JPH0967295A - 5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法 - Google Patents

5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法

Info

Publication number
JPH0967295A
JPH0967295A JP24532395A JP24532395A JPH0967295A JP H0967295 A JPH0967295 A JP H0967295A JP 24532395 A JP24532395 A JP 24532395A JP 24532395 A JP24532395 A JP 24532395A JP H0967295 A JPH0967295 A JP H0967295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
cyclopentenone
alkylidene
alcohol
thiol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24532395A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ichikawa
淳士 市川
Masao Fujiwara
昌生 藤原
Susumu Minami
享 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kasei Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Priority to JP24532395A priority Critical patent/JPH0967295A/ja
Publication of JPH0967295A publication Critical patent/JPH0967295A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】新規な反応に基づく5−アルキリデン−3−置
換−2−シクロペンテノンの製造法を提供する。 【解決手段】一般式(II)で表される5−アルキリデ
ン−3−フルオロ−2−シクロペンテノンに酸の存在
下、アルコールまたはチオールを反応させる一般式
(I)で表される5−アルキリデン−3−置換−2−シ
クロペンテノンの製造法。 【化1】 (各一般式中、R1 はHまたはアルキル基、R2 はアル
キルオキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、ア
リールチオ基、アリルオキシ基、アリルチオ基、プロパ
ルギルオキシ基またはプロパルギルチオ基を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シクロペンテノン
誘導体の製造法に関するものであり、詳しくは、5−ア
ルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法
に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な反応に基づく5−アルキリデン−3−置換−2−シク
ロペンテノンの製造法を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、下記一般式(II)で表される5−アルキリデン−
3−フルオロ−2−シクロペンテノンに酸の存在下、ア
ルコールまたはチオールを反応させることを特徴とする
一般式(I)で表される5−アルキリデン−3−置換−
2−シクロペンテノンの製造法に存する。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の製造法は、次の反応式で表される。
【0005】
【化2】
【0006】(各一般式中、R1 はHまたはアルキル
基、R2 はアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アリー
ルオキシ基、アリールチオ基、アリルオキシ基、アリル
チオ基、プロパルギルオキシ基またはプロパルギルチオ
基を示す。)
【0007】すなわち、本発明の製造法において、上記
の反応式に示す通り、一般式(II)で表される5−ア
ルキリデン−3−フルオロ−2−シクロペンテノンに酸
および溶媒の存在下、アルコールまたはチオールを反応
させることにより、一般式(I)で表される5−アルキ
リデン−3−置換−2−シクロペンテノンが生成する。
【0008】一般式(II)中、R1 はHまたはアルキ
ル基を表す。アルキル基の具体例としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基などの低
級アルキル基が挙げられる。アルキル基は分岐状であっ
てもよくまた置換されていてもよい。R2 は、アルキル
オキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、アリー
ルチオ基、アリルオキシ基、アリルチオ基、プロパルギ
ルオキシ基またはプロパルギルチオ基を示す。
【0009】アルキル基、アルキルオキシ基およびアル
キルチオ基のアルキルの具体例としては、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル等の低級アルキルが挙
げられる。アルキル基は分岐状であってもよくまた置換
されていてもよい。置換基の代表的な基としては低級ア
ルキル基が挙げられる。
【0010】アリールオキシ基およびアリールチオ基の
アリールとしては、フェニル、トリル、キシリル、ビフ
ェニル、ナフチル等が挙げられる。アリルオキシ基およ
びアリルチオ基のアリルとしては、シンナミン、クロチ
ル、メタリル等が挙げられる。プロパルギルオキシ基お
よびプロパルギルチオ基のプロパルギルとしては、2−
プロピニル、2−ブチニル、3−フェニル−2−プロピ
ニル等が挙げられる。
【0011】酸としては、Me3 SiOSO2 CF3
FeCl3 、SnCl4 、BF3 ・OEt2 、Et2
lCl、CF3 SO3 H、p−CH3 6 4 SO3
(TsOH)、ポリリン酸などが挙げられる。好ましく
はMe3 SiOSO2 CF3、CF3 SO3 H等が挙げ
られる。通常、酸は約0.05〜1mol/l濃度の溶
液で使用される。
【0012】アルコールおよびチオールとしては、アル
キルアルコール、アルキルチオール、アリールアルコー
ル、アリールチオール、アリルアルコール、アリルチオ
ール、プロパルギルアルコール、プロパルギルチオール
等が挙げられる。アルキルの具体例としては、メチル、
エチル、プロピル、ブチル、ペンチル等の低級アルキル
が挙げられ、アルキル基は分岐状であってもよくまた置
換されていてもよい。この置換基の代表的な基としては
低級アルキル基が挙げられる。アリールの具体例として
は、フェニル、トリル、キシリル、ビフェニル、ナフチ
ル等が挙げられる。アリルの具体例としては、シンナミ
ル、クロチル、メタリル等が挙げられ、プロパルギルの
具体例としては、2−プロピニル、2−ブチニル、3−
フェニル−2−プロピニル等が挙げられる。
【0013】反応は、溶媒の存在下にて行なわれ、溶媒
としては、通常、ジクロロメタン、1,1,2−トリク
ロロ−1,2,2−トリフルオロエタン、1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(HF
IP)、トルエン、ジエチルエーテル等が挙げられる
が、好ましくはジクロロメタン、1,1,1,3,3,
3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(HFIP)、
これらの混合溶媒などが使用される。
【0014】一般式(II)で表される5−アルキリデ
ン−3−フルオロ−2−シクロペンテノン(A)、酸
(B)、及びアルコールまたはチオール(C)との使用
割合は、通常、A:B:Cのモル比として、1:1〜
3:1〜3の範囲から選択される。A:B:Cの好まし
いモル比は、1:1〜2:1である。
【0015】反応は、一般式(II)で表される5−ア
ルキリデン−3−フルオロ−2−シクロペンテノン、ア
ルコールまたはチオール、及び溶媒を加え、次いで酸を
ゆっくり加え、通常−78〜40℃の温度範囲、好まし
くは−10〜30℃の温度範囲で、例えば0.1〜6時
間行なう。上記の反応操作後、反応液に、例えば燐酸緩
衝液(pH7)を加えて反応を停止し、ジクロロメタ
ン、ジエチルエーテル等の溶媒で反応生成物を1回以上
抽出する。そして、合わせた抽出液を、例えば硫酸ナト
リウム等で乾燥後、溶媒を留去し、次いで精製して、一
般式(I)で表される5−アルキリデン−3−置換−2
−シクロペンテノンを得る。
【0016】一般式(I)で表される5−アルキリデン
−3−置換−2−シクロペンテノンは、生理活性天然物
などの合成のための中間体として、更に、医薬、農薬に
おける中間体として有用である。
【0017】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
【0018】実施例1 窒素置換した30mlの二口ナスフラスコに、ジクロロ
メタン5ml、2−ブチル−3−フルオロ−5−メチレ
ン−2−シクロペンテノン85mg(0.50mmo
l)及びメタノール20μl(0.50mmol)を加
え、次いでCF3SO3 H45μl(0.50mmo
l)をゆっくり加え、室温で8分間攪拌した。得られた
反応液にリン酸緩衝液(pH7)を加え、ジクロロメタ
ンで反応生成物を3回抽出し、合わせた抽出液を硫酸ナ
トリウムで乾燥した。
【0019】溶媒を留去後、シリカゲル薄層クロマトグ
ラフイー(展開溶媒;エーテル)により、2−ブチル−
3−メトキシ−5−メチレン−2−シクロペンテノン
(無色の液体)を単離した。収量は74mg(0.41
mmol)であり、収率は82%であった。同定デ−タ
を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例2 窒素置換した30mlの二口ナスフラスコに、ジクロロ
メタン2ml、HFIP2ml、2−ブチル−3−フル
オロ−5−メチレン−2−シクロペンテノン65mg
(0.39mmol)及びエタンチオール29μl
(0.39mmol)を加え、次いでCF3 SO3 H3
4μl(0.39mmol)をゆっくり加え、室温で8
分間攪拌した。得られた反応液にリン酸緩衝液(pH
7)を加え、ジクロロメタンで反応生成物を3回抽出
し、合わせた抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥した。
【0022】溶媒を留去後、シリカゲル薄層クロマトグ
ラフイー(展開溶媒;ヘキサン:エーテル−1:1)に
より、2−ブチル−3−エチルチオ−5−メチレン−2
−シクロペンテノン(無色の液体)を単離した。収量は
68mg(0.32mmol)であり、収率は84%で
あった。同定デ−タを表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】実施例3 窒素置換した30mlの二口ナスフラスコに、ジクロロ
メタン2.5ml、HFIP2.5ml、2−ブチル−
3−フルオロ−5−メチレン−2−シクロペンテノン8
6mg(0.51mmol)及びベンゼンチオール53
μl(0.51mol)を加え、次いでCF3 SO3
90μl(1.02mmol)をゆっくり加え、室温で
2.1時間攪拌した。得られた反応液にリン酸緩衝液
(pH7)を加え、ジクロロメタンで反応生成物を3回
抽出し、合わせた抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥した。
【0025】溶媒を留去後、シリカゲル薄層クロマトグ
ラフイー(展開溶媒;ヘキサン:エーテル=5:1)に
より、2−ブチル−5−メチレン−3−フェニルチオ−
2−シクロペンテノン(無色の液体)を単離した。収量
は110mg(0.44mmol)であり、収率は85
%であった。同定データを表3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】実施例4 窒素置換した30mlの二口ナスフラスコに、ジクロロ
メタン2ml、2−ブチル−3−フルオロ−5−メチレ
ン−2−シクロペンテノン70mg(0.42mmo
l)及びシクロヘキシルアルコール42mg(0.41
mmol)を加え、次いでCF3 SO3 H37μl
(0.42mmol)をゆっくり加え、室温で8分間攪
拌した。得られた反応液にリン酸緩衝液(pH7)を加
え、ジクロロメタンで反応生成物を3回抽出し、合わせ
た抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥した。
【0028】溶媒を留去後、シリカゲル薄層クロマトグ
ラフイー(展開溶媒;エーテル)により、2−ブチル−
3−シクロヘキシルオキシ−5−メチレン−2−シクロ
ペンテノン(無色の液体)を単離した。収量は81mg
(0.33mmol)であり、収率は79%であった。
同定データを表4及び表5に示す。
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】実施例5 窒素置換した30mlの二口ナスフラスコに、ジクロロ
メタン2ml、2−ブチル−3−フルオロ−5−メチレ
ン−2−シクロペンテノン65mg(0.39mmo
l)及びプロパルギルアルコール(HC≡CCH2
H)23μl(0.39mol)を加え、次いでCF3
SO3 H34μl(0.39mmol)をゆっくり加
え、室温で8分間攪拌した。得られた反応液にリン酸緩
衝液(pH7)を加え、ジクロロメタンで反応生成物を
3回抽出し、合わせた抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥し
た。
【0032】溶媒を留去後、シリカゲル薄層クロマトグ
ラフイー(展開溶媒;エーテル)により、2−ブチル−
5−メチレン−3−プロパルギルオキシ−2−シクロペ
ンテノン(無色の液体)を単離した。収量は67mg
(0.33mmol)であり、収率は85%であった。
同定データを表6に示す。
【0033】
【表6】
【0034】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、医薬、
農薬に於ける中間体として有用な一般式(I)で表され
る5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノン
を高収率で製造することが出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(II)で表される5−アルキリ
    デン−3−フルオロ−2−シクロペンテノンに酸の存在
    下、アルコールまたはチオールを反応させることを特徴
    とする一般式(I)で表される5−アルキリデン−3−
    置換−2−シクロペンテノンの製造法。 【化1】 (一般式中、R1 はHまたはアルキル基、R2 はアルキ
    ルオキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、アリ
    ールチオ基、アリルオキシ基、アリルチオ基、プロパル
    ギルオキシ基またはプロパルギルチオ基を示す。)
JP24532395A 1995-08-30 1995-08-30 5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法 Withdrawn JPH0967295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24532395A JPH0967295A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24532395A JPH0967295A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0967295A true JPH0967295A (ja) 1997-03-11

Family

ID=17131959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24532395A Withdrawn JPH0967295A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0967295A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Klunder et al. Convenient synthesis of sulfinate esters from sulfonyl chlorides
EP0854138B1 (en) Vitamin D3 derivative and production process thereof
JPH0967295A (ja) 5−アルキリデン−3−置換−2−シクロペンテノンの製造法
JPH0672987A (ja) メタンスルホニルフルオライド誘導体の製造方法
JPH0967294A (ja) 5−トリフルオロメチル−2−シクロペンテノンの製造法
US4656309A (en) Preparation of alpha-pivaloyl-substituted acetic acid esters
JPH0967293A (ja) 2,3−ベンゾシクロアルケノンの製造法
US6207847B1 (en) Manufacture of optically active halohydrin trialkylsilyl ethers
JP2540068B2 (ja) 光学活性を有する1−ハロゲノ−2−アルカノ―ル類の製造法
JPH0680616A (ja) 3、3−ジフルオロ−2−プロペンアミド誘導体の製造方法
JPS5940839B2 (ja) 混合酸型1,2−ジアシル−3−グリセリルホスホリルコリン類の製法
US4582913A (en) 5-halo-4H-1,3-dioxin-4-one compounds
US4754072A (en) Preparation of thiophenols from phenols
JP2974181B2 (ja) シクロブタノールの新規な製造法
KR100422253B1 (ko) 알파토코페롤 시클로프로필산 에스테르 화합물 및그 제조방법
SU1625879A1 (ru) Способ получени бромангидридов ариларсонистых кислот
JP3863956B2 (ja) ホスホン酸ジエステルの新規な製造方法
JPS637170B2 (ja)
JPS597712B2 (ja) γ−ラクトン誘導体の製造法
JPS6257181B2 (ja)
JPH0899955A (ja) β‐ラクタム誘導体の製造方法
US6313353B1 (en) Method for producing an optically active acyloin
SU681066A1 (ru) Способ получени дихлорангидридов хлорсодержащих 1,3-бутадиен-2-фосфоновых кислот
JPH0873393A (ja) 3,4−ジアルキル−2−シクロペンテノンの製造方法
JPH0523756B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105