JPH095856A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH095856A
JPH095856A JP15206795A JP15206795A JPH095856A JP H095856 A JPH095856 A JP H095856A JP 15206795 A JP15206795 A JP 15206795A JP 15206795 A JP15206795 A JP 15206795A JP H095856 A JPH095856 A JP H095856A
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JP
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visual field
print
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light emitting
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JP15206795A
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Inventor
Yoshinobu Takahashi
美宣 高橋
Hiroshi Nakamura
浩 中村
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントアスペクト比を指示するプリントデ
ータを簡単な構造でありながら明瞭に識別できるように
写真フイルムに写し込む。 【構成】 マーク写込み板40は視野マスク30の下方
に一体に設けられている。マーク写込み板40には、パ
ノラマ視野枠32に対応した位置に1個のドットマーク
写込み用の開口41,コンベンショナル視野枠33に対
応した位置に隣接した2個の開口42,43が形成さ
れ、ハイビジョン視野枠31に対応した位置に開口は形
成されていない。選択したプリントモードに応じて、発
光部45の開口45aと対面する位置に開口41もしく
は開口42,43もしくは開口なし部分がセットされ
る。シャッタボタンの押下操作に応動して発光ダイオー
ド46が点灯し、パノラマプリントモード時には1個,
コンベンショナルプリントモード時には2個のドットマ
ークが写真フイルム25の縁部に写し込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリントエリアのアス
ペクト比を指示するプリントデータを写真フイルムに写
し込むカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント写真の魅力や楽しみをよ
り一層一般のユーザーに広げるために、プリントエリア
のアスペクト比(以下、プリントアスペクト比という)
が異なるプリント写真が提供されている。このようなプ
リント写真として、従来の標準サイズである標準プリン
ト(89mm×127mm,アスペクト比:1.42)
に加えて、横方向の長さを倍にしたパノラマプリント
(89mm×252mm,アスペクト比:2.83)、
ハイビジョンテレビ放送画面のアスペクト比に近似させ
たハイビジョンプリント(89mm×158mm,アス
ペクト比:1.78)等が一般に知られている。なお、
括弧内の数値は縁なしプリント写真のサイズとアスペク
ト比を示しており、プリントアスペクト比とプリント写
真のアスペクト比とは一致している。
【0003】このようなカメラの一例としては、特開平
4−328537号公報に記載されているものが知られ
ている。このカメラによれば、撮影者が固定された露光
範囲を一杯に使って撮影する場合には、ファインダの視
野をこれに対応した範囲となるように切り換えて撮影す
る。この時には、プリントデータが写真フイルムには記
録されないようになっている。また、例えばパノラマサ
イズを選択すると、ファインダ視野枠がパノラマサイズ
のものに切り換えられるとともに、パノラマ用コード信
号板が写真フイルムの固定された露光範囲内に入り込
み、撮影レンズを透過してきた被写体光でパノラマ用コ
ード信号板の形状がパノラマ用識別コードとして写真フ
イルムの露光範囲に記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなカメラでは、プリントデータは、撮影レンズを透
過してきた被写体光の一部を用いて記録しているため、
この被写体光が十分な光量を持っていない場合には、プ
リントデータが明瞭に記録されない等、撮影条件によっ
て濃度ムラが生じて、プリントデータの識別ができなく
なるといった問題がある。例えば、プリントデータを記
録する周囲に黒い被写体があった際には、コード信号板
形状による未露光部分がその周囲の黒い画像と区別がつ
かなくなってプリントデータの識別ができなくなる。
【0005】一方、アスペクト比の変更を意図したもの
ではないが、トリミング情報を写真フイルムに写し込む
ことにより、あたかもズームレンズで撮影したかのよう
な拡大プリント写真を得ることができるようにしたカメ
ラが特開昭54−26721号公報により知られてい
る。このトリミング情報は、カメラのアパーチャの下方
に互いに間隔が異なるように配列されたトリミングサイ
ズの種類に対応した数の発光ダイオードを用いて、選択
したトリミングサイズに応じて発光ダイオードを選択点
灯させることにより写真フイルムの縁部に写し込まれ
る。プリント時に、写真フイルムに写し込まれたマーク
の数とマーク間の距離によってトリミング情報を読み取
り、このトリミング情報に従ってプリンタのズームレン
ズが駆動され、意図した画角のプリント写真が焼き付け
られる。このカメラでは、写真フイルムの縁部に発光ダ
イオードでマークを写し込むので、撮影条件によってプ
リントデータの識別ができなくなるという不都合は生じ
ないが、複数個の発光ダイオードをシャッタに連動して
駆動する専用回路を必要とするため、やはりローコスト
のコンパクトカメラやレンズ付きフイルムユニットには
適用が困難であった。
【0006】本発明は上記問題を考慮してなされたもの
で、簡単かつローコストな構造でありながらプリントア
スペクト比を指示するプリントデータを明瞭に識別でき
るように写真フイルムに写し込むカメラを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、シャッタレリーズに応動して写真フイルム
に向けて光を放出する1個の発光手段と、プリントアス
ペクト比を設定する際に操作される外部操作部材と、こ
の外部操作部材の操作に応動し、前記発光手段から写真
フイルムに到達する光の照射範囲を規制して写真フイル
ムに写し込まれるマークの個数を変化させるマーク写込
み部材とを備えたものである。
【0008】
【作用】外部操作部材を操作してプリントアスペクト比
の設定を行なうと、設定されたプリントアスペクト比に
応じて発光手段から写真フイルムに到達する光がマーク
写込み部材により規制され、写真フイルムに写し込まれ
るマークの個数が変化して、プリントアスペクト比を指
示するプリントデータが写真フイルムに写し込まれる。
このプリントデータの写込みは、撮影画面の明るさに影
響を受けない発光手段により行なわれるので、識別が容
易であり、プリントアスペクト比の指示が確実に行なわ
れる。また、プリントデータの写込みは、1個の発光手
段とマーク写込み部材との簡単な構成により行なわれる
から、カメラのローコスト化にも寄与する。
【0009】前記マーク写込み部材は、遮光性を有する
板部材に複数個の開口を形成したものであり、前記外部
操作部材の操作に応動して前記発光手段と写真フイルム
との間を移動し、発光手段からの光を遮断して写真フイ
ルムに何も写し込まない位置と、1個の開口により1個
のマークを写し込む位置と、隣接した2個の開口により
2個のマークを写し込む位置のいずれかにセットされる
ようにするのがよい。これにより、3種類のプリントア
スペクト比を識別しやすい状態で写真フイルムに写し込
むことができる。
【0010】また、前記外部操作部材は、アスペクト比
がそれぞれ異なる複数の視野枠を有し、撮影者が意図す
るプリントアスペクト比に応じて撮影時にスライド移動
され、ファインダの視野範囲をプリントアスペクト比に
応じて切り換える視野マスクと一体的に設けると、設定
したプリントアスペクト比がファインダ視野で確認でき
るから、プリント写真の仕上がりイメージを明瞭に把握
しながら撮影を行なうことができる。また、視野マスク
は、前記マーク写込み部材と一体的に設けるようにする
と、簡単な構成でファインダの視野範囲を設定したプリ
ントアスペクト比に対応した視野範囲に変更することが
できる。
【0011】
【実施例】本発明を実施した簡易型のカメラを示す図2
において、このカメラ本体11の前部には、撮影レンズ
12,ファインダ13及びストロボ発光部14が設けら
れている。また、カメラ本体11の上部には、プリント
モードを選択するための操作ノブ15,撮影枚数表示用
の窓16,シャッタボタン17及び巻上げノブ18が設
けられ、操作ノブ15の側方にはこれのスライド移動を
許容するスリット21が形成されている。このスリット
21の縁には、これに沿ってプリントモードの種類を示
す「C」,「H」,「P」の各文字が刻印してある。
【0012】操作ノブ15をスライド操作して文字
「C」,「H」,「P」の各位置に合わせると、それぞ
れ標準(Conventional)プリントモード,ハイビジョン
プリントモード,パノラマプリントモードが選択され
る。各プリントモードでは、それぞれに対応したプリン
トアスペクト比が指定される。標準プリントモードでは
1.42のアスペクト比(旧規格のLサイズプリントの
アスペクト比),ハイビジョンプリントモードでは1.
78のアスペクト比,パノラマプリントモードでは2.
83のアスペクト比を指定することになる。これらのプ
リントアスペクト比の指定によって実際にプリントされ
るプリント写真は、例えば標準プリント(89mm×1
27mm),ハイビジョンプリント(89mm×158
mm),パノラマプリント(89mm×254mm)と
なる。
【0013】なお、本実施例で使用している写真フイル
ム25は、図3に示すように本出願人から既に提案され
ている各撮影コマ毎にその両端に2個ずつパーフォレー
ション25aを設け新たなフォーマットのものであり、
写真フイルム25上でのフルサイズ画面のサイズは1
5.6mm×27.4mm(アスペクト比:1.76)
であり、ほぼハイビジョンプリントのアスペクト比
(1.78)と同じになっている。本実施例のカメラで
は、アパーチャ(図示せず)がこのフルサイズに形成さ
れており、写真フイルム25の各撮影コマは常にフルサ
イズ,すなわちハイビジョンサイズで露光される。
【0014】図1において、操作ノブ15の下方には、
連結部30aを介して操作ノブ15と一体的に視野マス
ク30が設けられている。この視野マスク30は、例え
ばカーボンブラックが混入された遮光性プラスチック等
から形成されており、操作ノブ15のスライド操作に伴
ってファインダ13内に出し入れされる。この視野マス
ク30には、フルサイズの標準視野を表示するハイビジ
ョン視野枠31と、パノラマ画面の視野を表示するパノ
ラマ視野枠32と、旧規格の標準画面の視野を表示する
標準視野枠33とが並べて形成されている。また、これ
ら各視野枠31,32,33に対応する位置で視野マス
ク10の下縁には、半円状の係止切欠き35,36,3
7が形成されており、この下方に設けられた弾性を有す
る突起部(図示せず)との間でクリックストップ機構を
構成する。なお、符号13aは、ファインダ13の接眼
窓である。
【0015】視野マスク30の下方には、プリントアス
ペクト比を指示するプリントデータとしてドットマーク
を写真フイルム25に写し込むためのマーク写込み板4
0がアーム部40aを介して一体に設けられている。こ
のマーク写込み板40は、写真フイルム25の縁部に近
接した位置に配置されている。マーク写込み板40に
は、視野マスク30のパノラマ視野枠32に対応する位
置に1個のドットマーク写込み用開口41,標準視野枠
33に対応する位置に隣接した2個のドットマーク写込
み用開口42,43がそれぞれ形成されている。なお、
このドットマーク写込み用開口42,43は、マーク写
込み板40のスライド方向(写真フイルム25の長さ方
向)に並列されている。
【0016】標準視野枠33がファインダ13内にクリ
ックストップされた状態で2個のドットマーク写込み用
開口42,43と均等に対面し、写真フイルム25との
間に僅かな距離をおいてマーク写込み板40を挟む位置
に筒状の発光部45が配置されている(図4参照)。こ
の発光部45のマーク写込み板40に面した側には、矩
形の開口45aが形成され、また内部に発光ダイオード
46が内蔵されている。この状態で発光ダイオード46
を点灯すると、発光ダイオード46から放出された光は
開口45a及びドットマーク写込み用開口42,43を
通過して写真フイルム25の縁部に2個のドットマーク
51,52からなるプリントデータ53,すなわち標準
プリント用のアスペクト比を指示するプリントデータ5
3を写し込む(図3参照)。
【0017】パノラマ視野枠32がファインダ13内に
クリックストップされた状態では、図5に示すように、
発光部45の開口45aと写真フイルム25との間に1
個のドットマーク写込み用開口41がセットされ、1個
のドットマーク54からなるパノラマプリント用のアス
ペクト比を指示するプリントデータ55が写真フイルム
25の縁部に写し込まれる(図3参照)。また、ハイビ
ジョン視野枠31がファインダ13内にクリックストッ
プされた状態では、発光部45の開口45aはマーク写
込み板40の開口が形成されていない部分で遮蔽され、
写真フイルム25へのドットマークの写込みは行なわれ
ない。すなわち、縁部に何も写し込まれない撮影コマ
は、ハイビジョンプリントのアスペクト比でプリントさ
れる。
【0018】発光ダイオード46は、図6に示すよう
に、ストロボ発光部14に収納された放電管47を発光
させるためのストロボ回路から電源が供給される。すな
わち、シャッタボタン17の押下操作によってシンクロ
スイッチ48がONになると、トランジスタTr1がO
Nになり、ストロボ回路の電源49から発光ダイオード
46に所定の電圧が印加され、発光ダイオード46が点
灯される。
【0019】このように構成されたカメラを使用するに
は、まず撮影者は対象となる被写体や自分の好みに応じ
て操作ノブ15をスライド操作し、所望のプリントモー
ドを選択する。例えば、操作ノブ15を右端(図2では
左端)までスライドさせて文字「C」の位置にセットす
ると、標準プリントモードが選択され、ファインダ13
内に視野マスク30の標準視野枠33がセットされる。
これにより、ハイビジョンプリントモードに対応したハ
イビジョン視野枠31よりもファインダ13の視野範囲
は狭くなり、標準プリントモードに対応して左右の一定
幅が遮られた標準視野に変化する。また、視野マスク3
0のスライド移動とともにマーク写込み板40もスライ
ド移動し、ファインダ13内に標準視野枠33がセット
されると同時に、図4に示すように、2個のドットマー
ク写込み用開口42,43が発光部45の開口45aに
対面される。
【0020】プリントモードを選択後、撮影者はファイ
ンダ13の接眼窓13aを覗いて、標準視野枠33内に
被写体を入れてフレーミングする。所望とする構図にな
っていることを確認したのち、シャッタボタン17を押
し下げる。次の瞬間にシャッタ装置が作動してシャッタ
羽根が開閉されると同時にシンクロスイッチ48が短絡
される。ストロボ回路から発光ダイオード46に電源が
供給され、発光ダイオード46が点灯される。発光ダイ
オード46から放出された光は、マーク写込み板40の
ドットマーク写込み用開口42,43を通って写真フイ
ルム25に露光される。この結果、図3に示すように、
写真フイルム25の第n番目の撮影コマ57にフルサイ
ズ(ハイビジョンサイズ)の被写体像が露光されるとと
もに、この露光範囲の外である写真フイルム25の縁部
に、ドットマーク写込み用開口42,43とほぼ同じ形
状の2個の矩形のドットマーク51,52からなるプリ
ントデータ53が露光される。
【0021】次に、巻上げノブ18を操作して1コマ分
のフイルム巻上げとシャッタチャージを行なった後、操
作ノブ15を左端の文字「C」位置にセットしてパノラ
マプリントモードを選択すると、ファインダ13内にパ
ノラマ視野枠32がセットされ、ファインダ13の視野
範囲は、パノラマプリントモードに対応して上下の一定
幅が遮られた細長いファインダ視野範囲に変化する。ま
た、発光部45と写真フイルム25との間には、1個の
ドットマーク写込み用開口41がセットされる。この状
態でシャッタボタン17を押下操作すると、図3に示す
ように、写真フイルム25の第(n+1)番目の撮影コ
マ58にフルサイズの被写体像が露光されるとともに、
写真フイルム25の縁部にドットマーク写込み用開口4
1とほぼ同じ形状の1個の矩形のドットマーク54から
なるプリントデータ55が露光される。
【0022】さらに、操作ノブ15を中央の文字「H」
位置にセットしてハイビジョンプリントモードを選択し
た時には、ファインダ13内にハイビジョン視野枠31
がセットされ、ファインダ13の視野範囲はフルサイズ
に対応した視野になる。これと同時に、発光部45の開
口45aは、マーク写込み板40の開口が形成されてい
ない部分で覆われる。シャッタボタン17を押し下げる
と、図3に示すように、写真フイルム25の第(n+
2)番目の撮影コマ59にフルサイズの被写体像が露光
される。これと同時に、発光ダイオード46が点灯され
るが、発光部45の開口45aがマーク写込み板40に
よって塞がれているから、写真フイルム25の縁部には
何も写し込まれない。
【0023】このようにして、所望するプリントモード
を選択しながら順次に撮影を行い、全コマの撮影を終了
した後、写真フイルム25をフイルムカートリッジ内に
収納する。この後、カメラからフイルムカートリッジを
取り出してミニラボ等の現像取扱店等に現像及びプリン
トを依頼する。
【0024】現像された写真フイルム25には、図3に
示されるように、撮影時に選択したパノラマ,標準の各
プリントモードに対応して各撮影コマの撮影範囲外に1
個または2個のドットマークが黒く記録されている。プ
リント時には、このドットマークからなるプリントデー
タが1コマづつ目視で確認または自動的に読み取られ
る。そして、ドットマークが露光されていない撮影コマ
は、印画紙にハイビジョンプリントアスペクト比でプリ
ントされる。また、2個のドットマーク51,52が記
録されている撮影コマ57は、図3で点線57a,57
bの内側すなわち標準プリントアスペクト比の領域にあ
る被写体像が、また1個のドットマーク54が記録され
ている撮影コマ58は、図3で点線58a,58bの内
側すなわちパノラマプリントアスペクト比の領域にある
被写体像が各々印画紙にプリントされる。
【0025】なお、前記ドットマーク51,52,54
は撮影範囲外に写し込まれるため、プリントデータ5
3,55で指示されたプリントアスペクト比に囚われる
ことなく他のプリントアスペクト比でプリントすること
も可能である。
【0026】以上説明した実施例は簡易なカメラであっ
たが、本発明は簡単な露光機構を備えたユニット本体に
予め製造時に写真フイルムを装填して写真フイルムの装
填及び巻戻しを不要にしたレンズ付きフイルムユニット
に適用することもできる。また、プリントモードとし
て、ハイビジョン,パノラマ,標準の各プリントアスペ
クト比を指定するものをとり上げたが、これ以外のプリ
ントアスペクト比を指定するようにしてもよい。また、
各プリントデータを構成するドットマークの個数は、上
記実施例に限定されないのは勿論である。また、上記実
施例では、ドットマークは撮影範囲外に写し込まれるよ
うにしたが、例えばパノラマプリントモードの場合に
は、パノラマプリントアスペクト比の領域外であれば、
フルサイズの撮影範囲内に写し込むようにしてもよい。
また、写真フイルムに写し込まれるマークとして、矩形
のドットマークを用いたが、本発明はマークの形状に依
らないのは勿論で、例えば円形等でもよい。
【0027】また、ファインダの視野範囲を変更する手
段として、複数の視野枠を形成した視野マスクをファイ
ンダ内にスライド移動させる例を説明したが、本発明は
これに限定されないのは勿論で、例えばファインダ内に
2枚のL字形板や細長い板で視野枠を構成し、これらの
相対位置を変化させることにより視野範囲を変化させる
ようにしてもよい。この場合には、各板の相対位置を変
化させる機構(例えば各板の間に設けられたギア)とマ
ーク写込み板とを連動させるようにすればよい。また、
マーク写込み板を移動させる代わりに、発光手段を移動
させるようにしてもよい。また、ファインダの視野範囲
は固定したままでプリントアスペクト比の指示のみを変
更するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラによれ
ば、外部操作部材を操作してプリントアスペクト比の設
定を行なうと、設定されたプリントアスペクト比に応じ
てマーク写込み部材が発光手段から写真フイルムに到達
する光を規制し、写真フイルムに写し込まれるマークの
個数を変化させる。これにより、プリントアスペクト比
を指示するプリントデータが写真フイルムに写し込まれ
る。このプリントデータの写込みは、撮影画面の明るさ
に影響を受けない発光手段により行なわれるため、プリ
ントデータの識別が容易にでき、プリントアスペクト比
の指示を確実に行なうことができる。また、1個の発光
手段とマーク写込み部材との簡単な構成であるから、プ
リントデータの写込みをローコストに行なうことができ
る。
【0029】また、前記マーク写込み部材は、遮光性を
有する板部材に複数個の開口を形成し、外部操作部材の
操作に応動して発光手段と写真フイルムとの間を移動
し、発光手段からの光を遮断して写真フイルムに何も写
し込まない位置と、1個の開口により1個のマークを写
し込む位置と、隣接した2個の開口により2個のマーク
を写し込む位置のいずれかにセットされるようにする
と、3種類のプリントアスペクト比を識別しやすい状態
で写真フイルムに写し込むことができる。
【0030】また、前記外部操作部材は、ファインダの
視野範囲をプリントアスペクト比に応じて切り換える視
野マスクと一体的に設けると、設定したプリントアスペ
クト比がファインダ視野で確認できるから、プリント写
真の仕上がりイメージを明瞭に把握しながら撮影を行な
うことができる。また、視野マスクは、前記マーク写込
み部材と一体的に設けるようにすると、簡単な構成でフ
ァインダの視野範囲を設定したプリントアスペクト比に
対応した視野範囲に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る視野マスク及びマーク写込み板を
示す説明図である。
【図2】本発明を用いたカメラの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】ドットマークが写し込まれた写真フイルムの一
部を示す説明図である。
【図4】発光部とマーク写込み板の2個の開口と写真フ
イルムとの関係を示す説明図である。
【図5】発光部とマーク写込み板の1個の開口と写真フ
イルムとの関係を示す説明図である。
【図6】発光ダイオードに電源を供給するストロボ回路
を示す回路図である。
【符号の説明】
13 ファインダ 15 操作ノブ 25 写真フイルム 30 視野マスク 31,32,33 視野枠 40 マーク写込み板 41,42,43 ドットマーク写込み用開口 45 発光部 46 発光ダイオード 51,52,54 ドットマーク 53,55 プリントデータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタレリーズに応動して写真フイル
    ムに向けて光を放出する1個の発光手段と、プリントア
    スペクト比を設定する際に操作される外部操作部材と、
    この外部操作部材の操作に応動し、前記発光手段から写
    真フイルムに到達する光の照射範囲を規制して写真フイ
    ルムに写し込まれるマークの個数を変化させるマーク写
    込み部材とを備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記マーク写込み部材は、遮光性を有す
    る板部材に複数個の開口を形成したものであり、前記外
    部操作部材の操作に応動して前記発光手段と写真フイル
    ムとの間を移動し、発光手段からの光を遮断して写真フ
    イルムに何も写し込まない位置と、1個の開口により1
    個のマークを写し込む位置と、隣接した2個の開口によ
    り2個のマークを写し込む位置のいずれかにセットされ
    ることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記外部操作部材は、アスペクト比がそ
    れぞれ異なる複数の視野枠を有し、撮影者が意図するプ
    リントアスペクト比に応じて撮影時にスライド移動さ
    れ、ファインダの視野範囲をプリントアスペクト比に応
    じて切り換える視野マスクと一体的に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記視野マスクは、前記マーク写込み部
    材と一体的に設けられていることを特徴とする請求項3
    記載のカメラ。
JP15206795A 1995-06-19 1995-06-19 カメラ Pending JPH095856A (ja)

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