JPH0953985A - 電荷発生型検知素子の信号処理回路 - Google Patents

電荷発生型検知素子の信号処理回路

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JPH0953985A
JPH0953985A JP23337895A JP23337895A JPH0953985A JP H0953985 A JPH0953985 A JP H0953985A JP 23337895 A JP23337895 A JP 23337895A JP 23337895 A JP23337895 A JP 23337895A JP H0953985 A JPH0953985 A JP H0953985A
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JP
Japan
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circuit
charge
signal
switching element
output
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JP23337895A
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Inventor
Kenji Matsuo
研志 松尾
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電荷発生型検知素子の信号処理回路は、スイ
ッチトキャパシタ回路からの出力信号に含まれるオフセ
ット電圧を補償するオフセット電圧補償回路を設け、ス
イッチトキャパシタ回路からの出力信号を検知素子から
の電荷に対応した出力とする。 【解決手段】 赤外線センサ1はスイッチトキャパシタ
回路2に接続され、スイッチトキャパシタ回路2の出力
側には差算演算回路12とサンプルホールド回路15お
よびFET18からなるオフセット電圧補償回路11を
帰還接続する。測定前の準備期間では出力信号V0 中に
含まれるオフセット電圧を補償信号VH としてサンプル
ホールド回路15に保持する。測定時にはこの補償信号
VH をスイッチトキャパシタ回路2の演算増幅器3の非
反転入力端子に加えて、出力信号中のオフセット電圧を
補償し、赤外線センサ1から出力される電荷に対応した
出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電荷発生型検知素
子に発生した電荷を電圧に変換するための信号処理回路
に関し、特に検知素子に圧電型センサ,焦電型センサを
使用したときには電荷変化量検出回路,赤外線検出回路
として好適に用いられる電荷発生型検知素子の信号処理
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セラミック誘電体のうち、ある
種の強誘電体セラミックス、例えばチタン酸バリウム
(BaTiO3),チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等
は圧電性または焦電性を有することが知られている。こ
れらの圧電性、焦電性を利用してなる電荷発生型検知素
子(以下、検知素子という)を、圧電型センサ,焦電型
センサとして各種用途に利用している。
【0003】また、電荷発生型検知素子から出力される
電荷を電圧に変換する電荷−電圧変換回路としては、ス
イッチトキャパシタ回路が広く知られている。
【0004】ここで、図3および図4に従来技術による
信号処理回路としてスイッチトキャパシタ回路を用いた
場合を例に挙げて示す。
【0005】図中、1は赤外線による微小な温度変化を
電気的変化に変換する検知素子としての赤外線センサを
示し、該赤外線センサ1は被測定物から放出される赤外
線を受けることにより電荷を発生する焦電効果を有す
る。
【0006】2は電荷−電圧変換回路としてのスイッチ
トキャパシタ回路を示し、該スイッチトキャパシタ回路
2は、反転入力端子に前記赤外線センサ1が接続された
演算増幅器3と、該演算増幅器3の反転入力端子と出力
端子との間に接続され、静電容量C1 を有する積分用の
コンデンサ4と、該コンデンサ4と並列に接続されたリ
セット用のスイッチング素子となる電界効果トランジス
タ(以下、FET5という)とから構成されている。
【0007】また、演算増幅器3の非反転入力端子はア
ースに接続されると共に、FET5のゲートには外部か
らリセット信号VR (図4中の(a)参照)が入力され
ることにより、ON/OFF動作を繰返すようになって
いる。
【0008】そして、このスイッチトキャパシタ回路2
においては、赤外線センサ1に発生した電荷Qが積分用
のコンデンサ4に蓄積され、下記の数1に示す出力信号
V0が得られる(図4中の(b)参照)。
【0009】
【数1】V0 =Q/C1
【0010】また、FET5は、赤外線センサ1からス
イッチトキャパシタ回路2に電荷Qが出力されていない
準備期間のときに、ON動作することによりコンデンサ
4に蓄積された電荷Qを放電させるものである。
【0011】このように、信号処理回路にスイッチトキ
ャパシタ回路2を用いることにより、高抵抗の抵抗を用
いることなく信号処理回路を構成することができると共
に、演算増幅器3およびFET5の使用によってモノシ
リック化を実現できるとい利点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるスイッチトキャパシタ回路2は、微小キャ
パシタを回路パラメータとして用いているため、主にM
OS(Metal Oxide Semi-condactor)型集積回路上に作製
されている。その反面、MOS−FETの雑音はバイポ
ーラ素子に比べて大きく寄生の容量を介してこの雑音が
誘導されるという問題がある。
【0013】そして、この寄生容量は抵抗と基板との
間、FET5ではゲート,ソース,ドレインの間および
これらと基板との間、コンデンサ4では上部,下部電極
と基板との間、さらに配線間や配線と基板との間に発生
し、コンデンサ4の容量変化,電源雑音および後述する
クロックフィードスルー等が生じる。
【0014】次に、寄生容量によるクロックフィードス
ルーについて説明する。
【0015】ここで、実際のMOS−ICに発生する寄
生容量は、図3の点線で示すように、FET5のゲート
と演算増幅器の反転入力端子との間に寄生容量C0 とし
て生じている。そして、この寄生容量C0 はFET5の
リセット信号VR がOFFになったとき、ゲートと反転
入力端子間の寄生容量C0 に貯えられた電荷がコンデン
サ4に流れ込む。
【0016】このとき、FET5がOFFに切り換わる
ときのゲート電圧をVG とすると、FET5の開閉によ
り寄生容量C0 に貯えられる電荷はC0 ×VG となっ
て、この電荷がコンデンサ4に供給され、出力信号V0
がΔV0 だけ変化する。
【0017】
【数2】
【0018】このため、図4の(b′)に示す出力信号
V0 ′のように、クロックフィードスルー成分によるD
C分の電圧ΔV0 が出力信号V0 にオフセット電圧とな
って重畳され、(b)に示すような理想的な出力信号V
0 を得ることができない。
【0019】さらに、赤外線センサ1から発生する電荷
は、数pAと非常に小さいため、後段の回路には高利得
の増幅器を接続しなければならず、このオフセット電圧
ΔV0 は赤外線の高精度検出に対して大きな障害とな
る。
【0020】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はクロックフィードスルーによる
オフセット電圧を除去することのできる電荷発生型検知
素子の信号処理回路を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明による電荷発生型検知素子の信号
処理回路は、電荷発生型の検知素子から発生した電荷を
電圧に変換した出力信号として出力する電荷−電圧変換
回路と、該電荷−電圧変換回路に帰還接続され、該電荷
−電圧変換回路から出力される出力信号に含まれるオフ
セット電圧を補償するオフセット電圧補償回路とから構
成したことにある。
【0022】請求項2の発明では、前記電荷−電圧変換
回路は、演算増幅器と、該演算増幅器の反転入力端子と
出力端子との間に接続された積分用のコンデンサと、該
コンデンサと並列に接続されたリセット用のスイッチン
グ素子とからなるスイッチトキャパシタ回路によって構
成したことにある。
【0023】請求項3の発明では、前記オフセット電圧
補償回路は、前記電荷−電圧変換回路から出力される出
力信号中のオフセット電圧を補償信号として保持するオ
フセット電圧保持手段と、該オフセット電圧保持手段で
保持された補償信号をリセットするリセット手段とから
構成したことにある。
【0024】請求項4の発明では、前記オフセット電圧
保持手段は、前記電荷−電圧変換回路の出力側に接続さ
れ、該電荷−電圧変換回路からの出力信号と零電圧との
差を補償信号として出力する差動演算回路と、該差動演
算回路と電荷−電圧変換回路との間に接続され、差動演
算回路から出力される補償信号の通電を制御する補償信
号通電用のスイッチング素子および該スイッチング素子
を介して出力される補償信号を一時的に保持するコンデ
ンサからなるサンプルホールド回路とから構成し、前記
リセット手段は、該サンプルホールド回路にホールドさ
れた補償信号をリセットする補償信号リセット用のスイ
ッチング素子とから構成したことにある。
【0025】請求項5の発明では、前記リセット用のス
イッチング素子,補償信号通電用のスイッチング素子お
よび補償信号リセット用のスイッチング素子のON/O
FF動作は、検知素子から電荷−電圧変換回路に電荷が
出力されていない準備期間のときに、リセット用のスイ
ッチング素子と補償信号リセット用のスイッチング素子
を同時にON状態にする第1動作と、リセット用のスイ
ッチング素子をON状態のままで、補償信号リセット用
のスイッチング素子をOFF状態にすると共に補償信号
通電用のスイッチング素子をON状態にする第2動作
と、補償信号通電用のスイッチング素子をON状態のま
まで、リセット用のスイッチング素子をOFF状態にす
る第3動作となるように設定したことにある。
【0026】
【作用】請求項1の発明のように、信号処理回路を電荷
−電圧変換回路と該電荷−電圧変換回路から出力される
出力信号に含まれるオフセット電圧を除去するオフセッ
ト電圧補償回路とから構成したから、例えば電荷−電圧
変換回路中の寄生容量によるクロックフィードスルーに
よって出力信号にオフセット電圧が重畳したときでも、
出力信号中のオフセット電圧を除去することができる。
【0027】請求項2の発明のように、電荷−電圧変換
回路をスイッチトキャパシタ回路によって構成したか
ら、高抵抗の抵抗を用いることなく信号処理回路を構成
できると共に、演算増幅器およびスイッチング素子を用
いることによりMOS型集積回路上の製造が可能とな
る。
【0028】請求項3の発明のように、オフセット電圧
補償回路を、電荷−電圧変換回路から出力される出力信
号を補償信号として保持するオフセット電圧保持手段
と、該オフセット電圧保持手段で保持された補償信号を
リセットするリセット手段とから構成したから、オフセ
ット電圧保持手段では測定前の準備期間中にクロックフ
ィードスルー成分によるオフセット電圧を補償信号とし
て保持し、この信号を電荷−電圧変換回路から出力され
る出力信号から相殺するように加えることにより、出力
信号に含まれるクロックフィードスルー成分によるオフ
セット電圧を除去できる。また、リセット手段でオフセ
ット電圧保持手段に保持された補償信号をリセットし
て、準備期間毎にクロックフィードスルー成分によるオ
フセット電圧を補償信号として保持することができる。
【0029】請求項4の発明のように、オフセット電圧
保持手段を差動演算回路およびサンプルホールド回路か
ら構成し、出力手段を補償信号リセット用のスイッチン
グ素子で構成したから、準備期間中に補償信号通電用の
スイッチング素子をON状態にして差動演算回路で検出
された補償信号をサンプルホールド回路でホールドさ
せ、測定期間では補償信号通電用のスイッチング素子を
OFF状態にしてサンプルホールド回路でホールドした
補償信号を電荷−電圧変換回路の仮想接地点に加える。
これにより、電荷−電圧変換回路から出力される出力信
号中に含まれるクロックフィードスルー成分によるオフ
セット電圧を除去できる。
【0030】請求項5の発明のように、前記リセット用
のスイッチング素子,補償信号通電用のスイッチング素
子および補償信号リセット用のスイッチング素子のON
/OFF動作を設定したから、準備期間中に電荷−電圧
変換回路中の寄生容量に貯えられた電荷によるオフセッ
ト電圧を発生させ、このオフセット電圧を補償信号とし
てサンプルホールド回路に保持する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施例を図1
および図2に基づき説明する。なお、実施例では前述し
た従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その
説明を省略するものとする。
【0032】図中、11はスイッチトキャパシタ回路2
の次段に設けられた本実施例によるオフセット電圧補償
回路を示し、該オフセット電圧補償回路11は差動演算
回路12,サンプルホールド回路15および電界効果ト
ランジスタ18(以下、FET18いう)等から大略構
成されている。
【0033】ここで、前記差動演算回路12は演算増幅
器13と、該演算増幅器13の反転入力端子に接続され
た入力抵抗14とから構成され、前記演算増幅器13の
反転入力端子はスイッチトキャパシタ回路2の出力側に
接続され、非反転入力端子はアースに接続されている。
これにより、赤外線センサ1からスイッチトキャパシタ
回路2に電荷の出力がない準備期間では、該差動演算回
路12の出力端子からはスイッチトキャパシタ回路2か
ら出力される出力信号V0 とアース(零電圧)との差、
即ちオフセット電圧ΔV0 を補償信号VH として出力す
るようになっている。
【0034】15は差動演算回路12とスイッチトキャ
パシタ回路2との間に接続された本実施例によるサンプ
ルホールド回路を示し、該サンプルホールド回路15
は、演算増幅器13の出力端子とアースとの間に接続さ
れた静電容量C2 を有する補償用のコンデンサ16と、
該コンデンサ16と差動演算回路12の出力端子との間
に接続された補償信号通電用のスイッチング素子として
のFET17とからなる。また、該FET17のゲート
には図2の(b)に示すような通電制御信号Viが入力
され、ON/OFF動作を行なうようになっている。そ
して、FET17がON動作することによって、差動演
算回路12から出力される補償信号VH をコンデンサ1
6に出力し、該コンデンサ16は補償信号VH に対応し
た電荷を一時的に貯える。
【0035】18は補償信号リセット用のスイッチング
素子としてのFETを示し、該FET18はコンデンサ
16に並列に接続され、該FET18のゲートには図2
の(c)に示すリセット信号VR2が入力され、ON/O
FF動作を行なうことにより、ON動作時にコンデンサ
16に貯えられた電荷を放電してリセットする。これに
より、スイッチトキャパシタ回路2を構成する演算増幅
器3の非反転入力端子は、FET18がON状態のとき
にはアースに接地され、OFF状態のときにはコンデン
サ16によってマイナスのオフセット電圧−ΔV0 に設
定される仮想接点となる。
【0036】なお、本実施例のスイッチトキャパシタ回
路2のFET5のゲートには図2の(a)に示すような
リセット信号VR1が入力される。
【0037】また、差動演算回路12とサンプルホール
ド回路15によって本発明によるオフセット電圧保持手
段を構成し、補償信号リセット用のFET18によって
本発明によるリセット手段を構成している。
【0038】本実施例による信号処理回路は上述した如
くに構成されが、次に図2の波形を参照しつつ回路動作
を説明する。
【0039】まず、赤外線センサ1からスイッチトキャ
パシタ回路2に電荷の出力がない準備期間のときには、
クロックフィードスルーによるオフセット電圧ΔV0 を
発生させ、サンプルホールド回路15に保持するための
処理を行なう。
【0040】領域(A)の第1動作では、リセット信号
VR1,VR2を同時にON状態にし、FET5をONにし
てスイッチトキャパシタ回路2のコンデンサ4に貯えら
れた電荷を放電させる共に、FET18をONにしてサ
ンプルホールド回路15のコンデンサ16に貯えられた
電荷を放電させる。
【0041】領域(B)の第2動作では、リセット信号
VR1をON状態のまま、リセット信号VR2をOFF状態
にすると共に通電制御信号Vi をON状態にし、FET
18をOFFにすると同時にFET17をONにして、
サンプルホールド回路15のコンデンサ16を充電待機
状態に設定する。
【0042】領域(C)の第3動作では、通電制御信号
Vi をON状態のまま、リセット信号VR1をOFF状態
にし、オフセット電圧ΔV0 を意図的に発生させ、FE
T5をOFFすることにより寄生容量C0 を介して流れ
込んだ電荷はコンデンサ4に蓄積される。そして、この
電荷はクロックフィードスルー成分からなるオフセット
電圧ΔV0 となって、スイッチトキャパシタ回路2から
出力されると共に、差動演算回路12に入力される。
【0043】このとき、差動演算回路12はFET17
と演算増幅器3を介して負帰還回路を構成しているた
め、演算増幅器13の反転入力端子と非反転入力端子と
は同電位になるように、即ち出力信号V0 が零電圧にな
るように作動する。しかし、実際の出力信号V0 にはオ
フセット電圧ΔV0 が存在しているために、スイッチト
キャパシタ回路2の演算増幅器3は、その非反転入力端
子と反転入力端子とを同電位にしようとする。ここで、
差動演算回路12はFET17を介してサンプルホール
ド回路15と導通しているから、演算増幅器13の出力
端子からは演算増幅器3の各入力端子を同電位にするた
めの電荷が供給され、演算増幅器13の出力端子からは
補償信号VH の電荷が供給され、その分の電荷はコンデ
ンサ16に充電される。そして、コンデンサ16に充電
される補償電圧VH はオフセット電圧ΔV0 と同電位と
なる。
【0044】このように、この第1〜第3動作によっ
て、コンデンサ4,16を放電させた上で、意図的にオ
フセット電圧ΔV0 を発生させてコンデンサ16にオフ
セット電圧ΔV0 に等しい補償信号VH を蓄積すること
ができる。
【0045】次に、赤外線センサ1からスイッチトキャ
パシタ回路2に電荷Qが出力される測定期間のときに
は、コンデンサ16はスイッチトキャパシタ回路2の演
算増幅器3の非反転入力端子に接続されているから、コ
ンデンサ16に貯えられた補償信号VH は非反転入力端
子に入力される。そして、演算増幅器3では赤外線セン
サ1から入力される電荷Qと補償信号VHによる電荷と
の差がコンデンサ4の静電容量C1 によって積分され、
スイッチトキャパシタ回路2から出力信号V0 を出力す
る。
【0046】このとき、スイッチトキャパシタ回路2か
ら出力される出力信号V0 中のクロックフィードスルー
によるオフセット電圧ΔV0 は、演算増幅器3の非反転
入力端子に加わるサンプルホールド回路15からの補償
信号VH によって相殺することができ、赤外線センサ1
から出力される電荷に対応した出力信号V0 を得ること
ができる。
【0047】このように、本実施例による信号処理回路
では、準備期間中にクロックフィードスルーによるオフ
セット電圧ΔV0 をサンプルホールド回路15のコンデ
ンサ16に補償信号VH として充電し、測定期間中には
この補償信号VH をスイッチトキャパシタ回路2の非反
転入力端子に出力することにより、該スイッチトキャパ
シタ回路2から出力される出力信号V0 中に含まれるオ
フセット電圧ΔV0 を除去することができる。
【0048】従って、スイッチトキャパシタ回路2の積
分用のコンデンサ4の周囲にいかなる寄生容量が発生し
た場合でも、その寄生容量によって誘発されるオフセッ
ト電圧ΔV0 はオフセット電圧補償回路11の差動演算
回路12とサンプルホールド回路15によって出力信号
V0 から除去することができ、赤外線センサ1で検出さ
れる電荷に応じた出力信号V0 を得ることができる。
【0049】また、本実施例による信号処理回路は、演
算増幅器およびFETによって構成することにより、M
OS型集積回路としてモノシリック化して製造すること
ができ、小型化を図ると共に、生産効率を高めることが
できる。
【0050】さらに、測定期間では信号処理回路から出
力される出力信号V0 は必ず零電圧となるので、後段の
増幅器を高利得にでき、赤外線センサ1から出力される
電荷が微小な場合でも検出感度を高めることができる。
【0051】なお、前記実施例では、検知素子に赤外線
センサ1を用いたが、本発明はこれに限らず、検知素子
に圧電型センサ等の電荷発生型センサを用いてもよく。
また、サンプルホールド回路15をコンデンサ16とF
ET17から構成するようにしたが、演算増幅器を用い
た構成とするようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の本発明に
よれば、信号処理回路を電荷−電圧変換回路と該電荷−
電圧変換回路から出力される出力信号に含まれるオフセ
ット電圧を補償するオフセット電圧補償回路とから構成
したから、例えば電荷−電圧変換回路中の寄生容量によ
るクロックフィードスルーによって出力信号にオフセッ
ト電圧が重畳したときでも、オフセット電圧補償回路に
よってこのオフセット電圧を出力信号から除去し、検知
素子から出力される電荷に対応した出力信号を正確に得
ることができ、検出感度を向上することができる。
【0053】請求項2の発明では、電荷−電圧変換回路
をスイッチトキャパシタ回路によって構成したから、高
抵抗の抵抗を用いることなく信号処理回路を構成できる
と共に、演算増幅器およびスイッチング素子を用いるこ
とによりMOS型集積回路上の製造が可能となり、生産
効率を高めることができる。
【0054】請求項3の発明では、オフセット電圧補償
回路を、電荷−電圧変換回路から出力される出力信号を
補償信号として保持するオフセット電圧保持手段と、該
オフセット電圧保持手段で保持された補償信号をリセッ
トするリセット手段とから構成したから、オフセット電
圧保持手段では測定前の準備期間にクロックフィードス
ルー成分によるオフセット電圧を補償信号として保持
し、この補償信号を電荷−電圧変換回路から出力される
出力信号から相殺するように加えることにより、出力信
号に含まれるオフセット電圧を除去して出力信号を検知
素子から出力される電荷に対応した出力信号として正確
に検出できる。また、リセット手段でオフセット電圧保
持手段に保持された補償信号をリセットして、準備期間
毎にクロックフィードスルー成分によるオフセット電圧
を補償信号として保持させることにより正確な補償を行
なうことがができる。
【0055】請求項4の発明では、オフセット電圧保持
手段を差動演算回路およびサンプルホールド回路から構
成し、出力手段を補償信号リセット用のスイッチング素
子から構成したから、準備期間中に補償信号通電用のス
イッチング素子をON状態にして差動演算回路で検出さ
れた補償信号をサンプルホールド回路でホールドさせ、
測定期間では補償信号通電用のスイッチング素子をOO
F状態にしてサンプルホールド回路でホールドした補償
信号を電荷−電圧変換回路の仮想接地点に加えことによ
り、電荷−電圧変換回路から出力される出力信号中に含
まれるクロックフィードスルー成分によるオフセット電
圧を除去することができる。
【0056】請求項5の発明では、リセット用のスイッ
チング素子,補償信号通電用のスイッチング素子および
補償信号リセット用のスイッチング素子のON/OFF
動作を設定したから、準備期間中に電荷−電圧変換回路
中の寄生容量に貯えられた電荷によるオフセット電圧を
サンプルホールド回路に補償信号として保持でき、出力
信号中のオフセット電圧を確実に除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による信号処理回路を示す回路
構成図である。
【図2】実施例によるリセット用のスイッチング素子に
出力される制御信号,補償信号通電用のスイッチング素
子に出力される制御信号,補償信号リセット用のスイッ
チング素子に出力される制御信号および信号処理回路か
ら出力される出力信号をそれぞれ示す波形図である。
【図3】従来技術による信号処理回路を示す回路構成図
である。
【図4】従来技術によるリセット用スイッチング素子に
出力される制御信号,信号処理回路から出力される出力
信号およびオフセット電圧を含む出力信号の波形をそれ
ぞれ示す波形図である。
【符号の説明】
1 赤外線センサ(検知素子) 2 スイッチトキャパシタ回路(電荷−電圧変換回路) 3,13 演算増幅器 4,16 コンデンサ 5 FET(リセット用のスイッチング素子) 11 オフセット電圧補償回路 12 差動演算回路 15 サンプルホールド回路 17 FET(補償信号通電用のスイッチング素子) 18 FET(補償信号リセット用のスイッチング素
子)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷発生型の検知素子から発生した電荷
    を電圧に変換した出力信号として出力する電荷−電圧変
    換回路と、該電荷−電圧変換回路に帰還接続され、該電
    荷−電圧変換回路から出力される出力信号に含まれるオ
    フセット電圧を補償するオフセット電圧補償回路とから
    構成してなる電荷発生型検知素子の信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記電荷−電圧変換回路は、演算増幅器
    と、該演算増幅器の反転入力端子と出力端子との間に接
    続された積分用のコンデンサと、該コンデンサと並列に
    接続されたリセット用のスイッチング素子とからなるス
    イッチトキャパシタ回路によって構成してなる請求項1
    記載の電荷発生型検知素子の信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記オフセット電圧補償回路は、前記電
    荷−電圧変換回路から出力される出力信号中のオフセッ
    ト電圧を補償信号として保持するオフセット電圧保持手
    段と、該オフセット電圧保持手段で保持された補償信号
    をリセットするリセット手段とから構成してなる請求項
    1または2記載の電荷発生型検知素子の信号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記オフセット電圧保持手段は、前記電
    荷−電圧変換回路の出力側に接続され、該電荷−電圧変
    換回路からの出力信号と零電圧との差を補償信号として
    出力する差動演算回路と、該差動演算回路と電荷−電圧
    変換回路との間に接続され、差動演算回路から出力され
    る補償信号の通電を制御する補償信号通電用のスイッチ
    ング素子および該スイッチング素子を介して出力される
    補償信号を一時的に保持するコンデンサからなるサンプ
    ルホールド回路とから構成し、前記リセット手段は、該
    サンプルホールド回路にホールドされた補償信号をリセ
    ットする補償信号リセット用のスイッチング素子とから
    構成してなる請求項3記載の電荷発生型検知素子の信号
    処理回路。
  5. 【請求項5】 前記リセット用のスイッチング素子,補
    償信号通電用のスイッチング素子および補償信号リセッ
    ト用のスイッチング素子のON/OFF動作は、検知素
    子から電荷−電圧変換回路に電荷が出力されていない準
    備期間のときに、リセット用のスイッチング素子と補償
    信号リセット用のスイッチング素子を同時にON状態に
    する第1動作と、リセット用のスイッチング素子をON
    状態のままで、補償信号リセット用のスイッチング素子
    をOFF状態にすると共に補償信号通電用のスイッチン
    グ素子をON状態にする第2動作と、補償信号通電用の
    スイッチング素子をON状態のままで、リセット用のス
    イッチング素子をOFF状態にする第3動作となるよう
    に設定してなる請求項4記載の電荷発生型検知素子の信
    号処理回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10267759A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Matsushita Electric Works Ltd 焦電型赤外線検出装置
US6429719B1 (en) 1998-11-27 2002-08-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal processing circuit for charge generation type detection device

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