JPH0957775A - 内装材の製造方法および製造装置 - Google Patents

内装材の製造方法および製造装置

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JPH0957775A
JPH0957775A JP21753095A JP21753095A JPH0957775A JP H0957775 A JPH0957775 A JP H0957775A JP 21753095 A JP21753095 A JP 21753095A JP 21753095 A JP21753095 A JP 21753095A JP H0957775 A JPH0957775 A JP H0957775A
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Hiroyuki Kato
浩之 加藤
Kazunori Kuse
和則 久瀬
Masao Tada
正男 多田
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基材11、表皮材12およびシート状の装飾部
材13を互いに貼着してなる内装材10aにおいて、装
飾部材13の端末の端面が木目込み溝から視認し得ない
ようにして、内装材10aの表面側の外観を向上させ
る。 【解決手段】基材11を合成樹脂にて成形すると同時
に、基材11の表面に表皮材12を、表皮材12の表面
に装飾材13を貼着し、同時に装飾材13の端末を基材
11の溝部11bにて表皮材12を介して基材11に食
込ませて、装飾材13の端末の端面を見難くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアのドア
トリム、車両用の内壁、シートバックのバッグボード
等、内装材の製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内装材の一形式として、所定形状に成形
された合成樹脂からなる基材と、同基材に貼着されて同
基材の全表面を被覆する表皮材と、同表皮材に貼着され
て同表皮材の所定の部位を局部的に被覆するシート状の
装飾材を備え、同装飾材の端末が前記基材に設けた溝部
に木目込まれて処理されている内装材がある。
【0003】当該形式の内装材は、所定形状の型面を有
する上下両型間に前記表皮材を引張状態に配置するとと
もに、前記両型の一方の型の型面の所定の部位に前記装
飾材を離脱可能に貼着し、かつ前記両型の他方の型の型
面に溶融状態の合成樹脂を供給して、これら合成樹脂、
表皮材および装飾材を前記両型間にて圧縮して前記内装
材を成形する手段によって製造方法される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該形式の
内装材においては、装飾材の端末が基材の成形時に両型
の型面の凹凸部間に介在して基材に形成される溝部に木
目込まれるが、木目込部においては図4(b)に示すよ
うに、表皮材12に貼着されている装飾材13の木目込
まれた端末の端面が溝部から目に付き易い。このため、
当該内装材を木目込部が表面に露呈する状態で使用する
場合には、木目込部が外観を損なうおそれがある。ま
た、基材11に形成される溝部はほぼ一定幅であるた
め、装飾材13の厚みにより木目込部の外観は異なる。
【0005】従って、本発明の目的は、この種形式の内
装材における装飾材の端末の木目込部において、同端末
の端面が木目込部の溝部から見えないように処理して、
内装材の外観を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定形状に成
形された合成樹脂からなる基材と、同基材に貼着されて
同基材の全表面を被覆する表皮材と、同表皮材に貼着さ
れて同表皮材の所定の部位を局部的に被覆するシート状
の装飾材を備え、同装飾材の端末が前記基材に設けた溝
部に木目込まれて処理されている内装材を成形する製造
方法、および当該内装材を成形する製造装置に関する。
【0007】しかして、本発明に係る製造方法は、所定
形状の型面を有する上下両型間に前記表皮材を引張状態
に配置するとともに、前記両型の一方の型の型面の所定
の部位に前記装飾材を離脱可能に貼着し、かつ前記両型
の他方の型の型面に溶融状態の合成樹脂を供給して、こ
れら合成樹脂、表皮材および装飾材を前記両型間にて圧
縮して前記内装材を成形する製造方法において、前記基
材の成形時に前記装飾材の端末を前記表皮材を介して同
基材に食込ませることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明に係る製造装置は、上記した
製造方法を実施するために使用する製造装置であり、所
定形状の型面を有する上下両型を備えているとともに、
これら両型の一方の型における前記基材の溝部に対応す
る部位に、前記装飾材の端末を押圧して前記基材に食込
ませる可動手段を備えていることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の作用・効果】本発明によれば、内装材を構成す
る基材の成形時に、基材の表面に表皮材が同時に貼着さ
れるとともに、同表皮材の表面の所定の部位に装飾材が
同時に貼着されて内装材が製造される。この基材の成形
時には、装飾材の端末が表皮材を介して基材の溝部に食
込まれる。このため、装飾材の端末における端面が基材
の溝部から目に付くことはなく、内装材の外観を著しく
向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明するに、図1〜図4には本発明の一実施の形態に係る
内装材である車両用ドアのドアトリムが示されている。
当該ドアトリム10はロアベース10aと、アッパベー
ス10bと、アームレスト部材10cとからなり、アッ
パベース10bはロアベース10aの上端縁部に一体的
に固着されてドアトリム10を構成し、かつアームレス
ト部材10cはロアベース10aの中央部の段部上に固
着されてドアトリム10の内側の表面にアームレストを
構成している。
【0011】しかして、ロアベース10aは図2、図3
および図4(a)に示すように、所定形状に成形された
合成樹脂からなる基材11と、基材11に貼着されてそ
の全表面を被覆する表皮材12と、表皮材12に貼着さ
れてその所定の部位を局部的に被覆する装飾材であるオ
ーナメント13を備え、オーナメント13の端末のうち
上下の各端末が基材11に設けた上下に設けた各溝部1
1aに木目込まれており、かつ前後の端末が基材11に
設けた前後の各溝部11bに木目込まれて処理されてい
る。オーナメント13の前後の各端末は、図4(a)に
示すように、表皮材12を介して基材11に食込んでい
て、各端末の端面が各溝部11bからは目視できない状
態となっている。これにより、ドアトリム10の車室側
の表面に露呈するロアベース10aの各溝部11bが、
ドアトリム10の表面の外観を損なうようなことはな
い。
【0012】図5には、当該ドアトリム10を構成する
ロアベース10aの製造方法の一例が示されており、ま
た図6および図7には、ロアベース10aの製造装置2
0を構成する成形型の上型21が示されている。当該成
形型は上型21と下型22とにより構成されており、こ
れら各型21,22は互いに対向する型面21a,22
aを備え、かつ上型21の型面21aにおけるオーナメ
ント13の各端末に対応する部位に突起部21bを備え
ているとともに、下型22の型面22aにおける上型2
1の突起部21bに対応する部位に、同突起部21bが
挿入可能な凹所22bを備えている。これらの突起部2
1bおよび凹所22bは、基材11の各溝部11a,1
1bを形成すべく機能する。
【0013】上型21の突起部21bのうち前後の各突
起部21bには、図7および図8に示すように、ゴム製
で管状の膨出部材21cと、可動部材21dとが配設さ
れている。膨出部材21cは上型21の突起部21bの
中央部に埋設されており、また可動部材21dは膨出部
材21cの側部にて突起部21bに対して内外に摺動可
能に組付けられている。膨出部材21cは、その内部に
油圧が供給されると膨出して可動部材21dを外側へ摺
動させて前進させ、かつ油圧が排出されると収縮して可
動部材21dを内側へ摺動させて後退させる。
【0014】当該ドアトリム10のロアベース10aを
製造するには、先づ図5(a)に示すように、上型21
の型面21aの所定の部位の下面側に接着剤を塗布した
オーナメント13を両面接着テープを介して固定すると
ともに、上型21および下型22間に表皮材12をクラ
ンプ23を介して引張状態に配置し、次いで下型22の
型面22a上に合成樹脂14を溶融状態で供給する。そ
の後、同図(b)に示すように、上型21を下型22上
に下降させて両型21,22を互いに重合する。最後
に、膨出部材21c内に油圧を供給する。
【0015】これにより、合成樹脂14が圧縮されて拡
大して所定形状の基材11が成形され、かつ成形された
基材11の表面側の全部位に表皮材12が貼着されると
ともに、表皮材12の表面側の所定の部位にオーナメン
ト13が貼着される。この間、膨出部材21cは油圧の
供給を受けて、図8(a)に示す状態から可動部材21
dを摺動して前進させ、同図(b)に示すように、可動
部材21dによりオーナメント13の端末を表皮材12
を介して可塑状態にある基材11の溝部11bの側壁に
押圧する。これにより、オーナメント13の端末は表皮
材12を介して基材11の溝部11bの側壁に食込ま
れ、端末の端面が溝部11bに露呈することがない。
【0016】このように、上記した製造装置20を使用
して本発明の製造方法を実施すれば、ロアベース10a
を構成する基材11の成形時に、同基材11の表面に表
皮材12が同時に貼着されるとともに、同表皮材12の
表面の所定の部位にオーナメント13が同時に貼着され
て、ロアベース10aが製造される。この基材11の成
形時には、オーナメント13の端末が表皮材12を介し
て基材11の溝部11bに食込まれる。このため、オー
ナメント13の端末の端面が基材11の溝部11bから
目視されることはなく、ドアトリム10の内側の外観を
著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用対象とする内装材の一例であるド
アトリムの車室側の表面側からみた斜視図である。
【図2】図1の矢印2−2線方向に見た縦断面図であ
る。
【図3】図1の矢印3−3線方向に見た横断面図であ
る。
【図4】図3の矢印4部分の拡大縦断面であって、同図
(a)は本発明に係るドアトリムの縦断面図、同図
(b)は従来のドアトリムの縦断面図である。
【図5】本発明の製造方法の各工程(a),(b),
(c)を示す概略的説明図である。
【図6】同製造方法で使用する成形型の上型の下方から
見た斜視図である。
【図7】同上型の型面を形成する突起部の拡大縦断面図
であって、同図(a)は可動部材の非作動の状態を示す
縦断面図、同図(b)は可動部材の作動状態を示す縦断
面図である。
【図8】本発明の製造装置を構成する成形型における端
末処理状態を示す部分拡大縦断面図であって、同図
(a)は可動部材の非作動の状態を示す縦断面図、同図
(b)は可動部材の作動状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10…ドアトリム、10a…ロアベース、10b…アッ
パベース、10c…アームレスト部材、11…基材、1
1b…溝部、12…表皮材、13…オーナメント、14
…合成樹脂、20…製造装置、21…上型、21a…型
面、21b…突起部、21c…膨出部材、21d…可動
部材、22…下型、22a…型面、22b…凹所、23
…クリップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定形状に成形された合成樹脂からなる基
    材と、同基材に貼着されて同基材の全表面を被覆する表
    皮材と、同表皮材に貼着されて同表皮材の所定の部位を
    局部的に被覆するシート状の装飾材を備え、同装飾材の
    端末が前記基材に設けた溝部に木目込まれて処理されて
    いる内装材を製造する製造方法であり、所定形状の型面
    を有する上下両型間に前記表皮材を引張状態に配置する
    とともに、前記両型の一方の型の型面の所定の部位に前
    記装飾材を離脱可能に貼着し、かつ前記両型の他方の型
    の型面に溶融状態の合成樹脂を供給して、これら合成樹
    脂、表皮材および装飾材を前記両型間にて圧縮して前記
    内装材を成形する製造方法において、前記基材の成形時
    に前記装飾材の端末を前記表皮材を介して同基材に食込
    ませることを特徴とする内装材の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の製造方法を実施するため
    に使用する製造装置であり、所定形状の型面を有する上
    下両型を備えているとともに、これら両型の一方の型に
    おける前記基材の溝部に対応する部位に、前記装飾材の
    端末を押圧して前記基材に食込ませる可動手段を備えて
    いることを特徴とする内装材の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023170874A (ja) * 2022-05-20 2023-12-01 スミノエ テイジン テクノ株式会社 表皮材および表皮材の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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