JPH0974961A - 生分解性釣糸およびその製造方法 - Google Patents
生分解性釣糸およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0974961A JPH0974961A JP23168895A JP23168895A JPH0974961A JP H0974961 A JPH0974961 A JP H0974961A JP 23168895 A JP23168895 A JP 23168895A JP 23168895 A JP23168895 A JP 23168895A JP H0974961 A JPH0974961 A JP H0974961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing line
- orientation
- biodegradable
- aliphatic polyester
- birefringence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
度を兼ね備えた生分解性釣糸およびこの生分解性釣糸を
効率的に製造する方法を提供する。 【解決手段】 本発明の生分解性釣糸は、190℃、荷
重2.16kgの条件で測定したメルトインデックスが1
0g/10分以下、融点が70〜180℃である脂肪族
ポリエステルを主成分として構成されたモノフィラメン
トからなり、引張強度が5.0g/d以上、結節強度が
4.0g/d以上、且つ表層の配向度(ベッケ法による
複屈折率ΔnS )が53×10-3以下、全体の配向度
(リターデーション法による複屈折率ΔnT )が55×
10-3以上であることを特徴とする。また、本発明の生
分解性釣糸の製造方法は、上記脂肪族ポリエステルを主
成分とするポリマーを溶融紡糸し、60℃以下の不活性
液体中で冷却固化した後、引き続いて2.5〜5.0倍
の倍率で1段目延伸を行い、次いで全延伸倍率が6.0
倍以上となる延伸倍率で多段延伸することを特徴とす
る。
Description
性能と適度な生分解速度を兼ね備えた生分解性釣糸およ
びその製造方法に関するものである。
要求特性から、主としてポリアミド、ポリエステル、ポ
リオレフィンおよびポリ弗化ビニリデン等からなる合成
繊維が用いられてきた。しかしながら、これらの合成繊
維からなる釣糸は、自然の環境下ではほとんど分解しな
いため、使用後に捨てられたり、放置された場合には、
そのまま半永久的に自然界に残存することになり、環境
衛生上大きな問題となっていた。
底に林立したり、またこれらの廃棄釣糸や切断釣糸が鳥
や海洋生物に絡み付いて、殺傷したりする事態が頻発し
ており、環境保護および自然保護の両面よりその改善が
強く望まれていた。そこで、最近では実用後自然界の菌
類や微生物により生分解して自然消滅する釣糸、つまり
生分解性釣糸の開発が盛んになっており、これら生分解
性釣糸に関する代表的な技術としては例えば、(A)ポ
リラクチドを素材とした釣糸(特開平3−183428
号公報)、(B)ポリグリコール酸を素材とした釣糸
(特開平3−259029号公報)、(C)ポリカプロ
ラクトンモノフィラメントからなる釣糸(特開平5−5
9611号公報)および(D)ポリブチレンサクシネー
トまたは/およびポリエチレンサクシネートを素材とす
る釣糸(特開平7−126914号公報)等が挙げられ
る。
生分解性釣糸は、いずれも素材的に硬くて脆く、結節強
度が低いため、釣糸としての基本的な性能を満足してい
るとは言い難い。また上記(C)の生分解性釣糸は、融
点が約60℃と低いため、擦過によるキズやチヂレが発
生しやすいという欠点があり、上記(D)の生分解性釣
糸は、強度等の機械的特性は優れるものの、生分解速度
が遅いという欠点があった。
れも釣糸としての基本的な性能と、適度な生分解速度を
兼ね備えたものではなく、その改良が強く望まれている
のが実状であった。
来技術の問題点を解決するために検討した結果、達成さ
れたものである。したがって、本発明の目的は、釣糸と
しての基本的な性能と適度な生分解速度を兼ね備えた生
分解性釣糸およびこの生分解性釣糸を効率的に製造する
方法を提供することにある。
めに、本発明の生分解性釣糸は、190℃、荷重2.1
6kgの条件で測定したメルトインデックスが10g/1
0分以下、融点が70〜180℃である脂肪族ポリエス
テルを主成分として構成されたモノフィラメントからな
り、引張強度が5.0g/d以上、結節強度が4.0g
/d以上、且つ表層の配向度(ベッケ法による複屈折率
ΔnS )が53×10-3以下、全体の配向度(リターデ
ーション法による複屈折率ΔnT )が55×10-3以上
であることを特徴とする。
は、190℃、荷重2.16kgの条件で測定したメルト
インデックスが10g/10分以下、融点が70〜18
0℃である脂肪族ポリエステルを主成分とするポリマー
を溶融紡糸し、60℃以下の不活性液体中で冷却固化し
た後、引き続いて2.5〜5.0倍の倍率で1段目延伸
を行い、次いで全延伸倍率が6.0倍以上となる延伸倍
率で多段延伸することにより、上記の特性を有するモノ
フィラメントからなる生分解性釣糸を製造することを特
徴とする。
する。本発明で用いた脂肪族ポリエステルとは、190
℃、荷重2.16kgの条件で測定したメルトインデック
ス(以下、MIという)が10g/d以下、融点が70
〜180℃の脂肪族ポリエステルである。具体的にはコ
ハク酸、アジピン酸および1.4ブタンジオールとから
なるランダムコポリマー、またはこのランダムコポリマ
ーとポリブチレンサクシネートまたは/およびポリエチ
レンサクシネートのブレンドポリマーなどであるが、こ
れに限定されるものではない。
コハク酸/アジピン酸の組成比は、75〜85/25〜
15(モル比)の範囲が好適である。なお、本発明で用
いる脂肪族ポリエステルは、MIが10g/d以下、と
くに1g/d以下のものが好ましく、10g/dを越え
る場合には、釣糸としての十分な物性が得られないため
好ましくない。
の融点は70〜180℃の範囲にあることが必要であ
り、特に80〜135℃が好ましい。70℃未満では耐
熱性が不十分でキズやチヂレが発生しやすいモノフィラ
メントしか得られず、180℃を越えると製糸性が阻害
されるため好ましくない。ここで、ブレンドポリマーの
場合には、上記ランダムコポリマー、ポリブチレンサク
シネートまたは/およびポリエチレンサクシネートのい
ずれもの融点が70〜180℃の範囲にあり、かつブレ
ンド組成物の溶融物のMIが10g/10分以下であれ
ばよい。
ルには、例えば顔料、染料、耐光剤、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、結晶化抑制剤および可塑剤などの添加剤を、
目的とする特性を疎外しない範囲で、その重合過程、重
合後あるいは紡糸直前に添加することができる。さら
に、本発明の生分解性釣糸は、その構成素材としての脂
肪族ポリエステルからなるモノフィラメントが、引張強
度5.0g/d以上、結節強度4.0g/d以上、且つ
表層の配向度(ベッケ法による複屈折率ΔnS )53×
10-3以下、全体の配向度(リターデーション法による
複屈折率ΔnT )55×10-3以上の特性を有すること
を特徴としている。
能と適度な生分解速度を兼ね備えた生分解性釣糸を得る
ことであるが、ここで釣糸としての基本的な性能と適度
な生分解速度について説明すれば次のとおりである。釣
糸としての基本的な性能とは、実用に耐え得る最小限の
強さ(引張強度:5.0g/d、結節強度:4.0g/
d)と擦過によるチヂレや摩耗が発生しない耐熱性であ
る。
は、自然環境下(たとえば海水中)で3カ月〜1年半の
間で形状消失することが理想的である。ただし、自然環
境下での評価は再現性に乏しい面があり、客観的な評価
がなかなか難しい。そこで、我々は釣糸の生分解速度の
比較的客観的かつ適正な評価法について検討した結果、
コンポスト中に埋設(ASTM−D−5338−92に
準ずる)した場合の生分解速度の約1/20倍が、自然
環境下の生分解速度に相当することを見出した。
半の間の形状消失は、コンポスト中におけるほぼ4日か
ら4週間の形状消失に対応することが判明した。したが
って、本発明でいう釣糸としての適度な生分解速度と
は、コンポスト中埋設でほぼ4日から4週間で形状消失
することを意味する。そして、表層の配向度が53×1
0-3以下、全体の配向度が55×10-3以上である脂肪
族ポリエステルモノフィラメントからなる本発明の釣糸
が、引張強度が5.0g/d以上、結節強度が4.0g
/d以上という高い強度を有しながらも、釣糸として適
度な生分解速度を兼ね備える理由については、必ずしも
明確ではないが、およそ次のように推論できる。
生分解性を有するポリマーではあるが、釣糸に必要な高
強度を得るための高延伸を行った場合には、高配向度と
それに伴う配向結晶による結晶化度が進み、生分解速度
が極端に遅くなる傾向があり、これは高配向度、高結晶
化度によって繊維構造が極めて密で強固なものとなり、
分解菌の攻撃が阻害されるためと考えられる。
-3以下、全体の配向度を55×10 -3以上に制御した脂
肪族ポリエステルモノフィラメントからなる本発明の生
分解性釣糸は、結晶化度がある範囲内(通常釣糸用に延
伸配向したものは20〜50%)であれば、表層部が分
解菌の攻撃を受け易くなり、また表層の分解が律速とな
るケースが多いため適度な生分解速度になるものと考え
られる。
解性釣糸は、以下に説明する方法により効率的に製造す
ることができる。まず、上記脂肪族ポリエステルを溶融
紡糸するに際しては、押出紡糸機を用いる通常の条件を
採用することができ、たとえば、ポリマー温度170〜
240℃、押出圧力10〜500kg/cm2 、口金孔径
0.1〜5mm、紡糸速度0.3〜100m/分などの条
件を適宜選択することができる。
ゾーンを通過した後、冷却浴中で冷却されるが、ここで
冷却媒体としては脂肪族ポリエステルに不活性な液体、
通常は水が用いられる。また、冷却温度は60℃以下で
ある必要があり、それを越える温度で冷却されると次の
延伸工程での延伸性が阻害される場合がある。冷却固化
されたモノフィラメントは、引続き1段目の延伸工程に
送られるが、延伸および熱固定の雰囲気(浴)として
は、たとえばポリエチレングリコール、グリセリンおよ
びシリコーンオイルなどの加熱した熱媒浴、乾熱気体
浴、および温水浴などが用いられる。
の延伸を2.5〜5.0倍の倍率に設定し、その後全延
伸倍率が6.0倍以上となる延伸倍率で2段目または2
〜3段目の多段延伸を行うことが重要である。ここで、
1段目の延伸倍率が2.5倍未満では、延伸時の糸切れ
が頻発して良好なモノフィラメントが得られなくなり、
また5.0倍を越えると、表層の配向度が53×10-3
以下とならず、得られる釣糸の生分解速度が遅くなるた
め好ましくない。
られる釣糸の引張強度および結節強度が低くなるため好
ましくない。多段延伸後には、必要に応じて延伸歪みを
除去することなどを目的として、適宜な定長、弛緩熱処
理を行うこともできる。ただし、上記の製造方法は、引
張強度が5.0g/d以上、結節強度が4.0g/d以
上、且つ表層の配向度が53×10-3以下、全体の配向
度が55×10 -3以上である脂肪族ポリエステルモノフ
ィラメントを得るための一つの方法であり、これに限定
されるものではない。
の手段として、延伸後融点以上の高温度で短時間熱処理
を行うといった方法も採用することができる。このよう
に、効率的な製造プロセスにより得られる脂肪族ポリエ
ステルのモノフィラメントは、引張強度が5.0g/d
以上、結節強度が4.0g/d以上、且つ表層の配向度
(ベッケ法による複屈折率ΔnS )が53×10-3以
下、全体の配向度(リターデーション法による複屈折率
ΔnT )が55×10-3以上の特性を有しており、釣糸
としての基本的な性能(高強度と耐熱性など)と、適度
な生分解速度(コンポスト中埋設ほぼ1週間から4週間
で形状消失)を兼備していることから、生分解性釣糸と
してきわめて有用である。
が、本発明に関わる釣糸の評価は以下の方法に準じて行
った。 (1)引張強度および結節強度:JISL1013の規
定に準じて測定した。 (2)表層の配向度(複屈折率ΔnS ):ベッケ法で測
定した。
リターデーション法で測定した。 (4)密度:密度勾配管法で測定した。 (5)生分解速度:コンポスト中埋設(ASTM−D−
5338−92に準ずる)ほぼ4日から4週間で形状消
失するものを「良好」、4週間経っても形状消失しない
ものを「遅い」と評価した。
4ブタンジオールとのランダムコポリマー (MI:
1.0g/10分、融点:95℃…ポリマーA1)をエ
クストルーダー型紡糸機で230℃で溶融し、孔径1.
5mmの口金を通して紡糸し、さらに20℃の水浴中で冷
却した。
延伸浴中で4.5倍(E1)に延伸し、引続いて85℃
の2段目乾熱浴中で2.22倍(E2)に延伸し、全延
伸倍率(E1×E2)が10.0倍の脂肪族ポリエステ
ルモノフィラメントを得た。続いて、80℃の乾熱浴中
に処理倍率0.9倍で通過させ熱処理を施すことによ
り、直径0.22mmのモノフィラメントを得た。
4ブタンジオールとのランダムコポリマー (MI:
0.5g/10分、融点:95℃…ポリマーA2)と、
融点が114℃のポリブチレンサクシネート(ポリマー
B)との50/50(重量部)のブレンドポリマー(混
合組成物の溶融時MI:0.5)を、実施例1と同様に
溶融紡糸、冷却し未延伸糸を得た。
延伸浴中で3.7倍(E1)に延伸し、引続いて95℃
の2段目乾熱浴中で2.16倍(E2)に延伸し、全延
伸倍率(E1×E2)が8.0倍の脂肪族ポリエステル
モノフィラメントを得た。続いて、80℃の乾熱浴中に
処理倍率0.9倍で通過させ熱処理を施すことにより、
直径0.22mmのモノフィラメントを得た。
リエチレンサクシネート(ポリマーC)の50/50
(重量部)のブレントポリマー(混合組成物の溶融時M
I:0.5)を実施例1と同様に溶融紡糸、冷却し未延
伸糸を得た。次に、この未延伸糸を75℃の温水1段目
延伸浴中で4.3倍(E1)に延伸し、引続いて90℃
の2段目乾熱浴中で2.09倍(E2)に延伸し、全延
伸倍率(E1×E2)が9.0倍の脂肪族ポリエステル
モノフィラメントを得た。
9倍で通過させ熱処理を施すことにより、直径0.22
mmのモノフィラメントを得た。 実施例4 実施例2〜3で用いたポリマーA2/ポリマーB/ポリ
マーCの50/25/25(重量部)のブレントポリマ
ー(混合組成物の溶融時MI:0.7)を実施例1と同
様に溶融紡糸、冷却し未延伸糸を得た。
延伸浴中で4.0倍(E1)に延伸し、引続いて90℃
の乾熱浴中で2.13倍(E2)に延伸し、全延伸倍率
(E1×E2)が8.5倍の脂肪族ポリエステルモノフ
ィラメントを得た。続いて、80℃の乾熱浴中に処理倍
率0.9倍で通過させ熱処理を施すことにより、直径
0.22mmのモノフィラメントを得た。
4ブタンジオールからなるランダムコポリマー(MI:
13g/10分、融点:95℃…ポリマーA3)を用い
た以外は、実施例1と同一の製法で直径0.22mmのモ
ノフィラメントを得た。
1.89倍(E2)とした以外は、実施例1と同一の製
法で直径0.22mmのモノフィラメントを得た。 比較例3 1段目延伸倍率を2.3倍(E1)、2段目延伸倍率が
4.35倍(E2)とした以外は、実施例1と同一の製
法で直径0.22mmのモノフィラメントを得ようとした
が、延伸時の糸切れが著しく、製糸不能であった。
1.33倍(E2)とした以外は、実施例2と同一な製
法で、直径0.22mmのモノフィラメントを得た。 比較例5 1段目延伸倍率を5.7倍(E1)、2段目延伸倍率が
1.58倍(E2)とした以外は、実施例3と同一な製
法で、直径0.22mmのモノフィラメントを得た。
Bの10/90(重量部)のブレントポリマー(混合組
成物の溶融時MI:1.0)を実施例1と同様に溶融紡
糸、冷却し未延伸糸を得た。次に、この未延伸糸を85
℃の温水1段目延伸浴中で3.7倍(E1)に延伸し、
引続いて100℃の乾熱2段目延伸浴中で1.49倍
(E2)に延伸し、全延伸倍率(E1×E2)が5.5
倍の脂肪族ポリエステルモノフィラメントを得た。
9倍で通過させ熱処理を施すことにより、直径0.22
mmのモノフィラメントを得た。得られた各モノフィラメ
ントについて、釣糸としての上記各物性を評価した結果
を表1に併せて示す。
0g/10分以下、融点が70〜180℃である脂肪族
ポリエステルを主成分として構成され、引張強度が5.
0g/d以上、結節強度が4.0g/d以上、且つ表層
の配向度(ベッケ法による複屈折率ΔnS )が53×1
0-3以下、全体の配向度(リターデーション法による複
屈折率ΔnT )が55×10-3以上である本発明の釣糸
(実施例1〜4)は、釣糸としての基本的な性能と適度
な生分解速度を兼ね備えたものであり、生分解性釣糸と
しての要求性能を満たすものである。
族ポリエステルを用い、全体の配向度が55.0×10
-3未満である釣糸(比較例1)は、生分解速度は良好で
あるが、引張強度、結節強度が満足しない。また、1段
目延伸が5.0倍を越える倍率で延伸し、表層の配向度
が53.0×10-3を越える釣糸(比較例2、4、5)
は、引張強度は満足するが、結節強度、生分解速度は満
足しない。
配向度が55.0×10-3未満の釣糸(比較例6)は、
生分解速度は良好であるが、引張強度、結節強度を満足
しない。なお、1段目延伸を2.5倍未満の倍率で延伸
した場合(比較例3)は、全延糸切れのため伸倍率が高
倍率になる条件を採用できなかった。
リエステルを主成分とするモノフィラメントから形成さ
れる釣糸は、釣糸としての基本的な性能と適度な生分解
速度を兼ね備えていることから、環境、自然保護の両面
から改善が強く望まれている生分解性釣糸としての要求
性能を十分に満たすものである。
は、通常の紡糸延伸法をそのまま適用できてきわめて効
率的である。
Claims (3)
- 【請求項1】 190℃、荷重2.16kgの条件で測定
したメルトインデックスが10g/10分以下、融点が
70〜180℃である脂肪族ポリエステルを主成分とし
て構成されたモノフィラメントからなり、引張強度が
5.0g/d以上、結節強度が4.0g/d以上、且つ
表層の配向度(ベッケ法による複屈折率ΔnS )が53
×10-3以下、全体の配向度(リターデーション法によ
る複屈折率ΔnT )が55×10-3以上であることを特
徴とする生分解性釣糸。 - 【請求項2】 脂肪族ポリエステルが、コハク酸、アジ
ピン酸および1.4ブタンジオールからなるランダムコ
ポリマー、またはこのランダムコポリマーとポリブチレ
ンサクシネートまたは/およびポリエチレンサクシネー
トとのブレンドポリマーであることを特徴とする請求項
1に記載の生分解性釣糸。 - 【請求項3】 190℃、荷重2.16kgの条件で測定
したメルトインデックスが10g/10分以下、融点が
70〜180℃である脂肪族ポリエステルを主成分とす
るポリマーを溶融紡糸し、60℃以下の不活性液体中で
冷却固化した後、引き続いて2.5〜5.0倍の倍率で
1段目延伸を行い、次いで全延伸倍率が6.0倍以上と
なる延伸倍率で多段延伸することを特徴とする引張強度
が5.0g/d以上、結節強度が4.0g/d以上、且
つ表層の配向度(ベッケ法による複屈折率ΔnS )が5
3×10-3以下、全体の配向度(リターデーション法に
よる複屈折率ΔnT )が55×10-3以上であるモノフ
ィラメントからなる生分解性釣糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23168895A JP3615841B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 生分解性釣糸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23168895A JP3615841B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 生分解性釣糸およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974961A true JPH0974961A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3615841B2 JP3615841B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=16927444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23168895A Expired - Fee Related JP3615841B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 生分解性釣糸およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3615841B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000023640A1 (de) * | 1998-10-19 | 2000-04-27 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur verbesserung der standzeit von filamenten, fasern oder folien auf der basis biologisch abbaubarer polymerer |
| US7989061B2 (en) | 1999-06-18 | 2011-08-02 | Toray Industries, Inc. | Polylactic acid resin, textile products obtained therefrom, and processes for producing textile products |
| US20170112111A1 (en) * | 2014-10-29 | 2017-04-27 | Lotte Fine Chemical Co., Ltd. | Biodegradable resin composition and fishing net produced from same |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23168895A patent/JP3615841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000023640A1 (de) * | 1998-10-19 | 2000-04-27 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur verbesserung der standzeit von filamenten, fasern oder folien auf der basis biologisch abbaubarer polymerer |
| US7989061B2 (en) | 1999-06-18 | 2011-08-02 | Toray Industries, Inc. | Polylactic acid resin, textile products obtained therefrom, and processes for producing textile products |
| US20170112111A1 (en) * | 2014-10-29 | 2017-04-27 | Lotte Fine Chemical Co., Ltd. | Biodegradable resin composition and fishing net produced from same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3615841B2 (ja) | 2005-02-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR920002913B1 (ko) | 외과용 필라멘트 | |
| JP2005307428A (ja) | ポリ乳酸モノフィラメントおよびその製造方法 | |
| US20090295038A1 (en) | Vinylidene fluoride resin monofilament and process for producing the same | |
| JPS60231815A (ja) | 弗化ビニリデン系樹脂モノフイラメントの製造方法 | |
| JP4481302B2 (ja) | ポリグリコール酸系樹脂フィラメントおよびその製造方法 | |
| JP3615841B2 (ja) | 生分解性釣糸およびその製造方法 | |
| JP3585663B2 (ja) | 生分解性モノフィラメントの製造方法 | |
| JP3499053B2 (ja) | 生分解性ポリエステル繊維 | |
| JP3906349B2 (ja) | 生分解性複合モノフィラメントおよびその用途 | |
| JPH06269239A (ja) | 釣 糸 | |
| JPH10110332A (ja) | 生分解性モノフィラメントおよびその用途 | |
| JP5045610B2 (ja) | ポリエステル芯鞘複合部分配向繊維およびチーズ状パッケージならびに仮撚加工繊維 | |
| JP3462977B2 (ja) | ポリ乳酸繊維の製造法 | |
| JP4664167B2 (ja) | 生分解性の制御された生分解性樹脂フィラメント及びその製造方法 | |
| JP2000154425A (ja) | 生分解性モノフィラメントの製造法 | |
| JP3342566B2 (ja) | 生分解性複合モノフィラメントとその製造法 | |
| JP2003027345A (ja) | 生分解性釣糸およびその製造方法 | |
| JP2736390B2 (ja) | 釣糸及びその製造法 | |
| US20030004292A1 (en) | Vinylidene fluoride resin monofilament and method for producing the same | |
| JP3599310B2 (ja) | ポリ乳酸モノフィラメントとその製造方法 | |
| JP2779972B2 (ja) | 分解性釣糸及びその製造法 | |
| JPH10298825A (ja) | フッ化ビニリデン系樹脂モノフィラメントおよびそれからなる釣り糸 | |
| JPH07324227A (ja) | 生分解性複合繊維 | |
| JP3488312B2 (ja) | 生分解性複合モノフィラメントとその製造法 | |
| JPH11293517A (ja) | ポリ乳酸繊維及びその製造法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040618 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040908 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041026 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041102 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 9 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |