JPH0966858A - フレーム付車両の車体構造 - Google Patents

フレーム付車両の車体構造

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JPH0966858A
JPH0966858A JP7226334A JP22633495A JPH0966858A JP H0966858 A JPH0966858 A JP H0966858A JP 7226334 A JP7226334 A JP 7226334A JP 22633495 A JP22633495 A JP 22633495A JP H0966858 A JPH0966858 A JP H0966858A
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Toshihiro Ueda
敏弘 上田
Masahiko Ogata
正彦 緒方
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム付の車両にあって、フレームとボデ
ィの間に装備されるキャブストッパの改良を図る。 【解決手段】 キャブストッパ100は、フレーム11
0に固着されるブラケット130と、ボディ120に固
着される連結部材150を有する。連結部材150は、
長穴152を介してボルト154によってボディ120
に対して位置調整可能に取り付けられ、リング状のロッ
ド部材160を有する。ピンブラケット200は、フレ
ーム110を貫通するシャフト部210を有し、フラン
ジ部220とともにフレーム110に溶接される。シャ
フト部210に円筒状の弾性部材170を介して連結部
材150のロッド部材160を嵌装する。連結部材15
0の本体151を長穴152に挿入するボルト154に
よってボディ120側に固着することによって、フレー
ム110とボディ120の相対的な取付装置は常時一定
に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームを有する
車両において、フレームに対するボディの搭載構造を改
良した車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はフレーム付の車両の一般的な構造
を示すもので、フレーム付車両1は、フレーム10の上
に取付部30によってボディ20が搭載される。図9
は、取付部30の構造を示すもので、フレーム10とボ
ディ20は、両者を貫通するボルト32と、ゴム製の防
振材36,38を介し、ナット34で固着される。必要
に応じてワッシャ33,35が装着される。
【0003】このような取付構造にあっては、車両の衝
突等によりボディ20に衝撃が加えられると、図10に
示すように取付部30が変形し、ボディ20の取付位置
1とフレーム10の取付位置A2の間にズレD1が発生
する。このズレD1の発生は、ボディ20の変形量が増
加する原因となり、乗員の生存空間を減少させる。ま
た、取付部30が外れたりすると、車体全体の変形モー
ドが不安定となって、衝撃の吸収性能が劣化する等の原
因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述したフレ
ームに対するボディの取付部に加えて、キャブストッパ
と称するフレームに対するボディの相対的な移動を規制
する部材が装備される。このキャブストッパーはフレー
ムに対するキャブ、ボディの取付位置を正確に規制し、
車両が衝突したときにボディが変形して衝撃を吸収する
際の変形モードを一定に保つ機能を有する。すなわち、
衝突時に、ボディが変形して、ボディがフレームと一体
となるまでのボディとフレームの間の距離を一定に保つ
ことで、車両の変形モードを予め設計された変形モード
と一致させることで、衝撃吸収性能を設計値と一致させ
ることができる。
【0005】図11は、本出願人に係る特願平7−16
0074号公報として提案された車体構造を示す。フレ
ーム110のサイド部材110にブラケット130かボ
ルト132とナット112により固着され、ブラケット
130のフランジ部130bに、差し込まれたボルト1
80は、ワッシャ184、ナット182によってフレー
ム110の一方のサイド部材110bに固着される。パ
イプ部材134の外周部には弾性部材の円筒部材170
が配設され、この弾性部材170の外周に連結部材15
0と一体のリング状のロッド部材160が嵌装される連
結部材150は、長穴を有する板材であって、ボルトに
よってキャブ側へ固着される連結部材150をフレーム
110側に予め装着しておき、長穴を介してボルトでキ
ャブ側へ固着するので、フレーム110とキャブの位置
が公差内で変動しても、長穴がこの差を吸収し、キャブ
とフレームの間隔を一定の位置関係で取り付けることが
できる。
【0006】したがって、フレーム110に加えられた
衝撃は、キャブストッパとして作用するパイプ134と
ロッド160を介して迅速にキャブ側へ伝達され、エア
バッグ等を機能させる。以上の車体構造にあっては、フ
レーム110のサイド部材110bが衝撃を受けるの
で、このサイド部材の肉厚を充分にとる必要がある。本
発明は、より合理的なキャブストッパを備えた車体構造
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車体構造は、車
両のフレームに対して、取付部とキャブストッパを介し
て搭載されるボディを有し、キャブストッパは、ボディ
に対して長穴を介して位置調整可能に固着される板状の
本体及び本体に固着されるリング状のロッド部材とを有
する連結部材と、フレームを貫通してフレームの両側面
に溶接され、連結部材のロッド部材を貫通するシャフト
状のピン部を有するピンブラケットと、連結部材のロッ
ド部材とピンブラケットのピン部との間に圧入される円
筒状の弾性性部材とを備えるものである。
【0008】フレームに対して固定されるブラケット
に、予め連結部材を取り付けておき、ボディをフレーム
上に組付ける際に、連結部材の板状の本体を長穴を介し
てボルトで結合する。この際に、連結部材のロッド部と
ブラケットのピン部材との間の間隙寸法は、ピン部材と
ロッド部材との間に配設される円筒状の弾性部材によっ
て、自動的に一定の寸法に調整される。したがって、連
結部材の板状の本体をボルトによってボディ側の取付部
に締付けるだけで、フレーム側の剛性部材であるピン部
材とボディ側の剛性部材であるロッド部材との間の間隙
寸法は一定に保たれる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の車体構造の要部を
示す断面図である。全体を符号100で示す車体構造
は、フレーム110とボディ120を有する。フレーム
110は、例えば断面がボックス形のフレームであっ
て、底側壁の内側にナット112が溶接等により固着さ
れている。フレーム110の両側壁110a,110b
は貫通穴が形成され、この穴を貫通してピンブラケット
200が挿入される。
【0010】図2はピンブラケット200の構造を示す
もので、ピンブラケット200は、シャフト部210
と、シャフト部210の中央部に固着されるフランジ部
220とを有する。ピンブラケット200のシャフト部
210のうち、フレーム110に挿入されるシャフト部
210aは、フレーム110の穴を貫通し、その先端部
は溶接手段Wによりフレーム110の一方の側面110
aに固着される。フランジ部220は、フレーム110
の他方の側面110bに溶接手段Wにより固着される。
【0011】図3は、フレーム110に対するピンブラ
ケット200の取付構造を示すもので、フレーム110
が平面上で湾曲した位置にピンブラケット200が固着
される場合を示している。ピンブラケット200のシャ
フト部210は車軸に直交する方向に配設される。この
ために、フランジ部220のフレーム110に対向する
折曲部の長さ寸法L1,L2はフレーム110の湾曲に合
うように設定されている。ピンブラケット200のシャ
フト部210のうちの、フレーム110から突出するシ
ャフト部210bはピンとして作用し、円筒状の弾性部
材170が挿入される。さらに、この弾性部材170の
外周部には、キャブボディ120側に固着される連結部
材150のリング状のロッド部材160が圧入される。
【0012】シャフト部210bの先端が貫通する板ブ
ラケット130は、シャフト部210bに形成されるね
じ部230に螺合するナット250によりシャフト部に
対して固着される。ボディ120に対して取り付けられ
る連結部材150は、プレート状の本体151を有し、
本体151には長穴のボルト穴152を設ける。この長
穴のボルト穴152を貫通するボルト154によって、
ボディ120側の取付部122に対して固着される。
【0013】図4,図5,図6は連結部材150の詳細
を示すもので、プレート状の本体151は2個の長穴1
52を有するとともに、本体151の一側部にリング状
のロッド160が溶接手段Wにより固着される。ロッド
160は、その内周部162がほぼ円弧状に形成され
る。
【0014】次に、本発明のキャブストッパの組立工程
を説明する。フレーム110に固着されたピンブラケッ
ト200のシャフト部210bに円筒状の弾性部材17
0を嵌合し、弾性部材170の外周部に連結部材150
のリング状のロッド部材160を嵌合させる。この状態
で弾性部材170の外れ防止の為に、ワッシャー260
をナット250によってピンブラケット200のねじ部
230に締付ける。
【0015】次に、フレーム110上にキャブボディ1
20を載置し、連結部材150の板状の本体151の長
穴152に対してボルト154を挿入し、ボディ120
側のナット部材122に締付ける。この際に、図7に示
すように、フレーム側のパイプ部材134と連結部材1
50のリング状のロッド部材160との間の距離L1
2は、円筒状の弾性部材170の存在によって、常時
一定の値に保たれる。そこで、連結部材150の板状の
本体151に設ける長穴152を、フレームとボディの
公差に起因する寸法差を吸収する寸法に形成しておくこ
とによって、本体151は自動的に適正位置に位置決め
され、ボルト154を締付けるだけで組立作業は完了す
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように、フレームの上に
取付部とキャブストッパを介して搭載されるボディとを
有する車両にあって、キャブストッパをフレーム側に固
着されるピンブラケットと、ボディ側に固着される連結
部材とで構成したものである。ピンブラケットはフレー
ムを貫通してフレームに溶接されるシャフト状のもの
で、ボディ側の連結部材を貫通するピンを有し、連結部
材はリング状のロッドと長穴を設けた板状の本体を有す
る。そして、ブラケットのピンと連結部材のロッドとの
間に弾性部材が圧入される。
【0017】フレームに対してブラケットを固着する際
に、ブラケットのピンに対して弾性部材を介して予め連
結部材を装着しておく。そして、フレーム上にボディを
搭載すると、連結部材の板状の本体はボディ側に固着し
たナットに対して公差分だけ移動する。板状の本体には
この公差を吸収する長さをもつ長穴が設けてあるので、
長穴を貫通するボルトで本体をボディに固着することに
よって、フレームの剛性部材とボディの剛性部材の間の
距離を所定の値に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車体構造の断面図。
【図2】ピンブラケットの側面図。
【図3】車体構造の要部の平面図。
【図4】連結部材の平面図。
【図5】連結部材の側面図。
【図6】連結部材の斜視図。
【図7】本発明の作用を示す説明図。
【図8】フレームとボディの取付部を示す説明図。
【図9】取付部の構造を示す断面図。
【図10】取付部の構造を示す断面図。
【図11】従来のキャブストッパの構造を示す説明図。
【符号の説明】
100 キャブストッパ 110 フレーム 120 ボディ 150 連結部材 151 プレート 160 ロッド部材 170 弾性部材 200 ピンブラケット 210 シャフト部 220 ブラケット部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフレームに対して、取付部とキャ
    ブストッパを介して搭載されるボディを有する車体構造
    において、 キャブストッパは、ボディに対して長穴を介して位置調
    整可能に固着される板状の本体及び本体に固着されるリ
    ング状のロッド部材とを有する連結部材と、フレームを
    貫通してフレームの両側面に溶接され、連結部材のロッ
    ド部材を貫通するシャフト状のピン部を有するピンブラ
    ケットと、連結部材のロッド部材とピンブラケットのピ
    ン部との間に圧入される円筒状の弾性部材とを備えるこ
    とを特徴とするフレーム付車両の車体構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10236193A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Delta Kogyo Co Ltd シートバックのキャッチ取り付け構造
DE102014222255A1 (de) * 2014-10-31 2016-05-04 Volkswagen Aktiengesellschaft Anordnung eines Dämpfungselements an einem Kraftfahrzeug mit einem Fahrzeugrahmen und einem an dem Fahrzeugrahmen angebundenen, aufgesetzten Fahrzeugaufbau sowie Verfahren zur Montage einer solchen Anordnung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10236193A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Delta Kogyo Co Ltd シートバックのキャッチ取り付け構造
DE102014222255A1 (de) * 2014-10-31 2016-05-04 Volkswagen Aktiengesellschaft Anordnung eines Dämpfungselements an einem Kraftfahrzeug mit einem Fahrzeugrahmen und einem an dem Fahrzeugrahmen angebundenen, aufgesetzten Fahrzeugaufbau sowie Verfahren zur Montage einer solchen Anordnung
DE102014222255B4 (de) * 2014-10-31 2018-01-04 Volkswagen Aktiengesellschaft Anordnung eines Dämpfungselements an einem Kraftfahrzeug mit einem Fahrzeugrahmen und einem an dem Fahrzeugrahmen angebundenen, aufgesetzten Fahrzeugaufbau sowie Verfahren zur Montage einer solchen Anordnung

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