JPH097657A - 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法 - Google Patents

接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法

Info

Publication number
JPH097657A
JPH097657A JP15465095A JP15465095A JPH097657A JP H097657 A JPH097657 A JP H097657A JP 15465095 A JP15465095 A JP 15465095A JP 15465095 A JP15465095 A JP 15465095A JP H097657 A JPH097657 A JP H097657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium
weight
parts
hydrate
grounding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15465095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3328105B2 (ja
Inventor
Isao Terajima
寺島  勲
Kenkichi Hirano
健吉 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP15465095A priority Critical patent/JP3328105B2/ja
Publication of JPH097657A publication Critical patent/JPH097657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3328105B2 publication Critical patent/JP3328105B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主に、電気工事等の接地工事で使用する、接
地電極周囲以外の地盤の空隙に流失しないで接地電極周
囲に確実に滞留固化でき、ナトリウムイオン等の溶出で
水質汚染を起こさず、また、単独では数時間ゲル化せ
ず、混合後はゲル化時間を数分程度に自由に調整でき
る、長期間安定した接地抵抗値を示す接地抵抗低減剤及
びそれを用いた接地抵抗低減方法を提供すること。 【構成】 シリカゾルと、カルシウム含有水和物生成水
硬性物質とを含有する接地抵抗低減剤を、それとゲル化
時間遅延剤とを含有する接地抵抗低減剤を、シリカゾル
含有のA液と、該水硬性物質と必要に応じてゲル化時間
遅延剤を含有のB液とを混合して地盤へ注入する接地抵
抗低減方法を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、電気工事等の接
地工事で使用する接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地
抵抗低減方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年の高度情報化社会の進展
に伴い、OA機能等を持つビルが各地で建設されてきて
いる。そして、従来の鉄塔などの送信設備と同様、この
ようなビルにおいて、接地は電力設備機器に対してはも
とより、電子・通信設備機器に対しても重要な役割をは
たしている。
【0003】接地には、目的により多くの種類がある
が、どの接地もその接地抵抗が低くければ低いほど望ま
しい。
【0004】従来、接地抵抗値のとれにくい場所におい
ては、接地抵抗低減剤として半水セッコウに導電剤を加
えた材料や、アクリルアマイド、水ガラス、又はセメン
トにカーボンブラックを配合した材料が使用されていた
(地絡保護と接地技術、昭和55年12月10日、オーム社発
行)。しかし、これらの接地抵抗低減剤は水溶性である
ため、硬化後の雨水等の浸透によりpHの高い水溶液が
溶出し、接地抵抗値が大きく上昇し、溶出したpHの高
い水溶液の薬害や接地電極の腐食などの課題があった。
【0005】この課題を解決する手段として、カルシウ
ムアルミネートとセッコウが反応し水硬性エトリンガイ
トが生成する接地抵抗低減剤が提案されている(特開昭5
4-120853号公報、特開昭54-122857号公報)。しかしなが
ら、この接地抵抗低減剤のゲル化時間が2〜5分程度で
あるため作業時間の関係から長さ3m程度の接地電極を
用いた比較的高抵抗な接地工事にしか適用できず、ま
た、3m以上の深い接地電極を用いた低抵抗を必要とす
る接地工事においては、注入する時間が長くなることか
ら、注入して接地電極の周りと周辺地盤に浸透固化させ
るためには、ゲル化時間を数十分程度にしなければなら
ないという課題があった。
【0006】一方、接地電極を埋め込む場所周辺の地盤
の空隙が大きい場合、ゲル化時間が長いと、接地電極の
周囲に滞留せず、接地電極周囲にない地盤の空隙に流失
し接地抵抗値がとれにくく、長期的には接地抵抗値が上
昇する等の課題があった。
【0007】本発明者は、前記課題を解消すべく種々検
討を重ねた結果、特定の接地抵抗低減剤を使用すること
により、前記課題が解決される知見を得て本発明を完成
するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、シリカ
ゾルと、例えば、カルシウムアルミネート水和物、カル
シウムサルホアルミネート水和物、カルシウムカーボネ
ート水和物、及びカルシウムクロロアルミネート水和物
よりなる群から選ばれたカルシウム含有水和物を生成す
る水硬性物質とを含有する接地抵抗低減剤であり、さら
に、例えば、リン酸塩及び/又は有機酸類含有のゲル化
時間遅延剤を含有する接地抵抗低減剤であり、シリカゾ
ルを含有するA液と、カルシウム含有水和物を生成する
水硬性物質と必要に応じてゲル化時間遅延剤とを含有す
るB液とを混合して地盤へ注入することを特徴とする接
地抵抗低減方法。
【0009】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0010】本発明で使用するシリカゾルとは、低粘度
で地盤への浸透性も優れているもので、一般に、水ガラ
スからナトリウムイオンを除去あるいは低減したもので
あり、例えば、水ガラスを水で希釈し、イオン交換樹脂
を通しナトリウムイオンを除去したものや、水ガラスを
硫酸で中和し、シリカゲルを作り、これを水洗してナト
リウムイオンや硫酸イオンを除去し、加熱してコロイド
状としたもの、さらに製造したシリカゾルを重合濃縮し
たものも使用することができる。シリカゾルは、例え
ば、A液として使用するが、シリカゾルをそのまま使用
すことも可能であり、後述のカルシウム含有水和物を生
成する水硬性物質又はそれとゲル化時間遅延剤とを含有
するB液との混合性の面から、水を混合して使用するこ
とも可能である。シリカゾルの使用量は、後述のカルシ
ウム含有水和物を生成する水硬性物質100重量部に対し
て、10〜100重量部が好ましく、20〜80重量部がより好
ましい。10重量部未満では数分でゲル化しない場合があ
り、100重量部を越えると水硬性物質のゲル化が速す
ぎ、作業時間を取りずらくなる場合がある。
【0011】本発明で使用するカルシウム含有水和物を
生成する水硬性物質とは、例えば、カルシウムアルミネ
ート水和物、カルシウムサルホアルミネート水和物、カ
ルシウムカーボネート水和物、及びカルシウムクロロア
ルミネート水和物よりなる群から選ばれたカルシウム含
有水和物を生成する水硬性物質である。具体的には、カ
ルシウムアルミネート水和物を生成する水硬性物質とし
てはカルシウムアルミネートが、カルシウムサルホアル
ミネート水和物を生成する水硬性物質としてはカルシウ
ムアルミネートと硫酸カルシウム等の硫酸塩や、水酸化
カルシウムと硫酸アルミニウムなどが、カルシウムカー
ボネート水和物を生成する水硬性物質としてはカルシウ
ムアルミネートと炭酸ナトリウム等の炭酸塩などが、並
びに、カルシウムクロロアルミネート水和物を生成する
水硬性物質としてはカルシウムアルミネートと塩化カリ
ウム等の塩化物などが使用される。特に、カルシウムア
ルミネートと硫酸塩又は炭酸塩からなる配合物、セメン
トにこの配合物を一定量配合した配合物、及び水酸化カ
ルシウムと硫酸アルミニウムからなる配合物等が使用さ
れることが多い。また、それ自身電気電導性付与する効
果を有する塩化カリウム等の塩化物の併用は、接地抵抗
低減の面から好ましい。
【0012】ここで、カルシウムアルミネートとは、Ca
O原料やAl2O3原料などを使用して、キルンで焼成した
り、電気炉で溶融したりするなど熱処理して得られるも
ので、化学成分としてCaO、Al2O3、SiO2、K2O、Na2O、L
iO2、及びSO3等を含有し、鉱物成分としてCaOをC、Al2O
3をAとするとC3A、C12A7、C11A7・CaF2、CA、又はC4A3・S
O3等と示されるカルシウムアルミネートを粉砕したもの
で、その他、SiO2を多く含む冶金スラグ等のアルミノ珪
酸カルシウム等も使用が可能であるが、これらのうち、
C12A7組成に対応する焼成物あるいは溶融物を圧縮空気
で吹き飛ばして急冷した非晶質カルシウムアルミネート
(A−CA)の使用が好ましい。カルシウムアルミネート
の粉末度は、ブレーン値で3,000cm2/g以上が好ましく、
4,000cm2/g以上が急硬性、強度発現性、及び耐久性の面
からより好ましい。
【0013】硫酸塩としては、硫酸ナトリウム、硫酸ア
ルミニウム、及び硫酸カルシウム等が挙げられ、硫酸カ
ルシウムであるセッコウの使用が好ましい。セッコウと
しては、二水セッコウ、半水セッコウ、及び無水セッコ
ウのいずれの使用も可能であるが、急硬性と強度発現性
の面で無水セッコウ、特に、II型無水セッコウの使用が
より好ましい。硫酸塩の粉末度は、ブレーン値で3,000c
m2/g以上が好ましく、4,000cm2/g以上が急硬性、強度発
現性、及び耐久性の面からより好ましい。硫酸塩の使用
量は、カルシウムアルミネート100重量部に対して、5
〜500重量部が好ましく、50〜200重量部がより好まし
い。5重量部未満では充分な作業時間が確保することが
できない場合があり、500重量部を越えると数分でゲル
化させることができにくい場合がある。
【0014】炭酸塩とは、炭酸カルシウム、炭酸ナトリ
ウム、及び炭酸カリウム等いずれも使用可能であるが、
溶解性の面で炭酸ナトリウムや炭酸カリウムの使用が好
ましく、市販品の粒度で使用可能である。炭酸塩の使用
量は、カルシウムアルミネート100重量部に対して、5
〜100重量部が好ましく、10〜50重量部がより好まし
い。5重量部未満では充分な作業時間が確保することが
できない場合があり、100重量部を越えると数分でゲル
化させることができにくい場合がある。
【0015】水酸化カルシウムは特に制限されるもので
はなく、市販品や市販品と同程度のものが使用可能であ
り、その粒度も、例えば、50μm程度が使用できる。
【0016】セメントとしては、普通、早強、及び超早
強等の各種ポルトランドセメントや、これらポルトラン
ドセメントに高炉スラグ等のポゾラン物質を配合した各
種混合セメントが使用可能である。
【0017】水酸化カルシウムや硫酸アルミニウムも、
特に制限されるものではなく、市販品や市販品と同程度
のものが使用可能である。水酸化カルシウムと硫酸アル
ミニウムの配合割合は、水酸化カルシウム100重量部に
対して、5〜100重量部が好ましく、10〜50重量部がよ
り好ましい。
【0018】本発明では、カルシウム含有水和物を生成
する水硬性物質(以下水硬物質という)に、さらに、導電
性物質を併用することは、より接地抵抗値を低減する面
から好ましい。導電性物質としては、微粉末カーボン、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩
化カルシウム、塩化アンモニウム、石灰窒素、尿素、及
び金属粉等が挙げられる。導電性物質の使用量は、水硬
物質100重量部に対して、1〜20重量部が好ましく、3
〜10重量部がより好ましい。1重量部未満では材料の固
有抵抗が低く、接地低減効果が期待できない場合があ
り、20重量部を越えて使用しても使用効果の向上が期待
できない場合がある。
【0019】本発明では、水硬物質のゲル化時間を調整
する面からゲル化時間遅延剤を使用することが好まし
い。ゲル化時間遅延剤は、数秒〜数十秒でゲル化するた
めに通常の凝結遅延剤を用いてもゲル化時間を数分に調
整することが困難であるシリカゾルと水硬物質が混合さ
れた場合、凝結遅延剤としての役目を果たすものであ
る。ゲル化時間遅延剤としては、リン酸塩及び/又は有
機酸類が挙げられ、リン酸塩の使用が、水硬物質のゲル
化時間を長時間遅延することが可能である面から好まし
い。
【0020】ここで、リン酸塩としては、リン酸一ナト
リウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ピ
ロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキ
サメタリン酸ナトリウム、及びトリメタリン酸ナトリウ
ム等のナトリウム塩、リン酸一カリウム、リン酸二カリ
ウム、リン酸三カリウム、ピロリン酸カリウム、トリポ
リリン酸カリウム、ヘキサメタリン酸カリウム、及びト
リメタリン酸カリウム等のカリウム塩の使用が可能であ
る。これらのうち、強度発現を阻害しにくいリン酸一ナ
トリウムの使用が好ましい。リン酸塩の粒度は特に限定
されるものではないが、0.3mm以下の粒度が溶解性の面
で好ましい。リン酸塩の使用量は、水硬物質100重量部
に対して、0.5〜10重量部が好ましく、1〜5重量部が
より好ましい。0.5重量部未満ではゲル化時間の調整が
困難な場合があり、10重量部を越えると強度発現性を阻
害する場合がある。
【0021】また、有機酸類とは、酒石酸、クエン酸、
及びグルコン酸等のオキシカルボン酸又はその塩であ
り、リン酸塩と併用するとより効果的である。有機酸類
の使用量は、水硬物質100重量部に対して、0.2〜5重量
部が好ましい。0.2重量部未満ではゲル化時間の調整が
困難な場合があり、5重量部を越えると強度発現性を阻
害する場合がある。
【0022】また、本発明では、ゲル化時間の調整や強
度発現性の面から、リン酸塩又は有機酸類に、例えば、
炭酸塩等のアルカリ金属塩を併用することは好ましい。
【0023】本発明で使用する水の量は、水硬物質100
重量部に対して、100〜300重量部が好ましく、150〜250
重量部がより好ましい。100重量部未満ではゲル化時間
を調整することが難しい場合があり、300重量部を越え
ると強度発現性を阻害する場合がある。
【0024】本発明の接地抵抗低減剤を用いて接地抵抗
を低減する施工方法は特に限定されるものではないが、
例えば、シリカゾルをA液とし、カルシウム含有水和物
を生成する水硬物質とゲル化時間遅延剤とを配合してB
液とし、A液とB液を個別に圧送し、地盤内に注入直
前、注入管の手前で合流管を通して混合して注入する方
法、いわゆる1.5ショット法、又は、A液とB液を二
重管で個別に圧送し、出口先端で合流混合して注入する
方法、いわゆる2ショット法などで、接地電極の周囲の
地盤の空隙中に注入施工することができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳細に説明する。
【0026】実施例1 電気炉でCaO原料とAl2O3原料を生成物がCAとなるように
配合した混合物を溶融し、5kgf/cm2の圧縮空気で吹き
飛ばして急冷してA−CAを得た。このA−CAと、A
−CA100重量部に対して、硫酸塩100重量部と、塩化カ
リウム4重量部とを配合して水硬物質とし、この水硬物
質と、水硬物質100重量部に対して、水200重量部を配合
してB液とした。一方、B液の水硬物質100重量部に対
して、表1に示す量のシリカゾルをA液として、A液と
B液を混合し、固有抵抗値、ゲル化時間、及び圧縮強度
を20℃で測定した。結果を表1に併記する。なお、カル
シウム含有水和物としてカルシウムサルホアルミネート
水和物とカルシウムクロロアルミネート水和物が生成。
【0027】<使用材料> シリカゾル:日産化学社製商品名「スノーテックス30」 CaO原料 :生石灰、純度98% Al2O3原料 :アルミナ、純度97% 硫酸塩 :II型無水セッコウ、市販品 塩化カリウム:試薬一級
【0028】<測定方法> 固有抵抗 : アクリル板で作製した4×4×10cmの両
端に銅板を張り付けた型枠に流し込み、ゲル化前に測定 ゲル化時間:A液とB液を混合してから流動性が失われ
るまでの時間 圧縮強度 :20℃において、混練り物を4×4×16cmの
型枠に流し込み、硬化後脱型し、所定材齢の圧縮強度を
測定
【0029】
【表1】
【0030】実施例2 電気炉でCaO原料とAl2O3原料を生成物がC12A7となるよ
うに配合し、実施例1と同様にして得たA−CAと、A
−CA100重量部に対して、硫酸塩100重量部と、塩化カ
リウム4重量部からなる水硬物質と、水硬物質100重量
部に対して、水200重量部とゲル化時間遅延剤としてリ
ン酸塩1重量部とを配合してB液としたこと以外は実施
例1と同様に行った。結果を表2に併記する。なお、カ
ルシウム含有水和物としてカルシウムサルホアルミネー
ト水和物とカルシウムクロロアルミネート水和物が生
成。
【0031】<使用材料> リン酸塩 :リン酸一ナトリウム、試薬一級
【0032】
【表2】
【0033】実施例3 A−CA、硫酸塩、及び塩化カリウムからなる水硬物質
100重量部に対して、表3に示す量のシリカゾルをA液
とし、A−CA100重量部に対して、表3に示すように
硫酸塩と塩化カリウム4重量部を配合して水硬物質と
し、この水硬物質と、水硬物質100重量部に対して、水2
00重量部と、表3に示すリン酸塩と炭酸塩0.5重量部か
らなるゲル化時間遅延剤とを配合してB液としたこと以
外は実施例1と同様に行った。結果を表3に併記する。
なお、カルシウム含有水和物としてカルシウムサルホア
ルミネート水和物とカルシウムクロロアルミネート水和
物が生成。
【0034】<使用材料> 炭酸塩 :炭酸カリウム、試薬一級
【0035】
【表3】
【0036】実施例4 水硬物質100重量部に対して、60重量部のシリカゾルを
A液とし、ゲル化時間遅延剤として、表4に示すリン酸
塩と有機酸類0.5重量部とを配合してB液としたこと以
外は実施例3と同様に行った。結果を表4に併記する。
なお、カルシウム含有水和物としてカルシウムサルホア
ルミネート水和物とカルシウムクロロアルミネート水和
物が生成。
【0037】<使用材料> 有機酸類 :クエン酸、試薬一級
【0038】
【表4】
【0039】実施例5 表5に示すシリカゾルをA液とし、ゲル化時間遅延剤と
して、有機酸類3重量部を配合してB液としたこと以外
は実施例3と同様に行った。結果を表5に併記する。な
お、カルシウム含有水和物としてカルシウムサルホアル
ミネート水和物とカルシウムクロロアルミネート水和物
が生成。
【0040】
【表5】
【0041】実施例6 水酸化カルシウムと、水酸化カルシウム100重量部に対
して、硫酸アルミニウム30重量部を配合して水硬物質と
し、その水硬物質と、水硬物質100重量部に対して、水2
00重量部と、リン酸塩1重量部からなるゲル化時間遅延
剤とを配合してB液とし、水硬物質100重量部に対し
て、表6に示すシリカゾルをA液としたこと以外は実施
例3と同様に行った。結果を表6に併記する。なお、カ
ルシウム含有水和物としてカルシウムサルホアルミネー
ト水和物が生成。
【0042】<使用材料> 水酸化カルシウム:試薬一級 硫酸アルミニウム:試薬一級
【0043】
【表6】
【0044】実施例7 A−CAと表7に示す炭酸塩からなる水硬物質と、水硬
物質100重量部に対して、水200重量部と、リン酸塩1重
量部、クエン酸0.5重量部、及び炭酸カリウム0.5重量部
からなるゲル化時間遅延剤とを配合してB液としたこと
以外は実施例3と同様に行った。結果を表7に併記す
る。なお、カルシウム含有水和物としてカルシウムカー
ボネート水和物が生成。
【0045】
【表7】
【0046】実施例8 A−CAからなる水硬物質と、水硬物質100重量部に対
して、水200重量部と、リン酸塩1重量部、クエン酸0.5
重量部、及び炭酸カリウム0.5重量部からなるゲル化時
間遅延剤とを配合してB液としたこと以外は実施例3と
同様に行った。結果を表8に併記する。なお、カルシウ
ム含有水和物としてカルシウムアルミネート水和物が生
成。
【0047】
【表8】
【0048】実施例9 A−CAと、A−CA100重量部に対して、4重量部の
塩化カリウムからなる水硬物質と、水硬物質100重量部
に対して、水200重量部と、リン酸塩1重量部、クエン
酸0.5重量部、及び炭酸カリウム0.5重量部からなるゲル
化時間遅延剤とを配合してB液としたこと以外は実施例
3と同様に行った。結果を表9に併記する。なお、カル
シウム含有水和物としてカルシウムクロロアルミネート
水和物が生成。
【0049】
【表9】
【0050】実施例10 シリカゾルをA液とし、一方カルシウムアルミネート10
0重量部に対して、硫酸塩100重量部、塩化カリウム3重
量部、リン酸塩1重量部、炭酸カリウム0.5重量部、及
びクエン酸0.5重量部を配合し、その配合物100重量部に
対して、水200重量部を配合し混練りしてB液とした。
あらかじめ直径5cm、深さ20cmの穴を掘削しこの中に銅
線電極を配置し、先端で合流混合できる二重管を挿入
し、混練りしたA液を10リットル/min、B液を40リッ
トル/minポンプ圧送し2ショット法による注入充填し
た。処理前の接地抵抗値が20Ωであったが、注入後は6
Ωに低減した。その後、6ヶ月、1年経過後も変化はな
かった。
【0051】
【発明の効果】本発明の接地抵抗低減剤を使用すること
により、従来できなかった3m以上の深い接地工事に
おいて、接地電極周囲以外の地盤の空隙に流失しないで
接地電極周囲に確実に滞留固化させることができる。
接地抵抗低減剤を注入して形成された硬化体からの、例
えば、ナトリウムイオン等の溶出で水質汚染を起こさな
い。各々単独では数時間ゲル化せず、混合後はゲル化
時間を数分程度に自由に調整できる。硬化体がカルシ
ウムアルミネート水和物、カルシウムサルホアルミネー
ト水和物、カルシウムカーボネート水和物、及びカルシ
ウムクロロアルミネート水和物からなるため長期間安定
した接地抵抗値を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C04B 111:94

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカゾルと、カルシウム含有水和物を
    生成する水硬性物質とを含有してなる接地抵抗低減剤。
  2. 【請求項2】 シリカゾル、カルシウム含有水和物を生
    成する水硬性物質、及びゲル化時間遅延剤を含有してな
    る接地抵抗低減剤。
  3. 【請求項3】 ゲル化時間遅延剤がリン酸塩及び/又は
    有機酸類を含有してなることを特徴とする請求項2記載
    の接地抵抗低減剤。
  4. 【請求項4】 カルシウム含有水和物が、カルシウムア
    ルミネート水和物、カルシウムサルホアルミネート水和
    物、カルシウムカーボネート水和物、及びカルシウムク
    ロロアルミネート水和物よりなる群から選ばれたもので
    あることを特徴とする請求項1〜3のうち1項記載の接
    地抵抗低減剤。
  5. 【請求項5】 シリカゾルを含有するA液と、カルシウ
    ム含有水和物を生成する水硬性物質を含有するB液とを
    混合して地盤へ注入することを特徴とする接地抵抗低減
    方法。
  6. 【請求項6】 シリカゾルを含有するA液と、カルシウ
    ム含有水和物を生成する水硬性物質とゲル化時間遅延剤
    とを含有するB液とを混合して地盤へ注入することを特
    徴とする接地抵抗低減方法。
JP15465095A 1995-06-21 1995-06-21 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法 Expired - Fee Related JP3328105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15465095A JP3328105B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15465095A JP3328105B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH097657A true JPH097657A (ja) 1997-01-10
JP3328105B2 JP3328105B2 (ja) 2002-09-24

Family

ID=15588877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15465095A Expired - Fee Related JP3328105B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3328105B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10297985A (ja) * 1997-02-25 1998-11-10 Denki Kagaku Kogyo Kk 石灰窒素用改質剤、その含有組成物と造粒品、及び石灰窒素の加水分解速度調節方法
JP2000072585A (ja) * 1998-08-24 2000-03-07 Denki Kagaku Kogyo Kk 肥料組成物
JP2006199821A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Mitsubishi Materials Corp 速硬性地盤注入材
CN102324260A (zh) * 2011-06-28 2012-01-18 成都桑莱特科技股份有限公司 一种深井降阻填料
CN104409874A (zh) * 2014-11-18 2015-03-11 句容华源电器设备有限公司 变电站接地网降阻方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10297985A (ja) * 1997-02-25 1998-11-10 Denki Kagaku Kogyo Kk 石灰窒素用改質剤、その含有組成物と造粒品、及び石灰窒素の加水分解速度調節方法
JP2000072585A (ja) * 1998-08-24 2000-03-07 Denki Kagaku Kogyo Kk 肥料組成物
JP2006199821A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Mitsubishi Materials Corp 速硬性地盤注入材
CN102324260A (zh) * 2011-06-28 2012-01-18 成都桑莱特科技股份有限公司 一种深井降阻填料
CN104409874A (zh) * 2014-11-18 2015-03-11 句容华源电器设备有限公司 变电站接地网降阻方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3328105B2 (ja) 2002-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111433169B (zh) 粉末状速凝剂、速凝材料、速凝材料固化物和喷射施工方法
EP0657398A1 (en) Process for accelerating the setting and hardening of a material which contains a hydraulic binder, setting and hardening accelerator and use of a mixture for accelerating the setting and hardening
JP5171493B2 (ja) 製鋼スラグ固化体の製造方法
CN101597147A (zh) 一种磷石膏、脱硫石膏制备高强度建筑石膏的工艺方法
JP2022133746A (ja) 2剤型急結剤、吹付け材料及び吹付け方法
JP3328105B2 (ja) 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法
CN112500101A (zh) 一种防开裂钻井液岩屑固化剂及使用方法
JP4619502B2 (ja) 低6価クロム注入材
JP4484302B2 (ja) 場所打ちライニング工法
JP3328106B2 (ja) 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法
JP7786877B2 (ja) 地盤注入剤及びそれを用いた地盤注入工法
JPH0672747A (ja) 注入用セメント混和材及びそれを用いた注入材
JPH08104556A (ja) セメント急結材及びセメント組成物
JP2001164249A (ja) 注入用セメント混和材及び注入材
JPH082951A (ja) セメント組成物
JP3483903B2 (ja) 注入材
JP3549640B2 (ja) 注入材用セメント混和材及び注入材
JP4299434B2 (ja) 植生用土壌固化組成物
JP6305101B2 (ja) ポリシリカ鉄水溶液、セメント組成物、吹付け材料、及び吹付け工法
JP2002332798A (ja) 急結剤スラリーの連続製造装置及びそれを用いた吹付け工法
JP3729317B2 (ja) 急硬性セメントコンクリート及び急結性セメントコンクリート
JPH10203853A (ja) 接地抵抗低減剤及びそれを用いた接地抵抗低減方法
JP2002283336A (ja) 急結剤スラリーの連続製造装置及びそれを用いた吹付け工法
JP7473604B2 (ja) 吹付け材料及び吹付け工法
JPS5927735B2 (ja) セメント急硬材組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees