JPH0977753A - 1,4−ベンズオキサジン誘導体およびそれからなる医薬 - Google Patents

1,4−ベンズオキサジン誘導体およびそれからなる医薬

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JPH0977753A
JPH0977753A JP35197195A JP35197195A JPH0977753A JP H0977753 A JPH0977753 A JP H0977753A JP 35197195 A JP35197195 A JP 35197195A JP 35197195 A JP35197195 A JP 35197195A JP H0977753 A JPH0977753 A JP H0977753A
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oxo
dihydro
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JP35197195A
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Inventor
Manabu Hori
学 堀
Ikuo Watanabe
郁夫 渡邊
Hiroshi Otaka
博 大高
Kengo Harada
研吾 原田
Joji Maruo
譲二 丸尾
Tominori Morita
富範 森田
Takeshi Yamamoto
武志 山本
Hisayoshi Tsutsui
久善 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新規な1,4-ベンズオキサジン誘導体およびそれ
からなる医薬の提供。 【解決手段】式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素原子またはC1 〜C6 のアルキル基を
表わし、R2 およびR3 は、同一または異なって水素原子
またはC1 〜C4 のアルキル基を表わす。グアニジノカル
ボニル基の置換位置は6位または7位である。)で示さ
れる1,4-ベンズオキサジン誘導体またはその薬理学的に
許容される塩およびそれからなる医薬。 【効果】上記化合物は優れたNa+ /H+ 交換機構阻害作用
を示す。従って、該化合物を有効成分とする医薬は、心
筋虚血時のアシドーシスにより誘発される障害、例え
ば、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患にみられる、
心機能障害、心筋壊死や不整脈の予防ならびに治療薬な
どとして有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な1,4−ベン
ズオキサジン誘導体または薬理学的に許容される塩およ
びそれからなる医薬に関する。更に詳しくはNa+ /H+ 交
換機構阻害作用を有する下式(I)
【0002】
【化2】 (式中、R1 は水素原子またはC1 〜C6 のアルキル基
を表わし、R2 およびR3 は、同一または異なって水素
原子またはC1 〜C4 のアルキル基を表わす。グアニジ
ノカルボニル基の置換位置は6位または7位である。)
で示される1,4−ベンズオキサジン誘導体またはその
薬理学的に許容される塩およびそれからなる医薬に関す
る。
【0003】
【従来の技術】Na+ /H+ 交換機構は、細胞内のpH、ナ
トリウムイオン濃度および細胞容積の調節を担ってい
る。虚血などにより細胞内がアシドーシスになると、即
ち、細胞内の水素イオン濃度が高まると、この交換機構
の活性が亢進し、細胞内へのナトリウムイオンの過剰取
り込みが起こる。この時の細胞内外における浸透圧差の
ため水の流入が起こり、細胞容積の増大、浮腫が発生す
る[Biochimica et Biophysica Acta、988、73-97(198
9)]。心筋などのNa+ /Ca2+交換機構を有する細胞では、
Na+ /H+ 交換機構の亢進によって過剰蓄積したナトリウ
ムイオンがNa+ /Ca2+交換機構を介して汲み出され、代
わりに細胞内にカルシウムイオンが流入する。カルシウ
ムイオンの過剰蓄積は心機能障害、心筋壊死や不整脈の
原因となることが報告されている[Journal of Cardiova
scular Pharmacology、23、72-78(1994)]。従って、Na+ /
H+ 交換機構を阻害する化合物は、心筋虚血時のアシド
ーシスにより誘発される障害、例えば、心筋梗塞や狭心
症などの虚血性心疾患にみられる、心機能障害、心筋壊
死や不整脈の予防ならびに治療薬として使用することが
できる。また、Na+ /H+交換機構を阻害する化合物は虚
血・再灌流障害、例えば臓器移植、冠動脈バイパス術
(CABG)、経皮経管的冠動脈形成術(PTCA)な
どの手術や血栓溶解療法により生じる障害に対する医薬
として使用することができる。
【0004】更に、Na+ /H+ 交換機構は成長因子あるい
はホルモン刺激などによる細胞増殖に深く関与している
ことが知られている[Biochimica et Biophysica Acta、9
88、73-97(1989)]。従って、Na+ /H+ 交換機構を阻害す
る化合物は、細胞増殖異常により引き起こされる疾患、
例えば、経皮経管的冠動脈形成術(PTCA)後の再狭
窄、動脈硬化症、線維症、前立腺肥大、糖尿病合併症な
どに対する治療薬となる可能性がある。
【0005】また、Na+ /H+ 交換機構の亢進は血管平滑
筋細胞の増殖のほか体液量の増加も来たし本態性高血圧
症の発症にも関与すると考えられている[診断と治療、8
1、2209-2213(1993)]ことから、Na+ /H+ 交換機構を阻害
する化合物は、本態性高血圧症の治療薬となる可能性も
考えられる。
【0006】従来、Na+ /H+ 交換機構阻害作用を有する
化合物としては下式(II)で示されるアミロライドお
よびその誘導体またはベンゾイルグアニジン誘導体など
が知られている。
【0007】
【化3】 即ち、特公昭42−6249号、The Journal of Biolo
gical Chemistry、259、4313-4319(1984)にはアミロライ
ドおよびその誘導体が、特開平3−106858号、特
開平6−41049号、特開平6−116230号、特
開平6−228082号、特開平6−234730号な
どにはベンゾイルグアニジン誘導体が開示されている。
【0008】しかし、Na+ /H+ 交換機構阻害作用を有す
る本発明の1,4−ベンズオキサジン誘導体について
は、知られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、Na+
/H+ 交換機構阻害作用を有する新規な化合物およびそれ
からなる医薬を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々検討を
重ねた結果、前記式(I)で示される新規な1,4−ベ
ンズオキサジン誘導体およびそれらの薬理学的に許容さ
れる塩が優れたNa+ /H+ 交換機構阻害作用を有すること
を見いだし、本発明を完成させた。
【0011】
【発明の実施形態】前記式(I)において、R1 のC1
〜C6 のアルキル基としては、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、2−プロピル基、ブチル基、2−ブチ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などが挙げ
られる。R2 、R3 のC1 〜C4 のアルキル基として
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などが挙げられる。また、前記式(I)において、R
2 、R3 が互いに異なる置換基の場合、1,4−ベンズ
オキサジン骨格の2位が不斉炭素となり、それに由来す
る立体異性体(光学活性体)が存在するが、これらの立
体異性体およびこれらの混合物も本発明の化合物に包含
される。
【0012】本発明の化合物(I)の具体例としてはN
−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロピル)
−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベン
ズオキサジン−7−カルボキサミド、N−アミジノ−2
−メチル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カ
ルボキサミド、N−アミジノ−4−(2−プロピル)−
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズ
オキサジン−7−カルボキサミド、N−アミジノ−4−
エチル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミ
ド、N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロ
ピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン−6−カルボキサミド、N−アミジ
ノ−4−エチル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボ
キサミド、N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−エチ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
ンズオキサジン−6−カルボキサミド、N−アミジノ−
2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド、N−
アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピル)−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサ
ジン−7−カルボキサミド、N−アミジノ−4−シクロ
ペンチル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミ
ド、N−アミジノ−2−ブチル−4−(2−プロピル)
−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベン
ズオキサジン−7−カルボキサミド、N−アミジノ−4
−エチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,
4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド、N−アミ
ジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサ
ミド、(S)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−
プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド、
(R)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−7−カルボキサミド、(S)−N−
アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジ
ヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボ
キサミド、(R)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズ
オキサジン−7−カルボキサミドなどが挙げられる。
【0013】本発明の化合物(I)の薬理学的に許容さ
れる塩としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、燐
酸、炭酸などの無機酸との塩、または酢酸、乳酸、クエ
ン酸、酒石酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸などの有機酸との塩を挙げることができる。
【0014】本発明の化合物のうちN−アミジノ−2,
2−ジメチル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−
6−カルボキサミド、(R)−N−アミジノ−2−エチ
ル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキ
サミド、(S)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2
−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド、
(S)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
−7−カルボキサミド、(R)−N−アミジノ−2,4
−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミドおよび
それらの薬理学的に許容される塩、例えば塩酸塩、メタ
ンスルホン酸塩などが好ましい化合物として挙げられ
る。
【0015】本発明の化合物(I)およびその薬理学的
に許容される塩は、例えば以下のA法によって製造する
ことができる。 [A法]
【0016】
【化4】 (式中、R1 、R2 、R3 は前記に同じ。メトキシカル
ボニル基、グアニジノカルボニル基の置換位置は6位ま
たは7位である。) 即ち、本発明の化合物(I)は、化合物(III)にグ
アニジンを反応させることにより製造することができ
る。この反応は、不活性有機溶媒中、化合物(III)
と化合物(III)に対して1〜20当量のグアニジン
とを氷冷下から溶媒の沸点温度条件下で、1〜24時間
反応させることにより実施することができる。
【0017】上記不活性有機溶媒としては、メタノー
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメト
キシエタン、ジメチルスルホキシドなどが、またはそれ
らを適宜混合した混合溶媒が挙げられる。
【0018】上記製造法において、グアニジンは、塩酸
グアニジンなどのグアニジンの塩をナトリウムメトキシ
ド、水素化ナトリウムなどの塩基でグアニジンに変換し
た後反応に用いることができる。
【0019】光学活性な本発明の化合物(I)は、上記
製造法によって得られる化合物(I)の立体異性体混合
物から常法に従って分離精製することにより得ることが
できる。
【0020】また、本発明の化合物(I)の薬理学的に
許容される塩は、上記製造法によって得られる化合物
(I)に、前記無機酸または有機酸を常法に従って作用
させることにより製造することができる。
【0021】上記A法の原料として用いられる化合物
(III)[R1 が水素原子である化合物(IIIa)
およびR1 がC1 〜C6 のアルキル基である化合物(I
IIb)]は、以下の方法により製造することができ
る。
【0022】
【化5】 [式中、R1aは水素原子を、R1bはC1 〜C6 のアルキ
ル基を表わし、R2 、R3 は前記に同じ。メトキシカル
ボニル基の置換位置は式(IV)においては4位または
5位、式(IIIa)および式(IIIb)においては
6位または7位である。] 即ち、R1 が水素原子である化合物(IIIa)は、o
−アミノフェノール誘導体(IV)に塩基の存在下α−
ハロカルボン酸ハライドを反応させアミド体とした後、
該アミド体を塩基存在下で環化させることにより製造す
ることができる。
【0023】上記o−アミノフェノール誘導体(IV)
とα−ハロカルボン酸ハライドとの反応は、アミド体を
単離することなく実施することもできる。
【0024】上記製造法において使用されるα−ハロカ
ルボン酸ハライドは、常法に従って、対応するα−ハロ
カルボン酸に塩化チオニルなどのハロゲン化剤を反応さ
せることにより製造することができる。
【0025】R1 がC1 〜C6 のアルキル基である化合
物(IIIb)は、上記の方法により得られた化合物
(IIIa)にジメチルホルムアミドなどの不活性有機
溶媒中、水素化ナトリウム、炭酸カリウムなどの塩基の
存在下、ハロゲン化アルキルを反応させることにより製
造することができる。
【0026】本発明の化合物(I)は以下のB法によっ
ても製造することができる。 [B法]
【0027】
【化6】 (式中、R1 、R2 、R3 は前記に同じ。クロロカルボ
ニル基、グアニジノカルボニル基の置換位置は6位また
は7位である。) 光学活性な本発明化合物(I)およびその薬理学的に許
容される塩は、例えば上記B法によって製造することが
好ましい。
【0028】以下、光学活性な本発明の化合物(I)の
製造法について説明する。
【0029】即ち、光学活性な化合物(V)にグアニジ
ンを反応させることにより光学活性な本発明の化合物
(I)を得る。この反応は、不活性有機溶媒中、光学活
性な化合物(V)と化合物(V)に対して1〜20当量
のグアニジンとを氷冷下から室温下で、1〜24時間反
応させることにより実施することができる。
【0030】上記不活性有機溶媒としては、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、
ジメチルスルホキシドなどが、またはそれらを適宜混合
した混合溶媒が挙げられる。
【0031】上記製造法において、グアニジンは、前記
A法と同様にしてグアニジンの塩をグアニジンに変換し
た後反応に用いることができる。
【0032】光学活性な本発明の化合物(I)の薬理学
的に許容される塩は、上記製造法によって得られる光学
活性な化合物(I)に、前記無機酸または有機酸を常法
に従って作用させることにより製造することができる。
【0033】上記B法の原料として用いられる光学活性
な化合物(V)は、以下の方法により製造することがで
きる。
【0034】
【化7】 (式中、R1 、R2 およびR3 は前記に同じ。ただし、
R2 、R3 は互いに異なる置換基を表す。カルボキシル
基、クロロカルボニル基の置換位置は6位または7位で
ある。) 即ち、光学活性な化合物(V)は、常法に従って光学活
性な化合物(VI)に、例えば塩化チオニルなどのクロ
ル化剤を反応させることにより製造することができる。
【0035】上記製造法において使用される光学活性な
化合物(VI)は、まず、光学活性なα−ハロカルボン
酸ハライドを用いて前記A法の原料化合物の製造法と同
様にして光学活性な化合物(IIIa)、(IIIb)
を製造し、次いで、得られたこれら光学活性な化合物を
常法に従って、濃塩酸などで加水分解することにより製
造することができる。
【0036】上記の光学活性なα−ハロカルボン酸ハラ
イドは、常法に従って、対応する光学活性なα−ハロカ
ルボン酸に塩化チオニルなどのハロゲン化剤を反応させ
ることにより製造することができる。
【0037】本発明の化合物(I)およびその薬理学的
に許容される塩は優れたNa+ /H+ 交換機構阻害作用を示
し、心筋虚血時のアシドーシスにより誘発される障害、
例えば、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患にみられ
る、心機能障害、心筋壊死や不整脈の予防ならびに治療
薬として使用することができる。また、虚血・再灌流障
害、例えば臓器移植、冠動脈バイパス術(CABG)、
経皮経管的冠動脈形成術(PTCA)などの手術や血栓
溶解療法により生じる障害に対する医薬として使用する
ことができる。
【0038】本発明の化合物(I)またはその薬理学的
に許容される塩は、経口または非経口でヒトに投与され
る。
【0039】経口投与の剤型としては、錠剤、顆粒剤、
散剤、細粒剤、硬カプセル剤などが含まれる。
【0040】かかる製剤は常法によって製造可能であ
り、錠剤、顆粒剤、散剤または細粒剤は、本発明の化合
物(I)またはその薬理学的に許容される塩と、例え
ば、乳糖、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ス
テアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、タルクなどの通常用いられる医薬添加物とを混合し
て製造され、硬カプセル剤は上記の細粒剤または散剤を
適宜カプセルに充填して製造される。
【0041】非経口投与の剤型としては、注射剤などが
挙げられる。
【0042】これら製剤は常法によって製造可能であ
り、例えば注射剤は、本発明の化合物(I)またはその
薬理学的に許容される塩を注射用精製水、生理食塩液ま
たは脂質賦形剤、例えば、植物油、油性エマルジョン、
グリコールなどに溶解または乳化させ無菌的にアンプル
またはバイヤルに封入することによって製造される。
【0043】本発明の化合物の投与量は、患者の病態、
投与経路、年齢、体重などによっても異なるが成人1日
あたり、本発明の化合物(I)として通常、0.3〜6
00mg、好ましくは、1〜200mgの範囲であり、
これを1度にまたは2〜3回に分けて投与する。また、
必要に応じて増量することもできる。
【0044】
【発明の効果】本発明の化合物(I)およびその薬理学
的に許容される塩は、以下の試験例に示すとおり優れた
Na+ /H+ 交換機構阻害作用を示し、該作用に基づくもの
と考えられる心筋虚血後の再灌流不整脈抑制作用および
心筋梗塞巣縮小作用を示す。しかも、低毒性である[実
施例5、18および20の各化合物をFischer系
ラット(5週齢、一群雌雄各2匹)に各々尾静脈内投与
(50mg/kg,単回投与)したところ、いずれの化
合物の場合にも特に毒性は認められなかった]。
【0045】従って、本発明の化合物(I)およびその
薬理学的に許容される塩からなる医薬は、心筋虚血時の
アシドーシスに誘発される障害、例えば、心筋梗塞や狭
心症などの虚血性心疾患にみられる、心機能障害、心筋
壊死や不整脈の予防ならびに治療に有用である。また、
虚血・再灌流障害、例えば臓器移植、冠動脈バイパス術
(CABG)、経皮経管的冠動脈形成術(PTCA)な
どの手術や血栓溶解療法により生じる障害に対する予防
ならびに治療に有用である。
【0046】試験例1Na+ /H+ 交換機構阻害作用 :Na+ /H+ 交換機構阻害作用
は、ロスコフ(Rosskoph)らの方法[Journal of Hyperten
sion、9、231-238(1991)]に準じ、プロピオン酸ナトリウ
ム誘発血小板膨化に対する供試化合物の抑制作用を指標
にして検討した。 1)供試化合物 実施例1〜10、12〜23の化合物(本発明化合物) アミロライド(対照化合物) 2)試験方法 まず、マーメン(Mammen)らの方法[Diabetes Research a
nd Clinical Practice、9(3)、265-272(1990)]に準じて多
血小板血漿を調製した。即ち、Wistar系雄性ラッ
ト(体重:190〜420g)をエーテル麻酔下で開腹
し、腹部大動脈より採血した。凝血を抑えるためにAC
D液(65mMクエン酸、85mMクエン酸ソーダ、1
1mMデキストロースの混合溶液)を加えて、遠心分離
(90×g、10分)した後上清を採取し、多血小板血
漿を調製した。
【0047】次に、140mMプロピオン酸ナトリウム
緩衝液に供試化合物溶液(ジメチルスルホキシドに溶
解)を加え、次いで上記で調製した多血小板血漿を加え
て血小板凝集測定装置(濁度計)およびX−Yレコーダ
によって37℃における光学密度の減少を経時的に記録
し、多血小板血漿混合後の光学密度の減少度を求めた
[供試化合物存在下での光学密度減少度(D)]。一
方、供試化合物溶液の代わりにジメチルスルホキシドを
加え、同様に光学密度の減少を記録し、光学密度の減少
度を求めた[コントロール(C)]。次いで、膨化抑制
率(%)を下式により算出した。
【0048】
【数1】 膨化抑制率(%)=(1−D/C) × 100 次いで、供試化合物によって該抑制率が50%となる濃
度(IC50)を最小二乗法により算出した。 3)試験結果 結果を表1に示した。
【0049】
【表1】 試験例2再灌流不整脈に対する抑制作用 :再灌流不整脈に対する
抑制作用を、タグリアビーニ(Tagliavini)らの方法[Eur
opean Journal of Pharmacology、194、7-10(1991)]に準
じ、ラット急性心筋梗塞モデルを用いて検討した。 2− 1)供試化合物 実施例2の化合物(本発明化合物) 2)試験方法 Sprague−Dawley系雄性ラット(体重:3
10〜490g)をペントバルビタールナトリウム(5
0mg/kg)の腹腔内投与により麻酔した。麻酔下
に、該ラットの気管内にカニューレを挿入し、人工呼吸
器に接続した。心電図(第II誘導)は四肢に装着した
電極から誘導し、生体電気用アンプを介して測定し、体
温は37℃に維持した。該ラットを左第五肋間で開胸
し、心のう膜を切開して心臓を露出した。次いで供試化
合物をポリエチレングリコール400、エタノール、生
理食塩液の混合溶媒(混合比v/v,3:3:14)に溶解して大
腿静脈内に投与した。薬物投与10分後に、左冠動脈の
起始部を閉塞した。5分間閉塞後、再灌流を10分間行
ない、再灌流後の心室細動の持続時間(秒)(平均値±
標準誤差、n=3〜10)を心電図から計測した。心室
細動の判定はThe Lambeth Conventionのガイドライン[C
ardiovascular Research、22、447-455(1988)]に準じて行
った。
【0050】また、コントロールとして、ポリエチレン
グリコール400、エタノール、生理食塩液の混合溶媒
(混合比v/v,3:3:14)のみを投与したときの心室細動の
持続時間(秒)を上記と同様にして計測した。 3)試験結果 結果を表2に示した。
【0051】
【表2】 *:p〈0.05 (Mann-Whitney U検定) 2− 1)供試化合物 実施例5、18、20の化合物(本発明化合物) 2)試験方法 Sprague−Dawley系雄性ラット(体重:3
10〜440g)を用いて、上記2−と同様にして計
測した(n=4〜10)。 3)試験結果 結果を表3に示した。
【0052】
【表3】 **:p〈0.01 (Mann-Whitney U検定) 2− 1)供試化合物 実施例19、21、23の化合物(本発明化合物) 2)試験方法 Sprague−Dawley系雄性ラット(体重:3
10〜400g)を用いて、上記2−と同様にして計
測した(n=4〜6)。 3)試験結果 結果を表4に示した。
【0053】
【表4】 *:p〈0.05, **:p〈0.01 (Mann-Whitney U検定) 試験例3心筋梗塞巣に対する縮小作用 :心筋梗塞巣に対する縮小
作用を、ペティー(Petty)らの方法[European Journalof
Pharmacology、192、383-388(1991)]に準じ、ラット急性
心筋梗塞モデルを用いて検討した。 3− 1)供試化合物 実施例2の化合物(本発明化合物) 2)試験方法 Sprague−Dawley系雄性ラット(体重:3
20〜430g)をペントバルビタールナトリウム(5
0mg/kg)の腹腔内投与により麻酔した。麻酔下
に、該ラットの気管内にカニューレを挿入し、人工呼吸
器に接続した後、体温は37℃に維持した。該ラットを
左第五肋間で開胸し、心のう膜を切開して心臓を露出し
た。次いで供試化合物をポリエチレングリコール40
0、エタノール、生理食塩液の混合溶媒(混合比v/v,
3:3:14)に溶解して大腿静脈内に投与した。薬物投与1
0分後に、左冠動脈の起始部を閉塞した。30分間閉塞
した後に再灌流を行なった。再灌流2時間後に心臓を取
り出し、左冠動脈の起始部を結紮した。大動脈内にカニ
ューレを挿入し、シリンジポンプを用いて0.025%
エバンスブルー溶液を灌流した後に、虚血部(エバンス
ブルー非染色部)と非虚血部(エバンスブルー染色部)
とに分けた。虚血部(虚血領域)を0.1%トリフェニ
ルテトラゾリウムクロリド(TTC)溶液中37℃で3
0分間インキュベーションした後、TTC染色部および
非染色部(梗塞領域)に分け、それぞれの湿重量を測定
し、梗塞領域(TTC非染色部湿重量)/虚血領域(エ
バンスブルー非染色部湿重量)を求め、百分率(平均値
±標準誤差、n=3〜8)で表示した。
【0054】また、コントロールとして、ポリエチレン
グリコール400、エタノール、生理食塩液の混合溶媒
(混合比v/v,3:3:14)のみを投与したときの梗塞領域/
虚血領域を求め、上記と同様に百分率で表示した。 3)試験結果 結果を表5に示した。
【0055】
【表5】 **:p〈0.01 (Dunnett 検定) 3− 1)供試化合物 実施例18、19の化合物(本発明化合物) 2)試験方法 Sprague−Dawley系雄性ラット(体重:3
10〜390g)を用いて、上記3−と同様にして梗
塞領域/虚血領域(%)を求めた(n=4)。 3)試験結果 結果を表6に示した。
【0056】
【表6】 **:p〈0.01 (Dunnett 検定)
【0057】
【実施例】次に実施例および参考例を挙げて、本発明を
更に具体的に説明する。
【0058】NMRスペクトルは、日立R−24B(60M
Hz)、Bruker DPX−250(250MHz)あるいは
Bruker AM−300(300MHz)を用いて測定し
た。
【0059】実施例1N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−7−カルボキサミド[式(I)にお
いて、R1 が2−プロピル基、R2 、R3 がメチル基、
グアニジノカルボニル基の置換位置が7位である化合
物] :ナトリウム(1.83g)、メタノール(35m
l)より調製したナトリウムメトキシドのメタノール溶
液に塩酸グアニジン(7.50g)を加え、還流下30
分撹拌後、熱時濾過した。濾液に、2,2−ジメチル−
7−メトキシカルボニル−4−(2−プロピル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキ
サジン(参考例2参照)(2.50g)を加え、還流
下、3時間攪拌した。反応混合物を濃縮後、水を加え、
酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られ
た結晶をアセトニトリルから再結晶し無色の表題化合物
(0.40g)を得た。 融点:230〜231℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.33(6H,s),1.49(6H,d,J=6Hz),
4.50-4.90(1H,m),7.30(1H,d,J=7Hz),7.60-7.95(6H,b). 元素分析値(C15H20N4O3 として): 計算値(%)C,59.20;H,6.62;N,1
8.41 実測値(%)C,59.00;H,6.60;N,1
8.64
【0060】実施例2N−アミジノ−2−メチル−4−(2−プロピル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン−7−カルボキサミド[式(I)において、R
1 が2−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他
方がメチル基、グアニジノカルボニル基の置換位置が7
位である化合物] :ナトリウム(1.83g)、メタノ
ール(35ml)より調製したナトリウムメトキシドの
メタノール溶液に塩酸グアニジン(7.50g)を加
え、還流下30分撹拌後、熱時濾過した。濾液に、7−
メトキシカルボニル−2−メチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン(参考例3参照)(2.50g)を加
え、還流下、3時間攪拌した。反応混合物を濃縮後、水
を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去
し、得られた結晶をイソプロパノールから再結晶し無色
の表題化合物(0.38g)を得た。 融点:228〜230℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.52(3H,d,J=6Hz),1.58(6H,d,J
=6Hz),4.65(1H,q,J=6Hz),4.65-5.10(1H,m),7.20(1H,d,J
=8Hz),7.00-7.50(4H,b),7.95(1H,d,J=1Hz),7.97(1H,dd,
J=8Hz,1Hz). 元素分析値(C14H18N4O3 として): 計算値(%)C,57.92;H,6.25;N,1
9.30 実測値(%)C,57.94;H,6.30;N,1
9.25
【0061】実施例3N−アミジノ−4−(2−プロピル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−
7−カルボキサミド[式(I)において、R1 が2−プ
ロピル基、R2 、R3 が水素原子、グアニジノカルボニ
ル基の置換位置が7位である化合物] :ナトリウム
(0.77g)、メタノール(15ml)より調製した
ナトリウムメトキシドのメタノール溶液に塩酸グアニジ
ン(3.15g)を加え、還流下30分撹拌後、熱時濾
過した。濾液に、7−メトキシカルボニル−4−(2−
プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン(参考例4参照)(0.30
g)を加え、還流下、1時間攪拌した。析出物を濾取
後、メタノールで洗浄し無色の表題化合物(0.20
g)を得た。 融点:235〜237℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.58(6H,d,J=7Hz),4.42(2H,s),
4.40-4.90(1H,m),7.12(1H,d,J=7Hz),7.70(1H,d,J=1Hz),
7.80(1H,dd,J=7Hz,1Hz),8.0(4H,s). 元素分析値(C13H16N4O3 として): 計算値(%)C,56.51;H,5.84;N,2
0.28 実測値(%)C,56.32;H,5.84;N,2
0.34
【0062】実施例4N−アミジノ−4−エチル−2−メチル−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−
7−カルボキサミド[式(I)において、R1 がエチル
基、R2 、R3 の一方が水素原子、他方がメチル基、グ
アニジノカルボニル基の置換位置が7位である化合
物] :60%水素化ナトリウム(油性)(0.95
g)、メタノール(20ml)より調製したナトリウム
メトキシドのメタノール溶液に塩酸グアニジン(7.5
0g)を加え、還流下30分撹拌後、熱時濾過した。濾
液に、4−エチル−7−メトキシカルボニル−2−メチ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
ンズオキサジン(参考例5参照)(0.85g)の1,
2−ジメトキシエタン(20ml)溶液を加え、還流
下、14時間攪拌した。反応混合物を濃縮後、水を加
え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー[クロロホル
ム:メタノール=5:1(v/v)]に付し、得られた結晶
をクロロホルムから再結晶し無色の表題化合物(0.0
65g)を得た。 融点:219〜221℃ NMR(300MHz,DMSO-d6 )δ:1.16(3H,t,J=7.4Hz),1.42(3H,
d,J=8.4Hz),3.67-4.00(2H,m),4.70(1H,q,J=8.4Hz),6.20
-8.40(4H,b),7.21(1H,d,J=9.0Hz),7.88(1H,d,J=1.5Hz),
7.79(1H,dd,J=9.0Hz,1.5Hz). 元素分析値(C13H16N4O3 として): 計算値(%)C,56.51;H,5.84;N,2
0.28 実測値(%)C,56.43;H,5.81;N,2
0.15
【0063】実施例5N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−6−カルボキサミド・塩酸塩[式
(I)において、R1 が2−プロピル基、R2 、R3 が
メチル基、グアニジノカルボニル基の置換位置が6位で
ある化合物の塩酸塩] :ナトリウム(0.77g)、メ
タノール(15ml)より調製したナトリウムメトキシ
ドのメタノール溶液に塩酸グアニジン(3.15g)を
加え、還流下30分撹拌後、熱時濾過した。濾液に、
2,2−ジメチル−6−メトキシカルボニル−4−(2
−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン(参考例6参照)(1.05
g)を加え、還流下、3時間攪拌した。反応混合物を濃
縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒
を留去し、10%塩化水素エタノールにて塩酸塩とした
後、得られた結晶をイソプロパノールから再結晶し無色
の表題化合物(0.14g)を得た。 融点:262〜264℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.47(6H,s),1.60(6H,d,J=6Hz),
4.70-5.10(1H,m),7.12(1H,d,J=7Hz),7.90(1H,dd,J=7Hz,
1Hz),8.10(1H,d,J=1Hz),8.34-9.30(5H,b). 元素分析値(C15H20N4O3・HClとして): 計算値(%)C,52.86;H,6.21;N,1
6.44 実測値(%)C,52.88;H,6.13;N,1
6.39
【0064】実施例6N−アミジノ−4−エチル−2−メチル−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−
6−カルボキサミド[式(I)において、R1 がエチル
基、R2 、R3 の一方が水素原子、他方がメチル基、グ
アニジノカルボニル基の置換位置が6位である化合
物] :ナトリウム(1.22g)、メタノール(20m
l)より調製したナトリウムメトキシドのメタノール溶
液に塩酸グアニジン(5.00g)を加え、還流下30
分撹拌後、熱時濾過した。濾液に、4−エチル−6−メ
トキシカルボニル−2−メチル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(参考例7
参照)(1.80g)の1,2−ジメトキシエタン(1
5ml)溶液を加え、還流下、2時間攪拌した。次いで
減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマト
グラフィー[クロロホルム:メタノール=3:1(v/
v)]に付し、得られた結晶をアセトニトリルから再結晶
し無色の表題化合物(1.20g)を得た。 融点:208〜211℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.20(3H,t,J=7Hz),1.83(3H,d,J
=8Hz),3.85(2H,q,J=7Hz),4.58(1H,q,J=8Hz),6.85(1H,d,
J=8Hz),7.20-7.50(4H,b),7.69(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.76
(1H,d,J=1Hz). 元素分析値(C13H16N4O3 として): 計算値(%)C,56.51;H,5.84;N,2
0.28 実測値(%)C,56.42;H,5.87;N,2
0.42
【0065】実施例7N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−エチル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサ
ジン−6−カルボキサミド[式(I)において、R1 が
エチル基、R2 、R3 がメチル基、グアニジノカルボニ
ル基の置換位置が6位である化合物] :ナトリウム
(0.90g)、メタノール(20ml)より調製した
ナトリウムメトキシドのメタノール溶液に塩酸グアニジ
ン(4.40g)を加え、還流下30分撹拌後、熱時濾
過した。濾液に、2,2−ジメチル−4−エチル−6−
メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
2H−1,4−ベンズオキサジン(参考例8参照)
(1.50g)の1,2−ジメトキシエタン(30m
l)溶液を加え、還流下、4時間攪拌した。次いで減圧
下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラ
フィー[クロロホルム:メタノール=10:1(v/v)]
に付し、得られた結晶を酢酸エチルから再結晶し無色の
表題化合物(0.85g)を得た。 融点:182〜185℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.21(3H,t,J=6Hz),1.50(6H,s),
4.10(2H,q,J=6Hz),7.05(1H,d,J=7Hz),7.90(1H,dd,J=7H
z,2Hz),7.97(1H,d,J=2Hz),7.60-8.80(4H,b). 元素分析値(C14H18N4O3 として): 計算値(%)C,57.92;H,6.25;N,1
9.30 実測値(%)C,57.93;H,6.26;N,1
9.30
【0066】実施例8N−アミジノ−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキ
サミド[式(I)において、R1 が水素原子、R2 、R
3 の一方が水素原子、他方がメチル基、グアニジノカル
ボニル基の置換位置が7位である化合物] :60%水素
化ナトリウム(油性)(1.90g)、メタノール(4
0ml)より調製したナトリウムメトキシドのメタノー
ル溶液に塩酸グアニジン(5.20g)を加え、還流下
30分撹拌後、熱時濾過した。濾液に、7−メトキシカ
ルボニル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン(参考例1参照)
(1.50g)の1,2−ジメトキシエタン(50m
l)溶液を加え、還流下、12時間攪拌した。次いで減
圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグ
ラフィー[クロロホルム:メタノール=10:1(v/
v)]に付した後、得られた結晶をメタノールから再結晶
し無色の表題化合物(0.25g)を得た。 融点:253〜255℃ NMR(300MHz,DMSO-d6 )δ:1.41(3H,d,J=6.6Hz),4.66(1H,
q,J=6.6Hz),6.50-8.00(4H,b),6.73(1H,d,J=8.1Hz),7.62
(1H,s),7.67(1H,d,J=8.1Hz),10.80(1H,s).
【0067】実施例9N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン−7−カルボキサミド[式(I)において、R
1 が2−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他
方がエチル基、グアニジノカルボニル基の置換位置が7
位である化合物] :ナトリウム(2.70g)、メタノ
ール(52ml)より調製したナトリウムメトキシドの
メタノール溶液に塩酸グアニジン(12.0g)を加
え、還流下30分撹拌後、熱時濾過した。濾液に、2−
エチル−7−メトキシカルボニル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン(参考例9参照)(4.00g)を加
え、還流下、3時間攪拌した。反応混合物を濃縮後、水
を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去
し、得られた結晶をアセトニトリルから再結晶し無色の
表題化合物(1.25g)を得た。 融点:192〜195℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.09(3H,t,J=6Hz),1.59(6H,d,J
=6Hz),1.60-2.10(2H,m),4.30(1H,t,J=6Hz),4.50-5.10(1
H,m),7.19(1H,d,J=7Hz),7.90(1H,s),7.95(1H,d,J=7Hz). NMR(300MHz,CDCl3 )δ:1.05(3H,t,J=7.9Hz),1.53(3H,d,
J=7.0Hz),1.54(3H,d,J=7.0Hz),1.60-2.00(2H,m),4.34(1
H,dd,J=8.8Hz,4.4Hz),4.70-4.90(1H,m),6.00-7.00(4H,
b),7.11(1H,d,J=7.7Hz),7.82(1H,d,J=1.3Hz),7.85(1H,d
d,J=7.7Hz,1.3Hz).元素分析値(C15H20N4O3 とし
て): 計算値(%)C,59.20;H,6.62;N,1
8.41 実測値(%)C,58.96;H,6.60;N,1
8.61
【0068】実施例10N−アミジノ−4−シクロペンチル−2−メチル−3−
オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキ
サジン−7−カルボキサミド[式(I)において、R1
がシクロペンチル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他
方がメチル基、グアニジノカルボニル基の置換位置が7
位である化合物] :ナトリウム(1.83g)、メタノ
ール(35ml)より調製したナトリウムメトキシドの
メタノール溶液に塩酸グアニジン(7.54g)を加
え、還流下30分撹拌後、熱時濾過した。濾液に、4−
シクロぺンチル−7−メトキシカルボニル−2−メチル
−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベン
ズオキサジン(参考例10参照)(2.20g)を加
え、還流下、3時間撹拌した。反応混合物を濃縮後、水
を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去
し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー[クロロ
ホルム:メタノール=10:1(v/v)]に付した後、得
られた結晶をアセトニトリルから再結晶し無色の表題化
合物(0.35g)を得た。 融点:208〜209℃ NMR(300MHz,DMSO-d6 )δ:1.39(3H,d,J=7.8Hz),1.49-1.6
9(2H,m),1.80-2.20(6H,m),4.57(1H,q,J=7.8Hz),4.60-4.
80(1H,m),7.26(1H,d,J=8.7Hz),7.71(1H,d,J=2.4Hz),7.7
6(1H,dd,J=8.7Hz,2.4Hz),6.40-7.00(2H,b),7.50-8.20(2
H,b). 元素分析値(C16H20N4O3 として): 計算値(%)C,60.75;H,6.37;N,1
7.71 実測値(%)C,60.83;H,6.35;N,1
7.76
【0069】実施例11N−アミジノ−2−ブチル−4−(2−プロピル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン−7−カルボキサミド・塩酸塩[式(I)にお
いて、R1 が2−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素
原子、他方がブチル基、グアニジノカルボニル基の置換
位置が7位である化合物の塩酸塩] :ナトリウム(1.
83g)、メタノール(35ml)より調製したナトリ
ウムメトキシドのメタノール溶液に塩酸グアニジン
(7.54g)を加え、還流下30分撹拌後、熱時濾過
した。濾液に、2−ブチル−7−メトキシカルボニル−
4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン(参考例11参照)
(2.20g)を加え、還流下、4時間撹拌した。反応
混合物を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。減
圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグ
ラフィー[クロロホルム:メタノール=10:1(v/
v)]に付し、10%塩化水素エタノールにて塩酸塩とし
た後、得られた結晶を酢酸エチルで洗浄して表題化合物
(0.65g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:0.70-1.10(3H,m),1.51(6H,d,J=7H
z),1.11-2.10(6H,m),4.20-5.00(2H,m),7.10(1H,d,J=9H
z),7.76(1H,d,J=1Hz),7.86(1H,dd,J=9Hz,1Hz),6.55-7.4
0(4H,b). 元素分析値(C17H24N4O3・HCl・1/2H2Oとし
て): 計算値(%)C,54.03;H,6.93;N,1
4.83 実測値(%)C,54.20;H,6.74;N,1
5.04
【0070】実施例12N−アミジノ−4−エチル−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキ
サミド[式(I)において、R1 がエチル基、R2 、R
3 が水素原子、グアニジノカルボニル基の置換位置が7
位である化合物] :ナトリウム(5.0g)、メタノー
ル(50ml)より調製したナトリウムメトキシドのメ
タノ−ル溶液に塩酸グアニジン(20.0g)を加え、
還流下30分撹拌後、熱時濾過した。濾液(3ml)
に、4−エチル−7−メトキシカルボニル−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
(参考例12参照)(0.30g)を加え、還流下、2
0分間撹拌した。析出物を濾取後、メタノールにて洗浄
し無色の表題化合物(0.22g)を得た。 融点:242〜245℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.20(3H,t,J=7Hz),4.00(2H,q,J
=7Hz),4.59(2H,s),7.05(1H,d,J=9Hz),7.69(1H,d,J=1H
z),7,80(1H,dd,J=9Hz,1Hz),8.10(4H,s). 元素分析値(C12H14N4O3 として): 計算値(%)C,54.96;H,5.38;N,2
1.36 実測値(%)C,54.77;H,5.41;N,2
1.56
【0071】実施例13N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カ
ルボキサミド[式(I)において、R1 がエチル基、R
2 、R3 の一方が水素原子、他方がエチル基、グアニジ
ノカルボニル基の置換位置が7位である化合物] :ナト
リウム(2.70g)、メタノール(55ml)より調
製したナトリウムメトキシドのメタノール溶液に塩酸グ
アニジン(15.0g)を加え、還流下30分撹拌後、
熱時濾過した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣
(5.7g)に、2,4−ジエチル−7−メトキシカル
ボニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン(参考例13参照)(3.00g)
の1,2−ジメトキシエタン(10ml)溶液を加え、
還流下、3時間撹拌した。反応混合物を濃縮後、水を加
え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得
られた結晶をアセトニトリルから再結晶し表題化合物
(1.70g)を得た。 融点:190〜192℃ NMR(250MHz,DMSO-d6 )δ:0.98(3H,t,J=7Hz),1.15(3H,t,
J=7Hz),1.55-1.95(2H,m),3.80-4.05(2H,m),4.40-4.60(1
H,m),7.18(1H,d,J=8Hz),7.68(1H,d,J=2Hz),7.77(1H,dd,
J=8Hz,2Hz),6.20-8.40(4H,b). 元素分析値(C14H18N4O3 として): 計算値(%)C,57.92;H,6.25;N,1
9.30 実測値(%)C,58.09;H,6.12;N,1
9.31
【0072】実施例14(S)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−7−カルボキサミド[式(I)おい
て、R1が2−プロピル基、R2、R3の一方が水素原
子、他方がエチル基、グアニジノカルボニル基の置換位
置が7位である化合物(実施例9)の(S)体] :ナト
リウム(2.70g)、メタノール(55ml)より調
製したナトリウムメトキシドのメタノール溶液に塩酸グ
アニジン(15.0g)を加え、還流下30分撹拌後、
熱時濾過した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣
(1.09g)に、氷冷下で(S)−2−エチル−4−
(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2
H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニルクロラ
イド(参考例14参照)(0.70g)の1,2−ジメ
トキシエタン(5ml)溶液を加え、10分間撹拌し
た。反応混合物を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出
した。減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をアセトニ
トリルから再結晶し表題化合物(0.12g)を得た。 融点:198〜199℃ [α]D+17°(c=1,MeOH) NMR(300MHz,DMSO-d6 )δ:1.05(3H,t,J=7.4Hz),1.52(3H,
d,J=7.0Hz),1.53(3H,d,J=7.0Hz),1.70-2.10(2H,m),4.34
(1H,dd,J=8.2Hz,4.2Hz),4.70-5.90(1H,m),6.10-6.90(4
H,b),7.11-7.14(1H,m),7.82-7.85(2H,m). 元素分析値(C15H20N4O3として): 計算値(%)C,59.20;H,6.62;N,1
8.41 実測値(%)C,58.92;H,6.57;N,1
8.49
【0073】実施例15(R)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−7−カルボキサミド[式(I)にお
いて、R1が2−プロピル基、R2、R3の一方が水素
原子、他方がエチル基、グアニジノカルボニル基の置換
位置が7位である化合物(実施例9)の(R)体] :ナ
トリウム(2.70g)、メタノール(55ml)より
調製したナトリウムメトキシドのメタノール溶液に塩酸
グアニジン(15.0g)を加え、還流下30分撹拌
後、熱時濾過した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残
渣(2.47g)に、氷冷下で(R)−2−エチル−4
−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニルクロ
ライド(参考例15参照)(1.70g)の1,2−ジ
メトキシエタン(10ml)溶液を加え、10分間撹拌
した。反応混合物を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽
出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をアセト
ニトリルから再結晶し表題化合物(0.60g)を得
た。 融点:199〜200℃ [α]D−19°(c=1,MeOH) 光学純度:94%ee NMR(300MHz,DMSO-d6 )δ:1.06(3H,t,J=7.4Hz),1.52(3H,
d,J=7.0Hz),1.54(3H,d,J=7.0Hz),1.70-2.00(2H,m),4.34
(1H,dd,J=8.8Hz,4.2Hz),4.70-4.85(1H,m),6.00-6.50(4
H,b),7.10-7.13(1H,m),7.82-7.85(2H,m). 元素分析値(C15H20N4O3として): 計算値(%)C,59.20;H,6.62;N,1
8.41 実測値(%)C,59.20;H,6.59;N,1
8.59
【0074】実施例16(S)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
−7−カルボキサミド[式(I)において、R 1がエチ
ル基、R2、R3の一方が水素原子、他方がエチル基、
グアニジノカルボニル基の置換位置が7位である化合物
(実施例13)の(S)体] :ナトリウム(0.71
g)、メタノール(20ml)より調製したナトリウム
メトキシドのメタノール溶液に塩酸グアニジン(3.3
7g)を加え、還流下30分撹拌後、熱時濾過した。減
圧下に溶媒を留去し、得られた残渣に、氷冷下で(S)
−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニルクロ
ライド(参考例16参照)(1.14g)の1,2−ジ
メトキシエタン(20ml)溶液を加え、30分間撹拌
した。反応混合物を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽
出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をアセト
ニトリルから再結晶し表題化合物(0.57g)を得
た。 融点:181〜182℃ [α]D+18°(c=1,MeOH) 光学純度:98%ee NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.07(3H,t,J=8Hz),1.27(3H,t,J=
7Hz),1.75-1.94(2H,m),3.99(2H,q,J=7Hz),4.47(1H,dd,J
=9Hz,5Hz),6.10-6.80(4H,b),6.98(1H,d,J=9Hz),7.82(1
H,d,J=2Hz),7.86(1H,dd,J=9Hz,2Hz). 元素分析値(C14H18N4O3として): 計算値(%)C,57.92;H,6.25;N,1
9.30 実測値(%)C,57.95;H,6.22;N,1
9.33
【0075】実施例17(R)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
−7−カルボキサミド[式(I)において、R 1がエチ
ル基、R2、R3の一方が水素原子、他方がエチル基、
グアニジノカルボニル基の置換位置が7位である化合物
(実施例13)の(R)体] :ナトリウム(0.65
g)、メタノール(20ml)より調製したナトリウム
メトキシドのメタノール溶液に塩酸グアニジン(3.1
0g)を加え、還流下30分撹拌後、熱時濾過した。減
圧下に溶媒を留去し、得られた残渣に、氷冷下で(R)
−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニルクロ
ライド(参考例17参照)(1.14g)の1,2−ジ
メトキシエタン(5ml)溶液を加え、10分間撹拌し
た。反応混合物を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出
した。減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をアセトニ
トリルから再結晶し表題化合物(0.70g)を得た。 融点:181〜182℃ [α]D−19°(c=1,MeOH) NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.07(3H,t,J=8Hz),1.27(3H,t,J=
8Hz),1.70-2.00(2H,m),3.99(2H,q,J=8Hz),4.47(1H,dd,J
=9Hz,5Hz),6.00-6.90(4H,b),6.98(1H,d,J=9Hz),7.82(1
H,d,J=2Hz),7.86(1H,dd,J=9Hz,2Hz). 元素分析値(C14H18N4O3として): 計算値(%)C,57.92;H,6.25;N,1
9.30 実測値(%)C,57.78;H,6.21;N,1
9.34
【0076】実施例18(R)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−7−カルボキサミド・塩酸塩[式
(I)において、R1が2−プロピル基、R2、R3の
一方が水素原子、他方がエチル基、グアニジノカルボニ
ル基の置換位置が7位である化合物(実施例15)の塩
酸塩] :(R)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2
−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド(実施
例15参照)(0.45g)のメタノール(10ml)
溶液に14%塩化水素酢酸エチル(0.37ml)溶液
を加えた後、減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をエ
タノールから再結晶し無色の表題化合物(0.27g)
を得た。 融点:220〜221℃ [α]D−18°(c=1,MeOH) NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.05(3H,t,J=7Hz),1.53(3H,d,J=
7Hz),1.57(3H,d,J=7Hz),1.76-1.89(2H,m),4.40(1H,dd,J
=9Hz,5Hz),4.69-4.77(1H,m),7.22(1H,d,J=8Hz),7.88(1
H,d,J=2Hz),8.00(1H,dd,J=9Hz,2Hz),8.57(2H,s),8.97(2
H,s),11.45(1H,s). 元素分析値(C15H20N4O3・HClとして): 計算値(%)C,52.86;H,6.21;N,1
6.44 実測値(%)C,52.79;H,6.19;N,1
6.49
【0077】実施例19(R)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−7−カルボキサミド・メタンスルホ
ン酸塩[式(I)において、R1が2−プロピル基、R
2、R3の一方が水素原子、他方がエチル基、グアニジ
ノカルボニル基の置換位置が7位である化合物(実施例
15)のメタンスルホン酸塩] :(R)−N−アミジノ
−2−エチル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−
7−カルボキサミド(実施例15参照)(0.089
g)のメタノール(6ml)懸濁液に0.05Mメタン
スルホン酸メタノール(5.8ml)溶液を加え、加熱
溶解した後、減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をア
セトニトリルから再結晶し無色の表題化合物(0.10
g)を得た。 融点:170〜171℃ [α]D−16°(c=1,MeOH) NMR(250MHz,DMSO-d6 )δ:1.00(3H,t,J=7Hz),1.47(6H,d,
J=7Hz),1.69-1.86(2H,m),2.44(3H,s),4.54(1H,dd,J=8H
z,5Hz),4.70-4.80(1H,m),7.53(1H,d,J=9Hz),7.63(1H,d,
J=2Hz),7.71(1H,dd,J=9Hz,2Hz),8.20-8.60(4H,b),11.19
(1H,s). 元素分析値(C15H20N4O3・CH3SO3Hとして): 計算値(%)C,47.99;H,6.04;N,1
3.99 実測値(%)C,48.05;H,6.05;N,1
3.85
【0078】実施例20(S)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
−7−カルボキサミド・塩酸塩[式(I)において、R
1がエチル基、R2、R3の一方が水素原子、他方がエ
チル基、グアニジノカルボニル基の置換位置が7位であ
る化合物(実施例16)の塩酸塩] :(S)−N−アミ
ジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサ
ミド(実施例16参照)(0.37g)のメタノール
(6ml)溶液に14%塩化水素酢酸エチル(0.32
ml)溶液を加えた後、減圧下に溶媒を留去し、得られ
た結晶をイソプロパノールから再結晶し無色の表題化合
物(0.14g)を得た。 融点:197〜199℃ [α]D+20°(c=1,MeOH) NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.06(3H,t,J=7Hz),1.26(3H,t,J=
7Hz),1.70-2.00(2H,m),3.99(2H,q,J=7Hz),4.52(1H,dd,J
=8Hz,5Hz),7.08(1H,d,J=9Hz),7.88(1H,d,J=2Hz),8.02(1
H,dd,J=9Hz,2Hz),8.58(2H,s),8.98(2H,s),11.48(1H,s). 元素分析値(C14H18N4O3・HClとして): 計算値(%)C,51.46;H,5.86;N,1
7.14 実測値(%)C,51.46;H,5.90;N,1
7.05
【0079】実施例21(S)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
−7−カルボキサミド・メタンスルホン酸塩[式(I)
において、R1がエチル基、R2、R3の一方が水素原
子、他方がエチル基、グアニジノカルボニル基の置換位
置が7位である化合物(実施例16)のメタンスルホン
酸塩] :(S)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン−7−カルボキサミド(実施例16参照)
(0.089g)のメタノール(6ml)懸濁液に0.
05Mメタンスルホン酸メタノール(6.2ml)溶液
を加え、加熱溶解した後、減圧下に溶媒を留去し、得ら
れた結晶をエタノールから再結晶し無色の表題化合物
(0.096g)を得た。 融点:225〜226℃ [α]D+15°(c=1,MeOH) NMR(250MHz,DMSO-d6 )δ:1.01(3H,t,J=7Hz),1.17(3H,t,
J=7Hz),1.74-1.90(2H,m),2.43(3H,s),3.99(2H,q,J=7H
z),4.67(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.42(1H,d,J=9Hz),7.61(1H,
d,J=2Hz),7.72(1H,dd,J=9Hz,2Hz),8.20-8.60(4H,b),11.
61(1H,s). 元素分析値(C14H18N4O3・CH3SO3Hとして) 計算値(%)C,46.62;H,5.74;N,1
4.50 実測値(%)C,46.66;H,5.76;N,1
4.35 実施例22N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−6−カルボキサミド[式(I)にお
いて、R1が2−プロピル基、R2、R3がメチル基、
グアニジノカルボニル基の置換位置が6位である化合
物] :N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プ
ロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,
4−ベンズオキサジン−6−カルボキサミド・塩酸塩
(実施例5参照)(3.4g)、酢酸エチル(50m
l)、メタノール(10ml)の懸濁液に飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液(30ml)を加え、室温で30分間
攪拌した。有機層を分離し、水洗、硫酸マグネシウムで
乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた残渣を
メタノールから再結晶し表題化合物(1.8g)を得
た。 融点:212〜214℃ NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.45(6H,s),1.56(6H,d,J=7Hz),
4.70-4.82(1H,m),6.10-6.70(4H,b),6.96(1H,d,J=8Hz),
7.87(1H,dd,J=8Hz,2Hz),8.00(1H,d,J=2Hz). 元素分析値(C15H20N4O3として): 計算値(%)C,59.20;H,6.62;N,1
8.41 実測値(%)C,59.02;H,6.67;N,1
8.45 実施例23N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−6−カルボキサミド・メタンスルホ
ン酸塩[式(I)において、R1 が2−プロピル基、
R2 、R3 がメチル基、グアニジノカルボニル基の
置換位置が6位である化合物(実施例22)のメタンス
ルホン酸塩] :N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−
(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2
H−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボキサミド
(実施例22参照)(18.7g)を熱イソプロパノー
ル(200ml)に溶解し、メタンスルホン酸(6.0
g)を加えた。冷却後、析出した結晶濾取した後イソプ
ロパノールから再結晶し表題化合物(13.7g)を得
た。 融点:192〜194℃ NMR(250MHz,DMSO -d6)δ:1.41(6H,s),1.50(6H,d,J=7Hz),
2.39(3H,s),4.60-4.80(1H,m),7.20(1H,d,J=8Hz),7.65(1
H,dd,J=8Hz,2Hz),7.75(1H,d,J=2Hz),8.25-8.50(4H,b),1
1.22(1H,s). 元素分析値(C15H20N4O3・CH3SO3Hとして): 計算値(%)C,47.99;H,6.04;N,1
4.00 実測値(%)C,47.82;H,6.06;N,1
3.92 実施例24 製剤例(注射剤):(R)−N−アミジノ−2−エチル
−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサ
ミド・塩酸塩(実施例18の化合物)1gを注射用精製
水に溶かし1000mlとした後、メンブランフィルタ
ー(0.2μm)で無菌濾過し、アンプルに1mlずつ
分注し、密封する。次いでこれを120℃で20分間滅
菌する。
【0080】実施例25 製剤例(注射剤):(R)−N−アミジノ−2−エチル
−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサ
ミド・メタンスルホン酸塩(実施例19の化合物)1g
を注射用精製水に溶かし1000mlとした後、メンブ
ランフィルター(0.2μm)で無菌濾過し、アンプル
に1mlずつ分注し、密封する。次いでこれを120℃
で20分間滅菌する。
【0081】実施例26 製剤例(注射剤):(S)−N−アミジノ−2,4−ジ
エチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド・塩酸塩(実
施例20の化合物)1gを注射用精製水に溶かし100
0mlとした後、メンブランフィルター(0.2μm)
で無菌濾過し、アンプルに1mlずつ分注し、密封す
る。次いでこれを120℃で20分間滅菌する。
【0082】実施例27 製剤例(注射剤):(S)−N−アミジノ−2,4−ジ
エチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド・メタンスル
ホン酸塩(実施例21の化合物)1gを注射用精製水に
溶かし1000mlとした後、メンブランフィルター
(0.2μm)で無菌濾過し、アンプルに1mlずつ分
注し、密封する。次いでこれを120℃で20分間滅菌
する。
【0083】実施例28 製剤例(注射剤):N−アミジノ−2,2−ジメチル−
4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボキサミ
ド・塩酸塩(実施例5の化合物)1gを注射用精製水に
溶かし1000mlとした後、メンブランフィルター
(0.2μm)で無菌濾過し、アンプルに1mlずつ分
注し、密封する。次いでこれを120℃で20分間滅菌
する。
【0084】実施例29 製剤例(注射剤):N−アミジノ−2,2−ジメチル−
4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボキサミ
ド・メタンスルホン酸塩(実施例23の化合物)1gを
注射用精製水に溶かし1000mlとした後、メンブラ
ンフィルター(0.2μm)で無菌濾過し、アンプルに
1mlずつ分注し、密封する。次いでこれを120℃で
20分間滅菌する。
【0085】実施例30 製剤例(錠剤) (処方) 成分 配合量(g) (R)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピル)−3− オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7 −カルボキサミド・塩酸塩(実施例18の化合物) 5 乳糖 77.5 トウモロコシデンプン 28 結晶セルロース 25 ヒドロキシプロピルセルロース 3.5 ステアリン酸マグネシウム 1 合計140 (操作)上記成分を均一に混合し、1錠140mgにな
るように打錠する。
【0086】実施例31 製剤例(錠剤) (処方) 成分 配合量(g) (R)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピル)−3− オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7 −カルボキサミド・メタンスルホン酸塩(実施例19の化合物) 5 乳糖 77.5 トウモロコシデンプン 28 結晶セルロース 25 ヒドロキシプロピルセルロース 3.5 ステアリン酸マグネシウム 1 合計140 (操作)上記成分を均一に混合し、1錠140mgにな
るように打錠する。
【0087】実施例32 製剤例(錠剤) (処方) 成分 配合量(g) (S)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4− ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド ・塩酸塩(実施例20の化合物) 5 乳糖 77.5 トウモロコシデンプン 28 結晶セルロース 25 ヒドロキシプロピルセルロース 3.5 ステアリン酸マグネシウム 1 合計140 (操作)上記成分を均一に混合し、1錠140mgにな
るように打錠する。
【0088】実施例33 製剤例(錠剤) (処方) 成分 配合量(g) (S)−N−アミジノ−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4− ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド ・メタンスルホン酸塩(実施例21の化合物) 5 乳糖 77.5 トウモロコシデンプン 28 結晶セルロース 25 ヒドロキシプロピルセルロース 3.5 ステアリン酸マグネシウム 1 合計140 (操作)上記成分を均一に混合し、1錠140mgにな
るように打錠する。
【0089】実施例34 製剤例(錠剤) (処方) 成分 配合量(g) N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロピル)−3−オ キソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−6− カルボキサミド・塩酸塩(実施例5の化合物) 5 乳糖 77.5 トウモロコシデンプン 28 結晶セルロース 25 ヒドロキシプロピルセルロース 3.5 ステアリン酸マグネシウム 1 合計140 (操作)上記成分を均一に混合し、1錠140mgにな
るように打錠する。
【0090】実施例35 製剤例(錠剤) (処方) 成分 配合量(g) N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−(2−プロピル)−3−オ キソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−6− カルボキサミド・メタンスルホン酸塩(実施例23の化合物) 5 乳糖 77.5 トウモロコシデンプン 28 結晶セルロース 25 ヒドロキシプロピルセルロース 3.5 ステアリン酸マグネシウム 1 合計140 (操作)上記成分を均一に混合し、1錠140mgにな
るように打錠する。
【0091】参考例17−メトキシカルボニル−2−メチル−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
[式(IIIa)において、R1aが水素原子、R2 、R3
の一方が水素原子、他方がメチル基、メトキシカルボ
ニル基の置換位置が7位である化合物] :2−アミノ−
5−メトキシカルボニルフェノール(8.3g)[Tetra
hedron、46(15)、5177-5186(1990)]のジメチルホルムアミ
ド(65ml)溶液に炭酸カリウム(20.5g)、2
−クロロプロピオニルクロライド(6.9g)を加え、
室温で1日撹拌した。反応液を水にあけ、析出物を濾取
し、乾燥後、7−メトキシカルボニル−2−メチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン(7.78g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.62(3H,d,J=7Hz),3.92(3H,s),4.
72(1H,q,J=7Hz),6.90(1H,d,J=7Hz),7.63(1H,d,J=1Hz),
7.71(1H,dd,J=7Hz,1Hz),9.40-9.62(1H,b).
【0092】参考例22,2−ジメチル−7−メトキシカルボニル−4−(2
−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン[式(IIIb)において、
R1bが2−プロピル基、R2 、R3 がメチル基、メトキ
シカルボニル基の置換位置が7位である化合物] : (1)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノール
(9.8g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]の
酢酸エチル(200ml)、水(200ml)の混合溶
液に炭酸水素ナトリウム(7.3g)、2−ブロモイソ
ブチリルブロマイド(13.7g)を加え、室温で10
分間撹拌した。有機層を分取し、減圧下に溶媒を留去し
た。得られた残渣をジメチルホルムアミド(500m
l)に溶解し、炭酸カリウム(8.9g)を加え、室温
で1日撹拌した。反応液を水にあけ、析出物を濾取し、
乾燥後、2,2−ジメチル−7−メトキシカルボニル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズ
オキサジン(10.8g)を得た。 融点:183〜185℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.58(6H,s),3.88(3H,s),6.88(1H,
d,J=9Hz),7.60(1H,d,J=1Hz),7.70(1H,dd,J=9Hz,1Hz),9.
20-9.60(1H,b). (2)2,2−ジメチル−7−メトキシカルボニル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン(10.8g)のジメチルホルムアミド(20
0ml)溶液に60%水素化ナトリウム(油性)(1.
9g)、2−ヨードプロパン(7.8g)を加え、60
℃で5時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラ
ムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:5
(v/v)]に付し、2,2−ジメチル−7−メトキシカル
ボニル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(6.1
g)を得た。 融点:62〜63℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.45(6H,s),1.60(6H,d,J=6Hz),3.
90(3H,s),4.50-5.00(1H,m),7.15(1H,d,J=8Hz),7.65(1H,
d,J=1Hz),7.75(1H,dd,J=8Hz,1Hz).
【0093】参考例37−メトキシカルボニル−2−メチル−4−(2−プロ
ピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン[式(IIIb)において、R1bが
2−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他方が
メチル基、メトキシカルボニル基の置換位置が7位であ
る化合物] :7−メトキシカルボニル−2−メチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン(参考例1参照)(6.1g)のジメチルホル
ムアミド(120ml)溶液に60%水素化ナトリウム
(油性)(1.1g)、2−ヨードプロパン(4.3
g)を加え、60℃で5時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:
ヘキサン=1:4(v/v)]に付し、7−メトキシカルボ
ニル−2−メチル−4−(2−プロピル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
(3.1g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.52(9H,d,J=7Hz),3.82(3H,s),4.
30-5.00(2H,m),7.10(1H,d,J=9Hz),7.60(1H,d,J=1Hz),7.
65(1H,dd,J=9Hz,1Hz).
【0094】参考例47−メトキシカルボニル−4−(2−プロピル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキ
サジン[式(IIIb)において、R1bが2−プロピル
基、R2 、R3 が水素原子、メトキシカルボニル基の置
換位置が7位である化合物] : (1)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノール
(2.20g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]
のジメチルホルムアミド(30ml)溶液に炭酸カリウ
ム(4.00g)、2−クロロアセチルクロライド
(1.50g)を加え、室温で1時間撹拌した。反応液
を水にあけ、析出物を濾取し、乾燥後、7−メトキシカ
ルボニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,
4−ベンズオキサジン(2.00g)を得た。 融点:258〜260℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:3.85(3H,s),4.60(2H,s),6.98(1
H,d,J=8Hz),7.52(1H,d,J=1Hz),7.60(1H,dd,J=8Hz,1Hz),
10.70-10.90(1H,b). (2)7−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(1.00
g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液に60%
水素化ナトリウム(油性)(0.25g)、2−ヨード
プロパン(1.00g)を加え、室温で1日撹拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶
媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー
[酢酸エチル:ヘキサン=1:4(v/v)]に付し、7−
メトキシカルボニル−4−(2−プロピル)−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキザジ
ン(0.30g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.60(6H,d,J=7Hz),3.90(3H,s),4.
53(2H,s),4.52-5.00(1H,m),7.18(1H,d,J=8Hz),7.66(1H,
d,J=1Hz),7.70(1H,dd,J=8Hz,1Hz).
【0095】参考例54−エチル−7−メトキシカルボニル−2−メチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン[式(IIIb)において、R1b がエチル
基、R2 、R3 の一方が水素原子、他方がメチル基、メ
トキシカルボニル基の置換位置が7位である化合物] :
7−メトキシカルボニル−2−メチル−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
(参考例1参照)(1.00g)のジメチルホルムアミ
ド(5ml)溶液に60%水素化ナトリウム(油性)
(0.22g)、ヨウ化エチル(0.78g)を加え、
室温で3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出後、減圧下に溶媒を留去し、4−エチル−7−メ
トキシカルボニル−2−メチル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(0.89
g)を得た。 融点:68〜69℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.25(3H,t,J=8Hz),1.55(3H,d,J=7
Hz),3.86(3H,s),3.70-4.20(2H,m),4.60(1H,q,J=7Hz),7.
01(1H,d,J=8Hz),7.60(1H,d,J=1Hz),7.70(1H,dd,J=8Hz,1
Hz).
【0096】参考例62,2−ジメチル−6−メトキシカルボニル−4−(2
−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−
1,4−ベンズオキサジン[式(IIIb)においてR
1bが2−プロピル基、R2 、R3 がメチル基、メトキシ
カルボニル基の置換位置が6位である化合物] : (1)2−アミノ−4−メトキシカルボニルフェノール
(4.78g)[Acta Chimica Academiae Scientiarum
Hungaricae、99(1)、49-50(1979)]の酢酸エチル(50m
l)、水(50ml)の混合溶液に炭酸水素ナトリウム
(3.6g)、2−ブロモイソブチリルブロマイド
(6.90g)を加え、室温で10分間撹拌した。有機
層を分取し、減圧下に溶媒を留去した。得られた残渣を
ジメチルホルムアミド(70ml)に溶解し、炭酸カリ
ウム(4.35g)を加え、室温で1日撹拌した。反応
液を水にあけ、析出物を濾取し、乾燥後、2,2−ジメ
チル−6−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(5.4
g)を得た。 融点:199〜200℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:1.50(6H,s),3.75(3H,s),6.96(1
H,d,J=8Hz),7.50(1H,d,J=1Hz),7.60(1H,dd,J=8Hz,1Hz),
10.40-10.70(1H,b). (2)2,2−ジメチル−6−メトキシカルボニル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン(3.0g)のジメチルホルムアミド(60m
l)溶液に60%水素化ナトリウム(油性)(0.61
g)、2−ヨードプロパン(2.38g)を加え、60
℃で2時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラ
ムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:4
8(v/v)]に付し、2,2−ジメチル−6−メトキシカ
ルボニル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(1.1
g)を得た。 融点:75〜77℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.50(6H,s),1.60(6H,d,J=6Hz),3.
98(3H,s),4.50-5.10(1H,m),7.06(1H,d,J=7Hz),7.82(1H,
dd,J=7Hz,1Hz),7.87(1H,d,J=1Hz).
【0097】参考例74−エチル−6−メトキシカルボニル−2−メチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン[式(IIIb)において、R1bがエチル基、
R2 、R3 の一方が水素原子、他方がメチル基、メトキ
シカルボニル基の置換位置が6位である化合物] : (1)2−アミノ−4−メトキシカルボニルフェノール
(5.0g)[Acta Chimica Academiae Scientiarum Hu
ngaricae、99(1)、49-50(1979)]のジメチルホルムアミド
(30ml)溶液に炭酸カリウム(8.3g)、2−ク
ロロプロピオニルクロライド(4.0g)を加え、50
℃で2時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。抽出液を濃縮し、ヘキサンを加え、得られた
析出物を濾取し、乾燥後、6−メトキシカルボニル−2
−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,
4−ベンズオキサジン(4.7g)を得た。 融点:156〜159℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.65(3H,d,J=6Hz),3.85(3H,s),4.
68(1H,q,J=6Hz),6.98(1H,d,J=8Hz),7.61(1H,d,J=1Hz),
7.72(1H,dd,J=8Hz,1Hz). (2)6−メトキシカルボニル−2−メチル−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン(2.2g)のジメチルホルムアミド(20ml)溶
液に60%水素化ナトリウム(油性)(0.5g)、ヨ
ウ化エチル(1.8g)を加え、室温で1日撹拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶
媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー
[酢酸エチル:ヘキサン=1:1(v/v)]に付し、4−
エチル−6−メトキシカルボニル−2−メチル−3−オ
キソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサ
ジン(2.0g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.29(3H,t,J=8Hz),1.59(3H,d,J=7
Hz),3.92(3H,s),4.08(2H,q,J=8Hz),4.74(1H,q,J=7Hz),
7.04(1H,d,J=8Hz),7.70(1H,d,J=1Hz),7.85(1H,dd,J=8H
z,1Hz).
【0098】参考例82,2−ジメチル−4−エチル−6−メトキシカルボニ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
ンズオキサジン[式(IIIb)において、R 1bがエチ
ル基、R2 、R3 がメチル基、メトキシカルボニル基の
置換位置が6位である化合物] :2,2−ジメチル−6
−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン(参考例6参照)
(1.50g)のジメチルホルムアミド(20ml)溶
液に60%水素化ナトリウム(油性)(0.3g)、ヨ
ウ化エチル(1.1g)を加え、50℃で1時間撹拌し
た。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下
に溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフ
ィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:4(v/v)]に付し、
2,2−ジメチル−4−エチル−6−メトキシカルボニ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
ンズオキサジン(1.6g)を得た。 融点:76〜78℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.30(3H,t,J=6Hz),1.53(6H,s),3.
92(3H,s),4.05(2H,q,J=6Hz),7.00(1H,d,J=9Hz),7.68(1
H,d,J=1Hz),7.75(1H,dd,J=9Hz,1Hz).
【0099】参考例92−エチル−7−メトキシカルボニル−4−(2−プロ
ピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン[式(IIIb)において、R1b
が2−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他方
がエチル基、メトキシカルボニル基の置換位置が7位で
ある化合物] : (1)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノール
(9.80g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]
の酢酸エチル(200ml)、水(200ml)の混合
溶液に炭酸水素ナトリウム(7.30g)、2−ブロモ
ブチリルブロマイド(13.70g)を加え、室温で1
0分間撹拌した。有機層を分取し、減圧下に溶媒を留去
した。得られた残渣をジメチルホルムアミド(500m
l)に溶解し、炭酸カリウム(8.90g)を加え、室
温で1日撹拌した。反応液を水にあけ、析出物を濾取
し、乾燥後、2−エチル−7−メトキシカルボニル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン(12.0g)を得た。 融点:132〜134℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.10(3H,t,J=7Hz),1.70-2.30(2H,
m),3.90(3H,s),4.50(1H,t,J=6Hz),6.86(1H,d,J=7Hz),7.
60(1H,d,J=1Hz),7.66(1H,dd,J=7Hz,1Hz). (2)2−エチル−7−メトキシカルボニル−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン(10.00g)のジメチルホルムアミド(200m
l)溶液に60%水素化ナトリウム(油性)(1.87
g)、2−ヨードプロパン(7.80g)を加え、60
℃で2時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラ
ムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:4
(v/v)]に付し、2−エチル−7−メトキシカルボニル
−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(4.43g)を
得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.02(3H,t,J=7Hz),1.52(6H,d,J=6
Hz),1.60-2.20(2H,m),3.90(3H,s),4.37(1H,dd,J=8Hz,5H
z),4.50-5.00(1H,m),7.18(1H,d,J=9Hz),7.65(1H,d,J=1H
z),7.78(1H,dd,J=9Hz,1Hz).
【0100】参考例104−シクロペンチル−7−メトキシカルボニル−2−メ
チル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン[式(IIIb)において、R1bがシ
クロペンチル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他方が
メチル基、メトキシカルボニル基の置換位置が7位であ
る化合物] :7−メトキシカルボニル−2−メチル−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン(参考例1参照)(4.0g)のジメチルホル
ムアミド(80ml)溶液に60%水素化ナトリウム
(油性)(0.73g)、臭化シクロペンチル(2.5
g)を加え、70℃で1日撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー[クロロホル
ム]に付し、油状の4−シクロペンチル−7−メトキシ
カルボニル−2−メチル−3−オキソ−3,4−ジヒド
ロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(2.5g)を得
た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.55(3H,d,J=6Hz),1.40-2.50(8H,
m),3.95(3H,s),4.30-5.10(2H,m),7.16(1H,d,J=8Hz),7.7
2(1H,d,J=1Hz),7.84(1H,dd,J=8Hz,1Hz).
【0101】参考例112−ブチル−7−メトキシカルボニル−4−(2−プロ
ピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン[式(IIIb)においてR1bが2
−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他方がブ
チル基、メトキシカルボニル基の置換位置が7位である
化合物] : (1)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノール
(8.0g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]の
酢酸エチル(200ml)、水(200ml)の混合溶
液に炭酸水素ナトリウム(11.18g)、2−ブロモ
ヘキサノイルブロマイド(12.73g)を加え、室温
で10分間撹拌した。有機層を分取し、減圧下に溶媒を
留去した。得られた残渣をジメチルホルムアミド(30
0ml)に溶解し、炭酸カリウム(6.0g)を加え、
室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をエ
ーテルから再結晶し2−ブチル−7−メトキシカルボニ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
ンズオキサジン(10.3g)を得た。 融点:139〜140℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:0.70-1.10(3H,m),1.20-2.10(6H,
m),3.88(3H,s),4.65(1H,t,J=7Hz),6.90(1H,d,J=9Hz),7.
60(1H,dd,J=9Hz,1Hz),7.80(1H,d,J=1Hz),9.50-9.70(1H,
b). (2)2−ブチル−7−メトキシカルボニル−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン(9.0g)のジメチルホルムアミド(180ml)
溶液に60%水素化ナトリウム(油性)(1.63
g)、2−ヨードプロパン(6.35g)を加え、80
℃で2時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラ
ムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:8
(v/v)]に付し、油状の2−ブチル−7−メトキシカル
ボニル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(2.2
g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:0.70-1.10(3H,m),1.20-2.10(6H,
m),1.50(6H,d,J=6Hz),3.90(3H,s),4.30-5.10(2H,m),7.1
3(1H,d,J=8Hz),7.70(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.75(1H,d,J=1H
z).
【0102】参考例124−エチル−7−メトキシカルボニル−3−オキソ−
3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
[式(IIIb)において、R1bがエチル基、R2 、R3
が水素原子、メトキシカルボニル基の置換位置が7位
である化合物] :7−メトキシカルボニル−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
(参考例4参照)(1.0g)のジメチルホルムアミド
(80ml)溶液に60%水素化ナトリウム(油性)
(0.25g)、ヨウ化エチル(1.0g)を加え、室
温で1日撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽
出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣を酢酸エ
チル、ヘキサン混合溶媒から再結晶して4−エチル−7
−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン(0.3g)を得
た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.30(3H,t,J=6Hz),3.90(3H,s),4.
05(2H,q,J=6Hz),4.65(2H,s),7.02(1H,d,J=7Hz),7.60(1
H,d,J=1Hz),7.74(1H,dd,J=7Hz,1Hz).
【0103】参考例132,4−ジエチル−7−メトキシカルボニル−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン[式(IIIb)において、R1bがエチル基、R2 、
R3 の一方が水素原子、他方がエチル基、メトキシカル
ボニル基の置換位置が7位である化合物] :2−エチル
−7−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(参考例9参
照)(6.0g)のジメチルホルムアミド(60ml)
溶液に60%水素化ナトリウム(油性)(1.02
g)、ヨウ化エチル(4.37g)を加え、室温で2時
間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロ
マトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:4(v/
v)]に付し、2,4−ジエチル−7−メトキシカルボニ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
ンズオキサジン(6.0g)を得た。 融点:64〜65℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.10(3H,t,J=7Hz),1.30(3H,t,J=6
Hz),1.60-2.10(2H,m),3.95(3H,s),3.80-4.05(2H,m),4.5
5(1H,dd,J=7Hz,5Hz),7.02(1H,d,J=7Hz),7.69(1H,d,J=1H
z),7.80(1H,dd,J=7Hz,1Hz).
【0104】参考例14(S)−2−エチル−4−(2−プロピル)−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン−7−カルボニルクロライド[式(V)において、R
1 が2−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他
方がエチル基である化合物の(S)体] : (1)(R)−2−クロロ酪酸[Bulletin de la Societ
e Chimique de Belgique、42、455(1993)](7.0g)の
塩化チオニル(45ml)溶液を還流下2時間撹拌し
た。反応液を減圧下で濃縮し、油状の(R)−2−クロ
ロブチリルクロライド(7.5g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.10(3H,t,J=6Hz),1.80-2.50(2H,
m),4.50(1H,t,J=6Hz). (2)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノール
(7.50g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]
の酢酸エチル(60ml)、水(60ml)の混合溶液
に炭酸水素ナトリウム(5.20g)、(R)−2−ク
ロロブチリルクロライド(7.50g)を加え、室温で
10分間撹拌した。有機層を分取し、減圧下に溶媒を留
去した。得られた残渣をジメチルホルムアミド(90m
l)に溶解し、炭酸カリウム(6.20g)を加え、室
温で1晩撹拌した。反応液に水を加え、析出した結晶を
濾取し、(S)−2−エチル−7−メトキシカルボニル
−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベン
ズオキサジン(9.38g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.10(3H,t,J=7Hz),1.70-2.30(2H,
m),3.90(3H,s),4.50(1H,t,J=7Hz),6.86(1H,d,J=7Hz),7.
60(1H,d,J=1Hz),7.66(1H,dd,J=7Hz,1Hz),9.50-9.80(1H,
b). (3)(S)−2−エチル−7−メトキシカルボニル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズ
オキサジン(1.60g)のジメチルホルムアミド(5
0ml)溶液に60%水素化ナトリウム(油性)(0.
27g)、2−ヨードプロパン(1.38g)を加え、
60℃で1晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカ
ラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:
4(v/v)]に付し、油状の(S)−2−エチル−7−メ
トキシカルボニル−4−(2−プロピル)−3−オキソ
−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン
(0.85g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.02(3H,t,J=7Hz),1.52(6H,d,J=6
Hz),1.30-2.20(2H,m),3.90(3H,s),4.20-5.10(2H,m),7.1
8(1H,d,J=9Hz),7.65(1H,d,J=1Hz),7.78(1H,dd,J=9Hz,1H
z). (4)(S)−2−エチル−7−メトキシカルボニル−
4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン(0.85g)を濃
塩酸(20ml)中で還流下、1日撹拌した。減圧下
で、濃塩酸を留去し、水を加え酢酸エチルで抽出した。
抽出液を水で洗浄して中和した後、減圧下に溶媒を留去
し、(S)−2−エチル−4−(2−プロピル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキ
サジン−7−カルボン酸(0.70g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.10(3H,t,J=6Hz),1.60(6H,d,J=6
Hz),1.70-2.10(2H,m),4.20-5.10(2H,m),7.16(1H,d,J=7H
z),7.70(1H,d,J=1Hz),7.78(1H,dd,J=7Hz,1Hz),9.20-9.7
0(1H,b). (5)(S)−2−エチル−4−(2−プロピル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン−7−カルボン酸(0.70g)を塩化チオニ
ル(15ml)中で還流下、2時間撹拌した。減圧下
で、塩化チオニルを留去し、(S)−2−エチル−4−
(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2
H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニルクロラ
イド(0.70g)を得た。
【0105】参考例15(R)−2−エチル−4−(2−プロピル)−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン−7−カルボニルクロライド[式(V)において、R
1 が2−プロピル基、R2 、R3 の一方が水素原子、他
方がエチル基である化合物の(R)体] : (1)(S)−2−クロロ酪酸[Bulletin de la Societ
e Chimique de Belgique、42、454(1993)](11.4g)
の塩化チオニル(50ml)溶液を還流下2時間撹拌し
た。反応液を減圧下で濃縮し、油状の(S)−2−クロ
ロブチリルクロライド(10.0g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.10(3H,t,J=6Hz),1.70-2.60(2H,
m),4.50(1H,t,J=6Hz). (2)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノ−ル
(5.90g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]
の酢酸エチル(60ml)、水(60ml)の混合溶液
に炭酸水素ナトリウム(5.40g)、(S)−2−ク
ロロブチリルクロライド(7.00g)を加え、室温で
10分間撹拌した。有機層を分取し、減圧下に溶媒を留
去した。得られた残渣をジメチルホルムアミド(70m
l)に溶解し、炭酸カリウム(4.90g)を加え、室
温で1晩撹拌した。反応液に水を加え、析出した結晶を
濾取し、(R)−2−エチル−7−メトキシカルボニル
−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベン
ズオキサジン(6.0g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.10(3H,t,J=7Hz),1.60-2.30(2H,
m),3.90(3H,s),4.50(1H,dd,J=7Hz,4Hz),6.86(1H,d,J=7H
z),7.60(1H,d,J=1Hz),7.66(1H,dd,J=7Hz,1Hz),9.40-9.7
0(1H,b). (3)(R)−2−エチル−7−メトキシカルボニル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズ
オキサジン(3.90g)のジメチルホルムアミド(1
00ml)溶液に60%水素化ナトリウム(油性)
(0.71g)、2−ヨードプロパン(3.0g)を加
え、60℃で3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸
エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残
渣をカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン
=1:4(v/v)]に付し、油状の(R)−2−エチル−
7−メトキシカルボニル−4−(2−プロピル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキ
サジン(1.70g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.02(3H,t,J=7Hz),1.52(6H,d,J=6
Hz),1.40-2.20(2H,m),3.89(3H,s),4.20-5.10(2H,m),7.1
8(1H,d,J=7Hz),7.65(1H,s),7.78(1H,d,J=7Hz). (4)(R)−2−エチル−7−メトキシカルボニル−
4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ
−2H−1,4−ベンズオキサジン(1.70g)を濃
塩酸(30ml)中で還流下、1日撹拌した。減圧下で
濃塩酸を留去し、水を加え酢酸エチルで抽出した。抽出
液を水で洗浄して中和した後、減圧下に溶媒を留去し、
(R)−2−エチル−4−(2−プロピル)−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン−7−カルボン酸(1.60g)を得た。 NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.07(3H,t,J=8Hz),1.54(3H,d,J=
7Hz),1.56(3H,d,J=7Hz),1.70-2.10(2H,m),4.40(1H,dd,J
=8Hz,5Hz),4.60-4.90(1H,m),7.18(1H,d,J=9Hz),7.73(1
H,d,J=2Hz),7.79(1H,dd,J=9Hz,2Hz). (5)(R)−2−エチル−4−(2−プロピル)−3
−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン−7−カルボン酸(1.60g)を塩化チオニ
ル(30ml)中で還流下、2時間撹拌した。減圧下
で、塩化チオニルを留去し、(R)−2−エチル−4−
(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2
H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニルクロラ
イド(1.70g)を得た。
【0106】参考例16(S)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニ
ルクロライド[式(V)において、R1 がエチル基、R
2 、R3 の一方が水素原子、他方がエチル基である化合
物の(S)体] : (1)(S)−2−エチル−7−メトキシカルボニル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズ
オキサジン(参考例14参照)(2.00g)のジメチ
ルホルムアミド(20ml)溶液に60%水素化ナトリ
ウム(油性)(0.37g)、ヨウ化エチル(1.90
g)を加え、氷冷下で2時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:
ヘキサン=1:4(v/v)]に付し、(S)−2,4−ジ
エチル−7−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(2.1
5g)を得た。 NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.08(3H,t,J=7Hz),1.28(3H,t,J=
7Hz),1.76-1.99(2H,m),3.91(3H,s),4.00(2H,q,J=7Hz),
4.50(1H,dd,J=9Hz,5Hz),7.00(1H,d,J=9Hz),7.66(1H,d,J
=2Hz),7.73(1H,dd,J=9Hz,2Hz). (2)(S)−2,4−ジエチル−7−メトキシカルボ
ニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン(1.90g)を濃塩酸(40ml)
中で還流下、1日撹拌した。減圧下で、濃塩酸を留去
し、(S)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カル
ボン酸(1.47g)を得た。 NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.09(3H,t,J=8Hz),1.29(3H,t,J=
7Hz),1.88-1.99(2H,m),4.02(2H,q,J=7Hz),4.53(1H,dd,J
=9Hz,5Hz),7.04(1H,d,J=9Hz),7.73(1H,d,J=2Hz),7.82(1
H,dd,J=9Hz,2Hz),8.30-11.0(1H,b). (3)(S)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カ
ルボン酸(1.1g)を塩化チオニル(15ml)中で
還流下、2時間撹拌した。減圧下で、塩化チオニルを留
去し、(S)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カ
ルボニルクロライド(1.25g)を得た。
【0107】参考例17(R)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−ジヒ
ドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニ
ルクロライド[式(V)において、R1 がエチル基、R
2 、R3 の一方が水素原子、他方がエチル基である化合
物の(R)体] : (1)(R)−2−エチル−7−メトキシカルボニル−
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズ
オキサジン(参考例15参照)(2.00g)のジメチ
ルホルムアミド(20ml)溶液に60%水素化ナトリ
ウム(油性)(0.35g)、ヨウ化エチル(1.46
g)を加え、室温で2時間半撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:
ヘキサン=1:4(v/v)]に付し、(R)−2,4−ジ
エチル−7−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(2.0
g)を得た。 NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.07(3H,t,J=8Hz),1.27(3H,t,J=
7Hz),1.70-2.10(2H,m),3.91(3H,s),4.00(2H,q,J=7Hz),
4.59(1H,dd,J=9Hz,5Hz),7.00(1H,d,J=9Hz),7.66(1H,d,J
=2Hz),7.73(1H,dd,J=9Hz,2Hz). (2)(R)−2,4−ジエチル−7−メトキシカルボ
ニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン(1.80g)を濃塩酸(30ml)
中で還流下、1日撹拌した。減圧下で、濃塩酸を留去
し、(R)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カル
ボン酸(1.20g)を得た。 NMR(250MHz,CDCl3 )δ:1.09(3H,t,J=8Hz),1.29(3H,t,J=
7Hz),1.70-2.10(2H,m),4.02(2H,q,J=7Hz),4.52(1H,dd,J
=9Hz,5Hz),7.04(1H,d,J=9Hz),7.73(1H,d,J=2Hz),7.81(1
H,dd,J=9Hz,2Hz),8.10-10.00(1H,b). (3)(R)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カ
ルボン酸(1.0g)を塩化チオニル(10ml)中で
還流下、2時間撹拌した。減圧下で、塩化チオニルを留
去し、(R)−2,4−ジエチル−3−オキソ−3,4
−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カ
ルボニルクロライド(1.14g)を得た。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】
【表6】 **:p〈0.01 (Dunnett 検定)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】実施例14(S)−N−アミジノ−2−エチル−4−(2−プロピ
ル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−
ベンズオキサジン−7−カルボキサミド[式(I)にお
いて、R1が2−プロピル基、R2、R3の一方が水素
原子、他方がエチル基、グアニジノカルボニル基の置換
位置が7位である化合物(実施例9)の(S)体] :ナ
トリウム(2.70g)、メタノール(55ml)より
調製したナトリウムメトキシドのメタノール溶液に塩酸
グアニジン(15.0g)を加え、還流下30分撹拌
後、熱時濾過した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残
渣(1.09g)に、氷冷下で(S)−2−エチル−4
−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボニルクロ
ライド(参考例14参照)(0.70g)の1,2−ジ
メトキシエタン(5ml)溶液を加え、10分間撹拌し
た。反応混合物を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出
した。減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をアセトニ
トリルから再結晶し表題化合物(0.12g)を得た。 融点:198〜199℃ [α] D +17°(c=1,MeOH) NMR(300MHz,DMSO-d6 )δ:1.05(3H,t,J=7.4Hz),1.52(3H,
d,J=7.0Hz),1.53(3H,d,J=7.0Hz),1.70-2.10(2H,m),4.34
(1H,dd,J=8.2Hz,4.2Hz),4.70-5.90(1H,m),6.10-6.90(4
H,b),7.11-7.14(1H,m),7.82-7.85(2H,m). 元素分析値(C15H20N4O3として): 計算値(%)C,59.20;H,6.62;N,1
8.41 実測値(%)C,58.92;H,6.57;N,1
8.49
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】参考例47−メトキシカルボニル−4−(2−プロピル)−3−
オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキ
サジン[式(IIIb)において、R1bが2−プロピル
基、R2、R3が水素原子、メトキシカルボニル基の置換
位置が7位である化合物] : (1)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノール
(2.20g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]
のジメチルホルムアミド(30ml)溶液に炭酸カリウ
ム(4.00g)、2−クロロアセチルクロライド
(1.50g)を加え、室温で1時間撹拌した。反応液
を水にあけ、析出物を濾取し、乾燥後、7−メトキシカ
ルボニル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,
4−ベンズオキサジン(2.00g)を得た。 融点:258〜260℃ NMR(60MHz,DMSO-d6 )δ:3.85(3H,s),4.60(2H,s),6.98(1
H,d,J=8Hz),7.52(1H,d,J=1Hz),7.60(1H,dd,J=8Hz,1Hz),
10.70-10.90(1H,b). (2)7−メトキシカルボニル−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(1.00
g)のジメチルホルムアミド(10ml)溶液に60%
水素化ナトリウム(油性)(0.25g)、2−ヨード
プロパン(1.00g)を加え、室温で1日撹拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。減圧下に溶
媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー
[酢酸エチル:ヘキサン=1:4(v/v)]に付し、7−
メトキシカルボニル−4−(2−プロピル)−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン(0.30g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl3 )δ:1.60(6H,d,J=7Hz),3.90(3H,s),4.
53(2H,s),4.52-5.00(1H,m),7.18(1H,d,J=8Hz),7.66(1H,
d,J=1Hz),7.70(1H,dd,J=8Hz,1Hz).
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正内容】
【0101】参考例112−ブチル−7−メトキシカルボニル−4−(2−プロ
ピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4
−ベンズオキサジン[式(IIIb)においてR1bが2
−プロピル基、R2、R3の一方が水素原子、他方がブチ
ル基、メトキシカルボニル基の置換位置が7位である化
合物] : (1)2−アミノ−5−メトキシカルボニルフェノール
(8.0g)[Tetrahedron、46(15)、5177-5186(1990)]の
酢酸エチル(200ml)、水(200ml)の混合溶
液に炭酸水素ナトリウム(11.18g)、2−ブロモ
ヘキサノイルブロマイド(12.73g)を加え、室温
で10分間撹拌した。有機層を分取し、減圧下に溶媒を
留去した。得られた残渣をジメチルホルムアミド(30
0ml)に溶解し、炭酸カリウム(6.0g)を加え、
室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチル
で抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた結晶をエ
ーテルから再結晶し2−ブチル−7−メトキシカルボニ
ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
ンズオキサジン(10.3g)を得た。 融点:139〜140℃ NMR(60MHz,CDCl3 )δ:0.70-1.10(3H,m),1.20-2.10(6H,
m),3.88(3H,s),4.65(1H,t,J=7Hz),6.90(1H,d,J=9Hz),7.
60(1H,dd,J=9Hz,1Hz),7.80(1H,d,J=1Hz),9.50-9.70(1H,
b). (2)2−ブチル−7−メトキシカルボニル−3−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジ
ン(9.0g)のジメチルホルムアミド(180ml)
溶液に60%水素化ナトリウム(油性)(1.63
g)、2−ヨードプロパン(6.35g)を加え、80
℃で2時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで
抽出した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラ
ムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:8
(v/v) ]に付し、油状の2−ブチル−7−メトキシカル
ボニル−4−(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−
ジヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジン(2.2
g)を得た。 NMR(60MHz,CDCl 3)δ:0.70-1.10(3H,m),1.20-2.10(6H,
m),1.50(6H,d,J=6Hz),3.90(3H,s),4.30-5.10(2H,m),7.1
3(1H,d,J=8Hz),7.70(1H,dd,J=8Hz,1Hz),7.75(1H,d,J=1H
z).
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 研吾 大阪府大阪市都島区友渕町1丁目6番8− 404号 (72)発明者 丸尾 譲二 奈良県大和郡山市九条町306番6郡山フォ ーレスト201号 (72)発明者 森田 富範 奈良県奈良市青山2丁目3番地の13 (72)発明者 山本 武志 大阪府大阪市都島区友渕町1丁目6番9− 205号 (72)発明者 筒井 久善 大阪府大阪市都島区友渕町1丁目6番9− 506号

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素原子またはC1 〜C6 のアルキル基
    を表わし、R2 およびR3 は、同一または異なって水素
    原子またはC1 〜C4 のアルキル基を表わす。グアニジ
    ノカルボニル基の置換位置は6位または7位である。)
    で示される1,4−ベンズオキサジン誘導体またはその
    薬理学的に許容される塩。
  2. 【請求項2】 R2 およびR3 が、同一または異なって
    水素原子またはC1〜C2 のアルキル基である請求項1
    に記載の1,4−ベンズオキサジン誘導体またはその薬
    理学的に許容される塩。
  3. 【請求項3】 R1 がエチル基または2−プロピル基で
    ある請求項2に記載の1,4−ベンズオキサジン誘導体
    またはその薬理学的に許容される塩。
  4. 【請求項4】 N−アミジノ−2,2−ジメチル−4−
    (2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2
    H−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボキサミドま
    たはその薬理学的に許容される塩。
  5. 【請求項5】 (R)−N−アミジノ−2−エチル−4
    −(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
    2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド
    またはその薬理学的に許容される塩。
  6. 【請求項6】 (S)−N−アミジノ−2−エチル−4
    −(2−プロピル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−
    2H−1,4−ベンズオキサジン−7−カルボキサミド
    またはその薬理学的に許容される塩。
  7. 【請求項7】 (S)−N−アミジノ−2,4−ジエチ
    ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
    ンズオキサジン−7−カルボキサミドまたはその薬理学
    的に許容される塩。
  8. 【請求項8】 (R)−N−アミジノ−2,4−ジエチ
    ル−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベ
    ンズオキサジン−7−カルボキサミドまたはその薬理学
    的に許容される塩。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の1,4
    −ベンズオキサジン誘導体またはその薬理学的に許容さ
    れる塩からなる医薬。
  10. 【請求項10】 Na+ /H+ 交換機構阻害薬としての請求
    項9に記載の医薬。
  11. 【請求項11】 虚血性心疾患の予防ならびに治療のた
    めの請求項9に記載の医薬。
  12. 【請求項12】 心筋虚血・再灌流障害の予防ならびに
    治療のための請求項11に記載の医薬。
  13. 【請求項13】 心機能障害の予防ならびに治療のため
    の請求項11に記載の医薬。
  14. 【請求項14】 心筋壊死の予防ならびに治療のための
    請求項11に記載の医薬。
  15. 【請求項15】 不整脈の予防ならびに治療のための請
    求項11に記載の医薬。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009022633A1 (ja) 2007-08-10 2009-02-19 Astellas Pharma Inc. 二環式アシルグアニジン誘導体

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