JPH0962188A - 粘着シート - Google Patents

粘着シート

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JPH0962188A
JPH0962188A JP21591895A JP21591895A JPH0962188A JP H0962188 A JPH0962188 A JP H0962188A JP 21591895 A JP21591895 A JP 21591895A JP 21591895 A JP21591895 A JP 21591895A JP H0962188 A JPH0962188 A JP H0962188A
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JP
Japan
Prior art keywords
acrylic resin
molecule
ultraviolet absorbing
adhesive sheet
absorbing group
Prior art date
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Pending
Application number
JP21591895A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
Hideaki Akesato
秀昭 明里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐候性にすぐれるとともに、可塑剤の影響に
よる汚染や粘着剤の粘着力の低下をきたすことなく、様
々な被着体に対する追随性にすぐれ、生産性もよい粘着
シートを提供する。 【解決手段】 片面が活性化処理されたETFEフィル
ム1の活性化処理面2に、分子内に紫外線吸収性基を有
するアクリル系樹脂、分子内に紫外線吸収性基を有しな
いアクリル系樹脂、および着色剤からなる着色層3が積
層され、該着色層3面に粘着剤層4と剥離紙5とが順次
積層されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絵文字等に切り抜
いて種々の被着体に貼り付け、種々の表示や装飾のため
に用いるための着色粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】片面に粘着剤層を有する着色合成樹脂シ
ートが剥離紙に積層された粘着シートを、コンピュータ
ーで自動制御されたカッティングマシンを用いて絵文字
等を切り抜き、この絵文字等を被着体に転写して種々の
表示や装飾が行われている。
【0003】上記着色粘着シートは耐候性、耐汚染性、
被着体に対する追従性、色彩にすぐれていることが要求
される。このような特性を備えた材料として、軟質塩化
ビニル樹脂製のシートが適しており、カレンダー法やキ
ャスティング法により製造されたものが主流を占めてい
る。
【0004】又、特開平4−145483号公報には、
紫外線吸収剤を添加したテトラフルオロエチレン−エチ
レン共重合体のフィルム(以下「ETFEフィルム」と
する)にコロナ放電処理を施し、溶剤可溶型フッ素樹脂
をバインダーとして各種顔料を分散させた着色樹脂を塗
工あるいは印刷することにより着色層を形成し、この上
に接着剤層と離型性基材を積層したマーキングフィルム
が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
軟質塩化ビニル樹脂製フィルムは通常、可塑剤や安定剤
を多量に含み、該樹脂が最外面に露出しているため、日
数を経過するうちに可塑剤などがブリードアウトし、粘
着シート表面が汚染したり粘着剤の粘着力が低下すると
いう問題がある。
【0006】又、後者の公報に記載のものは、上記ET
FEフィルムに添加した紫外線吸収剤がブリードアウト
して流亡し、紫外線の遮蔽効果が長期にわたって持続し
ない。又、溶剤可溶型フッ素樹脂と接着剤との密着性が
低く、剥離し易いという問題がある。更に、この着色シ
ートを伸ばして施工する場合に、上記ETFEフィルム
に対する着色層の追随性が不安定であり、着色層が硬い
と着色層が破断するという問題もある。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解消し、耐候
性にすぐれるとともに、可塑剤の影響による汚染や粘着
剤の粘着力の低下をきたすことなく、様々な形状の被着
体に対する追随性にすぐれた粘着シートを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着シートは、
片面が活性化処理されたフッ素樹脂フィルムの活性化処
理面に、分子内に紫外線吸収性基を有するアクリル系モ
ノマーと他のアクリル系モノマーを共重合してなるアク
リル系樹脂、分子内に紫外線吸収性基を有しないアクリ
ル系樹脂、および着色剤からなる着色層が積層され、該
着色層面に粘着剤層と剥離紙とが順次積層されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】フッ素樹脂フィルムとしては、テトラフル
オロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン(PCTFE)、ポリビニリデンフルオ
ライド(PVDF)、テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体(FEP)等のフィルムが
挙げられる。上記フッ素樹脂フィルムの厚みは20〜2
00μmの範囲であることが好ましく、更に好ましくは
50〜100μmである。この厚みが20μmよりも薄
いとフィルムの腰がなくなって貼り付け作業性が悪くな
り、200μmよりも厚いと曲面への追従性が悪くなる
とともに、貼り付けてあることが明らかに判別されて美
観上好ましくない。
【0010】フッ素樹脂フィルムは表面の活性が非常に
低いため、この片面を活性化処理する必要がある。活性
化処理の方法はコロナ放電処理によるのが一般的であ
り、コロナ放電処理による活性度は該フィルムの表面張
力が30〜50dyn/cm程度となるようにするのが
好ましい。
【0011】上記本発明で使用される着色層は、分子内
に紫外線吸収性基を有するアクリル系樹脂、分子内に紫
外線吸収性基を有しないアクリル系樹脂、および着色剤
からなる。紫外線吸収性基を有するアクリル系モノマー
とは、例えば、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート等の末
端に紫外線吸収性基を有するものであり、紫外線吸収性
基としては、例えば、ベンゾフェノン基、ベンゾトリア
ゾール基、シアノアクリレート基及び各々の変性基等が
挙げられる。
【0012】このような分子内に紫外線吸収性基を有す
るアクリル系樹脂は、メタクリル酸もしくはアクリル酸
と、ベンゾフェノン基もしくはベンゾトリアゾール基等
の紫外線吸収基を有するアルコールとのエステル化反応
により、紫外線吸収基を有するアクリル系モノマーを作
製し、これを他のアクリル系モノマーと共重合させるこ
とにより得ることができる。このアクリル系上記の分子
量は3万〜50万のものが好ましい。
【0013】上記分子内に紫外線吸収性基を有しないア
クリル系樹脂としては、メタクリル酸エステル、アクリ
ル酸エステルの共重合体であって、分子量が20〜50
万、Tgが−50〜15℃のものが好ましい。前記分子
内に紫外線吸収性基を有するアクリル系樹脂と、分子内
に紫外線吸収性基を有しないアクリル系樹脂との混合比
率は10:1〜1:10であることが好ましく、更に好
ましい比率は1:1〜1:3である。分子内に紫外線吸
収性基を有するアクリル系樹脂が上記比率よりも少ない
と紫外線の遮蔽効果が長期間持続しなくなり、上記比率
よりも多いと紫外線吸収性基を有するアクリル系樹脂は
Tgが高くなり、硬くなるのでフィルムとの追従性、密
着性が悪くなるので上記の範囲が好ましい。
【0014】本発明では、着色層中に紫外線吸収性基を
有するアクリル系樹脂を含有しているので、該アクリル
系樹脂が有する紫外線吸収作用により耐候性が永続す
る。又、紫外線吸収剤を用いた場合のように、紫外線吸
収剤が樹脂からブリードアウトすることがない。そのた
め、着色層とコロナ放電処理したフッ素樹脂フィルムと
の密着性が著しく向上し、着色層の追随性がすぐれ、施
工に際してフッ素樹脂フィルムが伸びたり屈曲しても着
色樹脂が剥離したり破断したりすることが避けられる。
【0015】上記分子内に紫外線吸収性基を有するアク
リル系樹脂および分子内に紫外線吸収性基を有しないア
クリル系樹脂は、着色剤のバインダーであり、この混合
アクリル系樹脂中に着色剤が分散される。着色剤として
耐熱性、耐候性にすぐれた有機顔料、無機顔料が用いら
れる。有機顔料としては、例えば、ペリレン、イソイン
ドリン、ポリアゾキナクリドン、シアニン等を挙げるこ
とができる。無機顔料としては、白色顔料(酸化チタ
ン、酸化亜鉛、リトポン等)、黒色顔料(カーボンブラ
ック等)、赤色顔料(ベンガラ、カドミウム赤、レーキ
レッドC、キナクリドンレッド、マダーレーキ等)、黄
色顔料(黄鉛、ジシクロメート、カドミウムイエロー、
チタンイエロー等)、緑色顔料(クロムグリーン、酸化
クロム、ピリジアン等)、その他種々の顔料を用いるこ
とができる。これら有機もしくは無機顔料は混合アクリ
ル系樹脂100重量部に対して、1〜60重量部添加す
る。
【0016】前記フッ素樹脂フィルムの活性化処理面に
着色層を積層するには、上記着色剤を分散した混合アク
リル系樹脂を従来から用いている各種のロールコーター
やナイフコーター等で塗布するか、グラビア印刷、オフ
セット印刷等の印刷により設けてもよい。着色層の厚み
は5〜100μmであることが好ましく、更に好ましく
は10〜50μmである。5μmよりも薄いと良好な着
色性もしくは隠蔽性を付与することができなくなり、1
00μmよりも厚いとシート全体が厚くなるので曲面へ
の追従性が悪くなるとともに、貼り付けてあることが明
らかに判別されるので美観上好ましくない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明粘着シートの実施例
を説明する。 (実施例1)ETFEフィルム(旭硝子社製,厚み50
μm)の片面に表面張力が45dyn/cmとなるよう
にコロナ放電処理を施した。分子末端にベンゾフェノン
基を有するメチルアクリレート50%とメチルメタクリ
レート50%との共重合体(分子量20万)と、メタク
リル酸−アクリル酸エステル−スチレン共重合体(分子
量30万)とを重量比4:1で混合してバインダーを作
製した。
【0018】上記バインダーの固形分100重量部に、
着色剤としてシアニンブルー(大日精化社製,商品名
「VT−51」)15重量部を添加した着色樹脂を、ナ
イフコーターを用いて上記ETFEフィルムのコロナ放
電処理面に厚み15μmで塗工し、着色層を形成した。
その後、着色層面にアクリル系粘着剤を乾燥後の厚みで
30μmとなるように塗布・乾燥して粘着剤層を設け、
該粘着剤層面に剥離紙を積層した。
【0019】図1は上記のようにして得た本発明粘着シ
ートの実施例を示す断面図であり、1はETFEフィル
ム、2はコロナ放電処理面、3は着色層、4は粘着剤
層、5は剥離紙である。
【0020】(実施例2)ベンゾフェノン基を有するメ
チルアクリレートとメチルメタクリレートとの共重合体
(分子量20万)の代わりに、ベンゾトリアゾール基を
有するメチルアクリレートとメチルメタクリレートとの
共重合体(分子量10万)を用いた以外は実施例1と同
様の粘着シートとした。
【0021】(実施例3)分子末端にベンゾフェノン基
を有するメチルアクリレート50%とメチルメタクリレ
ート50%との共重合体(分子量20万)と、メタクリ
ル酸−アクリル酸エステル−スチレン共重合体(分子量
30万)との重量比を8:1とした以外は実施例1と同
様の粘着シートとした。
【0022】(実施例4)着色剤としてシアニンブルー
(大日精化社製,商品名「VT−51」)15重量部の
代わりに、酸化チタン(大日精化社製,商品名「VT−
771」)35重量部を用いた以外は実施例1と同様の
粘着シートとした。
【0023】(比較例1)着色剤のバインダーとして溶
剤可溶型フッ素樹脂(フッ化ビニリデン−テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)に変
更した以外は実施例1と同様の粘着シートとした。
【0024】(比較例2)バインダーの構成樹脂とし
て、メタクリル酸−アクリル酸エステル−スチレン共重
合体(分子量30万)を用いず、分子末端にベンゾフェ
ノン基を有するメチルアクリレート50%とメチルメタ
クリレート50%との共重合体(分子量20万)だけを
用いた以外は実施例1と同様の粘着シートとした。
【0025】(比較例3)バインダーの構成樹脂とし
て、分子末端にベンゾフェノン基を有するメチルアクリ
レート50%とメチルメタクリレート50%との共重合
体(分子量20万)を用いず、メタクリル酸−アクリル
酸エステル−スチレン共重合体(分子量30万)だけを
用いた以外は実施例1と同様の粘着シートとした。
【0026】性能評価 (1)耐候性試験 暴露試験機(大日本プラスチックス社製,商品名「スー
パーUVテスター」)を用いて144時間(3年間相
当)、216時間(5年間相当)、360時間(8年間
相当)でそれぞれ紫外線を照射して劣化を促進させたも
のと、未照射のものとの色差を色差計(日本電飾社製,
商品名「Σ−300」)で測定した。 (2)フッ素樹脂フィルムと粘着剤層との密着性測定 ポリエチレンテレフタレート基材にプライマー(日本触
媒社製,商品名「NK−380」)を塗布・乾燥したも
のを被着体として使用した。各実施例及び各比較例の粘
着シートを上記被着体に貼り付け、23℃で24時間放
置した後、引張速度500mm/分でT型剥離して剥離
力を測定した。この測定において、剥離時に粘着剤層と
着色層との間で完全に剥離した値をアンカー力とした。 (3)追従性 各実施例及び各比較例の粘着シートをそれぞれ5%、1
0%、30%伸ばしたときの着色層の状態を観察し、次
の5段階で表した。 5:完全に追従 4:一部に白化が発生 3:著しく白化が発生 2:フッ素樹脂フイルムと着色層とが部分的に剥離 1:フッ素樹脂フイルムと着色層とが大部分剥離 以上の結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1から明らかなとおり、実施例1〜4の
ものは着色層が耐候性、フッ素樹脂フィルムとの密着性
にすぐれ、フッ素樹脂フイルムの伸びに着色層は完全に
追従することができる。これに対して比較例のものはい
ずれも性能が劣るものであることが判る。
【0029】
【発明の効果】本発明粘着シートは以上の構成であり、
着色樹脂として分子内に紫外線吸収性基を有するアクリ
ル系樹脂の紫外線吸収作用により耐候性が永続する。
又、耐候性にすぐれるとともに、可塑剤の影響による汚
染や粘着剤の粘着力の低下をきたすことなく、様々な形
状の被着体に対する追随性にすぐれ、生産性もよい。更
に、着色樹脂とコロナ放電処理したフッ素樹脂フィルム
との密着性にすぐれ、施工に際してフッ素樹脂フィルム
が伸びたり屈曲しても着色樹脂が剥離したり破断したり
することが避けられる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明粘着シートの実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1:ETFEフィルム 2:コロナ放電処理面 3:着色層 4:粘着剤層 5:剥離紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面が活性化処理されたフッ素樹脂フィ
    ルムの活性化処理面に、分子内に紫外線吸収性基を有す
    るアクリル系モノマーと他のアクリル系モノマーを共重
    合してなるアクリル系樹脂、分子内に紫外線吸収性基を
    有しないアクリル系樹脂、および着色剤からなる着色層
    が積層され、該着色層面に粘着剤層と剥離紙とが順次積
    層されていることを特徴とする粘着シート。
JP21591895A 1995-08-24 1995-08-24 粘着シート Pending JPH0962188A (ja)

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JP21591895A JPH0962188A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 粘着シート

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