JPH0961905A - 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲート駆動回路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置 - Google Patents
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲート駆動回路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置Info
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- JPH0961905A JPH0961905A JP21207195A JP21207195A JPH0961905A JP H0961905 A JPH0961905 A JP H0961905A JP 21207195 A JP21207195 A JP 21207195A JP 21207195 A JP21207195 A JP 21207195A JP H0961905 A JPH0961905 A JP H0961905A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、I.G.B.T.のゲートに対するエ
ネルギーの供給および非供給動作をバランス良く行うこ
とにより、安定したI.G.B.T.の高速繰り返しオン・
オフ動作を実現できるI.G.B.T.のゲート駆動回路お
よびこの駆動回路を備え、安定した高速繰り返し発光動
作を実現でき、よって輝度むらの生じない発光波形を出
力できるストロボ装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路
およびこの駆動回路を備えたストロボ装置は、I.G.
B.T.のゲートへのエネルギー供給回路と非供給回路を
夫々独立して形成し、かつ2つの制御素子と両者が直接
直列接続状態を形成できないように接続される第1、第
2抵抗素子を備えて構成される。
ネルギーの供給および非供給動作をバランス良く行うこ
とにより、安定したI.G.B.T.の高速繰り返しオン・
オフ動作を実現できるI.G.B.T.のゲート駆動回路お
よびこの駆動回路を備え、安定した高速繰り返し発光動
作を実現でき、よって輝度むらの生じない発光波形を出
力できるストロボ装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路
およびこの駆動回路を備えたストロボ装置は、I.G.
B.T.のゲートへのエネルギー供給回路と非供給回路を
夫々独立して形成し、かつ2つの制御素子と両者が直接
直列接続状態を形成できないように接続される第1、第
2抵抗素子を備えて構成される。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、閃光放電管の発光動作
を制御するために閃光放電管と直列に接続される絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタ(以下、単にI.G.B.
T.と記す)をオン・オフ駆動するためのゲート駆動回
路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置に関し、特
に、I.G.B.T.を安定した高速繰り返し周期でオン・
オフ駆動できるゲート駆動回路およびこの駆動回路を備
え、安定した高速繰り返し発光動作を実現できるストロ
ボ装置に関するものである。
を制御するために閃光放電管と直列に接続される絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタ(以下、単にI.G.B.
T.と記す)をオン・オフ駆動するためのゲート駆動回
路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置に関し、特
に、I.G.B.T.を安定した高速繰り返し周期でオン・
オフ駆動できるゲート駆動回路およびこの駆動回路を備
え、安定した高速繰り返し発光動作を実現できるストロ
ボ装置に関するものである。
【従来の技術】従来より、閃光放電管の発光動作を制御
するI.G.B.T.をオン・オフ駆動するゲート駆動回路
およびこの駆動回路を備えたストロボ装置は周知であ
り、具体的には、例えば図4(a)、(b)にその要部
の略電気回路図を示したような構成がよく知られてい
る。。図4(a)に示した、閃光放電管1と直列接続さ
れて当該閃光放電管1の発光動作を制御するI. G.
B. T. 2のゲート駆動回路3は、I.G.B.T.2を駆
動するための駆動用電源Vgとグランド間に直列接続さ
れている2つのスイッチ素子であるトランジスタ4,
5、当該トランジスタ4,5の接続点とI.G.B.T.2
のゲート間に接続されている抵抗6を備えている。さら
に上記トランジスタ4,5のベースと接続される出力端
子7aを備え、当該出力端子7aから低レベルあるいは
高レベル信号を出力することにより、上記トランジスタ
4,5の動作を相補的にオン・オフ制御する制御回路7
とを備えて構成されている。図4(a)に示した構成と
同一機能を有する構成には同一符号を付している図4
(b)に示したI.G.B.T.2のゲート駆動回路8は、
トランジスタ4,抵抗10およびトランジスタ5を直列
接続してなり、駆動用電源Vgとグランド間に接続され
る直列接続体9および上記トランジスタ4,5の動作を
相補的にオン・オフ制御する制御回路7とから構成され
ている。なお、I.G.B.T.2のゲートは上記抵抗10
とトランジスタ5の接続点と接続されている。したがっ
て、今、制御回路7が動作してその出力端子7aより高
レベル信号が出力されると、図4(a)、(b)に示し
たトランジスタ4はいずれもオン状態に、またトランジ
スタ5はいずれもオフ状態に制御されることになる。ト
ランジスタ4がオンすると、前者のゲート駆動回路3に
おいては抵抗6を介して、また後者のゲート駆動回路8
においては抵抗10を介して、駆動用電源VgがI.G.
B.T.2のゲートに印加されることになり、これにより
I.G.B.T.2がオン状態となる。なお、この時、図示
していない周知のトリガー手段等を動作させることによ
り閃光放電管1は図示していない周知の主コンデンサの
充電電荷を消費して発光することになり、もちろん図4
(a)、(b)に示した装置もそのようになされてい
る。一方、制御回路7が動作してその出力端子7aより
低レベル信号が出力されると、先の場合とは逆に、図4
(a)、(b)のトランジスタ4はいずれもオフ状態
に、またトランジスタ5はいずれもオン状態に制御され
ることになる。トランジスタ4がオフすると、それまで
なされていたI.G.B.T.2のゲートへの駆動用電源V
gの供給が停止されることになり、またトランジスタ5
がオンすると、前者のゲート駆動回路3においては抵抗
6を介して、後者のゲート駆動回路8においては直接、
I.G.B.T.2のゲートがグランドと接続されることに
なり、I.G.B.T.2がオフ状態となる。I.G.B.T.
2がオフ状態になると、閃光放電管1を介してそれまで
流れていた放電電流が遮断されることになり、閃光放電
管1はその発光を停止することになる。次に、参考まで
に上記図4(a)、(b)に示したゲート駆動回路3、
8を高周期で駆動した場合における夫々のゲート駆動回
路3、8の動作および閃光放電管1から射出される光等
について簡単に述べておく。図5(a)、(b)は、例
えば制御回路7の出力端子7aより周波数が50KHz、
デューティー比が1のパルス信号を所定期間Tにわたり
出力した場合に閃光放電管1から射出される光を模式的
に示した略発光波形図を示している。同様に、図6
(a)、(b)、(c)、図7(a)、(b)、(c)
は、上記動作の途中における適宜箇所、すなわち、上記
動作途中における制御回路7の出力端子7a(X点)、
I.G.B.T.2のゲート(Y点)、I.G.B.T.2のコ
レクタ(Z点)における信号を模式的に示した信号波形
図である。なお、図6が図4(a)、図7が図4(b)
に示したゲート駆動回路8に対応している。図5
(a)、(b)より明らかなように、閃光放電管1は制
御回路7の出力端子7aより出力される前述したような
特性のパルス信号に応答して所定期間Tにわたり高速繰
り返し発光動作を行っている。また、上記高速繰り返し
発光動作中の個々の発光動作に対応したI.G.B.T.2
等の動作についても図6、図7から明らかではあるが、
上述したような高周期でI.G.B.T.2を駆動する場
合、そのオン・オフ動作特性が、I.G.B.T.2の有し
ているそのゲート〜エミッタ間、ゲート〜コレクタ間の
浮遊容量成分の充電および放電動作により大きく制御さ
れていることが明らかである。すなわち、図4(a)に
示した駆動回路3において、図6(a)に示したよう
に、適宜の時点t1において制御回路7の出力端子7a
の出力する信号が低レベル信号から高レベル信号に反転
されると、すなわち図中のX点が低レベルから高レベル
になされると、スイッチ素子であるトランジスタ4がオ
ン状態に、またトランジスタ5がオフ状態に夫々反転動
作する。トランジスタ4がオンすると、I.G.B.T.2
の駆動用電源Vgが抵抗6を介してI.G.B.T.2のゲ
ートであるY点に印加され、よって図6(b)に示した
ように時点t1から前述の浮遊容量成分の充電動作がな
されて行くに従い上記Y点の電位が上昇し、よって図6
(c)に示したように例えば時点2においてI.G.B.
T.2がオン状態となり、すなわちZ点の電位が低下す
る。なお、I.G.B.T.2がオンすると閃光放電管1に
主コンデンサ2の充電電圧が印加されることになり、閃
光放電管1は主コンデンサ2の充電電荷を消費して発光
する。適宜の時点t3において制御回路7の出力端子7
aの出力する信号が高レベル信号から低レベル信号に反
転されると、すなわち図中のX点が高レベルから低レベ
ルになされると、スイッチ素子であるトランジスタ4が
オフ状態に、またトランジスタ5がオン状態に夫々反転
動作する。トランジスタ4がオフすると、駆動用電源V
gの先のY点への印加が停止されることから図6(b)
に示したように時点t3から上述した浮遊容量成分の放
電動作が開始され、これにより上記Y点の電位が下降
し、図6(c)に示したように例えば時点t4において
I.G.B.T.2がオフ状態となり、すなわちZ点の電位
が上昇する。なお、I.G.B.T.2がオフすると閃光放
電管1の放電電流が遮断されることになり、よって閃光
放電管1はその発光を停止する。図4(b)に示した駆
動回路8も図7(a)に示したように、適宜の時点t1
において制御回路7の出力端子7aの出力する信号が低
レベル信号から高レベル信号に、また時点t3において
高レベル信号から低レベル信号に反転されると、すなわ
ち図中のX点が低レベルから高レベルに、さらに高レベ
ルから低レベルになされると、先の場合同様、スイッチ
素子であるトランジスタ4,5が上記X点の電位に応答
して反転動作する。したがって、I.G.B.T.2、閃光
放電管1も、先の場合と同様の反転動作および発光動作
を行うことになる。なお、図4(a)、(b)に示した
駆動回路3、8におけるI.G.B.T.2の浮遊容量成分
の充電動作および放電動作を行う回路構成が異なってい
ることは詳述するまでもなく、すなわち、図4(a)に
示した駆動回路3における上記浮遊容量成分の充電およ
び放電動作はいずれも抵抗6を介して行われるのに対
し、図4(b)に示した駆動回路8における上記浮遊容
量成分の充電および放電動作は、充電は抵抗10を介し
て、放電は抵抗10を介することなく行われることにな
る。従って、図4(a)、(b)に示した駆動回路3、
8におけるI.G.B.T.2の浮遊容量成分の充電動作お
よび放電動作特性は、充電特性は実質的に同じ特性とな
るが、放電特性は図4(b)に示した駆動回路8の構成
がより急峻な放電特性を有することになる。
するI.G.B.T.をオン・オフ駆動するゲート駆動回路
およびこの駆動回路を備えたストロボ装置は周知であ
り、具体的には、例えば図4(a)、(b)にその要部
の略電気回路図を示したような構成がよく知られてい
る。。図4(a)に示した、閃光放電管1と直列接続さ
れて当該閃光放電管1の発光動作を制御するI. G.
B. T. 2のゲート駆動回路3は、I.G.B.T.2を駆
動するための駆動用電源Vgとグランド間に直列接続さ
れている2つのスイッチ素子であるトランジスタ4,
5、当該トランジスタ4,5の接続点とI.G.B.T.2
のゲート間に接続されている抵抗6を備えている。さら
に上記トランジスタ4,5のベースと接続される出力端
子7aを備え、当該出力端子7aから低レベルあるいは
高レベル信号を出力することにより、上記トランジスタ
4,5の動作を相補的にオン・オフ制御する制御回路7
とを備えて構成されている。図4(a)に示した構成と
同一機能を有する構成には同一符号を付している図4
(b)に示したI.G.B.T.2のゲート駆動回路8は、
トランジスタ4,抵抗10およびトランジスタ5を直列
接続してなり、駆動用電源Vgとグランド間に接続され
る直列接続体9および上記トランジスタ4,5の動作を
相補的にオン・オフ制御する制御回路7とから構成され
ている。なお、I.G.B.T.2のゲートは上記抵抗10
とトランジスタ5の接続点と接続されている。したがっ
て、今、制御回路7が動作してその出力端子7aより高
レベル信号が出力されると、図4(a)、(b)に示し
たトランジスタ4はいずれもオン状態に、またトランジ
スタ5はいずれもオフ状態に制御されることになる。ト
ランジスタ4がオンすると、前者のゲート駆動回路3に
おいては抵抗6を介して、また後者のゲート駆動回路8
においては抵抗10を介して、駆動用電源VgがI.G.
B.T.2のゲートに印加されることになり、これにより
I.G.B.T.2がオン状態となる。なお、この時、図示
していない周知のトリガー手段等を動作させることによ
り閃光放電管1は図示していない周知の主コンデンサの
充電電荷を消費して発光することになり、もちろん図4
(a)、(b)に示した装置もそのようになされてい
る。一方、制御回路7が動作してその出力端子7aより
低レベル信号が出力されると、先の場合とは逆に、図4
(a)、(b)のトランジスタ4はいずれもオフ状態
に、またトランジスタ5はいずれもオン状態に制御され
ることになる。トランジスタ4がオフすると、それまで
なされていたI.G.B.T.2のゲートへの駆動用電源V
gの供給が停止されることになり、またトランジスタ5
がオンすると、前者のゲート駆動回路3においては抵抗
6を介して、後者のゲート駆動回路8においては直接、
I.G.B.T.2のゲートがグランドと接続されることに
なり、I.G.B.T.2がオフ状態となる。I.G.B.T.
2がオフ状態になると、閃光放電管1を介してそれまで
流れていた放電電流が遮断されることになり、閃光放電
管1はその発光を停止することになる。次に、参考まで
に上記図4(a)、(b)に示したゲート駆動回路3、
8を高周期で駆動した場合における夫々のゲート駆動回
路3、8の動作および閃光放電管1から射出される光等
について簡単に述べておく。図5(a)、(b)は、例
えば制御回路7の出力端子7aより周波数が50KHz、
デューティー比が1のパルス信号を所定期間Tにわたり
出力した場合に閃光放電管1から射出される光を模式的
に示した略発光波形図を示している。同様に、図6
(a)、(b)、(c)、図7(a)、(b)、(c)
は、上記動作の途中における適宜箇所、すなわち、上記
動作途中における制御回路7の出力端子7a(X点)、
I.G.B.T.2のゲート(Y点)、I.G.B.T.2のコ
レクタ(Z点)における信号を模式的に示した信号波形
図である。なお、図6が図4(a)、図7が図4(b)
に示したゲート駆動回路8に対応している。図5
(a)、(b)より明らかなように、閃光放電管1は制
御回路7の出力端子7aより出力される前述したような
特性のパルス信号に応答して所定期間Tにわたり高速繰
り返し発光動作を行っている。また、上記高速繰り返し
発光動作中の個々の発光動作に対応したI.G.B.T.2
等の動作についても図6、図7から明らかではあるが、
上述したような高周期でI.G.B.T.2を駆動する場
合、そのオン・オフ動作特性が、I.G.B.T.2の有し
ているそのゲート〜エミッタ間、ゲート〜コレクタ間の
浮遊容量成分の充電および放電動作により大きく制御さ
れていることが明らかである。すなわち、図4(a)に
示した駆動回路3において、図6(a)に示したよう
に、適宜の時点t1において制御回路7の出力端子7a
の出力する信号が低レベル信号から高レベル信号に反転
されると、すなわち図中のX点が低レベルから高レベル
になされると、スイッチ素子であるトランジスタ4がオ
ン状態に、またトランジスタ5がオフ状態に夫々反転動
作する。トランジスタ4がオンすると、I.G.B.T.2
の駆動用電源Vgが抵抗6を介してI.G.B.T.2のゲ
ートであるY点に印加され、よって図6(b)に示した
ように時点t1から前述の浮遊容量成分の充電動作がな
されて行くに従い上記Y点の電位が上昇し、よって図6
(c)に示したように例えば時点2においてI.G.B.
T.2がオン状態となり、すなわちZ点の電位が低下す
る。なお、I.G.B.T.2がオンすると閃光放電管1に
主コンデンサ2の充電電圧が印加されることになり、閃
光放電管1は主コンデンサ2の充電電荷を消費して発光
する。適宜の時点t3において制御回路7の出力端子7
aの出力する信号が高レベル信号から低レベル信号に反
転されると、すなわち図中のX点が高レベルから低レベ
ルになされると、スイッチ素子であるトランジスタ4が
オフ状態に、またトランジスタ5がオン状態に夫々反転
動作する。トランジスタ4がオフすると、駆動用電源V
gの先のY点への印加が停止されることから図6(b)
に示したように時点t3から上述した浮遊容量成分の放
電動作が開始され、これにより上記Y点の電位が下降
し、図6(c)に示したように例えば時点t4において
I.G.B.T.2がオフ状態となり、すなわちZ点の電位
が上昇する。なお、I.G.B.T.2がオフすると閃光放
電管1の放電電流が遮断されることになり、よって閃光
放電管1はその発光を停止する。図4(b)に示した駆
動回路8も図7(a)に示したように、適宜の時点t1
において制御回路7の出力端子7aの出力する信号が低
レベル信号から高レベル信号に、また時点t3において
高レベル信号から低レベル信号に反転されると、すなわ
ち図中のX点が低レベルから高レベルに、さらに高レベ
ルから低レベルになされると、先の場合同様、スイッチ
素子であるトランジスタ4,5が上記X点の電位に応答
して反転動作する。したがって、I.G.B.T.2、閃光
放電管1も、先の場合と同様の反転動作および発光動作
を行うことになる。なお、図4(a)、(b)に示した
駆動回路3、8におけるI.G.B.T.2の浮遊容量成分
の充電動作および放電動作を行う回路構成が異なってい
ることは詳述するまでもなく、すなわち、図4(a)に
示した駆動回路3における上記浮遊容量成分の充電およ
び放電動作はいずれも抵抗6を介して行われるのに対
し、図4(b)に示した駆動回路8における上記浮遊容
量成分の充電および放電動作は、充電は抵抗10を介し
て、放電は抵抗10を介することなく行われることにな
る。従って、図4(a)、(b)に示した駆動回路3、
8におけるI.G.B.T.2の浮遊容量成分の充電動作お
よび放電動作特性は、充電特性は実質的に同じ特性とな
るが、放電特性は図4(b)に示した駆動回路8の構成
がより急峻な放電特性を有することになる。
【発明が解決しようとする課題】上述のように図4
(a)、(b)に示した従来のゲート駆動回路3、8
は、いずれもI.G.B.T.2のオン・オフ動作を制御で
き、ストロボ装置に適用した場合、閃光放電管1の発光
動作を上記I.G.B.T.2のオン・オフ動作の制御に応
答して制御することができる。なお、閃光放電管の発光
動作をI.G.B.T.のオン・オフ動作で制御する形式の
ストロボ装置は、サイリスタを発光制御用素子として使
用する形式の従来装置とは異なり、I.G.B.T.のオフ
動作にコンデンサを含む転流回路を必要としないことか
ら次回の発光動作を極短時間後に開始できる等の優位点
を上記従来装置に比して有していることが知られてい
る。しかしながら、例えば高速度のシャッタ速度でのス
トロボ発光撮影、あるいは撮影する被写体の状態確認等
を実現するために、図4(a)、(b)に示した構成に
おいて、実質的にほぼ一定の発光強度を有し、かつ比較
的長い持続時間を有する発光波形を得るべく、すなわち
見かけ上連続発光と見なせるような発光波形を得るべく
閃光放電管の高速繰り返し発光動作を行った場合、以下
のような不都合点を生じる恐れを有している。すなわ
ち、上記のような高速繰り返し発光動作によって得られ
る発光による被写体の状態確認については単に確認とい
う点だけを見れば特に問題は生じないが、上記発光にて
フィルムを実際に露光する場合、上記フィルムの露光状
態に輝度むらという不都合点を生じる場合のあることが
確認できた。ところで、上記輝度むらの発生原因につい
て検討してみると、略発光波形を示した図5(a)、
(b)中に、夫々H1、H2で示した高速繰り返し発光
波形の変動振幅と、夫々の発光波形のピーク振幅Hm
1、Hm2との関係が上記輝度むらの発生に寄与してい
ることが確認できた。すなわち、ピーク振幅Hm1、H
m2に対する高速繰り返し発光波形の変動振幅H1、H
2の比率が大きいほど輝度むらの発生が顕著になり、ま
た、上記比率自体については、I.G.B.T.のオン・オ
フ動作の特性、具体的には上記I.G.B.T.のゲートに
対する駆動エネルギーの供給動作特性と非供給動作特性
によって変動することも確認できた。本発明は、上記の
ような不都合点および確認点を考慮してなしたもので、
I.G.B.T.のゲート〜コレクタ間、同ゲート〜エミッ
タ間に存在する浮遊容量成分に対する充電および放電動
作を含めた上記ゲートに対するエネルギーの供給動作と
非供給動作をバランスよく行うことにより、上記I.G.
B.T.に安定した高速繰り返しオン・オフ動作を行わせ
ることができる上記I.G.B.T.のゲート駆動回路およ
びこのゲート駆動回路を備え、安定した高速繰り返し発
光動作を実現でき、これにより輝度むらの生じない発光
波形を出力できるストロボ装置を提供することを目的と
する。
(a)、(b)に示した従来のゲート駆動回路3、8
は、いずれもI.G.B.T.2のオン・オフ動作を制御で
き、ストロボ装置に適用した場合、閃光放電管1の発光
動作を上記I.G.B.T.2のオン・オフ動作の制御に応
答して制御することができる。なお、閃光放電管の発光
動作をI.G.B.T.のオン・オフ動作で制御する形式の
ストロボ装置は、サイリスタを発光制御用素子として使
用する形式の従来装置とは異なり、I.G.B.T.のオフ
動作にコンデンサを含む転流回路を必要としないことか
ら次回の発光動作を極短時間後に開始できる等の優位点
を上記従来装置に比して有していることが知られてい
る。しかしながら、例えば高速度のシャッタ速度でのス
トロボ発光撮影、あるいは撮影する被写体の状態確認等
を実現するために、図4(a)、(b)に示した構成に
おいて、実質的にほぼ一定の発光強度を有し、かつ比較
的長い持続時間を有する発光波形を得るべく、すなわち
見かけ上連続発光と見なせるような発光波形を得るべく
閃光放電管の高速繰り返し発光動作を行った場合、以下
のような不都合点を生じる恐れを有している。すなわ
ち、上記のような高速繰り返し発光動作によって得られ
る発光による被写体の状態確認については単に確認とい
う点だけを見れば特に問題は生じないが、上記発光にて
フィルムを実際に露光する場合、上記フィルムの露光状
態に輝度むらという不都合点を生じる場合のあることが
確認できた。ところで、上記輝度むらの発生原因につい
て検討してみると、略発光波形を示した図5(a)、
(b)中に、夫々H1、H2で示した高速繰り返し発光
波形の変動振幅と、夫々の発光波形のピーク振幅Hm
1、Hm2との関係が上記輝度むらの発生に寄与してい
ることが確認できた。すなわち、ピーク振幅Hm1、H
m2に対する高速繰り返し発光波形の変動振幅H1、H
2の比率が大きいほど輝度むらの発生が顕著になり、ま
た、上記比率自体については、I.G.B.T.のオン・オ
フ動作の特性、具体的には上記I.G.B.T.のゲートに
対する駆動エネルギーの供給動作特性と非供給動作特性
によって変動することも確認できた。本発明は、上記の
ような不都合点および確認点を考慮してなしたもので、
I.G.B.T.のゲート〜コレクタ間、同ゲート〜エミッ
タ間に存在する浮遊容量成分に対する充電および放電動
作を含めた上記ゲートに対するエネルギーの供給動作と
非供給動作をバランスよく行うことにより、上記I.G.
B.T.に安定した高速繰り返しオン・オフ動作を行わせ
ることができる上記I.G.B.T.のゲート駆動回路およ
びこのゲート駆動回路を備え、安定した高速繰り返し発
光動作を実現でき、これにより輝度むらの生じない発光
波形を出力できるストロボ装置を提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】本発明によるI.G.B.
T.のゲート駆動回路は、I.G.B.T.のゲートと上記
I.G.B.T.の駆動用電源との間に接続され、上記ゲー
トに対するエネルギー供給動作を制御する第1制御素子
と、上記ゲートと上記I.G.B.T.のコレクタ間に接続
され、上記ゲートに対するエネルギーの非供給動作を制
御する第2制御素子と、上記第1制御素子と上記ゲート
との間に接続され、上記第1制御素子を介した上記ゲー
トへのエネルギー供給回路を形成する第1抵抗素子と、
上記第2制御素子と上記ゲートとの間に上記エネルギー
供給回路を形成しないように接続され、上記第2制御素
子を介した上記ゲートへのエネルギー非供給回路を形成
する第2抵抗素子と、上記第1、第2制御素子をオン・
オフ動作させるゲート手段とを備えて構成される。本発
明によるストロボ装置は、主コンデンサの充電電荷を消
費して発光する閃光放電管と、上記閃光放電管と直列接
続され、上記閃光放電管の発光動作を制御するI.G.
B.T.と、上記I.G.B.T.のゲートと上記I.G.B.
T.の駆動用電源との間に接続され、上記ゲートに対す
るエネルギー供給動作を制御する第1制御素子、上記ゲ
ートと上記I.G.B.T.のコレクタ間に接続され、上記
ゲートに対するエネルギーの非供給動作を制御する第2
制御素子、上記第1制御素子と上記ゲートとの間に接続
され、上記第1制御素子を介した上記ゲートへのエネル
ギー供給回路を形成する第1抵抗素子、上記第2制御素
子と上記ゲートとの間に上記エネルギー供給回路を形成
しないように接続され、上記第2制御素子を介した上記
ゲートへのエネルギー非供給回路を形成する第2抵抗素
子および上記第1、第2制御素子をオン・オフ動作させ
るゲート手段を含む上記I.G.B.T.のゲート駆動回路
とを備えて構成される。
T.のゲート駆動回路は、I.G.B.T.のゲートと上記
I.G.B.T.の駆動用電源との間に接続され、上記ゲー
トに対するエネルギー供給動作を制御する第1制御素子
と、上記ゲートと上記I.G.B.T.のコレクタ間に接続
され、上記ゲートに対するエネルギーの非供給動作を制
御する第2制御素子と、上記第1制御素子と上記ゲート
との間に接続され、上記第1制御素子を介した上記ゲー
トへのエネルギー供給回路を形成する第1抵抗素子と、
上記第2制御素子と上記ゲートとの間に上記エネルギー
供給回路を形成しないように接続され、上記第2制御素
子を介した上記ゲートへのエネルギー非供給回路を形成
する第2抵抗素子と、上記第1、第2制御素子をオン・
オフ動作させるゲート手段とを備えて構成される。本発
明によるストロボ装置は、主コンデンサの充電電荷を消
費して発光する閃光放電管と、上記閃光放電管と直列接
続され、上記閃光放電管の発光動作を制御するI.G.
B.T.と、上記I.G.B.T.のゲートと上記I.G.B.
T.の駆動用電源との間に接続され、上記ゲートに対す
るエネルギー供給動作を制御する第1制御素子、上記ゲ
ートと上記I.G.B.T.のコレクタ間に接続され、上記
ゲートに対するエネルギーの非供給動作を制御する第2
制御素子、上記第1制御素子と上記ゲートとの間に接続
され、上記第1制御素子を介した上記ゲートへのエネル
ギー供給回路を形成する第1抵抗素子、上記第2制御素
子と上記ゲートとの間に上記エネルギー供給回路を形成
しないように接続され、上記第2制御素子を介した上記
ゲートへのエネルギー非供給回路を形成する第2抵抗素
子および上記第1、第2制御素子をオン・オフ動作させ
るゲート手段を含む上記I.G.B.T.のゲート駆動回路
とを備えて構成される。
【作用】本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路は
上記のような構成を有することから、I.G.B.T.のゲ
ートへのエネルギーの供給動作、あるいは非供給動作は
いずれも第1、第2抵抗素子を介して行われ、加えて、
かかる動作時、第2抵抗素子が上記エネルギーの供給回
路を形成しないように接続されることにより、上記第
1、第2制御素子が直接直列接続される状態も生じな
い。したがって、I.G.B.T.のゲートへのエネルギー
の供給動作および非供給動作が、従来例に比して極めて
バランス良く、安定して実施されることになる。また、
I.G.B.T.のオン・オフ動作の現象を確認してみる
と、当該オン・オフ動作のデューティー比の変動が抑制
されることが確認できた。本発明によるストロボ装置
は、上記のような構成・作用を有するI.G.B.T.のゲ
ート駆動回路を備えていることから、I.G.B.T.のオ
ン・オフ動作がバランス良く、安定して行われることに
なる。また、その発光動作を確認してみると、先の高速
繰り返し発光動作のピーク振幅に対する発光波形の変動
振幅の比率が抑制されることが確認できた。
上記のような構成を有することから、I.G.B.T.のゲ
ートへのエネルギーの供給動作、あるいは非供給動作は
いずれも第1、第2抵抗素子を介して行われ、加えて、
かかる動作時、第2抵抗素子が上記エネルギーの供給回
路を形成しないように接続されることにより、上記第
1、第2制御素子が直接直列接続される状態も生じな
い。したがって、I.G.B.T.のゲートへのエネルギー
の供給動作および非供給動作が、従来例に比して極めて
バランス良く、安定して実施されることになる。また、
I.G.B.T.のオン・オフ動作の現象を確認してみる
と、当該オン・オフ動作のデューティー比の変動が抑制
されることが確認できた。本発明によるストロボ装置
は、上記のような構成・作用を有するI.G.B.T.のゲ
ート駆動回路を備えていることから、I.G.B.T.のオ
ン・オフ動作がバランス良く、安定して行われることに
なる。また、その発光動作を確認してみると、先の高速
繰り返し発光動作のピーク振幅に対する発光波形の変動
振幅の比率が抑制されることが確認できた。
【実施例】図1は本発明によるI.G.B.T.のゲート駆
動回路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置の一実
施例を示す要部電気回路図であり、図中、図4と同符号
の構成要素は同機能要素である。11は、本発明による
I.G.B.T.のゲート駆動回路の一実施例を示し、図1
からも明らかなように、I.G.B.T.2のゲートと上記
I.G.B.T.2の駆動用電源Vgとの間に接続され、上
記ゲートに対するエネルギー供給動作を制御する第1制
御素子であるトランジスタ4と、上記ゲートと上記I.
G.B.T.2のコレクタ間に接続され、上記ゲートに対
するエネルギーの非供給動作を制御する第2制御素子で
あるトランジスタ5と、上記トランジスタ4と上記ゲー
トとの間に接続され、上記トランジスタ4を介した上記
ゲートへのエネルギー供給回路を形成する第1抵抗素子
12と、上記トランジスタ5と上記ゲートとの間に上記
エネルギー供給回路を形成しないように接続され、上記
トランジスタ5を介した上記ゲートへのエネルギー非供
給回路を形成する第2抵抗素子13と、上記トランジス
タ4、5をオン・オフ動作させるゲート手段7とを備え
て構成されている。以下、上記のような構成からなる本
発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路およびこの駆
動回路を備えたストロボ装置の一実施例の動作について
述べるが、基本的な動作は先に説明した従来例と同様で
ある。すなわち、今、制御回路7が動作してその出力端
子7aより低レベル信号が出力されると、第1制御素子
であるトランジスタ4がオン状態に、また第2制御素子
であるトランジスタ5はオフ状態に制御され、これによ
り、第1抵抗素子12を介して駆動用電源VgがI.G.
B.T.2のゲートに印加されてI.G.B.T.2がオン状
態となる。なお、この時、周知のトリガー手段等を動作
させることにより閃光放電管1は周知の主コンデンサの
充電電荷を消費して発光することになり、もちろん本実
施例装置もそのようになされている。一方、制御回路7
が動作してその出力端子7aより高レベル信号が出力さ
れると、先の場合とは逆に、トランジスタ4はオフ状態
に、またトランジスタ5はオン状態に制御され、これに
よりそれまでなされていたI.G.B.T.2のゲートへの
駆動用電源Vgの供給が停止されると同時に、トランジ
スタ5のオンにより第2抵抗素子13を介してI.G.
B.T.2のゲートがグランドと接続されることになり、
よってI.G.B.T.2がオフ状態となる。なお、I.G.
B.T.2がオフ状態になると、閃光放電管1を介してそ
れまで流れていた放電電流が遮断されることになり、閃
光放電管1はその発光を停止することになる。さて、次
に、図1に示した本実施例において、先の従来例で検討
した場合と同様、例えば制御回路7の出力端子7aより
周波数が50KHz、デューティー比が1のパルス信号を
所定期間Tにわたり出力した場合について述べる。図2
は本実施例を上記のように制御した場合に閃光放電管1
から射出される光を模式的に示した略発光波形図を、ま
た、図3(a)、(b)、(c)は、上記動作の途中に
おける、図1中のX点、Y点、Z点の信号を模式的に示
した略信号波形図を示し、夫々、図5、および図6ある
いは図7に対応するものである。図2からも明らかなよ
うに、本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路を備
えたストロボ装置によって得られる発光波形におけるピ
ーク振幅Hmに対する高速繰り返し発光波形の変動振幅
Hの比率は、冒頭に述べた従来装置のそれよりも小さく
抑制されている。このため、冒頭に述べた輝度むらに対
して有利となり、実際に上記発光にてフィルムを露光し
た場合の上記フィルムの露光状態を確認してみると、従
来装置とは異なり輝度むらを生じないことが確認でき
た。また、図3(a)、(b)、(c)より明らかなよ
うに、本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路にお
けるI.G.B.T.2のゲートに対する駆動エネルギーの
供給動作特性と非供給動作特性は、ほぼ対称の特性を示
している。すなわち、I.G.B.T.2のゲートであるY
点の信号波形は、図3(b)に示したように緩やかに立
上がり、また類似の傾きで緩やかに立下がっており、よ
って、I.G.B.T.2のオン・オフ動作は、同図(a)
に示したパルス信号にほぼ同期して、換言すれば上記パ
ルス信号のデューティー比とほぼ等しいデューティー比
を有して行われることになる。ここで、本発明による
I.G.B.T.のゲート駆動回路における上記のような動
作について見てみる。本発明においては、第1、第2抵
抗素子12、13が、夫々I.G.B.T.2のゲートに対
するエネルギーの供給回路と非供給回路を独立して形成
すると共に、第1、第2制御素子であるトランジスタ
4、5とも夫々接続されている。したがって、先の従来
回路とは異なり、高周期の繰り返し駆動動作における反
転動作時にどうしても生じることになる上記第1、第2
制御素子の両者がオンとなる状態においても、上記第
1、第2抵抗素子12、13が、駆動電源Vgと第1、
第2制御素子であるトランジスタ4、5あるいはI.G.
B.T.2のゲート間に存在することになる。かかる構成
をI.G.B.T.2のゲートを中心に見てみると、当該ゲ
ート電位の不定な制御状態の発生が上記第1、第2抵抗
素子12、13によって抑制されていることに他なら
ず、これにより上記ゲートへのエネルギーの供給あるい
は非供給動作がバランス良く行われることになる。この
結果、本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路によ
れば、図3(b)からも明らかなように、I.G.B.T.
2のオン・オフ動作のデューティー比の変動を抑制でき
ることになり、これにより、上記I.G.B.T.2のオン
・オフ動作を従来構成に比して極めてバランス良く、安
定して実施できることになる。なお、本発明によるスト
ロボ装置は、上述のようなI.G.B.T.のゲート駆動回
路を備えていることから、高速繰り返し発光動作を実施
した場合、安定した高速繰り返し発光動作を実現できる
ことになり、よってピーク振幅に対する変動振幅の比率
を小さく抑制できた発光波形を得られることになる。す
なわち、本発明によるストロボ装置により高速繰り返し
発光動作を実施した場合に得られる発光は、フィルムを
露光する場合、そのフィルムの露光状態に輝度むらを生
じない発光となる。
動回路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置の一実
施例を示す要部電気回路図であり、図中、図4と同符号
の構成要素は同機能要素である。11は、本発明による
I.G.B.T.のゲート駆動回路の一実施例を示し、図1
からも明らかなように、I.G.B.T.2のゲートと上記
I.G.B.T.2の駆動用電源Vgとの間に接続され、上
記ゲートに対するエネルギー供給動作を制御する第1制
御素子であるトランジスタ4と、上記ゲートと上記I.
G.B.T.2のコレクタ間に接続され、上記ゲートに対
するエネルギーの非供給動作を制御する第2制御素子で
あるトランジスタ5と、上記トランジスタ4と上記ゲー
トとの間に接続され、上記トランジスタ4を介した上記
ゲートへのエネルギー供給回路を形成する第1抵抗素子
12と、上記トランジスタ5と上記ゲートとの間に上記
エネルギー供給回路を形成しないように接続され、上記
トランジスタ5を介した上記ゲートへのエネルギー非供
給回路を形成する第2抵抗素子13と、上記トランジス
タ4、5をオン・オフ動作させるゲート手段7とを備え
て構成されている。以下、上記のような構成からなる本
発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路およびこの駆
動回路を備えたストロボ装置の一実施例の動作について
述べるが、基本的な動作は先に説明した従来例と同様で
ある。すなわち、今、制御回路7が動作してその出力端
子7aより低レベル信号が出力されると、第1制御素子
であるトランジスタ4がオン状態に、また第2制御素子
であるトランジスタ5はオフ状態に制御され、これによ
り、第1抵抗素子12を介して駆動用電源VgがI.G.
B.T.2のゲートに印加されてI.G.B.T.2がオン状
態となる。なお、この時、周知のトリガー手段等を動作
させることにより閃光放電管1は周知の主コンデンサの
充電電荷を消費して発光することになり、もちろん本実
施例装置もそのようになされている。一方、制御回路7
が動作してその出力端子7aより高レベル信号が出力さ
れると、先の場合とは逆に、トランジスタ4はオフ状態
に、またトランジスタ5はオン状態に制御され、これに
よりそれまでなされていたI.G.B.T.2のゲートへの
駆動用電源Vgの供給が停止されると同時に、トランジ
スタ5のオンにより第2抵抗素子13を介してI.G.
B.T.2のゲートがグランドと接続されることになり、
よってI.G.B.T.2がオフ状態となる。なお、I.G.
B.T.2がオフ状態になると、閃光放電管1を介してそ
れまで流れていた放電電流が遮断されることになり、閃
光放電管1はその発光を停止することになる。さて、次
に、図1に示した本実施例において、先の従来例で検討
した場合と同様、例えば制御回路7の出力端子7aより
周波数が50KHz、デューティー比が1のパルス信号を
所定期間Tにわたり出力した場合について述べる。図2
は本実施例を上記のように制御した場合に閃光放電管1
から射出される光を模式的に示した略発光波形図を、ま
た、図3(a)、(b)、(c)は、上記動作の途中に
おける、図1中のX点、Y点、Z点の信号を模式的に示
した略信号波形図を示し、夫々、図5、および図6ある
いは図7に対応するものである。図2からも明らかなよ
うに、本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路を備
えたストロボ装置によって得られる発光波形におけるピ
ーク振幅Hmに対する高速繰り返し発光波形の変動振幅
Hの比率は、冒頭に述べた従来装置のそれよりも小さく
抑制されている。このため、冒頭に述べた輝度むらに対
して有利となり、実際に上記発光にてフィルムを露光し
た場合の上記フィルムの露光状態を確認してみると、従
来装置とは異なり輝度むらを生じないことが確認でき
た。また、図3(a)、(b)、(c)より明らかなよ
うに、本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路にお
けるI.G.B.T.2のゲートに対する駆動エネルギーの
供給動作特性と非供給動作特性は、ほぼ対称の特性を示
している。すなわち、I.G.B.T.2のゲートであるY
点の信号波形は、図3(b)に示したように緩やかに立
上がり、また類似の傾きで緩やかに立下がっており、よ
って、I.G.B.T.2のオン・オフ動作は、同図(a)
に示したパルス信号にほぼ同期して、換言すれば上記パ
ルス信号のデューティー比とほぼ等しいデューティー比
を有して行われることになる。ここで、本発明による
I.G.B.T.のゲート駆動回路における上記のような動
作について見てみる。本発明においては、第1、第2抵
抗素子12、13が、夫々I.G.B.T.2のゲートに対
するエネルギーの供給回路と非供給回路を独立して形成
すると共に、第1、第2制御素子であるトランジスタ
4、5とも夫々接続されている。したがって、先の従来
回路とは異なり、高周期の繰り返し駆動動作における反
転動作時にどうしても生じることになる上記第1、第2
制御素子の両者がオンとなる状態においても、上記第
1、第2抵抗素子12、13が、駆動電源Vgと第1、
第2制御素子であるトランジスタ4、5あるいはI.G.
B.T.2のゲート間に存在することになる。かかる構成
をI.G.B.T.2のゲートを中心に見てみると、当該ゲ
ート電位の不定な制御状態の発生が上記第1、第2抵抗
素子12、13によって抑制されていることに他なら
ず、これにより上記ゲートへのエネルギーの供給あるい
は非供給動作がバランス良く行われることになる。この
結果、本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路によ
れば、図3(b)からも明らかなように、I.G.B.T.
2のオン・オフ動作のデューティー比の変動を抑制でき
ることになり、これにより、上記I.G.B.T.2のオン
・オフ動作を従来構成に比して極めてバランス良く、安
定して実施できることになる。なお、本発明によるスト
ロボ装置は、上述のようなI.G.B.T.のゲート駆動回
路を備えていることから、高速繰り返し発光動作を実施
した場合、安定した高速繰り返し発光動作を実現できる
ことになり、よってピーク振幅に対する変動振幅の比率
を小さく抑制できた発光波形を得られることになる。す
なわち、本発明によるストロボ装置により高速繰り返し
発光動作を実施した場合に得られる発光は、フィルムを
露光する場合、そのフィルムの露光状態に輝度むらを生
じない発光となる。
【発明の効果】本発明は、I.G.B.T.のゲートに対す
るエネルギーの供給動作と非供給動作をバランスよく行
うことによりI.G.B.T.のオン・オフ動作のデューテ
ィー比の変動を抑制でき、これにより、上記I.G.B.
T.2の高速繰り返しオン・オフ動作を安定して実施で
きるI.G.B.T.のゲート駆動回路を提供できる効果を
有している。また、本発明は、高周期の繰り返し駆動動
作における反転動作時にどうしても生じることになる
I.G.B.T.のゲートに対するエネルギーの供給、非供
給動作を制御する第1、第2制御素子の両者がオンとな
る状態においても、上記第1、第2制御素子が直接駆動
電源Vgとグランド間に接続されることのない、よって
上記第1、第2制御素子等が破壊される恐れの内I.G.
B.T.のゲート駆動回路を提供できる効果も有してい
る。さらに本発明は、上記のような効果を有するI.G.
B.T.のゲート駆動回路を備えることにより、高速繰り
返し発光動作を実施した場合、安定した高速繰り返し発
光動作を実現でき、よって得られる発光波形におけるピ
ーク振幅に対する高速繰り返し発光波形の変動振幅の比
率を小さく抑制でき、この結果、当該高速繰り返し発光
動作により得られる発光にてフィルムを露光する場合に
おいても上記フィルムの露光状態に輝度むらを生じない
発光波形を出力できるストロボ装置を提供できる効果を
有している。
るエネルギーの供給動作と非供給動作をバランスよく行
うことによりI.G.B.T.のオン・オフ動作のデューテ
ィー比の変動を抑制でき、これにより、上記I.G.B.
T.2の高速繰り返しオン・オフ動作を安定して実施で
きるI.G.B.T.のゲート駆動回路を提供できる効果を
有している。また、本発明は、高周期の繰り返し駆動動
作における反転動作時にどうしても生じることになる
I.G.B.T.のゲートに対するエネルギーの供給、非供
給動作を制御する第1、第2制御素子の両者がオンとな
る状態においても、上記第1、第2制御素子が直接駆動
電源Vgとグランド間に接続されることのない、よって
上記第1、第2制御素子等が破壊される恐れの内I.G.
B.T.のゲート駆動回路を提供できる効果も有してい
る。さらに本発明は、上記のような効果を有するI.G.
B.T.のゲート駆動回路を備えることにより、高速繰り
返し発光動作を実施した場合、安定した高速繰り返し発
光動作を実現でき、よって得られる発光波形におけるピ
ーク振幅に対する高速繰り返し発光波形の変動振幅の比
率を小さく抑制でき、この結果、当該高速繰り返し発光
動作により得られる発光にてフィルムを露光する場合に
おいても上記フィルムの露光状態に輝度むらを生じない
発光波形を出力できるストロボ装置を提供できる効果を
有している。
【図1】本発明によるI.G.B.T.のゲート駆動回路お
よびこの駆動回路を備えたストロボ装置の一実施例を示
す要部電気回路図
よびこの駆動回路を備えたストロボ装置の一実施例を示
す要部電気回路図
【図2】図1中の閃光放電管を高速繰り返し発光動作さ
せた場合に射出される光の波形を模式的に示した略発光
波形図
せた場合に射出される光の波形を模式的に示した略発光
波形図
【図3】図1中の略信号波形図
【図4】(a)I.G.B.T.のゲート駆動回路およびこ
の駆動回路を備えたストロボ装置の従来例を示す要部電
気回路図 (b)I.G.B.T.のゲート駆動回路およびこの駆動回
路を備えたストロボ装置の従来例を示す要部電気回路図
の駆動回路を備えたストロボ装置の従来例を示す要部電
気回路図 (b)I.G.B.T.のゲート駆動回路およびこの駆動回
路を備えたストロボ装置の従来例を示す要部電気回路図
【図5】(a)図4(a)中の閃光放電管を高速繰り返
し発光動作させた場合に射出される光の波形を模式的に
示した略発光波形図 (b)図4(b)中の閃光放電管を高速繰り返し発光動
作させた場合に射出される光の波形を模式的に示した略
発光波形図
し発光動作させた場合に射出される光の波形を模式的に
示した略発光波形図 (b)図4(b)中の閃光放電管を高速繰り返し発光動
作させた場合に射出される光の波形を模式的に示した略
発光波形図
【図6】図4(a)中の略信号波形図
【図7】図4(b)中の略信号波形図
1 閃光放電管 2 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(I.G.B.
T.) 3 ゲート駆動回路 4 トランジスタ(第1制御素子) 5 トランジスタ(第2制御素子) 6 抵抗 7 制御回路 8 ゲート駆動回路 9 直列接続体 10 抵抗 11 ゲート駆動回路 12 第1抵抗素子 13 第2抵抗素子
T.) 3 ゲート駆動回路 4 トランジスタ(第1制御素子) 5 トランジスタ(第2制御素子) 6 抵抗 7 制御回路 8 ゲート駆動回路 9 直列接続体 10 抵抗 11 ゲート駆動回路 12 第1抵抗素子 13 第2抵抗素子
Claims (2)
- 【請求項1】絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲ
ートと前記絶縁ゲート型バイポーラトランジスタの駆動
用電源との間に接続され、前記ゲートに対するエネルギ
ー供給動作を制御する第1制御素子と、前記ゲートと前
記絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのコレクタ間に
接続され、前記ゲートに対するエネルギーの非供給動作
を制御する第2制御素子と、前記第1制御素子と前記ゲ
ートとの間に接続され、前記第1制御素子を介した前記
ゲートへのエネルギー供給回路を形成する第1抵抗素子
と、前記第2制御素子と前記ゲートとの間に前記エネル
ギー供給回路を形成しないように接続され、前記第2制
御素子を介した前記ゲートへのエネルギー非供給回路を
形成する第2抵抗素子と、前記第1、第2制御素子をオ
ン・オフ動作させるゲート手段とを備えた絶縁ゲート型
バイポーラトランジスタのゲート駆動回路。 - 【請求項2】主コンデンサの充電電荷を消費して発光す
る閃光放電管と、前記閃光放電管と直列接続され、前記
閃光放電管の発光動作を制御する絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタと、前記絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタのゲートと前記絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタの駆動用電源との間に接続され、前記ゲートに対す
るエネルギー供給動作を制御する第1制御素子、前記ゲ
ートと前記絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのコレ
クタ間に接続され、前記ゲートに対するエネルギーの非
供給動作を制御する第2制御素子、前記第1制御素子と
前記ゲートとの間に接続され、前記第1制御素子を介し
た前記ゲートへのエネルギー供給回路を形成する第1抵
抗素子、前記第2制御素子と前記ゲートとの間に前記エ
ネルギー供給回路を形成しないように接続され、前記第
2制御素子を介した前記ゲートへのエネルギー非供給回
路を形成する第2抵抗素子および前記第1、第2制御素
子をオン・オフ動作させるゲート手段を含む前記絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタのゲート駆動回路とを備
えたストロボ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21207195A JPH0961905A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲート駆動回路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21207195A JPH0961905A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲート駆動回路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961905A true JPH0961905A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16616389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21207195A Pending JPH0961905A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲート駆動回路およびこの駆動回路を備えたストロボ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0961905A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010177496A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理装置および熱処理方法 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP21207195A patent/JPH0961905A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010177496A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理装置および熱処理方法 |
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