JPH0954700A - 主メモリデータのセーブ方式 - Google Patents

主メモリデータのセーブ方式

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JPH0954700A
JPH0954700A JP7205897A JP20589795A JPH0954700A JP H0954700 A JPH0954700 A JP H0954700A JP 7205897 A JP7205897 A JP 7205897A JP 20589795 A JP20589795 A JP 20589795A JP H0954700 A JPH0954700 A JP H0954700A
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Yoshio Sato
好男 佐藤
Akira Tokutake
彰 徳武
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 主メモリのテンポラリメモリダンプを確保
し、通信システムを確実に立ち上げる。 【解決手段】 通信システムにおいて、制御部は、通信
システムの所定の処理再開時に二次メモリよりブートプ
ログラムBOOTBをロードして実行に移し、BOOT
Bは、現用ファイル中の所定の運用データを主メモリの
空きエリアに退避し、二次メモリのバックアップ用ファ
イルを主メモリの実行エリアにロードし、これを実行に
移す。好ましくは、二次メモリは挿抜自在な記憶媒体を
備え、通信システムの運用開始後、所定時間を経過した
時点の現用ファイル中の所定の運用データを二次メモリ
の記憶媒体にセーブすると共に、記憶媒体を取り外す前
にセーブされた所定の運用データを主メモリの空きエリ
アにセーブし、二次メモリに新たな記憶媒体を取り付け
た時は、前記主メモリにセーブされた所定の運用データ
を新たな記憶媒体にセーブする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主メモリデータのセ
ーブ方式に関し、更に詳しくは主信号処理部と、主メモ
リ中のプログラムを含む現用ファイルに従って主信号処
理部の制御を行う制御部と、制御部に接続すると共に所
定のバックアップ用ファイルを保持する二次メモリとを
備える通信システムにおける前記主メモリデータのセー
ブ方式に関する。
【0002】例えば交換機システムでは、サービス運用
中におけるプロセッサエラー等の発生によりシステムの
運用を継続できなくなる場合がある。その際には、直ち
にシステムをワームスタート(Warm Start)し、又は所
定のバックアップ用ファイルでコールドスタート(Cold
Start)することによりサービスを速やかに再開すると共
に、併せてエラー発生時の主メモリの内容をダンプし、
別途にエラー解析を行う必要がある。
【0003】
【従来の技術】図9〜図11は従来技術を説明する図
(1)〜(3)である。図9は従来のCP/IO系一重
化構成の交換機システムのブロック図で、図において1
0は通話路系装置(SP系)、20は制御系装置(CP
系)、30は入出力系装置(IO系)である。
【0004】SP系10には、多重部(MUX)11、
通話路スイッチ(SW)12、分離部(DMX)13の
他、各種信号装置、加入者回路等が含まれる。CP系2
0には、交換機システムの主制御を行うCPU21と、
該CPU21が実行するプログラムや、CPU21が参
照するデータ等を記憶する主メモリ(RAM)22と、
システムに共通なバス23とが含まれる。
【0005】IO系30には、主メモリ22との間でプ
ログラムファイルやデータをロード/ダンプするための
二次記憶装置(二次メモリ)31等が含まれる。一例の
二次メモリ31は大容量の記憶媒体を挿抜自在なカート
リッジ型の磁気ディスク装置又は光磁気ディスク装置で
ある。CPU21において、異常検出部(MFD)はプ
ログラム実行中におけるプロセッサ暴走、アキュムレー
タオーバフロー、メモリプロテクションエラー等のプロ
セッサエラー状態を検出してシステムの管理プログラム
(OS)に内部割込を発生する。フェーズフラグ(PH
F)は、OSによって管理され、プロセッサエラーによ
るシステムの再開処理がフェーズ(PH)2モードで行
われるのか、又はフェーズ(PH)3モードで行われる
のかの情報を保持する。マイクロプログラム(μPG
A)は、CPU21内のマイクロプログラム実行機能に
より実行され、システムのフェーズ3再開時に主メモリ
22の全エリアを「0」クリアし、その後二次メモリ3
1のブートストラップルーチン(BOOTA)を主メモ
リ22にロードする処理を行う。
【0006】二次メモリ31において、BOOTAはシ
ステムのフェーズ3再開時に主メモリ22にロードさ
れ、二次メモリ31中の起動ファイルを主メモリ22の
実行エリアに引き上げる。なお、BOOTAはシステム
のコールドスタート(初期立ち上げ)時にも利用され
る。起動ファイルはマルチプログラミングを実現するた
めのOS等から成るシステムプログラム(SYS)と、
通信処理を行うアプリケーションプログラム(APL)
と、運用データ等から成る。
【0007】APLには、呼制御処理、加入者線信号処
理、中継線信号処理等から成るプログラムファイルと、
課金秒数や制御タイミング等のネットワークに共通なパ
ラメータを規定するシステムデータとが含まれる。これ
らの内容は半固定的であり、システム運用によっては変
化しない。運用データは、局データや加入者データ等か
ら成り、局データには当該交換機のハードウエア実装
表、番号翻訳表等の情報が含まれる。また加入者データ
には加入者の電話番号、収容回線番号、端末種別、許容
されているサービス種別等の情報が含まれる。これらは
局毎に固有のデータであり、かつ加入者の増/減等によ
り内容が変化するので、日々更新される。
【0008】係る構成により、システムの初期立ち上げ
時にはμPGAが二次メモリ31のBOOTAを主メモ
リ22にロードし、実行に移す。これによりBOOTA
は二次メモリ31から起動ファイルを主メモリ22の実
行エリアに引き上げ、実行に移す。これにより交換機シ
ステムは交換機サービスの運用を開始する。以後は、C
PU21はOSの管理下で、各種処理プログラムを所定
の優先順位に従って実行する。例えばプロセッサエラー
検出時の回復処理は最優先であり、処理中断無しの緊急
レベルFで実行される。一方、主信号の送/受信処理は
リアルタイムで実行される必要があり、次の優先順位の
クロックレベルにより周期的に実行される。また、呼制
御処理や保守運用関連の各処理は実時間性の制約が比較
的緩やかであるので、優先順位の低いベースレベルBで
実行される。レベルBの処理は高レベルの処理により中
断される場合がある。
【0009】図10は従来の主メモリデータセーブ方式
の動作を説明する模式図であり、主メモリ22と二次メ
モリ31とにおけるファイルや運用データの動きに着目
し、これらを時系列に表している。なお、この種の主メ
モリデータセーブ方式はテンポラリメモリ(TM)セー
ブ方式とも呼ばれる。ステップでは交換機システムは
主メモリ22の運用ファイルにより稼働中である。この
状態で、APL等の実行中に何らかのプロセッサエラー
が発生すると、MFDが該エラーを検出してOSに内部
割込を発生し、交換機システムは最初はフェーズ2再開
の状態となる。
【0010】フェーズ2再開とは、主メモリ22の記憶
内容は一応正しいものと信じて、そのまま処理を始めか
ら再開(ワームスタート)する処理である。その際に
は、交換機システムの速やかな再起動を図ると共に、エ
ラー発生した時点の主メモリ22の記憶内容を二次メモ
リ31にダンプし、別途にエラー解析を行いたい。ステ
ップでは、OSにより、まず運用データ及び必要なワ
ークデータを主メモリ22の空きエリアにセーブし、そ
の後システムの運用を始めから再開する。運用再開後
は、サービスの空き時間を利用して前記セーブしたTM
ファイル(TMF)を二次メモリ31の空きエリアにダ
ンプする。
【0011】ところで、上記の如く一旦プロセッサエラ
ーが発生すると、ワームスタートしただけでは再度プロ
セッサエラーとなる場合も少なくない。そして、再度プ
ロセッサエラーが発生すると、システムは今度はフェー
ズ3再開の状態となる。フェーズ3再開とは、主メモリ
22の記憶内容を入れ替えて処理を始めから再開(コー
ルドスタート)する処理である。
【0012】ステップでは、μPGAが起動され、ま
ず主メモリ22の全エリアを「0」クリアする。次いで
ステップではμPGAが二次メモリ31のBOOTA
を主メモリ22にロードする。次いでステップではB
OOTAが二次メモリ31の起動ファイルを主メモリ2
2の実行エリアに引き上げ、交換機システムの運用を再
開する。
【0013】しかるに、このようなフェーズ3再開が発
生した時こそ、TMFダンプを行い、ファイルのエラー
解析を行いたい。しかし、上記従来方式によると、ステ
ップで主メモリ22の全エリアが「0」クリアされる
ため、又はステップ,で起動ファイルの上書きが行
われるため、TMFダンプが得られなかった。図11は
従来のTMセーブ方式における他の問題点を説明する図
である。
【0014】二次メモリ31において、前日ファイル
(LAF)は主メモリ22の運用データ及び必要なワー
クデータを24時間毎に二次メモリ31にセーブしたも
のである。また、保証ファイル(REF)はシステムの
立ち上げ(コールドスタート)後、最初の24時間を経
過した時の主メモリ22の運用データ及び必要なワーク
データを二次メモリ31にセーブしたものである。
【0015】LAFは主メモリ22の前日の運用データ
等を保持しており、交換機システムがフェーズ3再開と
なっても前日の運用ファイルで運用を再開できる。しか
し、このLAFには既にプロセッサエラーを引き起こす
要因が含まれている場合もあり、この場合は交換機シス
テムを正しく立ち上げることはできない。そこで、係る
場合のバックアップ用としてREFを備え、最悪の場合
でも交換機システムは正しく立ち上がるようになってい
る。
【0016】ステップでは、例えばシステム導入後の
運用開始により、交換機システムは2次メモリ31の起
動ファイルにより運用を開始する。その後、最初の24
時間の間交換機システムがエラー無く運用されると、そ
の時点の主メモリ22の運用データ及び必要なワークデ
ータを二次メモリ31のREF及びLAFにセーブす
る。
【0017】ステップでは、更に24時間を経過する
と、その時点の主メモリ22の運用データ及びワークデ
ータで二次メモリ31のLAFを更新する。ステップ
では交換機システムは引き続き運用中である。そして、
プロセッサエラーが発生し、フェーズ2再開になると、
ステップでは主メモリ22の運用データ及びワークデ
ータをその空きエリアにセーブし、交換機システムの運
用を速やかに再開(ワームスタート)する。運用再開後
は、サービスの空き時間を利用してTMFを二次メモリ
31の空きエリアにダンプし、エラー解析のために記憶
媒体を二次メモリ31から引き抜く。ステップではバ
ックアップ用の新たな記憶媒体を二次メモリ31に挿入
する。
【0018】しかるに、一般にこの新たな記憶媒体はオ
リジナルの起動ファイルをコピーしたものであるから、
最初のシステム構成を規定した起動データはあるが、L
AF及びREFは記録されていない。この場合に、LA
Fについては、その時点の主メモリ22の運用データ及
びワークデータで起動データを更新すれば良いが、しか
し、一旦フェーズ2再開を起こしたような運用データの
LAFはもはや信頼できない。このため、もしその後に
フェーズ3再開になると、交換機システムを正しく立ち
上げることができないと言う恐れがあった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来の主メ
モリデータのセーブ方式では、フェーズ3再開時の主メ
モリのTMダンプが得られない、またフェーズ3再開時
のシステム立ち上げを保証するための保証ファイルRE
Fが得られない、と言う不都合があった。本発明の目的
は、いかなる場合でも主メモリのTMダンプが得られ、
かつ通信システムを確実に立ち上げることの可能な主メ
モリデータのセーブ方式を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明(1)の主メモリデー
タのセーブ方式は、通信に係る主信号の処理を行う主信
号処理部10と、主メモリ22中のプログラムを含む現
用ファイルに従って主信号処理部10の制御を行う制御
部21と、制御部21に接続すると共に所定のバックア
ップ用ファイルを保持する二次メモリ31とを備える通
信システムにおける前記主メモリデータのセーブ方式に
おいて、制御部21は通信システムの所定の処理再開
時に二次メモリ31よりブートプログラムBOOTBを
ロードして実行に移し、該ブートプログラムBOOT
Bは現用ファイル中の所定の運用データを主メモリ21
の空きエリアに退避し、該退避後に二次メモリ31の
バックアップ用ファイルを主メモリ22の実行エリアに
ロードし、これを実行に移すものである。
【0021】本発明によれば、ブートプログラムBOO
TBが所定の運用データを退避するので、通信システム
のフェーズ3再開時でも主メモリデータのセーブが得ら
れる。しかも、一般にブートプログラムは、CPU21
の内部でROM等により半固定的に実行されるマイクロ
プログラム(従来のμPGA)とは異なり、CPU21
の外部の通常のプログラムステップにより実行されるの
で、外部でブートプログラムBOOTBを任意に組むこ
とが可能である。従って、主メモリ22中のどのエリア
に在る、どのような運用データ(プログラムファイル等
を含んでも良い)でも容易にセーブできる。
【0022】また本発明によれば、ブートプログラムB
OOTBは所定の運用データを主メモリ21の空きエリ
アに退避するので、仮に二次メモリ31が不在の場合で
も、運用データのセーブが確実かつ高速に得られる。従
って、その後の通信システムの運用再開も高速に行え
る。好ましくは、本発明(2)においては、ブートプロ
グラムBOOTBは運用データ退避後の主メモリ22の
該ブートプログラム及び前記退避された運用データ以外
のメモリエリアをクリアする。
【0023】メモリエリアを初期化しておけば、その後
のバックアップ用ファイルのロード、及びその実行が安
全に行われる。また好ましくは、本発明(3)において
は、二次メモリ31は挿抜自在な記憶媒体を備え、通信
システムの運用開始後、所定時間を経過した時点の現用
ファイル中の所定の運用データ(例えば保証ファイルR
EF)を二次メモリ31の記憶媒体にセーブすると共
に、該記憶媒体を取り外す前に該セーブされた所定の運
用データ(REF)を主メモリ22の空きエリアにセー
ブする。
【0024】従って、二次メモリ31の記憶媒体を取り
外しても所定の運用データ(保証ファイルREF)は失
われない。また好ましくは、本発明(4)においては、
二次メモリ31に新たな記憶媒体を取り付けた時は前記
主メモリ22にセーブされた所定の運用データ(RE
F)を新たな記憶媒体にセーブする。
【0025】従って、この種の通信システムに重要な運
用データ(REF等)は、該システムの様々な運用状態
を通して有効に保持され、引き継がれる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図
2は本発明による実施の形態の構成を示す図で、該図は
CP/IO系一重化構成の交換機システムのブロック構
成を示している。
【0027】図において、10は通話路系装置(SP
系)、20は制御系装置(CP系)、30は入出力系装
置(IO系)であり、各装置の構成は、基本的には図9
で説明したものと同等で良い。CPU21において、マ
イクロプログラム(μPGB)は、CPU21内のマイ
クロプログラム実行機能により実行され、交換機システ
ムのフェーズ3再開時に起動される。このμPGBは、
主メモリ22の「0」クリアは行わず、単に二次メモリ
31のブートプログラム(BOOTB)を主メモリ22
にロードする処理を行う。
【0028】二次メモリ31において、BOOTBは上
記μPGBにより主メモリ22にロードされ、実行に移
される。これにより、BOOTBは、まず主メモリ22
の運用ファイル中の運用データ及び必要なワークデータ
をその空きエリアにTMFとしてセーブし、次に主メモ
リ22の該BOOTBとTMF以外の全エリアを所定デ
ータ(例えば「0」データ)で初期化する。次に二次メ
モリ31中の起動ファイルを主メモリ22の実行エリア
に引き上げる。その際には、主メモリ22のBOOTB
は消滅しても良い。
【0029】係る構成により、交換機システムの最初の
立ち上げ時にはμPGA(又はμPGBでも良い)が二
次メモリ31のBOOTA(又はBOOTBでも良い)
を主メモリ22にロードし、実行に移す。そして、これ
によりBOOTAは二次メモリ31から起動ファイルを
主メモリ22の実行エリアに引き上げ、実行に移す。そ
の際には、BOOTAは自然消滅し、交換機システムは
交換機サービスの運用を開始する。以後は、CPU21
はOSの管理下で、各種処理プログラムを従来と同様の
所定の優先順位に従って実行する。
【0030】図3,図4は第1の実施の形態によるTM
セーブ方式の動作を説明する模式図(1),(2)であ
り、主メモリ22と二次メモリ31とにおけるファイル
や運用データの動きに着目し、これらを時系列に表して
いる。図3において、ステップでは交換機システムは
主メモリ22の運用ファイルに従って稼働中である。こ
の状態で、何らかのプロセッサエラーが発生すると、交
換機システムは最初はフェーズ2再開の状態となる。
【0031】ステップでは、OSにより、まず主メモ
リ22の運用データ及び必要なワークデータをその空き
エリアにセーブし、その後速やかに交換機システムの運
用を再開(ワームスタート)する。運用再開後は、サー
ビスの空き時間を利用して前記セーブしたTMFを二次
メモリ31の空きエリアにダンプし、エラー解析のため
に二次メモリ31の記憶媒体を抜き取る。
【0032】ステップでは新たに別の記憶媒体を二次
メモリ31に挿入し、交換機システムの運用を続ける。
しかるに、この状態で何らかのプロセッサエラーが再度
発生すると、交換機システムは今度はフェーズ3再開の
状態となる。ステップでは、フェーズ3再開によりμ
PGBが起動され、二次メモリ31のBOOTBを主メ
モリ22の好ましくは空きエリアにロードする。
【0033】ステップでは、該ロードされたBOOT
BがμPGBにより実行に移され、まず主メモリ22の
運用データ及び必要なワークデータをその空きエリアに
TMFとしてセーブする。図4に進み、引き続きステッ
プでは、BOOTBが主メモリ22の該BOOTBと
TMF以外の全エリアを「0」クリアする。更に、ステ
ップでは該BOOTBが二次メモリ31中の起動ファ
イルを主メモリ22の実行エリアに引き上げ、該起動フ
ァイルに実行を移す。これにより交換機システムは速や
かに立ち上がる。その際にはBOOTBは消滅しても良
い。
【0034】ステップでは交換機サービスの空き時間
を利用して前記セーブしたTMFを二次メモリ31の空
きエリアにダンプし、エラー解析のために二次メモリ3
1の記憶媒体を抜き取る。かくして、本第1の実施の形
態によればフェーズ2再開時のみならずフェーズ3再開
時でもTMFが能率良く得られる。
【0035】図5〜図8は第2の実施の形態によるTM
セーブ方式の動作を説明する模式図(1)〜(4)であ
り、交換機システムの運用データ及び必要なワークデー
タを前日ファイルLAFと保証ファイルREFとに分け
て保存する場合の動作を示している。図5において、ス
テップでは本システム導入後の運用開始により、2次
メモリ31の起動ファイルにより交換機システムの運用
を開始する。その後、最初の24時間の間エラー無くシ
ステムの運用が行われると、その時点の主メモリ22の
運用データ及び必要なワークデータを二次メモリ31の
REF,LAFにセーブする。
【0036】ステップでは、更に24時間を経過する
と、その時点の主メモリ22の運用データ及び必要なワ
ークデータで二次メモリ31のLAFを更新する。ステ
ップではシステムは引き続き運用中である。そして、
何らかのプロセッサエラーが発生し、フェーズ2再開に
なると、ステップではその時点の主メモリ22の運用
データ及び必要なワークデータをその空きエリアにセー
ブし、その後交換機システムの運用を速やかに再開(ワ
ームスタート)する。運用再開すると、サービスの空き
時間を利用してTMFを二次メモリ31の空きエリアに
ダンプする。
【0037】ステップでは、二次メモリ31の保証フ
ァイルREFを主メモリ22の空きエリアにセーブし、
その後エラー解析のために二次メモリ31から記憶媒体
を引き抜く。なお、一般にTMFダンプが行われた時
は、その後二次メモリ31の記憶媒体はエラー解析のた
めに引き抜かれることが分かっているので、ステップ
のREFセーブはステップのTMFダンプの終了後、
自動的に行われても良い。又は、ユーザがCPU21に
不図示のコンソールから記憶媒体を引き抜く旨の通知を
行い、これによりステップのREFセーブを行うよう
にしても良い。
【0038】図6に進み、ステップでは新たな記憶媒
体を二次メモリ31に挿入する。ステップでは主メモ
リ22の前記セーブしたREFを二次メモリ31の所定
位置REF又は空きエリアにセーブ(移動)する。ステ
ップでは、好ましくは、その時点の主メモリ22の運
用データ及び必要なワークデータを二次メモリ31の所
定位置LAF又は空きエリアにセーブ(コピー)する。
【0039】図7に進み、ステップ番号をに改める
が、これは図6のステップの続きと考えて良い。即
ち、ステップでは交換機システムはフェーズ2再開後
の状態で運用中である。この状態で何らかのプロセッサ
エラーが再度発生すると、交換機システムは今度はフェ
ーズ3再開の状態となる。
【0040】ステップでは、フェーズ3再開によりμ
PGBが起動され、二次メモリ31のBOOTBを主メ
モリ22の空きエリアにロードする。ステップでは、
該ロードされたBOOTBが実行に移され、まず主メモ
リ22の運用データ及びワークデータをその空きエリア
にTMFとしてセーブする。ステップでは、BOOT
Bが主メモリ22の該BOOTBとTMF以外の全エリ
アを「0」クリアする。更に、ステップでは該BOO
TBが二次メモリ31中の起動ファイルを主メモリ22
の実行エリアに引き上げる。
【0041】この場合に、例えば何度もフェーズ3再開
となるような場合には、二次メモリ31のLAFが破壊
されていることも考えられるので、図示の如く、二次メ
モリ31のLAFに代えてREFを引き上げても良い。
その後主メモリ22の起動ファイルに実行を移す。図8
に進み、ステップではフェーズ3再開後のサービスの
空き時間を利用して前記主メモリ22の空きエリアにセ
ーブしたTMFを二次メモリ31の空きエリアにダンプ
する。ステップでは二次メモリ31のREFを主メモ
リ22の空きエリアにセーブし、その後エラー解析のた
めに二次メモリ31の記憶媒体を抜き取る。以下、同様
である。
【0042】かくして、本第2の実施の形態によればフ
ェーズ2再開時のみならずフェーズ3再開時でもTMF
が得られると共に、最悪の場合でも交換機システムは保
証ファイルREFの存在により正しく立ち上がる。な
お、上記各実施の形態は交換機システムについて述べた
が、本発明は一般の通信システム(伝送装置、中継装
置、端末機等を含む)に適用可能である。
【0043】また、上記各実施の形態ではフェーズ2及
びフェーズ3の各再開時に主メモリ22の運用データ及
び必要なワークデータのみをTMFとしてセーブした
が、これに限らない。主メモリ22の記憶容量に余裕が
ある場合は、更にAPL、又は運用ファイルの全体をT
MFとしてセーブしても良い。例えば、この種の交換機
システムのデバッグ中等においては、稀に主メモリ22
中のAPLやSYSのプログラムファイルが破壊される
場合もあるので、これらのファイルも併せて二次メモリ
31にダンプするようにすれば、バグの早期発見にも寄
与する。
【0044】また、上記各実施の形態ではフェーズ2再
開後に再度プロセッサエラーが発生するとフェーズ3再
開としたが、プロセッサエラーの種類(例えばプロセッ
サ暴走)によっては最初からフェーズ3再開としても良
い。また、上記実施の形態ではBOOTBはフェーズ3
再開のコールドスタート時に消滅しても良いと述べた
が、これに限らない。BOOTBをそのまま残し、二次
メモリに新たな記憶媒体を挿入した時にBOOTBを該
新たな記憶媒体にセーブしても良い。こうすれば、新た
な記憶媒体に予めBOOTBを記録していなくてもその
後のフェーズ3再開時にBOOTBを再利用できる。
【0045】また、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、構
成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行えるこ
とは言うまでも無い。
【0046】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、通信シ
ステムのフェーズ2再開時(ワームスタート時)のみな
らずフェーズ3再開時(コールドスタート時)でも主メ
モリのデータセーブTMFが確実に得られるので、通信
システムのエラー解析が容易となる。
【0047】また、通信システムにおける重要ファイル
(保証ファイルREF等)の自動セーブにより該通信シ
ステムは最悪のエラー状態からでも正しく立ち上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は本発明による実施の形態の構成を示す図
である。
【図3】図3は第1の実施の形態によるTMセーブ方式
の動作を説明する模式図(1)である。
【図4】図4は第1の実施の形態によるTMセーブ方式
の動作を説明する模式図(2)である。
【図5】図5は第2の実施の形態によるTMセーブ方式
の動作を説明する模式図(1)である。
【図6】図6は第2の実施の形態によるTMセーブ方式
の動作を説明する模式図(2)である。
【図7】図7は第2の実施の形態によるTMセーブ方式
の動作を説明する模式図(3)である。
【図8】図8は第2の実施の形態によるTMセーブ方式
の動作を説明する模式図(4)である。
【図9】図9は従来技術を説明する図(1)である。
【図10】図10は従来技術を説明する図(2)であ
る。
【図11】図11は従来技術を説明する図(3)であ
る。
【符号の説明】
10 主信号処理部 21 CPU 22 主メモリ 31 二次メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 保 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 鈴木 真砂美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 好男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 徳武 彰 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主信号処理部と、主メモリ中のプログラ
    ムを含む現用ファイルに従って主信号処理部の制御を行
    う制御部と、制御部に接続すると共に所定のバックアッ
    プ用ファイルを保持する二次メモリとを備える通信シス
    テムにおける前記主メモリデータのセーブ方式におい
    て、 制御部は通信システムの所定の処理再開時に二次メモリ
    よりブートプログラムをロードして実行に移し、 該ブートプログラムは現用ファイル中の所定の運用デー
    タを主メモリの空きエリアに退避し、 該退避後に二次メモリのバックアップ用ファイルを主メ
    モリの実行エリアにロードし、これを実行に移すことを
    特徴とする主メモリデータのセーブ方式。
  2. 【請求項2】 ブートプログラムは運用データ退避後の
    主メモリの該ブートプログラム及び前記退避された運用
    データ以外のメモリエリアをクリアすることを特徴とす
    る請求項1の主メモリデータのセーブ方式。
  3. 【請求項3】 二次メモリは挿抜自在な記憶媒体を備
    え、 通信システムの運用開始後、所定時間を経過した時点の
    現用ファイル中の所定の運用データを二次メモリの記憶
    媒体にセーブすると共に、該記憶媒体を取り外す前に該
    セーブされた所定の運用データを主メモリの空きエリア
    にセーブすることを特徴とする請求項1の主メモリデー
    タのセーブ方式。
  4. 【請求項4】 二次メモリに新たな記憶媒体を取り付け
    た時は前記主メモリにセーブされた所定の運用データを
    新たな記憶媒体にセーブすることを特徴とする請求項3
    の主メモリデータのセーブ方式。
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