JPH0955667A - マルチプレクサ,及びデマルチプレクサ - Google Patents

マルチプレクサ,及びデマルチプレクサ

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JPH0955667A
JPH0955667A JP7204577A JP20457795A JPH0955667A JP H0955667 A JPH0955667 A JP H0955667A JP 7204577 A JP7204577 A JP 7204577A JP 20457795 A JP20457795 A JP 20457795A JP H0955667 A JPH0955667 A JP H0955667A
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JP
Japan
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data
variable delay
multiplexer
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Application number
JP7204577A
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English (en)
Inventor
Masaaki Shimada
征明 島田
Norio Tosaka
範雄 東坂
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0955667A publication Critical patent/JPH0955667A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M9/00Parallel/series conversion or vice versa
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0685Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスパラメータ変動や温度変動などによ
りその回路を構成する素子等の遅延時間が変動しても、
正常な動作を行うことができるマルチプレクサ,及びデ
マルチプレクサを提供することを目的とする。 【解決手段】 第1段が1/4CLKをクロック入力と
して、並列データを直列データに変換する2:1マルチ
プレクサブロック1,2からなり、第2段が1/2CL
Kをクロック入力とする2:1マルチプレクサブロック
3からなり、最終出力段が高速クロックCLKをクロッ
ク入力とするリタイミング用D−フリップフロップ4か
らなるマルチプレクサの、上記D−フリップフロップ4
のデータ入力側に制御回路30と接続された可変遅延回
路10を設けるとともに、そのデータ出力側にこのデー
タ出力をモニタするモニタ手段20を設ける構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は並列データ(パラ
レルデータ)を直列データ(シリアルデータ)に変換す
るマルチプレクサ(Multiplexer), 及び直列データを並
列データに変換するデマルチプレクサ(Demultiplexer)
に関し、特に高速動作に用いられるマルチプレクサ,及
びデマルチプレクサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は従来のマルチプレクサの回路構
成を示す図であり、図において、3aはm個(mは2以
上の自然数)の並列データを一つの直列データに変換す
るm:1マルチプレクサブロック(以下,MUXブロッ
ク又はMXと称す)で、その回路は、適用する並列デー
タの数に応じて複数のD−フリップフロップを用いて構
成されている。4はリタイミング用D−フリップフロッ
プ、5aは入力されるクロックを所定の値に分周する分
周器(Div.)で、その分周する値は、m:1MUXブロ
ック3aの回路構成により決定される。60は並列デー
タ入力端子、61は直列データ出力端子、S1 〜Sn
(nは2以上の自然数)は出力段、CLKは高速クロッ
ク、64は高速クロック入力端子である。
【0003】従来のマルチプレクサは、図19に示すよ
うに、n段からなる出力段S1 〜Sn により構成されて
おり、最終出力段であるSn 段は、高速クロック入力C
LKと、その前段から入力される1本の直列データとを
同期させて出力するリタイミング用D−フリップフロッ
プ4を有しており、第j段Sj (j=1,…,n−1:
jは自然数)は、j=1の場合は並列データ入力端子6
0から、またj=1以外の場合はそれぞれその前段Sj-
1 から入力されるm本の並列データを、上記クロック入
力CLKを(n−j)個の分周器5aを用いて分周して
得られた分周クロック入力を用いて1本の直列データに
変換するmn-j-1 個のマルチプレクサブロック3aを有
しており、上記Sj 段のmn-j-1 個の各m:1MUXブ
ロック3aは、この各MUXブロック3aからそれぞれ
出力される直列データが、次段のm:1MUXブロック
3aに入力される並列データのうちの1つ、あるいはS
n段のD−フリップフロップ4に入力される直列データ
となるよう、次段と接続されている。
【0004】そして、上記従来のn段の出力段からなる
マルチプレクサにおいては、入力端子60から入力され
た複数の並列データが、各出力段を構成するm:1MU
Xブロック3aにより順次直列データに変換され、最終
出力段の前段であるSn-1 段の時点で1本の直列データ
にされ、この直列データが最終出力段であるSn 段にお
いて、CLKと同期されて直列データ出力として出力端
子61から出力される。
【0005】図12は従来のマルチプレクサの動作原理
を説明するために描いたブロック図であり、図におい
て、図19と同一符号は同一又は相当する部分を示して
おり、200はマルチプレクサ、1,2及び3は、上記
m:1MUXブロック3aに対応する2:1MUXブロ
ック、5及び5bは、上記分周器5aに対応する1/2
分周器(1/2Div.)、SIG1 は2:1MUXブロッ
ク3から出力される直列データである。
【0006】なお、ここでは特に、従来のマルチプレク
サのうちの、4ビットの並列データを直列データに変換
する4:1マルチプレクサについて示しているが、入力
する並列データのビット数が変わっても動作原理は同様
である。
【0007】また、図13は図12中における2:1M
UXブロック1〜3の回路構成を示すブロック図であ
り、図において、7はD−フリップフロップ、8は位相
シフタ(PS)付D−フリップフロップ、9はD−フリ
ップフロップ7とD−フリップフロップ8との出力をク
ロック入力によりセレクトして出力するセレクタ(SE
L)である。
【0008】次に、従来のMUXブロックの動作につい
て説明する。まず、2:1MUXブロック1〜3は、そ
れぞれ、図13に示すように、入力をラッチし、そのデ
ータを2:1MUXブロック1〜3に入力されるクロッ
クに同期して出力するD−フリップフロップ7と、入力
をラッチし、そのデータを2:1MUXブロック1〜3
に入力されるクロックの半周期分だけ位相を遅らせて出
力する位相シフタ付D−フリップフロップ8と、クロッ
ク入力に同期してこれらのフリップフロップ7,8の出
力のいずれか一方を選択して出力する2入力セレクタ9
とで構成される。
【0009】いまここで、D−フリップフロップ7,位
相シフタ付D−フリップフロップ8に入力される並列デ
ータをそれぞれA,Bとすると、位相シフタ付D−フリ
ップフロップ8に入力される並列データBはD−フリッ
プフロップ7に入力される並列データAから半周期分だ
け位相が遅れてセレクタ9に入力される。そして、この
セレクタ9で、入力されるクロックの半周期ごとに並列
データAもしくは並列データBが交互にセレクトされ
る。このようにして、2:1MUXブロックでは2ビッ
トの並列データが直列データに変換される。なお、上記
m:1MUXブロックにおいても、回路を構成するD−
フリップフロップの数が変化したり、セレクタの動作タ
イミングが変化するだけで、基本的な動作は同様であ
る。
【0010】即ち、D−フリップフロップの個数がm個
となり、そのうちの1つのみが位相シフタ(PS)を持
たないものとなり、他の(m−1)個のD−フリップフ
ロップはそれぞれ入力されるクロックの位相を1/m,
2/m,…,(m−1)/m周期分だけ位相を遅らせて
出力させるものとなる。
【0011】次に、従来のマルチプレクサの動作につい
て説明する。従来のマルチプレクサ200は、図12に
示すように、2:1MUXブロック1〜3と、D−フリ
ップフロップ4と、クロック周波数を2分の1にする分
周器5,5bとにより構成されており、まず、高速クロ
ックCLKから1/2分周器5,5bで該高速クロック
CLKの2分の1の周波数を持ったクロック1/2CL
Kと、該高速クロックCLKの4分の1の周波数を持っ
たクロック1/4CLKとを生成する。そして、第1段
の2:1MUXブロック1,2で、クロック1/4CL
Kを用いて4ビット並列データ(3,2,1,0)が2
ビット並列データ(ODD,EVEN)に変換される。
そして、2段目の2:1MUXブロック3で、クロック
1/2CLKを用いて2ビット並列データ(ODD,E
VEN)が直列データSIG1 に変換される。最後に、
リタイミング用のD−フリップフロップ4によって該マ
ルチプレクサ200の集積回路(図示せず)の外部から
直接入力される高速クロックCLKと直列データSIG
1 とを同期させて、得られた直列データ出力を出力す
る。
【0012】このように構成された従来のマルチプレク
サのタイミングチャートを図14に示す。図14(a) 〜
(d) はマルチプレクサ200に入力される並列データ
(3,2,1,0)のタイミング、図14(e),(h),及び
(j) はクロック1/4CLK,1/2CLK,及びCL
Kのタイミング、図14(f),(g) は並列データ(OD
D,EVEN)のタイミング、図14(i) は直列データ
SIG1 のタイミング、図14(k) はマルチプレクサ2
00から出力される直列データ出力のタイミングをそれ
ぞれ示している。図14において、ΔTaは分周器5内
の遅延時間、ΔTbは分周器5b内の遅延時間、ΔTc
は第1段の2:1MUXブロック1,2内の遅延時間、
ΔTdは2段目の2:1MUXブロック3内の遅延時
間、ΔTeはD−フリップフロップ4内の遅延時間を示
している。
【0013】ここで、最終出力段に配置されたD−フリ
ップフロップ4のタイミングについて考える。図18は
D−フリップフロップ4におけるクロック入力とデータ
入力との関係を示す図であり、図18(a) はクロックC
LK入力,図18(b),(c) はデータSIG1 入力であ
る。図において、TsuはD−フリップフロップ4のセ
ットアップタイム、ThはD−フリップフロップ4のホ
ールドタイム、19はデータSIG1 の変化点を示して
いる。D−フリップフロップ4を安定して動作させるた
めには、D−フリップフロップ4のセットアップタイム
TsuとホールドタイムThの間はデータは変化しては
ならず、クロックCLKの立ち上がり時のセットアップ
タイムTsu及びホールドタイムThの間は、データS
IG1 は変化してはならず、安定していなければならな
い。例えば、図18(b) に示すように、セットアップタ
イムTsuとホールドタイムThの間にデータの変化点
19が入らない場合には、D−フリップフロップ4はデ
ータA1を選択して出力するが、図18(c) に示すよう
に、セットアップタイムTsuとホールドタイムThと
の間でデータSIG1 が変化すると、D−フリップフロ
ップ4においてそのデータの変化点19の前後のいずれ
のデータを選択するかが一定しなくなり、動作が不安定
となって、その結果、D−フリップフロップ4から出力
されるデータのタイミングがずれてしまう。このD−フ
リップフロップ4に入力されるクロックCLKと、この
クロックCLKを1/2分周して得られるクロック1/
2CLKを用いて得られるデータSIG1 との間のタイ
ミングは、図14に示すように、遅延時間ΔTaとΔT
dとの和から決定される。しかしながら、遅延時間ΔT
aとΔTdは、必ずしも回路の設計値通りにはならず、
このマルチプレクサの回路を構成する素子等のプロセス
パラメータ変動や温度変動によって大きく変動し、D−
フリップフロップ4を制御するクロックCLKと、該ク
ロックCLKを1/2分周して得られるクロック1/2
CLKを用いて得られるデータSIG1 との間のタイミ
ングが大きくずれることがある。また、特に動作速度が
高速になると、データSIG1 のデータが変化していな
い期間が短くなってD−フリップフロップ4のセットア
ップタイムTsuとホールドタイムThに対してタイミ
ングマージンが小さくなり、D−フリップフロップ4を
正しく動作させることが困難になってしまう。
【0014】また、図20は従来のデマルチプレクサの
回路構成を示す図であり、図において、13aは1つの
直列データをm個(mは2以上の自然数)の並列データ
に変換する1:mデマルチプレクサブロック(以下,D
EMUXブロック又はDXと称す)で、その回路は、適
用する並列データの数に応じて複数のD−フリップフロ
ップを用いて構成されている。14はリタイミング用D
−フリップフロップ(D−FF)、15aは入力される
クロックを所定の値に分周する分周器(Div.)で、その
分周する値は、1:mDEMUXブロック13aの回路
構成により決定される。62は直列データ入力端子、6
3は並列データ出力端子、S1 〜Sn(nは2以上の自
然数)は出力段、CLKは高速クロック、65は高速ク
ロック入力端子である。
【0015】従来のデマルチプレクサは、図20に示す
ように、n段からなる出力段S1 〜Sn により構成され
ており、第1段S1 は、入力端子62から入力される一
本の直列データと高速クロック入力CLKとを同期させ
て出力するリタイミング用D−フリップフロップ14を
有しており、第i段Si (i=2,…,n:iは自然
数,nは2以上の自然数)は、その前段Si-1 から入力
される1本の直列データを上記クロック入力CLKを
(i−1)個の分周器15aを用いて分周して得られた
分周クロック入力を用いてm本(mは2以上の自然数)
の並列データに変換するmi-2 個の1:mDEMUXブ
ロック13aを有しており、上記Si 段のmi-2 個の各
1:mDEMUXブロック13aは、その前段となるD
−フリップフロップ14から出力される直列データ、あ
るいは1:mDEMUXブロック13aから出力される
並列データのうちの1本が、これに1本の直列データと
して入力されるよう、その前段と接続されている。
【0016】上記従来のn段の出力段からなるデマルチ
プレクサにおいては、入力端子62から入力された1本
の直列データ入力が、S1 段でクロックCLKと同期さ
れて次段に出力されるとともに、S2 段以降において
は、各出力段を構成する1:mDEMUXブロック13
aにより順次並列データに変換されて最終出力段である
Sn 段から並列データ出力として出力端子63から出力
される。
【0017】図15は従来のデマルチプレクサの動作原
理を説明するために描いたブロック図であり、図におい
て、図20と同一符号は同一又は相当する部分を示して
おり、400はデマルチプレクサ、11,12及び13
は、上記1:mDEMUXブロック13aに対応する
1:2DEMUXブロック、15及び15bは、上記分
周器15aに対応する1/2分周器(1/2Div.)、S
IG1 は直列データを示している。なお、ここでは、従
来のデマルチプレクサのうちの、特に、直列データを4
ビットの並列データに変換する1:4デマルチプレクサ
について示しているが、出力する並列データのビット数
が変わっても動作原理は同様である。
【0018】また、図16は図15中における1:2D
EMUXブロック11〜13の回路構成を示すブロック
図であり、図において、図13と同一符号は同一または
相当する部分を示している。
【0019】次に従来のDEMUXブロックの動作につ
いて説明する。まず、1:2DEMUXブロック11〜
13は、それぞれ、図16に示すように、直列データが
入力されるD−フリップフロップ7と、この直列データ
を該D−フリップフロップ7に対してクロックの半周期
分だけ位相を遅らせて入力させる位相シフタ付D−フリ
ップフロップ8とで構成される。この1:2DEMUX
ブロック11〜13に入力されるクロックCLKの周期
は直列データの周期の2倍のものを用いている。直列デ
ータはD−フリップフロップ7とD−フリップフロップ
8に入力されるが、D−フリップフロップ8には位相シ
フタが設けられているため、D−フリップフロップ7よ
りデータ1周期分だけ遅れて入力される。それぞれのD
−フリップフロップ7,8は、入力される直列データを
データ1つおきに同期させて出力する。そのため、入力
した直列データはD−フリップフロップ7,位相シフタ
付D−フリップフロップ8から交互に出力される。この
ようにして、1:2DEMUXブロック11〜13で直
列データが2ビットの並列データに変換される。なお、
上記1:mDEMUXブロックにおいても、回路を構成
するD−フリップフロップの数や動作タイミングが変化
するだけで、基本的な動作は同様である。
【0020】即ち、D−フリップフロップの個数がm個
となり、そのうちの1つのみが位相シフタ(PS)を持
たないものとなり、他の(m−1)個のD−フリップフ
ロップはそれぞれ入力されるクロックの位相を1/m,
2/m,…,(m−1)/m周期分だけ位相を遅らせて
入力させるものとなる。
【0021】次に、従来のデマルチプレクサの動作につ
いて説明する。従来のデマルチプレクサ400は、D−
フリップフロップ14と1:2DEMUXブロック11
〜13とクロック周波数を2分の1にする分周器15,
15bで構成されており、分周器15,15bは高速ク
ロックCLKから該クロックCLKの2分の1の周波数
を持ったクロック1/2CLKと該クロックCLKの4
分の1の周波数を持ったクロック1/4CLKとを生成
する。D−フリップフロップ14は、デマルチプレクサ
400に入力された直列データ入力から高速クロックC
LKに同期された直列データSIG1 を出力する。そし
て、次段の1:2DEMUXブロック13で、直列デー
タSIG1 は2ビット並列データ(ODD,EVEN)
に変換される。最後に、最終出力段の1:2DEMUX
ブロック11,12で、2ビット並列データ(ODD,
EVEN)は4ビット並列データ(3,2,1,0)に
変換されて出力される。
【0022】このように構成された従来のデマルチプレ
クサ400のタイミングチャートを図17に示す。図1
7(h) 〜(k) はデマルチプレクサ400に入力される並
列データ(3,2,1,0)のタイミング、図17(b),
(d),及び(g) はクロックCLK,1/2CLK,及び1
/4CLKのタイミング、図17(e),(f) は並列データ
(ODD,EVEN)のタイミング、図17(c) は直列
データSIG1 のタイミング、図17(a) はデマルチプ
レクサ400に入力される直列データ入力のタイミング
をそれぞれ示している。また、図17において、ΔTa
は分周器15内の遅延時間、ΔTbは分周器15b内の
遅延時間、ΔTcは第1段のD−フリップフロップ14
内の遅延時間、ΔTdは2段目の1:2DEMUXブロ
ック13内の遅延時間、ΔTeは最終出力段である1:
2DEMUXブロック11,12内の遅延時間を示して
いる。
【0023】ここで、1:2DEMUXブロック13の
タイミングについて考える。1:2DEMUXブロック
13内のD−フリップフロップ7,8のセットアップタ
イムをTsu、ホールドタイムをThとすると、1:2
DEMUXブロック13を正常に動作させるため、1/
2CLKの立ち上がり時のセットアップタイムTsuと
ホールドタイムThとの間では、データSIG1 は変化
してはならず、安定していなければならない。もし、セ
ットアップタイムTsuとホールドタイムThとの間で
データSIG1 が変化すると、1:2DEMUXブロッ
ク13を構成するD−フリップフロップ7,8において
そのデータSIG1 の変化点の前後のデータのいずれを
選択するかが一定しなくなり、動作が不安定となって、
その結果、D−フリップフロップ7,8から出力される
データのタイミングがずれてしまう。この1:2DEM
UXブロック13に入力するクロック1/2CLKとデ
ータSIG1 とのタイミングは遅延時間ΔTaとΔTc
の差から決定される。しかしながら、遅延時間ΔTaと
ΔTcは必ずしも回路の設計値通りにはならず、回路を
構成する素子等のプロセスパラメータ変動や温度変動に
よって大きく変動し、クロック1/2CLKと、クロッ
クCLKにより同期されたデータSIG1 とのタイミン
グが大きくずれることがある。また、動作速度が高速に
なると、データSIG1 のデータが変化していない期間
が短くなってD−フリップフロップ7,8のセットアッ
プタイムTsuとホールドタイムThに対するタイミン
グマージンが小さくなり、1:2DEMUXブロック1
3を正常に動作させることが困難となってしまう。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたよう
に、従来のマルチプレクサ(またはデマルチプレクサ)
においては、特に動作速度を高速にした場合において
は、プロセスパラメータ変動や温度変動などにより回路
内の遅延時間が変動すると、マルチプレクサ(またはデ
マルチプレクサ)内のD−フリップフロップのセットア
ップタイムおよびホールドタイムに対する該D−フリッ
プフロップに入力されるデータのタイミングがずれてし
まい、その結果、マルチプレクサ(またはデマルチプレ
クサ)が正常な動作を行うことが非常に困難となってし
まうという問題があった。
【0025】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プロセスパラメータ変動や温度
変動などによりその回路を構成する素子等の遅延時間が
変動しても、正常な動作を行うことができるマルチプレ
クサを提供することを目的とする。
【0026】また、この発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、プロセスパラメータ変動
や温度変動などによりその回路を構成する素子等の遅延
時間が変動しても、正常な動作を行うことができるデマ
ルチプレクサを提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルチプ
レクサは、最終出力段である第n段(nは2以上の自然
数)は、クロック入力とその前段から入力される1本の
直列データとを同期させて出力するリタイミング用D−
フリップフロップを有するものであり、第j段(j=
1,…,n−1:jは自然数)は、その各々が、入力さ
れるm本(mは2以上の自然数)の並列データを上記ク
ロック入力を分周して得られた分周クロック入力を用い
て1本の直列データに変換する複数のD−フリップフロ
ップをそれぞれ有する,mn-j-1 個のマルチプレクサブ
ロックを有するものであり、上記第j段のmn-j-1 個の
各マルチプレクサブロックは、この各マルチプレクサブ
ロックからそれぞれ出力される直列データが、次段に1
本のデータとして入力されるよう、次段と接続されてお
り、上記第2段ないし第n段のデータ入力側,上記第1
段ないし第n−1段の分周クロック入力側,または上記
第n段のクロック入力側のいずれかに、データ入力,分
周クロック入力,またはクロック入力を可変の遅延時間
で遅延させることのできる可変遅延回路が設けられてい
るようにしたものである。
【0028】また、この発明に係るマルチプレクサは、
最終出力段である第n段(nは2以上の自然数)は、入
力されるm本(mは2以上の自然数)の並列データをク
ロック入力を用いて1本の直列データに変換する複数の
D−フリップフロップを有する1個のマルチプレクサブ
ロックを有するものであり、第h段(h=1,…,n−
1:hは自然数)は、その各々が、入力されるm本の並
列データを上記クロック入力を分周して得られた分周ク
ロック入力を用いて1本の直列データに変換する複数の
D−フリップフロップをそれぞれ有する,mn-h 個のマ
ルチプレクサブロックを有するものであり、上記第h段
のmn-h 個の各マルチプレクサブロックは、この各マル
チプレクサブロックからそれぞれ出力される直列データ
が、1本のデータとして次段に入力されるよう、次段と
接続されており、上記第2段ないし第n段のデータ入力
側,上記第1段ないし第n−1段の分周クロック入力
側,または上記第n段のクロック入力側のいずれかに、
データ入力,分周クロック入力,またはクロック入力を
可変の遅延時間で遅延させることのできる可変遅延回路
が設けられているようにしたものである。
【0029】また、上記マルチプレクサにおいて、上記
最終出力段である第n段のデータ出力側に設けられた、
該第n段のデータ出力をモニタするモニタ手段と、上記
可変遅延回路に接続され、上記モニタ手段により得られ
たモニタ結果に基づいて、上記可変遅延回路の遅延時間
を調整するための制御信号を出力する制御手段とを備え
るようにしたものである。
【0030】また、上記マルチプレクサにおいて、上記
可変遅延回路は、並列に配置された互いに異なる段数の
バッファを有する遅延時間の異なる複数の線路と、該複
数の線路と上記制御手段とに接続され、上記制御手段か
ら出力される制御信号により上記複数の線路の1つを選
択するセレクタとにより構成されているようにしたもの
である。
【0031】また、上記マルチプレクサにおいて、上記
可変遅延回路は、上記制御手段に接続され、上記制御手
段からの制御信号により遅延時間が変化する少なくとも
1つ以上の可変遅延バッファにより構成されているよう
にしたものである。
【0032】また、上記マルチプレクサにおいて、上記
可変遅延バッファは、上記制御手段からの制御信号でそ
の内部に設けられた電流源トランジスタのゲート電圧を
調整することにより、遅延時間が調整されるソースフォ
ロワバッファよりなるようにしたものである。
【0033】また、この発明に係るデマルチプレクサ
は、第1段は、入力される一本の直列データとクロック
入力とを同期させて出力するリタイミング用D−フリッ
プフロップを有するものであり、第i段(i=2,…,
n:iは自然数,nは2以上の自然数)は、入力される
1本の直列データを上記クロック入力を分周して得られ
た分周クロック入力を用いてm本(mは2以上の自然
数)の並列データに変換する複数のD−フリップフロッ
プをそれぞれ有するmi-2 個のデマルチプレクサブロッ
クを有するものであり、上記第i段のmi-2 個の各デマ
ルチプレクサブロックは、その前段から出力されるデー
タのうちの1本が、これに1本の直列データとして入力
されるよう、前段と接続されており、上記第2段ないし
第n段のデータ入力側,上記第2段ないし第n段の分周
クロック入力側,または上記第1段のクロック入力側の
いずれかに、データ入力,分周クロック入力,またはク
ロック入力を可変の遅延時間で遅延させることのできる
可変遅延回路が設けられているようにしたものである。
【0034】また、この発明に係るデマルチプレクサ
は、第1段は、入力される1本の直列データをクロック
入力を用いてm本(mは2以上の自然数)の並列データ
に変換する複数のD−フリップフロップを有する1個の
デマルチプレクサブロックを有するものであり、第k段
(k=2,…,n:kは自然数,nは2以上の自然数)
は、入力される1本の直列データを上記クロック入力を
分周して得られた分周クロック入力を用いてm本(mは
2以上の自然数)の並列データに変換する複数のD−フ
リップフロップをそれぞれ有するmk-1 個のデマルチプ
レクサブロックを有するものであり、上記第k段のm
k-1 個の各デマルチプレクサブロックは、その前段から
出力されるデータのうちの1本が、この各デマルチプレ
クサブロックに1本の直列データとして入力されるよ
う、前段と接続されており、上記第2段ないし第n段の
データ入力側,上記第2段ないし第n段の分周クロック
入力側,または上記第1段のクロック入力側のいずれか
に、データ入力,分周クロック入力,またはクロック入
力を可変の遅延時間で遅延させることのできる可変遅延
回路が設けられているようにしたものである。
【0035】また、上記デマルチプレクサにおいて、最
終出力段である第n段のデータ出力側に設けられた、該
第n段のデータ出力をモニタするモニタ手段と、上記可
変遅延回路に接続され、上記モニタ手段により得られた
モニタ結果に基づいて、上記可変遅延回路の遅延時間を
調整するための制御信号を出力する制御手段とを備える
ようにしたものである。
【0036】また、上記デマルチプレクサにおいて、上
記可変遅延回路は、並列に配置された互いに異なる段数
のバッファを有する遅延時間の異なる複数の線路と、該
複数の線路と上記制御手段とに接続され、上記制御手段
から出力される制御信号により上記複数の線路の1つを
選択するセレクタとにより構成されているようにしたも
のである。
【0037】また、上記デマルチプレクサにおいて、上
記可変遅延回路は、上記制御手段に接続され、上記制御
手段からの制御信号により遅延時間が変化する少なくと
も1つ以上の可変遅延バッファにより構成されているよ
うにしたものである。
【0038】また、上記デマルチプレクサにおいて、上
記可変遅延バッファは、上記制御手段からの制御信号で
その内部に設けられた電流源トランジスタのゲート電圧
を調整することにより、遅延時間が調整されるソースフ
ォロワバッファよりなるようにしたものである。
【0039】
【発明の実施の形態】
実施の形態1. 第1の構成.この発明の実施の形態1によるマルチプレ
クサ(請求項1対応)は、最終出力段である第n段(n
は2以上の自然数)は、クロック入力とその前段から入
力される1本の直列データとを同期させて出力するリタ
イミング用D−フリップフロップ(図1の4)を有する
ものであり、第j段(j=1,…,n−1:jは自然
数)は、入力されるm本(mは2以上の自然数)の並列
データを上記クロック入力を分周して得られた分周クロ
ック入力を用いて1本の直列データに変換する複数のD
−フリップフロップ(図13の7,8)をそれぞれ有す
るmn-j-1 個のマルチプレクサブロック(図1の1,
2,3)を有するものであり、上記第2段ないし第n段
のデータ入力側,上記第1段ないし第n−1段の分周ク
ロック入力側,または上記第n段のクロック入力側のい
ずれかに、データ入力,分周クロック入力,またはクロ
ック入力を可変の遅延時間で遅延させることのできる可
変遅延回路(図1の10)を設けるようにしたものであ
る。
【0040】第1の構成による作用効果.この発明の実
施の形態1によるマルチプレクサ(請求項1対応)は、
上述のように構成したので、データ入力,クロック入
力,または分周クロック入力のタイミングを上記可変遅
延回路により調整することができ、デバイスパラメータ
変動や温度変動により回路を構成する素子等の遅延時間
に変動が生じ、データ入力,クロック入力,または分周
クロック入力にタイミングのずれが生じても、上記可変
遅延回路によりこのタイミングを調整して、上記可変遅
延回路が設けられた段を構成するD−フリップフロップ
を正常に動作させることができる。
【0041】第2の構成.この発明の実施の形態1によ
るマルチプレクサ(請求項3対応)は、上記最終出力段
である第n段のデータ出力側に設けられた、該第n段の
データ出力をモニタするモニタ手段(図1の20)と、
上記可変遅延回路(図1の10)に接続され、上記モニ
タ手段(図1の20)により得られたモニタ結果に基づ
いて、上記可変遅延回路の遅延時間を調整するための制
御信号を出力する制御手段(図1の30)とを備えるよ
うにした。
【0042】第2の構成による作用効果.この発明の実
施の形態1によるマルチプレクサ(請求項3対応)は、
上述のように構成したので、デバイスパラメータ変動や
温度変動により回路を構成する素子等の遅延時間に変動
が生じ、データ入力,クロック入力,または分周クロッ
ク入力にタイミングのずれが生じても、これらのずれを
モニタ手段によりモニタし、このモニタ結果に基づいて
制御手段を制御して、これらのずれがなくなるように、
上記可変遅延回路の遅延時間を調整しておくことがで
き、正常な動作が可能なマルチプレクサを提供できる効
果がある。
【0043】第3の構成.この発明の実施の形態1によ
るマルチプレクサ(請求項4対応)は、上記可変遅延回
路(図1の10)を、並列に配置された互いに異なる段
数のバッファ(図7の21)を有する遅延時間の異なる
複数の線路(図7の210)と、該複数の線路と上記制
御手段(図1の30)とに接続され、上記制御手段(図
1の30)から出力される制御信号により上記複数の線
路(図7の210)の1つを選択するセレクタ(図7の
22)とにより構成されているようにしたものである。
【0044】第3の構成による作用効果.この発明の実
施の形態1によるマルチプレクサ(請求項4対応)は、
上述のように構成したので、セレクタを切り換えること
により、可変遅延回路の遅延時間を容易に可変調整で
き、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じても
容易に正常な動作が可能な状態に調整できるマルチプレ
クサを提供できる効果がある。
【0045】実施例1.図1は本発明の実施例1による
マルチプレクサ(実施の形態1対応)の回路構成を示す
ブロック図であり、図において、図12と同一符号は同
一又は相当する部分を示しており、1は並列データ3入
力と並列データ1入力がデータ入力に入力される2:1
MUXブロック、2は並列データ2入力と並列データ0
入力がデータ入力に入力される2:1MUXブロック、
3は2:1MUXブロック1からの出力データODDと
2:1MUXブロック2からの出力データEVENがデ
ータ入力に入力される2:1MUXブロック、10は
2:1MUXブロック3から出力される直列データSI
G1が入力され、このデータSIG1を遅延する可変遅
延回路であり、そのデータ入力の遅延時間を可変値で調
整できるものである。
【0046】また、30はこの可変遅延回路10の制御
入力に接続された制御回路であり、その遅延時間を決定
する制御信号を出力することにより可変遅延回路10を
制御する。4はこの可変遅延回路10から出力される直
列データSIG2がデータ入力に入力されるD−フリッ
プフロップ、20はこのリタイミング用のD−フリップ
フロップ4の出力に接続されたモニタ手段であり、この
D−フリップフロップ4の直列データ出力をモニタでき
るとともに、このモニタした値を予め入力されている期
待値と比較できるものであり、例えば、計測機器や、計
測機器とコンピュータとを組み合わせたもの等からなっ
ている。また、CLKは該マルチプレクサの外部からD
−フリップフロップ4のクロック入力に供給される高速
クロック、5はこの高速クロックCLKを1/2分周し
て2:1MUXブロック3のクロック入力に供給する1
/2分周器、5bはこの1/2分周器5の出力であるク
ロック1/2CLKをさらに1/2分周して2:1MU
Xブロック1および2に供給する1/2分周器である。
【0047】100はマルチプレクサであり、上述の
2:1MUXブロック1,2,3、可変遅延回路10、
D−フリップフロップ4、1/2分周回路5,5b、モ
ニタ手段20、および制御回路30から構成されてい
る。
【0048】本実施例1のマルチプレクサは、図19に
示したような従来の、最終出力段である第n段(nは2
以上の自然数)Sn は、クロック入力CLKとその前段
Sn-1 から入力される1本の直列データとを同期させて
出力するリタイミング用D−フリップフロップ4を有
し、第j段(j=1,…,n−1:jは自然数)Sj
は、その各々が、入力されるm本(mは2以上の自然
数)の並列データを上記クロック入力CLKを(n−
j)個の分周器5aを用いて分周して得られた分周クロ
ック入力を用いて1本の直列データに変換する,m
n-j-1 個のm:1マルチプレクサブロック(MUXブロ
ック)3aを有するマルチプレクサにおいて、上記最終
出力段であるD−フリップフロップ4の出力をモニタで
きるモニタ手段を設けるとともに、該最終出力段である
D−フリップフロップ4のデータ入力側に可変遅延回路
を配置し、該可変遅延回路を上記モニタ結果に基づき制
御回路を用いて制御してその遅延時間を可変値で調整す
るようにしたものである。
【0049】本実施例1においては、その一例として、
特に、上記図12に示したような従来の4:1マルチプ
レクサであるマルチプレクサ200と同様の構成のマル
チプレクサにおいて、最終出力段からのD−フリップフ
ロップ4の出力をモニタ手段20によりモニタできるよ
うにするとともに、最終出力段であるD−フリップフロ
ップ4のデータ入力側に、可変遅延回路10を配置し、
該可変遅延回路10の遅延時間を、制御回路30から出
力される制御信号により制御してその遅延時間を可変値
で調整するようにしたものを示しているが、これは、上
記のような従来のm:1MUXブロックにより構成され
るn段構成のマルチプレクサにおいても同様に実施で
き、その動作原理は同様であり、同様の効果が得られる
ものである。
【0050】また、図7は本実施例1の可変遅延回路1
0の構成を示すブロック図であり、図において、23は
遅延すべき直列データSIG1が入力される入力端子、
22は2r 個の入力のなかから1つを選択して出力す
る,2r :1のセレクタであり、その2r 個の入力のう
ちの1つは入力端子23と直結されている。21はバッ
ファであり、入力端子23とセレクタ22の2r −1個
の入力との間に、それぞれ1個,2個,4個,…,2
r-1 個が相互に直列に接続されてなる線路が並列に接続
されている。24はセレクタ22の2r 個の入力のなか
からいずれの1つの入力を選択して出力するかを制御す
るための制御信号入力端子、25はセレクタ22で選択
した出力データSIG2を出力するためのデータ出力端
子である。
【0051】なお、本実施例1では、上記可変遅延回路
10の遅延時間を可変とするために、バッファ21の段
数を変えることによって各線路の遅延時間に大小を設け
ているが、これは、他の実施例として、この各線路のバ
ッファの種類やファンアウト数やファンイン数や配線長
や入出力方法などを変化させておき、各線路の遅延時間
を変化させるようにしても良い。
【0052】また、図2は本発明の実施例1によるマル
チプレクサ100のタイミングチャートを示す図であ
り、図2(a) 〜(i) は図14(a) 〜(i) に相当するタイ
ミングを示し、図2(k) は高速クロックCLKのタイミ
ング、図2(j) は可変遅延回路10から出力される直列
データSIG2 のタイミング、図2(l) はD−フリップ
フロップ4から得られる直列データ出力のタイミングを
それぞれ示している。図2において、図14と同一符号
は同一または相当する部分を示しており、ΔTは可変遅
延回路10内の遅延時間である。
【0053】まず、可変遅延回路10の動作について図
7を用いて説明する。この可変遅延回路10では、デー
タ入力SIG1 が入力される入力端子23がバッファ2
1の段数が異なる,並列に配置された複数の線路210
を介してセレクタ22と接続されており、この複数の線
路210を制御回路30から制御入力端子24を経て入
力される制御信号によりセレクタ22でセレクトするこ
とにより、データ入力SIG1 が通過するバッファ21
の段数を変化させて所望の遅延時間を得るものである。
この可変遅延回路10においては、例えば、制御入力端
子23がr個(rは自然数)の端子を有し、これにL1
〜Lrの制御信号が入力されるとすると、バッファ数の
異なる2r 本の線路のいずれかを選択することができ、
これにより2r 段階の遅延が可能となる。このようにし
て、遅延時間の異なる複数の線路のうちの、遅延時間が
最適となる線路を制御信号(L1 〜Lr)を用いてセレク
トすることでデータ出力である出力SIG2 の遅延時間
を容易に可変調整することができる。
【0054】次に、本実施例1のマルチプレクサの動作
について、図1を用いて説明する。まず、高速クロック
CLKを分周器5,5bで分周し、この高速クロックC
LKの2分の1の周波数を持ったクロック1/2CLK
と、この高速クロックCLKの4分の1の周波数を持っ
たクロック1/4CLKをそれぞれ生成する。第1段の
2:1マルチプレクサブロック(MUXブロック)1,
2でこの1/4CLKを用いて、4ビット並列データ
(3,2,1,0)を2ビット並列データ(ODD,E
VEN)に変換する。そして、2段目の2:1MUXブ
ロック3でクロック1/2CLKを用いて、2ビット並
列データ(ODD,EVEN)を直列データSIG1 に
変換する。つぎに、この直列データSIG1 を、可変遅
延回路10によりΔTだけ遅延させて直列データSIG
2 とし、最後に、最終出力段であるD−フリップフロッ
プ4により、直列データSIG2 を該マルチプレクサ1
00の外部から直接入力される高速クロックCLKと同
期させることにより遅延時間ΔTeだけ遅延させる。そ
してこのD−フリップフロップ4により得られた,高速
クロックCLKと同期した直列データ出力を該マルチプ
レクサ100の外部に出力する。
【0055】ここで、本実施例1のマルチプレクサ10
0においては、予め、テスト用の既知の並列データ
(3,2,1,0)を、実際の使用温度に近い温度に保
った,本実施例1のマルチプレクサ100と同じ構成の
マルチプレクサに入力するとともに、この時の最終出力
段からの出力をモニタ手段20でモニタし、そのモニタ
値がテスト用の並列データから得られる直列データ出力
の期待値と同じ値となるように、制御回路30から出力
される制御信号により、可変遅延回路10におけるデー
タSIG1 の遅延時間ΔTを調整しておく。即ち、例え
ば、上述した従来のマルチプレクサ200においては、
プロセスパラメータ変動や温度変動などによって、回路
を構成する素子等の遅延時間が変動して、D−フリップ
フロップ4に入力する高速クロックCLKとデータ入力
SIG1 との間のタイミングが設計値からずれてしま
い、D−フリップフロップ4が正常に動作しなくなると
いう問題点があった。
【0056】しかるに、本実施例1では、上述したよう
に、可変遅延回路10の遅延時間を予め調整しておくこ
とにより、D−フリップフロップ4に入力する高速クロ
ックCLKとデータ入力SIG1 間のタイミングが設計
値からずれ、D−フリップフロップ4のセットアップタ
イムとホールドタイムとの間にデータ入力SIG1 の変
化点が位置するようになったとしても、このとき上記可
変遅延回路10により直列データSIG1 のタイミング
のずれを調整した直列データSIG2 を作ることによ
り、D−フリップフロップ4のセットアップタイムとホ
ールドタイムとの間にデータ入力SIG2 の変化点が位
置しないようにすることができ、最終出力段であるD−
フリップフロップ4におけるタイミングのずれをなくし
て、マルチプレクサ100を正常に動作させることがで
きる。
【0057】なお、モニタ手段によるモニタ結果に基づ
いて行う制御回路の出力信号の制御は、モニタ結果をも
とに手動で行うようにしてもよいし、他の実施例とし
て、予め、モニタ手段によるモニタ結果に連動させて自
動化できるようにしておいてもよい。
【0058】このように、この発明の実施例1によるマ
ルチプレクサにおいては、最終出力段であるリタイミン
グ用D−フリップフロップ4のデータ入力側に可変遅延
回路10を設け、上記D−フリップフロップ4からの出
力をモニタ手段20によりモニタした値をもとに制御回
路30を調整して可変遅延回路10の遅延時間を調整
し、D−フリップフロップ4に入力する直列データのタ
イミングを調節するようにしたから、デバイスパラメー
タ変動や温度変動などによる回路を構成する素子等の遅
延時間に変動が生じても、可変遅延回路10によりタイ
ミングを調整した直列データを用いてD−フリップフロ
ップ4を正常に動作させることができ、これにより、遅
延時間の変動に対しても正常な動作を行うことができる
効果がある。
【0059】また、本実施例1では、可変遅延回路10
を、互いに異なる段数のバッファ21を有し遅延時間が
相異なる複数の線路210の1つをセレクタ22で選択
するように構成したから、セレクタ22を切り換えるこ
とにより、可変遅延回路10の遅延時間を容易に可変調
整でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じ
ても容易に正常な動作が可能な状態に調整できるマルチ
プレクサを提供できる効果がある。
【0060】なお、本実施例1においては、最終出力段
であるD−フリップフロップ4のデータ入力側に、可変
遅延回路10を設けるようにしたが、これは、他の実施
例として、第1段を除いた他の出力段を構成するMUX
ブロックのデータ入力側に、可変遅延回路を設けるよう
にしてもよい。なお、この場合、可変遅延回路は、その
出力段を構成する全てのD−フリップフロップのデータ
入力側に設けることとなる。
【0061】実施例2.図3は本発明の実施例2による
マルチプレクサ(実施の形態1対応)の回路構成を示す
ブロック図であり、図において、図1と同一符号は同一
または相当する部分を示しており、1は並列データ3入
力と並列データ1入力がデータ入力に入力される2:1
MUXブロック、2は並列データ2入力と並列データ0
入力がデータ入力に入力される2:1MUXブロック、
3は2:1MUXブロック1からの出力データODDと
2:1MUXブロック2からの出力データEVENがデ
ータ入力に入力される2:1MUXブロック、4はこの
2:1MUXブロック3から出力される直列データSI
G1がデータ入力に入力されるD−フリップフロップ、
20はこのD−フリップフロップ4の出力に接続された
モニタ手段であり、このD−フリップフロップ4の直列
データ出力をモニタできるとともに、このモニタした値
を予め入力されている期待値と比較できるものであり、
例えば、計測機器や、計測機器とコンピュータとを組み
合わせたもの等からなっている。また、CLKは該マル
チプレクサの外部から供給される高速クロック、10は
高速クロックCLKが入力され、この高速クロックCL
Kを遅延する可変遅延回路であり、その入力の遅延時間
を可変値で調整できるものである。また、30はこの可
変遅延回路10の制御入力に接続された制御回路であ
り、その遅延時間を決定する制御信号を出力することに
より可変遅延回路10を制御する。5は高速クロックC
LKを1/2分周して2:1MUXブロック3のクロッ
ク入力に供給する1/2分周器、5bはこの1/2分周
器5の出力であるクロック1/2CLKをさらに1/2
分周して2:1MUXブロック1および2のクロック入
力に供給する1/2分周器である。
【0062】101はマルチプレクサであり、上述の
2:1MUXブロック1,2,3、可変遅延回路10、
D−フリップフロップ4、1/2分周回路5,5b、モ
ニタ手段20、および制御回路30から構成されてい
る。
【0063】本実施例2のマルチプレクサ101は、上
記実施例1のマルチプレクサにおいて、可変遅延回路1
0を最終出力段であるD−フリップフロップ4のデータ
入力側に設ける代わりに、これを最終出力段であるD−
フリップフロップ4のクロック入力側に設け、該可変遅
延回路10により、最終出力段であるD−フリップフロ
ップ4に入力されるクロック入力を可変値で遅延させる
ようにしたものである。
【0064】なお、本実施例2においては、最終出力段
であるD−フリップフロップ4のクロック入力側に可変
遅延回路10を設けるようにしたが、これは、他の実施
例として、他の出力段を構成するMUXブロックの分周
クロック入力側に、可変遅延回路を設けるようにしても
よい。ただしこの場合、該出力段を構成する全てのD−
フリップフロップの分周クロック入力側に、可変遅延回
路を設けるものとする。
【0065】以下、上記実施例1と同様に、4:1マル
チプレクサである本実施例2の動作について図3を用い
て説明する。
【0066】上記実施例1においては、D−フリップフ
ロップ4に入力する高速クロックCLKとデータ入力S
IG1 間のタイミングが設計値からずれてしまった場合
には、可変遅延回路10に制御回路30から制御信号を
入力して、データ入力SIG1 のタイミングを調節した
データ入力SIG2 を得て、これをD−フリップフロッ
プ4に入力することによって、D−フリップフロップ4
を正常に動作させていたが、本実施例2においては、D
−フリップフロップ4に入力する高速クロックCLKと
データ入力SIG1 間のタイミングがずれた場合、高速
クロックCLKを可変遅延回路10により遅延させて調
整したクロックがD−フリップフロップ4に入力され
て、高速クロックCLKとデータ入力SIG1 との間の
タイミングが設定値に近いタイミングとされることとな
る。
【0067】即ち、まず、高速クロックCLKを分周器
5,5bで分周し、この高速クロックCLKの2分の1
の周波数を持ったクロック1/2CLKとこの高速クロ
ックCLKの4分の1の周波数を持ったクロック1/4
CLKをそれぞれ生成する。第1段の2:1マルチプレ
クサブロック(MUXブロック)1,2でこのクロック
1/4CLKを用いて、4ビット並列データ(3,2,
1,0)を2ビット並列データ(ODD,EVEN)に
変換する。そして、2段目の2:1MUXブロック3で
クロック1/2CLKを用いて、2ビット並列データ
(ODD,EVEN)を直列データSIG1 に変換す
る。つぎに、この直列データSIG1 を最終出力段であ
るD−フリップフロップ4に入力するが、このD−フリ
ップフロップ4は、高速クロックCLKを可変遅延回路
10によりΔTだけ遅延させたものがクロック信号とし
て入力されており、直列データSIG1 をこの遅延させ
た高速クロックと同期させることによりΔTeだけ遅延
して出力させる。そしてこのD−フリップフロップ4に
より得られた,遅延させた高速クロックと同期した直列
データ出力を該マルチプレクサ101の外部に出力す
る。
【0068】ここで、本実施例2のマルチプレクサ10
1においては、予め、テスト用の既知の並列データ
(3,2,1,0)を、実際の使用温度に近い温度に保
った,本実施例2のマルチプレクサ101と同じ構成の
マルチプレクサに入力するとともに、この時の最終出力
段からの出力をモニタ手段20でモニタし、そのモニタ
値がテスト用の並列データから得られる直列データ出力
の期待値と同じ値となるように、制御回路30から出力
される制御信号により、可変遅延回路10における高速
クロックCLKの遅延時間ΔTを調整しておく。即ち、
例えば、上述した従来のマルチプレクサ200において
は、プロセスパラメータ変動や温度変動などによって、
回路を構成する素子等の遅延時間が変動して、D−フリ
ップフロップ4に入力する高速クロックCLKとデータ
入力SIG1 との間のタイミングが設計値からずれてし
まい、D−フリップフロップ4が正常に動作しなくなる
という問題点があった。
【0069】しかるに、本実施例2では、上述したよう
に、可変遅延回路10の遅延時間を予め調整しておくこ
とにより、D−フリップフロップ4に入力する高速クロ
ックCLKとデータ入力SIG1 間のタイミングが設計
値からずれ、D−フリップフロップ4のセットアップタ
イムとホールドタイムとの間にデータ入力SIG1 の変
化点が位置するようになったとしても、このとき上記可
変遅延回路10により高速クロックCLKのタイミング
のずれを調整した遅延高速クロックを作ることにより、
D−フリップフロップ4のセットアップタイムとホール
ドタイムとの間に、D−フリップフロップ4の出力の変
化点が位置しないようにすることができ、最終出力段で
あるD−フリップフロップ4におけるタイミングのずれ
をなくして、マルチプレクサ100を正常に動作させる
ことができる。
【0070】なお、モニタ手段によるモニタ結果に基づ
いて行う制御回路の出力信号の制御は、モニタ結果をも
とに手動で行うようにしてもよいし、他の実施例とし
て、予め、モニタ手段によるモニタ結果に連動させて自
動化できるようにしておいてもよい。
【0071】このように、本発明の実施例2によるマル
チプレクサにおいては、最終出力段であるD−フリップ
フロップ4のクロック入力側に、可変遅延回路10を設
け、この遅延時間を調整して、D−フリップフロップ4
に入力するクロックのタイミングを調節するようにした
から、上記実施態様1と同様に、デバイスパラメータ変
動や温度変動により回路を構成する素子等の遅延時間に
変動が生じ、データ入力,クロック入力,または分周ク
ロック入力にタイミングのずれが生じても、そのモニタ
結果に基づいて制御手段により、これらのずれがなくな
るように、上記可変遅延回路の遅延時間を調整しておく
ことができ、該可変遅延回路を設けた段を構成するD−
フリップフロップを正常に動作させることができる。
【0072】また、本実施例2では、可変遅延回路10
を、互いに異なる段数のバッファ21を有し遅延時間が
相異なる複数の線路210の1つをセレクタ22で選択
するように構成したから、セレクタ22を切り換えるこ
とにより、可変遅延回路10の遅延時間を容易に可変調
整でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じ
ても容易に正常な動作が可能な状態に調整できるマルチ
プレクサを提供できる効果がある。
【0073】実施の形態2. 第4の構成.この発明の実施の形態2によるマルチプレ
クサ(請求項2対応)は、最終出力段である第n段(n
は2以上の自然数)は、入力されるm本(mは2以上の
自然数)の並列データをクロック入力を用いて1本の直
列データに変換する複数のD−フリップフロップ(図1
3の7,8)を有する1個のマルチプレクサブロック
(図10の3)を有するものであり、第h段(h=1,
…,n−1:hは自然数)は、入力されるm本の並列デ
ータを上記クロック入力を分周して得られた分周クロッ
ク入力を用いて1本の直列データに変換する複数のD−
フリップフロップ(図13の7,8)をそれぞれ有する
n-h 個のマルチプレクサブロック(図10の1,2)
を有するものであり、上記第2段ないし第n段のデータ
入力側,上記第1段ないし第n−1段の分周クロック入
力側,または上記第n段のクロック入力側のいずれか
に、データ入力,分周クロック入力,またはクロック入
力を可変の遅延時間で遅延させることのできる可変遅延
回路(図10の10a,10b)を設けるようにしたも
のである。
【0074】第4の構成による作用効果.この発明の実
施の形態2によるマルチプレクサ(請求項2対応)は、
上述のように構成したので、データ入力,クロック入
力,または分周クロック入力のタイミングを上記可変遅
延回路により調整することができ、デバイスパラメータ
変動や温度変動により回路を構成する素子等の遅延時間
に変動が生じ、データ入力,クロック入力,または分周
クロック入力にタイミングのずれが生じても、上記可変
遅延回路によりこのタイミングを調整して、上記可変遅
延回路が設けられた段を構成するD−フリップフロップ
を正常に動作させることができる。
【0075】実施例3.図10は本発明の実施例3によ
るマルチプレクサ(実施の形態2対応)の回路構成を示
すブロック図であり、図において、図1と同一符号は同
一または相当する部分を示しており、1は並列データ3
入力と並列データ1入力がデータ入力に入力される2:
1MUXブロック、2は並列データ2入力と並列データ
0入力がデータ入力に入力される2:1MUXブロッ
ク、10a,10bは2:1MUXブロック1,2から
出力される直列データがそれぞれ入力され、この直列デ
ータをそれぞれ遅延する可変遅延回路であり、可変遅延
回路10と同様に構成され、その入力の遅延時間を可変
値で調整できるものである。
【0076】また、30はこの可変遅延回路10a,1
0bの制御入力に接続された制御回路であり、その遅延
時間を決定する制御信号を出力することにより可変遅延
回路10a,10bを制御する。3は可変遅延回路10
aからの出力データODDと可変遅延回路10bからの
出力データEVENがデータ入力に入力される2:1M
UXブロック、20はこの2:1MUXブロック3の出
力に接続されたモニタ手段であり、この2:1MUXブ
ロック3の直列データ出力をモニタできるとともに、こ
のモニタした値を予め入力されている期待値と比較でき
るものであり、例えば、計測機器や、計測機器とコンピ
ュータとを組み合わせたもの等からなっている。また、
CLKは該マルチプレクサの外部から供給される高速ク
ロック、5bは高速クロックCLKを1/2分周して
2:1MUXブロック1および2のクロック入力に供給
する1/2分周器である。
【0077】102はマルチプレクサであり、上述の
2:1MUXブロック1,2,3、可変遅延回路10
a,10b、1/2分周回路5b、モニタ手段20、お
よび制御回路30から構成されている。
【0078】上記実施例1においては、最終出力段であ
るD−フリップフロップによりクロック入力と直列デー
タとを同期させる構造のマルチプレクサに可変遅延回路
を設けるようにしたが、本実施例3においては、最終出
力段である第n段(nは2以上の自然数)は、入力され
るm本(mは2以上の自然数)の並列データをクロック
入力を用いて1本の直列データに変換する1個のm:1
MUXブロックを有するものであり、第h段(h=1,
…,n−1:hは自然数)は、入力されるm本の並列デ
ータを上記クロック入力を分周して得られた分周クロッ
ク入力を用いて1本の直列データに変換するmn-h 個の
m:1MUXブロックを有するマルチプレクサにおい
て、その最終出力段,即ち第n段のm:1MUXブロッ
クのデータ入力側に可変遅延回路を設けるようにしたも
のである。
【0079】なお、本実施例3においては、出力段を構
成するMUXブロック3のデータ入力側に、可変遅延回
路10a,10bを設けるようにしたが、これは他の実
施例として、上記実施例2におけると同様に、いずれの
出力段のMUXブロックのクロック入力側,または分周
クロック入力側に、可変遅延回路を設けるようにしても
よい。ただし、この場合、可変遅延回路は、その出力段
を構成する全てのD−フリップフロップのクロック入力
側,または分周クロック入力側に設けるものとする。
【0080】また、本実施例3においては、特に最終出
力段のマルチプレクサブロックのデータ入力側に、可変
遅延回路を設けるようにしたが、これは他の実施例とし
て、第1段を除く他の出力段のマルチプレクサブロック
のデータ入力側に、可変遅延回路を設けるようにしても
よい。ただし、この場合、該可変遅延回路は、その出力
段を構成する全てのD−フリップフロップのデータ入力
側に設けるものとする。
【0081】以下、上記実施例1と同様に、4:1マル
チプレクサである本実施例3の動作について図10を用
いて説明する。上記実施例1においては、最終出力段で
あるD−フリップフロップ4によりクロックCLKと直
列データSIG1 とを同期させる構造を有するマルチプ
レクサに可変遅延回路10を設けるようにしたが、本実
施例3は、最終出力段が2:1MUXブロック3である
構造を有し、マルチプレクサ102の最終出力段の2:
1MUXブロック3のデータ入力側に可変遅延回路10
a,10bを設けるようにしたものである。
【0082】即ち、まず、高速クロックCLKを分周器
5bで分周し、この高速クロックCLKの2分の1の周
波数を持ったクロック1/2CLKを生成する。第1段
の2:1マルチプレクサブロック(MUXブロック)
1,2でこのクロック1/2CLKを用いて、4ビット
並列データ(3,2,1,0)を2ビット並列データに
変換する。そして、この2ビットの並列データを、可変
遅延回路10a,10bにより遅延させた2ビット並列
データ(ODD,EVEN)を生成し、これらを2:1
MUXブロック3により直列データに変換し、これを最
終出力として外部に出力する。
【0083】ここで、本実施例3のマルチプレクサ10
2においては、予め、テスト用の既知の並列データ
(3,2,1,0)を、実際の使用温度に近い温度に保
った,本実施例3のマルチプレクサ102と同じ構成の
マルチプレクサに入力するとともに、この時の最終出力
段からの出力をモニタ手段20でモニタし、そのモニタ
値がテスト用の並列データから得られる直列データ出力
の期待値と同じ値となるように、制御回路30から出力
される制御信号により、可変遅延回路10a,10bに
おける2:1MUXブロック1,2の出力データの遅延
時間を調整しておく。即ち、例えば、上述した従来のマ
ルチプレクサ200においては、プロセスパラメータ変
動や温度変動などによって、回路を構成する素子等の遅
延時間が変動して、2:1MUXブロック3に入力する
高速CLKと並列データ(ODD,EVEN)との間の
タイミングが設計値からずれてしまうという問題点があ
った。
【0084】しかるに、本実施例3では、上述したよう
に、可変遅延回路10の遅延時間を予め調整しておくこ
とにより、2:1MUXブロック3に入力する高速CL
Kと並列データ(ODD,EVEN)との間のタイミン
グが設計値からずれ、2:1MUXブロック3の切り替
えタイミングの間に並列データ(ODD,EVEN)の
変化点が位置するようになったとしても、このとき上記
可変遅延回路10a,10bにより並列データのタイミ
ングのずれを調整した遅延並列データ(ODD,EVE
N)を作ることにより、2:1MUXブロック3の切り
替えタイミングの間に、並列データ(ODD,EVE
N)の変化点が位置しないようにすることができ、最終
出力段である2:1MUXブロック3におけるタイミン
グのずれをなくして、マルチプレクサ102を正常に動
作させることができる。
【0085】なお、モニタ手段によるモニタ結果に基づ
いて行う制御回路の出力信号の制御は、モニタ結果をも
とに手動で行うようにしてもよいし、他の実施例とし
て、予め、モニタ手段によるモニタ結果に連動させて自
動化できるようにしておいてもよい。
【0086】このように、この発明の実施例3によるマ
ルチプレクサにおいては、最終出力段である2:1MU
Xブロック3のデータ入力側に、可変遅延回路10a,
10bを設け、この遅延時間を調整して、2:1MUX
ブロック3に入力するデータのタイミングを調節するよ
うにしたから、上記実施例1と同様に、デバイスパラメ
ータ変動や温度変動により回路を構成する素子等の遅延
時間に変動が生じ、データ入力,クロック入力,または
分周クロック入力にタイミングのずれが生じても、その
モニタ結果に基づいて制御手段により、これらのずれが
なくなるように、上記可変遅延回路の遅延時間を調整し
ておくことができ、該可変遅延回路を設けた段を構成す
るD−フリップフロップを正常に動作させることができ
る。
【0087】また、本実施例3では、可変遅延回路10
を、互いに異なる段数のバッファ21を有し遅延時間が
相異なる複数の線路210の1つをセレクタ22で選択
するように構成したから、セレクタ22を切り換えるこ
とにより、可変遅延回路10の遅延時間を容易に可変調
整でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じ
ても容易に正常な動作が可能な状態に調整できるマルチ
プレクサを提供できる効果がある。
【0088】実施の形態3. 第5の構成.この発明の実施の形態3によるデマルチプ
レクサ(請求項7対応)は、第1段は、入力される一本
の直列データとクロック入力とを同期させて出力するリ
タイミング用D−フリップフロップ(図4の14)を有
するものであり、第i段(i=2,…,n:iは自然
数,nは2以上の自然数)は、入力される1本の直列デ
ータを上記クロック入力を分周して得られた分周クロッ
ク入力を用いてm本(mは2以上の自然数)の並列デー
タに変換する複数のD−フリップフロップ(図16の
7,8)をそれぞれ有するmi-2 個のデマルチプレクサ
ブロック(図4の13,11,12)を有するものであ
り、上記第i段のmi-2 個の各デマルチプレクサブロッ
クは、その前段から出力される複数のデータのうちの1
本が、これに1本の直列データとして入力されるよう、
前段と接続されており、上記第2段ないし第n段のデー
タ入力側,上記第2段ないし第n段の分周クロック入力
側,または上記第1段のクロック入力側のいずれかに、
データ入力,分周クロック入力,またはクロック入力を
可変の遅延時間で遅延させることのできる可変遅延回路
10を設けるようにしたものである。
【0089】第5の構成による作用効果.この発明の実
施の形態3によるデマルチプレクサ(請求項7対応)
は、上述のように構成したので、データ入力,クロック
入力,または分周クロック入力のタイミングを上記可変
遅延回路により調整することができ、回路を構成する素
子等の遅延時間に変動が生じ、データ入力,クロック入
力,または分周クロック入力にタイミングのずれが生じ
ても、上記可変遅延回路によりこのタイミングを調整し
て、上記可変遅延回路が設けられた段を構成するD−フ
リップフロップを正常に動作させることができる。
【0090】第6の構成.この発明の実施の形態3によ
るデマルチプレクサ(請求項9対応)は、上記最終出力
段である第n段のデータ出力側に設けられた、該第n段
のデータ出力をモニタするモニタ手段(図4の20)
と、上記可変遅延回路(図4の10)に接続され、上記
モニタ手段(図4の20)により得られたモニタ結果に
基づいて、上記可変遅延回路(図4の10)の遅延時間
を調整するための制御信号を出力する制御手段(図4の
30)とを備えるようにしたものである。
【0091】第6の構成による作用効果.この発明の実
施の形態3によるデマルチプレクサ(請求項9対応)
は、上述のように構成したので、デバイスパラメータ変
動や温度変動により回路を構成する素子等の遅延時間に
変動が生じ、データ入力,クロック入力,または分周ク
ロック入力にタイミングのずれが生じても、これらのず
れをモニタ手段によりモニタし、このモニタ結果に基づ
いて制御手段を制御して、これらのずれがなくなるよう
に、上記可変遅延回路の遅延時間を調整しておくことが
でき、正常な動作が可能なマルチプレクサを提供できる
効果がある。
【0092】第7の構成.この発明の実施態様3による
デマルチプレクサ(請求項10対応)は、上記可変遅延
回路(図4の10)を、並列に配置された互いに異なる
段数のバッファ(図7の21)を有する遅延時間の異な
る複数の線路(図7の210)と、該複数の線路(図7
の210)と上記制御手段(図4の30)とに接続さ
れ、上記制御手段(図4の30)から出力される制御信
号により上記複数の線路(図7の210)の1つを選択
するセレクタ(図7の22)とにより構成されているよ
うにしたものである。
【0093】第7の構成による作用効果.この発明の実
施態様3によるデマルチプレクサ(請求項10対応)
は、上述のように構成したので、セレクタを切り換える
ことにより、可変遅延回路の遅延時間を容易に可変調整
でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じて
も容易に正常な動作が可能な状態に調整できるマルチプ
レクサを提供できる効果がある。
【0094】実施例4.図4は本発明の第4の実施例に
よるデマルチプレクサ(実施の形態3対応)の回路構成
を示すブロック図であり、図において、図15と同一符
号は同一又は相当する部分を示しており、14は直列デ
ータ入力がデータ入力に入力されるD−フリップフロッ
プ、10は入力信号の遅延時間を可変値で調整できる可
変遅延回路であり、D−フリップフロップ14から出力
される直列データSIG1を遅延する。30は可変遅延
回路10の制御入力と接続された制御回路であり、その
遅延時間を決定する制御信号を出力することにより可変
遅延回路10を制御する。
【0095】13は可変遅延回路10から出力される直
列データSIG2がデータ入力に入力されこれを2ビッ
トの並列データ(ODD,EVEN)に変換する1:2
デマルチプレクサ(DEMUX)ブロック、11,12
は2ビットの並列データ(ODD,EVEN)が入力さ
れこれを4ビットの並列データ(3,1,2,0)に変
換する1:2DEMUXブロック、20は最終出力段で
ある1:2DEMUXブロック11,12の出力をモニ
タできるとともに、このモニタした値を予め入力されて
いる期待値と比較できるモニタ手段、15は該デマルチ
プレクサの外部から入力され、D−フリップフロップ1
4のクロック入力に供給される高速クロックCLK、1
5は高速クロックCLKを1/2分周し、1:2DEM
UXブロック13のクロック入力に供給する1/2分周
器、15bはこの1/2分周器15の出力であるクロッ
ク1/2CLKをさらに1/2分周したクロック1/4
CLKを1:2DEMUXブロック11,12のクロッ
ク入力に供給する1/2分周器である。
【0096】300はデマルチプレクサであり、上述の
D−フリップフロップ14、可変遅延回路10、制御回
路30、1:2DEMUXブロック13,11,12、
モニタ手段20、1/2分周器15,15bから構成さ
れている。
【0097】本実施例4は、図20に示したような従来
の、第1段は、入力される一本の直列データとクロック
入力とを同期させて出力するリタイミング用D−フリッ
プフロップ14を有し、第i段(i=2,…,n:iは
自然数,nは2以上の自然数)は、入力される1本の直
列データを上記クロック入力を(i−1)個の分周器1
5aを用いて分周して得られた分周クロック入力を用い
てm本(mは2以上の自然数)の並列データに変換する
i-2 個の1:mDEMUXブロック13aを有するデ
マルチプレクサにおいて、最終出力段の1:mDEMU
Xブロック13aの出力をモニタできるモニタ手段を設
けるととともに、第1段のD−フリップフロップ14の
データ出力側,即ち、第2段目の1:mDEMUXブロ
ック13aのデータ入力側に可変遅延回路10を配置
し、該可変遅延回路10を上記モニタ結果に基づき制御
回路30から出力される制御信号により制御して、その
遅延時間を可変値で調整するようにしたものである。
【0098】ここでは、特に、上記図15に示したよう
な従来の1:4デマルチプレクサであるデマルチプレク
サ400において、その最終出力段の1:2DEMUX
ブロック11,12の出力をモニタ手段20によりモニ
タできるようにするとともに、第2段の1:2DEMU
Xブロック13のデータ入力側に可変遅延回路10を配
置し、該可変遅延回路10を制御回路30から出力され
る制御信号により制御して、その遅延時間を可変値で調
整するようにしたものについて説明を行うが、上記のよ
うな従来の1:mDEMUXブロックにより構成される
n段構成のデマルチプレクサに適用した場合においても
動作原理は同様のものであり、同様の効果を奏するもの
である。
【0099】また、図5は本実施例4によるデマルチプ
レクサ300のタイミングチャートを示す図であり、図
5(a) 〜(c) は図17(a) 〜(c) に相当するタイミン
グ、図5(e) 〜(l) はそれぞれ図17(d) 〜(k) に相当
するタイミングを示し、図5(d) は可変遅延回路10か
ら出力される直列データSIG2 のタイミングを示して
いる。図5において、図17と同一符号は同一または相
当する部分を示しており、ΔTは可変遅延回路10内の
遅延時間である。
【0100】次に、本実施例4のデマルチプレクサの動
作について説明する。分周器15,15bはそれぞれ、
高速クロックCLKからその2分の1の周波数を持った
クロック1/2CLKと、上記高速クロックCLKの4
分の1の周波数を持ったクロック1/4CLKを生成す
る。D−フリップフロップ14は、デマルチプレクサ3
00に入力された直列データから高速クロックCLKに
同期した直列データSIG1 を出力する。この直列デー
タSIG1 を可変遅延回路10によりΔTだけ遅延させ
て直列データSIG2 として出力し、この直列データS
IG2 を次段の1:2DEMUXブロック13で2ビッ
ト並列データ(ODD,EVEN)に変換し、最後に、
最終段の1:2DEMUXブロック11,12で、2ビ
ット並列データ(ODD,EVEN)を4ビット並列デ
ータ(3,2,1,0)に変換して外部に出力する。
【0101】ここで、本実施例4のデマルチプレクサ3
00においては、予め、テスト用の既知の直列データを
実際の使用温度と近い温度に保持したデマルチプレクサ
300に流すとともに、この時の最終出力段からの出力
をモニタ手段20でモニタし、そのモニタ値がテスト用
の直列データにより得られるデータ出力の期待値と同じ
値となるように、制御回路30の出力を調整して、可変
遅延回路10におけるデータの遅延時間ΔTを調整して
おく。例えば上述した従来のデマルチプレクサ400に
おいては、プロセスパラメータ変動や温度変動などによ
って、回路を構成する素子等の遅延時間の変動により、
1:2DEMUXブロック13に入力する直列データS
IG1 とクロック1/2CLKとの間のタイミングが設
計値からずれてしまい、1:2DEMUXブロック13
を構成するD−フリップフロップ7,8が正常に動作し
なくなるという問題点があったが、本実施例4のよう
に、可変遅延回路10の遅延時間を予め調整しておくこ
とにより、1:2DEMUXブロック13に入力するク
ロック1/2CLKとデータ入力SIG1 間のタイミン
グが設計値からずれ、1:2DEMUXブロック13を
構成するD−フリップフロップ7,8のセットアップタ
イムとホールドタイムとの間にデータ入力SIG1 の変
化点が位置するようになったとしても、可変遅延回路1
0により直列データSIG1 のタイミングのずれを調整
した直列データSIG2 を作ることにより、1:2DE
MUXブロック13内のD−フリップフロップ7,8の
セットアップタイムとホールドタイムとの間にデータ入
力SIG2 の変化点が位置しないようにして、第2段で
ある1:2DEMUXブロック13に入力されるデータ
入力SIG2 とクロック1/2CLKとのタイミングの
ずれをなくして、デマルチプレクサ300を正常に動作
させることができる。なお、モニタ手段によるモニタ結
果に基づく制御回路の出力制御は、モニタ結果をもとに
手動で行うようにしてもよいし、予め、モニタ手段の結
果と連動させて自動化できるようにしておいてもよい。
【0102】このように、この発明の実施例4によるマ
ルチプレクサにおいては、第1段は、入力される一本の
直列データとクロック入力とを同期させて出力するリタ
イミング用D−フリップフロップを有するものであり、
第i段(i=2,…,n:iは自然数,nは2以上の自
然数)は、入力される1本の直列データを上記クロック
入力を分周して得られた分周クロック入力を用いてm本
(mは2以上の自然数)の並列データに変換する複数の
D−フリップフロップをそれぞれ有するmi-2個のデマ
ルチプレクサブロックを有するものであり、上記第i段
のmi-2 個の各デマルチプレクサブロックは、その前段
から出力される複数のデータのうちの1本が、これに1
本の直列データとして入力されるよう、前段と接続され
ており、上記第2段ないし第n段のデータ入力側,上記
第2段ないし第n段の分周クロック入力側,または上記
第1段のクロック入力側のいずれかに、データ入力,分
周クロック入力,またはクロック入力を可変の遅延時間
で遅延させることのできる可変遅延回路を設けるように
したから、データ入力,クロック入力,または分周クロ
ック入力のタイミングを上記可変遅延回路により調整す
ることができ、回路を構成する素子等の遅延時間に変動
が生じ、データ入力,クロック入力,または分周クロッ
ク入力にタイミングのずれが生じても、上記可変遅延回
路によりこのタイミングを調整して、上記可変遅延回路
が設けられた段を構成するD−フリップフロップを正常
に動作させることができる。
【0103】即ちより具体的には、本実施例4では、第
2段目の1:2DEMUXブロック13のデータ入力側
に可変遅延回路10を設け、最終出力段のデマルチプレ
クサ11,12の出力をモニタ手段20によりモニタし
た値をもとに制御回路30を制御して可変遅延回路10
の遅延時間を調整し、該可変遅延回路10によりD−フ
リップフロップ14から出力される直列データSIG1
のタイミングを調整するようにしたから、デバイスパラ
メータ変動や温度変動などにより回路を構成する素子等
の遅延時間に変動が発生しても、可変遅延回路10によ
りタイミングを調整した直列データにより、第2段目の
1:2デマルチプレクサ13を構成するD−フリップフ
ロップを正常に動作させることができ、遅延時間変動が
発生しても正常な動作が可能なデマルチプレクサを提供
できる効果がある。
【0104】また、本実施例4では、可変遅延回路10
を、互いに異なる段数のバッファ21を有し遅延時間が
相異なる複数の線路210の1つをセレクタ22で選択
するように構成したから、セレクタ22を切り換えるこ
とにより、可変遅延回路10の遅延時間を容易に可変調
整でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じ
ても容易に正常な動作が可能な状態に調整できるデマル
チプレクサを提供できる効果がある。
【0105】なお、本実施例4においては、第2段目の
1:2DEMUXブロック13のデータ入力側に可変遅
延回路10を設けるようにしたが、本発明は第1段を除
く他の出力段を構成するDEMUXブロックのデータ入
力側に可変遅延回路を設けるようにしてもよく、このよ
うな場合においても上記実施例4と同様の効果を奏す
る。ただしこの場合、可変遅延回路は、その出力段を構
成する全てのD−フリップフロップのデータ入力側に設
ける必要がある。
【0106】実施例5.図6は本発明の実施例5による
デマルチプレクサ(実施の形態3対応)の回路構成を示
すブロック図であり、図において、図15と同一符号は
同一又は相当する部分を示しており、14は直列データ
入力が入力されるD−フリップフロップ、13はD−フ
リップフロップ14から出力される直列データSIG1
がデータ入力に入力されこれを2ビットの並列データ
(ODD,EVEN)に変換する1:2デマルチプレク
サDEMUXブロック、11,12は2ビットの並列デ
ータ(ODD,EVEN)がデータ入力に入力されこれ
を4ビットの並列データ(3,1,2,0)に変換する
1:2DEMUXブロック、20は最終出力段である
1:2DEMUXブロック11,12の出力をモニタで
きるとともに、このモニタした値を予め入力されている
期待値と比較できるモニタ手段、15は該デマルチプレ
クサの外部から入力され、D−フリップフロップ14の
クロック入力に供給される高速クロックCLKを1/2
分周する1/2分周器、10は入力信号の遅延時間を可
変値で調整できる可変遅延回路であり、1/2分周器1
5から出力されるクロック1/2CLKを遅延し、1:
2DEMUXブロック13のクロック入力に供給する。
30は可変遅延回路10の制御入力と接続された制御回
路であり、その遅延時間を決定する制御信号を出力する
ことにより可変遅延回路10を制御する。15bは1/
2分周器15から出力されるクロック1/2CLKをさ
らに1/2分周して1:2DEMUXブロック11,1
2のクロック入力に供給する1/2分周器である。
【0107】301はデマルチプレクサであり、上述の
D−フリップフロップ14、可変遅延回路10、制御回
路30、1:2DEMUXブロック11,12,13、
モニタ手段20、1/2分周器15,15bから構成さ
れている。
【0108】本実施例5のデマルチプレクサ301は、
上記実施例4のデマルチプレクサにおいて、可変遅延回
路を第2段目の1:mDEMUXブロック13のデータ
入力側に設ける代わりに、第2段目の1:mDEMUX
ブロック13のクロック入力側に設け、該可変遅延回路
により、第2段目の1:mDEMUXブロックに入力さ
れる分周クロック入力を可変値で遅延させるようにした
ものである。
【0109】以下、上記実施例4と同様に、1:4DE
MUXブロックである本実施例5の動作について図6を
用いて説明する。上記実施例4においては、1:2DE
MUXブロック13に入力するクロック1/2CLKと
データ入力SIG1 とのタイミングが設計値からずれて
しまった場合には、可変遅延回路10に制御回路30か
ら制御信号を入力し、D−フリップフロップ14から出
力する直列データのタイミングを調整することによっ
て、1:2DEMUXブロック13を正常に動作させて
いたが、本実施例5においては、1:2DEMUXブロ
ック13に入力するクロック1/2CLKとデータ入力
SIG1 間のタイミングがずれた場合、クロック1/2
CLKを可変遅延回路10により遅延させて調整したク
ロックを1:2DEMUXブロック13のクロック入力
に入力することにより、クロック1/2CLKとデータ
入力SIG2 間のタイミングを設定値に近いタイミング
にすることができる。
【0110】即ち、分周器15,15bはそれぞれ、高
速クロックCLKから2分の1の周波数を持ったクロッ
ク1/2CLKと上記高速クロックCLKの4分の1の
周波数を持ったクロック1/4CLKを生成する。D−
フリップフロップ14は、デマルチプレクサ301に入
力された直列データから高速クロックCLKに同期した
直列データSIG1 を出力する。この直列データSIG
1 を次段の1:2DEMUXブロック13に入力する
が、この1:2DEMUXブロック13はクロック1/
2CLKを可変遅延回路10によりΔTだけ遅延させた
ものがクロック信号として入力されており、1:2DE
MUXブロック13でこの遅延されたクロック1/2C
LKに同期して直列データSIG1 を2ビット並列デー
タ(ODD,EVEN)に変換し、最後に、最終段の
1:2DEMUXブロック11,12で、2ビット並列
データ(ODD,EVEN)を4ビット並列データ
(3,2,1,0)に変換して出力する。
【0111】ここで、本実施例5のデマルチプレクサ3
01においては、予め、テスト用の既知の直列データを
実際の使用温度と近い温度に保持したデマルチプレクサ
301に流すとともに、この時の最終出力段からの出力
をモニタ手段20でモニタし、そのモニタ値がテスト用
の直列データにより得られるデータ出力の期待値と同じ
値となるように、制御回路30の出力を調整して、可変
遅延回路10におけるデータの遅延時間ΔTを調整して
おく。例えば上述した従来のデマルチプレクサ400に
おいては、プロセスパラメータ変動や温度変動などによ
って、回路を構成する素子等の遅延時間の変動により、
1:2DEMUXブロック13に入力する直列データS
IG1 とクロック1/2CLKとの間のタイミングが設
計値からずれてしまい、1:2DEMUXブロック13
を構成するD−フリップフロップ7,8が正常に動作し
なくなるという問題点があったが、本実施例5のよう
に、可変遅延回路10の遅延時間を予め調整しておくこ
とにより、1:2DEMUXブロック13に入力するク
ロック1/2CLKとデータ入力SIG1 間のタイミン
グが設計値からずれ、1:2DEMUXブロック13を
構成するD−フリップフロップ7,8のセットアップタ
イムとホールドタイムとの間にデータ入力SIG1 の変
化点が位置するようになったとしても、可変遅延回路1
0によりクロック1/2CLKのタイミングのずれを調
整した遅延1/2CLKを作ることにより、1:2DE
MUXブロック13内のD−フリップフロップ7,8の
セットアップタイムとホールドタイムとの間にデータ入
力SIG1の変化点が位置しないようにして、第2段で
ある1:2DEMUXブロック13に入力されるデータ
入力SIG1とクロック1/2CLKとのタイミングの
ずれをなくして、デマルチプレクサ301を正常に動作
させることができる。なお、モニタ手段によるモニタ結
果に基づく制御回路の出力制御は、モニタ結果をもとに
手動で行うようにしてもよいし、予め、モニタ手段の結
果と連動させて自動化できるようにしておいてもよい。
【0112】このように、この発明の実施例5によるマ
ルチプレクサにおいては、第2段目の1:2DEMUX
ブロック13のクロック入力側に可変遅延回路10を設
け、最終出力段のデマルチプレクサ11,12の出力を
モニタ手段20によりモニタした値をもとに制御回路3
0を制御して可変遅延回路10の遅延時間を調整し、該
可変遅延回路10により1/2分周器10から出力され
るクロック1/2CLKのタイミングを調整するように
したから、デバイスパラメータ変動や温度変動などによ
り回路を構成する素子等の遅延時間に変動が発生して
も、可変遅延回路10によりタイミングを調整した直列
データにより、第2段目の1:2デマルチプレクサ13
を構成するD−フリップフロップを正常に動作させるこ
とができ、遅延時間変動が発生しても正常な動作が可能
なデマルチプレクサを提供できる効果がある。
【0113】また、本実施例5では、可変遅延回路10
を、互いに異なる段数のバッファ21を有し遅延時間が
相異なる複数の線路210の1つをセレクタ22で選択
するように構成したから、セレクタ22を切り換えるこ
とにより、可変遅延回路10の遅延時間を容易に可変調
整でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じ
ても容易に正常な動作が可能な状態に調整できるデマル
チプレクサを提供できる効果がある。
【0114】なお、本実施例5においては、第2段目の
1:2DEMUXブロック13の分周クロック入力側に
可変遅延回路10を設けるようにしたが、本発明は他の
出力段を構成する1:2DEMUXブロックのクロック
入力側,または分周クロック入力側に可変遅延回路を設
ける場合においても適用できるものであり、このような
場合においても上記実施例4と同様の効果を奏する。た
だし、この場合、可変遅延回路をその出力段を構成する
全てのD−フリップフロップのクロック入力側,または
分周クロック入力側に設ける必要がある。
【0115】実施の形態4. 第8の構成.この発明の実施の形態4によるデマルチプ
レクサ(請求項8対応)は、第1段は、入力される1本
の直列データをクロック入力を用いてm本(mは2以上
の自然数)の並列データに変換する複数のD−フリップ
フロップ(図16の7,8)を有する1個のデマルチプ
レクサブロック(図11の13)を有するものであり、
第k段(k=2,…,n:kは自然数,nは2以上の自
然数)は、入力される1本の直列データを上記クロック
入力を分周して得られた分周クロック入力を用いてm本
(mは2以上の自然数)の並列データに変換する複数の
D−フリップフロップ(図16の7,8)をそれぞれ有
するmk-1 個のデマルチプレクサブロック(図11の1
1,12)を有するものであり、上記第2段ないし第n
段のデータ入力側,上記第2段ないし第n段の分周クロ
ック入力側,または上記第1段のクロック入力側のいず
れかに、データ入力,分周クロック入力,またはクロッ
ク入力を可変の遅延時間で遅延させることのできる可変
遅延回路10a,10bを設けるようにしたものであ
る。
【0116】第8の構成による作用効果.この発明の実
施の形態4によるデマルチプレクサ(請求項8対応)
は、上述のように構成したので、データ入力,クロック
入力,または分周クロック入力のタイミングを上記可変
遅延回路により調整することができ、回路を構成する素
子等の遅延時間に変動が生じ、データ入力,クロック入
力,または分周クロック入力にタイミングのずれが生じ
ても、上記可変遅延回路によりこのタイミングを調整し
て、上記可変遅延回路が設けられた段を構成するD−フ
リップフロップを正常に動作させることができる。
【0117】実施例6.図11は本発明の第6の実施例
によるデマルチプレクサ(実施の形態4対応)の回路構
成を示すブロック図であり、図において、図6と同一符
号は同一または相当する部分を示しており、13は直列
データ入力が出た入力に入力されこれを2ビットの並列
データ(ODD,EVEN)に変換する1:2デマルチ
プレクサDEMUXブロック、10a,10bは1:2
DEMUXブロック13から出力される2ビットの並列
データ(ODD、EVEN)が入力され、これらのデー
タをそれぞれ遅延する可変遅延回路であり、可変遅延回
路10と同様に構成され、その入力の遅延時間を可変値
で調整できるものである。また、30は可変遅延回路1
0a,10bの制御入力と接続された制御回路であり、
その遅延時間を決定する制御信号を出力することにより
可変遅延回路10a,10bを制御する。11,12は
可変遅延回路10a,10bにより遅延された2ビット
の並列データをデータ入力としこれを4ビットの並列デ
ータ(3,1,2,0)に変換する1:2DEMUXブ
ロック、20は最終出力段である1:2DEMUXブロ
ック11,12の出力をモニタできるとともに、このモ
ニタした値を予め入力されている期待値と比較できるモ
ニタ手段、15bは該デマルチプレクサの外部から入力
され、1:2DEMUXブロック13のクロック入力に
供給される高速クロックCLKを1/2分周して1:2
DEMUXブロック11,12のクロック入力に供給す
る1/2分周器である。
【0118】302はデマルチプレクサであり、上述の
可変遅延回路10a,10b、制御回路30、1:2D
EMUXブロック11,12,13、モニタ手段20、
1/2分周器15bから構成されている。
【0119】本実施例6のデマルチプレクサ302は、
上記実施例4のデマルチプレクサにおいて、可変遅延回
路を第2段目の1:mDEMUXブロック13のデータ
入力側に設ける代わりに、第2段目の1:mDEMUX
ブロック11,12のデータ入力側に設け、該可変遅延
回路により、第2段目の1:mDEMUXブロックに入
力されるデータ入力を可変値で遅延させるようにしたも
のである。
【0120】以下、上記実施例4と同様の4:1デマル
チプレクサについて図11を用いて説明する。上記実施
例4においては、第1段であるD−フリップフロップ1
4により高速クロックCLKと該D−フリップフロップ
14に入力された直列データとを同期させる構造を備え
たデマルチプレクサに可変遅延回路10を設けるように
したが、本実施例6においては、図11に示すように、
第1段として1:2DEMUXブロック13を備えた構
造のデマルチプレクサ302の第2段目の1:2DEM
UXブロック11,12のデータ入力側に可変遅延回路
10a,10bを設けるようにしたものである。
【0121】即ち、第1段の1:2DEMUXブロック
13は、直列データ入力を高速クロックCLKに同期し
て2ビットの並列データ(ODD,EVEN)に変換す
る。
【0122】この2ビットの並列データは可変遅延回路
10a,10bにより遅延されて次段の1:2DEMU
Xブロック11,12に入力されるが、この1:2DE
MUXブロック11,12は分周器15bで生成された
高速クロックCLKの2分の1の周波数を持ったクロッ
ク1/2CLKがクロック信号として入力されており、
このクロック1/2CLKに同期して、遅延された2ビ
ットの並列データを4ビット並列データ(3,2,1,
0)に変換し、これを最終出力として外部に出力する。
【0123】ここで、本実施例6のデマルチプレクサ3
02においては、予め、テスト用の既知の直列データを
実際の使用温度と近い温度に保持したデマルチプレクサ
302に流すとともに、この時の最終出力段からの出力
をモニタ手段20でモニタし、そのモニタ値がテスト用
の直列データにより得られるデータ出力の期待値と同じ
値となるように、制御回路30の出力を調整して、可変
遅延回路10a,10bにおけるデータの遅延時間ΔT
を調整しておく。例えば上述した従来のデマルチプレク
サ400においては、プロセスパラメータ変動や温度変
動などによって、回路を構成する素子等の遅延時間の変
動により、1:2DEMUXブロック13に入力する直
列データSIG1 とクロック1/2CLKとの間のタイ
ミングが設計値からずれてしまい、1:2DEMUXブ
ロック11,12を構成するD−フリップフロップ7,
8が正常に動作しなくなるという問題点があったが、本
実施例6のように、可変遅延回路10a,10bの遅延
時間を予め調整しておくことにより、1:2DEMUX
ブロック11,12に入力する2ビットの並列データと
クロック1/2CLK間のタイミングが設計値からず
れ、1:2DEMUXブロック11,12を構成するD
−フリップフロップ7,8のセットアップタイムとホー
ルドタイムとの間に2ビットデータの変化点が位置する
ようになったとしても、可変遅延回路10a,10bに
より2ビットデータとクロック1/2CLKのタイミン
グのずれを調整した遅延2ビットデータを作ることによ
り、1:2DEMUXブロック11,12内のD−フリ
ップフロップ7,8のセットアップタイムとホールドタ
イムとの間に2ビットデータの変化点が位置しないよう
にして、第2段である1:2DEMUXブロック11,
12に入力される2ビットデータとクロック1/2CL
Kとのタイミングのずれをなくして、デマルチプレクサ
302を正常に動作させることができる。なお、モニタ
手段によるモニタ結果に基づく制御回路の出力制御は、
モニタ結果をもとに手動で行うようにしてもよいし、予
め、モニタ手段の結果と連動させて自動化できるように
しておいてもよい。
【0124】このように、この発明の実施例6によるデ
マルチプレクサにおいては、第2段目の1:2DEMU
Xブロック11,12のデータ入力側に可変遅延回路1
0a,10bを設け、最終出力段のデマルチプレクサ1
1,12の出力をモニタ手段20によりモニタした値を
もとに制御回路30を制御して可変遅延回路10a,1
0bの遅延時間を調整し、該可変遅延回路10a,10
bにより1:2DEMUXブロック13から出力される
2ビット並列データのタイミングを調整するようにした
から、デバイスパラメータ変動や温度変動などにより回
路を構成する素子等の遅延時間に変動が発生しても、可
変遅延回路10a,10bによりタイミングを調整した
並列データにより、第2段目の1:2デマルチプレクサ
11,12を構成するD−フリップフロップを正常に動
作させることができ、遅延時間変動が発生しても正常な
動作が可能なデマルチプレクサを提供できる効果があ
る。
【0125】なお、本実施例6においては、出力段を構
成するDEMUXブロック11,12のデータ入力側に
可変遅延回路10a,10bを設けるようにしたが、上
記実施例5と同様に、いずれの出力段を構成するDEM
UXブロックのクロック入力側,または分周クロック入
力側に可変遅延回路を設けるようにしてもよく、このよ
うな場合においても本実施例6と同様の効果を奏する。
ただし、この場合、可変遅延回路は、その出力段を構成
する全てのD−フリップフロップのクロック入力側,ま
たは分周クロック入力側に設ける必要がある。
【0126】また、本実施例6においては、第2段のD
EMUXブロック11,12のデータ入力側に可変遅延
回路10a,10bを設けるようにしたが、第1段を除
く他の出力段のデータ入力側に可変遅延回路を設けるよ
うにしてもよく、このような場合においても上記実施例
6と同様の効果を奏する。ただし、この場合、可変遅延
回路は、その出力段を構成する全てのD−フリップフロ
ップのデータ入力側に設ける必要がある。
【0127】また、本実施例6では、可変遅延回路10
を、互いに異なる段数のバッファ21を有し遅延時間が
相異なる複数の線路210の1つをセレクタ22で選択
するように構成したから、セレクタ22を切り換えるこ
とにより、可変遅延回路10の遅延時間を容易に可変調
整でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じ
ても容易に正常な動作が可能な状態に調整できるマルチ
プレクサを提供できる効果がある。
【0128】実施の形態5. 第9の構成.本発明の実施の形態5によるマルチプレク
サ(請求項5対応)は、上記可変遅延回路(図1,図
3,図10の10)を、上記制御手段(図1,図3,図
10の30)に接続され、上記制御手段(図1,図3,
図10の30)からの制御信号により遅延時間が変化す
る少なくとも1つ以上の可変遅延バッファ(図8の4
1)により構成されているようにしたものである。
【0129】第9の構成による作用効果.本発明の実施
の形態5によるマルチプレクサ(請求項5対応)は、上
述のように構成したので、制御信号を変化させることに
より、可変遅延バッファの遅延時間を変化させて、可変
遅延回路の遅延時間を容易に可変調整でき、回路を構成
する素子等の遅延時間に変動が生じても容易に正常な動
作が可能な状態に調整できるマルチプレクサを提供でき
る。
【0130】第10の構成.本発明の実施の形態5によ
るマルチプレクサ(請求項6対応)は、上記可変遅延バ
ッファ(図8の41)を、上記制御手段(図1,図3,
図10の30)からの制御信号でその内部に設けられた
電流源トランジスタ(図9の50,51)のゲート電圧
を調整することにより、遅延時間が調整されるソースフ
ォロワバッファ(図9の52,53)よりなるようにし
たものである。
【0131】第10の構成による作用効果.本発明の実
施の形態5によるマルチプレクサ(請求項6対応)は、
上述のように構成したので、制御信号を変化させて、可
変遅延バッファの遅延時間を変化させることにより、可
変遅延バッファの遅延時間を容易に可変調整でき、回路
を構成する素子等の遅延時間に変動が生じても容易に正
常な動作が可能な状態に調整できるマルチプレクサを提
供できる効果がある。
【0132】実施の形態6. 第11の構成.本発明の実施の形態6によるデマルチプ
レクサ(請求項11対応)は、上記可変遅延回路(図
4,図6,図11の10)を、上記制御手段(図4,図
6,図11の30)に接続され、上記制御手段からの制
御信号により遅延時間が変化する少なくとも1つ以上の
可変遅延バッファ(図8の41)により構成されている
ようにしたものである。
【0133】第11の構成による作用効果.本発明の実
施の形態6によるデマルチプレクサ(請求項11対応)
は、上述のように構成したので、制御信号を変化させる
ことにより、可変遅延バッファ41の遅延時間を変化さ
せて、可変遅延回路10の遅延時間を容易に可変調整で
き、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じても
容易に正常な動作が可能な状態に調整できるデマルチプ
レクサを提供できる。
【0134】第12の構成.本発明の実施の形態6によ
るデマルチプレクサ(請求項12対応)は、上記可変遅
延バッファ(図8の41)を、上記制御手段(図4,図
6,図11の30)からの制御信号でその内部に設けら
れた電流源トランジスタ(図9の50,51)のゲート
電圧を調整することにより、遅延時間が調整されるソー
スフォロワバッファ(図9の52,53)よりなるよう
にしたものである。
【0135】第12の構成による作用効果.本発明の実
施の形態6によるデマルチプレクサ(請求項12対応)
は、上述のように構成したので、制御信号を変化させ
て、可変遅延バッファの遅延時間を変化させることによ
り、可変遅延バッファの遅延時間を容易に可変調整で
き、回路を構成する素子等の遅延時間に変動が生じても
容易に正常な動作が可能な状態に調整できるデマルチプ
レクサを提供できる効果がある。
【0136】実施例7.図8は本発明の実施例7によ
る,マルチプレクサおよびデマルチプレクサの可変遅延
回路(実施の形態5,6対応)の構成を示すブロック図
であり、図において、41は可変遅延バッファであり、
遅延すべき時間の長短に応じた個数のものが相互に直列
に接続されている。42は遅延すべきデータが入力され
るデータ入力端子であり、初段の可変遅延バッファ41
のデータ入力に接続されている。43は遅延されたデー
タが出力されるデータ出力端子であり、最終段の可変遅
延バッファ41の出力に接続されている。44は可変遅
延バッファ41のそれぞれの制御入力に遅延時間の制御
信号を入力するための制御信号入力端子である。また、
40は遅延時間を可変できる可変遅延回路であり、上述
の可変遅延バッファ41,データ入力端子42,データ
出力端子43および制御信号入力端子44から構成され
ている。
【0137】また、図9は上記図8に示した可変遅延バ
ッファ41の回路構成を示すブロック図であり、図にお
いて、54は電源電圧VDD、45aはアノードが電源電
圧VDD54に接続されたダイオード、46a,46bは
一端がダイオード45aのカソードに接続された抵抗、
47,48はドレインが抵抗46a,46bの他端に接
続された電界効果トランジスタ(FET)、47a,4
8aはFET47,48のゲート端子で、それぞれにデ
ータ入力(IN,/IN)が入力される。55は電源電
圧VSS、49はドレインがFET47,48のソースに
接続されソースが電源電圧VSS55に接続されたFE
T、52はドレインが電源電圧VDD54に接続され、ゲ
ートが抵抗46bとFET48aとの接続点に接続され
たFET、45bはアノードがFET52のソースに接
続されたダイオード、53はドレインが電源電圧VDD5
4に接続され、ゲートが抵抗46bとFET47aとの
接続点に接続されたFET、45cはアノードがFET
53のソースに接続されたダイオード、56,57はダ
イオード45b,45cのカソードに接続されたデータ
出力端子であり、それぞれデータ出力(OUT,/OU
T)が出力される。50はドレインがデータ出力端子5
6に接続されソースが電源電圧VSS55に接続されたF
ET、51はドレインがデータ出力端子57に接続され
ソースが電源電圧VSS55に接続されたFETである。
【0138】なお、FET47〜53のうち、FET4
9,50,51は電流源トランジスタとなっており、そ
のゲート端子49a,50a,51aにはゲート電圧V
CS1,VCS2 ,VCS3 が入力される。そして、このゲー
ト端子49a,50aは図8に示した制御信号入力端子
44と接続され、ゲート電圧VCS2,VCS3 は制御回路3
0により制御されるようになっている。
【0139】本実施例7は、上記第1ないし第3の実施
例に示したマルチプレクサ、あるいは上記第4ないし第
6の実施例に示したデマルチプレクサにおいて、図7に
示したようなセレクタを用いてバッファ段数の異なる線
路を切り換える構造の可変遅延回路10を用いる代わり
に、図8に示すような可変遅延バッファ41を用いた可
変遅延回路40を用いるようにしたものである。
【0140】次に、本実施例7の可変遅延回路の動作に
ついて説明する。本実施例7の可変遅延回路40は、デ
ータ入力SIG1 が入力されるデータ入力端子42とデ
ータ入力SIG2 が出力されるデータ出力端子43との
間に複数段の可変遅延バッファ41を備え、この可変遅
延バッファ41のデータ遅延時間を制御信号入力端子4
4を通じて制御回路30により制御することにより、そ
の遅延時間を可変するものである。
【0141】この可変遅延バッファ41は図9に示すよ
うなソースフォロワバッファからなり、データ入力端子
47a,48aに差動で入力されたデータは、FET4
7,48により差動増幅されて、FET53,52に出
力され、このFET53,52でインピーダンス変換さ
れ、データ出力端子57,56から出力されるが、制御
回路30によりFET50,51のゲート端子50a,
50bのゲート電圧VCS2,VCS3 を同時に変化させるこ
とにより、FET52,53からなるソースフォロワバ
ッファに流れる電流量を調整でき、データ出力端子5
6,57から出力されるデータ出力(OUT,/OU
T)の遅延時間を調整することができる。
【0142】従って、可変遅延回路40は、このような
遅延時間を調整することができる複数の可変遅延バッフ
ァ41を複数有しているため、個々の可変遅延バッファ
41の遅延時間がその個数分だけ累積するため、データ
入力端子42から入力されたデータ入力SIG1 を、制
御信号入力端子に入力される制御信号の値およびこの相
互に直列に接続された可変遅延バッファ41の個数に応
じた時間分遅延してデ−タ出力端子43からデータ出力
SIG2 として出力することができる。
【0143】このように、本実施例7によれば、上記可
変遅延回路は、複数段の可変遅延バッファ41を備えた
可変遅延回路40を設け、この可変遅延バッファ40に
おけるデータの遅延時間を制御回路30により調整する
ようにしたから、制御回路30が発する制御信号を切り
換えることにより、可変遅延回路40の遅延時間を容易
に可変調整でき、回路を構成する素子等の遅延時間に変
動が生じても容易に正常な動作が可能な状態に調整でき
るマルチプレクサあるいはデマルチプレクサを提供でき
る効果がある。
【0144】なお、上記実施例7においては、制御回路
30によりFET50,51のゲート電圧VCS2,VCS3
を変化させて、可変遅延バッファ41の遅延時間を調整
するようにしたが、FET49のゲート端子49aのV
CS1 を変化させて、可変遅延バッファ41の論理振幅を
変化させることにより遅延時間を調整するようにしても
よく、このような場合においても上記実施例7と同様の
効果を奏する。
【0145】また、本実施例では、SCFL(Souce Co
upled FET Logic)である可変遅延バッファ41を用いた
可変遅延回路40を用いた場合について説明したが、そ
の他のBFL(Buffered FET Logic)やECL(Emitte
r Coupled FET Logic)などの可変遅延バッファを用いた
可変遅延回路を用いた場合においても適用できるもので
あり、このような場合においても上記実施例7と同様の
効果を奏する。
【0146】また、本実施例7では、両相駆動のソース
フォロアバッファからなる可変遅延バッファ41を用い
た場合について説明したが、単相駆動のソースフォロア
バッファを用いた場合においても適用できるものであ
り、このような場合においても上記実施例7と同様の効
果を奏する。
【0147】また、上記実施例7では、制御信号により
ゲート電圧VCS2,VCS3 を同時に制御する場合について
説明したが、制御信号によりこのゲート電圧VCS2,VCS
3 を別々に調整して、ゲート電圧VCS2 とVCS3 とのク
ロスポイントを変化させることにより可変遅延バッファ
41の遅延時間を調整するようにしてもよく、このよう
な場合においても上記実施例7と同様の効果を奏する。
【0148】また、上記実施例7においては、ゲート電
圧VCS2,VCS3 を制御するようにしたが、制御回路30
で電源電圧VDD,VSSを変化させ、電流量を調節して遅
延時間を調節するようにしてもよく、このような場合に
おいても上記実施例7と同様の効果を奏する。また、そ
の他の可変遅延バッファとして、電源電圧を制御するこ
とにより遅延時間を変化させることができる回路を用い
るようにしてもよく、上記実施例7と同様の効果を奏す
る。
【0149】さらに、上記実施例7においては、上記実
施例1のマルチプレクサに対して、その遅延制御回路1
0の代わりに可変遅延バッファ41からなる遅延制御回
路40を用いた場合について説明したが、本発明は上記
実施例2,3のマルチプレクサ、及び実施例4ないし6
のデマルチプレクサに対して、その遅延制御回路の代わ
りに可変遅延バッファ41からなる遅延制御回路40を
用いた場合についても適用可能なものであり、このよう
な場合においても上記実施例7と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるマルチプレクサの
回路構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施例1によるマルチプレクサの
タイミングチャートを示す図である。
【図3】 この発明の実施例2によるマルチプレクサの
回路構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施例4によるデマルチプレクサ
の回路構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施例4によるデマルチプレクサ
のタイミングチャートを示す図である。
【図6】 この発明の実施例5によるデマルチプレクサ
の回路構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施例1によるマルチプレクサの
可変遅延回路の回路構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施例7によるマルチプレクサの
可変遅延回路の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施例7によるマルチプレクサの
可変遅延回路内の可変遅延バッファの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図10】 この発明の実施例3によるマルチプレクサ
の回路構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施例6によるデマルチプレク
サの回路構成を示すブロック図である。
【図12】 従来の4:1マルチプレクサの回路構成を
示すブロック図である。
【図13】 従来のマルチプレクサの2:1マルチプレ
クサブロックの回路構成を示すブロック図である。
【図14】 従来のマルチプレクサのタイミングチャー
トを示す図である。
【図15】 従来の1:4デマルチプレクサの回路構成
を示すブロック図である。
【図16】 従来のデマルチプレクサの1:2デマルチ
プレクサブロックの回路構成を示すブロック図である。
【図17】 従来のデマルチプレクサのタイミングチャ
ートを示す図である。
【図18】 従来のマルチプレクサのD−フリップフロ
ップにおけるクロック入力とデータ入力とのタイミング
を示す図である。
【図19】 従来のマルチプレクサの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図20】 従来のデマルチプレクサの回路構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1〜3 2:1マルチプレクサブロック、3a m:1
マルチプレクサブロック、4,7,14 D−フリップ
フロップ、5,5b,15,15b 1/2分周器、5
a 分周器、8 位相シフタ付D−フリップフロップ、
9 セレクタ、10,10a,10b,40 可変遅延
回路、11〜13 1:2 デマルチプレクサブロッ
ク、13a 1:mマルチプレクサブロック、15a
分周器、19 変化点、20 モニタ手段、21 バッ
ファ、22 セレクタ、23,42 データ入力端子、
24,44 制御信号入力端子、25,43,56,5
7データ出力端子、30 制御回路、41 可変遅延バ
ッファ、45a〜45cダイオード、46a,46b
抵抗、47〜53 電界効果トランジスタ、47a〜5
1a ゲート端子、54 VDD、55 VSS、60,6
2 入力端子、61,63 出力端子、64,65 ク
ロック入力端子、100〜102,200 マルチプレ
クサ、210 線路、300〜302,400 デマル
チプレクサ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終出力段である第n段(nは2以上の
    自然数)は、クロック入力とその前段から入力される1
    本の直列データとを同期させて出力するリタイミング用
    D−フリップフロップを有するものであり、 第j段(j=1,…,n−1:jは自然数)は、その各
    々が、入力されるm本(mは2以上の自然数)の並列デ
    ータを上記クロック入力を分周して得られた分周クロッ
    ク入力を用いて1本の直列データに変換する複数のD−
    フリップフロップをそれぞれ有する,mn-j-1 個のマル
    チプレクサブロックを有するものであり、 上記第j段のmn-j-1 個の各マルチプレクサブロック
    は、この各マルチプレクサブロックからそれぞれ出力さ
    れる直列データが、次段に1本のデータとして入力され
    るよう、次段と接続されており、 上記第2段ないし第n段のデータ入力側,上記第1段な
    いし第n−1段の分周クロック入力側,または上記第n
    段のクロック入力側のいずれかに、データ入力,分周ク
    ロック入力,またはクロック入力を可変の遅延時間で遅
    延させることのできる可変遅延回路が設けられているこ
    とを特徴とするマルチプレクサ。
  2. 【請求項2】 最終出力段である第n段(nは2以上の
    自然数)は、入力されるm本(mは2以上の自然数)の
    並列データをクロック入力を用いて1本の直列データに
    変換する複数のD−フリップフロップを有する1個のマ
    ルチプレクサブロックを有するものであり、 第h段(h=1,…,n−1:hは自然数)は、その各
    々が、入力されるm本の並列データを上記クロック入力
    を分周して得られた分周クロック入力を用いて1本の直
    列データに変換する複数のD−フリップフロップをそれ
    ぞれ有する,mn-h 個のマルチプレクサブロックを有す
    るものであり、 上記第h段のmn-h 個の各マルチプレクサブロックは、
    この各マルチプレクサブロックからそれぞれ出力される
    直列データが、1本のデータとして次段に入力されるよ
    う、次段と接続されており、 上記第2段ないし第n段のデータ入力側,上記第1段な
    いし第n−1段の分周クロック入力側,または上記第n
    段のクロック入力側のいずれかに、データ入力,分周ク
    ロック入力,またはクロック入力を可変の遅延時間で遅
    延させることのできる可変遅延回路が設けられているこ
    とを特徴とするマルチプレクサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のマルチプレク
    サにおいて、 上記最終出力段である第n段のデータ出力側に設けられ
    た、該第n段のデータ出力をモニタするモニタ手段と、 上記可変遅延回路に接続され、上記モニタ手段により得
    られたモニタ結果に基づいて、上記可変遅延回路の遅延
    時間を調整するための制御信号を出力する制御手段とを
    備えたことを特徴とするマルチプレクサ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のマルチプレク
    サにおいて、 上記可変遅延回路は、並列に配置された互いに異なる段
    数のバッファを有する遅延時間の異なる複数の線路と、 該複数の線路と上記制御手段とに接続され、上記制御手
    段から出力される制御信号により上記複数の線路の1つ
    を選択するセレクタとにより構成されていることを特徴
    とするマルチプレクサ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のマルチプレク
    サにおいて、 上記可変遅延回路は、上記制御手段に接続され、上記制
    御手段からの制御信号により遅延時間が変化する少なく
    とも1つ以上の可変遅延バッファにより構成されている
    ことを特徴とするマルチプレクサ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のマルチプレクサにおい
    て、 上記可変遅延バッファは、上記制御手段からの制御信号
    でその内部に設けられた電流源トランジスタのゲート電
    圧を調整することにより、遅延時間が調整されるソース
    フォロワバッファよりなることを特徴とするマルチプレ
    クサ。
  7. 【請求項7】 第1段は、入力される一本の直列データ
    とクロック入力とを同期させて出力するリタイミング用
    D−フリップフロップを有するものであり、 第i段(i=2,…,n:iは自然数,nは2以上の自
    然数)は、入力される1本の直列データを上記クロック
    入力を分周して得られた分周クロック入力を用いてm本
    (mは2以上の自然数)の並列データに変換する複数の
    D−フリップフロップをそれぞれ有するmi-2 個のデマ
    ルチプレクサブロックを有するものであり、 上記第i段のmi-2 個の各デマルチプレクサブロック
    は、その前段から出力される複数のデータのうちの1本
    が、これに1本の直列データとして入力されるよう、前
    段と接続されており、 上記第2段ないし第n段のデータ入力側,上記第2段な
    いし第n段の分周クロック入力側,または上記第1段の
    クロック入力側のいずれかに、データ入力,分周クロッ
    ク入力,またはクロック入力を可変の遅延時間で遅延さ
    せることのできる可変遅延回路が設けられていることを
    特徴とするデマルチプレクサ。
  8. 【請求項8】 第1段は、入力される1本の直列データ
    をクロック入力を用いてm本(mは2以上の自然数)の
    並列データに変換する複数のD−フリップフロップを有
    する1個のデマルチプレクサブロックを有するものであ
    り、 第k段(k=2,…,n:kは自然数,nは2以上の自
    然数)は、入力される1本の直列データを上記クロック
    入力を分周して得られた分周クロック入力を用いてm本
    (mは2以上の自然数)の並列データに変換する複数の
    D−フリップフロップをそれぞれ有するmk-1 個のデマ
    ルチプレクサブロックを有するものであり、 上記第k段のmk-1 個の各デマルチプレクサブロック
    は、その前段から出力される複数のデータのうちの1本
    が、この各デマルチプレクサブロックに1本の直列デー
    タとして入力されるよう、前段と接続されており、 上記第2段ないし第n段のデータ入力側,上記第2段な
    いし第n段の分周クロック入力側,または上記第1段の
    クロック入力側のいずれかに、データ入力,分周クロッ
    ク入力,またはクロック入力を可変の遅延時間で遅延さ
    せることのできる可変遅延回路が設けられていることを
    特徴とするデマルチプレクサ。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載のデマルチプレ
    クサにおいて、 最終出力段である第n段のデータ出力側に設けられた、
    該第n段のデータ出力をモニタするモニタ手段と、 上記可変遅延回路に接続され、上記モニタ手段により得
    られたモニタ結果に基づいて、上記可変遅延回路の遅延
    時間を調整するための制御信号を出力する制御手段とを
    備えたことを特徴とするデマルチプレクサ。
  10. 【請求項10】 請求項7または8に記載のデマルチプ
    レクサにおいて、 上記可変遅延回路は、並列に配置された互いに異なる段
    数のバッファを有する遅延時間の異なる複数の線路と、 該複数の線路と上記制御手段とに接続され、上記制御手
    段から出力される制御信号により上記複数の線路の1つ
    を選択するセレクタとにより構成されていることを特徴
    とするデマルチプレクサ。
  11. 【請求項11】 請求項7または8に記載のデマルチプ
    レクサにおいて、 上記可変遅延回路は、上記制御手段に接続され、上記制
    御手段からの制御信号により遅延時間が変化する少なく
    とも1つ以上の可変遅延バッファにより構成されている
    ことを特徴とするデマルチプレクサ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のデマルチプレクサ
    において、 上記可変遅延バッファは、上記制御手段からの制御信号
    でその内部に設けられた電流源トランジスタのゲート電
    圧を調整することにより、遅延時間が調整されるソース
    フォロワバッファよりなることを特徴とするデマルチプ
    レクサ。
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