JPH0974629A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JPH0974629A JPH0974629A JP7225472A JP22547295A JPH0974629A JP H0974629 A JPH0974629 A JP H0974629A JP 7225472 A JP7225472 A JP 7225472A JP 22547295 A JP22547295 A JP 22547295A JP H0974629 A JPH0974629 A JP H0974629A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属容器の分岐部を自動溶接に適した構造と
することにより、仕上がりが均一で製品の信頼性の高い
ガス絶縁開閉装置を提供する。 【解決手段】 主胴円管1の端部に主胴側フランジ3を
溶接し、分岐円管2の端部に分岐側フランジ4を溶接す
る。主胴円管1に、その長手軸に垂直な方向の分岐部X
を形成する。分岐部Xの端部に分岐円管2の内径D2と
同じ内径の開口を設ける。開口は主胴円管1の長手軸方
向に平行とする。開口に分岐円管2の一端を自動溶接装
置によって溶接することにより、主胴円管1と分岐円管
2を主胴円管1に分岐接続する。主胴円管1の円管を製
作するための溶接線Aと、分岐円管2の円管を製作する
ための溶接線Bを、各々の円管の長手軸方向とする。
することにより、仕上がりが均一で製品の信頼性の高い
ガス絶縁開閉装置を提供する。 【解決手段】 主胴円管1の端部に主胴側フランジ3を
溶接し、分岐円管2の端部に分岐側フランジ4を溶接す
る。主胴円管1に、その長手軸に垂直な方向の分岐部X
を形成する。分岐部Xの端部に分岐円管2の内径D2と
同じ内径の開口を設ける。開口は主胴円管1の長手軸方
向に平行とする。開口に分岐円管2の一端を自動溶接装
置によって溶接することにより、主胴円管1と分岐円管
2を主胴円管1に分岐接続する。主胴円管1の円管を製
作するための溶接線Aと、分岐円管2の円管を製作する
ための溶接線Bを、各々の円管の長手軸方向とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁性ガス及びガ
ス絶縁機器を金属容器内に収納したガス絶縁開閉装置に
係り、特に、金属容器の分岐部分の形状に改良を施した
ガス絶縁開閉装置に関するものである。
ス絶縁機器を金属容器内に収納したガス絶縁開閉装置に
係り、特に、金属容器の分岐部分の形状に改良を施した
ガス絶縁開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、変電所の建設には、用地取得の困
難性、環境調和に対する意識の高まりなどから、経済
的、社会的な制約が厳しくなっている。このため、開閉
装置も、所要スペースが小さく、信頼性、安全性が高
く、環境調和に優れたものが要請されている。このよう
な要請に対応するため、絶縁及び消弧能力に優れたガス
絶縁開閉装置が開発され広く採用されている。ガス絶縁
装置は、しゃ断器や断路器などの電気機器をすべて絶縁
ガスを充填した金属容器内に収納して構成したものであ
り、各機器の露出度の高い他の開閉装置よりも、上記要
請に適合するものである。
難性、環境調和に対する意識の高まりなどから、経済
的、社会的な制約が厳しくなっている。このため、開閉
装置も、所要スペースが小さく、信頼性、安全性が高
く、環境調和に優れたものが要請されている。このよう
な要請に対応するため、絶縁及び消弧能力に優れたガス
絶縁開閉装置が開発され広く採用されている。ガス絶縁
装置は、しゃ断器や断路器などの電気機器をすべて絶縁
ガスを充填した金属容器内に収納して構成したものであ
り、各機器の露出度の高い他の開閉装置よりも、上記要
請に適合するものである。
【0003】このようなガス絶縁開閉装置における金属
容器は、通常、円筒形のものが主体となっているが、単
なる直円筒形ではなく、複数の円筒が組み合わされた形
状をしている。例えば、複数の回線と、それをつなぐ主
母線を持つガス絶縁開閉装置においては、主母線と回線
との分岐部における金属容器の形状はT字形となってい
る。
容器は、通常、円筒形のものが主体となっているが、単
なる直円筒形ではなく、複数の円筒が組み合わされた形
状をしている。例えば、複数の回線と、それをつなぐ主
母線を持つガス絶縁開閉装置においては、主母線と回線
との分岐部における金属容器の形状はT字形となってい
る。
【0004】このT字形の分岐部を有する金属容器のう
ち、従来からガス絶縁開閉装置に使用されているものの
一例を、図面に従って以下に説明する。すなわち、図1
5に示すように、主胴円管1に対してこれと同じ直径の
分岐円管2が、垂直方向に溶接接続されている。主胴円
管1の両端には主胴側フランジ3が設けられ、分岐円管
2の端部には分岐側フランジ4が設けられている。主胴
円管1と分岐側円管2との接続部分は「鞍型」と呼ばれ
る溶接構造を有し、二つの円管1,2が作る綾線上を、
以下に示すような溶接方法で溶接することにより形成さ
れている。まず、分岐円管2を、予め作成しておいた適
当な形状の鉄製の鞍型に押し付けて、分岐部形状を形成
する。次に、主胴円管1に分岐穴を空ける。この時、分
岐穴は二つの円管の綾線に沿った穴となるので、予め薄
い鉄板でできた型板を作成しておいて、その型板に沿っ
て穴空けする。そして、上記のように作成した分岐円管
2を主胴円管1の分岐穴に対して接続し、両円管1,2
の稜線に沿って溶接する。このような溶接構造を有する
金属容器の従来技術としては、特開平4−123887
に示すようなものが提案されている。
ち、従来からガス絶縁開閉装置に使用されているものの
一例を、図面に従って以下に説明する。すなわち、図1
5に示すように、主胴円管1に対してこれと同じ直径の
分岐円管2が、垂直方向に溶接接続されている。主胴円
管1の両端には主胴側フランジ3が設けられ、分岐円管
2の端部には分岐側フランジ4が設けられている。主胴
円管1と分岐側円管2との接続部分は「鞍型」と呼ばれ
る溶接構造を有し、二つの円管1,2が作る綾線上を、
以下に示すような溶接方法で溶接することにより形成さ
れている。まず、分岐円管2を、予め作成しておいた適
当な形状の鉄製の鞍型に押し付けて、分岐部形状を形成
する。次に、主胴円管1に分岐穴を空ける。この時、分
岐穴は二つの円管の綾線に沿った穴となるので、予め薄
い鉄板でできた型板を作成しておいて、その型板に沿っ
て穴空けする。そして、上記のように作成した分岐円管
2を主胴円管1の分岐穴に対して接続し、両円管1,2
の稜線に沿って溶接する。このような溶接構造を有する
金属容器の従来技術としては、特開平4−123887
に示すようなものが提案されている。
【0005】また、主胴円管1の直径が分岐円管2の直
径よりも大きい場合には、「乗せ型」又は「差込み型」
と呼ばれる溶接構造によって両円管1,2が接続されて
いる。「乗せ型」の溶接構造とは以下のようなものであ
る。すなわち、図16に示すように、分岐円管2の溶接
部は、主胴円管1と当該分岐円管2とによって作られる
綾線の形状にガス切りされている。一方、主胴円管1に
は、分岐円管2の内面直径より小さい直径を持つ分岐穴
3が空けられている。そして、分岐円管1を主胴円管2
に乗せた後、両円管1,2の稜線に沿って溶接する。
径よりも大きい場合には、「乗せ型」又は「差込み型」
と呼ばれる溶接構造によって両円管1,2が接続されて
いる。「乗せ型」の溶接構造とは以下のようなものであ
る。すなわち、図16に示すように、分岐円管2の溶接
部は、主胴円管1と当該分岐円管2とによって作られる
綾線の形状にガス切りされている。一方、主胴円管1に
は、分岐円管2の内面直径より小さい直径を持つ分岐穴
3が空けられている。そして、分岐円管1を主胴円管2
に乗せた後、両円管1,2の稜線に沿って溶接する。
【0006】「差込み形」と呼ばれる溶接構造とは以下
のようなものである。すなわち、図17に示すように、
主胴円管1には、分岐円管2の外面直径とほぼ同じ直径
の分岐穴3が空けられている。一方、分岐円管2には、
主胴円管1の直径よりも差込み代だけ小さい直径を持つ
仮想の円管と、当該分岐円管2とによって作られる綾線
の形状にガス切りされている。そして、分岐円管2を主
胴円管1に差し込んだ後、両円管1,2の稜線に沿って
溶接されている。
のようなものである。すなわち、図17に示すように、
主胴円管1には、分岐円管2の外面直径とほぼ同じ直径
の分岐穴3が空けられている。一方、分岐円管2には、
主胴円管1の直径よりも差込み代だけ小さい直径を持つ
仮想の円管と、当該分岐円管2とによって作られる綾線
の形状にガス切りされている。そして、分岐円管2を主
胴円管1に差し込んだ後、両円管1,2の稜線に沿って
溶接されている。
【0007】なお、以上のような溶接作業は、アーク溶
接やレーザ溶接によることが考えられるが、近年では加
工精度の高いレーザ溶接が広く採用され、特開平4−1
27988に示すようなレーザ加工システムが提案され
ている。
接やレーザ溶接によることが考えられるが、近年では加
工精度の高いレーザ溶接が広く採用され、特開平4−1
27988に示すようなレーザ加工システムが提案され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような形状の金属容器を備えたガス絶縁開閉装置には、
以下のような問題点があった。すなわち、上記の「鞍
型」、「乗せ型」及び「差込み型」の溶接構造の場合、
両円間1,2の稜線に沿って溶接を行わなければならな
い。この稜線は3次元に湾曲した円を描くことになる
が、かかる3次元に及ぶ線上に、自動溶接装置を使って
溶接棒を連続して走行させることは技術的に困難であ
る。また、主胴円管1と分岐円管2とを組み合わせたと
きに、合わせ目が隙間なく合わさることはほとんど無
い。このため、円管をハンマーで叩くなどして形状を調
整するという補正作業をしてから溶接を行なうことが必
要となる。従って、溶接作業は、溶接作業者の手作業を
必要とし、その熟練度によっては仕上がりが不均一で、
製品の信頼性が低下する可能性があった。
ような形状の金属容器を備えたガス絶縁開閉装置には、
以下のような問題点があった。すなわち、上記の「鞍
型」、「乗せ型」及び「差込み型」の溶接構造の場合、
両円間1,2の稜線に沿って溶接を行わなければならな
い。この稜線は3次元に湾曲した円を描くことになる
が、かかる3次元に及ぶ線上に、自動溶接装置を使って
溶接棒を連続して走行させることは技術的に困難であ
る。また、主胴円管1と分岐円管2とを組み合わせたと
きに、合わせ目が隙間なく合わさることはほとんど無
い。このため、円管をハンマーで叩くなどして形状を調
整するという補正作業をしてから溶接を行なうことが必
要となる。従って、溶接作業は、溶接作業者の手作業を
必要とし、その熟練度によっては仕上がりが不均一で、
製品の信頼性が低下する可能性があった。
【0009】また、上記の「乗せ型」及び「差込み型」
の溶接構造の場合、円管の内面側に突起部Aが形成され
ることになる。ガス絶縁開閉装置の内部においては、こ
のような突起部Aは電界集中の要因ともなるので絶縁上
好ましくない。このため、突起部Aをグラインダー仕上
げで丸くして電界集中を避けるという補正作業を行う必
要がある。しかし、かかる作業も手作業となり、その熟
練度によっては仕上がりが不均一で製品の信頼性が低下
する可能性があった。
の溶接構造の場合、円管の内面側に突起部Aが形成され
ることになる。ガス絶縁開閉装置の内部においては、こ
のような突起部Aは電界集中の要因ともなるので絶縁上
好ましくない。このため、突起部Aをグラインダー仕上
げで丸くして電界集中を避けるという補正作業を行う必
要がある。しかし、かかる作業も手作業となり、その熟
練度によっては仕上がりが不均一で製品の信頼性が低下
する可能性があった。
【0010】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
金属容器の分岐部を自動溶接に適した構造とすることに
より、仕上がりが均一で製品の信頼性の高いガス絶縁開
閉装置を提供することである。
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
金属容器の分岐部を自動溶接に適した構造とすることに
より、仕上がりが均一で製品の信頼性の高いガス絶縁開
閉装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、少なくとも一つの金属製の
主胴円管を備え、前記主胴円管に対して、少なくとも一
つの金属製の分岐円管を前記主胴円管の長手軸に垂直な
方向に溶接により分岐接続し、前記主胴円管内及び前記
分岐円管内に絶縁性ガス及びガス絶縁機器が収納したガ
ス絶縁開閉装置において、前記主胴円管における前記分
岐円管との接続部分に、前記主胴円管の長手軸に垂直な
方向の分岐部を形成し、前記分岐部端部と前記分岐円管
の一端との溶接線が、前記主胴円管の長手軸に平行で、
且つ前記分岐円管の円周方向となるように、前記分岐部
端部の開口の内径を前記分岐円管の一端の内径と等しく
したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、少なくとも一つの金属製の
主胴円管を備え、前記主胴円管に対して、少なくとも一
つの金属製の分岐円管を前記主胴円管の長手軸に垂直な
方向に溶接により分岐接続し、前記主胴円管内及び前記
分岐円管内に絶縁性ガス及びガス絶縁機器が収納したガ
ス絶縁開閉装置において、前記主胴円管における前記分
岐円管との接続部分に、前記主胴円管の長手軸に垂直な
方向の分岐部を形成し、前記分岐部端部と前記分岐円管
の一端との溶接線が、前記主胴円管の長手軸に平行で、
且つ前記分岐円管の円周方向となるように、前記分岐部
端部の開口の内径を前記分岐円管の一端の内径と等しく
したことを特徴とする。
【0012】以上のような請求項1記載の発明では、分
岐部端部と分岐円管の一端との溶接線が、前記主胴円管
の長手軸に平行で、且つ前記分岐円管の円周方向となっ
ているので、溶接線が2次元方向のみとなる。従って、
自動溶接装置による溶接作業を容易に行うことができ
る。
岐部端部と分岐円管の一端との溶接線が、前記主胴円管
の長手軸に平行で、且つ前記分岐円管の円周方向となっ
ているので、溶接線が2次元方向のみとなる。従って、
自動溶接装置による溶接作業を容易に行うことができ
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のガ
ス絶縁開閉装置において、前記分岐部の開口の内径及び
前記分岐円管の内径を、前記主胴円管の内径の95%以
下とし、前記主胴円管の両端に主胴側フランジを設け、
前記分岐円管における前記分岐部との溶接端と反対側の
端部に、分岐側フランジを設け、前記分岐側フランジの
内径の全部又は一部を前記主胴側フランジの内径より小
さくし、且つ当該分岐側フランジの内径と前記主胴側フ
ランジの内径との差を、前記主胴円管の内径と前記分岐
円管の内径との差に等しくしたことを特徴とする。
ス絶縁開閉装置において、前記分岐部の開口の内径及び
前記分岐円管の内径を、前記主胴円管の内径の95%以
下とし、前記主胴円管の両端に主胴側フランジを設け、
前記分岐円管における前記分岐部との溶接端と反対側の
端部に、分岐側フランジを設け、前記分岐側フランジの
内径の全部又は一部を前記主胴側フランジの内径より小
さくし、且つ当該分岐側フランジの内径と前記主胴側フ
ランジの内径との差を、前記主胴円管の内径と前記分岐
円管の内径との差に等しくしたことを特徴とする。
【0014】以上のような請求項2記載の発明では、分
岐部の開口の内径が主胴円管の内径の95%以下となっ
ている。絶縁性能の観点からは、分岐部の内径は主胴円
管と同じであることが望ましいが、周知の分岐成形装置
を用いて主胴円管に分岐部を形成する場合には、分岐部
の内径は主胴円管の内径の95%が限界となってしまう
からである。このように分岐部の内径が、主胴円管の内
径よりも小さくなっていても、分岐部は通常、電界が高
い絶縁スペーサ近傍から離れた部分に設けられているの
で、主胴円管の内径の95%程度であれば絶縁的には問
題はない。
岐部の開口の内径が主胴円管の内径の95%以下となっ
ている。絶縁性能の観点からは、分岐部の内径は主胴円
管と同じであることが望ましいが、周知の分岐成形装置
を用いて主胴円管に分岐部を形成する場合には、分岐部
の内径は主胴円管の内径の95%が限界となってしまう
からである。このように分岐部の内径が、主胴円管の内
径よりも小さくなっていても、分岐部は通常、電界が高
い絶縁スペーサ近傍から離れた部分に設けられているの
で、主胴円管の内径の95%程度であれば絶縁的には問
題はない。
【0015】また、分岐側フランジに対して接続される
金属容器が、同一構造の他の主胴円管である場合であっ
ても、分岐側フランジの内径と主胴側フランジの内径と
の差は、主胴円管の内径と分岐円管の内径との差である
5%に等しい程度であるため絶縁的には問題ない。
金属容器が、同一構造の他の主胴円管である場合であっ
ても、分岐側フランジの内径と主胴側フランジの内径と
の差は、主胴円管の内径と分岐円管の内径との差である
5%に等しい程度であるため絶縁的には問題ない。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のガス絶縁開閉装置において、前記分岐側フラ
ンジにおける前記分岐円管側の内径を前記主胴側フラン
ジの内径より小さくし、且つ前記分岐側フランジにおけ
る前記分岐円管側の内径と前記主胴側フランジの内径と
の差を、前記主胴円管の内径と前記分岐円管の内径との
差に等しくし、前記分岐側フランジの端部側の内径を、
前記主胴側フランジの内径と等しくしたことを特徴とす
る。
項2記載のガス絶縁開閉装置において、前記分岐側フラ
ンジにおける前記分岐円管側の内径を前記主胴側フラン
ジの内径より小さくし、且つ前記分岐側フランジにおけ
る前記分岐円管側の内径と前記主胴側フランジの内径と
の差を、前記主胴円管の内径と前記分岐円管の内径との
差に等しくし、前記分岐側フランジの端部側の内径を、
前記主胴側フランジの内径と等しくしたことを特徴とす
る。
【0017】以上のような請求項3記載の発明では、分
岐側フランジにおける分岐円管側の内径は主胴側フラン
ジの内径より小さいが、分岐側フランジの端部側の内径
は、主胴側フランジの内径と同じである。従って、例え
ば、この分岐側フランジの端部側に絶縁スペーサを設け
た場合であっても、その内径は主胴側フランジの内径と
同じであるので、絶縁的に問題となることはない。
岐側フランジにおける分岐円管側の内径は主胴側フラン
ジの内径より小さいが、分岐側フランジの端部側の内径
は、主胴側フランジの内径と同じである。従って、例え
ば、この分岐側フランジの端部側に絶縁スペーサを設け
た場合であっても、その内径は主胴側フランジの内径と
同じであるので、絶縁的に問題となることはない。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載のガ
ス絶縁開閉装置において、前記分岐部の開口の内径及び
前記分岐円管における前記分岐部との溶接端の内径を、
前記主胴円管の内径の95%以下とし、前記分岐円管に
おける前記分岐部との溶接端と反対側の端部の内径を、
前記主胴円管の内径に等しくしたことを特徴とする。
ス絶縁開閉装置において、前記分岐部の開口の内径及び
前記分岐円管における前記分岐部との溶接端の内径を、
前記主胴円管の内径の95%以下とし、前記分岐円管に
おける前記分岐部との溶接端と反対側の端部の内径を、
前記主胴円管の内径に等しくしたことを特徴とする。
【0019】以上のような請求項4記載の発明では、分
岐配管における分岐部との溶接端と反対側の端部の内径
が主胴配管の内径と等しいので、この分岐配管の他端に
設けられた分岐側フランジの径も大きくなる。従って、
例えば、この分岐側フランジに絶縁スペーサを設けた場
合であっても、絶縁的に問題となることはない。
岐配管における分岐部との溶接端と反対側の端部の内径
が主胴配管の内径と等しいので、この分岐配管の他端に
設けられた分岐側フランジの径も大きくなる。従って、
例えば、この分岐側フランジに絶縁スペーサを設けた場
合であっても、絶縁的に問題となることはない。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明によるガス絶縁開閉装置の
実施の形態を、図1〜14に従って以下に説明する。
実施の形態を、図1〜14に従って以下に説明する。
【0021】(1)第1の実施の形態…図1、図2 請求項1記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
1の実施の形態として図1、図2に従って以下に説明す
る。なお、図1は金属容器を示す外観斜視図であり、図
2は図1の金属容器の分岐部Xの断面図である。
1の実施の形態として図1、図2に従って以下に説明す
る。なお、図1は金属容器を示す外観斜視図であり、図
2は図1の金属容器の分岐部Xの断面図である。
【0022】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、図1に示すように、金属容器は、内径
D1の主胴円管1に、D1よりも小さな内径D2の分岐
円管2が溶接され、それぞれの円管の端部には、主胴側
フランジ3、分岐側フランジ4が溶接されている。
する。すなわち、図1に示すように、金属容器は、内径
D1の主胴円管1に、D1よりも小さな内径D2の分岐
円管2が溶接され、それぞれの円管の端部には、主胴側
フランジ3、分岐側フランジ4が溶接されている。
【0023】このような主胴円管1と分岐円管2との分
岐部Xは以下のような構成となっている。すなわち、図
2に示すように、主胴円管1にその長手軸に垂直な方向
に、周知の分岐成形装置によって分岐部Xが形成されて
いる。この分岐部Xは、その端部に分岐円管2の内径D
2と同じ内径の開口を有している。そして、この開口は
主胴円管1の長手軸方向に平行となっている。かかる開
口に分岐円管2の一端を自動溶接装置によって溶接する
ことにより、主胴円管1と分岐円管2が接続されてい
る。また、主胴円管1の円管を製作するための溶接線A
と、分岐円管2の円管を製作するための溶接線Bも、そ
れぞれの円管の長手軸方向である。
岐部Xは以下のような構成となっている。すなわち、図
2に示すように、主胴円管1にその長手軸に垂直な方向
に、周知の分岐成形装置によって分岐部Xが形成されて
いる。この分岐部Xは、その端部に分岐円管2の内径D
2と同じ内径の開口を有している。そして、この開口は
主胴円管1の長手軸方向に平行となっている。かかる開
口に分岐円管2の一端を自動溶接装置によって溶接する
ことにより、主胴円管1と分岐円管2が接続されてい
る。また、主胴円管1の円管を製作するための溶接線A
と、分岐円管2の円管を製作するための溶接線Bも、そ
れぞれの円管の長手軸方向である。
【0024】(作用)以上のような構成を有する本実施
の形態の作用は以下の通りである。すなわち、分岐部X
に設けられた開口は主胴円管1の長手軸方向に平行とな
っているので、主胴円管1と分岐円管2との溶接線C
は、主胴円管1の長手軸方向に平行となる。そして、開
口は分岐円管2の内径D2と同じ径なので、分岐円管2
の一端の円周と一致する。このため、開口と分岐円管2
との溶接線Cは、2次元方向の単純な円となる。このよ
うに溶接線Cが2次元の円であるため、溶接棒には平坦
な円を描く走行しか要求されず、自動溶接装置には円の
中心、直径をインプットするだけで容易に溶接可能とな
る。
の形態の作用は以下の通りである。すなわち、分岐部X
に設けられた開口は主胴円管1の長手軸方向に平行とな
っているので、主胴円管1と分岐円管2との溶接線C
は、主胴円管1の長手軸方向に平行となる。そして、開
口は分岐円管2の内径D2と同じ径なので、分岐円管2
の一端の円周と一致する。このため、開口と分岐円管2
との溶接線Cは、2次元方向の単純な円となる。このよ
うに溶接線Cが2次元の円であるため、溶接棒には平坦
な円を描く走行しか要求されず、自動溶接装置には円の
中心、直径をインプットするだけで容易に溶接可能とな
る。
【0025】また、主胴円管1の円管を製作するための
溶接線Aと、分岐円管2の円管を製作するための溶接線
Bも、それぞれの円管の長手軸方向であるため、溶接方
向は単純な直線となる。従って、かかる溶接線A,Bの
溶接においては、自動溶接装置に溶接線A,Bの始点、
終点をインプットするだけで溶接可能となる。
溶接線Aと、分岐円管2の円管を製作するための溶接線
Bも、それぞれの円管の長手軸方向であるため、溶接方
向は単純な直線となる。従って、かかる溶接線A,Bの
溶接においては、自動溶接装置に溶接線A,Bの始点、
終点をインプットするだけで溶接可能となる。
【0026】(効果)以上のような本実施の形態の効果
は以下の通りである。すなわち、すべての溶接を自動溶
接装置によって容易に行うことができるので、仕上がり
が均一となり製品の信頼性が向上する。また、電界集中
の要因となる突起部Aが存在しないので、これを補正す
る作業が不要となり、製品の信頼性が向上するととも
に、製造効率が向上する。
は以下の通りである。すなわち、すべての溶接を自動溶
接装置によって容易に行うことができるので、仕上がり
が均一となり製品の信頼性が向上する。また、電界集中
の要因となる突起部Aが存在しないので、これを補正す
る作業が不要となり、製品の信頼性が向上するととも
に、製造効率が向上する。
【0027】(2)第2の実施の形態…図3、図4、図
5、図6 請求項2記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
2の実施の形態として図3〜6に従って以下に説明す
る。なお、図3は金属容器を示す外観斜視図であり、図
4は図3の金属容器の分岐部Xの断面図、図5は図3の
金属容器の主胴円管端部の断面図である。また、図6は
図3の金属容器の分岐側フランジに対して、隣接する同
一構造の金属容器をボルトで締結した状態を示す断面図
である。
5、図6 請求項2記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
2の実施の形態として図3〜6に従って以下に説明す
る。なお、図3は金属容器を示す外観斜視図であり、図
4は図3の金属容器の分岐部Xの断面図、図5は図3の
金属容器の主胴円管端部の断面図である。また、図6は
図3の金属容器の分岐側フランジに対して、隣接する同
一構造の金属容器をボルトで締結した状態を示す断面図
である。
【0028】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、第1の実施の形態と同様に、分岐成形
装置によって主胴円管1には分岐部が形成されている。
この分岐部端部の開口の内径D2は、分岐円管2の内径
と同じである。そして、この内径D2は、主胴円管1の
直径D1と、D2=0.95×D1の関係を持つ。この
D1とD2の径の比を分岐比と呼ぶが、絶縁設計と熱設
計の点から理想的な分岐比は1である。しかし、本実施
の形態のように、分岐成形装置を用いて成形する場合の
分岐比は上述の0.95が限界である。
する。すなわち、第1の実施の形態と同様に、分岐成形
装置によって主胴円管1には分岐部が形成されている。
この分岐部端部の開口の内径D2は、分岐円管2の内径
と同じである。そして、この内径D2は、主胴円管1の
直径D1と、D2=0.95×D1の関係を持つ。この
D1とD2の径の比を分岐比と呼ぶが、絶縁設計と熱設
計の点から理想的な分岐比は1である。しかし、本実施
の形態のように、分岐成形装置を用いて成形する場合の
分岐比は上述の0.95が限界である。
【0029】また、分岐側フランジ4の内径D4は、主
胴側フランジ3の内面直径D3に対して、D4=D3−
(D1−D2)の関係を持つ。従って、図6に示すよう
に、この分岐側フランジ4に対して、本実施の形態と同
様の主胴円管1の主胴側フランジ3を接続する場合、分
岐側フランジ4と主胴側フランジ3の締結部は断差Lを
持つことになる。そして、この断差Lは、2L=D3−
D4=D3−{D3−(D1−D2)}=D1−D2=
D1−0.95×D1=0.05D1となっている。
胴側フランジ3の内面直径D3に対して、D4=D3−
(D1−D2)の関係を持つ。従って、図6に示すよう
に、この分岐側フランジ4に対して、本実施の形態と同
様の主胴円管1の主胴側フランジ3を接続する場合、分
岐側フランジ4と主胴側フランジ3の締結部は断差Lを
持つことになる。そして、この断差Lは、2L=D3−
D4=D3−{D3−(D1−D2)}=D1−D2=
D1−0.95×D1=0.05D1となっている。
【0030】(作用・効果)以上のような本実施の形態
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、第1の実
施の形態と同様に、溶接線はすべて2次元方向であるた
め、自動溶接が可能となる。従って、仕上がりが均一と
なり製品の信頼性が向上する。また、電界集中の要因と
なる突起部Aが存在しないので、これを補正する作業が
不要となり、製品の信頼性が向上するとともに、製造効
率が向上する。
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、第1の実
施の形態と同様に、溶接線はすべて2次元方向であるた
め、自動溶接が可能となる。従って、仕上がりが均一と
なり製品の信頼性が向上する。また、電界集中の要因と
なる突起部Aが存在しないので、これを補正する作業が
不要となり、製品の信頼性が向上するとともに、製造効
率が向上する。
【0031】また、ガス絶縁開閉装置の金属容器の直径
は、絶縁設計と熱設計によって決まるが、絶縁設計的に
最も厳しくなるのは絶縁スペーサの近傍で、その部分で
は、絶縁物と絶縁ガスとの誘電率の差により電気力線が
金属容器に屈折されて、金属容器の内面に発生する電界
が、それ以外の部分より高くなる。つまり、金属容器の
直径は、絶縁スペーサ近傍の金属容器の内面に発生する
電界が、十分に低い値になるように設計されている。
は、絶縁設計と熱設計によって決まるが、絶縁設計的に
最も厳しくなるのは絶縁スペーサの近傍で、その部分で
は、絶縁物と絶縁ガスとの誘電率の差により電気力線が
金属容器に屈折されて、金属容器の内面に発生する電界
が、それ以外の部分より高くなる。つまり、金属容器の
直径は、絶縁スペーサ近傍の金属容器の内面に発生する
電界が、十分に低い値になるように設計されている。
【0032】すると、分岐部Xのように、通常は絶縁ス
ペーサから離れた部分では、絶縁的にはかなりの余裕が
あることになる。したがって、分岐比を上述のように
0.95とすることにより、分岐部Xの開口の内径を主
胴円管1の内径より多少小さくしても、絶縁的には問題
ない。また熱設計的にも、分岐部Xの開口の内径を主胴
円管1の内径より多少小さくしても、分岐部Xの長さが
短い限りにおいては問題ない。さらに、分岐側フランジ
4と主胴側フランジ3の締結部の断差Lは主胴円管の5
%程度となっているで、絶縁的な問題はない。
ペーサから離れた部分では、絶縁的にはかなりの余裕が
あることになる。したがって、分岐比を上述のように
0.95とすることにより、分岐部Xの開口の内径を主
胴円管1の内径より多少小さくしても、絶縁的には問題
ない。また熱設計的にも、分岐部Xの開口の内径を主胴
円管1の内径より多少小さくしても、分岐部Xの長さが
短い限りにおいては問題ない。さらに、分岐側フランジ
4と主胴側フランジ3の締結部の断差Lは主胴円管の5
%程度となっているで、絶縁的な問題はない。
【0033】(3)第3の実施の形態…図7、図8、図
9、図10 請求項3記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
3の実施の形態として図7〜10に従って以下に説明す
る。なお、図7は金属容器を示す外観斜視図であり、図
8は図7の金属容器の分岐部Xの断面図、図9は図7の
金属容器の主胴円管端部Yの断面図である。また、図1
0は図7の金属容器の分岐側フランジに、隣接する絶縁
スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面図であ
る。
9、図10 請求項3記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
3の実施の形態として図7〜10に従って以下に説明す
る。なお、図7は金属容器を示す外観斜視図であり、図
8は図7の金属容器の分岐部Xの断面図、図9は図7の
金属容器の主胴円管端部Yの断面図である。また、図1
0は図7の金属容器の分岐側フランジに、隣接する絶縁
スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面図であ
る。
【0034】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、第1の実施の形態と同様に、分岐成形
装置によって主胴円管1には分岐部Xが形成されてい
る。この分岐部X端部の開口の内径D2は、図8に示す
ように、分岐円管2の内径と同じであるり、分岐比は第
2の実施の形態と同様に0.95である。そして、図9
に示すように、分岐側フランジ4の内面には、以下のよ
うなテーパー加工が施されている。すなわち、分岐円管
3との溶接部における分岐側フランジ4の内径D4は、
主胴側フランジ3の内径D3に対して、D4=D3−
(D1−D2)という関係を持つ。そして、分岐側フラ
ンジ4の端部における内径は、主胴側フランジ3の内径
D3と同じになっている。
する。すなわち、第1の実施の形態と同様に、分岐成形
装置によって主胴円管1には分岐部Xが形成されてい
る。この分岐部X端部の開口の内径D2は、図8に示す
ように、分岐円管2の内径と同じであるり、分岐比は第
2の実施の形態と同様に0.95である。そして、図9
に示すように、分岐側フランジ4の内面には、以下のよ
うなテーパー加工が施されている。すなわち、分岐円管
3との溶接部における分岐側フランジ4の内径D4は、
主胴側フランジ3の内径D3に対して、D4=D3−
(D1−D2)という関係を持つ。そして、分岐側フラ
ンジ4の端部における内径は、主胴側フランジ3の内径
D3と同じになっている。
【0035】(作用・効果)以上のような本実施の形態
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、第1の実
施の形態と同様に、溶接線はすべて2次元方向で自動溶
接ができるので、仕上がりが均一となり製品の信頼性が
向上する。また、突起部Aが存在しないので、補正作業
が不要となり、製品の信頼性が向上するとともに、製造
効率が向上する。
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、第1の実
施の形態と同様に、溶接線はすべて2次元方向で自動溶
接ができるので、仕上がりが均一となり製品の信頼性が
向上する。また、突起部Aが存在しないので、補正作業
が不要となり、製品の信頼性が向上するとともに、製造
効率が向上する。
【0036】また、図10に示すように、分岐側フラン
ジ4に絶縁スペーサ5を締結した場合、絶縁スペーサ5
の近傍の電界が高くなるが、その部分の分岐側フランジ
4の内径は、主胴円管1の内径D3と同じである。従っ
て、分岐部X及び分岐円管2の内径が小さくとも、絶縁
的に問題になることはない。
ジ4に絶縁スペーサ5を締結した場合、絶縁スペーサ5
の近傍の電界が高くなるが、その部分の分岐側フランジ
4の内径は、主胴円管1の内径D3と同じである。従っ
て、分岐部X及び分岐円管2の内径が小さくとも、絶縁
的に問題になることはない。
【0037】(4)第4の実施の形態…図11、図1
2、図13、図14 請求項4記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
4の実施の形態として図11〜14に従って以下に説明
する。なお、図11は金属容器を示す外観斜視図であ
り、図12は図11の金属容器の分岐部Xの断面図、図
13は図11の金属容器の端部Yの断面図である。ま
た、図14は図11の金属容器の分岐側フランジに隣接
する絶縁スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面
図である。
2、図13、図14 請求項4記載の発明に対応する一つの実施の形態を、第
4の実施の形態として図11〜14に従って以下に説明
する。なお、図11は金属容器を示す外観斜視図であ
り、図12は図11の金属容器の分岐部Xの断面図、図
13は図11の金属容器の端部Yの断面図である。ま
た、図14は図11の金属容器の分岐側フランジに隣接
する絶縁スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面
図である。
【0038】(構成)まず、本実施の形態の構成を説明
する。すなわち、第1の実施の形態と同様に、分岐成形
装置によって主胴円管1に分岐部Xが形成されている。
この分岐部X端部の開口の内径D2は、分岐円管2の一
端の内径と同じである。そして、この内径D2は、主胴
円管1の直径D1と、D2=0.95×D1の関係を持
つ。そして、分岐円管3の他端の内径、つまり分岐側フ
ランジ4側の内径は、主胴円管1と同じD1であるため
に、分岐円管3は全体的にラッパ状となっている。この
ように、分岐円管3の他端の内径と主胴円管1の内径と
が同じなので、分岐側フランジ4の内径と主胴側フラン
ジ3の内径とは同じD3とすることができる。
する。すなわち、第1の実施の形態と同様に、分岐成形
装置によって主胴円管1に分岐部Xが形成されている。
この分岐部X端部の開口の内径D2は、分岐円管2の一
端の内径と同じである。そして、この内径D2は、主胴
円管1の直径D1と、D2=0.95×D1の関係を持
つ。そして、分岐円管3の他端の内径、つまり分岐側フ
ランジ4側の内径は、主胴円管1と同じD1であるため
に、分岐円管3は全体的にラッパ状となっている。この
ように、分岐円管3の他端の内径と主胴円管1の内径と
が同じなので、分岐側フランジ4の内径と主胴側フラン
ジ3の内径とは同じD3とすることができる。
【0039】(作用・効果)以上のような本実施の形態
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、第1の実
施の形態と同様に、溶接線はすべて2次元方向で自動溶
接ができるので、仕上がりが均一となり製品の信頼性が
向上する。また、突起部Aが存在しないので、補正作業
が不要となり、製品の信頼性が向上するとともに、製造
効率が向上する。
の作用・効果は以下の通りである。すなわち、第1の実
施の形態と同様に、溶接線はすべて2次元方向で自動溶
接ができるので、仕上がりが均一となり製品の信頼性が
向上する。また、突起部Aが存在しないので、補正作業
が不要となり、製品の信頼性が向上するとともに、製造
効率が向上する。
【0040】また、図14に示すように、分岐側フラン
ジ4に絶縁スペーサ6を締結すると、その断面形状は図
14のようになり、内径の大きい主胴側フランジ3に絶
縁スペーサ6を締結した時と全く同じになるので、絶縁
的な問題はない。
ジ4に絶縁スペーサ6を締結すると、その断面形状は図
14のようになり、内径の大きい主胴側フランジ3に絶
縁スペーサ6を締結した時と全く同じになるので、絶縁
的な問題はない。
【0041】(5)他の実施の形態 本発明は以上のような実施の形態に限定されるものでは
なく、各部材の材質、大きさ等は適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態においては分岐比が0.95で
あったが、適用送電系統における電圧・電流に応じて、
絶縁設計上問題がなければこれ以下の分岐比であっても
よい。また、各部材の内径は、その相互の比率が上記実
施の形態に適合していれば、自由に拡大・縮小可能であ
る。
なく、各部材の材質、大きさ等は適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態においては分岐比が0.95で
あったが、適用送電系統における電圧・電流に応じて、
絶縁設計上問題がなければこれ以下の分岐比であっても
よい。また、各部材の内径は、その相互の比率が上記実
施の形態に適合していれば、自由に拡大・縮小可能であ
る。
【0042】さらに、第2の実施の形態は構造が単純な
ため製造コストがかからないが、絶縁スペーサ5の締結
には不向きである。一方、第3及び第4の実施の形態
は、構造がやや複雑で製造コストがかかるが、絶縁スペ
ーサ5の締結に適している。したがって、分岐側フラン
ジ4に絶縁スペーサ5が締結されない箇所には、第2の
実施の形態を適用し、絶縁スペーサ5が締結される箇所
には、第3の実施の形態若しくは第4の実施の形態を適
用する等、ガス絶縁開閉装置全体の中での複数の分岐点
の個々の構成を適切なものとすることにより、コストを
低く抑え、かつ装置の信頼性を向上することができる。
ため製造コストがかからないが、絶縁スペーサ5の締結
には不向きである。一方、第3及び第4の実施の形態
は、構造がやや複雑で製造コストがかかるが、絶縁スペ
ーサ5の締結に適している。したがって、分岐側フラン
ジ4に絶縁スペーサ5が締結されない箇所には、第2の
実施の形態を適用し、絶縁スペーサ5が締結される箇所
には、第3の実施の形態若しくは第4の実施の形態を適
用する等、ガス絶縁開閉装置全体の中での複数の分岐点
の個々の構成を適切なものとすることにより、コストを
低く抑え、かつ装置の信頼性を向上することができる。
【0043】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、金属容器
の分岐部の溶接線を2次元方向とすることにより、仕上
がりが均一で製品の信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提
供することができる。
の分岐部の溶接線を2次元方向とすることにより、仕上
がりが均一で製品の信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提
供することができる。
【図1】本発明のガス絶縁開閉装置の第1の実施の形態
における金属容器を示す外観斜視図である。
における金属容器を示す外観斜視図である。
【図2】図1の分岐部Xの断面図である。
【図3】本発明のガス絶縁開閉装置の第2の実施の形態
における金属容器を示す外観斜視図である。
における金属容器を示す外観斜視図である。
【図4】図3の分岐部Xの断面図である。
【図5】図3の主胴円管1の端部Yの断面図である。
【図6】図3の金属容器の分岐側フランジに隣接する金
属容器をボルトで締結した状態を示す断面図である。
属容器をボルトで締結した状態を示す断面図である。
【図7】本発明のガス絶縁開閉装置の第3の実施の形態
における金属容器を示す外観斜視図である。
における金属容器を示す外観斜視図である。
【図8】図7の分岐部Xの断面図である。
【図9】図7の主胴円管の端部Yの断面図である。
【図10】図7の金属容器の分岐側フランジに隣接する
絶縁スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面図で
ある。
絶縁スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面図で
ある。
【図11】本発明のガス絶縁開閉装置の第4の実施の形
態における金属容器を示す外観斜視図である。
態における金属容器を示す外観斜視図である。
【図12】図11の分岐部Xの断面図である。
【図13】図11の主胴円管の端部Yの断面図である。
【図14】図7の金属容器の分岐側フランジに隣接する
絶縁スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面図で
ある。
絶縁スペーサをスタッドで締結した状態を示す断面図で
ある。
【図15】従来のガス絶縁開閉装置の一例における金属
容器を示す外観斜視図である。
容器を示す外観斜視図である。
【図16】図15における分岐部の「乗せ型」の溶接構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図17】図15における分岐部の「差込み型」の溶接
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
1…主胴円管 2…分岐円管 3…主胴側フランジ 4…分岐側フランジ 5…絶縁スペーサ X…分岐部
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも一つの金属製の主胴円管を備
え、前記主胴円管に対して、少なくとも一つの金属製の
分岐円管を前記主胴円管の長手軸に垂直な方向に溶接に
より分岐接続し、前記主胴円管内及び前記分岐円管内に
絶縁性ガス及びガス絶縁機器が収納したガス絶縁開閉装
置において、 前記主胴円管における前記分岐円管との接続部分に、前
記主胴円管の長手軸に垂直な方向の分岐部を形成し、 前記分岐部端部と前記分岐円管の一端との溶接線が、前
記主胴円管の長手軸に平行で、且つ前記分岐円管の円周
方向となるように、前記分岐部端部の開口の内径を前記
分岐円管の一端の内径と等しくしたことを特徴とするガ
ス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】 前記分岐部の開口の内径及び前記分岐円
管の内径を、前記主胴円管の内径の95%以下とし、 前記主胴円管の両端に主胴側フランジを設け、 前記分岐円管における前記分岐部との溶接端と反対側の
端部に、分岐側フランジを設け、 前記分岐側フランジの内径の全部又は一部を前記主胴側
フランジの内径より小さくし、且つ当該分岐側フランジ
の内径と前記主胴側フランジの内径との差を、前記主胴
円管の内径と前記分岐円管の内径との差に等しくしたこ
とを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項3】 前記分岐側フランジにおける前記分岐円
管側の内径を前記主胴側フランジの内径より小さくし、
且つ前記分岐側フランジにおける前記分岐円管側の内径
と前記主胴側フランジの内径との差を、前記主胴円管の
内径と前記分岐円管の内径との差に等しくし、 前記分岐側フランジの端部側の内径を、前記主胴側フラ
ンジの内径と等しくしたことを特徴とする請求項2記載
のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項4】 前記分岐部の開口の内径及び前記分岐円
管における前記分岐部との溶接端の内径を、前記主胴円
管の内径の95%以下とし、 前記分岐円管における前記分岐部との溶接端と反対側の
端部の内径を、前記主胴円管の内径に等しくしたことを
特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225472A JPH0974629A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225472A JPH0974629A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974629A true JPH0974629A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16829859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7225472A Pending JPH0974629A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0974629A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102811577A (zh) * | 2012-08-01 | 2012-12-05 | 中国西电电气股份有限公司 | 高压电气壳体翻边插接一体化结构 |
| CN104550549A (zh) * | 2013-10-07 | 2015-04-29 | 西门子公司 | 制造密封式开关设备的容器部件的方法和密封式开关设备 |
| CN106736160A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-05-31 | 河南省获嘉明星机械有限公司 | 一种gis铝合金筒体弧面法兰加工固定装置 |
| CN107332180A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-11-07 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种gis设备及其三相共箱母线筒体 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7225472A patent/JPH0974629A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102811577A (zh) * | 2012-08-01 | 2012-12-05 | 中国西电电气股份有限公司 | 高压电气壳体翻边插接一体化结构 |
| CN102811577B (zh) * | 2012-08-01 | 2015-04-22 | 中国西电电气股份有限公司 | 高压电气壳体翻边插接一体化结构 |
| CN104550549A (zh) * | 2013-10-07 | 2015-04-29 | 西门子公司 | 制造密封式开关设备的容器部件的方法和密封式开关设备 |
| CN106736160A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-05-31 | 河南省获嘉明星机械有限公司 | 一种gis铝合金筒体弧面法兰加工固定装置 |
| CN107332180A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-11-07 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种gis设备及其三相共箱母线筒体 |
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