JPH0980533A - ブレ補正カメラ - Google Patents
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Abstract
を備え、その動作部とブレ補正駆動部が同時に動作した
場合でも消費電力が小さいブレ補正カメラを提供する。 【解決手段】 電力により動作する少なくとも1つの動
作部(14)と、少なくとも1つの動作部の動作を検知
する動作検知部(15)と、撮影光学系の少なくとも一
部を駆動することにより、撮影面における被写体像のブ
レを補正するブレ補正駆動部(9、13)と、ブレを検
出するブレ検出部(3)と、動作検出部が動作部の動作
を検出したときに、ブレ検出部の出力信号の周波数帯域
を所定周波数以下に制限する周波数制限部(11)と、
周波数制限部の出力に基づいて前記ブレ補正駆動部を制
御する制御部(6)とを備える。
Description
写体像のブレ補正機能を備えるブレ補正カメラに関す
る。
でも動くと撮影面において被写体像が移動し、得られた
写真は、輪郭が不鮮明ないわゆるブレ写真となってい
た。これに対して、最近は、露光中に撮影光学系の一部
又は全部からなるブレ補正光学系(以下「VRレンズ」
という)を撮影者の動きを打ち消すように移動させるこ
とにより、撮影面上における被写体像のブレを補正する
機能を有するブレ補正カメラが研究・開発されている。
のブレ補正カメラでは、それが自動合焦機能等をも備え
る場合に、種々の問題を有していた。例えば、ブレ補正
動作(以下「VR動作」という)と自動合焦動作(以下
「AF動作」という)が同時に行われる場合には、一時
的に大電力が必要とされる。ところが、一般にカメラ
は、その携帯性を良好に保つために、電力源として数本
の単三電池を内蔵する程度である。そのために、上記の
ような場合は、十分な電力を確保することが困難とな
り、AF動作とVR動作の一方又は双方が不安定になる
という問題があった。また、このような場合に、単にA
F動作時にVR動作を停止することとすれば、AF動作
完了時からVR動作が正常な状態に戻るまでに相当の時
間を要し、ブレ補正機能が一方的に犠牲となってしまう
上、AF動作時に撮影者が観察する被写体像が揺れるた
めに、フレーミングが困難になるという問題があった。
さらに、AF動作とVR動作が同時に行われているとき
は、カメラの動作を制御しているCPUにおいてAF演
算とVR演算が同時に行われるために、CPUの処理速
度が低下してしまうという問題もあった。
に、請求項1に係る発明は、電力により動作する少なく
とも1つの動作部(14)と、少なくとも1つの動作部
の動作を検知する動作検知部(15)と、撮影光学系の
少なくとも一部を駆動することにより、撮影面における
被写体像のブレを補正するブレ補正駆動部(9、13)
と、ブレを検出するブレ検出部(3)と、動作検出部が
動作部の動作を検出したときに、ブレ検出部の出力信号
の周波数帯域を所定周波数以下に制限する周波数制限部
(11)と、周波数制限部の出力に基づいて前記ブレ補
正駆動部を制御する制御部(6)とを備えることを特徴
としている。
る少なくとも1つの動作部(14)と、少なくとも1つ
の動作部の動作を検知する動作検知部(15)と、撮影
光学系の少なくとも一部からなるブレ補正光学系(2
1)を駆動することにより、撮影面における被写体像の
ブレを補正するブレ補正駆動部(9、13)と、ブレを
検出するブレ検出部(3)と、ブレ検出部の出力に基づ
いてブレ補正駆動部を制御する制御部(6)とを備え、
制御部は、動作検出部が前記動作部の動作を検出したと
きは、ブレ補正駆動部の制御を抑制することを特徴とし
ている。
ブレ補正カメラにおいて、制御部は、動作検出部が動作
部の動作を検出したときは、ブレ補正光学系が通常より
狭い範囲内において駆動されるようブレ補正駆動部の制
御を抑制することを特徴としている。請求項4に係る発
明は、請求項3に記載のブレ補正カメラであって、さら
に、動作検出部が動作部の動作を検出したときに、ブレ
検出部の出力信号の周波数帯域を所定周波数以下に制限
する周波数制限部(11)を備え、制御部は、周波数制
限部の出力に基づいてブレ補正駆動部を制御することを
特徴としている。
記載のブレ補正カメラにおいて、動作部は、撮影光学系
の少なくとも一部を光軸方向に駆動するレンズ駆動部
(14)であることを特徴としている。請求項6に係る
発明は、請求項1から4に記載のブレ補正カメラにおい
て、動作部は、フィルムの巻き上げ、巻き戻しを行うフ
ィルム取扱部(8)であることを特徴としている。請求
項7に係る発明は、請求項1から4に記載のブレ補正カ
メラにおいて、動作部は、合焦用光学系を駆動する合焦
レンズ駆動部(14)であることを特徴としている。請
求項8に係る発明は、請求項1から4に記載のブレ補正
カメラにおいて、動作部は、変倍用光学系を駆動するズ
ームレンズ駆動部であることを特徴としている。
態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明にかかるブレ補正カメ
ラの第1実施形態を示すブロック図である。電源1は、
不図示のメインスイッチが投入されることにより、本実
施形態に電力を供給するものである。スイッチS1は、
レリーズボタンの半押しにより、S2は、レリーズボタ
ンの全押しにより、それぞれon状態となるスイッチで
ある。本実施形態では、スイッチS1がonとなるとシ
ャッタースピードや焦点距離の調節などの撮影準備が行
われ、また、スイッチS2がonとなるとレリーズ動作
が行われ、露光が開始される。
センサ7、被写体までの距離を検出するAFセンサ5の
出力を検出・処理すると共に、撮影終了後などにフィル
ムの巻き上げ、巻き戻し等を行う巻き上げ部8を制御す
る電子回路である。CPU4は、AEセンサ7の出力に
応じてカメラのシャッタスピードや絞りを調整すると共
に、AFセンサ5の出力に応じて、AF動作に関する信
号をCPU6の方へ出力する。
と共に、距離エンコーダ15、VRセンサ3等の出力を
検出・処理する電子回路である。AF駆動部14は、C
PU6の出力信号に基づいて、不図示の合焦用レンズ
(以下「AFレンズ」という)を撮影光学系の光軸方向
へ前後移動させることにより撮影光学系を合焦させるも
のである。また、距離エンコーダ15は、AFレンズの
駆動量をもとに、被写体までの距離を検出するためのセ
ンサであり、本実施形態では、このセンサの出力により
AFレンズの駆動が検出される。
センサである。VRセンサ3の検出結果は、可変フィル
タ11を介してCPU6へ出力され、CPU6におい
て、その瞬間におけるカメラの姿勢(位置、速度、加速
度、角度、角速度、角加速度等)が演算される。
から高周波数成分まで広い範囲の振動を検出可能であ
る。しかし、本実施形態では、カメラブレを検出するこ
とが目的であるため、VRセンサ3の検出結果のうち、
CPU6へ伝達するものの周波数帯域をある程度限定す
ることが可能である。そこで、本実施形態は、入力信号
のうち所定周波数(以下「ハイパス遮断周波数」とい
う)より高い周波数成分のみを出力するハイパスフィル
タと、所定周波数(以下「ローパス遮断周波数」とい
う)より低い周波数成分のみを出力するローパスフィル
タとをVRセンサ3とCPU6の間に配置し、CPU6
へ伝達される信号の周波数特性を制限している。CPU
6へ伝達される周波数の帯域、すなわち、ローパス遮断
周波数からハイパス遮断周波数までの周波数帯域は、撮
影者の手振れの周波数特性などを参考に定める。以下、
簡単のため、この周波数帯域を「第一周波数域」とい
う。
として遮断周波数が変更可能な可変フィルタを使用し、
第一周波数域のローパス遮断周波数(以下「第一遮断周
波数」という)より低い値(以下「第二遮断周波数」と
いう)に切り換えることを可能としている。従って、ロ
ーパス遮断周波数を第二遮断周波数に設定した場合に
は、CPU6へ伝達される信号の周波数帯域(以下「第
二周波数域」という)は、第一周波数域の高周波数成分
を除く中低周波数成分のみを含むものとなる。なお、図
1では、上記の2種類のフィルタをまとめて一つのフィ
ルタ(可変フィルタ11)として図示している。
23を光軸にほぼ垂直な面内において駆動させるための
ものである。アクチュエータ13の詳細については、図
2等で説明する。駆動回路9は、制限部10を介してC
PU6からVR動作に関する制御信号の伝達を受けるこ
とにより、アクチュエータ13を駆動する回路である。
また、制限部10は、電源1より駆動回路9へ供給され
る電流を検出し、その値、すなわち、アクチュエータ1
3へ供給される電流の合計値が所定値以上とならないよ
うに制限する回路である。さらに、位置検出センサ12
は、レンズ枠23の位置を検出するためのセンサであ
る。
を駆動する機構を説明するための図であり、図2は、V
Rレンズを含む機構の正面図、図3は、図2のA−A断
面図である。図2のほぼ中央に描かれている円形部材
は、本実施形態のVRレンズ21である。VRレンズ2
1は、その外周においてレンズ室22により保持され、
さらに、レンズ室22は、外周においてレンズ枠23に
よって保持されている。
ズ鏡筒内に支持するための金属製ワイヤなどである。弾
性体36は、光軸平行に設置され、それぞれの長さは、
ほぼ同一である。従って、これらに支持されたレンズ枠
23は、光軸にほぼ垂直な面内において任意の方向へ可
動であり、また、移動した結果、レンズ枠23がその面
に対して傾くことがない。
(又は、コイル25、磁石27、ヨーク29、41)
は、図1に示すアクチュエータ13であり、いわゆるヴ
ォイスコイルモータ(以下「VCM」という)を構成し
ている。コイル24、25は、細長い導電体のワイヤか
らなるコイル部材であり、互いに平行な2つの直線部
と、それぞれの直線部の端を結ぶ2つの半円部とからな
る陸上競技用トラックに類似した形状を有している。コ
イル24、25は、それぞれの直線部の垂直二等分線が
VRレンズ21のほぼ中心において、ほぼ直角に交わる
ように、レンズ枠23の外縁部に取り付けられている。
24を光軸方向に横切る磁界を形成するための部材であ
り、ヨーク28とヨーク40は、磁石26を光軸方向に
挟むように、また、ヨーク28と磁石26は、コイル2
4を光軸方向に挟むように配置されている。同様に、ヨ
ーク29、41及び磁石27は、コイル25を横切る磁
界を形成するための部材であり、ヨーク29とヨーク4
1は、磁石27を光軸方向に挟むように、ヨーク29と
磁石27は、コイル25を光軸方向に挟むように配置さ
れている。
路9に接続されており、駆動回路9を介して電源1から
電流の供給を受ける。コイル24(25)に電流が流れ
ると、その電流と磁石26(27)より発生する磁界と
の間に電磁力(以下「推力」という)が発生する。この
推力は、コイル24(25)に流れる電流の向きによっ
てその向きを変え、また、電流の大きさに比例してその
大きさを増減させるものである。
枠23の側面であって、コイル25の直線部の垂直二等
分線(x軸)(コイル24の垂直二等分線(y軸))の
延長上に位置している突起部であり、その中央部にほぼ
光軸方向に進む光線が透過可能なスリット32(33)
を有している。
投光部と受光部とから構成される部材であり、その投光
部と受光部によってレンズ位置検出部30(31)を光
軸方向に挟むように設置されている(図3参照)。この
ように配置することにより、フォトインタラプタ34
(35)は、投光部より照射され、スリット32を透過
した光を受光部において検出することにより、レンズ枠
23のx軸方向(y軸方向)移動量を検出することが可
能となっている。フォトインタラプタ34によって検出
されたレンズ枠23の移動量に関する情報は、CPU6
にフィードバックされ、CPU6は、それを基に駆動回
路9へアクチュエータ13を制御するための新たな制御
信号を出力する。本実施形態では、このような動作を繰
り返すことにより、VRレンズ21を所定の位置へ配置
しブレ補正を行う。
ついて説明する。前述のように、CPU6から制御信号
の伝達を受けた駆動回路9は、アクチュエータ13を駆
動すべく、コイル24、25へそれぞれ適当な電流を供
給する。これにより、VRレンズ21は、コイル24、
25に流れる電流と、磁石26、27から発生する磁場
との相互作用により生じる電磁力(推力)によって駆動
される。VRレンズ21が、この推力により光軸中心か
ら移動すると、レンズ枠23を支持する弾性体36〜3
9は撓み、光軸に向かう方向のバネ力が発生する。この
結果、VRレンズ21は、コイル24、25において発
生する推力と、弾性体36〜39において発生するバネ
力とが釣り合う位置まで移動する。
する機構全体の質量が、弾性体36〜39に対し重力方
向への力を作用させる他、VRレンズ21を駆動制御す
るときに、様々な力が発生するために、VRレンズ21
は、これらの力と推力の釣り合った位置へ移動すること
となる。さらにまた、コイル24、25には、VRレン
ズ21の移動により逆起電力が発生するために、VCM
が発生する推力は低下し、VRレンズ21は、低下した
この推力とバネ力との釣り合いの位置へ移動する。
いて説明する。図4は、本実施形態の動作を示す流れ図
である。本実施形態では、メインスイッチ投入後(S1
01)にレリーズスイッチが半押しされ、スイッチS1
がonとなると(S102:Yes)、VRセンサ3、
AFセンサ5、AEセンサ7等に電力が供給され、これ
らセンサが稼働状態となる(S103)。一方、CPU
4、CPU6は、各センサの出力に基づいて演算を行
い、Tv値、Av値を決定し、不図示の表示部に表示す
る(S103)。次に、VR動作が開始される。すなわ
ち、CPU6がブレ補正制御を開始し、駆動回路9を介
してVRレンズ21を駆動させる(S104)。なお、
この段階では、可変フィルタ11のローパスフィルタ
は、第一遮断周波数に設定されており、CPU6が受け
るVRセンサ3からの出力信号は、第一周波数域のもの
である(以下、第一周波数域の信号に基づくCPU6の
ブレ補正制御を「第一VR制御」という)。
撮影面における被写体像の合焦状態が判断され、合焦し
ていない場合は(S105No)、AF駆動部14のA
F駆動が開始される(S116)。AF動作が開始され
ると、距離エンコーダ15は、AFレンズの位置を検出
し、被写体までの絶対距離信号として出力する(S11
7)。CPU6は、距離エンコーダ15の出力を検知す
ると、直ちに可変フィルタ11のローパス遮断周波数を
第二遮断周波数に切り換える。この結果、CPU6が可
変フィルタ11を介して得るVRセンサ3の出力信号
は、第二周波数域の信号となり、CPU6は、この第二
周波数域の信号に基づいてVR動作を制御する(以下、
「第二VR制御」という)(S118)。
は、撮影面において被写体像が合焦するまで継続され
る。被写体像が合焦すると(S105Yes)、AFレ
ンズはその位置に位置決めされ、距離エンコーダ15
は、対応する信号を出力する、又は出力を停止すること
によりCPU6にAF動作の終了を知らせる。これによ
り、CPU6は、可変フィルタ11のローパス遮断周波
数を第一遮断周波数に切り換え、これにより、可変フィ
ルタ11からCPU6へ出力される信号は、第一周波数
域の信号に戻る。この結果、CPU6は、再び第一VR
制御を行う(S106)。
がonであることが確認された後に((S107Ye
s、S108Yes)、VRレンズ21のセンタリング
が行われ(S109)、第一VR制御が続行される(S
110)。なお、センタリングとは、VRレンズ21の
駆動範囲が最も大きく取れるようにVRレンズ21の中
心を所定の初期位置に位置決めすることをいい、本実施
形態の場合には、その中心が撮影光学系の光軸と一致す
るようにVRレンズ21を位置決めしている。
にクイックリターンミラー、絞り、シャッタ等を駆動し
露光を開始する(S111)。さらに、所定時間経過後
には、再びシャッタ、絞り、クイックリターンミラー等
を駆動し、露光を終了する(S112)。露光終了後、
VR動作を停止し(S113)、各センサへの電力供給
を終了し(S114)、VRレンズをリセットして(S
115)一連の撮影は終了する。
F動作が開始されるとローパス遮断周波数が第一遮断周
波数からそれより周波数の低い第二遮断周波数に変更さ
れる。従って、CPU6が取得するVRセンサ3からの
信号は、通常より高周波数成分が除去された信号とな
り、CPU6は、ブレの中低周波数成分のみに対応して
ブレ補正を行う第二VR制御を行う。
とされる合計電力は、手振れの全周波数を制御する第一
VR制御を続行する場合に較べ、高周波側のVR動作を
行わない分だけ低減され、電源1が供給可能である値以
下に抑制される。この結果、本実施形態では、AF動作
とVR動作が同時に行われる場合においても、一方又は
双方の動作が不安定になることなく、常にカメラを安定
に動作させることを可能としている。また、電源消耗時
においても、本実施形態は、制御が不安定になることを
防止することを可能としている。
小さく、中低周波数域で大きいことから、高周波数域の
ブレを補正しない第二VR制御を行っても、その間のブ
レ補正の誤差は小さい。従って、本実施形態では、その
後にブレ補正の制御方法を第一VR制御に切り換えた場
合は、実用上十分短い時間の間に、再び精度の高い通常
のブレ補正を行うことが可能となっている。なお、一般
に撮影者は、ファインダー上の被写体像を観察している
ときは、静止している写真を見るときよりも、ブレに対
する認識力が低い。従って、本実施形態のように、非露
光時、すなわち、撮影者がファインダーを観察している
ときに中低周波数成分のブレのみを補正することとして
も、撮影者に不要の違和感を与えることはない。
二VR制御によるVR動作を行うことにより、CPUの
VR制御に関する負荷を低減させている。従って、本実
施形態では、AF動作及びVR動作が同時に行われる場
合であっても、CPUの処理速度が低下し、カメラの動
作速度が低下することがない。
態について説明する。図5は、本実施形態を示すブロッ
ク図である。また、図6は、本実施形態の動作を説明す
る流れ図である。なお、図5及び6において、第1実施
形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付
し、以下において重複する説明を適宜省略する。
制御周波数を変更するのではなく、VRレンズ21の駆
動範囲を制限する点において第一実施形態と異なる。従
って、本実施形態では、VRセンサ3とCPU6の間に
可変フィルタ11ではなく、手振れの周波数域(第一周
波数域)の信号を出力する固定フィルタ11aを設け、
CPU6は、第一VR制御を行うこととした。
学系の光軸を中心としてレンズ枠23等がレンズ鏡筒の
内周面に接触するまでの範囲である。実際の制御におい
ては、レンズ枠23等がレンズ鏡筒に接触するまでVR
動作を行うと、レンズ枠23が破損などする可能性があ
るために、位置検出センサ12の検出結果に基づいてC
PU6がVRレンズ21の駆動範囲を制限している。
は、レンズ枠23は、VRレンズ21の中心と撮影光学
系の光軸との間の距離に比例した力を弾性体36〜39
より受ける。このために、VRレンズ21を駆動するた
めには、その駆動範囲の広さに比例した駆動力が必要と
なり、駆動範囲が広いとそれだけ駆動時の消費電力が大
きくなる。
おいて距離エンコーダ15がAFレンズの駆動を検出し
たときに、VRレンズ21の駆動範囲を通常より狭小
に、例えば半分に制限することとした(S218)。こ
れにより、本実施形態は、VR動作のために消費される
電力量を抑制し、AF動作とVR動作とが同時に行われ
る場合においても、供給電力の不足により一方又は双方
の動作が不安定となることを防止している。なお、AF
動作が終了された後は、VRレンズ21の駆動可能範囲
は、通常の範囲に復帰され(S206)、本実施形態
は、通常のブレ補正を行う。
態について説明する。本実施形態は、第1実施形態にお
いて、AF動作が行われているときにVRレンズ21の
駆動範囲を通常より狭小な範囲に制限するものである。
すなわち、本実施形態では、図4における(S118)
において、ブレ補正の制御方法を第一VR制御から第二
VR制御に切り換えると同時に、VRレンズ21の駆動
範囲を第一VR制御時の駆動範囲よりも狭小な範囲に設
定する。この結果、本実施形態は、AF動作とVR動作
とが同時に行われる場合の消費電力をさらに効果的に抑
制するとともに、CPUの処理速度の低下をも防止する
ことを可能としている。
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
ているか否かは、距離エンコーダ1を用いてAFレンズ
の移動を検知することにより行っているが、これは、自
動合焦用のアクチュエータの駆動を他の検出センサ等に
よって検出することであってもよい。 2)また、上記実施形態においては、VRレンズ21
は、4本の弾性体によって保持される方法について説明
しているが、これは、VRレンズ21を光軸に対して垂
直な面方向に移動可能な状態で保持する手段であれば他
の手段でもよく、互いに異なる2方向に駆動できるステ
ージ等を使用することであっても良い。
ルタ11が第1遮断周波数と第2遮断周波数の2種類の
ローパス遮断周波数のみを備える場合について説明して
いるが、これは、ローパス遮断周波数をより多くの段階
に又は無段階に設定できる可変フィルターを用い、ブレ
補正の制御方法をよりきめ細かく変更することであって
もよい。 4)なお、上記実施形態では、AF動作とVR動作が同
時に行われる場合について説明したが、本発明の技術思
想は、その他のカメラの自動機構であって、動作時に電
力を消費するものと、ブレ補正機構とが同時に稼働され
る場合にも適用可能なものである。従って、例えば、ズ
ーミングレンズを内蔵のモータで駆動することにより撮
影光学系の倍率を変えるパワーズーム機構とブレ補正機
構とを同時に稼働する場合にも本発明を適用することが
可能である。同様に、本発明は、巻き上げモータとブレ
補正機構とを同時に稼働する場合にも適用可能である。
れば、動作部とブレ補正駆動部とが同時に動作する場合
においても、消費電力が少なく、動作部及びブレ補正駆
動部の双方が安定に動作し、さらに制御部の制御速度を
低下させることのないブレ補正カメラを提供することが
可能である。
である。
構を説明する正面図である。
断面図である。
である。
ある。
である。
ンサ 13 アクチュエータ 14 AF駆動部 15 距離エンコーダ 21 VRレンズ 22 レンズ室 23 レンズ枠
Claims (8)
- 【請求項1】 電力により動作する少なくとも1つの動
作部と、 前記少なくとも1つの動作部の動作を検知する動作検知
部と、 撮影光学系の少なくとも一部を駆動することにより、撮
影面における被写体像のブレを補正するブレ補正駆動部
と、 ブレを検出するブレ検出部と、 前記動作検出部が前記動作部の動作を検出したときに、
前記ブレ検出部の出力信号の周波数帯域を所定周波数以
下に制限する周波数制限部と、 前記周波数制限部の出力に基づいて前記ブレ補正駆動部
を制御する制御部と、 を備えることを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項2】 電力により動作する少なくとも1つの動
作部と、 前記少なくとも1つの動作部の動作を検知する動作検知
部と、 撮影光学系の少なくとも一部からなるブレ補正光学系を
駆動することにより、撮影面における被写体像のブレを
補正するブレ補正駆動部と、 ブレを検出するブレ検出部と、 前記ブレ検出部の出力に基づいて前記ブレ補正駆動部を
制御する制御部と、 を備え、 前記制御部は、前記動作検出部が前記動作部の動作を検
出したときは、前記ブレ補正駆動部の制御を抑制する、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のブレ補正カメラにおい
て、 前記制御部は、前記動作検出部が前記動作部の動作を検
出したときは、前記ブレ補正光学系が通常より狭い範囲
内において駆動されるよう前記ブレ補正駆動部の制御を
抑制する、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項4】 請求項3に記載のブレ補正カメラであっ
て、 さらに、前記動作検出部が前記動作部の動作を検出した
ときに、前記ブレ検出部の出力信号の周波数帯域を所定
周波数以下に制限する周波数制限部を備え、 前記制御部は、前記周波数制限部の出力に基づいて前記
ブレ補正駆動部を制御する、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項5】 請求項1から4に記載のブレ補正カメラ
において、 前記動作部は、撮影光学系の少なくとも一部を光軸方向
に駆動するレンズ駆動部である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項6】 請求項1から4に記載のブレ補正カメラ
において、 前記動作部は、フィルムの巻き上げ、巻き戻しを行うフ
ィルム取扱部である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項7】 請求項1から4に記載のブレ補正カメラ
において、 前記動作部は、合焦用光学系を駆動する合焦レンズ駆動
部である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。 - 【請求項8】 請求項1から4に記載のブレ補正カメラ
において、 前記動作部は、変倍用光学系を駆動するズームレンズ駆
動部である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
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