JPH0953525A - 吸気加熱装置 - Google Patents

吸気加熱装置

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JPH0953525A
JPH0953525A JP7225866A JP22586695A JPH0953525A JP H0953525 A JPH0953525 A JP H0953525A JP 7225866 A JP7225866 A JP 7225866A JP 22586695 A JP22586695 A JP 22586695A JP H0953525 A JPH0953525 A JP H0953525A
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JP
Japan
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heat
heat dissipation
plates
heat radiating
intake
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JP7225866A
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English (en)
Inventor
Hidesumi Kato
英純 加藤
Toru Eguchi
徹 江口
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合気が吸気管内で有効に加熱して十分に気
化して燃焼効率の向上を図り、噴射燃料の急激な変化に
対応し得る得る吸気加熱装置を提供すること。 【解決手段】 吸気管本体部101Gの内周壁に沿って
対向装備された放熱板11,12を有する第1の放熱機
構1Aと、この第1の放熱機構1Aをその鍔部1Aaを
介して加熱する環状加熱板13と、気化器本体102と
吸気管本体部101Gとの間に装備され第1の放熱機構
1Aを保持するヒートインシュレータ2とを備え、環状
加熱板13の内径側に、第1の放熱機構1Aの各放熱板
11,12に当接することなく又各放熱板11,12の
側端相互間に配設された放熱板11E,12Eを有する
第2の放熱機構1Bを装備し、この第2の放熱機構1B
の鍔部1Baを、環状加熱板13の気化器本体102側
の面に積層装備したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の詳細な説明〕
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の気化器
に装備される吸気加熱装置に係り、とくに噴射燃料と空
気との混合気に対する加熱効率の向上を図ると共に、噴
射された液体燃料を有効に空気と混合し所定温度に加熱
するための吸気加熱装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来例を図8に示す。この図8に示す従
来例は、特公平1−20303号公報に開示されている
ものと同等のもので、エンジン200のシリンダヘッド
201にボルト201Aにて固定装備されたL字状の吸
気管204と、この吸気管204の吸気口側(図8の左
端部の立ち上がり部)に装備された気化器本体207と
を備えている。
【0004】この気化器本体207は、気化器側吸気通
路205と、この気化器側吸気通路205内に装備され
たスロットル弁206とを備え、絶縁部材からなる方形
状(円盤状でもよい)のヒートインシュレータ208を
介して吸気管204にボルト止めされている。そして、
このヒートインシュレータ208部分に、前述した吸気
管204内に延設された吸気加熱装置214が装備され
ている。
【0005】この吸気加熱装置214は、円筒状の放熱
管212と、この放熱管212の図8における上端部に
固着装備された環状の鍔部212aと、この鍔部212
aに当接して装備された環状のPTC発熱体211とを
備えている。
【0006】ここで、ヒートインシュレータ208は、
断熱性を備えた絶縁部材からなり、PTC発熱体211
と放熱管212の鍔部212aとを、その中心軸線を同
一にして内蔵した状態で保持している。
【0007】PTC発熱体211の入力端子211a,
211bは、それぞれ同一方向(図8の左方)に突出装
備されている。そして、この入力端子211a,211
bの相互間に、ヒータ用電源219がヒューズ217お
よびリレー回路216の接点216aが接続されてい
る。符号216bはリレー回路216のオン/オフ駆動
コイルを示す。これにより、PTC発熱体211は、リ
レー回路216を介して外部信号によりオン/オフ制御
されるようになっている。
【0008】そして、使用時にPTC発熱体211を稼
働状態に設定すると、PTC発熱体211によって放熱
管212が加熱され、これによって気化器本体207の
スロットル弁206の開動作と共に導入される混合気が
加熱され、同時に気化器側吸気通路205の内壁を伝わ
って流入する液化状態のままの燃料および水滴状態で吸
気管204内に導入される混合気に対しても、これを有
効に加熱し気化し得るようになっている。そして、気化
された混合気は、適度の温度に加熱されてエンジン20
0側の吸気ポート(図示略)へ供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、放熱管212の長さが吸気管204の
曲折部(分岐路)にいたる直前の位置に留められている
ため、例えば中央部を通過する水滴状の混合気等に対し
ては、十分に加熱すること無くそのまま通過させてしま
う事態が発生し、混合気の加熱気化が必ずしも十分なも
のとはなっていない。
【0010】また、かかる不都合を改善するため、実公
平1−13799号公報では、吸気管内の中央部に放熱
部材を配置する技術が開示されている。
【0011】しかしながら、この実公平1−13799
号公報記載の従来例にあっては、吸気管内の中央部の放
熱部材が、混合気の移動に際しては障害となり、当該混
合気を円滑にエンジン側に送り込むことができないとい
う不都合が生じている。
【0012】更に、前述した図8の従来例にあっては、
PTC発熱体211の一方の面(下端面)から当該PT
C発熱体211の熱が放熱管212に伝達されるように
なっているため、噴射燃料量の急激な増加に際しては、
前述した放熱管212の熱容量では対応しきれない場合
が生じる。
【0013】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに混合気が吸気管を経て吸気ポートにい
たる間に有効に加熱して十分に気化し、これによって燃
焼効率の向上を図ると共に当該混合気を円滑にエンジン
側に供給し得る吸気加熱装置を提供することを、その目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、エンジンシリンダ用の複
数の分岐管を下流側に備えた吸気管本体部の内周壁に沿
って配設され,且つ上流側に装備された気化器本体から
送り込まれる混合気の流れを介して対向装備された一又
は二以上の放熱板およびその鍔部からなる第1の放熱機
構と、この第1の放熱機構の混合気流入側の端部に配設
され前記第1の放熱機構をその鍔部を介して加熱する環
状加熱板と、前記気化器本体と前記吸気管本体部との間
に固定装備され前記第1の放熱機構を保持する断熱部材
からなるヒートインシュレータとを備えている。
【0015】環状加熱板の内径側には、第1の放熱機構
の各放熱板に当接することなく当該各放熱板の側端相互
間に吸気管本体部の内周壁に沿って配設された一又は二
以上の放熱板およびその鍔部からなる第2の放熱機構が
装備されている。そして、この第2の放熱機構の鍔部
を、前述した環状加熱板の気化器本体側の面に積層装備
する、という構成を採っている。
【0016】このため、この請求項1記載の発明では、
吸気管側に装備された第1の放熱機構および第2の放熱
機構をそれぞれ環状加熱板の下面及び上面の個別に連結
したので、従来放置されていた環状加熱板の上面からの
熱を吸気管側に有効に導くことができ、このため、吸気
管側(特に吸気管本体部)の放熱機構部分の熱容量を大
幅に増大することができ、このため、噴射燃料が急増す
る事態が生じても、これに対応して当該噴射燃料の加熱
および空気との混合を有効に促進することができる。
【0017】請求項2記載の発明では、前述した第1お
よび第2の放熱機構の各放熱板を、それぞれ同一幅の二
枚の円弧状放熱板とその鍔部とにより構成すると共に、
この第1および第2の放熱機構の各円弧状放熱板を相互
に当接することなく同一方向に90°ずらした位置に配
設する、という構成を採っている。
【0018】このため、この請求項2記載の発明では、
上述した請求項1記載の発明と同等に機能するほか、と
くに、吸気管本体部の内壁を沿って第1および第2の放
熱機構の各放熱板が全体的に配設されるので、加熱容量
の大きい熱空間を吸気管本体部内に形成するこができ、
このため、噴射燃料の加熱および燃焼効率を確実に向上
させることができる。
【0019】請求項3記載の発明では、前述した請求項
1記載の吸気加熱装置において、前述した第1の放熱機
構又は第2の放熱機構の各放熱板を、それぞれ同一幅の
二枚の円弧状放熱板とその鍔部とにより構成すると共
に、そのいずれか一方の二枚の円弧状放熱板の各々を、
その下流側の端部が前記吸気管の下流側に設けられた分
岐管の分岐領域の底面に至るまで,当該分岐管の各分岐
口を遮蔽することなく延設する。そして、この延設され
た各円弧状放熱板の下流側の端部を、分岐管におけるラ
イザ部上に配設され且つ前述した短冊状放熱板と同一の
材質からなる底板部材によって連結する、という構成を
採っている。
【0020】このため、この請求項3記載の発明では、
上述した請求項1の発明と同等に機能するほか、とく
に、第1の放熱機構を、吸気管の各分岐管が分岐する領
域まで延長して装備したので、吸気管の内壁面および空
間領域の全体を有効に加熱することが可能となり、加熱
距離が更に長くなり、このため中央部を通過する霧化燃
料に対してもより有効に加熱することができ、加えて水
滴状の燃料が直接滴下しても底板部材が直ちに機能して
これに対応することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態例を
図1乃至図3に基づいて説明する。ここで、前述した従
来例と同一の構成部材については同一の符号を用いるも
のとする。
【0022】まず、図1において、符号201は、前述
した従来例の場合と同様にエンジン200のシリンダヘ
ッドを示し、符号101はシリンダヘッド201の吸気
ポート部にボルト201Aにて固定装備されたL字状の
吸気管を示す。また、符号102は気化器本体を示す。
【0023】吸気管(インテークマイホールド)101
は、側面からみて図1に示すようにL字状に形成され、
図2に示すように三つに分岐された分岐管101A,1
01B,101Cを備えており、この各分岐管101
A,101B,101Cに加熱された混合気を送り込む
吸気管本体部101Gとを備えている。この吸気管10
1を介して、シリンダヘッド201の三つの各吸気ポー
ト部に、所定の混合気が送り込まれるようになってい
る。
【0024】気化器本体102は、絶縁部材からなり且
つ断熱性を備えた厚さが比較的厚い方形状(円盤状でも
よい)のヒートインシュレータ2を介して、吸気管10
1にボルト止めされている。又、気化器本体102内に
は、燃料噴射手段であるインジェクタの燃料噴射ノズル
103が装備され、その下流側には、混合気の量を調整
するスロットル弁206が装備されている。
【0025】この場合、吸気管101がL字状に曲折さ
れ且つ図2に示すように三つに分岐された分岐管101
A,101B,101Cを備えていることから、これに
対応して、混合気が最大伝搬距離を通過してエンジン側
に送り込まれるように、スロットル弁206の開放方向
として、前述した分岐管101A,101B,101C
の分岐方向とは反対側に混合気の量が多くなるように、
その回転軸が図1の紙面直交する方向に図1の如く設定
されている。
【0026】これにより、曲折された吸気管101内の
最大伝搬距離を通過する過程で、霧化された噴射燃料が
空気と有効に混合してエンジン側に送り込まれるように
なっている。
【0027】気化器本体102と吸気管101とは、そ
の連結部に四角形状の鍔部101a,102aを備えて
いる。また、前述したヒートインシュレータ2は、この
各鍔部101a,102aと同一の大きさに形成され、
これによって図1に示すように、ヒートインシュレータ
2を介して吸気管101と気化器本体102とが相互に
堅牢にボルト止めされている。
【0028】そして、このヒートインシュレータ2部分
に、吸気加熱装置1が配設され保持されている。
【0029】この吸気加熱装置1は、吸気管本体部10
1Gの内壁に沿って装備された二つの短冊状で且つ円弧
状の放熱板11,12からなる第1の放熱機構1Aと、
この二つの放熱板11,12の前述した吸気管本体部1
01Gの内壁に沿った相互間に配設された同じく二つの
放熱板11E,12Eから成る第2の放熱機構1Bと、
この第1の放熱機構と第2の放熱機構1Bとに同時に当
接してこれらを同時に加熱する環状加熱板としてのPT
C発熱体13とを備えている。
【0030】第1の放熱機構1Aを構成する二つの放熱
板11,12は、前述した吸気管本体部101Gの内周
壁に沿って,且つ上流側の気化器本体102から送り込
まれる混合気の流れを介して対向した状態で装備されて
いる。そして、図3に示すように、この二つの放熱板1
1,12の前述したPTC発熱体13に当接する部分
に、鍔部としての環状鍔部材1Aaが固定装備されてい
る。
【0031】この環状鍔部材1Aaは、二つの放熱板1
1,12と同一の金属性素材によって形成され、当該二
つの放熱板11,12に一体化されて形成されている。
そして、この第1の放熱機構1Aの環状鍔部材1Aa
は、前述したPTC発熱体13の図1における下端面に
当接した状態で装備されている。
【0032】また、第2の放熱機構1Bは、同じく図3
に示すように、前述した第1の放熱機構1Aとほぼ同一
に形成され、中心軸を同じくして90度回転した状態
で、図1に示すように装備されている。
【0033】即ち、この第2の放熱機構1Bは、二つの
放熱板11E,12Eと、前述したPTC発熱体13に
当接する部分に固着された鍔部としての環状鍔部材1B
aとを備えている。二つの放熱板11E,12Eは、前
述した環状のPTC発熱体13の内径側に挿入された状
態で配設されている。そして、その環状鍔部材1Ba
は、環状のPTC発熱体13の図1における上面に積層
された状態で装備されている。
【0034】また、この第2の放熱機構1Bは、二つの
放熱板11E,12Eは、前述した第1の放熱機構の各
放熱板11,12に当接することなく、当該各放熱板1
1,12の側端縁相互間に配設されている。これによ
り、第2の放熱機構1Bは、PTC発熱体13に対する
前述した第1の放熱機構1Aが当接する面とは別の面か
ら加熱されることとなり、また、電気的にも両者は独立
した状態が設定されていることから、一方が冷却されて
も他方は冷却されない事態も生じ、かかる点において吸
気加熱装置1は同一のPTC発熱体13を使用している
にもかかわらず対噴射燃料に対しては、その熱容量が倍
増した状態となっている。図4にこれを示す。
【0035】ここで、上記環状鍔部材1Aa,1Baに
ついては、環状に形成された鍔部を装備した場合を例示
したが、図5に示すように各放熱板11,12,11
E,12E毎に個別に半円状の部分鍔部材1Caを装備
して構成してもよい。この場合、部分鍔部材1Caは、
その円弧部分の両端部を同一円周上に配設すると、前述
したPTC発熱体13とほぼ同一の大きさの環状鍔部を
構成するようになっている。
【0036】そして、上述のように構成された第1およ
び第2の放熱機構1A,1Bは、その環状鍔部材1A
a,1BaとPTC発熱体13の部分が、前述した断熱
部材からなるヒートインシュレータ2に埋設された状態
で保持されている。
【0037】ここで、第1の放熱機構1Aの二つの放熱
板11,12は、前述したように吸気管101の内壁に
沿った形状(断面円弧状)に形成され、これによって混
合気の吸入時に障害と成らないように当該吸気管101
の内壁に当接した状態に装備されている。また、この場
合、放熱板11,12の混合気の流れに沿った長さは、
前述した吸気管本体部101Gの範囲(分岐管101
A,101B,101Cの分岐領域までとどかない範
囲)に留められ、これによって、各分岐管101A,1
01B,101Cへの混合気の流れを円滑に成し得るた
めの僅かな障害も排除されている。
【0038】また、第2の放熱機構1Bの二つの放熱板
11E,12Eも、前述したように第1の放熱機構1A
の二つの放熱板11,12とほぼ同一形状に形成され、
これによって混合気の吸入時に障害と成らないように又
第1の放熱機構1Aの二つの短冊状放熱板11,12に
当接しないように、当該吸気管101の内壁に沿って装
備されている。
【0039】また、PTC発熱体13の入力端子13
a,13bは、それぞれ同一方向(図1の左方)に突出
装備されている。
【0040】ここで、上記第1の放熱機構1及び第2の
放熱機構1Bは、PTC発熱体13に当接する箇所以外
は全て絶縁処理されて装備されている。その他の構成
は、前述した従来例と同一となっている。
【0041】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
まず、装置全体を稼働状態に設定すると、リレー回路2
16のオン/オフ駆動コイル216bが作動して接点2
16aがオン動作し、これによって吸気加熱装置1のP
TC発熱体13が稼働し発熱する。このPTC発熱体1
3の発熱は、環状鍔部材1Aa,1Baを介して第1お
よび第2の放熱機構1A,1Bの二つの放熱板11,1
2および11E,12Eに伝達し、これによって、吸気
管本体部101Gの混合気通路部分が、所定温度に加熱
される。このため混合気の加熱通過領域の熱容量が、前
述した従来例に比較して二倍以上に設定されている。
【0042】このため、PTC発熱体13の両面からの
熱が全て吸気管本体部101Gに集中することとなり、
噴射燃料が急激に増加した場合であっても、十分これに
対応して噴射燃料に対する加熱および空気との混合作用
を円滑に成し得るように機能する。
【0043】一方、気化器本体102のスロットル弁2
06の開動作と共に混合気が導入されると、この混合気
は、吸気加熱装置1の発熱動作と共に、吸気管本体部1
01G部分を通過する過程で、有効に加熱されて気化状
態が促進され、粒子の細かい燃焼しやすい状態となって
エンジン200側の吸気ポートに送り込まれる。
【0044】この場合、スロットル弁206が図1の状
態にあると、噴射され霧化された燃料は、気化器本体1
02内では図1の如く左側に偏った状態で吸気管本体部
101G部分に導入される。これに対し、吸気加熱装置
1の第1乃至第2の放熱機構1A,1Bの一方の各放熱
板11,11Eは、図1に示すようにこの偏った状態で
導入される混合気に対応した位置(直下)に配置されて
いる。
【0045】このため、この図1では、スロットル弁2
06の開放動作の度合いで偏った状態で導入される混合
気に対しても、気化状態を有効に促進することが可能と
なっている。
【0046】即ち、吸気加熱装置1の一方の放熱板1
1,11Eは、気化器本体102の内壁を伝わって吸気
管本体部101G部分に流入する液化状態の燃料及び水
滴状態の混合気に対しても、これを有効に加熱し気化し
得るようになっている。そして、気化された混合気は、
適度の温度に加熱されて吸気ポート(図示略)へ供給さ
れる。
【0047】次に、第2の実施形態例を図6乃至図7に
基づいて説明する。
【0048】この図6乃至図7に示す第2の実施の形態
例は、前述した図1の場合における第1の放熱機構1A
の二つの短冊状放熱板11S,12Sを、図6に示すよ
うにL字状の吸気管(インテークマイホールド)101
の曲折部(分岐管領域)の底面まで延設した点に主たる
特長を備えている。
【0049】この場合、第1の放熱機構1Aの二つの放
熱板11S,12Sは、その幅が、吸気管本体部101
Gの内壁に沿った円周の1/4弱に設定されている。そ
して、一方の放熱板11Sは中央に位置する分岐管10
1Bに対向した位置に配置され、他方の放熱板12Sは
中央に位置する分岐管101Bを塞ぐ位置に配置されて
いる。符号1Aa,1Baは、環状鍔部材を示す。
【0050】この内、他方の放熱板12Sには、前述し
た中央に位置する分岐管101B(三気筒エンジンの)
に対応して、比較的大きい四角形の貫通穴(通気用開口
部)12Saが設けられている。また、この一方と他方
の放熱板11S,12Sは、その幅が、吸気管本体部1
01Gの内壁に沿った円周の1/4弱に設定されている
ため、これを対向装備した状態にあっては両側部分が、
前述した吸気管本体部101Gの内周壁に沿って大幅に
切除された領域(当該円周の1/4弱の幅の切除部)が
設定されている。
【0051】ここで、二気筒,四気筒等の偶数気筒のエ
ンジンの場合、前述した比較的大きい四角形の貫通穴
(通気用開口部)12Saが不要とされ、他方の放熱板
12Sは前述した一方の放熱板11Sと同一のものが装
備されるようになっている。
【0052】このため、この図6における第1の放熱機
構1Aの二つの放熱板11S,12Sは、前述した吸気
管(インテークマイホールド)101の各分岐管101
A,101B,101C(図2参照)に対しては、その
通気路を塞ぐことなく、吸気管本体部101Gの内底面
(ライザ部)まで延設された状態に設定され、混合気を
有効に且つ確実に加熱しつつエンジン側に円滑に送り込
むことができる。
【0053】更に、前述した一方と他方の放熱板11
S,12Sは、その下流側の端部が、当該放熱板11
S,12Sと同一の材質からなる底板部材15によって
連結されている。このため、吸気管本体部101Gの底
面である分岐領域内(ライザ部上)に燃料滴が直接落下
してきても、これを底板部材15で確実に受けて且つ迅
速に気化させることができる。
【0054】その他の構成及び作用効果は、前述した図
1に開示した実施形態と同一となっている。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によると、まず、請
求項1記載の発明では、吸気管側に装備された第1の放
熱機構および第2の放熱機構をそれぞれ環状加熱板の下
面及び上面の個別に連結したので、従来放置されていた
環状加熱板の上面からの熱を吸気管側に有効に導くこと
ができ、このため、吸気管側(特に吸気管本体部)の放
熱機構部分の熱容量を大幅に増大することができ、この
ため、噴射燃料が急増する事態が生じても、これに対応
して当該噴射燃料の加熱および空気との混合を有効に促
進することができ、このため、負荷の変動によって生じ
る噴射燃料の急増に際しても噴射燃料の燃焼効率を従来
例に比較してより一層向上させることが可能となってい
る。
【0056】又、請求項2記載の発明では、上述した請
求項1記載の発明と同等の作用効果を有するほか、とく
に、吸気管本体部の内壁を沿って第1および第2の放熱
機構の各放熱板が全体的に配設されるので、加熱容量の
大きい熱空間を形成するこができ、このため、噴射燃料
の加熱および燃焼効率を確実に向上させることが可能と
なっている。更に、請求項3記載の発明では、上述した
請求項1の発明と同等の作用効果を有するほか、とく
に、第1の放熱機構を、吸気管の各分岐管が分岐する領
域まで延長して装備したので、吸気管の内壁面および空
間領域の全体を有効に加熱することが可能となり、加熱
距離が更に長くなり、このため中央部を通過する霧化燃
料に対してもより有効に加熱することができ、このた
め、混合気を吸気通路を経て吸気ポートにいたる間に従
来のものに比較してより有効に均一に加熱し且つ十分に
気化させることができ、このため燃焼効率をよりいっそ
う向上させることができ、加えて水滴状の燃料が直接滴
下しても底板部材が直ちに機能してこれに対応すること
ができるという従来にない優れた吸気加熱装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す一部省略した断面
図である。
【図2】図1内に開示した吸気管部分を示す平面図であ
る。
【図3】図1内に開示した吸気加熱装置の例を示す図
で、図3(A)は分解斜視図、図3(B)は組み立てた
状態を示す斜視図である。
【図4】図1内に開示した吸気加熱装置の機能を示す線
図である。
【図5】図1内に開示した吸気加熱装置の変形例を示す
分解斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態例を示す一部省略した断
面図である。
【図7】図6内に開示した吸気加熱装置の例を示す図
で、図7(A)は分解斜視図、図7(B)は組み立てた
状態を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す一部省略した断面図である。
【符号の説明】
1 吸気加熱装置 1A 第1の放熱機構 1B 第2の放熱機構 1Aa,1Ba 鍔部としての環状鍔部材 1Ca 部分鍔部材 2 ヒートインシュレータ 11,11E,11S,12,12E,12S 放熱板 12Sa 通気用開口部 13 環状発熱体 15 底板部材 101 吸気管 101A,101B,101C 分岐管 101G 吸気管本体部 102 気化器本体 200 エンジン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンシリンダ用の複数の分岐管を下
    流側に備えた吸気管本体部の内周壁に沿って配設され,
    且つ上流側の気化器本体から送り込まれる混合気の流れ
    を介して対向装備された二以上の放熱板およびその鍔部
    からなる第1の放熱機構と、この第1の放熱機構の混合
    気流入側の端部に配設され前記第1の放熱機構をその鍔
    部を介して加熱する環状加熱板と、前記気化器本体と前
    記吸気管本体部との間に固定装備され前記第1の放熱機
    構を保持する断熱部材からなるヒートインシュレータと
    を備え、 前記環状加熱板の内径側に、前記第1の放熱機構の各放
    熱板に当接することなく当該各放熱板の側端相互間に前
    記吸気管本体部の内周壁に沿って配設された二以上の放
    熱板およびその鍔部からなる第2の放熱機構を装備し、 この第2の放熱機構の前記鍔部を、前記環状加熱板の前
    記気化器本体側の面に積層装備したことを特徴とする吸
    気加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の放熱機構の各放熱
    板を、それぞれ同一幅の二枚の円弧状放熱板とその鍔部
    とにより構成すると共に、この第1および第2の放熱機
    構の各円弧状放熱板を相互に当接することなく同一方向
    に90°ずらした位置に配設したことを特徴とする請求
    項1記載の吸気加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の吸気加熱装置におい
    て、 前記第1の放熱機構又は第2の放熱機構の各放熱板を、
    それぞれ同一幅の二枚の円弧状放熱板とその鍔部とによ
    り構成すると共に、そのいずれか一方の二枚の円弧状放
    熱板の各々を、その下流側の端部が前記吸気管の下流側
    に設けられた分岐管の分岐領域の底面に至るまで,当該
    分岐管の各分岐口を遮蔽することなく延設すると共に、 この延設された各円弧状放熱板の下流側の端部を、前記
    分岐管におけるライザ部上に配設され且つ前記短冊状放
    熱板と同一の材質からなる底板部材によって連結したこ
    とを特徴とした吸気加熱装置。
JP7225866A 1995-08-10 1995-08-10 吸気加熱装置 Withdrawn JPH0953525A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6867732B1 (ja) * 2021-03-06 2021-05-12 イージーカスタマイズ株式会社 電熱式燃焼促進装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20021105