JPH0968639A - 駆動制御装置 - Google Patents

駆動制御装置

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JPH0968639A
JPH0968639A JP24886695A JP24886695A JPH0968639A JP H0968639 A JPH0968639 A JP H0968639A JP 24886695 A JP24886695 A JP 24886695A JP 24886695 A JP24886695 A JP 24886695A JP H0968639 A JPH0968639 A JP H0968639A
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JP
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signal
phase
photo interrupter
conversion
movement
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JP24886695A
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Hidekazu Nakajima
英和 中島
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2相フォトインタラプタを使用して被駆動部
材の移動量を検出し、この検出移動量に基づいて被駆動
部材を制御する装置において、被駆動部材の移動方向、
及び位置検出の分解能を向上させつつ、単相フォトイン
タラプタを使用した場合と同レベルの高い周波数までの
信号検出を可能にする。 【解決手段】 2相フォトインタラプタによるアナログ
検出信号を波形整形又はA/D変換することによりサン
プリングしてカウントする際に、被駆動部材の起動の途
中で、フォトインタラプタからの2つの検出信号をカウ
ントするモードから、いずれか一方の検出信号をカウン
トするモードに切り換える。これにより、被駆動部材の
起動直後で移動が安定していない状態では、高い分解能
での検出が可能であり、しかも、検出信号が高い周波数
になってもサンプリングが追従できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動制御装置に関
し、特に、2相フォトインタラプタを使用して被駆動部
材の移動方向や位置の検出を行う駆動制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、被駆動部材の移動を検出する
装置としては、例えば、カメラのズーム撮影光学系の回
転量及び回転方向を検出するエンコーダにおいて、高精
度な検出を行うために、粗い信号を出力する手段と細か
い信号を出力する手段とを併用し、それぞれの手段から
の出力に基づいて被駆動部材の移動を検出するようにし
たものがある(例えば、特開平5−215951号参
照)。しかし、このようなエンコーダ装置によれば、粗
い信号用の移動検出手段と、細かい信号用の移動検出手
段とを、別々の位置に設定しなければならないので、そ
れぞれの移動検出手段を配置するスペースが必要とな
り、また、これら2つの信号の位相関係を合わせること
は困難である。そこで、これらの問題点をなくし、さら
に、カメラのフォーカシングやズーミング時におけるレ
ンズの動きをモニタするのに2相フォトインタラプタを
使用することで、移動方向の判別ができ、位置の検出の
分解能を向上させたフォトインタラプタが提案されてい
る(特開平7−49445号参照)。また、フォトイン
タラプタからのアナログ信号を読み取るのに、アナログ
信号をA/D変換して読み取る方式も知られており、マ
イコンに内蔵されているA/D変換器を用いればコンパ
レータが不要になるため、装置のコストダウンを図るこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のフォトインタラプタによれば、2相フォ
トインタラプタの2つのアナログ信号を波形整形して、
パルス検出する場合、マイコンのポートから取り込んで
スキャンするとすれば、単相フォトインタラプタからの
出力を検出する際のサンプリング周期に比べて時間がか
かるため、サンプリング周期が長くなり、追従できるフ
ォトインタラプタの周波数が落ちてしまう。また、上述
したアナログ信号をA/D変換して読み取る方式によっ
ても、単相フォトインタラプタからの出力を検出する際
のサンプリング周期に比べて時間がかかるため、サンプ
リング周期が長くなり、追従できるフォトインタラプタ
の周波数が落ちるという問題点がある。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、同一の被駆動部材の移動に応じ
て互いに異なる複数の検出信号を出力する手段、例え
ば、2相フォトインタラプタを使用した被駆動部材の駆
動制御において、被駆動部材の駆動途中で、該インタラ
プタからの出力をカウントするモードを切り換えること
により、駆動制御全体として、被駆動部材の移動方向、
及び位置検出の分解能を向上させつつ、高い周波数で信
号検出を可能とする駆動制御装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明に係る駆動制御装置は、被駆動
部材の駆動を制御する駆動制御装置であって、被駆動部
材を駆動する駆動手段と、駆動手段により駆動された被
駆動部材の移動を検出し、その移動に応じて第1信号を
出力する第1信号出力手段と、第1信号出力手段とは異
なる位相で上記被駆動部材の移動を検出し、その移動に
応じて第2信号を出力する第2信号出力手段と、第1信
号及び第2信号をA/D変換するA/D変換器と、A/
D変換器によりA/D変換された第1信号及び第2信号
の両方をカウントする第1カウントモードと、A/D変
換器によりA/D変換された第1信号又は第2信号のい
ずれかをカウントする第2カウントモードとを有し、駆
動手段による被駆動部材の駆動中において、所定のタイ
ミングで、第1カウントモードと第2カウントモードを
切り換えて第1信号及び第2信号をカウントするカウン
ト手段とを備えたものである。
【0006】上記構成において、カウント手段は所定の
タイミングで、第1カウントモードから第2カウントモ
ードに切り換えて信号をカウントする。すなわち、例え
ば、被駆動部材の速度が遅いときは、第1信号及び第2
信号の両者をA/D変換してカウントする第1カウント
モード(2相フォトインタラプタ)でカウント動作が行
われてもサンプリングが信号の周波数に追従できるが、
被駆動部材の速度が速くなると、A/D変換に要する時
間は変わらないので、第1カウントモードのままでは、
サンプリングが信号の周波数に追従できなくなる。そこ
で、被駆動部材の速度が速くなったときは、第1信号又
は第2信号のいずれかでカウントする第2カウントモー
ド(単相フォトインタラプタ)に切り換え、これによ
り、サンプリングが信号周波数に追従できるようにな
る。その結果、単相フォトインタラプタを使用した駆動
制御装置よりも被駆動部材の移動方向及び位置の検出の
分解能を向上させることができ、また、単相フォトイン
タラプタを使用した駆動制御装置と同レベルの高い周波
数まで検出信号をカウントすることが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る駆動制御装置
について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1
実施例による駆動制御装置1をカメラの撮影光学系に適
用した場合の回路ブロック図である。マイコン2は駆動
制御装置1全体の制御を司るもので、モータドライバ
3、及びフォトインタラプタ4,5と接続している。モ
ータドライバ3はマイコン2からの出力に基づいてフォ
ーカスモータ6及びズームモータ7の駆動を制御する。
フォトインタラプタ(PI)4は、異なる位相にてフォ
ーカスモータ6の回転を検出する2相の検出手段を有
し、2相のアナログ信号(以下、これらの信号を各々P
IP1、PIP2という)をマイコン2に出力する。こ
れらPIP1,PIP2は、マイコン2が内蔵するA/
D変換機能によりA/D変換され、カウンタ2aにより
パルスがカウントされる。このカウンタ2aは、PIP
1及びPIP2の両方の信号をカウントする2相カウン
トモードと、PIP1又はPIP2のどちらかの信号で
カウントする単相カウントモードとを有している。これ
と同様に、フォトインタラプタ5もズームモータ7の回
転を検出し、2つの信号PIP3,PIP4をマイコン
2に出力し、該信号はカウンタ2aにカウントされる。
これらPIP1乃至PIP4に基づいて、マイコン2に
より撮影レンズ(図示なし)の移動方向や位置が検出さ
れる。LCD8はマイコン2からの信号に基づいてカメ
ラの撮影情報等を表示する。
【0008】次に、フォトインタラプタ4のPIP1と
PIP2の関係について図2を参照して説明する。フォ
トインタラプタ5のPIP3とPIP4の関係について
も同様であるので、PIP1とPIP2の場合を代表し
て説明する。図2はPIP1とPIP2の信号波形を示
した図である。フォトインタラプタ4は、フォーカスモ
ータ6の回転を検出し、PIP1,PIP2を出力する
が、PIP1とPIP2の位相差が90度となるように
設定されている。PIP1とPIP2のどちらの位相が
遅れ、又は進んでいるかを識別することによって、フォ
ーカスモータ6の回転方向(撮影レンズの移動方向)を
検出することができる。なお、フォトインタラプタ5の
PIP3,PIP4についても同様の設定がされてい
る。
【0009】次に、1相つまり単相分のPIP1(PI
P2についても同様)をA/D変換する場合の処理につ
いて説明する。図3はPIP1をA/D変換する場合に
おいて、PIP1が一定時間毎にサンプリングされる様
子を示した図である。アナログ信号であるPIP1はマ
イコン2に入力されるとA/D変換されるが、マイコン
2が1回A/D変換を行うには一定の時間が必要であ
る。この時間は標準レベルのマイコンによれば、約20
uSである。さらに、PIP1をA/D変換して得られ
た値をマイコンが処理するためには約30uSを要する
ので、PIP1を1回A/D変換して処理するのに要す
る時間(Ta)は約50uSとなる。従って、マイコン
2に入力されたアナログ信号PIP1は、約50uS毎
にサンプリングされることになる。
【0010】ここで、PIP1のピークを見逃さないた
めに、ピーク−ピーク間で少なくとも2回以上のA/D
変換を行うものとすると、2×Ta=2×50uS=1
00uSの時間が必要となる。すなわち、フォトインタ
ラプタ4の周波数でいうと、1÷100uS=10kH
zまで追従できることになる。実際に処理を行う場合に
は、マージンをみて9kHzまでの処理を行うものとし
ている。
【0011】次に、2相分のPIP1及びPIP2をA
/D変換する場合の処理について説明する。図4(a)
(b)はPIP1及びPIP2が、一定時間毎にサンプ
リングされる様子を示した図である。PIP1及びPI
P2がマイコン2に入力された場合、マイコン2は2チ
ャンネル(ch)同時にはA/D変換できないので、1
chずつA/D変換を行う。前述したように、マイコン
2は1回A/D変換を行ってその値を処理するために約
50uSを要するので、サンプリングは約50uS毎
に、PIP1とPIP2において交互に行われる。しか
し、フォトインタラプタ4の周波数が速くなった場合、
マイコン2がA/D変換及び値の処理に要する時間(T
a)は変わらないので、サンプリングが追いつかなくな
ってくる。
【0012】アナログ信号PIP1及びPIP2のピー
クを見逃さないために、各々の信号についてピーク−ピ
ーク間で少なくとも2回以上のA/D変換を行うものと
すると、4×Ta=4×50uS=200uSの時間が
必要となる。すなわち、フォトインタラプタの周波数で
いうと、1÷200uS=5kHzまでしか追従できな
いことになる。この場合、上記と同様にマージンをみて
4kHzまでの処理を行うものとしている。従って、P
IP1及びPIP2の両方の信号をA/D変換処理でき
るのは、フォトインタラプタ4の周波数が4kHzまで
の場合である。
【0013】次に、図5(a)(b)(c)を参照し
て、フォーカスモータ6(ズームモータ7の場合も同
様)を駆動した時のフォトインタラプタ4から出力され
る信号(PI)の周波数の変化と、該信号のA/D変換
方法を説明する。図5(a)(b)はフォーカスモータ
6を駆動した時のフォトインタラプタ4の出力信号の周
波数の変化を示した図、(c)はフォーカスモータ6の
駆動時間とフォトインタラプタ4の出力信号のカウント
数の関係を示した図である。いま、フォトインタラプタ
4の最大周波数が8kHzにまで達するとすると、前述
したように、2相カウントモードによるA/D変換方式
(以下、2相A/D変換という)によるサンプリングが
追従できない2相A/D変換を行おうとすれば、フォト
インタラプタによる検出信号の周波数を4kHzまでに
抑える必要がある。しかしながら、そうすると、フォー
カスモータ6の駆動時間が長くかかることになる。2相
フォトインタラプタを使用する最大のメリットは、モー
タ駆動の開始時、停止時、又は駆動方向を逆転させる時
などに、メカ構成のガタや歪み等により余分なパルスが
発生した場合でも、そのパルスが正方向のパルスか逆方
向のパルスかを判別して正確にカウントできることにあ
り、さらに、フォトインタラプタ4の分解能をあげるこ
とにある。これに対して、モータが回転している状態で
は、その回転は安定しているので、突然パルスの方向が
逆になることは考えられない。従って、モータが回転
し、その回転が安定している状態では、PIP1又はP
IP2のいずれか一方の信号のみをA/D変換(以下、
単相A/D変換という)して、カウントすることとして
も問題はない。
【0014】このような理由から、モータを回転させて
から、ある時期(モータの回転が安定する時期)におい
て2相A/D変換から単相A/D変換に切り換えてやれ
ば、上記メリットを生かしつつ、フォトインタラプタ4
のによる検出信号の周波数が最大周波数となった場合で
も追従できることになる。
【0015】2相A/D変換から単相A/D変換に切り
換えるタイミングは、図5(a)に示すように、PIP
1又はPIP2の周波数が、フォトインタラプタ4によ
る2相A/D変換が可能な最大周波数である4kHzを
越えた時とすることが考えられる。この他にも、図5
(b)に示すように、上記切り換えのタイミングをフォ
ーカスモータ6の駆動開始から一定時間(T1 )経過後
とし、フォーカスモータ6の駆動停止動作開始から一定
時間(T2 )経過後を、単相A/D変換から2相A/D
変換への切り換えのタイミングとすることが考えられ
る。
【0016】さらに、図5(c)に示すように、2相A
/D変換から単相A/D変換への切り換えのタイミング
を、フォーカスモータ6の駆動開始から一定パルス(P
1 )カウント後とし、フォーカスモータ6の駆動停止動
作開始から一定パルス(P2)カウント後を、単相A/
D変換から2相A/D変換への切り換えのタイミングと
することが考えられる。以上のような、所定のタイミン
グで、2相A/D変換と単相A/D変換とを切り換え
て、パルスをカウントすることで、2相フォトインタラ
プタを用いても、従来の単相フォトインタラプタによっ
て信号を読み取る場合と同レベルの高い周波数まで信号
検出が可能となる。なお、単相A/D変換によりカウン
トした数を2倍すれば、2相A/D変換した場合のカウ
ント数と同じになるので、カウンタ2aのカウント値は
常に2相A/D変換によってカウントした場合と同等の
値になる。
【0017】図6は駆動制御装置1の第2実施例による
回路ブロック図である。本駆動制御装置1´において
は、フォトインタラプタ4のPIP1,PIP2及びフ
ォトインタラプタ5のPIP3,PIP4は、波形整形
回路11,12を介してマイコン2へ入力されている。
この波形整形回路11,12は、アナログ信号であるP
IP1乃至PIP4をデジタル信号に変換する。これに
より、マイコン2はデジタル信号化されたPIP1D乃
至PIP4Dの信号をポートから取り込み、各信号につ
いて順次サンプリングを行う。
【0018】次に、駆動制御装置1´におけるフォトイ
ンタラプタ4のPIP1とPIP2の関係について説明
する。図7はアナログ信号PIP1,PIP2が波形整
形回路11によりデジタル化された信号PIP1DとP
IP2Dの信号波形を示した図である。上述のように、
マイコン2には、フォトインタラプタ4からのPIP
1,PIP2が波形整形回路11を介してPIP1D,
PIP2Dとして入力されるが、前述の第1実施例の場
合と同様に、2相のフォトインタラプタ4は、PIP1
DとPIP2Dの位相差が90度となるように設定され
ているので、PIP1DとPIP2Dのどちらの位相が
遅れているかを識別することによって、フォーカスモー
タ6の回転方向が検出できる。なお、フォトインタラプ
タ5のPIP3、PIP4についても同様の設定がされ
ている。
【0019】次に、駆動制御装置1´において、デジタ
ル信号化されたPIP1DとPIP2Dの信号をチェッ
クする場合の処理について図8のフローチャートを参照
して説明する。駆動制御装置1´において信号のチェッ
クを行う場合、まず、PIP1DがHigh(以下、H
という)であるか、Low(以下、Lという)であるか
をチェックし(#1)、次いで前回のPIP1DがLで
あるかHであるかをチェックする(#2,#3)。#1
でPIP1DがHであり、#2でPIP1DがLである
場合(HからLの変化)、及び#1でPIP1DがLで
あり、#3でPIP1DがHである場合(LからHの変
化)には、カウンタ2aのPIP1Dのカウンタ値を1
増加する(#4)。以上の処理を終えると、同様にし
て、#5から#8でPIP2Dのチェックを行い、PI
P1D又はPIP2Dのカウント値が所定値になれば信
号のチェックを終了する(#9,#10)。
【0020】上記#1から#4までのソフト処理に要す
る時間は最大で40uSとなり、#5から#9までのソ
フト処理に要する時間も同様に最大で40uSとなる。
さらに、#9及び#10のソフト処理に要する時間は1
0uSとなる要するので、1ループに最大90uSの時
間を要することになる。従って、前述第1実施例と同
様、この時間がフォトインタラプタによる検出可能な信
号周波数の制約となる。すなわち、PIP1D及びPI
P2DのH,Lの変化を見逃さないために、H−H間で
少なくとも、各々の信号について2回以上のA/D変換
を行うものとすると、2×90uS=180uSの時間
が必要となる。すなわち、フォトインタラプタの周波数
でいうと、1÷180uS=約5.5kHzまでしか追
従できないのに対して、フォトインタラプタの最大周波
数は8kHzに達するため、PIP1D及びPIP2D
のチェックが追い付かなくなる。
【0021】これを解消するために、上記#5の処理の
前に、所定の時期であるか否かを判別する処理を設け、
所定の時期であれば#1へスキップするようにすること
で、PIP1Dのみをチェックするようにする。所定の
時期としては、第1実施例と同様に、(1)PIP1D
の周波数が4kHzを越えた時、(2)フォーカスモー
タ6の駆動開始から一定時間(T1 )経過後、フォーカ
スモータ6の駆動停止動作開始から一定時間(T2 )経
過後、(3)フォーカスモータ6の駆動開始から一定パ
ルス(P1 )カウント後、フォーカスモータ6の駆動停
止動作開始から一定パルス(P2 )カウント後、が考え
られる。
【0022】次に、2相式のフォトインタラプタ4(又
は5)の動作原理について図9、図10を参照して説明
する。図9(a)はフォーカス用のフォトインタラプタ
4の羽根21の平面図で、突部が放射状に形成されてい
る。図9(b)は同フォトインタラプタ4の断面図であ
り、羽根21の下側の投光部には発光ダイオード(LE
D)22が、羽根21の上側の受光部にはシリコンフォ
トセル(SPC)23が設けられている。
【0023】図9(b)に示すAの側から見た要部断面
図を図10(a)に示す。羽根21の下側にはLED2
2が1つであるのに対し、羽根21の上側の受光部はS
PC23a、23bの2つが設けられており、これらの
位置関係は図10(b)に示すように2つのSPCから
得られるパルス信号の位相差が90度になるように配置
されている。例えば、ある駆動方向で図10(b)のよ
うにSPC1の信号に対してSPC2の信号が右の方向
に90度ずれているとすると、逆方向の駆動ではSPC
2の信号はSPC1の信号に対して左の方向にずれるよ
うになっており、この位相差を利用してマイコン2(図
1,図6)は、レンズの駆動方向を検出し、駆動方向に
基づいて自動的にカウンタ2aのアップ又はダウンを切
り替えるようになっている。また、上述したように、2
つのパルス信号の立上がり、立ち下がりの両エッジは全
てカウントされるようにしてあるので、1つのパルス信
号の片エッジのみをカウントする従来のものに比べて分
解能を4倍にできる。
【0024】次に、上記の駆動制御装置1,1´がカメ
ラの可動レンズをモータにより連続的に駆動するため
の、いわゆる、パワーフォーカス又はパワーズーム機構
に搭載されている具体構成を図11により説明する。図
11はパワーフォーカス機構の概略図である。モータ6
からの回転をギア44,43,40を介して駆動用カム
35に伝え、駆動用カム35、直進用カム37でレンズ
39の軸38をレンズ光軸方向に移動させる。移動量の
検出は、ギア40,43と同軸に設けられたフォトイン
タラプタ4から出力される信号をマイコン2でA/D変
換してパルスをカウントすることにより行う。このカウ
ント値とレンズの位置とは対応していて、フォーカスの
駆動方向に基づいてカウント値を加算、又は減算するこ
とでフォーカスの位置を検出することができる。従っ
て、カウント値に応じてモータ駆動回路46に制御信号
を出力し、モータ6の駆動を制御すればよいことにな
る。
【0025】以上のように、本実施例による駆動制御装
置1,1´によれば、2相A/D変換方式によってはフ
ォトインタラプタ4,5のPIP1乃至PIP4の信号
を追従できない程度の高い周波数となった場合などの、
所定の時期に単相A/D変換方式に切り換えてパルス検
出を行うので、単相フォトインタラプタからの単一の信
号を読み取る場合と同レベルの高い周波数までパルス検
出を行うことが可能となり、しかも、被駆動部材の移動
方向の判別、及び被駆動部材の位置検出の分解能を向上
させることができる。
【0026】なお、本実施例では、ズーム用のフォトイ
ンタラプタ5についても同様に2つの受光部を出力の位
相差が約90度になるように配置している。また、本実
施例では、ズームとフォーカスは同時に動作させること
はないため、1つのカウンタ2aを両方の用途に兼用
し、入力を切り替えて使用しているが、ズーム用とフォ
ーカス用のそれぞれに専用のカウンタを設けてもよい。
また、本実施例では、駆動制御装置1,1´をカメラに
適用した例を示したが、カメラ以外の機器にも適用でき
ることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
る駆動制御装置によれば、被駆動部材の移動を異なる位
相にして検出した第1信号及び第2信号の両方をカウン
トする第1カウントモードと、いずれか一方の信号をカ
ウントする第2カウントモードとを所定のタイミングで
切り換えて信号をカウントするようにしているので、2
相の信号出力手段を使用した場合の、被駆動部材の移動
方向の判別、及び被駆動部材の位置検出の分解能を向上
させることができるというメリットを保持しつつ、しか
も、単相の信号出力手段を使用した場合と同レベルの高
い周波数までの信号をカウントすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による駆動制御装置をカメ
ラの撮影光学系に適用した場合の回路ブロック図であ
る。
【図2】フォトインタラプタのPIP1とPIP2の信
号波形を示した図である。
【図3】PIP1をA/D変換する場合において、PI
P1が一定時間毎にサンプリングされる様子を示した図
である。
【図4】(a)(b)はPIP1及びPIP2が一定時
間毎にサンプリングされる様子を示した図である。
【図5】(a)(b)はフォーカスモータを駆動した時
のフォトインタラプタの出力信号の周波数の変化を示し
た図、(c)はフォーカスモータの駆動時間とフォトイ
ンタラプタの出力信号のカウント数の関係を示した図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例による駆動制御装置の回路
ブロック図である。
【図7】波形整形回路によりデジタル信号化されたPI
P1DとPIP2Dの信号波形を示した図である。
【図8】駆動制御装置において、デジタル信号化された
PIP1DとPIP2Dの信号をチェックする場合の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図9】(a)は突部が放射状に形成されているフォト
インタラプタ羽根の平面図、(b)はフォトインタラプ
タの断面図である。
【図10】図9(b)に示したAの側から見たフォトイ
ンタラプタの要部断面図である。
【図11】カメラの可動レンズを連続的に駆動するため
のフォーカス機構の具体構成図である。
【符号の説明】
1,1´ 駆動制御装置 2 マイコン 2a カウンタ 3 モータドライバ 4 フォトインタラプタ 5 フォトインタラプタ 6 フォーカスモータ 7 ズームモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被駆動部材の駆動を制御する駆動制御装
    置において、 前記被駆動部材を駆動する駆動手段と、 前記駆動手段により駆動された前記被駆動部材の移動を
    検出し、その移動に応じて第1信号を出力する第1信号
    出力手段と、 前記第1信号出力手段とは異なる位相にて前記被駆動部
    材の移動を検出し、その移動に応じて第2信号を出力す
    る第2信号出力手段と、 前記第1信号及び前記第2信号をA/D変換するA/D
    変換器と、 前記A/D変換器によりA/D変換された前記第1信号
    及び前記第2信号の両方をカウントする第1カウントモ
    ードと、前記A/D変換器によりA/D変換された前記
    第1信号又は前記第2信号のいずれかをカウントする第
    2カウントモードとを有し、前記駆動手段による前記被
    駆動部材の駆動中において、所定のタイミングで、前記
    第1カウントモードと前記第2カウントモードを切り換
    えて前記第1信号及び前記第2信号をカウントするカウ
    ント手段とを備えたことを特徴とする駆動制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005010439A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Canon Inc レンズ鏡筒、撮像装置および動力伝達装置
JP2012252176A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Canon Inc 光学機器
JP2013068648A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Nikon Corp アダプター、カメラシステム、および、アダプター制御プログラム

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