JPH0961431A - ヒトヘモグロビンの安定化試薬及び安定化方法 - Google Patents
ヒトヘモグロビンの安定化試薬及び安定化方法Info
- Publication number
- JPH0961431A JPH0961431A JP24233995A JP24233995A JPH0961431A JP H0961431 A JPH0961431 A JP H0961431A JP 24233995 A JP24233995 A JP 24233995A JP 24233995 A JP24233995 A JP 24233995A JP H0961431 A JPH0961431 A JP H0961431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- human hemoglobin
- reagent
- stabilizing
- glutamate
- aspartate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
で安定化し長時間保存可能にする。 【解決手段】 家兎アルブミン、グリシン、アスパラギ
ン酸塩及びグルタミン酸塩から選ばれる少なくとも一つ
の化合物からなる安定化試薬をヒトヘモグロビン含有溶
液中に添加してヒトヘモグロビンを安定化する。
Description
グリシン、アスパラギン酸塩及びグルタミン酸塩から選
ばれた少なくとも一つの化合物からなるヒトヘモグロビ
ンの安定化試薬及びこの化合物をヒトヘモグロビンの含
有溶液中に添加するヒトヘモグロビンの安定化方法に関
する。
の消化管の疾患により引き起こされるため、これらの疾
患の診断に潜血測定が有用である。従来この便潜血の測
定には、便中のヘモグロビンを抗ヒトヘモグロビン抗体
の結合した試薬を用い免疫反応を利用して検出する方法
が、迅速性及び簡便性で優れているため広く行われてい
た。この検出に用いる試薬には、抗ヒトヘモグロビン抗
体の結合した検出試薬とともにヒトヘモグロビンを含む
対照試薬が添付され、この抗体結合試薬の活性の確認に
用いられていた。
るポリペプチドが各々2個会合して形成されているため
温度や湿度の変動により容易にこの会合が分解して変性
し、ヒトヘモグロビンの抗原活性が低下することが知ら
れている。そこで対照試薬はヒトヘモグロビンを凍結乾
燥してから保存し、使用時に復元液を添加して測定に用
いられている。この凍結乾燥時には、ヒトヘモグロビン
の変性を防ぐ保護剤として正常家兎血清(NRS)、牛
血清アルブミン(BSA)等の蛋白質が添加されてい
た。
採取した便検体を前記保護剤の入った緩衝液中で保存し
た後、この緩衝液に含まれるヒトヘモグロビンを測定試
薬により行っていた。
の保護剤をヒトヘモグロビンを含む水溶液中に添加して
用いると、時間の経過とともにヒトヘモグロビンの抗原
活性低下が認められ、安定化のための試薬としては満足
することができなかった。そこで、長期間ヒトヘモグロ
ビンを安定化するための試薬が求められていた。
行った結果、家兎アルブミン、グリシン、アスパラギン
酸塩及びグルタミン酸塩から選ばれる少なくとも一つの
化合物を添加するとヒトヘモグロビンが安定化すること
を見い出し本発明を完成した。
液中で用いる家兎アルブミン、グリシン、アスパラギン
酸塩及びグルタミン酸塩から選ばれる少なくとも一つの
化合物からなる安定化試薬である。
の精製操作により単離精製したものが用いられるほか、
市販される各種家兎アルブミンを用いることができる。
またグリシン、アスパラギン酸塩及びグルタミン酸塩は
市販のアミノ酸を用いることができる。アスパラギン酸
塩及びグルタミン酸塩としては、例えばアスパラギン酸
ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム等のアルカリ金属
塩を挙げることができる。これらの安定化試薬は、単独
又は混合してヒトヘモグロビンに対して0.1重量%〜
4.0重量%用いることが好ましい。
赤血球を溶血しウイリアムズらの方法(Analyti
cal Biochemistry,54,p137−
145(1973))により取得したものを用いること
ができる。このヒトヘモグロビンは、安定化試薬を含む
緩衝液に分散した後、凍結乾燥することにより対照試薬
を製造することができる。この緩衝液としては、リン酸
緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)等を用いるこ
とができる。緩衝液のpHは通常6.0〜8.0であ
る。さらにヒトヘモグロビンを含む便検体は、前記対照
試薬と同様に安定化試薬を含む緩衝液に便等の検体を分
散して保存することができる。
ロース、ラフィノース等の糖類、エチレンジアミン−
N,N,N’,N’−四酢酸(EDTA)、ジエチレン
トリアミン−N,N,N’N’’,N’’−五酢酸(D
TPA)、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)グリ
シン(DHEG)、トランス−1,2−ジアミノシクロ
ヘキサン−N,N,N’,N’−四酢酸(CyDTA)
等のキレート化剤、アジ化ナトリウム等の防腐剤等を添
加することもできる。
リンを含む対照試薬は、抗ヒトヘモグロビン抗体結合固
相を含む間接凝集免疫測定試薬、酵素免疫測定試薬、放
射免疫測定試薬等の各種免疫測定用試薬とともにキット
を構成しヒトヘモグロビンの測定に用いることができ
る。また保存された便検体については、ヘモグロビンの
測定試験等に用いられる。
する。
グロビン対照試薬の製造 ヒトヘモグロビン0.01mgを0.25、0.5、
1.0又は2.0重量%の各濃度の家兎アルブミン(M
iles社製)を含む0.3MPBS(pH7.2)1
00mlに分散し凍結乾燥することによりヒトヘモグロ
ビン対照試薬を得た。
グロビン対照試薬の安定性試験 実施例1で製造した各濃度の家兎アルブミンを含むヒト
ヘモグロビン対照試薬に復元液0.5mlを添加し、4
℃、室温(25℃)又は37℃で0〜14日間保存した
後、ヒトヘモグロビン溶液を100μlとり間接凝集法
によるヘモグロビン検出試薬(イムディア−HemSp
(登録商標),富士レビオ社製)で測定した。その結果
を表1に示す。
A(1.0%)又はNRS(1.0%)を含む緩衝液中
でのヒトヘモグロビンの安定性試験結果を表2に示す。
アスパラギン酸塩及びグルタミン酸塩から選ばれる少な
くとも一つの化合物からなるヒトヘモグロビンの安定化
試薬を提供する。この試薬を用いると凍結乾燥時及び溶
液中で長時間にわたりヒトヘモグロビンを保存すること
ができる。
アスパラギン酸塩及びグルタミン酸塩から選ばれる少な
くとも一つの化合物からなるヒトヘモグロビンの安定化
試薬を提供する。この試薬を用いると凍結乾燥時及び溶
液中で長時間にわたりヒトヘモグロビンを保存すること
ができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 家兎アルブミン、グリシン、アスパラギ
ン酸塩及びグルタミン酸塩から選ばれた少なくとも一つ
の化合物からなるヒトヘモグロビンの安定化試薬。 - 【請求項2】 アスパラギン酸塩がアスパラギン酸ナト
リウムである請求項1記載の安定化試薬。 - 【請求項3】 グルタミン酸塩がL−グルタミン酸ナト
リウムである請求項1記載の安定化試薬。 - 【請求項4】 家兎アルブミン、グリシン、アスパラギ
ン酸塩及びグルタミン酸塩から選ばれる少なくとも一つ
の化合物をヒトヘモグロビンの含有溶液中に添加するこ
とを特徴とするヒトヘモグロビンの安定化方法。 - 【請求項5】 アスパラギン酸塩がアスパラギン酸ナト
リウムである請求項4記載の安定化方法。 - 【請求項6】 グルタミン酸塩がL−グルタミン酸ナト
リウムである請求項4記載の安定化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24233995A JP3348573B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ヒトヘモグロビンの安定化試薬及び安定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24233995A JP3348573B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ヒトヘモグロビンの安定化試薬及び安定化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961431A true JPH0961431A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3348573B2 JP3348573B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=17087731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24233995A Expired - Fee Related JP3348573B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ヒトヘモグロビンの安定化試薬及び安定化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3348573B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP24233995A patent/JP3348573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3348573B2 (ja) | 2002-11-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3357163B2 (ja) | 免疫学的測定用トロポニン安定化組成物および安定化法 | |
| Avrameas et al. | Glutaraldehyde, cyanuric choloride and tetraazotiexe O-dianisidine as coupling reagents in the passive hemagglutination test | |
| US6114180A (en) | Synthetic calibrators for use in immunoassays, comprising the analytes or partial sequences thereof which are conjugated to inert carrier molecules | |
| JP2727112B2 (ja) | 安定なペルオキシダーゼ組成物及び安定な抗体組成物 | |
| JP4106111B2 (ja) | イムノアッセイ用較正/対照用配合物 | |
| US4350659A (en) | Stabilization of sensitive biologically active intermediate metabolites such as folic acid derivatives | |
| US5342788A (en) | Method and standard solution for the determination of thyroxine (T4) or triiodothyronine (T3) | |
| JP4502352B2 (ja) | ヘムタンパク質の安定化方法および保存溶液 | |
| JP2000236877A (ja) | 精度管理用物質 | |
| JP3543144B2 (ja) | 臨床検査用製剤 | |
| JP3348573B2 (ja) | ヒトヘモグロビンの安定化試薬及び安定化方法 | |
| JPH07198721A (ja) | 免疫測定用緩衝液 | |
| JPH11166932A (ja) | ヒトヘモグロビンの安定化方法 | |
| JP3337818B2 (ja) | 非特異的吸着防止剤 | |
| CN120847391B (zh) | 一种样本稀释液及其应用、试剂盒 | |
| Kunihiko et al. | Effects of albumin and other proteins during assay of amylase activity | |
| JPS5933227B2 (ja) | 血清学的反応用試薬およびその製造法 | |
| CA2103646A1 (en) | Method and standard solution for the determination of thyroxine (t4) or triiodothyronine (t3) | |
| CN119375493B (zh) | 一种稳定促甲状腺素受体的液态试剂及TRAb检测试剂盒 | |
| JPS6178385A (ja) | 安定なペルオキシダ−ゼ組成物 | |
| JP3872880B2 (ja) | 感作金属コロイド含有安定化凍結乾燥物及びその製造方法 | |
| JP3159750B2 (ja) | 標識ペルオキシダーゼの安定化方法及び安定化されたペルオキシダーゼ標識物 | |
| JP4156688B2 (ja) | 安定なヘモグロビン含有組成物 | |
| JPH07140146A (ja) | 安定なペルオキシダーゼ組成物及び安定な抗体組成物 | |
| CA1195612A (en) | Reagent for determination of human urine kallikrein |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |