならびに結腸がん、肺がんおよ
び乳がんの患者の血清中のNCA90の定量 正常な血清およびがん患者の血清中のNCA90の定量
方法を開発した。この方法は、MAb228−Affigel
接合体を用いる免疫沈降によって血清からNCA90を
単離し、沈降物をPVDF膜上にエレクトロブロット
し、ポリクロナールウサギ抗CEA抗体調製物を用いて
移行した沈降物を検出し、確認されたNCA90バンド
を比重測定走査することを含む。免疫沈降させたNCA
90の定量は、免疫沈降させた試料のNCA90ピーク
面積(膜の走査によって得た)を、既知のNCA90濃
度の肺組織ホモジネートの連続希釈溶液から導き出した
標準曲線と比較することによって実施した。NCA90
ピーク面積に対してNCA90濃度を表す代表的な標準
曲線を図3に示す。
び乳がんの患者の血清中のNCA90の定量 正常な血清およびがん患者の血清中のNCA90の定量
方法を開発した。この方法は、MAb228−Affigel
接合体を用いる免疫沈降によって血清からNCA90を
単離し、沈降物をPVDF膜上にエレクトロブロット
し、ポリクロナールウサギ抗CEA抗体調製物を用いて
移行した沈降物を検出し、確認されたNCA90バンド
を比重測定走査することを含む。免疫沈降させたNCA
90の定量は、免疫沈降させた試料のNCA90ピーク
面積(膜の走査によって得た)を、既知のNCA90濃
度の肺組織ホモジネートの連続希釈溶液から導き出した
標準曲線と比較することによって実施した。NCA90
ピーク面積に対してNCA90濃度を表す代表的な標準
曲線を図3に示す。
【0038】NCA90免疫沈降−ウエスタンブロッテ
ィング技術を使用して、正常人10名およびがん患者9
名(結腸がん4名、肺がん2名、乳がん3名)の血清中
のNCA90濃度を測定し、これらの試料について測定
したCA 228 ELISA値と比較した。免疫沈降
−ウエスタンブロッティングによる血清NCA90の定
量は、正常人およびがん患者の集団それぞれの場合で
0.7±0.4ng/ml (±1SD)および3.5±2.
4ng/ml の平均値を出した。これらの二つの患者集団に
ついてのCA 228 ELISAの結果は、29.3
±12.3ng/mlおよび329.4±264.9ng/ml
のNCA50/90の平均レベルを出した。この結果を
図4に示す。免疫沈降および免疫エレクトロブロッティ
ングは、患者血清中に存在する全NCA90の一部しか
検出しないが、図4に示す結果は、血清NCA90の特
異的定量が、全血清NCA50/90を測定する場合よ
りも、正常な集団と悪性疾病の集団とを正しく区別する
ということを実証する。
ィング技術を使用して、正常人10名およびがん患者9
名(結腸がん4名、肺がん2名、乳がん3名)の血清中
のNCA90濃度を測定し、これらの試料について測定
したCA 228 ELISA値と比較した。免疫沈降
−ウエスタンブロッティングによる血清NCA90の定
量は、正常人およびがん患者の集団それぞれの場合で
0.7±0.4ng/ml (±1SD)および3.5±2.
4ng/ml の平均値を出した。これらの二つの患者集団に
ついてのCA 228 ELISAの結果は、29.3
±12.3ng/mlおよび329.4±264.9ng/ml
のNCA50/90の平均レベルを出した。この結果を
図4に示す。免疫沈降および免疫エレクトロブロッティ
ングは、患者血清中に存在する全NCA90の一部しか
検出しないが、図4に示す結果は、血清NCA90の特
異的定量が、全血清NCA50/90を測定する場合よ
りも、正常な集団と悪性疾病の集団とを正しく区別する
ということを実証する。
【0039】本発明者の研究の重要な発見は、循環中の
NCA50/90の90kDa 糖形態のみの検出である。
悪性疾病患者、非悪性疾病患者、感染性疾病患者および
正常人の血清のMAb228−Affigel 免疫沈降の結
果、試験した各試料中でNCA90が排他的に検出され
た。NCA50/90の高い全血清レベルをもつ肺が
ん、肝臓がんおよび結腸がんの患者は、血清中にNCA
90のみを有していた。組織の多大な損傷を伴う肝炎お
よび肝硬変の患者もまた、循環中にNCA90のみを有
していた。正常な血清中の低い量のNCA90およびが
ん患者の血清中の高い量のNCA90の排他的検出を説
明づけるかもしれない興味深い生物学的仮説がいくつか
存在する。NCA50/90産生細胞は、宿主(顆粒球
および/または正常組織)であろうと腫瘍細胞であろう
と、NCA50/90の両方の糖形態を合成し、水疱の
表面に発現させ、分泌するが、循環中では、穏やかにグ
リコシル化されたNCA90形態がタンパク分解的に開
裂するため、高度にグリコシル化されたNCA50形態
だけが検出される。我々の研究室からの予備的な証拠
は、これが当てはまらないことを示唆する。市販の精製
された胎盤NCA50/90を正常なヒト血清中に加え
たのち、MAb−Affigel 免疫沈降を実施すると、NC
A50/90の両方の糖形態が回収された(データは提
示せず)。あるいはまた、細胞は両方の糖形態を合成す
ることはできるが、90kDa 形態だけが血漿膜の表面に
発現される。この仮説は、NCA50/90遺伝子産物
のグリコシル化が、おそらくは、細胞もしくは膜水疱の
脂質二重層における糖タンパク質の正しい配向を保証す
ることにより、ポリペプチドの細胞限局化を指示するの
かもしれないことを意味する。第三の仮説として、NC
A50/90の両糖形態が合成され、発現することがで
きるが、90kDa 形態だけが細胞外に分泌(または放
出)される。この仮説は、グリコシル化が、おそらくは
細胞外グリコシルホスファチジルリパーゼの作用の促進
を介して、分泌/放出に対する重要な補助として機能す
ることを意味する。
NCA50/90の90kDa 糖形態のみの検出である。
悪性疾病患者、非悪性疾病患者、感染性疾病患者および
正常人の血清のMAb228−Affigel 免疫沈降の結
果、試験した各試料中でNCA90が排他的に検出され
た。NCA50/90の高い全血清レベルをもつ肺が
ん、肝臓がんおよび結腸がんの患者は、血清中にNCA
90のみを有していた。組織の多大な損傷を伴う肝炎お
よび肝硬変の患者もまた、循環中にNCA90のみを有
していた。正常な血清中の低い量のNCA90およびが
ん患者の血清中の高い量のNCA90の排他的検出を説
明づけるかもしれない興味深い生物学的仮説がいくつか
存在する。NCA50/90産生細胞は、宿主(顆粒球
および/または正常組織)であろうと腫瘍細胞であろう
と、NCA50/90の両方の糖形態を合成し、水疱の
表面に発現させ、分泌するが、循環中では、穏やかにグ
リコシル化されたNCA90形態がタンパク分解的に開
裂するため、高度にグリコシル化されたNCA50形態
だけが検出される。我々の研究室からの予備的な証拠
は、これが当てはまらないことを示唆する。市販の精製
された胎盤NCA50/90を正常なヒト血清中に加え
たのち、MAb−Affigel 免疫沈降を実施すると、NC
A50/90の両方の糖形態が回収された(データは提
示せず)。あるいはまた、細胞は両方の糖形態を合成す
ることはできるが、90kDa 形態だけが血漿膜の表面に
発現される。この仮説は、NCA50/90遺伝子産物
のグリコシル化が、おそらくは、細胞もしくは膜水疱の
脂質二重層における糖タンパク質の正しい配向を保証す
ることにより、ポリペプチドの細胞限局化を指示するの
かもしれないことを意味する。第三の仮説として、NC
A50/90の両糖形態が合成され、発現することがで
きるが、90kDa 形態だけが細胞外に分泌(または放
出)される。この仮説は、グリコシル化が、おそらくは
細胞外グリコシルホスファチジルリパーゼの作用の促進
を介して、分泌/放出に対する重要な補助として機能す
ることを意味する。
【0040】上記のように、本発明を詳細に説明し、例
示した。明らかに、本発明の真髄および範囲を逸するこ
となく、本発明に対して他にも多様な変形を加えること
ができる。
示した。明らかに、本発明の真髄および範囲を逸するこ
となく、本発明に対して他にも多様な変形を加えること
ができる。
【0041】参照文献目録 1.Thomas, P., Toth, C. A., Saini, K. S., Jessup,
J. M.およびSteele,J.共著「がん胎児性抗原遺伝子フ
ァミリーの構造、代謝および機能」Biochim. et Biophy
s. Acta, 1032: 177, 1990 2.Thompson, J. A., Grunert, F.およびZimmerman,
W. 共著「がん胎児性抗原遺伝子ファミリー:分子生物
学および臨床的展望」J. Clin. Lab. Anal., 5:344, 19
91 3.Stanners, C. P., Rojas, M., Zhou, H., Fuks, A.
およびBeauchemin, N.共著「CEAファミリー:進化過
渡期における系か?」Int. J. Biological Markers, 7:
137, 1992 4.Nagel, G. およびGrunert, F. 共著「遺伝子からタ
ンパク質へ:非特異性交叉反応抗原」Tumor Biol., 16:
17, 1995 5.Khan, W., Frangsmyr, L., Teglund, S., Isrealss
on, A., Bremer, K.およびHammarstrom, S. 共著「三つ
の新遺伝子の同定およびがん胎児性遺伝子ファミリーの
サイズの推定」Genomics, 14: 384, 1992 6.Nagel, G., Grunert, F., Kuijpers, T., Watt, S.
M., Thompson, J. およびZimmerman, W. 共著「ゲノム
編成、スプライス変異体およびCGM1の発現、がん胎
児性抗原遺伝子ファミリーのCD66関連メンバー」Eu
r. J. Biochem., 214: 27, 1993 7.Kuroki, M., Arakawa, F., Matsuo, Y., Oikawa,
S., Misumi, Y., Nakazato, H. およびMatsuoka, Y.共
著「ヒト顆粒球における非特異性交叉反応抗原の分子ク
ローニング」J.Biol. Chem., 266: 11810, 1991 8.Khan, W., Teglund, S., Bremer, K. およびHammar
strom, S. 共著「免疫グロブリンスーパファミリーの妊
娠特異性糖タンパク質ファミリー:新メンバーの同定お
よびファミリーサイズの推定」Genomics, 12: 780, 199
2 9.Barnett, T. R., Pickle, W.およびElting, J. J.
共著「骨髄細胞系統KG−1からの妊娠特異性β1糖タ
ンパク質ファミリーの二つの新メンバーの特性決定およ
び転写ユニットの別個の2分類の示唆」Biochemistry,
29: 10213, 1990 10.Olsen, A., Teglund, S., Nelson, D., Gordon,
L., Copeland, A., Georgescu, A., Carrano, A.および
Hammarstrom, S. 共著「ヒト染色体19における妊娠特
異性糖タンパク質領域の遺伝子編成:領域に及ぶ700
kbコスミド整列群のアセンブリおよび分析」Genomics,
23: 269, 1994
J. M.およびSteele,J.共著「がん胎児性抗原遺伝子フ
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編成、スプライス変異体およびCGM1の発現、がん胎
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S., Misumi, Y., Nakazato, H. およびMatsuoka, Y.共
著「ヒト顆粒球における非特異性交叉反応抗原の分子ク
ローニング」J.Biol. Chem., 266: 11810, 1991 8.Khan, W., Teglund, S., Bremer, K. およびHammar
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娠特異性糖タンパク質ファミリー:新メンバーの同定お
よびファミリーサイズの推定」Genomics, 12: 780, 199
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共著「骨髄細胞系統KG−1からの妊娠特異性β1糖タ
ンパク質ファミリーの二つの新メンバーの特性決定およ
び転写ユニットの別個の2分類の示唆」Biochemistry,
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異性糖タンパク質領域の遺伝子編成:領域に及ぶ700
kbコスミド整列群のアセンブリおよび分析」Genomics,
23: 269, 1994
【0042】11.Hasegawa, T., Isobe, K., Tsuchiy
a, Y., Oikawa, S., Nakazato, H.,Nakashima, I.およ
びShimokata, K. 共著「非特異性交叉反応抗原(NC
A)が肺がんで発現するがん胎児性抗原(CEA)関連
遺伝子ファミリーの主要メンバーである」Br. J.Cance
r, 67: 58, 1993 12.Kim, J., Kaye, F. J., Henslee, J. G., Shivel
y, J. E., Park, J-G., Lai, S-L., Linnoila, R. I.,
Mulshine, J. L. およびGadzar, A. F. 共著「肺におけ
るがん胎児性抗原の発現と胃腸のがん」Int. J. Cance
r, 52: 718, 1992 13.Chi, K., Jessup. J. M.およびFrazier, M. L.共
著「結腸直腸がんにおける非特異性交叉反応抗原のmR
NAコーディングの優勢的発現」Tumor Biol.,12: 298,
1991 14.Sato, C., Miyaki, M., Oikawa, S., Nakazato,
H.およびKosaki, G.共著「ヒト結腸腺がんおよび正常な
結腸粘膜におけるがん胎児性抗原および非特異性交叉反
応抗原遺伝子の発現の相違」Jpn. J. Cancer Res., 79:
433, 1988 15.Cournoyer, D., Beauchemin, N., Boucher, D.,
Benchimol, S., Fuks,A.およびStanners, C. P. 共著
「悪性および非悪性ヒト組織におけるがん胎児性抗原フ
ァミリーの遺伝子の転写」Cancer Res., 48: 3153, 198
8 16.Keep, J. C., Benson, A. B., Sullivan, M. D.,
Carney, W. P., Rosen, S. T.およびRadosevich, J.
A. 共著「モノクロナール抗体47D10および抗がん
胎児性抗原を用いる結腸直腸がんの免疫表現型分析」Tu
mor Biol., 10: 153, 1989 17.Nap, M., Keuning, H., Burtin, P., Costerhui
s, J. W. およびFleuren, G. 共著「良性および悪性の
乳房腫瘍におけるCEAおよびNCA」AmericanJ. of
Clin. Pathol., 82: 536, 1984 18.Radosevich, J. A., Robinson, P. G., Carney,
W. P., Warren, W., Rosen, S. T. およびGould, V. E.
共著「非特異性交叉反応抗原と反応するモノクロナール
抗体(47D10)を用いる肺および胸膜の新生物の免
疫組織化学的分析」Tumor Biol., 10: 281, 1989 19.Kuroki, M., Ichiki, S., Kuroki, M.およびMats
uoka, Y.共著「ヒト膵臓腫瘍からの連続的な細胞系統に
よるがん胎児性抗原と非特異性交叉反応抗原の共産生」
J. Natl, Cancer Inst., 69: 401, 1982 20.Barnett, T., Goebel, S., Nothdurft, M. A. お
よびElting, J.共著「がん胎児性抗原ファミリー:NC
AおよびCEAのcDNAコーディングの特性決定なら
びにその保存されたループ領域における作為的配列変異
の示唆」Genomics, 3: 59, 1988
a, Y., Oikawa, S., Nakazato, H.,Nakashima, I.およ
びShimokata, K. 共著「非特異性交叉反応抗原(NC
A)が肺がんで発現するがん胎児性抗原(CEA)関連
遺伝子ファミリーの主要メンバーである」Br. J.Cance
r, 67: 58, 1993 12.Kim, J., Kaye, F. J., Henslee, J. G., Shivel
y, J. E., Park, J-G., Lai, S-L., Linnoila, R. I.,
Mulshine, J. L. およびGadzar, A. F. 共著「肺におけ
るがん胎児性抗原の発現と胃腸のがん」Int. J. Cance
r, 52: 718, 1992 13.Chi, K., Jessup. J. M.およびFrazier, M. L.共
著「結腸直腸がんにおける非特異性交叉反応抗原のmR
NAコーディングの優勢的発現」Tumor Biol.,12: 298,
1991 14.Sato, C., Miyaki, M., Oikawa, S., Nakazato,
H.およびKosaki, G.共著「ヒト結腸腺がんおよび正常な
結腸粘膜におけるがん胎児性抗原および非特異性交叉反
応抗原遺伝子の発現の相違」Jpn. J. Cancer Res., 79:
433, 1988 15.Cournoyer, D., Beauchemin, N., Boucher, D.,
Benchimol, S., Fuks,A.およびStanners, C. P. 共著
「悪性および非悪性ヒト組織におけるがん胎児性抗原フ
ァミリーの遺伝子の転写」Cancer Res., 48: 3153, 198
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Carney, W. P., Rosen, S. T.およびRadosevich, J.
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胎児性抗原を用いる結腸直腸がんの免疫表現型分析」Tu
mor Biol., 10: 153, 1989 17.Nap, M., Keuning, H., Burtin, P., Costerhui
s, J. W. およびFleuren, G. 共著「良性および悪性の
乳房腫瘍におけるCEAおよびNCA」AmericanJ. of
Clin. Pathol., 82: 536, 1984 18.Radosevich, J. A., Robinson, P. G., Carney,
W. P., Warren, W., Rosen, S. T. およびGould, V. E.
共著「非特異性交叉反応抗原と反応するモノクロナール
抗体(47D10)を用いる肺および胸膜の新生物の免
疫組織化学的分析」Tumor Biol., 10: 281, 1989 19.Kuroki, M., Ichiki, S., Kuroki, M.およびMats
uoka, Y.共著「ヒト膵臓腫瘍からの連続的な細胞系統に
よるがん胎児性抗原と非特異性交叉反応抗原の共産生」
J. Natl, Cancer Inst., 69: 401, 1982 20.Barnett, T., Goebel, S., Nothdurft, M. A. お
よびElting, J.共著「がん胎児性抗原ファミリー:NC
AおよびCEAのcDNAコーディングの特性決定なら
びにその保存されたループ領域における作為的配列変異
の示唆」Genomics, 3: 59, 1988
【0043】21.Barnett, T. R., Kretschmer, A.,
Austen, D. A., Goebel, S. J., Hart, J. T., Elting,
J. J.およびKamarck, M. E.共著「がん胎児性抗原:代
替スプライシングが、がん胎児性抗原ファミリーの新メ
ンバーをコーディングする多数のmRNAを説明づけ
る」J. Cell Biol., 108: 267, 1989 22.Allard, W. J., Neaman, I. E., Elting, J. J,
Barnett, T. R., Yosimura, H., Fritsche, H. A. およ
びYeung, K. K.共著「乳がん、肺がんおよび結腸がんの
患者において非特異性交叉反応抗原50/90が高揚す
る」Cancer Res., 54: 1227, 1994 23.Allard, W. J., Neaman, I. E., Very, D. L., J
r., Murray, B. L. およびYeung, K. K.共著「顆粒球お
よびリンパ球におけるCEAファミリーメンバーの発現
ならびに慢性骨髄性白血病および慢性リンパ球性白血病
における血清バイオマーカーとしての使用」原稿作成
中、1995 24.Robbins, P. F., Eggensperger, D., Qi, C-F.お
よびSchlom, J.共著「ヒト乳がんおよび肺がんにおける
ヒトがん胎児性抗原および非特異性交叉反応抗原の発現
の定義」Int. J. Cancer, 53: 892, 1993 25.Baranov, V., Yeung, M. M. およびHammerstrom,
B. 共著「正常なヒト結腸粘膜およびがん性ヒト結腸粘
膜におけるがん胎児性抗原および非特異性交叉反応性5
0kDa 抗原の発現:モノクロナール抗体との比較による
超微細構造研究」Cancer Res., 54: 3305, 1994 26.Allard, W. J., Vicario, P. P., Saperstein,
R., Slater, E. E.およびStrout, H. V. 共著「ストレ
プトゾトシン誘発糖尿病においてラット肝臓阻害性グア
ニンヌクレオチド結合タンパク質の機能は変化するが、
その発現は変化しない」Endocrinology, 129: 169, 199
1 27.Allard, W. J. およびLienhard, G. E. 共著「ヒ
ト赤血球からのグルコーストランスポーターに対するモ
ノクロナール抗体。Mr =55,000タンパク質とし
てのトランスポーターの同定」J. Biol. Chem., 260: 8
668, 1985 28.Kuroki, M., Matsuo, Y., Kinugara, T.およびMa
tsuoka, Y.共著「細胞活性化の際のヒト好中球による、
CEA遺伝子ファミリーのメンバーである非特異性交叉
反応抗原(NCA)の増大した発現および放出」J. Leu
k. Biol., 52:551, 1992 29.Mayne, K. M., Pulford, K., Jones, M., Mickle
m, K., Nagel, G., Van der Schoot, C. E. およびMaso
n, D. Y.共著「抗体By114は、CD66抗原の90
kDのPI結合成分に対して選択的である:発作性夜間血
色素尿症の研究のための新試薬」Brit. J. Haematol.,
83: 30, 1993 30.Ducher, T. P. およびSkubitz, K. M.共著「ヒト
好中球におけるCD66、CD67およびNCAの非細
胞限局化」J. Leuk. Biol., 52: 11, 1992
Austen, D. A., Goebel, S. J., Hart, J. T., Elting,
J. J.およびKamarck, M. E.共著「がん胎児性抗原:代
替スプライシングが、がん胎児性抗原ファミリーの新メ
ンバーをコーディングする多数のmRNAを説明づけ
る」J. Cell Biol., 108: 267, 1989 22.Allard, W. J., Neaman, I. E., Elting, J. J,
Barnett, T. R., Yosimura, H., Fritsche, H. A. およ
びYeung, K. K.共著「乳がん、肺がんおよび結腸がんの
患者において非特異性交叉反応抗原50/90が高揚す
る」Cancer Res., 54: 1227, 1994 23.Allard, W. J., Neaman, I. E., Very, D. L., J
r., Murray, B. L. およびYeung, K. K.共著「顆粒球お
よびリンパ球におけるCEAファミリーメンバーの発現
ならびに慢性骨髄性白血病および慢性リンパ球性白血病
における血清バイオマーカーとしての使用」原稿作成
中、1995 24.Robbins, P. F., Eggensperger, D., Qi, C-F.お
よびSchlom, J.共著「ヒト乳がんおよび肺がんにおける
ヒトがん胎児性抗原および非特異性交叉反応抗原の発現
の定義」Int. J. Cancer, 53: 892, 1993 25.Baranov, V., Yeung, M. M. およびHammerstrom,
B. 共著「正常なヒト結腸粘膜およびがん性ヒト結腸粘
膜におけるがん胎児性抗原および非特異性交叉反応性5
0kDa 抗原の発現:モノクロナール抗体との比較による
超微細構造研究」Cancer Res., 54: 3305, 1994 26.Allard, W. J., Vicario, P. P., Saperstein,
R., Slater, E. E.およびStrout, H. V. 共著「ストレ
プトゾトシン誘発糖尿病においてラット肝臓阻害性グア
ニンヌクレオチド結合タンパク質の機能は変化するが、
その発現は変化しない」Endocrinology, 129: 169, 199
1 27.Allard, W. J. およびLienhard, G. E. 共著「ヒ
ト赤血球からのグルコーストランスポーターに対するモ
ノクロナール抗体。Mr =55,000タンパク質とし
てのトランスポーターの同定」J. Biol. Chem., 260: 8
668, 1985 28.Kuroki, M., Matsuo, Y., Kinugara, T.およびMa
tsuoka, Y.共著「細胞活性化の際のヒト好中球による、
CEA遺伝子ファミリーのメンバーである非特異性交叉
反応抗原(NCA)の増大した発現および放出」J. Leu
k. Biol., 52:551, 1992 29.Mayne, K. M., Pulford, K., Jones, M., Mickle
m, K., Nagel, G., Van der Schoot, C. E. およびMaso
n, D. Y.共著「抗体By114は、CD66抗原の90
kDのPI結合成分に対して選択的である:発作性夜間血
色素尿症の研究のための新試薬」Brit. J. Haematol.,
83: 30, 1993 30.Ducher, T. P. およびSkubitz, K. M.共著「ヒト
好中球におけるCD66、CD67およびNCAの非細
胞限局化」J. Leuk. Biol., 52: 11, 1992
【図面の簡単な説明】
【図1】ELISAおよび免疫沈降による正常な組織中
のNCA50/90遺伝子産物の検出を示す表である。
のNCA50/90遺伝子産物の検出を示す表である。
【図2】ELISAおよび免疫沈降による正常人、非悪
性疾病患者およびがん患者の血清中のNCA50/90
遺伝子産物の検出を示す表である。
性疾病患者およびがん患者の血清中のNCA50/90
遺伝子産物の検出を示す表である。
【図3】患者試料から免疫沈降させたNCA90の定量
に使用する標準曲線を示すグラフである。
に使用する標準曲線を示すグラフである。
【図4】正常な被検者およびがん患者における血清CA
228(全NCA50/90)の値とNCA90の値と
を比較するグラフである。
228(全NCA50/90)の値とNCA90の値と
を比較するグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム、ジェフリ、アラド アメリカ合衆国ニューヨーク州12570、ポ ウクァグ、ストウ・ドライヴ 93番
Claims (36)
- 【請求項1】 患者の血流中に分泌されるNCA50/
90遺伝子によって発現されるヒトタンパク質を測定す
る方法であって、患者から得られる血液試料中のNCA
90を測定することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 抗体試薬の少なくとも1種がNCA90
に対して特異性であり、NCA50、CEA、NCA9
5またはBGPに対して実質的な反応性をもたないサン
ドイッチ免疫検定を実施することによって患者の血液試
料中のNCA90の量を測定する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 該NCA90特異性抗体試薬がモノクロ
ーナル抗体試薬である請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 該血液試料が血清または血漿試料である
請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 症候性患者におけるがんの診断を支援す
るための、 該患者から得られる血液試料中のNCA50/90の量
を測定する段階と、 該測定したNCA50/90の量を、正常な個体群にお
けるNCA50/90の平均血中レベルと比較する段階
とを含み、有意に増大したレベルのNCA50/90が
患者の血液中に存在することが、患者におけるがんの指
標になる方法において、 患者の血液試料中でNCA90を特異的に測定すること
を特徴とする方法。 - 【請求項6】 がんが乳がんである請求項5記載の方
法。 - 【請求項7】 がんが結腸がんである請求項5記載の方
法。 - 【請求項8】 がんが肺がんである請求項5記載の方
法。 - 【請求項9】 がんが白血病である請求項5記載の方
法。 - 【請求項10】 抗体試薬の少なくとも1種がNCA9
0に対して特異性であり、NCA50、CEA、NCA
95またはBGPに対して実質的な反応性をもたないサ
ンドイッチ免疫検定を実施することによって患者の血液
試料中のNCA90の量を測定する請求項5記載の方
法。 - 【請求項11】 該NCA90特異性抗体試薬がモノク
ローナル抗体試薬である請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 該血液試料が血清または血漿試料であ
る請求項5記載の方法。 - 【請求項13】 がんの診断を受けた患者の疾病の経過
を監視するための、 一連の特異性免疫検定を経時的に実施して、該患者から
得られる血液試料中のNCA50/90のレベルの変化
を測定することを含み、NCA50/90の血中レベル
の変化が疾病状態の変化に相関する方法において、 患者の血液試料中でNCA90を特異的に測定すること
を特徴とする方法。 - 【請求項14】 がんが乳がんである請求項13記載の
方法。 - 【請求項15】 がんが結腸がんである請求項13記載
の方法。 - 【請求項16】 がんが肺がんである請求項13記載の
方法。 - 【請求項17】 がんが白血病である請求項13記載の
方法。 - 【請求項18】 抗体試薬の少なくとも1種がNCA9
0に対して特異性であり、NCA50、CEA、NCA
95またはBGPに対して実質的な反応性をもたないサ
ンドイッチ免疫検定を実施することによって患者の血液
試料中のNCA90の量を測定する請求項13記載の方
法。 - 【請求項19】 該NCA90特異性抗体試薬がモノク
ローナル抗体試薬である請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 該血液試料が血清または血漿試料であ
る請求項13記載の方法。 - 【請求項21】 がんの診断を受けた患者の疾病の経過
を監視するための、一連の特異性免疫検定を経時的に実
施して、該患者から得られる血液試料中のNCA50/
90のレベルの変化を測定することを含み、血中NCA
50/90レベルの増大が病状悪化を表し、血中NCA
50/90レベルの減少が病状改善を表す方法におい
て、 患者の血液試料中でNCA90を特異的に測定すること
を特徴とする方法。 - 【請求項22】 がんが乳がんである請求項21記載の
方法。 - 【請求項23】 がんが結腸がんである請求項21記載
の方法。 - 【請求項24】 がんが肺がんである請求項21記載の
方法。 - 【請求項25】 がんが白血病である請求項21記載の
方法。 - 【請求項26】 抗体試薬の少なくとも1種がNCA9
0に対して特異性であり、NCA50、CEA、NCA
95またはBGPに対して実質的な反応性をもたないサ
ンドイッチ免疫検定を実施することによって患者の血液
試料中のNCA90の量を測定する請求項21記載の方
法。 - 【請求項27】 該NCA90特異性抗体試薬がモノク
ローナル抗体試薬である請求項26記載の方法。 - 【請求項28】 該血液試料が血清または血漿試料であ
る請求項21記載の方法。 - 【請求項29】 がんの治療を受けた患者における疾病
の経過を監視するための、 一連の特異性免疫検定を経時的に実施して、該患者から
得られる血液試料中のNCA50/90のレベルの変化
を測定することを含み、血中NCA50/90レベルの
増大が疾病の再発を表す方法において、 患者の血液試料中でNCA90を特異的に測定すること
を特徴とする方法。 - 【請求項30】 がんが乳がんである請求項29記載の
方法。 - 【請求項31】 がんが結腸がんである請求項29記載
の方法。 - 【請求項32】 がんが肺がんである請求項29記載の
方法。 - 【請求項33】 がんが白血病である請求項29記載の
方法。 - 【請求項34】 抗体試薬の少なくとも1種がNCA9
0に対して特異性であり、NCA50、CEA、NCA
95またはBGPに対して実質的な反応性をもたないサ
ンドイッチ免疫検定を実施することによって患者の血液
試料中のNCA90の量を測定する請求項29記載の方
法。 - 【請求項35】 該NCA90特異性抗体試薬がモノク
ローナル抗体試薬である請求項34記載の方法。 - 【請求項36】 該血液試料が血清または血漿試料であ
る請求項29記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US48918895A | 1995-06-09 | 1995-06-09 | |
| US08/489188 | 1995-06-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH095329A true JPH095329A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=23942764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8168721A Pending JPH095329A (ja) | 1995-06-09 | 1996-06-10 | がん患者血液中のnca90糖形態の特異的測定 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0747705A1 (ja) |
| JP (1) | JPH095329A (ja) |
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| US20060127950A1 (en) | 2004-04-15 | 2006-06-15 | Massachusetts Institute Of Technology | Methods and products related to the improved analysis of carbohydrates |
| WO2005111627A2 (en) | 2004-04-15 | 2005-11-24 | Massachusetts Institute Of Technology | Methods and products related to the improved analysis of carbohydrates |
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1996
- 1996-05-28 EP EP96108409A patent/EP0747705A1/en not_active Withdrawn
- 1996-06-10 JP JP8168721A patent/JPH095329A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4896883B2 (ja) * | 2004-10-14 | 2012-03-14 | ユニヴェルシテ ドーベルニュ クレルモン 1 | クローン病の診断法及び治療法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0747705A1 (en) | 1996-12-11 |
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