JPH0957540A - ワイヤカット放電加工装置及びワイヤ電極の位置決め方法 - Google Patents
ワイヤカット放電加工装置及びワイヤ電極の位置決め方法Info
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- JPH0957540A JPH0957540A JP23605295A JP23605295A JPH0957540A JP H0957540 A JPH0957540 A JP H0957540A JP 23605295 A JP23605295 A JP 23605295A JP 23605295 A JP23605295 A JP 23605295A JP H0957540 A JPH0957540 A JP H0957540A
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤ電極と被加工物とを接触させてワイヤ
電極の位置決めや垂直出しを行うとき、ワイヤ電極に付
着した付着物を効果的に除去し、精度良いワイヤ電極の
位置決めを行えるようにすること。 【解決手段】 上側ワイヤガイド装置1は、上部ガイド
ユニット4と、通電部ユニット5と、下部ガイドユニッ
ト6とを含んで成る。下部ガイドユニット6には、可動
ダイスガイド61と固定ダイスガイド62で成るワイヤ
ガイドが設けられ、このガイドと噴射ノズル63との間
には、ワイヤ電極2に付着した付着物を除去する付着物
除去装置8が設けられる。ワイヤ電極の位置決め時に、
除去装置制御装置80からの指令信号に従い流体供給源
84より除去装置本体81の内部に設けられた流体流路
82に流下され、それと接続した複数の付着物除去ノズ
ル83から、張架されたワイヤ電極2の軸線に対してほ
ぼ垂直方向に噴射され、上記付着物が除去される。位置
決め終了後は、流体の供給が停止される。
電極の位置決めや垂直出しを行うとき、ワイヤ電極に付
着した付着物を効果的に除去し、精度良いワイヤ電極の
位置決めを行えるようにすること。 【解決手段】 上側ワイヤガイド装置1は、上部ガイド
ユニット4と、通電部ユニット5と、下部ガイドユニッ
ト6とを含んで成る。下部ガイドユニット6には、可動
ダイスガイド61と固定ダイスガイド62で成るワイヤ
ガイドが設けられ、このガイドと噴射ノズル63との間
には、ワイヤ電極2に付着した付着物を除去する付着物
除去装置8が設けられる。ワイヤ電極の位置決め時に、
除去装置制御装置80からの指令信号に従い流体供給源
84より除去装置本体81の内部に設けられた流体流路
82に流下され、それと接続した複数の付着物除去ノズ
ル83から、張架されたワイヤ電極2の軸線に対してほ
ぼ垂直方向に噴射され、上記付着物が除去される。位置
決め終了後は、流体の供給が停止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ電極と被加
工物とが接触したことを検出することによりワイヤ電極
の位置決めを行うようにしたワイヤカット放電加工装置
及びその方法に関するものであり、特にダイスガイドと
ワイヤ電極とが擦れ合うなどしてワイヤ電極に付着した
金属微粉などの付着物を効果的に除去する除去装置を設
けたワイヤカット放電加工装置、及びワイヤ電極に付着
した付着物を除去してワイヤ電極と被加工物とを接触さ
せ、ワイヤ電極の相対位置を設定するようにしたワイヤ
電極の位置決め方法に関するものである。
工物とが接触したことを検出することによりワイヤ電極
の位置決めを行うようにしたワイヤカット放電加工装置
及びその方法に関するものであり、特にダイスガイドと
ワイヤ電極とが擦れ合うなどしてワイヤ電極に付着した
金属微粉などの付着物を効果的に除去する除去装置を設
けたワイヤカット放電加工装置、及びワイヤ電極に付着
した付着物を除去してワイヤ電極と被加工物とを接触さ
せ、ワイヤ電極の相対位置を設定するようにしたワイヤ
電極の位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、一般的なワイヤカット放電加
工装置の概要を示す概略構成図である。
工装置の概要を示す概略構成図である。
【0003】ワイヤ電極2は、送りモータ13により回
転する送り出しローラ12によって、ボビン11から繰
り出される。繰り出されたワイヤ電極2は、方向転換プ
ーリ14により、クロステーブル23上に図示しない取
付部材を介して設置された被加工物3の方向に向けられ
る。
転する送り出しローラ12によって、ボビン11から繰
り出される。繰り出されたワイヤ電極2は、方向転換プ
ーリ14により、クロステーブル23上に図示しない取
付部材を介して設置された被加工物3の方向に向けられ
る。
【0004】方向転換されたワイヤ電極2は、その先端
部が自動結線装置15により上側ガイド装置16を通過
する。ワイヤガイドとして、ワイヤ電極2を案内すると
きに位置決め精度の高いダイスガイド16Aが設けられ
ていて、ワイヤ電極2は、このダイスガイド16Aに案
内されて、ワイヤ電極2と被加工物3とで形成される間
隙に至る。そして、前記間隙を通過したワイヤ電極2
は、下側ガイド装置17のダイスガイド17Aに案内さ
れ、巻取りモータ19により回転する巻取りローラ18
に巻き取られて排出される。このとき、走行するワイヤ
電極2は、ブレーキモータ21を備えたテンションプー
リ20によって、走行する方向と逆の方向にブレーキが
かけられ、巻取り側との間で所定の張力が付与される。
部が自動結線装置15により上側ガイド装置16を通過
する。ワイヤガイドとして、ワイヤ電極2を案内すると
きに位置決め精度の高いダイスガイド16Aが設けられ
ていて、ワイヤ電極2は、このダイスガイド16Aに案
内されて、ワイヤ電極2と被加工物3とで形成される間
隙に至る。そして、前記間隙を通過したワイヤ電極2
は、下側ガイド装置17のダイスガイド17Aに案内さ
れ、巻取りモータ19により回転する巻取りローラ18
に巻き取られて排出される。このとき、走行するワイヤ
電極2は、ブレーキモータ21を備えたテンションプー
リ20によって、走行する方向と逆の方向にブレーキが
かけられ、巻取り側との間で所定の張力が付与される。
【0005】制御装置23は、ワイヤ電極2の走行速度
とその張力、ワイヤ電極2を自動的に張架する自動結線
動作を制御するとともに、ワイヤ電極2と被加工物3と
の相対移動を制御する。また、極間に所定のパルス幅の
電圧を所定の周期で印加し、所望の加工電流を得るよう
に電源装置24を制御する。
とその張力、ワイヤ電極2を自動的に張架する自動結線
動作を制御するとともに、ワイヤ電極2と被加工物3と
の相対移動を制御する。また、極間に所定のパルス幅の
電圧を所定の周期で印加し、所望の加工電流を得るよう
に電源装置24を制御する。
【0006】ワイヤ電極2は、通電体7を介して加工電
源装置24のマイナス側に接続される。また、被加工物
3は、図示しない通電治具を介して電源装置24のプラ
ス側に接続される。この電源装置24によりワイヤ電極
2と被加工物3との両極間に所定の電圧が印加される
と、ワイヤ電極2と被加工物3との間に放電が発生し、
放電加工が行われる。このとき、ワイヤ電極2と被加工
物3とが接触して短絡したときには、両極間の電圧が0
Vになるので、極間検出装置25でワイヤ電極2と被加
工物3との接触を電気的に検出することができる。
源装置24のマイナス側に接続される。また、被加工物
3は、図示しない通電治具を介して電源装置24のプラ
ス側に接続される。この電源装置24によりワイヤ電極
2と被加工物3との両極間に所定の電圧が印加される
と、ワイヤ電極2と被加工物3との間に放電が発生し、
放電加工が行われる。このとき、ワイヤ電極2と被加工
物3とが接触して短絡したときには、両極間の電圧が0
Vになるので、極間検出装置25でワイヤ電極2と被加
工物3との接触を電気的に検出することができる。
【0007】また、予め設定された値を基準として、各
々の制御のために設けられた各検出装置の検出信号によ
りフィードバック制御が適宜行われる。例えば、パルス
ジェネレータ22A及び22Bから送られてくるパルス
信号をカウントすることにより、ワイヤ電極の送り速度
を検出することができ、所定の送り速度になるように送
りモータ13及び巻取りモータ19の回転を制御する。
あるいは、軸駆動モータ26X、26Yの回転量をカウ
ントするロータリーエンコーダ27X、27Yで、クロ
ステーブル23X、23Yの移動量をそれぞれ検出する
ことができ、軸方向の移動指令値とこのエンコーダの検
出値との誤差を補正する。なお、言うまでもなく、ワイ
ヤ電極2を所定角度傾斜させて被加工物を切断するテー
パ加工に際しては、図示しないテーパ装置があり、この
テーパ装置にも駆動装置と位置を検出する装置とが設け
られている。
々の制御のために設けられた各検出装置の検出信号によ
りフィードバック制御が適宜行われる。例えば、パルス
ジェネレータ22A及び22Bから送られてくるパルス
信号をカウントすることにより、ワイヤ電極の送り速度
を検出することができ、所定の送り速度になるように送
りモータ13及び巻取りモータ19の回転を制御する。
あるいは、軸駆動モータ26X、26Yの回転量をカウ
ントするロータリーエンコーダ27X、27Yで、クロ
ステーブル23X、23Yの移動量をそれぞれ検出する
ことができ、軸方向の移動指令値とこのエンコーダの検
出値との誤差を補正する。なお、言うまでもなく、ワイ
ヤ電極2を所定角度傾斜させて被加工物を切断するテー
パ加工に際しては、図示しないテーパ装置があり、この
テーパ装置にも駆動装置と位置を検出する装置とが設け
られている。
【0008】次に、この装置を利用して、従来からの一
般的なワイヤ電極2の位置決めを行う方法について説明
する。
般的なワイヤ電極2の位置決めを行う方法について説明
する。
【0009】予めワイヤ電極2を垂直に張架し、所定の
張力が付与されている状態とする。また、通電体7を介
してワイヤ電極2をマイナス側に接続するとともに、被
加工物3をプラス側に接続して所定の値の電圧を前記両
極間に印加する。そして、所定の送り速度でワイヤ電極
2を走行させつつ、所定の送り速度でクロステーブル2
3を移動させ、ワイヤ電極2と被加工物3を相対移動す
る。
張力が付与されている状態とする。また、通電体7を介
してワイヤ電極2をマイナス側に接続するとともに、被
加工物3をプラス側に接続して所定の値の電圧を前記両
極間に印加する。そして、所定の送り速度でワイヤ電極
2を走行させつつ、所定の送り速度でクロステーブル2
3を移動させ、ワイヤ電極2と被加工物3を相対移動す
る。
【0010】このとき、ワイヤ電極2と被加工物3とが
接触すると、極間検出装置25で両者が接触したことが
電気的に検知され、制御装置23に接触検出信号が送ら
れる。この信号に応じて、制御装置23は、そのときに
エンコーダ27で検出された移動量データから位置デー
タを求めて図示しないメモリに座標値として記憶させ
る。そして、同様の動作を予め設定された回数繰り返し
行い、各々で検出した座標値の平均値を算出する。な
お、この作業は、X軸方向とY軸方向のそれぞれで行わ
れる。
接触すると、極間検出装置25で両者が接触したことが
電気的に検知され、制御装置23に接触検出信号が送ら
れる。この信号に応じて、制御装置23は、そのときに
エンコーダ27で検出された移動量データから位置デー
タを求めて図示しないメモリに座標値として記憶させ
る。そして、同様の動作を予め設定された回数繰り返し
行い、各々で検出した座標値の平均値を算出する。な
お、この作業は、X軸方向とY軸方向のそれぞれで行わ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このとき、ワイヤ電極
2がワイヤガイドと擦りあって、ワイヤ電極2に微細な
金属屑が付着している。また、被加工物3には細かいゴ
ミやほこり、金属屑が付着していたり、ワイヤ電極2と
被加工物3との間には、同様に細かいゴミやほこりが介
在している。さらに、ワイヤ電極2の表面には、電極線
の製造上の理由によりパラフィンが付着していることも
ある。ワイヤ電極2と被加工物3とを接触させてそのと
きの相対位置を検出する際には、このような「付着物」
が「障害物」として介在して接触することで、ワイヤ電
極2と被加工物3とが接触したものと検出したり、反対
にその接触を検出できなかったりして、正確に位置決め
が行えないという問題がある。
2がワイヤガイドと擦りあって、ワイヤ電極2に微細な
金属屑が付着している。また、被加工物3には細かいゴ
ミやほこり、金属屑が付着していたり、ワイヤ電極2と
被加工物3との間には、同様に細かいゴミやほこりが介
在している。さらに、ワイヤ電極2の表面には、電極線
の製造上の理由によりパラフィンが付着していることも
ある。ワイヤ電極2と被加工物3とを接触させてそのと
きの相対位置を検出する際には、このような「付着物」
が「障害物」として介在して接触することで、ワイヤ電
極2と被加工物3とが接触したものと検出したり、反対
にその接触を検出できなかったりして、正確に位置決め
が行えないという問題がある。
【0012】このような問題の対策として、実公昭58
−37545号公報に開示されたワイヤ電極のばりを除
去する装置や特開昭63−120026号公報に開示さ
れた極間部に空気を供給し乾燥状態にする装置が提案さ
れている。しかしながら、特にワイヤ電極に付着した微
細な電極の屑は、ワイヤ電極とワイヤガイドが擦れ合っ
て生じ、ワイヤ電極の走行にともなって移動してくるの
で、従来公知の技術では十分には除去できない。
−37545号公報に開示されたワイヤ電極のばりを除
去する装置や特開昭63−120026号公報に開示さ
れた極間部に空気を供給し乾燥状態にする装置が提案さ
れている。しかしながら、特にワイヤ電極に付着した微
細な電極の屑は、ワイヤ電極とワイヤガイドが擦れ合っ
て生じ、ワイヤ電極の走行にともなって移動してくるの
で、従来公知の技術では十分には除去できない。
【0013】本発明は、加工中はワイヤ電極の走行を妨
げることなく、位置決め中は加工間隙に介在する金属の
微粉などの障害物、特にワイヤ電極に付着した付着物を
効果的に除去して、より精度良いワイヤ電極と被加工物
との位置決めを行える装置及び方法を提供することを主
たる目的とする。
げることなく、位置決め中は加工間隙に介在する金属の
微粉などの障害物、特にワイヤ電極に付着した付着物を
効果的に除去して、より精度良いワイヤ電極と被加工物
との位置決めを行える装置及び方法を提供することを主
たる目的とする。
【0014】
【課題を解決する手段】本発明は、上述した問題点に鑑
みて、被加工物を挟んでワイヤ電極を送り出す側と回収
する側のそれぞれにワイヤ電極を所定の位置で案内する
ワイヤガイドを設けたワイヤカット放電加工装置におい
て、前記送り出す側のワイヤガイドの前記ワイヤ電極の
送り出し側に設けられた通電体と、前記送り出す側のワ
イヤガイドの被加工物側に設けられた放電加工液を加工
部に供給する加工液噴射ノズルと、前記送り出す側のワ
イヤガイドと前記加工液噴射ノズルの間に前記ワイヤ電
極に付着した付着物を除去する除去手段と、前記ワイヤ
電極を位置決めまたは垂直出しを行うときに前記除去手
段を作動させる制御手段とを設けたものである。
みて、被加工物を挟んでワイヤ電極を送り出す側と回収
する側のそれぞれにワイヤ電極を所定の位置で案内する
ワイヤガイドを設けたワイヤカット放電加工装置におい
て、前記送り出す側のワイヤガイドの前記ワイヤ電極の
送り出し側に設けられた通電体と、前記送り出す側のワ
イヤガイドの被加工物側に設けられた放電加工液を加工
部に供給する加工液噴射ノズルと、前記送り出す側のワ
イヤガイドと前記加工液噴射ノズルの間に前記ワイヤ電
極に付着した付着物を除去する除去手段と、前記ワイヤ
電極を位置決めまたは垂直出しを行うときに前記除去手
段を作動させる制御手段とを設けたものである。
【0015】この除去手段は、好ましくは、少なくと
も、流体を噴出する複数の付着物除去ノズルと、該ノズ
ルに前記流体を導入する流体流路と、前記流体を供給す
る流体供給源とから成る。
も、流体を噴出する複数の付着物除去ノズルと、該ノズ
ルに前記流体を導入する流体流路と、前記流体を供給す
る流体供給源とから成る。
【0016】また、別の構成として、前記除去手段は、
少なくとも、前記ワイヤ電極に接触するパッドと、該パ
ッドを保持する保持手段と、前記パッドを前記ワイヤ電
極に対して進退自在に移動させる駆動手段とを備えたも
のである。そして、好ましくは、前記パッドをフェルト
またはウレタンで成るものとする。
少なくとも、前記ワイヤ電極に接触するパッドと、該パ
ッドを保持する保持手段と、前記パッドを前記ワイヤ電
極に対して進退自在に移動させる駆動手段とを備えたも
のである。そして、好ましくは、前記パッドをフェルト
またはウレタンで成るものとする。
【0017】一方、前記課題を解決するために、本発明
のワイヤ電極と被加工物との位置決めの方法は、被加工
物を挟んでワイヤ電極を送り出す側に設けられたワイヤ
ガイドから送り出されたワイヤ電極に付着した付着物を
除去し、前記付着物が除去された状態のワイヤ電極と前
記被加工物とを相対移動させ、前記ワイヤ電極と前記被
加工物とが接触したことを検出するとともに、そのとき
の位置データを記憶させてワイヤ電極の位置決めを行う
ようにするものである。
のワイヤ電極と被加工物との位置決めの方法は、被加工
物を挟んでワイヤ電極を送り出す側に設けられたワイヤ
ガイドから送り出されたワイヤ電極に付着した付着物を
除去し、前記付着物が除去された状態のワイヤ電極と前
記被加工物とを相対移動させ、前記ワイヤ電極と前記被
加工物とが接触したことを検出するとともに、そのとき
の位置データを記憶させてワイヤ電極の位置決めを行う
ようにするものである。
【0018】そして、好ましくは、前記ワイヤ電極と前
記被加工物とを接触させるとともに、そのときの位置デ
ータを記憶させる動作を複数回行い、前記複数回の動作
により得られた複数の位置データの誤差が所定の値より
大きい場合は、前記ワイヤ電極を送り出す側に設けられ
たのワイヤガイドの前記被加工物側近傍において前記ワ
イヤ電極に付着した付着物を除去するようにするもので
ある。
記被加工物とを接触させるとともに、そのときの位置デ
ータを記憶させる動作を複数回行い、前記複数回の動作
により得られた複数の位置データの誤差が所定の値より
大きい場合は、前記ワイヤ電極を送り出す側に設けられ
たのワイヤガイドの前記被加工物側近傍において前記ワ
イヤ電極に付着した付着物を除去するようにするもので
ある。
【0019】より好ましくは、ワイヤ電極に所定の張力
を付与しつつ所定の送り速度で走行させた状態で、前記
ワイヤ電極と被加工物とを接触させてそのときの位置デ
ータを記憶させ、予め記憶させておいたワイヤ電極の振
動の振幅に関するデータに基づいて前記位置データを補
正して該補正データを記憶させた後、前記ワイヤ電極と
を再度接触させてそのときの位置データを記憶させ、該
位置データと前記補正データとを比較する工程と、前記
比較した結果が所定の範囲外である場合は前記工程を再
度行い、前記工程を繰り返し行った回数が予め設定され
た回数を超えた場合は前記ワイヤ電極に付着した付着物
を除去した後、再度前記工程を行って前記ワイヤ電極の
位置決めを行うようにするものである。
を付与しつつ所定の送り速度で走行させた状態で、前記
ワイヤ電極と被加工物とを接触させてそのときの位置デ
ータを記憶させ、予め記憶させておいたワイヤ電極の振
動の振幅に関するデータに基づいて前記位置データを補
正して該補正データを記憶させた後、前記ワイヤ電極と
を再度接触させてそのときの位置データを記憶させ、該
位置データと前記補正データとを比較する工程と、前記
比較した結果が所定の範囲外である場合は前記工程を再
度行い、前記工程を繰り返し行った回数が予め設定され
た回数を超えた場合は前記ワイヤ電極に付着した付着物
を除去した後、再度前記工程を行って前記ワイヤ電極の
位置決めを行うようにするものである。
【0020】そして、前記振動の振幅に関するデータ
は、前記ワイヤ電極の材質と、前記ワイヤ電極の径と、
前記ワイヤ電極に付与される張力と、前記ワイヤ電極が
走行する送り速度と、前記被加工物を挟んで設けられた
一対のワイヤガイド間の距離との複数の条件の内の少な
くとも1つを含む条件と前記振動の振幅との相関データ
であることが望ましい。
は、前記ワイヤ電極の材質と、前記ワイヤ電極の径と、
前記ワイヤ電極に付与される張力と、前記ワイヤ電極が
走行する送り速度と、前記被加工物を挟んで設けられた
一対のワイヤガイド間の距離との複数の条件の内の少な
くとも1つを含む条件と前記振動の振幅との相関データ
であることが望ましい。
【0021】さらに、好ましくは、前記ワイヤ電極に付
着した付着物を除去するときに、前記ワイヤ電極と前記
被加工物との間隙に介在する障害物も除去するものであ
る。
着した付着物を除去するときに、前記ワイヤ電極と前記
被加工物との間隙に介在する障害物も除去するものであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明のワイヤカット
放電加工装置のワイヤガイド装置の構成を示す図であ
り、より具体的には、被加工物を挟んで上下にワイヤガ
イド装置を設け、通常ワイヤ電極をほぼ鉛直に張架する
方式の上側ワイヤガイド装置を示している。なお、装置
の全体の構成については、図10を参照し、従来技術と
共通する部材については、同じ符号を用いて説明する。
放電加工装置のワイヤガイド装置の構成を示す図であ
り、より具体的には、被加工物を挟んで上下にワイヤガ
イド装置を設け、通常ワイヤ電極をほぼ鉛直に張架する
方式の上側ワイヤガイド装置を示している。なお、装置
の全体の構成については、図10を参照し、従来技術と
共通する部材については、同じ符号を用いて説明する。
【0023】1は上側ワイヤガイド装置であり、2はワ
イヤ電極である。このガイド装置1は、上部ガイドユニ
ット4と、通電部ユニット5と、下部ガイドユニット6
とを含んでいる。
イヤ電極である。このガイド装置1は、上部ガイドユニ
ット4と、通電部ユニット5と、下部ガイドユニット6
とを含んでいる。
【0024】上部ガイドユニット4は、主にワイヤ導入
口41とワイヤ導入ガイド42とで構成される。ワイヤ
導入口41は擂鉢状に形成され、ワイヤ電極2を張架す
るときに、ワイヤ電極2の一端を捕捉しやすいようにな
っている。
口41とワイヤ導入ガイド42とで構成される。ワイヤ
導入口41は擂鉢状に形成され、ワイヤ電極2を張架す
るときに、ワイヤ電極2の一端を捕捉しやすいようにな
っている。
【0025】通電部ユニット5は、摺動して通電体7を
ワイヤ電極2に対して接触及び退避させることができる
スライド体51と、これに連結された通電部ハウジング
52を有している。通電体7は、ハウジング52に挟み
込まれ、固定部材53によって固定されている。
ワイヤ電極2に対して接触及び退避させることができる
スライド体51と、これに連結された通電部ハウジング
52を有している。通電体7は、ハウジング52に挟み
込まれ、固定部材53によって固定されている。
【0026】そして、通電部ユニット5は、スライド体
51を内部でガイドするセラミック製のガイドブロック
54と、スライド体51自身を絶縁する絶縁継手56に
よって、放電加工機本体と電気的に絶縁されている。な
お、通電部ハウジング52の内部55には、放電加工中
に加工液が満たされて、通電体7を冷却するようにして
いる。
51を内部でガイドするセラミック製のガイドブロック
54と、スライド体51自身を絶縁する絶縁継手56に
よって、放電加工機本体と電気的に絶縁されている。な
お、通電部ハウジング52の内部55には、放電加工中
に加工液が満たされて、通電体7を冷却するようにして
いる。
【0027】下部ガイドユニット6には、可動ダイスガ
イド61と固定ダイスガイド62とで成るダイス形式の
ワイヤガイドが設けられている。そして、可動ダイスガ
イド61の貫通孔には、通電部ハウジング52に固定さ
れた突起部57が挿嵌されている。そのため、スライド
体51が通電体7をワイヤ電極2から退避する方向に移
動して通電部ハウジング52が摺動したときには、可動
ダイスガイド61が、突起部57を介して固定ダイスガ
イド62から開離する方向に、一体的に移動する。
イド61と固定ダイスガイド62とで成るダイス形式の
ワイヤガイドが設けられている。そして、可動ダイスガ
イド61の貫通孔には、通電部ハウジング52に固定さ
れた突起部57が挿嵌されている。そのため、スライド
体51が通電体7をワイヤ電極2から退避する方向に移
動して通電部ハウジング52が摺動したときには、可動
ダイスガイド61が、突起部57を介して固定ダイスガ
イド62から開離する方向に、一体的に移動する。
【0028】下部ガイドユニット6のダイスガイドと被
加工物との間、好ましくは、ダイスガイドの直下に、ダ
イスガイドから送り出されて来るワイヤ電極2に付着し
た細かい金属屑などの付着物を除去する付着物除去装置
8が設けらる。
加工物との間、好ましくは、ダイスガイドの直下に、ダ
イスガイドから送り出されて来るワイヤ電極2に付着し
た細かい金属屑などの付着物を除去する付着物除去装置
8が設けらる。
【0029】この除去装置8は、中空部を有する円筒状
の本体81を有する。その本体81の内部には、環状の
流路とその流路に接続する放射状の流路で成る流体流路
82が形成されている。そして、この流体流路82に接
続するように、前記中空部にに複数の付着物除去ノズル
83が設けられている。これら除去ノズル83は、本体
81の中心方向に向けてそれぞれの噴出口が設置され
る。好ましくは、この噴出口がほぼ鉛直方向に張架され
たワイヤ電極2の送り方向に対して垂直方向に、すなわ
ちほぼ水平方向に流体が送り出されるように付着物除去
ノズル83が設置される。この場合、ワイヤ電極2は、
ちょうど除去ノズル83に放射状に囲まれるように位置
する。
の本体81を有する。その本体81の内部には、環状の
流路とその流路に接続する放射状の流路で成る流体流路
82が形成されている。そして、この流体流路82に接
続するように、前記中空部にに複数の付着物除去ノズル
83が設けられている。これら除去ノズル83は、本体
81の中心方向に向けてそれぞれの噴出口が設置され
る。好ましくは、この噴出口がほぼ鉛直方向に張架され
たワイヤ電極2の送り方向に対して垂直方向に、すなわ
ちほぼ水平方向に流体が送り出されるように付着物除去
ノズル83が設置される。この場合、ワイヤ電極2は、
ちょうど除去ノズル83に放射状に囲まれるように位置
する。
【0030】この流体流路82には、流体供給源84が
流体導入管85を介して接続されていて、除去装置制御
装置80からの指令信号に従って、前記流体供給源84
から空気または洗浄液体が供給される。
流体導入管85を介して接続されていて、除去装置制御
装置80からの指令信号に従って、前記流体供給源84
から空気または洗浄液体が供給される。
【0031】スライド体51を摺動させる手段として、
スライド体駆動装置9が設けられている。この駆動装置
9は、エアシリンダ91を備え、図示しない電磁弁に電
気信号を入力することによりピストン92の往復移動を
切り換える。ピストン92の一端は、スライド体51に
固定されており、ピストン92の往復移動にともなっ
て、スライド体51が摺動する。
スライド体駆動装置9が設けられている。この駆動装置
9は、エアシリンダ91を備え、図示しない電磁弁に電
気信号を入力することによりピストン92の往復移動を
切り換える。ピストン92の一端は、スライド体51に
固定されており、ピストン92の往復移動にともなっ
て、スライド体51が摺動する。
【0032】図2は、図1で説明した上側ワイヤガイド
装置1を、下側から見た場合、すなわち加工液噴射ノズ
ル側63から見た平面図であり、主に下部ガイドユニッ
ト6と、そこに設置された付着物除去装置8の流体流路
82及び除去ノズル83との位置関係を示している。
装置1を、下側から見た場合、すなわち加工液噴射ノズ
ル側63から見た平面図であり、主に下部ガイドユニッ
ト6と、そこに設置された付着物除去装置8の流体流路
82及び除去ノズル83との位置関係を示している。
【0033】この実施例では、4つの除去ノズル83
が、ワイヤ電極に向けて放射状に設けられている。本体
81の除去ノズル83へ流体を供給する流体流路82
は、下部ガイドユニット6の外周ないし加工液噴射ノズ
ルの内周とほぼ同心円状に形成された環状の流体流路8
2に接続し、さらにこの環状の流体流路82は、外部か
ら送られる流体を導入する流体導入管85と連結され、
離れたところに設置された流体供給源84から送られた
流体を除去ノズル83に供給する。
が、ワイヤ電極に向けて放射状に設けられている。本体
81の除去ノズル83へ流体を供給する流体流路82
は、下部ガイドユニット6の外周ないし加工液噴射ノズ
ルの内周とほぼ同心円状に形成された環状の流体流路8
2に接続し、さらにこの環状の流体流路82は、外部か
ら送られる流体を導入する流体導入管85と連結され、
離れたところに設置された流体供給源84から送られた
流体を除去ノズル83に供給する。
【0034】加工液供給部10は、通電部ユニット5の
側壁に連結されており、図示しない加工液供給装置から
送液される加工液を通電部ユニット5の通電部ハウジン
グ内部55の上部に供給する。
側壁に連結されており、図示しない加工液供給装置から
送液される加工液を通電部ユニット5の通電部ハウジン
グ内部55の上部に供給する。
【0035】図3は、図1及び図2で説明した上側ワイ
ヤガイド装置1における下部ガイドユニット6の詳細な
組立構成を説明するための斜視図であり、図1及び図2
と同一の部材は、同一の符号を用いている。
ヤガイド装置1における下部ガイドユニット6の詳細な
組立構成を説明するための斜視図であり、図1及び図2
と同一の部材は、同一の符号を用いている。
【0036】下部ガイドユニット6は、下部ガイドユニ
ット6の内体6Aと外壁体6Bとで形成された環状の凹
形空間部を有する。この空間部は、通電体ユニット5の
通電部ハウジング.部55と連通する加工液流路64か
ら導入された加工液を加工液噴射ノズル63に流下させ
る作用を有している。
ット6の内体6Aと外壁体6Bとで形成された環状の凹
形空間部を有する。この空間部は、通電体ユニット5の
通電部ハウジング.部55と連通する加工液流路64か
ら導入された加工液を加工液噴射ノズル63に流下させ
る作用を有している。
【0037】内体6Aには、溝65が設けられており、
可動ダイスガイド61と固定ダイスガイド62が溝65
にはめ込まれる。可動ダイスガイド61は貫通孔を有
し、図1で説明したスライド体51の突起部57がこの
貫通孔に挿入される。そして、可動ダイスガイド61が
スライド体51の移動にともなって、溝65に沿って所
定の範囲で摺動する。
可動ダイスガイド61と固定ダイスガイド62が溝65
にはめ込まれる。可動ダイスガイド61は貫通孔を有
し、図1で説明したスライド体51の突起部57がこの
貫通孔に挿入される。そして、可動ダイスガイド61が
スライド体51の移動にともなって、溝65に沿って所
定の範囲で摺動する。
【0038】ダイスガイド固定円板66は、内体6Aに
蓋をするように、複数のネジ67で固着され、可動ダイ
スガイド61と固定ダイスガイド62を溝65内に収納
する。さらに、固定ダイスガイド62は、ダイスガイド
固定ピン68により、内体6Aに固定される。このと
き、固定ダイスガイド62は、そのダイス部分がワイヤ
電極2の走行経路に位置するように固定されなければな
らない。なお、前記円板66は、そのほぼ中心部にワイ
ヤ電極が通過する所定の大きさの孔を有している。
蓋をするように、複数のネジ67で固着され、可動ダイ
スガイド61と固定ダイスガイド62を溝65内に収納
する。さらに、固定ダイスガイド62は、ダイスガイド
固定ピン68により、内体6Aに固定される。このと
き、固定ダイスガイド62は、そのダイス部分がワイヤ
電極2の走行経路に位置するように固定されなければな
らない。なお、前記円板66は、そのほぼ中心部にワイ
ヤ電極が通過する所定の大きさの孔を有している。
【0039】円板66の下側には、付着物除去装置8の
円筒状の本体81が取り付けられる。この本体81は、
内体6Aの下端部と円板66にはまり合う印篭部を有
し、内体6Aが本体81の一部に納まるように構成され
ている。複数のネジを用いて容易に本体81を内体6A
に固定できる。
円筒状の本体81が取り付けられる。この本体81は、
内体6Aの下端部と円板66にはまり合う印篭部を有
し、内体6Aが本体81の一部に納まるように構成され
ている。複数のネジを用いて容易に本体81を内体6A
に固定できる。
【0040】本体81には、下部ガイドユニット6の外
壁体6Bを貫通して流体流路に連通する流体導入管85
が取り付けられ、外部の流体供給源からの流体が本体8
1に供給される。
壁体6Bを貫通して流体流路に連通する流体導入管85
が取り付けられ、外部の流体供給源からの流体が本体8
1に供給される。
【0041】加工液噴射ノズル63は、外壁体6Bに形
成されたネジ溝に沿って下部ガイドユニット6内の各部
材を覆うように固定される。したがって、噴射ノズル6
3を取り付けたときとは逆の方向に回動させることで、
噴射ノズル63は、下部ガイドユニット6の本体から容
易に取り外すことができる。
成されたネジ溝に沿って下部ガイドユニット6内の各部
材を覆うように固定される。したがって、噴射ノズル6
3を取り付けたときとは逆の方向に回動させることで、
噴射ノズル63は、下部ガイドユニット6の本体から容
易に取り外すことができる。
【0042】図4は、本発明における別の実施例の構成
を示す図であり、通電体7がワイヤ電極2から離れるよ
うに退避された状態を示している。なお、先の実施例と
同一の部材については、同一の符号を付してある。
を示す図であり、通電体7がワイヤ電極2から離れるよ
うに退避された状態を示している。なお、先の実施例と
同一の部材については、同一の符号を付してある。
【0043】この実施例においては、ワイヤ電極に付着
した付着物を除去するための除去手段として、付着物除
去パッド86を設けたものである。さらに、ここでは付
着物除去ノズル83を併設して、より確実に付着物を除
去できるようにしている。
した付着物を除去するための除去手段として、付着物除
去パッド86を設けたものである。さらに、ここでは付
着物除去ノズル83を併設して、より確実に付着物を除
去できるようにしている。
【0044】この除去パッド86は、芯部が比較的硬質
で、その表面部が弾力性を有するフェルトやウレタンで
形成されている。そして、ワイヤ電極2に対して表面部
が接触するようにされ、ワイヤ電極2が所定の送り速度
で走行するときに障害にならない程度に設置される。こ
のようなパッド86は、好ましくは2つ以上が設けら
れ、さらに好ましくは、対称に対向するように位置され
る。
で、その表面部が弾力性を有するフェルトやウレタンで
形成されている。そして、ワイヤ電極2に対して表面部
が接触するようにされ、ワイヤ電極2が所定の送り速度
で走行するときに障害にならない程度に設置される。こ
のようなパッド86は、好ましくは2つ以上が設けら
れ、さらに好ましくは、対称に対向するように位置され
る。
【0045】図4には、加工液供給部10の加工液導入
口10Aから流入した加工液の流れが矢印を用いて示さ
れている。流入した加工液は、通電部ユニット5のハウ
ジング内部52に満たされ、通電体7を冷却するととも
に、内体6Aを貫通する複数の加工液流路64を通過す
る。加工液流路64を通過した加工液は、内体6Aと外
壁体6Bとで形成された空間部に導入されて流下し、加
工液噴射ノズル63に到達する。そして、ワイヤ電極と
被加工物との間隙に噴射され、この間隙に介在したり被
加工物に付着したりしたゴミやほこりなどの障害物を洗
い流す。
口10Aから流入した加工液の流れが矢印を用いて示さ
れている。流入した加工液は、通電部ユニット5のハウ
ジング内部52に満たされ、通電体7を冷却するととも
に、内体6Aを貫通する複数の加工液流路64を通過す
る。加工液流路64を通過した加工液は、内体6Aと外
壁体6Bとで形成された空間部に導入されて流下し、加
工液噴射ノズル63に到達する。そして、ワイヤ電極と
被加工物との間隙に噴射され、この間隙に介在したり被
加工物に付着したりしたゴミやほこりなどの障害物を洗
い流す。
【0046】図5は、図4に図示した実施例の付着物除
去装置を詳細に説明する図であり、一部を切り欠いてそ
の内部を示している。また、図6は、図5に示す付着物
除去装置の付着物除去パッドの取付部分を示す図であ
る。
去装置を詳細に説明する図であり、一部を切り欠いてそ
の内部を示している。また、図6は、図5に示す付着物
除去装置の付着物除去パッドの取付部分を示す図であ
る。
【0047】付着物除去装置8の本体81は、付着物除
去ノズル83、本体81に流体を導入する流体導入管8
5、付着物除去パッド86、パッド取付部材87を備え
ている。
去ノズル83、本体81に流体を導入する流体導入管8
5、付着物除去パッド86、パッド取付部材87を備え
ている。
【0048】この除去ノズル83の下側に一対の付着物
除去パッド86がパッド取付部材87により本体81に
取り付けられている。このパッド取付部材87は、硬質
プラスチック材で成り、突出部分を外側に開いてパッド
86を押し込むと復元力によりパッド86を挟み込んで
保持するように構成されていて、パッド86の交換を容
易にしている。
除去パッド86がパッド取付部材87により本体81に
取り付けられている。このパッド取付部材87は、硬質
プラスチック材で成り、突出部分を外側に開いてパッド
86を押し込むと復元力によりパッド86を挟み込んで
保持するように構成されていて、パッド86の交換を容
易にしている。
【0049】図6に示されるように、パッド取付部材8
7は、シール材88を介して本体81内に設置された電
磁石による駆動装置89に接続していて、パッド86を
ワイヤ電極2から退避できるようにされている。そし
て、位置決めを行わないときは、パッド86がワイヤ電
極2から退避され、加工中にパッド86が摩耗すること
を防止する。この場合、パッドが閉じたときにもワイヤ
電極2の走行を阻害しないように位置させるために、パ
ッド86の端部やパッド取付部材を凹状にするなど、ス
トッパ機能を設けておくとよい。この駆動装置89は、
例えば電歪材を用いた方式にするなど、設置条件に応じ
て種々の方式を採用できる。
7は、シール材88を介して本体81内に設置された電
磁石による駆動装置89に接続していて、パッド86を
ワイヤ電極2から退避できるようにされている。そし
て、位置決めを行わないときは、パッド86がワイヤ電
極2から退避され、加工中にパッド86が摩耗すること
を防止する。この場合、パッドが閉じたときにもワイヤ
電極2の走行を阻害しないように位置させるために、パ
ッド86の端部やパッド取付部材を凹状にするなど、ス
トッパ機能を設けておくとよい。この駆動装置89は、
例えば電歪材を用いた方式にするなど、設置条件に応じ
て種々の方式を採用できる。
【0050】図7は、本願発明のワイヤカット放電加工
装置における制御装置の構成を示すブロック図である。
以下に、図1ないし図7を用い、また必要な部分は、図
10を用いて、本発明の装置の動作と本発明の方法の一
実施例を説明する。
装置における制御装置の構成を示すブロック図である。
以下に、図1ないし図7を用い、また必要な部分は、図
10を用いて、本発明の装置の動作と本発明の方法の一
実施例を説明する。
【0051】制御手段の主要部である制御装置23は、
加工制御装置230、メモリ231、読取装置232を
含んで成る。加工制御装置230は、さらに図示しない
演算部と制御プログラムを記憶している記憶部を具備し
ている。
加工制御装置230、メモリ231、読取装置232を
含んで成る。加工制御装置230は、さらに図示しない
演算部と制御プログラムを記憶している記憶部を具備し
ている。
【0052】制御装置23は、加工電源装置24、極間
検出装置25、入力装置28、表示装置29、除去装置
制御装置80、ガイド制御装置90、加工液制御装置1
00、ワイヤ送り制御装置120、自動結線制御装置1
50、モータ制御ドライバ260とそれぞれ接続してい
る。
検出装置25、入力装置28、表示装置29、除去装置
制御装置80、ガイド制御装置90、加工液制御装置1
00、ワイヤ送り制御装置120、自動結線制御装置1
50、モータ制御ドライバ260とそれぞれ接続してい
る。
【0053】先ず、自動結線制御装置150による駆動
信号で自動結線装置15を作動させ、ワイヤ電極を張架
する。このとき、加工制御装置230は、ガイド制御装
置90にも指令信号を送り、スライド体駆動装置9を作
動してスライド体51を摺動させ、通電体7及び可動ダ
イスガイド61をワイヤ電極2の走行経路から退避させ
ておく。
信号で自動結線装置15を作動させ、ワイヤ電極を張架
する。このとき、加工制御装置230は、ガイド制御装
置90にも指令信号を送り、スライド体駆動装置9を作
動してスライド体51を摺動させ、通電体7及び可動ダ
イスガイド61をワイヤ電極2の走行経路から退避させ
ておく。
【0054】ワイヤ電極2が張架されると、加工制御装
置230は、ワイヤ送り制御装置120を介して送りモ
ータ13、巻取りモータ19、及びブレーキモータ21
を駆動し、ワイヤ電極2を走行させた状態にする。この
とき、加工制御装置230は、ガイド制御装置90を介
してスライド駆動装置9を作動させ、通電体7をワイヤ
電極2に通電し得るよう接触させて、また、可動ダイス
ガイド61をワイヤ電極2が案内される状態にさせてお
く。
置230は、ワイヤ送り制御装置120を介して送りモ
ータ13、巻取りモータ19、及びブレーキモータ21
を駆動し、ワイヤ電極2を走行させた状態にする。この
とき、加工制御装置230は、ガイド制御装置90を介
してスライド駆動装置9を作動させ、通電体7をワイヤ
電極2に通電し得るよう接触させて、また、可動ダイス
ガイド61をワイヤ電極2が案内される状態にさせてお
く。
【0055】ワイヤ電極2は、ワイヤ導入ガイド42、
通電体7、及びダイスガイド61と62との間で擦れ合
い、ワイヤ電極2や前記各部材の微細な金属やプラスチ
ックなどの微細な屑がワイヤ電極2の表面に付着する。
ワイヤ電極2の位置決めに際しては、精度よく行うため
に、このワイヤ電極2の表面に付着した微細な屑を除去
する。位置決め案内精度の高いダイスガイドを用いた場
合は、ダイスガイドの案内部分にダイヤモンドやサファ
イヤのような硬質の部材が用いられるので、特に、ワイ
ヤ電極の屑がワイヤ電極の表面に付着しやすい。したが
って、ワイヤ電極に付着した微細な屑を除去する作業
は、ダイスガイドよりも被加工物側よりの位置で行わな
ければならない。
通電体7、及びダイスガイド61と62との間で擦れ合
い、ワイヤ電極2や前記各部材の微細な金属やプラスチ
ックなどの微細な屑がワイヤ電極2の表面に付着する。
ワイヤ電極2の位置決めに際しては、精度よく行うため
に、このワイヤ電極2の表面に付着した微細な屑を除去
する。位置決め案内精度の高いダイスガイドを用いた場
合は、ダイスガイドの案内部分にダイヤモンドやサファ
イヤのような硬質の部材が用いられるので、特に、ワイ
ヤ電極の屑がワイヤ電極の表面に付着しやすい。したが
って、ワイヤ電極に付着した微細な屑を除去する作業
は、ダイスガイドよりも被加工物側よりの位置で行わな
ければならない。
【0056】入力装置28から指令信号が入力される
か、または読取装置232を介してフロッピーディスク
に記録された位置決めのNCプログラムが読み込まれ
る。そして、加工制御装置230が、除去装置制御装置
80に指令信号を送り、付着物除去装置8を作動させて
ワイヤ電極2の付着物を除去する。なお、除去装置8
が、流体により前記付着物を除去する構成の装置におい
ては、空気より液体の方が前記付着物を除去しやすい
が、実施例の装置では、この流体は加工液噴流ノズル6
3に流下するので、加工液と同種の清浄な液体であるこ
とが好ましい。
か、または読取装置232を介してフロッピーディスク
に記録された位置決めのNCプログラムが読み込まれ
る。そして、加工制御装置230が、除去装置制御装置
80に指令信号を送り、付着物除去装置8を作動させて
ワイヤ電極2の付着物を除去する。なお、除去装置8
が、流体により前記付着物を除去する構成の装置におい
ては、空気より液体の方が前記付着物を除去しやすい
が、実施例の装置では、この流体は加工液噴流ノズル6
3に流下するので、加工液と同種の清浄な液体であるこ
とが好ましい。
【0057】加工制御装置230は、付着物除去装置8
を作動させるのと同時に、加工液制御装置130にも指
令信号を送り、図示しない加工液供給装置の加工液供給
ポンプを駆動させ、清浄な加工液を上下ノズルに供給し
てワイヤ電極2と被加工物3の間隙及び被加工物3の一
面を洗浄する。なお、ワイヤ電極2と被加工物3とを接
触させるときには、加工液制御装置130の作動を停止
させ、加工液を供給しないように構成してもよい。
を作動させるのと同時に、加工液制御装置130にも指
令信号を送り、図示しない加工液供給装置の加工液供給
ポンプを駆動させ、清浄な加工液を上下ノズルに供給し
てワイヤ電極2と被加工物3の間隙及び被加工物3の一
面を洗浄する。なお、ワイヤ電極2と被加工物3とを接
触させるときには、加工液制御装置130の作動を停止
させ、加工液を供給しないように構成してもよい。
【0058】前記位置決めの動作指令は、フロッピーデ
ィスク上のNCプログラムに記録されていて、読取装置
232を介して読み込まれてメモリ231に一時的に記
憶される。加工制御装置230は、そのプログラムに従
ってモータ制御ドライバ260に移動指令を送って、軸
駆動モータ26Xまたは26Yを駆動し、ワイヤ電極2
と被加工物3とを相対移動させる。同時に加工電源装置
24に指令を送り、ワイヤ電極2や被加工物3が損傷し
にくい位置決めに適した値の電圧パルスを極間に印加す
る。
ィスク上のNCプログラムに記録されていて、読取装置
232を介して読み込まれてメモリ231に一時的に記
憶される。加工制御装置230は、そのプログラムに従
ってモータ制御ドライバ260に移動指令を送って、軸
駆動モータ26Xまたは26Yを駆動し、ワイヤ電極2
と被加工物3とを相対移動させる。同時に加工電源装置
24に指令を送り、ワイヤ電極2や被加工物3が損傷し
にくい位置決めに適した値の電圧パルスを極間に印加す
る。
【0059】極間検出装置25よりワイヤ電極2と被加
工物3との接触が電気的に検出されると、その検出信号
を受けて、加工制御装置230は、モータ制御ドライバ
260介して、直ちに軸駆動モータ26Xまたは26Y
を停止させる。そして、ロータリエンコーダ27Xまた
は27Yより得た検出値により相対的な位置データを得
ることができ、この位置データはメモリ231に記憶さ
せる。
工物3との接触が電気的に検出されると、その検出信号
を受けて、加工制御装置230は、モータ制御ドライバ
260介して、直ちに軸駆動モータ26Xまたは26Y
を停止させる。そして、ロータリエンコーダ27Xまた
は27Yより得た検出値により相対的な位置データを得
ることができ、この位置データはメモリ231に記憶さ
せる。
【0060】接触検出によるワイヤ電極の位置決めが終
了したら、加工制御装置230は、除去制御装置80を
介して付着物除去装置8の動作を停止させる。このと
き、除去装置8が、付着物除去パッドを用いた構成の装
置であるときには、パッド86をワイヤ電極2から退避
させる。
了したら、加工制御装置230は、除去制御装置80を
介して付着物除去装置8の動作を停止させる。このと
き、除去装置8が、付着物除去パッドを用いた構成の装
置であるときには、パッド86をワイヤ電極2から退避
させる。
【0061】上述したように、ワイヤ電極の位置決めを
行う前に、またはワイヤ電極の位置決めを行っている最
中に、ワイヤ電極の表面に付着した屑を除去することに
より、ワイヤ電極の位置決め精度を向上させることがで
きる。
行う前に、またはワイヤ電極の位置決めを行っている最
中に、ワイヤ電極の表面に付着した屑を除去することに
より、ワイヤ電極の位置決め精度を向上させることがで
きる。
【0062】本発明のワイヤカット放電加工装置は、上
述した実施例の形態に限るものではなく、本発明の主旨
を逸脱しない範囲で、種々の組合せが可能である。例え
ば、パッド86を上側に設置し、付着物除去ノズル83
を下側に設置するとともに、吸引するように動作させる
ことにより、除去した付着物をワイヤ電極2と被加工物
3との間隙に流さないようにすることができる。
述した実施例の形態に限るものではなく、本発明の主旨
を逸脱しない範囲で、種々の組合せが可能である。例え
ば、パッド86を上側に設置し、付着物除去ノズル83
を下側に設置するとともに、吸引するように動作させる
ことにより、除去した付着物をワイヤ電極2と被加工物
3との間隙に流さないようにすることができる。
【0063】図8は、本発明のワイヤ電極の位置決め方
法の一実施例を説明するためのフローチャートである。
次に図8を用いて、本発明のワイヤ電極の位置決め方法
の別の実施例について説明する。
法の一実施例を説明するためのフローチャートである。
次に図8を用いて、本発明のワイヤ電極の位置決め方法
の別の実施例について説明する。
【0064】本実施例では、後述するワイヤ電極と被加
工物とを相対位置決めを行う「位置決め工程」と、ワイ
ヤ電極や被加工物に付着した屑やほこりを除去する「洗
浄工程」とに別れている。
工物とを相対位置決めを行う「位置決め工程」と、ワイ
ヤ電極や被加工物に付着した屑やほこりを除去する「洗
浄工程」とに別れている。
【0065】スタートスイッチをオンするなどの動作に
より、位置決め作業をスタートさせる。このとき、洗浄
工程の回数をリセットしておき(S1)、また、位置決
め工程の回数もリセットしておく(S2)。なお、この
回数のカウントは、メモリ231を使用して行っても、
カウンタを別に設けて行ってもよい。
より、位置決め作業をスタートさせる。このとき、洗浄
工程の回数をリセットしておき(S1)、また、位置決
め工程の回数もリセットしておく(S2)。なお、この
回数のカウントは、メモリ231を使用して行っても、
カウンタを別に設けて行ってもよい。
【0066】まず、ワイヤ電極2と被加工物3とが接近
するようにX軸方向に相対移動させるとももに、両者間
に所定の電圧を印加する。この相対移動は、ワイヤ電極
2と被加工物3とが接触するまで行われる(S3)。こ
のとき、Y軸方向の座標値は変わらないようにする。
するようにX軸方向に相対移動させるとももに、両者間
に所定の電圧を印加する。この相対移動は、ワイヤ電極
2と被加工物3とが接触するまで行われる(S3)。こ
のとき、Y軸方向の座標値は変わらないようにする。
【0067】検出装置25が接触を検出して信号を出力
したら(S4)、制御装置23は、前記相対移動を停止
させる(S5)。そして、座標値X1を検出しメモリに
記憶させる。なお、エンコーダによって位置を検出する
ときは、検出されるX軸の累積移動量から座標値X1を
演算して記憶させればよい(S6)。
したら(S4)、制御装置23は、前記相対移動を停止
させる(S5)。そして、座標値X1を検出しメモリに
記憶させる。なお、エンコーダによって位置を検出する
ときは、検出されるX軸の累積移動量から座標値X1を
演算して記憶させればよい(S6)。
【0068】続いて、ワイヤ電極と被加工物とを相対移
動させて、一端、ワイヤ電極と被加工物とを開離させ
(S7)、ステップ3と同様に再びワイヤ電極と被加工
物とを両者が接触するまで相対移動させる(S8)。そ
して、両者が接触したら(S9)、そのときの座標値X
2を検出して記憶させる(S10)。
動させて、一端、ワイヤ電極と被加工物とを開離させ
(S7)、ステップ3と同様に再びワイヤ電極と被加工
物とを両者が接触するまで相対移動させる(S8)。そ
して、両者が接触したら(S9)、そのときの座標値X
2を検出して記憶させる(S10)。
【0069】次に、記憶された座標値X2から座標値X
1を減算し(S11)、この演算結果Dを予め設定され
た所定の許容値Kと比較する(S13)。この許容値K
は、モータの最小送り単位や精度、機械自体の精度にも
よるが、例えば、±2μmとする。したがって、Dが0
であるならば、2回の検出の誤差が全くないことを示
す。
1を減算し(S11)、この演算結果Dを予め設定され
た所定の許容値Kと比較する(S13)。この許容値K
は、モータの最小送り単位や精度、機械自体の精度にも
よるが、例えば、±2μmとする。したがって、Dが0
であるならば、2回の検出の誤差が全くないことを示
す。
【0070】Dが所定の許容値Kの範囲内にあれば、誤
差がないか無視できるものであって、座標値X2を設定
し、位置決めを終了する(S14)。もちろん、この場
合、座標値X1と座標値X2との平均値を相対位置とし
て設定してもよいことは言うまでもない。
差がないか無視できるものであって、座標値X2を設定
し、位置決めを終了する(S14)。もちろん、この場
合、座標値X1と座標値X2との平均値を相対位置とし
て設定してもよいことは言うまでもない。
【0071】Dが所定の許容値の範囲内になく、一連の
位置決め工程の回数n1が予め設定した回数Nに達して
いないときは、ステップS7からS13を行う。この場
合、ステップS3に戻って再度座標値X1、X2を検出
してもよい。一方、Dが所定の範囲になく、繰返し回数
n1が設定回数N1以上になった場合には(S15)、
ワイヤ電極2や被加工物3に付着物があるか、両者の間
にゴミなどの障害物が介在している可能性が高いものと
判断する。設定回数Nを0とした場合には、誤差が生じ
た場合は、必ず以下の洗浄工程を行うようにすることが
できる。このとき、既に何回も洗浄工程を行っていたと
したら、何等かの別の障害があることが考えられるの
で、警告を発するなどして作業を中断するようにすれば
よい(S16)。
位置決め工程の回数n1が予め設定した回数Nに達して
いないときは、ステップS7からS13を行う。この場
合、ステップS3に戻って再度座標値X1、X2を検出
してもよい。一方、Dが所定の範囲になく、繰返し回数
n1が設定回数N1以上になった場合には(S15)、
ワイヤ電極2や被加工物3に付着物があるか、両者の間
にゴミなどの障害物が介在している可能性が高いものと
判断する。設定回数Nを0とした場合には、誤差が生じ
た場合は、必ず以下の洗浄工程を行うようにすることが
できる。このとき、既に何回も洗浄工程を行っていたと
したら、何等かの別の障害があることが考えられるの
で、警告を発するなどして作業を中断するようにすれば
よい(S16)。
【0072】何度、位置決め工程を繰返しても誤差がな
くならないと判断された場合(S15)、例えば、加工
液噴流ノズルから[洗浄」に適した10kg/cm以上
の高圧の加工液噴流を供給する。この噴流は、まずワイ
ヤ電極を洗浄してワイヤ電極に付着した付着物を除去し
た後、間隙に流下して、被加工物と間隙とを洗い流す
(S17)。この「洗浄」は、所定の時間続けられる。
そして、洗浄が終了したら、洗浄工程の繰返し回数n2
をカウントアップして、ステップS2に戻って位置決め
工程の回数n1をリセットしてから、初めから位置決め
工程を行う。
くならないと判断された場合(S15)、例えば、加工
液噴流ノズルから[洗浄」に適した10kg/cm以上
の高圧の加工液噴流を供給する。この噴流は、まずワイ
ヤ電極を洗浄してワイヤ電極に付着した付着物を除去し
た後、間隙に流下して、被加工物と間隙とを洗い流す
(S17)。この「洗浄」は、所定の時間続けられる。
そして、洗浄が終了したら、洗浄工程の繰返し回数n2
をカウントアップして、ステップS2に戻って位置決め
工程の回数n1をリセットしてから、初めから位置決め
工程を行う。
【0073】以上の位置実施例方法において、本願発明
の趣旨に反しない範囲において、種々の応用や組み合わ
せの変更が可能である。例えば、ワイヤ電極と被加工物
との相対位置決めにより座標値Xを検出する作業をm回
行い、その平均値により誤差を求めるようにすることが
できる。
の趣旨に反しない範囲において、種々の応用や組み合わ
せの変更が可能である。例えば、ワイヤ電極と被加工物
との相対位置決めにより座標値Xを検出する作業をm回
行い、その平均値により誤差を求めるようにすることが
できる。
【0074】図9は、さらに別の実施例を示すフローチ
ャートである。なお、図8で説明した実施例に共通する
部分は、先の説明を援用するものとする。
ャートである。なお、図8で説明した実施例に共通する
部分は、先の説明を援用するものとする。
【0075】スタートスイッチをオンするなどの動作に
より、位置決め作業をスタートさせ、以下に説明する
「位置決め工程」の回数をリセットしておく(S2
1)。
より、位置決め作業をスタートさせ、以下に説明する
「位置決め工程」の回数をリセットしておく(S2
1)。
【0076】次いで、ワイヤ電極2と被加工物3とが接
近するようにX軸方向に相対移動させるとともに、両者
間に所定の電圧を印加する(S22)。このとき、Y軸
方向の座標値は変わらないようにする。この場合、常時
ワイヤ電極の振動の振幅が大きくなった時点を接触検出
できるように、ワイヤ電極2の振動の周波数2〜5kH
zを考慮して、相対送り速度を通常の加工していないと
きの送り速度より比較的遅くして送るようにする。例え
ば、モータの送り指令単位が1μmであるとき、前記振
動の周波数が2kHzとすると、500マイクロ秒に1
μm送る。
近するようにX軸方向に相対移動させるとともに、両者
間に所定の電圧を印加する(S22)。このとき、Y軸
方向の座標値は変わらないようにする。この場合、常時
ワイヤ電極の振動の振幅が大きくなった時点を接触検出
できるように、ワイヤ電極2の振動の周波数2〜5kH
zを考慮して、相対送り速度を通常の加工していないと
きの送り速度より比較的遅くして送るようにする。例え
ば、モータの送り指令単位が1μmであるとき、前記振
動の周波数が2kHzとすると、500マイクロ秒に1
μm送る。
【0077】検出装置25が接触を検出して信号を出力
したら(S23)、相対移動を停止させ(S24)。エ
ンコーダから検出されているX軸の累積移動量から座標
値X1を演算しメモリに記憶させる(S25)。
したら(S23)、相対移動を停止させ(S24)。エ
ンコーダから検出されているX軸の累積移動量から座標
値X1を演算しメモリに記憶させる(S25)。
【0078】ここで、後述する予め記憶されている複数
の振幅データから所定の振幅データLを読み出す(S2
6)。そして、演算した座標値X1から振幅データLを
減算して補正座標値X2を求め、記憶させておく(S2
7)。座標値X2は、ワイヤ電極2が振動しているとき
の振動の中心の位置であり、言い換えれば、ワイヤ電極
2が振動していないときの軸線の位置である。
の振幅データから所定の振幅データLを読み出す(S2
6)。そして、演算した座標値X1から振幅データLを
減算して補正座標値X2を求め、記憶させておく(S2
7)。座標値X2は、ワイヤ電極2が振動しているとき
の振動の中心の位置であり、言い換えれば、ワイヤ電極
2が振動していないときの軸線の位置である。
【0079】続いて、一旦、ワイヤ電極2と被加工物3
が離れるように相対移動させる(S28)。再びワイヤ
電極2と被加工物3とを接近する方向に相対移動させて
(S29)、両者の接触を検出する(S30)。
が離れるように相対移動させる(S28)。再びワイヤ
電極2と被加工物3とを接近する方向に相対移動させて
(S29)、両者の接触を検出する(S30)。
【0080】ワイヤ電極2と被加工物3の接触を検出し
たら相対移動を停止し(S31)、そのときのエンコー
ダからの累積移動量から、座標値X3を演算し記憶させ
る(S32)。そして、先に記憶させておいた座標値X
2から座標値X3を減算した値の絶対値αを算出する
(S33)。
たら相対移動を停止し(S31)、そのときのエンコー
ダからの累積移動量から、座標値X3を演算し記憶させ
る(S32)。そして、先に記憶させておいた座標値X
2から座標値X3を減算した値の絶対値αを算出する
(S33)。
【0081】次いで、このαから振幅データLを減算し
た値βを求める(S34)。そして、このとき、ステッ
プS22からステップS34までの一連のステップを
「位置決めの工程」として、その回数をカウントアップ
して、累積回数nを記憶させておく(S35)。
た値βを求める(S34)。そして、このとき、ステッ
プS22からステップS34までの一連のステップを
「位置決めの工程」として、その回数をカウントアップ
して、累積回数nを記憶させておく(S35)。
【0082】この後、算出されたβが所定の許容範囲内
にあるかどうかを比較する(S16)。この許容値K
は、モータの最小送り単位や精度、機械自体の精度にも
よるが、例えば、ここでは、−2μm以上2μm以下と
する。算出されたβが0であるならば、すなわちαとL
が等しいことになり、2回の検出で全く誤差がないこと
を示す。したがって、先に演算した座標値X2をワイヤ
電極2の相対位置として設定する(S37)。
にあるかどうかを比較する(S16)。この許容値K
は、モータの最小送り単位や精度、機械自体の精度にも
よるが、例えば、ここでは、−2μm以上2μm以下と
する。算出されたβが0であるならば、すなわちαとL
が等しいことになり、2回の検出で全く誤差がないこと
を示す。したがって、先に演算した座標値X2をワイヤ
電極2の相対位置として設定する(S37)。
【0083】一方、前記βが±2μmの範囲になかった
場合には、ステップ22からステップ34までの一連の
位置決め工程を再度行う。このとき、累積回数nが予め
設定された回数N以上になった場合には(S38)、既
に説明した図8の実施例と同様に、ワイヤ電極、被加工
物、及び間隙の洗浄を行ってから、再度位置決め工程を
行うようにする(S39)。
場合には、ステップ22からステップ34までの一連の
位置決め工程を再度行う。このとき、累積回数nが予め
設定された回数N以上になった場合には(S38)、既
に説明した図8の実施例と同様に、ワイヤ電極、被加工
物、及び間隙の洗浄を行ってから、再度位置決め工程を
行うようにする(S39)。
【0084】以上の工程は、X軸方向におけるワイヤ電
極の位置決めに関するものであるから、同様の工程をY
軸方向についても行う。なお、ワイヤ電極を垂直に張架
するための垂直出しについても、両者の接触を検出する
ことにより行う場合、特に電気的な接触検出により行う
場合には、本発明の方法を応用することで、効率的に精
度良い垂直出しを行うことが可能である。
極の位置決めに関するものであるから、同様の工程をY
軸方向についても行う。なお、ワイヤ電極を垂直に張架
するための垂直出しについても、両者の接触を検出する
ことにより行う場合、特に電気的な接触検出により行う
場合には、本発明の方法を応用することで、効率的に精
度良い垂直出しを行うことが可能である。
【0085】また、この実施例は、好ましい実施例とし
て、誤差の判定を振幅データLに基づいて行うようにし
たが、振幅データを用いずに、検出された位置データに
より演算される振幅を直接許容範囲Rと比較することで
も同様の位置決め作業が行える。すなわち、ワイヤ電極
と被加工物との接触検出により振幅を測定して、その振
幅が所定の誤差範囲であるか否かにより、振幅を考慮し
た位置が決定できる。
て、誤差の判定を振幅データLに基づいて行うようにし
たが、振幅データを用いずに、検出された位置データに
より演算される振幅を直接許容範囲Rと比較することで
も同様の位置決め作業が行える。すなわち、ワイヤ電極
と被加工物との接触検出により振幅を測定して、その振
幅が所定の誤差範囲であるか否かにより、振幅を考慮し
た位置が決定できる。
【0086】ここで、上述した方法において、振幅デー
タについて説明する。図10は、上側ダイスガイドと下
側ダイスガイドとの距離、ワイヤ電極の径及び印加する
張力と、ワイヤ電極の振動の振幅との関係を示すグラフ
である。このとき、Lは、垂直に張架したワイヤ電極2
が振動していないときのその軸線中心の位置から、振動
によってワイヤ電極2の中心から最も離れた部分の位置
までの水平距離である。
タについて説明する。図10は、上側ダイスガイドと下
側ダイスガイドとの距離、ワイヤ電極の径及び印加する
張力と、ワイヤ電極の振動の振幅との関係を示すグラフ
である。このとき、Lは、垂直に張架したワイヤ電極2
が振動していないときのその軸線中心の位置から、振動
によってワイヤ電極2の中心から最も離れた部分の位置
までの水平距離である。
【0087】ワイヤ電極の振動の振幅は、水平に設置し
た所定の径の円柱形の接触治具に、任意の一方向から走
行するワイヤ電極を接触させその位置を検知した後、反
対方向から同様に接触検出により位置を検知し、各々の
接触時の位置データと円柱形の接触治具の径、及びワイ
ヤ電極の径により算出することができる。この振幅の測
定については、この方法によらず、公知の方法を用いる
ことができる。そして、このような前記振幅と各条件と
の相関関係は、各条件の設定下で振幅を測定することで
達成される。
た所定の径の円柱形の接触治具に、任意の一方向から走
行するワイヤ電極を接触させその位置を検知した後、反
対方向から同様に接触検出により位置を検知し、各々の
接触時の位置データと円柱形の接触治具の径、及びワイ
ヤ電極の径により算出することができる。この振幅の測
定については、この方法によらず、公知の方法を用いる
ことができる。そして、このような前記振幅と各条件と
の相関関係は、各条件の設定下で振幅を測定することで
達成される。
【0088】このような相関データを、例えば想定され
る設定に応じた数のデータに区分けしてメモリに予め記
録しておく。なお、条件は、前記のものに限らず、例え
ば、ワイヤ電極の材質やワイヤ電極の送り速度を考慮し
てもよい。
る設定に応じた数のデータに区分けしてメモリに予め記
録しておく。なお、条件は、前記のものに限らず、例え
ば、ワイヤ電極の材質やワイヤ電極の送り速度を考慮し
てもよい。
【0089】作業者は、予め使用する電極の径φmm、
印加する張力WTg、ガイド間距離lmmを図示しない
操作盤より入力して設定する。そして、この組合せに応
じ予め記憶されている複数のデータ群の中からこの組合
せに適するデータを抽出する。このとき、各条件と振幅
の関係は、図10のように示されるので、各条件の各設
定値に一致することがなくても、演算して求めることも
できる。このような相関データの数は厳密に決定する必
要がなく、また、その抽出あるいは演算の方法は、従来
公知の方法を応用し得る。
印加する張力WTg、ガイド間距離lmmを図示しない
操作盤より入力して設定する。そして、この組合せに応
じ予め記憶されている複数のデータ群の中からこの組合
せに適するデータを抽出する。このとき、各条件と振幅
の関係は、図10のように示されるので、各条件の各設
定値に一致することがなくても、演算して求めることも
できる。このような相関データの数は厳密に決定する必
要がなく、また、その抽出あるいは演算の方法は、従来
公知の方法を応用し得る。
【0090】
【発明の効果】本発明は、以上のようになされているの
で、ワイヤ電極の送り出す側に設けられたワイヤガイド
から送り出された後で、かつワイヤ電極と被加工物とで
形成される間隙に到達する前に、ワイヤ電極に付着した
付着物を直接的または直接に除去できる。すなわち、特
にワイヤ電極と前記ダイスガイドとが擦り合わさって生
じる微細な金属粉に対して、それが付着したすぐ後にお
いて直接的に除去する力を作用させ得るので、より効果
的に前記付着物が除去される。
で、ワイヤ電極の送り出す側に設けられたワイヤガイド
から送り出された後で、かつワイヤ電極と被加工物とで
形成される間隙に到達する前に、ワイヤ電極に付着した
付着物を直接的または直接に除去できる。すなわち、特
にワイヤ電極と前記ダイスガイドとが擦り合わさって生
じる微細な金属粉に対して、それが付着したすぐ後にお
いて直接的に除去する力を作用させ得るので、より効果
的に前記付着物が除去される。
【0091】しかも、ダイスガイドの近傍に付着物除去
手段が設けられているから、張架されるワイヤ電極の支
点において前記付着物除去手段が動作するようにされ、
ワイヤ電極の振動状態に殆ど影響を与えない。
手段が設けられているから、張架されるワイヤ電極の支
点において前記付着物除去手段が動作するようにされ、
ワイヤ電極の振動状態に殆ど影響を与えない。
【0092】そして、このような結果、本発明によれ
ば、加工中にはワイヤ電極の走行を妨げて加工に影響を
与えるということなく、ワイヤ電極の位置決めに際して
は、より精度良く行えるという効果を奏する。
ば、加工中にはワイヤ電極の走行を妨げて加工に影響を
与えるということなく、ワイヤ電極の位置決めに際して
は、より精度良く行えるという効果を奏する。
【図1】本発明のワイヤカット放電加工装置における上
側ワイヤガイド装置の実施例の構成を示す断面図であ
る。
側ワイヤガイド装置の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図2】図1で示す実施例装置を下側から見た構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】図1で示す実施例装置の詳細を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明のワイヤカット加工装置におけるワイヤ
ガイド装置の別の実施例の構成を示す断面図である。
ガイド装置の別の実施例の構成を示す断面図である。
【図5】図4で示す実施例装置の詳細な構成を示す斜視
図である。
図である。
【図6】図4で示す実施例装置の付着物除去装置の詳細
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】図6で示す付着物除去装置の別の形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】本発明のワイヤ電極の位置決め方法の一実施例
の手順を示すフローチャートである。
の手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明のワイヤ電極の位置決め方法のさらに別
の実施例の手順を示すフローチャートである。
の実施例の手順を示すフローチャートである。
【図10】ワイヤ電極の振幅と、ワイヤ電極の径、材
質、張力、及び上下ワイヤガイド間の距離との関係の一
例を示すグラフである。
質、張力、及び上下ワイヤガイド間の距離との関係の一
例を示すグラフである。
【図11】従来から使用されているワイヤ放電加工装置
の全体の概略構成の一例を示す図である。
の全体の概略構成の一例を示す図である。
1,上側ワイヤガイド装置 2,ワイヤ電極 3,被加工物 4,上部ガイドユニット 5,通電部ユニット 51,スライド体 52,通電部ハウジング 53,固定部材 57,突起部 6,下部ガイドユニット 61,可動ダイスガイド 62,固定ダイスガイド 63,加工液噴射ノズル 7,通電体 8,付着物除去装置 80,除去装置制御装置 81,付着物除去装置本体 82,流体流路 83,付着物除去ノズル 84,流体供給源 85,流体導入管 86,付着物除去パッド 87,パッド取付部材 89,パッド駆動装置 9,シリンダ装置 10,加工液供給部 100,加工液制御装置 13,送り出しローラ 16,上側ガイド装置 16A,ダイスガイド 17,下側ガイド装置 17A,ダイスガイド 18,巻取りローラ 20,テンションプーリ 23,制御装置 230,加工制御装置 231,メモリ 24,加工電源装置 25,極間検出装置
Claims (10)
- 【請求項1】 被加工物を挟んでワイヤ電極を送り出す
側と回収する側のそれぞれにワイヤ電極を所定の位置で
案内するワイヤガイドを設けたワイヤカット放電加工装
置において、前記送り出す側のワイヤガイドの前記ワイ
ヤ電極の送り出し側に設けられた通電体と、前記送り出
す側のワイヤガイドの被加工物側に設けられた放電加工
液を加工部に供給する加工液噴射ノズルと、前記送り出
す側のワイヤガイドと前記加工液噴射ノズルの間に前記
ワイヤ電極に付着した付着物を除去する除去手段と、前
記ワイヤ電極を位置決めまたは垂直出しを行うときに前
記除去手段を作動させる制御手段とを設けたことを特徴
とするワイヤカット放電加工装置。 - 【請求項2】 前記除去手段は、少なくとも、流体を噴
出する複数の付着物除去ノズルと、該ノズルに前記流体
を導入する流体流路と、前記流体を供給する流体供給源
とから成ることを特徴とする請求項1に記載のワイヤカ
ット放電加工装置。 - 【請求項3】 前記除去手段は、少なくとも、前記ワイ
ヤ電極に接触するパッドと、該パッドを保持する保持手
段と、前記パッドを前記ワイヤ電極に対して進退自在に
移動させる駆動手段とから成ることを特徴とする請求項
1に記載のワイヤカット放電加工装置。 - 【請求項4】 前記パッドは、フェルトまたはウレタン
で成ることを特徴とする請求項6または請求項7に記載
のワイヤカット放電加工装置。 - 【請求項5】 前記ワイヤガイドは、ダイスガイドであ
ることを特徴とする請求項1ないし請求項8に記載のワ
イヤカット放電加工装置。 - 【請求項6】 被加工物を挟んでワイヤ電極を送り出す
側に設けられたワイヤガイドから送り出されたワイヤ電
極に付着した付着物を除去し、前記付着物が除去された
状態のワイヤ電極と前記被加工物とを相対移動させ、前
記ワイヤ電極と前記被加工物とが接触したことを検出す
るとともに、そのときの位置データを記憶させてワイヤ
電極の位置決めを行うようにしたことを特徴とするワイ
ヤカット放電加工におけるワイヤ電極の位置決め方法。 - 【請求項7】 前記ワイヤ電極と前記被加工物とを接触
させるとともに、そのときの位置データを記憶させる動
作を複数回行い、前記複数回の動作により得られた複数
の位置データの誤差が所定の値より大きい場合は、前記
ワイヤ電極を送り出す側に設けられたのワイヤガイドの
前記被加工物側近傍において前記ワイヤ電極に付着した
付着物を除去するようにしたことを特徴とするワイヤカ
ット放電加工におけるワイヤ電極の位置決め方法。 - 【請求項8】 ワイヤ電極に所定の張力を付与しつつ所
定の送り速度で走行させた状態で、前記ワイヤ電極と被
加工物とを接触させてそのときの位置データを記憶さ
せ、予め記憶させておいたワイヤ電極の振動の振幅に関
するデータに基づいて前記位置データを補正して該補正
データを記憶させた後、前記ワイヤ電極とを再度接触さ
せてそのときの位置データを記憶させ、該位置データと
前記補正データとを比較する工程と、前記比較した結果
が所定の範囲外である場合は前記工程を再度行い、前記
工程を繰り返し行った回数が予め設定された回数を超え
た場合は前記ワイヤ電極に付着した付着物を除去した
後、再度前記工程を行って前記ワイヤ電極の位置決めを
行うようにしたことを特徴とするワイヤカット放電加工
におけるワイヤ電極の位置決め方法。 - 【請求項9】 前記ワイヤ電極の振動の振幅に関するデ
ータは、前記ワイヤ電極の材質と、前記ワイヤ電極の径
と、前記ワイヤ電極に付与される張力と、前記ワイヤ電
極が走行する送り速度と、前記被加工物を挟んで設けら
れた一対のワイヤガイド間の距離との複数の条件の内の
少なくとも1つを含む条件と前記振動の振幅との相関デ
ータであることを特徴とする請求項8に記載のワイヤカ
ット放電加工におけるワイヤ電極の位置決め方法。 - 【請求項10】 前記ワイヤ電極に付着した付着物を除
去するときに、前記ワイヤ電極と前記被加工物との間隙
に介在する障害物も除去することを特徴とする請求項6
ないし請求項9に記載のワイヤカット放電加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23605295A JPH0957540A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ワイヤカット放電加工装置及びワイヤ電極の位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23605295A JPH0957540A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ワイヤカット放電加工装置及びワイヤ電極の位置決め方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957540A true JPH0957540A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16995037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23605295A Pending JPH0957540A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ワイヤカット放電加工装置及びワイヤ電極の位置決め方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957540A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109834351A (zh) * | 2019-04-16 | 2019-06-04 | 哈尔滨理工大学 | 一种线切割机床污染隔绝装置 |
| CN114749740A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-15 | 泰州文杰数控设备有限公司 | 一种中走丝电火花线切割机床的切割方法 |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP23605295A patent/JPH0957540A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109834351A (zh) * | 2019-04-16 | 2019-06-04 | 哈尔滨理工大学 | 一种线切割机床污染隔绝装置 |
| CN114749740A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-07-15 | 泰州文杰数控设备有限公司 | 一种中走丝电火花线切割机床的切割方法 |
| CN114749740B (zh) * | 2022-04-13 | 2024-04-05 | 泰州文杰数控设备有限公司 | 一种中走丝电火花线切割机床的切割方法 |
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