JPH0980760A - 自動製版システム - Google Patents

自動製版システム

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JPH0980760A
JPH0980760A JP7232732A JP23273295A JPH0980760A JP H0980760 A JPH0980760 A JP H0980760A JP 7232732 A JP7232732 A JP 7232732A JP 23273295 A JP23273295 A JP 23273295A JP H0980760 A JPH0980760 A JP H0980760A
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JP
Japan
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plate
printing
punch
image
photosensitive lithographic
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Application number
JP7232732A
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English (en)
Inventor
Keiichi Fujimoto
圭一 藤本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0980760A publication Critical patent/JPH0980760A/ja
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円滑で効率的な製版作業を行う自動製版シス
テム 【解決手段】 殖版機16からPS版が要求されると、
搬送ロボットによってPS版サプライヤからPS版を取
り出し、パンチ装置へ受け渡す(ステップ300)。パ
ンチ装置では、PS版にパンチ孔の穿設、レジスタマー
クの焼付け及びケガキ線の刻設を行う(ステップ302
〜306)。次にPS版は、殖版機へ送られ(ステップ
308)、画像が焼付けられると(ステップ310)、
焼飛ばし装置へ渡され(ステップ312)、非画像部分
の焼飛ばし処理が行われる(ステップ316)。さら
に、PS版はバーコードが記されたラベルの貼付、現像
処理、絵柄面積の算出が自動的に行われて排出される
(ステップ318〜330)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷用の刷版を作
成する自動製版システムに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷用の刷版を作成する製版工程では、
感光性平版印刷版等の印刷版(以下「PS版」と言う)
へ殖版機等の焼付装置によって原稿フィルムに記録され
ている画像の焼付けを行っている。原稿フィルムに記録
された画像が焼付けられたPS版は、現像処理が施され
たのち、印刷物作成用の刷版として印刷工程へ運ばれ
る。このようなPS版の焼付けから現像までの一連の処
理を自動的に行う殖版システムの提案が成されている。
【0003】一般に、ポジ型のPS版では、周縁の非画
像部分が未露光状態で残っていると印刷時にインクが付
着し、このインクが印刷物の印刷汚れとなって現れて印
刷物の仕上がりを損ねてしまう。このような印刷物の印
刷汚れを防止するために、PS版の非画像部分を露光す
る焼飛ばし処理を行うようにしている。
【0004】このような処理を殖版機で行う場合は、原
稿フィルムを外した後に、マスクを大きく移動させて、
原稿フィルムの画像を焼付けた領域をマスキングし、P
S版上の画像領域の周縁を一辺ずつ露光するようになっ
ている。
【0005】また、オフセット輪転機等によって多色刷
り印刷を行うときには、印刷物に色ズレを生じさせない
ようにする必要がある。この印刷物の色ズレを防止する
ために、殖版機では、PS版の非画像部分の所定の位置
ににレジスタマークを付与するようになっている。印刷
機では、このPS版に付与されて印刷物に印刷されたこ
のレジスタマークをスキャナ等によって読み取り、印刷
物上のレジスタマークにズレがあるときには、このズレ
を印刷機にフィードバックして、印刷物に色ズレが発生
しないように見当合わせをしている。
【0006】しかしながら、殖版機によってPS版への
画像の焼付けと共に焼飛ばし処理、レジスタマークの付
与等を行っていると、1枚の刷版を作成するのに時間が
かかり短時間に円滑に刷版を作成することが困難とな
る。
【0007】一方、画像を焼付けたPS版を輪転機の版
胴に装着するときには、PS版に記録されている画像の
天地を一致させる必要がある。このために、PS版の天
側と地側にケガキ線を刻設し、このPS版を輪転機の版
胴に巻き掛けたときに、天側のケガキ線と地側のケガキ
線とを一致させ、印刷物の天地方向が傾くのを防止して
いる。
【0008】さらに、仕上がり品質の良好な印刷物を得
るためには、PS版に焼付けた画像に応じた適切な量の
インクを、印刷時にPS版(刷版)の表面に塗布する必
要がある。このために、印刷処理に先立ってPS版の画
像部分と非画像部分の面積を算出し、印刷に用いるイン
クの量を決めるようにしている。このようなインク量
は、絵柄面積率測定装置によって現像処理の終了したP
S版の表面を多数の領域に分割して、個々の領域におい
て印刷時にインクが付着する面積又は面積率を算出して
決めるようにしている。
【0009】このような画像を焼付けたPS版へのケガ
キ線の刻設や、インク量の算出は、製版工程とは別にオ
フラインによって行われている。このため、製版後のP
S版の処理及び印刷工程で実際の印刷作業に行うまでの
作業を煩雑なものとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、印刷工程での印刷作業を容易
にするための自動製版システム及び円滑でかつ効率良く
製版作業を行うことができる自動製版システムを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
殖版機によって感光性平版印刷版に画像を焼付けて印刷
用の刷版を作成する自動製版システムであって、未露光
の感光性平版印刷版を積層して収容する印刷版収容部
と、前記感光性平版印刷版の所定の位置に画像焼付け時
及び印刷時の位置決め用のパンチ孔を穿設するパンチ部
と、前記殖版機によって焼付けられた前記感光性平版印
刷版の画像領域の周縁を露光する焼飛ばし部と、前記印
刷版収容部と前記パンチ部と前記焼飛ばし部と前記殖版
機との間で前記感光性平版印刷版を搬送する搬送手段
と、前記感光性平版印刷版へ前記殖版機によって焼付け
られた画像を特定するためのラベルを貼付するラベル貼
付部と、前記殖版機によって画像が焼付けられた前記感
光性平版印刷版を現像処理する現像部と、前記現像装置
によって現像処理された前記感光性平版印刷版の印刷時
に必要なインク量を算出するための絵柄面積率測定部
と、前記殖版機からの要求に応じて前記印刷版収容部及
び前記搬送手段を作動させて前記未露光の感光性平版印
刷版に前記パンチ部で所定の処理を施して殖版機へ供給
すると共に、前記殖版機での画像焼付の終了した前記感
光性平版印刷版を前記殖版機によって指定された処理を
施すために前記焼飛ばし装置へ受け渡す制御部と、を含
むことを特徴としている。
【0012】この発明によれば、殖版機で感光性平版印
刷版に画像を焼付けるときに、搬送手段によって印刷版
収容部から感光性平版印刷版を取り出してパンチ部へ搬
送し、パンチ部でパンチ孔を穿設した後に、殖版機へ装
着する。また、画像が焼付けられた感光性平版印刷版
は、焼飛ばし部で周縁の未露光部分の焼飛ばし処理を行
った後に、ラベルを貼付して、現像処理、印刷時に必要
なインク量が算出される。
【0013】殖版機では、感光性平版印刷版の周縁の非
画像部分の焼飛ばし処理を行う必要がないので、処理時
間の短縮が図られる。
【0014】本発明では、感光性平版印刷版に焼飛ばし
処理を施した後に、現像処理、インク量の算出処理を行
うようにしているので、インク量の算出処理の自動化を
図ることができ、印刷工程でオフラインによるインク量
の算出作業が不要となり、印刷工程での作業の簡略化を
図ることができる。また、印刷時に必要なインク量まで
算出するので、適切なインク量での印刷作業が可能とな
る。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
自動製版システムであって、前記パンチ部が多色印刷に
おける印刷物の色ズレを防止するためのレジスタマーク
を付与するレジスタマーク付与手段を備えたことを特徴
としている。
【0016】この発明では、パンチ部で感光性平版印刷
版を殖版機へ位置決めするために印刷版を位置決めする
が、このときに、感光性平版印刷版にレジスタマークを
付与する。したがって、殖版機でレジスタマークを付与
するのと同等の精度でレジスタマークを感光性平版印刷
版の一定の位置に付与することができる。また、殖版機
では、画像を焼付けるときにレジスタマークを焼付ける
必要がなく、殖版機での処理時間の短縮を図ることがで
き、これによって、製版時間の短縮を図ることができ
る。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2の何れかに記載の自動製版システムであって、前記
パンチ部が印刷時に前記感光性平版印刷版の天地方向の
位置決めを行うためのケガキマークを刻設するケガキマ
ーク付与手段を備えたことを特徴としている。
【0018】この発明によれば、パンチ孔を基準にして
ケガキマークを感光性平版印刷版に付与する。したがっ
て、本発明の自動製版システムによって作成された刷版
を印刷機に装着するときに、オフラインでケガキマーク
を付与する作業がいらなくなり、予め付与してたケガキ
マークが一致するように刷版を印刷機に装着すれば、例
えば画像の天地方向がズレて印刷されてしまうことによ
る印刷物の仕上がり不良を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に適
用した自動殖版システム10を示している。
【0020】この自動殖版システム10は、長尺のレー
ル14を備えており、このレール14の一方側にレール
14の長手方向に沿って複数台の殖版機16が並べられ
ている(図1では一部のみ図示)。それぞれの殖版機1
6には、カラー画像をY(イエロー)、C(シアン)、
M(マゼンタ)及びBK(スミ)の各色に色分解した画
像が記録された原稿フィルム(図示省略)が装填される
と、この原稿フィルムに記録された画像を感光性平版印
刷版(以下「PS版20」と言う)の所定の複数位置に
焼付け、Y(イエロー)版、C(シアン)版、M(マゼ
ンタ)版及びBK(スミ)版の各色毎の刷版を作成可能
となっている。
【0021】なお、それぞれの殖版機16は、制御用の
コントローラ(例えばパーソナルコンピュータ16A)
を備えており、殖版機16に原稿フィルムを装填すると
きに、この原稿フィルムに記録されている画像を露光す
るPS版20のサイズ、種類等を入力するようになって
おり、この入力結果に応じて殖版機16が必要なPS版
20を要求する。自動殖版システム10では、殖版機1
6からの要求に応じてPS版20を供給するときに、P
S版20のサイズ又は殖版機16によって指定される所
定の位置に位置決め用のパンチ孔、レジスタマーク及び
ケガキ線を付与する。また、自動殖版システム10で
は、PS版20がポジ型で印刷時にPS版20の周縁部
にインクが付着して生じる印刷汚れを防止する必要があ
るとき、殖版機16で画像が焼付けられたPS版20の
周縁の非画像部分の露光(以下「焼飛ばし」と言う)を
行う。殖版機16は、これらのPS版20の処理に必要
なデータ(例えば焼飛ばし処理を行う領域を示すデー
タ)を出力するる。
【0022】この自動殖版システム10には、レール1
4を挟んで殖版機16と反対側に、PS版サプライヤ2
2、パンチ装置24及び焼飛ばし装置12がレール14
に沿って配置され、バーコード貼付装置28、ベルトコ
ンベア26、自動現像機30及び絵柄面積率測定装置3
2が順に配置されている。PS版20は、この焼飛ばし
装置12から絵柄面積率測定装置32へ向けて搬送され
る(矢印A方向)。また、レール14上には、PS版2
0を吸着保持して、複数台の殖版機16、PS版サプラ
イ22、パンチ装置24及び焼飛ばし装置12の間を搬
送可能な搬送ロボット18が配設されている。
【0023】また、自動殖版システム10には、殖版機
16からの信号に応じて搬送ロボット18とPS版サプ
ライヤ22の作動を制御すると共に、パンチ装置24、
焼飛ばし装置12、バーコード貼付装置28等へ各殖版
機16から入力された信号(処理に関する情報)を転送
して、それぞれの装置を適切に作動させる制御部44が
設けられている。
【0024】PS版サプライヤ22は、略箱体形状のケ
ーシング34内に複数のトレイ36が配置されている。
それぞれのトレイ36は、敷板36Aと前面パネル36
Bによって形成されて所定の角度で傾斜されて配置され
ている。それぞれのトレイ36には、敷板36Aのレー
ル14側の面に多数枚(例えば100枚程度)のPS版
20を積層して載置しており、トレイ36をケーシング
34内に引き入れた状態ではPS版20が遮光状態で収
容される。また、図示しない駆動手段によってトレイ3
6をケーシング34内から押し出す(トレイ36の引き
出し)ことにより、PS版20がレール14側へ向けら
れてトレイ36からの取り出しが可能となる。なお、一
つのトレイ36は、同じ種類、サイズのPS版20を収
容しており、複数のトレイ36の間で例えばサイズの異
なるPS版20の装填が可能となっている。制御部44
は、殖版機16から要求されたPS版20を収容してい
るトレイ36を選択して、ケーシング34から引き出
す。
【0025】搬送ロボット18は、レール14に係合し
て移動する基台38と、この基台38上に回転可能に配
置されたアーム部40と備え、アーム部40の先端にP
S版20を吸着して保持するための多数の吸盤を備えた
吸着フレーム42が取付けられている。この搬送ロボッ
ト18はレール14と係合した基台38によってレール
14上の任意の位置に移動し、アーム部40及び吸着フ
レーム42を自在に回転させて、吸着フレーム42を所
望の位置及び方向へ向けることができる。
【0026】これにより、搬送ロボット18は、PS版
サプライヤ22のトレイ36に吸着フレーム42を対向
させて、ケーシング34から引き出されたトレイ36上
に載置されている最表層のPS版20を吸着保持して取
出し、パンチ装置24へ向けて搬送する。また、搬送ロ
ボット18は、パンチ装置24から殖版機16へ、殖版
機16から焼飛ばし装置12へそれぞれPS版20を吸
着保持して移動すると共に、それぞれの所定の位置に正
確にPS版20を受け渡すことができるようになってい
る。この搬送ロボット18の制御は、制御部44で行っ
ている。
【0027】図2に示されるように、パンチ装置24
は、水平に配置されたパンチ定盤46を備えており、搬
送ロボット18によってPS版サプライヤ22から取り
出されたPS版20(図2では図示省略)がパンチ定盤
46上に載置されて受け渡される。このパンチ装置24
では、PS版20のサイズに応じた所定の位置にパンチ
孔を穿設する。このパンチ装置24で穿設されたパンチ
孔は、PS版20を殖版機16に装着したときの位置決
め及びPS版20を図示しない印刷用の輪転機の版胴に
巻掛けて装着するときの版曲げ用の位置決めに用いられ
る。パンチ装置24でパンチ孔が穿設されたPS版20
は、搬送ロボット18によって吸着して取り出されて殖
版機16へ装填されて、画像の焼付けが行われる。
【0028】図3に示されるように、このパンチ装置2
4のパンチ定盤46には、PS版20の所定の位置にパ
ンチ孔を穿設する複数対(本実施の形態では一例として
3対)のパンチャー48が設けられており、パンチ装置
24は、PS版20のサイズに応じて選択したパンチャ
ー48によってPS版20の一辺に沿って2つのパンチ
孔を穿設するようになっている。なお、以下で説明する
パンチ定盤46上では、レール14に沿った方向を矢印
X方向とし、矢印X方向と直交する方向を矢印Y方向と
して説明する。パンチャー48は、パンチ定盤46上の
矢印X方向に沿った焼飛ばし装置12と反対側の端部に
矢印Y方向に沿って並べて配設されている。
【0029】図2及び図3に示すように、パンチ定盤4
6上には、パンチャー48に対してPS版20を位置決
めするための基準ピン160、166及びプッシャーピ
ン162、164が設けられている。プッシャーピン1
62、164はそれぞれ長孔168、170内を移動可
能となっており、基準ピン166は、長孔172内をパ
ンチ定盤46上に載置されたPS版20のサイズに応じ
て移動可能となっている。また、基準ピン160は、パ
ンチャー48側に設けられ、基準ピン166は矢印Y方
向に沿った片端に設けられている。長孔168は、パン
チャー48と反対側の端部から矢印X方向に沿って形成
されており、長孔170、172は、それぞれ長孔16
8と直交する方向の両側に矢印Y方向に沿って形成され
ている。
【0030】図4及び図5に示されるように、プッシャ
ーピン162、164及び基準ピン166のそれぞれ
は、パンチ定盤48の内方に設けられたベース板174
上のガイドレール176に沿って移動するスライド機構
178に取り付けられており、プッシャーピン162、
164はそれぞれスライド機構178とによってPS版
20を押圧するプッシャーを構成している。なお、ガイ
ドレール176は、長孔168〜172のそれぞれの長
手方向に沿って配設されており、図4及び図5では、一
例としてプッシャーピン162について説明し、プッシ
ャーピン164及び基準ピン166の説明を省略してい
る。
【0031】図5に示すように、ベース板174には、
プーリー180、182が対で設けられており、これら
のプーリー180、182の間にガイドレール176と
平行に無端のタイミングベルト184が巻き掛けられて
いる。このタイミングベルト184は、一方のプーリー
180が連結されているリバーシブルのモータ186の
駆動力によってプーリー180、182の間をガイドレ
ール176と平行に移動する。
【0032】図4及び図5に示すように、タイミングベ
ルト184には、ガイドレール176に摺動可能に係合
しているスライド機構178のブラケット188が取り
付けられている。スライド機構178は、このブラケッ
ト188にエアーシリンダ190が取り付けられて構成
され、エアーシリンダの駆動軸190Aの先端のブロッ
ク192にプッシャーピン162が回転自在に配設され
ている。このため、モータ186の駆動によって、プッ
シャーピン162が、長孔168内を移動する。
【0033】それぞれのプッシャーピン162、164
及び基準ピン166は、パンチ定盤46上に載置された
PS版20の周縁の端面に当接するように中間部から上
方側が長孔168、170、172からパンチ定盤46
上に突出している。基準ピン166は、長孔172内を
パンチ定盤46上に載置されたPS版20のサイズに応
じた所定の位置まで移動する。基準ピン160は、長孔
199内を、パンチ定盤46上に載置された印刷版20
のパンチふところ寸法に応じた所定の位置まで移動す
る。プッシャーピン162は、長孔168内を基準ピン
160側へ向けて移動してPS版20を押圧し、プッシ
ャーピン164は、長孔170内を基準ピン166側へ
向けて移動してPS版20を押圧して、PS版20を移
動させるようになっている。
【0034】ベース板174には、プッシャーピン16
2、164を移動させるときのPS版20の周縁の検出
用として複数の検出センサ194がガイドレール176
に沿って取り付けられている。また、基準ピン166
は、サーボモータ又はパルスモータ等によってパンチ定
盤46上に載置されたPS版20のサイズに応じた所定
の位置に移動させる。
【0035】パンチ定盤46上では、プッシャーピン1
64が基準ピン166に接近する方向へ移動してPS版
20の矢印Y方向に沿った位置決めを行い、プッシャー
ピン162が基準ピン160へ向けてPS版20を押圧
して矢印X方向の位置決めを行う。これによって、PS
版20の所定の一辺がパンチャー48の下方に対向され
る。
【0036】また、図3に示すように、パンチ定盤46
には、複数の吸着孔196が形成され、中央部に吸着溝
198が形成されている。パンチ定盤46上に位置決め
されたPS版20は、吸着溝198及びサイズに応じて
選択された吸着孔196へ負圧が供給されることによ
り、パンチ定盤46上で吸着保持される。なお、基準ピ
ン160は、それぞれ矢印X方向に沿って長尺となって
いる長孔199に沿って移動可能となっており、パンチ
ャー48によってパンチ孔を穿設したPS版20をパン
チャー48の下方から搬送ロボット18によってPS版
20を取り出し可能となる位置へ退避させるときに用い
られる。
【0037】図2に示すように、このパンチ装置24に
は、レジスタマーク付与器200が取り付けられてい
る。このレジスタマーク付与器200は、パンチ定盤4
6の上面に沿って矢印X方向へ移動する支持部202
と、この支持部202に支持されてパンチ定盤46の上
面に沿って矢印Y方向へ移動するヘッド部204とを備
えている。支持部202及びヘッド部204のそれぞれ
の移動は、送りネジ機構、エアーシリンダ(ロッドレス
シリンダ)の駆動又はタイミングベルトの駆動等の従来
公知の駆動機構を用いて行うことができる。このとき、
例えばパルスエンコーダ等によって移動量が正確に計測
されながら移動するようになっている。このため、レジ
スタマーク付与器200のヘッド部204は、パンチ定
盤46上の任意の位置へ正確に移動できる。
【0038】図6に示されるように、ヘッド部204に
は、ベース板206上にレジスタマーク焼付用ヘッド2
08、遮光ヘッド210及びケガキヘッド212が設け
られている。
【0039】レジスタマーク焼付用ヘッド208は、エ
アーシリンダ214を介して昇降(パンチ定盤46の上
面に対して接離)可能にベース板206へ取り付けられ
ている。このレジスタマーク焼付用ヘッド208には、
ベース板206の所定の位置に形成された焼付用開口2
07に対向してレジスタマーク焼付用の乾板216が設
けられている。この乾板216には、それぞれ形状の異
なるレジスタマークが形成されている複数の焼付孔が設
けられており、この乾板216の選択された焼付孔へ図
示しない光源から光ファイバー218によって紫外光が
導かれるようになっている。
【0040】この光ファイバー218は、一方がモータ
220の駆動軸に連結された一対のプーリー222A、
222Bの間に巻き掛けられた無端ベルト224の駆動
及びエアーシリンダ226の駆動によって、X−Y方向
への位置調節が可能となっており、この位置調整機構に
よって乾板216上の選択された焼付孔へ対向する。
【0041】このレジスタマーク焼付用ヘッド208
は、支持部202及びヘッド部204の移動によってパ
ンチ定盤46上に位置決めされているPS版20上の所
定の位置へ乾板216の焼付孔が対向すると、エアーシ
リンダ214の駆動によってパンチ定盤46上のPS版
20に乾板216を当接させ、モータ220とエアーシ
リンダ226の駆動によって乾板216の選択されてい
る焼付孔へ光ファイバー218を対向させる。この後、
光ファイバー218によって導かれる紫外光によって焼
付孔に形成されているレジスタマークに応じてPS版2
0を露光することにより、PS版20にレジスタマーク
が焼付けられる。
【0042】遮光ヘッド210は、遮光ペン228とエ
アーノズル230を備えている。図6及び図7に示すよ
うに、遮光ペン228とエアーノズル230は、ロータ
リーシリンダ232の駆動によって回転する回転体23
4に互いに直交して取り付けられている(図7参照)。
ロータリーシリンダ232は、ベース板206に取り付
けられたエアーシリンダ236の駆動によって昇降する
ブラケット238に取り付けられている。また、ベース
板206には、エアーシリンダ236の駆動によって下
降した遮光ペン228の先端のペン先240がPS版2
0の表面に接し、遮光ペン228によってPS版20の
表面に遮光インクを塗布可能となっている。また、エア
ーノズル230は、PS版20の表面へ向けて空気を吹
き出し、PS版20の表面に塗布した遮光インクの乾燥
を促進させるようになっている。なお、エアーノズル2
30から吹き出す空気と予め加熱させてPS版20へ乾
燥を促進させるようにしてもよく、また、吹き出す空気
の量を遮光インクの量や種類によって調節するようにし
てもよい。
【0043】この遮光ヘッド210には、ベース板20
6に取り付けられたエアーシリンダ242の駆動によっ
て回転体234との接離方向へ移動するキャップ244
が設けられている。遮光ヘッド210は、エアーノズル
230をパンチ定盤46へ向け、遮光ペン228をパン
チ定盤46と平行にした状態となっており、このとき、
キャップ244が遮光ペン228のペン先240を覆っ
て、ペン先240の乾燥を防止している。
【0044】遮光ヘッド210では、レジスタマーク焼
付用ヘッド208によってPS版20へレジスタマーク
が焼付けられると、支持部202とヘッド部204の移
動によってPS版20に焼付けられたレジスタマークに
遮光ペン228を対向させる。この後、遮光ペン228
のペン先240をPS版20へ当接させ、この状態で支
持部202とヘッド部204が移動することにより、遮
光インクをPS版20へ塗布してレジスタマークの周囲
を遮光する。
【0045】図6、図8及び図9に示すように、ケガキ
ヘッド212は、ベース板206に取り付けられたブロ
ック246と、このブロック246に取り付けられたエ
アーシリンダ248とガイドレール250及びガイドレ
ール250に取り付けられたホルダ252を備えてお
り、パンチ定盤46に対しての接離方向(上下方向)に
沿って配置されたホルダ252の先端にケガキ針254
が取り付けられている。
【0046】図8及び図9に示すように、エアーシリン
ダ248は、駆動軸248Aをパンチ定盤46との接離
方向に沿って伸縮させるようになっており、この駆動軸
248Aの先端とガイドレール250に摺動可能に係合
しているスライダ256に取り付けられているシャフト
258がプレート260によって連結されている。ま
た、スライダ256にホルダ252が一体移動可能に取
り付けられている。このため、エアーシリンダ248の
駆動によってスライダ256と共にホルダ252が上下
移動し、ホルダ252の先端のケガキ針254が昇降す
る。
【0047】ベース板206には、略矩形状の切欠26
2が形成されており、エアーシリンダ248の駆動によ
って下方移動したケガキ針254の先端が、切欠262
を通過して、パンチ定盤46上のPS版20の表面に当
接するようになっている。このとき、エアーシリンダ2
48に付与する圧力に応じた押圧力でケガキ針254が
PS版20の表面に当接するようになっている。この状
態で、ケガキヘッド212が取り付けられているヘッド
部204を、矢印X方向ないし矢印Y方向へ移動させる
ことにより、PS版20の表面にケガキ線を刻設可能と
なっている。
【0048】レジスタマーク付与器200では、ケガキ
ヘッド212によってPS版20の互いに対向する辺の
周縁部に対でケガキ線を刻設する。このとき、殖版機1
6から送られる情報(例えばPS版20のサイズ)に応
じて支持部202とヘッド部204が移動し、ケガキヘ
ッド212をPS版20の所定の位置に対向させた後、
PS版20へのケガキ線の刻設を行うようになってい
る。
【0049】このようにしてケガキ線が形成されたPS
版20は、印刷用の輪転機の版胴に巻き掛けられたとき
に、PS版20の互いに対向する端部に対で設けられた
ケガキ線を一致させることにより、例えばPS版20に
記録された画像の天地方向に沿ったズレを防止すること
ができる。
【0050】なお、パンチ装置24でのPS版20への
レジスタマーク、ケガキ線の付与は、PS版20のサイ
ズに応じて予め設定されている位置であってもよく、ま
た、殖版機16がレジスタマーク、ケガキ線を付与する
位置を指定しているときには、この指定した位置へ付与
するようにしてもよい。
【0051】殖版機16では、パンチ装置24から搬送
ロボット18によって取り出されたPS版20が、パン
チ装置24で穿設されたパンチ孔を基準にして装着され
る。殖版機16は、このPS版20の所定の位置に、予
め装填されている原稿フィルムに記録された画像を順次
焼付ける。この殖版機16で画像の焼付けが終了したP
S版20は、再度、搬送ロボット18によって取り出さ
れて、焼飛ばし装置12へ搬送される。
【0052】図10に示すように、焼飛ばし装置12
は、定盤52上にターンテーブル50と焼飛ばし用の光
源ユニット54と備えており、搬送ロボット18によっ
て載置されたPS版20がポジ型であるときには、殖版
機16から出力された焼飛ばしに関するデータに応じて
PS版20の四辺の非画像部分を露光するようになって
いる。
【0053】図11に示すように、焼飛ばし装置12の
定盤52の中央部に設けられたターンテーブル50の上
面には、複数の吸着溝80A、80B、80Cが形成さ
れている。これらの吸着溝80A〜80Cのそれぞれに
は、搬送ロボット18から受け渡されて載置されるPS
版20のサイズに応じて選択されて負圧が供給される。
このため、定盤52上に載置されるPS版20は、吸着
溝80A〜80Cに供給される負圧によってテーンテー
ブル50上に吸着されて保持される。
【0054】また、定盤52には、ターンテーブル50
の周縁でレール14側(図11の紙面上方側)に複数の
位置決めピン82A、82B、82Cのピン群がそれぞ
れ所定間隔で対で設けられている。これらの位置決めピ
ン82A〜82Cは、搬送ロボット18によって載置さ
れるPS版20にパンチ装置24で穿設したパンチ孔に
応じて選択されて、定盤52の下方の装置内部に設けら
れた図示しないエアーシリンダの駆動によって定盤52
上へ突出するようになっている。
【0055】搬送ロボット18は、PS版20を定盤5
2上に載置するときに、PS版20のパンチ孔を、定盤
52上に突出している位置決めピン82A〜82Cの何
れかを挿入して載置する。これによって、定盤52に載
置されているPS版20は、正確に位置決めされてター
ンテーブル50に保持される。このとき、殖版機16で
PS版20への画像の焼付け時に使用しているパンチ孔
を用いることにより、殖版機16で位置決めしたのと相
対的に同じ位置にPS版20を配置することができ、中
央部の画像が形成されている領域と、周縁の非画像領域
を殖版機16からのデータに基づいて正確に判別でき
る。
【0056】一方、定盤52には、パンチ装置24側に
位置決めピン84A、84B、84Cのピン群が突出可
能に設けられている。これらの位置決めピン84A〜8
4Cは、それぞれ位置決めピン82A〜82Cに対応し
ており、例えば、PS版20のパンチ孔に位置決めピン
82Aを挿入して位置決めし、このPS版20を図11
の紙面左回りに90°回転させることにより、このPS
版20のパンチ孔へ位置決めピン84Aが挿入可能とな
っている。すなわち、定盤52に載置されるPS版20
は、位置決めピン84A〜84Cによって位置決めした
ときに、ターンテーブル50を回転させることにより、
位置決めピン82A〜82Cによって位置決めしたのと
同じになる。これらの位置決めピン84A〜84Cは、
手作業でPS版20を定盤52上に位置決めするときに
用いられ、図示しない操作スイッチによって手動で選択
されたときに突出する。
【0057】焼飛ばし装置12のレール14と反対側に
は、光源ユニット54が設けられている。また、定盤5
2上には、光源ユニット54の両端部下方に、矩形上の
長孔86がレール14側(矢印B方向)へ向けて対で形
成され、光源ユニット54は、焼飛ばしを行うPS版2
0のサイズ及び領域(四辺のそれぞれの周端からの幅)
に応じて長孔86に沿って移動可能となっている。な
お、この光源ユニット54は、焼飛ばし装置12で焼飛
ばし処理を行う最大サイズのPS版20の一辺の寸法よ
りも長くされており、何れのサイズのPS版であって
も、PS版20の一辺の焼飛ばし処理を1回の露光作業
で行うことができるようになっている。
【0058】図12に示すように、定盤52の下方に
は、光源ユニット54の駆動部88が設けられている。
この駆動部88には、長孔86に沿って配設された長尺
のガイドレール90が設けられている。このガイドレー
ル90には、スライドベース92が摺動可能に係合して
いる。なお、ガイドレール90は、それぞれの長孔86
の近傍に対で設けられ、以下では、一方のみを説明して
他方の説明を省略する。
【0059】スライドベース92には、一対のブラケッ
ト94が取付けられている。それぞれのブラケット94
の先端部は、長孔86から定盤52上へ突設されて、光
源ユニット54の移動方向(矢印B方向)に沿って挟む
ように延設されている。それぞれのブラケット94の先
端部には、固定ブロック96が取付けられ、この固定ブ
ロック96と光源ユニット54のケーシング100は、
略L字状のアングル88を介して連結されている。一
方、ブラケット54の先端に取付けられた固定ブロック
96には、支持シャフト102が挿入されて固定されて
いる。
【0060】図11に示すように、支持シャフト102
は、光源ユニット54の長手方向に沿って、それぞれの
長孔86から突出したブラケット94に掛け渡されるよ
うに対で配設されている。それぞれの支持シャフト10
2は、中間部に複数の固定ブロック96が取付けられて
おり、それぞれの固定ブロック96と光源ユニット54
のケーシング100の間が、アングル98によって連結
されている。これによって、光源ユニット54がブラケ
ット96を介してそれぞれのスライドベース92に掛け
渡されて支持されている。
【0061】図12に示すように、スライドベース92
には、立壁104が形成されている。これらの立壁10
4は、ガイドレール90と平行に配設されている長尺の
ラックギヤ106の一端部側面に連結されている。
【0062】一方、長孔86の矢印B方向側には(図1
2の紙面左側)には、図示しないフレームに取付けられ
たベース板108に、ピニオンギヤ110とガイドロー
ラ112が取付けられている。ピニオンギヤ110はラ
ックギヤ106に噛合しており、ガイドローラ112は
ピニンギヤ110との間でラックギヤ106を挟持して
ラックギア106を相対移動可能に保持している。
【0063】このピニオンギヤ110は、他方の長孔8
6側にも設けられており、シャフト114を介して一体
に回転する。このシャフト114の中間部には、正確な
回転量で駆動する図示しない走行モータが連結されてお
り、走行モータの駆動によってピニオンギヤ110が回
転駆動すると、ラックギヤ106と共にスライドベース
92が移動し、光源ユニット54が矢印B方向及び矢印
B方向と反対方向へ正確な移動量で平行移動するように
なっている。
【0064】一方、スライドベース92には、エアーシ
リンダ116と、このエアーシリンダ116を挟んで一
対のガイド118が設けられており、それぞれが光源ユ
ニット54の下方に焼枠として配設されたフレームマス
ク120に連結されている。このエアーシリンダ116
は、通常、駆動軸116Aが突出しており、これによっ
て、フレームマスク120が定盤52の表面から離間し
て光源ユニット54に接近している。ここで、エアーシ
リンダ116が駆動して、駆動軸116Aを収縮させる
と、フレームマスク120が下降して定盤52上のPS
版20に当接するようになっている。
【0065】このフレームマスク120には、後述する
光源ユニット54から照射される露光用の光が通過する
焼付け開口120Aが形成されており、定盤52上に載
置して保持したPS版20の周縁部の所定の位置に対向
させたフレームマスク120を下降させてPS版20に
当接させることにより、PS版20の周縁の所望の領域
を光源ユニット54からの光によって露光できる。な
お、ガイド118は、フレームマスク120を下降させ
たときに、フレームマスク120を緩やかに移動させて
PS版20の表面へ当接させるショックアブソーバの役
目を有している。また、フレームマスク120の下側面
は、PS版20と接触したときに、PS版20の表面を
傷めることがなく、PS版20の肉厚により生じる定盤
52の表面との間の段差から不要に光が漏れることがな
いように柔軟な遮光部材が貼付されている。
【0066】図13には、光源ユニット54の概略構成
が示されている。この光源ユニット54は、ケーシング
100内には、長手方向に沿って長尺の水銀ランプ12
2が配設され、この水銀ランプ122の上方側に反射板
124が設けられている。この反射板124の上方側
は、排気ファン128と吸気ファン130を備えた遮熱
ダクト126によって覆われている。このため、水銀ラ
ンプ122を点灯させたときに、水銀ランプ122から
の放熱によって加熱される反射板124の周囲の空気を
ケーシング100外へ排出させて排熱すると共に外気を
反射板124の周囲に供給して水銀ランプ122を点灯
させることによるケーシング100内の加熱を防止して
いる。
【0067】一方、水銀ランプ122の下方側には、シ
ャッター132が設けられている。このシャッター13
2は、両端部がブラケット134を介してシャフト13
6に支持されている。このシャフト136は、アクチェ
ータ140の駆動力が、ギア142、138を介して伝
達されることにより回転し、このシャフト136と共に
シャッター132がシャフト136を中心に回転して、
シャッター132が水銀ランプ122の下方の遮光位置
から退避するようになっている(開閉動作の開)。
【0068】図12に示すように、ケーシング100の
下部には、水銀ランプ122からの光が通過する開口が
形成された開口部150が突設されており、この開口部
150がフレームマスク120の焼付け開口120A内
に入り込んでいる。このため、シャッター132を水銀
ランプ122の下方から退避させて開口部150の開口
を開放することにより、フレームマスク120を通過さ
せて定盤52上の所望の領域のみに水銀ランプ122か
らの光を照射できるようになっている。
【0069】図11に示すように、光源ユニット54の
中央部下方には、校正用マーカー144が設けられてい
る。校正用マーカー144はフレームマスク120の長
手方向の所定位置に設けられている。校正用マーカー1
44は、カバー146内にフレームマスク120の焼付
け用開口120Aへ出没可能な校正マーク用の校正マス
ク148を備えている。この校正マスク148は、所定
幅の矩形板状で、定盤52側(下方側)の面が、フレー
ムマスク120の下面と同一面上に設けられ、先端部が
フレームマスク120の下面に沿って焼付け用開口12
0A内へ突出するようになっている。
【0070】校正用マーカー144は、この校正マスク
148を焼付け用開口120Aの所望の位置へ正確に突
出させ、光源ユニット54によってPS版20の周縁の
非画像部分の焼飛ばし処理を行うときに、未露光状態の
校正用マークを記すようにしている。この校正用マーク
は、現像処理が終了したときに一定の面積となるように
形成される。絵柄面積率測定装置32では、このように
形成した校正用マークを読み取ることによってPS版2
0上の露光部と非露光部の濃度差を正確に識別できるよ
うになっている。一方、図10に示すように、焼飛ばし
装置12とバーコード貼付装置28の間には、ガイドレ
ール56が掛け渡されている。このガイドレール56に
は、複数の吸盤58を備えた搬送アーム60が設けられ
ている。この搬送アーム60は、定盤52上に載置され
たPS版20の周縁を吸盤58によって吸着すると、図
示しない駆動手段の駆動力によってバーコード貼付装置
28へ向けて移動し、この搬送アーム60に引っ張られ
て、定盤52上のPS版20が、バーコード貼付装置2
8へ搬送される。
【0071】バーコード貼付装置28には、焼飛ばし装
置12から搬送されたPS版20を載置する定盤62が
設けられ、この定盤62上でレール14と反対側の一端
部にラベル貼付器64が設けられている。また、定盤6
2上には、レール14と反対側に沿って複数の固定ピン
66が突設されており、焼とばし装置12と反対側の端
部には、固定ピン68が出没可能に配置されている。ま
た、定盤62上には、固定ピン66、68のそれぞれに
対向してプッシャーピン70、72が設けられている。
プッシャーピン70は、焼飛ばし装置12側に出没可能
に設けられ、長孔74に沿って固定ピン68へ向けて平
行移動可能となっている。また、プッシャーピン72は
レール14側に設けられ、長孔76に沿って固定ピン6
6へ向けて平行移動可能となっている。
【0072】このため、バーコード貼付装置28では、
定盤62上にPS版20を載置すると、固定ピン68、
プッシャーピン70を突出させると共に、プッシャーピ
ン70、72をそれぞれ長孔74、76に沿って移動さ
せて、PS版20を固定ピン66、68へ当接させて、
PS版20の周縁の所定の位置をラベル貼付器64に対
して位置決めするようになっている。このようにして定
盤62上で位置決めされたPS版20には、PS版20
のID番号、何れの画像の何色の画像であるか等をバー
コード化した図示しないラベルがPS版20の周縁の非
画像部分の一定位置に貼付される。
【0073】バーコード貼付装置28では、PS版20
にラベルを貼付すると、固定ピン68を傾倒させて定盤
62の上面から退避させた後、プッシャーピン70を長
孔74に沿ってさらに移動させてPS版20をベルトコ
ンベア26へ送り出すようになっている。なお、固定ピ
ン66、プッシャーピン70、72は、PS版20の周
縁端面と当接するピン上部が回転自在のローラピンとな
っており、これによって、定盤62上でのPS版20の
円滑な移動を可能としている。また、PS版20をベル
トコンベア26へ向け送り出すときには、固定ピン66
とプッシャーピン72がPS版20のガイドの役目をし
て、PS版20を真っ直ぐにベルトコンベア26へ向け
て移動させるようにしている。
【0074】ベルトコンベア26には、上端側がバーコ
ード貼付装置28から自動現像機30へ向けて駆動する
複数本の搬送ベルト78が設けられている。このベルト
コンベア26では、バーコード貼付装置28から送り込
まれたPS版20の先端を図示しない版検出センサによ
って検出すると、搬送ベルト78の駆動を開始して、P
S版20をバーコード貼付装置28から引き入れる。ま
た、ベルトコンベア26は、自動現像機30へ向けて搬
送しているPS版20の先端が自動現像機30側へ向け
て通過したことを図示しない版検出センサによって検出
すると、搬送ベルト78の駆動速度を切り換えて自動現
像機30内でのPS版20の搬送速度に合わせて搬送
し、PS版20を自動現像機30へ円滑に送り込むよう
になっている。
【0075】自動現像機30は、ベルトコンベア26か
ら送り込まれたPS版20を引き入れて、現像処理、不
感脂化処理及び乾燥の一連の処理を施して、殖版機16
による露光によって形成された潜像を顕像化する。自動
現像機30では、PS版20の現像処理が終了すると、
このPS版20を絵柄面積率測定装置32へ向けて送り
出す。絵柄面積率測定装置32では、例えばPS版20
の画像領域を複数の領域に分割し、そぞれの領域におけ
る画像面積から印刷時に必要なインク量を算出すると共
にPS版20に貼付されているラベルからバーコードを
読み取り、バーコード化された情報と算出したインク量
等の情報を磁気カード等の情報記録手段に記録するよう
になっている。
【0076】なお、絵柄面積率測定装置32では、PS
版20の周縁部の所定の位置に、校正用マークが形成さ
れていることにより、この校正用マークを基準としてP
S版20に記録さえた画像の必要インク量を正確に測定
できるようになっている。
【0077】絵柄面積率測定装置32から排出されたP
S版20は、図示しないストッカー等に集積された後、
前記した情報記録手段と共に印刷工程へ送られ、印刷用
の刷版として輪転機の版胴に装着される。このとき、P
S版20(刷版)は、パンチ装置24で穿設したパンチ
孔と、パンチ装置24で刻設したケガキ線によって正確
に位置決めされ、パンチ装置24で焼付けたレジスタマ
ークによって見当合わせが行われて、カラー印刷が行わ
れる。
【0078】なお、図14には、自動殖版システム10
の設置レイアウトの一例を示している。この自動殖版シ
ステム10を実際に設置するときには、搬送ロボット1
8の移動範囲内にある各種装置を保護柵264によって
区画し、搬送ロボット18の作動中は、この保護柵26
4内への立入りを禁止するよにしている。また、メンテ
ナンスや、PS版サプライヤ22へのPS版20の補給
等を行うときには、複数箇所に設けている扉266等か
ら保護柵264内に入るが、このとき、複数箇所に設置
している操作スイッチ268又は制御部44の操作によ
って搬送ロボット18を停止させ、作業時の安全性が確
保できるようにしている。
【0079】次に本実施の形態の作用を、図15及び図
16に示すフローチャートを参照しながら説明する。図
15は、自動殖版システム10でのPS版20の処理の
流れを示しており、図16は、PS版20の処理の流れ
の中での搬送ロボット18の作動を示している。
【0080】なお、搬送ロボット18は、レール14の
端部の原位置又は待機位置へ移動して、制御部44から
動作指示があるまで待機している。また、制御部44
は、殖版機16からのPS版20の要求又はパンチ装置
24、殖版機16からのPS版20の取り出し要求があ
ると、それぞれの要求に応じて搬送ロボット18を移動
させてPS版20を吸着保持させ、次工程へ搬送させる
ようにしている。
【0081】この自動殖版システム10では、PS版サ
プライヤ22の各トレイ36に予め所定のサイズのPS
版20が載置されて搭載されている。ここで、殖版機1
6に原稿フィルムが装填され、必要なPS版20のサイ
ズ等の処理データが入力されると、殖版機16では、自
動殖版システム10の制御装置44へ必要なサイズのP
S版を要求する。これによって、自動殖版システム10
では、図15に示すPS版20の処理を開始する。
【0082】図15に示すフローチャートの最初のステ
ップ300では、PS版サプライヤ22から搬送ロボッ
ト18によってPS版20を取り出し、このPS版20
をパンチ装置24へ受け渡す。
【0083】すなわち、図16のフローチャートに示す
ように、殖版機16からPS版20が要求されると(ス
テップ350で確認)、搬送ロボット18をPS版サプ
ライヤ22へ向けて移動させる(ステップ352)と共
に、殖版機16から要求されたサイズのPS版20を収
容しているトレイ36を選択してケーシング34から押
し出す(ステップ354)。この後、搬送ロボット18
の吸着フレーム42をトレイ36に積層されているPS
版20へ対向させて、PS版20を吸着保持して取り出
すPS版20の取り出し処理を行う(ステップ35
6)。
【0084】次に、PS版20を吸着保持してトレイ3
6から取り出した搬送ロボット18をパンチ装置24へ
向けて移動させ(ステップ358)、このPS版20を
パンチ装置24へ受け渡す(ステップ360)。これに
よって、PS版20は、パンチ装置24のパンチ定盤4
6上に載置される。このとき、制御部44は、パンチ装
置24での処理に必要な情報(例えばPS版20のサイ
ズ等)を出力する。
【0085】次に図15に示すフローチャートのステッ
プ302では、パンチ装置24のパンチ定盤46上に載
置したPS版20のサイズに応じて基準ピン166を移
動させ、次にプッシャーピン162、164によってP
S版20を押圧移動させて、基準ピン160、166へ
PS版20を当接させる。パンチ装置24では、このよ
うにして、PS版20をパンチャー48に対して位置決
めすると、吸着孔196吸着溝198に供給する負圧に
よってPS版20を吸着保持する。この後、PS版20
のサイズに応じて選択したパンチャー48によって、P
S版20を殖版機16及び印刷用の輪転機の版胴へ位置
決めするための版曲げ時の基準とするパンチ孔をPS版
20に穿設する。
【0086】次のステップ304では、制御部44から
出力された情報、すなわち殖版機16から出力された情
報に基づいてレジスタマーク付与装置20の保持部20
2とヘッド部204をそれぞれ矢印X方向及び矢印Y方
向へ移動させて、ヘッド部204をパンチ定盤46に吸
着保持されているPS版20の所定の位置に対向させ
る。この後、レジスタマーク焼付用ヘッド208の乾板
216の焼付孔に形成されているレジスタマークをPS
版20の所定の位置に焼付け、次に、遮光ペン228に
よって焼付けたレジスタマーク及びレジスタマークの周
囲に遮光インクを塗布する。
【0087】このとき、遮光ペン228のペン先240
をPS版20の表面に当接させた状態で、保持部202
及びヘッド部204をそれぞれ矢印X方向及び矢印Y方
向へ往復移動させることにより、遮光ペン228のペン
先240の移動軌跡を丸、三角、四角等の形状の渦巻状
として、遮光インクをPS版20の所定の範囲に連続し
て塗布することができ、遮光インクがPS版20上に垂
れ落ちるのを防止することができる。
【0088】次にステップ306では、制御部44から
出力された情報に基づいて保持部202及びヘッド部2
04を移動させてヘッド部204のケガキヘッド212
をPS版20の所定の位置に対向させ、ケガキヘッド2
12のエアーシリンダ248を駆動して、ケガキ針24
5をPS版20の表面に当接させる。この状態でヘッド
部204又は保持部202を一定量移動させて、PS版
20の表面にケガキ線を刻設する。
【0089】このようにして、パンチ装置24で、PS
版20へのパンチ孔の穿設、レジスタマークの焼付け及
びケガキ線の刻設を終了すると、次のステップ308で
は、搬送ロボット18によってパンチ定盤46上からP
S版20を取り出して殖版機16へ搬送し、殖版機16
にこのPS版20を装着する。
【0090】殖版機16では、搬送ロボット18によっ
てパンチ装置24から搬送されたPS版20が装着され
ると、このPS版20の所定の位置に順に原稿フィルム
に記録された画像を焼付ける(ステップ310)。この
とき、PS版20は、パンチ装置24で穿設されたパン
チ孔へピンが挿入されて殖版機16へ位置決めされてい
るため、PS版20には、パンチ孔に対して予め決めら
れた位置に正確に画像が焼付けられる。
【0091】殖版機16で画像の焼付けが終了すると、
搬送ロボット18によってPS版20が殖版機16から
取り外されて、焼飛ばし装置12へ搬送される(ステッ
プ312)。
【0092】すなわち、図16のフローチャートのステ
ップ362では、殖版機16でPS版20の焼付け処理
を行っているかを確認し、殖版機16でPS版20への
画像焼付けが行われているときには、ステップ364へ
移行して搬送ロボット18を殖版機16へ移動させる
か、移動可能な位置に待機する。この後、殖版機16で
のPS版20への画像焼付けが終了し、殖版機16から
PS版20の取り出し要求があると(ステップ366で
確認し、肯定判定されたときに)、ステップ368へ移
行して、殖版機16から搬送ロボット18によってPS
版20を吸着して取り出す。
【0093】次のステップ370では、搬送ロボット1
8を焼飛ばし装置12へ向けて移動させ、吸着保持して
いるPS版20を焼飛ばし装置12へ受け渡す(ステッ
プ372)。
【0094】一方、殖版機16がPS版20の非処理状
態であったときには(ステップ362で否定判定)、ス
テップ374へ移行する。このステップ374では、パ
ンチ装置24でのPS版20の処理が終了しているかを
確認し、パンチ装置24でのPS版20の処理が終わ
り、パンチ装置24からPS版20の取り出し要求があ
ると(ステップ374で肯定判定)、ステップ376へ
移行する。
【0095】このステップでは、搬送ロボット18をパ
ンチ装置24へ移動させ、次にパンチ装置24からPS
版20を吸着して取り出す(ステップ378)。このと
き、パンチ装置24では、位置決めピン160を移動さ
せて、PS版20をパンチャー48の下方から退避させ
て、PS版20を取り出すときに、PS版20がパンチ
ャー48に触れて傷つくのを防止している。
【0096】次のステップ280では、PS版20を吸
着保持した搬送ロボット18を殖版機16へ向けて移動
させ、殖版機16へPS版20を装着する(ステップ3
82)。
【0097】一方、図15に示すフローチャートのステ
ップ312でPS版20が受け渡される焼飛ばし装置1
2では、位置決めピン82A〜82CをPS版20のサ
イズに応じて選択し突出させ、搬送ロボット18が、P
S版20を定盤52上に載置するときに、PS版20に
穿設されているパンチ孔へ位置決めピン82を挿入す
る。これによって、PS版20を受け取るときに、PS
版20を定盤52上に正確に位置決めして載置すること
ができる。
【0098】この焼飛ばし装置12は、殖版機16から
焼飛ばし処理の必要なPS版20であり、焼飛ばしの領
域に関するデータが入力されたときに、焼飛ばし処理を
行う。このときには、焼飛ばし装置12が載置したPS
版20のサイズに応じて吸着溝80A〜80Cを選択し
て負圧を供給し、PS版20を吸着保持する。この後、
ターンテーブル50によるPS版20の回転と光源ユニ
ット54の移動によって、PS版20の周縁の非画像部
分の焼飛ばし処理を行う。このとき、校正用マーカー1
44の校正用マスク148によって、画像部分の基準、
すなわち露光部と未露光部の濃度差を明確にするための
校正用マークを形成する。
【0099】焼飛ばし装置12では、PS版20の焼飛
ばし処理が終了すると、PS版20の吸着保持を解除し
て、搬送アーム60によってPS版20をバーコード貼
付装置28へ搬送する(ステップ316)。バーコード
貼付装置28では、焼飛ばし装置12から送り込まれた
PS版20を位置決めすると、ラベル貼付器64によっ
て何れの画像の何色の版であるか等を示す所定のバーコ
ードが記されたラベルをPS版20に貼付する(ステッ
プ320)。
【0100】バーコード貼付装置28は、PS版20の
所定の位置にラベルを貼付すると、PS版20をベルト
コンベア26へ送り出す(ステップ322)。ベルトコ
ンベア26では、PS版20が送り込まれると、このP
S版20を自動現像機30の搬送速度に合わせて自動現
像機30へ送り出す(ステップ324)。なお、このベ
ルトコンベア26上にPS版20を載置すれば、手作業
でPS版20を自動現像装置30へ送り込んで現像処理
できるようになっている。
【0101】自動現像機30では、ベルトコンベア26
から送り込まれたPS版20を一定速度で搬送ながら現
像処理を行う(ステップ326)。自動現像機30で現
像処理の終了したPS版20は、自動現像機30から絵
柄面積率測定装置32へ送り込まれる。
【0102】絵柄面積率測定装置32では、焼飛ばし装
置12によって記された校正用マークを読み取って、画
像部分と非画像部分を検出するセンサの校正を行うと、
PS版20の画像部分の面積又は面積率を算出する(ス
テップ328、330)。この算出結果又は算出結果に
基づいて求められた印刷時に必要なインク量は、LSI
カード等の記憶媒体に記録される。
【0103】このように、自動殖版システム10は、従
来、殖版機16によって行っているPS版20の非画像
部分の焼飛ばし処理を専用に行う焼飛ばし装置12を備
えているので、殖版機16でのPS版20の周縁の非画
像部分の焼飛ばし作業が不要となり、殖版機16でのP
S版20の処理時間を短縮することができる。また、P
S版20の焼飛ばし処理を行うときに、殖版機16での
PS版20の位置決めと同一のパンチ孔でPS版20を
定盤52上に位置決めしているため、実質的に殖版機1
6で焼飛ばし処理を行うのと同等の精度で正確に焼飛ば
し処理を行うことができる。
【0104】パンチ装置24では、PS版20を殖版機
16へ位置決めするためのパンチ孔を穿設した後に、P
S版20にレジスタマークを付与している。このため、
殖版機16でレジスタマークを付与するのと同じ精度で
PS版20上の正確な位置にレジスタマークを焼付ける
ことができる。また、パンチ装置24でレジスタマーク
を焼付けることにより、殖版機16の作業をPS版20
への画像の焼付け(殖版)専用にすることができ、殖版
機16によるPS版20の処理時間を大幅に短縮するこ
とができ、殖版作業を円滑にかつ迅速に進行させること
ができる。
【0105】また、自動殖版システム10では、パンチ
装置24によってPS版20を印刷機の版胴へ装着する
ときの位置合わせを行うケガキ線を付与している。した
がって、自動殖版システム10で作成された刷版を用い
れば、印刷物に天地方向に沿ったズレ、色ズレ等の仕上
がり不良を生じさせることがなく、品質の良い印刷物を
印刷することができる。
【0106】また、自動殖版システム10では、焼飛ば
し装置28によってPS版20の焼飛ばし処理を行った
後、現像処理を行い、最後にインク量の算出を行う構成
としているため、従来、殖版作業とは別にオフラインで
行っているPS版20へのケガキ線の刻設に加えて、P
S版20に記録されている画像の絵柄面積率の測定によ
るインク量の算出までを自動的に行うことができてい
る。
【0107】したがって、製版された刷版を印刷に用い
るまでの印刷工程での作業が簡略化でき、効率的な印刷
作業を可能としている。すなわち、自動殖版システム1
0では、絵柄面積率の算出(インク量の算出)までの工
程を自動化して刷版を作成すると共に、それぞれの作業
を効率良く行うことによる刷版の作成時間の作成時間の
短縮を図ることができるため、短時間に多量の刷版を効
率的に作成することができる。
【0108】なお、本実施の形態に適用した自動殖版シ
ステム10は、本発明の構成を限定するものではなく、
本発明は種々の構成の自動殖版システムに適用すること
ができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の自動製版シ
ステムでは、従来、オフラインで行っている感光性平版
印刷版へのラベルの貼付、印刷時に必要なインク量の算
出までを自動化して行うため、印刷工程での作業の簡略
化を図ることができる。
【0110】これに加えて、本発明では、従来、焼付装
置によって行っている感光性平版印刷版へのレジスタマ
ークの付与をパンチ部で行うようにしているため、製版
時間の短縮を図ることができ、短時間に多量の刷版を効
率良く作成することができる。また、本発明では、パン
チ部で感光性平版印刷版にケガキマークを付与し、従
来、オフラインで行っている感光性平版印刷版へのケガ
キマークの付与作業を自動化しているため、製版作業を
効率良く行うことができかつ、印刷物に画像のズレや色
ズレ等が生じることのない刷版を作成することができる
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した自動殖版システムの概
略構成を示す斜視図である。
【図2】パンチ装置の概略構成を示す斜視図である。
【図3】パンチ装置のパンチ定盤を示す概略平面図であ
る。
【図4】パンチ装置に設けたプッシャーを示すパンチ定
盤の要部断面図である。
【図5】パンチ装置に設けたプッシャーを示す概略平面
図である。
【図6】パンチ装置に設けたレジスタマーク付与装置の
ヘッド部を示す概略平面図である。
【図7】ヘッド部の遮光ヘッドを示す要部断面図であ
る。
【図8】ヘッド部のケガキヘッドを示す概略斜視図であ
る。
【図9】ケガキヘッドを示すヘッド部の要部断面図であ
る。
【図10】焼飛ばし装置とバーコード貼付装置の概略構
成を示す要部平面図である。
【図11】焼飛ばし装置の概略構成を示す平面図であ
る。
【図12】焼飛ばし装置の露光ユニットを示す定盤の要
部断面図である。
【図13】露光ユニットの内部の概略構成を示す要部斜
視図である。
【図14】本実施の形態に適用した自動殖版システムの
設置レイアウトの一例を示す概略ブロック図である。
【図15】自動殖版システムでのPS版の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図16】自動殖版システムの搬送ロボットの作動の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動殖版システム(自動製版システム) 12 焼飛ばし装置 16 殖版機 18 搬送ロボット(搬送手段) 20 印刷版(感光性平版印刷版) 22 PS版サプライヤ(印刷版収容部) 24 パンチ装置 28 バーコード貼付装置 30 自動現像機 32 絵柄面積率測定装置 44 制御盤 200 レジスタマーク付与器 208 レジスタマーク焼付用ヘッド 210 遮光ヘッド 212 ケガキヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殖版機によって感光性平版印刷版に画像
    を焼付けて印刷用の刷版を作成する自動製版システムで
    あって、 未露光の感光性平版印刷版を積層して収容する印刷版収
    容部と、 前記感光性平版印刷版の所定の位置に画像焼付け時及び
    印刷時の位置決め用のパンチ孔を穿設するパンチ部と、 前記殖版機によって焼付けられた前記感光性平版印刷版
    の画像領域の周縁を露光する焼飛ばし部と、 前記印刷版収容部と前記パンチ部と前記焼飛ばし部と前
    記殖版機との間で前記感光性平版印刷版を搬送する搬送
    手段と、 前記感光性平版印刷版へ前記殖版機によって焼付けられ
    た画像を特定するためのラベルを貼付するラベル貼付部
    と、 前記殖版機によって画像が焼付けられた前記感光性平版
    印刷版を現像処理する現像部と、 前記現像装置によって現像処理された前記感光性平版印
    刷版の印刷時に必要なインク量を算出するための絵柄面
    積率測定部と、 前記殖版機からの要求に応じて前記印刷版収容部及び前
    記搬送手段を作動させて前記未露光の感光性平版印刷版
    に前記パンチ部で所定の処理を施して殖版機へ供給する
    と共に、前記殖版機での画像焼付の終了した前記感光性
    平版印刷版を前記殖版機によって指定された処理を施す
    ために前記焼飛ばし装置へ受け渡す制御部と、 を含むことを特徴とする自動製版システム。
  2. 【請求項2】 前記パンチ部が多色印刷における印刷物
    の色ズレを防止するためのレジスタマークを付与するレ
    ジスタマーク付与手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の自動製版装置。
  3. 【請求項3】 前記パンチ部が印刷時に前記感光性平版
    印刷版の天地方向の位置決めを行うためのケガキマーク
    を刻設するケガキマーク付与手段を備えたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2の何れかに記載の自動製版シ
    ステム。
JP7232732A 1995-09-11 1995-09-11 自動製版システム Pending JPH0980760A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412309B1 (ko) * 2001-08-22 2003-12-31 김경한 바코드 라벨 프린터
JP2004309670A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Adtec Engineeng Co Ltd 搬送システムを備えた露光装置

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KR100412309B1 (ko) * 2001-08-22 2003-12-31 김경한 바코드 라벨 프린터
JP2004309670A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Adtec Engineeng Co Ltd 搬送システムを備えた露光装置

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