JPH0954430A - 平版印刷版の印刷方法 - Google Patents
平版印刷版の印刷方法Info
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- JPH0954430A JPH0954430A JP7210690A JP21069095A JPH0954430A JP H0954430 A JPH0954430 A JP H0954430A JP 7210690 A JP7210690 A JP 7210690A JP 21069095 A JP21069095 A JP 21069095A JP H0954430 A JPH0954430 A JP H0954430A
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- water supply
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Abstract
(57)【要約】
【課題】湿し水供給装置の幅広い給水量範囲でコントラ
ストの明瞭な印刷物を得る。 【解決手段】本発明は、基板上に親水性膨潤層をそなえ
た平版印刷版の印刷方法に関するものであり、不感脂化
処理を行なうことなく高いインキ反撥性を有し、湿し水
として純水を使用できる新規な平版印刷版の印刷方法に
関するものである。
ストの明瞭な印刷物を得る。 【解決手段】本発明は、基板上に親水性膨潤層をそなえ
た平版印刷版の印刷方法に関するものであり、不感脂化
処理を行なうことなく高いインキ反撥性を有し、湿し水
として純水を使用できる新規な平版印刷版の印刷方法に
関するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平版印刷版の印刷方
法に関するものであり、不感脂化処理を行なうことなく
高いインキ反撥性を有し、湿し水として純水を使用でき
る新規な平版印刷版の印刷方法に関するものである。
法に関するものであり、不感脂化処理を行なうことなく
高いインキ反撥性を有し、湿し水として純水を使用でき
る新規な平版印刷版の印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷とは、画線部と非画線部とを基
本的にほぼ同一平面に存在させ、画線部をインキ受容
性、非画線部をインキ反撥性として、インキの付着性の
差異を利用して、画線部のみにインキを着肉させた後、
紙等の被印刷体にインキを転写して印刷する方式を意味
する。またこのような平版印刷には通常、PS版が用い
られる。
本的にほぼ同一平面に存在させ、画線部をインキ受容
性、非画線部をインキ反撥性として、インキの付着性の
差異を利用して、画線部のみにインキを着肉させた後、
紙等の被印刷体にインキを転写して印刷する方式を意味
する。またこのような平版印刷には通常、PS版が用い
られる。
【0003】ここで言うPS版とは、下記のものを意味
する。
する。
【0004】すなわち、米澤輝彦著「PS版概論」
(株)印刷学会出版部(1993)p18〜p81に記
載されているように、親水化処理されたアルミニウム基
板上に親油性の感光性樹脂層を塗布し、フォトリソグラ
フィの技術により画線部は感光層が残存し、一方非画線
部は上記したアルミ基板表面が露出し、該表面に湿し水
層を形成してインキ反撥し、画像形成する水ありPS版
と、湿し水層の代わりにシリコーンゴム層をインキ反撥
層として用いる水なしPS版、いわゆる水なし平版であ
る。
(株)印刷学会出版部(1993)p18〜p81に記
載されているように、親水化処理されたアルミニウム基
板上に親油性の感光性樹脂層を塗布し、フォトリソグラ
フィの技術により画線部は感光層が残存し、一方非画線
部は上記したアルミ基板表面が露出し、該表面に湿し水
層を形成してインキ反撥し、画像形成する水ありPS版
と、湿し水層の代わりにシリコーンゴム層をインキ反撥
層として用いる水なしPS版、いわゆる水なし平版であ
る。
【0005】ここで言う水なし平版とは、非画線部がシ
リコ−ンゴム、含フッ素化合物などの通常平版印刷で用
いられる油性インキに対してインキ反撥性を有する物質
からなり、湿し水を用いずにインキ着肉性の画線部との
間で画像形成し、印刷可能な印刷版を意味する。
リコ−ンゴム、含フッ素化合物などの通常平版印刷で用
いられる油性インキに対してインキ反撥性を有する物質
からなり、湿し水を用いずにインキ着肉性の画線部との
間で画像形成し、印刷可能な印刷版を意味する。
【0006】前者の水ありPS版は実用上優れた印刷版
で、支持体に通常アルミニウムが用いられ、該アルミニ
ウム表面は保水性を有するとともに印刷中に親油性の感
光性樹脂層が該表面から剥離脱落しないように感光層と
の接着性に優れている必要があった。そのため、該アル
ミニウム表面は通常砂目立てされ、さらに必要に応じて
この砂目立てされた表面を陽極酸化するなどの処理が施
され、保水性の向上と該感光性樹脂層に対する接着性の
補強が計られてきた。また、該感光性樹脂層の保存安定
性を得るために該アルミニウム表面はフッ化ジルコニウ
ム、ケイ酸ナトリウムなどの化学処理が一般的に施され
ている。
で、支持体に通常アルミニウムが用いられ、該アルミニ
ウム表面は保水性を有するとともに印刷中に親油性の感
光性樹脂層が該表面から剥離脱落しないように感光層と
の接着性に優れている必要があった。そのため、該アル
ミニウム表面は通常砂目立てされ、さらに必要に応じて
この砂目立てされた表面を陽極酸化するなどの処理が施
され、保水性の向上と該感光性樹脂層に対する接着性の
補強が計られてきた。また、該感光性樹脂層の保存安定
性を得るために該アルミニウム表面はフッ化ジルコニウ
ム、ケイ酸ナトリウムなどの化学処理が一般的に施され
ている。
【0007】このように水ありPS版は製造工程が複雑
であり、その簡易化が望まれていたが、該版の優れた印
刷特性(耐刷性、画像再現性など)から広く使用されて
いる。
であり、その簡易化が望まれていたが、該版の優れた印
刷特性(耐刷性、画像再現性など)から広く使用されて
いる。
【0008】さらに水ありPS版は、上記に説明した親
水化処理されたアルミ表面をインキ反撥層として用いる
ため、インキ反撥成分として表面に形成される湿し水の
水膜の制御が極めて重要であり、印刷に際しては該湿し
水の供給量を常時コントロールする必要があった。適性
な湿し水量を制御するには湿し水供給装置の選択や調整
に相当の技術や経験が必要とされてきた。また、湿し水
に必須成分として添加されるIPA(イソプロパノー
ル)が近年、労働衛生環境や廃水処理の立場から使用が
厳しく規制される方向にあり、その対策が急務となって
いる。
水化処理されたアルミ表面をインキ反撥層として用いる
ため、インキ反撥成分として表面に形成される湿し水の
水膜の制御が極めて重要であり、印刷に際しては該湿し
水の供給量を常時コントロールする必要があった。適性
な湿し水量を制御するには湿し水供給装置の選択や調整
に相当の技術や経験が必要とされてきた。また、湿し水
に必須成分として添加されるIPA(イソプロパノー
ル)が近年、労働衛生環境や廃水処理の立場から使用が
厳しく規制される方向にあり、その対策が急務となって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、これら
従来の水ありPS版の平版印刷の湿し水のコントロール
幅の拡大し、湿し水供給装置の選択や調整を簡略化し、
従来不可能とされてきた湿し水からのIPAレス化を可
能とする理想的な平版印刷版の印刷方法の開発を鋭意検
討した結果、特定の親水性ポリマを用いた親水性膨潤層
をインキ反撥層とした平版印刷版を用いることで実現で
きることを見出した。
従来の水ありPS版の平版印刷の湿し水のコントロール
幅の拡大し、湿し水供給装置の選択や調整を簡略化し、
従来不可能とされてきた湿し水からのIPAレス化を可
能とする理想的な平版印刷版の印刷方法の開発を鋭意検
討した結果、特定の親水性ポリマを用いた親水性膨潤層
をインキ反撥層とした平版印刷版を用いることで実現で
きることを見出した。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は下記構
成を有する。
成を有する。
【0011】(1) 基板上に少なくとも親水性膨潤層
を備えた平版印刷版を用いた印刷において、該親水性膨
潤層に湿し水供給装置から水を供給することを特徴とす
る平版印刷版の印刷方法。
を備えた平版印刷版を用いた印刷において、該親水性膨
潤層に湿し水供給装置から水を供給することを特徴とす
る平版印刷版の印刷方法。
【0012】(2) 湿し水供給装置が、呼出し給水装
置であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷版の
印刷方法。
置であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷版の
印刷方法。
【0013】(3) 湿し水供給装置が、ブラシ給水装
置であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷版の
印刷方法。
置であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷版の
印刷方法。
【0014】(4) 湿し水供給装置が、連続給水装置
であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷版の印
刷方法。
であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷版の印
刷方法。
【0015】(5) 湿し水供給装置が、ミスト噴霧給
水装置であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷
版の印刷方法。
水装置であることを特徴とする前記(1) 記載の平版印刷
版の印刷方法。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の基板上に少なくとも親水
性膨潤層を備えた平版印刷版について説明する。
性膨潤層を備えた平版印刷版について説明する。
【0017】本発明の印刷方法に用いられる平版印刷版
は基板上に少なくともインキ反撥層として親水性膨潤層
を塗設された構成を有する。
は基板上に少なくともインキ反撥層として親水性膨潤層
を塗設された構成を有する。
【0018】ここで言う親水性膨潤層とは、親水性ポリ
マを主成分とする相および疎水性ポリマを主成分とする
相の少なくとも2相から構成された相分離構造を有する
ものが好ましい。
マを主成分とする相および疎水性ポリマを主成分とする
相の少なくとも2相から構成された相分離構造を有する
ものが好ましい。
【0019】親水性ポリマとは、水に対して実質的に不
溶でかつ水膨潤性を示す、公知の水溶性ポリマ(水に完
全溶解するものを意味する)、疑似水溶性ポリマ(両親
媒性を意味し、マクロには水に溶解するがミクロには非
溶解部分を含むものを意味する)、水膨潤性ポリマ(水
に膨潤するが溶解しないものを意味する)を意味する。
すなわち、通常の使用条件下で水を吸着または吸収する
ポリマを意味し、水に溶けるか或いは水に膨潤するポリ
マを意味する。
溶でかつ水膨潤性を示す、公知の水溶性ポリマ(水に完
全溶解するものを意味する)、疑似水溶性ポリマ(両親
媒性を意味し、マクロには水に溶解するがミクロには非
溶解部分を含むものを意味する)、水膨潤性ポリマ(水
に膨潤するが溶解しないものを意味する)を意味する。
すなわち、通常の使用条件下で水を吸着または吸収する
ポリマを意味し、水に溶けるか或いは水に膨潤するポリ
マを意味する。
【0020】本発明の親水性膨潤層に用いられる親水性
ポリマについて説明する。
ポリマについて説明する。
【0021】本発明の効果を有効に発現する親水性ポリ
マとしては、カルボン酸塩系共重合体が挙げられる。本
発明に好ましく用いられるカルボン酸塩系共重合体とし
ては、吸水性および耐久性の観点から、カルボキシル
基、カルボン酸塩、カルボン酸アミド、カルボン酸イミ
ド、カルボン酸無水物などのカルボキシル基またはカル
ボキシル基に誘導しうる基を分子中に1個または2個有
するα、β−不飽和化合物をモノマ成分として含有する
カルボン酸系共重合体のケン化反応物が挙げられる。
マとしては、カルボン酸塩系共重合体が挙げられる。本
発明に好ましく用いられるカルボン酸塩系共重合体とし
ては、吸水性および耐久性の観点から、カルボキシル
基、カルボン酸塩、カルボン酸アミド、カルボン酸イミ
ド、カルボン酸無水物などのカルボキシル基またはカル
ボキシル基に誘導しうる基を分子中に1個または2個有
するα、β−不飽和化合物をモノマ成分として含有する
カルボン酸系共重合体のケン化反応物が挙げられる。
【0022】α、β−不飽和化合物の具体例としては、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アミド、メタク
リル酸アミド、無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン
酸アミド、マレイン酸イミド、イタコン酸、クロトン
酸、フマル酸、メサコン酸などが挙げられ、本発明に必
要な親水性を示す範囲で共重合可能な他のモノマ成分と
組合わせることが可能である。
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アミド、メタク
リル酸アミド、無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン
酸アミド、マレイン酸イミド、イタコン酸、クロトン
酸、フマル酸、メサコン酸などが挙げられ、本発明に必
要な親水性を示す範囲で共重合可能な他のモノマ成分と
組合わせることが可能である。
【0023】共重合可能な他のモノマ成分の例として
は、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブチレ
ン、ジイソブチレン、メチルビニルエーテル、スチレ
ン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、アクリロニトリルなどのα−オレフィン、ビニ
ル化合物、ビニリデン化合物などが挙げられる。
は、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブチレ
ン、ジイソブチレン、メチルビニルエーテル、スチレ
ン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、アクリロニトリルなどのα−オレフィン、ビニ
ル化合物、ビニリデン化合物などが挙げられる。
【0024】他のモノマと組合わせる場合、カルボキシ
ル基もしくはこれに転化しうる基を含有するα、β−不
飽和化合物は、通常全モノマ成分中10モル%以上で、
40モル%以上であることがより好ましい。カルボキシ
ル基またはこれに転化しうる基を含有するα、β−不飽
和化合物をモノマとして含有する重合体は、通常ラジカ
ル重合により調整される。重合度は特に限定されるもの
ではない。
ル基もしくはこれに転化しうる基を含有するα、β−不
飽和化合物は、通常全モノマ成分中10モル%以上で、
40モル%以上であることがより好ましい。カルボキシ
ル基またはこれに転化しうる基を含有するα、β−不飽
和化合物をモノマとして含有する重合体は、通常ラジカ
ル重合により調整される。重合度は特に限定されるもの
ではない。
【0025】このように調整される該重合体の中でも特
に、アクリル酸、メタクリル酸との重合体または共重合
体、α−オレフィン、ビニル化合物と無水マレイン酸と
の共重合体が好ましい。
に、アクリル酸、メタクリル酸との重合体または共重合
体、α−オレフィン、ビニル化合物と無水マレイン酸と
の共重合体が好ましい。
【0026】これらの重合体または共重合体は、ナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム、バリウムなどのアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物また
は炭酸塩などの化合物、アンモニア、アミンなどを用い
てケン化反応させることによる親水性付与が好ましく行
なわれる。これらの反応は、該重合体または該共重合体
を各種の有機溶媒または水に溶解または分散させ、そこ
に前記したアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合
物、アンモニア、アミンなどを撹拌下に添加することに
よって実施される。
ウム、カリウム、マグネシウム、バリウムなどのアルカ
リ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物また
は炭酸塩などの化合物、アンモニア、アミンなどを用い
てケン化反応させることによる親水性付与が好ましく行
なわれる。これらの反応は、該重合体または該共重合体
を各種の有機溶媒または水に溶解または分散させ、そこ
に前記したアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合
物、アンモニア、アミンなどを撹拌下に添加することに
よって実施される。
【0027】このようなカルボン酸塩系共重合体の中で
も、ビニルエステル/(メタ)アクリル酸エステル共重
合体が、親水性膨潤層が適度な水膨潤性を示し、かつ印
刷耐久性およびインキ反撥性の両者を満足させる点で好
ましい。
も、ビニルエステル/(メタ)アクリル酸エステル共重
合体が、親水性膨潤層が適度な水膨潤性を示し、かつ印
刷耐久性およびインキ反撥性の両者を満足させる点で好
ましい。
【0028】本発明に好ましく用いられるビニルエステ
ル/(メタ)アクリル酸エステル共重合体(以下の説明
で(メタ)□□□□とあるのは、□□□□またはメタ□
□□□を略したものである。)は公知の方法を用いて製
造することができる。例えば高分子化学、7巻、142
頁(1950)。すなわち、重合方式によって適宜選択
されるが、例えばジ−t−ブチルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシドなどのパーオキシド類、過硫酸アンモ
ニウムなどの過硫酸塩類、アゾビスイソブチロニトリル
などのアゾ化合物などの重合開始剤を用いたラジカル重
合によって合成される。重合方式としては、溶液重合、
乳化重合、懸濁重合などが摘要される。該共重合体中の
(メタ)アクリル酸エステル成分が少ないと吸水性が小
さく、多すぎると高吸水状態となり膜強度が極端に低下
する傾向にある。
ル/(メタ)アクリル酸エステル共重合体(以下の説明
で(メタ)□□□□とあるのは、□□□□またはメタ□
□□□を略したものである。)は公知の方法を用いて製
造することができる。例えば高分子化学、7巻、142
頁(1950)。すなわち、重合方式によって適宜選択
されるが、例えばジ−t−ブチルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシドなどのパーオキシド類、過硫酸アンモ
ニウムなどの過硫酸塩類、アゾビスイソブチロニトリル
などのアゾ化合物などの重合開始剤を用いたラジカル重
合によって合成される。重合方式としては、溶液重合、
乳化重合、懸濁重合などが摘要される。該共重合体中の
(メタ)アクリル酸エステル成分が少ないと吸水性が小
さく、多すぎると高吸水状態となり膜強度が極端に低下
する傾向にある。
【0029】従って、出発物質となる該共重合体中にお
ける(メタ)アクリル酸エステル成分の割合は、一般に
20〜80mol%の範囲にあることが好ましく、吸水
性および含水時の力学強度を両立させるためには30〜
70mol%であることが好ましい。
ける(メタ)アクリル酸エステル成分の割合は、一般に
20〜80mol%の範囲にあることが好ましく、吸水
性および含水時の力学強度を両立させるためには30〜
70mol%であることが好ましい。
【0030】本発明に用いられるビニルエステルとして
は、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビ
ニルなどが挙げられる。また(メタ)アクリル酸エステ
ルとしては、(メタ)アクリル酸のアルキルエステル、
具体的にはメチルエステル、エチルエステル、n−プロ
ピルエステル、イソプロピルエステル、n−ブチルエス
テル、t−ブチルエステルが挙げられる。
は、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビ
ニルなどが挙げられる。また(メタ)アクリル酸エステ
ルとしては、(メタ)アクリル酸のアルキルエステル、
具体的にはメチルエステル、エチルエステル、n−プロ
ピルエステル、イソプロピルエステル、n−ブチルエス
テル、t−ブチルエステルが挙げられる。
【0031】上記に説明した共重合体はアルカリ触媒の
存在下でケン化反応することが好ましい。ケン化反応に
用いられる溶媒としてはアルコールおよびアルコール水
溶液が好ましい。また、ケン化反応に用いられる触媒と
しては公知のアルカリ触媒が用いられるが、特に水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化
物が好ましい。ケン化反応は20〜80℃で1〜10時
間で終結する。また、本発明のケン化反応物は、公知の
方法によって塩を任意に変えることが可能である。通常
用いられる塩形成物質としては、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化アンモニウム、モノメチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプ
ロピルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピ
ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノール
アミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−
ジメチルイソプロパノールアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ベンジルアミン、アニリン、ピリジンなどが挙げら
れる。
存在下でケン化反応することが好ましい。ケン化反応に
用いられる溶媒としてはアルコールおよびアルコール水
溶液が好ましい。また、ケン化反応に用いられる触媒と
しては公知のアルカリ触媒が用いられるが、特に水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化
物が好ましい。ケン化反応は20〜80℃で1〜10時
間で終結する。また、本発明のケン化反応物は、公知の
方法によって塩を任意に変えることが可能である。通常
用いられる塩形成物質としては、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化アンモニウム、モノメチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノイソプ
ロピルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピ
ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノール
アミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−
ジメチルイソプロパノールアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ベンジルアミン、アニリン、ピリジンなどが挙げら
れる。
【0032】またマグネシウム、カルシウムなどのアル
カリ土類金属塩類の多価金属塩類も前記の塩と混合塩の
形態で添加することが可能である。
カリ土類金属塩類の多価金属塩類も前記の塩と混合塩の
形態で添加することが可能である。
【0033】また本発明の効果を有効に発現する親水性
ポリマとして、N−ビニルカルボン酸アミド系共重合体
が挙げられる。
ポリマとして、N−ビニルカルボン酸アミド系共重合体
が挙げられる。
【0034】N−ビニルカルボン酸アミド系共重合体と
は、下記一般式(I)で示されるN−ビニルカルボン酸
アミド(以下、NVAと略す)を必須の繰り返し単位と
する共重合体(以下、NVA系共重合体と略する)を意
味する。
は、下記一般式(I)で示されるN−ビニルカルボン酸
アミド(以下、NVAと略す)を必須の繰り返し単位と
する共重合体(以下、NVA系共重合体と略する)を意
味する。
【0035】
【化1】 (ここでR1 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
基、R2 は水素原子またはメチル基、フェニル基、R3
は水素原子または炭素数1〜8の直鎖または分岐アルキ
ル基を表わす。) NVAの具体例としては、N−ビニルホルムアミド、N
−ビニルプロピオン酸アミド、N−ビニル安息香酸アミ
ド、N−メチル−N−ビニル安息香酸アミド、N−フェ
ニル−N−ビニルアセトアミド、N−フェニル−N−ビ
ニル安息香酸アミドなどが挙げられるが、本発明はこれ
らの例に限定されるものではない。
基、R2 は水素原子またはメチル基、フェニル基、R3
は水素原子または炭素数1〜8の直鎖または分岐アルキ
ル基を表わす。) NVAの具体例としては、N−ビニルホルムアミド、N
−ビニルプロピオン酸アミド、N−ビニル安息香酸アミ
ド、N−メチル−N−ビニル安息香酸アミド、N−フェ
ニル−N−ビニルアセトアミド、N−フェニル−N−ビ
ニル安息香酸アミドなどが挙げられるが、本発明はこれ
らの例に限定されるものではない。
【0036】本発明に好ましく用いられるNVA系共重
合体は、吸水性および耐久性の観点から、カルボキシル
基、カルボン酸塩、カルボン酸アミド、カルボン酸イミ
ド、カルボン酸無水物などのカルボキシル基またはカル
ボキシル基に誘導しうる基を分子中に1個または2個有
するα、β−不飽和化合物を共重合単位として含有する
ことが好ましい。
合体は、吸水性および耐久性の観点から、カルボキシル
基、カルボン酸塩、カルボン酸アミド、カルボン酸イミ
ド、カルボン酸無水物などのカルボキシル基またはカル
ボキシル基に誘導しうる基を分子中に1個または2個有
するα、β−不飽和化合物を共重合単位として含有する
ことが好ましい。
【0037】α、β−不飽和化合物の具体例としては、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アミド、メタク
リル酸アミド、無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン
酸アミド、マレイン酸イミド、イタコン酸、クロトン
酸、フマル酸、メサコン酸などが挙げられ、本発明に必
要な親水性を示す範囲で共重合可能な他のモノマ成分と
組合わせることが可能である。
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アミド、メタク
リル酸アミド、無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン
酸アミド、マレイン酸イミド、イタコン酸、クロトン
酸、フマル酸、メサコン酸などが挙げられ、本発明に必
要な親水性を示す範囲で共重合可能な他のモノマ成分と
組合わせることが可能である。
【0038】共重合可能な他のモノマ成分の例として
は、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブチレ
ン、ジイソブチレン、メチルビニルエーテル、スチレ
ン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、アクリロニトリルなどのα−オレフィン、ビニ
ル化合物、ビニリデン化合物などが挙げられる。
は、エチレン、プロピレン、イソブチレン、1−ブチレ
ン、ジイソブチレン、メチルビニルエーテル、スチレ
ン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、アクリロニトリルなどのα−オレフィン、ビニ
ル化合物、ビニリデン化合物などが挙げられる。
【0039】他のモノマと組合わせる場合、NVA単位
は、通常全モノマ成分中10モル%以上で、40モル%
以上であることがより好ましい。
は、通常全モノマ成分中10モル%以上で、40モル%
以上であることがより好ましい。
【0040】NVAを含有する重合体は、通常ラジカル
重合により調整される。重合度は特に限定されるもので
はない。
重合により調整される。重合度は特に限定されるもので
はない。
【0041】NVA系共重合体の具体例としては、以下
のポリマが挙げられる。
のポリマが挙げられる。
【0042】ポリ(N−ビニルアセトアミド)、N−ビ
ニルアセトアミド/(メタ)アクリル酸共重合体および
その部分または完全中和物(「部分または完全中和物」
とは、共重合体中のカルボン酸、スルフォン酸、リン酸
など重合性官能基中の水素イオンの一部または全部がナ
トリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、カルシウ
ム、バリウムなどの金属土類塩化に置換されたものを意
味する)、N−ビニルアセトアミド/クロトン酸共重合
体およびその部分または完全中和物、N−ビニルアセト
アミド/マレイン酸共重合体およびその部分または完全
中和物、N−ビニルアセトアミド/フマル酸共重合体お
よびその部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミ
ド/シトラコン酸共重合体およびその部分または完全中
和物、N−ビニルアセトアミド/ケイ皮酸共重合体およ
びその部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド
/ビニルスルフォン酸共重合体およびその部分または完
全中和物、N−ビニルアセトアミド/無水マレイン酸共
重合体およびその部分または完全中和物、N−ビニルア
セトアミド/イタコン酸共重合体およびその部分または
完全中和物、N−ビニルアセトアミド/アコニット酸共
重合体およびその部分または完全中和物、N−ビニルア
セトアミド/3−ブテノン酸共重合体およびその部分ま
たは完全中和物、N−ビニルアセトアミド/4−ペンテ
ン酸共重合体およびその部分または完全中和物、N−ビ
ニルアセトアミド/アリルスルフォン酸共重合体および
その部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド/
メタリルスルフォン酸共重合体およびその部分または完
全中和物、N−ビニルアセトアミド/アリルリン酸共重
合体およびその部分または完全中和物、N−ビニルアセ
トアミド/カルボキシエチルアクリレート共重合体およ
びその部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド
/2−アクロイルエチルリン酸共重合体およびその部分
または完全中和物、N−ビニルアセトアミド/3−アク
ロイルプロピルリン酸共重合体およびその部分または完
全中和物、N−ビニルアセトアミド/8−メタクリロイ
ルオクチルリン酸共重合体およびその部分または完全中
和物、N−ビニルアセトアミド/2−アクリルアミド−
n−プロパンスルフォン酸共重合体およびその部分また
は完全中和物、N−ビニルアセトアミド/2−アクリル
アミド−n−オクタンスルフォン酸共重合体およびその
部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド/2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸共重
合体およびその部分または完全中和物などが挙げられ
る。
ニルアセトアミド/(メタ)アクリル酸共重合体および
その部分または完全中和物(「部分または完全中和物」
とは、共重合体中のカルボン酸、スルフォン酸、リン酸
など重合性官能基中の水素イオンの一部または全部がナ
トリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、カルシウ
ム、バリウムなどの金属土類塩化に置換されたものを意
味する)、N−ビニルアセトアミド/クロトン酸共重合
体およびその部分または完全中和物、N−ビニルアセト
アミド/マレイン酸共重合体およびその部分または完全
中和物、N−ビニルアセトアミド/フマル酸共重合体お
よびその部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミ
ド/シトラコン酸共重合体およびその部分または完全中
和物、N−ビニルアセトアミド/ケイ皮酸共重合体およ
びその部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド
/ビニルスルフォン酸共重合体およびその部分または完
全中和物、N−ビニルアセトアミド/無水マレイン酸共
重合体およびその部分または完全中和物、N−ビニルア
セトアミド/イタコン酸共重合体およびその部分または
完全中和物、N−ビニルアセトアミド/アコニット酸共
重合体およびその部分または完全中和物、N−ビニルア
セトアミド/3−ブテノン酸共重合体およびその部分ま
たは完全中和物、N−ビニルアセトアミド/4−ペンテ
ン酸共重合体およびその部分または完全中和物、N−ビ
ニルアセトアミド/アリルスルフォン酸共重合体および
その部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド/
メタリルスルフォン酸共重合体およびその部分または完
全中和物、N−ビニルアセトアミド/アリルリン酸共重
合体およびその部分または完全中和物、N−ビニルアセ
トアミド/カルボキシエチルアクリレート共重合体およ
びその部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド
/2−アクロイルエチルリン酸共重合体およびその部分
または完全中和物、N−ビニルアセトアミド/3−アク
ロイルプロピルリン酸共重合体およびその部分または完
全中和物、N−ビニルアセトアミド/8−メタクリロイ
ルオクチルリン酸共重合体およびその部分または完全中
和物、N−ビニルアセトアミド/2−アクリルアミド−
n−プロパンスルフォン酸共重合体およびその部分また
は完全中和物、N−ビニルアセトアミド/2−アクリル
アミド−n−オクタンスルフォン酸共重合体およびその
部分または完全中和物、N−ビニルアセトアミド/2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸共重
合体およびその部分または完全中和物などが挙げられ
る。
【0043】このように調整される該重合体の中でも特
に、NVAとアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン
酸などカルボン酸塩系の共重合体は、親水性膨潤層が適
度な水膨潤性を示し、かつ印刷耐久性およびインキ反撥
性の両者を満足させる点から好ましい。
に、NVAとアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン
酸などカルボン酸塩系の共重合体は、親水性膨潤層が適
度な水膨潤性を示し、かつ印刷耐久性およびインキ反撥
性の両者を満足させる点から好ましい。
【0044】本発明の親水性膨潤層には発明の効果を損
わない範囲で公知の親水性ポリマを加えることが可能で
ある。公知の親水性ポリマとしては、以下の例を挙げる
ことができる。
わない範囲で公知の親水性ポリマを加えることが可能で
ある。公知の親水性ポリマとしては、以下の例を挙げる
ことができる。
【0045】(A)天然高分子類。
【0046】デンプン−アクリロニトリル系グラフト重
合体加水分解物、デンプン−アクリル酸系グラフト重合
体、デンプン−スチレンスルフォン酸系グラフト重合
体、デンプン−ビニルスルフォン酸系グラフト重合体、
デンプン−アクリルアミド系グラフト重合体、カルボキ
シル化メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、キサントゲン酸セルロース、セルロース−アクリ
ロニトリル系グラフト重合体、セルロース−スチレンス
ルフォン酸系グラフト重合体、カルボキシメチルセルロ
ース系架橋体、ヒアルロン酸、アガロース、コラーゲ
ン、ミルクカゼイン、酸カゼイン、レンネットカゼイ
ン、アンモニアカゼイン、カリ化カゼイン、ホウ砂カゼ
イン、グルー、ゼラチン、グルテン、大豆蛋白、アルギ
ン酸塩、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カリウ
ム、アルギン酸ナトリウムアラビヤガム、トラガカント
ガム、カラヤガム、グアールガム、ロカストビーンガ
ム、アイリッシュモス、大豆レシチン、ペクチン酸、澱
粉、カルボキシル化澱粉、寒天、デキストリン、マンナ
ンなど。
合体加水分解物、デンプン−アクリル酸系グラフト重合
体、デンプン−スチレンスルフォン酸系グラフト重合
体、デンプン−ビニルスルフォン酸系グラフト重合体、
デンプン−アクリルアミド系グラフト重合体、カルボキ
シル化メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、キサントゲン酸セルロース、セルロース−アクリ
ロニトリル系グラフト重合体、セルロース−スチレンス
ルフォン酸系グラフト重合体、カルボキシメチルセルロ
ース系架橋体、ヒアルロン酸、アガロース、コラーゲ
ン、ミルクカゼイン、酸カゼイン、レンネットカゼイ
ン、アンモニアカゼイン、カリ化カゼイン、ホウ砂カゼ
イン、グルー、ゼラチン、グルテン、大豆蛋白、アルギ
ン酸塩、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カリウ
ム、アルギン酸ナトリウムアラビヤガム、トラガカント
ガム、カラヤガム、グアールガム、ロカストビーンガ
ム、アイリッシュモス、大豆レシチン、ペクチン酸、澱
粉、カルボキシル化澱粉、寒天、デキストリン、マンナ
ンなど。
【0047】(B)合成高分子類。
【0048】ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキ
サイド、ポリ(エチレンオキサイド-co-プロピレンオキ
サイド)、水性ウレタン樹脂、水溶性ポリエステル、ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート系ポリマ、ポリ
(ビニルメチルエーテル-co-無水マレイン酸)、無水マ
レイン酸系共重合体、ビニルピロリドン系共重合体、ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート系架橋重
合体、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト系架橋重合体など。
サイド、ポリ(エチレンオキサイド-co-プロピレンオキ
サイド)、水性ウレタン樹脂、水溶性ポリエステル、ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート系ポリマ、ポリ
(ビニルメチルエーテル-co-無水マレイン酸)、無水マ
レイン酸系共重合体、ビニルピロリドン系共重合体、ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート系架橋重
合体、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト系架橋重合体など。
【0049】なお、上記の親水性ポリマは発明の効果を
損わない範囲で、柔軟性を付与したり、親水性を制御す
る目的から置換基が異なるモノマや共重合成分を、1種
または2種以上を適宜混合して用いることが可能であ
る。
損わない範囲で、柔軟性を付与したり、親水性を制御す
る目的から置換基が異なるモノマや共重合成分を、1種
または2種以上を適宜混合して用いることが可能であ
る。
【0050】次に本発明の親水性膨潤層に用いられる疎
水性ポリマについて説明する。
水性ポリマについて説明する。
【0051】本発明に用いられる疎水性ポリマとしては
水性エマルジョンから主として構成されたものが好まし
く用いられる。
水性エマルジョンから主として構成されたものが好まし
く用いられる。
【0052】本発明に言う水性エマルジョンとは、微細
なポリマ粒子と必要に応じて該粒子を包囲する保護層か
らなる粒子を水中に分散させた疎水性ポリマ懸濁水溶液
を意味する。
なポリマ粒子と必要に応じて該粒子を包囲する保護層か
らなる粒子を水中に分散させた疎水性ポリマ懸濁水溶液
を意味する。
【0053】すなわち、基本的に分散質としてのポリマ
粒子と必要に応じて形成される保護層からなるエマルジ
ョン粒子と分散媒としての希釈水溶液から構成される自
己乳化または強制乳化水溶液を意味する。本発明に用い
られる水性エマルジョンの具体例としては、ビニルポリ
マ系ラテックス、共役ジエンポリマ系ラテックスおよび
水性または水分散ポリウレタン樹脂などが挙げられる。
粒子と必要に応じて形成される保護層からなるエマルジ
ョン粒子と分散媒としての希釈水溶液から構成される自
己乳化または強制乳化水溶液を意味する。本発明に用い
られる水性エマルジョンの具体例としては、ビニルポリ
マ系ラテックス、共役ジエンポリマ系ラテックスおよび
水性または水分散ポリウレタン樹脂などが挙げられる。
【0054】ビニルポリマ系ラテックスとしては、アク
リル系、酢酸ビニル系、塩化ビニリデン系などが挙げら
れる。共役ジエンポリマ系ラテックスとしては、スチレ
ン/ブタジエン系(以下、SB系と略す)、アクリロニ
トリル/ブタジエン系(以下、NB系と略す)、メタク
リル酸メチル/ブタジエン系(以下、MB系と略す)、
クロロプレン系などが挙げられる。
リル系、酢酸ビニル系、塩化ビニリデン系などが挙げら
れる。共役ジエンポリマ系ラテックスとしては、スチレ
ン/ブタジエン系(以下、SB系と略す)、アクリロニ
トリル/ブタジエン系(以下、NB系と略す)、メタク
リル酸メチル/ブタジエン系(以下、MB系と略す)、
クロロプレン系などが挙げられる。
【0055】アクリル系ラテックスとしては、アクリル
酸エステルおよびメタクリル酸エステルを必須成分とし
た共重合体が挙げられる。具体的には、メタクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、スチレン
などの少なくとも1種以上を共重合したものが挙げられ
る。
酸エステルおよびメタクリル酸エステルを必須成分とし
た共重合体が挙げられる。具体的には、メタクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、スチレン
などの少なくとも1種以上を共重合したものが挙げられ
る。
【0056】酢酸ビニル系ラテックスとしては、酢酸ビ
ニル単独またはアクリル酸エステル、高級酢酸ビニルエ
ステル、エチレンなどとの共重合体が挙げられる。
ニル単独またはアクリル酸エステル、高級酢酸ビニルエ
ステル、エチレンなどとの共重合体が挙げられる。
【0057】塩化ビニリデン系ラテックスとしては、塩
化ビニリデンとアクリル酸メチル、アクリル酸オクチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリロニトリ
ル、塩化ビニルなどとの共重合体が挙げられる。
化ビニリデンとアクリル酸メチル、アクリル酸オクチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリロニトリ
ル、塩化ビニルなどとの共重合体が挙げられる。
【0058】SB系ラテックスとしては、スチレンおよ
びブタジエンを必須成分として、メタクリル酸メチル、
高級アクリル酸エステル、アクリロニトリル、アクリル
アミド、ヒドロキシエチルアクリレート、不飽和カルボ
ン酸(イタコン酸、マレイン酸、アクリル酸、メタクリ
ル酸など)との共重合体が挙げられる。
びブタジエンを必須成分として、メタクリル酸メチル、
高級アクリル酸エステル、アクリロニトリル、アクリル
アミド、ヒドロキシエチルアクリレート、不飽和カルボ
ン酸(イタコン酸、マレイン酸、アクリル酸、メタクリ
ル酸など)との共重合体が挙げられる。
【0059】水性または水分散ポリウレタン樹脂として
は、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリ(エステル/エーテル)ポリオールとポリイソ
シアネートからなる疎水性のポリウレタン樹脂を界面活
性剤を用いて強制的に乳化させた強制乳化型、樹脂自身
に親水性基または、親水性セグメントを付与し、自己分
散性にして乳化させた自己乳化型が挙げられ、両者にお
いて非反応性のものおよびブロック剤でイソシアネート
基などの反応基をブロックした反応性のものが挙げられ
る。
は、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリ(エステル/エーテル)ポリオールとポリイソ
シアネートからなる疎水性のポリウレタン樹脂を界面活
性剤を用いて強制的に乳化させた強制乳化型、樹脂自身
に親水性基または、親水性セグメントを付与し、自己分
散性にして乳化させた自己乳化型が挙げられ、両者にお
いて非反応性のものおよびブロック剤でイソシアネート
基などの反応基をブロックした反応性のものが挙げられ
る。
【0060】これらの水性エマルジョンの中でも本発明
に特に好ましく用いられる疎水性ポリマとしてはSB
系、NB系、MB系、クロロプレン系などの共役ジエン
系化合物を含有するラテックスが挙げられる。
に特に好ましく用いられる疎水性ポリマとしてはSB
系、NB系、MB系、クロロプレン系などの共役ジエン
系化合物を含有するラテックスが挙げられる。
【0061】ここで言う共役ジエン系ゴムとしては、
1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン
(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、2−クロル−1,3−ブタジエン(クロロプレン)
など1,3−位に炭素−炭素二重結合を有する非置換ま
たは置換1,3−ブタジエン骨格を有する化合物を意味
し、これらを必須成分とする単独またはブロック共重合
ゴム(ポリマ)が挙げられる。
1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン
(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、2−クロル−1,3−ブタジエン(クロロプレン)
など1,3−位に炭素−炭素二重結合を有する非置換ま
たは置換1,3−ブタジエン骨格を有する化合物を意味
し、これらを必須成分とする単独またはブロック共重合
ゴム(ポリマ)が挙げられる。
【0062】ブロック共重合ゴムとしては、1,3−ブ
タジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレ
ン)などの1,3−ジエンと、常温でガラス状重合体を
与えるスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
などのモノビニル置換芳香族化合物とのブロック共重合
体が挙げられる。
タジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレ
ン)などの1,3−ジエンと、常温でガラス状重合体を
与えるスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
などのモノビニル置換芳香族化合物とのブロック共重合
体が挙げられる。
【0063】このような共重合ゴムとしては、種々の公
知のタイプが例示できるが、A−B−Aタイプのブロッ
ク共重合ゴム(ここでAはモノビニル置換芳香族化合物
からなり、好ましくはガラス転移点が70℃以上で、重
合度が10〜2500である重合体セグメントを意味
し、Bは1,3−ジエンを意味し、好ましくは数平均分
子量が500〜25000である非晶性重合体セグメン
トを意味する)などを好ましく挙げることができる。ま
た該ブロック共重合ゴムの水素添加物も同様である。
知のタイプが例示できるが、A−B−Aタイプのブロッ
ク共重合ゴム(ここでAはモノビニル置換芳香族化合物
からなり、好ましくはガラス転移点が70℃以上で、重
合度が10〜2500である重合体セグメントを意味
し、Bは1,3−ジエンを意味し、好ましくは数平均分
子量が500〜25000である非晶性重合体セグメン
トを意味する)などを好ましく挙げることができる。ま
た該ブロック共重合ゴムの水素添加物も同様である。
【0064】本発明に用いられる単独および共重合ゴム
の具体例としては、ポリブタジエン、ポリイソプレン
(天然ゴムを含む)、ポリクロロプレン、スチレン−ブ
タジエン共重合体、カルボキシ変性スチレン−ブタジエ
ン共重合体、アクリル酸エステル−ブタジエン共重合体
(例えばブタジエン−2−エチルヘキシルアクリレート
共重合体、ブタジエン−n−オクタデシルアクリレート
共重合体)、メタクリル酸エステル−ブタジエン共重合
体、イソブチレン−イソプレン共重合体、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体、カルボキシ変性アクリロニ
トリル−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−イソ
プレン共重合体、ビニルピリジン−ブタジエン共重合
体、ビニルピリジン−スチレン−ブタジエン共重合体、
スチレン−クロロプレン共重合体、スチレン−イソプレ
ン共重合体などが挙げられる。
の具体例としては、ポリブタジエン、ポリイソプレン
(天然ゴムを含む)、ポリクロロプレン、スチレン−ブ
タジエン共重合体、カルボキシ変性スチレン−ブタジエ
ン共重合体、アクリル酸エステル−ブタジエン共重合体
(例えばブタジエン−2−エチルヘキシルアクリレート
共重合体、ブタジエン−n−オクタデシルアクリレート
共重合体)、メタクリル酸エステル−ブタジエン共重合
体、イソブチレン−イソプレン共重合体、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体、カルボキシ変性アクリロニ
トリル−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−イソ
プレン共重合体、ビニルピリジン−ブタジエン共重合
体、ビニルピリジン−スチレン−ブタジエン共重合体、
スチレン−クロロプレン共重合体、スチレン−イソプレ
ン共重合体などが挙げられる。
【0065】本発明に好ましく用いられる共役ジエンポ
リマ系ラテックスは、公知の方法で作製され、例えば必
須成分として共役ジエン系化合物を含むビニルモノマ組
成物に対して0.1〜20重量%の乳化重合分散剤(界
面活性剤など)と2〜50重量%の水を含む水性媒体中
で脱気窒素置換し、乳化させ、必要に応じて通常の乳化
重合に用いられる添加剤(分子量調整剤、酸化防止剤な
ど)を加えたのち、乳化重合用開始剤(例えば過酸化水
素、過硫酸カリウムなど)を添加し、常法に従って乳化
重合させることによって得ることができる。
リマ系ラテックスは、公知の方法で作製され、例えば必
須成分として共役ジエン系化合物を含むビニルモノマ組
成物に対して0.1〜20重量%の乳化重合分散剤(界
面活性剤など)と2〜50重量%の水を含む水性媒体中
で脱気窒素置換し、乳化させ、必要に応じて通常の乳化
重合に用いられる添加剤(分子量調整剤、酸化防止剤な
ど)を加えたのち、乳化重合用開始剤(例えば過酸化水
素、過硫酸カリウムなど)を添加し、常法に従って乳化
重合させることによって得ることができる。
【0066】原料ビニルモノマ組成物中、共役ジエン系
化合物以外に用いられるビニルモノマとしては特に限定
されないが、主として下記のI群:疎水性モノマ、II
群:親水性モノマ、III 群:架橋性モノマの3つの群に
分類できる。
化合物以外に用いられるビニルモノマとしては特に限定
されないが、主として下記のI群:疎水性モノマ、II
群:親水性モノマ、III 群:架橋性モノマの3つの群に
分類できる。
【0067】I群:疎水性モノマとしては、1つのビニ
ル基を有する疎水性ビニルモノマ(ここで言う疎水性と
は20℃において、水に対する溶解度が8重量%以下の
ものを意味する)で、アクリル酸エステル類、メタクリ
ル酸エステル類、ビニルエステル類、スチレン類、オレ
フィン類などが挙げられる。
ル基を有する疎水性ビニルモノマ(ここで言う疎水性と
は20℃において、水に対する溶解度が8重量%以下の
ものを意味する)で、アクリル酸エステル類、メタクリ
ル酸エステル類、ビニルエステル類、スチレン類、オレ
フィン類などが挙げられる。
【0068】アクリル酸エステル類の具体例としては、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピ
ルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、イソブチルアクリレート、sec−ブ
チルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、オクチル
アクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、2
−クロロエチルアクリレート、ベンジルアクリレート、
シクロヘキシルアクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、フェニルアクリレート、2−メトキシエ
チルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレートな
どが挙げられる。
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピ
ルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、イソブチルアクリレート、sec−ブ
チルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、オクチル
アクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、2
−クロロエチルアクリレート、ベンジルアクリレート、
シクロヘキシルアクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、フェニルアクリレート、2−メトキシエ
チルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレートな
どが挙げられる。
【0069】メタクリル酸エステル類の具体例として
は、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n
−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレー
ト、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレ
ート、sec−ブチルメタクリレート、アミルメタクリ
レート、ヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタ
クリレート、ベンジルメタクリレート、アセトアセトキ
シエチルメタクリレート、クロロベンジルメタクリレー
ト、オクチルメタクリレート、フルフリルメタクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、フェニル
メタクリレート、トリメチロールプロパンモノメタクリ
レート、2−メトキシエチルメタクリレート、2−エト
キシエチルメタクリレートなどが挙げられる。
は、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n
−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレー
ト、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレ
ート、sec−ブチルメタクリレート、アミルメタクリ
レート、ヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタ
クリレート、ベンジルメタクリレート、アセトアセトキ
シエチルメタクリレート、クロロベンジルメタクリレー
ト、オクチルメタクリレート、フルフリルメタクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、フェニル
メタクリレート、トリメチロールプロパンモノメタクリ
レート、2−メトキシエチルメタクリレート、2−エト
キシエチルメタクリレートなどが挙げられる。
【0070】ビニルエステル類の具体例としては、ビニ
ルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレー
ト、ビニルクロルアセテート、ビニルジクロルアセテー
ト、ビニルメトキシアセテート、ビニルアセトアセテー
ト、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニル、クロル安息香
酸ビニルなどが挙げられる。
ルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレー
ト、ビニルクロルアセテート、ビニルジクロルアセテー
ト、ビニルメトキシアセテート、ビニルアセトアセテー
ト、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニル、クロル安息香
酸ビニルなどが挙げられる。
【0071】スチレン類の具体例としては、スチレン、
α−メチルスチレン、クロルメチルスチレン、トリフル
オルメチルスチレン、アセトキシメチルスチレン、メト
キシスチレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ト
リクロルスチレン、ブロムスチレンなどが挙げられる。
α−メチルスチレン、クロルメチルスチレン、トリフル
オルメチルスチレン、アセトキシメチルスチレン、メト
キシスチレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ト
リクロルスチレン、ブロムスチレンなどが挙げられる。
【0072】オレフィン類の具体例としては、プロピレ
ン、塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビ
ニリデン、フッ化ビニリデンなどを挙げることができ
る。
ン、塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビ
ニリデン、フッ化ビニリデンなどを挙げることができ
る。
【0073】その他アクリロニトリル、無水マレイン酸
なども挙げられる。
なども挙げられる。
【0074】II群:親水性モノマとしては、1つのビニ
ル基を有する親水性ビニルモノマで、(ここで言う親水
性とは、水に対する溶解度が大きく単独での水系乳化重
合が不可能なモノマを意味する)アミノ基、カルボキシ
ル基、スルフォン酸基、アミド基、水酸基などの官能基
を有するモノマが挙げられる。
ル基を有する親水性ビニルモノマで、(ここで言う親水
性とは、水に対する溶解度が大きく単独での水系乳化重
合が不可能なモノマを意味する)アミノ基、カルボキシ
ル基、スルフォン酸基、アミド基、水酸基などの官能基
を有するモノマが挙げられる。
【0075】アミノ基を有するモノマの具体例として
は、ジメチルアミノメチルアクリレート、ジメチルアミ
ノメチルメタクリレート、ジエチルアミノメチルアクリ
レート、ジエチルアミノメチルメタクリレート、ter
t−ブチルアミノエチルアクリレート、tert−ブチ
ルアミノエチルメタクリレートなどが挙げられる。
は、ジメチルアミノメチルアクリレート、ジメチルアミ
ノメチルメタクリレート、ジエチルアミノメチルアクリ
レート、ジエチルアミノメチルメタクリレート、ter
t−ブチルアミノエチルアクリレート、tert−ブチ
ルアミノエチルメタクリレートなどが挙げられる。
【0076】カルボキシル基を有するモノマの具体例と
しては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレ
イン酸、クロトン酸、フマル酸、メチレンマロン酸、イ
タコン酸モノアルキル(例えばイタコン酸モノメチル、
イタコン酸モノエチル、イタコン酸モノブチルなど)、
マレイン酸モノアルキル(例えばマレイン酸モノメチ
ル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノブチルな
ど)、シトラコン酸、アクリル酸ナトリウム、アクリル
酸アンモニウム、メタクリル酸アンモニウムなどが挙げ
られる。
しては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレ
イン酸、クロトン酸、フマル酸、メチレンマロン酸、イ
タコン酸モノアルキル(例えばイタコン酸モノメチル、
イタコン酸モノエチル、イタコン酸モノブチルなど)、
マレイン酸モノアルキル(例えばマレイン酸モノメチ
ル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノブチルな
ど)、シトラコン酸、アクリル酸ナトリウム、アクリル
酸アンモニウム、メタクリル酸アンモニウムなどが挙げ
られる。
【0077】スルフォン基を有するモノマの具体例とし
ては、スチレンスルフォン酸、ビニルベンジルスルフォ
ン酸、ビニルスルフォン酸、ビニルスルフォン酸、アク
リロイルオキシアルキルスルフォン酸(例えばアクリロ
イルオキシメチルスルフォン酸、アクリロイルオキシプ
ロピルスルフォン酸、アクリロイルオキシブチルスルフ
ォン酸など)、メタクリロイルオキシアルキルスルフォ
ン酸(例えばメタクリロイルオキシメチルスルフォン
酸、メタクリロイルオキシメチルスルフォン酸、メタク
リロイルオキシプロピルスルフォン酸、メタクリロイル
オキシブチルスルフォン酸など)、アクリルアミドアル
キルスルフォン酸(例えば2−アクリルアミド−2−メ
チルエタンスルフォン酸、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルフォン酸、2−アクリルアミド−2−
メチルブタンスルフォン酸など)、メタクリルアミドア
ルキルスルフォン酸(例えば2−メタクリルアミド−2
−メチルエタンスルフォン酸,2−メタクリルアミド−
2−メチルプロパンスルフォン酸、2−メタクリルアミ
ド−2−メチルブタンスルフォン酸など)が挙げられ
る。
ては、スチレンスルフォン酸、ビニルベンジルスルフォ
ン酸、ビニルスルフォン酸、ビニルスルフォン酸、アク
リロイルオキシアルキルスルフォン酸(例えばアクリロ
イルオキシメチルスルフォン酸、アクリロイルオキシプ
ロピルスルフォン酸、アクリロイルオキシブチルスルフ
ォン酸など)、メタクリロイルオキシアルキルスルフォ
ン酸(例えばメタクリロイルオキシメチルスルフォン
酸、メタクリロイルオキシメチルスルフォン酸、メタク
リロイルオキシプロピルスルフォン酸、メタクリロイル
オキシブチルスルフォン酸など)、アクリルアミドアル
キルスルフォン酸(例えば2−アクリルアミド−2−メ
チルエタンスルフォン酸、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルフォン酸、2−アクリルアミド−2−
メチルブタンスルフォン酸など)、メタクリルアミドア
ルキルスルフォン酸(例えば2−メタクリルアミド−2
−メチルエタンスルフォン酸,2−メタクリルアミド−
2−メチルプロパンスルフォン酸、2−メタクリルアミ
ド−2−メチルブタンスルフォン酸など)が挙げられ
る。
【0078】アミド基を有するモノマの具体例として
は、アクリルアミド、メチルアクリルアミド、プロピル
アクリルアミドなどが挙げられる。
は、アクリルアミド、メチルアクリルアミド、プロピル
アクリルアミドなどが挙げられる。
【0079】水酸基を有するモノマの具体例としては、
アリルアルコール、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、多価アルコールのアリールエーテルなど
が挙げられる。
アリルアルコール、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、多価アルコールのアリールエーテルなど
が挙げられる。
【0080】その他にN−アクリロイルピペリジン、ビ
ニルピリジン、ビニルピロピドなども挙げられる。
ニルピリジン、ビニルピロピドなども挙げられる。
【0081】III 群:架橋性モノマとしては、反応性架
橋基(グリシジル基、ヒドロキシメチルアミド基、アル
コキシメチルアミド基、アシロキシメチルアミド基、イ
ソシアネート基など)を有するモノマ類および2つ以上
のビニル基を有する多官能性モノマが挙げられる。
橋基(グリシジル基、ヒドロキシメチルアミド基、アル
コキシメチルアミド基、アシロキシメチルアミド基、イ
ソシアネート基など)を有するモノマ類および2つ以上
のビニル基を有する多官能性モノマが挙げられる。
【0082】グリシジル基を有するモノマの具体例とし
ては、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレ
ート、p−ビニル安息香酸グリシジル、グリシジルクロ
トネート、ジグリシジルイタコネート、ジグリシジルマ
レエート、ジグリシジルメチレンマロネート、グリシジ
ルビニルエーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシ
ジル−α−クロルアクリレートなどが挙げられる。
ては、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレ
ート、p−ビニル安息香酸グリシジル、グリシジルクロ
トネート、ジグリシジルイタコネート、ジグリシジルマ
レエート、ジグリシジルメチレンマロネート、グリシジ
ルビニルエーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシ
ジル−α−クロルアクリレートなどが挙げられる。
【0083】ヒドロキシメチルアミド基を有するモノマ
の具体例としては、ヒドロキシメチルアクリルアミド、
ヒドロキシメチルメタクリルアミドなどが挙げられる。
の具体例としては、ヒドロキシメチルアクリルアミド、
ヒドロキシメチルメタクリルアミドなどが挙げられる。
【0084】アルコキシメチルアミド基を有するモノマ
の具体例としては、メトキシメチルアクリルアミド、メ
トキシメチルメタクリルアミド、エトキシメチルアクリ
ルアミド、エトキシメチルメタクリルアミド、ブトキシ
メチルアクリルアミド、ブトキシメチルメタクリルアミ
ド、ヘキシルオキシメチルメタクリルアミドなどが挙げ
られる。
の具体例としては、メトキシメチルアクリルアミド、メ
トキシメチルメタクリルアミド、エトキシメチルアクリ
ルアミド、エトキシメチルメタクリルアミド、ブトキシ
メチルアクリルアミド、ブトキシメチルメタクリルアミ
ド、ヘキシルオキシメチルメタクリルアミドなどが挙げ
られる。
【0085】アシロキシメチルアミド基を有するモノマ
の具体例としては、アセトキシメチルアクリルアミド、
アセトキシメチルメタクリルアミド、プロピオニルオキ
シメチルアクリルアミドなどが挙げられる。
の具体例としては、アセトキシメチルアクリルアミド、
アセトキシメチルメタクリルアミド、プロピオニルオキ
シメチルアクリルアミドなどが挙げられる。
【0086】イソシアネート基を有するモノマの具体例
としては、ビニルイソシアネート、アリルイソシアネー
トなどが挙げられる。
としては、ビニルイソシアネート、アリルイソシアネー
トなどが挙げられる。
【0087】多官能モノマの具体例としては、ジビニル
ベンゼン、ポリエチレングリコールジアクリレート(エ
チレン数n=1〜23)、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート(エチレン数n=1〜23)、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアク
リレートなどが挙げられる。
ベンゼン、ポリエチレングリコールジアクリレート(エ
チレン数n=1〜23)、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート(エチレン数n=1〜23)、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアク
リレートなどが挙げられる。
【0088】本発明に好ましく用いられるラテックスを
作製する際の適当なモノマの組合わせとしては、必須成
分である共役ジエン系化合物に加えて (1)少なくとも1種以上のI群モノマの共重合体 (2)少なくとも1種以上のI群モノマおよび少なくと
も1種以上のII群モノマとの共重合体 (3)少なくとも1種以上のI群モノマおよび少なくと
も1種以上のII群モノマおよび少なくとも1種以上のII
I 群モノマとの共重合体 (4)少なくとも1種以上のI群モノマおよびIII 群モ
ノマの共重合体 などの組合わせが挙げられるが、本発明はこれらの組合
わせに限定されない。
作製する際の適当なモノマの組合わせとしては、必須成
分である共役ジエン系化合物に加えて (1)少なくとも1種以上のI群モノマの共重合体 (2)少なくとも1種以上のI群モノマおよび少なくと
も1種以上のII群モノマとの共重合体 (3)少なくとも1種以上のI群モノマおよび少なくと
も1種以上のII群モノマおよび少なくとも1種以上のII
I 群モノマとの共重合体 (4)少なくとも1種以上のI群モノマおよびIII 群モ
ノマの共重合体 などの組合わせが挙げられるが、本発明はこれらの組合
わせに限定されない。
【0089】これらの共役ジエンポリマ系ラテックスは
単独または2種以上を適宜混合して使用することが可能
である。
単独または2種以上を適宜混合して使用することが可能
である。
【0090】本発明の親水性膨潤層は上記の親水性ポリ
マと疎水性ポリマを混合し、必要に応じて架橋または疑
似架橋し、水に不溶化せしめることによって基板上に積
層形成される。
マと疎水性ポリマを混合し、必要に応じて架橋または疑
似架橋し、水に不溶化せしめることによって基板上に積
層形成される。
【0091】架橋には親水性ポリマおよび疎水性ポリマ
が有する反応性官能基を用いて架橋反応することが好ま
しい。
が有する反応性官能基を用いて架橋反応することが好ま
しい。
【0092】架橋反応は、共有結合性の架橋であって
も、イオン結合性の架橋であってもよい。
も、イオン結合性の架橋であってもよい。
【0093】架橋反応に用いられる化合物としては、架
橋性を有する公知の多官能性化合物が挙げられ、ポリエ
ポキシ化合物、ポリイソシアネート化合物、ポリ(メ
タ)アクリル化合物、ポリメルカプト化合物、ポリアル
コキシシリル化合物、多価金属塩化合物、ポリアミン化
合物、アルデヒド化合物、ポリビニル化合物、ヒドラジ
ンなどが挙げられ、該架橋反応は公知の触媒を添加し、
反応を促進することが行なわれる。
橋性を有する公知の多官能性化合物が挙げられ、ポリエ
ポキシ化合物、ポリイソシアネート化合物、ポリ(メ
タ)アクリル化合物、ポリメルカプト化合物、ポリアル
コキシシリル化合物、多価金属塩化合物、ポリアミン化
合物、アルデヒド化合物、ポリビニル化合物、ヒドラジ
ンなどが挙げられ、該架橋反応は公知の触媒を添加し、
反応を促進することが行なわれる。
【0094】また本発明の疎水性ポリマとして好ましく
用いられる水性エマルジョンを作製する際に、共重合成
分として、カルボキシル基、水酸基、メチロールアミド
基、エポキシ基、アルボニル基、アミノ基などの反応性
官能基を存在させて自己架橋させる方法および、架橋剤
として上記の多官能性化合物を用いて架橋構造を形成さ
せる方法が挙げられる。
用いられる水性エマルジョンを作製する際に、共重合成
分として、カルボキシル基、水酸基、メチロールアミド
基、エポキシ基、アルボニル基、アミノ基などの反応性
官能基を存在させて自己架橋させる方法および、架橋剤
として上記の多官能性化合物を用いて架橋構造を形成さ
せる方法が挙げられる。
【0095】架橋性を有する公知の多官能性化合物の具
体例としては、下記の化合物が挙げられる。
体例としては、下記の化合物が挙げられる。
【0096】(1)昇華硫黄、硫化水素を酸化して生成
させる副生硫黄、硫化水素を湿式で酸化して生成するコ
ロイド硫黄など。また、加熱すると分解して硫黄を発生
するジチオモルフォリン、チオプラストテトラメチルチ
ウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフ
ィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィドなど
のチウラム系化合物、ピペリジンペンタメチレンチオカ
ルバメート、ピペコリンピペコリルジチオカルバメー
ト、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウムなどのジチ
オカルバメート系化合物、イソプロピルキサントゲン酸
ナトリウム、ブチルキサントゲン酸亜鉛などのキサンテ
ート化合物、チオウレア、チオカルバニリドなどのチオ
ウレア化合物、ジフェニルグアニジンなどのチアゾール
の亜鉛塩、メルカプトベンゾチアゾールのナトリウム
塩、ジベンゾチアジルジスルフィド、メルカプトベンゾ
チアゾールのシクロヘキシルアミン塩などのチアゾール
系化合物など。
させる副生硫黄、硫化水素を湿式で酸化して生成するコ
ロイド硫黄など。また、加熱すると分解して硫黄を発生
するジチオモルフォリン、チオプラストテトラメチルチ
ウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフ
ィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィドなど
のチウラム系化合物、ピペリジンペンタメチレンチオカ
ルバメート、ピペコリンピペコリルジチオカルバメー
ト、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウムなどのジチ
オカルバメート系化合物、イソプロピルキサントゲン酸
ナトリウム、ブチルキサントゲン酸亜鉛などのキサンテ
ート化合物、チオウレア、チオカルバニリドなどのチオ
ウレア化合物、ジフェニルグアニジンなどのチアゾール
の亜鉛塩、メルカプトベンゾチアゾールのナトリウム
塩、ジベンゾチアジルジスルフィド、メルカプトベンゾ
チアゾールのシクロヘキシルアミン塩などのチアゾール
系化合物など。
【0097】(2)ブチルアルデヒド−モノブチルアミ
ン縮合物、ブチルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘプタ
アルデヒド−アニリン反応物、塩エチル−ホルムアルデ
ヒド−アンモニア反応物などのアルデヒドアミン系化合
物、酸化亜鉛、テルリウム、セレニウム、炭酸ジルコニ
ウムアンモニアや、ベンゾイルパーオキシド、ジクミル
パーオキシドなどの有機過酸化物など。
ン縮合物、ブチルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘプタ
アルデヒド−アニリン反応物、塩エチル−ホルムアルデ
ヒド−アンモニア反応物などのアルデヒドアミン系化合
物、酸化亜鉛、テルリウム、セレニウム、炭酸ジルコニ
ウムアンモニアや、ベンゾイルパーオキシド、ジクミル
パーオキシドなどの有機過酸化物など。
【0098】さらに架橋促進剤としては、炭酸亜鉛、ス
テアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ステアリン酸亜
鉛、ジブチルアンモニウムオレエート、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、ジエチレングリコールな
どが挙げられる。
テアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ステアリン酸亜
鉛、ジブチルアンモニウムオレエート、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、ジエチレングリコールな
どが挙げられる。
【0099】(3)ポリエポキシ化合物、尿素樹脂、ポ
リアミン、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、酸無
水物など。
リアミン、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、酸無
水物など。
【0100】ポリエポキシ化合物の具体例としては、グ
リセリンジポリリシジルエーテル、ポリエチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコール
ジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグ
リシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシ
ジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテルな
どが挙げられる。
リセリンジポリリシジルエーテル、ポリエチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコール
ジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグ
リシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシ
ジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテルな
どが挙げられる。
【0101】ポリアミンの具体例としては、エチレンジ
アミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイミン、
ポリアミドアミンなどが挙げられる。
アミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイミン、
ポリアミドアミンなどが挙げられる。
【0102】(4)ポリイソシアネート化合物など。
【0103】ポリイソシアネート化合物の例としては、
トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジフェニルメタンイソシアネート、液状ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニ
ルイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、シク
ロヘキシルジイソシアネート、シクロヘキサンフェニレ
ンジイソシアネート、ナフタリン−1,5−ジイソシア
ネート、イソプロピルベンゼン−2,4−ジイソシアネ
ート、ポリプロピレングリコール/トリレンジイソシア
ネート付加反応物が挙げられる。
トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジフェニルメタンイソシアネート、液状ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニ
ルイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、シク
ロヘキシルジイソシアネート、シクロヘキサンフェニレ
ンジイソシアネート、ナフタリン−1,5−ジイソシア
ネート、イソプロピルベンゼン−2,4−ジイソシアネ
ート、ポリプロピレングリコール/トリレンジイソシア
ネート付加反応物が挙げられる。
【0104】これらの架橋剤は単独または2種以上を混
合して使用することが可能である。分散媒としては主と
して水が用いられるが、必要に応じて公知の有機溶剤を
添加することが可能である。有機溶剤の添加方法として
は重合溶媒として添加する方法、および乳化重合後エマ
ルジョン溶液に混合溶媒として添加する方法が可能であ
る。
合して使用することが可能である。分散媒としては主と
して水が用いられるが、必要に応じて公知の有機溶剤を
添加することが可能である。有機溶剤の添加方法として
は重合溶媒として添加する方法、および乳化重合後エマ
ルジョン溶液に混合溶媒として添加する方法が可能であ
る。
【0105】本発明の親水性膨潤層の親水性ポリマと疎
水性ポリマを混合する方法としては、3本ロールなどの
ロールミキサ、ニーダーなど混合機を用いて混練りする
方法、ホモジナイザー、ボールミルなどのディスパーサ
ーを用いて湿式混合分散する方法など、塗料やパテを製
造する際に用いられる公知の方法で好ましく混合され
る。
水性ポリマを混合する方法としては、3本ロールなどの
ロールミキサ、ニーダーなど混合機を用いて混練りする
方法、ホモジナイザー、ボールミルなどのディスパーサ
ーを用いて湿式混合分散する方法など、塗料やパテを製
造する際に用いられる公知の方法で好ましく混合され
る。
【0106】また本発明の親水性膨潤層を形成する方法
としては、疎水性ポリマとして水性のエマルジョンを好
ましく用いることから、水溶液系で各成分(親水性ポリ
マ、疎水性ポリマなど)を混合し、必要に応じて架橋剤
が添加される方法が、均質な相分離構造を実現しインキ
反撥性を向上させる点から好ましい。
としては、疎水性ポリマとして水性のエマルジョンを好
ましく用いることから、水溶液系で各成分(親水性ポリ
マ、疎水性ポリマなど)を混合し、必要に応じて架橋剤
が添加される方法が、均質な相分離構造を実現しインキ
反撥性を向上させる点から好ましい。
【0107】従って、用いられる架橋剤としては、水溶
性の多官能性化合物を用いることが特に好ましい。すな
わち、水溶性のポリエポキシ化合物、ポリアミン化合
物、メラミン化合物などを用いることが好ましい。
性の多官能性化合物を用いることが特に好ましい。すな
わち、水溶性のポリエポキシ化合物、ポリアミン化合
物、メラミン化合物などを用いることが好ましい。
【0108】次に本発明に言う親水性膨潤層の相分離構
造について説明する。
造について説明する。
【0109】親水性ポリマを主成分とする相と疎水性ポ
リマを主成分とする相から構成された相分離構造とする
ことにより、インキ反撥性と印刷耐久性の両者を広い組
成範囲において実現することが可能となる。
リマを主成分とする相から構成された相分離構造とする
ことにより、インキ反撥性と印刷耐久性の両者を広い組
成範囲において実現することが可能となる。
【0110】該相分離構造を構成する親水性ポリマ相と
疎水性ポリマ相の組成比は自由であり、 (1)いずれか一方が連続相で、他方が分散相である形
態、 (2)親水性および疎水性ポリマ相がそれぞれ連続相お
よび分散相を有する形態 (3)親水性および疎水性ポリマ相がいずれも連続相と
なる形態 の中から自由に選択することができる。
疎水性ポリマ相の組成比は自由であり、 (1)いずれか一方が連続相で、他方が分散相である形
態、 (2)親水性および疎水性ポリマ相がそれぞれ連続相お
よび分散相を有する形態 (3)親水性および疎水性ポリマ相がいずれも連続相と
なる形態 の中から自由に選択することができる。
【0111】すなわち親水性ポリマが比較的強い親水性
を示す材料を選択した場合(水溶性ポリマおよび疑似水
溶性ポリマなど)、親水性膨潤層に含まれる該親水性ポ
リマの割合は、インキ反撥性および印刷耐久性の点から
比較的少量で十分であり、疎水性ポリマの割合が相対的
に多くなるため、親水性ポリマを分散相とする上記の
(1)または(2)の形態となることが好ましい。一
方、親水性ポリマが比較的弱い親水性を示す材料を選択
した場合(水膨潤性ポリマなど)、親水性膨潤層に含ま
れる該親水性ポリマの割合は、インキ反撥性および印刷
耐久性の点から比較的多量に必要であり、疎水性ポリマ
の割合が相対的に少なくなるため、上記の(1)、
(2)または(3)の形態となることが好ましい。
を示す材料を選択した場合(水溶性ポリマおよび疑似水
溶性ポリマなど)、親水性膨潤層に含まれる該親水性ポ
リマの割合は、インキ反撥性および印刷耐久性の点から
比較的少量で十分であり、疎水性ポリマの割合が相対的
に多くなるため、親水性ポリマを分散相とする上記の
(1)または(2)の形態となることが好ましい。一
方、親水性ポリマが比較的弱い親水性を示す材料を選択
した場合(水膨潤性ポリマなど)、親水性膨潤層に含ま
れる該親水性ポリマの割合は、インキ反撥性および印刷
耐久性の点から比較的多量に必要であり、疎水性ポリマ
の割合が相対的に少なくなるため、上記の(1)、
(2)または(3)の形態となることが好ましい。
【0112】すなわち本発明に用いられる親水性膨潤層
の好ましい相分離構造は、該層が有するゴム弾性および
水膨潤性によって異なるが、親水性ポリマの親水性の程
度によって異なる。
の好ましい相分離構造は、該層が有するゴム弾性および
水膨潤性によって異なるが、親水性ポリマの親水性の程
度によって異なる。
【0113】(1)の形態をとる場合、疎水性ポリマ相
が主として連続相であるためには、疎水性ポリマの組成
が50重量%以上であり、60〜95重量%であること
が好ましく、70〜90重量%であることが更に好まし
い。疎水性ポリマの組成比が50重量%以下となると親
水性膨潤層のインキ反撥層としての性能は印刷初期にお
いては向上するが、印刷耐久性が急激に低下する傾向に
ある。一方、疎水性ポリマの組成比が95重量%を越え
ると親水性膨潤層内の親水性ポリマが十分に吸水でき
ず、親水性が不足してインキ反撥性が極端に低下する傾
向にある。
が主として連続相であるためには、疎水性ポリマの組成
が50重量%以上であり、60〜95重量%であること
が好ましく、70〜90重量%であることが更に好まし
い。疎水性ポリマの組成比が50重量%以下となると親
水性膨潤層のインキ反撥層としての性能は印刷初期にお
いては向上するが、印刷耐久性が急激に低下する傾向に
ある。一方、疎水性ポリマの組成比が95重量%を越え
ると親水性膨潤層内の親水性ポリマが十分に吸水でき
ず、親水性が不足してインキ反撥性が極端に低下する傾
向にある。
【0114】(2)および(3)の形態をとる場合、親
水性ポリマおよび疎水性ポリマの両者が20重量%以上
であり、40重量%以上であることが好ましい。
水性ポリマおよび疎水性ポリマの両者が20重量%以上
であり、40重量%以上であることが好ましい。
【0115】本発明に用いられる親水性膨潤層厚さは、
0.1〜100g/m2 で用いることが原理的には可能
であるが、0.1〜10g/m2 であることが極めて好
ましい。該厚みが0.1g/m2 未満になると、インキ
反撥性が極端に低下する傾向にあり、また塗工時にピン
ホ−ルなどの欠陥が生じ易くなる。また10g/m2以
上は水膨潤時の形態保持性が劣化する傾向にある。
0.1〜100g/m2 で用いることが原理的には可能
であるが、0.1〜10g/m2 であることが極めて好
ましい。該厚みが0.1g/m2 未満になると、インキ
反撥性が極端に低下する傾向にあり、また塗工時にピン
ホ−ルなどの欠陥が生じ易くなる。また10g/m2以
上は水膨潤時の形態保持性が劣化する傾向にある。
【0116】次に、本発明の平版印刷版の製造方法の一
例について説明する。
例について説明する。
【0117】本発明の平版印刷版は、例えば、基板上に
親水性膨潤層を備えた平版印刷版原版の版表面に活性光
線を照射し、画線部と非画線部の差を生じさせることい
より作製することができる。つまり、親水性膨潤層のイ
ンキ反撥性を阻害する画素を形成することによって画像
が形成される。
親水性膨潤層を備えた平版印刷版原版の版表面に活性光
線を照射し、画線部と非画線部の差を生じさせることい
より作製することができる。つまり、親水性膨潤層のイ
ンキ反撥性を阻害する画素を形成することによって画像
が形成される。
【0118】具体的には、感光性樹脂組成物を用いる方
法としては、該原版の親水性膨潤層上にインキ着肉性の
感光性樹脂組成物などを塗設し、画像露光後、親水性膨
潤層上の非画線部に対応した部分の該感光性樹脂組成物
を除去する方法、また該原版の親水性膨潤層と基板との
間に感光性樹脂層を形成し、画像露光後、感光性樹脂層
とともに該層上の非画線部に対応した部分の親水性膨潤
層を除去する方法などが挙げられる。また非感光性の方
法としては、インキ着肉性の画素を親水性膨潤層上にイ
ンキジェット法、電子写真法、感熱転写法、昇華転写法
など公知の画像形成技術を用いて行なう方法が挙げられ
る。
法としては、該原版の親水性膨潤層上にインキ着肉性の
感光性樹脂組成物などを塗設し、画像露光後、親水性膨
潤層上の非画線部に対応した部分の該感光性樹脂組成物
を除去する方法、また該原版の親水性膨潤層と基板との
間に感光性樹脂層を形成し、画像露光後、感光性樹脂層
とともに該層上の非画線部に対応した部分の親水性膨潤
層を除去する方法などが挙げられる。また非感光性の方
法としては、インキ着肉性の画素を親水性膨潤層上にイ
ンキジェット法、電子写真法、感熱転写法、昇華転写法
など公知の画像形成技術を用いて行なう方法が挙げられ
る。
【0119】次に本発明に用いられる湿し水給水装置に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0120】本発明の平版印刷版はインキ反撥層とし
て、保水性に優れた親水性膨潤層を用いるため、従来の
PS版に用いられた公知の給水装置を調整することなく
広い給水許容幅で任意に用いることが可能である。
て、保水性に優れた親水性膨潤層を用いるため、従来の
PS版に用いられた公知の給水装置を調整することなく
広い給水許容幅で任意に用いることが可能である。
【0121】本発明の平版印刷版の印刷は、該印刷版を
平版オフセット印刷機の版胴に装着し、湿し水供給装置
から該版面に湿し水を供給することによってインキ反撥
性を発現する。
平版オフセット印刷機の版胴に装着し、湿し水供給装置
から該版面に湿し水を供給することによってインキ反撥
性を発現する。
【0122】本発明に用いられる給水装置としては、モ
ルトンローラなどを用いた呼出し給水装置、ブラシや羽
根などによる湿し水を跳ね飛ばす給水装置、湿し水を絞
りだす連続給水装置、スプレーなどによるスプレー給水
装置、スリーブなどを用いる湿し水を拭き取る連続給水
装置などが挙げられる。
ルトンローラなどを用いた呼出し給水装置、ブラシや羽
根などによる湿し水を跳ね飛ばす給水装置、湿し水を絞
りだす連続給水装置、スプレーなどによるスプレー給水
装置、スリーブなどを用いる湿し水を拭き取る連続給水
装置などが挙げられる。
【0123】まず始めに、呼出し給水装置について説明
する。
する。
【0124】呼出し給水装置の基本構成を図1に示す。
水元ローラ6、呼出しローラ5、振りローラ4および通
常2本の水着けローラ3の5本ローラから構成される。
水元ローラ6の駆動は本機または単独のモーターによっ
て行なわれ、給水量の調整はこの回転数の変更によって
行なう。呼出しローラ5は本機から駆動されて、ある一
定比率の下で間欠呼出しによって作動する。振りローラ
4は左右方向での水量ムラを少なく抑える目的を持ち、
本機から回転と一定周期の横振り駆動を得ている。水着
けローラ3は版胴1上に装着された版面に直接給水する
ローラで、振りおよび版面から接触摩擦を受けて回転す
る。ローラの材質としては、水元および振りローラは親
水性の表面を有する金属ローラが用いられ、呼出しおよ
び水着けローラにはゴムローラで保水性の良いコーティ
ングが施されたものが用いられる。水量調整は全体一括
調整が基本であるが、水元ローラ上にゴムやプラスチッ
クなどの水切りを装着することによって部分的に調整す
ることも可能である。またエアブローなどによって部分
的に調整することも可能である。水着けローラが供給さ
れた湿し水によって版面の非画線部に対応した親水性膨
潤層は水膨潤し、インキ反撥性となり、インキ着けロー
ラから版面に供給されるインキを反撥する。
水元ローラ6、呼出しローラ5、振りローラ4および通
常2本の水着けローラ3の5本ローラから構成される。
水元ローラ6の駆動は本機または単独のモーターによっ
て行なわれ、給水量の調整はこの回転数の変更によって
行なう。呼出しローラ5は本機から駆動されて、ある一
定比率の下で間欠呼出しによって作動する。振りローラ
4は左右方向での水量ムラを少なく抑える目的を持ち、
本機から回転と一定周期の横振り駆動を得ている。水着
けローラ3は版胴1上に装着された版面に直接給水する
ローラで、振りおよび版面から接触摩擦を受けて回転す
る。ローラの材質としては、水元および振りローラは親
水性の表面を有する金属ローラが用いられ、呼出しおよ
び水着けローラにはゴムローラで保水性の良いコーティ
ングが施されたものが用いられる。水量調整は全体一括
調整が基本であるが、水元ローラ上にゴムやプラスチッ
クなどの水切りを装着することによって部分的に調整す
ることも可能である。またエアブローなどによって部分
的に調整することも可能である。水着けローラが供給さ
れた湿し水によって版面の非画線部に対応した親水性膨
潤層は水膨潤し、インキ反撥性となり、インキ着けロー
ラから版面に供給されるインキを反撥する。
【0125】次にブラシ給水装置について説明する。
【0126】ブラシ給水装置の基本構成を図2および図
3に示す。一般的に、該ブラシ給水装置は湿し水の呼出
しは連続的であるが、呼出し部分と版面への給水部分と
が分離している。図2においては、水元ローラにブラシ
を用い、ドクターブレード11によって湿し水をはじき
飛ばす機構で給水する構成を示す。また水の噴出し口に
はシャッタ10が装備され、給水量を調整する。給水量
の調整は、ブラシ回転数で全体一括、シャッターの部分
的開度調整で左右方向の調整が可能である。図3におい
ては、クロームメッキ製の水元ローラ6の上にブラシロ
ーラ12が設置された構成を示す。水元ローラ6とブラ
シローラ12の接点でたわめられたブラシが接点通過後
にはじかれ、その反発によって水元ローラ6上の湿し水
をはじき飛ばす機構で給水する構成を示す。水量の全体
調整は水元ローラの回転数で、左右方向の調整は水元ロ
ーラのスキューによって行なう。ブラシ給水装置の場
合、基本構成として単独モータ駆動のブラシによる湿し
水の呼出し部、水滴状の湿し水を受け、かつそれを左右
方向にならすクロームメッキ製の本機駆動による振りロ
ーラ4、水着けローラ3には保水性の良いコーティング
が施されたゴムローラが用いられ、水着けローラ3は振
りローラ4と版面から接触駆動される。
3に示す。一般的に、該ブラシ給水装置は湿し水の呼出
しは連続的であるが、呼出し部分と版面への給水部分と
が分離している。図2においては、水元ローラにブラシ
を用い、ドクターブレード11によって湿し水をはじき
飛ばす機構で給水する構成を示す。また水の噴出し口に
はシャッタ10が装備され、給水量を調整する。給水量
の調整は、ブラシ回転数で全体一括、シャッターの部分
的開度調整で左右方向の調整が可能である。図3におい
ては、クロームメッキ製の水元ローラ6の上にブラシロ
ーラ12が設置された構成を示す。水元ローラ6とブラ
シローラ12の接点でたわめられたブラシが接点通過後
にはじかれ、その反発によって水元ローラ6上の湿し水
をはじき飛ばす機構で給水する構成を示す。水量の全体
調整は水元ローラの回転数で、左右方向の調整は水元ロ
ーラのスキューによって行なう。ブラシ給水装置の場
合、基本構成として単独モータ駆動のブラシによる湿し
水の呼出し部、水滴状の湿し水を受け、かつそれを左右
方向にならすクロームメッキ製の本機駆動による振りロ
ーラ4、水着けローラ3には保水性の良いコーティング
が施されたゴムローラが用いられ、水着けローラ3は振
りローラ4と版面から接触駆動される。
【0127】次に連続給水装置について説明する。
【0128】代表的な連続給水装置であるダールグレン
給水装置について説明する。図4にダールグレン給水装
置の構成を示す。ダールグレン装置の基本構成は単独モ
ータによって駆動されるゴムの水元ローラ8、水元ロー
ラ8とギヤで連動する振りを伴わないクロームメッキ製
調量ローラ14、インキの第一着けローラと共通のゴム
着けローラ13の3本から構成される。着けローラ駆動
はインキの振りローラ21および版面との接触によって
行なわれる。上記の呼出し方式が5〜6本の構成である
のに比較して、極めて単純な構成を有する。給水量の調
整は水元ローラ8の回転数で全体を一括調整し、水元ロ
ーラ8のスキューによって部分的調整が可能である。給
水のメカニズムから説明すると、まず水元ローラ8から
揚った湿し水を調量ローラ14とのニップで絞り、その
後調量ローラ14上の水膜をインキの振りローラ21か
らインキを受け取った着けローラのインキ被膜上に転移
させ、それから版面へと給水する。ダールグレン給水装
置には多くの変形方式があり、図5に示すエピックデル
タ給水装置、図6に示すアルカラー給水装置、図7に示
すコモリマチック給水装置、図8に示すスミススプレー
噴霧給水装置などが挙げられる。
給水装置について説明する。図4にダールグレン給水装
置の構成を示す。ダールグレン装置の基本構成は単独モ
ータによって駆動されるゴムの水元ローラ8、水元ロー
ラ8とギヤで連動する振りを伴わないクロームメッキ製
調量ローラ14、インキの第一着けローラと共通のゴム
着けローラ13の3本から構成される。着けローラ駆動
はインキの振りローラ21および版面との接触によって
行なわれる。上記の呼出し方式が5〜6本の構成である
のに比較して、極めて単純な構成を有する。給水量の調
整は水元ローラ8の回転数で全体を一括調整し、水元ロ
ーラ8のスキューによって部分的調整が可能である。給
水のメカニズムから説明すると、まず水元ローラ8から
揚った湿し水を調量ローラ14とのニップで絞り、その
後調量ローラ14上の水膜をインキの振りローラ21か
らインキを受け取った着けローラのインキ被膜上に転移
させ、それから版面へと給水する。ダールグレン給水装
置には多くの変形方式があり、図5に示すエピックデル
タ給水装置、図6に示すアルカラー給水装置、図7に示
すコモリマチック給水装置、図8に示すスミススプレー
噴霧給水装置などが挙げられる。
【0129】図5に示すエピックデルタ給水装置の構成
について説明する。エピックデルタ装置の基本構成は単
独モータによって駆動されるゴム製の水元ローラ6、ク
ロームメッキ製調量ローラ14、水着けローラ3は版面
に水を供給するとともにインキの第一着けローラ2にゴ
ムローラ15を介して湿し水を供給しインキの乳化を調
整する。着けローラ駆動はインキの振りローラ21およ
び版面との接触によって行なわれる。給水量の調整は水
元ローラの回転数で全体を一括調整し、水元ローラのス
キューによって部分的調整が可能である。給水のメカニ
ズムはダールグレンと同様である。
について説明する。エピックデルタ装置の基本構成は単
独モータによって駆動されるゴム製の水元ローラ6、ク
ロームメッキ製調量ローラ14、水着けローラ3は版面
に水を供給するとともにインキの第一着けローラ2にゴ
ムローラ15を介して湿し水を供給しインキの乳化を調
整する。着けローラ駆動はインキの振りローラ21およ
び版面との接触によって行なわれる。給水量の調整は水
元ローラの回転数で全体を一括調整し、水元ローラのス
キューによって部分的調整が可能である。給水のメカニ
ズムはダールグレンと同様である。
【0130】図6に示すアルカラー給水装置の構成につ
いて説明する。アルカラー装置の基本構成も先に説明し
たエピックデルタ給水装置と同様に単独モータによって
駆動されるゴム製の水元ローラ6、クロームメッキ製調
量ローラ14、水着けローラ3は版面に水を供給すると
ともにインキの第一着けローラ2にゴムローラ15を介
して湿し水を供給しインキの乳化を調整されるが、更に
絞りローラ17によって吸水量を調量する。
いて説明する。アルカラー装置の基本構成も先に説明し
たエピックデルタ給水装置と同様に単独モータによって
駆動されるゴム製の水元ローラ6、クロームメッキ製調
量ローラ14、水着けローラ3は版面に水を供給すると
ともにインキの第一着けローラ2にゴムローラ15を介
して湿し水を供給しインキの乳化を調整されるが、更に
絞りローラ17によって吸水量を調量する。
【0131】図7に示すコモリマチック給水装置の構成
について説明する。コモリマチック装置の基本構成は先
に図3で説明したブラシ給水装置と図4で説明したダー
ルグレン給水装置を合せた構成を有する。すなわちイン
キ着けローラ2と水着けローラ3は独立して版面に接触
し、水着けローラ3にはゴム製水元ローラ6、クローム
メッキ製調量ローラ14が配置され振りローラ4とニッ
プ18を介して湿し水が供給される。
について説明する。コモリマチック装置の基本構成は先
に図3で説明したブラシ給水装置と図4で説明したダー
ルグレン給水装置を合せた構成を有する。すなわちイン
キ着けローラ2と水着けローラ3は独立して版面に接触
し、水着けローラ3にはゴム製水元ローラ6、クローム
メッキ製調量ローラ14が配置され振りローラ4とニッ
プ18を介して湿し水が供給される。
【0132】図8に示すスミススプレー給水装置の構成
について説明する。スミススプレー装置の基本構成は図
7で説明したコモリマチック給水装置と同様に、インキ
着けローラ2と水着けローラ3は独立して版面に接触し
ているが、給水機構が簡略化されており、スプレーシャ
ワー19から振りローラ4に直接湿し水が供給される。
について説明する。スミススプレー装置の基本構成は図
7で説明したコモリマチック給水装置と同様に、インキ
着けローラ2と水着けローラ3は独立して版面に接触し
ているが、給水機構が簡略化されており、スプレーシャ
ワー19から振りローラ4に直接湿し水が供給される。
【0133】また図9に示す加湿器などを用いて水ミス
トを版面に直接または間接噴霧するミスト噴霧給水装置
などを用いることも可能である。ミスト噴霧給水装置の
基本構成は先に図4で説明したダールグレン給水装置と
似た構成を有し、インキ着けローラ2と水着けローラ3
は渡しローラ22を介して接触し、水着けローラ3には
ミスト噴霧器20から直接、湿し水が供給される。
トを版面に直接または間接噴霧するミスト噴霧給水装置
などを用いることも可能である。ミスト噴霧給水装置の
基本構成は先に図4で説明したダールグレン給水装置と
似た構成を有し、インキ着けローラ2と水着けローラ3
は渡しローラ22を介して接触し、水着けローラ3には
ミスト噴霧器20から直接、湿し水が供給される。
【0134】次に本発明の平版印刷版を用いた印刷方法
について説明する。
について説明する。
【0135】本発明の平版印刷には公知の平版印刷機が
用いられる。すなわち、オフセットおよび直刷り方式の
枚葉および輪転印刷機などが用いられる。
用いられる。すなわち、オフセットおよび直刷り方式の
枚葉および輪転印刷機などが用いられる。
【0136】本発明の平版印刷版は画像形成したのち、
これらの平版印刷機の版胴に装着し、該版面には接触す
るインキ着けローラーからインキが供給される。
これらの平版印刷機の版胴に装着し、該版面には接触す
るインキ着けローラーからインキが供給される。
【0137】該版面上の親水性膨潤層を有する非画線部
に対応した部分は上記に説明した湿し水供給装置から供
給される湿し水によって膨潤し、インキを反撥する。一
方、画線部分はインキを受容し、オフセットブランケッ
ト胴表面または被印刷体表面にインキを供給して印刷画
像を形成する。
に対応した部分は上記に説明した湿し水供給装置から供
給される湿し水によって膨潤し、インキを反撥する。一
方、画線部分はインキを受容し、オフセットブランケッ
ト胴表面または被印刷体表面にインキを供給して印刷画
像を形成する。
【0138】本発明の平版印刷版を印刷する際に使用さ
れる湿し水は、水ありPS版で使用されるエッチ液を用
いることはもちろん可能であるが、添加物を一切含有し
ない純水を使用することができる。
れる湿し水は、水ありPS版で使用されるエッチ液を用
いることはもちろん可能であるが、添加物を一切含有し
ない純水を使用することができる。
【0139】以下に、実施例により本発明をさらに詳し
く説明する。
く説明する。
【0140】
実施例 1 厚さ0.2mmのアルミ板(住友軽金属(株)製)に、表
1に示した親水性ポリマを用いた下記組成物を塗布した
のち、150℃×60分間熱処理して2g/m2 の厚み
を有する親水性膨潤層を塗設した。
1に示した親水性ポリマを用いた下記組成物を塗布した
のち、150℃×60分間熱処理して2g/m2 の厚み
を有する親水性膨潤層を塗設した。
【0141】 <親水性膨潤層組成(重量部)> (1)親水性ポリマ 28重量部 (2)テトラエチレングリコールジグリシジルエーテル 5重量部 (3)水性ラテックス「JSR0596」 65重量部 [カルボキシ変性スチレン−ブタジエン共重合ラテックス:大日本インキ 化学工業(株)製] (4)2−アミノプロピルトリメトキシシラン 2重量部 (5)精製水 900重量部 [親水性ポリマの合成例]1リットルの4ツ口セパラブ
ルフラスコに撹拌棒、温度計および窒素導入管を装着
し、これにNVA80g、アクリル酸ナトリウム20g
を280gの脱イオン水に溶解した水溶液を仕込んだ。
窒素ガスを約10分間導入して溶存酸素を追い出し、液
温度を30℃ に上昇させ、重合開始剤として2,2′
−アゾビス−2−アミジノプロパン二塩酸塩の5%水溶
液を20g添加し、約10時間重合反応を行なった。得
られた各重合体の粘度はB型粘度計(0.2%水溶液:
30℃、回転数20rpm)で測定した結果、368c
psであった。
ルフラスコに撹拌棒、温度計および窒素導入管を装着
し、これにNVA80g、アクリル酸ナトリウム20g
を280gの脱イオン水に溶解した水溶液を仕込んだ。
窒素ガスを約10分間導入して溶存酸素を追い出し、液
温度を30℃ に上昇させ、重合開始剤として2,2′
−アゾビス−2−アミジノプロパン二塩酸塩の5%水溶
液を20g添加し、約10時間重合反応を行なった。得
られた各重合体の粘度はB型粘度計(0.2%水溶液:
30℃、回転数20rpm)で測定した結果、368c
psであった。
【0142】上記の様にして塗設した親水性膨潤層上
に、下記組成の感光性組成物を塗布し、150℃×2分
間熱処理して感光性組成物を1.5g/m2 の重量で親
水性膨潤層中に含浸させた。
に、下記組成の感光性組成物を塗布し、150℃×2分
間熱処理して感光性組成物を1.5g/m2 の重量で親
水性膨潤層中に含浸させた。
【0143】その後、厚さ7ミクロンの二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム上にジアゾニウム塩化合
物をポリエステル樹脂に10重量%分散させたコート層
を2ミクロン塗設した保護層を非塗布面が版面と接する
ようにしてカレンダーローラーを用いてラミネートし、
ネガティブワーキング用の感光性平版印刷用原版を得
た。
チレンテレフタレートフィルム上にジアゾニウム塩化合
物をポリエステル樹脂に10重量%分散させたコート層
を2ミクロン塗設した保護層を非塗布面が版面と接する
ようにしてカレンダーローラーを用いてラミネートし、
ネガティブワーキング用の感光性平版印刷用原版を得
た。
【0144】 <感光性組成物(重量部)> (1)キシリレンジアミン/グリシジルメタクリレート=1:4モル比 付加反応物 5重量部 (2)1,9−ノナンジメタクリレート 20重量部 (3)ミヒラー氏ケトン 3重量部 (4)2,4−ジエチルチオキサントン 3重量部 (5)ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.1重量部 (6)CIベイシックブルー7 0.5重量部 (7)エチルセロソルブ 69重量部 得られた平版印刷版は、高圧水銀灯「ジェットライト3
30」(3kW :オーク製作所(株)製)を用い、400
線/インチのコンベショナルスクリーンによるグラデー
ションパターンを貼込んだネガ原画フィルムを通して9
0秒間密着露光(3.6mW/cm2 )した。
30」(3kW :オーク製作所(株)製)を用い、400
線/インチのコンベショナルスクリーンによるグラデー
ションパターンを貼込んだネガ原画フィルムを通して9
0秒間密着露光(3.6mW/cm2 )した。
【0145】次いで、ラミネートしたフィルムを剥離
し、露出し原版表面に水道水(水温25℃)を用いてシ
ャワー水洗し、該表面を湿潤させた。
し、露出し原版表面に水道水(水温25℃)を用いてシ
ャワー水洗し、該表面を湿潤させた。
【0146】その結果、親水性膨潤層の未露光部分に含
浸していた感光性組成物が速やかに層外に抽出除去さ
れ、該部分はインキ反撥性の非画線部となった。
浸していた感光性組成物が速やかに層外に抽出除去さ
れ、該部分はインキ反撥性の非画線部となった。
【0147】一方、親水性膨潤層の露光部分は含浸して
いた感光性組成物が光硬化し、該層内部および表面付近
に強固に固定され、非画線部に対して水膨潤性の低いイ
ンキ着肉性の画線部となり、製版工程が完了した。
いた感光性組成物が光硬化し、該層内部および表面付近
に強固に固定され、非画線部に対して水膨潤性の低いイ
ンキ着肉性の画線部となり、製版工程が完了した。
【0148】得られた刷版は、枚葉オフセット印刷機
「スプリント25:小森コーポレーション(株)製」に
装着したのち、市販の精製水を呼出し給水装置を用いて
湿し水として版面に供給し、コート紙(62.5kg/菊)を
用いて印刷した。その結果、給水量が0.1〜3g/m
2 の範囲でコントラスの明瞭な印刷物が得られた。
「スプリント25:小森コーポレーション(株)製」に
装着したのち、市販の精製水を呼出し給水装置を用いて
湿し水として版面に供給し、コート紙(62.5kg/菊)を
用いて印刷した。その結果、給水量が0.1〜3g/m
2 の範囲でコントラスの明瞭な印刷物が得られた。
【0149】実施例 2〜9 実施例1と同様にして製版した平版印刷版を用いて、同
様の印刷条件で湿し水供給装置のみを替えて印刷を行な
った。コントラストの明瞭な印刷物が得られた給水量の
許容範囲を表1に示す。
様の印刷条件で湿し水供給装置のみを替えて印刷を行な
った。コントラストの明瞭な印刷物が得られた給水量の
許容範囲を表1に示す。
【0150】
【表1】
【0151】
【発明の効果】本発明の平版印刷版の印刷方法は、湿し
水供給装置の幅広い給水量範囲でコントラストの明瞭な
印刷物を得ることができる。
水供給装置の幅広い給水量範囲でコントラストの明瞭な
印刷物を得ることができる。
【図1】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法の呼出し
給水装置の一例を表す。
給水装置の一例を表す。
【図2】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のブラシ
給水装置(その1)の一例を表す。
給水装置(その1)の一例を表す。
【図3】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のブラシ
給水装置(その2)の一例を表す。
給水装置(その2)の一例を表す。
【図4】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のダール
グレン給水装置の一例を表す。
グレン給水装置の一例を表す。
【図5】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のエピッ
クデルタ給水装置の一例を表す。
クデルタ給水装置の一例を表す。
【図6】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のアルカ
ラー給水装置の一例を表す。
ラー給水装置の一例を表す。
【図7】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のコモリ
マチック給水装置の一例を表す。
マチック給水装置の一例を表す。
【図8】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のスミス
スプレー給水装置の一例を表す。
スプレー給水装置の一例を表す。
【図9】本発明にかかる平版印刷版の印刷方法のミスト
噴霧給水装置の一例を表す。
噴霧給水装置の一例を表す。
1:版胴 2:インキ着けローラ 3:水着けローラ 4:振りローラ 5:呼出しローラ 6:水元ローラ 7:ならしローラ 8:水元ローラ(ブラシ) 9:クリーニングローラ 10:シャッタ 11:ドクターブレード 12:ブラシローラ 13:水着けローラ(インキ着けローラ) 14:調量ローラ 15:ゴムローラ 16:スリップ 17:絞りローラ 18:ニップ 19::スプレーシャワー 20:ミスト噴霧器 21:インキの振りローラ 22:渡しローラ
Claims (5)
- 【請求項1】 基板上に少なくとも親水性膨潤層を備え
た平版印刷版を用いた印刷において、該親水性膨潤層に
湿し水供給装置から水を供給することを特徴とする平版
印刷版の印刷方法。 - 【請求項2】 湿し水供給装置が、呼出し給水装置であ
ることを特徴とする請求項1記載の平版印刷版の印刷方
法。 - 【請求項3】 湿し水供給装置が、ブラシ給水装置であ
ることを特徴とする請求項1記載の平版印刷版の印刷方
法。 - 【請求項4】 湿し水供給装置が、連続給水装置である
ことを特徴とする請求項1記載の平版印刷版の印刷方
法。 - 【請求項5】 湿し水供給装置が、ミスト噴霧給水装置
であることを特徴とする請求項1記載の平版印刷版の印
刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7210690A JPH0954430A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 平版印刷版の印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7210690A JPH0954430A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 平版印刷版の印刷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0954430A true JPH0954430A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16593500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7210690A Pending JPH0954430A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 平版印刷版の印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0954430A (ja) |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7210690A patent/JPH0954430A/ja active Pending
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